JPH1092811A - 半導体装置、その製造方法及び反射型液晶表示装置 - Google Patents
半導体装置、その製造方法及び反射型液晶表示装置Info
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- JPH1092811A JPH1092811A JP18494697A JP18494697A JPH1092811A JP H1092811 A JPH1092811 A JP H1092811A JP 18494697 A JP18494697 A JP 18494697A JP 18494697 A JP18494697 A JP 18494697A JP H1092811 A JPH1092811 A JP H1092811A
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Abstract
な半導体チップを形成する。 【解決手段】 半導体基板310上に絶縁膜と配線とが
積層形成されているチップ348において、上面を平坦
に形成した最上層間絶縁膜342の上に、腐食に強いT
iN/Tiからなる薄い最上配線層344を形成して実
質的にチップ表面に露出させ、前記最上層間絶縁膜34
2の表面に、P−SiNからなる保護膜を被せてチップ
保護性を持たせると共に、前記最上配線層344上に、
鏡面状平坦面を有する薄い絶縁膜346を積層する。
Description
製造方法及び反射型液晶表示装置に係り、特にチップの
表面に液晶等、他の部品や装置を直に取付けて用いるの
に好適な半導体装置、その製造方法、及び、該半導体装
置を用いた反射型液晶表示装置に関する。
リコン(Si)等の半導体基板に形成された各種素子
と、これら素子を動作させるために基板上に形成された
多層配線とを含むチップを有している。この多層配線
は、通常、基板上にCVD(Chemical Vapor Depos
ition )等で堆積したシリコン酸化膜等の層間絶縁膜上
に、Al−Si合金等のAl系材料を積層して金属膜を
形成した後、該金属膜を所定のパターンに加工して配線
を形成し、更にその上に他の層間絶縁膜を堆積させると
いう工程を、必要に応じて繰り返すことにより形成され
ている。
うに、半導体チップ上に反射型の液晶等を載せて駆動す
る場合は、層間絶縁膜や最上層の絶縁膜であるパッシベ
ーション膜を、極めて平坦性が高い鏡面状に仕上げ、し
かもできるだけ薄くしたいという要求があった。
n On Glass)の塗布及びエッチバック等の方法では、
配線段差を、その上層の配線が容易になる程度に平滑化
することは可能であるが、鏡面に近い、極めて平坦性の
高い状態にすることはできない。平坦性が極めて高い状
態にする方法として、CMP(Chemical Mechanical
Polishing)法があり、この技術を従来のような多層配
線の絶縁膜に適用し、その表面を平坦化する場合を考え
る。
た厚さT1 の配線2と、その上に形成された厚さT2 の
平坦な絶縁膜3とが示してあるが、この絶縁膜3を上記
CMP法で形成するためには、初めに少なくとも二点鎖
線で示すT3 (=T1 +T2)の厚さに絶縁材料を堆積
させた後、T2 を越える厚さ分(T3 −T2 )を研磨す
る必要がある。即ち、上記CMP法で絶縁膜を平坦化す
るためには、配線2の分の段差T1 の2倍以上の膜厚の
絶縁材料を堆積し、その段差分以上を研磨する必要があ
る。
大きく、研磨量(厚さ)の10%以上のばらつきが起こ
り得ることから、平坦化のためには研磨量はできるだけ
少ない方がよい。
l系材料を使用する場合には、電極や配線として機能さ
せるためには、例えば0.5μm以上に厚くする必要が
あり、従って研磨量も0.5μm以上必要となる。この
ように配線2をAl系材料で形成する場合には、研磨量
が厚くなることから、研磨のばらつきを考えると鏡面状
の平坦面を形成するためには問題がある。
膜3をCMP法で形成する場合、通常用いられるAl系
の配線材料は比較的軟らかいため、配線2が有るところ
と無いところで力のかかり具合が異なるためか、厚さが
不均一になり易いという欠点があり、この点でも完全な
平坦化が難しい。
膜厚のAl系の材料で形成した配線上に、薄く且つ完全
に平坦な鏡面状平坦面を有する層間絶縁膜やパッシベー
ション膜を形成することが極めて困難であるという問題
があった。
を防止するために、チップ保護膜として、その最上層に
主としてプラズマCVD(Chemical Vaper Deposit
ion)により堆積した窒化ケイ素(以下、p−SiNと
記す)膜を用いている。
要部断面を模式的に拡大して示してある。即ち、この半
導体チップは、いわゆるMOSトランジスタを構成する
ソース・ドレイン等が作り込まれたシリコン(Si)か
らなる半導体基板10上に、LOCOS12を介して第
1層間絶縁膜14、第2層間絶縁膜16及び第3層間絶
縁膜18が順に積層されている。又、上記第1層間絶縁
膜14上には、下層のゲート電極20にコンタクト孔を
介して接続された第1配線層22が、又、第2層間絶縁
膜16上には第2配線層24が、それぞれ積層されてお
り、最上層の第3層間絶縁膜18の開口部には露出され
た第2配線層24からなるボンディングパッド26が形
成されている。この半導体チップでは、最上層の上記第
3層間絶縁膜18が、チップ保護膜である。
より、上記ボンディングパッド26を介して行う通常の
ボンディングによる接続以外に、例えばSiチップベー
スド液晶のように、チップ上に他の部品や装置を直接取
付けて電気的に接続させる場合が出てきている。
の部品や装置を直接取付けて電気的に接続させる場合に
は、前記図21に示したような半導体チップのように、
最上配線層上にチップ保護膜を形成することができない
という問題もあった。
くなされたもので、表面に液晶を載せるのに適したチッ
プを有する半導体装置及び、その製造方法を提供するこ
とを第1の課題とする。
面が極めて平坦な鏡面状平坦面を有する絶縁膜を形成す
ることを第2の課題とする。
置を直接取付けることができるよう、チップ内部を十分
に保護することを第3の課題とする。
れた反射型液晶表示装置を提供することを第4の課題と
する。
体基板上に複数の絶縁膜と配線層が積層形成されたチッ
プを有する半導体装置を、上面が平坦に形成された最上
層間絶縁膜と、該最上層間絶縁膜の平坦面上に積層され
たAl系材料に比べて硬度の大きい金属で形成され、厚
さが0.5μm以下の所定パターンの最上配線層と、該
最上配線層上に積層された、鏡面状平坦面を有するパシ
ベーション膜とが形成された構成とすることにより、前
記第1及び第2の課題を解決したものである。
常、配線材料として用いられるAl系材料に比べて十分
な硬さを有する、例えばチタン系の材料で所定パターン
の薄い最上配線層を形成することにより、その上に堆積
した絶縁材料を十分に薄く、しかも鏡面状の平坦面に研
磨することが可能となる。ここで、Al系材料に比べて
十分な硬さを有する材料としては、Ti、Cr、Co、
Ni、Mo、W、Pt又はこれらのシリサイド又はこれ
らとその上に形成されたTINとの複合膜を用いること
ができる。
縁膜と配線層が積層形成されたチップを有する半導体装
置の製造方法において、堆積させた絶縁材料を平坦化し
て最上層間絶縁膜を形成する工程と、該最上層間絶縁膜
の平坦面上に所定パターンの最上配線層を形成する工程
と、該最上配線層上の基板全体に、鏡面状平坦面を有す
る最上絶縁膜を形成する工程とを有することにより、上
記半導体チップを確実に製造可能としたものである。
縁膜と複数の配線層が積層形成されたチップを有する半
導体装置において、最上配線層直下の最上層間絶縁膜に
チップ保護性を持たせ、最上配線層に腐食に強い材料を
用いて、該最上配線層を実質的にチップ表面に露出させ
ることにより、前記第1及び第3の課題を解決したもの
である。ここでチップ保護性というのは、半導体素子に
悪影響を与える各種の外部要因の影響を受けないように
チップを保護することをいう。そのために要求される特
性として、1)保護膜自体にピンホール、クラック、微
小欠陥が存在しないこと、2)配線、特にAl系の配線
の腐食を誘発する水分の浸透を防止できること、3)半
導体基板界面に形成されたトランジスタ等の特性を劣化
させるアルカリイオン、特にNa+イオンの浸透を防止
できることである。このような特性を有する保護膜とし
てはプラズマCVD法で形成するシリコン窒化膜、酸化
シリコン窒化膜等が用いられる。
用いられるAl−Si合金等に比べて腐食に強い材料を
用い、且つ、チップ内部を保護するために、その直下の
最上層間絶縁膜にチップ保護性を持たせることにより、
チップの信頼性を確保した上で、上記最上配線層を実質
的に剥き出しの状態で使用可能とし、チップに他の部品
や装置を直接取付けて電気的に接続することが可能とな
る。
装置において、上面が平坦に形成された最上層間絶縁膜
と、該最上層間絶縁膜の平坦面上に積層され、Al系材
料に比べて硬度の大きい金属で形成され、厚さが0.5
μm以下の所定パターンの最上配線層と、該最上配線層
上に積層された、鏡面状平坦面を有するパシベーション
膜を有するチップ、又は、上面が平坦に形成され、且つ
チップ保護性を有する最上層間絶縁膜と、該最上層間絶
縁膜の平坦面上に積層され、腐食に強い特性を有する材
料からなる最上配線層とを有するチップと、該チップ上
に配設された、該チップにより駆動される反射型の液晶
部とを備えることにより、前記第4の課題を解決したも
のである。
は、薄く且つ鏡面状平坦面にする最上絶縁膜がパッシベ
ーション膜であり、その下地となる最上配線層の段差を
小さくするために、(1)最上層間絶縁膜をCMPによ
り平坦化し、(2)その上の最上配線層をAl系材料で
なく、Al系材料に比べて硬度の大きい金属を、厚さが
0.5μm以下の薄膜で形成する。
CMPを行う際に、まず研磨する第2の絶縁膜に比べ十
分研磨速度の小さい第1の絶縁膜を堆積し、その上に第
2の絶縁膜を上記Al系材料に比べて硬度の大きい膜か
らなる薄層導電膜の膜厚の2倍程度堆積し、研磨速度の
小さい第1の絶縁膜をストッパとして上記第2の絶縁膜
をCMPで研磨する。
微小な欠陥が入るため、パッシベーション膜の絶縁性を
確保する上から、更にその上に薄い絶縁膜を堆積する。
又、このようにしてパッシベーション膜を形成する場
合、上記最上配線層にはダイ・ボンディングができない
ため、下層配線層を引き出してボンディングパッドを形
成する。
適用した、第1発明の、より具体的な実施形態を詳細に
説明する。なお、本発明は、半導体装置が有するチップ
の積層構造に特徴があるため、それに関係する配線工程
を中心に説明する。又、ここでは、MOS型半導体装置
を例にとるが、必ずしもその必要はない。
実施形態である半導体チップの製造方法を説明するため
の部分断面図である。図1には、素子を構成するソース
・ドレイン等が作り込まれた、例えばSiの半導体基板
110上に、LOCOS112を介して、第1層間絶縁
膜114、第2層間絶縁膜116及び第3層間絶縁膜1
18が順に積層され、又、上記第1層間絶縁膜114上
には、下層のゲート電極120に、ヴィアホールを介し
て第1配線層122が、又、第2層間絶縁膜116上に
同様に第2配線層124が、それぞれ積層された状態で
示してある。ここでは、第3層間絶縁膜118を積層し
た工程までを示してある。
は、NSG(Non-doped Silicate Glass)と、その
上のBPSG(Boron Phosphorous Silicate Gla
ss)の2層(図示せず)からなり、第2、第3層間絶縁
膜116、118は、いずれもTEOS(Tetra Eth
yl Ortho Silicate )を原料にしてプラズマCVD
で積層した酸化ケイ素膜(以下、p−TEOSとも記
す)である。又、ゲート電極120はポリシリコン(p
−Si)、第1、第2配線層122、124は、Al系
材料であるAl−Si合金(但し、これに限定されな
い)で形成されている。 次いで、図2に示すように、
上記第3層間絶縁膜118上に第3層目のメタルとし
て、例えばAl−Siを堆積し、この第3層メタルを適
当な方法でパターニングして、第3配線層126を形成
する。なお、この第3配線層126は、その一部をボン
ディングパッド126Aとして利用するため、ボンディ
ングをするのに十分な膜厚、例えば0.5μmにする。
この図2に示す状態までは常法に従って製造することが
できる。
間絶縁膜)128を形成する。これは、どのような方法
で形成しても構わないが、例えば図2の状態にp−TE
OSを1.4μm堆積し(図示せず)、この厚い酸化ケ
イ素をCMP法を用いて0.7μm研磨し、図3の破線
で示した厚さにする。次いで、その上にp−TEOSか
らなる絶縁膜128Aを更に0.2μm堆積し、CMP
による微小欠陥を被覆することにより、平坦面を有する
第4層間絶縁膜128を形成する。その後、常法によ
り、ヴィアホール130を形成し、図3の状態にする。
ィングパッド126Aとなる領域(図中右側)の第4層
間絶縁膜128には、ヴィアホールを形成しないように
する。但し、場合によってはボンディングパッド126
Aの領域にヴィアホールを形成しても構わないが、ここ
では、後に行うCMPによるパッシベーション膜の平坦
化のために、大きな領域の段差は望ましくないので形成
していない。
Al系材料より硬度の大きい材料としてTiを0.03
μm、引き続きその上にTiNを0.1μm堆積すると
共に、適当な方法でパターニングし、図4に示すように
第3配線層126に電気的に接続された第4配線層13
2を形成する。その際、TiN/Ti膜はボンディング
に適さないため、ボンディングパッド部分のTiN/T
i膜はエッチングして除いておく。
膜としてパッシベーション膜を形成する。そのために、
まず、第1の絶縁膜134としてプラズマCVD法によ
る窒化硅素膜(以下、p−SiNという)を0.3μm
堆積し、引き続き第2の絶縁膜136としてp−TEO
Sを0.4μm程度堆積し、図5の状態にする。
を、例えば0.5μm研磨することにより、図6に示す
ように、p−TEOSで第1の絶縁膜134の凹部を埋
めると共に、第4配線層132の上方の平坦部には第2
の絶縁膜136が実質上無い状態にする。この工程で
は、第1の絶縁膜134のp−SiNは、p−TEOS
に比べてCMPによる研磨レートが半分以下であるた
め、該第1の絶縁膜134を研磨時のストッパとして機
能させることが可能となり、この機能により、p−Si
Nを主体とする膜厚がほぼ0.3μmの均一な平坦面を
CMPにより安定して形成することができる。
138としてp−SiNを0.2μm堆積し、上記CM
Pにより生じた微小欠陥を被覆し、保護することによ
り、パッシベーション膜140が完成する。
面状の平坦面を有する、実質上p−SiNのみからなる
約0.5μmの薄いパッシベーション膜140を形成で
きる。酸化硅素膜の比誘電率は3.9程度、窒化硅素膜
の比誘電率は7.5程度であるため、酸化膜厚換算する
と0.5μm×3.9/7.5=0.26μm程度の薄
いパッシベーション膜を形成することに相当する。
パッド126A上の絶縁膜を開口する。これは、第3の
絶縁膜138であるp−SiN、第2の層間絶縁膜13
6であるp−TEOS、第1の絶縁膜134であるp−
SiN及び第4層間絶縁膜128のp−TEOSの順に
エッチングを行うことにより形成できる。2番目のp−
TEOSのエッチングは、ボンディングパッド部分の第
1の絶縁膜134が堆積時に、僅かに窪んでいるため、
その部分にCMP後にもp−TEOSが残っている可能
性があるために行っている。なお、図8には、断面を表
すのに使用した網かけの意味を併せて示した。
ば、Al系材料に比べ硬さの大きい材料を最上配線層と
して用いたので、CMPの際に配線層の変形が生じにく
いため、薄く且つ鏡面状の平坦性を持つパッシベーショ
ン膜140を安定して形成することができた。従って、
パッシベーション膜140上に、例えば第4配線層13
2を一方の電極とするキャパシタを構成する場合には、
両電極の間隔を狭く、しかも面方向に均一にすることが
可能となるため、高精度のキャパシタを構成することが
可能となる。又、パッシベーション膜140の鏡面状平
坦面を光の反射面として利用する場合には、完全な正反
射を行わせることができる。
を最上配線層として用いたが、これに限定されず、T
i、Cr、Co、Ni、Mo、W、Pt又はこれらのシ
リサイド又はこれらとその上に形成したTiNとの複合
膜を用いることができる。
ず、パッシベーション膜140の厚さは0.6μm以
下、それを形成するための第1の絶縁膜134は0.4
μm以下、第2の絶縁膜136は0.2〜0.5μm、
第3の絶縁膜138は0.1〜0.3μmを好ましい範
囲として挙げることができる。
2は、全体で0.1〜0.2μmが好ましく、その場
合、TiNは0.07〜0.15μm、Tiは0.02
〜0.05μmが好ましい。
誘電率を基準にした酸化膜厚に換算して0.3μm以下
にすることが望ましい。
が、第1発明は、第1実施形態に示したものに限られる
ものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
である。
ョン膜を対象に第1発明を説明したが、層間絶縁膜を対
象にしてもよい。この場合、その層間絶縁膜上に電極を
載せることにより、精度の良い容量素子を形成すること
ができる。
る。
態の半導体チップを製造する工程の特徴を、その工程の
順に示した要部断面図である。以下、これらの図に従っ
て順次説明する。
なる半導体基板210上に通常の工程でMOSトランジ
スタを形成する。この工程は、前記図21に示した従来
の半導体チップの場合と実質的に同一で、半導体基板2
10上にLOCOS212が積層され、又、ソース・ド
レイン間のゲート酸化膜上にはポリシリコン(p−S
i)からなるゲート電極214が形成されている。
縁膜216として、破線で示す、例えば1000〜20
00ÅのNSG(Non Silicate Glass)を、引き
続き4000〜8000ÅのBPSG(Boron Phosp
horous Silicate Glass)を堆積し、表面段差を緩
和するために、例えば900〜950℃で20〜60分
間のアニールを施した後に、該第1層間絶縁膜216に
コンタクトホール216Aを開口する。
間絶縁膜216上に第1配線層218を、例えば0.4
〜1.0μmのAl−Si合金層をスパッタ法により堆
積させ、それを既知の方法でパターニングすることによ
り形成する。
そのために、まず、図12に示すように、例えばTEO
S(Tetra Ethyl Ortho Silicate )を原料と
し、プラズマCVDにより堆積した酸化ケイ素膜(以
下、p−TEOS膜と記す)220を約1.0〜2.0
μmの厚さで形成する。そして、CMP(Chemical M
echanical Polishing)法により、上記p−TEOS膜
220に対して約0.5〜1.0μmの研磨を行うこと
により、その表面を平坦化する(但し、平坦化した直後
の状態は図示を省略してある)。このp−TEOS膜2
20の表面の平坦化は、完成後のチップ上に別の装置等
を接着し、電気的に接続する場合に、表面を平坦にする
ことにより接触を確実にするために行っている。
220に、チップ保護膜221として約0.2〜0.8
μmのp−SiNを堆積することにより、図13に示す
ように、p−TEOS膜220とチップ保護膜221と
からなる二層構造の第2層間絶縁膜(最上層間絶縁膜)
222を形成する。ここで堆積したp−SiNは、通常
の半導体でチップ保護膜として広く利用されている材料
である。
プ保護膜221をp−SiNにより形成し、このチップ
保護膜221より内側のチップ内部を保護するようにし
ている。即ち、この保護膜221を積層することによ
り、第2層間絶縁膜にチップ保護性を付与している。
間絶縁膜222を貫通して第1配線層218に達するヴ
ィアホール224を所定の位置に開口する。
(最上配線層)226を形成する。これは、上記第2層
間絶縁膜222の表面全体と共にヴィアホール224の
内部に約0.02〜0.1μmのTi(チタン)を、引
き続きその上に約0.05〜0.20μmのTiN(窒
化チタン)をそれぞれ堆積して、TiN/Tiの2層構
造の導電膜を形成した後、更に、該導電膜を既知の方法
でパターニングすることにより形成する。
剥き出しのままの状態にする。このように、TiN/T
iからなる導電膜を、チップ表面に剥き出しにする配線
の材料として用いるのは、これがAl−Si合金等に比
べて耐腐食性に優れるためである。
れた状態を示したもので、このようにすることにより、
該第2配線層226と第1配線層218との導通が達成
される。通常のチップであれば、最上配線層である上記
第2配線層226の上に、例えばp−SiN等の保護膜
となる絶縁膜を形成するが、本実施形態においては、こ
のような保護膜を形成しない。
は、最上配線層として耐腐食性に優れた材料からなる第
2配線層226を形成し、且つ、その直下の第2層間絶
縁膜222にチップ保護性を付与したので、チップ内部
を確実に保護できると共に、第2配線層226が剥き出
しの状態でも腐食を防止できることから、半導体装置の
信頼性を確保できる上に、チップ上に他の部品や装置を
直付けして電気的に接続することができる。このよう
に、チップに直付けする装置(部品)としては、例え
ば、前記第2配線層226を電極として、誘電体反射膜
を介して取付ける液晶を挙げることができる。
直接他の部品や装置を電気的に接続できる上に、耐腐食
性に優れた信頼性の高い半導体装置を提供することがで
きる。
として用いる材料として、Tiとその上に形成したTi
Nとの2層膜を用いたが、本発明はこれに限定されず、
他の材料を用いることができる。
と水溶液による腐食に別れる。金属の酸化のしやすさ
は、酸化物を作る時の自由エネルギーが目安となり、自
由エネルギーが負になるほど酸化しやすい。この値がA
lより大きく酸化しにくい金属としてはTi、Cr、C
o、Ni、Mo、Ag、W、Pt、Au等が上げられ
る。水溶液による腐食は、金属原子がイオンとして溶出
して生じる。2つの金属を電解液中におき電気的に接続
すると、陽極側の金属はイオン化して陰極側へ移動し、
陽極側に電離によって生じた電子は外部接続を通じて陰
極側に流れ、水素イオンを還元してOH−イオンを生じ
る。電子を陽極から陰極へ移すに要する仕事はこの反応
に伴う自由エネルギーの変化ΔGであり、ΔGは標準電
極電位Eに比例し、金属が陽極的なものほど腐食されや
すい。このイオン化傾向を示すEの値が、Alより小さ
く腐食しにくい金属としては、Ti、Cr、Co、N
i、Mo、Ag、W、Pt、Au等がある。よって第2
実施形態の腐食に強い材料としてこれらの金属を用いる
ことができる。
施形態と異なり、最上配線層を形成した後は、CMP工
程を用いることがないので、AgやAuの柔らかい金属
を用いても不都合はない。又、TiNやWは腐食に非常
に強い材料であるので、前記金属に限らず、例えばAl
系材料等を含めた配線の少なくとも上表面がTiN若し
くはWで覆われているものも用いることができる。
て説明する。
製造する工程の1つを示す部分断面図であり、この断面
図の状態は、前記第2実施形態の第2配線層226の上
に、更に酸化ケイ素からなる通常の絶縁膜228を、既
知の方法により積層した工程に当る。
の方法により第2配線層と実質上同一の高さまでエッチ
バックし、該第2配線層226のパターニングの結果生
じている段差をも、残存絶縁膜228Aにより平坦にす
ることにより、図17に示す断面形状を有する第3実施
形態の半導体チップとする。
2配線層226の上には、ヴィアホール224の上方を
除き、絶縁膜228Aが存在していない。但し、この場
合も他の装置等と電気的に接続できるならば、多少の絶
縁膜が上記第2配線層226上に残っていても差し支え
はない。
半導体チップの要部構成を示す部分断面図であり、この
チップは、前記図15に示した第2実施形態のチップに
ボンディングパッド230を追加した構成になってい
る。なお、この図18には、断面図を表わすのに使用し
た網掛の意味も合せて示してある。
外部との電気的信号のやり取りを、チップの最上配線層
を剥き出しにし、外部の他の装置と直接電気的に接続さ
せることを想定しているが、それに加えて、通常のチッ
プと同様のワイヤボンディングを行うことができるよう
にもしてある。但し、最上配線層である前記第2配線層
226を構成するTiN/Tiではボンディングは困難
であるため、下層の第1配線層を形成する際に、ボンデ
ィングパッド部分の金属層を同時に形成しておき、その
上方の第2層間絶縁膜222を開口してボンディングパ
ッド230を形成している。
が、第2発明は、前記第2乃至第4実施形態に示したも
のに限られるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能である。
膜222を構成するp−TEOS膜220が前記CMP
法により平坦化されている場合を示したが、これに限定
されず、必ずしも研磨しなくてもよい。
を付与するために、その表面にチップ保護膜221を被
せた場合を示したが、該第2層間絶縁膜222全体を、
チップ保護性を有する材料で形成するようにしてもよ
い。
に説明する。
装置の構成を示す断面図である。
の半導体基板310には、例えば埋込エピタキシャルに
よりP+埋込領域312とN+埋込領域314が形成さ
れ、その上に、それぞれPウエル316とNウエル31
8が形成されている。該Pウエル316とNウエル31
8は、例えばLOCOS320で分離されている。各ウ
エル316、318上には、それぞれ、ソース領域32
2、ドレイン領域324及びゲート電極326を形成す
ることにより、高耐圧のトランジスタがマトリクス状に
形成されている。
330上には、例えばアルミニウム(Al)系材料の第
1配線層332が形成されている。該第1配線層332
を覆う第2層間絶縁膜334上には、例えばAl系材料
の第2配線層336が形成されている。該第2配線層3
36を覆う第3層間絶縁膜338上には、例えばAl系
材料の第3配線層340が形成されている。該第3配線
層340を覆う第4層間絶縁膜(最上層間絶縁膜)34
2の表面は、第1発明によりCMP法で研磨して平坦化
されると共に、第2発明によりチップ保護性が持たさ
れ、その上には、第2発明により、例えばTiN/Ti
材料の第4配線層(最上配線層)344が形成されてい
る。この第4配線層344は、チップ上に配置される液
晶の画素電極層となっており、その上には、チップ保護
膜(第1発明の最上絶縁膜)346を形成することがで
きる。又、第2発明の実施形態のように、TiNは腐食
に強い材料であるので、チップ保護膜を形成しなくても
よい。更に、第3実施形態のように最上配線層344を
形成後に、酸化ケイ素等の絶縁膜を堆積し、該絶縁膜を
最上配線層と実質上同一の高さまで除去し、該最上層配
線間に該絶縁膜を形成することによってチップ表面を平
坦化してもよい。
護膜346まで(又はチップ保護膜を形成しないときは
第4配線層344迄)に液晶駆動用のチップ348が構
成されており、このチップ348の上に液晶部350が
配置される。該液晶部350は具体的には、鏡面仕上げ
されたチップ348の保護膜(又は第4配線層344)
上に形成される、入射光を反射するための、反射面が平
坦化された誘電体反射膜352と、その上に間隔をあけ
て配置される透明電極354と、前記誘電体反射膜35
2と透明電極354との間に封入された液晶356と、
前記透明電極器354上に配置される液晶保護用のガラ
ス358を用いて構成されている。ここで誘電体反射膜
352は、例えば電子ビーム蒸着法で形成した酸化チタ
ンが用いられる。酸化チタンは屈折率が高く、光の反射
膜として用いるのには好適であるが、多孔質な膜であ
り、又絶縁性も悪くチップ保護膜としての機能は持たな
い。
から矢印A方向に入射するS偏光の入射光を、平坦化さ
れた誘電体反射膜352で再び表面方向に反射する際
に、S+P偏光の反射光の強度を、チップ348に画素
毎にマトリクス状に形成されたトランジスタの駆動状態
を変化させることにより液晶の配列状態を変えて変化さ
せ、画像を形成するようにされている。
以外の構成及び作用は、公知のSiチップベースド液晶
と同じであるので、詳細な説明は省略する。
発明が、反射型液晶表示装置に適用されていたが、第
1、第2発明の適用対象は、これに限定されない。
く且つその表面が極めて平坦な鏡面状平坦面を有する絶
縁膜が形成されている半導体チップを提供することがで
きる。
部品や装置を電気的に接続させることができ、しかもチ
ップ内部が十分に保護されている耐腐食性に優れた半導
体チップを提供することができる。
に形成された反射型液晶表示装置を提供することができ
る。
を形成した工程を示す部分断面図
す部分断面図
成し、その表面を平坦化させ且つヴィアホールを形成し
た工程を示す部分断面図
た工程を示す部分断面図
した工程を示す部分断面図
を示す部分断面図
を示す部分断面図
けを形成した工程を示す部分断面図
を形成した工程を示す部分断面図
工程を示す部分断面図
を示す部分断面図
−TEOS膜を堆積した工程を示す部分断面図
にチップ保護膜を形成した工程を示す部分断面図
ールを形成した工程を示す部分断面図
分断面図
示す部分断面図
断面図
示す部分断面図
の要部を示す部分断面図
Claims (5)
- 【請求項1】半導体基板上に複数の絶縁膜と配線層が積
層形成されたチップを有する半導体装置において、 上面が平坦に形成された最上層間絶縁膜と、 該最上層間絶縁膜の平坦面上に積層され、A1系材料に
比べて硬度の大きい金属で形成され、厚さが0.5μm
以下の所定パターンの最上配線層と、 該最上配線層上に積層された、鏡面状平坦面を有するパ
シベーション膜と、 が形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】上面が平坦に形成された最上層間絶縁膜
と、 該最上層間絶縁膜の平坦面上に積層され、A1系材料に
比べて硬度の大きい金属で形成され、厚さが0.5μm
以下の所定パターンの最上配線層と、 該最上配線層上に積層された、鏡面状平坦面を有するパ
シベーション膜とを有するチップと、 該チップ上に配設された、該チップにより駆動される反
射型の液晶部と、 を備えたことを特徴とする反射型液晶表示装置。 - 【請求項3】半導体基板上に複数の絶縁膜と配線層が積
層形成されたチップを有する半導体装置において、 最上配線層直下の最上層間絶縁膜にチップ保護性を持た
せ、 最上配線層に腐食に強い材料を用いることにより、該最
上配線層を実質的にチップ表面に露出させたことを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項4】上面が平坦に形成され、且つチップ保護性
を有する最上層間絶縁膜と、 該最上層間絶縁膜の平坦面上に積層され、腐食に強い特
性を有する材料からなる最上配線層とを有するチップ
と、 該チップ上に配設された、該チップにより駆動される反
射型の液晶部と、 を備えたことを特徴とする反射型液晶表示装置。 - 【請求項5】半導体基板上に複数の絶縁膜と配線層が積
層形成されたチップを有する半導体装置の製造方法にお
いて、 堆積させた絶縁材料を平坦化して最上層間絶縁膜を形成
する工程と、 該最上層間絶縁膜の平坦面上に所定パターンの最上配線
層を形成する工程と、 該最上配線層上の基板全体に、鏡面状平坦面を有する最
上絶縁膜を形成する工程と、 を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18494697A JP4222525B2 (ja) | 1996-07-12 | 1997-07-10 | 半導体装置、その製造方法及び反射型液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-183152 | 1996-07-12 | ||
| JP18315296 | 1996-07-12 | ||
| JP18903796 | 1996-07-18 | ||
| JP8-189037 | 1996-07-18 | ||
| JP18494697A JP4222525B2 (ja) | 1996-07-12 | 1997-07-10 | 半導体装置、その製造方法及び反射型液晶表示装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1092811A true JPH1092811A (ja) | 1998-04-10 |
| JPH1092811A5 JPH1092811A5 (ja) | 2005-05-12 |
| JP4222525B2 JP4222525B2 (ja) | 2009-02-12 |
Family
ID=27325259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18494697A Expired - Lifetime JP4222525B2 (ja) | 1996-07-12 | 1997-07-10 | 半導体装置、その製造方法及び反射型液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4222525B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008032780A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置の製造方法、及び電気光学装置、並びに電子機器 |
| JP2009027174A (ja) * | 2007-07-23 | 2009-02-05 | Dongbu Hitek Co Ltd | システムインパッケージ及びその製造方法 |
| JP2009117761A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-05-28 | Renesas Technology Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
| JP2015114433A (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-22 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
| JP2016080370A (ja) * | 2014-10-09 | 2016-05-16 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
-
1997
- 1997-07-10 JP JP18494697A patent/JP4222525B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
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|---|---|---|---|---|
| JP2008032780A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置の製造方法、及び電気光学装置、並びに電子機器 |
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| US8552552B2 (en) | 2007-11-09 | 2013-10-08 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device and a method of manufacturing the same |
| JP2015114433A (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-22 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
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