JPH1093153A - 電気機械変換素子及びその製造方法並びにインクジェットヘッド - Google Patents

電気機械変換素子及びその製造方法並びにインクジェットヘッド

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JPH1093153A
JPH1093153A JP24345796A JP24345796A JPH1093153A JP H1093153 A JPH1093153 A JP H1093153A JP 24345796 A JP24345796 A JP 24345796A JP 24345796 A JP24345796 A JP 24345796A JP H1093153 A JPH1093153 A JP H1093153A
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JP
Japan
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electromechanical transducer
manufacturing
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electromechanical
ink
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Application number
JP24345796A
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English (en)
Inventor
Yoichiro Miyaguchi
耀一郎 宮口
Zenichi Akiyama
善一 秋山
Masanori Horiie
正紀 堀家
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストが高くなる。 【解決手段】 電気機械変換素子1は、予め所定の粒径
に成長させた強誘電体材料の微粒子単結晶体2に金属酸
化物3を添加し、これを所定形状に成形して焼成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気機械変換素子及
びその製造方法並びにインクジェットヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気信号を機械的変位に変換し、
或いは機械的変位を電気信号に変換する電気機械変換素
子は、インクジェットヘッドのアクチュエータ素子や、
モータ、コンデンサ、メモリ、マイクロホン、スピーカ
ー等の発音体、或いは加速度センサ、圧力センサ、振動
センサ、角速度センサ等の各種センサ、その他振動体、
発振体などの多くの用途に用いられている。なお、本明
細書において、機械的変位とは、変位、応力、振動等を
含む意味で用いる。
【0003】このような電気機械変換素子を用いたイン
クジェットヘッドとしては、例えば、インク滴を吐出す
る複数の吐出口(ノズル)と、ノズルが連通するインク
液室と、インク液室の壁面の一部を変形させる圧電素子
等の電気機械変換素子を備え、この電気機械変換素子を
駆動させることでインク液室内容積を変化させてノズル
からインク滴を吐出させるもの(ピエゾアクチュエータ
方式)が知られている。
【0004】そして、このインクジェットヘッドを用い
るインクジェット記録装置としては、インクジェットヘ
ッドをキャリッジに搭載して、キャリッジを主走査方向
に走査しながら受像材を副走査方向に搬送して所要の記
録を行うシリアルスキャン型記録装置、或いは複数のノ
ズルを主走査方向に列設して例えばA4横幅相当の長さ
を有するライン型インクジェットヘッドを用いたライン
型記録装置がある。このインクジェット記録装置は、カ
ラー化が容易であることなどから、プリンタ、ファクシ
ミリ、複写機、プロッター等の各種記録装置として汎用
されている。
【0005】ところで、従来の電気機械変換素子として
は、例えば特開平5−29675号公報に記載されてい
るように、薄肉のセラミック基板とこのセラミック基板
上に設けた電極及び圧電/電歪層からなる圧電/電歪作
動部とを備え、この圧電/電歪作動部を膜形成法で形成
すると共に、セラミック基板を酸化イットリウム、酸化
イッテルビウム、酸化セリウム、酸化カルシウム及び酸
化マグネシウムからなる群より選んだ1つの化合物を含
有することで結晶相を安定化した酸化ジルコニウムを主
成分とする材料で形成したものが知られている。
【0006】また、このような電気機械変換素子を製造
するには、図12に示すように、強誘電体粉末などの原
料を秤量して混合、乾燥した後、850℃〜950℃で
一次焼成を行い、これを粉砕して乾燥し、バインダーを
添加して混合し、コールドプレスを行って所定の製品形
状、例えばインクジェットヘッド用圧電素子の形状に成
形した後、強誘電体粉末を単結晶に成長させるために必
要な高温度(一般的には1100℃〜1450℃)で二
次焼成を行うことによって、所定形状を有する電気機械
変換素子を得るようにしている。或いは、上記特開平5
−29675号公報に記載されているように、圧電/電
歪材料のセラミック粒子を主成分とするペーストやスラ
リーを用いて酸化シルコニア基板上に膜形成し、これを
900℃〜1400℃で焼成する方法も知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の電気
機械変換素子にあっては、一次焼成粉体を850℃〜1
000℃で焼成し、これをバインダー等を用いて所望の
形状に成形した後、1300℃〜1450℃程度の高温
で二次焼成を行って強誘電体材料の結晶を成長させるた
め、強誘電体材料の結晶が小さく、しかも焼成温度が極
めて高くなり、コストの増大を招いている。
【0008】また、従来の電気機械変換素子は焼成温度
が高温であるために、例えばインクジェットヘッドを構
成するために基板上に電気機械変換素子を一体焼成で形
成する場合に、基板自体も高温焼成に耐え得る酸化ジル
コニアなどを使用しなければならず、コストが増大して
いる。そのためインクジェットヘッドを用いるインクジ
ェット記録装置のコストが増加している。さらに、ライ
ン型インクジェットヘッドを製造する場合には歩留りが
悪く、低コストで、高速記録が可能なインクジェット記
録装置を得ることが困難である。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、低温焼成を可能にすることで、電気機械変換素子
及び電気機械変換素子を用いるインクジェットヘッドの
コストを低減することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の電気機械変換素子は、電気信号を機械的
変位に変換し、或いは機械的変位を電気信号に変換する
電気機械変換素子において、予め所定の粒径に成長させ
た強誘電体材料の微粒子単結晶体に金属酸化物を添加し
焼成してなる構成とした。
【0011】請求項2の電気機械変換素子は、上記請求
項1の電気機械変換素子において、前記微粒子単結晶体
の粒径が0.5〜20μmである構成とした。
【0012】請求項3の電気機械変換素子は、上記請求
項1又は2の電気機械変換素子において、前記金属酸化
物がN型又はP型の酸化物半導体である構成とした。
【0013】請求項4の電気機械変換素子は、上記請求
項1又は2の電気機械変換素子において、前記金属酸化
物が誘電体材料からなる構成とした。
【0014】請求項5の電気機械変換素子は、上記請求
項1乃至4のいずれかの電気機械変換素子において、前
記強誘電体材料がPbZrO3・PbTiO3系の材料である
構成とした。
【0015】請求項6の電気機械変換素子は、上記請求
項1乃至4のいずれかの電気機械変換素子において、前
記強誘電体材料が反強誘電体材料である構成とした。
【0016】請求項7の電気機械変換素子は、上記請求
項6の電気機械変換素子において、前記反強誘電体材料
がPbLaZrSnTiO3系又はPbNbZrSnTiO3系の材
料である構成とした。
【0017】請求項8の電気機械変換素子は、上記請求
項1乃至7のいずれかの電気機械変換素子において、前
記強誘電体材料の微粒子単結晶体の表面が滑らかである
構成とした。
【0018】請求項9の電機機械変換素子は、上記請求
項1乃至8のいずれかの電気機械変換素子において、前
記強誘電体材料の微粒子単結晶体は表面改質処理が施さ
れている構成とした。
【0019】請求項10の電気機械変換素子の製造方法
は、電気信号を機械的変位に変換し、或いは機械的変位
を電気信号に変換する電気機械変換素子の製造方法にお
いて、予め所望の粒径に成長させた強誘電体材料の微粒
子単結晶体に金属酸化物を添加混合した後、この混合物
を所定の形状に形成し、900℃を越えない温度で焼成
する構成とした。
【0020】請求項11の電気機械変換素子の製造方法
は、上記請求項10の電気機械変換素子の製造方法にお
いて、前記微粒子単結晶体として粒径が0.5〜20μ
mのものを用いる構成とした。
【0021】請求項12の電気機械変換素子の製造方法
は、上記請求項10又は11の電気機械変換素子の製造
方法において、前記金属酸化物にN型又はP型の酸化物
半導体を用いる構成とした。
【0022】請求項13の電気機械変換素子の製造方法
は、上記請求項10又は11の電気機械変換素子の製造
方法において、前記金属酸化物として誘電体材料を用い
る構成とした。
【0023】請求項14の電気機械変換素子の製造方法
は、上記請求項10乃至13のいずれかの電気機械変換
素子の製造方法において、前記強誘電体材料がPbZrO
3・PbTiO3系の材料である構成とした。
【0024】請求項15の電気機械変換素子の製造方法
は、上記請求項10乃至13のいずれかの電気機械変換
素子の製造方法において、前記強誘電体材料が反強誘電
体材料である構成とした。
【0025】請求項16の電気機械変換素子の製造方法
は、上記請求項15の電気機械変換素子の製造方法にお
いて、前記反強誘電体材料がPbLaZrSnTiO3系又は
PbNbZrSnTiO3系の材料である構成とした。
【0026】請求項17の電気機械変換素子の製造方法
は、上記請求項10乃至16のいずれかの電気機械変換
素子の製造方法において、強誘電体材料を高温で一次焼
成で形成し、これを湿式粉砕して表面改質を行った後、
高温で二次焼成を行ない、これを粉砕して予め所望の粒
径に成長させた強誘電体材料の微粒子単結晶体を生成す
る構成とした。
【0027】請求項18のインクジェットヘッドは、上
記請求項1乃至9のいずれかの電気機械変換素子と、こ
の電気機械変換素子の変位で内容積が変化するインク液
室と、このインク液室に連通してインク滴を吐出する吐
出口とを備えた構成とした。
【0028】請求項19のインクジェットヘッドは、上
記請求項10乃至17のいずれかの電機機械変換素子の
製造方法で製造した電気機械変換素子と、この電気機械
変換素子の変位で内容積が変化するインク液室と、この
インク液室に連通してインク滴を吐出する吐出口とを備
えた構成とした。
【0029】請求項19のインクジェットヘッドは、上
記請求項18又は19のインクジェットヘッドにおい
て、複数のノズルを主走査方向にライン状に列設してな
るライン型ヘッドである構成とした。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1は本発明を適用した電気
機械変換素子の模式的断面図、図2は同電気機械変換素
子を基板上に配設した状態の模式的断面図である。
【0031】この電気機械変換素子1は、予め所定の粒
径に成長させた強誘電体材料の微粒子単結晶体2に金属
酸化物3を添加し、これを所定形状に成形して焼成した
ものである。この電気機械変換素子1は、図2に示すよ
うに基板4上に配設して上下両面に電極5,5を付設
し、電極5,5間に電圧を印加することによって収縮及
び伸張の変位を生起させることができる。
【0032】ここで、この電気機械変換素子1は強誘電
体材料の微粒子単結晶体2を予め所望の粒径に成長させ
ているので、900℃を越えない温度(以下、これを
「低温」という。)で焼成することができる。低温焼成
が可能であることによる本発明の効果をより少ない範囲
で得るのであれば、低温を越える温度、即ち、900℃
を越える温度、例えば従来のような1300℃程度で焼
成することもできる。
【0033】強誘電体材料の微粒子単結晶体2の粒径
は、例えばインクジェットヘッドのアクチュエータ素子
として用いる場合など所要の変位量を得る上では0.5
μm〜20μmが好ましい。
【0034】また、強誘電体材料の微粒子単結晶体2と
して用いる強誘電体材料としては、PbZrO3・PbTi
3(ジルコン酸チタン酸鉛)(PZT)系、マグネシ
ウムニオブ酸鉛(PMN)系、ニッケルニオブ酸鉛(P
NN)系、マンガンニオブ酸鉛、アンチモンスズ酸鉛、
亜鉛ニオブ酸鉛、チタン酸鉛などの材料を挙げることが
できる。この場合、強誘電体材料としては、反強誘電体
材料を用いることもできる。反強誘電体材料としては、
PbLaZrSnTiO3(PLZST)系又はPbNbZrSn
TiO3(PNZST)系の材料を挙げることができる。
これらの反強誘電体材料は、強誘電体材料に比べて約2
倍の変位量が得られる。
【0035】金属酸化物3としては、低温焼成が可能
な、ZnO、TiO2、SnO2、Al23、Ta25等のn
型(還元型)金属酸化物半導体、NiO、CoO、Fe
O、Cr23、Bi23等のp型(酸化型)金属酸化物半
導体を用いることが好ましい。これらの金属酸化物半導
体を例えば0.5〜10wt%加えて300〜800℃で
焼成することによって電気機械変換素子としての強誘電
体素子が得られる。すなわち、電場は添加された金属酸
化物により単結晶体のグレインバンダリー(結晶障壁
層)を通じて印加され、単結晶体の極性を整合すること
が可能になる。
【0036】つまり、従前は、強誘電体素子材料を12
00℃〜1400℃の高温で焼成するために、グレイン
バンダリーを100nm〜300nmと薄膜化して印加極性
整合を行うことができるが、900℃を越えない低温焼
成を行う場合、グレインバンダリーが0.5μm〜10
μmと厚くなって電圧を印加してもバンダリーの高抵抗
によって極性整合ができないことがある。そのため、金
属酸化物として金属酸化物半導体を用いることによっ
て、単結晶粒子の界面に印加電圧をチャージ(荷電)し
て容易に極性整合させることができる。ただし、この場
合、グレインバンダリーの抵抗が103〜106Ωcm以下
では抵抗成分が容量成分を上回ることになり、印加電圧
が導通状態になって極性整合ができなくなるおそれがあ
る。これは、金属酸化物の添加量及び焼成温度に依存す
るので、最適条件を見出す必要がある。
【0037】また、金属酸化物としては誘電体材料の酸
化物を用いることもできる。この誘電体材料の酸化物と
しては、例えば、Pb5Ge311やPbTiO3、PbZr
3、さらにPb(Mg1/3Nb2/3)O3−PbTiO3・Pb
ZrO3等の材料を挙げることができる。さらに、Pb5
e3-X(X=Si2.42.6)なども低温焼成が可能であ
る。
【0038】さらに、強誘電体材料の微粒子単結晶体2
としては表面を滑らかにしたものを用いることが好まし
い。微粒子単結晶体2の表面を滑らかにするには表面改
質処理を施す。例えば0.5〜20μmの微粒子単結晶
体を湿式(ボールミル、ZrO2)で錬成する。これによ
って、同系列のアモルファス状態の微粉粒が発生する。
これは、アルコール系溶媒と酢酸や鉱酸(HCl,HN
3)を微量添加することで単結晶体の表面の未結晶化
の微粒子やボールミルによる粉砕粒子の表面が活性化さ
れることによる。これをゲル化、アモルファス化するこ
とで、これらの粉体を成形、スクリーン印刷して低温焼
成することが可能になる。
【0039】この電気機械変換素子1は低温焼成が可能
になることから、基板4は、酸化ジルコニム等の高温焼
成に耐え得る基板である必要はなく、例えばSi基板、
ガラス、石英板、アルミナ、ステアタイト等も基板とし
て使用することができる。また、電極5の材料として
も、Ag−Pd等の安価な材料を使用することができる。
【0040】このように、予め所定の粒径に成長させた
強誘電体材料の微粒子単結晶体に金属酸化物を添加し焼
成することで電気機械変換素子を得ることによって、9
00℃を越えない焼成温度(低温焼成)で所望の製品を
得ることができ、耐熱性の低い基板や電極材料を使用す
ることができ、更にデバイス作成工程における温度管理
も容易になり、素子のコストが廉価になるだけでなく、
例えばこの素子を用いたインクジェットヘッドやこのヘ
ッドを備えたインクジェット記録装置のコストを下げる
ことができ、更にライン型インクジェットヘッドの製作
も容易に低コストで行うことができる。
【0041】次に、本発明に係る電気機械変換素子の製
造方法の一例について図3を参照して説明する。まず、
強誘電体材料などの原料を秤量して、ボールミル或いは
乳鉢混合によって原料を混合し、乾燥した後、0.5〜
2t/cm2でコールドプレスを行って、1100℃〜1
450℃で一次焼成を行う。そして、焼成したものをボ
ールミルでEtOHを添加しながら粉砕し、これを乾燥
して0.5〜2t/cm2でコールドプレスをした後、1
100℃〜1450℃で二次焼成を行う。さらに、二次
焼成したものをボールミルでEtOHを添加しながら粉
砕することによって、0.5〜2μm径の強誘電体材料
の微粒子単結晶体が得られる。
【0042】そこで、これに金属酸化物を0.5〜10
wt%添加して、乾式混合(乳鉢混合)をした後、プレス
成形又はスラリー状スクリーン印刷或いはグリーンシー
ト化などを行って形状を整えた後、900℃を越えない
温度、好ましくは300℃〜800℃で低温焼成するこ
とによって、所望形状の製品を得る。
【0043】ここで、強誘電体材料の結晶成長は110
0℃〜1450℃という高温下で生じ、粒子の増大化は
緻密な粉末粒塊の中で生成する。従前のようの粉末のま
までルツボ等で焼成しても粒径0.1〜1μm程度の微
粒子単結晶しか得られないが、この図3で説明した方法
を用いることによって容易に粒径0.5〜20μm程度
の単結晶粒子が得られるので、これに金属酸化物を添加
することによって、低温焼成で大きな粒径の単結晶強誘
電体を内蔵した電気機械変換素子が得られ、変位量の大
きな素子を得ることができる。
【0044】また、金属酸化物混合工程でN型或いはP
型金属酸化物半導体を0.5〜10wt%添加して低温焼
成を行うことで、高温焼成によって強誘電体材料の単結
晶増大化は完了しているため、導電性と容量成分とを適
合させたグレインバンダリーが形成され、電気機械変換
素子が得られる。その変換効果(圧電効果)は、多結晶
状態の粒子化単結晶の性能に依存するので、低温焼成で
も強誘電体素子となる電気機械変換素子が得られる。
【0045】この単結晶粒子とグレインバンダリーのモ
デルを図4及び図5を参照して説明する。グレンインバ
ンダリー(粒界障壁層)6は抵抗R0と容量C0の合成と
なる。この抵抗R0の成分としては106Ωcm以上である
ことが必要である。また、単結晶粒子2の内部の抵抗R
は、10〜103Ωcm程度のものであり、極性はしきい
値電圧以上で配向整合する。
【0046】金属酸化物として、異種強誘電体材料、例
えば上述したPb5Ge311やPbTiO3、PbZrO3、さ
らにPb(Mg1/3Nb2/3)O3−PbTiO3・PbZrO3
の微粉末を0.5〜10wt%混合添加することによっ
て、300℃〜800℃の温度による焼成によってもバ
ンダリレイヤーが形成できる。これらの材料は、一部ガ
ラス化し易く、内部に微結晶が生成するもので、緻密な
バンダリレイヤーを形成できる。その結果、単結晶体の
圧電効果との相乗効果が得られる。
【0047】次に、本発明に係る電気機械変換素子の製
造方法の他の例について図6を参照して説明する。前述
した二次焼成で0.5〜20μm程度に結晶成長させた
単結晶体粒子をボールミルにて一部粉砕する。このと
き、EtOHにHCOHやCH3COHを20〜30%加
えるか、鉱酸(HClかHNO3)を1N(規定)の溶液
で20〜30%加える。これによって、単結晶体粒子の
破砕粒子やアモルファス成分を活性化させて、水酸基を
付与した構造とすることができる。これを乾燥し、再度
粉砕した後、コールドプレス成形、グリーンシート化、
スクリーン印刷などの工法を用いて所望の素子形状と
し、これを300℃〜900℃程度で低温焼成すること
によって、電気機械変換素子を得ることができる。
【0048】次に、本発明に係る電気機械変換素子を使
用したインクジェットヘッドの一例について図7乃至図
9を参照して説明する。図7はインクジェットヘッドの
外観斜視図、図8は図7の要部拡大断面図、図9はノズ
ルプレートの斜視図である。
【0049】このインクジェットヘッドは、1又は複数
の共通インク流路及び複数のインク液室である加圧液室
を形成する液室プレート11、加圧液室に連通する吐出
口(ノズル、オリフィス)、共通インク流路と加圧液室
とを連通するインク供給路を形成するノズルプレート1
2と、液室プレート11の各加圧液室に対応して接合又
は液室プレート11と一体焼成したアクチュエータ素子
である複数の本発明に係る電気機械変換素子からなる圧
電素子13とを備えている。
【0050】液室プレート11は、図8に示すように、
複数の各加圧液室15をなす複数の凹部11aと、これ
ら複数の各加圧液室15と隔壁部16で隔てられ、各加
圧液室15にインクを供給するための共通インク流路1
7を形成する凹部11bとを有している。加圧液室15
の上面隔壁は、材質によって異なるが、数μmから数1
0μmの薄板状で変形可能なダイアフラム部18とし
て、このダイアフラム部18の外面に圧電素子13を接
着又は一体焼成している。また、共通インク流路17に
は外部からのインクが流入するためのインク供給穴19
を形成している。
【0051】ここで、液室プレート11の材質として
は、前述したように圧電素子13を一体焼成するのであ
れば、低温焼成が可能であるので、Si基板、アルミ
ナ、ステアタイトなどを用いることができる。また、接
着の場合には、樹脂等を用いることもでき、例えばポリ
フェニレンサルファイド、ポリエーテルサルフォン、ポ
リイミド等のエンジニアリングプラスチック系の樹脂、
或いは、これらの樹脂にチタン、アルミナ、ガラスフィ
ラー等の粒子材を混入し、熱膨張係数を低減した樹脂を
用いるのが好ましい。その他のセラミックス材料として
は、チタニア系セラミックス、窒化珪素、窒化アルミ、
ジルコニア等の材料を用いることもできる。
【0052】この場合、圧電素子13の焼成温度は上述
したように900℃を越えない低温焼成が可能であるの
で、Si基板等で液室プレート11を成形後、ダイアフ
ラム部18上に圧電素子13を一体的に焼成できる。
【0053】この液室プレート11の外面には、図7に
示すように、各列のすべての圧電素子13の一方の電極
21に接続した共通電極パターン22を形成すると共
に、圧電素子13の他方の電極23に個別的に接続した
個別電極パターン24とを形成している。ここで、個別
電極パターン24と圧電素子13の他方の電極23と
は、ワイヤーボンディング、導電接着、またはFPC等
によって接続する。この圧電素子13に接続した共通電
極パターン22にはGNDを接続し又は数10Vの電圧
を印加し、個別電極パターン24には選択的に数10V
の電圧を印加する。更に、液室プレート11の共通イン
ク流路17にインク供給穴19を介して外部からインク
を供給するためのインク供給パイプ25を取付けてい
る。
【0054】ノズルプレート12には、図8及び図9に
示すように、加圧液室15に臨む吐出口27及びこの吐
出口27の導入口27aを形成すると共に、液室プレー
ト11の隔壁部16に対応して、共通インク流路17か
ら加圧液室15にインクを供給するインク供給路18を
形成している。
【0055】このインクジェットヘッドにおいては、圧
電素子13にパルス状の電圧を印加することでダイアフ
ラム部18とのユニモルフ構造によって厚み方向が拡張
し、面方向が収縮してダイアフラム部18の加圧液室1
5方向への変形が発生し、加圧液室15内のインクをパ
ルス状に加圧して吐出口27からインク滴を吐出させ
る。
【0056】次に、本発明に係る電気機械変換素子を使
用したライン型インクジェットヘッドを備えたライン型
インクジェット記録装置の一例について図10及び図1
1を参照して説明する。図10はインクジェット記録装
置の要部概略斜視図、図11はインクジェットヘッドの
概略平面図である。
【0057】このインクジェット記録装置は、多数の吐
出口(ノズル)を形成したインクジェットヘッド31を
ステップモータ32で左右(水平)方向に微小移動さ
せ、搬送ローラ33で主走査方向と直交する方向に記録
媒体(受像材)である記録紙34を搬送しながら、イン
クジェットヘッド31の吐出口からインク滴35を吐出
させて記録紙34上に所要の画像を記録するライン型記
録装置である。
【0058】インクジェットヘッド31は、図10に示
すように、基板40に先端部を吐出口41とする所定の
深さを有するインク液室であるインク流路溝42を所定
のピッチで形成すると共に、各インク流路溝42,42
……に連通してインクを一次保存するための共通流路溝
43を形成し、基板40上に振動板44を接着して、こ
の振動板44上に各インク流路溝42,42……に対応
して本発明に係る電気機械変換素子で形成した圧電素子
45,45……を設けて構成している。
【0059】このインクジェット記録装置においては、
例えば320μmのノズルピッチ(吐出口41の間隔)
を有するインクジェットヘッド41をステップモータ4
2で記録紙搬送方向と直交する方向に32μmずつステ
ッピングさせることで、800dpiの記録ドット密度で
画像を記録することができる。なお、ステップモータに
代えて従前の圧電素子或いは本発明に係る電気機械変換
素子で形成した圧電素子を用いてインクジェットヘッド
41を微小移動させることもできる。つまり、このイン
クジェット記録装置においては、ライン型インクジェッ
トヘッドを微小移動させることでノズルピッチよりも高
い記録密度で記録を行う。
【0060】なお、本発明に係る電気機械変換素子は、
上記実施例で説明したインクジェットヘッドのアクチュ
エータ素子として用いることができるだけでなく、その
他、モータ、コンデンサ、メモリ、マイクロホン、スピ
ーカー等の発音体、或いは加速度センサ、圧力センサ、
振動センサ、角速度センサ等の各種センサ、その他振動
体、発振体などの多くの用途に用いることができる。ま
た、上述したインクジェットヘッドやインクジェット記
録装置の構成も上記実施例のものに限られるものではな
い。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の電気機
械変換素子によれば、予め所定の粒径に成長させた強誘
電体材料の微粒子単結晶体に金属酸化物を添加し焼成し
てなる構成としたので、低温焼成が可能になって、素子
の製造コストを低減することができる。
【0062】請求項2の電気機械変換素子によれば、上
記請求項1の電気機械変換素子において、微粒子単結晶
体の粒径が0.5〜20μmである構成としたので、大
きな変位量が得られる。
【0063】請求項3の電気機械変換素子によれば、上
記請求項1又は2の電気機械変換素子において、金属酸
化物がN型又はP型の酸化物半導体である構成としたの
で、単結晶体の極性整合を容易に行うことができる。
【0064】請求項4の電気機械変換素子によれば、上
記請求項1又は2の電気機械変換素子において、金属酸
化物が誘電体材料からなる構成としたので、緻密なバン
ダリーレイヤを構成することができる。
【0065】請求項5の電気機械変換素子によれば、上
記請求項1乃至4のいずれかの電気機械変換素子におい
て、強誘電体材料がPbZrO3・PbTiO3系の材料であ
る構成としたので、変位量の大きな素子が得られる。
【0066】請求項6の電気機械変換素子によれば、上
記請求項1乃至4のいずれかの電気機械変換素子におい
て、強誘電体材料が反強誘電体材料である構成としたの
で、変位量の大きな素子が得られる。
【0067】請求項7の電気機械変換素子によれば、上
記請求項6の電気機械変換素子において、反強誘電体材
料がPbLaZrSnTiO3系又はPbNbZrSnTiO3系の
材料である構成としたので、変位量の大きな素子が得ら
れる。
【0068】請求項8の電気機械変換素子によれば、上
記請求項1乃至7のいずれかの電気機械変換素子におい
て、強誘電体材料の微粒子単結晶体の表面が滑らかであ
る構成としたので、不純物のダメージやアルカリイオン
の妨害イオンダメージのない素子を製造することが可能
になる。
【0069】請求項9の電機機械変換素子によれば、上
記請求項1乃至8のいずれかの電気機械変換素子におい
て、前記強誘電体材料の微粒子単結晶体は表面改質処理
が施されている構成としたので、不純物のダメージやア
ルカリイオンの妨害イオンダメージのない素子が得ら
れ、素子の性能が向上する。
【0070】請求項10の電気機械変換素子の製造方法
によれば、予め所望の粒径に成長させた強誘電体材料の
微粒子単結晶体に金属酸化物を添加混合した後、この混
合物を所定の形状に形成し、900℃を越えない温度で
焼成する構成としたので、低温焼成ができて温度管理が
容易になり、また、耐温度が低い他の部材と一体焼成す
ることが可能になり、コストが低減する。
【0071】請求項11の電気機械変換素子の製造方法
によれば、上記請求項10の電気機械変換素子の製造方
法において、微粒子単結晶体として粒径が0.5〜20
μmのものを用いる構成としたので、変位量の大きな素
子を得ることができる。
【0072】請求項12電気機械変換素子の製造方法に
よれば、上記請求項10又は11の電気機械変換素子の
製造方法において、金属酸化物にN型又はP型の酸化物
半導体を用いる構成としたので、単結晶体の極性整合を
容易に行うことができる。
【0073】請求項13の電気機械変換素子の製造方法
によれば、上記請求項10又は11の電気機械変換素子
の製造方法において、金属酸化物として誘電体材料を用
いる構成としたので、緻密なバンダリーレイヤを構成す
ることができる。
【0074】請求項14の電気機械変換素子の製造方法
によれば、上記請求項10乃至13のいずれかの電気機
械変換素子の製造方法において、強誘電体材料がPbZr
3・PbTiO3系の材料である構成としたので、変位量
の大きな素子を得ることができる。
【0075】請求項15の電気機械変換素子の製造方法
によれば、上記請求項10乃至13のいずれかの電気機
械変換素子の製造方法において、強誘電体材料が反強誘
電体材料である構成としたので、変位量の大きな素子を
得ることができる。
【0076】請求項16の電気機械変換素子の製造方法
によれば、上記請求項15の電気機械変換素子の製造方
法において、反強誘電体材料がPbLaZrSnTiO3系又
はPbNbZrSnTiO3系の材料である構成としたので、
変位量の大きな素子を得ることができる。
【0077】請求項17の電気機械変換素子の製造方法
によれば、上記請求項10乃至16のいずれかの電気機
械変換素子の製造方法において、強誘電体材料を高温で
一次焼成で形成し、これを湿式粉砕して表面改質を行っ
た後、高温で二次焼成を行ない、これを粉砕して予め所
望の粒径に成長させた強誘電体材料の微粒子単結晶体を
生成する構成としたので、不純物のダメージやアルカリ
イオンの妨害イオンダメージのない素子を製造すること
ができる。
【0078】請求項18のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項1乃至9のいずれかの電気機械変換素子
と、この電気機械変換素子の変位で内容積が変化するイ
ンク液室と、このインク液室に連通してインク滴を吐出
する吐出口とを備えた構成としたので、インクジェット
ヘッドのコストを低減することができる。
【0079】請求項19のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項10乃至17のいずれかの電機機械変換
素子の製造方法で製造した電気機械変換素子と、この電
気機械変換素子の変位で内容積が変化するインク液室
と、このインク液室に連通してインク滴を吐出する吐出
口とを備えた構成としたので、インクジェットヘッドの
コストを低減することができる。
【0080】請求項20のインクジェットヘッドは、上
記請求項18又は19のインクジェットヘッドにおい
て、複数のノズルを主走査方向にライン状に列設してな
るライン型ヘッドである構成としたので、ライン型イン
クジェットヘッドのコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電気機械変換素子の模式的断
面図
【図2】同電気機械変換素子を基板上に配設した状態の
模式的断面図
【図3】本発明に係る電気機械変換素子の製造方法の一
例を示すフロー図
【図4】単結晶粒子とグレインバンダリーのモデルを説
明する模式図
【図5】図4の等価回路を示す説明図
【図6】本発明に係る電気機械変換素子の製造方法の他
の一例を示す要部フロー図
【図7】本発明に係る電気機械変換素子を使用したイン
クジェットヘッドの一例を示す外観斜視図
【図8】図7の要部拡大断面図
【図9】図8のノズルプレートの斜視図
【図10】本発明に係る電気機械変換素子を使用したラ
イン型インクジェットヘッドを有するインクジェット記
録装置の要部概略斜視図
【図11】同ライン型インクジェットヘッドの説明図
【図12】従来の電気機械変換素子の製造方法を説明す
るフロー図
【符号の説明】
1…電気機械変換素子、2…微粒子単結晶体、3…金属
酸化物、11…液室プレート、13…圧電素子、12…
ノズルプレート、27…吐出口、31…ライン型インク
ジェットヘッド。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気信号を機械的変位に変換し、或いは
    機械的変位を電気信号に変換する電気機械変換素子にお
    いて、この電気機械変換素子は予め所定の粒径に成長さ
    せた強誘電体材料の微粒子単結晶体に金属酸化物を添加
    し焼成してなることを特徴とする電気機械変換素子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電気機械変換素子にお
    いて、前記微粒子単結晶体の粒径が0.5〜20μmで
    あることを特徴とする電気機械変換素子。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の電気機械変換素
    子において、前記金属酸化物がN型又はP型の酸化物半
    導体であることを特徴とする電気機械変換素子。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の電気機械変換素
    子において、前記金属酸化物が誘電体材料からなること
    を特徴とする電気機械変換素子。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の電気
    機械変換素子において、前記強誘電体材料がPbZrO3
    ・PbTiO3系の材料であることを特徴とする電気機械
    変換素子。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれかに記載の電気
    機械変換素子において、前記強誘電体材料が反強誘電体
    材料であることを特徴とする電気機械変換素子。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の電気機械変換素子にお
    いて、前記反強誘電体材料がPbLaZrSnTiO3系又は
    PbNbZrSnTiO3系の材料であることを特徴とする電
    気機械変換素子。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載の電気
    機械変換素子において、前記強誘電体材料の微粒子単結
    晶体の表面が滑らかであることを特徴とする電気機械変
    換素子。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の電気
    機械変換素子において、前記強誘電体材料の微粒子単結
    晶体は表面改質処理が施されていることを特徴とする電
    気機械変換素子。
  10. 【請求項10】 電気信号を機械的変位に変換し、或い
    は機械的変位を電気信号に変換する電気機械変換素子の
    製造方法において、予め所望の粒径に成長させた強誘電
    体材料の微粒子単結晶体に金属酸化物を添加混合した
    後、この混合物を所定の形状に形成し、900℃を越え
    ない温度で焼成することを特徴とする電気機械変換素子
    の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の電気機械変換素子
    の製造方法において、前記微粒子単結晶体として粒径が
    0.5〜20μmのものを用いることを特徴とする電気
    機械変換素子。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11に記載の電気機械
    変換素子の製造方法において、前記金属酸化物にN型又
    はP型の酸化物半導体を用いることを特徴とする電気機
    械変換素子の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項10又は11に記載の電気機械
    変換素子の製造方法において、前記金属酸化物として誘
    電体材料を用いることを特徴とする電気機械変換素子の
    製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項10乃至13のいずれかに記載
    の電気機械変換素子の製造方法において、前記強誘電体
    材料がPbZrO3・PbTiO3系の材料であることを特徴
    とする電気機械変換素子の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項10乃至13のいずれかに記載
    の電気機械変換素子の製造方法において、前記強誘電体
    材料が反強誘電体材料であることを特徴とする電気機械
    変換素子の製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の電気機械変換素子
    の製造方法において、前記反強誘電体材料がPbLaZr
    SnTiO3系又はPbNbZrSnTiO3系の材料であるこ
    とを特徴とする電気機械変換素子の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項10乃至16のいずれかに記載
    の電気機械変換素子の製造方法において、強誘電体材料
    を高温で一次焼成で形成し、これを湿式粉砕して表面改
    質を行った後、高温で二次焼成を行ない、これを粉砕し
    て予め所望の粒径に成長させた強誘電体材料の微粒子単
    結晶体を生成することを特徴とする電気機械変換素子の
    製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至9のいずれかに記載の電
    気機械変換素子と、この電気機械変換素子の変位で内容
    積が変化するインク液室と、このインク液室に連通して
    インク滴を吐出する吐出口とを備えたことを特徴とする
    インクジェットヘッド。
  19. 【請求項19】 請求項10乃至17のいずれかに記載
    の電機機械変換素子の製造方法で製造した電気機械変換
    素子と、この電気機械変換素子の変位で内容積が変化す
    るインク液室と、このインク液室に連通してインク滴を
    吐出する吐出口とを備えたことを特徴とするインクジェ
    ットヘッド。
  20. 【請求項20】 請求項18又は19に記載のインクジ
    ェットヘッドにおいて、このインクジェットヘッドは複
    数のノズルを主走査方向にライン状に列設してなるライ
    ン型ヘッドであることを特徴とするインクジェットヘッ
    ド。
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