JPH109351A - チェーンテンショナ - Google Patents
チェーンテンショナInfo
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- JPH109351A JPH109351A JP16899696A JP16899696A JPH109351A JP H109351 A JPH109351 A JP H109351A JP 16899696 A JP16899696 A JP 16899696A JP 16899696 A JP16899696 A JP 16899696A JP H109351 A JPH109351 A JP H109351A
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- JP
- Japan
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- chain
- screw shaft
- pressure
- screw
- plunger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes or chains
- F16H7/0848—Means for varying tension of belts, ropes or chains with means for impeding reverse motion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes or chains
- F16H7/0848—Means for varying tension of belts, ropes or chains with means for impeding reverse motion
- F16H2007/0859—Check valves
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジンの停止時におけるチェーンの大幅な
弛みを防止することができるチェーンテンショナを提供
する。 【解決手段】 ハウジング1に形成されたシリンダ室3
の開口部に焼結成形品から成るナット部材4を固定し、
そのナット部材4の内周対向位置に設けられた雌ねじ5
にねじ軸6をねじ係合する。雌ねじ5とねじ軸6の雄ね
じ10のねじ山を鋸歯状とする。チェーンAが緊張して
ねじ軸6が押し込まれたとき、鋸歯状ねじ山のフランク
角の大きい圧力側フランク11で受けてねじ軸6をロッ
クさせ、チェーンAの弛みを防止する。シリンダ室3に
はねじ軸6の背部にプランジャ7を摺動自在に組込み、
プランジャ7の背部に形成された圧力室8に連通して給
油通路9を設け、その給油通路9から圧力室8に供給す
る油圧によりねじ軸6に突出性を付与し、チェーンAの
弛み時に、ねじ軸6を突出させてチェーンAの弛みを吸
収する。
弛みを防止することができるチェーンテンショナを提供
する。 【解決手段】 ハウジング1に形成されたシリンダ室3
の開口部に焼結成形品から成るナット部材4を固定し、
そのナット部材4の内周対向位置に設けられた雌ねじ5
にねじ軸6をねじ係合する。雌ねじ5とねじ軸6の雄ね
じ10のねじ山を鋸歯状とする。チェーンAが緊張して
ねじ軸6が押し込まれたとき、鋸歯状ねじ山のフランク
角の大きい圧力側フランク11で受けてねじ軸6をロッ
クさせ、チェーンAの弛みを防止する。シリンダ室3に
はねじ軸6の背部にプランジャ7を摺動自在に組込み、
プランジャ7の背部に形成された圧力室8に連通して給
油通路9を設け、その給油通路9から圧力室8に供給す
る油圧によりねじ軸6に突出性を付与し、チェーンAの
弛み時に、ねじ軸6を突出させてチェーンAの弛みを吸
収する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カム軸駆動用チ
ェーン等のチェーンの張力を一定に保持するチェーンテ
ンショナに関するものである。
ェーン等のチェーンの張力を一定に保持するチェーンテ
ンショナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カム軸駆動用のチェーンの張力を一定に
保つチェーンテンショナとして、図6に示したものが知
られている。このチェーンテンショナはハウジング30
に形成されたシリンダ室31内にプランジャ32と、ス
プリング33とを組込み、上記スプリング33で突出性
が付与されたプランジャ32によりチェーンAを押圧す
るようにしている。
保つチェーンテンショナとして、図6に示したものが知
られている。このチェーンテンショナはハウジング30
に形成されたシリンダ室31内にプランジャ32と、ス
プリング33とを組込み、上記スプリング33で突出性
が付与されたプランジャ32によりチェーンAを押圧す
るようにしている。
【0003】また、プランジャ32の背部に形成された
圧力室34に給油通路35を連通し、その給油通路35
にチェックバルブ36を設け、上記プランジャ32が外
方向に移動して圧力室34の圧力が低下したとき、チェ
ックバルブ36を開放させ、給油ポンプの駆動により給
油通路35から圧力室34に油を流動させるようにして
いる。
圧力室34に給油通路35を連通し、その給油通路35
にチェックバルブ36を設け、上記プランジャ32が外
方向に移動して圧力室34の圧力が低下したとき、チェ
ックバルブ36を開放させ、給油ポンプの駆動により給
油通路35から圧力室34に油を流動させるようにして
いる。
【0004】上記チェーンテンショナにおいては、チェ
ーンAが緊張してプランジャ32に押し込み力が作用し
たとき、その押し込み力を圧力室34に封入された油に
よって緩衝し、チェーンAに弛みが生じると、スプリン
グ33の弾力によりプランジャ32を急速に外方向に移
動させてチェーンAを緊張させるため、チェーンAの張
力変動に対するプランジャ32の追従性が良好であり、
チェーンAの張力を常に一定に保持することができると
いう特徴を有する。
ーンAが緊張してプランジャ32に押し込み力が作用し
たとき、その押し込み力を圧力室34に封入された油に
よって緩衝し、チェーンAに弛みが生じると、スプリン
グ33の弾力によりプランジャ32を急速に外方向に移
動させてチェーンAを緊張させるため、チェーンAの張
力変動に対するプランジャ32の追従性が良好であり、
チェーンAの張力を常に一定に保持することができると
いう特徴を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記チェー
ンテンショナにおいては、エンジンの停止時、カム軸に
設けられたカムの停止位置の関係からプランジャ32は
緊張状態のチェーンAで押され、圧力室34の油はプラ
ンジャ32とシリンダ室31の摺動面からリークし、プ
ランジャ32は後退した位置にある。
ンテンショナにおいては、エンジンの停止時、カム軸に
設けられたカムの停止位置の関係からプランジャ32は
緊張状態のチェーンAで押され、圧力室34の油はプラ
ンジャ32とシリンダ室31の摺動面からリークし、プ
ランジャ32は後退した位置にある。
【0006】このため、エンジンの始動によりチェーン
に弛みが生じると、プランジャは外方向に大きく移動す
る。このとき、油圧ポンプは始動直後であって吐出量が
少ないため、圧力室に充分な油を供給することができ
ず、圧力室に空気が侵入し、その侵入空気によってダン
ピング特性が低下し、チェーンテンショナの機能を発揮
させることができないという問題が発生する。
に弛みが生じると、プランジャは外方向に大きく移動す
る。このとき、油圧ポンプは始動直後であって吐出量が
少ないため、圧力室に充分な油を供給することができ
ず、圧力室に空気が侵入し、その侵入空気によってダン
ピング特性が低下し、チェーンテンショナの機能を発揮
させることができないという問題が発生する。
【0007】その問題解決のため、実開昭64−255
57号公報に記載されたチェーンテンショナにおいて
は、ハウジングにラチェット爪を揺動自在に取付け、そ
のラチェット爪とプランジャの外周に設けたラックとの
係合によってプランジャの後退動を防止するようにして
いるが、ラチェット爪とラックの係合部にチェーンから
の荷重を受けるため、ラックの1ピッチ移動直後はチェ
ーンが過張力となり、耐久性に問題がある。
57号公報に記載されたチェーンテンショナにおいて
は、ハウジングにラチェット爪を揺動自在に取付け、そ
のラチェット爪とプランジャの外周に設けたラックとの
係合によってプランジャの後退動を防止するようにして
いるが、ラチェット爪とラックの係合部にチェーンから
の荷重を受けるため、ラックの1ピッチ移動直後はチェ
ーンが過張力となり、耐久性に問題がある。
【0008】この発明の課題は、エンジンの始動時にお
けるチェーンの大幅な弛みを防止することができる耐久
性に優れたチェーンテンショナを提供することである。
けるチェーンの大幅な弛みを防止することができる耐久
性に優れたチェーンテンショナを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、ハウジングにその端面で開
口するシリンダ室を設け、そのシリンダ室の開口部に焼
結成形品から成るナット部材を固定し、このナット部材
の内周対向位置に設けられた雌ねじにねじ軸をねじ係合
し、前記シリンダ室にはねじ軸の背部にプランジャを摺
動自在に組込み、ハウジングには上記プランジャの背部
に形成された圧力室と連通し、所定圧力の油圧が供給さ
れる給油通路を設け、前記雌ねじとねじ軸の外周に形成
された雄ねじのねじ山を、ねじ軸の押し込み力を受ける
圧力側フランクのフランク角が遊び側フランクのフラン
ク角より大きい鋸歯状とし、その鋸歯状ねじ山に前記圧
力室に供給される油圧によってねじ軸が外方に移動する
リード角を設けた構成を採用している。
めに、この発明においては、ハウジングにその端面で開
口するシリンダ室を設け、そのシリンダ室の開口部に焼
結成形品から成るナット部材を固定し、このナット部材
の内周対向位置に設けられた雌ねじにねじ軸をねじ係合
し、前記シリンダ室にはねじ軸の背部にプランジャを摺
動自在に組込み、ハウジングには上記プランジャの背部
に形成された圧力室と連通し、所定圧力の油圧が供給さ
れる給油通路を設け、前記雌ねじとねじ軸の外周に形成
された雄ねじのねじ山を、ねじ軸の押し込み力を受ける
圧力側フランクのフランク角が遊び側フランクのフラン
ク角より大きい鋸歯状とし、その鋸歯状ねじ山に前記圧
力室に供給される油圧によってねじ軸が外方に移動する
リード角を設けた構成を採用している。
【0010】ここで、前記給油通路に、圧力室の圧力が
給油通路に供給される油圧の圧力より低くなったとき給
油通路を開放するチェックバルブを設け、かつ圧力室に
プランジャを介してねじ軸に突出性を付与するスプリン
グを組込むようにしてもよい。
給油通路に供給される油圧の圧力より低くなったとき給
油通路を開放するチェックバルブを設け、かつ圧力室に
プランジャを介してねじ軸に突出性を付与するスプリン
グを組込むようにしてもよい。
【0011】
【作用】上記のように、ナット部材の雌ねじとねじ軸の
雄ねじにおけるねじ山を鋸歯状としたことにより、エン
ジンの停止によりチェーンが緊張してねじ軸に押し込み
力が作用すると、その押し込み力はねじ山のフランク角
の大きい圧力側フランクで受けられる。
雄ねじにおけるねじ山を鋸歯状としたことにより、エン
ジンの停止によりチェーンが緊張してねじ軸に押し込み
力が作用すると、その押し込み力はねじ山のフランク角
の大きい圧力側フランクで受けられる。
【0012】このため、ねじ軸はロックして押し込まれ
ず、チェーンは緊張状態に保持され、エンジン始動時に
チェーンが大きく弛むのが防止される。
ず、チェーンは緊張状態に保持され、エンジン始動時に
チェーンが大きく弛むのが防止される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
付図面に基づいて説明する。
【0014】図1乃至図4は、この発明の第1の実施の
形態を示す。図示のように、ハウジング1はエンジンの
シリンダブロック等の固定部にボルト止めされる複数の
取付片2を外周に有する。このハウジング1には、その
先端面で開口するシリンダ室3が設けられている。
形態を示す。図示のように、ハウジング1はエンジンの
シリンダブロック等の固定部にボルト止めされる複数の
取付片2を外周に有する。このハウジング1には、その
先端面で開口するシリンダ室3が設けられている。
【0015】シリンダ室3の開口部にはナット部材4が
圧入による手段等を介して固定されている。ナット部材
4は焼結成形品から成り、内周の対向位置には、図4に
示すように、雌ねじ5が設けられている。
圧入による手段等を介して固定されている。ナット部材
4は焼結成形品から成り、内周の対向位置には、図4に
示すように、雌ねじ5が設けられている。
【0016】ここで、雌ねじ5のねじ部範囲の角度θは
60°を超えると、型押し成形時の材料密度が雌ねじ5
の部分で不均一になり、強度の高い雌ねじ5を得ること
ができない。このため、雌ねじ5のねじ部範囲の角度θ
は60°以下とされている。
60°を超えると、型押し成形時の材料密度が雌ねじ5
の部分で不均一になり、強度の高い雌ねじ5を得ること
ができない。このため、雌ねじ5のねじ部範囲の角度θ
は60°以下とされている。
【0017】上記ナット部材4にはねじ軸6がねじ係合
され、そのねじ軸6の背部にプランジャ7が摺動自在に
組込まれている。シリンダ室3に対する上記プランジャ
7の組込みによって、そのプランジャ7の背部に圧力室
8が形成されている。ハウジング1には上記圧力室8に
連通する給油通路9が設けられている。給油通路9には
所定の圧力の油圧が供給され、その油圧によってプラン
ジャ7の先端に形成した球面7aがねじ軸6の平坦な後
端面6aと点接触している。
され、そのねじ軸6の背部にプランジャ7が摺動自在に
組込まれている。シリンダ室3に対する上記プランジャ
7の組込みによって、そのプランジャ7の背部に圧力室
8が形成されている。ハウジング1には上記圧力室8に
連通する給油通路9が設けられている。給油通路9には
所定の圧力の油圧が供給され、その油圧によってプラン
ジャ7の先端に形成した球面7aがねじ軸6の平坦な後
端面6aと点接触している。
【0018】図3に示すように、前記ナット部材4の雌
ねじ5とねじ軸6の外周に形成された雄ねじ10のねじ
山は、ねじ軸6の押し込み力を受ける圧力側フランク1
1のフランク角が遊び側フランク12のフランク角より
大きい鋸歯状とされ、その鋸歯状ねじ山のフランク角と
リード角の関係から、ねじ軸6は突出方向にゆるみ条件
とされ、押し込み方向にロック条件とされている。
ねじ5とねじ軸6の外周に形成された雄ねじ10のねじ
山は、ねじ軸6の押し込み力を受ける圧力側フランク1
1のフランク角が遊び側フランク12のフランク角より
大きい鋸歯状とされ、その鋸歯状ねじ山のフランク角と
リード角の関係から、ねじ軸6は突出方向にゆるみ条件
とされ、押し込み方向にロック条件とされている。
【0019】ここで、ゆるみ条件とは、給油通路9から
圧力室8に供給される油圧によってねじ軸6が回転しつ
つ外方向にスムーズに移動することをいい、一方、ロッ
ク条件とは、静的にねじ軸6に軸方向の力が作用して
も、シリンダ室3内に向けて移動せず、チェーン押圧部
材を介してチェーンの振動がねじ軸6に作用したとき
(動的)、ねじ面で衝突、離反を繰り返し、圧力室8の
油圧と押し込み力とが釣り合う位置までねじ軸6が徐々
に回転しつつ押し込まれることをいう。
圧力室8に供給される油圧によってねじ軸6が回転しつ
つ外方向にスムーズに移動することをいい、一方、ロッ
ク条件とは、静的にねじ軸6に軸方向の力が作用して
も、シリンダ室3内に向けて移動せず、チェーン押圧部
材を介してチェーンの振動がねじ軸6に作用したとき
(動的)、ねじ面で衝突、離反を繰り返し、圧力室8の
油圧と押し込み力とが釣り合う位置までねじ軸6が徐々
に回転しつつ押し込まれることをいう。
【0020】上記の構成から成るチェーンテンショナ
は、シリンダブロック等の固定部にハウジング1を固定
し、給油通路9から圧力室8に油圧を給油し、外方向に
突出性が付与されたねじ軸6によりチェーン押圧部材1
3を押圧してチェーンAに張力を付与する。
は、シリンダブロック等の固定部にハウジング1を固定
し、給油通路9から圧力室8に油圧を給油し、外方向に
突出性が付与されたねじ軸6によりチェーン押圧部材1
3を押圧してチェーンAに張力を付与する。
【0021】図1に示すチェーンテンショナの使用状態
において、カム軸駆動用チェーンAにおいては、エンジ
ンを停止すると、カムの停止位置の関係からチェーンA
が緊張し、エンジンを始動するとチェーンAに弛みが生
じる。
において、カム軸駆動用チェーンAにおいては、エンジ
ンを停止すると、カムの停止位置の関係からチェーンA
が緊張し、エンジンを始動するとチェーンAに弛みが生
じる。
【0022】ここで、エンジンの始動によってチェーン
Aが緊張すると、ねじ軸6に押し込み力が作用する。こ
のとき、ねじ軸6に作用する押し込み力は、雌ねじ5と
雄ねじ10のねじ係合部における圧力側フランク11に
作用し、その圧力側フランク11のフランク角とリード
角の関係からねじ軸6はロック条件に設定されているた
め、ねじ軸6はロックして後退せず、チェーンAは緊張
状態に保持されて弛みが生じるのが防止される。
Aが緊張すると、ねじ軸6に押し込み力が作用する。こ
のとき、ねじ軸6に作用する押し込み力は、雌ねじ5と
雄ねじ10のねじ係合部における圧力側フランク11に
作用し、その圧力側フランク11のフランク角とリード
角の関係からねじ軸6はロック条件に設定されているた
め、ねじ軸6はロックして後退せず、チェーンAは緊張
状態に保持されて弛みが生じるのが防止される。
【0023】なお、押し込み力が圧力室8に供給された
油圧より高くなると、ねじ軸6がゆっくりと回動後退
し、上記押し込み力と油圧とが均衡すると、ねじ軸6は
停止し、チェーンAは所定の緊張状態に保持される。
油圧より高くなると、ねじ軸6がゆっくりと回動後退
し、上記押し込み力と油圧とが均衡すると、ねじ軸6は
停止し、チェーンAは所定の緊張状態に保持される。
【0024】上記のように、エンジンが停止してチェー
ンAが緊張すると、ねじ軸6がロックされて押し込まれ
ず、チェーンAは緊張状態に保持されるため、エンジン
の再始動時にチェーンAが大幅に弛むのを防止すること
ができる。
ンAが緊張すると、ねじ軸6がロックされて押し込まれ
ず、チェーンAは緊張状態に保持されるため、エンジン
の再始動時にチェーンAが大幅に弛むのを防止すること
ができる。
【0025】なお、エンジンの始動時にチェーンAが弛
むと、給油通路9から圧力室8に供給される油圧によっ
てねじ軸6が外方向に押圧される。
むと、給油通路9から圧力室8に供給される油圧によっ
てねじ軸6が外方向に押圧される。
【0026】ねじ軸6は遊び側フランク12のフランク
角とリード角の関係から外方向にはゆるみ条件とされて
いるため、ねじ軸6は回転しつつ外方向にスムースに移
動する。このとき、ねじ軸6とプランジャ7とは点接触
しているため、ねじ軸6はスムーズに回転して素早く外
方向に移動すると共に、チェーンAの弛み量は少ないた
め、チェーンAの弛みは直ちに除去される。
角とリード角の関係から外方向にはゆるみ条件とされて
いるため、ねじ軸6は回転しつつ外方向にスムースに移
動する。このとき、ねじ軸6とプランジャ7とは点接触
しているため、ねじ軸6はスムーズに回転して素早く外
方向に移動すると共に、チェーンAの弛み量は少ないた
め、チェーンAの弛みは直ちに除去される。
【0027】図5は、この発明の第2の実施の形態を示
す。この実施の形態においては、圧力室8にプランジャ
7をねじ軸6の後端に押し付けるスプリング14を組込
んでいる。また、給油通路9の油出口部にチェックバル
ブ15を設けている。
す。この実施の形態においては、圧力室8にプランジャ
7をねじ軸6の後端に押し付けるスプリング14を組込
んでいる。また、給油通路9の油出口部にチェックバル
ブ15を設けている。
【0028】ここで、チェックバルブ15は、圧力室8
の圧力が給油通路9に供給される油圧の圧力より低下す
ると給油通路9を開放する。
の圧力が給油通路9に供給される油圧の圧力より低下す
ると給油通路9を開放する。
【0029】また、ねじ軸6は、第1の実施の形態と同
様に、鋸歯状ねじ山のフランク角とリード角の関係か
ら、突出方向に弛み条件とされ、押し込み方向にロック
条件とされている。
様に、鋸歯状ねじ山のフランク角とリード角の関係か
ら、突出方向に弛み条件とされ、押し込み方向にロック
条件とされている。
【0030】ここでいう弛み条件とは、スプリング14
の押圧力によってねじ軸6が回転しつつ外方向にスムー
スに移動することをいい、一方、ロック条件とは、ねじ
軸6が急激に押し込まれても後退せず、チェーン押圧部
材を介し、チェーンの振動がねじ軸6に作用したとき、
ねじ軸6はスプリング14の押圧力と押し込み力とが釣
り合う位置までゆっくりと回転後退動することをいう。
の押圧力によってねじ軸6が回転しつつ外方向にスムー
スに移動することをいい、一方、ロック条件とは、ねじ
軸6が急激に押し込まれても後退せず、チェーン押圧部
材を介し、チェーンの振動がねじ軸6に作用したとき、
ねじ軸6はスプリング14の押圧力と押し込み力とが釣
り合う位置までゆっくりと回転後退動することをいう。
【0031】他の構成は、先に述べた第1の発明の実施
の形態と同じであるため、同一部品には同一の符号を付
して説明を省略する。
の形態と同じであるため、同一部品には同一の符号を付
して説明を省略する。
【0032】上記の構成から成るチェーンテンショナに
おいては、エンジンの停止によってチェーンAが緊張す
ると、ねじ軸6が押し込まれ、その押し込み力はねじ軸
6とナット部材4のねじ係合部におけるねじ山の圧力側
フランク11に作用する。
おいては、エンジンの停止によってチェーンAが緊張す
ると、ねじ軸6が押し込まれ、その押し込み力はねじ軸
6とナット部材4のねじ係合部におけるねじ山の圧力側
フランク11に作用する。
【0033】このため、第1の実施の形態で示すチェー
ンテンショナと同様にねじ軸6はロックして後退しな
い。
ンテンショナと同様にねじ軸6はロックして後退しな
い。
【0034】このように、チェーンAが緊張してもねじ
軸6は大幅に後退することがないため、チェーンAに大
きな弛みが生じるのを防止することができる。
軸6は大幅に後退することがないため、チェーンAに大
きな弛みが生じるのを防止することができる。
【0035】また、エンジンの始動によってチェーンA
に弛みが生じると、ねじ軸6は遊び側フランク12のフ
ランク角とリード角の関係から突出方向には弛み条件に
設定されているため、スプリング14の押圧力によりね
じ軸6は回転しつつ外方向に急速に移動してチェーンA
の弛みを吸収する。
に弛みが生じると、ねじ軸6は遊び側フランク12のフ
ランク角とリード角の関係から突出方向には弛み条件に
設定されているため、スプリング14の押圧力によりね
じ軸6は回転しつつ外方向に急速に移動してチェーンA
の弛みを吸収する。
【0036】このとき、スプリング14の押圧力により
プランジャ7もねじ軸6と共に移動するため、圧力室8
の圧力が低下し、チェックバルブ15が給油通路9を開
放する。このため、給油通路9に供給された油圧は圧力
室8に供給される。
プランジャ7もねじ軸6と共に移動するため、圧力室8
の圧力が低下し、チェックバルブ15が給油通路9を開
放する。このため、給油通路9に供給された油圧は圧力
室8に供給される。
【0037】このように、エンジンの停止によってチェ
ーンAが緊張しても、ねじ軸6は大きく後退せず、チェ
ーンAは緊張状態に保持されるため、エンジンの再始動
によりチェーンAに弛みが生じても、その弛み量は小さ
く、ねじ軸6は外方向にあまり突出しない。
ーンAが緊張しても、ねじ軸6は大きく後退せず、チェ
ーンAは緊張状態に保持されるため、エンジンの再始動
によりチェーンAに弛みが生じても、その弛み量は小さ
く、ねじ軸6は外方向にあまり突出しない。
【0038】このため、エンジンの再始動時における圧
力室8の圧力低下は小さく、圧力室8の油中に空気が侵
入したり、あるいは油中から空気が析出してダンパ効果
が低下するという不都合の発生はきわめて少ない。
力室8の圧力低下は小さく、圧力室8の油中に空気が侵
入したり、あるいは油中から空気が析出してダンパ効果
が低下するという不都合の発生はきわめて少ない。
【0039】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので下
記に示す効果を奏する。
記に示す効果を奏する。
【0040】請求項1に記載の発明においては、ナット
部材の雌ねじとねじ軸の雄ねじのねじ山を圧力側フラン
クのフランク角が遊び側フランクのフランク角より大き
い鋸歯状とし、その鋸歯状ねじ山のフランク角とリード
角の関係によってねじ軸を押し込み方向にロック条件と
し、突出方向にゆるみ条件としたので、エンジンの停止
によってチェーンが緊張してもねじ軸は大きく後退せ
ず、エンジンの再始動時にチェーンが大幅に弛むのを防
止することができる。
部材の雌ねじとねじ軸の雄ねじのねじ山を圧力側フラン
クのフランク角が遊び側フランクのフランク角より大き
い鋸歯状とし、その鋸歯状ねじ山のフランク角とリード
角の関係によってねじ軸を押し込み方向にロック条件と
し、突出方向にゆるみ条件としたので、エンジンの停止
によってチェーンが緊張してもねじ軸は大きく後退せ
ず、エンジンの再始動時にチェーンが大幅に弛むのを防
止することができる。
【0041】また、ねじ軸に作用する押し込み力を雌ね
じと雄ねじのねじ山における圧力側フランクで受けるよ
うにしたので、耐久性に優れ、異音の発生の少ないチェ
ーンテンショナを実現することができる。
じと雄ねじのねじ山における圧力側フランクで受けるよ
うにしたので、耐久性に優れ、異音の発生の少ないチェ
ーンテンショナを実現することができる。
【0042】さらに、ナット部材を焼結成形品で形成し
たことにより、切削によって雌ねじを形成したナット部
材に比較してコストが安くチェーンテンショナのコスト
の低減を図る。
たことにより、切削によって雌ねじを形成したナット部
材に比較してコストが安くチェーンテンショナのコスト
の低減を図る。
【0043】請求項2に記載の発明においては、ハウジ
ングをアルミニウムで形成したことにより、チェーンテ
ンショナのコストをさらに低減させることができる。
ングをアルミニウムで形成したことにより、チェーンテ
ンショナのコストをさらに低減させることができる。
【0044】請求項3に記載の発明においては、圧力室
にプランジャを押圧するスプリングを組込み、かつ給油
通路にチェックバルブを設けたことにより、エンジンの
停止によりチェーンが緊張してねじ軸が押し込まれる
と、チェックバルブが給油通路を閉じ、圧力室に封入さ
れた油圧によって上記ねじ軸は押し込まれるのが防止さ
れる。このため、エンジンの再始動によってチェーンに
弛みが生じても、ねじ軸およびプランジャは外方向に大
きく移動しないので、圧力室内の油中に空気が侵入した
り、油中から空気が析出するのを防止することができ、
常に最適なダンパ機能を発揮させることができる。
にプランジャを押圧するスプリングを組込み、かつ給油
通路にチェックバルブを設けたことにより、エンジンの
停止によりチェーンが緊張してねじ軸が押し込まれる
と、チェックバルブが給油通路を閉じ、圧力室に封入さ
れた油圧によって上記ねじ軸は押し込まれるのが防止さ
れる。このため、エンジンの再始動によってチェーンに
弛みが生じても、ねじ軸およびプランジャは外方向に大
きく移動しないので、圧力室内の油中に空気が侵入した
り、油中から空気が析出するのを防止することができ、
常に最適なダンパ機能を発揮させることができる。
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す縦断正面図
【図2】同上の横断平面図
【図3】同上のナット部材とねじ軸のねじ係合部におけ
る拡大断面図
る拡大断面図
【図4】同上のナット部材の正面図
【図5】その発明の第2の実施の形態を示す縦断正面図
【図6】従来のチェーンテンショナを示す断面図
1 ハウジング 3 シリンダ室 4 ナット部材 5 雌ねじ 6 ねじ軸 7 プランジャ 8 圧力室 9 給油通路 10 雄ねじ 11 圧力側フランク 12 遊び側フランク 14 スプリング 15 チェックバルブ
Claims (3)
- 【請求項1】 ハウジングにその端面で開口するシリン
ダ室を設け、そのシリンダ室の開口部に焼結成形品から
成るナット部材を固定し、このナット部材の内周対向位
置に設けられた雌ねじにねじ軸をねじ係合し、前記シリ
ンダ室にはねじ軸の背部にプランジャを摺動自在に組込
み、ハウジングには上記プランジャの背部に形成された
圧力室と連通し、所定圧力の油圧が供給される給油通路
を設け、前記雌ねじとねじ軸の外周に形成された雄ねじ
のねじ山を、ねじ軸の押し込み力を受ける圧力側フラン
クのフランク角が遊び側フランクのフランク角より大き
い鋸歯状とし、その鋸歯状ねじ山に前記圧力室に供給さ
れる油圧によってねじ軸が外方に移動するリード角を設
けたチェーンテンショナ。 - 【請求項2】 前記ハウジングがアルミニウムから成る
請求項1に記載のチェーンテンショナ。 - 【請求項3】 前記給油通路に、圧力室の圧力が給油通
路に供給される油圧の圧力より低くなったとき給油通路
を開放するチェックバルブを設け、かつ圧力室にプラン
ジャを介してねじ軸に突出性を付与するスプリングを組
込んだ請求項1又は2に記載のチェーンテンショナ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16899696A JPH109351A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | チェーンテンショナ |
| US08/843,594 US5879255A (en) | 1996-04-17 | 1997-04-16 | Chain tensioner |
| DE19715930A DE19715930B4 (de) | 1996-04-17 | 1997-04-16 | Kettenspanner |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16899696A JPH109351A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | チェーンテンショナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH109351A true JPH109351A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15878426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16899696A Pending JPH109351A (ja) | 1996-04-17 | 1996-06-28 | チェーンテンショナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH109351A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010101381A (ja) * | 2008-10-22 | 2010-05-06 | Ntn Corp | チェーンテンショナ |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP16899696A patent/JPH109351A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010101381A (ja) * | 2008-10-22 | 2010-05-06 | Ntn Corp | チェーンテンショナ |
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