JPH1093A - アポトーシス誘導タンパク質およびそれをコードする遺伝子 - Google Patents
アポトーシス誘導タンパク質およびそれをコードする遺伝子Info
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Abstract
コードする塩基配列、および悪性腫瘍治療剤の提供。 【解決手段】 プロテインキナーゼ触媒領域を有し、か
つSEK1キナーゼ活性および/またはMKK3キナー
ゼ活性を亢進するタンパク質(ASK1)またはその誘
導体。図はASK1の発現によるアポトーシスの誘導を
示す。
Description
質およびこれをコードする遺伝子に関する。
シグナル伝達カスケードは、酵母から脊椎動物に至るま
でよく保存された細胞内シグナル伝達経路であり、MA
Pキナーゼ(MAPK)、MAPKキナーゼ(MAPK
K)およびMAPKKキナーゼ(MAPKKK)を含む
タンパク質キナーゼの3つの異なるメンバーより構成さ
れる(T. Sturgill & J. Wu, Biochim. Biophys. Acta.
1092, 350 (1991); E. Nishida & Y. Gotoh, Trends
Biochem. Sci., 18, 128 (1993);B. Errede & D. Levi
n, Curr. Opin. Cell Biol., 5, 254 (1993); C. Mars
hall, Curr. Opin. Genet. Dev., 4, 82 (1994))。M
APKKKはMAPKKをリン酸化しこれによりMAP
KKが活性化し、活性化型MAPKKはMAPKをリン
酸化しこれによりMAPKが活性化する。活性化された
MAPKは細胞核へ移動し、転写因子の活性を調節し、
それによって種々の遺伝子発現が制御される(T. Sturg
ill & J. Wu, Biochim. Biophys. Acta. 1092, 350 (19
91); E. Nishida & Y. Gotoh, Trends Biochem. Sci.,
18, 128 (1993); B. Errede & D. Levin, Curr. Opi
n. Cell Biol., 5, 254 (1993); C. Marshall, Curr.
Opin. Genet. Dev., 4, 82 (1994))。
最近の進歩によって、哺乳動物の細胞では少なくとも明
らかに異なる2種類のMAPKKK−MAPKK−MA
PKシグナル伝達経路が機能していることが明らかにな
った(R. Davis, Trends Biochem. Sci., 19, 470 (199
4); A. Waskiewicz & J. Cooper, Curr. Opin. CellBi
ol., 7, 798 (1995); J. Kyriakis & J. Avruch, J. B
iol. Chem., 265, 17355 (1990); B. Derijard et a
l., Cell, 76, 1025 (1994); M. Yan et al.,Nature,
372, 798 (1994); K. Yamaguchi et al., Science 27
0, 2008 (1995);J. Kyriakis et al., Nature, 369, 15
6 (1994); I. Sanchez et al., Nature, 372, 794 (19
94); B. Derijard et al., Science, 267, 682 (199
5); S. Matsuda et al., J. Biol. Chem., 270, 12781
(1995))。これらの2種類の経路はそれぞれ、Raf
−MAPKK−MAPK経路およびMEKK−SEK1
(またはMKK4)−SAPK(またはJNK)経路よ
り成る。
6;MKK3に極めて近縁のタンパク質)およびp38
タンパク質キナーゼは、それぞれMAPKKおよびMA
PKの段階に相当するタンパク質キナーゼであり、これ
は別のMAPKシグナル伝達経路を形成していることが
知られている(R. Davis, Trends Biochem. Sci., 19,4
70 (1994); A. Waskiewicz & J. Cooper, Curr. Opin.
Cell Biol., 7, 798 (1995); J. Han et al., J. Bio
l. Chem., 271, 2886 (1996); J. Raingeaud etal., M
ol. Cell. Biol., 16, 1247 (1996) ; T. Moriguchi et
al., J. Biol.Chem, 271, 13675 (1996) )。
p38 MAPキナーゼのシグナル伝達カスケードが、
アポトーシスを誘導するシグナル伝達経路の少なくとも
一部に関係していることが示唆されている(Z. Xia et
al., Science, 270, 1326 (1995); Y.-R. Chen et a
l., J. Biol. Chem., 271, 631 (1996); N. Johnson e
t al., J. Biol. Chem., 271, 3229 (1996); M. Verhe
ij et al., Nature 380,75 (1996))。ここで、アポト
ーシスは、壊死とは異なる細胞死、すなわち、プログラ
ム細胞死、を意味する。アポトーシスでは、ヌクレオソ
ームごとにDNAが断片化され電気泳動で断片化したD
NAが梯子状に観察できる。また、アポトーシスは、ガ
ンの退縮のみならず、自己免疫疾患、HIV感染、神経
疾患、肝炎、白血病、腎疾患、皮膚疾患、眼疾患および
老化等にも関与していると考えられている(三浦正幸、
刀祢重信、木崎治俊編集「アポトーシス研究の最前
線」、実験医学Vol.13(1995)。
力な細胞性アポトーシス開始物質として知られている。
最近、これらの細胞性アポトーシス開始物質によってS
APKシグナル伝達系が活性化されることが示された
(J. Kyriakis et al., Nature372, 794 (1994); J. R
aingeaud et al., J. Biol. Chem., 270, 7420 (199
5))。
びSEK1−SAPK経路の上流のMAPKKKに相当
するタンパク質や、該経路の活性化のメカニズム、更に
は、これらの経路を介したアポトーシスの機構について
は、本発明者らが知る限り報告されていない。
Kシグナル伝達経路ばかりでなくMKK3−p38シグ
ナル伝達経路をも活性化する、MAPKKKに相当する
哺乳類の新規タンパク質(ASK1)を同定した。ま
た、前炎症性サイトカインがASK1を活性化し、活性
化されたASK1がSEK1−SAPKおよびMKK3
−p38シグナル伝達カスケードを介して細胞のアポト
ーシス誘導に関与することを見出した。また、本発明者
らは、ASK1のドミナントネガティブ変異体がTNF
−αが誘導するアポトーシスを阻害することを見い出し
た。本発明はかかる知見に基づくものである。
パク質およびそれをコードする塩基配列の提供をその目
的とする。また、本発明は、悪性腫瘍治療剤または悪性
腫瘍遺伝子治療剤の提供をその目的とする。更に、本発
明は、アポトーシス誘導タンパク質の部分ペプチドおよ
びアポトーシス誘導タンパク質と特異的に反応する抗体
の提供をその目的とする。
ンパク質は、プロテインキナーゼ触媒領域を有し、かつ
SEK1キナーゼ活性および/またはMKK3キナーゼ
活性を亢進するタンパク質またはその誘導体、である。
わちL体およびD体、のいずれをも含む意味で用いられ
るものとする。従って、本発明において「タンパク質」
とは、L体のアミノ酸のみによって構成されているタン
パク質だけでなく、D体のアミノ酸を一部または全部含
むタンパク質をも意味するものとする。
は、天然のタンパク質を構成する20種のα−アミノ酸
のみならず、それら以外のα−アミノ酸、並びにβ−、
γ−、δ−アミノ酸および非天然のアミノ酸等を含む意
味で用いられるものとする。従って、下記のようにタン
パク質において置換されるかまたはタンパク質中に挿入
されるアミノ酸としては、天然のタンパク質を構成する
20種のα−アミノ酸だけに限定されることはなく、そ
れら以外のα−アミノ酸並びにβ−、γ−、δ−アミノ
酸および非天然のアミノ酸等であってもよい。このよう
なβ−、γ−またはδ−アミノ酸としては、β−アラニ
ン、γ−アミノ酪酸あるいはオルニチンが挙げられ、ま
た天然タンパク質を構成するもの以外のアミノ酸あるい
は非天然のアミノ酸としては、3,4−ジヒドロキシフ
ェニルアラニン、フェニルグリシン、シクロヘキシルグ
リシン、1,2,3,4−テトラハイドロイソキノリン
−3−カルボン酸あるいは二ペコチン酸等が挙げられ
る。
る前のアミノ酸残基(一文字表記)、置換されるアミノ
酸の位置、および置換された後のアミノ酸残基(一文字
表記)を連続して記載することで表した。例えば、「K
709R」は、709番目のアミノ酸残基であるK(Ly
s :リジン)がR(Arg :アルギニン)で置換されたア
ミノ酸配列を表す。
プチドを含む意味で用いられるものとする。また、本明
細書において「本発明によるタンパク質」というとき
は、その誘導体を含む意味で用いられるものとする。
ンキナーゼ触媒領域を有し、かつSEK1キナーゼ活性
および/またはMKK3キナーゼ活性を亢進するタンパ
ク質またはその誘導体である。アポトーシス誘導タンパ
ク質の起源は特に限定されず、ヒトを含むホ乳類由来の
ものであっても、それ以外を由来とするものであっても
よい。
ンキナーゼ触媒領域を有する。本発明において、「プロ
テインキナーゼ触媒領域を有する」とは、実施例1と同
様の条件において解析した場合に、セリン/スレオニン
・プロテインキナーゼ触媒領域の存在が認められること
をいう。アポトーシス誘導タンパク質は、SEK1キナ
ーゼ活性および/またはMKK3キナーゼ活性を亢進す
る。本発明において、「SEK1キナーゼ活性および/
またはMKK3キナーゼ活性を亢進する」タンパク質と
は、実施例3、4および6と同様の条件において実験し
た場合に、SEK1キナーゼ活性および/またはMKK
3キナーゼ活性の亢進が認められたと評価されるタンパ
ク質を意味するものとする。
を誘導するとの性質を有する。前記アポトーシスは、S
APKもしくはJNKおよび/またはp38の活性の亢
進によって媒介されるものである。前記SEK1キナー
ゼ活性および/またはMKK3キナーゼ活性亢進活性
は、腫瘍壊死因子(TNF)によって亢進する。ここ
で、腫瘍壊死因子としては、例えばTNFαが挙げられ
る。
体」とは、タンパク質のアミノ末端(N末端)のアミノ
基または各アミノ酸の側鎖のアミノ基の一部もしくは全
部、および/またはタンパク質のカルボキシル末端(C
末端)のカルボキシル基または各アミノ酸の側鎖のカル
ボキシル基の一部もしくは全部、および/または、タン
パク質の各アミノ酸の側鎖のアミノ基およびカルボキシ
ル基以外の官能基(例えば、水素基、チオール基、アミ
ド基等)の一部もしくは全部が、適当な他の置換基によ
って修飾を受けたものをいう。適当な他の置換基による
修飾は、例えば、タンパク質中に存在する官能基の保
護、安全性ならびに組織移行性の向上、あるいは活性の
増強等を目的として行われる。
は、(1)タンパク質のアミノ末端(N末端)のアミノ
基または各アミノ酸の側鎖のアミノ基の一部もしくは全
部の水素原子が、置換または非置換のアルキル基(直
鎖、分岐鎖または環状であってもよい)(例えば、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、イソブ
チル基、ブチル基、t−ブチル基、シクロプロピル基、
シクロヘキシル基、ベンジル基)、置換または非置換の
アシル基(例えば、ホルミル基、アセチル基、カプロイ
ル基、シクロヘキシルカルボニル基、ベンゾイル基、フ
タロイル基、トシル基、ニコチノイル基、ピペリジンカ
ルボニル基)、ウレタン型保護基(例えば、p−ニトロ
ベンジルオキシカルボニル基、p−メトキシベンジルオ
キシカルボニル基、p−ビフェニルイソプロピルオキシ
カルボニル基、t−ブトキシカルボニル基)またはウレ
ア型置換基(例えば、メチルアミノカルボニル基、フェ
ニルカルボニル基、シクロヘキシルアミノカルボニル
基)等によって置換されたもの、並びに(2)タンパク
質のカルボキシル末端(C末端)のカルボキシル基また
は各アミノ酸の側鎖のカルボキシル基の一部もしくは全
部が、エステル型の修飾を受けているもの(例えば、そ
の水素原子がメチル、エチル、イソプロピル、シクロヘ
キシル、フェニル、ベンジル、t−ブチル、4−ピコリ
ルにより置換されたもの)、アミド型の修飾を受けてい
るもの(例えば、非置換アミド、C1−C6アルキルア
ミド(例えば、メチルアミド、エチルアミド、イソプロ
ピルアミド)を形成しているもの、並びに(3)タンパ
ク質の各アミノ酸の側鎖のアミノ基およびカルボキシル
基以外の官能基(例えば、水素基、チオール基、アミノ
基等)の一部もしくは全部が、上述のアミノ基と同様の
置換基あるいはトリチル基などで修飾されたもの等が挙
げられる。
列番号1のアミノ酸配列からなり、前記配列番号1のア
ミノ酸配列に1以上のアミノ酸配列が付加および/また
は挿入され、および/または前記配列番号1のアミノ酸
配列の1以上のアミノ酸が置換および/または欠失され
たタンパク質であって、プロテインキナーゼ活性を有
し、かつSEK1キナーゼ活性および/またはMKK3
キナーゼ活性を亢進するものが挙げられる。すなわち、
ここにいう付加(addition)、挿入(insertion) 、置換(s
ubstitution)、および欠失(deletion)とは、配列番号1
のアミノ酸配列からなるタンパク質のプロテインキナー
ゼ活性並びにSEK1キナーゼ活性および/またはMK
K3キナーゼ活性を亢進する性質を損なわない(not da
mage)ようなものをいう。
ーゼ活性および/またはMKK3キナーゼ活性を亢進す
る、との性質を有する。また、SEK1およびMKK3
はアポトーシスに関与していることが知られている。従
って、本発明によるタンパク質は、アポトーシスの機構
解明に有用である。
列からなり、プロテインキナーゼ活性を損なうように配
列番号1のアミノ酸配列に1以上のアミノ酸配列が付加
および/または挿入され、および/または配列番号1の
アミノ酸配列の1以上のアミノ酸が置換および/または
欠失されたタンパク質またはその誘導体(ドミナントネ
ガティブ変異体)が提供される。
媒活性領域を有し、かつSEK1キナーゼ活性および/
またはMKK3キナーゼ活性を亢進するタンパク質をプ
ロテインキナーゼ活性を損なうように改変することによ
って得られる。
て示されるようにTNF−αによって引き起こされるア
ポトーシスを阻害する。従って、該改変タンパク質は、
ASK1が関与する生命現象の解明に用いることができ
る。
が挙げられる。
塩基配列が提供される。本発明によるタンパク質をコー
ドする塩基配列の典型的配列は、配列番号2に記載され
るDNA配列の一部または全部を有するものである。な
お、本明細書において塩基配列とは、DNA配列および
RNA配列のいずれをも意味するものとする。
れをコードする塩基配列は容易に定まり、配列番号1に
記載されるアミノ酸配列をコードする種々の塩基配列を
選択することができる。従って、本発明によるタンパク
質をコードする塩基配列とは、配列番号2に記載のDN
A配列の一部または全部に加え、同一のアミノ酸をコー
ドする配列であって縮重関係にあるコドンをDNA配列
として有する配列をも意味するものとする。更にこの塩
基配列は、これらに対応するRNA配列も含む。
であっても、全合成したものであってもよい。また、天
然由来のものの一部を利用して合成を行ったものであっ
てもよい。DNAの典型的な取得方法としては、染色体
ライブラリーまたはcDNAライブラリーから遺伝子工
学の分野で慣用されている方法、例えば部分アミノ酸配
列の情報を基にして作成した適当なDNAプローブを用
いてスクリーニングを行う方法、等が挙げられる。
配列としては、例えば、配列番号2に記載されるDNA
配列の268〜4392番の配列(オープンリーディン
グフレームに相当)からなる配列が挙げられる。
細胞内で複製可能でかつその塩基配列がコードするタン
パク質を発現可能な状態で含んでなるベクターが提供さ
れる。更に、本発明によれば、このベクターによって形
質転換された宿主細胞が提供される。この宿主−ベクタ
ー系は特に限定されず、また、他のタンパク質との融合
タンパク質発現系などを用いることができる。融合タン
パク質発現系としては、MBP(マルトース結合タンパ
ク質)、GST(グルタチオンSトランスフェラー
ゼ)、HA(ヘマグルチニン)、His(ヘキサヒスチ
ジン)、myc、Fas等を用いたものが挙げられる。
(例えば、原核細胞、酵母、昆虫細胞動物細胞等での発
現ベクター)、ウイルスベクター(例えば、レトロウイ
ルスベクター、アデノウイルスベクター、アデノ関連ウ
イルスベクター、ヘルペスウイルスベクター、センダイ
ウイルスベクター、HIVベクター、ワクシニアウイル
スベクター)、リポソームベクター(例えば、カチオニ
ックリポソームベクター)等が挙げられる。
主細胞に導入して所望のアミノ酸配列を発現させるため
には、前記の本発明による塩基配列の他に、その発現を
制御する配列や微生物、昆虫細胞または動物培養細胞等
を選択するための遺伝子マーカー等を含んでいてもよ
い。また、このベクターは、本発明による塩基配列を反
復した形で(例えば、タンデムリピートで)含んでいて
もよい。これらは常法に従いベクターに存在させてよ
く、このベクターによる微生物、昆虫細胞または動物培
養細胞等の形質転換の方法も、この分野で慣用されてい
るものを用いることができる。
法は、遺伝子工学の分野で慣用されているものを用いる
ことができる。また、宿主細胞としては、例えば、大腸
菌、酵母、昆虫細胞、並びにCOS細胞(例えば、CO
S7細胞)、ミンク肺上皮細胞(例えば、Mv1L
u)、リンパ球、繊維芽細胞、CHO細胞、血液系細
胞、および腫瘍細胞等のような動物細胞が挙げられる。
で培養し、その培養物から本発明によるタンパク質を得
ることができる。従って、本発明の別の面によれば、本
発明によるタンパク質の製造法が提供される。形質転換
された宿主細胞の培養およびその条件は、使用する細胞
についてのそれと本質的に同様であってよい。また、培
養液からの本発明によるタンパク質の回収、精製も常法
に従って行うことができる。
のガン細胞(例えば、白血病細胞、消化器ガン細胞、肺
ガン細胞、スイ臓ガン細胞、卵巣ガン細胞、子宮ガン細
胞、メラノーマ細胞、脳腫瘍細胞等)であるときは、そ
の前記の本発明による塩基配列を含むベクターをヒトを
含む生体内のガン細胞に適当な方法によって導入し、本
発明によるタンパク質を発現させることにより、悪性腫
瘍等について遺伝子治療を行うことができる。例えば、
本発明によるタンパク質がヒトを含む生体内、特に、悪
性腫瘍細胞、で発現されることにより、アポトーシスが
誘導され、その結果として悪性腫瘍が退縮し、悪性腫瘍
を治療することができると考えられる(後記実施例5参
照)。
史磨監修の実験医学(増刊号)第12巻、第15号「遺
伝子治療の最前線」(1994年)を参照することがで
きる。
域を有し、かつSEK1キナーゼ活性および/またはM
KK3キナーゼ活性を亢進する(実施例3および4)。
また、本発明によるタンパク質は、不死化細胞のアポト
ーシスを誘導する(実施例5)。従って、本発明による
タンパク質は、悪性腫瘍の形成および/または転移の抑
制に有効であると考えられる。
腫瘍治療剤として用いることができる。ここで、悪性腫
瘍としては、例えば、前記ガン細胞が挙げられる。
口または非経口投与(例えば、筋注、静注、皮下投与、
直腸投与、経皮投与、経鼻投与など)、好ましくは経口
投与することができ、薬剤として経口または非経口投与
に適した種々の剤型で、ヒトおよびヒト以外の動物に使
用される。
て、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、丸剤、細粒剤、
トローチ錠などの経口剤、静注および筋注などの注射
剤、直腸投与剤、油脂性坐剤、水溶性坐剤などのいずれ
かの製剤形態に調製することができる。これらの各種製
剤は、通常用いられている賦形剤、増量剤、結合剤、湿
潤化剤、崩壊剤、表面活性剤、潤滑剤、分散剤、緩衝
剤、保存剤、溶解補助剤、防腐剤、矯味矯臭剤、無痛化
剤、安定化剤などを用いて常法により製造することがで
きる。使用可能な無毒性の上記添加剤としては、例えば
乳糖、果糖、ブドウ糖、でん粉、ゼラチン、炭酸マグネ
シウム、合成ケイ酸マグネシウム、タルク、ステアリン
酸マグネシウム、メチルセルロース、カルボキシメチル
セルロースまたはその塩、アラビアゴム、ポリエチレン
グリコール、シロップ、ワセリン、グリセリン、エタノ
ール、プロピレングリコール、クエン酸、塩化ナトリウ
ム、亜硫酸ソーダ、リン酸ナトリウムなどが挙げられ
る。
量はその剤形に応じて異なるが、通常全組成物中約0.
1〜約50重量%、好ましくは約1〜約20重量%濃度
である。
用法、患者の年齢、性別、症状の程度などを考慮して適
宜決定されるが、通常成人1日当り約0.1〜約500
mg、好ましくは約0.5〜約50mg程度とするのが
よく、これを1日1回または数回に分けて投与すること
ができる。
配列は、これを有する前記ベクターを用いて標的細胞を
形質転換し、悪性腫瘍の形成および/または転移を抑制
する様な態様で用いることができる。すなわち、該塩基
配列は悪性腫瘍遺伝子治療剤(以下、単に「遺伝子治療
剤」ということがある)として用いることができる。遺
伝子治療剤の投与方法、有効投与量、および含んでいて
もよい担体等は悪性腫瘍治療剤のそれに準ずることがで
きる。
ソーム法(金田,実験医学,Vol.12No.2, 78(184),199
4および森下等,実験医学, Vol.12 No.15 158(1928),1
994)、本発明による塩基配列を注射等によってそのま
ま投与する方法、リン酸カルシウム法、DEAE−デキ
ストラン法、エレクトロポレーション法、遺伝子銃によ
る方法(T. M. Klein et al., Bio/Technology 10, 286
-291(1992)) 、リポフェクション法によって投与する方
法(Nabel et al.:Science 244 ,1285,1990)、適当な
ベクター(例えば、アデノウイルスベクター、アデノ関
連ウイルスベクター、ヘルペスウイルスベクター、ワク
シニアウイルスベクター、レトロウイルスベクター等)
を使う方法等によって、ヒトを含むほ乳類やその他の動
物に投与することができる。
は一時的なアポトーシスの誘導の点から、ASK1が生
体内に一過的(transient )に存在する様な態様で投与
することが好ましい。このような態様としては、本発明
による塩基配列を注射等によってそのまま投与する方
法、リポフェクション法、HVJリポソーム法、アデノ
ウイルスベクターを用いた方法、ワクシニアウイルスベ
クターを用いた方法のような非経口投与が挙げられる。
るタンパク質または塩基配列の使用、特に、本発明によ
る治療剤の製造における使用および本発明による治療剤
としての使用、が提供される。
によるタンパク質または塩基配列を投与することを含ん
でなる、悪性腫瘍に罹ったヒトを含むほ乳類やその他の
動物の治療法が提供される。この場合の有効投与量、投
与方法、および投与形態等は、前記に準ずることができ
る。
ノ酸配列からなるペプチド、および配列番号1の654
〜669番のアミノ酸配列を含んでなるペプチドが提供
される。
配列を含んでなるペプチドとしては、該アミノ酸配列の
N末端および/またはC末端に任意のアミノ酸配列を付
加したペプチドが挙げられ、これには本発明によるタン
パク質も含まれる。
に対する抗体を得るための抗原として用いることができ
る。また、本発明によるタンパク質は、前述のようにア
ポトーシスの機構に密接に関与している。従って、本発
明によるペプチドは、これらの機構の解明等に有用であ
る。
反応する抗体が提供される。本発明において、抗体とし
ては、ポリクローナル抗体およびモノクローナル抗体が
挙げられる。
用いられる方法によって製造することができる。例え
ば、配列番号1に記載される前記ペプチドを、任意の担
体(例えば、ウシ血清アルブミン)とともに動物体内
(例えば、ウサギ、ヤギ、ラット、マウス、ヒツジ)に
注射し、一定期間の後に、その動物の血清を精製するこ
とによって得ることができる。
ンパク質のアミノ酸配列の一部である。従って、本発明
による抗体の特異的な反応(すなわち、免疫交差反応)
は、本発明によるタンパク質の存在の1つの指標とな
る。
本発明による抗体と特異的に反応するタンパク質、およ
び本発明によるタンパク質であって上記抗体と特異的に
反応するもの、が提供される。
CR)法によるASK1 cDNAのクローニングとA
SK1のアミノ酸配列の決定 (1)cDNAの単離 P. ten Dijke et al., Oncogene, 8, 2879 (1993) 、P.
Franzen et al., Cell, 75, 681 (1993) 、およびP. t
en Dijke et al., Science, 264, 101 (1994)に記載の
方法に従って、degenerate PCR-based strategy を用い
て新規のセリン/スレオニン・キナーゼcDNAの取得
を試みた。その結果、受容体型セリン/スレオニン・キ
ナーゼのファミリーとともに、より遠縁の機能不明のタ
ンパク質キナーゼをコードするヒトcDNA断片が幾つ
か得られた。
ァミリーの保存されたサブドメインVIIおよびVII
I(S. Hanks et al., Science, 241, 42 (1988))を由
来とするPCRプライマーのセットを用いてPCR断片
を得た。これを用いて、相当するほとんど全長のcDN
Aクローンを単離した(以下、このcDNAにコードさ
れるセリン/スレオニン・キナーゼを、その特徴によ
り、activatorof SEK1 and MK
K3(ASK1)と呼ぶ)。
イムすることにより増幅したλgt11 ヒト赤白血病
細胞(HEL細胞)由来cDNAライブラリー(M. Pon
cz et al., Blood, 69, 219 (1987))を32P−標識P
CR断片でスクリーニングした。ハイブリダイゼーショ
ンおよび陽性のバクテリオファージの精製はH. Ichijo
et al., J. Biol. Chem., 268, 14505 (1993) に記載の
方法に従って実施した。塩基配列の決定は、シーケナー
ゼDNAシーケンシング・キット(U. S. Biochemical
Corp. )を用いて、両方のストランドについて実施し
た。得られた18クローンの中から、最も長い3つのク
ローン(クローン20、27および72)について完全
に塩基配列を決定した。クローン72の配列は、オープ
ン・リーディング・フレームの中間付近から始まりポリ
Aのストレッチまで伸長して終結していた。クローン2
0および27の配列は、ASK1 cDNAの5′末端
部分をカバーし、クローン72とオーバーラップする部
分は配列がそれと完全に一致した。クローン20および
クローン72を合わせることにより、ASK1 cDN
A配列が4533塩基対の配列からなり、268番目の
塩基で始まるATGコドンに続いて4125塩基対のオ
ープン・リーディング・フレームを含み、このオープン
・リーディング・フレームには1375のアミノ酸から
なるタンパク質がコードされ(図1)、このタンパク質
(ASK1タンパク質)の推定分子量は154,715
Daであることがわかった。
酸に相当する部位からオープン・リーディング・フレー
ムが始まるもうひとつのクローン(クローン27)が得
られた。クローン27は、ASK1 cDNAの805
〜808番目の4塩基が欠失しているために、イン・フ
レームで上流にストップ・コドンが形成されていた。
領域はASK1タンパク質の中間に見出され、N末側と
C末側に長いフランキング配列が存在していた(図
1)。また、RNAブロット解析を行った結果、5キロ
塩基の単一転写産物が、様々なヒト組織に発現している
ことがわかった(図3)。様々なヒト組織からのmRN
A(クロンテック社)を用いたブロットは、ランダム・
プライミングすることによって標識したASK1 cD
NAをプローブとして実施した。
索 キナーゼ領域の外側のASK1配列を用いてデータ・ベ
ース・サーチを実施した結果、N末端の短いアミノ酸配
列に、FK506結合タンパク質(FKBP)型のペプ
チジル・プロリル シス−トランス・イソメラーゼに見
られるモチーフが存在していた(図1、下線部分)。対
照的に、ASK1のキナーゼ領域には、MAPKKKフ
ァミリーのメンバーのキナーゼ領域と明らかな配列のホ
モロジーが認められた。そのホモロジーの程度は、哺乳
類のMEKK1とは30.0%、出芽酵母(Saccharomy
ces cerevisiae)のSSK2およびSTE11とはそれ
ぞれ32.3%および30.4%であった。
SK1は、哺乳類のMAPKKK(RAF−1、KSR
−1、TAK−1およびTPL−2)とかなり遠縁のタ
ンパク質であるが、酵母のMAPKKKタンパク質であ
り酵母のHOG1 MAPK(T. Maeda et al., Scien
ce, 269, 554 (1995) )の上流の調節タンパク質である
SSK2/SSK22ファミリーに最も類縁性が高いこ
とがわかった(図2)。
Kのキナーゼ領域との間のアミノ酸配列比較はレーザー
ジーン・プログラム(DNASTAR社)のクラスタル
(clustal )・コンピュータ・アラインメント・プログ
ラム(D. Higgins & P. Sharp, Comput. Appl. Biosc
i., 5, 151 (1989) )を用いて実施した。
活性の分子遺伝学的な解析 ASK1と酵母MAPKKKであるSSK2/SSK2
2では、全体的な構造に差異(即ち、SSK2やSSK
22のキナーゼ領域はこれらのタンパク質の最もC末端
部分に位置する(T. Maeda et al., Science, 269, 554
(1995) )がある。しかしながら、前述のようにASK
1はSSK2/SSK22と類縁性が高いことから、A
SK1が酵母でキナーゼとして機能し、それによって酵
母のMAPKKKの欠損を相補するという可能性がある
と考え、これについて検討した。
母発現ベクターpNV11(H. Shibuya et al., Natur
e, 357, 700 (1992))中に導入し、 通常のYPD培地
では生育できるが高浸透圧培地では生育できない酵母変
異株TM257−H1(ssk2Δ ssk22Δ s
ho1Δ)(T. Maeda et al., Science, 269, 554 (19
95) )において、ASK1が、SSK2またはSSK2
2 MAPKKKのシグナルの欠損を回復させることが
できるかどうかについて検討した。因みに、SHO1
は、SH3領域を含む膜貫通浸透圧センサーであり、S
SK2/SSK22とは独立的に、HOG1活性化を介
して高浸透圧に対する種々の応答を導くもうひとつのシ
グナル経路に関係している。SHO1、SSK2または
SSK22に単一の変異もしくは2つの変異を有する変
異株は高浸透圧培地に抵抗性を示す。しかしながら、S
HO1、SSK2およびSSK22を同時に破壊する
と、高浸透圧培地で酵母が生育できなくなることがわか
っている。
ール存在下で生育できるかどうかについて試験した(図
4)。具体的には、5つの独立した形質転換体を選択
し、1.5M ソルビトール存在下または非存在下でY
PDプレート上で生育させた。図4は、6日間、30℃
で生育させた後にプレートを撮影した写真である。pN
V11ベクター単独またはASK1(K709R)(L
ys709をArgに置換することによってキナーゼ触
媒活性を不活性化した変異ASK1)ベクターを用いて
形質転換して得た形質転換体も同時にテストした。
257−H1が高浸透圧環境で生育できるようになった
が、ベクターだけを発現させた場合やASK1(K70
9R)を発現させた場合には、TM257−H1が高浸
透圧環境で生育できるようにならなかった(図4)。A
SK1はPBS2(SHO1、SSK2およびSSK2
2の下流の標的タンパク質(Maeda, T. et al., Scienc
e 269, 554 (1995) )が変異した酵母株では浸透圧応答
を相補できなかった(データ省略)。このことより、T
M257−H1で観察されたASK1活性はPBS−H
OG1シグナル経路によってメディエートされるが、H
OG1活性化以外の別の経路によってはメディエートさ
れないことが強く示唆された。
る哺乳類カウンターパートがp38MAPキナーゼであ
るという事実(J. Rouse et al., Cell, 78, 1027 (199
4); J. Han et al., Science, 265, 808 (1994); J.
Lee et al., Nature 372,739 (1994))とによって、A
SK1は新規の哺乳類MAPKKKであって、MKK3
をリン酸化することによりMKK3−p38のシグナル
伝達経路の活性化にかかわっていることが示唆された。
ナーゼ活性の細胞生物学的な解析 ASK1が哺乳類の細胞でMAPKKKとして機能する
かどうかを検討するために、ASK1プラスミドを既知
のMAPKおよびMAPKK発現プラスミドとともに、
COS7細胞にトランスフェクションした(図5)。M
APKおよびMAPKKのコンストラクトには全てヘマ
グルチニン(HA)−エピトープ−タグを付加し、これ
らをASK1とともに、またはASK1なしに発現さ
せ、抗HA抗体を用いて免疫沈降した。具体的には、下
記に記載した方法に従って実施した。
K(Y. Gotoh et al., EMBO J., 10, 2661 (1991) )お
よびアフリカツメガエルMAPKK(H. Kosako et a
l., EMBO J., 12, 787 (1993) )のcDNAは、過去に
記載の方法に従ってクローニングした。ラットSAPK
α( J. Kyriakis et al., Nature, 369, 156 (199
4))、ヒトp38(J. Han et al., Biochim. Biophys.
Acta. 1265, 224 (1995) )、マウスSEK1(I. San
chez et al., Nature, 372, 794 (1994))およびヒトM
KK3(B. Derijard et al., Science, 267, 682 (199
5))のコーディング領域はPCR法によって増幅した。
HA−タグを哺乳類用発現ベクターpSRα456(Y.
Takebe et al., Mol. Cell. Biol., 8, 466 (1988) )
のBglII−EcoRI部位中に導入することによっ
て、pSRα−HA1を構築した。MAPK、SAPK
α、p38、MAPKK、SEK1、およびMKK3の
cDNAを、pSRα−HA1のBglII部位中にサ
ブクローニングした。ASK1cDNAは別の哺乳類用
発現ベクターpcDNA3(インビトロジェン社)中に
導入した。一過的に発現させるために、COS7細胞を
製造業者(ライフ・テクノロジー社)の使用説明書に従
って、リポフェクトアミンを用いてトランスフェクトし
た。抽出液を調製するために、バッファー溶液(20m
M Tris−HCl(pH7.5)、12mM β−
グリセロホスフェート、150mM NaCl、5mM
EGTA、10mM NaF、1% Triton
X−100、0.5% デオキシコレート、3mM ジ
チオスレイトール(DTT)、1mM バナジン酸ナト
リウム、1mM フェニルメチルスルホニル・フルオラ
イド(PMSF)、20μg/ml アプロチニン)中
で細胞をリシスした。細胞抽出液を15,000×gで
10分間遠心分離して懸濁を除いた。
ノクローナル抗体(12CA5)とともに、1時間、4
℃でインキュベートした。プロテインA−セファロース
(ファルマシア・バイオテク社)を添加した後、ライゼ
ートをさらに1時間インキュベートした。ビーズを、溶
液(500mM NaCl、20mM Tris−HC
l(pH7.5)、5mM EGTA、1% トリトン
X−100、2mMDTT、1mM PMSF)を用い
て2回洗浄した後、溶液(150mM NaCl、20
mM Tris−HCl(pH7.5)、5mM EG
TA、2mMDTT、1mM PMSF)を用いてさら
に2回洗浄した後、キナーゼ・アッセイにかけた。
にかけた。アッセイに際しては、基質タンパク質を外か
ら加えた。ここで用いた基質タンパク質は、MAPKに
対してはミエリン塩基性タンパク質(MBP)(シグマ
社)、SAPKに対してはc−Jun、p38に対して
はATF−2、MAPKKに対してはキナーゼ・ネガテ
ィブMAPK、SEK1およびMKK3に対してはキナ
ーゼ・ネガティブp38(MPK2)とした。ここで用
いたATF2は過去に記載の方法(S.Gupta etal.,Scie
nce 267,389-393(1995))に従って調製した。ヘキサヒ
スチジン(His)−タグを融合したc−Jun(S. M
atsuda et al., J. Biol. Chem., 270,12781 (1995))
およびグルタチオン−S−トランスフェラーゼ(GS
T)を融合したキナーゼ・ネガティブのアフリカツメガ
エルMAPK(K57D)はH. Kosako et al., EMBO
J., 12, 787 (1993) に記載の方法に従って調製した。
ヒトp38に対するアフリカツメガエルのカウンターパ
ートであるMPK2(J. Rouseet al., Cell, 78, 1027
(1994))は、SEK1およびMKK3の基質タンパク
質としてアッセイに使用した。
ィブのMPK2(K54R)はT. Moriguchi et al.,
J. Biol. Chem., 270, 12969 (1995)に記載の方法に従
って調製した。MBP、c−Jun、ATF2、キナー
ゼ・ネガティブMAPKおよびキナーゼ・ネガティブM
PK2をリン酸化する活性を測定するために、免疫複合
体を、それぞれの基質タンパク質(各3μg)ととも
に、最終量25μlの溶液(20mM Tris−HC
l(pH7.5)、10mM MgCl2、100μM
[γ−32P]ATP(0.3μCi))中で30分
間、30℃でインキュベートした。反応は、Laemmli's
サンプル・バッファーの添加後、煮沸することによって
停止した。SDS−ポリアクリルアミド電気泳動(PA
GE)を行なった後、これらのタンパク質のリン酸化を
イメージ・アナライザー(FujiXBAS2000)
を用いて定量した。
PKおよびp38 MAPキナーゼはそれぞれ7.6倍
および5.0倍活性化された。MAPKでは極めて弱い
活性化しか観察されなかった(図5)。また、ASK1
によって、MKK3およびSEK1はそれぞれ11.8
倍および7.0倍まで活性化された。これに対してMA
PKKの活性化は全く検出されなかった(図5)。
質を用いたカップル・キナーゼ・アッセイ 図5で観察されたMKK3の活性化がASK1による直
接的な効果かどうかを検討するため、組換えSEK1、
MKK3、MAPKK6および組換えキナーゼ・ネガテ
ィヴp38(MPK2)タンパク質を用いてインビトロ
・キナーゼ・アッセイを実施した。本実施例では、実施
例3に記載の方法に準じて、COS7細胞中に発現させ
たASK1を抗ASK1ポリクローナル抗体を用いて免
疫沈降させ、免疫複合体をASK1酵素標品とした。免
疫沈降に用いた抗ASK1ポリクローナル血清は、AS
K1のアミノ酸654〜669に相当するペプチド配列
(TEEKGRSTEEGDCESD)に対するもの
で、H. Ichijo et al., J. Biol. Chem., 270, 7420 (1
995)に記載の方法に従って、グルタルアルデヒド法を用
いてKeyhole limpet hemocyanin とカップルさせ、Freu
nd's adjuvant と混合し、ウサギを免疫して作製したも
のである。この免疫複合体とともに、組換え型SEK
1、MKK3、MAPKK6と組換え型キナーゼ・ネガ
ティブp38タンパク質を用いて、下記に記載する方法
に従って、カップル・キナーゼ・アッセイを実施した。
94) に記載の方法に従って、His−タグを付加したア
フリカツメガエルMAPKKおよびヒトMKK3を大腸
菌で発現し、精製した。免疫複合体がMAPKKまたは
MKK3を活性化する活性を測定するために、まず0.
2μgのHis−MAPKKまたはHis−MKK3を
免疫複合体とともに、最終量25μlの溶液(20mM
Tris−HCl(pH7.5)、10mM MgC
l2、100μM ATP)中で15分間、30℃でイ
ンキュベートした。次いで、0.3μCiの[γ−32
P]ATPおよび3μgのGST−キナーゼ・ネガティ
ブMAPK(MAPKKに対して)またはHis−キナ
ーゼ・ネガティブMPK2(MKK3に対して)を同一
のバッファー(最終量、35μl)中で7分間、25℃
でインキュベートした。その後、サンプルをSDS−P
AGEにかけ、イメージ・アナライザーで解析した。結
果は図6に示される通りであった。
は、SEK1、MKK3およびMAPKK6活性を強く
(それぞれ40倍以上)活性化し、ASK1がキナーゼ
・アッセイに存在しているときにのみp38のリン酸化
が観察された。さらに野生型p38およびATF2を用
いることによってASK1依存的なp38のリン酸化
が、p38の活性化を誘導することを確認した。対照的
に、MAPKKについては、MAPKKが存在していて
も弱い活性化(2.2倍)が観察されただけであった。
ィブ・コントロールに用いた場合には、27.8倍のM
APKKの活性化が観察された(データ省略)。以上の
結果(実施例4)および実施例3の結果より、ASK1
は新規のMAPKKKであり、SEK1−SAPK経路
およびMKK3/MAPKK6−p38径路を選択的に
活性化することが示された。
スの誘導 (1)ASKの発現の確認 メタロチオネイン・プロモーターをベースとした発現プ
ラスミドを安定的にトランスフェクトしたミンク肺上皮
細胞株(Mv1Lu)を用いることによって、ASK1
の生物活性を検討した。構成的に発現したASK1が細
胞死を誘導し、結果として安定な形質転換体の取得に失
敗するという可能性を排除するために、メタロチオネイ
ン誘導性プロモーター・システムを用いた。
R)cDNAをpMEP4ベクター(インビトロジェン
社)中の制限酵素切断部位にサブクローニングした。c
DNAのトランスフェクションは、トランスフェクタム
(プロメガ社)を用いて、製造業者の使用説明書に従っ
て実施した。ハイグロマイシンBによる選択は、M. Sai
toh et al., J. Biol. Chem., 271, 2769 (1996)に記載
の方法に従って実施した。独立したクローンを幾つかリ
ング・クローニングし、ASK1タンパク質の発現を抗
ASK1血清を用いた免疫沈降(H. Ichijo et al., J.
Biol. Chem.,268, 14505 (1993) )によって決定し
た。独立した陽性のクローン2つを下記に記載のアッセ
イに用いたが、どちらのクローンを用いても結果は本質
的に同じであった。
ステイン混合液を用いて、100μM ZnCl2存在
下または非存在下で5時間、細胞を代謝標識した。次い
で、細胞のライゼートを特異的な抗ASK1抗血清を用
いた免疫沈降にかけ、その後SDS−PAGEおよびフ
ルオログラフィーを用いた解析を行なった。
ZnCl2によって誘導したときにのみ、ASK1が強
く発現することがわかった。ASK1(K709R)を
トランスフェクションした細胞も同じ程度の組換え型タ
ンパク質を発現していることがわかった。
討するために、ベクター単独(図8、黒四角)、ASK
1(図8、黒丸)およびASK1(K709R)(図
8、白丸)を用いて安定的にトランスフェクトしたMv
1Lu細胞を、1% ウシ胎児血清(FBS)と図示し
た濃度のZnCl2を含むMEM培地中で16時間イン
キュベートした。その後、細胞を[3H]チミジンを用
いて1時間パルスラベルし、DNA中に取り込まれた[
3H]放射能活性を液体シンチレーション・カウンター
によって測定した。結果は図8に示される通りであっ
た。
[3H]チミジンの取り込みの劇的な抑制が観察され
た。これに対して、ベクターのみをトランスフェクトし
た細胞やASK1(K709R)ベクターでトランスフ
ェクトした細胞では、[3H]チミジンの取り込みの抑
制は観察されなかった(図8)。
ミジンの取り込みの抑制と、ASK1の用量依存的な発
現と活性化との相関性について検討した。ASK1をト
ランスフェクトしたMv1Lu細胞を、様々な量のZn
Cl2で5時間処理した後、免疫沈降によってASK1
の発現レベルを決定した(図9上段)。また、細胞を様
々な量のZnCl2で5時間処理し、免疫沈降によって
ASK1を細胞から回収した後、MKK3−MPK2カ
ップル・キナーゼ・アッセイにかけた(図9下)。その
結果、ZnCl2による用量依存的な[3H]チミジン
の取り込みの抑制は、ASK1の用量依存的な発現と活
性化によく相関していた(図9)。
性の亢進への効果 次に、ASK1活性と内在性のSAPKおよびp38の
活性化との相関性を検討するために下記の実験を実施し
た。ASK1を安定的にトランスフェクトしたMv1L
u細胞を、図示した濃度のZnCl2と5時間インキュ
ベートした。SAPKの活性を測定するために、S.Mats
uda et al., J. Biol. Chem., 270, 12781 (1995)に記
載の方法に従って、各々の細胞抽出液をc−Junを基
質タンパク質として含むポリアクリルアミドゲル内での
キナーゼ検出アッセイ(イン−ゲルキナーゼ・アッセ
イ)にかけた。p38の活性を検出するために、抗p3
8ポリクローナル抗体(Cー20、サンタ・クルーズ
社)を用いて、0.1%SDS存在下で免疫沈降を実施
した以外は実施例3に記載の方法に準じて、免疫沈降し
た。その後、ATF2を基質タンパク質として用いてキ
ナーゼ活性を検出した。結果は図10に示される通りで
あった。内在性のSAPKおよびp38も、ASK1活
性と相関して活性化されていることがわかった。
化への効果 さらに、100μM ZnCl2によって細胞を処理
し、ASK1を継続的に発現させたところ、ZnCl2
添加後6時間以内に形態変化(すなわち、cytoplasmic
shrinkage およびcellular condensation )が誘導され
ることがわかった(データ省略)。このような形態変化
は、ASK1(K709)を発現させた細胞では観察さ
れなかった。細胞を、100μM ZnCl2の存在下
または非存在下で、1%FBSを含むMEMと26時間
インキュベートした。アポトーシスを起こしている細胞
に典型的な特徴であるcytoplasmic shrinkage およびce
llular condensation が、長時間誘導(26時間)の
後、最も著しくなった(図11上段)。
死が誘導されるかどうかについて、ターミナル・デオキ
シヌクレオチジル・トランスフェラーゼ−メディエーテ
ィッド dUTPニック・エンド・ラベリング(TUN
EL)法によって細胞をinsitu染色することによ
り(図11下段)、およびゲノミックDNA断片化によ
り検討した。具体的には、ASK1をトランスフェクト
したMv1Lu細胞を100μM ZnCl2存在下ま
たは非存在下で、FBSを含まないMEM培地中で25
時間培養した。その後、in situ細胞死検出キッ
ト(ベーリンガー・マンハイム社)を用いてTUNEL
法で染色(図11下段)、あるいはトータルDNAを単
離し、2%アガロースゲル電気泳導にかけた(図1
2)。その結果、ZnCl2によるASK1発現の誘導
後に、アポトーシスおよびDNA断片化が観察された
(図11下段および図12)。
化 本実施例では、TNFαで細胞を処理することによっ
て、ASK1が活性化されるかどうかを検討した。AS
K1をトランスフェクトしたMv1Lu細胞を、50μ
M ZnCl2で5時間前処理し、ASK1発現を誘導
した。その後、100ng/mlのTNFαで様々な時
間細胞を刺激した。TNFαで処理した細胞由来のAS
K1免疫沈降物を、MKK3およびキナーゼ・ネガティ
ブp38を用いたカップル・キナーゼ・アッセイにかけ
た(図13上段および下段および図14)。
ンスフェクトしたMvILu細胞において刺激後5分以
内にASK1活性を活性化した(図13上段および下
段)。TNFαによるASK1活性化は用量依存的な様
式で観察された(図14)。次に、ASK1をトランス
フェクトしていない293細胞およびA673細胞を1
00ng/mlのTNF−αで処理した。その結果、T
NF−αによってアポトーシスが誘導されることが知ら
れている(データ省略)様々なタイプの細胞、即ちヒト
293胎児腎臓細胞、A673ラブドミオサルコーマ
(rhabdomyosarcoma)細胞(図13下段)、Jurkat T細
胞およびKB上皮性カルシノーマ細胞(データ省略)に
おいて、内在性のASK1もまたTNF−αによって活
性化された。
に293細胞(図15)あるいはJurkat T細胞(図1
6)にトランスフェクトさせた。具体的には下記に記載
の方法に従って実験を実施した。293細胞(2×10
6)を、2μgのpcDNA3コントロール・ベクター
またはpcDNA3−ASK1(K709R)で、Tf
x−50(Promega 社)を用いて製造業者のプロトコー
ルに従って一過性にトランスフェクトさせた。トランス
フェクションの8時間後より、細胞をTNF−α(10
0ng/ml)で、300nMのアクチノマイシンD
(ActD)の存在下または非存在下で、16時間処理し
た。培養プレートより遊離したアポトーシスを起こした
細胞を回収し、トータルDNAを単離し、2%アガロー
ス・ゲル電気泳動によって解析した(図15)。
R)をJurkat細胞に、DMRIE−C リエージェント
(Life Technologies 社)によって、pHook−1プ
ラスミド(Invitrogen社)とともにトランスフェクトし
た。因みに、pHook−1プラスミドには、ハプテン
phOx(4-ethoxymethylene-2-phenyl-2-oxazolin-
5-one )に対する単鎖抗体融合タンパク質がコードされ
ている。従って、phOxをコートした磁石ビーズを用
いることによって、トランスフェクトされた細胞を選択
的に単離することが可能である。 ASK1(K709
R)をトランスフェクトした細胞のポピュレーション
(β−ガラクトシダーゼ染色によって測定したコトラン
スフェクションの効率はほとんど100%であった)
を、 phOxをコートした磁石ビーズによって、Capt
ure-Tec kit (Invitrogen社)を用いて単離した後、細
胞を様々な濃度のTNF−αとともに5.5時間培養し
た。細胞質の小さく断片化したDNAを、過去に記載の
方法(Selins, K. & Cohen, J., J. Immunol. 139, 319
9 (1987))を若干改良した方法によって単離した。3×
106細胞を200μlの緩衝溶液(20mM Tri
s−HCl(pH7.5),10mM EDTA,0.
5% Triton X−100)でリシスした。得ら
れたライゼートを、0.2mg/mlのプロテイナーゼ
Kと0.1mg/mlのRNase Nとともに、42
℃で1時間インキュベートした。その後、DNAをエタ
ノール抽出後にフェノール/クロロホルム抽出によって
精製した。抽出した細胞質DNAを2%アガロース・ゲ
ル電気泳動によって解析した(図16)。
は効率的に減少した。尚、DNA断片化アッセイにおい
て、トランスフェクトされていないJurkat細胞および単
離したJurkat細胞(pHook−1および対照のpcD
NA3プラスミドでトランスフェクトしたもの)は同様
にTNF−αに感受性であった(データ省略)。このこ
とより、ASK1(K709R)がドミナント・ネガテ
ィブ変異体として機能することが示唆されたとともに、
より重要な事には、TNF−αによって誘導されるアポ
トーシスにASK1が必須であることが示唆された。
ある。2つの独立したクローン(クローン20およびク
ローン27)で想定される翻訳開始部位を矢印で示し
た。タンパク質キナーゼ領域は太字で示した。N末端の
非触媒領域に見出されたFKBP型のペプチジル−プロ
リル シス−トランス イソメラーゼのモチーフは下線
で示した。アミノ酸残基の略語は、A:Ala、C:C
ys、D:Asp、E:Glu、F:Phe、G:Gl
y、H:His、I:Ile、K:Lys、L:Le
u、M:Met、N:Asn、P:Pro、Q:Gl
n、R:Arg、S:Ser、T:Thr、V:Va
l、W:Trp、Y:Tyrである。
た図である。
(電気泳動写真)である。Heart:心臓、Brai
n:脳、Placenta:胎盤、Lung:肺、Li
ver:肝臓、Skeletal Muscle:骨格
筋、Kidney:腎臓、Pancreas:膵臓、S
pleen:脾臓、Thymus:胸腺、Prosta
te:前立腺、Testis:精巣、Overy:卵
巣、Small Intestine:小腸、Colo
n:結腸、Leukocyte:白血球。
SK1(K709R))または発現させなかった(vect
or)酵母変異株TM257−H1の生育(コロニー形
成)を示した写真(生物の形態の写真)である。1.5
Mソルビトール(sorbitol)存在下または非存在下にお
いて試験した。
MAPKの活性化を示した写真(電気泳動写真)であ
る。活性化は、基質タンパク質のリン酸化を指標とし
た。各基質タンパク質の位置は、]印および矢尻印で示
した。ASK1の共発現によるキナーゼ活性の増加の倍
率を、各レーンの上に示した。倍率は、3回の独立した
実験の平均値である。分子量はキロダルトン(kDa)
である。
性化を示した写真(電気泳動写真)である。COS7細
胞にpcDNA3−ASK1をトランスフェクトし、細
胞のライゼートを免疫前血清(mock ppt)また
は抗ASK1抗血清(ASK1 ppt)で免疫沈降し
た。免疫複合体またはバッファー溶液(buffer)
をHis−MAPKK、His−SEK1、His−M
KK3またはHis−MAPKK6の存在下(+)また
は非存在下(−)でインキュベートした後、それぞれの
MAPKKのキナーゼ活性を、MAPKKにはGST−
キナーゼネガティヴMAPKを基質として、SEK1、
MKK3およびMAPKK6にはHis−キナーゼ・ネ
ガティヴMPK2を基質として測定した。写真中「KN
−MAPK」は、GST−キナーゼ・ネガティブMAP
Kを、「KN−MPK2」は、His−キナーゼ・ネガ
ティブMPK2を、それぞれ表す。
たMv1Lu細胞でのASK1およびASK1(K70
9R)のZnCl2依存的な発現を示した写真(電気泳
動写真)である。
の抑制を示した図である。黒四角形:ベクター単独、黒
丸:ASK1、白丸:ASK1(K709R)。図は3
回の独立した実験の代表例である。エラー・バーは標準
偏差を表わす。
ンパク質の発現(上段)とASK1の活性化(下段)を
示した写真(電気泳動写真)である。「no−IP」
は、免疫沈降を行わずに細胞ライゼートを酵素標品とし
て用いた場合を表わす。
およびp38(下段)の活性化を示した写真(電気泳動
写真)である。p54およびp46 SAPK(上段)
およびATF2(下段)の位置は、矢尻印および矢印で
それぞれ示した。
大率で撮影した写真(生物の形態の写真)である。AS
K1依存的な細胞死が示されている。(上段)細胞を1
%FBSを含むMEM培地中で、100μM ZnCl
2存在下または非存在下で26時間培養した。代表的な
細胞の形態を位相差顕微鏡で同じ拡大率で撮影した写真
(生物の形態の写真)である。(下段)細胞をFBSを
含まないMEM培地中で、100μM ZnCl2存在
下または非存在下で25時間培養した。その後、TUN
EL法により染色した。アポトーシスを起こした細胞
は、ダーク・ブラウンに染色された部分で示されてい
る。写真(生物の形態の写真)は、上段に比べて高い拡
大率で撮影した。
(電気泳動写真)である。
の活性化の時間経過を示した図である。(上段)ASK
1をトランスフェクトしたMv1Lu細胞におけるAS
K1活性の値を相対値で示した。結果は少なくとも5回
の独立した実験からの平均値である。エラー・バーは標
準偏差を示している。(下段)ASK1をトランスフェ
クトしたMv1Lu細胞、ASK1をトランスフェクト
していない293細胞およびA673細胞におけるTN
FαによるASK1活性の時間経過(min:分)を示
した図である。
示した図である。ASK1活性の値は平均値で示した。
結果は少なくとも5回の独立した実験からの平均値であ
る。エラー・バーは標準偏差を示している。
(none)でTNF−αで刺激(Stimulation )した29
3細胞におけるDNA断片化が、ASK1(K709
R)のトランスフェクション(Transfection)によって
阻害されることを示した電気泳動写真である。
kat T 細胞におけるDNA断片化が、ASK1(K70
9R)のトランスフェクション(Transfection)によっ
て阻害されることを示した電気泳動写真である。図中、
「none」は、トランスフェクションしなかった場合
または刺激がなかった場合を示す。
の活性化の時間経過を示した図および電気泳動写真であ
る。(上段)ASK1をトランスフェクトしたMv1L
u細胞におけるASK1活性の値を相対値で示した。結
果は少なくとも5回の独立した実験からの平均値であ
る。エラー・バーは標準偏差を示している。(下段)A
SK1をトランスフェクトしたMv1Lu細胞、ASK
1をトランスフェクトしていない293細胞およびA6
73細胞におけるTNFαによるASK1活性の時間経
過(min:分)を示した電気泳動写真である。
Claims (30)
- 【請求項1】プロテインキナーゼ触媒領域を有し、かつ
SEK1キナーゼ活性および/またはMKK3キナーゼ
活性を亢進する、タンパク質またはその誘導体。 - 【請求項2】アポトーシスを誘導する、請求項1に記載
のタンパク質またはその誘導体。 - 【請求項3】前記アポトーシスが、SAPKもしくはJ
NKおよび/またはp38の活性の亢進によって媒介さ
れる、請求項2に記載のタンパク質またはその誘導体。 - 【請求項4】腫瘍壊死因子(TNF)によって前記SE
K1キナーゼ活性および/またはMKK3キナーゼ活性
亢進活性が亢進する、請求項1〜3のいずれか一項に記
載のタンパク質またはその誘導体。 - 【請求項5】プロテインキナーゼ触媒領域が、セリン/
スレオニン・プロテインキナーゼ触媒領域である、請求
項1〜4のいずれか一項に記載のタンパク質またはその
誘導体。 - 【請求項6】ヒト由来である、請求項1〜5のいずれか
一項に記載のタンパク質またはその誘導体。 - 【請求項7】配列番号1に記載のアミノ酸配列からな
る、請求項1〜6のいずれか一項に記載のタンパク質ま
たはその誘導体。 - 【請求項8】配列番号1のアミノ酸配列に1以上のアミ
ノ酸配列が付加および/または挿入され、および/また
は前記配列番号1のアミノ酸配列の1以上のアミノ酸が
置換および/または欠失された、請求項7に記載のタン
パク質またはその誘導体。 - 【請求項9】配列番号1のアミノ酸配列からなるタンパ
ク質またはその誘導体。 - 【請求項10】配列番号1のアミノ酸配列からなり、プ
ロテインキナーゼ活性を損なうように配列番号1のアミ
ノ酸配列に1以上のアミノ酸配列が付加および/または
挿入され、および/または配列番号1のアミノ酸配列の
1以上のアミノ酸が置換および/または欠失された、タ
ンパク質またはその誘導体。 - 【請求項11】置換:K709Rを有する、請求項10
に記載のタンパク質またはその誘導体。 - 【請求項12】請求項1〜9に記載のタンパク質または
その誘導体をコードする塩基配列。 - 【請求項13】配列番号2のDNA配列の一部または全
部を有する、請求項12に記載の塩基配列。 - 【請求項14】請求項10または11に記載のタンパク
質またはその誘導体をコードする塩基配列。 - 【請求項15】請求項12または13に記載の塩基配列
を含んでなる、ベクター。 - 【請求項16】請求項14に記載の塩基配列を含んでな
る、ベクター。 - 【請求項17】プラスミドベクター、ウイルスベクタ
ー、およびリポソームベクターからなる群から選択され
る、請求項15または16に記載のベクター。 - 【請求項18】請求項15〜17のいずれか一項に記載
のベクターによって形質転換された、宿主細胞(ただ
し、ヒト細胞にあってはヒトから単離された細胞に限
る)。 - 【請求項19】大腸菌、酵母、昆虫細胞、COS細胞、
ミンク肺上皮細胞、リンパ細胞、繊維芽細胞、NIH/
3T3細胞、CHO細胞、血液系細胞、および腫瘍細胞
からなる群から選択されるものである、請求項18に記
載の宿主細胞。 - 【請求項20】請求項18または19に記載の宿主細胞
を培養し、そしてその培養物から請求項1〜11のいず
れか一項に記載のタンパク質またはそれらの誘導体を単
離することを含む、請求項1〜11のいずれか一項に記
載のタンパク質またはその誘導体の製造法。 - 【請求項21】請求項1〜9のいずれか一項に記載のタ
ンパク質またはその誘導体を含んでなる、悪性腫瘍治療
剤。 - 【請求項22】請求項12または13に記載の塩基配列
を含んでなる悪性腫瘍遺伝子治療剤。 - 【請求項23】悪性腫瘍治療剤の製造のための、請求項
1〜9のいずれか一項に記載のタンパク質またはその誘
導体の使用。 - 【請求項24】悪性腫瘍遺伝子治療剤の製造のための、
請求項12または13に記載の塩基配列の使用。 - 【請求項25】配列番号1の654〜669番のアミノ
酸配列からなるペプチド。 - 【請求項26】配列番号1の654〜669番のアミノ
酸配列を含んでなるペプチド。 - 【請求項27】請求項25または26に記載のペプチド
と特異的に反応する、抗体。 - 【請求項28】ポリクローナル抗体である、請求項27
に記載の抗体。 - 【請求項29】請求項27または28に記載の抗体と特
異的に反応する、タンパク質またはその誘導体。 - 【請求項30】請求項27または28に記載の抗体と特
異的に反応する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の
タンパク質またはその誘導体。
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