JPH109410A - ガス栓 - Google Patents
ガス栓Info
- Publication number
- JPH109410A JPH109410A JP16798096A JP16798096A JPH109410A JP H109410 A JPH109410 A JP H109410A JP 16798096 A JP16798096 A JP 16798096A JP 16798096 A JP16798096 A JP 16798096A JP H109410 A JPH109410 A JP H109410A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- sliding
- sliding surface
- gas
- durability
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 摺動耐久性と気密耐久性の向上を図る。
【解決手段】 閉子5の摺動面6に多孔質のリン酸マン
ガン被膜7を形成し、更にこの表面にポリパラキシリレ
ン樹脂被膜8を形成することにより、下層の被膜7の凹
凸上に形成された被膜8が摺動性能を保持し、上層の被
膜8に傷が入った場合には、下層の被膜7が気密性を保
持する。この結果、摺動耐久性と気密耐久性が向上す
る。
ガン被膜7を形成し、更にこの表面にポリパラキシリレ
ン樹脂被膜8を形成することにより、下層の被膜7の凹
凸上に形成された被膜8が摺動性能を保持し、上層の被
膜8に傷が入った場合には、下層の被膜7が気密性を保
持する。この結果、摺動耐久性と気密耐久性が向上す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、摺動耐久性と気密
耐久性を高めたガス栓に関する。
耐久性を高めたガス栓に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス栓において、摺動耐久性と気密耐久
性を高める手段として、閉子又はガス栓本体の摺動面の
一方にリン酸マンガン系被膜を形成すると共に、この被
膜の表面にスズ被膜を形成したものが公知である(実公
平4−7405号公報)。その他、次に示すガス栓が公
知である。
性を高める手段として、閉子又はガス栓本体の摺動面の
一方にリン酸マンガン系被膜を形成すると共に、この被
膜の表面にスズ被膜を形成したものが公知である(実公
平4−7405号公報)。その他、次に示すガス栓が公
知である。
【0003】a.ガス栓本体の栓収容部に栓体を軸線方
向又は回転方向に摺動自在に収容する形式のガス栓に於
いて、前記栓収容部と栓体の何れか一方又は両方の摺動
面に、微粒子が機械的結合状態に集合し且摺動面の母材
層と機械的に結合した微粒子層を形成し、この微粒子層
内の微粒子相互間に微細孔部が形成されてなるガス栓
(特開平7−190209号公報)。
向又は回転方向に摺動自在に収容する形式のガス栓に於
いて、前記栓収容部と栓体の何れか一方又は両方の摺動
面に、微粒子が機械的結合状態に集合し且摺動面の母材
層と機械的に結合した微粒子層を形成し、この微粒子層
内の微粒子相互間に微細孔部が形成されてなるガス栓
(特開平7−190209号公報)。
【0004】b.ガス栓本体に栓体を摺動可能に収容し
た形式のガス栓において、ガス栓本体又は栓体を融点又
は沸点の異なる複数の金属からなる合金製とすると共
に、この合金表面を融点又は沸点の低い金属成分が除去
された多孔質表面とし、この多孔質層表面の凹部にシー
ル助剤を侵入保持させたガス栓の摺動面構造(特開平6
−241327号公報)。
た形式のガス栓において、ガス栓本体又は栓体を融点又
は沸点の異なる複数の金属からなる合金製とすると共
に、この合金表面を融点又は沸点の低い金属成分が除去
された多孔質表面とし、この多孔質層表面の凹部にシー
ル助剤を侵入保持させたガス栓の摺動面構造(特開平6
−241327号公報)。
【0005】c.コック本体に栓体を摺動可能に収容
し、コック本体と栓体との摺動面の少なくとも一方に多
孔質層を形成し、前記摺動面にシール用グリスを塗布し
た形式のガスコックにおいて、多孔質層形成部となるコ
ック本体又は栓体を融点の異なる複数の金属からなる合
金製とし、この合金表面に形成される多孔質層を、融点
又は沸点の低い金属成分が除去された構成としたガスコ
ックの摺動面構造(特開平6−213337号公報)。
し、コック本体と栓体との摺動面の少なくとも一方に多
孔質層を形成し、前記摺動面にシール用グリスを塗布し
た形式のガスコックにおいて、多孔質層形成部となるコ
ック本体又は栓体を融点の異なる複数の金属からなる合
金製とし、この合金表面に形成される多孔質層を、融点
又は沸点の低い金属成分が除去された構成としたガスコ
ックの摺動面構造(特開平6−213337号公報)。
【0006】d.コック摺動面の表面に合成樹脂製の皮
膜を形成する方法において、コック摺動面を予め所定の
形状および寸法の精度に仕上げ加工し、この加工後の表
面に化学蒸着によりパラキシリレン又はその誘導体の被
膜を形成するようにしたコック摺動面の形成方法(特開
平4−296262号公報)。
膜を形成する方法において、コック摺動面を予め所定の
形状および寸法の精度に仕上げ加工し、この加工後の表
面に化学蒸着によりパラキシリレン又はその誘導体の被
膜を形成するようにしたコック摺動面の形成方法(特開
平4−296262号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記何れの公
知例も摺動耐久性に限界があると共に、特に表面に傷が
着いた場合に、この傷の修復が難しく、気密耐久性に問
題が発生するという欠点がある。本発明の目的は、摺動
耐久性と気密耐久性を高めたガス栓を提供することであ
る。
知例も摺動耐久性に限界があると共に、特に表面に傷が
着いた場合に、この傷の修復が難しく、気密耐久性に問
題が発生するという欠点がある。本発明の目的は、摺動
耐久性と気密耐久性を高めたガス栓を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案するガス栓の構成は次のとおりである。 1.摺動面に多孔質のリン酸マンガン被膜を形成し、更
にこの表面にポリパラキシリレン樹脂被膜を形成して成
るガス栓。 2.リン酸マンガン被膜及びポリパラキシリレン樹脂被
膜を閉子側又はガス栓本体側又はこの双方の摺動面に形
成して成る前記1記載のガス栓。
に提案するガス栓の構成は次のとおりである。 1.摺動面に多孔質のリン酸マンガン被膜を形成し、更
にこの表面にポリパラキシリレン樹脂被膜を形成して成
るガス栓。 2.リン酸マンガン被膜及びポリパラキシリレン樹脂被
膜を閉子側又はガス栓本体側又はこの双方の摺動面に形
成して成る前記1記載のガス栓。
【0009】
【作用】鉄製摺動面の下層に形成された多孔質のリン酸
マンガン被膜の表面には、潤滑性のあるポリパラキシリ
レン樹脂層が形成されているため、上層、下層ともに潤
滑性を有する。この結果、二層により摺動耐久性を保障
する。又、万一表面のポリパラキシリレン樹脂に傷が着
いた場合、下のリン酸マンガン被膜層が気密性を保持す
る。
マンガン被膜の表面には、潤滑性のあるポリパラキシリ
レン樹脂層が形成されているため、上層、下層ともに潤
滑性を有する。この結果、二層により摺動耐久性を保障
する。又、万一表面のポリパラキシリレン樹脂に傷が着
いた場合、下のリン酸マンガン被膜層が気密性を保持す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】ガス栓側の摺動面(テーパー)又
は閉子側の摺動面(テーパー)又はこの双方には、多孔
質のリン酸マンガン被膜が形成されている。この被膜
は、化成処理により、3〜10μmの範囲が好ましく、
5μm程度が最良である。又、上記リン酸マンガン被膜
の表面には、ポリパラキシリレン樹脂被膜が形成されて
いる。この被膜は、化学蒸着により、1〜5μmの範囲
が好ましく、2μm程度が最良である。
は閉子側の摺動面(テーパー)又はこの双方には、多孔
質のリン酸マンガン被膜が形成されている。この被膜
は、化成処理により、3〜10μmの範囲が好ましく、
5μm程度が最良である。又、上記リン酸マンガン被膜
の表面には、ポリパラキシリレン樹脂被膜が形成されて
いる。この被膜は、化学蒸着により、1〜5μmの範囲
が好ましく、2μm程度が最良である。
【0011】ガス栓の摺動面は、上記多孔質リン酸マン
ガン被膜とポリパラキシリレン樹脂被膜の相乗作用によ
り、摺動性能と気密性能が向上する。
ガン被膜とポリパラキシリレン樹脂被膜の相乗作用によ
り、摺動性能と気密性能が向上する。
【0012】
【実施例】図1は、ガス栓本体内に組み込まれた閉子
と、この閉子の摺動面に形成された被膜の実施例であっ
て、1はガス栓本体、2はガス流路、3はガス栓本体1
側に形成された閉子組み込み穴、4はこの穴3の摺動
面、5は閉子、6は閉子5の摺動面である。図2は組み
込み穴3の摺動面4と閉子5の摺動面6の拡大図であっ
て、閉子5の摺動面6は機械加工により仕上げられた
後、この表面には多孔質のリン酸マンガン被膜7が化成
処理方法により5μmの厚さで形成されている。
と、この閉子の摺動面に形成された被膜の実施例であっ
て、1はガス栓本体、2はガス流路、3はガス栓本体1
側に形成された閉子組み込み穴、4はこの穴3の摺動
面、5は閉子、6は閉子5の摺動面である。図2は組み
込み穴3の摺動面4と閉子5の摺動面6の拡大図であっ
て、閉子5の摺動面6は機械加工により仕上げられた
後、この表面には多孔質のリン酸マンガン被膜7が化成
処理方法により5μmの厚さで形成されている。
【0013】8は前記多孔質のリン酸マンガン被膜7の
表面に化学蒸着方法により2μmの厚さで形成されたポ
リパラキシリレン樹脂被膜である。なお、上記ガス栓本
体1側の摺動面4と閉子5側の摺動面6には、グリース
が塗布されている。
表面に化学蒸着方法により2μmの厚さで形成されたポ
リパラキシリレン樹脂被膜である。なお、上記ガス栓本
体1側の摺動面4と閉子5側の摺動面6には、グリース
が塗布されている。
【表1】は、上記実施例に係るガス栓をNo.1、N
o.2、No.3の3種類用意し、この耐久試験の結果
を示すものである。
o.2、No.3の3種類用意し、この耐久試験の結果
を示すものである。
【0014】
【表1】
【0015】上記試験結果から、前記した公知例の場
合、5,000〜6,000回を超えると摺動性(トル
ク)が大きくなり、気密性にも問題が生じるようになる
が、本発明のガス栓においては、10,000回の試験
でもその摺動性と気密性に変化は認められない。
合、5,000〜6,000回を超えると摺動性(トル
ク)が大きくなり、気密性にも問題が生じるようになる
が、本発明のガス栓においては、10,000回の試験
でもその摺動性と気密性に変化は認められない。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のように、リン酸マンガン
被膜により形成された表面の凹凸上に形成されたポリパ
ラキシリレン樹脂被膜が摺動性能を向上し、ポリパラキ
シリレン樹脂被膜の表面に傷が入った場合、下層のリン
酸マンガン被膜が摺動性能を維持する。この結果、開閉
10,000回の耐久試験後でも試験前と回転トルクに
大きな差がなく、気密性も維持される。
被膜により形成された表面の凹凸上に形成されたポリパ
ラキシリレン樹脂被膜が摺動性能を向上し、ポリパラキ
シリレン樹脂被膜の表面に傷が入った場合、下層のリン
酸マンガン被膜が摺動性能を維持する。この結果、開閉
10,000回の耐久試験後でも試験前と回転トルクに
大きな差がなく、気密性も維持される。
【図1】本発明を実施したガス栓の説明図。
【図2】摺動面の説明図。
1 ガス栓本体 2 ガス流路 3 閉子込み込み穴 4 摺動面 5 閉子 6 摺動面 7 多孔質のリン酸マンガン被膜 8 ポリパラキシリレン樹脂被膜
Claims (2)
- 【請求項1】 摺動面に多孔質のリン酸マンガン被膜を
形成し、更にこの表面にポリパラキシリレン樹脂被膜を
形成して成るガス栓。 - 【請求項2】 リン酸マンガン被膜及びポリパラキシリ
レン樹脂被膜を閉子側又はガス栓本体側又はこの双方の
摺動面に形成して成る請求項1記載のガス栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16798096A JPH109410A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | ガス栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16798096A JPH109410A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | ガス栓 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH109410A true JPH109410A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15859588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16798096A Pending JPH109410A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | ガス栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH109410A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009133422A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Fujii Gokin Seisakusho Co Ltd | ガス栓、及びガス栓用せんの製造方法 |
| JP2011163358A (ja) * | 2010-02-04 | 2011-08-25 | Fujii Gokin Seisakusho Co Ltd | 過流出防止弁 |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP16798096A patent/JPH109410A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009133422A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Fujii Gokin Seisakusho Co Ltd | ガス栓、及びガス栓用せんの製造方法 |
| JP2011163358A (ja) * | 2010-02-04 | 2011-08-25 | Fujii Gokin Seisakusho Co Ltd | 過流出防止弁 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050215 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050331 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050804 |