JPH109445A - 線材の結束具 - Google Patents
線材の結束具Info
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- JPH109445A JPH109445A JP8185527A JP18552796A JPH109445A JP H109445 A JPH109445 A JP H109445A JP 8185527 A JP8185527 A JP 8185527A JP 18552796 A JP18552796 A JP 18552796A JP H109445 A JPH109445 A JP H109445A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 結束による応力を分散させた状態で保護チュ
ーブを結束し、保護チューブの破損を防止する。 【解決手段】 ベルト8に、長手方向に延びるスリット
9と、スリット9によって互いに接近,離間可能に形成
されベルト8の長手方向に延びる一対の分割ベルト部1
0,10と、各分割ベルト部10にそれぞれ形成され保
護チューブの蛇腹状外周面に嵌合する複数の嵌合突起1
1,11,…とを設ける構成としている。従って、各嵌
合突起11を嵌合させるときの応力が2列の各嵌合突起
11に分散されるから、応力集中によって保護チューブ
が破損するのを防止できる。また、各分割ベルト部10
を接近,離間させることにより、各環状凹部間隔が異な
る様々な保護チューブでも、各嵌合突起11を確実に嵌
合させることができ、結束具1に対する保護チューブの
長手方向への位置ずれを確実に防止できる。
ーブを結束し、保護チューブの破損を防止する。 【解決手段】 ベルト8に、長手方向に延びるスリット
9と、スリット9によって互いに接近,離間可能に形成
されベルト8の長手方向に延びる一対の分割ベルト部1
0,10と、各分割ベルト部10にそれぞれ形成され保
護チューブの蛇腹状外周面に嵌合する複数の嵌合突起1
1,11,…とを設ける構成としている。従って、各嵌
合突起11を嵌合させるときの応力が2列の各嵌合突起
11に分散されるから、応力集中によって保護チューブ
が破損するのを防止できる。また、各分割ベルト部10
を接近,離間させることにより、各環状凹部間隔が異な
る様々な保護チューブでも、各嵌合突起11を確実に嵌
合させることができ、結束具1に対する保護チューブの
長手方向への位置ずれを確実に防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車体等の構
造物にリード線等の線材を複数本束ねた状態で結束して
固定するのに用いて好適な線材の結束具に関する。
造物にリード線等の線材を複数本束ねた状態で結束して
固定するのに用いて好適な線材の結束具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車に搭載された電子部品に
接続される線材としてのリード線は、複数本ずつ束ねら
れた状態で、蛇腹状の保護チューブ内に挿通され、該保
護チューブの外周側から線材の結束具によって締結さ
れ、該結束具を介して車体に固定される。
接続される線材としてのリード線は、複数本ずつ束ねら
れた状態で、蛇腹状の保護チューブ内に挿通され、該保
護チューブの外周側から線材の結束具によって締結さ
れ、該結束具を介して車体に固定される。
【0003】また、各リード線は、自動車のエンジンル
ーム等のように込み入った場所で引き回されることが多
く、車体に固定された結束具に対して各リード線(保護
チューブ)が長手方向に位置ずれした場合には、該リー
ド線にたるみが生じ、他部材に干渉して該各リード線が
損傷する虞れがある。
ーム等のように込み入った場所で引き回されることが多
く、車体に固定された結束具に対して各リード線(保護
チューブ)が長手方向に位置ずれした場合には、該リー
ド線にたるみが生じ、他部材に干渉して該各リード線が
損傷する虞れがある。
【0004】そこで、保護チューブの位置ずれを防止す
るようになった線材の結束具では、外部の構造物に固定
されるホルダと、基端側が該ホルダに一体成型され先端
側が自由端となったベルトと、前記ホルダに形成され該
ベルトの先端側が係,脱可能に係止される係止手段とか
らなり、該ベルトには前記保護チューブの蛇腹状外周面
に嵌合する一列で複数の嵌合突起が設けられたものがあ
り、この種の結束具としては、例えば実開昭63−63
028号公報(以下、従来技術という)で知られてい
る。
るようになった線材の結束具では、外部の構造物に固定
されるホルダと、基端側が該ホルダに一体成型され先端
側が自由端となったベルトと、前記ホルダに形成され該
ベルトの先端側が係,脱可能に係止される係止手段とか
らなり、該ベルトには前記保護チューブの蛇腹状外周面
に嵌合する一列で複数の嵌合突起が設けられたものがあ
り、この種の結束具としては、例えば実開昭63−63
028号公報(以下、従来技術という)で知られてい
る。
【0005】そして、このように構成された線材の結束
具は、各嵌合突起が内側となるようにベルトを保護チュ
ーブ外周側に巻回させ、該ベルトの先端側を係止手段に
よってホルダに係止してベルトで保護チューブを締結す
る。これにより、ベルトに設けられた各嵌合突起を保護
チューブの外周面に嵌合し、該保護チューブを各嵌合突
起、ベルトを介してホルダに固定し、この状態で該ホル
ダを車体に固定するようになっている。
具は、各嵌合突起が内側となるようにベルトを保護チュ
ーブ外周側に巻回させ、該ベルトの先端側を係止手段に
よってホルダに係止してベルトで保護チューブを締結す
る。これにより、ベルトに設けられた各嵌合突起を保護
チューブの外周面に嵌合し、該保護チューブを各嵌合突
起、ベルトを介してホルダに固定し、この状態で該ホル
ダを車体に固定するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による結束具では、ベルトに各嵌合突起を一列に
設け、該各嵌合突起を保護チューブの蛇腹状外周面に嵌
合させることにより、保護チューブが結束具に対して長
手方向に位置ずれするのを防止している。
来技術による結束具では、ベルトに各嵌合突起を一列に
設け、該各嵌合突起を保護チューブの蛇腹状外周面に嵌
合させることにより、保護チューブが結束具に対して長
手方向に位置ずれするのを防止している。
【0007】しかし、自動車のエンジンルームのように
常時大きな振動が発生する場所では、この振動による応
力が各嵌合突起が嵌合された保護チューブの円周上に集
中してしまうから、この応力集中によって保護チューブ
が破損し易いという問題がある。
常時大きな振動が発生する場所では、この振動による応
力が各嵌合突起が嵌合された保護チューブの円周上に集
中してしまうから、この応力集中によって保護チューブ
が破損し易いという問題がある。
【0008】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、結束による応力を分散させた状態で保護
チューブを結束することにより、保護チューブの破損を
防止できるようにした線材の結束具を提供することを目
的としている。
されたもので、結束による応力を分散させた状態で保護
チューブを結束することにより、保護チューブの破損を
防止できるようにした線材の結束具を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明の線材の結束具は、外部の構造
物に固定されるホルダと、基端側が該ホルダに一体的に
設けられ先端側が自由端となったベルトと、前記ホルダ
に形成され該ベルトの先端側が係,脱可能に係止される
係止手段とからなり、蛇腹状の保護チューブ内に挿通さ
れた複数本の線材を該保護チューブを介して前記ベルト
により結束してなる。
ために、請求項1の発明の線材の結束具は、外部の構造
物に固定されるホルダと、基端側が該ホルダに一体的に
設けられ先端側が自由端となったベルトと、前記ホルダ
に形成され該ベルトの先端側が係,脱可能に係止される
係止手段とからなり、蛇腹状の保護チューブ内に挿通さ
れた複数本の線材を該保護チューブを介して前記ベルト
により結束してなる。
【0010】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記ベルトには、長手方向に延びるスリット
と、該スリットによって互いに接近,離間可能に形成さ
れ前記ベルトの長手方向に延びる一対の分割ベルト部
と、該各分割ベルト部にそれぞれ形成され前記保護チュ
ーブの蛇腹状外周面に嵌合する複数の嵌合突起とを設け
たことにある。
特徴は、前記ベルトには、長手方向に延びるスリット
と、該スリットによって互いに接近,離間可能に形成さ
れ前記ベルトの長手方向に延びる一対の分割ベルト部
と、該各分割ベルト部にそれぞれ形成され前記保護チュ
ーブの蛇腹状外周面に嵌合する複数の嵌合突起とを設け
たことにある。
【0011】このように構成したことにより、各嵌合突
起が内側となるようにベルトを保護チューブ外周側に巻
回させ、該ベルトの先端側をホルダに係止手段を介して
係止することにより、ベルトで保護チューブを介して各
線材を結束し、この状態でホルダを構造物に固定する。
これにより、ベルトの各分割ベルト部にそれぞれ形成さ
れた各嵌合突起が保護チューブの蛇腹状外周面に嵌合す
るから、2列の各嵌合突起に応力を分散させた状態で保
護チューブを結束具に対して長手方向に固定できる。ま
た、このときにはベルトの各分割ベルト部が保護チュー
ブの蛇腹状外周面の凹部間隔に応じて接近または離間す
るから、2列の各嵌合突起を保護チューブ外周面の各凹
部に確実に嵌合させることができる。
起が内側となるようにベルトを保護チューブ外周側に巻
回させ、該ベルトの先端側をホルダに係止手段を介して
係止することにより、ベルトで保護チューブを介して各
線材を結束し、この状態でホルダを構造物に固定する。
これにより、ベルトの各分割ベルト部にそれぞれ形成さ
れた各嵌合突起が保護チューブの蛇腹状外周面に嵌合す
るから、2列の各嵌合突起に応力を分散させた状態で保
護チューブを結束具に対して長手方向に固定できる。ま
た、このときにはベルトの各分割ベルト部が保護チュー
ブの蛇腹状外周面の凹部間隔に応じて接近または離間す
るから、2列の各嵌合突起を保護チューブ外周面の各凹
部に確実に嵌合させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
線材の結束具を複数本のリード線を結束して車体に固定
した場合を例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明す
る。
線材の結束具を複数本のリード線を結束して車体に固定
した場合を例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明す
る。
【0013】図中、1は樹脂材料を一体成型してなる本
実施例による線材の結束具を示し、該結束具1は、後述
するホルダ2、ベルト挿通穴5、ベルト係止爪6、ベル
ト8から大略構成されている。
実施例による線材の結束具を示し、該結束具1は、後述
するホルダ2、ベルト挿通穴5、ベルト係止爪6、ベル
ト8から大略構成されている。
【0014】2は結束具1の本体をなす段付箱形状のホ
ルダを示し、該ホルダ2の上側には、図2に示す如く、
後述するステー15が挿嵌されるステー嵌合穴3が前後
方向に形成され、該ステー嵌合穴3内には、ホルダ2と
一体にステー止め4が設けられている。ここで、該ステ
ー止め4は、図3に示すように、前記ステー嵌合穴3内
にステー15が挿嵌されたときに、該ステー15の係合
穴15Aに係合することにより、ホルダ2を該ステー1
5に固定するものである。
ルダを示し、該ホルダ2の上側には、図2に示す如く、
後述するステー15が挿嵌されるステー嵌合穴3が前後
方向に形成され、該ステー嵌合穴3内には、ホルダ2と
一体にステー止め4が設けられている。ここで、該ステ
ー止め4は、図3に示すように、前記ステー嵌合穴3内
にステー15が挿嵌されたときに、該ステー15の係合
穴15Aに係合することにより、ホルダ2を該ステー1
5に固定するものである。
【0015】また、5はホルダ2の下側に設けられ、各
ベルト係止爪6と共に係止手段をなすベルト挿通穴を示
し、該ベルト挿通穴5は、図1に示すように、左,右方
向に広幅なスリット状の貫通穴として形成されている。
また、ベルト挿通穴5の下側には左,右方向に離間して
後述する各嵌合突起11が通る凹溝5A,5Aが形成さ
れ、上側には該各凹溝5Aに対向してベルト係止爪6が
設けられる空間部5B,5Bが形成されている。
ベルト係止爪6と共に係止手段をなすベルト挿通穴を示
し、該ベルト挿通穴5は、図1に示すように、左,右方
向に広幅なスリット状の貫通穴として形成されている。
また、ベルト挿通穴5の下側には左,右方向に離間して
後述する各嵌合突起11が通る凹溝5A,5Aが形成さ
れ、上側には該各凹溝5Aに対向してベルト係止爪6が
設けられる空間部5B,5Bが形成されている。
【0016】6,6はベルト挿通穴5の空間部5B,5
B内に位置してホルダ2と一体に設けられた左,右のベ
ルト係止爪を示し、該左,右のベルト係止爪6,6の先
端側底面には複数の段差からなる係止部6Aが形成され
ている。そして、各ベルト係止爪6は、ベルト8がベル
ト挿通穴5内で後側から前側に向けて移動するのを許
し、逆方向に移動しようとするときには該ベルト8に形
成された係合段部12に前記係止部6Aを係合させてこ
の移動を阻止するものである。
B内に位置してホルダ2と一体に設けられた左,右のベ
ルト係止爪を示し、該左,右のベルト係止爪6,6の先
端側底面には複数の段差からなる係止部6Aが形成され
ている。そして、各ベルト係止爪6は、ベルト8がベル
ト挿通穴5内で後側から前側に向けて移動するのを許
し、逆方向に移動しようとするときには該ベルト8に形
成された係合段部12に前記係止部6Aを係合させてこ
の移動を阻止するものである。
【0017】7,7はホルダ2の底面2Aに設けられた
一対の係合突起で、該各係合突起7は底面2Aの左,右
端に位置して前,後方向に伸長するように下向きに突設
されている。そして、各係合突起7は後述する保護チュ
ーブ14の各環状凹部14Aに係合することにより、後
述する各嵌合突起11と共に保護チューブ14の長手方
向への位置ずれを防止している。
一対の係合突起で、該各係合突起7は底面2Aの左,右
端に位置して前,後方向に伸長するように下向きに突設
されている。そして、各係合突起7は後述する保護チュ
ーブ14の各環状凹部14Aに係合することにより、後
述する各嵌合突起11と共に保護チューブ14の長手方
向への位置ずれを防止している。
【0018】8はホルダ2の底面2Aに設けられたベル
トを示し、該ベルト8は基端側が底面2Aに一体的に固
着され、先端側が自由端となっている。また、ベルト8
には、左,右方向の中央に位置して長手方向に延びるス
リット9と、該スリット9によって互いに接近,離間可
能に形成され該ベルト8の長手方向に延びる一対の分割
ベルト部10,10と、ベルト8を保護チューブ14に
巻回させたときの該各分割ベルト部10の内周面に長手
方向に連続して突設された複数個の嵌合突起11,1
1,…と、前記各分割ベルト部10の外周面に形成さ
れ、長手方向に連続する段差からなる係合段部12,1
2とが設けられている。
トを示し、該ベルト8は基端側が底面2Aに一体的に固
着され、先端側が自由端となっている。また、ベルト8
には、左,右方向の中央に位置して長手方向に延びるス
リット9と、該スリット9によって互いに接近,離間可
能に形成され該ベルト8の長手方向に延びる一対の分割
ベルト部10,10と、ベルト8を保護チューブ14に
巻回させたときの該各分割ベルト部10の内周面に長手
方向に連続して突設された複数個の嵌合突起11,1
1,…と、前記各分割ベルト部10の外周面に形成さ
れ、長手方向に連続する段差からなる係合段部12,1
2とが設けられている。
【0019】ここで、前記各分割ベルト部10は、前記
スリット9によって互いに接近,離間可能な状態となっ
ている。また、前記各分割ベルト部10には前記各嵌合
突起11がそれぞれ1列ずつ設けられ、これにより、ベ
ルト8で保護チューブ14を締結したときには合計で2
列の各嵌合突起11で該保護チューブ14を固定するよ
うになっている。
スリット9によって互いに接近,離間可能な状態となっ
ている。また、前記各分割ベルト部10には前記各嵌合
突起11がそれぞれ1列ずつ設けられ、これにより、ベ
ルト8で保護チューブ14を締結したときには合計で2
列の各嵌合突起11で該保護チューブ14を固定するよ
うになっている。
【0020】そして、ベルト8は、図3、図4に示す如
く、保護チューブ14に巻回し、その先端側をベルト挿
通穴5に挿通させて各係合段部12を各ベルト係止爪6
の係止部6Aに係止し、各分割ベルト部10に突設され
た各嵌合突起11を保護チューブ14の各環状凹部14
Aに嵌合させることにより、保護チューブ14を長手方
向に位置決めした状態で結束するものである。
く、保護チューブ14に巻回し、その先端側をベルト挿
通穴5に挿通させて各係合段部12を各ベルト係止爪6
の係止部6Aに係止し、各分割ベルト部10に突設され
た各嵌合突起11を保護チューブ14の各環状凹部14
Aに嵌合させることにより、保護チューブ14を長手方
向に位置決めした状態で結束するものである。
【0021】なお、13,13,…は線材をなす複数本
のリード線(図3参照)、14は該各リード線13を覆
うように設けられた保護チューブをそれぞれ示し、該保
護チューブ14は樹脂材料からなり、長手方向に環状凹
部14A,14A,…、環状凸部14B,14B,…が
連続する蛇腹状に形成されている。
のリード線(図3参照)、14は該各リード線13を覆
うように設けられた保護チューブをそれぞれ示し、該保
護チューブ14は樹脂材料からなり、長手方向に環状凹
部14A,14A,…、環状凸部14B,14B,…が
連続する蛇腹状に形成されている。
【0022】また、15は車体(図示せず)に固着され
たステーで、該ステー15の先端側は方形板状に形成さ
れ、その先端側にはステー止め4に係合する係合穴15
Aが形成されている。
たステーで、該ステー15の先端側は方形板状に形成さ
れ、その先端側にはステー止め4に係合する係合穴15
Aが形成されている。
【0023】本実施例によるリード線13の結束具1は
上述の如き構成を有するもので、次に、この結束具1に
よってリード線13を結束して位置決め固定するまでの
作業について説明する。
上述の如き構成を有するもので、次に、この結束具1に
よってリード線13を結束して位置決め固定するまでの
作業について説明する。
【0024】まず、保護チューブ14の所定位置にベル
ト8を巻回し、図3に示すように、該ベルト8の先端側
をホルダ2のベルト挿通穴5に挿通させ、該ベルト挿通
穴5から突出した先端を引っ張ってベルト8を絞り保護
チューブ14を締結する。これにより、ベルト8に形成
された各係合段部12がホルダ2側の各ベルト係止爪6
の係止部6Aに係合した状態になるから、保護チューブ
14はベルト8によって結束された状態となる。
ト8を巻回し、図3に示すように、該ベルト8の先端側
をホルダ2のベルト挿通穴5に挿通させ、該ベルト挿通
穴5から突出した先端を引っ張ってベルト8を絞り保護
チューブ14を締結する。これにより、ベルト8に形成
された各係合段部12がホルダ2側の各ベルト係止爪6
の係止部6Aに係合した状態になるから、保護チューブ
14はベルト8によって結束された状態となる。
【0025】また、このときには、ホルダ2に設けられ
た各係合突起7と、ベルト8の各分割ベルト部10に1
列ずつ形成された各嵌合突起11とをそれぞれ保護チュ
ーブ14の各環状凹部14Aに嵌合させるようにしてい
るから、各係合突起7と2列の各嵌合突起11に応力を
分散させた状態で保護チューブ14に嵌合させることが
できる。
た各係合突起7と、ベルト8の各分割ベルト部10に1
列ずつ形成された各嵌合突起11とをそれぞれ保護チュ
ーブ14の各環状凹部14Aに嵌合させるようにしてい
るから、各係合突起7と2列の各嵌合突起11に応力を
分散させた状態で保護チューブ14に嵌合させることが
できる。
【0026】さらに、各嵌合突起11が形成されている
各分割ベルト部10はスリット9によって互いに接近,
離間可能となっているから、図4に示すように、左,右
の各嵌合突起11の間隔と保護チューブ14の各環状凹
部14Aの間隔が対応せず、位置がずれている場合で
も、図4中に二点鎖線で示すように、例えば分割ベルト
部10,10を互いに離間させることにより、各嵌合突
起11を保護チューブ14の各環状凹部14Aに確実に
嵌合させることができる。
各分割ベルト部10はスリット9によって互いに接近,
離間可能となっているから、図4に示すように、左,右
の各嵌合突起11の間隔と保護チューブ14の各環状凹
部14Aの間隔が対応せず、位置がずれている場合で
も、図4中に二点鎖線で示すように、例えば分割ベルト
部10,10を互いに離間させることにより、各嵌合突
起11を保護チューブ14の各環状凹部14Aに確実に
嵌合させることができる。
【0027】そして、ベルト8を締結して各係合突起7
と各嵌合突起11とを保護チューブ14の各環状凹部1
4Aに嵌合させたら、結束具1を車体側に固定すべく、
ホルダ2に形成されたステー嵌合穴3内に車体に固着さ
れたステー15を挿嵌し、該ステー15にホルダ2を固
定する。これにより、結束具1によって保護チューブ1
4を結束した状態で車体の所定位置に強固に固定するこ
とができる。
と各嵌合突起11とを保護チューブ14の各環状凹部1
4Aに嵌合させたら、結束具1を車体側に固定すべく、
ホルダ2に形成されたステー嵌合穴3内に車体に固着さ
れたステー15を挿嵌し、該ステー15にホルダ2を固
定する。これにより、結束具1によって保護チューブ1
4を結束した状態で車体の所定位置に強固に固定するこ
とができる。
【0028】かくして、本実施例によれば、ベルト8の
各分割ベルト部10にそれぞれ1列の各嵌合突起11を
設け、合計2列の各嵌合突起11を保護チューブ14の
各環状凹部14Aに嵌合させることにより、各嵌合突起
11を嵌合させるときの応力を2列の各嵌合突起11に
分散させることができるから、保護チューブ14が応力
集中によって破損するのを防止することができ、該保護
チューブ14の寿命を延ばすことができる上に、結束具
1に対する信頼性を向上することができる。
各分割ベルト部10にそれぞれ1列の各嵌合突起11を
設け、合計2列の各嵌合突起11を保護チューブ14の
各環状凹部14Aに嵌合させることにより、各嵌合突起
11を嵌合させるときの応力を2列の各嵌合突起11に
分散させることができるから、保護チューブ14が応力
集中によって破損するのを防止することができ、該保護
チューブ14の寿命を延ばすことができる上に、結束具
1に対する信頼性を向上することができる。
【0029】また、ホルダ2の底面2Aに各係合突起7
を設け、該各係合突起7も保護チューブ14の各環状凹
部14Aに嵌合させているから、保護チューブ14に作
用する応力をより効果的に分散させることができる。
を設け、該各係合突起7も保護チューブ14の各環状凹
部14Aに嵌合させているから、保護チューブ14に作
用する応力をより効果的に分散させることができる。
【0030】一方、本実施例では、ベルト8の分割ベル
ト部10,10を保護チューブ14の各環状凹部14A
間の間隔に合せて接近または離間させることにより、各
嵌合突起11を保護チューブ14の各環状凹部14Aに
確実に嵌合させることができるから、各環状凹部14A
の間隔が異なる様々な保護チューブ14に対応すること
ができる上に、結束具1に対する保護チューブ14の長
手方向への位置ずれを確実に防止することができる。こ
れにより、自動車のように常時大きな振動が発生する場
所でも、この振動によって保護チューブ14と結束具1
が位置ずれするのを防止でき、リード線13の損傷を防
止して当該結束具1に対する信頼性を向上することがで
きる。
ト部10,10を保護チューブ14の各環状凹部14A
間の間隔に合せて接近または離間させることにより、各
嵌合突起11を保護チューブ14の各環状凹部14Aに
確実に嵌合させることができるから、各環状凹部14A
の間隔が異なる様々な保護チューブ14に対応すること
ができる上に、結束具1に対する保護チューブ14の長
手方向への位置ずれを確実に防止することができる。こ
れにより、自動車のように常時大きな振動が発生する場
所でも、この振動によって保護チューブ14と結束具1
が位置ずれするのを防止でき、リード線13の損傷を防
止して当該結束具1に対する信頼性を向上することがで
きる。
【0031】なお、前記実施例では、ホルダ2にステー
嵌合穴3、ステー止め4を設け、車体側に固着されたス
テー15を該ステー嵌合穴3に挿嵌させてステー止め4
で固定するものとして述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば、ホルダをボルト等によって車体側に固定す
るようにしてもよい。
嵌合穴3、ステー止め4を設け、車体側に固着されたス
テー15を該ステー嵌合穴3に挿嵌させてステー止め4
で固定するものとして述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば、ホルダをボルト等によって車体側に固定す
るようにしてもよい。
【0032】また、前記実施例では、ホルダ2の底面2
Aに保護チューブ14の各環状凹部14Aに嵌合する係
合突起7,7を設けた場合を例示したが、例えば、係合
突起7を1個だけ設けるようにしてもよく、必要のない
場合には省略してもよい。
Aに保護チューブ14の各環状凹部14Aに嵌合する係
合突起7,7を設けた場合を例示したが、例えば、係合
突起7を1個だけ設けるようにしてもよく、必要のない
場合には省略してもよい。
【0033】さらに、前記実施例では、結束具1を自動
車のリード線13を結束するのに用いた場合を例示した
が、これに替えて、例えば家屋の電気配線等の他の線材
を結束するのに用いてもよい。
車のリード線13を結束するのに用いた場合を例示した
が、これに替えて、例えば家屋の電気配線等の他の線材
を結束するのに用いてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、各嵌合突起が内側となるようにベルトを保護チュ
ーブ外周側に巻回させ、該ベルトの先端側をホルダに係
止手段を介して係止することにより、ベルトで保護チュ
ーブを結束し、この状態でホルダを介して構造物に固定
することができる。また、このときには、ベルトの各分
割ベルト部にそれぞれ形成された各嵌合突起が保護チュ
ーブの蛇腹状外周面に嵌合し、2列の各嵌合突起に応力
を分散させた状態で保護チューブを固定できるから、応
力集中による保護チューブの破損を防止でき、保護チュ
ーブの寿命や結束具に対する信頼性を向上することがで
きる。
れば、各嵌合突起が内側となるようにベルトを保護チュ
ーブ外周側に巻回させ、該ベルトの先端側をホルダに係
止手段を介して係止することにより、ベルトで保護チュ
ーブを結束し、この状態でホルダを介して構造物に固定
することができる。また、このときには、ベルトの各分
割ベルト部にそれぞれ形成された各嵌合突起が保護チュ
ーブの蛇腹状外周面に嵌合し、2列の各嵌合突起に応力
を分散させた状態で保護チューブを固定できるから、応
力集中による保護チューブの破損を防止でき、保護チュ
ーブの寿命や結束具に対する信頼性を向上することがで
きる。
【0035】しかも、ベルトに各分割ベルト部を設け、
該各分割ベルト部を保護チューブの蛇腹状外周面の凹部
間隔に応じて接近または離間させることにより、2列の
各嵌合突起を保護チューブ外周面の各凹部に確実に嵌合
させることができるから、各凹部間隔が異なる様々な保
護チューブに対応することができる上に、結束具に対す
る保護チューブの長手方向への位置ずれを確実に防止す
ることができる。
該各分割ベルト部を保護チューブの蛇腹状外周面の凹部
間隔に応じて接近または離間させることにより、2列の
各嵌合突起を保護チューブ外周面の各凹部に確実に嵌合
させることができるから、各凹部間隔が異なる様々な保
護チューブに対応することができる上に、結束具に対す
る保護チューブの長手方向への位置ずれを確実に防止す
ることができる。
【図1】本発明の実施例による線材の結束具を示す正面
図である。
図である。
【図2】図1中のII−II線に沿った方向から示す線材の
結束具の断面図である。
結束具の断面図である。
【図3】結束具で保護チューブを結束してステーに固定
した状態を示す断面図である。
した状態を示す断面図である。
【図4】図3中の矢視IV−IV方向から示すベルトの断面
図である。
図である。
1 結束具 2 ホルダ 5 ベルト挿通穴(係止手段) 6 ベルト係止爪(係止手段) 8 ベルト 9 スリット 10 分割ベルト部 11 嵌合突起 13 リード線(線材) 14 保護チューブ 14A 環状凹部 15 ステー
Claims (1)
- 【請求項1】 外部の構造物に固定されるホルダと、基
端側が該ホルダに一体的に設けられ先端側が自由端とな
ったベルトと、前記ホルダに形成され該ベルトの先端側
が係,脱可能に係止される係止手段とからなり、蛇腹状
の保護チューブ内に挿通された複数本の線材を該保護チ
ューブを介して前記ベルトにより結束してなる線材の結
束具において、前記ベルトには、長手方向に延びるスリ
ットと、該スリットによって互いに接近,離間可能に形
成され前記ベルトの長手方向に延びる一対の分割ベルト
部と、該各分割ベルト部にそれぞれ形成され前記保護チ
ューブの蛇腹状外周面に嵌合する複数の嵌合突起とを設
けたことを特徴とする線材の結束具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8185527A JPH109445A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 線材の結束具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8185527A JPH109445A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 線材の結束具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH109445A true JPH109445A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16172367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8185527A Pending JPH109445A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 線材の結束具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH109445A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030006355A (ko) * | 2001-07-12 | 2003-01-23 | 기아자동차주식회사 | 결속구 |
| JP2010032009A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Nifco Inc | 管・棒状体若しくはケーブル類の留め具 |
| JP2019092447A (ja) * | 2017-11-24 | 2019-06-20 | オリオン機械株式会社 | 結束具および搾乳ユニット |
| JP2023100514A (ja) * | 2022-01-06 | 2023-07-19 | トヨタ車体株式会社 | ワイヤーハーネス取り付け用クリップ |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP8185527A patent/JPH109445A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030006355A (ko) * | 2001-07-12 | 2003-01-23 | 기아자동차주식회사 | 결속구 |
| JP2010032009A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Nifco Inc | 管・棒状体若しくはケーブル類の留め具 |
| JP2019092447A (ja) * | 2017-11-24 | 2019-06-20 | オリオン機械株式会社 | 結束具および搾乳ユニット |
| JP2023100514A (ja) * | 2022-01-06 | 2023-07-19 | トヨタ車体株式会社 | ワイヤーハーネス取り付け用クリップ |
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