JPH1094620A - 乗り物用安全ベルト巻取装置 - Google Patents

乗り物用安全ベルト巻取装置

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JPH1094620A
JPH1094620A JP8250339A JP25033996A JPH1094620A JP H1094620 A JPH1094620 A JP H1094620A JP 8250339 A JP8250339 A JP 8250339A JP 25033996 A JP25033996 A JP 25033996A JP H1094620 A JPH1094620 A JP H1094620A
Authority
JP
Japan
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shaft
bobbin
safety belt
winding device
webbing
Prior art date
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Application number
JP8250339A
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English (en)
Inventor
Kazunori Tomimatsu
和典 富松
Kenichi Saito
健一 斉藤
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃エネルギ吸収機能をする際の荷重が安定
し、簡素な構造とすることにより廉価な製造原価で、幅
寸法の小さな乗り物用安全ベルト巻取装置を提供するこ
と。 【解決手段】 ウエビング巻取軸4は、ウエビングの一
端部が支持されてなるボビン11と、ベースに対して回
転自在に軸支され且つ前記ボビン11の中空部12によ
りボビン11と共に回転自在に軸支してなると共にラッ
チプレート5を有してなるシャフト13とよりなり、該
シャフト13と前記ボビン11の中空部12内面との間
には、該ボビン11の回転力により回転方向のみ破壊さ
れることが可能な易破断部14と、該易破断部14を破
壊可能なる係合部材15とが介在されてなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、航空機な
どの乗り物に用いられる安全ベルトの巻取装置、特に衝
突などにより大きな負荷が加わった場合に機能するエネ
ルギ吸収リトラクタを装備した巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の乗り物用安全ベルト巻取装置とし
ては、実開昭50ー42423号公報に示すような例が
ある。
【0003】即ち、従来の乗り物用安全ベルト巻取装置
としては、ウエビングと、車体に支持されるベースと、
該ベースに回転自在に軸支され且つ前記ウエビングを巻
き取るウエビング巻取軸と、該ウエビング巻取軸の一端
部に固設され且つ外周にラチェット歯を有するラッチプ
レートと、前記ベースに取り付けられ且つ非常時に前記
ラッチプレートのラチェット歯に噛み合って前記ウエビ
ング巻取軸の回転を停止し得る歯止めとを少なくとも有
し、前記ウエビング巻取軸は、外周面に一重以上のねじ
溝及び該ねじ溝に連続して該ねじ溝の幅寸法より増大し
た増大部を有する軸と、該軸と同心且つ該軸の外側に配
置され内周面に軸方向の数条の溝を有するスリーブと、
前記軸のねじ溝増大部及び前記スリーブの溝間に嵌合さ
れてなる数個のボールとを有する。
【0004】かかる構成で、乗り物が衝突するなど、乗
員の付勢力により前記ウエビングに前記スリーブを回転
させる力が付与された時に、ラッチプレートのラッチ歯
が歯止めによって停止されると、相反する方向への荷重
で、前記ボールが前記軸のねじ溝を塑性変形させながら
軸方向にずれながら且つ回転方向に移動することで、前
記ボールを転動させる際の案内機能と、前記ねじ溝の塑
性変形により前記ウエビングに加わった衝撃エネルギを
吸収する機能とを有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、かかる構
成のエネルギ吸収手段によれば、前記ボールを転動させ
る際の案内機能を有する前記ねじ溝自体が塑性変形する
ため、荷重が加えられる位置が安定しないことになる。
【0006】また、前記ねじ溝の形状の誤差により、該
衝撃エネルギ吸収機能をする際の荷重が安定しないこと
になり、ねじ溝の形状の精度が求められるが、それは製
造原価高騰の一原因になり、改善が求められている。
【0007】また、乗り物用安全ベルト巻取装置の構造
が複雑で、生産性に課題を有し、この点でも製造原価高
騰の一原因になり、改善が求められている。
【0008】更に、前記ウエビング巻取軸が軸方向に移
動する必要があり、乗り物用安全ベルト巻取装置そのも
のの幅寸法が大きくならざるを得ず、狭い空間内に配設
する場合などレイアウトの限定条件が厳しい時に、かか
る幅寸法の大きなものでは対応できない等の点で改善が
求められている。
【0009】そこで、本発明は、以上のような点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、衝撃エネ
ルギ吸収機能をする際の荷重が安定し、簡素な構造とす
ることにより廉価な製造原価で、幅寸法の小さな乗り物
用安全ベルト巻取装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、ウエビングと、車体に支持され
るベースと、該ベースに回転自在に軸支され且つ前記ウ
エビングを巻き取るウエビング巻取軸と、該ウエビング
巻取軸の一端部に固設され且つ外周にラチェット歯を有
するラッチプレートと、前記ベースに取り付けられ且つ
非常時に前記ラッチプレートのラチェット歯に噛み合っ
て前記ウエビング巻取軸の回転を停止し得る歯止めとを
少なくとも有する乗り物用安全ベルト巻取装置におい
て、前記ウエビング巻取軸は、前記ウエビングの一端部
が支持されてなる中空状のボビンと、前記ベースに対し
て回転自在に軸支され且つ前記ボビンの中空部によりボ
ビンを回転自在に軸支してなると共に前記ラッチプレー
トを有してなるシャフトとよりなり、該シャフトと前記
ボビンの中空部内面との間には、該ボビンの回転力によ
り回転方向のみ破壊されることが可能な易破断部と、該
易破断部を破壊可能なる係合部材とが介在されてなるこ
とを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の乗り物
用安全ベルト巻取装置であって、前記係合部材は、前記
シャフトの外周面と前記ボビンの中空部内面夫々に形成
された凹部内に移動自在に係合されてなるボールよりな
り、前記易破断部は、前記ボビンの凹部の底面近傍より
該凹部空間内に迫り出してなる舌片よりなることを特徴
とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項2記載の乗り物
用安全ベルト巻取装置であって、前記シャフトの凹部
は、前記ラッチプレートの根元から反ラッチプレート支
持部までの軸外周面に略直線状に形成されてなり、前記
ボビンの凹部は、前記ボビンの中空部内面に旋回状に形
成されてなることを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1記載の乗り物
用安全ベルト巻取装置であって、前記係合部材は、前記
シャフトに凹設されてなる溝部内に摺動自在に係合され
てなるスライダより突設されてなるボスよりなり、前記
易破断部は、前記ボビンの凹部の底面近傍より該凹部空
間内に迫り出してなる舌片よりなることを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、請求項4記載の乗り物
用安全ベルト巻取装置であって、前記シャフトの溝部
は、前記ラッチプレートの根元から反ラッチプレート支
持部までの軸外周面に略直線状に形成されてなり、前記
ボビンの凹部は、前記ボビンの中空部内面に旋回状に形
成されてなることを特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、請求項1記載の乗り物
用安全ベルト巻取装置であって、前記係合部材は、前記
シャフトに形成されてなるねじ部に移動自在に螺合され
てなるナットより突設されてなるボスよりなり、前記易
破断部は、前記ボビンの凹部内に配設されてなる舌片よ
りなることを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、請求項6記載の乗り物
用安全ベルト巻取装置であって、前記ボビンの凹部は、
略直線状に形成されてなることを特徴とする。
【0017】請求項8の発明は、請求項6又は請求項7
記載の乗り物用安全ベルト巻取装置であって、前記ボス
は、前記ナットの少なくとも四方より突設されてなり且
つ前記舌片は、前記凹部の少なくとも四方より突設され
てなることを特徴とする。
【0018】請求項9の発明は、請求項2又は請求項3
又は請求項5又は請求項7又は請求項8記載の乗り物用
安全ベルト巻取装置であって、前記ボビンの凹部には、
前記舌片が前記ボビンの凹部内に係入可能なる逃げ溝部
が形成されてなることを特徴とする。
【0019】請求項10の発明は、請求項1記載の乗り
物用安全ベルト巻取装置であって、前記係合部材は、前
記ボビンの中空部に形成されてなる雌ねじ部に移動自在
に螺合されてなる中空ボルトの中空部内面より突設され
てなるフランジ部よりなり、前記易破断部は、前記シャ
フトの軸外周面に前記フランジ部が係合自在なるよう形
成されてなる凹部の底面近傍より該凹部空間内に迫り出
してなる舌片よりなることを特徴とする。
【0020】請求項11の発明は、請求項10記載の乗
り物用安全ベルト巻取装置であって、前記シャフトの凹
部は、前記シャフトの前記ラッチプレートの根元から反
ラッチプレート支持部までの軸外周面に略直線状に形成
されてなることを特徴とする。
【0021】請求項12の発明は、請求項10又は請求
項11記載の乗り物用安全ベルト巻取装置であって、前
記フランジ部は、前記中空ボルトの内面より少なくとも
相対向する位置より突設されてなることを特徴とする。
【0022】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明によれば、ウエビングに大きな引っ張り荷重が加わり
且つ前記歯止めが減加速度によって前記ラッチプレート
のラチェット歯に噛み合って前記ウエビング巻取軸の回
転を停止すると、該ウエビング巻取軸のシャフトの突起
部に係合されてなるウエビング巻取軸のボビンが、該ボ
ビンのウエビングによる回転力でもって前記シャフトに
対して回転力を付与し、該シャフトと前記ボビンとの間
に介在されてなる易破断部を係合部材が回転方向のみ破
壊することで、かかる経過によって、衝撃エネルギ、換
言するとウエビングに対する引っ張り力が減少すること
になる。
【0023】該易破断部及び係合部材以外の部材を介在
させることなく、衝撃エネルギを吸収することになるの
で、吸収値が安定することになる。また、かかる簡素な
構造とすることにより廉価な製造原価で提供できること
になり、ウエビング巻取軸の軸方向のずれが生じないの
で、乗り物用安全ベルト巻取装置の幅寸法が小さなもの
となる。
【0024】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
効果に加え、前記シャフトの外周面及び前記ボビンの中
空部内面夫々に形成された凹部内を移動自在なる前記係
合部材としてのボールが、前記ボビンが回転すること
で、該ボビンの凹部の底面近傍より該凹部空間内に迫り
出してなる前記易破断部としての舌片を、該回転方向に
破壊することになるので、衝撃エネルギが確実に吸収さ
れる。
【0025】また、前記舌片の硬度、材質などを変える
だけで、前記ボールによる破壊荷重の設定を容易に変更
できることになり、かかる荷重チューニングの変更が容
易であることは、安全により寄与できることになる。
【0026】請求項3の発明によれば、請求項2記載の
効果に加え、前記シャフトの凹部が、前記ラッチプレー
トの根元から反ラッチプレート支持部までの軸外周面に
略直線状に形成されてなるので、ボビンに対するシャフ
トの組立が容易である。
【0027】また、前記ボビンの凹部が、前記ボビンの
中空部内面に旋回状に形成されてなるので、ボビンの回
転時に、前記ボールがスムースに移動できることにな
り、該ボビンの舌片をスムースに破壊可能である。
【0028】請求項4の発明によれば、請求項1記載の
効果に加え、前記シャフトに凹設されてなる溝部内に摺
動自在に係合されてなるスライダより突設されてなる係
合部材としてのボスが、前記ボビンが回転することで、
該ボビンの凹部の底面近傍より該凹部空間内に迫り出し
てなる前記易破断部としての舌片を、該回転方向に破壊
することになるので、衝撃エネルギが確実に吸収され
る。
【0029】また、前記舌片の硬度、材質などを変える
だけで、前記ボスによる破壊荷重の設定を容易に変更で
きることになり、かかる荷重チューニングの変更が容易
であることは、安全により寄与できることになる。
【0030】請求項5の発明によれば、請求項4記載の
効果に加え、前記シャフトの溝部が、前記ラッチプレー
トの根元から反ラッチプレート支持部までの軸外周面に
略直線状に形成されてなるので、ボビンに対するシャフ
トの組立が容易である。
【0031】また、前記ボビンの凹部が、前記ボビンの
中空部内面に旋回状に形成されてなるので、ボビンの回
転時に、前記ボスがスムースに移動できることになり、
該ボビンの舌片をスムースに破壊可能である。
【0032】請求項6の発明によれば、請求項1記載の
効果に加え、前記シャフトに形成されてなるねじ部に移
動自在に螺合されてなるナットより突設されてなる係合
部材としてのボスが、前記ボビンが回転することで、該
ボビンの凹部内に配設されてなる前記易破断部としての
舌片を、該回転方向に破壊することになるので、衝撃エ
ネルギが確実に吸収される。
【0033】また、前記舌片の硬度、材質などを変える
だけで、前記ボスによる破壊荷重の設定を容易に変更で
きることになり、かかる荷重チューニングの変更が容易
であることは、安全により寄与できることになる。
【0034】請求項7の発明によれば、請求項6記載の
効果に加え、前記ボビンの凹部が、略直線状に形成され
てなるので、前記ボビンに対する前記ナット及び前記シ
ャフトの組立が容易である。
【0035】請求項8の発明によれば、請求項6又は請
求項7記載の効果に加え、前記ボスが、前記ナットの少
なくとも四方より突設されてなり且つ前記舌片が、前記
凹部の少なくとも四方より突設されてなるので、前記ボ
ビンが回転した時に、該ボスによる舌片の破壊が安易で
なく、その分ボビンの材料選択の自由度が増し、高強度
の材料を選択しなくても良い分、製造原価が減低出来る
ことになる。
【0036】請求項9の発明によれば、請求項2又は請
求項3又は請求項5又は請求項7又は請求項8記載の効
果に加え、前記ボビンの凹部に、前記舌片が前記ボビン
の凹部内に係入可能なる逃げ溝部が形成されてなるの
で、係合部材によって舌片が曲折されても容易に逃げ溝
内に係入されることになる。
【0037】請求項10の発明によれば、請求項1記載
の効果に加え、前記ボビンの中空部に形成されてなる雌
ねじ部に移動自在に螺合されてなる中空ボルトの中空部
内面より突設されてなる係合部材としてのフランジ部
は、該ボビンが回転されることにより、中空ボルトが雌
ねじ部によって回転移動され、該中空ボルトの回転によ
って、前記シャフトの軸外周面に形成されてなる凹部内
に配設されてなる易破断部としての舌片を、該回転方向
に破壊することになるので、衝撃エネルギが確実に吸収
される。
【0038】また、前記舌片の硬度、材質などを変える
だけで、前記フランジ部による破壊荷重の設定を容易に
変更できることになり、かかる荷重チューニングの変更
が容易であることは、安全により寄与できることにな
る。
【0039】請求項11の発明によれば、請求項10記
載の効果に加え、前記シャフトの凹部は、前記シャフト
の前記ラッチプレートの根元から反ラッチプレート支持
部までの軸外周面に略直線状に形成されてなるので、前
記シャフトに対する前記中空ボルトの組立が容易であ
る。
【0040】請求項12の発明によれば、請求項10又
は請求項11記載の効果に加え、前記フランジ部が、前
記中空ボルトの内面より少なくとも相対向する位置より
突設されてなるので、前記ボビンが回転した時に、該ボ
ビンの雌ねじによって回転された中空ボルトにより、確
実に舌片を破壊できることになる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面と共に説明する。
【0042】図1乃至図6は、本発明の第1の実施形態
の構成を示す構造図である。
【0043】即ち、乗り物用安全ベルト巻取装置1は、
安全ベルト2aのウエビング2と、図示しない車体に支
持されるベース3と、該ベース3に回転自在に軸支され
且つ前記ウエビング2を巻き取るウエビング巻取軸4
と、該ウエビング巻取軸4の一端部4aに固設され且つ
外周にラチェット歯5aを有するラッチプレート5と、
前記ベース3に取り付けられ且つ非常時にマグネット7
が励磁されることで、前記ラッチプレート5のラチェッ
ト歯5aに噛み合って前記ウエビング巻取軸4の回転を
停止し得る歯止め6と、前記ウエビング2を巻き取る方
向に前記ウエビング巻取軸4に常時付勢してなる図示し
ない巻き取りばねを覆うカバー部材8とを少なくとも有
してなる。
【0044】前記ウエビング巻取軸4は、前記ウエビン
グ2の一端部が支持されてなる中空状のボビン11と、
前記ベース3に対して回転自在に軸支され且つ前記ボビ
ン11の中空部12によりボビン11と共に回転自在に
軸支してなると共に前記ラッチプレート5を有してなる
シャフト13とよりなる。
【0045】該シャフト13と前記ボビン11の中空部
12内面との間には、易破断部としての舌片14と、該
舌片14を破壊可能なる係合部材としてのボール15と
が介在されてなり、前記ウエビング2に加わった引っ張
り荷重(およそ1トン)を検知することで、前記ラッチ
プレート5のラチェット歯5aに係合される前記歯止め
6により、前記シャフト13の回転が止められた後に、
前記ウエビング2に加わった引っ張り荷重による前記ボ
ビン11の惰力により生じた回転力により、前記舌片1
4が回転方向のみ破壊されることが可能である。
【0046】前記ボール15は、前記シャフト13の外
周面に形成された凹部16と、前記ボビン11の中空部
12内面に形成された凹部17内に、移動自在なるよう
に、係合されてなる。
【0047】前記舌片14は、前記ボビン11の中空部
12内面に形成された前記凹部17の底面17a近傍よ
り、図6に二点鎖線で示すように、該凹部17空間内に
迫り出すように形成されてなり、図4に示すように、一
方の端部11aよりボール15を収納する空間を凹部1
7に形成した後の凹部17より他方の端部11bまで形
成されてなる。
【0048】前記シャフト13の凹部16は、図4に示
すように、前記ラッチプレート5の根元から反ラッチプ
レート支持部までの軸外周面13aに略直線状に形成さ
れてなり、前記ボビン11の凹部17は、前記ボビン1
1の中空部12内面に旋回状に形成されてなる。
【0049】前記ボビン11の凹部17には、前記舌片
14が前記ボビン11の凹部17内に係入可能なる逃げ
溝部18が形成されてなる。
【0050】以上の第1実施形態の構成であるから、安
全ベルト2aのウエビング2に大きな引っ張り荷重(お
およそ1トン)が加わると、減加速度によって励磁され
たマグネット7により前記歯止め6が移動し、前記ラッ
チプレート5のラチェット歯5aに該歯止め6が噛み合
うことで、前記ウエビング巻取軸4のシャフト13の回
転を停止させる。
【0051】しかし、前記ウエビング巻取軸4のボビン
11は、直ぐに停止せず、前記安全ベルト2aのウエビ
ング2による引っ張り惰性力による回転力でもって、該
ボビン11は、回転付勢される。
【0052】停止された前記シャフト13とボール15
とに凹部17を介して、前記ボビン11の回転力が伝わ
るので、前記シャフト13と前記ボビン11との間に介
在されてなるボール15は、凹部16、17内を転動し
始め、ボビン11の一方の端部11aから他方の端部1
1bへ向けて移動し始める。
【0053】よって、該ボール15は、凹部17空間内
に迫り出してなる舌片14にぶつかって、該舌片14を
回転方向のみより、その突設位置から逃げ溝18内に順
次折り曲げ破壊させることで、かかる経過によって、衝
撃エネルギ、換言するとウエビング2に対する引っ張り
力が減少することになり、衝撃エネルギが確実に吸収さ
れる。
【0054】前記ボール15及び舌片17以外の部材を
介在させることなく、衝撃エネルギを吸収することにな
るので、吸収値が安定することになる。また、かかる簡
素な構造とすることにより廉価な製造原価で提供できる
ことになり、ウエビング巻取軸4の軸方向のずれが生じ
ないので、乗り物用安全ベルト巻取装置1の幅寸法が小
さなものとなる。
【0055】また、前記舌片14の硬度、材質などを変
えるだけで、前記ボール15による破壊荷重の設定を容
易に変更できることになり、かかる荷重チューニングの
変更が容易であることは、安全により寄与できることに
なる。
【0056】前記シャフト13の凹部16が、前記ラッ
チプレート5の根元から反ラッチプレート支持部までの
軸外周面13aに略直線状に形成されてなるので、ボビ
ン11に対するシャフト13の組立が容易である。
【0057】また、前記ボビン11の凹部17が、図4
に示すように、前記ボビン11の中空部12内面に旋回
状に形成されてなるので、ボビン11の回転時に、前記
ボール15がスムースに移動できることになり、該ボビ
ン11の舌片14をスムースに破壊可能である。
【0058】前記ボビン11の凹部17に、前記舌片1
4が前記ボビン11の凹部17内に係入可能なる逃げ溝
部18が形成されてなるので、ボール15によって舌片
14が曲折されても容易に逃げ溝18内に係入されるこ
とになる。
【0059】図7に示すように、前記舌片14及び逃げ
溝18を、前記シャフト13側に形成するようにしても
良い。
【0060】また、図8に示すように、前記逃げ溝18
が舌片14の一方(図6、図7)にのみ設けるのではな
く、双方に設けて、舌片14が折曲されるのでなく、先
端14aから圧縮されるようにして破壊するものでも良
い。
【0061】図9は、本発明の第2の実施形態の構成を
示す構造図である。
【0062】即ち、乗り物用安全ベルト巻取装置1が、
安全ベルト2aのウエビング2と、図示しない車体に支
持されるベース3と、該ベース3に回転自在に軸支され
且つ前記ウエビング2を巻き取るウエビング巻取軸4
と、該ウエビング巻取軸4の一端部4aに固設され且つ
外周にラチェット歯5aを有するラッチプレート5と、
前記ベース3に取り付けられ且つ非常時にマグネット7
が励磁されることにより前記ラッチプレート5のラチェ
ット歯5aに噛み合って前記ウエビング巻取軸4の回転
を停止し得る歯止め6と、前記ウエビング2を巻き取る
方向に前記ウエビング巻取軸4に常時付勢してなる図示
しない巻き取りばねを覆うカバー部材8とを少なくとも
有してなることは、図1乃至図3に示すように、本発明
の第1の実施形態の構成と同一である。
【0063】前記ウエビング巻取軸4は、前記ウエビン
グ2の一端部が支持されてなるボビン11と、前記ベー
ス3に対して回転自在に軸支され且つ前記ボビン11の
中空部12によりボビン11と共に回転自在に軸支して
なると共に前記ラッチプレート5を有してなるシャフト
21とよりなる。
【0064】該シャフト21と前記ボビン11の中空部
12内面との間には、易破断部としての舌片25と、該
舌片25を破壊可能なる係合部材としてのボス22とが
介在されてなり、前記ウエビング2に加わった引っ張り
荷重(およそ1トン)を検知することで、前記ラッチプ
レート5のラチェット歯5aに係合される前記歯止め6
により、前記シャフト21の回転が止められた後に、前
記ウエビング2に加わった引っ張り荷重による前記ボビ
ン11の惰力により生じた回転力により、前記舌片25
が回転方向のみ破壊されることが可能である。
【0065】前記ボス22は、前記シャフト21に凹設
されてなる溝部23内に摺動自在に係合されてなるスラ
イダ24より突設されてなり、前記ボビン11の凹部1
7と舌片25との間に係入されてなる。
【0066】前記シャフト21の溝部23は、前記ラッ
チプレート5の根元から反ラッチプレート支持部までの
軸外周面21aに略直線状に形成されてなる。
【0067】以上の第2実施形態の構成であるから、安
全ベルト2aのウエビング2に大きな引っ張り荷重(お
およそ1トン)が加わると、減加速度によって励磁され
たマグネット7により前記歯止め6が移動し、前記ラッ
チプレート5のラチェット歯5aに該歯止め6が噛み合
うことで、前記ウエビング巻取軸4のシャフト21の回
転を停止させる。
【0068】しかし、前記ウエビング巻取軸4のボビン
11は、直ぐに停止せず、前記安全ベルト2aのウエビ
ング2による引っ張り惰性力による回転力でもって、該
ボビン11は、回転付勢される。
【0069】停止された前記シャフト21とボス22と
に凹部17を介して、前記ボビン11の回転力が伝わる
ので、前記シャフト21と前記ボビン11との間に介在
されてなるボス22は、凹部17及び溝部23内を摺動
し始め、ボビン11の一方の端部11aから他方の端部
11bへ向けて移動し始める。
【0070】よって、該ボス22は、凹部17の横に配
設されてなる舌片25にぶつかって、該舌片25を回転
方向のみより、その突設位置から逃げ溝18内に順次折
り曲げ破壊させることで、かかる経過によって、衝撃エ
ネルギ、換言するとウエビング2に対する引っ張り力が
減少することになり、衝撃エネルギが確実に吸収され
る。
【0071】また、前記舌片25の硬度、材質などを変
えるだけで、前記ボス22による破壊荷重の設定を容易
に変更できることになり、かかる荷重チューニングの変
更が容易であることは、安全により寄与できることにな
る。
【0072】前記シャフト21の溝部23が、前記ラッ
チプレート5の根元から反ラッチプレート支持部までの
軸外周面21aに略直線状に形成されてなるので、前記
ボビン11に対するシャフト21の組立が容易である。
【0073】また、前記ボビン11の凹部17が、前記
ボビン11の中空部12内面に旋回状に形成されてなる
ので、ボビン11の回転時に、前記ボス22がスムース
に移動できることになり、該ボビン11の舌片25をス
ムースに破壊可能である。
【0074】図10及び図11は、本発明の第3の実施
形態の構成を示す構造図である。
【0075】即ち、乗り物用安全ベルト巻取装置1が、
安全ベルト2aのウエビング2と、図示しない車体に支
持されるベース3と、該ベース3に回転自在に軸支され
且つ前記ウエビング2を巻き取るウエビング巻取軸4
と、該ウエビング巻取軸4の一端部4aに固設され且つ
外周にラチェット歯5aを有するラッチプレート5と、
前記ベース3に取り付けられ且つ非常時にマグネット7
が励磁されることにより前記ラッチプレート5のラチェ
ット歯5aに噛み合って前記ウエビング巻取軸4の回転
を停止し得る歯止め6と、前記ウエビング2を巻き取る
方向に前記ウエビング巻取軸4に常時付勢してなる図示
しない巻き取りばねを覆うカバー部材8とを少なくとも
有してなることは、図1乃至図3に示すように、本発明
の第1の実施形態の構成と同一である。
【0076】前記ウエビング巻取軸4は、前記ウエビン
グ2の一端部が支持されてなるボビン31と、前記ベー
ス3に対して回転自在に軸支され且つ前記ボビン31の
中空部32によりボビン31と共に回転自在に軸支して
なると共に前記ラッチプレート5を有してなるシャフト
33とよりなる。
【0077】該シャフト33と前記ボビン31の中空部
32内面との間には、易破断部としての舌片34、34
と、該舌片34、34を破壊可能なる係合部材としての
ボス35、35とが介在されてなり、前記ウエビング2
に加わった引っ張り荷重(およそ1トン)を検知するこ
とで、前記ラッチプレート5のラチェット歯5aに係合
される前記歯止め6により、前記シャフト33の回転が
止められた後に、前記ウエビング2に加わった引っ張り
荷重による前記ボビン31の惰力により生じた回転力に
より、前記舌片34が回転方向のみ破壊されることが可
能である。
【0078】前記係合部材としてのボス35、35は、
前記シャフト33に形成されてなるねじ部36に移動自
在に螺合されてなるナット37の上下端面より突設され
てなり、前記易破断部としての舌片34、34は、前記
ボビン31に略直線状に形成されてなる凹部38、38
の横に配設されてなる。
【0079】前記ボビン31の凹部38、38には、前
記舌片34、34が係入可能なる逃げ溝部39が形成さ
れてなる。
【0080】以上の第3実施形態の構成であるから、安
全ベルト2aのウエビング2に大きな引っ張り荷重(お
およそ1トン)が加わると、減加速度によって励磁され
たマグネット7により前記歯止め6が移動し、前記ラッ
チプレート5のラチェット歯5aに該歯止め6が噛み合
うことで、前記ウエビング巻取軸4のシャフト33の回
転を停止させる。
【0081】しかし、前記ウエビング巻取軸4のボビン
31は、直ぐに停止せず、前記安全ベルト2aのウエビ
ング2による引っ張り惰性力による回転力でもって、該
ボビン31は、回転付勢される。
【0082】停止された前記シャフト33とボス35、
35とに凹部38、38を介して、前記ボビン31の回
転力が伝わるので、前記シャフト33と前記ボビン31
との間に介在されてなるボス35、35は、凹部38、
38内を摺動し始め、ボビン31の一方の端部31aか
ら他方の端部31bへ向けて移動し始める。
【0083】よって、該ボス35、35は、凹部38、
38の横に配設されてなる舌片34、34にぶつかっ
て、該舌片34を回転方向のみより、その突設位置から
逃げ溝39内に順次折り曲げ破壊させることで、かかる
経過によって、衝撃エネルギ、換言するとウエビング2
に対する引っ張り力が減少することになり、衝撃エネル
ギが確実に吸収される。
【0084】また、前記舌片34、34の硬度、材質な
どを変えるだけで、前記ボス35、35による破壊荷重
の設定を容易に変更できることになり、かかる荷重チュ
ーニングの変更が容易であることは、安全により寄与で
きることになる。
【0085】前記ボビン31の凹部38、38が、前記
一方の端部31aから他方の端部31bまでの間に略直
線状に形成されてなるので、前記ボビン31に対するシ
ャフト33の組立が容易である。
【0086】図12に示すように、前記ボス35は、前
記ナット37の少なくとも四方より突設されてなるもの
でも良く、そうであれば、前記舌片34は、前記凹部3
8の少なくとも四方より突設されてなることになる。
【0087】かかる場合によれば、前記ボビン31が回
転した時に、該ボス35による舌片34の破壊が安易で
ないようにすることができるので、その分ボビン31の
材料選択の自由度が増し、高強度の材料を選択しなくて
も良い分、製造原価が減低出来ることになる。
【0088】図13は、本発明の第4の実施形態の構成
を示す構造図である。
【0089】即ち、乗り物用安全ベルト巻取装置1が、
安全ベルト2aのウエビング2と、図示しない車体に支
持されるベース3と、該ベース3に回転自在に軸支され
且つ前記ウエビング2を巻き取るウエビング巻取軸4
と、該ウエビング巻取軸4の一端部4aに固設され且つ
外周にラチェット歯5aを有するラッチプレート5と、
前記ベース3に取り付けられ且つ非常時にマグネット7
が励磁されることにより前記ラッチプレート5のラチェ
ット歯5aに噛み合って前記ウエビング巻取軸4の回転
を停止し得る歯止め6と、前記ウエビング2を巻き取る
方向に前記ウエビング巻取軸4に常時付勢してなる図示
しない巻き取りばねを覆うカバー部材8とを少なくとも
有してなることは、図1乃至図3に示すように、本発明
の第1の実施形態の構成と同一である。
【0090】前記ウエビング巻取軸4は、前記ウエビン
グ2の一端部が支持されてなるボビン41と、該ボビン
41の中空部42に形成された雌ねじ43に螺合されて
なる中空ボルト44と共に前記ベース3に対して回転自
在に軸支されてなると共に前記ラッチプレート5を有し
てなるシャフト45とよりなる。
【0091】該シャフト45と前記ボビン41の中空部
42内面との間には、易破断部としての舌片46、46
と、該舌片46、46を破壊可能なる係合部材としての
フランジ部47、47とが介在されてなり、前記ウエビ
ング2に加わった引っ張り荷重(およそ1トン)を検知
することで、前記ラッチプレート5のラチェット歯5a
に係合される前記歯止め6により、前記シャフト45の
回転が止められた後に、前記ウエビング2に加わった引
っ張り荷重による前記ボビン41の惰力により生じた回
転力により、前記舌片46、46が回転方向のみ破壊さ
れることが可能である。
【0092】前記フランジ部47、47は、前記ボビン
41の中空部42内面に形成されてなる雌ねじ部43に
移動自在に螺合されてなる中空ボルト44の中空部48
内面より少なくとも相対向する位置より突設されてな
る。
【0093】前記舌片46は、前記シャフト45の軸外
周面45aに前記フランジ部47、47が係合自在なる
よう、前記シャフト45の前記ラッチプレート5の根元
から反ラッチプレート支持部までの軸外周面45aに略
直線状に形成されてなる凹部49、49の横に形成され
てなる。
【0094】前記シャフト41の凹部49、49には、
前記舌片46、46が係入可能なる逃げ溝部50、50
が形成されてなる。
【0095】以上の第4実施形態の構成であるから、安
全ベルト2aのウエビング2に大きな引っ張り荷重(お
およそ1トン)が加わると、減加速度によって励磁され
たマグネット7により前記歯止め6が移動し、前記ラッ
チプレート5のラチェット歯5aに該歯止め6が噛み合
うことで、前記ウエビング巻取軸4のシャフト45の回
転を停止させる。
【0096】しかし、前記ウエビング巻取軸4のボビン
41は、直ぐに停止せず、前記安全ベルト2aのウエビ
ング2による引っ張り惰性力による回転力でもって、該
ボビン41は、回転付勢される。
【0097】停止された前記シャフト45の凹部49、
49に、中空ボルト44を介して、前記ボビン41の回
転力が伝わるので、前記中空ボルト44は、前記ボビン
41の雌ねじ部43により前記シャフト45の凹部4
9、49に沿って、ボビン41の一方の端部41aから
他方の端部41bへ向けて若干摺動し始める。
【0098】そして、前記ボビン41が回転されること
で、中空ボルト44が雌ねじ部43によって回転移動さ
れ、該中空ボルト44の回転によって、前記シャフト4
5の軸外周面45aに形成されてなる凹部49、49の
横に形成されてなる易破断部としての舌片46、46
を、該回転方向に破壊することになるので、衝撃エネル
ギが確実に吸収される。
【0099】また、前記舌片46、46の硬度、材質な
どを変えるだけで、前記フランジ部47、47による破
壊荷重の設定を容易に変更できることになり、かかる荷
重チューニングの変更が容易であることは、安全により
寄与できることになる。
【0100】前記シャフト45の凹部49、49は、前
記シャフト45の前記ラッチプレート5の根元から反ラ
ッチプレート支持部までの軸外周面45aに略直線状に
形成されてなるので、前記シャフト45に対する前記中
空ボルト44の組立が容易である。
【0101】前記フランジ部47、47が、前記中空ボ
ルト44の内面48より少なくとも相対向する位置より
突設されてなるので、前記ボビン41が回転した時に、
該ボビン41の雌ねじ43によって回転された中空ボル
ト44により、確実に逃げ溝50内に舌片46、46を
順次折り曲げ破壊できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の乗り物用安全ベルト
巻取装置を示す上面図。
【図2】図1の矢視Aにかかる側面図。
【図3】図1のB−B線に沿う側面図。
【図4】図2のウエビング巻取軸の分解斜視図。
【図5】図2のC−C線に沿った断面図。
【図6】図5の作用説明図。
【図7】本発明の第1の実施形態の他の例に係る図5相
当断面図。
【図8】本発明の第1の実施形態の更に他の例に係る図
5相当断面図。
【図9】本発明の第2の実施形態の乗り物用安全ベルト
巻取装置のウエビング巻取軸の分解斜視図。
【図10】本発明の第3の実施形態の乗り物用安全ベル
ト巻取装置のウエビング巻取軸の分解斜視図。
【図11】図10の断面説明図。
【図12】本発明の第3の実施形態の他の例に係る図1
0相当分解斜視図。
【図13】本発明の第4の実施形態の乗り物用安全ベル
ト巻取装置のウエビング巻取軸の分解斜視図。
【符号の説明】
1 乗り物用安全ベルト巻取装置 2 安全ベルトのウエビング 3 ベース 4 ウエビング巻取軸 5 ラッチプレート 5a ラチェット歯 6 歯止め 11、31、41 ボビン 12、32、42 ボビンの中空部 13、21、33、45 シャフト 14、25、34、46 易破断部としての舌片 15 係合部材としてのボール 16、17、38、49 凹部 18、39、50 逃げ溝部 22、35 係合部材としてのボス 23 シャフトの溝部 24 スライダ 36 シャフトのねじ部 37 ナット 43 ボビンの中空部の雌ねじ 44 中空ボルト 47 係合部材としてのフランジ部 48 中空ボルトの中空部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエビングと、車体に支持されるベース
    と、該ベースに回転自在に軸支され且つ前記ウエビング
    を巻き取るウエビング巻取軸と、該ウエビング巻取軸の
    一端部に固設され且つ外周にラチェット歯を有するラッ
    チプレートと、前記ベースに取り付けられ且つ非常時に
    前記ラッチプレートのラチェット歯に噛み合って前記ウ
    エビング巻取軸の回転を停止し得る歯止めとを少なくと
    も有する乗り物用安全ベルト巻取装置において、 前記ウエビング巻取軸は、前記ウエビングの一端部が支
    持されてなる中空状のボビンと、前記ベースに対して回
    転自在に軸支され且つ前記ボビンの中空部によりボビン
    と共に回転自在に軸支してなると共に前記ラッチプレー
    トを有してなるシャフトとよりなり、該シャフトと前記
    ボビンの中空部内面との間には、該ボビンの回転力によ
    り回転方向のみ破壊されることが可能な易破断部と、該
    易破断部を破壊可能なる係合部材とが介在されてなるこ
    とを特徴とする乗り物用安全ベルト巻取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の乗り物用安全ベルト巻取
    装置であって、 前記係合部材は、前記シャフトの外周面と前記ボビンの
    中空部内面夫々に形成された凹部内に移動自在に係合さ
    れてなるボールよりなり、 前記易破断部は、前記ボビンの凹部の底面近傍より該凹
    部空間内に迫り出してなる舌片よりなることを特徴とす
    る乗り物用安全ベルト巻取装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の乗り物用安全ベルト巻取
    装置であって、 前記シャフトの凹部は、前記ラッチプレートの根元から
    反ラッチプレート支持部までの軸外周面に略直線状に形
    成されてなり、 前記ボビンの凹部は、前記ボビンの中空部内面に旋回状
    に形成されてなることを特徴とする乗り物用安全ベルト
    巻取装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の乗り物用安全ベルト巻取
    装置であって、 前記係合部材は、前記シャフトに凹設されてなる溝部内
    に摺動自在に係合されてなるスライダより突設されてな
    るボスよりなり、 前記易破断部は、前記ボビンの凹部の底面近傍より該凹
    部空間内に迫り出してなる舌片よりなることを特徴とす
    る乗り物用安全ベルト巻取装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の乗り物用安全ベルト巻取
    装置であって、 前記シャフトの溝部は、前記ラッチプレートの根元から
    反ラッチプレート支持部までの軸外周面に略直線状に形
    成されてなり、 前記ボビンの凹部は、前記ボビンの中空部内面に旋回状
    に形成されてなることを特徴とする乗り物用安全ベルト
    巻取装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の乗り物用安全ベルト巻取
    装置であって、 前記係合部材は、前記シャフトに形成されてなるねじ部
    に移動自在に螺合されてなるナットより突設されてなる
    ボスよりなり、 前記易破断部は、前記ボビンの凹部内に配設されてなる
    舌片よりなることを特徴とする乗り物用安全ベルト巻取
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の乗り物用安全ベルト巻取
    装置であって、 前記ボビンの凹部は、略直線状に形成されてなることを
    特徴とする乗り物用安全ベルト巻取装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7記載の乗り物用安
    全ベルト巻取装置であって、 前記ボスは、前記ナットの少なくとも四方より突設され
    てなり且つ前記舌片は、前記凹部の少なくとも四方より
    突設されてなることを特徴とする乗り物用安全ベルト巻
    取装置。
  9. 【請求項9】 請求項2又は請求項3又は請求項5又は
    請求項7又は請求項8記載の乗り物用安全ベルト巻取装
    置であって、 前記ボビンの凹部には、前記舌片が前記ボビンの凹部内
    に係入可能なる逃げ溝部が形成されてなることを特徴と
    する乗り物用安全ベルト巻取装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の乗り物用安全ベルト巻
    取装置であって、 前記係合部材は、前記ボビンの中空部に形成されてなる
    雌ねじ部に移動自在に螺合されてなる中空ボルトの中空
    部内面より突設されてなるフランジ部よりなり、 前記易破断部は、前記シャフトの軸外周面に前記フラン
    ジ部が係合自在なるよう形成されてなる凹部の底面近傍
    より該凹部空間内に迫り出してなる舌片よりなることを
    特徴とする乗り物用安全ベルト巻取装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の乗り物用安全ベルト
    巻取装置であって、 前記シャフトの凹部は、前記シャフトの前記ラッチプレ
    ートの根元から反ラッチプレート支持部までの軸外周面
    に略直線状に形成されてなることを特徴とする乗り物用
    安全ベルト巻取装置。
  12. 【請求項12】 請求項10又は請求項11記載の乗り
    物用安全ベルト巻取装置であって、 前記フランジ部は、前記中空ボルトの内面より少なくと
    も相対向する位置より突設されてなることを特徴とする
    乗り物用安全ベルト巻取装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000064711A1 (en) * 1999-04-27 2000-11-02 Ashimori Industry Co., Ltd. Seat belt retractor
WO2016150552A1 (de) * 2015-03-26 2016-09-29 Trw Automotive Gmbh Gurtspule für einen gurtaufroller

Cited By (3)

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WO2000064711A1 (en) * 1999-04-27 2000-11-02 Ashimori Industry Co., Ltd. Seat belt retractor
US6367729B1 (en) 1999-04-27 2002-04-09 Ashimori Industry Co., Ltd. Seat belt retractor
WO2016150552A1 (de) * 2015-03-26 2016-09-29 Trw Automotive Gmbh Gurtspule für einen gurtaufroller

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