JPH1095076A - 縦ピロー包装用共押出複合フイルム - Google Patents
縦ピロー包装用共押出複合フイルムInfo
- Publication number
- JPH1095076A JPH1095076A JP25250896A JP25250896A JPH1095076A JP H1095076 A JPH1095076 A JP H1095076A JP 25250896 A JP25250896 A JP 25250896A JP 25250896 A JP25250896 A JP 25250896A JP H1095076 A JPH1095076 A JP H1095076A
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- Japan
- Prior art keywords
- composite film
- layer
- film
- pillow packaging
- vertical pillow
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ポリアミド樹脂層(A)とエチレンービニル
アルコール共重合体層(B)を配し、(A)と(B)の
合計厚みが8μm〜20μmの範囲であるとともに、シ
ール層の厚みが複合フイルム全体厚みの70%〜90%
の範囲であることを特徴とする縦ピロー包装用共押出複
合フイルム。 【効果】 落下時の耐破袋性に優れ、酸素バリア性を有
する共押出複合フイルムであり、大容量(5リットル以
上)の液体や粘稠物の縦ピロー包装用フイルムとしての
利用性が大きい。
アルコール共重合体層(B)を配し、(A)と(B)の
合計厚みが8μm〜20μmの範囲であるとともに、シ
ール層の厚みが複合フイルム全体厚みの70%〜90%
の範囲であることを特徴とする縦ピロー包装用共押出複
合フイルム。 【効果】 落下時の耐破袋性に優れ、酸素バリア性を有
する共押出複合フイルムであり、大容量(5リットル以
上)の液体や粘稠物の縦ピロー包装用フイルムとしての
利用性が大きい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大容量、例えば5リ
ットル以上の容量からなる液体や粘稠物の縦ピロー包装
用包材として、落下時の耐破袋性に優れ、ガスバリアー
性の良好な共押出複合フイルムに関する。
ットル以上の容量からなる液体や粘稠物の縦ピロー包装
用包材として、落下時の耐破袋性に優れ、ガスバリアー
性の良好な共押出複合フイルムに関する。
【0002】
【従来技術とその課題】従来、液体やマヨネーズ等の流
動性を有する食品で、その内容物の容量が大きいものの
包装方法としては一斗缶やペール缶が用いられていた
が、包装設備の完全な自動化が困難で、しかも内容物を
出した後の缶の処理に手間がかかるという問題があっ
た。
動性を有する食品で、その内容物の容量が大きいものの
包装方法としては一斗缶やペール缶が用いられていた
が、包装設備の完全な自動化が困難で、しかも内容物を
出した後の缶の処理に手間がかかるという問題があっ
た。
【0003】そこで、上記包装方法に代えてピロー包装
により包装することがなされているが、ピロー包装用の
フイルムがポリエチレン等のポリオレフィンフイルム単
体から構成されている場合、落下に対する耐破袋性は優
れているものの、酸素バリアー性が無いため、長期保存
する場合、包装物を冷凍しなければならないという問題
があった。
により包装することがなされているが、ピロー包装用の
フイルムがポリエチレン等のポリオレフィンフイルム単
体から構成されている場合、落下に対する耐破袋性は優
れているものの、酸素バリアー性が無いため、長期保存
する場合、包装物を冷凍しなければならないという問題
があった。
【0004】また、二軸延伸ナイロン6フイルム等の二
軸延伸ポリアミド樹脂フイルムを用いたラミネート品は
ガスバリアー性はあるものの、フイルム自体が硬いた
め、包装体を落下させた時に、フイルムが伸びず、包装
体の背貼りから破袋するという問題があり、また、ラミ
ネート時の溶剤臭が中身に移行する問題もあった。
軸延伸ポリアミド樹脂フイルムを用いたラミネート品は
ガスバリアー性はあるものの、フイルム自体が硬いた
め、包装体を落下させた時に、フイルムが伸びず、包装
体の背貼りから破袋するという問題があり、また、ラミ
ネート時の溶剤臭が中身に移行する問題もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解消できる共押出複合フイルムを見出したものであり、
その要旨とするところは、ポリアミド樹脂層(A)とエ
チレンービニルアルコール共重合体層(B)を配し、
(A)と(B)の合計厚みが8μm〜20μmの範囲で
あるとともに、シール層の厚みが複合フイルム全体厚み
の70%〜90%の範囲であることを特徴とする縦ピロ
ー包装用共押出複合フイルムにある。
解消できる共押出複合フイルムを見出したものであり、
その要旨とするところは、ポリアミド樹脂層(A)とエ
チレンービニルアルコール共重合体層(B)を配し、
(A)と(B)の合計厚みが8μm〜20μmの範囲で
あるとともに、シール層の厚みが複合フイルム全体厚み
の70%〜90%の範囲であることを特徴とする縦ピロ
ー包装用共押出複合フイルムにある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳細に説明
する。本発明の複合フイルムではその層構成として、ポ
リアミド樹脂層(A)、エチレンービニルアルコール共
重合体層(B)、及びシール層を必須の層とするもので
あり、ポリアミド樹脂層に使用するポリアミド樹脂とし
ては、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン6/66、
ナイロン6T/6I等が好適に使用できる。縦ピロー包
装用として要求される柔軟性、耐ピンホール性の点から
はナイロン6/66の使用が好ましい。
する。本発明の複合フイルムではその層構成として、ポ
リアミド樹脂層(A)、エチレンービニルアルコール共
重合体層(B)、及びシール層を必須の層とするもので
あり、ポリアミド樹脂層に使用するポリアミド樹脂とし
ては、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン6/66、
ナイロン6T/6I等が好適に使用できる。縦ピロー包
装用として要求される柔軟性、耐ピンホール性の点から
はナイロン6/66の使用が好ましい。
【0007】エチレンービニルアルコール共重合体層は
ガスバリアー層であり、エチレンービニルアルコール共
重合体としては、エチレン含有率が30〜50モル%
で、けん化度が95%以上のものが、成形性やガスバリ
アー性の点から好ましい。
ガスバリアー層であり、エチレンービニルアルコール共
重合体としては、エチレン含有率が30〜50モル%
で、けん化度が95%以上のものが、成形性やガスバリ
アー性の点から好ましい。
【0008】ここで、縦ピロー包装体の落下時における
破袋は、包装体の長手方向に対して垂直に落下させた場
合、衝撃の応力が包装体の中心の円周部分に集中し、背
貼り部からエッジ切れを起こし発生するものであり、伸
びにくい硬いフイルムを使用すると発生しやすい。
破袋は、包装体の長手方向に対して垂直に落下させた場
合、衝撃の応力が包装体の中心の円周部分に集中し、背
貼り部からエッジ切れを起こし発生するものであり、伸
びにくい硬いフイルムを使用すると発生しやすい。
【0009】したがって、上記のポリアミド樹脂層
(A)、エチレンービニルアルコール共重合体層(B)
は厚くし過ぎるとフイルムが硬くなり、破袋しやすくな
るため、(A)と(B)の合計厚みは8μm〜20μm
の範囲とする必要がある。合計厚みが薄過ぎると耐ピン
ホール性と酸素バリア性が悪くなるという問題がある。
(A)、エチレンービニルアルコール共重合体層(B)
は厚くし過ぎるとフイルムが硬くなり、破袋しやすくな
るため、(A)と(B)の合計厚みは8μm〜20μm
の範囲とする必要がある。合計厚みが薄過ぎると耐ピン
ホール性と酸素バリア性が悪くなるという問題がある。
【0010】さらに、本発明の複合フイルムのシール層
に使用する樹脂としては、アイオノマー、エチレンーア
クリル酸共重合体(EAA)、エチレンー酢酸ビニル共
重合体(EVA)、エチレンーアクリル酸エステル共重
合体(EEA)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直
鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)等が挙げられ
る。
に使用する樹脂としては、アイオノマー、エチレンーア
クリル酸共重合体(EAA)、エチレンー酢酸ビニル共
重合体(EVA)、エチレンーアクリル酸エステル共重
合体(EEA)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直
鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)等が挙げられ
る。
【0011】上記樹脂からなるシール層の厚みは、複合
フイルム全体厚みの70%〜90%の範囲とする必要が
あり、70%未満では包装体の落下の際に破袋しやすく
なるという問題があり、90%を越える厚みでは耐ピン
ホール性に劣るという問題がある。
フイルム全体厚みの70%〜90%の範囲とする必要が
あり、70%未満では包装体の落下の際に破袋しやすく
なるという問題があり、90%を越える厚みでは耐ピン
ホール性に劣るという問題がある。
【0012】上記層以外には、層間の密着性を向上させ
るためにポリオレフィン系接着樹脂層を設けてもよく、
使用するポリオレフィン系接着樹脂としては、不飽和カ
ルボン酸またはその誘導体から選ばれた少なくとも一種
のモノマーをグラフトした酸変性ポリオレフィン樹脂が
好適に使用でき、層間を強固に接着できる。ポリオレフ
ィン系接着樹脂層の厚みは5μm〜20μmの範囲のも
のが好適に使用できる。 本発明の複合フイルム全体の
総厚みは80μm〜130μmの範囲が好ましく、薄過
ぎると縦ピロー包装機にかける際に伸びてピッチが不安
定になる。また、厚過ぎるとシールの際にシール温度を
上げたり、シール時間を長くする必要があるのでフイル
ムの外表面がシールバーに融着しやすい。
るためにポリオレフィン系接着樹脂層を設けてもよく、
使用するポリオレフィン系接着樹脂としては、不飽和カ
ルボン酸またはその誘導体から選ばれた少なくとも一種
のモノマーをグラフトした酸変性ポリオレフィン樹脂が
好適に使用でき、層間を強固に接着できる。ポリオレフ
ィン系接着樹脂層の厚みは5μm〜20μmの範囲のも
のが好適に使用できる。 本発明の複合フイルム全体の
総厚みは80μm〜130μmの範囲が好ましく、薄過
ぎると縦ピロー包装機にかける際に伸びてピッチが不安
定になる。また、厚過ぎるとシールの際にシール温度を
上げたり、シール時間を長くする必要があるのでフイル
ムの外表面がシールバーに融着しやすい。
【0013】以下、本発明を実施例により説明する。
【0014】
実施例1 層構成: 最外層(第1層):エチレンービニルアルコール共重合
体層(B)(以下「EVOH」という エチレン含有量
44mol%)、第2層:ナイロン6−66(A)(以
下「6−66Ny」という)、第3層:カルボン酸変性
直鎖状低密度ポリエチレン(以下「AD」という)、シ
ール層(第4層):直鎖状低密度ポリエチレン(αオレ
フインはヘキセン1タイプ 以下「LLDPE」とい
う)を配した構成。
体層(B)(以下「EVOH」という エチレン含有量
44mol%)、第2層:ナイロン6−66(A)(以
下「6−66Ny」という)、第3層:カルボン酸変性
直鎖状低密度ポリエチレン(以下「AD」という)、シ
ール層(第4層):直鎖状低密度ポリエチレン(αオレ
フインはヘキセン1タイプ 以下「LLDPE」とい
う)を配した構成。
【0015】 (A)と(B)の合計厚み=15μm 上記構成の複合フイルムを共押出し成形法により製膜し
た。ついで、縦ピロー包装機(オリヒロ(株)製)によ
り、95℃の湯250gを充填包装した。この包装体を
垂直に50cmの高さからコンクリート面に繰り返し落
下させて破袋状態を観察した。その結果、10回以上破
袋がなく良好であった。また酸素バリア性を測定(測定
方法:JISK7126 23℃,0%RH)したとこ
ろ10cc/m2 ・24hr・atm以下と良好であっ
た。 実施例2 層構成: 最外層(第1層):エチレンービニルアルコール共重合
体層(B)(以下「EVOH」という エチレン含有量
44mol%)、第2層:カルボン酸変性直鎖状低密度
ポリエチレン(以下「AD」という)、第3層:ナイロ
ン6−66(A)(以下「6−66Ny」という)、第
4層:AD、シール層(第5層):直鎖状低密度ポリエ
チレン(αオレフインはヘキセン1タイプ 以下「LL
DPE」という)を配した構成。
た。ついで、縦ピロー包装機(オリヒロ(株)製)によ
り、95℃の湯250gを充填包装した。この包装体を
垂直に50cmの高さからコンクリート面に繰り返し落
下させて破袋状態を観察した。その結果、10回以上破
袋がなく良好であった。また酸素バリア性を測定(測定
方法:JISK7126 23℃,0%RH)したとこ
ろ10cc/m2 ・24hr・atm以下と良好であっ
た。 実施例2 層構成: 最外層(第1層):エチレンービニルアルコール共重合
体層(B)(以下「EVOH」という エチレン含有量
44mol%)、第2層:カルボン酸変性直鎖状低密度
ポリエチレン(以下「AD」という)、第3層:ナイロ
ン6−66(A)(以下「6−66Ny」という)、第
4層:AD、シール層(第5層):直鎖状低密度ポリエ
チレン(αオレフインはヘキセン1タイプ 以下「LL
DPE」という)を配した構成。
【0016】 厚み: EVOH/ AD /6−66Ny/ AD /LLDPE 5μm/10μm/ 10μm /10μm/85μm (A)と(B)の合計厚み=15μm 上記構成の複合フイルムを共押出し成形法により製膜し
た。ついで、実施例1と同様に破袋試験を実施したとこ
ろ10回以上破袋がなく良好であった。また酸素バリア
性も10cc/m2 ・24hr・atmと良好であっ
た。 比較例1 層構成と厚みが下記内容の複合フイルムを共押出し成形
法により製膜した。 (A)と(B)の合計厚み=40μm 実施例1と同様に破袋試験を実施したところ3回で破袋
が発生し耐破袋性に劣り、また酸素バリア性は、25c
c/m2 ・24hr・atmと劣っていた。
た。ついで、実施例1と同様に破袋試験を実施したとこ
ろ10回以上破袋がなく良好であった。また酸素バリア
性も10cc/m2 ・24hr・atmと良好であっ
た。 比較例1 層構成と厚みが下記内容の複合フイルムを共押出し成形
法により製膜した。 (A)と(B)の合計厚み=40μm 実施例1と同様に破袋試験を実施したところ3回で破袋
が発生し耐破袋性に劣り、また酸素バリア性は、25c
c/m2 ・24hr・atmと劣っていた。
【0017】比較例2 層構成と厚みが下記内容の複合フイルムをドライラネミ
ート法により製膜した。 実施例1と同様に酸素バリア性を測定したが、10cc
/m2 ・24hr・atm以下と良好であったが、破袋
試験では3回で破袋が発生し、耐破袋性に劣っていた。
ート法により製膜した。 実施例1と同様に酸素バリア性を測定したが、10cc
/m2 ・24hr・atm以下と良好であったが、破袋
試験では3回で破袋が発生し、耐破袋性に劣っていた。
【0018】
【発明の効果】本発明によって、大容量(5リットル以
上)の液体や粘稠物の縦ピロー包装用フイルムとして、
落下時の耐破袋性に優れ、酸素バリア性を有する共押出
複合フイルムの提供が可能となった。
上)の液体や粘稠物の縦ピロー包装用フイルムとして、
落下時の耐破袋性に優れ、酸素バリア性を有する共押出
複合フイルムの提供が可能となった。
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリアミド樹脂層(A)とエチレンービ
ニルアルコール共重合体層(B)を配し、(A)と
(B)の合計厚みが8μm〜20μmの範囲であるとと
もに、シール層の厚みが複合フイルム全体厚みの70%
〜90%の範囲であることを特徴とする縦ピロー包装用
共押出複合フイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25250896A JPH1095076A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 縦ピロー包装用共押出複合フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25250896A JPH1095076A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 縦ピロー包装用共押出複合フイルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1095076A true JPH1095076A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17238355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25250896A Pending JPH1095076A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 縦ピロー包装用共押出複合フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1095076A (ja) |
-
1996
- 1996-09-25 JP JP25250896A patent/JPH1095076A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041215 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041227 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050509 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |