JPH1095110A - インクジェットヘッド - Google Patents
インクジェットヘッドInfo
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- JPH1095110A JPH1095110A JP25214496A JP25214496A JPH1095110A JP H1095110 A JPH1095110 A JP H1095110A JP 25214496 A JP25214496 A JP 25214496A JP 25214496 A JP25214496 A JP 25214496A JP H1095110 A JPH1095110 A JP H1095110A
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Abstract
を形成して、この凹部50を仮接合を行う領域とし、そ
の他の表面51をフレーム部材13と振動板22の主た
る接合を行う領域とした。
Description
ドに関し、特に振動板を支持体に接合したインクジェッ
トヘッドに関する。
動、騒音が殆どなく、特にカラー化が容易なことから、
コンピュータ等のデジタル処理装置のデータを出力する
プリンタの他、ファクシミリやコピー機等にも用いられ
るようになっている。このようなインクジェット記録装
置に用いられるインクジェットヘッドは、圧電素子、発
熱抵抗体等のアクチュエータ素子を記録信号に応じて駆
動することによってノズルからインク滴を吐出飛翔させ
ることによって記録媒体上に画像記録を行なうものであ
る。
例えば特開平8−142324号公報に記載されている
ように、基板上に複数の圧電素子を複数列列状に接合す
ると共に、圧電素子の周囲に位置するフレーム部材を接
合し、これらの圧電素子及びフレーム部材上にダイアフ
ラム部を有する振動板を積層して接合し、この振動板上
に圧電素子でダイアフラム部を介して加圧される加圧液
室(インク液室)及びこの液室にインクを供給するイン
ク供給路を形成する液室形成部材を積層し、更にこの液
室形成部材上にノズルを形成したノズルプレートを積層
したものがある。
ータ素子に用いてその変位を振動板を介してインク液室
を加圧するようにしたインクジェットヘッドにおいて
は、各部を高精度に組立てる必要があり、高密度、高集
積化が進むに従って圧電素子、インク液室、ノズル、振
動板(変形部)をより高精度に位置決めし、確実に接合
して組立てしなければ、噴射特性が劣化するなど画像品
質に対する信頼性を確保することができなくなる。
方法として、特開昭60−183157号公報に記載さ
れているように、ヘッド、ヘッドの駆動回路部及びヘッ
ドと駆動回路部の支持体とを接合するに際し、支持体に
貫通孔を設けて、この貫通孔に接着剤を注入することに
よってこれらの三者を接合する方法が知られている。
たような従来の接合方法を振動板を支持体(フレーム部
材)に接合する場合に適用すると、振動板と支持体との
接合面積を確保することができないために、十分な接合
強度を得ることができず、振動板の変形に対して悪影響
を及ぼすことになるなどの事態が生じることになる。
ッドにあっては、ヘッドの高密度、高集積化に対する考
慮がなされておらず、組立性の信頼性や組立効率が悪い
という課題がある。
あり、ヘッドの組立て信頼性を確保し、組立効率を向上
できるインクジェットヘッドを提供することを目的とす
る。
め、請求項1のインクジェットヘッドは、複数の電気機
械変換素子の変位を振動板を介してインク液室に伝達す
ることで複数のノズルからインク滴を吐出するインクジ
ェットヘッドにおいて、前記振動板とこの振動板を支持
する支持体との接合部に、両者の主たる接合を行う領域
と仮接合を行う領域とを設けた構成とした。
請求項1のインクジェットヘッドにおいて、前記仮接合
を行う領域を複数設けた構成とした。
請求項1又は2のインクジェットヘッドにおいて、前記
仮接合を行う領域が前記振動板及び支持体の少なくとも
一方に形成した凹部からなる構成とした。
請求項1又は2のインクジェットヘッドにおいて、前記
仮接合を行う領域と主たる接合を行う領域とが前記振動
板及び支持体の少なくとも一方に形成した溝部で分離さ
れている構成とした。
請求項1又は2のインクジェットヘッドにおいて、前記
支持体が紫外線光を透過する材料からなる構成とした。
図面を参照して説明する。図1は本発明を適用するイン
クジェットヘッドの一例を示す全体分解斜視図、図2は
同ヘッドの要部斜視図、図3は図2のA−A線に沿う断
面図、図4は図2のB−B線に沿う断面図である。
ータユニット1と、液室ユニット2と、ヘッドカバー3
とを備えている。アクチュエータユニット1は、絶縁性
の基板11上に、複数の積層型圧電素子12を列状に2
列配置して接合し、これら2列の各圧電素子の周囲を取
り囲む樹脂、セラミック等からなるフレーム部材(支持
体)13を接着剤14によって接合している。複数の圧
電素子12は、インクを液滴化して飛翔させるための駆
動パルスが与えられる圧電素子(これを「駆動部」とい
う。)17,17…と、駆動部17,17間に位置し、
駆動パルスが与えられずに単に液室ユニット2を基板1
1に固定する液室支柱部材となる圧電素子(これを「非
駆動部」という。)18,18…とを交互に配置してい
る。
形成した振動板22上に、加圧液室(インク液室)流路
を形成する感光性樹脂フィルム(ドライフィルムレジス
ト)からなる液室形成部材23を接着し、この液室形成
部材23上に複数のノズル25を形成したノズルプレー
ト26を接着してなる。これらの振動板22、液室形成
部材23及びノズルプレート26によって、各駆動部1
7に対向する変形可能なダイヤフラム部21を有するそ
れぞれ略独立した複数のインク液室である加圧液室2
7,27…を形成し、かつ、ノズル25,25…を振動
板22のダイヤフラム部21即ち各駆動部17に対向し
て配列している。そして、この液室ユニット2は、その
振動板22の所要の部分を接着剤28によって各駆動部
18及び支持体であるフレーム部材13上に接合するこ
とで、全体としてアクチュエータユニット1上に高い剛
性で接合している。
11は、厚さ0.5〜5mm程度で、しかも圧電素子に似
た材質のものからなり、圧電素子と共に例えばダイヤモ
ンド砥石による切削が可能なものであることが好まし
く、この実施例ではセラミックス基板、例えばチタン酸
バリウム、アルミナ、フォルステライトなどの基板を用
いている。
圧電素子を用いている。この積層型圧電素子は、例えば
図3及び図4に示すように、厚さ20〜50μm/1層
のPZT(=Pb(Zr・Ti)O3)30と、厚さ数μm
/1層の銀・パラジューム(AgPd)からなる内部電極
31とを交互に積層したものである。圧電素子12を厚
さ20〜50μm/1層の積層型とすることによって駆
動電圧の低電圧化を図れ、例えば20〜50Vのパルス
電圧で圧電素子の電界強度1000V/mmを得ることが
できる。なお、圧電素子として用いる材料は上記に限ら
れるものでなく、一般に圧電素子材料として用いられる
BaTiO3、PbTiO3、(NaK)NbO3等の強誘電体
などの電気機械変換素子を用いることもできる。
にAgPdからなる左右の端面電極32,33(2つの圧
電素子列の対向する面側を端面電極32とし、対向しな
い面側を端面電極33とする。)に接続している。一
方、基板11上には、図1に示すようにNi・Au蒸着、
Auメッキ、AgPtペースト印刷、AgPdペースト印刷
等によって共通電極パターン34及び個別電極パターン
35を設けている。
端面電極32を導電性接着剤36を介して共通電極パタ
ーン34に接続し、他方、各列の各圧電素子12の対向
しない端面電極23を同じく導電性接着剤36を個別電
極パターン35に接続している。これにより、駆動部1
7に駆動電圧を与えることによって、積層方向に電界が
発生して、駆動部17には積層方向の伸びの変位が生起
される。なお、共通電極パターン34は、フレーム部材
13に設けた穴13a内に導電性接着剤を充填すること
で各パターン部の導通を取っている。
レクトロフォーミング工法(電鋳)によって製造したN
i(ニッケル)の金属プレートからなり、図3に示すよ
うに液室形成部材23側を平坦面とし、チャンネル方向
と直交する方向では圧電素子12側にそれぞれ厚みの異
なるダイアフラム領域22a、接合領域22b及び逃げ
領域22cを形成して、駆動部17となる圧電素子2に
対応してダイアフラム部21を形成したものである。
厚みの薄い領域(薄肉部)であって、厚さを3〜10μ
m程度にしたダイアフラム部21のダイアフラム領域
(駆動部17の変位に応じて変形する弾性部分)であ
る。ダイアフラム領域22aの厚さを10μm以下にす
ることで、駆動部17の変位を効率的に加圧液室27に
伝搬することができる。また、接合領域22bは、最も
厚みの厚い領域(厚肉部)であり、圧電素子12及びフ
レーム部材13との接合領域であって、例えば20μm
程度以上の厚さに形成している。この場合、チャンネル
方向と直交する方向では、各接合領域22aの内、非駆
動部18に対応する部分は、液室ユニット2を非駆動部
8に接合するための梁部22eとなる。更に、逃げ領域
22cは、中間の厚さの領域であって、駆動部17との
接触を避けるための領域である。
22上面とノズルプレート26下面との間に位置して各
駆動部17に対応する各加圧液室27を形成すると共
に、各加圧液室27にインクを供給するために各加圧液
室27の両側に位置する共通液室37と、各加圧液室2
7の両側を共通液室37に連通する流体抵抗部を兼ねた
各インク供給路38,38とを形成するものであるが、
その製造工程上、振動板22上面にドライフィルムレジ
スト(感光性樹脂フィルム)を用いて所要の液室パター
ンを形成した第1層39と、同じくノズルプレート26
側にドライフィルムレジストを用いて所要の液室パター
ンを形成した第2層40とを接合した2層構造としてい
る。
せるための微細孔である多数のノズル25を形成してお
り、このノズル25の径はインク滴出口側の直径で35
μm以下に形成し、また、ノズル25は振動板22のダ
イアフラム部21に対向し、かつ加圧液室27の中心近
傍に対応する位置に設けている。このノズルプレート2
6の表面には、撥水性の表面処理膜である撥水膜41を
形成し、この撥水膜41の周囲には撥水処理を施してい
ない非撥水処理面42を設けている。
様にエレクトロフォーミング工法(電鋳)によって製造
したNi(ニッケル)の金属プレートを用いているが、
Si、その他の金属材料を用いることもできる。なお、
実際には、1列32〜64個のノズル15を2列配列し
た64〜128個構成で1つのインクジェットヘッドを
製作するが、この64〜128個のノズル25を有する
ノズルプレート26の品質は、インクの滴形状、飛翔特
性を決定し、画像品質に大きな影響を与えるものであ
る。
ッド支持部材であるスペーサ部材(ヘッドホルダ)44
上に支持して保持し、このスペーサ部材44内に配設し
たヘッド駆動用IC等を有するPCB基板とアクチュエ
ータユニット1の各圧電素子12とを各電極パターン3
4,35に接合したFPCケーブル45を介して接続し
ている。
は、ノズルプレート26の周縁部及びヘッド側面を覆う
箱状に形成したものであり、ノズルプレート26の撥水
膜41に対応して開口部を形成し、ノズルプレート26
の非撥水処理面42に接着剤にて接着接合している。さ
らに、このインクジェットヘッドには、図示しないイン
クカートリッジからのインクを液室に供給するため、ス
ペーサ部材44、基板11、フレーム部材13及び振動
板22にそれぞれインク供給穴46〜49を設けてい
る。
程について説明する。このインクジェットヘッドは、予
めアクチュエータユニット1と液室ユニット2とを別々
に組付けた後、両ユニット1,2を接着接合して製造し
ている。このような製造工程を採用することによって、
両ユニット1,2の良品同士を選んで組み付けることが
できて歩留りが向上すると共に、加工組付け工程で塵埃
が発生しやすいアクチュエータユニット1と、塵埃の付
着を完全に避けたい液室ユニット2とを別々の工程で組
付けることができるので、完成したインクジェットヘッ
ドの品質自体が向上する。以下、具体的に説明する。
び組付け工程は、次のとおりである。すなわち、絶縁性
の基板11に予め共通電極及び個別電極用の各電極パタ
ーンを大まかにパターニングした後、2枚のシート状若
しくはプレート状の積層型圧電素子を位置決め治具を使
用して接着接合する。そして、各圧電素子の両端面に形
成した端面電極と基板11の各電極パターンとを導電性
接着剤で電気的に接続する。
イサーによって、例えば1ピッチ当たり100μm程度
の幅で圧電素子プレートをスリット加工して駆動部17
及び非駆動部18となる個々の圧電素子12に分割す
る。このとき、基板11に至るまで切込み溝(スリット
溝)を入れて切断することによって、個々の圧電素子を
完全に独立させる。また、基板11上の各電極パターン
も同時に切断されて個々の圧電素子毎に分割する。
にフレーム部材13を接着接合し、このフレーム部材1
3の穴部13a内に導電性接着剤を塗布することによっ
て分断した共通電極パターンを相互に接続する。また、
FPCケーブル45を基板11の電極パターンに熱と加
圧で接合する。このFPCケーブル45は駆動部17を
選択的に駆動できるパターンを有し、その接合部には予
め半田メッキを施している。最後に、各圧電素子の容量
を測定する。
について説明すると、予めエレクトロフォーミング工法
(電鋳)を用いてNi(ニッケル)の金属プレートから
なるダイアフラム部21を有する振動板22及びノズル
25を有するノズルプレート26を製造する。そして、
振動板22上に第1層39を形成するための感光性樹脂
である厚さ20〜50μm程度のドライフィルムレジス
トを熱及び加圧によってラミネートし、流路パターンに
応じたマスクを用いて紫外線露光をして、露光部分を硬
化させる。そして、未露光部分を除去できる溶剤を用い
て、未露光部分を除去して現像し、第1層39の液室パ
ターンを形成し、水洗い、乾燥の後、再度紫外線露光と
熱によって本硬化する。
を形成するための感光性樹脂である厚さ40〜100μ
m程度のドライフィルムレジストを熱及び加圧によって
ラミネートし、流路パターンに応じたマスクを用いて紫
外線露光をして、露光部分を硬化させ、未露光部分を現
像して、第2層40の液室パターンを形成し、水洗い、
乾燥の後、再度紫外線露光と熱によって本硬化する
ルプレート26に形成されたドライフィルムレジストか
らなる第1層39と第2層40との対応する面同士を接
合する。この接合は位置合わせ治具を用いて行い、加圧
及び前記本硬化のときより高い温度での加熱を行う。な
お、実際には、以上の工程は、複数個分のヘッド面積の
プレートにて組付けを行うようにしている。
ュエータユニット1と液室ユニット2とを組み付ける。
この接合工程の概要は、アクチュエータユニット1に本
接合用及び仮接合用接着剤を塗布して接合装置にセット
した後、同接合装置に液室ユニット2をセットする。そ
して、接合装置によってアクチュエータ1と液室ユニッ
ト2との相対位置(X,Y方向)をミクロンオーダーレ
ベルで位置合せを行ない、位置関係を維持した状態で双
方のユニットを接触させて接合する。次に、接合装置上
で紫外線(UV光)を照射して仮接合用接着剤を硬化さ
せることにより仮接合を行ない、その後、接合物を接合
装置から取り出して加圧装置にセットする。その後、加
圧状態で加圧装置ごと恒温層に入れて熱硬化させて完了
とする。
に本発明を適用した実施例について図5以降を参照して
説明する。図5は本発明の第1実施例に係るフレーム部
材13の斜視図、図6は同じく振動板22を含む液室ユ
ニット2の斜視図である。フレーム部材13には、図5
に示すように四隅に凹部50を形成して、この凹部50
を仮接合を行う領域(以下、「仮接合領域」という。)
とし、その他の表面をフレーム部材13と振動板22の
主たる接合を行う領域(以下「本接合領域」という。)
51とする。一方、液室ユニット2を構成する振動板2
2を含む各部材は、図6に示すようにフレーム部材13
の凹部50に対応して四隅をカットすることで面取り部
60を形成した形状にする。なお、凹部50は2箇所或
いは3箇所に設けることもできる。
工程は、次のとおりである。 工程1(接着剤塗布工程) スクリーン印刷機にアクチュエータユニット1をセット
する。次に、アクチュエータユニット1と同形状にパタ
ーニングされたスクリーンパターンメッシュとアクチュ
エータユニット1との位置合せを行なう。そして、接着
剤28としての例えば熱硬化型エポキシ系接着剤をアク
チュエータユニット1の圧電素子12表面及びフレーム
部材13の本接合領域51に塗布する。その後、フレー
ム部材13の仮接合領域である凹部50にディスペンサ
ー等の塗布装置を用いてUV(紫外線)硬化型接着剤等
の仮接合用接着剤を塗布する。
タユニット1を取り出して、スクリーンパターンメッシ
ュの洗浄を行なうが、この洗浄作業で使用接着剤のポッ
トライフが短いと、塗布工程内で硬化が始まり、結果的
にスクリーンパターンメッシュに対して不完全な洗浄に
なってメッシュ詰りの原因となる。したがって、使用す
る熱硬化型接着剤のポットライフは室温−20℃〜+3
0℃のときに1時間以上あるものを使用する。また、接
着剤として一液性中温硬化型接着剤を使用することによ
っても、接着剤塗布工程における接着剤の硬化を防ぐこ
とができる。
ユニット1と液室ユニット2とをセットし、セット完了
後アクチュエータユニット1と液室ユニット2との相対
位置(X,Y方向)を二視野顕微鏡等によりミクロンオ
ーダーレベルで位置合せを行ない、位置関係を維持した
状態で双方のユニットを接触させて、図7に示すように
両ユニット1,2を位置決めして加圧する。このとき仮
接合接着剤が振動板22の端部に押されて付着する。
室ユニット2とを位置決めして加圧しているとき、液室
ユニット2は四隅をカットして面取り部60を形成して
いるので、フレーム部材13の凹部50及び仮接合用の
UV硬化型接着剤の一部が露出している状態になる。そ
こで、フレーム部材13の凹部50に塗布しているUV
硬化型接着剤にUV光を直接照射して硬化させる。これ
によって、アクチュエータユニット1と液室ユニット2
とは仮接合されて位置ずれが生じなくなる。この場合、
凹部50のUV接着剤が振動板22の面取り部60端面
にも付着するので仮接合強度が向上する。
にセットし、各ユニット1,2の接合面に対して均等な
垂直方向からの所定の荷重を加えて加圧する。 工程(接着剤硬化工程) ヘッドを本接合用装置に取付けて加圧した状態のまま一
定温度の恒温層に一定時間入れて加熱硬化させる。加熱
後、本接合用装置からヘッドを取り出して接合工程を終
了する。
と液室ユニット2とを別個に組立ておき、その後アクチ
ュエータユニット1と液室ユニット2とを熱硬化型接着
剤を用いて接着接合することによって、ユニット間の組
立性の信頼性が向上し、インク噴射特性が安定し、組立
作業の作業性も向上する。
部に、両者の主たる接合を行う領域と仮接合を行う領域
とを設けることによって、予め仮接合用の接着剤を塗布
しておくことができて、塗布工法が簡単になり、工数が
低減されるので、コストを減少することができる。ま
た、高精度の位置決めをした後に仮接合用接着剤を塗布
する必要がないので、塗布条件によって発生するおそれ
のある位置決め後作業がなく、位置ずれの防止を回避す
ることができる。
を複数設けることによって仮接合の位置ずれを防止する
ことができる。すなわち、仮接合の領域の面積が大きす
ぎると本接合の必要接合強度が不足することになり、逆
に小さすぎると仮接合強度が不足して位置決め後の位置
ずれが発生する。そこで、個々の仮接合領域の面積は小
さくともスパンを広げて複数箇所設けることで仮接合強
度を大幅に向上することができる。
けることによって、仮接合用接着剤と本接合用接着剤と
の混合を防止することができると共に、一定量の仮接合
用接着剤を保持することができて、仮接合強度を向上す
ることができる。すなわち、支持体のフラットな接合面
に仮接合用接着剤と本接合用接着剤とを同じように塗布
すると、振動板を圧接したときに仮接合用接着剤が押し
広げられて本接合用接着剤が正常に付いていない状態に
なったり、2種の接着剤が混じり合って正常な硬化がで
きず、必要な強度が得られなくなるおそれがあるが、上
述の凹部とすることでこれらの不都合を避けることがで
きる。
を照射するために液室ユニット2の角部四隅をカットし
て面取り部60を設けているが、液室ユニットの製作上
の理由(精度維持等)やヘッド構成上の理由(ヘッドカ
バーの形状等)などから面取り部を設けられない場合に
は、フレーム部材13を透明材料で形成する。
の側面からUV光を照射してUV硬化型接着剤を硬化さ
せることができ、組立て性が向上し、また、自動組立て
装置で組立てを行う場合に狭いところにUV光を導く必
要がなくなり、装置構成が簡単になる。仮接合用接着剤
としては硬化時間が短く速やかに本接合に移行すること
ができる必要があり、UV硬化型接着剤が最も適してい
る。UV硬化型接着剤を硬化させるためにUV光を照射
しなければならず、そのために塗布構造を選ばなければ
ならないが、支持体自体を透明材料とすることで塗布構
造に対する制限を少なくすることができる。
参照して説明する。この実施例においては、フレーム部
材13の四隅に2辺に臨む溝部54を形成することで、
フレーム部材13表面を仮接合領域53と本接合領域5
1とに分割している。なお、このフレーム部材13を用
いる場合には、液室ユニット2としては図6に示すよう
な面取り部60を有していないもの、つまり、図1に示
したような外形状の液室ユニット2を用いる方が好まし
い。また、溝部54は2箇所或いは3箇所に設けて仮接
合領域を2箇所或いは3箇所とすることもできる。
仮接合領域53に硬化が瞬間に生じる所謂瞬間接着剤
(例えばシアノアクリレート系接着剤、商品名:アロン
アルファなど)を塗布して、瞬間的に仮接合を行う場合
に適している。このような瞬間的に硬化する接着剤は、
粘性が低く浸透性が高いので、溝部54がなければ浸透
して広がってしまい、本接合領域の接着強度が低下する
おそれがある。
51及び仮接合領域53とは同じ高さとしているが、使
用する接着剤の種類によっては段差を設けるようにする
こともできる。
参照して説明する。この実施例においては、フレーム部
材13の表面2箇所に平面円形状の溝部56を形成し
て、フレーム部材13の表面を仮接合領域56と本接合
領域51とに分割している。このようにしても上記実施
例と同様の効果を得ることができる。
行う領域及び本接合を行う領域をフレーム部材に設けた
例について説明したが、振動板若しくは液室ユニット側
に設けることもできるが、フレーム部材側に設ける方が
容易である。
ジェットヘッドによれば、振動板とこの振動板を支持す
る支持体との接合部に、両者の主たる接合を行う領域と
仮接合を行う領域とを設けた構成としたので、塗布工法
が簡単になり、工数が低減されて、組立効率が向上し、
コストを減少することができる。また、高精度の位置決
めをした後に仮接合用接着剤を塗布する必要がないの
で、塗布条件によって発生するおそれのある位置決め後
作業がなく、位置ずれの防止を回避することができて、
ヘッドの信頼性が向上する。
ば、上記請求項1のインクジェットヘッドにおいて、仮
接合を行う領域を複数設けた構成としたので、仮接合面
積を大きく取ることができて仮接合の位置ずれを防止す
ることができ、ヘッドの組立て信頼性が向上する。
ば、上記請求項1又は2のインクジェットヘッドにおい
て、仮接合を行う領域が振動板及び支持体の少なくとも
一方に形成した凹部からなる構成としたので、仮接合用
接着剤及び本接合用接着剤の混合等を避けて一定量の仮
接合用接着剤を保持でき、仮接合強度が向上する。
ば、上記請求項1又は2のインクジェットヘッドにおい
て、仮接合を行う領域と主たる接合を行う領域とが振動
板及び支持体の少なくとも一方に形成した溝部で分離さ
れている構成としたので、粘度の低い浸透性の高い仮接
合用接着剤を用いた場合でも仮接合用接着剤及び本接合
用接着剤の混合等を避けて一定量の仮接合用接着剤を保
持でき、仮接合強度が向上する。。
ば、上記請求項1又は2のインクジェットヘッドにおい
て、支持体が紫外線光を透過する材料からなる構成とし
たので、仮接合用接着剤に紫外線硬化型接着剤を用いる
場合の組立て性が大幅に向上し、自動組立てを行うとき
の装置構造を簡単にできる。
斜視図
図
を示す斜視図
図
図
…基板、12…圧電素子、13…フレーム部材、22…
振動板、26…ノズルプレート、50…凹部、51…本
接合領域、53,55…仮接合領域、54,56…溝
部。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の電気機械変換素子の変位を振動板
を介してインク液室に伝達することで複数のノズルから
インク滴を吐出するインクジェットヘッドにおいて、前
記振動板とこの振動板を支持する支持体との接合部に、
両者の主たる接合を行う領域と仮接合を行う領域とを設
けたことを特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェットヘッド
において、前記仮接合を行う領域を複数設けたことを特
徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のインクジェット
ヘッドにおいて、前記仮接合を行う領域が前記振動板及
び支持体の少なくとも一方に形成した凹部からなること
を特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載のインクジェット
ヘッドにおいて、前記仮接合を行う領域と主たる接合を
行う領域とが前記振動板及び支持体の少なくとも一方に
形成した溝部で分離されていることを特徴とするインク
ジェットヘッド。 - 【請求項5】 請求項1又は2に記載のインクジェット
ヘッドにおいて、前記支持体が紫外線光を透過する材料
からなることを特徴とするインクジェットヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25214496A JP3539653B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | インクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25214496A JP3539653B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | インクジェットヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1095110A true JPH1095110A (ja) | 1998-04-14 |
| JP3539653B2 JP3539653B2 (ja) | 2004-07-07 |
Family
ID=17233095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25214496A Expired - Lifetime JP3539653B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | インクジェットヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3539653B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002210985A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-07-31 | Konica Corp | インクジェットヘッド及びインクジェットヘッドの製造方法 |
| KR100464307B1 (ko) * | 1998-10-16 | 2005-02-28 | 삼성전자주식회사 | 압전효과를이용한잉크젯프린터헤드및그제조방법 |
| KR100474827B1 (ko) * | 1998-12-30 | 2005-04-14 | 삼성전자주식회사 | 압전효과를이용한잉크젯프린터헤드및그제조방법 |
| JP2017074731A (ja) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | 株式会社リコー | 接合部材、液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置 |
-
1996
- 1996-09-25 JP JP25214496A patent/JP3539653B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100464307B1 (ko) * | 1998-10-16 | 2005-02-28 | 삼성전자주식회사 | 압전효과를이용한잉크젯프린터헤드및그제조방법 |
| KR100474827B1 (ko) * | 1998-12-30 | 2005-04-14 | 삼성전자주식회사 | 압전효과를이용한잉크젯프린터헤드및그제조방법 |
| JP2002210985A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-07-31 | Konica Corp | インクジェットヘッド及びインクジェットヘッドの製造方法 |
| JP2017074731A (ja) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | 株式会社リコー | 接合部材、液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3539653B2 (ja) | 2004-07-07 |
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