JPH1095352A - ステアリングギヤケースとボディパネルとのシール構造 - Google Patents

ステアリングギヤケースとボディパネルとのシール構造

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JPH1095352A
JPH1095352A JP24955496A JP24955496A JPH1095352A JP H1095352 A JPH1095352 A JP H1095352A JP 24955496 A JP24955496 A JP 24955496A JP 24955496 A JP24955496 A JP 24955496A JP H1095352 A JPH1095352 A JP H1095352A
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gear case
steering gear
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seal member
conical lip
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Yoshito Hamazaki
芳登 濱崎
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ステアリングギヤケース7とボディパネ
ル11との間にシール部材20を設けたシール構造にお
いて、シール部材20はステアリングギヤケース7に嵌
合する筒部21と、この筒部21から鍔状に張り出した
円錐状リップ部22と、この円錐状リップ部22の付け
根に形成した薄肉部23とから構成する。 【効果】 ボディパネルの厚さにかかわらず同一のシー
ル部材を使用することができるので、シール部材の汎用
性が高い。また、予めボディパネルにシール部材を取付
けておく必要がないので作業性がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等に使用する
シール機能部品の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のステアリングギヤケースと
ボディパネルとのシール構造の断面図である。ステアリ
ングギヤケースとボディパネルとのシール構造100
は、ボディパネル101と、このボディパネル101に
設けた開口部102と、この開口部102に取付けたシ
ール部材104と、このシール部材104に押し当て密
着したステアリングギヤケース105とからなる。シー
ル部材104は、開口部102に嵌合する環状溝部10
7と、この環状溝部107の内周に設けた蛇腹形状の伸
縮筒部108と、この伸縮筒部108の先端に設けたシ
ール面111と、このシール面111の外周から斜め外
方へ広がる筒形状の保護壁部112とからなる変形自在
な弾性体である。
【0003】シール面111にステアリングギヤケース
105の円周上面105aを接触させ、図面上方にステ
アリングギヤケース105を押上げ、伸縮筒部108を
圧縮変形させることで、シール部材104及びステアリ
ングギヤケース105を密着させ、ボディパネル101
の内外のシールをおこない、ボディパネル101の内部
へ泥水等の侵入を防ぐものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ボディパネル
101の厚さが変わると、環状溝部107の寸法を変更
しなければならず、多種類のシール部材104を準備し
なければならないので汎用性が悪かった。また、ボディ
パネル101の開口部102に予めシール部材104の
環状溝部107を嵌め込む作業が必要であり、作業時間
が長くなり、作業性が良いとはいえない。
【0005】そこで、本発明の目的は、汎用性があって
作業性のよいボディパネルのシール構造を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1は、ステアリングギヤケースとボディパネル
との間にシール部材を設けたシール構造において、シー
ル部材はステアリングギヤケースに嵌合する筒部と、こ
の筒部から鍔状に張り出した円錐状リップ部と、この円
錐状リップ部の付け根に形成した薄肉部とからステアリ
ングギヤケースとボディパネルとのシール構造を構成す
る。ステアリングギヤケースにシール部材の筒部を嵌合
させ、ステアリングギヤケースをボディパネルに対して
位置決めした後に、円錐状リップ部を薄肉部を介して折
り曲げることにより円錐状リップ部を弾性的にボディパ
ネルに押し付けるようにしてステアリングギヤケースと
ボディパネルとをシールする。従って、ボディパネルの
厚さにかかわらず同一のシール部材を使用することがで
きるので、シール部材の汎用性が高い。また、予めボデ
ィパネルにシール部材を取付けておく必要がないので作
業性がよい。
【0007】請求項2は、筒部の内周面に、ステアリン
グギヤケースに噛み込み鋸歯部を設けた。筒部の内周面
に、ステアリングギヤケースに噛み込み鋸歯部を設けた
ので、ステアリングギヤケースに強く噛み込み、それを
確実にシールすることができる。従って、ステアリング
ギヤケースへの取付けが強固となり、シール性もよいも
のとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るステアリングステムと
ステアリングギヤケースとの組立状態を示す斜視図であ
り、ステアリングホイル2を回転することにより、ステ
アリングシャフト3、シャフトジョイント4、ステアリ
ングジョイント5及びステアリングギヤケース7を介し
てタイロッド8,8を、例えば矢印,の如く移動
し、図示せぬ車輪を操舵するものを示す。
【0009】図2は図1の2−2線断面図であり、本発
明に係るステアリングギヤケースとボディパネルとのシ
ール構造を示す。ステアリングギヤケースとボディパネ
ルとのシール構造10(以下、シール構造10と略記す
る。)は、ボディパネル11と、ステアリングギヤケー
ス7と、このステアリングギヤケース7の外周部7aに
嵌合させたシール部材20とからなる。11aはボディ
パネル11の開口部である。ステアリングギヤケース7
の外周部7aにシール部材20を嵌合させ、開口部11
aの外周にシール部材20を密着することで、ボディパ
ネル11の内部へ泥水等の侵入を防ぐものである。
【0010】図3は本発明に係るシール部材の斜視図で
ある。シール部材20は、円筒状の筒部21と、この筒
部21の外周面から鍔状に張り出した円錐状リップ部2
2と、この円錐状リップ部22の付け根に形成した薄肉
部23と、筒部21の内周面に設けた鋸歯部24とから
なる変形自在な弾性体である。22aは円錐状リップ部
22の上斜面、22bは円錐状リップ部22の下斜面で
ある。
【0011】以上に述べたステアリングギヤケースとボ
ディパネルとのシール構造の作用を次に説明する。図4
は本発明に係るシール部材の作用説明図である。円錐状
リップ部22の上斜面22aに矢印、の如く力を加
えると、円錐状リップ部22は、付け根に薄肉部23を
介して形成してあるので、薄肉部23を折り曲げ支点と
して矢印,の如く反転し、想像線で示すように円錐
状リップ部22は図面下方に向って開口する。また、反
転した円錐状リップ部22の下斜面22bに矢印に,
の如く力を加えると、矢印,の如く反転し元の状
態に戻る。
【0012】図5(a),(b)は本発明に係るシール
構造の作用説明図(前半)である。(a)は、誤った作
業を示す図であり、予めシール部材20を取付けたステ
アリングギヤケース7をボディパネル11の開口部11
aに下から差込むと、次の様な不具合が発生する。すな
わち、ステアリングギヤケース7を位置決めする際に主
軸Aを傾斜させる作業が発生するため、ボディパネル1
1側に円錐状リップ部22を倒した状態で作業すると、
円錐状リップ部22に噛み込みを生じたり、傷を付けた
りする虞れがある。そこで、次の(b)及び図6
(a),(b)の通りに作業を実施する。
【0013】(b)において、ステアリングギヤケース
7側にシール部材20の円錐状リップ部22を倒し、ス
テアリングギヤケース7の外周部7aにシール部材20
を嵌め込む。又は、ステアリングギヤケース7の外周部
7aに嵌合したシール部材20の円錐状リップ部22を
下へ倒す。この際、シール部材20の筒部21の内周面
に鋸歯部24を設けたので、この鋸歯部24がに強く噛
み込み、シール部材20を強固にステアリングギヤケー
ス7に取り付けることができる。また、鋸歯部24がラ
ビリンス作用を発揮するのでステアリングギヤケース7
とのシール性も増す。
【0014】図6(a),(b)は本発明に係るシール
構造の作用説明図(後半)である。(a)において、ボ
ディパネル11にシール部材20を取付けたステアリン
グギヤケース7を矢印の如く接近させ、これを所定位
置に固定する。(b)において、ボディパネル11側に
円錐状リップ部22を矢印,の如く倒して上に向
け、ボディパネル11の下面に密着させる。
【0015】ステアリングギヤケース7にシール部材2
0の筒部21を嵌合させ、ボディパネル11に対してス
テアリングギヤケース7を位置決めした後に、円錐状リ
ップ部22を薄肉部23を介して折り曲げることによ
り、ボディパネル11に円錐状リップ部22を弾性的に
押し付けるようにした。従って、ボディパネル11の厚
さにかかわらず同一のシール部材20を使用することが
できるので、シール部材20の汎用性が高い。また、予
めボディパネル11にシール部材20を取付けておく必
要がないので作業性がよい。
【0016】尚、円錐状リップ部22は必ずしも円錐状
でなくてもよく、ボディパネル11の開口部11aの外
周に密着させ開口部11aを塞ぎシールできれば四角錐
状又は楕円状であってもかまわない。
【0017】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、ステアリングギヤケースとボディパ
ネルとの間にシール部材を設けたシール構造において、
シール部材はステアリングギヤケースに嵌合する筒部
と、この筒部から鍔状に張り出した円錐状リップ部と、
この円錐状リップ部の付け根に形成した薄肉部とからな
り、ステアリングギヤケースにシール部材の筒部を嵌合
させ、ステアリングギヤケースをボディパネルに対して
位置決めした後に、円錐状リップ部を薄肉部を介して折
り曲げることにより円錐状リップ部を弾性的にボディパ
ネルに押し付けるようにした。従って、ボディパネルの
厚さにかかわらず同一のシール部材を使用することがで
きるので、シール部材の汎用性が高い。また、予めボデ
ィパネルにシール部材を取付けておく必要がないので作
業性がよい。
【0018】請求項2は、筒部の内周面にステアリング
ギヤケースに噛み込み鋸歯部を設けたので、ステアリン
グギヤケースに強く噛み込み、それを確実にシールする
ことができる。従って、ステアリングギヤケースへの取
付けが強固となり、シール性もよいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステアリングギヤケースとボディ
パネルとのシール構造の斜視図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】本発明に係るシール部材の斜視図
【図4】本発明に係るシール部材の作用説明図
【図5】本発明に係るシール構造の作用説明図(前半)
【図6】本発明に係るシール構造の作用説明図(後半)
【図7】従来のステアリングギヤケースとボディパネル
とのシール構造の断面図
【符号の説明】
7…ステアリングギヤケース、10…シール構造、11
…ボディパネル、20…シール部材、21…筒部、22
…円錐状リップ部、23…薄肉部、24…鋸歯部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングギヤケースとボディパネル
    との間にシール部材を設けたシール構造において、 前記シール部材はステアリングギヤケースに嵌合する筒
    部と、この筒部から鍔状に張り出した円錐状リップ部
    と、この円錐状リップ部の付け根に形成した薄肉部とか
    らなり、 ステアリングギヤケースをボディパネルに対して位置決
    めした後に、円錐状リップ部を薄肉部を介して折り曲げ
    ることにより円錐状リップ部を弾性的にボディパネルに
    押し付けるようにしたステアリングギヤケースとボディ
    パネルとのシール構造。
  2. 【請求項2】 前記筒部の内周面に、ステアリングギヤ
    ケースに噛み込み鋸歯部を設けたことを特徴とするの請
    求項1記載のステアリングギヤケースとボディパネルと
    のシール構造。
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