JPH1095897A - メラミン・フェノール樹脂成形材料 - Google Patents

メラミン・フェノール樹脂成形材料

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JPH1095897A
JPH1095897A JP25496596A JP25496596A JPH1095897A JP H1095897 A JPH1095897 A JP H1095897A JP 25496596 A JP25496596 A JP 25496596A JP 25496596 A JP25496596 A JP 25496596A JP H1095897 A JPH1095897 A JP H1095897A
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JP
Japan
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melamine
resin
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molding material
parts
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Application number
JP25496596A
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Inventor
Takayuki Suzuki
孝之 鈴木
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐燃性、耐トラッキング性に優れ、かつ可と
う性の大きなメラミン・フェノール樹脂成形材料を提供
する。 【解決手段】 数平均分子量180〜400のメラミン
樹脂100重量部に対し、数平均分子量500〜100
0のジメチレンエーテル型レゾール樹脂5〜20重量部
を含有し、さらに基材として積層板粉末20〜50重量
部、及び難燃剤として赤リンを含有するメラミン・フェ
ノール樹脂成形材料であり、好ましくは、ジメチレンエ
ーテル型レゾール樹脂が、ジメチレンエーテル結合を2
0〜70モル%、メチロール基を10〜40モル%含ん
でいるものであり、更に、メラミン樹脂100重量部に
対し、無機基材として炭酸カルシウム10〜50重量部
及び水酸化アルミニウム5〜50重量部を含有するメラ
ミン・フェノール樹脂成形材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐燃性、耐トラッ
キング性に優れ、かつ可とう性の大きなメラミン・フェ
ノール樹脂成形材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メラミン樹脂成形材料は、その優れた耐
トラッキング性、電気絶縁性、着色性等により配線器
具、電機器具等に使用されてきた。従来からメラミン樹
脂には成形収縮、及び耐衝撃性、曲げ強さ等の機械特性
を改善する目的で、パルプ、綿屑、布チップ等の有機フ
ィラー、及びガラス、クレー、マイカ等の無機フィラー
が配合されている。しかし、これらのフィラーを配合し
ても、メラミン樹脂が他の熱硬化性樹脂に比べ架橋密度
が高く堅いが、脆い材料であるという欠点は解決されて
いない。したがって可とう性の必要な成形品には熱可塑
性樹脂成形材料や他の熱硬化性樹脂成形材料が使用さ
れ、メラミン樹脂は可とう性を必要としないが電気特性
の必要な成形品に限られ使用されている。
【0003】近年、PL法(製造物責任法)の施行によ
り、耐燃性や、耐トラッキング性等電気特性の弱い熱可
塑性樹脂成形材料に代わり、電気特性の優れたメラミン
樹脂成形材料が見直されるようになってきているが、従
来の熱可塑性樹脂成形材料の特長の一つである可とう性
を併せ持ったメラミン樹脂成形材料の要求が高くなって
いる。メラミン樹脂に、通常のメチロール基を主とした
レゾールタイプの固形あるいは液状のフェノール樹脂
を、耐トラッキング性や着色性を損なわない程度に添加
することにより樹脂の剛直性を緩和する試みもなされて
いるが、その効果は十分とは言えない。また各種配合フ
ィラーを組み合わせることにより可とう性を付加する試
み(特願平07−332388号明細書)や、メラミン
樹脂を変性することにより樹脂自体の剛直性抑え可とう
性の優れた材料を開発する試みもなされているが、他特
性の低下が見られ満足のいくものが得られていないのが
現状である。
【0004】このような理由により、メラミン樹脂成形
材料は勘合性やスナップイン等の可とう性を要求される
熱可塑性樹脂成形材料が使用されている分野の成形品に
はあまり使用されていない。したがって、メラミン樹脂
成形材料は耐トラッキング性のみを必要とする電気部品
や食器等の着色性がどうしても必要な用途のみ限られ使
用されているのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころは耐燃性、耐トラッキング性に優れ、かつ可とう性
の大きなメラミンフェノール樹脂成形材料を提供するに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、数平均分子量
180〜400のメラミン樹脂100重量部に対し、数
平均分子量500〜1000のジメチレンエーテル型レ
ゾール樹脂5〜20重量部を含有し、さらに基材として
積層板粉末20〜50重量部、及び難燃剤として赤リン
を含有することを特徴とするメラミン・フェノール樹脂
成形材料であり、好ましくは、ジメチレンエーテル型レ
ゾール樹脂が、ジメチレンエーテル結合を20〜70モ
ル%、メチロール基を10〜40モル%含んでいるもの
であり、更に、メラミン樹脂100重量部に対し、無機
基材として炭酸カルシウム10〜50重量部及び水酸化
アルミニウム5〜50重量部を含有するメラミン・フェ
ノール樹脂成形材料である。
【0007】本発明において用いられるメラミン樹脂
は、数平均分子量180〜400であり、メチロール化
度1.0〜3.0のものが好ましく、メラミン樹脂成形
材料として通常使用されているものである。
【0008】本発明において用いられるフェノール樹脂
は、数平均分子量500〜1000のジメチレンエーテ
ル型レゾール樹脂であり、ジメチレンエーテル結合を多
く含み、この熱分解により脱水縮合するレゾール型フェ
ノール樹脂である。メラミン・フェノール樹脂成形品の
可とう性は、メラミン・フェノール樹脂成形材料の硬化
時の架橋密度よって左右される。メラミン樹脂の官能基
数は6であり、フェノール樹脂の官能基数3よりも多い
ためメラミン樹脂成分は硬化時の架橋密度が高い。本発
明に用いられるジメチレンエーテル型レゾール樹脂は、
従来から使われているメチレン基及びメチロール基を主
とするフェノール樹脂に比べフェノール核とフェノール
核の核間距離が長く、メチレン基の2.8〜3.0オン
グストロームに対しジメチレンエーテル基5.0〜5.
8オングストロームであり、この結合錯の長いジメチレ
ンエーテル型レゾール樹脂を配合することによりメラミ
ン樹脂の剛直性が緩和される。このフェノール樹脂の配
合量は、メラミン樹脂100重量部に対し、5〜20重
量部が好ましい。5重量部未満では可とう性の向上が十
分に認められず、20重量部を越えると耐トラッキング
性が低下する。
【0009】同時にメラミン樹脂に配合される積層板粉
末とはクラフト紙、木綿布、リンター紙等の植物性繊維
を基材とし樹脂分が30〜70重量%である積層板を粉
砕したものであり、粒径0.2mm以下のものが好まし
い。通常積層板の製造工程において積層成形及び定尺裁
断工程から生じる端材、廃材と積層板の機械工程におい
て生じる切肩を粉砕して得られたものが使用される。こ
れら積層板は、樹脂ワニスを含浸したクラフト紙、木綿
布、リンター紙のような植物性繊維基材からなる積層材
料を高温高圧で反応させて得られるものであり、これら
あらかじめ樹脂に含浸させた有機基材は、一般に製造時
に配合したものより樹脂との密着性に優れ、機械的特性
を保持したまま有機基材の靱性効果を引き出すことが出
来る。
【0010】難燃性を付与するために使用する赤リン
は、赤リン単独でも使用可能であるが、取り扱い時の安
全性を増すために無機フィラーと混合したマスターバッ
チ品等を使用することができる。添加量は成形材料全体
に対して0.2〜3重量%が好ましい。0.2重量%未
満では効果が小さく、3重量%を越えて添加しても赤リ
ン自身の燃焼により無添加のものより燃え易くなり、耐
燃性の向上は望めない。
【0011】可とう性向上のため水酸化アルミニウム及
び炭酸カルシウムを配合する。マイカ、ガラス繊維、ク
レ−、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム等の無機基
材を検討した結果、可とう性には炭酸カルシウム、水酸
化アルミニウムの順で効果があったものの、炭酸カルシ
ウム単独での使用はメラミン樹脂成形材料の特長の一つ
である耐燃性が不十分となることがあるため、水酸化ア
ルミニウムを併用する。水酸化アルミニウム及び炭酸カ
ルシウムは樹脂との密着性が低いため界面の滑り効果に
より可とう性が得られるものと考えられる。また水酸化
アルミニウムは耐トラッンキング性の保持にも効果的で
ある。炭酸カルシウムの粒径は中心粒径10μm以下の
ものが好ましい。10μmを越えると強度低下があり、
また耐トラッキング性の保持効果が小さい。
【0012】水酸化アルミニウムの配合量はメラミン樹
脂100重量部に対し、5〜50重量部が好ましい。5
重量部未満では可とう性の効果が十分に認められず、5
0重量部を越えると安定した射出成形が難しい。また炭
酸カルシウムの配合量はメラミン樹脂100重量部に対
し10〜50重量部が好ましい。10重量部未満では可
とう性の効果が十分に認められず、50重量部を越える
と十分な耐燃性が得られない。
【0013】成形材料を製造するために、メラミン樹
脂、フェノール樹脂、水酸化アルミニウム、炭酸カルシ
ウム、積層板粉と共に用いられる原材料は、その他充填
剤、硬化剤、着色剤、離型剤等である。本発明に用いら
れるメラミン樹脂は、エポキシ樹脂、ゴム等で変性され
ていてもよい。またメラミン樹脂の一部を尿素樹脂等で
置換してもよい。メラミン・フェノール樹脂組成物を用
いた成形材料の製造方法は通常のミキシングロールや二
軸押出混練機で混練してもよいし、また高速回転混合機
によって造粒化してもよい。
【0014】本発明によるメラミン・フェノール樹脂組
成物からの成形材料を用いて成形品を得るための成形方
法は、射出成形、トランスファー成形、圧縮成形等のい
ずれにも適用でき限定されるものではない。
【0015】
【実施例】表1に示す原材料を所定の配合でミキシング
ロールにて混練し粉砕して成形材料を製造した。得られ
た成形材料について曲げ強さ、曲げ弾性率、曲げたわみ
量、及び耐燃性、耐トラッキング性(IEC.Pub
112)を測定した。試験片の成形はトランスファー成
形で行ない、成形条件は150℃、3分間とした。
【0016】
【表1】 *1:メチロール化度1.70、数平均分子量300 *2:ジメチレンエーテル基50モル%、メチロール基
15モル%、数平均分子量750
【0017】(測定方法) 1.曲げ強さ、曲げ弾性率、曲げたわみ量:JIS K
7203による 2.耐燃性:UL−94による 3.射出成形時熱安定性:連続成形可能な射出待ち時間
を測定した。シリンダー温度は、ノズル部90℃、ホッ
パー部40℃である。
【0018】実施例のごとく、メラミン樹脂に、ジメチ
レンエーテル型レゾール樹脂、積層板粉及び赤リンを用
い、更に水酸化アルミニウム及び炭酸カルシウムを用い
ることにより、耐燃性、耐トラッキング性に優れ、かつ
可とう性の優れたメラミン・フェノール樹脂成形材料を
得ることができた。
【0019】
【発明の効果】本発明に従うと、耐燃性性、耐トラッキ
ング性に優れ、かつ可とう性の大きな成形品を得ること
ができる。従って、従来製造できなかった耐燃性、耐ト
ラッキング性に優れ、かつ可とう性の必要な用途の成形
品を容易に製造することができるので、工業的なメラミ
ン・フェノール樹脂成形材料として好適である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数平均分子量180〜400のメラミン
    樹脂100重量部に対し、数平均分子量500〜100
    0のジメチレンエーテル型レゾール樹脂5〜20重量部
    を含有し、さらに基材として積層板粉末20〜50重量
    部、及び難燃剤として赤リンを含有することを特徴とす
    るメラミン・フェノール樹脂成形材料。
  2. 【請求項2】 ジメチレンエーテル型レゾール樹脂が、
    ジメチレンエーテル結合を20〜70モル%、メチロー
    ル基を10〜40モル%含んでいるものである請求項1
    記載のメラミン・フェノール樹脂成形材料。
  3. 【請求項3】 メラミン樹脂100重量部に対し、無機
    基材として炭酸カルシウム10〜50重量部及び水酸化
    アルミニウム5〜50重量部を含有する請求項1又は2
    記載のメラミン・フェノール樹脂成形材料。
  4. 【請求項4】 赤リンを成形材料全体に対して、0.2
    〜3重量%含有する請求項1記載のメラミン・フェノー
    ル樹脂成形材料。
JP25496596A 1996-09-26 1996-09-26 メラミン・フェノール樹脂成形材料 Pending JPH1095897A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008501063A (ja) * 2004-05-28 2008-01-17 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド ハロゲン非含有耐発火性ポリマーの製造に有用なリン含有化合物
JP2015078357A (ja) * 2013-09-13 2015-04-23 積水化学工業株式会社 難燃断熱材組成物

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