JPH1096040A - 被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄 - Google Patents
被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄Info
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- JPH1096040A JPH1096040A JP8250694A JP25069496A JPH1096040A JP H1096040 A JPH1096040 A JP H1096040A JP 8250694 A JP8250694 A JP 8250694A JP 25069496 A JP25069496 A JP 25069496A JP H1096040 A JPH1096040 A JP H1096040A
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- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】黒鉛サイズを特定することにより、被削性を向
上させながら、引張強さや疲労強度も向上させる。 【解決手段】重量%で、C:2.8〜3.8%、Si:
1.5〜2.5%、Mn:0.4〜1.0%、P:0.
1%以下、S:0.02〜0.30%、Cu:0.02
〜2.0%、Sn:0.01〜0.10%、及びCa:
0.01〜0.10%を含有し、残部Fe及び不可避不
純物からなり、黒鉛サイズ300μm以下の組織を有
し、ビッカース硬さHv160〜240であることを特
徴とする。C、Si、Mn、P、S、Cu、Sn、及び
Caを特定量含有し、特にCaを特定量含有しているこ
とから、黒鉛サイズが小さくなるため、被削性を向上さ
せながら、引張強さや疲労強度をも向上させることがで
きる。
上させながら、引張強さや疲労強度も向上させる。 【解決手段】重量%で、C:2.8〜3.8%、Si:
1.5〜2.5%、Mn:0.4〜1.0%、P:0.
1%以下、S:0.02〜0.30%、Cu:0.02
〜2.0%、Sn:0.01〜0.10%、及びCa:
0.01〜0.10%を含有し、残部Fe及び不可避不
純物からなり、黒鉛サイズ300μm以下の組織を有
し、ビッカース硬さHv160〜240であることを特
徴とする。C、Si、Mn、P、S、Cu、Sn、及び
Caを特定量含有し、特にCaを特定量含有しているこ
とから、黒鉛サイズが小さくなるため、被削性を向上さ
せながら、引張強さや疲労強度をも向上させることがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被削性に優れた高強
度ねずみ鋳鉄に関する。
度ねずみ鋳鉄に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭53−108820号公報には、
被削性を向上させたねずみ鋳鉄として、重量%で、C:
2.5〜4.0%、Si:1.5〜5.0%、Mn:
0.32〜1.0%、P:0.01〜0.06%、S:
0.06〜0.20%、N:0.006〜0.015
%、残部Fe及び不可避不純物からなるものが開示され
ている。このねずみ鋳鉄では、P、S及びNを特定量含
有していることから、切削中の工具刃先において、被削
材と工具組織との間で圧着・分離が繰り返されて工具成
分が急速に脱落することによる工具損傷を防ぐことがで
き、これにより被削性を向上させることができる。
被削性を向上させたねずみ鋳鉄として、重量%で、C:
2.5〜4.0%、Si:1.5〜5.0%、Mn:
0.32〜1.0%、P:0.01〜0.06%、S:
0.06〜0.20%、N:0.006〜0.015
%、残部Fe及び不可避不純物からなるものが開示され
ている。このねずみ鋳鉄では、P、S及びNを特定量含
有していることから、切削中の工具刃先において、被削
材と工具組織との間で圧着・分離が繰り返されて工具成
分が急速に脱落することによる工具損傷を防ぐことがで
き、これにより被削性を向上させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ねずみ鋳鉄の
被削性は硬さと相関があり、被削性を向上させるには硬
さを低下させる必要がある。しかし、ねずみ鋳鉄の硬さ
が低下すると、引張強さや疲労強度が低下してしまい、
鋳鉄部品としての必要強度が得難くなる。このため、鋳
鉄部品として十分な強度を確保しつつ、被削性を向上さ
せることには限界がある。
被削性は硬さと相関があり、被削性を向上させるには硬
さを低下させる必要がある。しかし、ねずみ鋳鉄の硬さ
が低下すると、引張強さや疲労強度が低下してしまい、
鋳鉄部品としての必要強度が得難くなる。このため、鋳
鉄部品として十分な強度を確保しつつ、被削性を向上さ
せることには限界がある。
【0004】また、ねずみ鋳鉄の被削性には上記した硬
さの他に黒鉛サイズも影響する。そして、黒鉛サイズは
引張強さや疲労強度にも影響する。しかし、上記従来の
ねずみ鋳鉄では、黒鉛サイズについては何ら特定されて
いない。このため、上記従来のねずみ鋳鉄では、鋳鉄部
品としての必要強度を確保しつつ、被削性を十分に向上
させることが困難であった。
さの他に黒鉛サイズも影響する。そして、黒鉛サイズは
引張強さや疲労強度にも影響する。しかし、上記従来の
ねずみ鋳鉄では、黒鉛サイズについては何ら特定されて
いない。このため、上記従来のねずみ鋳鉄では、鋳鉄部
品としての必要強度を確保しつつ、被削性を十分に向上
させることが困難であった。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、黒鉛サイズを特定することにより、被削性を向上
させながら、引張強さや疲労強度をも向上させることの
できる被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄を提供すること
を解決すべき技術課題とするものである。
あり、黒鉛サイズを特定することにより、被削性を向上
させながら、引張強さや疲労強度をも向上させることの
できる被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄を提供すること
を解決すべき技術課題とするものである。
【0006】
(1)請求項1記載の被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄
は、重量%で、C:2.8〜3.8%、Si:1.5〜
2.5%、Mn:0.4〜1.0%、P:0.1%以
下、S:0.02〜0.30%、Cu:0.02〜2.
0%、Sn:0.01〜0.10%、及びCa:0.0
1〜0.10%を含有し、残部Fe及び不可避不純物か
らなり、黒鉛サイズ300μm以下の組織を有し、ビッ
カース硬さHv160〜240であることを特徴とする
ものである。
は、重量%で、C:2.8〜3.8%、Si:1.5〜
2.5%、Mn:0.4〜1.0%、P:0.1%以
下、S:0.02〜0.30%、Cu:0.02〜2.
0%、Sn:0.01〜0.10%、及びCa:0.0
1〜0.10%を含有し、残部Fe及び不可避不純物か
らなり、黒鉛サイズ300μm以下の組織を有し、ビッ
カース硬さHv160〜240であることを特徴とする
ものである。
【0007】(2)請求項2記載の被削性に優れた高強
度ねずみ鋳鉄は、請求項1記載の被削性に優れた高強度
ねずみ鋳鉄において、重量%で、Bi:0.001〜
0.01%をさらに含有することを特徴とするものであ
る。 (3)請求項3記載の被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄
は、請求項1又は2記載の被削性に優れた高強度ねずみ
鋳鉄において、重量%で、希土類元素の一種以上:0.
005〜0.05%を質量比でS/(希土類元素の合計
量)≧3となるようにさらに含有することを特徴とする
ものである。
度ねずみ鋳鉄は、請求項1記載の被削性に優れた高強度
ねずみ鋳鉄において、重量%で、Bi:0.001〜
0.01%をさらに含有することを特徴とするものであ
る。 (3)請求項3記載の被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄
は、請求項1又は2記載の被削性に優れた高強度ねずみ
鋳鉄において、重量%で、希土類元素の一種以上:0.
005〜0.05%を質量比でS/(希土類元素の合計
量)≧3となるようにさらに含有することを特徴とする
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の被削性に優れた高強度ね
ずみ鋳鉄は、重量%で、C:2.8〜3.8%、Si:
1.5〜2.5%、Mn:0.4〜1.0%、P:0.
1%以下、S:0.02〜0.30%、Cu:0.02
〜2.0%、Sn:0.01〜0.10%、及びCa:
0.01〜0.10%を含有し、残部Fe及び不可避不
純物からなり、黒鉛サイズ300μm以下の組織を有
し、ビッカース硬さHv160〜240であることを特
徴とするものである。
ずみ鋳鉄は、重量%で、C:2.8〜3.8%、Si:
1.5〜2.5%、Mn:0.4〜1.0%、P:0.
1%以下、S:0.02〜0.30%、Cu:0.02
〜2.0%、Sn:0.01〜0.10%、及びCa:
0.01〜0.10%を含有し、残部Fe及び不可避不
純物からなり、黒鉛サイズ300μm以下の組織を有
し、ビッカース硬さHv160〜240であることを特
徴とするものである。
【0009】ここで、黒鉛サイズとは、黒鉛サイズをL
(μm)とした場合、画像解析における黒鉛の最大長さ
(A)が1mm2中最大のもの(Amax)をn箇所測定
し、下記数1式にて表される値をいう。
(μm)とした場合、画像解析における黒鉛の最大長さ
(A)が1mm2中最大のもの(Amax)をn箇所測定
し、下記数1式にて表される値をいう。
【0010】
【数1】
【0011】この被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄は、
C、Si、Mn、P、S、Cu、Sn、及びCaを特定
量含有し、特にCaを特定量含有していることから、黒
鉛サイズが小さくなるため、被削性を向上させながら、
引張強さや疲労強度をも向上させることができる。ここ
で、黒鉛サイズが小さいと被削性を向上させることがで
きるのは、黒鉛の切欠効果が大きくなり、工具への負担
が小さくなるためと考えられる。また、被削性が向上す
るにもかかわらず、引張り強さや疲労強度を向上させる
ことができるのは、黒鉛サイズを小さくして被削性の向
上を図ることにより、引張強さや疲労強度を確保するた
めに必要な最低硬さ(ビッカース硬さHv160以上)
を維持しうること、及び黒鉛サイズが小さくなることに
より黒鉛と基地組織との密着性が向上したことによるも
のと考えられる。
C、Si、Mn、P、S、Cu、Sn、及びCaを特定
量含有し、特にCaを特定量含有していることから、黒
鉛サイズが小さくなるため、被削性を向上させながら、
引張強さや疲労強度をも向上させることができる。ここ
で、黒鉛サイズが小さいと被削性を向上させることがで
きるのは、黒鉛の切欠効果が大きくなり、工具への負担
が小さくなるためと考えられる。また、被削性が向上す
るにもかかわらず、引張り強さや疲労強度を向上させる
ことができるのは、黒鉛サイズを小さくして被削性の向
上を図ることにより、引張強さや疲労強度を確保するた
めに必要な最低硬さ(ビッカース硬さHv160以上)
を維持しうること、及び黒鉛サイズが小さくなることに
より黒鉛と基地組織との密着性が向上したことによるも
のと考えられる。
【0012】本発明の被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄
は、好適な態様において、重量%で、Bi:0.001
〜0.01%をさらに含有する。Biは沸点が低く、溶
湯中で反応してガスを発生し、黒鉛を微細化する効果が
ある。このため、Biをさらに特定量含有しているこの
被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄は、Biを含有しない
場合と比較して、黒鉛サイズがさらに小さくなり、被削
性をさらに向上させながら、引張強さや疲労強度もさら
に向上させることができる。
は、好適な態様において、重量%で、Bi:0.001
〜0.01%をさらに含有する。Biは沸点が低く、溶
湯中で反応してガスを発生し、黒鉛を微細化する効果が
ある。このため、Biをさらに特定量含有しているこの
被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄は、Biを含有しない
場合と比較して、黒鉛サイズがさらに小さくなり、被削
性をさらに向上させながら、引張強さや疲労強度もさら
に向上させることができる。
【0013】本発明の被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄
は、好適な態様において、重量%で、希土類元素の一種
以上:0.005〜0.05%を質量比でS/(希土類
元素の合計量)≧3となるようにさらに含有する。な
お、本発明で用いることのできる希土類元素としては、
Ce、La、Nd、Yを挙げることができる。これらの
希土類元素は単独で用いても、複数用いてもよい。
は、好適な態様において、重量%で、希土類元素の一種
以上:0.005〜0.05%を質量比でS/(希土類
元素の合計量)≧3となるようにさらに含有する。な
お、本発明で用いることのできる希土類元素としては、
Ce、La、Nd、Yを挙げることができる。これらの
希土類元素は単独で用いても、複数用いてもよい。
【0014】希土類元素は、Sと結合して黒鉛核になり
易いため、黒鉛を微細化するとともに、パーライト・ラ
メラ間を小さくする効果がある。このため、希土類元素
をさらに特定量含有しているこの被削性に優れた高強度
ねずみ鋳鉄は、希土類元素を含有しない場合と比較し
て、被削性をさらに向上させながら、引張強さや疲労強
度もさらに向上させることができる。
易いため、黒鉛を微細化するとともに、パーライト・ラ
メラ間を小さくする効果がある。このため、希土類元素
をさらに特定量含有しているこの被削性に優れた高強度
ねずみ鋳鉄は、希土類元素を含有しない場合と比較し
て、被削性をさらに向上させながら、引張強さや疲労強
度もさらに向上させることができる。
【0015】本発明の被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄
は、注湯直前の溶湯に、Caや希土類元素を含有する2
次接種剤を添加し、鋳造することにより製造することが
できる。すなわち、所定成分の溶湯(出湯温度:145
0〜1600℃)に1次接種剤を添加し、これを鋳型内
に注湯する直前に、Ca及び必要に応じて希土類元素を
含有した2次接種剤を添加する。Caや希土類元素を含
有した2次接種剤を注湯直前の溶湯に添加するには、C
aや希土類元素を含有した2次接種剤を予め鋳型内に入
れておき、その後溶湯を鋳型内に注湯したり、あるいは
注湯流れに添加したりすることにより、行うことができ
る。
は、注湯直前の溶湯に、Caや希土類元素を含有する2
次接種剤を添加し、鋳造することにより製造することが
できる。すなわち、所定成分の溶湯(出湯温度:145
0〜1600℃)に1次接種剤を添加し、これを鋳型内
に注湯する直前に、Ca及び必要に応じて希土類元素を
含有した2次接種剤を添加する。Caや希土類元素を含
有した2次接種剤を注湯直前の溶湯に添加するには、C
aや希土類元素を含有した2次接種剤を予め鋳型内に入
れておき、その後溶湯を鋳型内に注湯したり、あるいは
注湯流れに添加したりすることにより、行うことができ
る。
【0016】なお、上記1次接種剤としては、例えばF
e−75%SiやFe−32%Si−50%Cを採用す
ることができる。また、注湯温度は1300〜1450
℃程度とすることができる。そして、ばらし時間を15
〜60分程度として鋳造することにより、本発明の被削
性に優れた高強度ねずみ鋳鉄を製造することができる。
なお、ばらし時間とは注湯完了から砂型をばらす(離
型)までの時間をいう。
e−75%SiやFe−32%Si−50%Cを採用す
ることができる。また、注湯温度は1300〜1450
℃程度とすることができる。そして、ばらし時間を15
〜60分程度として鋳造することにより、本発明の被削
性に優れた高強度ねずみ鋳鉄を製造することができる。
なお、ばらし時間とは注湯完了から砂型をばらす(離
型)までの時間をいう。
【0017】Caや希土類元素は、フェーディング現象
を起こし易い。そこで、Caや希土類元素を2次接種剤
に含有させて注湯直前の溶湯に添加することにより、フ
ェーディング現象の発生を抑制し、Caや希土類元素の
添加による黒鉛微細化の効果を十分に発揮させることが
できる。なお、フェーディング現象とは、球状化、接種
などの鋳鉄溶湯処理において、処理後鋳型に注湯するま
でに時間がかかるとその効果が消失する現象をいう。
を起こし易い。そこで、Caや希土類元素を2次接種剤
に含有させて注湯直前の溶湯に添加することにより、フ
ェーディング現象の発生を抑制し、Caや希土類元素の
添加による黒鉛微細化の効果を十分に発揮させることが
できる。なお、フェーディング現象とは、球状化、接種
などの鋳鉄溶湯処理において、処理後鋳型に注湯するま
でに時間がかかるとその効果が消失する現象をいう。
【0018】(成分の限定理由)本発明の被削性に優れ
た高強度ねずみ鋳鉄における成分の限定理由を以下に説
明する。 (C)Cは組織中に黒鉛及び炭化物を生成する元素であ
る。Cの含有量が、重量%で(以下、同様)、2.8%
未満であると、鋳造性が悪化し、引け巣や湯流れ不良等
の鋳造欠陥が発生し易くなる。一方、Cの含有量が3.
8%を越えると、粗大な初晶黒鉛が晶出して強度が低下
する。このため、Cの含有量は2.8〜3.8%とし
た。
た高強度ねずみ鋳鉄における成分の限定理由を以下に説
明する。 (C)Cは組織中に黒鉛及び炭化物を生成する元素であ
る。Cの含有量が、重量%で(以下、同様)、2.8%
未満であると、鋳造性が悪化し、引け巣や湯流れ不良等
の鋳造欠陥が発生し易くなる。一方、Cの含有量が3.
8%を越えると、粗大な初晶黒鉛が晶出して強度が低下
する。このため、Cの含有量は2.8〜3.8%とし
た。
【0019】(Si)Siは黒鉛の晶出を容易にし、鋳
造性を良好にする元素である。Siの含有量が1.5%
未満であると、黒鉛化が不十分となり、チル(非常に硬
い遊離セメンタイト(Fe3C)、以下同様)が生じ易
くなり、被削性に悪影響を及ぼす他、鋳造性も悪化す
る。一方、Siの含有量が2.5%を越えると、基地組
織中の遊離フェライトが増加し、強度が低下する。この
ため、Siの含有量は1.5〜2.5%とした。
造性を良好にする元素である。Siの含有量が1.5%
未満であると、黒鉛化が不十分となり、チル(非常に硬
い遊離セメンタイト(Fe3C)、以下同様)が生じ易
くなり、被削性に悪影響を及ぼす他、鋳造性も悪化す
る。一方、Siの含有量が2.5%を越えると、基地組
織中の遊離フェライトが増加し、強度が低下する。この
ため、Siの含有量は1.5〜2.5%とした。
【0020】(Mn)Mnは基地組織中の炭化物を安定
にし、疲労強度及び耐摩耗性を向上させるのに必要な元
素である。Mnの含有量が0.4%未満であると、組織
中のパーライトが減少し、フェライトが増加するため、
必要な疲労強度及び耐摩耗性が得られない。一方、Mn
の含有量が1.0%を越えると、チルが生じ易くなり、
被削性に悪影響を及ぼす。このため、Mnの含有量は
0.4〜1.0%とした。
にし、疲労強度及び耐摩耗性を向上させるのに必要な元
素である。Mnの含有量が0.4%未満であると、組織
中のパーライトが減少し、フェライトが増加するため、
必要な疲労強度及び耐摩耗性が得られない。一方、Mn
の含有量が1.0%を越えると、チルが生じ易くなり、
被削性に悪影響を及ぼす。このため、Mnの含有量は
0.4〜1.0%とした。
【0021】(S)Sは黒鉛を微細化させ、被削性を向
上させる効果がある。Sの含有量が0.02%未満であ
ると、黒鉛を十分微細化させることができない。一方、
Sの含有量が0.3%を超えると、チルが生じ易くな
り、被削性に悪影響を及ぼす。このため、Sの含有量は
0.02〜0.3%とした。
上させる効果がある。Sの含有量が0.02%未満であ
ると、黒鉛を十分微細化させることができない。一方、
Sの含有量が0.3%を超えると、チルが生じ易くな
り、被削性に悪影響を及ぼす。このため、Sの含有量は
0.02〜0.3%とした。
【0022】(P)Pは不可避不純物として存在する元
素である。Pの含有量が0.1%を越えると、ステダイ
ト(Fe−Fe3 C−Fe3 Pの三元共晶で非常に硬い
相)が晶出し易くなり、被削性に悪影響を与える。この
ため、その影響が無視できるように、Pの含有量は0.
1%以下とした。
素である。Pの含有量が0.1%を越えると、ステダイ
ト(Fe−Fe3 C−Fe3 Pの三元共晶で非常に硬い
相)が晶出し易くなり、被削性に悪影響を与える。この
ため、その影響が無視できるように、Pの含有量は0.
1%以下とした。
【0023】(Cu)Cuは微細黒鉛を晶出し易くし、
また基地組織のパーライトを増加させる元素である。C
uの含有量が0.02%未満であると、黒鉛サイズが十
分に小さくならず、また基地組織の遊離フェライトが増
加して強度が低下する。一方、Cuの含有量が2.0%
を越えると、基地組織中のパーライトが緻密になり、硬
さが著しく増加し、被削性に悪影響を及ぼす。このた
め、Cuの含有量は0.02〜2.0%とした。
また基地組織のパーライトを増加させる元素である。C
uの含有量が0.02%未満であると、黒鉛サイズが十
分に小さくならず、また基地組織の遊離フェライトが増
加して強度が低下する。一方、Cuの含有量が2.0%
を越えると、基地組織中のパーライトが緻密になり、硬
さが著しく増加し、被削性に悪影響を及ぼす。このた
め、Cuの含有量は0.02〜2.0%とした。
【0024】(Sn)Snは基地組織中のパーライトを
増加させ、必要な疲労強度及び耐摩耗性を得るのに必要
な元素である。Snの含有量が0.01%未満である
と、基地組織のパーライト量が十分に得られず、必要な
疲労強度及び耐摩耗性が得られない。一方、Snの含有
量が0.1%を越えると、チルが生じ易くなり、被削性
に悪影響を及ぼす。このため、Snの含有量は0.01
〜0.1%とした。
増加させ、必要な疲労強度及び耐摩耗性を得るのに必要
な元素である。Snの含有量が0.01%未満である
と、基地組織のパーライト量が十分に得られず、必要な
疲労強度及び耐摩耗性が得られない。一方、Snの含有
量が0.1%を越えると、チルが生じ易くなり、被削性
に悪影響を及ぼす。このため、Snの含有量は0.01
〜0.1%とした。
【0025】(Ca)Caは、本発明では2次接種とし
て添加されることにより、黒鉛サイズを小さくし、被削
性を向上させるとともに、疲労強度も向上させる。Ca
の含有量が0.01%未満であると、黒鉛を十分に微細
化できない。一方、Caの含有量が0.1%を越える
と、硬質なCaOを形成し、被削性に悪影響を与える。
このため、Caの含有量は0.01〜0.1%とした。
て添加されることにより、黒鉛サイズを小さくし、被削
性を向上させるとともに、疲労強度も向上させる。Ca
の含有量が0.01%未満であると、黒鉛を十分に微細
化できない。一方、Caの含有量が0.1%を越える
と、硬質なCaOを形成し、被削性に悪影響を与える。
このため、Caの含有量は0.01〜0.1%とした。
【0026】(Bi)Biは沸点が低いため、溶湯中で
反応してガスを発生し、黒鉛を微細化する効果がある。
本発明では、BiはCaと共に2次接種として添加され
る。Biの含有量が0.001%未満であると、黒鉛を
微細化する効果が十分に得られない。一方、Biの含有
量が0.01%を越えると、チルが生じ易くなり、被削
性に悪影響を及ぼす。このため、Biの含有量は0.0
01〜0.01%とした。
反応してガスを発生し、黒鉛を微細化する効果がある。
本発明では、BiはCaと共に2次接種として添加され
る。Biの含有量が0.001%未満であると、黒鉛を
微細化する効果が十分に得られない。一方、Biの含有
量が0.01%を越えると、チルが生じ易くなり、被削
性に悪影響を及ぼす。このため、Biの含有量は0.0
01〜0.01%とした。
【0027】(希土類元素)CeやLal等の希土類元
素はSと結合して黒鉛核となり易いため、黒鉛を微細化
するとともに、パーライト・ラメラ間を小さくして引張
強さや疲労強度を向上させる。本発明では、希土類元素
はCaと共に2次接種として添加される。希土類元素の
合計の含有量が0.01%未満であると、黒鉛を微細化
する効果が十分に得られない。一方、希土類元素の合計
の含有量が0.05%を越えると、チルが生じ易くな
り、被削性に悪影響を及ぼす。このため、希土類元素の
合計の含有量は0.01〜0.05%とした。ただし、
この範囲であっても硫化物の化学量論的組成よりも過剰
に添加するとチルを発生させるため、質量比でS/(希
土類元素の合計量)≧3となるように限定した。
素はSと結合して黒鉛核となり易いため、黒鉛を微細化
するとともに、パーライト・ラメラ間を小さくして引張
強さや疲労強度を向上させる。本発明では、希土類元素
はCaと共に2次接種として添加される。希土類元素の
合計の含有量が0.01%未満であると、黒鉛を微細化
する効果が十分に得られない。一方、希土類元素の合計
の含有量が0.05%を越えると、チルが生じ易くな
り、被削性に悪影響を及ぼす。このため、希土類元素の
合計の含有量は0.01〜0.05%とした。ただし、
この範囲であっても硫化物の化学量論的組成よりも過剰
に添加するとチルを発生させるため、質量比でS/(希
土類元素の合計量)≧3となるように限定した。
【0028】なお、黒鉛サイズについては、黒鉛サイズ
が300μmを越えると被削性を十分に向上させること
ができないことから、300μm以下に限定した。ま
た、ビッカース硬さについては、ビッカース硬さがHv
160未満であると必要な引張り強さや疲労強度を確保
し難くなり、一方ビッカース硬さがHv240を越える
と被削性を十分に向上させることができないことから、
Hv160〜240に限定した。
が300μmを越えると被削性を十分に向上させること
ができないことから、300μm以下に限定した。ま
た、ビッカース硬さについては、ビッカース硬さがHv
160未満であると必要な引張り強さや疲労強度を確保
し難くなり、一方ビッカース硬さがHv240を越える
と被削性を十分に向上させることができないことから、
Hv160〜240に限定した。
【0029】
【実施例】以下、本発明の被削性に優れた高強度ねずみ
鋳鉄の実施例を具体的に説明する。 (実施例1〜18)高周波溶解炉(50kg、出湯温
度:1500℃)を用いて溶解した所定の組成の溶湯
に、1次接種剤(Fe−75%Si)を0.2重量%の
割合で添加した。また、Si:20〜75%、Ca:2
〜40%、Bi:0〜40%、Ce:0〜40%、L
a:0〜40%、及び残部Feからなる所定の組成の2
次接種剤をCO2鋳型(φ40mm×300mm)内に
予め入れておき、そこに上記1次接種剤を添加した溶湯
を注湯した。なお、2次接種剤の添加量は、溶湯に対し
て0.05〜1%の割合で適宜調整した。また、注湯温
度は1400℃とした。そして、ばらし時間:30分と
して鋳造することにより、表1にそれぞれ組成を示す本
実施例1〜18の被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄を製
造した。
鋳鉄の実施例を具体的に説明する。 (実施例1〜18)高周波溶解炉(50kg、出湯温
度:1500℃)を用いて溶解した所定の組成の溶湯
に、1次接種剤(Fe−75%Si)を0.2重量%の
割合で添加した。また、Si:20〜75%、Ca:2
〜40%、Bi:0〜40%、Ce:0〜40%、L
a:0〜40%、及び残部Feからなる所定の組成の2
次接種剤をCO2鋳型(φ40mm×300mm)内に
予め入れておき、そこに上記1次接種剤を添加した溶湯
を注湯した。なお、2次接種剤の添加量は、溶湯に対し
て0.05〜1%の割合で適宜調整した。また、注湯温
度は1400℃とした。そして、ばらし時間:30分と
して鋳造することにより、表1にそれぞれ組成を示す本
実施例1〜18の被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄を製
造した。
【0030】
【表1】
【0031】(比較例1〜3)高周波溶解炉(50k
g、出湯温度:1500℃)を用いて溶解した所定の組
成の溶湯に、1次接種剤(Fe−75%Si)を0.5
重量%の割合で添加した。この1次接種剤を添加した溶
湯を実施例1と同様のCO2鋳型内に注湯し、ばらし時
間:30分として鋳造後、鋳放しすることにより、表2
にそれぞれ組成を示す比較例1〜3のねずみ鋳鉄を製造
した。
g、出湯温度:1500℃)を用いて溶解した所定の組
成の溶湯に、1次接種剤(Fe−75%Si)を0.5
重量%の割合で添加した。この1次接種剤を添加した溶
湯を実施例1と同様のCO2鋳型内に注湯し、ばらし時
間:30分として鋳造後、鋳放しすることにより、表2
にそれぞれ組成を示す比較例1〜3のねずみ鋳鉄を製造
した。
【0032】
【表2】
【0033】(黒鉛サイズの評価)上記実施例1〜18
及び比較例1〜3のねずみ鋳鉄について、黒鉛サイズ
(L)を前述した方法により調べた。その結果を図1に
示す。図1から明らかなように、比較例1〜3のねずみ
鋳鉄は黒鉛サイズが300μmを越えるのに対し、本実
施例1〜18の被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄は、い
ずれも黒鉛サイズが300μm以下であることが確認さ
れた。また、Caの他に、Biや希土類元素を添加する
ことにより、黒鉛サイズをさらに小さくできることがわ
かる。
及び比較例1〜3のねずみ鋳鉄について、黒鉛サイズ
(L)を前述した方法により調べた。その結果を図1に
示す。図1から明らかなように、比較例1〜3のねずみ
鋳鉄は黒鉛サイズが300μmを越えるのに対し、本実
施例1〜18の被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄は、い
ずれも黒鉛サイズが300μm以下であることが確認さ
れた。また、Caの他に、Biや希土類元素を添加する
ことにより、黒鉛サイズをさらに小さくできることがわ
かる。
【0034】(被削性の評価)上記実施例1〜18及び
比較例1〜3のねずみ鋳鉄のφ40mm×300mm試
験片から、鋳肌部を加工し、図2に示すφ35mm×2
80mmの試験片1を作製し、被削性を評価した。この
被削性評価は、以下の条件で、60km切削時における
工具2の逃げ面摩耗量を測定したものである。なお、工
具2には日本特殊陶業(株)製のSNPA−433HC
2を用いた。その結果を図3に示す。
比較例1〜3のねずみ鋳鉄のφ40mm×300mm試
験片から、鋳肌部を加工し、図2に示すφ35mm×2
80mmの試験片1を作製し、被削性を評価した。この
被削性評価は、以下の条件で、60km切削時における
工具2の逃げ面摩耗量を測定したものである。なお、工
具2には日本特殊陶業(株)製のSNPA−433HC
2を用いた。その結果を図3に示す。
【0035】 周速 : V=500m/min 送り : f=0.2mm/rev 切り込み : t=0.5mm クーラント: ドライ 図3から明らかなように、本実施例の1〜18の被削性
に優れた高強度ねずみ鋳鉄は、いずれも比較例1〜3の
ものと比べて工具摩耗量が大幅に低減しており、被削性
が大幅に向上していることがわかる。これは、本実施例
1〜18のものは、比較例1〜6のものと比べて、黒鉛
サイズが小さいためと考えられる。また、黒鉛サイズが
小さいものほど被削性も向上していることがわかる。
に優れた高強度ねずみ鋳鉄は、いずれも比較例1〜3の
ものと比べて工具摩耗量が大幅に低減しており、被削性
が大幅に向上していることがわかる。これは、本実施例
1〜18のものは、比較例1〜6のものと比べて、黒鉛
サイズが小さいためと考えられる。また、黒鉛サイズが
小さいものほど被削性も向上していることがわかる。
【0036】(引張強さ及び疲労強度の評価)上記実施
例1〜18及び比較例1〜3のねずみ鋳鉄について、引
張強さ及び疲れ限度を測定した。なお、引張強さは引張
試験をすることにより、疲れ限度は小野式回転曲げ試験
をすることにより測定した。これらの結果を図4及び図
5にそれぞれ示す。
例1〜18及び比較例1〜3のねずみ鋳鉄について、引
張強さ及び疲れ限度を測定した。なお、引張強さは引張
試験をすることにより、疲れ限度は小野式回転曲げ試験
をすることにより測定した。これらの結果を図4及び図
5にそれぞれ示す。
【0037】図4及び図5から明らかなように、本実施
例の1〜18の被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄は、い
ずれも引張強さ及び疲れ限度ともに、比較例1〜3のも
のと比べて大幅に向上していることがわかる。 (硬度評価)上記実施例1〜18及び比較例1〜3のね
ずみ鋳鉄について、ビッカース硬さ計により荷重20k
g、5点平均の条件でビッカース硬さ(Hv20)を測
定した。その結果を図6に示す。
例の1〜18の被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄は、い
ずれも引張強さ及び疲れ限度ともに、比較例1〜3のも
のと比べて大幅に向上していることがわかる。 (硬度評価)上記実施例1〜18及び比較例1〜3のね
ずみ鋳鉄について、ビッカース硬さ計により荷重20k
g、5点平均の条件でビッカース硬さ(Hv20)を測
定した。その結果を図6に示す。
【0038】図6から明らかなように、本実施例の1〜
18の被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄は、強度が高い
にもかかわらず、ビッカース硬さがHv240以下と低
いことがわかる。
18の被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄は、強度が高い
にもかかわらず、ビッカース硬さがHv240以下と低
いことがわかる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の被削性に優
れた高強度ねずみ鋳鉄は、特許請求範囲に記載の所定の
成分組成により、黒鉛サイズ及びビッカース硬さを特定
しているため、被削性を十分に向上させるとともに、引
張強さや疲労強度をも十分に向上させることができる。
れた高強度ねずみ鋳鉄は、特許請求範囲に記載の所定の
成分組成により、黒鉛サイズ及びビッカース硬さを特定
しているため、被削性を十分に向上させるとともに、引
張強さや疲労強度をも十分に向上させることができる。
【0040】とくに、Bi及び/又は希土類元素をさら
に添加した場合は、被削性の向上及び引張強さや疲労強
度の向上をさらに図ることができる。
に添加した場合は、被削性の向上及び引張強さや疲労強
度の向上をさらに図ることができる。
【図1】本実施例及び比較例のねずみ鋳鉄について、黒
鉛サイズを測定した結果を示すグラフである。
鉛サイズを測定した結果を示すグラフである。
【図2】被削性評価試験の様子を示す説明図である。
【図3】本実施例及び比較例のねずみ鋳鉄について、被
削性の評価結果を示すグラフである。
削性の評価結果を示すグラフである。
【図4】本実施例及び比較例のねずみ鋳鉄について、引
張強さを測定した結果を示すグラフである。
張強さを測定した結果を示すグラフである。
【図5】本実施例及び比較例のねずみ鋳鉄について、疲
れ限度を測定した結果を示すグラフである。
れ限度を測定した結果を示すグラフである。
【図6】本実施例及び比較例のねずみ鋳鉄について、ビ
ッカース硬さを測定した結果を示すグラフである。
ッカース硬さを測定した結果を示すグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 重量%で、C:2.8〜3.8%、S
i:1.5〜2.5%、Mn:0.4〜1.0%、P:
0.1%以下、S:0.02〜0.30%、Cu:0.
02〜2.0%、Sn:0.01〜0.10%、及びC
a:0.01〜0.10%を含有し、残部Fe及び不可
避不純物からなり、 黒鉛サイズ300μm以下の組織を有し、ビッカース硬
さHv160〜240であることを特徴とする被削性に
優れた高強度ねずみ鋳鉄。 - 【請求項2】 重量%で、Bi:0.001〜0.01
%をさらに含有することを特徴とする請求項1記載の被
削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄。 - 【請求項3】 重量%で、希土類元素の一種以上:0.
005〜0.05%を質量比でS/(希土類元素の合計
量)≧3となるようにさらに含有することを特徴とする
請求項1又は2記載の被削性に優れた高強度ねずみ鋳
鉄。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8250694A JPH1096040A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8250694A JPH1096040A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1096040A true JPH1096040A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17211660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8250694A Pending JPH1096040A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 被削性に優れた高強度ねずみ鋳鉄 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1096040A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005513268A (ja) * | 2001-12-20 | 2005-05-12 | インターナショナル エンジン インテレクチュアル プロパティー カンパニー リミテッド ライアビリティ カンパニー | シリンダヘッドのためのねずみ鋳鉄 |
| WO2010091487A1 (en) * | 2009-02-12 | 2010-08-19 | Teksid Do Brasil Ltda | High resistance gray iron alloy for combustion engines and general casts |
| JP2012517527A (ja) * | 2009-02-12 | 2012-08-02 | テクシド ド ブラジル リミターダ | 燃焼機関および一般鋳造物用高耐性ねずみ鋳鉄合金を得るための方法 |
| JP2012188719A (ja) * | 2011-03-14 | 2012-10-04 | Hino Motors Ltd | 鋳鉄及び該鋳鉄により製造されたシリンダライナ |
| JP2012188720A (ja) * | 2011-03-14 | 2012-10-04 | Hino Motors Ltd | 鋳鉄及び該鋳鉄により製造されたシリンダライナ |
| JP2019189921A (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | いすゞ自動車株式会社 | 推定装置、推定方法及び、推定プログラム |
| WO2022176237A1 (ja) * | 2021-02-16 | 2022-08-25 | 芝浦機械株式会社 | 片状黒鉛鋳鉄製品及びその製造方法 |
| CN117684084A (zh) * | 2024-02-04 | 2024-03-12 | 龙口中宇机械有限公司 | 一种汽车水泵后盖铸件用灰铸铁材料及其制备方法 |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP8250694A patent/JPH1096040A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101024150B1 (ko) | 2001-12-20 | 2011-03-22 | 인터내셔널 엔진 인터렉츄얼 프로퍼티 캄파니, 엘엘씨 | 실린더 헤드용 회주철 |
| JP2005513268A (ja) * | 2001-12-20 | 2005-05-12 | インターナショナル エンジン インテレクチュアル プロパティー カンパニー リミテッド ライアビリティ カンパニー | シリンダヘッドのためのねずみ鋳鉄 |
| US9200351B2 (en) | 2009-02-12 | 2015-12-01 | Teksid Do Brasil Ltda. | High resistance gray iron alloy for combustion engines and general casts |
| WO2010091487A1 (en) * | 2009-02-12 | 2010-08-19 | Teksid Do Brasil Ltda | High resistance gray iron alloy for combustion engines and general casts |
| JP2012517528A (ja) * | 2009-02-12 | 2012-08-02 | テクシド ド ブラジル リミターダ | 燃焼機関および一般鋳造物用の高耐性ねずみ鋳鉄合金 |
| JP2012517527A (ja) * | 2009-02-12 | 2012-08-02 | テクシド ド ブラジル リミターダ | 燃焼機関および一般鋳造物用高耐性ねずみ鋳鉄合金を得るための方法 |
| US9284617B2 (en) | 2009-02-12 | 2016-03-15 | Teksid Do Brasil Ltda. | Method to obtain a high resistance gray iron alloy for combustion engines and general casts |
| JP2012188720A (ja) * | 2011-03-14 | 2012-10-04 | Hino Motors Ltd | 鋳鉄及び該鋳鉄により製造されたシリンダライナ |
| JP2012188719A (ja) * | 2011-03-14 | 2012-10-04 | Hino Motors Ltd | 鋳鉄及び該鋳鉄により製造されたシリンダライナ |
| JP2019189921A (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | いすゞ自動車株式会社 | 推定装置、推定方法及び、推定プログラム |
| WO2022176237A1 (ja) * | 2021-02-16 | 2022-08-25 | 芝浦機械株式会社 | 片状黒鉛鋳鉄製品及びその製造方法 |
| JP2022124625A (ja) * | 2021-02-16 | 2022-08-26 | 芝浦機械株式会社 | 片状黒鉛鋳鉄製品及びその製造方法 |
| CN115516123A (zh) * | 2021-02-16 | 2022-12-23 | 芝浦机械株式会社 | 片状石墨铸铁制品及其制造方法 |
| CN117684084A (zh) * | 2024-02-04 | 2024-03-12 | 龙口中宇机械有限公司 | 一种汽车水泵后盖铸件用灰铸铁材料及其制备方法 |
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