JPH1096121A - 制電性ポリエステル繊維 - Google Patents
制電性ポリエステル繊維Info
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- JPH1096121A JPH1096121A JP27196697A JP27196697A JPH1096121A JP H1096121 A JPH1096121 A JP H1096121A JP 27196697 A JP27196697 A JP 27196697A JP 27196697 A JP27196697 A JP 27196697A JP H1096121 A JPH1096121 A JP H1096121A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 制電性能に優れた制電性ポリエステル繊維を
効率よく提供する。 【構成】 ポリアルキレングリコール0.5〜5重量%
と有機スルホン酸金属塩0.1〜2重量%を制電剤とし
て含むエチレンテレフタレート主体のポリマーを、
(A)紡糸口金単孔の開口部面積S1と単孔部の長さL2
の積で示される単孔容積V1中をポリマーが通過するの
に要する時間が3ミリ秒以上、(B)紡糸口金単孔から
のポリマーの吐出線速度V0が800cm/分以下及び
(C)吐出糸条の巻取速度(Vsp)と紡糸口金の単孔か
らのポリマーの吐出線速度V0との比(Vsp/V0)が2
00以上の条件で、溶融紡出し、糸条をガラス転移点以
下に一旦冷却した後、ガラス転移点以上融解点未満の加
熱帯域中を走行させ、3,500〜6,000m/分で
巻取り、繊維中に平均相間間隔0.2μm以下、独立相
総数に対する連続相数の割合が30%以上の繊維軸方向
に配向の多数のポリアルキレングリコールの独立相を形
成する。
効率よく提供する。 【構成】 ポリアルキレングリコール0.5〜5重量%
と有機スルホン酸金属塩0.1〜2重量%を制電剤とし
て含むエチレンテレフタレート主体のポリマーを、
(A)紡糸口金単孔の開口部面積S1と単孔部の長さL2
の積で示される単孔容積V1中をポリマーが通過するの
に要する時間が3ミリ秒以上、(B)紡糸口金単孔から
のポリマーの吐出線速度V0が800cm/分以下及び
(C)吐出糸条の巻取速度(Vsp)と紡糸口金の単孔か
らのポリマーの吐出線速度V0との比(Vsp/V0)が2
00以上の条件で、溶融紡出し、糸条をガラス転移点以
下に一旦冷却した後、ガラス転移点以上融解点未満の加
熱帯域中を走行させ、3,500〜6,000m/分で
巻取り、繊維中に平均相間間隔0.2μm以下、独立相
総数に対する連続相数の割合が30%以上の繊維軸方向
に配向の多数のポリアルキレングリコールの独立相を形
成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制電性能に優れた制電
性ポリエステル繊維に関する。
性ポリエステル繊維に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル繊維は、その優れた特性か
ら衣料用のみならず産業資材用分野に至るまで広く用い
られているが、電気抵抗が高く静電気を帯び易いという
欠点を有している。そのため、この静電気を帯び易い欠
点を改善するべく種々の方法が数多く提案されており、
その一つにポリエステルに制電剤を練り込む方法があ
り、例えば特公昭46−22200号公報、特公昭47
−10246号公報、特公昭47−11280号公報に
は、ポリオキシアルキレングリコールとアルキルベンゼ
ンスルホン酸ソーダを制電剤として混入する、特開昭5
3−149247号公報には、ポリオキシアルキレング
リコールとアルキルスルホン酸ソーダを制電剤として混
入する等の提案があり、また特公昭57−4724号公
報には、制電ポリマーを繊維軸方向に筋状に分散させる
ことも提案されている。
ら衣料用のみならず産業資材用分野に至るまで広く用い
られているが、電気抵抗が高く静電気を帯び易いという
欠点を有している。そのため、この静電気を帯び易い欠
点を改善するべく種々の方法が数多く提案されており、
その一つにポリエステルに制電剤を練り込む方法があ
り、例えば特公昭46−22200号公報、特公昭47
−10246号公報、特公昭47−11280号公報に
は、ポリオキシアルキレングリコールとアルキルベンゼ
ンスルホン酸ソーダを制電剤として混入する、特開昭5
3−149247号公報には、ポリオキシアルキレング
リコールとアルキルスルホン酸ソーダを制電剤として混
入する等の提案があり、また特公昭57−4724号公
報には、制電ポリマーを繊維軸方向に筋状に分散させる
ことも提案されている。
【0003】しかしながら、従来の方法では、少量の制
電剤の配合では満足しうる十分な制電性能が得られず、
また、制電性能を向上させる目的でポリオキシアルキレ
ングリコール等の制電剤の配合量を増加すると、製糸安
定性、耐熱性等が低下するとともに、染色斑等も発生し
易いという欠点を有する。従来の方法において、制電剤
の少量の配合で十分な制電性能が発現しない原因の一つ
は、繊維中において制電剤が繊維軸方向に筋状に十分に
連続して存在しておらず、配合した制電剤が有効に機能
しないことにある。
電剤の配合では満足しうる十分な制電性能が得られず、
また、制電性能を向上させる目的でポリオキシアルキレ
ングリコール等の制電剤の配合量を増加すると、製糸安
定性、耐熱性等が低下するとともに、染色斑等も発生し
易いという欠点を有する。従来の方法において、制電剤
の少量の配合で十分な制電性能が発現しない原因の一つ
は、繊維中において制電剤が繊維軸方向に筋状に十分に
連続して存在しておらず、配合した制電剤が有効に機能
しないことにある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリアルキ
レングリコールと有機スルホン酸金属塩を制電剤とする
ポリエステルへの重合段階での練り込み方法による制電
性ポリエステル繊維の製造方法、特に制電剤を繊維軸方
向への連続相として分散させ、少量の制電剤によっても
高度の制電性能を発揮させるべく、その紡糸方法を改良
したものであり、本発明の目的は、制電性能に優れた制
電性ポリエステル繊維を効率よく提供することにある。
レングリコールと有機スルホン酸金属塩を制電剤とする
ポリエステルへの重合段階での練り込み方法による制電
性ポリエステル繊維の製造方法、特に制電剤を繊維軸方
向への連続相として分散させ、少量の制電剤によっても
高度の制電性能を発揮させるべく、その紡糸方法を改良
したものであり、本発明の目的は、制電性能に優れた制
電性ポリエステル繊維を効率よく提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、平均分子量
5,000以上のポリアルキレングリコール0.5〜5
重量%及び一般式RSO3M(但し、Rは炭素数3〜3
0のアルキル基、炭素数7〜40のアリール基若しくは
アルキルアリール基、Mはアルカリ金属を示す)で表さ
れる有機スルホン酸金属塩0.1〜2重量%を制電剤と
して含有するエチレンテレフタレートを主たる繰り返し
単位とするポリエステルポリマーからなる繊維であっ
て、ポリアルキレングリコールが繊維中において繊維軸
方向に配向した多数の独立相を形成し、繊維軸に対し垂
直方向の繊維横断面におけるそれぞれの独立相間の平均
間隔が0.2μm以下であり、繊維軸に対し平行方向の
繊維縦断面における1μm2あたりの繊維軸方向に配向
した独立相の総数に対する連続した独立相の数の割合が
30%以上であることを特徴とする制電性ポリエステル
繊維、にある。
5,000以上のポリアルキレングリコール0.5〜5
重量%及び一般式RSO3M(但し、Rは炭素数3〜3
0のアルキル基、炭素数7〜40のアリール基若しくは
アルキルアリール基、Mはアルカリ金属を示す)で表さ
れる有機スルホン酸金属塩0.1〜2重量%を制電剤と
して含有するエチレンテレフタレートを主たる繰り返し
単位とするポリエステルポリマーからなる繊維であっ
て、ポリアルキレングリコールが繊維中において繊維軸
方向に配向した多数の独立相を形成し、繊維軸に対し垂
直方向の繊維横断面におけるそれぞれの独立相間の平均
間隔が0.2μm以下であり、繊維軸に対し平行方向の
繊維縦断面における1μm2あたりの繊維軸方向に配向
した独立相の総数に対する連続した独立相の数の割合が
30%以上であることを特徴とする制電性ポリエステル
繊維、にある。
【0006】本発明の制電性ポリエステル繊維におい
て、ポリエステルとは、エチレンテレフタレートを主た
る繰り返し単位とするポリエステルをいい、テレフタル
酸またはそのエステル形成性誘導体をジカルボン酸成分
とし、エチレングリコールまたはそのエステル形成性誘
導体をジオール成分とするポリエステルが代表的なもの
であるが、ジカルボン酸成分の一部をテレフタル酸また
はそのエステル形成性誘導体以外の他のジカルボン酸成
分で、またジール成分の一部をエチレングリコールまた
はそのエステル形成性誘導体以外の他のジオール成分で
置き換えたものでもよい。
て、ポリエステルとは、エチレンテレフタレートを主た
る繰り返し単位とするポリエステルをいい、テレフタル
酸またはそのエステル形成性誘導体をジカルボン酸成分
とし、エチレングリコールまたはそのエステル形成性誘
導体をジオール成分とするポリエステルが代表的なもの
であるが、ジカルボン酸成分の一部をテレフタル酸また
はそのエステル形成性誘導体以外の他のジカルボン酸成
分で、またジール成分の一部をエチレングリコールまた
はそのエステル形成性誘導体以外の他のジオール成分で
置き換えたものでもよい。
【0007】他のジカルボン酸成分としては、イソフタ
ル酸、5−スルホイソフタル酸モノアルカリ金属塩、ナ
フタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフ
ェニルスルホンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン
酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸等のジカルボ
ン酸類またはそのエステル及びp−オキシ安息香酸、p
−β−オキシエトキシ安息香酸等のオキシカルボン酸類
またはそのエステル等が挙げられる。
ル酸、5−スルホイソフタル酸モノアルカリ金属塩、ナ
フタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフ
ェニルスルホンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン
酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸等のジカルボ
ン酸類またはそのエステル及びp−オキシ安息香酸、p
−β−オキシエトキシ安息香酸等のオキシカルボン酸類
またはそのエステル等が挙げられる。
【0008】また、他のジオール成分としては、1,4
−ブタンジオール、炭素数2〜10のアルキレングリコ
ール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ネオペン
チルグリコール、1,4−ビス(β−オキシエトキシ)
ベンゼン、ビスフェノールAのビスグリコールエーテル
等が挙げられる。
−ブタンジオール、炭素数2〜10のアルキレングリコ
ール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ネオペン
チルグリコール、1,4−ビス(β−オキシエトキシ)
ベンゼン、ビスフェノールAのビスグリコールエーテル
等が挙げられる。
【0009】さらに、ポリエステルが実質的に線状であ
る範囲で、トリメリット酸、ピロメリット酸等のポリカ
ルボン酸、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロ
パン、グリセリン等のポリオール、モノハイドリックポ
リアルキレンオキサイド、フェニル酢酸等の重合停止剤
を用いられたものでも差し支えない。
る範囲で、トリメリット酸、ピロメリット酸等のポリカ
ルボン酸、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロ
パン、グリセリン等のポリオール、モノハイドリックポ
リアルキレンオキサイド、フェニル酢酸等の重合停止剤
を用いられたものでも差し支えない。
【0010】かかるポリエステルは、公知の任意の方法
で合成したものでよい。例えばポリエチレンテレフタレ
ートについて説明すれば、テレフタル酸とエチレングリ
コールとを直接エステル化反応させるか、テレフタル酸
ジメチルの如きテレフタル酸の低級アルキルエステルと
エチレングリコールとをエステル交換反応させるか、ま
たはテレフタル酸にエチレンオキサイドを付加反応させ
るかして、テレフタル酸のグリコールエステルまたはそ
の低重合体を合成し、次いでこの生成物を常法により重
縮合させる方法が一般的である。
で合成したものでよい。例えばポリエチレンテレフタレ
ートについて説明すれば、テレフタル酸とエチレングリ
コールとを直接エステル化反応させるか、テレフタル酸
ジメチルの如きテレフタル酸の低級アルキルエステルと
エチレングリコールとをエステル交換反応させるか、ま
たはテレフタル酸にエチレンオキサイドを付加反応させ
るかして、テレフタル酸のグリコールエステルまたはそ
の低重合体を合成し、次いでこの生成物を常法により重
縮合させる方法が一般的である。
【0011】さらに、ポリエステルの合成にあたって、
公知の触媒、抗酸化剤、着色防止剤、エーテル結合副生
防止剤、難燃剤、その他の添加剤が適宜用いられたもの
であってもよい。
公知の触媒、抗酸化剤、着色防止剤、エーテル結合副生
防止剤、難燃剤、その他の添加剤が適宜用いられたもの
であってもよい。
【0012】本発明の制電性ポリエステル繊維を構成す
るポリエステルには、平均分子量が5,000以上のポ
リアルキレングリコール0.5〜5重量%及び前記一般
式で表される有機スルホン酸金属塩0.1〜2重量%を
制電剤として含有する。本発明において、ポリエステル
に含有されるポリアルキレングリコールは、平均分子量
が5,000以上であることを必要とし、好ましくは平
均分子量10,000以上のポリアルキレングリコール
である。
るポリエステルには、平均分子量が5,000以上のポ
リアルキレングリコール0.5〜5重量%及び前記一般
式で表される有機スルホン酸金属塩0.1〜2重量%を
制電剤として含有する。本発明において、ポリエステル
に含有されるポリアルキレングリコールは、平均分子量
が5,000以上であることを必要とし、好ましくは平
均分子量10,000以上のポリアルキレングリコール
である。
【0013】平均分子量が5,000未満のポリアルキ
レングリコールでは、ポリエステルの重縮合反応系中に
添加したときにポリアルキレングリコールがポリエステ
ルの主鎖中に共重合される割合が高くなるので、繊維中
におけるポリアルキレングリコールとしての独立相の形
成が少なくなり、充分な制電性能を発揮し難くなる。ポ
リアルキレングリコールとしては、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、エチレンオキサイド
とプロピレンオキサイドの共重合体等が挙げられるが、
これらに限定されるものではない。
レングリコールでは、ポリエステルの重縮合反応系中に
添加したときにポリアルキレングリコールがポリエステ
ルの主鎖中に共重合される割合が高くなるので、繊維中
におけるポリアルキレングリコールとしての独立相の形
成が少なくなり、充分な制電性能を発揮し難くなる。ポ
リアルキレングリコールとしては、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、エチレンオキサイド
とプロピレンオキサイドの共重合体等が挙げられるが、
これらに限定されるものではない。
【0014】また、本発明において、ポリエステルに含
有される前記一般式で表される有機スルホン酸金属塩と
しては、炭素数3〜30のアルキルスルホン酸のナトリ
ウム塩、カリウム塩またはリチウム塩、トルエンスルホ
ン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸のナトリウム塩、カ
リウム塩またはリチウム塩若しくはこれらの混合物等が
挙げられる。
有される前記一般式で表される有機スルホン酸金属塩と
しては、炭素数3〜30のアルキルスルホン酸のナトリ
ウム塩、カリウム塩またはリチウム塩、トルエンスルホ
ン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸のナトリウム塩、カ
リウム塩またはリチウム塩若しくはこれらの混合物等が
挙げられる。
【0015】本発明の制電性ポリエステル繊維において
は、制電剤の少なくとも一方のポリアルキレングリコー
ルが、繊維中において、繊維軸方向に配向した多数の独
立した相を形成しており、しかもポリアルキレングリコ
ール独立相は、高度に分散しかつ、連続した相をなして
いる。また、有機スルホン酸金属塩は、ポリアルキレン
グリコールの近傍に分布して存在している。
は、制電剤の少なくとも一方のポリアルキレングリコー
ルが、繊維中において、繊維軸方向に配向した多数の独
立した相を形成しており、しかもポリアルキレングリコ
ール独立相は、高度に分散しかつ、連続した相をなして
いる。また、有機スルホン酸金属塩は、ポリアルキレン
グリコールの近傍に分布して存在している。
【0016】繊維中において、ポリアルキレングリコー
ルの独立相は、繊維軸に対し垂直方向の繊維横断面にお
けるそれぞれの独立相との間の平均間隔が0.2μm以
下であり、かつ繊維軸に対し平行方向の繊維縦断面にお
ける1μm2あたりの繊維軸方向に配向した独立相の総
数に対する連続した独立相の数の割合が30%以上の状
態で存在している。ポリアルキレングリコール独立相間
の平均間隔が0.2μmを超える、或いは連続した独立
相、すなわち長さが1μm以上の独立相の割合が30%
未満であると、十分な制電性能が発現されない。
ルの独立相は、繊維軸に対し垂直方向の繊維横断面にお
けるそれぞれの独立相との間の平均間隔が0.2μm以
下であり、かつ繊維軸に対し平行方向の繊維縦断面にお
ける1μm2あたりの繊維軸方向に配向した独立相の総
数に対する連続した独立相の数の割合が30%以上の状
態で存在している。ポリアルキレングリコール独立相間
の平均間隔が0.2μmを超える、或いは連続した独立
相、すなわち長さが1μm以上の独立相の割合が30%
未満であると、十分な制電性能が発現されない。
【0017】以下、本発明の制電性ポリエステル繊維を
製造する方法を説明する。本発明においては、ポリアル
キレングリコールと有機スルホン酸金属塩を制電剤とし
て添加したエチレンテレフタレートを主たる繰り返し単
位とするポリエステルポリマーを用いる必要がある。
製造する方法を説明する。本発明においては、ポリアル
キレングリコールと有機スルホン酸金属塩を制電剤とし
て添加したエチレンテレフタレートを主たる繰り返し単
位とするポリエステルポリマーを用いる必要がある。
【0018】ポリアルキレングリコールのポリエステル
への添加量は、0.5〜5重量%とすることが必要であ
り、好ましくは0.8〜3重量%である。添加量が0.
5重量%未満では、制電性能の発現が不充分となり、5
重量%を超えると、製糸工程での通過安定性が低下する
だけでなく、得られる繊維の強伸度等の物性が低下す
る。
への添加量は、0.5〜5重量%とすることが必要であ
り、好ましくは0.8〜3重量%である。添加量が0.
5重量%未満では、制電性能の発現が不充分となり、5
重量%を超えると、製糸工程での通過安定性が低下する
だけでなく、得られる繊維の強伸度等の物性が低下す
る。
【0019】ポリアルキレングリコールを添加する際に
は、熱安定性を向上させる目的で、公知の安定剤、抗酸
化剤等を少量併用することは好ましいことであり、かか
る安定剤、抗酸化剤としては、ヒンダードフェノール系
化合物、チオエーテル系化合物等が挙げられる。これら
化合物の添加量は、ポリアルキレングリコールに対し1
〜10重量%とすることが好ましい。
は、熱安定性を向上させる目的で、公知の安定剤、抗酸
化剤等を少量併用することは好ましいことであり、かか
る安定剤、抗酸化剤としては、ヒンダードフェノール系
化合物、チオエーテル系化合物等が挙げられる。これら
化合物の添加量は、ポリアルキレングリコールに対し1
〜10重量%とすることが好ましい。
【0020】有機スルホン酸金属塩のポリエステルへの
添加量は、0.1〜2重量%とすることが必要であり、
好ましくは0.2〜1.5重量%である。添加量が0.
1重量%未満では、制電性能の発現が不充分となり、2
重量%を超えると、製糸工程での通過安定性が低下する
だけでなく、得られる繊維に毛羽立ち等の欠点が生ず
る。
添加量は、0.1〜2重量%とすることが必要であり、
好ましくは0.2〜1.5重量%である。添加量が0.
1重量%未満では、制電性能の発現が不充分となり、2
重量%を超えると、製糸工程での通過安定性が低下する
だけでなく、得られる繊維に毛羽立ち等の欠点が生ず
る。
【0021】本発明において、ポリアルキレングリコー
ルと有機スルホン酸金属塩は、各々独立にポリエステル
に添加してもよいが、混合物として添加することは、制
電性能発現の相乗効果を奏することから好ましいことで
ある。ポリアルキレングリコールと有機スルホン酸金属
塩との混合比は、重量比でポリアルキレングリコール:
有機スルホン酸金属塩=90:10〜10:90とする
ことが制電性能の相乗効果を得る上で好ましい。
ルと有機スルホン酸金属塩は、各々独立にポリエステル
に添加してもよいが、混合物として添加することは、制
電性能発現の相乗効果を奏することから好ましいことで
ある。ポリアルキレングリコールと有機スルホン酸金属
塩との混合比は、重量比でポリアルキレングリコール:
有機スルホン酸金属塩=90:10〜10:90とする
ことが制電性能の相乗効果を得る上で好ましい。
【0022】ポリアルキレングリコールと有機スルホン
酸金属塩の混合物のポリエステルへの添加量は、混合物
総添加量として0.5〜5重量%、好ましくは1〜4重
量%である。総添加量が0.5重量%未満では、制電性
能の発現が不充分となり、5重量%を超えると、製糸工
程での通過安定性が低下するだけでなく、得られる繊維
の強伸度等の物性が低下したり、繊維に毛羽立ちが起こ
る等の問題を生ずる。
酸金属塩の混合物のポリエステルへの添加量は、混合物
総添加量として0.5〜5重量%、好ましくは1〜4重
量%である。総添加量が0.5重量%未満では、制電性
能の発現が不充分となり、5重量%を超えると、製糸工
程での通過安定性が低下するだけでなく、得られる繊維
の強伸度等の物性が低下したり、繊維に毛羽立ちが起こ
る等の問題を生ずる。
【0023】ポリアルキレングリコールと有機スルホン
酸金属塩は、ポリエステルの重縮合反応が完結する前の
反応系に添加することが好ましく、より好ましくは製糸
工程での安定性を確保するため重縮合反応の途中の系に
添加し、重縮合反応を完結する。
酸金属塩は、ポリエステルの重縮合反応が完結する前の
反応系に添加することが好ましく、より好ましくは製糸
工程での安定性を確保するため重縮合反応の途中の系に
添加し、重縮合反応を完結する。
【0024】本発明においては、ポリアルキレングリコ
ールと有機スルホン酸金属塩が添加されたポリエステル
ポリマーを溶融紡糸するに当たって、下記の要件(A)
及び(B)を満足する条件にて紡糸口金より紡出する必
要がある。 (A)紡糸口金の単孔の開口部面積S1と単孔部の長さ
L2の積で示される単孔容積V1中をポリマーが通過する
のに要する時間が3ミリ秒以上 (B)紡糸口金の単孔からのポリマーの吐出線速度V0
が800cm/分以下
ールと有機スルホン酸金属塩が添加されたポリエステル
ポリマーを溶融紡糸するに当たって、下記の要件(A)
及び(B)を満足する条件にて紡糸口金より紡出する必
要がある。 (A)紡糸口金の単孔の開口部面積S1と単孔部の長さ
L2の積で示される単孔容積V1中をポリマーが通過する
のに要する時間が3ミリ秒以上 (B)紡糸口金の単孔からのポリマーの吐出線速度V0
が800cm/分以下
【0025】ポリエステル繊維が優れた制電性能を奏す
るためには、得られた繊維中における制電剤の分散状態
が極めて重要であり、ポリエステル繊維中において制電
剤が繊維軸方向に配向し長い筋状に連続相をなして分散
するときに極めて優れた制電性能が発揮される。
るためには、得られた繊維中における制電剤の分散状態
が極めて重要であり、ポリエステル繊維中において制電
剤が繊維軸方向に配向し長い筋状に連続相をなして分散
するときに極めて優れた制電性能が発揮される。
【0026】本発明においては、制電剤としてポリアル
キレングリコールと有機スルホン酸金属塩を用いるが、
本発明で用いる制電剤は、ポリエステルとはそれらの溶
融状態において非相溶性である。従い、制電剤の添加さ
れたポリエステルポリマーを溶融紡糸により紡糸口金よ
り紡出する際、紡糸口金の単孔の開口部面積S1と同面
積S1を有する単孔部の長さL2の積で示される単孔容積
V1中をポリマーが通過するのに要する時間を長くする
ことにより、吐出直前における制電剤とポリエステルと
の相分離がより明瞭となり、吐出直後の繊維細化工程に
おいて制電剤が繊維軸方向に配向されるのに好ましい状
態が形成される。
キレングリコールと有機スルホン酸金属塩を用いるが、
本発明で用いる制電剤は、ポリエステルとはそれらの溶
融状態において非相溶性である。従い、制電剤の添加さ
れたポリエステルポリマーを溶融紡糸により紡糸口金よ
り紡出する際、紡糸口金の単孔の開口部面積S1と同面
積S1を有する単孔部の長さL2の積で示される単孔容積
V1中をポリマーが通過するのに要する時間を長くする
ことにより、吐出直前における制電剤とポリエステルと
の相分離がより明瞭となり、吐出直後の繊維細化工程に
おいて制電剤が繊維軸方向に配向されるのに好ましい状
態が形成される。
【0027】かかる制電剤が繊維軸方向に配向されるの
に好ましい状態の形成には、単孔容積V1中をポリマー
が通過するのに要する時間を3ミリ秒以上とする必要が
あり、好ましくは10ミリ秒以上とする。また、制電剤
を繊維軸方向に高度に配向させるためには、紡糸口金の
単孔からポリマーを吐出させる際のポリマー吐出線速度
V0を800cm/分以下とする必要があり、好ましく
は600cm/分以下とする。
に好ましい状態の形成には、単孔容積V1中をポリマー
が通過するのに要する時間を3ミリ秒以上とする必要が
あり、好ましくは10ミリ秒以上とする。また、制電剤
を繊維軸方向に高度に配向させるためには、紡糸口金の
単孔からポリマーを吐出させる際のポリマー吐出線速度
V0を800cm/分以下とする必要があり、好ましく
は600cm/分以下とする。
【0028】本発明において用いる紡糸口金は、前記要
件(A)及び(B)を満足する条件でポリマーを紡出し
うるものであれば、その単孔の開口部の形状が円形のみ
ならず、非円形断面であってもよく、さらには中空繊維
を得るための形状であってもよい。
件(A)及び(B)を満足する条件でポリマーを紡出し
うるものであれば、その単孔の開口部の形状が円形のみ
ならず、非円形断面であってもよく、さらには中空繊維
を得るための形状であってもよい。
【0029】特に、本発明においては、円形断面中実繊
維用紡糸口金を用いて、制電剤の添加されたポリエステ
ルポリマーを溶融紡糸する際には、前記要件(A)を下
記要件(A1)及び前記要件(B)を下記要件(B1)に
それぞれ代えた前記要件(C)を含む条件にて溶融紡出
することが好ましい。 (A1)紡糸口金の単孔の開口部面積S1と単孔部の長さ
L2の積で示される単孔容積V1中をポリマーが通過する
のに要する時間が10ミリ秒以上 (B1)紡糸口金の単孔からのポリマーの吐出線速度V0
が600cm/分以下
維用紡糸口金を用いて、制電剤の添加されたポリエステ
ルポリマーを溶融紡糸する際には、前記要件(A)を下
記要件(A1)及び前記要件(B)を下記要件(B1)に
それぞれ代えた前記要件(C)を含む条件にて溶融紡出
することが好ましい。 (A1)紡糸口金の単孔の開口部面積S1と単孔部の長さ
L2の積で示される単孔容積V1中をポリマーが通過する
のに要する時間が10ミリ秒以上 (B1)紡糸口金の単孔からのポリマーの吐出線速度V0
が600cm/分以下
【0030】すなわち、円形断面中実繊維用紡糸口金に
おいては、単孔容積V1中をポリマーが通過するのに要
する時間を10ミリ秒以上、より好ましくは30ミリ秒
以上、単孔からのポリマーの吐出線速度V0を600c
m/分以下、より好ましくは400cm/分以下とする
ことが 優れた制電性能を得、また染色斑等の極めて少
ない均一の繊維を得る上で望ましい。
おいては、単孔容積V1中をポリマーが通過するのに要
する時間を10ミリ秒以上、より好ましくは30ミリ秒
以上、単孔からのポリマーの吐出線速度V0を600c
m/分以下、より好ましくは400cm/分以下とする
ことが 優れた制電性能を得、また染色斑等の極めて少
ない均一の繊維を得る上で望ましい。
【0031】本発明においては、紡糸口金より紡出され
た糸条を、冷却域でポリエステルのガラス転移点以下の
温度に一旦冷却する。この冷却は、得られた繊維の染色
性を優れたものとし、繊維物性を実用上充分なものとす
るために不可欠である。
た糸条を、冷却域でポリエステルのガラス転移点以下の
温度に一旦冷却する。この冷却は、得られた繊維の染色
性を優れたものとし、繊維物性を実用上充分なものとす
るために不可欠である。
【0032】また、引き続き、冷却された糸条を、ガラ
ス転移点以上融解点未満の温度、好ましくは120〜2
30℃の温度の加熱帯域中を通過させて熱処理する。加
熱帯域の温度がガラス転移点未満の温度では、繊維物性
が実用に耐え得ない著しく劣った繊維となり、融解点以
上の温度では、単繊維間の融着や糸切れを招き、製糸上
問題となるだけでなく、得られた繊維を製織または製編
して得た布帛の風合いを著しく劣ったものとする。
ス転移点以上融解点未満の温度、好ましくは120〜2
30℃の温度の加熱帯域中を通過させて熱処理する。加
熱帯域の温度がガラス転移点未満の温度では、繊維物性
が実用に耐え得ない著しく劣った繊維となり、融解点以
上の温度では、単繊維間の融着や糸切れを招き、製糸上
問題となるだけでなく、得られた繊維を製織または製編
して得た布帛の風合いを著しく劣ったものとする。
【0033】加熱帯域を形成する装置としては、糸条と
接触しない間接加熱型の装置が好ましく、また糸条の出
入口部の開口面積をできる限り小さくした装置が好まし
い。すなわち、糸条が高速で走行するため、加熱部との
接触に起因する毛羽、糸斑の発生しない間接加熱がよ
く、また糸条に随伴する高速気流に起因する温度斑、熱
効率低下を防ぐために装置の開口部は最小とする必要が
ある。
接触しない間接加熱型の装置が好ましく、また糸条の出
入口部の開口面積をできる限り小さくした装置が好まし
い。すなわち、糸条が高速で走行するため、加熱部との
接触に起因する毛羽、糸斑の発生しない間接加熱がよ
く、また糸条に随伴する高速気流に起因する温度斑、熱
効率低下を防ぐために装置の開口部は最小とする必要が
ある。
【0034】加熱方法としては、空気等の気体を予め加
熱して装置内へ供給する方法、走行する糸条の周囲に設
置された加熱ヒーターにて直接雰囲気を加熱する方法等
いずれの方法であってもよい。また、加熱帯域は、2以
上に分割され、各々異なる温度雰囲気下にあるものであ
ってもよい。加熱帯域中の糸条は、走行中に熱処理さ
れ、実質的な延伸が施される。
熱して装置内へ供給する方法、走行する糸条の周囲に設
置された加熱ヒーターにて直接雰囲気を加熱する方法等
いずれの方法であってもよい。また、加熱帯域は、2以
上に分割され、各々異なる温度雰囲気下にあるものであ
ってもよい。加熱帯域中の糸条は、走行中に熱処理さ
れ、実質的な延伸が施される。
【0035】加熱帯域を通過した糸条は、適宜油剤を付
与した後、一対の引取りローラーにより引き取られ、巻
取り機にて巻取られるが、本発明においては、巻取り
は、3,500〜6,000m/分、好ましくは4,0
00〜6,000m/分の速度で行う。巻取り速度が
3,500m/分未満では、得られた繊維の染色性が劣
り、また繊維物性が実用に耐えない著しく劣った繊維と
なり、6,000m/分を超えると、加熱帯域において
充分に熱処理された延伸糸となすことができない。な
お、引取り速度は、巻取り速度より0.5〜1%大きく
することが好ましい。
与した後、一対の引取りローラーにより引き取られ、巻
取り機にて巻取られるが、本発明においては、巻取り
は、3,500〜6,000m/分、好ましくは4,0
00〜6,000m/分の速度で行う。巻取り速度が
3,500m/分未満では、得られた繊維の染色性が劣
り、また繊維物性が実用に耐えない著しく劣った繊維と
なり、6,000m/分を超えると、加熱帯域において
充分に熱処理された延伸糸となすことができない。な
お、引取り速度は、巻取り速度より0.5〜1%大きく
することが好ましい。
【0036】引取りローラーを介しての糸条の巻取りに
際しては、二つの引取りローラー間に熱処理装置を設
け、オーバーフィード下で加熱することにより糸条の応
力を緩和させることが好ましい。また、この熱処理装置
の前または後に流体交絡処理装置を設けて糸条の緩和率
を増大させることもできる。
際しては、二つの引取りローラー間に熱処理装置を設
け、オーバーフィード下で加熱することにより糸条の応
力を緩和させることが好ましい。また、この熱処理装置
の前または後に流体交絡処理装置を設けて糸条の緩和率
を増大させることもできる。
【0037】本発明によれば、通常の紡糸、巻取り後、
延伸する方法によるよりも、繊維中におけるポリアルキ
レングリコールの連続した独立相の形成が容易であり、
かつ独立相の数はやや減ずるもののより太い独立相が形
成される。本発明により得られたポリエステル繊維は、
熱処理または賦形を行って加工糸等としたり、アルカリ
減量加工や染色加工を施す等公知の任意の加工技術を適
宜適用することができる。
延伸する方法によるよりも、繊維中におけるポリアルキ
レングリコールの連続した独立相の形成が容易であり、
かつ独立相の数はやや減ずるもののより太い独立相が形
成される。本発明により得られたポリエステル繊維は、
熱処理または賦形を行って加工糸等としたり、アルカリ
減量加工や染色加工を施す等公知の任意の加工技術を適
宜適用することができる。
【0038】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。なお、実施例中の%、部及び比は、それぞれ重量
%、重量部及び重量比の意味であり、○、△及び×は、
それぞれ良好、やや良好及び不良を示し、また、各特性
値は、下記の方法により測定した。
る。なお、実施例中の%、部及び比は、それぞれ重量
%、重量部及び重量比の意味であり、○、△及び×は、
それぞれ良好、やや良好及び不良を示し、また、各特性
値は、下記の方法により測定した。
【0039】[極限粘度]試料をフェノール/テトラク
ロルエタン(50/50)混合溶媒に溶解し、ウベロー
デ粘度計により25℃で測定した。
ロルエタン(50/50)混合溶媒に溶解し、ウベロー
デ粘度計により25℃で測定した。
【0040】[制電性能] 経糸:ポリエチレンテレフタレート繊維糸条(50デニ
ール/18フィラメント) 緯糸:制電性ポリエステル繊維糸条(100デニール
/48フィラメント、75デニール/36フィラメン
ト) 経糸密度:40本/cm 緯糸密度:26.6本/cm、30.5本/cm の条件で製織した後、JIS L1094(1988)
参考法の摩擦帯電放電曲線測定法に拠って帯電圧、減衰
率を測定した。測定は、カネボウエンジニアリング
(株)製摩擦帯電圧測定装置EST−3を用い、温度2
0±1℃、相対湿度30±2%で実施した。試料の洗濯
処理、摩擦布の湯洗い、試料及び摩擦布の調整は、上記
JIS法に拠り、摩擦布には羊毛を用いた。
ール/18フィラメント) 緯糸:制電性ポリエステル繊維糸条(100デニール
/48フィラメント、75デニール/36フィラメン
ト) 経糸密度:40本/cm 緯糸密度:26.6本/cm、30.5本/cm の条件で製織した後、JIS L1094(1988)
参考法の摩擦帯電放電曲線測定法に拠って帯電圧、減衰
率を測定した。測定は、カネボウエンジニアリング
(株)製摩擦帯電圧測定装置EST−3を用い、温度2
0±1℃、相対湿度30±2%で実施した。試料の洗濯
処理、摩擦布の湯洗い、試料及び摩擦布の調整は、上記
JIS法に拠り、摩擦布には羊毛を用いた。
【0041】各々の試料につき、各5回測定して得た摩
擦帯電放電曲線から、30秒後の帯電圧V、60秒後の
減衰率Dを各5回の平均値として求め、この操作をさら
に各々試料につき各5回実施し、最終的な平均値として
30秒後の帯電圧V30、60秒後の減衰率D60を求め
た。なお、帯電圧の単位はボルト(V、符号はマイナス
(−))、また、減衰率は%で示した。
擦帯電放電曲線から、30秒後の帯電圧V、60秒後の
減衰率Dを各5回の平均値として求め、この操作をさら
に各々試料につき各5回実施し、最終的な平均値として
30秒後の帯電圧V30、60秒後の減衰率D60を求め
た。なお、帯電圧の単位はボルト(V、符号はマイナス
(−))、また、減衰率は%で示した。
【0042】[透過型電子顕微鏡観察]実施例により得
られた繊維をオスミウム酸水溶液にて染色した後、メチ
ルメタクリレート/ブチルメタクリレート(70/3
0)の混合物中に包埋し、超薄切片を作成し、日本電子
(株)製JEM100CX−2透過型電子顕微鏡によ
り、繊維中の制電剤の分散状態を、ポリエチレングリコ
ールの分散状態で以て、観察し、写真で示した。ポリエ
チレングリコールの分散状態は、写真中で黒い筋状に観
察できる。
られた繊維をオスミウム酸水溶液にて染色した後、メチ
ルメタクリレート/ブチルメタクリレート(70/3
0)の混合物中に包埋し、超薄切片を作成し、日本電子
(株)製JEM100CX−2透過型電子顕微鏡によ
り、繊維中の制電剤の分散状態を、ポリエチレングリコ
ールの分散状態で以て、観察し、写真で示した。ポリエ
チレングリコールの分散状態は、写真中で黒い筋状に観
察できる。
【0043】(実施例1)テレフタル酸100部及びエ
チレングリコール52部をエステル化槽に仕込み、3.
5kg/cm2の加圧下、260℃にてエステル化反応
を行い、引き続き得られた反応生成物にトリメチルホス
フェイト0.01%、三酸化アンチモン0.04%及び
二酸化チタン0.4%をエチレングリコール溶液として
加え、重合槽に移した。次いで高真空下、285℃にて
70分重縮合反応を行った時点で、分子量20,000
のポリエチレングリコール(以下PEGと略す)と平均
炭素数15のアルキルスルホン酸ナトリウム(以下RS
O3Naと略す)の5:1の混合比の混合物を生成ポリ
マーに対し2.4%となるよう反応系中に添加し、引き
続き所定時間重縮合反応を行ない、極限粘度0.75の
ポリエチレンテレフタレートポリマーを得た。
チレングリコール52部をエステル化槽に仕込み、3.
5kg/cm2の加圧下、260℃にてエステル化反応
を行い、引き続き得られた反応生成物にトリメチルホス
フェイト0.01%、三酸化アンチモン0.04%及び
二酸化チタン0.4%をエチレングリコール溶液として
加え、重合槽に移した。次いで高真空下、285℃にて
70分重縮合反応を行った時点で、分子量20,000
のポリエチレングリコール(以下PEGと略す)と平均
炭素数15のアルキルスルホン酸ナトリウム(以下RS
O3Naと略す)の5:1の混合比の混合物を生成ポリ
マーに対し2.4%となるよう反応系中に添加し、引き
続き所定時間重縮合反応を行ない、極限粘度0.75の
ポリエチレンテレフタレートポリマーを得た。
【0044】このポリマーを、常法によりチップ化、乾
燥した後、単孔開口部の形状が円形である中実繊維用紡
糸口金を用いて、紡糸温度280℃にて紡出した。用い
た紡糸口金は、以下の単孔を48個有するものである。 単孔開口部S1:0.283mm2 単孔部の長さL2:3.0mm 単孔容積V1:0.849mm3 紡出条件は、以下のとおりとした。 単孔容積V1中のポリマー通過時間:65.9ミリ秒 ポリマー吐出線速度V0:273cm/分
燥した後、単孔開口部の形状が円形である中実繊維用紡
糸口金を用いて、紡糸温度280℃にて紡出した。用い
た紡糸口金は、以下の単孔を48個有するものである。 単孔開口部S1:0.283mm2 単孔部の長さL2:3.0mm 単孔容積V1:0.849mm3 紡出条件は、以下のとおりとした。 単孔容積V1中のポリマー通過時間:65.9ミリ秒 ポリマー吐出線速度V0:273cm/分
【0045】紡出糸条を冷却空気にて冷却固化した後、
200℃に設定された円筒型間接加熱処理装置中を走行
させ、次いで油剤を付与し、引取りローラー間に設けた
流体交絡処理装置で流体交絡処理し、350℃に設定し
た熱処理装置をオーバーフィード率0.5%の条件下で
通過させ、4,000m/分の巻取速度で巻取り、10
0デニール/48フィラメントの延伸糸を得た。得られ
た延伸糸は、強度が4.1g/d、伸度が37%で実用
上なんら問題のないものであり、また染色斑等のない均
質なものであった。
200℃に設定された円筒型間接加熱処理装置中を走行
させ、次いで油剤を付与し、引取りローラー間に設けた
流体交絡処理装置で流体交絡処理し、350℃に設定し
た熱処理装置をオーバーフィード率0.5%の条件下で
通過させ、4,000m/分の巻取速度で巻取り、10
0デニール/48フィラメントの延伸糸を得た。得られ
た延伸糸は、強度が4.1g/d、伸度が37%で実用
上なんら問題のないものであり、また染色斑等のない均
質なものであった。
【0046】この延伸糸を常法により製織し、織物で制
電性能を測定したところ、30秒後の平均帯電圧V30は
3800V、60秒後の平均減衰率D60は59%と極め
て良好な制電性能を示した。また、製織した織物を18
%アルカリ減量した後の制電性能を測定したところ、平
均帯電圧V30は3900V、平均減衰率D60は55%
と、アルカリ減量加工後でも殆ど制電性能が低下してい
なかった。
電性能を測定したところ、30秒後の平均帯電圧V30は
3800V、60秒後の平均減衰率D60は59%と極め
て良好な制電性能を示した。また、製織した織物を18
%アルカリ減量した後の制電性能を測定したところ、平
均帯電圧V30は3900V、平均減衰率D60は55%
と、アルカリ減量加工後でも殆ど制電性能が低下してい
なかった。
【0047】得られた延伸糸の繊維を、繊維軸に対し垂
直方向に切断したとき、繊維横断面におけるそれぞれの
PEG独立相間の平均間隔は、0.040μmであり、
また、繊維軸に対し平行方向に切断したとき、繊維縦断
面における1μm2あたりの繊維軸方向に配向した独立
相の総数に対する連続した独立相の数の割合は、56%
であった。図3及び図4に繊維縦断面の透過型電子顕微
鏡写真(倍率40,000倍、視野1μm2)及び繊維
横断面の透過型電子顕微鏡写真(倍率40,000倍)
を示した。
直方向に切断したとき、繊維横断面におけるそれぞれの
PEG独立相間の平均間隔は、0.040μmであり、
また、繊維軸に対し平行方向に切断したとき、繊維縦断
面における1μm2あたりの繊維軸方向に配向した独立
相の総数に対する連続した独立相の数の割合は、56%
であった。図3及び図4に繊維縦断面の透過型電子顕微
鏡写真(倍率40,000倍、視野1μm2)及び繊維
横断面の透過型電子顕微鏡写真(倍率40,000倍)
を示した。
【0048】(実施例2〜4、比較例1〜4)実施例1
におけるPEGとRSO3Naの混合物の添加量、紡糸
口金及び紡出条件を表1に記載したように変更した以外
は実施例1と同様にして、延伸糸を得て織物での制電性
能を測定した結果を表2に示した。
におけるPEGとRSO3Naの混合物の添加量、紡糸
口金及び紡出条件を表1に記載したように変更した以外
は実施例1と同様にして、延伸糸を得て織物での制電性
能を測定した結果を表2に示した。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】なお、図5及び図6に従来の制電性ポリエ
ステル繊維の一例の繊維縦断面の透過型電子顕微鏡写真
(倍率40,000倍、視野1μm2)及び繊維横断面
の透過型電子顕微鏡写真(倍率40,000倍)を示し
たが、この従来の制電性ポリエステル繊維においては、
繊維縦断面における1μm2あたりの繊維軸方向に配向
したPEGの独立相の総数に対する連続した独立相の数
の割合は、16%であり、繊維横断面におけるPEG独
立相間の平均間隔は、0.027μmであった。
ステル繊維の一例の繊維縦断面の透過型電子顕微鏡写真
(倍率40,000倍、視野1μm2)及び繊維横断面
の透過型電子顕微鏡写真(倍率40,000倍)を示し
たが、この従来の制電性ポリエステル繊維においては、
繊維縦断面における1μm2あたりの繊維軸方向に配向
したPEGの独立相の総数に対する連続した独立相の数
の割合は、16%であり、繊維横断面におけるPEG独
立相間の平均間隔は、0.027μmであった。
【0052】(実施例5)テレフタル酸100部及びエ
チレングリコール52部をエステル化槽に仕込み、4.
0kg/cm2の加圧下、260℃にてエステル化反応
を行い、引き続き得られた反応生成物にトリメチルホス
フェイト0.01%、三酸化アンチモン0.04%及び
二酸化チタン0.46%をエチレングリコール溶液とし
て加え、重合槽に移した。次いで高真空下、285℃に
て70分重縮合反応を行った時点で、分子量20,00
0のPEGとRSO3Naの50:50の混合比の混合
物を生成ポリマーに対し2.0%となるよう反応系中に
添加し、引き続き所定時間重縮合反応を行ない、極限粘
度0.75のポリエチレンテレフタレートポリマーを得
た。
チレングリコール52部をエステル化槽に仕込み、4.
0kg/cm2の加圧下、260℃にてエステル化反応
を行い、引き続き得られた反応生成物にトリメチルホス
フェイト0.01%、三酸化アンチモン0.04%及び
二酸化チタン0.46%をエチレングリコール溶液とし
て加え、重合槽に移した。次いで高真空下、285℃に
て70分重縮合反応を行った時点で、分子量20,00
0のPEGとRSO3Naの50:50の混合比の混合
物を生成ポリマーに対し2.0%となるよう反応系中に
添加し、引き続き所定時間重縮合反応を行ない、極限粘
度0.75のポリエチレンテレフタレートポリマーを得
た。
【0053】このポリマーを、常法によりチップ化、乾
燥した後、単孔開口部の形状が円形である中実繊維用紡
糸口金を用いて、紡糸温度284℃にて紡出した。用い
た紡糸口金は、以下の単孔を36個有するものである。 単孔開口部S1:0.283mm2 単孔部の長さL2:3.0mm 単孔容積V1:0.849mm3 紡出条件は、以下のとおりとした。 単孔容積V1中のポリマー通過時間:49.4ミリ秒 ポリマー吐出線速度V0:205cm/分
燥した後、単孔開口部の形状が円形である中実繊維用紡
糸口金を用いて、紡糸温度284℃にて紡出した。用い
た紡糸口金は、以下の単孔を36個有するものである。 単孔開口部S1:0.283mm2 単孔部の長さL2:3.0mm 単孔容積V1:0.849mm3 紡出条件は、以下のとおりとした。 単孔容積V1中のポリマー通過時間:49.4ミリ秒 ポリマー吐出線速度V0:205cm/分
【0054】紡出糸条を冷却空気にて冷却固化した後、
210℃に設定された円筒型間接加熱処理装置中を走行
させ、次いで油剤を付与し、引取りローラー間に設けた
流体交絡処理装置で流体交絡処理し、350℃に設定し
た熱処理装置をオーバーフィード率0.5%の条件下で
通過させ、4,000m/分の巻取速度で巻取り、75
デニール/36フィラメントの延伸糸を得た。得られた
延伸糸は、強度が4.3g/d、伸度が35%であり、
また染色斑等のない均質なものであった。
210℃に設定された円筒型間接加熱処理装置中を走行
させ、次いで油剤を付与し、引取りローラー間に設けた
流体交絡処理装置で流体交絡処理し、350℃に設定し
た熱処理装置をオーバーフィード率0.5%の条件下で
通過させ、4,000m/分の巻取速度で巻取り、75
デニール/36フィラメントの延伸糸を得た。得られた
延伸糸は、強度が4.3g/d、伸度が35%であり、
また染色斑等のない均質なものであった。
【0055】この延伸糸を常法により製織し、織物で制
電性能を測定したところ、30秒後の平均帯電圧V30は
3900V、60秒後の平均減衰率D60は71%と極め
て良好な制電性能を示した。また、製織した織物を12
%アルカリ減量した後の制電性能を測定したところ、平
均帯電圧V30は4100V、平均減衰率D60は70%
と、アルカリ減量加工後でも殆ど制電性能が低下してい
なかった。
電性能を測定したところ、30秒後の平均帯電圧V30は
3900V、60秒後の平均減衰率D60は71%と極め
て良好な制電性能を示した。また、製織した織物を12
%アルカリ減量した後の制電性能を測定したところ、平
均帯電圧V30は4100V、平均減衰率D60は70%
と、アルカリ減量加工後でも殆ど制電性能が低下してい
なかった。
【0056】(実施例6〜9、比較例5〜9)実施例5
におけるPEGとRSO3Naの混合物の混合比、添加
量、紡糸口金及び紡出条件を表3に記載したように変更
した以外は実施例5と同様にして、延伸糸を得て織物で
の制電性能を測定した結果を表3に示した。
におけるPEGとRSO3Naの混合物の混合比、添加
量、紡糸口金及び紡出条件を表3に記載したように変更
した以外は実施例5と同様にして、延伸糸を得て織物で
の制電性能を測定した結果を表3に示した。
【0057】
【表3】
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、公知の制電剤を用い比
較的少ない制電剤量でありながら、繊維中におけるポリ
アルキレングリコールを繊維軸方向に長い筋状の連続相
として配向させて分散させることが可能であり、制電剤
の機能を充分に発揮させることにより、極めて優れた制
電性能を有する制電性ポリエステル繊維を提供すること
ができ、また染色斑等のない均質な制電性ポリエステル
繊維を製糸安定性良く得ることができる。
較的少ない制電剤量でありながら、繊維中におけるポリ
アルキレングリコールを繊維軸方向に長い筋状の連続相
として配向させて分散させることが可能であり、制電剤
の機能を充分に発揮させることにより、極めて優れた制
電性能を有する制電性ポリエステル繊維を提供すること
ができ、また染色斑等のない均質な制電性ポリエステル
繊維を製糸安定性良く得ることができる。
【図1】実施例1により得られた制電性ポリエステル繊
維の繊維中のポリエチレングリコールの分散状態を示す
繊維縦断面の透過型電子顕微鏡写真(倍率6,000
倍)である。
維の繊維中のポリエチレングリコールの分散状態を示す
繊維縦断面の透過型電子顕微鏡写真(倍率6,000
倍)である。
【図2】従来の制電性ポリエステル繊維の繊維中のポリ
エチレングリコールの分散状態を示す繊維縦断面の透過
型電子顕微鏡写真(倍率6,000倍)である。
エチレングリコールの分散状態を示す繊維縦断面の透過
型電子顕微鏡写真(倍率6,000倍)である。
【図3】実施例1により得られた制電性ポリエステル繊
維の繊維縦断面の透過型電子顕微鏡写真(倍率40,0
00倍、視野1μm2)である。
維の繊維縦断面の透過型電子顕微鏡写真(倍率40,0
00倍、視野1μm2)である。
【図4】実施例1により得られた制電性ポリエステル繊
維の繊維横断面の透過型電子顕微鏡写真(倍率40,0
00倍)である。
維の繊維横断面の透過型電子顕微鏡写真(倍率40,0
00倍)である。
【図5】従来の制電性ポリエステル繊維の繊維縦断面の
透過型電子顕微鏡写真(倍率40,000倍、視野1μ
m2)である。
透過型電子顕微鏡写真(倍率40,000倍、視野1μ
m2)である。
【図6】従来の制電性ポリエステル繊維の繊維横断面の
透過型電子顕微鏡写真(倍率40,000倍)である。
透過型電子顕微鏡写真(倍率40,000倍)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D01F 6/62 302 D01F 6/62 302A 6/86 301 6/86 301K (72)発明者 今林 昇 愛知県豊橋市牛川通四丁目1番地の2 三 菱レイヨン株式会社豊橋事業所内 (72)発明者 柿田 秀人 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社中央研究所内 (72)発明者 藤井 泰行 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社中央研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 平均分子量5,000以上のポリアルキ
レングリコール0.5〜5重量%及び一般式RSO3M
(但し、Rは炭素数3〜30のアルキル基、炭素数7〜
40のアリール基若しくはアルキルアリール基、Mはア
ルカリ金属を示す)で表される有機スルホン酸金属塩
0.1〜2重量%を制電剤として含有するエチレンテレ
フタレートを主たる繰り返し単位とするポリエステルポ
リマーからなる繊維であって、ポリアルキレングリコー
ルが繊維中において繊維軸方向に配向した多数の独立相
を形成し、繊維軸に対し垂直方向の繊維横断面における
それぞれの独立相間の平均間隔が0.2μm以下であ
り、繊維軸に対し平行方向の繊維縦断面における1μm
2あたりの繊維軸方向に配向した独立相の総数に対する
連続した独立相の数の割合が30%以上であることを特
徴とする制電性ポリエステル繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27196697A JP2852920B2 (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 制電性ポリエステル繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27196697A JP2852920B2 (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 制電性ポリエステル繊維 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6270161A Division JP2772926B2 (ja) | 1994-02-01 | 1994-10-11 | 制電性ポリエステル繊維の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1096121A true JPH1096121A (ja) | 1998-04-14 |
| JP2852920B2 JP2852920B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=17507298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27196697A Expired - Fee Related JP2852920B2 (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 制電性ポリエステル繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2852920B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007056420A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-08 | Toray Ind Inc | カチオン可染性制電性ポリエステル繊維 |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP27196697A patent/JP2852920B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007056420A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-08 | Toray Ind Inc | カチオン可染性制電性ポリエステル繊維 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2852920B2 (ja) | 1999-02-03 |
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|---|---|---|---|
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