JPH1096668A - 路面状況検知センサ - Google Patents
路面状況検知センサInfo
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- JPH1096668A JPH1096668A JP25174496A JP25174496A JPH1096668A JP H1096668 A JPH1096668 A JP H1096668A JP 25174496 A JP25174496 A JP 25174496A JP 25174496 A JP25174496 A JP 25174496A JP H1096668 A JPH1096668 A JP H1096668A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- road surface
- optical fiber
- heater
- wetness
- temperature
- Prior art date
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- Pending
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で広い範囲にわたって路面の状況
を検知することができる路面状況検知センサを提供す
る。 【解決手段】 路面に沿って敷設された光ファイバ20
を所定の熱量で所定時間加熱すると、光ファイバ20で
得られる温度情報としての温度変化幅ΔTが路面の湿潤
度によって異なる値を示す。また、熱時定数τも路面の
湿潤度によって異なる値を示す。従って、光ファイバ2
0の近傍に配置されたヒータ22を断続的に加熱すると
共に光ファイバ20の温度分布を測定することにより、
路面の湿潤度が分かる。また、ヒータ22の近傍の光フ
ァイバ20の温度変化幅ΔT及び熱時定数τから路面の
湿潤度が求まり、ヒータ22から離れた位置の光ファイ
バ20の温度値を測定することにより路面の凍結の有無
が分かる。
を検知することができる路面状況検知センサを提供す
る。 【解決手段】 路面に沿って敷設された光ファイバ20
を所定の熱量で所定時間加熱すると、光ファイバ20で
得られる温度情報としての温度変化幅ΔTが路面の湿潤
度によって異なる値を示す。また、熱時定数τも路面の
湿潤度によって異なる値を示す。従って、光ファイバ2
0の近傍に配置されたヒータ22を断続的に加熱すると
共に光ファイバ20の温度分布を測定することにより、
路面の湿潤度が分かる。また、ヒータ22の近傍の光フ
ァイバ20の温度変化幅ΔT及び熱時定数τから路面の
湿潤度が求まり、ヒータ22から離れた位置の光ファイ
バ20の温度値を測定することにより路面の凍結の有無
が分かる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路面の湿潤度や凍
結の有無等の状況を検知するための路面状況検知センサ
に関する。
結の有無等の状況を検知するための路面状況検知センサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】高速道路や一般道路の整備が進み道路網
が全国各地に広がっている。これら道路は雨や雪、或い
は凍結等が生じるとスリップ事故が発生しやすい。この
ため路面の湿潤度や凍結の有無等の路面状況をいちはや
く検知して自動車の運転手に注意を促す必要がある。
が全国各地に広がっている。これら道路は雨や雪、或い
は凍結等が生じるとスリップ事故が発生しやすい。この
ため路面の湿潤度や凍結の有無等の路面状況をいちはや
く検知して自動車の運転手に注意を促す必要がある。
【0003】このような路面の状況を検知するものとし
て路面状況検知センサがある。
て路面状況検知センサがある。
【0004】図7は従来の路面状況検知センサの概念図
である。
である。
【0005】これは、路肩から路面の上方にわたって設
置された略Γ字形状の支持柱1と、支持柱1の水平部1
aに取り付けられ路面2の表面温度を測定するための温
度測定計(赤外線放射温度計が一般的である)3と、赤
外線投光器4及び赤外線受光器5からなり赤外線の反射
比率を測定する路面反射比率計6と、温度測定計3及び
路面反射比率計6からの情報に基づいて路面状況を判定
するための湿潤/凍結判定出力装置7とで構成されてい
る(赤外線方式)。
置された略Γ字形状の支持柱1と、支持柱1の水平部1
aに取り付けられ路面2の表面温度を測定するための温
度測定計(赤外線放射温度計が一般的である)3と、赤
外線投光器4及び赤外線受光器5からなり赤外線の反射
比率を測定する路面反射比率計6と、温度測定計3及び
路面反射比率計6からの情報に基づいて路面状況を判定
するための湿潤/凍結判定出力装置7とで構成されてい
る(赤外線方式)。
【0006】このような路面状況検知センサは、路面2
に対して赤外線8を照射し、路面2からの反射波のう
ち、入射方向に戻らない成分(正反射波)9と入射方向
に戻る成分(乱反射波)10との比率を求め、湿潤/凍
結判定出力装置7で路面2の湿潤度(この比率の大小に
より路面の濡れ具合を把握する)を算出し、さらに路面
2からの赤外線放射量を温度測定計3で測定し得られた
温度値と湿潤度とから路面2の状況を検知するものであ
る。
に対して赤外線8を照射し、路面2からの反射波のう
ち、入射方向に戻らない成分(正反射波)9と入射方向
に戻る成分(乱反射波)10との比率を求め、湿潤/凍
結判定出力装置7で路面2の湿潤度(この比率の大小に
より路面の濡れ具合を把握する)を算出し、さらに路面
2からの赤外線放射量を温度測定計3で測定し得られた
温度値と湿潤度とから路面2の状況を検知するものであ
る。
【0007】例えば、路面2の表面温度が氷点下であ
り、かつ、路面2が濡れている場合には湿潤/凍結判定
出力装置7は「凍結」と判断する。
り、かつ、路面2が濡れている場合には湿潤/凍結判定
出力装置7は「凍結」と判断する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
路面状況検知センサでは以下のような問題があった。
路面状況検知センサでは以下のような問題があった。
【0009】(1) 赤外線の照射範囲が狭く、検知範囲が
限定される。
限定される。
【0010】(2) 実際の道路のように長くしかも多車線
のような広範囲の路面状況の検知に適用する場合には、
路面状況検知センサが複数個必要となり、検知範囲が広
くなればなるほど、複雑化してコストがかかる。
のような広範囲の路面状況の検知に適用する場合には、
路面状況検知センサが複数個必要となり、検知範囲が広
くなればなるほど、複雑化してコストがかかる。
【0011】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、簡単な構成で広い範囲にわたって路面の状況を検知
することができる路面状況検知センサを提供することに
ある。
し、簡単な構成で広い範囲にわたって路面の状況を検知
することができる路面状況検知センサを提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、路面の湿潤度や凍結の有無等の路面状況を
検知する路面状況検知センサにおいて、路面の長手方向
に沿って敷設された光ファイバと、光ファイバの近傍に
沿って配置されたヒータと、ヒータを断続的に加熱する
ための発熱量制御回路と、光ファイバに接続され路面の
長手方向の温度分布を測定し、得られたヒータ加熱部の
温度変化幅及び熱時定数から路面の状況を検知するため
の光ファイバ温度分布測定装置とを備えたものである。
に本発明は、路面の湿潤度や凍結の有無等の路面状況を
検知する路面状況検知センサにおいて、路面の長手方向
に沿って敷設された光ファイバと、光ファイバの近傍に
沿って配置されたヒータと、ヒータを断続的に加熱する
ための発熱量制御回路と、光ファイバに接続され路面の
長手方向の温度分布を測定し、得られたヒータ加熱部の
温度変化幅及び熱時定数から路面の状況を検知するため
の光ファイバ温度分布測定装置とを備えたものである。
【0013】上記構成に加え本発明は、ヒータの近傍の
光ファイバの温度変化幅及び熱時定数から路面の湿潤度
を求め、かつ、ヒータから離れた位置の光ファイバの温
度値を測定し、路面の凍結の有無を検知するようにして
もよい。
光ファイバの温度変化幅及び熱時定数から路面の湿潤度
を求め、かつ、ヒータから離れた位置の光ファイバの温
度値を測定し、路面の凍結の有無を検知するようにして
もよい。
【0014】上記構成に加え本発明は、光ファイバを断
続的に加熱するためのヒータを複数用いて所定の間隔を
隔てて配置し、各ヒータを各々個別に加熱制御すると共
に光ファイバの温度変化幅及び熱時定数から各ヒータ近
傍の路面の湿潤度を測定し、路面の凍結の有無を検知す
るようにしてもよい。
続的に加熱するためのヒータを複数用いて所定の間隔を
隔てて配置し、各ヒータを各々個別に加熱制御すると共
に光ファイバの温度変化幅及び熱時定数から各ヒータ近
傍の路面の湿潤度を測定し、路面の凍結の有無を検知す
るようにしてもよい。
【0015】本発明によれば、路面に沿って敷設された
光ファイバを所定の熱量で所定時間加熱すると、光ファ
イバで得られる温度変化幅が路面の湿潤度によって異な
る値を示す。また、熱時定数も路面の湿潤度によって異
なる値を示す。従って、光ファイバの近傍に配置された
ヒータを断続的に加熱すると共に光ファイバの温度分布
を測定することにより、路面の湿潤度が分かる。
光ファイバを所定の熱量で所定時間加熱すると、光ファ
イバで得られる温度変化幅が路面の湿潤度によって異な
る値を示す。また、熱時定数も路面の湿潤度によって異
なる値を示す。従って、光ファイバの近傍に配置された
ヒータを断続的に加熱すると共に光ファイバの温度分布
を測定することにより、路面の湿潤度が分かる。
【0016】また、ヒータの近傍の光ファイバの温度変
化幅及び熱時定数から路面の湿潤度を求め、かつ、ヒー
タから離れた位置の光ファイバの温度値を測定すること
により、路面の凍結の有無が分かる。
化幅及び熱時定数から路面の湿潤度を求め、かつ、ヒー
タから離れた位置の光ファイバの温度値を測定すること
により、路面の凍結の有無が分かる。
【0017】さらに、光ファイバを断続的に加熱するた
めのヒータを複数用いて所定の間隔を隔てて配置し、各
ヒータを各々個別に加熱制御すると共に光ファイバの温
度変化幅及び熱時定数から各ヒータ近傍の路面の湿潤度
を測定することにより路面の凍結の有無が分かる。
めのヒータを複数用いて所定の間隔を隔てて配置し、各
ヒータを各々個別に加熱制御すると共に光ファイバの温
度変化幅及び熱時定数から各ヒータ近傍の路面の湿潤度
を測定することにより路面の凍結の有無が分かる。
【0018】ここで、本発明の原理を図3を参照して説
明する。
明する。
【0019】図3は本発明の原理を説明するための実験
系を示す説明図である。
系を示す説明図である。
【0020】路面2上に線状のヒータ11が敷設され、
ヒータ11の近傍に熱電対12が配置されている。熱電
対12の近傍に水13が散布されているとする。
ヒータ11の近傍に熱電対12が配置されている。熱電
対12の近傍に水13が散布されているとする。
【0021】このような状態でヒータ11を加熱/停止
させたときのヒータ11の近傍の温度変化を熱電対12
で測定し、温度変化T(t)と熱時定数τとを求める。
させたときのヒータ11の近傍の温度変化を熱電対12
で測定し、温度変化T(t)と熱時定数τとを求める。
【0022】図4は図3に示した実験系による測定結果
を示す図であり、横軸が時間、縦軸が温度を示してい
る。図4より特性曲線L1 は、ヒータ11の通電時(加
熱時)には指数関数的に増加して飽和し、ヒータ11の
非通電時(自然冷却時)には指数関数的に減少するのが
分かる。なお、ヒータ11の加熱開始から停止までの温
度変化をΔTとする。
を示す図であり、横軸が時間、縦軸が温度を示してい
る。図4より特性曲線L1 は、ヒータ11の通電時(加
熱時)には指数関数的に増加して飽和し、ヒータ11の
非通電時(自然冷却時)には指数関数的に減少するのが
分かる。なお、ヒータ11の加熱開始から停止までの温
度変化をΔTとする。
【0023】図5は温度変化幅ΔTと湿潤度との関係を
示す図であり、横軸が湿潤度、縦軸が温度変化幅ΔTを
示している。さらに、図6は温度下降時間の経時変化、
すなわち熱時定数τと湿潤度との関係を示す図であり、
横軸が湿潤度、縦軸が熱時定数を示している。
示す図であり、横軸が湿潤度、縦軸が温度変化幅ΔTを
示している。さらに、図6は温度下降時間の経時変化、
すなわち熱時定数τと湿潤度との関係を示す図であり、
横軸が湿潤度、縦軸が熱時定数を示している。
【0024】図5より温度変化幅ΔTは、その特性曲線
L2 より湿潤度が高くなると低下する傾向があるので、
所定の発熱量で所定時間の温度変化幅ΔTが分かれば路
面2の湿潤度を求めることができる。なお、w0 ,
w1 ,w2 (w0 >w1 >w2 )はしきい値を示してい
る。
L2 より湿潤度が高くなると低下する傾向があるので、
所定の発熱量で所定時間の温度変化幅ΔTが分かれば路
面2の湿潤度を求めることができる。なお、w0 ,
w1 ,w2 (w0 >w1 >w2 )はしきい値を示してい
る。
【0025】図6より熱時定数τは、その特性曲線L3
より湿潤度が高くなると増加する傾向があるので、熱時
定数τが分かれば、湿潤度を求めることができる。
より湿潤度が高くなると増加する傾向があるので、熱時
定数τが分かれば、湿潤度を求めることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
図面に基づいて詳述する。
【0027】図1は本発明の路面状況検知センサの一実
施の形態を示す概念図である。
施の形態を示す概念図である。
【0028】同図において、20は路面の長手方向に沿
って敷設される光ファイバである。光ファイバ20は、
例えば路面2(図3参照)の長手方向に沿って形成され
た溝(図示せず)の内部に収容され直接水分(雨水や雪
等)と接触できるように露出している。光ファイバ20
の一端(図では左端)は光ファイバ温度分布測定装置2
1に接続されている。光ファイバ温度分布測定装置21
としては、光ファイバ20中で発生するラマン散乱光強
度の温度依存性をOTDRの手法で測定するものであ
り、数十Kmの長さにわたって路面の湿潤度分布を測定
することができる。
って敷設される光ファイバである。光ファイバ20は、
例えば路面2(図3参照)の長手方向に沿って形成され
た溝(図示せず)の内部に収容され直接水分(雨水や雪
等)と接触できるように露出している。光ファイバ20
の一端(図では左端)は光ファイバ温度分布測定装置2
1に接続されている。光ファイバ温度分布測定装置21
としては、光ファイバ20中で発生するラマン散乱光強
度の温度依存性をOTDRの手法で測定するものであ
り、数十Kmの長さにわたって路面の湿潤度分布を測定
することができる。
【0029】光ファイバ20の近傍には複数の線状のヒ
ータ22が光ファイバ20に沿って配置されており、そ
れぞれ発熱量制御回路23にケーブル24を介して接続
されている。発熱量制御回路23は、光ファイバ温度分
布測定装置21に信号線25で接続されており、光ファ
イバ温度分布測定装置21からの信号により各ヒータ2
2を断続的に加熱/停止させることにより、所定時間、
所定の熱量を発生できるようになっている。
ータ22が光ファイバ20に沿って配置されており、そ
れぞれ発熱量制御回路23にケーブル24を介して接続
されている。発熱量制御回路23は、光ファイバ温度分
布測定装置21に信号線25で接続されており、光ファ
イバ温度分布測定装置21からの信号により各ヒータ2
2を断続的に加熱/停止させることにより、所定時間、
所定の熱量を発生できるようになっている。
【0030】このような路面状況検知センサ26は、各
ヒータ22の加熱/停止の制御を行い、光ファイバ20
に沿った長手方向の温度分布の経時変化を測定し、光フ
ァイバ20の温度分布を求めた各位置についての温度変
化幅或いは熱時定数のいずれか一つ或いは両方を求める
ことにより路面2の湿潤度を求めることができる。
ヒータ22の加熱/停止の制御を行い、光ファイバ20
に沿った長手方向の温度分布の経時変化を測定し、光フ
ァイバ20の温度分布を求めた各位置についての温度変
化幅或いは熱時定数のいずれか一つ或いは両方を求める
ことにより路面2の湿潤度を求めることができる。
【0031】前述した図4、図5に示した温度変化幅Δ
Tは、ヒータ加熱時の温度が略飽和するまで加熱して求
めたものであり、図6に示す熱時定数τはヒータ停止時
の経時変化から求めたものである。ヒータ加熱時の温度
T(t)は式(1)で表され、ヒータ停止時の温度T
(t)は式(2)で表される。このため、異なる時刻t
1 ,t2 における温度分布測定データがあれば、温度変
化幅ΔTと熱時定数τとを求めることができる。
Tは、ヒータ加熱時の温度が略飽和するまで加熱して求
めたものであり、図6に示す熱時定数τはヒータ停止時
の経時変化から求めたものである。ヒータ加熱時の温度
T(t)は式(1)で表され、ヒータ停止時の温度T
(t)は式(2)で表される。このため、異なる時刻t
1 ,t2 における温度分布測定データがあれば、温度変
化幅ΔTと熱時定数τとを求めることができる。
【0032】従って、温度T(t)が飽和するまでヒー
タ加熱を行う必要はなく、測定時間を短縮することも可
能である。
タ加熱を行う必要はなく、測定時間を短縮することも可
能である。
【0033】 T(t)=T0L+ΔT×(1−exp(−t/τ)) …(1) T(t)=T0H−ΔT×(1−exp(−t/τ)) …(2) 但し、T(t):時間tにおける温度、 t:時間(ヒータ加熱開始時、或いはヒータ停止時を0
とする) ΔT:温度上昇幅 τ:熱時定数 T0L:ヒータ加熱開始前の温度 T0H:ヒータ停止直前の温度 よって、光ファイバ温度分布測定装置に表1に示したよ
うな判定アルゴリズムを付加することにより、温度変化
幅ΔTの大小により湿潤度が判明する。
とする) ΔT:温度上昇幅 τ:熱時定数 T0L:ヒータ加熱開始前の温度 T0H:ヒータ停止直前の温度 よって、光ファイバ温度分布測定装置に表1に示したよ
うな判定アルゴリズムを付加することにより、温度変化
幅ΔTの大小により湿潤度が判明する。
【0034】
【表1】
【0035】図2は本発明の他の実施の形態を示す概念
図である。
図である。
【0036】図1に示した実施の形態との相違点は、複
数のヒータ22が所定の間隔を隔てて光ファイバ20に
沿って配置されている点である。
数のヒータ22が所定の間隔を隔てて光ファイバ20に
沿って配置されている点である。
【0037】このような構成の路面状況検知センサ30
は、ヒータ22で加熱される部分(加熱部)20aの温
度値と、ヒータ22で加熱されない部分(非加熱部)2
0bの温度値とを測定することができる。
は、ヒータ22で加熱される部分(加熱部)20aの温
度値と、ヒータ22で加熱されない部分(非加熱部)2
0bの温度値とを測定することができる。
【0038】すなわち、加熱部20aと非加熱部20b
とを光ファイバ20に沿って交互に配置したので、凍結
時にヒータ22を加熱すると非加熱部20bの光ファイ
バが凍結していても加熱部20aの光ファイバ20は濡
れた状態になっている(路面が濡れており、かつ、周囲
温度が低くなっていても加熱部20aは常に濡れた状態
になるようにヒータ22の発熱量を大きな値に設定して
おいてもよい)。このため、光ファイバ20を加熱/停
止制御して得られた加熱部20aの温度変化幅或いは熱
時定数から求められる路面の湿潤度と、非加熱部20b
の温度値とから路面の凍結の判定が可能となる。
とを光ファイバ20に沿って交互に配置したので、凍結
時にヒータ22を加熱すると非加熱部20bの光ファイ
バが凍結していても加熱部20aの光ファイバ20は濡
れた状態になっている(路面が濡れており、かつ、周囲
温度が低くなっていても加熱部20aは常に濡れた状態
になるようにヒータ22の発熱量を大きな値に設定して
おいてもよい)。このため、光ファイバ20を加熱/停
止制御して得られた加熱部20aの温度変化幅或いは熱
時定数から求められる路面の湿潤度と、非加熱部20b
の温度値とから路面の凍結の判定が可能となる。
【0039】換言すれば、表2に示したように、路面の
湿潤度がゼロ(湿潤無し)の場合、非加熱部の温度(光
ファイバの内ヒータが配置されていない部分の温度値、
すなわち路面の温度)が氷点以上の場合は、路面が乾燥
した状態であり、氷点下になると、乾燥状態ではあるが
凍結のおそれがあることが分かる。
湿潤度がゼロ(湿潤無し)の場合、非加熱部の温度(光
ファイバの内ヒータが配置されていない部分の温度値、
すなわち路面の温度)が氷点以上の場合は、路面が乾燥
した状態であり、氷点下になると、乾燥状態ではあるが
凍結のおそれがあることが分かる。
【0040】
【表2】
【0041】また、路面の湿潤度が大きい(湿潤あり)
場合には、氷点以上では湿潤状態であり、氷点下になる
と、路面が凍結状態であると判定する。
場合には、氷点以上では湿潤状態であり、氷点下になる
と、路面が凍結状態であると判定する。
【0042】よって、光ファイバ温度分布測定装置によ
り、光ファイバに近接したヒータを加熱/停止制御して
得られた温度変化幅或いは熱時定数を求め、かつ、同時
に非加熱部の光ファイバの温度値を求め、これらの情報
より路面の凍結の有無が分かる。
り、光ファイバに近接したヒータを加熱/停止制御して
得られた温度変化幅或いは熱時定数を求め、かつ、同時
に非加熱部の光ファイバの温度値を求め、これらの情報
より路面の凍結の有無が分かる。
【0043】以上において本発明によれば、実際の道路
(長く、かつ広範囲)に適用可能であり、かつ、検知範
囲が広くなる場合でも従来技術を用いた場合に比べて低
コストで実現できる。また、一つの検知装置で同時に多
数箇所の監視・検知が可能であり、道路全体の総合監視
システムに容易に適用できる。
(長く、かつ広範囲)に適用可能であり、かつ、検知範
囲が広くなる場合でも従来技術を用いた場合に比べて低
コストで実現できる。また、一つの検知装置で同時に多
数箇所の監視・検知が可能であり、道路全体の総合監視
システムに容易に適用できる。
【0044】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
な優れた効果を発揮する。
【0045】路面の長手方向に沿って光ファイバを敷設
すると共に断続的に加熱するヒータを光ファイバに沿っ
て配置し、路面の長手方向の温度分布を測定することに
より、簡単な構成で広い範囲にわたって路面の状況を検
知することができる路面状況検知センサの提供を実現す
ることができる。
すると共に断続的に加熱するヒータを光ファイバに沿っ
て配置し、路面の長手方向の温度分布を測定することに
より、簡単な構成で広い範囲にわたって路面の状況を検
知することができる路面状況検知センサの提供を実現す
ることができる。
【図1】本発明の路面状況検知センサの一実施の形態を
示す概念図である。
示す概念図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を示す概念図である。
【図3】本発明の原理を説明するための実験系を示す説
明図である。
明図である。
【図4】図3に示した実験系による測定結果を示す図で
ある。
ある。
【図5】温度変化幅ΔTと湿潤度との関係を示す図であ
る。
る。
【図6】熱時定数τと湿潤度との関係を示す図である。
【図7】従来の路面状況検知センサの概念図である。
20 光ファイバ 21 光ファイバ温度分布測定装置 22 ヒータ 23 発熱量制御回路
Claims (3)
- 【請求項1】 路面の湿潤度や凍結の有無等の路面状況
を検知する路面状況検知センサにおいて、上記路面の長
手方向に沿って敷設された光ファイバと、該光ファイバ
の近傍に沿って配置されたヒータと、該ヒータを断続的
に加熱するための発熱量制御回路と、上記光ファイバに
接続され上記路面の長手方向の温度分布を測定し、得ら
れたヒータ加熱部の温度変化幅及び熱時定数から路面の
状況を検知するための光ファイバ温度分布測定装置とを
備えたことを特徴とする路面状況検知センサ。 - 【請求項2】 上記ヒータの近傍の光ファイバの温度変
化幅及び熱時定数から路面の湿潤度を求め、かつ、上記
ヒータから離れた位置の光ファイバの温度値を測定し、
路面の凍結の有無を検知するようにした請求項1に記載
の路面状況検知センサ。 - 【請求項3】 上記光ファイバを断続的に加熱するため
のヒータを複数用いて所定の間隔を隔てて配置し、各ヒ
ータを各々個別に加熱制御すると共に光ファイバの温度
変化幅及び熱時定数から各ヒータ近傍の路面の湿潤度を
測定し、路面の凍結の有無を検知するようにした請求項
1に記載の路面状況検知センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25174496A JPH1096668A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 路面状況検知センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25174496A JPH1096668A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 路面状況検知センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1096668A true JPH1096668A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17227289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25174496A Pending JPH1096668A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 路面状況検知センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1096668A (ja) |
-
1996
- 1996-09-24 JP JP25174496A patent/JPH1096668A/ja active Pending
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