JPH109667A - ヒートポンプ風呂浄化システム - Google Patents

ヒートポンプ風呂浄化システム

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JPH109667A
JPH109667A JP16405496A JP16405496A JPH109667A JP H109667 A JPH109667 A JP H109667A JP 16405496 A JP16405496 A JP 16405496A JP 16405496 A JP16405496 A JP 16405496A JP H109667 A JPH109667 A JP H109667A
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heat exchanger
hot water
water
refrigerant
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Takeji Watanabe
竹司 渡辺
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風呂浄化システムの省メンテと機器の信頼性
向上をはかる。 【解決手段】 浴槽1、循環ポンプ2、加熱用熱交換器
3、温調熱交換器5、濾過手段6からなる風呂循環回路
と、圧縮機7、凝縮器8、減圧装置9、温調熱交換器5
と熱交換関係を有する水冷蒸発器10、温度検知手段1
1、制御手段12を備え、浴槽1の水は加熱用熱交換器
3で雑菌が死ぬ高温度に加熱され、制御手段12は温度
検知手段11の信号に基づき循環ポンプ2の流量制御を
おこない加熱温度を制御する。そして、加熱用熱交換器
3から流出する高温湯は温調熱交換器5で圧縮機7の低
温冷媒ガスに熱を奪われ、温度を下げ、濾過手段6で濾
過されて、浴槽1にもどる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヒートポンプによる
風呂浄化システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の風呂浄化システムは特開
平7ー214053号公報に示すものがある。以下、そ
の構成について図13を参照しながら説明する。図13
に示すように、浄化殺菌筒61は、殺菌作用を有する紫
外線ランプ62と、光励起触媒63と、セラミックボー
ル64とを備えている。光励起触媒63は紫外線の照射
により殺菌および脱臭作用を有する。セラミックボール
64は、光励起触媒63の周囲に設けられ、微生物を繁
殖させて有機物の分解をする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、紫外線ランプ62の耐久時間が短いた
め、ランプ交換が必要となる。また、交換寿命時間を長
くするには、1日の照射時間を少なくする必要がある。
しかし、その場合には殺菌効果が低下する恐れがある。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、紫外
線ランプを使わずに高温殺菌をおこなうとともに機器の
耐久性向上をはかり、かつ入浴時に高温湯が浴槽へ入水
することを防止し、快適性向上をはかることを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、浴槽と、浴槽水を循環する循環ポンプと、熱
源を有する加熱用熱交換器と、温調熱交換器と、夫々前
記した浴槽、循環ポンプ、加熱用熱交換器、温調熱交換
器の4要素を有する風呂循環回路に設けた濾過手段と、
圧縮機と、凝縮器と、減圧装置と、前記温調熱交換器と
熱交換関係を有する水冷蒸発器と、前記加熱用熱交換器
の出口流体温度を検出する温度検知手段と、前記温度検
知手段の信号に基づき前記循環ポンプの流量を制御する
制御手段とを備えたものである。
【0006】従って、浴槽の水は熱源によって加熱用熱
交換器で加熱されるのであるが、その際に出口温度は浴
槽水の雑菌が死ぬ予め設定された温度となるように、制
御手段によって循環ポンプの流量制御が行われる。そし
て加熱用熱交換器から流出した高温の湯は温調熱交換器
に流入する。
【0007】ここで圧縮機の低圧低温側の吸入冷媒ガス
が流れる水冷蒸発器に熱を奪われて、温度を下げて濾過
手段に流入し、浴槽にもどり、入浴時に高温湯が浴槽へ
入水することなく浄化殺菌した入浴水を浴槽に注入で
き、所期の目的を達成するものである。
【0008】また、本発明は上記目的を達成するため
に、浴槽と、循環ポンプと、加熱用熱交換器の3要素を
有する風呂循環回路と、圧縮機と、前記加熱用熱交換器
と熱交換関係を有する凝縮器と、減圧装置と、空気熱源
蒸発器と、前記凝縮器と並列に設けた給湯熱交換器と、
前記給湯熱交換器と熱交換関係を有する水熱交換器と、
貯湯槽と、前記貯湯槽の下部から前記水熱交換器ならび
に前記貯湯槽の上部に水を循環する給湯循環ポンプと、
前記加熱用熱交換器へ流入する流体温度を検出する温度
検知手段と、前記温度検知手段の信号で冷媒の凝縮作用
を前記凝縮器か前記給湯熱交換器のいずれかで行う切替
制御手段とを備えたものである。
【0009】従って浴槽から流出する湯温を温度検知手
段が検出し、所定温度に達すると、切替え制御手段に信
号を送り、圧縮機から流出した高温高圧の冷媒バスが給
湯熱交換機へ流れるように切り替えられる。そして、圧
縮機の凝縮熱は水熱交換器で貯湯槽下部から流れてきた
低温水の加熱に利用され、加熱された湯は貯湯槽上部に
貯湯される。また、浴槽の湯温が所定温度以下に下がる
と、温度検知手段は切り替え制御手段に信号を送り、圧
縮機から流出する高温高圧の冷媒ガスが凝縮器へ流れる
ように切り替えられる。そして、浴槽から送られてきた
水を加熱用熱交換器で加熱する。よって、浴槽の保温運
転と貯湯槽への貯湯運転を効率的に行うことができる。
【0010】また、本発明は前記する目的を達成するた
めに、浴槽と、循環ポンプと、加熱用熱交換器と、温調
熱交換器の4要素を有する風呂循環回路と、圧縮機と、
前記加熱用熱交換器と熱交換関係を有する凝縮器と、減
圧装置と、前記温調熱交換器と熱交換関係を有する水冷
蒸発器と、前記水冷蒸発器と並列に設けた空気熱源蒸発
器と、前記凝縮器と並列に設けた給湯熱交換器と、前記
給湯熱交換器と熱交換をおこなう水熱交換器と、貯湯槽
と、前記貯湯槽の下部から前記水熱交換器ならびに前記
貯湯槽の上部に水を循環する給湯循環ポンプと、浴槽水
の水を交換するための水交換運転手段と、前記水交換運
転手段の信号を受けて、冷媒の凝縮作用を前記凝縮器か
ら前記給湯熱交換器に切替えるとともに冷媒の蒸発作用
を前記水冷蒸発器へ切替る切替え制御手段とを備えたも
のである。
【0011】従って、浴槽の水を取り替える場合には、
先ず水交換運転手段に信号が入力され、その信号は切替
え制御手段に送られる。そして、冷媒の凝縮作用を凝縮
器から給湯熱交換器に切替え、また冷媒の蒸発作用を前
記水冷蒸発器へ切替える制御が行われる。
【0012】そして、浴槽の残湯は循環ポンプによっ
て、加熱用熱交換器を通り、温調熱交換器に流入する。
その際に、残湯は水冷蒸発器を流れる低温の液冷媒に吸
熱され、温度低下し、浴槽に返る。
【0013】一方、水冷蒸発器でガス化した冷媒は圧縮
機に吸入され、ここで圧縮されて高温高圧ガスとなり、
給湯熱交換器に流入する。そして貯湯槽の下方から送ら
れてきた低温の水を水熱交換器で加熱し、貯湯槽の上部
に貯湯する。よって、浴槽の残湯エネルギーは貯湯運転
時の圧縮機の吸熱源として利用できる。従って、浴槽の
入れ替え時に浴槽残湯エネルギーを有効に活用すること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、請求項1記載のよう
に、浴槽、循環ポンプ、加熱用熱交換器ならびに温調熱
交換器とで構成する風呂循環回路に濾過手段を設け、圧
縮機と、凝縮器と、減圧装置と、前記加熱用熱交換器の
出口流体温度を検出する温度検知手段と、前記温度検知
手段の信号に基づき前記循環ポンプの流量を制御する制
御手段とを備えてヒートポンプ風呂浄化システムとする
ことにより、浴槽の水は熱源によって加熱用熱交換器で
加熱される。その際に、出口温度は浴槽水の雑菌が死ぬ
予め設定された温度となるように、制御手段によって循
環ポンプの流量制御がおこなわれる。そして、加熱用熱
交換器から流出した高温の湯は温調熱交換器に流入す
る。ここで、圧縮機の低圧低温側の吸入冷媒ガスが流れ
る水冷蒸発器に熱を奪われて、温度を下げて濾過手段に
流入し、浴槽にもどるため、入浴時に高温湯が浴槽に入
水することがない。
【0015】また、本発明は請求項2記載のように、凝
縮器は加熱用熱交換器と熱交換関係を有する構成にする
ことができ、これにより、圧縮機の高温高圧冷媒ガスは
凝縮熱を出す凝縮器に流入し、凝縮熱を出して加熱用熱
交換器の水を加熱する。そして、凝縮液化した冷媒は減
圧装置で減圧されて水冷蒸発器に流入し、ここで温調熱
交換器を流れる高温水から吸熱して蒸発ガス化し、圧縮
機にもどる。一方、加熱用熱交換器で加熱された水は温
調熱交換器に流入し、冷却されて濾過手段を通り、浴槽
にもどる。従って、圧縮機の高温高圧冷媒ガスの凝縮熱
を加熱用熱交換器の熱源とすることができ、省エネルギ
ー化がはかれる。
【0016】また本発明は請求項3記載のように、加熱
用熱交換器と温調熱交換器との途中に殺菌タンクを備え
る実施が可能である。そしてこれにより加熱用熱交換器
から流出した高温湯は殺菌タンクに流入し、殺菌タンク
内を低速で流れる。そのため、高温湯内の雑菌は長時
間、高温環境下に置かれることになり、殺菌効果が向上
する。
【0017】また本発明は請求項4記載のように、濾過
手段の入口流体温度を検出する温度検知手段と、温度検
知手段の信号に基づき循環ポンプの流量を制御する制御
手段を備える構成とすることができる。そして、この構
成によると、濾過手段に流入する流体温度を温度検知手
段が検出し、その信号が予め設定された設定温度になる
ように制御手段は循環ポンプの流量を制御する。その
際、濾過手段に流入する流体温度は温調熱交換器で冷却
されて低温となっているため、濾過材の表面に堆積する
ぬめりの進行は遅い。よって、濾過性能は持続される。
【0018】また本発明は、請求項5記載のように、水
冷蒸発器と並列に設けた空気熱源蒸発器と、前記加熱用
熱交換器の出口に設けられ、第1信号と第1信号より低
温の第2信号を発生する温度検知手段と、風呂保温運転
手段と、前記風呂保温運転手段の信号を受けて、冷媒の
蒸発作用を前記空気熱源蒸発器へ切替えるとともに前記
温度検知手段の第2信号で前記循環ポンプの流量を制御
する運転制御手段を備える構成とすることができる。
【0019】そして、この構成とした場合は、浄化殺菌
運転時から予約外で緊急に入浴する場合には、先ず風呂
保温運転手段に入力され、その信号を受けて、運転制御
手段は冷媒の蒸発作用を水冷蒸発器から空気熱源蒸発器
へ切替える。そして、加熱用熱交換器の出口温度を第1
信号の高温殺菌温度から低温の第2信号となるように循
環ポンプの流量制御をおこなう。よって、温調熱交換器
での湯温低下はなくなり、また加熱温度は低くなるた
め、圧縮機での加熱能力は増加するとともに高効率運転
となり、風呂保温運転時の省エネルギー化をはかること
ができる。
【0020】また本発明は請求項6記載のように、浴槽
と、循環ポンプと、加熱用熱交換器からなる風呂循環回
路と、圧縮機と、前記加熱用熱交換器と熱交換関係を有
する凝縮器と、減圧装置と、空気熱源蒸発器と、前記凝
縮器と並列に設けた給湯熱交換器と、前記給湯熱交換器
と熱交換関係を有する水熱交換器と、貯湯槽と、前記貯
湯槽の下部から前記水熱交換器、前記貯湯槽の上部に水
を循環する給湯循環ポンプと、前記加熱用熱交換器へ流
入する流体温度を検出する温度検知手段と、前記温度検
知手段の信号で冷媒の凝縮作用を前記凝縮器か前記給湯
熱交換器のいづれかでおこなう切替え制御手段とを備え
たものである。
【0021】そしてかかる構成にした場合は、浴槽から
流出する湯温を温度検知手段が検出し、所定温度に達す
ると、切替え制御手段に信号を送り、圧縮機から流出し
た高温高圧の冷媒ガスが給湯熱交換器へ流れるように切
り替えられる。そして、圧縮機の凝縮熱は水熱交換器で
貯湯槽下部から流れてきた低温水の加熱に利用され、加
熱された湯は貯湯槽上部に貯湯される。また、浴槽の湯
温が所定温度以下に下がると、温度検知手段は切替え制
御手段に信号を送り、圧縮機から流出する高温高圧の冷
媒ガスが凝縮器へ流れるように切り替えられて、浴槽か
ら送られてきた水を加熱用熱交換器で加熱する。よっ
て、浴槽の保温運転と貯湯槽への貯湯運転を効率的にお
こなうことができる。
【0022】また本発明は請求項7に記載のように、浴
槽と、循環ポンプと、加熱用熱交換器と、温調熱交換器
の4要素を有する風呂循環回路と、圧縮機と、前記加熱
用熱交換器と熱交換関係を有する凝縮器と、減圧装置
と、前記温調熱交換器と熱交換関係を有する水冷蒸発器
と、前記水冷蒸発器と並列に設けた空気熱源蒸発器と、
前記凝縮器と並列に設けた給湯熱交換器と、前記給湯熱
交換器と熱交換をおこなう水熱交換器と、貯湯槽と、前
記貯湯槽の下部から前記水熱交換器ならびに前記貯湯槽
の上部に水を循環する給湯循環ポンプと、浴槽水の水を
交換するための水交換運転手段と、前記水交換運転手段
の信号を受けて、冷媒の凝縮作用を前記凝縮器から前記
給湯熱交換器に切替えるとともに冷媒の蒸発作用を前記
水冷蒸発器へ切替える切替え制御手段とを備えたもので
ある。
【0023】この構成によると、浴槽の水を取り替える
場合には、先ず水交換運転手段に信号が入力され、その
信号は切替え制御手段に送られる。そして、冷媒の凝縮
作用を凝縮器から給湯熱交換器に切り替え、また冷媒の
蒸発作用を前記水冷蒸発器へ切替える制御がおこなわ
れ、浴槽の残湯は循環ポンプによって、加熱用熱交換器
を通り、温調熱交換器に流入する。その際に、残湯は水
冷蒸発器を流れる低温の液冷媒に吸熱され、温度低下
し、浴槽に返る。一方、水冷蒸発器でガス化した冷媒は
圧縮機に吸入され、ここで圧縮されて高温高圧ガスとな
り、給湯熱交換器に流入する。そして、貯湯槽の下部か
ら送られてきた低温の水を水熱交換器で加熱し、貯湯槽
の上部に貯湯する。よって、浴槽の残湯エネルギーは貯
湯運転時の圧縮機の吸熱源として利用できる。従って、
浴槽水の入れ替え時に浴槽残湯エネルギーを有効活用す
ることができる。
【0024】また本発明は請求項8記載のように、温調
熱交換器出口の流体温度を検出する温度検知手段と、前
記温度検知手段の信号を受けて冷媒の蒸発作用を前記水
冷蒸発器から前記空気熱源蒸発器に切り替える切替え制
御手段とを備えるようにできる。そしてかかる場合は、
浴槽の残湯は水冷蒸発器で吸熱され、温度低下する。こ
の運転が継続されると風呂循環回路系の残湯温度はしだ
いに温度低下し、凍結温度に達する。その際に、温度検
知手段は温調熱交換器出口の流体温度を検出し、その信
号を切替え制御手段に発信する。そして、切替え制御手
段は冷媒の蒸発作用を水冷蒸発器から空気熱源蒸発器へ
切り替える。そして、冷媒は大気熱を吸熱して貯湯運転
を継続する。よって、浴槽残湯エネルギーを活用する場
合において、風呂循環回路系の循環ポンプおよび配管な
どが凍結することもなく、機器の信頼性は向上する。
【0025】また本発明は請求項9記載のように、水冷
蒸発器の上口冷媒温度を検出する冷媒温度検知手段と、
外気温度検知手段と、前記冷媒温度検知手段の信号と前
記外気温度検知手段の信号を比較した結果に基づき、冷
媒の蒸発作用を前記水冷蒸発器か前記空気熱源蒸発器か
を選択して切替える切替え制御手段を備える構成とする
ことができる。
【0026】そしてこの構成によると残湯を吸熱源とし
た貯湯運転中に、切替え制御手段は冷媒温度検知手段の
信号と外気温度検知手段の信号を受けて比較する。そし
て、残湯を圧縮機の吸熱源として利用した方が高効率の
場合には、継続して冷媒の蒸発作用を水冷蒸発器でおこ
なう。逆に、外気の空気を吸熱源として利用した方が高
効率の場合には、冷媒の蒸発作用を空気熱源蒸発器でお
こなうように切り替える。よって、貯湯運転時に効率の
よい熱源を選択して運転するため、高効率化をはかるこ
とができる。
【0027】また本発明は請求項10記載のように、空
気熱源蒸発器の入口冷媒温度を検出する冷媒温度検知手
段と、前記冷媒温度検知手段の信号を受けて冷媒の蒸発
作用を前記空気熱源蒸発器から水冷蒸発器に切り替える
切替え制御手段を備える構成とすることができる。
【0028】この場合においては、冬季厳寒時の貯湯運
転において、空気熱源蒸発器で冷媒の蒸発作用をおこな
う場合に、着霜が生じていることを冷媒温度検知手段が
検知し、その信号を切替え制御手段に送る。そして、切
替え制御手段は冷媒の蒸発作用を空気熱源蒸発器から水
冷蒸発器へ切り替え、浴槽の残湯を吸熱源として貯湯運
転を継続する。よって、圧縮機は外気温度より高温の浴
槽の残湯を吸熱源として貯湯運転を継続することができ
るため、冬季着霜条件下での貯湯運転時の高効率化をは
かることができる。
【0029】また、本発明は請求項11記載のように、
水熱交換器の出口流体温度を検出する温度検知手段と、
前記温度検知手段の信号に基づき、前記給湯循環ポンプ
の流量を可変するポンプ制御手段と、運転開始時は冷媒
の凝縮作用を前記凝縮器でおこない、その後、所定時間
経過後あるいは前記圧縮機の出口冷媒温度が所定温度に
達した後に、冷媒の凝縮作用を前記給湯熱交換器へ切替
える運転制御手段を備える構成とすることができる。
【0030】この構成にして実施した場合には、運転制
御手段は運転開始時においては、冷媒の凝縮作用を凝縮
器でおこなう制御をする。そして、運転立ち上げ開始と
ともに圧縮機の出口冷媒温度は上昇しはじめる。そのた
め、凝縮器で加熱される水は所定温度より低い状態で流
出し、その後、圧縮機の出口冷媒温度が上昇して安定す
ると加熱される水温も所定湯温が得られるようになり、
運転制御手段は運転開始から所定時間経過後、あるいは
圧縮機の出口冷媒温度を検知して、冷媒の凝縮作用を凝
縮器から給湯熱交換器へ切替える制御をおこなう。よっ
て、貯湯運転時において、運転立ち上がり時に低温水が
貯湯槽上部に流入するのを防止することができるため、
貯湯槽内の残湯温度を下げることはない。
【0031】また、本発明は請求項12記載のように、
水熱交換器の出口流体温度を検出する温度検知手段と、
前記温度検知手段の信号に基づき、前記給湯循環ポンプ
の流量を可変するポンプ制御手段と、運転開始時は冷媒
の凝縮作用を前記凝縮器でおこない、その後、所定時間
経過後あるいは前記圧縮機の出口冷媒温度が所定温度に
達した後に、冷媒の凝縮作用を前記給湯熱交換器へ切替
える運転制御手段を備える構成とすることができる。
【0032】そしてこの構成を備える実施をした場合に
は、入浴が終わる深夜時間帯において、運転の最初は第
1の温度検知手段の信号に基づき、水熱交換器の出口流
体温度が所定温度になるように、ポンプ制御手段は給湯
循環ポンプの流量を可変する。そして、水熱交換器から
流出する所定温度の湯が貯湯槽上部から貯湯されてい
く。この運転がくり返すされて貯湯槽内の湯面はしだい
に下がり、貯湯槽全体に高温湯が貯湯される。そして、
高温湯が水熱交換器の入口に達すると、第2の温度検知
手段が検出し、その信号に基づき切替え制御手段は冷媒
の凝縮作用を給湯熱交換器から凝縮器へ切り替え、風呂
の保温運転をおこなう。よって、深夜時間帯に貯湯運転
と風呂保温運転をおこなう場合のシステム効率の向上を
はかることができる。
【0033】(実施例1)以下、本発明の実施例1につ
いて図1を参照しながら説明する。図1において、1は
浴槽、2は直流モータによる循環ポンプ、3は熱源4を
有する加熱用熱交換器、5は温調熱交換器、6は濾過手
段であり、浴槽1、循環ポンプ2、加熱用熱交換器3、
温調熱交換器5からなる風呂循環回路に設けられてい
る。7は圧縮機、8は凝縮器、9は減圧装置、10は水
冷蒸発器であり、温調熱交換器5と熱交換関係を有す
る。11は温度検知手段であり、加熱用熱交換器3の出
口流体温度を検出する。12は制御手段であり、温度検
知手段11の信号に基づき循環ポンプ2の流量を制御す
る。
【0034】つぎに、上記構成において動作を説明す
る。浴槽1の水は熱源4によって加熱用熱交換器3で加
熱される。その際に、出口温度を温度検知手段11は検
出し、その信号を制御手段12に送る。制御手段12は
浴槽1の水の雑菌が死ぬ予め設定された温度となるよう
に循環ポンプ2の流量制御をおこなう。つぎに、加熱用
熱交換器3から流出した高温の湯は温調熱交換器5に流
入する。ここで、水冷蒸発器10を流れる圧縮機7の低
圧低温側の吸入冷媒ガスに熱を奪われて、温度を下げて
濾過手段6に流入し、濾過された水が浴槽1にもどる。
従って、紫外線ランプを具備することもなく殺菌浄化で
きる。また、浴槽水は高温で殺菌された後、適温に冷却
されて、濾過され、浴槽にもどるため、高温にともなう
浴槽の材質劣化はない。そして、入浴時に高温湯が浴槽
にもどることもないため、快適な入浴ができる。尚、濾
過手段6は浴槽1、循環ポンプ2、加熱用熱交換器3、
温調熱交換器5からなる風呂循環回路のいづれに設けて
も同様の効果がある。
【0035】(実施例2)つぎに、本発明の実施例2に
ついて図2を参照しながら説明する。図2において、第
1の実施例と同じ構成、動作するものについては、同一
符号とし、説明を省略する。13は凝縮器であり、加熱
用熱交換器3と熱交換関係を有する。
【0036】つぎに、上記構成において動作を説明す
る。圧縮機7の高温高圧冷媒ガスは凝縮器13に流入
し、凝縮熱を出して加熱用熱交換器3の水を加熱する。
そして、凝縮液化した冷媒は減圧装置9で減圧されて水
冷蒸発器10に流入し、ここで温調熱交換器5を流れる
水から吸熱して蒸発ガス化し、圧縮機7にもどる。一
方、加熱用熱交換器3で加熱された水は温調熱交換器5
に流入し、冷却されて濾過手段6を通り、浴槽1にもど
る。従って、圧縮機7の高温高圧冷媒ガスの凝縮熱を加
熱用熱交換器3の熱源とするため、省エネルギーとな
る。
【0037】(実施例3)つぎに、本発明の実施例3に
ついて図3を参照しながら説明する。図3において、実
施例1、2と同じ構成、動作するものについては、同一
符号とし、説明を省略する。14は殺菌タンクであり、
上部は加熱用熱交換器3と下部は温調熱交換器5と接続
されている。また、内部での流速を小さくするため、タ
ンク径は大きくなっている。
【0038】つぎに、上記構成において動作を説明す
る。加熱用熱交換器3から流出した高温湯は殺菌タンク
14に流入し、殺菌タンク14内を低速で流れる。その
ため、高温湯内の雑菌は長時間、高温環境下に置かれる
ことになり、殺菌効果が向上する。
【0039】(実施例4)つぎに、本発明の実施例4に
ついて図4を参照しながら説明する。図4において、実
施例1、2、3と同じ構成、動作するものについては、
同一符号とし、説明を省略する。15は温度検知手段で
あり、濾過手段6の入口流体温度を検出する。16は制
御手段であり、温度検知手段15の信号に基づき循環ポ
ンプ2の流量を制御する。
【0040】つぎに、上記構成において動作を説明す
る。濾過手段6に流入する流体温度を温度検知手段15
が検出し、その信号が予め設定された設定温度になるよ
うに制御手段16は循環ポンプ2の流量を制御する。そ
の際、濾過手段6に流入する流体温度は温調熱交換器5
で冷却されて低温となっているため、濾過材の表面に堆
積する水のぬめりの進行は遅い。よって、濾過性能は持
続される。
【0041】(実施例5)つぎに、本発明の実施例5に
ついて図5を参照しながら説明する。図5において、実
施例1、2、3、4と同じ構成、動作するものについて
は、同一符号とし、説明を省略する。17は空気熱源蒸
発器であり、水冷蒸発器10と並列に設けられている。
18は温度検知手段であり、加熱用熱交換器3の出口に
設けられ、第1信号と第1信号より低温の第2信号を発
生する。19は風呂保温運転手段、20は運転制御手段
であり、風呂保温運転手段19の信号を受けて、冷媒の
蒸発作用を空気熱源蒸発器17へ切替えるとともに温度
検知手段18の第2信号で循環ポンプ2の流量を制御す
る。
【0042】つぎに、上記構成において動作を説明す
る。浄化殺菌運転時から予約外で緊急に入浴する場合に
は、先ず風呂保温運転手段19に入力され、その信号を
受けて、運転制御手段20は冷媒の蒸発作用を水冷蒸発
器10から空気熱源蒸発器17へ切替える。そして、加
熱用熱交換器3の出口温度を第1信号の高温殺菌温度か
ら低温の第2信号となるように循環ポンプ2の流量制御
をおこなう。よって、温調熱交換器5における湯温低下
はなくなり、また加熱温度は低くなるため、圧縮機7の
加熱能力増加とともに高効率運転となる。よって、風呂
保温運転時の急速保温と省エネルギー化をはかることが
できる。
【0043】(実施例6)つぎに、本発明の実施例6に
ついて図6を参照しながら説明する。図6において、実
施例1ないし5と同じ構成、動作するものについては、
同一符号とし、説明を省略する。21は給湯熱交換器で
あり、凝縮器13と並列に設けられている。22は水熱
交換器であり、給湯熱交換器21と熱交換関係を有す
る。23は貯湯槽、24は給湯循環ポンプであり、貯湯
槽23の下部から水熱交換器22ならびに貯湯槽23の
上部に水を循環する。25は温度検知手段であり、加熱
用熱交換器3へ流入する流体温度を検出する。26は切
替え制御手段であり、温度検知手段25の信号で冷媒の
凝縮作用を凝縮器13か給湯熱交換器21のいづれかに
切替える制御をおこなう。
【0044】つぎに、上記構成において動作を説明す
る。浴槽1から流出する湯温を温度検知手段25が検出
し、その信号を切替え制御手段26に送る。切替え制御
手段26は温度検知手段25の信号が所定温度の信号に
達すると、圧縮機7から流出した高温高圧の冷媒ガスが
給湯熱交換器21へ流れるように切り替える。そして、
圧縮機7の凝縮熱は水熱交換器22で貯湯槽1の下部か
ら流れてきた低温水を加熱するのに利用され、加熱され
た湯は貯湯槽1の上部に貯湯される。また、浴槽1の湯
温が所定温度以下に下がると、温度検知手段25は切替
え制御手段26に信号を送り、圧縮機7から流出する高
温高圧の冷媒ガスが凝縮器13へ流れるように切り替え
る。そして、浴槽1から送られてきた水を加熱用熱交換
器3で加熱する。よって、浴槽の保温運転と貯湯槽への
貯湯運転を効率的におこなうことができる。
【0045】(実施例7)つぎに、本発明の実施例7に
ついて図7を参照しながら説明する。図7において、実
施例1ないし6と同じ構成、動作するものについては、
同一符号とし、説明を省略する。27は水交換運転手段
であり、浴槽1の水を取り替える際におこなう。28は
切替え制御手段であり、水交換運転手段27の信号を受
けて、冷媒の凝縮作用を凝縮器13から給湯熱交換器2
1に切替えるとともに冷媒の蒸発作用を水冷蒸発器10
へ切替える。
【0046】つぎに、上記構成において動作を説明す
る。浴槽1の水を取り替える場合には、先ず水交換運転
手段27に信号が入力され、その信号は切替え制御手段
28へ送られる。そして、冷媒の凝縮作用を凝縮器13
から給湯熱交換器21へ切り替えるとともに冷媒の蒸発
作用を水冷蒸発器10へ切替える制御がおこなわれる。
そして、浴槽1の残湯は循環ポンプ2によって、加熱用
熱交換器3を通り、温調熱交換器5に流入し、ここで、
残湯は水冷蒸発器10を流れる低温の液冷媒に吸熱さ
れ、温度低下し、浴槽1に返る。一方、水冷蒸発器10
で浴槽残湯熱を吸熱し、蒸発ガス化した冷媒は圧縮機7
に吸入され、ここで圧縮されて高温高圧ガスとなり、給
湯熱交換器21に流入する。そして、貯湯槽1の下部か
ら送られてきた低温の水を水熱交換器22を介して加熱
し、加熱された湯が貯湯槽1の上部に貯湯される。よっ
て、浴槽の残湯エネルギーは貯湯運転時の圧縮機の吸熱
源として利用できる。従って、浴槽水の入れ替え時に浴
槽残湯エネルギーを有効活用することができる。
【0047】(実施例8)つぎに、本発明の実施例8に
ついて図8を参照しながら説明する。図8において、実
施例1ないし8と同じ構成、動作するものについては、
同一符号とし、説明を省略する。29は温度検知手段で
あり、温調熱交換器5の出口流体温度を検出する。30
は切替え制御手段であり、温度検知手段29の信号を受
けて冷媒の蒸発作用を水冷蒸発器10から空気熱源蒸発
器17へ切り替える。
【0048】つぎに、上記構成において動作を説明す
る。浴槽1の残湯は水冷蒸発器10で冷媒に吸熱され、
温度低下する。この運転が継続されると風呂循環回路系
の残湯温度はしだいに低下し、いづれ凍結温度に近づ
く。その際に、温度検知手段29は温調熱交換器5の出
口の流体温度を検出し、その信号を切替え制御手段30
に発信する。そして、切替え制御手段30は冷媒の蒸発
作用を水冷蒸発器10から空気熱源蒸発器17へ切り替
える。そして、冷媒は大気熱を吸熱して貯湯運転を継続
する。よって、浴槽残湯エネルギーを活用する場合にお
いて、風呂循環回路系の循環ポンプ2および配管系など
が凍結することもないため、機器の信頼性は向上する。
【0049】(実施例9)つぎに、本発明の実施例9に
ついて図9を参照しながら説明する。図9において、実
施例1ないし8と同じ構成、動作するものについては、
同一符号とし、説明を省略する。31は冷媒温度検知手
段であり、水冷蒸発器10の入口に設けられ、冷媒温度
を検出する。32は外気温度検知手段であり、外気温度
を検出する。33は切替え制御手段であり、冷媒温度検
知手段31の信号と外気温度検知手段32の信号を比較
して、冷媒の蒸発作用を水冷蒸発器10か空気熱源蒸発
器17かを選択して切替える。
【0050】つぎに、上記構成において動作を説明す
る。残湯を吸熱源とした貯湯運転中において、切替え制
御手段33は冷媒温度検知手段31の信号と外気温度検
知手段32の信号を受けて比較する。残湯を圧縮機1の
吸熱源として利用した方が高効率の場合には、例えば、
現在の外気温度において大気熱を空気熱源蒸発器17で
吸熱した場合の冷媒の蒸発温度を予測し(外気温度と蒸
発温度の関係は事前に把握できている)、現在の残湯を
吸熱源とした場合の冷媒温度検知手段31の信号から冷
媒の蒸発温度を判断し、残湯を吸熱源とした場合の方が
蒸発温度が高いとなった場合には、継続して冷媒の蒸発
作用を水冷蒸発器10でおこなう。逆に、大気熱を吸熱
源として利用した方が高効率の場合には、冷媒の蒸発作
用を空気熱源蒸発器17でおこなうように切り替える。
よって、貯湯運転時に効率のよい熱源を選択して運転す
るため、高効率化をはかることができる。
【0051】(実施例10)つぎに、本発明の実施例1
0について図10を参照しながら説明する。図10にお
いて、実施例1ないし9と同じ構成、動作するものにつ
いては、同一符号とし、説明を省略する。34は冷媒温
度検知手段であり、空気熱源蒸発器17の入口に設けら
れ、冷媒温度を検出する。35は切替え制御手段であ
り、冷媒温度検知手段34の信号を受けて冷媒の蒸発作
用を空気熱源蒸発器17から水冷蒸発器10へ切り替え
る制御をおこなう。
【0052】つぎに、上記構成において動作を説明す
る。冬季厳寒時の貯湯運転において、空気熱源蒸発器1
7で冷媒の蒸発作用をおこなう場合に、着霜が生じる。
それを冷媒温度検知手段34が検知し、その信号を切替
え制御手段35に送る。そして、切替え制御手段35は
冷媒の蒸発作用を空気熱源蒸発器17から水冷蒸発器1
0へ切り替える。よって、圧縮機7は外気温度より高温
の浴槽1の残湯を吸熱源として貯湯運転を継続すること
ができるため、冬季着霜条件下での貯湯運転時の高効率
化をはかることができる。
【0053】(実施例11)つぎに、本発明の実施例1
1について図11を参照しながら説明する。図11にお
いて、実施例1ないし10と同じ構成、動作するものに
ついては、同一符号とし、説明を省略する。36は給湯
循環ポンプであり、DC電源などを用いて流量を可変す
ることができる。37は温度検知手段であり、水熱交換
器22の出口の流体温度を検出する。38はポンプ制御
手段であり、温度検知手段37の信号に基づき、水熱交
換器22の出口流体温度が所定温度となるように給湯循
環ポンプ36の流量を可変する。39はクロックであ
り、運転開始から時間を計測する。40は冷媒温度検知
手段であり、圧縮機7の出口冷媒温度を検出する。41
は運転制御手段であり、運転開始時は冷媒の凝縮作用を
凝縮器13でおこない、その後、クロック39の信号あ
るいは冷媒温度検知手段40の信号に基づき、冷媒の凝
縮作用を給湯熱交換器21へ切替える制御をおこなう。
【0054】つぎに、上記構成において動作を説明す
る。運転制御手段41は運転開始時においては、冷媒の
凝縮作用を凝縮器13でおこなう制御をする。そして、
運転立ち上げ開始とともに圧縮機7の出口の冷媒温度は
上昇しはじめる。そのため、凝縮器13で加熱される水
は所定温度より低い状態で流出し、その後、圧縮機7の
出口の冷媒温度が上昇して安定すると加熱される水温も
所定湯温が得られるようになる。そのため、運転制御手
段41は運転開始から所定時間経過後をクロック39の
信号に基づき、あるいは圧縮機7の出口の冷媒温度を検
出する冷媒温度検知手段40の信号に基づき、冷媒の凝
縮作用を凝縮器13から給湯熱交換器21へ切替える制
御をおこなう。そして、水熱交換器22の出口の湯温が
所定温度となるように、ポンプ制御手段38は給湯循環
ポンプ36の流量を可変する。よって、貯湯運転時にお
いて、運転立ち上がり時に低温水が貯湯槽上部に流入す
るのを防止することができるため、貯湯槽内の残湯温度
を下げることはない。
【0055】(実施例12)つぎに、本発明の実施例1
2について図12を参照しながら説明する。図12にお
いて、実施例1ないし11と同じ構成、動作するものに
ついては、同一符号とし、説明を省略する。42は第1
の温度検知手段であり、水熱交換器22の出口流体温度
を検出する。43は第2の温度検知手段であり、水熱交
換器22の入口流体温度を検出する。44はポンプ制御
手段であり、第1の温度検知手段42の信号に基づき、
給湯循環ポンプ36の流量を可変する。45は切替え制
御手段であり、第2の温度検知手段43の信号に基づ
き、冷媒の凝縮作用を給湯熱交換器21から凝縮器13
へ切り替える。
【0056】つぎに、上記構成において動作を説明す
る。入浴が終わる深夜時間帯において、運転の最初は第
1の温度検知手段42の信号に基づき、水熱交換器22
の出口流体温度が所定温度になるように、ポンプ制御手
段44は給湯循環ポンプ36の流量を可変する。そし
て、水熱交換器22から流出する所定温度の湯が貯湯槽
23の上部から貯湯されていく。この運転がくり返され
て貯湯槽23内の湯面はしだいに下がり、貯湯槽23全
体に高温湯が貯湯される。そして、高温湯が水熱交換器
22の入口に達すると、第2の温度検知手段43が検出
し、その信号に基づき切替え制御手段45は冷媒の凝縮
作用を給湯熱交換器21から凝縮器13へ切り替え、風
呂の保温運転をおこなう。よって、深夜時間帯に先ず貯
湯運転をおこない、朝方に風呂保温運転をおこなうた
め、深夜の浴槽からの放熱は少なくなるとともに朝の入
浴ができる。よって、貯湯運転と風呂保温運転をおこな
う場合のシステム効率の向上をはかることができる。
尚、本発明の実施例では第2の温度検知手段43を水熱
交換器22の出口に設けているが、貯湯槽23の所定貯
湯量となる表面に設けても、同様の効果がある。この場
合には、貯湯槽23に必要な湯量だけ貯湯運転し、風呂
保温運転に切り替わる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
ヒートポンプ風呂浄化システムによれば、次の効果を奏
する。浴槽の水は制御手段によって、加熱用熱交換器で
雑菌が死ぬ温度になるように、温度検知手段の信号に基
づき循環ポンプの流量制御をおこなう。そして、加熱用
熱交換器から流出する高温の湯は温調熱交換器に流入
し、ここで、水冷蒸発器を流れる圧縮機の低温吸入冷媒
ガスに熱を奪われて、温度を下げ、濾過手段で濾過され
て、浴槽にもどる。従って、紫外線ランプを具備するこ
ともなく殺菌浄化できる。また、浴槽水は高温で殺菌さ
れた後、適温に冷却されて、濾過され、浴槽にもどるた
め、高温にともなう浴槽の材質劣化はない。そして、入
浴時に高温湯が浴槽にもどることもないため、快適な入
浴ができる。
【0058】また、凝縮器と加熱用熱交換器が熱交換す
る構成とした場合、圧縮機の高温高圧冷媒ガスの凝縮熱
を加熱用熱交換器の熱源とすることができ、省エネルギ
ー化がはかれる。
【0059】また、加熱用熱交換器と温調熱交換器との
途中に殺菌タンクを備えた場合、加熱用熱交換器から流
出した高温湯と雑菌は殺菌タンクに流入し、殺菌タンク
内を低速で流れるため、高温湯内の雑菌は長時間、高温
環境下に置かれることになり、殺菌効果が向上する。
【0060】また、濾過手段に流入する流体温度を温度
検知手段が検出し、その信号が予め設定された設定温度
になるように制御手段は循環ポンプの流量を制御する場
合、濾過手段に流入する流体温度は温調熱交換器で冷却
されて低温となっているため、濾過材の表面に堆積する
ぬめりの進行は遅い。よって、濾過性能の持久性は向上
する。
【0061】また、浄化殺菌運転時から予約外で緊急に
入浴する場合には、先ず風呂保温運転手段に入力され、
その信号を受けて、運転制御手段は冷媒の蒸発作用を水
冷蒸発器から空気熱源蒸発器へ切替え、そして、加熱用
熱交換器の出口温度を第1信号の高温殺菌温度から低温
の第2信号となるように循環ポンプの流量制御をおこな
う場合、温調熱交換器での湯温低下はなくなり、また加
熱温度は低くなるため、圧縮機での加熱能力は増加する
とともに高効率運転となる。よって、風呂保温運転時の
省エネルギー化をはかることができる。
【0062】また、浴槽から流出する湯温を温度検知手
段が検出し、所定温度に達すると、切替え制御手段に信
号を送り、圧縮機から流出した高温高圧の冷媒ガスが給
湯熱交換器へ流れるように切り替えられ、圧縮機の凝縮
熱は水熱交換器で貯湯槽下部から流れてきた低温水の加
熱に利用され、加熱された湯は貯湯槽上部に貯湯され、
浴槽の湯温が所定温度以下に下がると、温度検知手段は
切替え制御手段に信号を送り、圧縮機から流出する高温
高圧の冷媒ガスが凝縮器へ流れるように切り替えられ、
浴槽から送られてきた水を加熱用熱交換器で加熱する場
合、浴槽の保温運転と貯湯槽への貯湯運転を効率的にお
こなうことができる。
【0063】また、浴槽の水を取り替える場合には、先
ず水交換運転手段に信号が入力され、その信号は切替え
制御手段に送られ、冷媒の凝縮作用を凝縮器から給湯熱
交換器に切り替え、また冷媒の蒸発作用を前記水冷蒸発
器へ切替える制御がおこなわれる。そして、浴槽の残湯
は循環ポンプによって、加熱用熱交換器を通り、温調熱
交換器に流入する。その際に、残湯は水冷蒸発器を流れ
る低温の液冷媒に吸熱され、温度低下し、浴槽に返る。
一方、水冷蒸発器でガス化した冷媒は圧縮機に吸入さ
れ、ここで圧縮されて高温高圧ガスとなり、給湯熱交換
器に流入する。そして、貯湯槽の下部から送られてきた
低温の水を水熱交換器で加熱し、貯湯槽の上部に貯湯す
る場合、浴槽の残湯エネルギーは貯湯運転時の圧縮機の
吸熱源として利用できる。従って、浴槽水の入れ替え時
に浴槽残湯エネルギーを有効活用することができる。
【0064】また、浴槽の残湯は水冷蒸発器で吸熱され
るため、温度低下する。この運転が継続されると凍結温
度に近づく。その際に、温度検知手段は温調熱交換器出
口の流体温度を検出し、その信号を切替え制御手段に発
信する。そして、切替え制御手段は冷媒の蒸発作用を水
冷蒸発器から空気熱源蒸発器に切り替える場合、浴槽残
湯エネルギーを活用する場合において、機器の信頼性が
向上する。
【0065】また、残湯を吸熱源とした貯湯運転中に、
切替え制御手段は冷媒温度検知手段の信号と外気温度検
知手段の信号を受けて比較する。そして、残湯を圧縮機
の吸熱源として利用した方が高効率の場合には、継続し
て冷媒の蒸発作用を水冷蒸発器でおこなう。逆に、外気
の空気を吸熱源として利用した方が高効率の場合には、
冷媒の蒸発作用を空気熱源蒸発器でおこなうように切り
替える場合、貯湯運転時の高効率化をはかることができ
る。
【0066】また、冬季厳寒時の貯湯運転において、空
気熱源蒸発器で冷媒の蒸発作用をおこなう場合に、着霜
が生じ、それを冷媒温度検知手段が検知し、その信号を
切替え制御手段に送る。そして、切替え制御手段は冷媒
の蒸発作用を空気熱源蒸発器から水冷蒸発器へ切り替え
る場合、圧縮機は外気温度より高温の浴槽の残湯を吸熱
源として貯湯運転を継続することができるため、冬季着
霜条件下での貯湯運転時の高効率化をはかることができ
る。
【0067】また、運転制御手段は運転開始時において
は、冷媒の凝縮作用を凝縮器でおこない、運転開始から
所定時間経過後、あるいは圧縮機の出口冷媒温度を検知
して、冷媒の凝縮作用を凝縮器から給湯熱交換器へ切替
える制御をおこなう場合、貯湯運転時において、運転立
ち上がり時に低温水が貯湯槽上部に流入するのを防止す
ることができるため、貯湯槽内の残湯温度を下げること
はない。
【0068】また、入浴が終わった後の深夜時間帯にお
いて、運転の最初は第1の温度検知手段の信号に基づ
き、水熱交換器の出口流体温度が所定温度になるよう
に、ポンプ制御手段は給湯循環ポンプの流量を可変し、
水熱交換器から流出する所定温度の湯が貯湯槽上部から
しだいに貯湯され、貯湯槽全体に高温湯が貯湯され、高
温湯が水熱交換器の入口に達すると、第2の温度検知手
段が検出し、その信号に基づき切替え制御手段は冷媒の
凝縮作用を給湯熱交換器から凝縮器へ切り替え、風呂の
保温運転をおこなう場合、深夜時間帯に先ず貯湯運転を
おこない、朝方に風呂保温運転をおこなうため、深夜の
浴槽からの放熱は少なくなるとともに朝の入浴ができ
る。従って、深夜時間帯に貯湯運転と風呂保温運転をお
こなう場合のシステム効率は向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるヒートポンプ風呂浄
化システムの構成図
【図2】同実施例2におけるヒートポンプ風呂浄化シス
テムの構成図
【図3】同実施例3におけるヒートポンプ風呂浄化シス
テムの構成図
【図4】同実施例4におけるヒートポンプ風呂浄化シス
テムの構成図
【図5】同実施例5におけるヒートポンプ風呂浄化シス
テムの構成図
【図6】同実施例6におけるヒートポンプ風呂浄化シス
テムの構成図
【図7】同実施例7におけるヒートポンプ風呂浄化シス
テムの構成図
【図8】同実施例8におけるヒートポンプ風呂浄化シス
テムの構成図
【図9】同実施例9におけるヒートポンプ風呂浄化シス
テムの構成図
【図10】同実施例10におけるヒートポンプ風呂浄化
システムの構成図
【図11】同実施例11におけるヒートポンプ風呂浄化
システムの構成図
【図12】同実施例12におけるヒートポンプ風呂浄化
システムの構成図
【図13】従来例の風呂浄化システムの構成図
【符号の説明】
1 浴槽 2 循環ポンプ 3 加熱用熱交換器 4 熱源 5 温調熱交換器 6 濾過手段 7 圧縮機 8 凝縮器 9 減圧装置 10 水冷蒸発器 11、15、18、25、29、37 温度検知手段 12、16 制御手段 13 凝縮器 14 殺菌タンク 17 空気熱源蒸発器 19 風呂保温運転手段 20 運転制御手段 21 給湯熱交換器 22 水熱交換器 23 貯湯槽 24 給湯循環ポンプ 26、28、30、33、35、45 切替え制御手段 27 水交換運転手段 31、34、40 冷媒温度検知手段 32 外気温度検知手段 36 給湯循環ポンプ 38、44 ポンプ制御手段 39 クロック 41 運転制御手段 42 第1の温度検知手段 43 第2の温度検知手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽と、浴槽水を循環する循環ポンプと、
    熱源を有する加熱用熱交換器と、温調熱交換器と、夫々
    前記した浴槽、循環ポンプ、加熱用熱交換器、温調熱交
    換器の4要素を有する風呂循環回路に設けた濾過手段
    と、圧縮機と、凝縮器と、減圧装置と、前記温調熱交換
    器と熱交換関係を有する水冷蒸発器と、前記加熱用熱交
    換器の出口流体温度を検出する温度検知手段と、前記温
    度検知手段の信号に基づき前記循環ポンプの流量を制御
    する制御手段とを備えたヒートポンプ風呂浄化システ
    ム。
  2. 【請求項2】凝縮器は前記加熱用熱交換器と熱交換関係
    を有する請求項1記載のヒートポンプ風呂浄化システ
    ム。
  3. 【請求項3】加熱用熱交換器と温調熱交換器との途中に
    殺菌タンクを設けた請求項1または2記載のヒートポン
    プ風呂浄化システム。
  4. 【請求項4】濾過手段の入口流体温度を検出する温度検
    知手段と、前記温度検知手段の信号に基づき前記循環ポ
    ンプの流量を制御する制御手段を有する請求項1ないし
    3のいずれか1項に記載のヒートポンプ風呂浄化システ
    ム。
  5. 【請求項5】水冷蒸発器と並列に設けた空気熱源蒸発器
    と、加熱用熱交換器の出口に設けられ、第1信号と第1
    信号より低温の第2信号を発生する温度検知手段と、風
    呂保温運転手段と、前記風呂保温運転手段の信号を受け
    て、冷媒の蒸発作用を前記空気熱源蒸発器へ切替えると
    ともに前記温度検知手段の第2信号で循環ポンプの流量
    を制御する運転制御手段を有する請求項1ないし3のい
    ずれか1項に記載のヒートポンプ風呂浄化システム。
  6. 【請求項6】浴槽と、循環ポンプと、加熱用熱交換器の
    3要素を有する風呂循環回路と、圧縮機と、前記加熱用
    熱交換器と熱交換関係を有する凝縮器と、減圧装置と、
    空気熱源蒸発器と、前記凝縮器と並列に設けた給湯熱交
    換器と、前記給湯熱交換器と熱交換関係を有する水熱交
    換器と、貯湯槽と、前記貯湯槽の下部から前記水熱交換
    器ならびに前記貯湯槽の上部に水を循環する給湯循環ポ
    ンプと、前記加熱用熱交換器へ流入する流体温度を検出
    する温度検知手段と、前記温度検知手段の信号で冷媒の
    凝縮作用を前記凝縮器か前記給湯熱交換器のいづれかで
    おこなう切替え制御手段を備えたヒートポンプ風呂浄化
    システム。
  7. 【請求項7】浴槽と、循環ポンプと、加熱用熱交換器
    と、温調熱交換器の4要素を有する風呂循環回路と、圧
    縮機と、前記加熱用熱交換器と熱交換関係を有する凝縮
    器と、減圧装置と、前記温調熱交換器と熱交換関係を有
    する水冷蒸発器と、前記水冷蒸発器と並列に設けた空気
    熱源蒸発器と、前記凝縮器と並列に設けた給湯熱交換器
    と、前記給湯熱交換器と熱交換をおこなう水熱交換器
    と、貯湯槽と、前記貯湯槽の下部から前記水熱交換器お
    よび前記貯湯槽の上部に水を循環する給湯循環ポンプ
    と、浴槽水の水を交換するための水交換運転手段と、前
    記水交換運転手段の信号を受けて、冷媒の凝縮作用を前
    記凝縮器から前記給湯熱交換器に切替えるとともに冷媒
    の蒸発作用を前記水冷蒸発器へ切替える切替え制御手段
    を備えたヒートポンプ風呂浄化システム。
  8. 【請求項8】温調熱交換器の出口の流体温度を検出する
    温度検知手段と、前記温度検知手段の信号を受けて冷媒
    の蒸発作用を水冷蒸発器から空気熱源蒸発器に切り替え
    る切替え制御手段を有する請求項7記載のヒートポンプ
    風呂浄化システム。
  9. 【請求項9】水冷蒸発器の入口冷媒温度を検出する冷媒
    温度検知手段と、外気温度検知手段と、前記冷媒温度検
    知手段の信号と前記外気温度検知手段の信号を比較した
    結果に基づき、冷媒の蒸発作用を前記水冷蒸発器か前記
    空気熱源蒸発器かを選択して切替える切替え制御手段を
    有する請求項7記載のヒートポンプ風呂浄化システム。
  10. 【請求項10】空気熱源蒸発器の入口冷媒温度を検出す
    る冷媒温度検知手段と、前記冷媒温度検知手段の信号を
    受けて冷媒の蒸発作用を前記空気熱源蒸発器から水冷蒸
    発器に切り替える切替え制御手段を有する請求項7記載
    のヒートポンプ風呂浄化システム。
  11. 【請求項11】水熱交換器の出口流体温度を検出する温
    度検知手段と、前記温度検知手段の信号に基づき、給湯
    循環ポンプの流量を可変するポンプ制御手段と、運転開
    始時は冷媒の凝縮作用を凝縮器でおこない、その後、所
    定時間経過後あるいは圧縮機の出口冷媒温度が所定温度
    に達した後に、冷媒の凝縮作用を給湯熱交換器へ切替え
    る運転制御手段を有する請求項7記載のヒートポンプ風
    呂浄化システム。
  12. 【請求項12】水熱交換器の出口流体温度を検出する第
    1の温度検知手段と、前記水熱交換器の入口流体温度を
    検出する第2の温度検知手段と、前記第1の温度検知手
    段の信号に基づき、給湯循環ポンプの流量を可変するポ
    ンプ制御手段と、前記第2の温度検知手段の信号に基づ
    き、冷媒の凝縮作用を給湯熱交換器から凝縮器へ切り替
    える切替え制御手段を有する請求項7記載のヒートポン
    プ風呂浄化システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008096032A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The 温水循環式給湯システム
JP2013007520A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Gastar Corp 補助加熱装置

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