JPH1097182A - 鍵盤楽器の演奏支援装置 - Google Patents
鍵盤楽器の演奏支援装置Info
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- JPH1097182A JPH1097182A JP8250305A JP25030596A JPH1097182A JP H1097182 A JPH1097182 A JP H1097182A JP 8250305 A JP8250305 A JP 8250305A JP 25030596 A JP25030596 A JP 25030596A JP H1097182 A JPH1097182 A JP H1097182A
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- performance
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鍵盤楽器本体と鍵との独立性を確保するとと
もに、タッチに与える影響を排除または低減することが
できる鍵盤楽器の演奏支援装置を提供する。 【解決手段】 本体側装置10の制御手段11は、記憶
手段12から読み出した演奏に関する情報(演奏デー
タ)が運指情報である場合には、当該運情報に従って駆
動機構13に対して微少電力値の駆動信号を供給する。
この駆動信号は、連続する3ビットの信号であり、駆動
機構13のソレノイドは、当該ビット列で表されるパタ
ーンで励磁し、鍵に当接するロッドを僅かに動かそうと
する。このロッドにかかる力の変化は鍵側装置20の受
信手段21で検出され、表示制御手段22へ供給され
る。表示制御手段22は、受信手段21で検出した変化
のパターンに基づいて運指記号を求め、これを鍵に設け
られた表示手段23に表示させる。
もに、タッチに与える影響を排除または低減することが
できる鍵盤楽器の演奏支援装置を提供する。 【解決手段】 本体側装置10の制御手段11は、記憶
手段12から読み出した演奏に関する情報(演奏デー
タ)が運指情報である場合には、当該運情報に従って駆
動機構13に対して微少電力値の駆動信号を供給する。
この駆動信号は、連続する3ビットの信号であり、駆動
機構13のソレノイドは、当該ビット列で表されるパタ
ーンで励磁し、鍵に当接するロッドを僅かに動かそうと
する。このロッドにかかる力の変化は鍵側装置20の受
信手段21で検出され、表示制御手段22へ供給され
る。表示制御手段22は、受信手段21で検出した変化
のパターンに基づいて運指記号を求め、これを鍵に設け
られた表示手段23に表示させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演奏に関する情報
を演奏者に知らせることができる鍵盤楽器の演奏支援装
置に関する。
を演奏者に知らせることができる鍵盤楽器の演奏支援装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子ピアノ等の鍵盤楽器の演
奏中に、次の打鍵位置等を演奏者に提示する演奏支援装
置が知られている。例えば、特開昭56−29288号
公報および特開昭62−239188号公報には、各鍵
に対応する鍵盤押さえ上の位置に鍵と同数の表示器を設
け、演奏の進行に従って、当該演奏に対して予め設定さ
れた演奏情報から次の打鍵に関する情報を読み出し、次
の打鍵位置の表示器に当該打鍵に対応した音符を順次表
示する演奏支援装置が示されている。
奏中に、次の打鍵位置等を演奏者に提示する演奏支援装
置が知られている。例えば、特開昭56−29288号
公報および特開昭62−239188号公報には、各鍵
に対応する鍵盤押さえ上の位置に鍵と同数の表示器を設
け、演奏の進行に従って、当該演奏に対して予め設定さ
れた演奏情報から次の打鍵に関する情報を読み出し、次
の打鍵位置の表示器に当該打鍵に対応した音符を順次表
示する演奏支援装置が示されている。
【0003】また、各表示器を鍵盤押さえではなく、各
鍵に設けるようにして視認性を高めようとする提案があ
る。さらに、打鍵すべき指に関する情報(運指情報)を
演奏情報に含め、当該運指情報を演奏の進行に従って各
表示体に順次表示し、演奏訓練の合理化を図る提案もな
されている。
鍵に設けるようにして視認性を高めようとする提案があ
る。さらに、打鍵すべき指に関する情報(運指情報)を
演奏情報に含め、当該運指情報を演奏の進行に従って各
表示体に順次表示し、演奏訓練の合理化を図る提案もな
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の鍵盤
楽器の演奏支援装置では、運指情報を含む演奏に関する
情報(演奏データ)は、何らかの記憶手段から読み出さ
れ表示器に表示されるが、記憶手段と表示器とは有線接
続されており、各鍵に表示器を設けた場合には、鍵盤楽
器本体と各鍵間との間に例えば88本(実際にはホット
とアースとの組になっているので88×2=176本)
の信号線が張架されることになる。このような構成をと
った場合、鍵盤楽器本体と鍵盤との物理的な独立性が極
めて低くなるので、調律・修理作業における鍵の取り外
し等にかかる負担が増大するという問題がある。また、
各鍵のタッチに信号線の接続による影響が現れる可能性
もある。
楽器の演奏支援装置では、運指情報を含む演奏に関する
情報(演奏データ)は、何らかの記憶手段から読み出さ
れ表示器に表示されるが、記憶手段と表示器とは有線接
続されており、各鍵に表示器を設けた場合には、鍵盤楽
器本体と各鍵間との間に例えば88本(実際にはホット
とアースとの組になっているので88×2=176本)
の信号線が張架されることになる。このような構成をと
った場合、鍵盤楽器本体と鍵盤との物理的な独立性が極
めて低くなるので、調律・修理作業における鍵の取り外
し等にかかる負担が増大するという問題がある。また、
各鍵のタッチに信号線の接続による影響が現れる可能性
もある。
【0005】そこで、鍵盤楽器本体と鍵盤との間の通信
に信号線を用いず、鍵盤楽器本体に無線送信機、各鍵に
無線受信機を設け、無線通信により演奏データを送受す
る手法が考えられる。しかしながら、この手法では、各
鍵のみならず鍵盤楽器本体にも物理的な構造の変更が必
要になってしまう。また、通信に使用する無線周波数帯
域を十分に広く確保できない場合には、信号の識別のた
めにアドレス管理やタイミング制御等を行う複雑な制御
システムを各鍵に搭載する必要があり、高コストを招致
してしまう。さらに、電子機器から漏れる電磁波を最小
とする、という観点からも無線通信以外の手法が模索さ
れている。
に信号線を用いず、鍵盤楽器本体に無線送信機、各鍵に
無線受信機を設け、無線通信により演奏データを送受す
る手法が考えられる。しかしながら、この手法では、各
鍵のみならず鍵盤楽器本体にも物理的な構造の変更が必
要になってしまう。また、通信に使用する無線周波数帯
域を十分に広く確保できない場合には、信号の識別のた
めにアドレス管理やタイミング制御等を行う複雑な制御
システムを各鍵に搭載する必要があり、高コストを招致
してしまう。さらに、電子機器から漏れる電磁波を最小
とする、という観点からも無線通信以外の手法が模索さ
れている。
【0006】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、鍵盤楽器本体と鍵との独立性を確保し従来の鍵盤
楽器本体の物理的な構造を大幅に変更せずに演奏に関す
る情報(演奏データ)を演奏者に知らせることができる
とともに、タッチに与える影響を排除または低減するこ
とができる鍵盤楽器の演奏支援装置を提供することを目
的としている。
ので、鍵盤楽器本体と鍵との独立性を確保し従来の鍵盤
楽器本体の物理的な構造を大幅に変更せずに演奏に関す
る情報(演奏データ)を演奏者に知らせることができる
とともに、タッチに与える影響を排除または低減するこ
とができる鍵盤楽器の演奏支援装置を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の鍵盤楽器の演奏支援装置は、
各鍵に対応して楽器本体に設けられ電気信号に応じて対
応する鍵を駆動するソレノイドを備えた鍵盤楽器の演奏
者に演奏に関する情報を知らせて演奏を支援する鍵盤楽
器の演奏支援装置であって、楽器本体に設けられ前記演
奏に関する情報を格納する記憶手段と、楽器本体に設け
られ前記記憶手段に格納された前記演奏に関する情報に
応じた電気信号を該演奏に関する情報で特定されるソレ
ノイドへ供給する制御手段と、各鍵に設けられ対応する
ソレノイドが鍵を駆動しようとする力の変化を検出し、
検出した力の変化に基づいて前記演奏に関する情報を取
得する非接続受信手段と、各鍵に設けられ対応する前記
非接続受信手段が取得した前記演奏に関する情報を表示
する表示手段と、各鍵に設けられ対応する前記非接続受
信手段および前記表示手段へ電力を供給する給電手段と
を具備し、前記制御手段がソレノイドへ供給する電気信
号の値は無音押鍵に相当する値であることを特徴として
いる。
ために、請求項1に記載の鍵盤楽器の演奏支援装置は、
各鍵に対応して楽器本体に設けられ電気信号に応じて対
応する鍵を駆動するソレノイドを備えた鍵盤楽器の演奏
者に演奏に関する情報を知らせて演奏を支援する鍵盤楽
器の演奏支援装置であって、楽器本体に設けられ前記演
奏に関する情報を格納する記憶手段と、楽器本体に設け
られ前記記憶手段に格納された前記演奏に関する情報に
応じた電気信号を該演奏に関する情報で特定されるソレ
ノイドへ供給する制御手段と、各鍵に設けられ対応する
ソレノイドが鍵を駆動しようとする力の変化を検出し、
検出した力の変化に基づいて前記演奏に関する情報を取
得する非接続受信手段と、各鍵に設けられ対応する前記
非接続受信手段が取得した前記演奏に関する情報を表示
する表示手段と、各鍵に設けられ対応する前記非接続受
信手段および前記表示手段へ電力を供給する給電手段と
を具備し、前記制御手段がソレノイドへ供給する電気信
号の値は無音押鍵に相当する値であることを特徴として
いる。
【0008】また、請求項2に記載の鍵盤楽器の演奏支
援装置は、各鍵に対応して楽器本体に設けられ電気信号
に応じて対応する鍵を駆動するソレノイドを備えた鍵盤
楽器の演奏者に演奏に関する情報を知らせて演奏を支援
する鍵盤楽器の演奏支援装置であって、楽器本体に設け
られ前記演奏に関する情報を格納する記憶手段と、楽器
本体に設けられ前記記憶手段に格納された前記演奏に関
する情報に応じた電気信号を該演奏に関する情報で特定
されるソレノイドへ供給する制御手段と、各鍵に設けら
れ対応するソレノイドが発生する磁界の変化に基づいて
前記演奏に関する情報を取得する非接触受信手段と、各
鍵に設けられ対応する前記非接触受信手段が取得した前
記演奏に関する情報を表示する表示手段と、各鍵に設け
られ対応する前記非接触受信手段および前記表示手段へ
電力を供給する給電手段とを具備し、前記制御手段がソ
レノイドへ供給する電気信号の値は無音押鍵に相当する
値であることを特徴としている。さらに、上記構成に加
えて、請求項3または4に記載の鍵盤楽器の演奏支援装
置は、各鍵に設けられ、対応する前記非接続受信手段
(または前記非接触受信手段)および前記表示手段へ電
力を供給する給電手段を備え、前記給電手段は非接触で
受け取ったエネルギーから前記電力を取得することを特
徴としている。
援装置は、各鍵に対応して楽器本体に設けられ電気信号
に応じて対応する鍵を駆動するソレノイドを備えた鍵盤
楽器の演奏者に演奏に関する情報を知らせて演奏を支援
する鍵盤楽器の演奏支援装置であって、楽器本体に設け
られ前記演奏に関する情報を格納する記憶手段と、楽器
本体に設けられ前記記憶手段に格納された前記演奏に関
する情報に応じた電気信号を該演奏に関する情報で特定
されるソレノイドへ供給する制御手段と、各鍵に設けら
れ対応するソレノイドが発生する磁界の変化に基づいて
前記演奏に関する情報を取得する非接触受信手段と、各
鍵に設けられ対応する前記非接触受信手段が取得した前
記演奏に関する情報を表示する表示手段と、各鍵に設け
られ対応する前記非接触受信手段および前記表示手段へ
電力を供給する給電手段とを具備し、前記制御手段がソ
レノイドへ供給する電気信号の値は無音押鍵に相当する
値であることを特徴としている。さらに、上記構成に加
えて、請求項3または4に記載の鍵盤楽器の演奏支援装
置は、各鍵に設けられ、対応する前記非接続受信手段
(または前記非接触受信手段)および前記表示手段へ電
力を供給する給電手段を備え、前記給電手段は非接触で
受け取ったエネルギーから前記電力を取得することを特
徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、上述した
動作原理に基づいた本発明の一実施形態について説明す
る。 [A:全体構成]図1は本発明の一実施形態による鍵盤
楽器の演奏支援装置の構成を示すブロック図であり、こ
の図において、10は鍵盤楽器本体側装置、20は鍵側
装置であり、1つの本体側装置10に複数(例えば88
個)の鍵側装置20が対応付けて設けられている。
動作原理に基づいた本発明の一実施形態について説明す
る。 [A:全体構成]図1は本発明の一実施形態による鍵盤
楽器の演奏支援装置の構成を示すブロック図であり、こ
の図において、10は鍵盤楽器本体側装置、20は鍵側
装置であり、1つの本体側装置10に複数(例えば88
個)の鍵側装置20が対応付けて設けられている。
【0010】本体側装置10において、11は鍵盤楽器
の各部を制御する制御手段であり、図示せぬCPU(中
央処理装置)、CPUの動作プログラム等を格納したR
OM(Read Only Memory)、CPUに読み書きされるR
AM(Random Access Memory)、各種I/Oインタフェ
ース等から構成されている。制御手段11は鍵盤楽器の
動作モード(演奏支援モード、自動演奏モード、マニュ
アルモード、エディットモード等)に応じて異なる機能
を提供する。
の各部を制御する制御手段であり、図示せぬCPU(中
央処理装置)、CPUの動作プログラム等を格納したR
OM(Read Only Memory)、CPUに読み書きされるR
AM(Random Access Memory)、各種I/Oインタフェ
ース等から構成されている。制御手段11は鍵盤楽器の
動作モード(演奏支援モード、自動演奏モード、マニュ
アルモード、エディットモード等)に応じて異なる機能
を提供する。
【0011】12は楽音情報や運指情報などの演奏に関
する情報(演奏データ)を記憶した記憶手段であり、R
OM等の不揮発性メモリ、またはバッテリーバックアッ
プされたRAM、あるいはフロッピーディスク等の記録
媒体の読み出し装置から構成される。制御手段11のC
PUは、記憶手段12に記憶された演奏データを、直接
的に、あるいはRAMに一時記憶させた後に、後述する
読み出しタイミングで順次読み出し、読み出した演奏デ
ータに基づいた処理を行う。
する情報(演奏データ)を記憶した記憶手段であり、R
OM等の不揮発性メモリ、またはバッテリーバックアッ
プされたRAM、あるいはフロッピーディスク等の記録
媒体の読み出し装置から構成される。制御手段11のC
PUは、記憶手段12に記憶された演奏データを、直接
的に、あるいはRAMに一時記憶させた後に、後述する
読み出しタイミングで順次読み出し、読み出した演奏デ
ータに基づいた処理を行う。
【0012】13は各鍵に対応して設けられた駆動機構
であり、制御手段11は読み出した演奏データに応じた
電力値の駆動信号(電気信号)を当該演奏データに応じ
た駆動機構13へ供給し、駆動機構13内のソレノイド
を励磁する。このソレノイドは、駆動信号の電力値(電
気信号の値)に応じた強度の磁界を発生し、これにより
対応する鍵を駆動するので、各鍵は演奏データに基づい
て駆動されることになる。
であり、制御手段11は読み出した演奏データに応じた
電力値の駆動信号(電気信号)を当該演奏データに応じ
た駆動機構13へ供給し、駆動機構13内のソレノイド
を励磁する。このソレノイドは、駆動信号の電力値(電
気信号の値)に応じた強度の磁界を発生し、これにより
対応する鍵を駆動するので、各鍵は演奏データに基づい
て駆動されることになる。
【0013】14は各鍵に対応して設けられた光センサ
などの検出手段であり、対応する鍵の押鍵状態(キーオ
ン、キーオフなど)を検出し、検出結果に応じた検出信
号を制御手段11へ供給する。この検出信号は、制御手
段11において、次の演奏データの読み出しタイミング
の決定に用いられる。なお、上記読み出しタイミング
は、現在の演奏データの内容のみに基づいて、あるいは
現在の演奏データの内容と上記検出信号とに基づいて決
定される。
などの検出手段であり、対応する鍵の押鍵状態(キーオ
ン、キーオフなど)を検出し、検出結果に応じた検出信
号を制御手段11へ供給する。この検出信号は、制御手
段11において、次の演奏データの読み出しタイミング
の決定に用いられる。なお、上記読み出しタイミング
は、現在の演奏データの内容のみに基づいて、あるいは
現在の演奏データの内容と上記検出信号とに基づいて決
定される。
【0014】また、15は各部11〜14へ所定の電力
を供給する電源手段である。16は電源手段15から供
給される電力を鍵側装置20で受信可能な形態のエネル
ギーに変換して各鍵側装置20へ出力するエネルギー供
給手段であり、本実施形態においては、電気/光変換回
路およびEL(エレクトロルミネッセンス)などの照明
装置から構成されている。
を供給する電源手段である。16は電源手段15から供
給される電力を鍵側装置20で受信可能な形態のエネル
ギーに変換して各鍵側装置20へ出力するエネルギー供
給手段であり、本実施形態においては、電気/光変換回
路およびEL(エレクトロルミネッセンス)などの照明
装置から構成されている。
【0015】鍵側装置20において、21は鍵あるいは
駆動機構13の動きを検出し検出結果に応じた検出信号
を出力する受信手段であり、圧力センサあるいは加速度
センサなどで構成される。本実施形態では、圧力センサ
を用いるものとする。22は情報を一時的に保持する一
時保持手段を備えた表示制御手段であり、受信手段21
から出力される検出信号の変動が所定の変動である場合
には、当該検出信号に後続する検出信号を運指情報に応
じた検出信号であるものと判断し、当該検出信号に応じ
た表示情報を生成し一時保持手段に保持するとともに、
当該表示情報に応じた表示信号を出力する。
駆動機構13の動きを検出し検出結果に応じた検出信号
を出力する受信手段であり、圧力センサあるいは加速度
センサなどで構成される。本実施形態では、圧力センサ
を用いるものとする。22は情報を一時的に保持する一
時保持手段を備えた表示制御手段であり、受信手段21
から出力される検出信号の変動が所定の変動である場合
には、当該検出信号に後続する検出信号を運指情報に応
じた検出信号であるものと判断し、当該検出信号に応じ
た表示情報を生成し一時保持手段に保持するとともに、
当該表示情報に応じた表示信号を出力する。
【0016】23はLED等の表示手段であり、表示制
御手段22から出力される表示信号に応じて作動し、当
該表示信号で表される情報を表示する。24は外部から
供給される光あるいは磁力等のエネルギーを非接触で受
け取る給電手段であり、受け取ったエネルギーを電力に
変換して各部21〜23へ供給する。本実施形態では、
給電手段24として太陽電池を使用するものとする。
御手段22から出力される表示信号に応じて作動し、当
該表示信号で表される情報を表示する。24は外部から
供給される光あるいは磁力等のエネルギーを非接触で受
け取る給電手段であり、受け取ったエネルギーを電力に
変換して各部21〜23へ供給する。本実施形態では、
給電手段24として太陽電池を使用するものとする。
【0017】[B:具体的な構成]次に、上述した構成
の演奏支援装置を鍵盤楽器に組み込んだ具体例について
説明する。図2はアップライト型の鍵盤楽器に組み込ん
だ状態の演奏支援装置の一部構成を示す外観斜視図であ
り、この図において、図1と共通する部分には同一の符
号が付されている。図2において同一の符号「20」が
付されていることから明らかなように、白鍵31に組み
込まれている鍵側装置と黒鍵32に組み込まれている鍵
側装置とは、表示手段23の配置位置を除いて同一であ
る。したがって、以後、白鍵31に組み込まれた鍵側装
置20を説明することで黒鍵32に組み込まれた鍵側装
置20の説明を兼ねるものとする。
の演奏支援装置を鍵盤楽器に組み込んだ具体例について
説明する。図2はアップライト型の鍵盤楽器に組み込ん
だ状態の演奏支援装置の一部構成を示す外観斜視図であ
り、この図において、図1と共通する部分には同一の符
号が付されている。図2において同一の符号「20」が
付されていることから明らかなように、白鍵31に組み
込まれている鍵側装置と黒鍵32に組み込まれている鍵
側装置とは、表示手段23の配置位置を除いて同一であ
る。したがって、以後、白鍵31に組み込まれた鍵側装
置20を説明することで黒鍵32に組み込まれた鍵側装
置20の説明を兼ねるものとする。
【0018】なお、表示手段23の配置位置を白鍵31
の上面に対して黒鍵32の前面としたのは、黒鍵32の
上面は白鍵31に比較して狭く、さらに黒鍵の打鍵は上
面の比較的広い部分を押下することにより行われること
が多く、また、黒鍵32の前面は傾斜しており視認性が
確保されるからである。これにより、黒鍵32の打鍵時
に指に表示手段23の表示面が接触することがなく、鍵
と異なる素材が指に触れることによるタッチ上の違和感
の発生を回避することができる。
の上面に対して黒鍵32の前面としたのは、黒鍵32の
上面は白鍵31に比較して狭く、さらに黒鍵の打鍵は上
面の比較的広い部分を押下することにより行われること
が多く、また、黒鍵32の前面は傾斜しており視認性が
確保されるからである。これにより、黒鍵32の打鍵時
に指に表示手段23の表示面が接触することがなく、鍵
と異なる素材が指に触れることによるタッチ上の違和感
の発生を回避することができる。
【0019】白鍵31の中央部付近には上下方向に孔3
3が設けられ、鍵盤下側のバランスレール34に設けら
れたバランスピン35が挿入されており、白鍵31の前
端部および後端部は支点36を中心に上下方向に揺動可
能となっている。なお、白鍵31は、前端部が上方に回
動するよう付勢されているが、当該前端部が所定の位置
を超えて上方に回動しないよう構成されている。また、
白鍵31の後方端部上面にはポストワイヤー37、キャ
プスタンボタン38等が設けられている。このキャプス
タンボタン38の上方には、ピアノの公知のアクション
機構が配設されている。したがって、鍵を押下するとア
クション機構を介して力が伝達され、これにより、ハン
マが回動されて打弦が行われる。さらに、白鍵31の前
端部裏面には、フロントレール39に設けられた断面楕
円形状のフロントピン40と嵌合する溝(図示略)が形
成されている。
3が設けられ、鍵盤下側のバランスレール34に設けら
れたバランスピン35が挿入されており、白鍵31の前
端部および後端部は支点36を中心に上下方向に揺動可
能となっている。なお、白鍵31は、前端部が上方に回
動するよう付勢されているが、当該前端部が所定の位置
を超えて上方に回動しないよう構成されている。また、
白鍵31の後方端部上面にはポストワイヤー37、キャ
プスタンボタン38等が設けられている。このキャプス
タンボタン38の上方には、ピアノの公知のアクション
機構が配設されている。したがって、鍵を押下するとア
クション機構を介して力が伝達され、これにより、ハン
マが回動されて打弦が行われる。さらに、白鍵31の前
端部裏面には、フロントレール39に設けられた断面楕
円形状のフロントピン40と嵌合する溝(図示略)が形
成されている。
【0020】また、受信手段21は略直方体状に形成さ
れ、白鍵31の後部裏面に固着または形成された凹部に
密着してはめ込まれている。このはめ込み位置は、受信
手段21の圧力測定面が駆動機構13のソレノイド41
に駆動されるプランジャ42に当接する位置である。こ
れにより、白鍵31が揺動するかしないか程度のプラン
ジャ42の微妙な動きの検出が可能となる。
れ、白鍵31の後部裏面に固着または形成された凹部に
密着してはめ込まれている。このはめ込み位置は、受信
手段21の圧力測定面が駆動機構13のソレノイド41
に駆動されるプランジャ42に当接する位置である。こ
れにより、白鍵31が揺動するかしないか程度のプラン
ジャ42の微妙な動きの検出が可能となる。
【0021】また、図2において、給電手段24は板状
の太陽電池であり、白鍵31の後部上面に固着または形
成された凹部に密着してはめ込まれている。なお、図示
を略すが、鍵盤楽器の筐体内部には、給電手段24に対
応する位置(アップライト型では上前板の内側、グラン
ド型においてはピン板の下部)にエネルギー供給手段1
6のELなどの照明装置が設けられており、当該照明装
置からの光が給電手段24の太陽電池に受光されるよう
構成されている。なお、太陽電池を用いずに本体側装置
10から鍵側装置20へ電力を供給する手法としては、
図3に示されるような手法も考えられる。この図に示さ
れる手法は、本体側装置10から引き出された交流電力
線50の周囲に非接触で導電線51を配し、これにより
導電線51内に電力を発生させるものである。
の太陽電池であり、白鍵31の後部上面に固着または形
成された凹部に密着してはめ込まれている。なお、図示
を略すが、鍵盤楽器の筐体内部には、給電手段24に対
応する位置(アップライト型では上前板の内側、グラン
ド型においてはピン板の下部)にエネルギー供給手段1
6のELなどの照明装置が設けられており、当該照明装
置からの光が給電手段24の太陽電池に受光されるよう
構成されている。なお、太陽電池を用いずに本体側装置
10から鍵側装置20へ電力を供給する手法としては、
図3に示されるような手法も考えられる。この図に示さ
れる手法は、本体側装置10から引き出された交流電力
線50の周囲に非接触で導電線51を配し、これにより
導電線51内に電力を発生させるものである。
【0022】再び図2において、白鍵31内部には、図
示を略すが表示制御手段22が設けられており、給電手
段24が発生した電力が受信手段21、表示制御手段2
2、および表示手段23へ供給されるよう配線が施され
ている。また、白鍵31内部において、表示制御手段2
2は受信手段21および表示手段23に接続されてお
り、受信手段21からの検出信号に基づいて運指記号
(表示情報)を求め、当該運指記号に応じた表示信号を
表示手段23へ供給する。なお、図から明らかである
が、表示手段23としては、7セグメントのLEDを使
用しており、0〜8の数字と、いくつかの記号を表示す
ることができる。
示を略すが表示制御手段22が設けられており、給電手
段24が発生した電力が受信手段21、表示制御手段2
2、および表示手段23へ供給されるよう配線が施され
ている。また、白鍵31内部において、表示制御手段2
2は受信手段21および表示手段23に接続されてお
り、受信手段21からの検出信号に基づいて運指記号
(表示情報)を求め、当該運指記号に応じた表示信号を
表示手段23へ供給する。なお、図から明らかである
が、表示手段23としては、7セグメントのLEDを使
用しており、0〜8の数字と、いくつかの記号を表示す
ることができる。
【0023】ここで、最終的に表示手段23に表示され
る運指記号について説明する。図4は運指記号の割り当
て例を示す図であり、楽譜上の音符に対応して、上側に
音階名、下側に運指記号が示されている。また、各運指
記号には、その記号が表す指の名称が括弧書きで示され
ている。例えば、この図において、C3 の音階の音符に
応じた打鍵の際に使用する指は、運指記号が1の親指と
なっている。本実施形態では、図から明らかなように、
親指,人差し指,中指,薬指,小指には、それぞれ運指
記号1,2,3,4,5が対応付けられている。
る運指記号について説明する。図4は運指記号の割り当
て例を示す図であり、楽譜上の音符に対応して、上側に
音階名、下側に運指記号が示されている。また、各運指
記号には、その記号が表す指の名称が括弧書きで示され
ている。例えば、この図において、C3 の音階の音符に
応じた打鍵の際に使用する指は、運指記号が1の親指と
なっている。本実施形態では、図から明らかなように、
親指,人差し指,中指,薬指,小指には、それぞれ運指
記号1,2,3,4,5が対応付けられている。
【0024】[C:演奏データ]次に、本実施形態で使
用される演奏データについて説明する。なお、本実施形
態では、従来よりある自動演奏機能を備えた鍵盤楽器に
適用することを前提としており、ここでは、まず、運指
情報を含まない演奏データについて説明する。
用される演奏データについて説明する。なお、本実施形
態では、従来よりある自動演奏機能を備えた鍵盤楽器に
適用することを前提としており、ここでは、まず、運指
情報を含まない演奏データについて説明する。
【0025】運指情報を含まない演奏データ 従来よりある自動演奏機能を備えた鍵盤楽器において、
図4に示される楽譜において最初の音符に対応する打鍵
を完了し次の音符の打鍵を開始するまでの演奏データ
は、例えば、以下のように表現される。
図4に示される楽譜において最初の音符に対応する打鍵
を完了し次の音符の打鍵を開始するまでの演奏データ
は、例えば、以下のように表現される。
【0026】 (1) 90 60 65 (2) F4 40 01 (3) 90 60 00 (4) F4 40 01 (5) 90 60 60
【0027】ただし、上の記述において、各数字は16
進数の数字であり、3バイト単位の命令が実行順に記述
されている。なお、各命令において、先頭バイトはステ
ータスを表し、90はノートオン(キーオン)の指示、
F4は次の音符までのインターバルの確保に使用され
る。また、先頭バイトが90である場合に、2番目のバ
イトは音階を示し、3番目のバイトはベロシティ値(打
鍵強度に相当する値)を表しており、この値が00の場
合にはノートオフとなる。また、先頭バイトがF4であ
る場合には2番目および3番目のバイトはインターバル
時間を示す。
進数の数字であり、3バイト単位の命令が実行順に記述
されている。なお、各命令において、先頭バイトはステ
ータスを表し、90はノートオン(キーオン)の指示、
F4は次の音符までのインターバルの確保に使用され
る。また、先頭バイトが90である場合に、2番目のバ
イトは音階を示し、3番目のバイトはベロシティ値(打
鍵強度に相当する値)を表しており、この値が00の場
合にはノートオフとなる。また、先頭バイトがF4であ
る場合には2番目および3番目のバイトはインターバル
時間を示す。
【0028】したがって、先の記述によれば、(1)で
C3 の音階のノートを65の強度でオンし、(2)で
“40 01”(8分音符相当)だけインターバルをと
り、(3)でC3 の音階のノートをオフし、(4)で
“40 01”(スタッカート相当)だけインターバル
をとり、(5)でC3 の音階のノートを60の強度でオ
ンする、という自動演奏が可能となる。もちろん、この
ような演奏データの解釈・実行は制御手段11が行う
(図1参照)。
C3 の音階のノートを65の強度でオンし、(2)で
“40 01”(8分音符相当)だけインターバルをと
り、(3)でC3 の音階のノートをオフし、(4)で
“40 01”(スタッカート相当)だけインターバル
をとり、(5)でC3 の音階のノートを60の強度でオ
ンする、という自動演奏が可能となる。もちろん、この
ような演奏データの解釈・実行は制御手段11が行う
(図1参照)。
【0029】運指情報を含んだ演奏データ 次に、運指情報を含んだ演奏データについて説明する。
本実施形態では、前述した(1)〜(5)の命令のう
ち、ノートオン(キーオン)の命令の直前、すなわち
(1)および(5)の命令の直前に運指情報を挿入して
いる。ここでは、(1)の命令の直前に運指情報を挿入
した例について以下に示す。
本実施形態では、前述した(1)〜(5)の命令のう
ち、ノートオン(キーオン)の命令の直前、すなわち
(1)および(5)の命令の直前に運指情報を挿入して
いる。ここでは、(1)の命令の直前に運指情報を挿入
した例について以下に示す。
【0030】 (1−1) F5 60 01 (1−2) 90 60 20 (1−3) F3 30 (1−4) 90 60 20 (1−5) F3 30 (1−6) 90 60 20 (1−7) F3 30 (1) 90 60 65
【0031】上の記述において、(1−1)〜(1−
7)が運指情報の記述であり、2〜3バイト単位の命令
が実行順に記述されている。(1−1)は、先頭バイト
のF5で以降の記述が運指情報の記述である旨を宣言す
るとともに、2番目のバイトで当該運指情報がC3 の音
階に対応するものであること示し、3番目のバイトで運
指情報のブロックのシリアル番号を示す命令である。こ
のシリアル番号は運指情報の編集時において所望の運指
情報を検索する際などに利用される。なお、(1−1)
の先頭バイトのF5は他の演奏データに割り当てられて
いない運指情報専用のコードであり、32分音符相当の
インターバルを確保する機能を有する。
7)が運指情報の記述であり、2〜3バイト単位の命令
が実行順に記述されている。(1−1)は、先頭バイト
のF5で以降の記述が運指情報の記述である旨を宣言す
るとともに、2番目のバイトで当該運指情報がC3 の音
階に対応するものであること示し、3番目のバイトで運
指情報のブロックのシリアル番号を示す命令である。こ
のシリアル番号は運指情報の編集時において所望の運指
情報を検索する際などに利用される。なお、(1−1)
の先頭バイトのF5は他の演奏データに割り当てられて
いない運指情報専用のコードであり、32分音符相当の
インターバルを確保する機能を有する。
【0032】(1−2),(1−4),および(1−
6)は、(1),(3),および(5)と同様に、ノー
トオン/オフを指示する命令であり、C3 の音階のノー
トをベロシティ値20でオンすることを指示している。
ベロシティ値20とは、鍵が僅かに動くか動かないか程
度の微弱な打鍵強度に相当する。また、(1−3),
(1−5),および(1−7)は、(2)および(4)
と同様に、30で表される微少時間(32分音符相当)
だけインターバルを確保する命令である。なお、上述の
例では、F3は短時間のインターバル確保、F4は長時
間のインターバル確保のために使用されている。
6)は、(1),(3),および(5)と同様に、ノー
トオン/オフを指示する命令であり、C3 の音階のノー
トをベロシティ値20でオンすることを指示している。
ベロシティ値20とは、鍵が僅かに動くか動かないか程
度の微弱な打鍵強度に相当する。また、(1−3),
(1−5),および(1−7)は、(2)および(4)
と同様に、30で表される微少時間(32分音符相当)
だけインターバルを確保する命令である。なお、上述の
例では、F3は短時間のインターバル確保、F4は長時
間のインターバル確保のために使用されている。
【0033】したがって、上述の記述によれば、(1−
1)で後続する情報が運指情報であることを宣言し、以
後、32分音符相当の時間間隔で3回、C3 の音階のノ
ートが弱くオンとされる。そして、(1)において、C
3 の音階のノートが65の強度でオンされる。
1)で後続する情報が運指情報であることを宣言し、以
後、32分音符相当の時間間隔で3回、C3 の音階のノ
ートが弱くオンとされる。そして、(1)において、C
3 の音階のノートが65の強度でオンされる。
【0034】なお、上述した例では、運指情報の命令体
系は他の演奏データの命令体系と矛盾しないよう設定さ
れているので、運指情報の終端を示す命令を入れる必要
はない。もちろん、運指情報の終端を示す命令を入れる
ようにすれば、他の演奏データと同一のニーモニックを
異なる意味で使用することも可能である。
系は他の演奏データの命令体系と矛盾しないよう設定さ
れているので、運指情報の終端を示す命令を入れる必要
はない。もちろん、運指情報の終端を示す命令を入れる
ようにすれば、他の演奏データと同一のニーモニックを
異なる意味で使用することも可能である。
【0035】また、運指情報を他の演奏データに含め
ず、両者を別系列で記述・解釈・実行するようにしても
よい。ただし、この場合、両系列に同期をとるための記
述を挿入する必要がある。例えば、両系列の対応する位
置に“F5 01 ××”、“F5 02 ××”、…
という記述を挿入し、両系列で同一の記述が現れるまで
先行している系列を待機させるといった手法が考えられ
る。
ず、両者を別系列で記述・解釈・実行するようにしても
よい。ただし、この場合、両系列に同期をとるための記
述を挿入する必要がある。例えば、両系列の対応する位
置に“F5 01 ××”、“F5 02 ××”、…
という記述を挿入し、両系列で同一の記述が現れるまで
先行している系列を待機させるといった手法が考えられ
る。
【0036】[D:ソレノイドの駆動過程]ここで、運
指情報の解釈・実行時に、制御手段11から駆動機構1
3へ供給される駆動信号と、当該駆動信号で駆動される
ソレノイド41に付属のプランジャ42が対応する鍵を
押す力(以後、「押圧力」という)との関係について、
図5(a)および図5(b)を参照して説明する。図5
(a)は1つの音符に相当する命令(例えば、ノートオ
ンの命令)の実行時における駆動信号の電力の経時変化
を示すグラフであり、この図に示されるように、駆動信
号はA,B,Cの3つのパートに分けられる。なお、こ
こで電流ではなく電力の経時変化を示したのは、実際の
駆動信号は、通常、PWM信号となるためである。
指情報の解釈・実行時に、制御手段11から駆動機構1
3へ供給される駆動信号と、当該駆動信号で駆動される
ソレノイド41に付属のプランジャ42が対応する鍵を
押す力(以後、「押圧力」という)との関係について、
図5(a)および図5(b)を参照して説明する。図5
(a)は1つの音符に相当する命令(例えば、ノートオ
ンの命令)の実行時における駆動信号の電力の経時変化
を示すグラフであり、この図に示されるように、駆動信
号はA,B,Cの3つのパートに分けられる。なお、こ
こで電流ではなく電力の経時変化を示したのは、実際の
駆動信号は、通常、PWM信号となるためである。
【0037】Aパートはプランジャ42の静止摩擦と動
摩擦とをキャンセルするための一定時間のパートであ
り、このパートの長さは各鍵共通に予め設定されてい
る。このAパートを設けるのは、後続するBパートの駆
動信号とプランジャ42の動作速度とをリニアに対応さ
せるためである。Bパートは運指情報に応じてプランジ
ャ42を駆動するためのパートであり、当該Bパートに
おいて駆動信号は運指情報で指定されたベロシティ値に
対応した電力値となる。Cパートは、Bパートに後続
し、鍵を押し下げた状態に維持するためのパートであ
り、ノートオフが指示されるまで継続される。なお、B
パートおよびCパートにおける駆動信号の電力値は、ベ
ロシティ値(タッチ)に応じて変化する。
摩擦とをキャンセルするための一定時間のパートであ
り、このパートの長さは各鍵共通に予め設定されてい
る。このAパートを設けるのは、後続するBパートの駆
動信号とプランジャ42の動作速度とをリニアに対応さ
せるためである。Bパートは運指情報に応じてプランジ
ャ42を駆動するためのパートであり、当該Bパートに
おいて駆動信号は運指情報で指定されたベロシティ値に
対応した電力値となる。Cパートは、Bパートに後続
し、鍵を押し下げた状態に維持するためのパートであ
り、ノートオフが指示されるまで継続される。なお、B
パートおよびCパートにおける駆動信号の電力値は、ベ
ロシティ値(タッチ)に応じて変化する。
【0038】一方、図5(b)は、図5(a)に示され
る駆動信号で駆動されるソレノイド41により動作する
プランジャ42の押圧力の経時変化を示すグラフであっ
て、ベロシティ値が20である場合を示すグラフであ
り、この図から明らかなように、押圧力は、駆動信号の
Aパートで増大し、Bパート開始時点で所定の閾値TH
1となり、以後、Cパート開始時点から減少し、Cパー
ト終了後に0となる。また、Bパートにおいて押圧力は
最大となる。これらの閾値TH1,TH2は、20のベ
ロシティ値に相当する押圧力を検出するための閾値であ
って、ベロシティ値が20である場合の押圧力の最大値
の上下所定範囲を示すものであり、これらの閾値を用い
た検出処理については後述する。なお、Cパートにおい
て押圧力は徐々に減少し、Cパート終了後、すなわち離
鍵後に0となる。
る駆動信号で駆動されるソレノイド41により動作する
プランジャ42の押圧力の経時変化を示すグラフであっ
て、ベロシティ値が20である場合を示すグラフであ
り、この図から明らかなように、押圧力は、駆動信号の
Aパートで増大し、Bパート開始時点で所定の閾値TH
1となり、以後、Cパート開始時点から減少し、Cパー
ト終了後に0となる。また、Bパートにおいて押圧力は
最大となる。これらの閾値TH1,TH2は、20のベ
ロシティ値に相当する押圧力を検出するための閾値であ
って、ベロシティ値が20である場合の押圧力の最大値
の上下所定範囲を示すものであり、これらの閾値を用い
た検出処理については後述する。なお、Cパートにおい
て押圧力は徐々に減少し、Cパート終了後、すなわち離
鍵後に0となる。
【0039】[E:運指情報と運指記号との関係]次
に、運指情報と運指記号との関係について図6を参照し
て説明する。この図に示されるように、各運指記号は、
それぞれ異なる2値数値列(ベロシティ値が20以下の
オン/オフ)に対応付けられている。例えば、親指の運
指記号「1」は「1,1,1」に対応付けられている。
この2値数値列は、運指情報の解釈・実行時に制御手段
11から駆動機構13へ供給される駆動信号の電力値、
および同時に鍵側装置20の受信手段21から出力され
る検出信号に相当している。すなわち、表示制御手段2
2は、運指情報の解釈・実行時における駆動機構13の
ソレノイド(あるいは白鍵31)の動きから運指記号を
特定することが可能であり、当該運指記号を表示手段2
3に表示することができるのである。
に、運指情報と運指記号との関係について図6を参照し
て説明する。この図に示されるように、各運指記号は、
それぞれ異なる2値数値列(ベロシティ値が20以下の
オン/オフ)に対応付けられている。例えば、親指の運
指記号「1」は「1,1,1」に対応付けられている。
この2値数値列は、運指情報の解釈・実行時に制御手段
11から駆動機構13へ供給される駆動信号の電力値、
および同時に鍵側装置20の受信手段21から出力され
る検出信号に相当している。すなわち、表示制御手段2
2は、運指情報の解釈・実行時における駆動機構13の
ソレノイド(あるいは白鍵31)の動きから運指記号を
特定することが可能であり、当該運指記号を表示手段2
3に表示することができるのである。
【0040】[F:動作]次に、制御手段11の動作に
ついて、各演奏モード毎に説明する。 自動演奏モード 自動演奏モードでは、制御手段11は記憶手段12から
演奏データを読み出し、当該情報中の命令を順次、解釈
・実行してソレノイド41を駆動する。ただし、運指情
報の開始の宣言命令(例えば、「F5 ×× ××」)
を解釈した時には、当該命令からベロシティ値が21以
上のノートオンの命令の直前までを運指情報であると判
断し、これらを無視する。
ついて、各演奏モード毎に説明する。 自動演奏モード 自動演奏モードでは、制御手段11は記憶手段12から
演奏データを読み出し、当該情報中の命令を順次、解釈
・実行してソレノイド41を駆動する。ただし、運指情
報の開始の宣言命令(例えば、「F5 ×× ××」)
を解釈した時には、当該命令からベロシティ値が21以
上のノートオンの命令の直前までを運指情報であると判
断し、これらを無視する。
【0041】マニュアルモード マニュアルモードは、演奏者が押鍵して演奏を行うモー
ドである。この際、制御手段11は、演奏者が行った演
奏に応じて演奏データを生成することができる。具体的
には、制御手段11は、検出手段14からの出力信号に
基づいて演奏者による押鍵状態を検出し、当該押鍵状態
に相当する情報を生成し、これを演奏データとして記憶
手段12に書き込む。
ドである。この際、制御手段11は、演奏者が行った演
奏に応じて演奏データを生成することができる。具体的
には、制御手段11は、検出手段14からの出力信号に
基づいて演奏者による押鍵状態を検出し、当該押鍵状態
に相当する情報を生成し、これを演奏データとして記憶
手段12に書き込む。
【0042】エディットモード エディットモードは、演奏者が演奏データを編集するモ
ードであり、制御手段11は、マニュアルモードにおい
て記憶手段12に記憶された演奏データ、あるいは外部
から転送され記憶手段12に記憶された演奏データに対
して、演奏者が図示せぬ操作子を操作して入力した指示
に従って、運指情報等を付加したり、演奏データの一部
を修正したりする。
ードであり、制御手段11は、マニュアルモードにおい
て記憶手段12に記憶された演奏データ、あるいは外部
から転送され記憶手段12に記憶された演奏データに対
して、演奏者が図示せぬ操作子を操作して入力した指示
に従って、運指情報等を付加したり、演奏データの一部
を修正したりする。
【0043】演奏支援モード 演奏支援モードにおいては、まず、制御手段11が記憶
手段12あるいは他の外部記憶装置から演奏データを読
み出し、デュレーション情報の再計算を行い、再計算後
の演奏データを記憶手段12の所定の領域(元の演奏デ
ータが記憶された領域とは異なる領域)に記憶する。デ
ュレーション情報は、インターバルを指定する命令(例
えば、“F3”や“F4”で始まる命令)であり、音符
毎に設定されている。前述したように、運指情報にもデ
ュレーション情報が含まれているので、これをそのまま
演奏データに挿入すると、演奏タイミングがずれてしま
う。このためにデュレーション情報の再計算が必要とな
るのである。
手段12あるいは他の外部記憶装置から演奏データを読
み出し、デュレーション情報の再計算を行い、再計算後
の演奏データを記憶手段12の所定の領域(元の演奏デ
ータが記憶された領域とは異なる領域)に記憶する。デ
ュレーション情報は、インターバルを指定する命令(例
えば、“F3”や“F4”で始まる命令)であり、音符
毎に設定されている。前述したように、運指情報にもデ
ュレーション情報が含まれているので、これをそのまま
演奏データに挿入すると、演奏タイミングがずれてしま
う。このためにデュレーション情報の再計算が必要とな
るのである。
【0044】以下、デュレーション情報の再計算の一例
について説明する。 (A) 90 68 60 (B) F4 00 03 (C) 90 68 00 (D) 90 64 60 (E) F4 00 03 (F) 90 64 00
について説明する。 (A) 90 68 60 (B) F4 00 03 (C) 90 68 00 (D) 90 64 60 (E) F4 00 03 (F) 90 64 00
【0045】上記の演奏データの(B)と(C)との間
に中指をE3 (キーコードは64)に運ぶ旨の運指情報
を単に挿入すると、以下のようになる。 (A) 90 68 60 (B) F4 00 03 (C) 90 68 00 (C−1) F5 64 04 (C−2) 90 64 20 (C−3) F3 60 (C−4) 90 64 20 (C−5) F3 30 (D) 90 64 60 (E) F4 00 03 (F) 90 64 00
に中指をE3 (キーコードは64)に運ぶ旨の運指情報
を単に挿入すると、以下のようになる。 (A) 90 68 60 (B) F4 00 03 (C) 90 68 00 (C−1) F5 64 04 (C−2) 90 64 20 (C−3) F3 60 (C−4) 90 64 20 (C−5) F3 30 (D) 90 64 60 (E) F4 00 03 (F) 90 64 00
【0046】なお、中指を表す信号は「1,0,1」で
あるので、最初の“1”に相当する(C−2)の直後の
(C−3)によるインターバルを“60”で表される微
少時間(16分音符長の時間)にすることができる。薬
指であれば、「1,0,0」であるので、(C−3)に
よるインターバルを“90”にし、(C−4)および
(C−5)を削除することができる。
あるので、最初の“1”に相当する(C−2)の直後の
(C−3)によるインターバルを“60”で表される微
少時間(16分音符長の時間)にすることができる。薬
指であれば、「1,0,0」であるので、(C−3)に
よるインターバルを“90”にし、(C−4)および
(C−5)を削除することができる。
【0047】運指情報の(C−1)〜(C−5)を眺め
ると、(C−1)および(C−5)において各々32分
音符長、(C−3)において16分音符長のインターバ
ルが確保されており、(D)のノートオンのタイミング
が(32分音符長)×2+(16分音符長)=(8分音
符長)の時間だけ遅れてしまうことが明らかである。そ
こで、再計算により、(B)を以下に示すように変更
し、(B)のインターバル(4分音符長)から運指情報
の(8分音符長)を引いて得られる8分音符長を(B)
のインターバルとしてタイミングのズレを防止している
のである。 (B) F4 40 01
ると、(C−1)および(C−5)において各々32分
音符長、(C−3)において16分音符長のインターバ
ルが確保されており、(D)のノートオンのタイミング
が(32分音符長)×2+(16分音符長)=(8分音
符長)の時間だけ遅れてしまうことが明らかである。そ
こで、再計算により、(B)を以下に示すように変更
し、(B)のインターバル(4分音符長)から運指情報
の(8分音符長)を引いて得られる8分音符長を(B)
のインターバルとしてタイミングのズレを防止している
のである。 (B) F4 40 01
【0048】このようにデュレーション情報が再計算さ
れた演奏データは、制御手段11により、順次、演奏時
に再び記憶手段12から読み出され、解釈・実行され
る。ただし、当然ながら、演奏支援モードにおいては、
制御手段11は解釈した演奏データが運指情報以外のノ
ートオン/オフを指示する命令、すなわちベロシティ値
が21以上あるいは0の命令である場合には、これを無
視し、後続する命令を解釈・実行するよう予め設定され
ており、前述した(1),(3),および(5)のよう
な命令は無視される。演奏データにおいて、ベロシティ
値が21以上(=通常打鍵)あるいは0の命令(=ノー
トオフ)は運指情報ではないことが明らかなので、この
ような仕様にしても何ら問題はない。ベロシティ値が0
の命令が運指情報でないことは、運指情報において、
(C−3)に関して前述したように、ベロシティ値が2
0の命令直後のインターバルを長くとることによりベロ
シティ値が0の命令の挿入を不要としていることから自
明である。
れた演奏データは、制御手段11により、順次、演奏時
に再び記憶手段12から読み出され、解釈・実行され
る。ただし、当然ながら、演奏支援モードにおいては、
制御手段11は解釈した演奏データが運指情報以外のノ
ートオン/オフを指示する命令、すなわちベロシティ値
が21以上あるいは0の命令である場合には、これを無
視し、後続する命令を解釈・実行するよう予め設定され
ており、前述した(1),(3),および(5)のよう
な命令は無視される。演奏データにおいて、ベロシティ
値が21以上(=通常打鍵)あるいは0の命令(=ノー
トオフ)は運指情報ではないことが明らかなので、この
ような仕様にしても何ら問題はない。ベロシティ値が0
の命令が運指情報でないことは、運指情報において、
(C−3)に関して前述したように、ベロシティ値が2
0の命令直後のインターバルを長くとることによりベロ
シティ値が0の命令の挿入を不要としていることから自
明である。
【0049】上述した点を除いて制御手段11が特別な
処理を行うのは、演奏データが運指情報の開始を宣言す
る命令(例えば、(1−1)の命令)を解釈・実行する
場合のみである。運指情報の開始を宣言する命令を解釈
すると、制御手段11は、これに続く情報は運指情報で
あると判断し、運指情報の送信を開始することを鍵側装
置20側に知らせる。具体的には、当該命令の2番目の
バイトで示される音階に相当する鍵に対応した駆動機構
13へ低ベロシティ(例えば、20)のノートオン命令
に相当する駆動信号を供給する。これにより、駆動機構
13のソレノイド41が当該駆動信号に応じた強度およ
びタイミングで励磁され、プランジャ42の頭が僅かに
動く。
処理を行うのは、演奏データが運指情報の開始を宣言す
る命令(例えば、(1−1)の命令)を解釈・実行する
場合のみである。運指情報の開始を宣言する命令を解釈
すると、制御手段11は、これに続く情報は運指情報で
あると判断し、運指情報の送信を開始することを鍵側装
置20側に知らせる。具体的には、当該命令の2番目の
バイトで示される音階に相当する鍵に対応した駆動機構
13へ低ベロシティ(例えば、20)のノートオン命令
に相当する駆動信号を供給する。これにより、駆動機構
13のソレノイド41が当該駆動信号に応じた強度およ
びタイミングで励磁され、プランジャ42の頭が僅かに
動く。
【0050】さらに、制御手段11は、当該駆動信号の
供給後、所定時間のインターバル(例えば、32分音符
長の時間)をとり、以後、後続する演奏データに含まれ
る運指情報にしたがって、駆動信号を出力する。なお、
制御手段11は、解釈した命令がベロシティ値が20の
運指情報であると判断した場合、当該命令実行後に、当
該命令直後のデュレーション情報で指定された時間(例
えば、32分音符長の時間)が経過すると、キーオフを
自動的に生成し、ソレノイドに駆動信号を供給するのを
停止する。キーオフの生成は、図5(a)に示すCパー
トが継続してしまうのを防止するために行われる処理で
ある。もちろん、制御手段11がキーオフを自動生成す
るのではなく、運指情報中にキーオフに相当する命令を
予め含ませておいてもよい。
供給後、所定時間のインターバル(例えば、32分音符
長の時間)をとり、以後、後続する演奏データに含まれ
る運指情報にしたがって、駆動信号を出力する。なお、
制御手段11は、解釈した命令がベロシティ値が20の
運指情報であると判断した場合、当該命令実行後に、当
該命令直後のデュレーション情報で指定された時間(例
えば、32分音符長の時間)が経過すると、キーオフを
自動的に生成し、ソレノイドに駆動信号を供給するのを
停止する。キーオフの生成は、図5(a)に示すCパー
トが継続してしまうのを防止するために行われる処理で
ある。もちろん、制御手段11がキーオフを自動生成す
るのではなく、運指情報中にキーオフに相当する命令を
予め含ませておいてもよい。
【0051】運指情報に応じたプランジャ42の動きに
よる圧力変動は、当該駆動機構13に対応した鍵側装置
20の受信手段21で検出され、検出信号が表示制御手
段22へ供給される。20のベロシティ値に相当する駆
動信号に対応したプランジャ42による押圧力は図5
(b)に示すように変化するので、検出信号の電圧値
(あるいは電流値)も同様に変化する。表示制御手段2
2は、検出信号の電圧値(あるいは電流値)が、所定の
時間だけ予め設定された所定の範囲内(閾値TH1以上
かつ閾値TH2以下)にある場合には、0より大であり
20以下のベロシティ値に相当する信号が供給されたも
のと判断し、以降の検出信号を運指記号に変換するよう
準備する。
よる圧力変動は、当該駆動機構13に対応した鍵側装置
20の受信手段21で検出され、検出信号が表示制御手
段22へ供給される。20のベロシティ値に相当する駆
動信号に対応したプランジャ42による押圧力は図5
(b)に示すように変化するので、検出信号の電圧値
(あるいは電流値)も同様に変化する。表示制御手段2
2は、検出信号の電圧値(あるいは電流値)が、所定の
時間だけ予め設定された所定の範囲内(閾値TH1以上
かつ閾値TH2以下)にある場合には、0より大であり
20以下のベロシティ値に相当する信号が供給されたも
のと判断し、以降の検出信号を運指記号に変換するよう
準備する。
【0052】なお、運指情報の開始時に制御手段11が
駆動機構13へ供給する駆動信号の電力値は、例えば、
ベロシティ値が20のノートオン命令実行時の電力値と
同一とする。もちろん、これより大としてもよいが、打
弦が行われない程度の電力値である必要がある。また、
閾値TH1,TH2、および検出信号の電圧値(または
電流値)がこれらの間にあるべき時間は、ベロシティ値
が20より大であるにも関わらず「運指情報である」と
誤判断しないように、ソレノイドの特性などに基づいて
適宜設定されるべきものである。なお、検出信号の電圧
値(または電流値)が閾値TH1と閾値TH2との間に
あるべき時間を設定するのは、ベロシティ値が20より
大であっても、検出信号は過渡的に、閾値TH1と閾値
TH2との間を通るので、これを運指情報として誤検出
してしまうことを回避するためである。
駆動機構13へ供給する駆動信号の電力値は、例えば、
ベロシティ値が20のノートオン命令実行時の電力値と
同一とする。もちろん、これより大としてもよいが、打
弦が行われない程度の電力値である必要がある。また、
閾値TH1,TH2、および検出信号の電圧値(または
電流値)がこれらの間にあるべき時間は、ベロシティ値
が20より大であるにも関わらず「運指情報である」と
誤判断しないように、ソレノイドの特性などに基づいて
適宜設定されるべきものである。なお、検出信号の電圧
値(または電流値)が閾値TH1と閾値TH2との間に
あるべき時間を設定するのは、ベロシティ値が20より
大であっても、検出信号は過渡的に、閾値TH1と閾値
TH2との間を通るので、これを運指情報として誤検出
してしまうことを回避するためである。
【0053】次に、制御手段11は後続する運指情報を
通常通りに解釈・実行する。これにより、例えば、前述
の(1−2)〜(1−7)の命令の解釈・実行時には、
変換の準備のできた表示制御手段22は所定の時間間隔
(例えば、32分音符長の時間間隔)で検出信号の電圧
値(あるいは電流値)が閾値TH1以上であるか否かを
判断し、その結果、「1,1,1」のビット列を検出す
る。
通常通りに解釈・実行する。これにより、例えば、前述
の(1−2)〜(1−7)の命令の解釈・実行時には、
変換の準備のできた表示制御手段22は所定の時間間隔
(例えば、32分音符長の時間間隔)で検出信号の電圧
値(あるいは電流値)が閾値TH1以上であるか否かを
判断し、その結果、「1,1,1」のビット列を検出す
る。
【0054】ビット列を検出した表示制御手段22は、
表示手段23に当該「1,1,1」に対応する運指記号
「1」を所定時間だけ表示する。この表示時間について
は、後続する運指情報以外の演奏データの内容に応じて
設定するようにしてもよいし、予め運指情報として挿入
しておくようにしてもよい。また、消灯タイミングを表
す情報を運指情報に挿入し、この情報の解釈・実行時点
で消灯するようにしてもよい。さらに、対応する鍵が演
奏者に押圧されたことを検出手段14が検知したら、当
該鍵の表示手段23を消灯するようにしてもよい。
表示手段23に当該「1,1,1」に対応する運指記号
「1」を所定時間だけ表示する。この表示時間について
は、後続する運指情報以外の演奏データの内容に応じて
設定するようにしてもよいし、予め運指情報として挿入
しておくようにしてもよい。また、消灯タイミングを表
す情報を運指情報に挿入し、この情報の解釈・実行時点
で消灯するようにしてもよい。さらに、対応する鍵が演
奏者に押圧されたことを検出手段14が検知したら、当
該鍵の表示手段23を消灯するようにしてもよい。
【0055】なお、「1」以外の運指記号についても、
図6に示されるようなビット列(2値数値列)が、運指
情報に表される鍵の表示制御手段22に入力されること
により当該鍵の表示手段23に表示される。例えば、前
述の(C−2)〜(C−5)の命令の解釈・実行時に
は、「1,0,1」のビット列が検出され、運指記号と
して「3」が表示される。そして、以降、ベロシティ値
が21以上あるいは0である命令を除く演奏データが運
指情報のデュレーション情報および再計算されたデュレ
ーション情報に従って順次読み出され、逐次解釈・実行
される。
図6に示されるようなビット列(2値数値列)が、運指
情報に表される鍵の表示制御手段22に入力されること
により当該鍵の表示手段23に表示される。例えば、前
述の(C−2)〜(C−5)の命令の解釈・実行時に
は、「1,0,1」のビット列が検出され、運指記号と
して「3」が表示される。そして、以降、ベロシティ値
が21以上あるいは0である命令を除く演奏データが運
指情報のデュレーション情報および再計算されたデュレ
ーション情報に従って順次読み出され、逐次解釈・実行
される。
【0056】なお、制御手段11は、演奏支援モードに
おいて、運指記号が表示された鍵が打鍵されないと次の
運指情報の解釈を開始しないモードや、実際の打鍵に関
係なく運指記号を表示していくモードなどを備えてお
り、演奏者はこれらのモードを任意に選択可能である。
なお、前者のモードにおいては、運指情報間に挿入され
たその他の演奏データは逐次解釈・実行される。また、
運指情報が表示された鍵が打鍵されると、当該打鍵が検
出手段14に検出され、その旨の検出信号が制御手段1
1へ供給される。これにより、制御手段11は、次の演
奏データを読み出し、その解釈・実行を続行する。
おいて、運指記号が表示された鍵が打鍵されないと次の
運指情報の解釈を開始しないモードや、実際の打鍵に関
係なく運指記号を表示していくモードなどを備えてお
り、演奏者はこれらのモードを任意に選択可能である。
なお、前者のモードにおいては、運指情報間に挿入され
たその他の演奏データは逐次解釈・実行される。また、
運指情報が表示された鍵が打鍵されると、当該打鍵が検
出手段14に検出され、その旨の検出信号が制御手段1
1へ供給される。これにより、制御手段11は、次の演
奏データを読み出し、その解釈・実行を続行する。
【0057】[G:まとめ]以上説明したように、本発
明の一実施形態によれば、運指情報で指示される鍵に演
奏の進行に応じて運指記号を表示することができる。さ
らに、次に打鍵すべき鍵が動くので、あるいは動く気配
をみせるので、次の打鍵位置をある程度推測して手を当
該打鍵位置近辺に置くことができる演奏者は、表示を視
認せずに、次の打鍵位置を知ることができる。また、運
指情報の伝達、および電力の供給において、鍵盤楽器本
体と各鍵とは物理的に分離されているので、高い独立性
を実現している。
明の一実施形態によれば、運指情報で指示される鍵に演
奏の進行に応じて運指記号を表示することができる。さ
らに、次に打鍵すべき鍵が動くので、あるいは動く気配
をみせるので、次の打鍵位置をある程度推測して手を当
該打鍵位置近辺に置くことができる演奏者は、表示を視
認せずに、次の打鍵位置を知ることができる。また、運
指情報の伝達、および電力の供給において、鍵盤楽器本
体と各鍵とは物理的に分離されているので、高い独立性
を実現している。
【0058】また、運指情報の開始の宣言命令の解釈・
実行時には所定の駆動信号の出力およびインターバルの
確保を自動的に行うようにしたが、このような特殊な命
令を使用せずに、運指情報であることを示す駆動信号を
生成する一般的な命令を使用するようにしてもよい。例
えば、ベロシティ値が20のノートオンの一般的な命令
(例えば、90 ×× 20)を運指情報の先頭に挿入
することで、鍵側の表示制御手段22は運指情報の開始
を認識することができる。このようにすれば、特殊処理
を行う必要がないので、制御手段11にかかる負荷を軽
減することができる。なお、このような場合には、運指
情報の開始の宣言命令は単なるコード上の情報として無
視されるが、2バイトのシリアル番号を付すことができ
るので、演奏データの管理上の理由からこれを挿入して
おくようにしてもよい。
実行時には所定の駆動信号の出力およびインターバルの
確保を自動的に行うようにしたが、このような特殊な命
令を使用せずに、運指情報であることを示す駆動信号を
生成する一般的な命令を使用するようにしてもよい。例
えば、ベロシティ値が20のノートオンの一般的な命令
(例えば、90 ×× 20)を運指情報の先頭に挿入
することで、鍵側の表示制御手段22は運指情報の開始
を認識することができる。このようにすれば、特殊処理
を行う必要がないので、制御手段11にかかる負荷を軽
減することができる。なお、このような場合には、運指
情報の開始の宣言命令は単なるコード上の情報として無
視されるが、2バイトのシリアル番号を付すことができ
るので、演奏データの管理上の理由からこれを挿入して
おくようにしてもよい。
【0059】また、図7に示されるように、表示される
記号に対する2値数値列を4ビットとし、運指記号のみ
ならず、奏法(テヌート、スタッカート、連打など)や
曲想などを表す記号を表示するようにしてもよい。ここ
で、「連打」に記号および信号(ビット列)を割り当て
ることの有効性について説明する。上述した実施形態に
おいては、ソレノイドを用いて運指情報を伝達するの
で、連打のように情報の高速な伝送を必要とする運指情
報には不向きであるが、連打を表す記号を設定し、これ
に対応する信号(ビット列)を設定することにより、連
打を指示する場合には当該信号を伝達するようにすれ
ば、そのような問題を解決することができる。
記号に対する2値数値列を4ビットとし、運指記号のみ
ならず、奏法(テヌート、スタッカート、連打など)や
曲想などを表す記号を表示するようにしてもよい。ここ
で、「連打」に記号および信号(ビット列)を割り当て
ることの有効性について説明する。上述した実施形態に
おいては、ソレノイドを用いて運指情報を伝達するの
で、連打のように情報の高速な伝送を必要とする運指情
報には不向きであるが、連打を表す記号を設定し、これ
に対応する信号(ビット列)を設定することにより、連
打を指示する場合には当該信号を伝達するようにすれ
ば、そのような問題を解決することができる。
【0060】また、前述したように、運指情報と運指情
報以外の演奏データを別系統にて管理する場合には、演
奏データの解釈・実行に先立ってデュレーション情報を
再計算して記憶手段12に書き込み、これを読み出して
解釈・実行するという処理が不要になる。また、運指情
報をその伝達形式に依存しない体系としてもよい。例え
ば、親指を表す「1,1,1」を伝達するためにノート
オンの命令を3回使用しているが、単に親指を表す命令
を記述し、当該命令をCPUが解釈して、ノートオンを
複数回行うようにしてもよい。
報以外の演奏データを別系統にて管理する場合には、演
奏データの解釈・実行に先立ってデュレーション情報を
再計算して記憶手段12に書き込み、これを読み出して
解釈・実行するという処理が不要になる。また、運指情
報をその伝達形式に依存しない体系としてもよい。例え
ば、親指を表す「1,1,1」を伝達するためにノート
オンの命令を3回使用しているが、単に親指を表す命令
を記述し、当該命令をCPUが解釈して、ノートオンを
複数回行うようにしてもよい。
【0061】さらに、複数パートの演奏データを記憶手
段12に記憶させ、あるパートを運指表示しつつ、他方
のパートを自動演奏するようにしてもよい。これによ
り、自動的に演奏される伴奏パートに合わせて演奏者が
運指表示に従ってメロディを弾く、というようなパート
毎の練習が可能となる。なお、この場合、運指表示を自
動演奏に先行させると、演奏者がスムーズな運指を行う
ことができる。
段12に記憶させ、あるパートを運指表示しつつ、他方
のパートを自動演奏するようにしてもよい。これによ
り、自動的に演奏される伴奏パートに合わせて演奏者が
運指表示に従ってメロディを弾く、というようなパート
毎の練習が可能となる。なお、この場合、運指表示を自
動演奏に先行させると、演奏者がスムーズな運指を行う
ことができる。
【0062】また、鍵盤鉛の一部に代えて電池を配し、
この電池から鍵側装置20へ電力を供給するようにして
もよい。なお、鍵盤鉛は、通常、アップライトピアノに
おいては鍵の後部、グランドピアノにおいては鍵の前部
に詰め込まれている。さらに、表示手段23としてLE
Dを例示したが、これに限らず、液晶ディスプレイな
ど、他の公知の表示手段を使用してもよい。
この電池から鍵側装置20へ電力を供給するようにして
もよい。なお、鍵盤鉛は、通常、アップライトピアノに
おいては鍵の後部、グランドピアノにおいては鍵の前部
に詰め込まれている。さらに、表示手段23としてLE
Dを例示したが、これに限らず、液晶ディスプレイな
ど、他の公知の表示手段を使用してもよい。
【0063】また、受信手段21として、駆動機構13
のソレノイドが発生する磁界強度を検出する回路(例え
ば、コイル)を用いてもよい。この場合、運指記号は2
値数値列で表される必要はなく、鋸歯波や正弦波など、
任意のアナログ波形で表現可能となる。もちろん、表示
制御手段22は、検出した波形を運指記号に変換する公
知の機能を備える必要がある。
のソレノイドが発生する磁界強度を検出する回路(例え
ば、コイル)を用いてもよい。この場合、運指記号は2
値数値列で表される必要はなく、鋸歯波や正弦波など、
任意のアナログ波形で表現可能となる。もちろん、表示
制御手段22は、検出した波形を運指記号に変換する公
知の機能を備える必要がある。
【0064】なお、上述した実施形態では、各鍵毎に給
電手段を設け、本体と各鍵間の配線を不要としたが、各
鍵共通に配線して給電するように構成してもよい。この
場合、少なくとも1本(アースも含めれば2本)の配線
が必要になるが、各鍵毎に独立に信号線を配線する従来
のものに比して配線を簡略化できるという利点は損なわ
れない。また、鍵盤楽器自体は実際に打弦を行うもので
もよいし、打鍵状態を検出して電子的に楽音を発生する
ものでもよい。
電手段を設け、本体と各鍵間の配線を不要としたが、各
鍵共通に配線して給電するように構成してもよい。この
場合、少なくとも1本(アースも含めれば2本)の配線
が必要になるが、各鍵毎に独立に信号線を配線する従来
のものに比して配線を簡略化できるという利点は損なわ
れない。また、鍵盤楽器自体は実際に打弦を行うもので
もよいし、打鍵状態を検出して電子的に楽音を発生する
ものでもよい。
【0065】ところで、前述したように、受信手段21
として加速度センサを利用することも可能である。加速
度センサにより検出されるのは「加速度の変化」であ
り、請求項1記載の「力の変化」そのものではない。し
かしながら、加速度が生じている期間において、力(例
えば、押圧力)と加速度とは基本的に比例関係にあるの
で、請求項1記載の発明において、加速度センサによる
加速度の変化の検出は、上記「力の変化」の検出に包含
されていると言える。
として加速度センサを利用することも可能である。加速
度センサにより検出されるのは「加速度の変化」であ
り、請求項1記載の「力の変化」そのものではない。し
かしながら、加速度が生じている期間において、力(例
えば、押圧力)と加速度とは基本的に比例関係にあるの
で、請求項1記載の発明において、加速度センサによる
加速度の変化の検出は、上記「力の変化」の検出に包含
されていると言える。
【0066】また、ソレノイドの駆動信号(特許請求の
範囲に記載の「電気信号」)は、PWM信号に限定され
るものではない。すなわち、ソレノイドの駆動制御は、
PWM制御のみならず、例えば、単に電流値を変動させ
るような電流制御であってもよい。なお、単に電流値を
変動させるような電流制御の場合、特許請求の範囲に記
載の「電気信号の値」とは、駆動信号の電流値を意味す
る。
範囲に記載の「電気信号」)は、PWM信号に限定され
るものではない。すなわち、ソレノイドの駆動制御は、
PWM制御のみならず、例えば、単に電流値を変動させ
るような電流制御であってもよい。なお、単に電流値を
変動させるような電流制御の場合、特許請求の範囲に記
載の「電気信号の値」とは、駆動信号の電流値を意味す
る。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
鍵盤楽器本体においては、演奏に関する情報に基づいて
ソレノイドを駆動し、各鍵においては、対応するソレノ
イドが発生する磁界の変化に基づいて前記演奏に関する
情報を取得することができるので、鍵盤楽器本体と鍵と
の独立性を確保し従来の鍵盤楽器本体の物理的な構造を
大幅に変更せずに演奏に関する情報を演奏者に知らせる
ことができる。また、演奏に関する情報の伝達は信号線
を解さずに行われるので、タッチに与える影響を排除ま
たは低減することができる。
鍵盤楽器本体においては、演奏に関する情報に基づいて
ソレノイドを駆動し、各鍵においては、対応するソレノ
イドが発生する磁界の変化に基づいて前記演奏に関する
情報を取得することができるので、鍵盤楽器本体と鍵と
の独立性を確保し従来の鍵盤楽器本体の物理的な構造を
大幅に変更せずに演奏に関する情報を演奏者に知らせる
ことができる。また、演奏に関する情報の伝達は信号線
を解さずに行われるので、タッチに与える影響を排除ま
たは低減することができる。
【図1】 本発明の一実施形態による鍵盤楽器の演奏支
援装置の構成を示す図である。
援装置の構成を示す図である。
【図2】 同演奏支援装置をアップライト型の鍵盤楽器
に組み込んだ場合の一部構成を示す外観斜視図である。
に組み込んだ場合の一部構成を示す外観斜視図である。
【図3】 同演奏支援装置であって、本体側装置10か
ら鍵側装置20へ電力を供給する他の手法を示す図であ
る。
ら鍵側装置20へ電力を供給する他の手法を示す図であ
る。
【図4】 同演奏支援装置における運指記号の割り当て
例を示す図である。
例を示す図である。
【図5】 (a)は1つの音符に相当する命令の実行時
における駆動信号の電力の経時変化を示すグラフ、
(b)はプランジャ42の押圧力の経時変化を示すグラ
フである。
における駆動信号の電力の経時変化を示すグラフ、
(b)はプランジャ42の押圧力の経時変化を示すグラ
フである。
【図6】 本発明の一実施形態による鍵盤楽器の演奏支
援装置における運指情報と運指記号との関係を説明する
ための図である。
援装置における運指情報と運指記号との関係を説明する
ための図である。
【図7】 同演奏支援装置における2値数値列を4ビッ
トとした場合の各種記号との関係を示す図である。
トとした場合の各種記号との関係を示す図である。
10…本体側装置、11…制御手段、12…記憶手段、
13…駆動機構、14…検出手段、15…電源手段、2
0…鍵側装置、21…受信手段、22…表示制御手段、
23…表示手段、24…給電手段。
13…駆動機構、14…検出手段、15…電源手段、2
0…鍵側装置、21…受信手段、22…表示制御手段、
23…表示手段、24…給電手段。
Claims (4)
- 【請求項1】 各鍵に対応して楽器本体に設けられ電気
信号に応じて対応する鍵を駆動するソレノイドを備えた
鍵盤楽器の演奏者に演奏に関する情報を知らせて演奏を
支援する鍵盤楽器の演奏支援装置であって、 楽器本体に設けられ前記演奏に関する情報を格納する記
憶手段と、 楽器本体に設けられ前記記憶手段に格納された前記演奏
に関する情報に応じた電気信号を該演奏に関する情報で
特定されるソレノイドへ供給する制御手段と、 各鍵に設けられ対応するソレノイドが鍵を駆動しようと
する力の変化を検出し、検出した力の変化に基づいて前
記演奏に関する情報を取得する非接続受信手段と、 各鍵に設けられ対応する前記非接続受信手段が取得した
前記演奏に関する情報を表示する表示手段とを具備し、 前記制御手段がソレノイドへ供給する電気信号の値は無
音押鍵に相当する値であることを特徴とする鍵盤楽器の
演奏支援装置。 - 【請求項2】 各鍵に対応して楽器本体に設けられ電気
信号に応じて対応する鍵を駆動するソレノイドを備えた
鍵盤楽器の演奏者に演奏に関する情報を知らせて演奏を
支援する鍵盤楽器の演奏支援装置であって、 楽器本体に設けられ前記演奏に関する情報を格納する記
憶手段と、 楽器本体に設けられ前記記憶手段に格納された前記演奏
に関する情報に応じた電気信号を該演奏に関する情報で
特定されるソレノイドへ供給する制御手段と、 各鍵に設けられ対応するソレノイドが発生する磁界の変
化に基づいて前記演奏に関する情報を取得する非接触受
信手段と、 各鍵に設けられ対応する前記非接触受信手段が取得した
前記演奏に関する情報を表示する表示手段とを具備し、 前記制御手段がソレノイドへ供給する電気信号の値は無
音押鍵に相当する値であることを特徴とする鍵盤楽器の
演奏支援装置。 - 【請求項3】 各鍵に設けられ、対応する前記非接続受
信手段および前記表示手段へ電力を供給する給電手段を
備え、 前記給電手段は非接触で受け取ったエネルギーから前記
電力を取得することを特徴とする請求項1記載の鍵盤楽
器の演奏支援装置。 - 【請求項4】 各鍵に設けられ、対応する前記非接触受
信手段および前記表示手段へ電力を供給する給電手段を
備え、 前記給電手段は非接触で受け取ったエネルギーから前記
電力を取得することを特徴とする請求項2記載の鍵盤楽
器の演奏支援装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8250305A JPH1097182A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 鍵盤楽器の演奏支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8250305A JPH1097182A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 鍵盤楽器の演奏支援装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1097182A true JPH1097182A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17205936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8250305A Pending JPH1097182A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 鍵盤楽器の演奏支援装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1097182A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008122644A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Casio Comput Co Ltd | 演奏教習システムおよび演奏教習方法 |
| JP2009031814A (ja) * | 2008-10-07 | 2009-02-12 | Yamaha Corp | 鍵盤装置 |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP8250305A patent/JPH1097182A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008122644A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Casio Comput Co Ltd | 演奏教習システムおよび演奏教習方法 |
| JP2009031814A (ja) * | 2008-10-07 | 2009-02-12 | Yamaha Corp | 鍵盤装置 |
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