JPH109723A - 油分離器 - Google Patents
油分離器Info
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- JPH109723A JPH109723A JP16137496A JP16137496A JPH109723A JP H109723 A JPH109723 A JP H109723A JP 16137496 A JP16137496 A JP 16137496A JP 16137496 A JP16137496 A JP 16137496A JP H109723 A JPH109723 A JP H109723A
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- JP
- Japan
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- oil
- partition plate
- container body
- opening
- refrigerant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—Component parts or details not otherwise provided for in this subclass
- F25B2400/02—Centrifugal separation of gas, liquid or oil
Landscapes
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 油溜まり部の容量の増加、あるいは、油分離
性能の向上が目的の分離材の断面積の増加のために容器
本体の内径を大きくしても、遠心分離部の内径を小さく
保つことにより、遠心分離による油分離能力の低下を防
止する。 【解決手段】 容器本体10の内部上端より下方垂直に
設けた下方が開口した所定長さの円筒形状の仕切板11
により、前記容器本体の上部を内側室12と外側室13
に分離するとともに、仕切板11の接線方向に内側室1
2内の上部に開口部を有する冷媒入口管15と、容器本
体10の外側に外側室13内の上部に開口部を有する冷
媒出口管16と、冷媒出口管16の下方近傍の外側室1
3の全面に水平方向に分離材18を設けた構造としてい
る。
性能の向上が目的の分離材の断面積の増加のために容器
本体の内径を大きくしても、遠心分離部の内径を小さく
保つことにより、遠心分離による油分離能力の低下を防
止する。 【解決手段】 容器本体10の内部上端より下方垂直に
設けた下方が開口した所定長さの円筒形状の仕切板11
により、前記容器本体の上部を内側室12と外側室13
に分離するとともに、仕切板11の接線方向に内側室1
2内の上部に開口部を有する冷媒入口管15と、容器本
体10の外側に外側室13内の上部に開口部を有する冷
媒出口管16と、冷媒出口管16の下方近傍の外側室1
3の全面に水平方向に分離材18を設けた構造としてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクルにお
いて、圧縮機から吐出された気相冷媒中に含まれる油を
分離する油分離器に関するものである。
いて、圧縮機から吐出された気相冷媒中に含まれる油を
分離する油分離器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の油分離器として、例え
ば、実開平5−141815号公報に示されているよう
な油分離器がある。
ば、実開平5−141815号公報に示されているよう
な油分離器がある。
【0003】以下、図面を参照しながら上述した油分離
器について説明する。なお、図中の実線の矢印は冷媒の
流れを、点線の矢印は油の流れを示す。
器について説明する。なお、図中の実線の矢印は冷媒の
流れを、点線の矢印は油の流れを示す。
【0004】図9において、容器本体1の内部は、水平
方向に設けた所定の大きさの開口部2aを有する円盤形
状の仕切板2により、下側室3と上側室4に分離され
る。また、下側室3の下部は油溜まり部5とする。ま
た、6は冷媒入口管であり、容器本体1の外側の接線方
向から下側室3内に連通し、下側室3内の上部に開口部
を有する。7は冷媒出口管であり、容器本体1の外側か
ら上側室4に連通し、上側室4内の上部に開口部を有す
る。8は油排出管であり、容器本体1の外側から油溜ま
り部5に連通し、油溜まり部5の底部近傍に開口部を有
する。9は分離材であり、冷媒出口管7の開口部の下方
近傍の水平方向に上側室全面に設けられている。
方向に設けた所定の大きさの開口部2aを有する円盤形
状の仕切板2により、下側室3と上側室4に分離され
る。また、下側室3の下部は油溜まり部5とする。ま
た、6は冷媒入口管であり、容器本体1の外側の接線方
向から下側室3内に連通し、下側室3内の上部に開口部
を有する。7は冷媒出口管であり、容器本体1の外側か
ら上側室4に連通し、上側室4内の上部に開口部を有す
る。8は油排出管であり、容器本体1の外側から油溜ま
り部5に連通し、油溜まり部5の底部近傍に開口部を有
する。9は分離材であり、冷媒出口管7の開口部の下方
近傍の水平方向に上側室全面に設けられている。
【0005】次に、上記構成の油分離器内の冷媒および
油の挙動について説明する。まず、圧縮機から吐出され
た油を含む気相冷媒は、冷媒入口管6から下側室3の上
部に導かれ、旋回下降流を生成し遠心力によって油が分
離される。この分離された油は重力により容器本体1の
内面を伝い下降し、油溜まり部5に落下する。その後、
冷媒は仕切板2の開口部2aを通して上側室4の下部に
導かれ、分離材9を通過し、上側室4の上部に導かれ
る。このとき、分離材9では冷媒中に含まれる油を捕集
するため、さらに油が分離される。この分離された油
は、重力により油溜まり部5に落下する。その後、冷媒
は冷媒出口管7よりサイクルに戻される。また、油溜ま
り部5に落下した油は、油排出口8より圧縮機の吸入側
に戻される。
油の挙動について説明する。まず、圧縮機から吐出され
た油を含む気相冷媒は、冷媒入口管6から下側室3の上
部に導かれ、旋回下降流を生成し遠心力によって油が分
離される。この分離された油は重力により容器本体1の
内面を伝い下降し、油溜まり部5に落下する。その後、
冷媒は仕切板2の開口部2aを通して上側室4の下部に
導かれ、分離材9を通過し、上側室4の上部に導かれ
る。このとき、分離材9では冷媒中に含まれる油を捕集
するため、さらに油が分離される。この分離された油
は、重力により油溜まり部5に落下する。その後、冷媒
は冷媒出口管7よりサイクルに戻される。また、油溜ま
り部5に落下した油は、油排出口8より圧縮機の吸入側
に戻される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、油溜まり部5の容量の増加、あるいは油
分離性能の向上を目的とした分離材9の断面積の増加の
ために容器本体1の内径を大きくすると、遠心分離を行
う下側室3の内径が大きくなってしまう。そのため、冷
媒の旋回半径に反比例する遠心力が低下し、遠心分離に
よる油分離能力の低下の問題があった。
うな構成では、油溜まり部5の容量の増加、あるいは油
分離性能の向上を目的とした分離材9の断面積の増加の
ために容器本体1の内径を大きくすると、遠心分離を行
う下側室3の内径が大きくなってしまう。そのため、冷
媒の旋回半径に反比例する遠心力が低下し、遠心分離に
よる油分離能力の低下の問題があった。
【0007】本発明は従来の課題を解決するもので、油
溜まり部の容量の増加、あるいは油分離性能の向上を目
的とした分離材の断面積の増加のために容器本体の内径
を大きくした場合でも、遠心分離部での油分離能力の低
下の防止が可能な油分離器を提供することを目的とす
る。
溜まり部の容量の増加、あるいは油分離性能の向上を目
的とした分離材の断面積の増加のために容器本体の内径
を大きくした場合でも、遠心分離部での油分離能力の低
下の防止が可能な油分離器を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、容器本体の内部上端より下方垂直に設けた
下方が開口した所定長さの円筒形状の仕切板と、前記仕
切板により容器本体内の上部を内側室と外側室に分離
し、前記仕切板より下方を油溜まり部とするとともに、
容器本体の外側から前記仕切板の接線方向に前記内側室
に連通し、前記内側室内の上部に開口部を有する冷媒入
口管と、容器本体の外側から前記外側室に連通し、前記
外側室内の上部に開口部を有する冷媒出口管と、容器本
体の外側から前記油溜まり部に連通し、前記油溜まり部
の底部近傍に開口部を有する油排出管と、前記冷媒出口
管の開口部の下方近傍の水平方向に前記外側室全面に分
離材を設けた構造としている。
に本発明は、容器本体の内部上端より下方垂直に設けた
下方が開口した所定長さの円筒形状の仕切板と、前記仕
切板により容器本体内の上部を内側室と外側室に分離
し、前記仕切板より下方を油溜まり部とするとともに、
容器本体の外側から前記仕切板の接線方向に前記内側室
に連通し、前記内側室内の上部に開口部を有する冷媒入
口管と、容器本体の外側から前記外側室に連通し、前記
外側室内の上部に開口部を有する冷媒出口管と、容器本
体の外側から前記油溜まり部に連通し、前記油溜まり部
の底部近傍に開口部を有する油排出管と、前記冷媒出口
管の開口部の下方近傍の水平方向に前記外側室全面に分
離材を設けた構造としている。
【0009】また、容器本体の内部上端より下方垂直に
設けた下方が開口した所定長さの円筒形状の仕切板と、
前記仕切板により容器本体内の上部を内側室と外側室に
分離し、前記仕切板より下方を油溜まり部とするととも
に、容器本体の外側から前記仕切板の接線方向に前記内
側室に連通し、前記内側室内の上部に開口部を有する冷
媒入口管と、容器本体の外側から前記外側室に連通し、
前記外側室内の上部に開口部を有する冷媒出口管と、容
器本体の外側から前記油溜まり部に連通し、前記油溜ま
り部の底部近傍に開口部を有する油排出管と、前記冷媒
出口管の開口部の下方近傍の水平方向に前記外側室全面
に前記仕切板の円筒形の中心に向かって下方に傾斜して
いる分離材を設けた構造としている。
設けた下方が開口した所定長さの円筒形状の仕切板と、
前記仕切板により容器本体内の上部を内側室と外側室に
分離し、前記仕切板より下方を油溜まり部とするととも
に、容器本体の外側から前記仕切板の接線方向に前記内
側室に連通し、前記内側室内の上部に開口部を有する冷
媒入口管と、容器本体の外側から前記外側室に連通し、
前記外側室内の上部に開口部を有する冷媒出口管と、容
器本体の外側から前記油溜まり部に連通し、前記油溜ま
り部の底部近傍に開口部を有する油排出管と、前記冷媒
出口管の開口部の下方近傍の水平方向に前記外側室全面
に前記仕切板の円筒形の中心に向かって下方に傾斜して
いる分離材を設けた構造としている。
【0010】また、容器本体の内部上端より下方垂直に
設けた下方に向かって径が小となり下方が開口した所定
長さの円錐形状の仕切板と、前記仕切板により容器本体
内の上部を内側室と外側室に分離し、前記仕切板より下
方を油溜まり部とするとともに、容器本体の外側から前
記仕切板の接線方向に前記内側室に連通し、前記内側室
内の上部に開口部を有する冷媒入口管と、容器本体の外
側から前記外側室に連通し、前記外側室内の上部に開口
部を有する冷媒出口管と、容器本体の外側から前記油溜
まり部に連通し、前記油溜まり部の底部近傍に開口部を
有する油排出管と、前記冷媒出口管の開口部の下方近傍
の水平方向に前記外側室全面に分離材を設けた構造とし
ている。
設けた下方に向かって径が小となり下方が開口した所定
長さの円錐形状の仕切板と、前記仕切板により容器本体
内の上部を内側室と外側室に分離し、前記仕切板より下
方を油溜まり部とするとともに、容器本体の外側から前
記仕切板の接線方向に前記内側室に連通し、前記内側室
内の上部に開口部を有する冷媒入口管と、容器本体の外
側から前記外側室に連通し、前記外側室内の上部に開口
部を有する冷媒出口管と、容器本体の外側から前記油溜
まり部に連通し、前記油溜まり部の底部近傍に開口部を
有する油排出管と、前記冷媒出口管の開口部の下方近傍
の水平方向に前記外側室全面に分離材を設けた構造とし
ている。
【0011】また、容器本体の内部上端より下方垂直に
設けた下方に向かって径が小となり下方が開口した所定
長さの円錐形状の仕切板と、前記仕切板により容器本体
内の上部を内側室と外側室に分離し、前記仕切板より下
方を油溜まり部とするとともに、容器本体の外側から前
記仕切板の接線方向に前記内側室に連通し、前記内側室
内の上部に開口部を有する冷媒入口管と、容器本体の外
側から前記外側室に連通し、前記外側室内の上部に開口
部を有する冷媒出口管と、容器本体の外側から前記油溜
まり部に連通し、前記油溜まり部の底部近傍に開口部を
有する油排出管と、前記冷媒出口管の開口部の下方近傍
の水平方向に前記外側室全面に前記仕切板の円錐形の中
心に向かって下方に傾斜している分離材を設けた構造と
している。
設けた下方に向かって径が小となり下方が開口した所定
長さの円錐形状の仕切板と、前記仕切板により容器本体
内の上部を内側室と外側室に分離し、前記仕切板より下
方を油溜まり部とするとともに、容器本体の外側から前
記仕切板の接線方向に前記内側室に連通し、前記内側室
内の上部に開口部を有する冷媒入口管と、容器本体の外
側から前記外側室に連通し、前記外側室内の上部に開口
部を有する冷媒出口管と、容器本体の外側から前記油溜
まり部に連通し、前記油溜まり部の底部近傍に開口部を
有する油排出管と、前記冷媒出口管の開口部の下方近傍
の水平方向に前記外側室全面に前記仕切板の円錐形の中
心に向かって下方に傾斜している分離材を設けた構造と
している。
【0012】これにより、遠心分離部での油分離能力の
低下を防止できる。
低下を防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、容器本
体の内部上端より下方垂直に設けた下方が開口した所定
長さの円筒形状の仕切板により、容器本体内の上部を内
側室と外側室に分離し、前記仕切板より下方を油溜まり
部とする。さらに、容器本体の外側から前記仕切板の接
線方向に前記内側室に連通し、前記内側室内の上部に開
口部を有する冷媒入口管と、容器本体の外側から前記外
側室に連通し、前記外側室内の上部に開口部を有する冷
媒出口管と、容器本体の外側から前記油溜まり部に連通
し、前記油溜まり部の底部近傍に開口部を有する油排出
管と、前記冷媒出口管の開口部の下方近傍の水平方向に
前記外側室全面に分離材を設ける構造としたことによ
り、油溜まり部の容量の増加、あるいは、油分離性能の
向上を目的とした分離材の断面積の増加のために容器本
体の内径を大きくしても、遠心分離を行う内側室の内径
が大きくならない。したがって、冷媒の旋回半径に反比
例する遠心力の低下による油分離能力の低下を防止でき
る。
体の内部上端より下方垂直に設けた下方が開口した所定
長さの円筒形状の仕切板により、容器本体内の上部を内
側室と外側室に分離し、前記仕切板より下方を油溜まり
部とする。さらに、容器本体の外側から前記仕切板の接
線方向に前記内側室に連通し、前記内側室内の上部に開
口部を有する冷媒入口管と、容器本体の外側から前記外
側室に連通し、前記外側室内の上部に開口部を有する冷
媒出口管と、容器本体の外側から前記油溜まり部に連通
し、前記油溜まり部の底部近傍に開口部を有する油排出
管と、前記冷媒出口管の開口部の下方近傍の水平方向に
前記外側室全面に分離材を設ける構造としたことによ
り、油溜まり部の容量の増加、あるいは、油分離性能の
向上を目的とした分離材の断面積の増加のために容器本
体の内径を大きくしても、遠心分離を行う内側室の内径
が大きくならない。したがって、冷媒の旋回半径に反比
例する遠心力の低下による油分離能力の低下を防止でき
る。
【0014】また、請求項2に記載の発明は、容器本体
の内部上端より下方垂直に設けた下方が開口した所定長
さの円筒形状の仕切板により、容器本体内の上部を内側
室と外側室に分離し、前記仕切板より下方を油溜まり部
とする。さらに、容器本体の外側から前記仕切板の接線
方向に前記内側室に連通し、前記内側室内の上部に開口
部を有する冷媒入口管と、容器本体の外側から前記外側
室に連通し、前記外側室内の上部に開口部を有する冷媒
出口管と、容器本体の外側から前記油溜まり部に連通
し、前記油溜まり部の底部近傍に開口部を有する油排出
管と、前記冷媒出口管の開口部の下方近傍の水平方向に
前記外側室全面に前記仕切板の円筒形の中心に向かって
下方に傾斜している分離材を設ける構造としたことによ
り、油溜まり部の容量の増加、あるいは、油分離性能の
向上を目的とした分離材の断面積の増加のために容器本
体の内径を大きくしても、遠心分離を行う内側室の内径
が大きくならない。したがって、冷媒の旋回半径に反比
例する遠心力の低下による油分離能力の低下を防止でき
る。また、分離材を傾斜させているため、分離材に付着
したオイルが仕切板へ流動し、分離材へのオイルの付着
による油分離能力の低下を防止でき、さらに、分離材の
断面積が増加するため分離材通過時の冷媒の流速が低下
し、油分離能力を向上できる。
の内部上端より下方垂直に設けた下方が開口した所定長
さの円筒形状の仕切板により、容器本体内の上部を内側
室と外側室に分離し、前記仕切板より下方を油溜まり部
とする。さらに、容器本体の外側から前記仕切板の接線
方向に前記内側室に連通し、前記内側室内の上部に開口
部を有する冷媒入口管と、容器本体の外側から前記外側
室に連通し、前記外側室内の上部に開口部を有する冷媒
出口管と、容器本体の外側から前記油溜まり部に連通
し、前記油溜まり部の底部近傍に開口部を有する油排出
管と、前記冷媒出口管の開口部の下方近傍の水平方向に
前記外側室全面に前記仕切板の円筒形の中心に向かって
下方に傾斜している分離材を設ける構造としたことによ
り、油溜まり部の容量の増加、あるいは、油分離性能の
向上を目的とした分離材の断面積の増加のために容器本
体の内径を大きくしても、遠心分離を行う内側室の内径
が大きくならない。したがって、冷媒の旋回半径に反比
例する遠心力の低下による油分離能力の低下を防止でき
る。また、分離材を傾斜させているため、分離材に付着
したオイルが仕切板へ流動し、分離材へのオイルの付着
による油分離能力の低下を防止でき、さらに、分離材の
断面積が増加するため分離材通過時の冷媒の流速が低下
し、油分離能力を向上できる。
【0015】また、請求項3に記載の発明は、容器本体
の内部上端より下方垂直に設けた下方に向かって径が小
となり下方が開口した所定長さの円錐形状の仕切板によ
り、容器本体内の上部を内側室と外側室に分離し、前記
仕切板より下方を油溜まり部とする。さらに、容器本体
の外側から前記仕切板の接線方向に前記内側室に連通
し、前記内側室内の上部に開口部を有する冷媒入口管
と、容器本体の外側から前記外側室に連通し、前記外側
室内の上部に開口部を有する冷媒出口管と、容器本体の
外側から前記油溜まり部に連通し、前記油溜まり部の底
部近傍に開口部を有する油排出管と、前記冷媒出口管の
開口部の下方近傍の水平方向に前記外側室全面に分離材
を設ける構造としたことにより、油溜まり部の容量の増
加、あるいは、油分離性能の向上を目的とした分離材の
断面積の増加のために容器本体の内径を大きくしても、
遠心分離を行う内側室の内径が大きくならない。したが
って、冷媒の旋回半径に反比例する遠心力の低下による
油分離能力の低下を防止できる。また、遠心分離初期段
階の冷媒は、油含有率が高いため油分離が容易であり、
弱い遠心力でも油分離率が高く、また、油含有率が高い
ため圧力損失が大きい。そして、遠心分離末期段階の冷
媒は、油含有率が低いため油分離が困難であり、弱い遠
心力では油分離率が低く、また、油含有率が低いため圧
力損失が小さい。したがって、遠心分離初期段階は、内
径が大きく冷媒の旋回半径が大きいため圧力損失の小さ
い内側室上部で油分離を行うことにより、圧力損失を低
減でき、また、冷媒の油含有率が高いため、旋回半径の
増加により遠心力が弱くなっても油分離率が高く保て
る。そして、遠心分離末期段階は、内径が小さく冷媒の
旋回半径が小さいため遠心力の強い内側室下部で油分離
を行うことにより、油分離率の低下を防止でき、また、
冷媒の油含有率が低いため、旋回半径が小さくなっても
圧力損失の増加を防止できる。したがって、油分離能力
を低下させることなく、圧力損失を低減できる。
の内部上端より下方垂直に設けた下方に向かって径が小
となり下方が開口した所定長さの円錐形状の仕切板によ
り、容器本体内の上部を内側室と外側室に分離し、前記
仕切板より下方を油溜まり部とする。さらに、容器本体
の外側から前記仕切板の接線方向に前記内側室に連通
し、前記内側室内の上部に開口部を有する冷媒入口管
と、容器本体の外側から前記外側室に連通し、前記外側
室内の上部に開口部を有する冷媒出口管と、容器本体の
外側から前記油溜まり部に連通し、前記油溜まり部の底
部近傍に開口部を有する油排出管と、前記冷媒出口管の
開口部の下方近傍の水平方向に前記外側室全面に分離材
を設ける構造としたことにより、油溜まり部の容量の増
加、あるいは、油分離性能の向上を目的とした分離材の
断面積の増加のために容器本体の内径を大きくしても、
遠心分離を行う内側室の内径が大きくならない。したが
って、冷媒の旋回半径に反比例する遠心力の低下による
油分離能力の低下を防止できる。また、遠心分離初期段
階の冷媒は、油含有率が高いため油分離が容易であり、
弱い遠心力でも油分離率が高く、また、油含有率が高い
ため圧力損失が大きい。そして、遠心分離末期段階の冷
媒は、油含有率が低いため油分離が困難であり、弱い遠
心力では油分離率が低く、また、油含有率が低いため圧
力損失が小さい。したがって、遠心分離初期段階は、内
径が大きく冷媒の旋回半径が大きいため圧力損失の小さ
い内側室上部で油分離を行うことにより、圧力損失を低
減でき、また、冷媒の油含有率が高いため、旋回半径の
増加により遠心力が弱くなっても油分離率が高く保て
る。そして、遠心分離末期段階は、内径が小さく冷媒の
旋回半径が小さいため遠心力の強い内側室下部で油分離
を行うことにより、油分離率の低下を防止でき、また、
冷媒の油含有率が低いため、旋回半径が小さくなっても
圧力損失の増加を防止できる。したがって、油分離能力
を低下させることなく、圧力損失を低減できる。
【0016】また、請求項4に記載の発明は、容器本体
の内部上端より下方垂直に設けた下方に向かって径が小
となり下方が開口した所定長さの円錐形状の仕切板によ
り、容器本体内の上部を内側室と外側室に分離し、前記
仕切板より下方を油溜まり部とする。さらに、容器本体
の外側から前記仕切板の接線方向に前記内側室に連通
し、前記内側室内の上部に開口部を有する冷媒入口管
と、容器本体の外側から前記外側室に連通し、前記外側
室内の上部に開口部を有する冷媒出口管と、容器本体の
外側から前記油溜まり部に連通し、前記油溜まり部の底
部近傍に開口部を有する油排出管と、前記冷媒出口管の
開口部の下方近傍の水平方向に前記外側室全面に前記仕
切板の円錐形の中心に向かって下方に傾斜している分離
材を設ける構造としたことにより、油溜まり部の容量の
増加、あるいは、油分離性能の向上を目的とした分離材
の断面積の増加のために容器本体の内径を大きくして
も、遠心分離を行う内側室の内径が大きくならない。し
たがって、冷媒の旋回半径に反比例する遠心力の低下に
よる油分離能力の低下を防止できる。また、遠心分離初
期段階の冷媒は、油含有率が高いため油分離が容易であ
り、弱い遠心力でも油分離率が高く、また、油含有率が
高いため圧力損失が大きい。そして、遠心分離末期段階
の冷媒は、油含有率が低いため油分離が困難であり、弱
い遠心力では油分離率が低く、また、油含有率が低いた
め圧力損失が小さい。したがって、遠心分離初期段階
は、内径が大きく冷媒の旋回半径が大きいため圧力損失
の小さい内側室上部で油分離を行うことにより、圧力損
失を低減でき、また、冷媒の油含有率が高いため、旋回
半径の増加により遠心力が弱くなっても油分離率が高く
保てる。そして、遠心分離末期段階は、内径が小さく冷
媒の旋回半径が小さいため遠心力の強い内側室下部で油
分離を行うことにより、油分離率の低下を防止でき、ま
た、冷媒の油含有率が低いため、旋回半径が小さくなっ
ても圧力損失の増加を防止できる。したがって、油分離
能力を低下させることなく、圧力損失を低減できる。ま
た、分離材を傾斜させているため、分離材に付着したオ
イルが仕切板へ流動し、分離材へのオイルの付着による
油分離能力の低下を防止でき、さらに、分離材の断面積
が増加するため分離材通過時の冷媒の流速が低下し、油
分離能力を向上できる。
の内部上端より下方垂直に設けた下方に向かって径が小
となり下方が開口した所定長さの円錐形状の仕切板によ
り、容器本体内の上部を内側室と外側室に分離し、前記
仕切板より下方を油溜まり部とする。さらに、容器本体
の外側から前記仕切板の接線方向に前記内側室に連通
し、前記内側室内の上部に開口部を有する冷媒入口管
と、容器本体の外側から前記外側室に連通し、前記外側
室内の上部に開口部を有する冷媒出口管と、容器本体の
外側から前記油溜まり部に連通し、前記油溜まり部の底
部近傍に開口部を有する油排出管と、前記冷媒出口管の
開口部の下方近傍の水平方向に前記外側室全面に前記仕
切板の円錐形の中心に向かって下方に傾斜している分離
材を設ける構造としたことにより、油溜まり部の容量の
増加、あるいは、油分離性能の向上を目的とした分離材
の断面積の増加のために容器本体の内径を大きくして
も、遠心分離を行う内側室の内径が大きくならない。し
たがって、冷媒の旋回半径に反比例する遠心力の低下に
よる油分離能力の低下を防止できる。また、遠心分離初
期段階の冷媒は、油含有率が高いため油分離が容易であ
り、弱い遠心力でも油分離率が高く、また、油含有率が
高いため圧力損失が大きい。そして、遠心分離末期段階
の冷媒は、油含有率が低いため油分離が困難であり、弱
い遠心力では油分離率が低く、また、油含有率が低いた
め圧力損失が小さい。したがって、遠心分離初期段階
は、内径が大きく冷媒の旋回半径が大きいため圧力損失
の小さい内側室上部で油分離を行うことにより、圧力損
失を低減でき、また、冷媒の油含有率が高いため、旋回
半径の増加により遠心力が弱くなっても油分離率が高く
保てる。そして、遠心分離末期段階は、内径が小さく冷
媒の旋回半径が小さいため遠心力の強い内側室下部で油
分離を行うことにより、油分離率の低下を防止でき、ま
た、冷媒の油含有率が低いため、旋回半径が小さくなっ
ても圧力損失の増加を防止できる。したがって、油分離
能力を低下させることなく、圧力損失を低減できる。ま
た、分離材を傾斜させているため、分離材に付着したオ
イルが仕切板へ流動し、分離材へのオイルの付着による
油分離能力の低下を防止でき、さらに、分離材の断面積
が増加するため分離材通過時の冷媒の流速が低下し、油
分離能力を向上できる。
【0017】以下本発明の実施の形態について図面を参
照しながら説明する。なお、図中の実線の矢印は冷媒の
流れを、点線の矢印は油の流れを示す。
照しながら説明する。なお、図中の実線の矢印は冷媒の
流れを、点線の矢印は油の流れを示す。
【0018】(実施の形態1)まず本発明の実施の形態
1について図1から図2を用いて説明する。
1について図1から図2を用いて説明する。
【0019】図1は本発明の実施の形態1における油分
離器の構造図であり、図2は、図1の構造図に示されて
いる断面Aにおける断面図である。容器本体10の上部
は、容器本体10の内部上端より下方垂直に設けた下方
が開口した所定長さの円筒形状の仕切板11により、内
側室12と外側室13に分離される。また、容器本体1
0の内部の仕切板11より下方は油溜まり部14とす
る。15は冷媒入口管であり、容器本体10の外側から
仕切板11の接線方向に内側室12に連通し、内側室1
2内の上部に開口部を有する。16は冷媒出口管であ
り、容器本体10の外側から外側室13に連通し、外側
室13内の上部に開口部を有する。17は油排出管であ
り、容器本体10の外側から油溜まり部14に連通し、
油溜まり部14の底部近傍に開口部を有する。18は分
離材であり、冷媒出口管16の開口部の下方近傍の水平
方向に外側室13の全面に設けられている。
離器の構造図であり、図2は、図1の構造図に示されて
いる断面Aにおける断面図である。容器本体10の上部
は、容器本体10の内部上端より下方垂直に設けた下方
が開口した所定長さの円筒形状の仕切板11により、内
側室12と外側室13に分離される。また、容器本体1
0の内部の仕切板11より下方は油溜まり部14とす
る。15は冷媒入口管であり、容器本体10の外側から
仕切板11の接線方向に内側室12に連通し、内側室1
2内の上部に開口部を有する。16は冷媒出口管であ
り、容器本体10の外側から外側室13に連通し、外側
室13内の上部に開口部を有する。17は油排出管であ
り、容器本体10の外側から油溜まり部14に連通し、
油溜まり部14の底部近傍に開口部を有する。18は分
離材であり、冷媒出口管16の開口部の下方近傍の水平
方向に外側室13の全面に設けられている。
【0020】次に、このように構成された油分離器内の
冷媒および油の挙動について説明する。まず、圧縮機か
ら吐出された油を含む気相冷媒は、冷媒入口管15から
内側室12の上部に導かれ、旋回下降流を生成し遠心力
によって油が分離される。この分離された油は、重力に
より仕切板11の内面を伝い下降し、油溜まり部14に
落下する。その後、冷媒は外側室13の下部に導かれ、
分離材18を通過し、外側室13の上部に導かれる。こ
のとき、分離材18では冷媒中に含まれる油を捕集する
ため、さらに油が分離される。この分離された油は、重
力により、油溜まり部14に落下する。その後、冷媒は
冷媒出口管16よりサイクルに戻される。また、油溜ま
り部14に落下した油は、油排出管17より圧縮機の吸
入側に戻される。
冷媒および油の挙動について説明する。まず、圧縮機か
ら吐出された油を含む気相冷媒は、冷媒入口管15から
内側室12の上部に導かれ、旋回下降流を生成し遠心力
によって油が分離される。この分離された油は、重力に
より仕切板11の内面を伝い下降し、油溜まり部14に
落下する。その後、冷媒は外側室13の下部に導かれ、
分離材18を通過し、外側室13の上部に導かれる。こ
のとき、分離材18では冷媒中に含まれる油を捕集する
ため、さらに油が分離される。この分離された油は、重
力により、油溜まり部14に落下する。その後、冷媒は
冷媒出口管16よりサイクルに戻される。また、油溜ま
り部14に落下した油は、油排出管17より圧縮機の吸
入側に戻される。
【0021】この実施の形態1によれば、油溜まり部の
容量の増加、あるいは、油分離性能の向上を目的とした
分離材の断面積の増加のために容器本体の内経を大きく
しても、遠心分離を行う内側室の内径が大きくならな
い。したがって、冷媒の旋回半径に反比例する遠心力の
低下による油分離能力の低下を防止できる。
容量の増加、あるいは、油分離性能の向上を目的とした
分離材の断面積の増加のために容器本体の内経を大きく
しても、遠心分離を行う内側室の内径が大きくならな
い。したがって、冷媒の旋回半径に反比例する遠心力の
低下による油分離能力の低下を防止できる。
【0022】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2について図3から図4を用いて説明する。
態2について図3から図4を用いて説明する。
【0023】図3は本発明の実施の形態2における油分
離器の構造図であり、図4は、図3の構造図に示されて
いる断面Aにおける断面図である。容器本体10の上部
は、容器本体10の内部上端から下方垂直に設けた下方
が開口した所定長さの円筒形状の仕切板11により、内
側室12と外側室13に分離される。また、容器本体1
0の内部の仕切板11より下方は油溜まり部14とす
る。15は冷媒入口管であり、容器本体10の外側から
仕切板11の接線方向に内側室12に連通し、内側室1
2内の上部に開口部を有する。16は冷媒出口管であ
り、容器本体10の外側から外側室13に連通し、外側
室13内の上部に開口部を有する。17は油排出管であ
り、容器本体10の外側から油溜まり部14に連通し、
油溜まり部14の底部近傍に開口部を有する。19は分
離材であり、冷媒出口管16の開口部の下方近傍の水平
方向に外側室13の全面に設けられ、仕切板11の円筒
形の中心に向かって下方に傾斜させている。
離器の構造図であり、図4は、図3の構造図に示されて
いる断面Aにおける断面図である。容器本体10の上部
は、容器本体10の内部上端から下方垂直に設けた下方
が開口した所定長さの円筒形状の仕切板11により、内
側室12と外側室13に分離される。また、容器本体1
0の内部の仕切板11より下方は油溜まり部14とす
る。15は冷媒入口管であり、容器本体10の外側から
仕切板11の接線方向に内側室12に連通し、内側室1
2内の上部に開口部を有する。16は冷媒出口管であ
り、容器本体10の外側から外側室13に連通し、外側
室13内の上部に開口部を有する。17は油排出管であ
り、容器本体10の外側から油溜まり部14に連通し、
油溜まり部14の底部近傍に開口部を有する。19は分
離材であり、冷媒出口管16の開口部の下方近傍の水平
方向に外側室13の全面に設けられ、仕切板11の円筒
形の中心に向かって下方に傾斜させている。
【0024】次に、このように構成された油分離器内の
冷媒および油の挙動について説明する。まず、圧縮機か
ら吐出された油を含む気相冷媒は、冷媒入口管15から
内側室12の上部に導かれ、旋回下降流を生成し遠心力
によって油が分離される。この分離された油は、重力に
より仕切板11の内面を伝い下降し、油溜まり部14に
落下する。その後、冷媒は外側室13の下部に導かれ、
分離材19を通過し、外側室13の上部に導かれる。こ
のとき、分離材19では冷媒中に含まれる油を捕集する
ため、さらに油が分離される。この分離された油は、重
力により分離材19の傾斜に沿って仕切板11の外面に
流動し、仕切板11の外面を伝い下降し、油溜まり部1
4に落下する。その後、冷媒は冷媒出口管16よりサイ
クルに戻される。また、油溜まり部14に落下した油
は、油排出管17より圧縮機の吸入側に戻される。
冷媒および油の挙動について説明する。まず、圧縮機か
ら吐出された油を含む気相冷媒は、冷媒入口管15から
内側室12の上部に導かれ、旋回下降流を生成し遠心力
によって油が分離される。この分離された油は、重力に
より仕切板11の内面を伝い下降し、油溜まり部14に
落下する。その後、冷媒は外側室13の下部に導かれ、
分離材19を通過し、外側室13の上部に導かれる。こ
のとき、分離材19では冷媒中に含まれる油を捕集する
ため、さらに油が分離される。この分離された油は、重
力により分離材19の傾斜に沿って仕切板11の外面に
流動し、仕切板11の外面を伝い下降し、油溜まり部1
4に落下する。その後、冷媒は冷媒出口管16よりサイ
クルに戻される。また、油溜まり部14に落下した油
は、油排出管17より圧縮機の吸入側に戻される。
【0025】この実施の形態2によれば、油溜まり部の
容量の増加、あるいは、油分離性能の向上を目的とした
分離材の断面積の増加のために容器本体の内経を大きく
しても、遠心分離を行う内側室の内径が大きくならな
い。したがって、冷媒の旋回半径に反比例する遠心力の
低下による油分離能力の低下を防止できる。また、分離
材を傾斜させているため、分離材に付着したオイルが仕
切板へ流動し、分離材へのオイルの付着による油分離能
力の低下を防止でき、さらに、分離材の断面積が増加す
るため分離材通過時の冷媒の流速が低下し、油分離能力
を向上できる。
容量の増加、あるいは、油分離性能の向上を目的とした
分離材の断面積の増加のために容器本体の内経を大きく
しても、遠心分離を行う内側室の内径が大きくならな
い。したがって、冷媒の旋回半径に反比例する遠心力の
低下による油分離能力の低下を防止できる。また、分離
材を傾斜させているため、分離材に付着したオイルが仕
切板へ流動し、分離材へのオイルの付着による油分離能
力の低下を防止でき、さらに、分離材の断面積が増加す
るため分離材通過時の冷媒の流速が低下し、油分離能力
を向上できる。
【0026】(実施の形態3)次に本発明の実施の形態
3について図5から図6を用いて説明する。
3について図5から図6を用いて説明する。
【0027】図5は本発明の実施の形態3における油分
離器の構造図であり、図6は、図5の構造図に示されて
いる断面Aにおける断面図である。容器本体10の上部
は、容器本体10の内部上端から下方垂直に設けた下方
に向かって径が小となり下方が開口した所定長さの円錐
形状の仕切板20により、内側室21と外側室22に分
離される。また、容器本体10の内部の仕切板20より
下方は油溜まり部14とする。23は冷媒入口管であ
り、容器本体10の外側から仕切板20の接線方向に内
側室21に連通し、内側室21内の上部に開口部を有す
る。16は冷媒出口管であり、容器本体10の外側から
外側室22に連通し、外側室22内の上部に開口部を有
する。17は油排出管であり、容器本体10の外側から
油溜まり部14に連通し、油溜まり部14の底部近傍に
開口部を有する。24は分離材であり、冷媒出口管16
の開口部の下方近傍の水平方向に外側室22の全面に設
けられている。
離器の構造図であり、図6は、図5の構造図に示されて
いる断面Aにおける断面図である。容器本体10の上部
は、容器本体10の内部上端から下方垂直に設けた下方
に向かって径が小となり下方が開口した所定長さの円錐
形状の仕切板20により、内側室21と外側室22に分
離される。また、容器本体10の内部の仕切板20より
下方は油溜まり部14とする。23は冷媒入口管であ
り、容器本体10の外側から仕切板20の接線方向に内
側室21に連通し、内側室21内の上部に開口部を有す
る。16は冷媒出口管であり、容器本体10の外側から
外側室22に連通し、外側室22内の上部に開口部を有
する。17は油排出管であり、容器本体10の外側から
油溜まり部14に連通し、油溜まり部14の底部近傍に
開口部を有する。24は分離材であり、冷媒出口管16
の開口部の下方近傍の水平方向に外側室22の全面に設
けられている。
【0028】次に、このように構成された油分離器内の
冷媒および油の挙動について説明する。まず、圧縮機か
ら吐出された油を含む気相冷媒は、冷媒入口管23から
内側室21の上部に導かれ、旋回下降流を生成し遠心力
によって油が分離される。この分離された油は、重力に
より仕切板20の内面を伝い下降し、油溜まり部14に
落下する。その後、冷媒は外側室22の下部に導かれ、
分離材24を通過し、外側室22の上部に導かれる。こ
のとき、分離材24では冷媒中に含まれる油を捕集する
ため、さらに油が分離される。この分離された油は、重
力により、油溜まり部14に落下する。その後、冷媒は
冷媒出口管16よりサイクルに戻される。また、油溜ま
り部14に落下した油は、油排出管17より圧縮機の吸
入側に戻される。
冷媒および油の挙動について説明する。まず、圧縮機か
ら吐出された油を含む気相冷媒は、冷媒入口管23から
内側室21の上部に導かれ、旋回下降流を生成し遠心力
によって油が分離される。この分離された油は、重力に
より仕切板20の内面を伝い下降し、油溜まり部14に
落下する。その後、冷媒は外側室22の下部に導かれ、
分離材24を通過し、外側室22の上部に導かれる。こ
のとき、分離材24では冷媒中に含まれる油を捕集する
ため、さらに油が分離される。この分離された油は、重
力により、油溜まり部14に落下する。その後、冷媒は
冷媒出口管16よりサイクルに戻される。また、油溜ま
り部14に落下した油は、油排出管17より圧縮機の吸
入側に戻される。
【0029】この実施の形態3によれば、油溜まり部の
容量の増加、あるいは、油分離性能の向上を目的とした
分離材の断面積の増加のために容器本体の内経を大きく
しても、遠心分離を行う内側室の内径が大きくならな
い。したがって、冷媒の旋回半径に反比例する遠心力の
低下による油分離能力の低下を防止できる。また、遠心
分離初期段階の冷媒は、油含有率が高いため油分離が容
易であり、弱い遠心力でも油分離率が高く、また、油含
有率が高いため圧力損失が大きい。そして、遠心分離末
期段階の冷媒は、油含有率が低いため油分離が困難であ
り、弱い遠心力では油分離率が低く、また、油含有率が
低いため圧力損失が小さい。したがって、遠心分離初期
段階は、内径が大きく冷媒の旋回半径が大きいため圧力
損失の小さい内側室上部で油分離を行うことにより、圧
力損失を低減でき、また、冷媒の油含有率が高いため、
旋回半径の増加により遠心力が弱くなっても油分離率が
高く保てる。そして、遠心分離末期段階は、内径が小さ
く冷媒の旋回半径が小さいため遠心力の強い内側室下部
で油分離を行うことにより、油分離率の低下を防止で
き、また、冷媒の油含有率が低いため、旋回半径が小さ
くなっても圧力損失の増加を防止できる。したがって、
油分離能力を低下させることなく、圧力損失を低減でき
る。
容量の増加、あるいは、油分離性能の向上を目的とした
分離材の断面積の増加のために容器本体の内経を大きく
しても、遠心分離を行う内側室の内径が大きくならな
い。したがって、冷媒の旋回半径に反比例する遠心力の
低下による油分離能力の低下を防止できる。また、遠心
分離初期段階の冷媒は、油含有率が高いため油分離が容
易であり、弱い遠心力でも油分離率が高く、また、油含
有率が高いため圧力損失が大きい。そして、遠心分離末
期段階の冷媒は、油含有率が低いため油分離が困難であ
り、弱い遠心力では油分離率が低く、また、油含有率が
低いため圧力損失が小さい。したがって、遠心分離初期
段階は、内径が大きく冷媒の旋回半径が大きいため圧力
損失の小さい内側室上部で油分離を行うことにより、圧
力損失を低減でき、また、冷媒の油含有率が高いため、
旋回半径の増加により遠心力が弱くなっても油分離率が
高く保てる。そして、遠心分離末期段階は、内径が小さ
く冷媒の旋回半径が小さいため遠心力の強い内側室下部
で油分離を行うことにより、油分離率の低下を防止で
き、また、冷媒の油含有率が低いため、旋回半径が小さ
くなっても圧力損失の増加を防止できる。したがって、
油分離能力を低下させることなく、圧力損失を低減でき
る。
【0030】(実施の形態4)次に本発明の実施の形態
4について図7から図8を用いて説明する。
4について図7から図8を用いて説明する。
【0031】図7は本発明の実施の形態4における油分
離器の構造図であり、図8は、図7の構造図に示されて
いる断面Aにおける断面図である。容器本体10の上部
は、容器本体10の内部上端から下方垂直に設けた下方
に向かって径が小となり下方が開口した所定長さの円錐
形状の仕切板20により、内側室21と外側室22に分
離される。また、容器本体10の内部の仕切板20より
下方は油溜まり部14とする。23は冷媒入口管であ
り、容器本体10の外側から仕切板20の接線方向に内
側室21に連通し、内側室21内の上部に開口部を有す
る。16は冷媒出口管であり、容器本体10の外側から
外側室22に連通し、外側室22内の上部に開口部を有
する。17は油排出管であり、容器本体10の外側から
油溜まり部14に連通し、油溜まり部14の底部近傍に
開口部を有する。25は分離材であり、冷媒出口管16
の開口部の下方近傍の水平方向に外側室22の全面に設
けられ、仕切板20の円錐形の中心に向かって下方に傾
斜させている。
離器の構造図であり、図8は、図7の構造図に示されて
いる断面Aにおける断面図である。容器本体10の上部
は、容器本体10の内部上端から下方垂直に設けた下方
に向かって径が小となり下方が開口した所定長さの円錐
形状の仕切板20により、内側室21と外側室22に分
離される。また、容器本体10の内部の仕切板20より
下方は油溜まり部14とする。23は冷媒入口管であ
り、容器本体10の外側から仕切板20の接線方向に内
側室21に連通し、内側室21内の上部に開口部を有す
る。16は冷媒出口管であり、容器本体10の外側から
外側室22に連通し、外側室22内の上部に開口部を有
する。17は油排出管であり、容器本体10の外側から
油溜まり部14に連通し、油溜まり部14の底部近傍に
開口部を有する。25は分離材であり、冷媒出口管16
の開口部の下方近傍の水平方向に外側室22の全面に設
けられ、仕切板20の円錐形の中心に向かって下方に傾
斜させている。
【0032】次に、このように構成された油分離器内の
冷媒および油の挙動について説明する。まず、圧縮機か
ら吐出された油を含む気相冷媒は、冷媒入口管23から
内側室21の上部に導かれ、旋回下降流を生成し遠心力
によって油が分離される。この分離された油は、重力に
より仕切板20の内面を伝い下降し、油溜まり部14に
落下する。その後、冷媒は外側室22の下部に導かれ、
分離材25を通過し、外側室22の上部に導かれる。こ
のとき、分離材25では冷媒中に含まれる油を捕集する
ため、さらに油が分離される。この分離された油は、重
力により分離材25の傾斜に沿って仕切板20の外面に
流動し、仕切板20の外面を伝い下降し、油溜まり部1
4に落下する。その後、冷媒は冷媒出口管16よりサイ
クルに戻される。また、油溜まり部14に落下した油
は、油排出管17より圧縮機の吸入側に戻される。
冷媒および油の挙動について説明する。まず、圧縮機か
ら吐出された油を含む気相冷媒は、冷媒入口管23から
内側室21の上部に導かれ、旋回下降流を生成し遠心力
によって油が分離される。この分離された油は、重力に
より仕切板20の内面を伝い下降し、油溜まり部14に
落下する。その後、冷媒は外側室22の下部に導かれ、
分離材25を通過し、外側室22の上部に導かれる。こ
のとき、分離材25では冷媒中に含まれる油を捕集する
ため、さらに油が分離される。この分離された油は、重
力により分離材25の傾斜に沿って仕切板20の外面に
流動し、仕切板20の外面を伝い下降し、油溜まり部1
4に落下する。その後、冷媒は冷媒出口管16よりサイ
クルに戻される。また、油溜まり部14に落下した油
は、油排出管17より圧縮機の吸入側に戻される。
【0033】この実施の形態4によれば、油溜まり部の
容量の増加、あるいは、油分離性能の向上を目的とした
分離材の断面積の増加のために容器本体の内経を大きく
しても、遠心分離を行う内側室の内径が大きくならな
い。したがって、冷媒の旋回半径に反比例する遠心力の
低下による油分離能力の低下を防止できる。また、遠心
分離初期段階の冷媒は、油含有率が高いため油分離が容
易であり、弱い遠心力でも油分離率が高く、また、油含
有率が高いため圧力損失が大きい。そして、遠心分離末
期段階の冷媒は、油含有率が低いため油分離が困難であ
り、弱い遠心力では油分離率が低く、また、油含有率が
低いため圧力損失が小さい。したがって、遠心分離初期
段階は、内径が大きく冷媒の旋回半径が大きいため圧力
損失の小さい内側室上部で油分離を行うことにより、圧
力損失を低減でき、また、冷媒の油含有率が高いため、
旋回半径の増加により遠心力が弱くなっても油分離率が
高く保てる。そして、遠心分離末期段階は、内径が小さ
く冷媒の旋回半径が小さいため遠心力の強い内側室下部
で油分離を行うことにより、油分離率の低下を防止で
き、また、冷媒の油含有率が低いため、旋回半径が小さ
くなっても圧力損失の増加を防止できる。したがって、
油分離能力を低下させることなく、圧力損失を低減でき
る。また、分離材を傾斜させているため、分離材に付着
したオイルが仕切板へ流動し、分離材へのオイルの付着
による油分離能力の低下を防止でき、さらに、分離材の
断面積が増加するため分離材通過時の冷媒の流速が低下
し、油分離能力を向上できる。
容量の増加、あるいは、油分離性能の向上を目的とした
分離材の断面積の増加のために容器本体の内経を大きく
しても、遠心分離を行う内側室の内径が大きくならな
い。したがって、冷媒の旋回半径に反比例する遠心力の
低下による油分離能力の低下を防止できる。また、遠心
分離初期段階の冷媒は、油含有率が高いため油分離が容
易であり、弱い遠心力でも油分離率が高く、また、油含
有率が高いため圧力損失が大きい。そして、遠心分離末
期段階の冷媒は、油含有率が低いため油分離が困難であ
り、弱い遠心力では油分離率が低く、また、油含有率が
低いため圧力損失が小さい。したがって、遠心分離初期
段階は、内径が大きく冷媒の旋回半径が大きいため圧力
損失の小さい内側室上部で油分離を行うことにより、圧
力損失を低減でき、また、冷媒の油含有率が高いため、
旋回半径の増加により遠心力が弱くなっても油分離率が
高く保てる。そして、遠心分離末期段階は、内径が小さ
く冷媒の旋回半径が小さいため遠心力の強い内側室下部
で油分離を行うことにより、油分離率の低下を防止で
き、また、冷媒の油含有率が低いため、旋回半径が小さ
くなっても圧力損失の増加を防止できる。したがって、
油分離能力を低下させることなく、圧力損失を低減でき
る。また、分離材を傾斜させているため、分離材に付着
したオイルが仕切板へ流動し、分離材へのオイルの付着
による油分離能力の低下を防止でき、さらに、分離材の
断面積が増加するため分離材通過時の冷媒の流速が低下
し、油分離能力を向上できる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明は、容器本体の内部
上端より下方垂直に設けた下方が開口した所定長さの円
筒形状の仕切板と、仕切板により容器本体内の上部を内
側室と外側室に分離し、仕切板より下方を油溜まり部と
するとともに、容器本体の外側から仕切板の接線方向に
内側室に連通し、内側室内の上部に開口部を有する冷媒
入口管と、容器本体の外側から外側室に連通し、外側室
内の上部に開口部を有する冷媒出口管と、容器本体の外
側から油溜まり部に連通し、油溜まり部の底部近傍に開
口部を有する油排出管と、冷媒出口管の開口部の下方近
傍の水平方向に外側室全面に分離材を設けた構造とした
ものである。そのため、油溜まり部の容量の増加、ある
いは、油分離性能の向上を目的とした分離材の断面積の
増加のために容器本体の内経を大きくしても、遠心分離
を行う内側室の内径が大きくならない。したがって、冷
媒の旋回半径に反比例する遠心力の低下による油分離能
力の低下を防止できる。
上端より下方垂直に設けた下方が開口した所定長さの円
筒形状の仕切板と、仕切板により容器本体内の上部を内
側室と外側室に分離し、仕切板より下方を油溜まり部と
するとともに、容器本体の外側から仕切板の接線方向に
内側室に連通し、内側室内の上部に開口部を有する冷媒
入口管と、容器本体の外側から外側室に連通し、外側室
内の上部に開口部を有する冷媒出口管と、容器本体の外
側から油溜まり部に連通し、油溜まり部の底部近傍に開
口部を有する油排出管と、冷媒出口管の開口部の下方近
傍の水平方向に外側室全面に分離材を設けた構造とした
ものである。そのため、油溜まり部の容量の増加、ある
いは、油分離性能の向上を目的とした分離材の断面積の
増加のために容器本体の内経を大きくしても、遠心分離
を行う内側室の内径が大きくならない。したがって、冷
媒の旋回半径に反比例する遠心力の低下による油分離能
力の低下を防止できる。
【0035】また、容器本体の内部上端より下方垂直に
設けた下方が開口した所定長さの円筒形状の仕切板と、
仕切板により容器本体内の上部を内側室と外側室に分離
し、仕切板より下方を油溜まり部とするとともに、容器
本体の外側から仕切板の接線方向に内側室に連通し、内
側室内の上部に開口部を有する冷媒入口管と、容器本体
の外側から外側室に連通し、外側室内の上部に開口部を
有する冷媒出口管と、容器本体の外側から油溜まり部に
連通し、油溜まり部の底部近傍に開口部を有する油排出
管と、冷媒出口管の開口部の下方近傍の水平方向に外側
室全面に仕切板の円筒形の中心に向かって下方に傾斜し
ている分離材を設けた構造としたものである。そのた
め、油溜まり部の容量の増加、あるいは、油分離性能の
向上を目的とした分離材の断面積の増加のために容器本
体の内経を大きくしても、遠心分離を行う内側室の内径
が大きくならない。したがって、冷媒の旋回半径に反比
例する遠心力の低下による油分離能力の低下を防止でき
る。また、分離材を傾斜させているため、分離材に付着
したオイルが仕切板へ流動し、分離材へのオイルの付着
による油分離能力の低下を防止でき、さらに、分離材の
断面積が増加するため分離材通過時の冷媒の流速が低下
し、油分離能力を向上できる。
設けた下方が開口した所定長さの円筒形状の仕切板と、
仕切板により容器本体内の上部を内側室と外側室に分離
し、仕切板より下方を油溜まり部とするとともに、容器
本体の外側から仕切板の接線方向に内側室に連通し、内
側室内の上部に開口部を有する冷媒入口管と、容器本体
の外側から外側室に連通し、外側室内の上部に開口部を
有する冷媒出口管と、容器本体の外側から油溜まり部に
連通し、油溜まり部の底部近傍に開口部を有する油排出
管と、冷媒出口管の開口部の下方近傍の水平方向に外側
室全面に仕切板の円筒形の中心に向かって下方に傾斜し
ている分離材を設けた構造としたものである。そのた
め、油溜まり部の容量の増加、あるいは、油分離性能の
向上を目的とした分離材の断面積の増加のために容器本
体の内経を大きくしても、遠心分離を行う内側室の内径
が大きくならない。したがって、冷媒の旋回半径に反比
例する遠心力の低下による油分離能力の低下を防止でき
る。また、分離材を傾斜させているため、分離材に付着
したオイルが仕切板へ流動し、分離材へのオイルの付着
による油分離能力の低下を防止でき、さらに、分離材の
断面積が増加するため分離材通過時の冷媒の流速が低下
し、油分離能力を向上できる。
【0036】また、容器本体の内部上端より下方垂直に
設けた下方に向かって径が小となり下方が開口した所定
長さの円錐形状の仕切板と、仕切板により容器本体内の
上部を内側室と外側室に分離し、仕切板より下方を油溜
まり部とするとともに、容器本体の外側から仕切板の接
線方向に内側室に連通し、内側室内の上部に開口部を有
する冷媒入口管と、容器本体の外側から外側室に連通
し、外側室内の上部に開口部を有する冷媒出口管と、容
器本体の外側から油溜まり部に連通し、油溜まり部の底
部近傍に開口部を有する油排出管と、冷媒出口管の開口
部の下方近傍の水平方向に外側室全面に分離材を設けた
構造としたものである。そのため、油溜まり部の容量の
増加、あるいは、油分離性能の向上を目的とした分離材
の断面積の増加のために容器本体の内経を大きくして
も、遠心分離を行う内側室の内径が大きくならない。し
たがって、冷媒の旋回半径に反比例する遠心力の低下に
よる油分離能力の低下を防止できる。また、遠心分離初
期段階の冷媒は、油含有率が高いため油分離が容易であ
り、弱い遠心力でも油分離率が高く、また、油含有率が
高いため圧力損失が大きい。そして、遠心分離末期段階
の冷媒は、油含有率が低いため油分離が困難であり、弱
い遠心力では油分離率が低く、また、油含有率が低いた
め圧力損失が小さい。したがって、遠心分離初期段階
は、内径が大きく冷媒の旋回半径が大きいため圧力損失
の小さい内側室上部で油分離を行うことにより、圧力損
失を低減でき、また、冷媒の油含有率が高いため、旋回
半径の増加により遠心力が弱くなっても油分離率が高く
保てる。そして、遠心分離末期段階は、内径が小さく冷
媒の旋回半径が小さいため遠心力の強い内側室下部で油
分離を行うことにより、油分離率の低下を防止でき、ま
た、冷媒の油含有率が低いため、旋回半径が小さくなっ
ても圧力損失の増加を防止できる。したがって、油分離
能力を低下させることなく、圧力損失を低減できる。
設けた下方に向かって径が小となり下方が開口した所定
長さの円錐形状の仕切板と、仕切板により容器本体内の
上部を内側室と外側室に分離し、仕切板より下方を油溜
まり部とするとともに、容器本体の外側から仕切板の接
線方向に内側室に連通し、内側室内の上部に開口部を有
する冷媒入口管と、容器本体の外側から外側室に連通
し、外側室内の上部に開口部を有する冷媒出口管と、容
器本体の外側から油溜まり部に連通し、油溜まり部の底
部近傍に開口部を有する油排出管と、冷媒出口管の開口
部の下方近傍の水平方向に外側室全面に分離材を設けた
構造としたものである。そのため、油溜まり部の容量の
増加、あるいは、油分離性能の向上を目的とした分離材
の断面積の増加のために容器本体の内経を大きくして
も、遠心分離を行う内側室の内径が大きくならない。し
たがって、冷媒の旋回半径に反比例する遠心力の低下に
よる油分離能力の低下を防止できる。また、遠心分離初
期段階の冷媒は、油含有率が高いため油分離が容易であ
り、弱い遠心力でも油分離率が高く、また、油含有率が
高いため圧力損失が大きい。そして、遠心分離末期段階
の冷媒は、油含有率が低いため油分離が困難であり、弱
い遠心力では油分離率が低く、また、油含有率が低いた
め圧力損失が小さい。したがって、遠心分離初期段階
は、内径が大きく冷媒の旋回半径が大きいため圧力損失
の小さい内側室上部で油分離を行うことにより、圧力損
失を低減でき、また、冷媒の油含有率が高いため、旋回
半径の増加により遠心力が弱くなっても油分離率が高く
保てる。そして、遠心分離末期段階は、内径が小さく冷
媒の旋回半径が小さいため遠心力の強い内側室下部で油
分離を行うことにより、油分離率の低下を防止でき、ま
た、冷媒の油含有率が低いため、旋回半径が小さくなっ
ても圧力損失の増加を防止できる。したがって、油分離
能力を低下させることなく、圧力損失を低減できる。
【0037】また、容器本体の内部上端より下方垂直に
設けた下方に向かって径が小となり下方が開口した所定
長さの円錐形状の仕切板と、仕切板により容器本体内の
上部を内側室と外側室に分離し、仕切板より下方を油溜
まり部とするとともに、容器本体の外側から仕切板の接
線方向に内側室に連通し、内側室内の上部に開口部を有
する冷媒入口管と、容器本体の外側から外側室に連通
し、外側室内の上部に開口部を有する冷媒出口管と、容
器本体の外側から油溜まり部に連通し、油溜まり部の底
部近傍に開口部を有する油排出管と、冷媒出口管の開口
部の下方近傍の水平方向に外側室全面に仕切板の円錐形
の中心に向かって下方に傾斜している分離材を設けた構
造としたものである。そのため、油溜まり部の容量の増
加、あるいは、油分離性能の向上を目的とした分離材の
断面積の増加のために容器本体の内経を大きくしても、
遠心分離を行う内側室の内径が大きくならない。したが
って、冷媒の旋回半径に反比例する遠心力の低下による
油分離能力の低下を防止できる。また、遠心分離初期段
階の冷媒は、油含有率が高いため油分離が容易であり、
弱い遠心力でも油分離率が高く、また、油含有率が高い
ため圧力損失が大きい。そして、遠心分離末期段階の冷
媒は、油含有率が低いため油分離が困難であり、弱い遠
心力では油分離率が低く、また、油含有率が低いため圧
力損失が小さい。したがって、遠心分離初期段階は、内
径が大きく冷媒の旋回半径が大きいため圧力損失の小さ
い内側室上部で油分離を行うことにより、圧力損失を低
減でき、また、冷媒の油含有率が高いため、旋回半径の
増加により遠心力が弱くなっても油分離率が高く保て
る。そして、遠心分離末期段階は、内径が小さく冷媒の
旋回半径が小さいため遠心力の強い内側室下部で油分離
を行うことにより、油分離率の低下を防止でき、また、
冷媒の油含有率が低いため、旋回半径が小さくなっても
圧力損失の増加を防止できる。したがって、油分離能力
を低下させることなく、圧力損失を低減できる。また、
分離材を傾斜させているため、分離材に付着したオイル
が仕切板へ流動し、分離材へのオイルの付着による油分
離能力の低下を防止でき、さらに、分離材の断面積が増
加するため分離材通過時の冷媒の流速が低下し、油分離
能力を向上できる。
設けた下方に向かって径が小となり下方が開口した所定
長さの円錐形状の仕切板と、仕切板により容器本体内の
上部を内側室と外側室に分離し、仕切板より下方を油溜
まり部とするとともに、容器本体の外側から仕切板の接
線方向に内側室に連通し、内側室内の上部に開口部を有
する冷媒入口管と、容器本体の外側から外側室に連通
し、外側室内の上部に開口部を有する冷媒出口管と、容
器本体の外側から油溜まり部に連通し、油溜まり部の底
部近傍に開口部を有する油排出管と、冷媒出口管の開口
部の下方近傍の水平方向に外側室全面に仕切板の円錐形
の中心に向かって下方に傾斜している分離材を設けた構
造としたものである。そのため、油溜まり部の容量の増
加、あるいは、油分離性能の向上を目的とした分離材の
断面積の増加のために容器本体の内経を大きくしても、
遠心分離を行う内側室の内径が大きくならない。したが
って、冷媒の旋回半径に反比例する遠心力の低下による
油分離能力の低下を防止できる。また、遠心分離初期段
階の冷媒は、油含有率が高いため油分離が容易であり、
弱い遠心力でも油分離率が高く、また、油含有率が高い
ため圧力損失が大きい。そして、遠心分離末期段階の冷
媒は、油含有率が低いため油分離が困難であり、弱い遠
心力では油分離率が低く、また、油含有率が低いため圧
力損失が小さい。したがって、遠心分離初期段階は、内
径が大きく冷媒の旋回半径が大きいため圧力損失の小さ
い内側室上部で油分離を行うことにより、圧力損失を低
減でき、また、冷媒の油含有率が高いため、旋回半径の
増加により遠心力が弱くなっても油分離率が高く保て
る。そして、遠心分離末期段階は、内径が小さく冷媒の
旋回半径が小さいため遠心力の強い内側室下部で油分離
を行うことにより、油分離率の低下を防止でき、また、
冷媒の油含有率が低いため、旋回半径が小さくなっても
圧力損失の増加を防止できる。したがって、油分離能力
を低下させることなく、圧力損失を低減できる。また、
分離材を傾斜させているため、分離材に付着したオイル
が仕切板へ流動し、分離材へのオイルの付着による油分
離能力の低下を防止でき、さらに、分離材の断面積が増
加するため分離材通過時の冷媒の流速が低下し、油分離
能力を向上できる。
【図1】本発明の実施の形態1における油分離器の構造
図
図
【図2】本発明の実施の形態1における油分離器の断面
図
図
【図3】本発明の実施の形態2における油分離器の構造
図
図
【図4】本発明の実施の形態2における油分離器の断面
図
図
【図5】本発明の実施の形態3における油分離器の構造
図
図
【図6】本発明の実施の形態3における油分離器の断面
図
図
【図7】本発明の実施の形態4における油分離器の構造
図
図
【図8】本発明の実施の形態4における油分離器の断面
図
図
【図9】従来の油分離器の構造図
10 容器本体 11 仕切板 12 内側室 13 外側室 14 油溜まり部 15 冷媒入口管 16 冷媒出口管 17 油排出管 18 分離材 19 分離材 20 仕切板 21 内側室 22 外側室 23 冷媒入口管 24 分離材 25 分離材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日下 道美 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 容器本体の内部上端より下方垂直に設け
た下方が開口した所定長さの円筒形状の仕切板と、前記
仕切板により容器本体内の上部を内側室と外側室に分離
し、前記仕切板より下方を油溜まり部とするとともに、
容器本体の外側から前記仕切板の接線方向に前記内側室
に連通し、前記内側室内の上部に開口部を有する冷媒入
口管と、容器本体の外側から前記外側室に連通し、前記
外側室内の上部に開口部を有する冷媒出口管と、容器本
体の外側から前記油溜まり部に連通し、前記油溜まり部
の底部近傍に開口部を有する油排出管と、前記冷媒出口
管の開口部の下方近傍の水平方向に前記外側室全面に分
離材を設けた油分離器。 - 【請求項2】 容器本体の内部上端より下方垂直に設け
た下方が開口した所定長さの円筒形状の仕切板と、前記
仕切板により容器本体内の上部を内側室と外側室に分離
し、前記仕切板より下方を油溜まり部とするとともに、
容器本体の外側から前記仕切板の接線方向に前記内側室
に連通し、前記内側室内の上部に開口部を有する冷媒入
口管と、容器本体の外側から前記外側室に連通し、前記
外側室内の上部に開口部を有する冷媒出口管と、容器本
体の外側から前記油溜まり部に連通し、前記油溜まり部
の底部近傍に開口部を有する油排出管と、前記冷媒出口
管の開口部の下方近傍の水平方向に前記外側室全面に前
記仕切板の円筒形の中心に向かって下方に傾斜している
分離材を設けた油分離器。 - 【請求項3】 容器本体の内部上端より下方垂直に設け
た下方に向かって径が小となり下方が開口した所定長さ
の円錐形状の仕切板と、前記仕切板により容器本体内の
上部を内側室と外側室に分離し、前記仕切板より下方を
油溜まり部とするとともに、容器本体の外側から前記仕
切板の接線方向に前記内側室に連通し、前記内側室内の
上部に開口部を有する冷媒入口管と、容器本体の外側か
ら前記外側室に連通し、前記外側室内の上部に開口部を
有する冷媒出口管と、容器本体の外側から前記油溜まり
部に連通し、前記油溜まり部の底部近傍に開口部を有す
る油排出管と、前記冷媒出口管の開口部の下方近傍の水
平方向に前記外側室全面に分離材を設けた油分離器。 - 【請求項4】 容器本体の内部上端より下方垂直に設け
た下方に向かって径が小となり下方が開口した所定長さ
の円錐形状の仕切板と、前記仕切板により容器本体内の
上部を内側室と外側室に分離し、前記仕切板より下方を
油溜まり部とするとともに、容器本体の外側から前記仕
切板の接線方向に前記内側室に連通し、前記内側室内の
上部に開口部を有する冷媒入口管と、容器本体の外側か
ら前記外側室に連通し、前記外側室内の上部に開口部を
有する冷媒出口管と、容器本体の外側から前記油溜まり
部に連通し、前記油溜まり部の底部近傍に開口部を有す
る油排出管と、前記冷媒出口管の開口部の下方近傍の水
平方向に前記外側室全面に前記仕切板の円錐形の中心に
向かって下方に傾斜している分離材を設けた油分離器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16137496A JPH109723A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 油分離器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16137496A JPH109723A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 油分離器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH109723A true JPH109723A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15733883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16137496A Pending JPH109723A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 油分離器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH109723A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007110904A1 (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Nissan Motor Co., Ltd. | 気液分離装置 |
| EP1609956A3 (en) * | 2004-06-26 | 2010-09-22 | Rolls-Royce Plc | Centrifugal gas/liquid separators for a gas turbine engine |
| JP2014085104A (ja) * | 2012-10-29 | 2014-05-12 | Hitachi Appliances Inc | 冷凍サイクル装置 |
| JP2014190218A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Panasonic Corp | 密閉型圧縮機 |
| CN112495064A (zh) * | 2020-12-22 | 2021-03-16 | 中国石油天然气集团有限公司 | 一种页岩气卧式旋流除砂器 |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP16137496A patent/JPH109723A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1609956A3 (en) * | 2004-06-26 | 2010-09-22 | Rolls-Royce Plc | Centrifugal gas/liquid separators for a gas turbine engine |
| WO2007110904A1 (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Nissan Motor Co., Ltd. | 気液分離装置 |
| US8034142B2 (en) | 2006-03-24 | 2011-10-11 | Nissan Motor Co., Ltd. | Gas/liquid separator |
| JP2014085104A (ja) * | 2012-10-29 | 2014-05-12 | Hitachi Appliances Inc | 冷凍サイクル装置 |
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| CN112495064A (zh) * | 2020-12-22 | 2021-03-16 | 中国石油天然气集团有限公司 | 一种页岩气卧式旋流除砂器 |
| CN112495064B (zh) * | 2020-12-22 | 2022-06-24 | 中国石油天然气集团有限公司 | 一种页岩气卧式旋流除砂器 |
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