JPH1097340A - 携帯型情報機器 - Google Patents

携帯型情報機器

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JPH1097340A
JPH1097340A JP8250555A JP25055596A JPH1097340A JP H1097340 A JPH1097340 A JP H1097340A JP 8250555 A JP8250555 A JP 8250555A JP 25055596 A JP25055596 A JP 25055596A JP H1097340 A JPH1097340 A JP H1097340A
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JP
Japan
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clock
cpu
signal
generating
generation
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Application number
JP8250555A
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English (en)
Inventor
Akira Niimi
晃 新美
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CPUに対するクロックの供給を制御して、電
源からの電力が常時CPUに供給されるタイプの携帯型
情報機器の消費電力を大幅に低減させる。 【解決手段】電源からの電力が常時CPU1に供給され
るタイプの携帯型情報機器において、電源スイッチ4が
オフされたときに、クロック制御部3は、発振回路2に
対してクロックの停止を示す信号の送信を開始するとと
もに、CPU1に対してリセットを示す信号の送信を開
始し、CPU1を静止状態に保つことによって電力の消
費を低減する。一方、電源スイッチ4がオンされたとき
には、クロック制御部3は、発振回路2に対するクロッ
ク停止信号の送信を終了し、その終了から予め定められ
た期間が経過した後に、CPU1に対するリセット信号
の送信を終了して、発振回路2がクロック生成を開始し
た直後の不安定な状態のクロックでCPU1を動作させ
ることを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電源からの電力
が常時CPUに供給されるタイプの携帯型情報機器に係
り、特に消費電力の低減のためにCPUに対するクロッ
クの供給を制御する機能を有する携帯型情報機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、携行が容易でバッテリによって動
作可能な携帯型情報機器が種々開発されている。そし
て、この種の携帯型情報機器の中には、電源スイッチを
オンにしたときに、メモリの内容を電源スイッチをオフ
にした直前の状態に復元するために(たとえば作成中で
あった文書を復元するなど)、電源を、電源スイッチの
状態などに関わらずに常時電力を供給し続けるバックア
ップ系と、電源スイッチがオンのときにのみ電力を供給
し続ける非バックアップ系の2系統設けて、メモリなど
の一部のデバイスにはバックアップ系の電源から電力を
供給するなどといった構成をもつものが存在する。
【0003】しかしながら、このように電源を2系統設
けることになると、電源回路が大きくなってしまうため
に、機器本体の小型化や低コスト化が要求される情報機
器には適用が困難であるといった問題があった。
【0004】また、電源スイッチがオフとなったとき
に、メモリの内容をハードディスク装置などの不揮発性
の記憶素子に退避しておき、電源スイッチがオンとなっ
たときに、その不揮発性の記憶素子に退避しておいたデ
ータをメモリに書き戻すなどといった動作を行なうもの
も存在する。
【0005】しかしながら、このような制御は複雑なも
のであるため、やはり低コスト化が要求される情報機器
では適用することが困難であるといった問題があった。
そこで最近では、電源スイッチがオフになったときに、
たとえば表示装置などといった、直接ユーザの目に触れ
るデバイスをあたかも電源がオフとなったかのように駆
動して、CPUやメモリなどには常時電源からの電力を
供給し続けるといった構成をもつことにより、複数系統
の電源回路や複雑な制御を必要とすることなく、電源ス
イッチをオンにしたときに、メモリの内容を電源スイッ
チをオフにした直前の状態に復元する携帯型情報機器も
登場してきている。
【0006】
【課題が解決しようとする課題】このように、従来の携
帯型情報機器の中には、複数系統の電源回路や複雑な制
御を必要とすることなく、電源スイッチをオンにしたと
きに、メモリの内容を電源スイッチをオフにした直前の
状態に復元するために、電源スイッチの状態などに関わ
らず、CPUやメモリなどに常時電源からの電力を供給
し続けるといったものが存在する。しかしながら、この
タイプの携帯型情報機器では、CPUに対して常時電力
を供給し続けるために、無駄に消費されるCPUの電力
が大きくなってしまうといった問題があった。
【0007】この発明は、このような実情に鑑みてなさ
れたものであり、電源からの電力が常時CPUに供給さ
れるタイプの携帯型情報機器において、CPUに対する
クロックの供給を制御することによって、CPUの消費
電力を大幅に低減する携帯型情報機器を提供することを
目的とする。
【0008】
【発明を解決するための手段】この発明の第1の携帯型
情報機器は、電源からの電力が常時CPUに供給される
携帯型情報機器であって、電源スイッチと、前記CPU
に供給するクロックを生成する発振回路と、前記発振回
路のクロック生成を停止させるためのクロック停止信号
を発生するクロック停止信号発生手段と、前記CPUを
リセットするためのリセット信号を発生するリセット信
号発生手段と、前記電源スイッチがオフされたときに、
前記クロック停止信号発生手段にクロック停止信号の発
生を開始させるとともに、前記リセット信号発生手段に
リセット信号の発生を開始させる第1のクロック制御手
段と、前記電源スイッチがオンされたときに、前記クロ
ック停止信号発生手段にクロック停止信号の発生を終了
させ、その終了から予め定められた期間が経過した後
に、前記リセット信号発生手段にリセット信号の発生を
終了させる第2のクロック制御手段とを具備してなるこ
とを特徴とする。
【0009】この発明の第1の携帯型情報機器において
は、電源スイッチがオフとなったときに、クロックの生
成を停止するとともに、CPUに対してリセット信号の
供給を開始する。CPUは、CMOS(Complem
entary Metal−Oxide Semico
nductor)方式で作成されたものを使用してお
り、このCMOSは、静止状態での消費電力が非常に小
さいという特徴をもつ。したがって、CPUに電力を常
時供給し続けるといった構成であっても、電源スイッチ
がオフとなったときに、CPUに供給されるクロックの
生成を停止することによって、消費電力の大幅な低減を
実現することが可能となる。同時に、発振回路そのもの
の消費電力も大幅に提言することが可能となる。
【0010】一方、電源スイッチがオンとなったときに
は、クロック生成を開始させ、その開始から予め定めら
れた期間経過後にリセット信号の供給を終了させる。発
振回路がクロックを生成し始めてから安定したクロック
を提供するまでにはある程度の時間を要する。すなわ
ち、クロック生成の開始後、所定の期間リセット信号の
供給終了を待機させることによって、不安定な状態のク
ロックでCPUを動作させることがなく、誤動作などを
引き起こすことを防止できる。
【0011】また、このリセット信号のCPUへの供給
を、電源スイッチがオフとなったときに開始するのでは
なく、電源スイッチがオンとなったときに開始すること
も有効である。すなわち、クロック生成の開始と同期さ
せてリセット信号のCPUへの供給を開始させれば、前
述と同様に不安定な状態のクロックによるCPUの誤動
作を防止することが可能となる。さらに、このクロック
生成を開始してからCPUへのリセット信号の供給終了
までの期間をレジスタなどによって設定可能とすること
が好ましい。これにより、CPUの仕様の違いなどを吸
収することが可能となるために、適用範囲を拡大するこ
とができるからである。なお、この期間は、固定で設定
されるものであってもよいし、ユーティリティプログラ
ムなどによって設定されるものであってもよい。
【0012】また、この発明の第2の携帯型情報機器
は、電源からの電力が常時CPUに供給される携帯型情
報機器であって、電源スイッチと、前記CPUに供給す
るクロックを生成する発振回路と、前記CPUと発振回
路との間に介在して設けられ、外部入力される制御信号
に応答して前記発振回路が生成したクロックの前記CP
Uへの供給/遮断を切り替える論理ゲートと、前記電源
スイッチがオフされたときに、前記論理ゲートにクロッ
クの遮断を指示する制御信号を入力し、前記電源スイッ
チがオンされたときに、前記論理ゲートにクロックの供
給を指示する制御信号を入力するクロック制御手段とを
具備してなることを特徴とする。
【0013】この発明の第2の携帯型情報機器において
は、電源スイッチがオフとなったときに、前述した第1
の発明の携帯型情報機器と比較して、クロックの生成を
停止する代わりに、発振回路とCPUとの間に介在する
論理ゲートを制御することにより、CPUへのクロック
の供給を遮断する。この場合も前述と同様にCPUを静
止状態とすることができるため、その消費電力を大幅に
低減することが可能となる。一方、クロックの生成は継
続されているために、論理ゲートを制御することによっ
てCPUへのクロックの供給を開始したとき(電源スイ
ッチがオンとなったとき)には、即座に安定したクロッ
クが供給されることになる。したがって、電源スイッチ
をオンとしたときにCPUをリセットするかどうかレジ
スタなどで設定可能としておけば、その設定によって
は、電源スイッチをオフとしたときに実行中であった処
理を継続するなどといったことがさらに可能となる。
【0014】また、この発明の第3の携帯型情報機器
は、電源からの電力が常時CPUに供給される携帯型情
報機器であって、電源スイッチと、前記CPUに供給す
るクロックを生成する発振回路と、前記発振回路のクロ
ック生成を停止させるためのクロック停止信号を発生す
るクロック停止信号発生手段と、前記CPUと発振回路
との間に介在して設けられ、外部入力される制御信号に
応答して前記発振回路が生成したクロックの前記CPU
への供給/遮断を切り替える論理ゲートと、前記電源ス
イッチがオフされたときに、前記クロック停止信号発生
手段にクロック停止信号の発生を開始させるとともに、
前記論理ゲートにクロックの遮断を指示する制御信号を
入力する第1のクロック制御手段と、前記電源スイッチ
がオンされたときに、前記クロック停止信号発生手段に
クロック停止信号の発生を終了させ、その終了から予め
定められた期間が経過した後に、前記論理ゲートにクロ
ックの供給を指示する制御信号を入力する第2のクロッ
ク制御手段とを具備してなることを特徴とする。
【0015】この発明の第3の携帯型情報機器において
は、電源スイッチがオフとなったときに、クロックの生
成を停止するとともに、CPUへのクロックの供給を遮
断するように発振回路とCPUとの間に介在する論理ゲ
ートを制御する。一方、電源スイッチがオンとなったと
きには、クロック生成を開始させ、その開始から予め定
められた期間経過後に、論理ゲートを制御することによ
ってCPUへのクロックの供給を開始する。すなわち、
CPUには安定したクロックのみが供給されることにな
り、かつ、電源スイッチがオフのときに発振回路のクロ
ック生成を停止する分だけ第2の発明の携帯型情報機器
よりもさらに大幅な消費電力の低減を実現でき、さら
に、電源スイッチをオフとしたときに実行中であった処
理を継続することも可能とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。 (第1実施形態)まず、この発明の第1の実施形態を説
明する。図1には、本実施形態に係る携帯型情報機器の
概略構成の一部が示されている。
【0017】本実施形態の携帯型情報機器に搭載される
CPU1は、電源スイッチ4の状態(オン/オフ)に関
わらず、電源からの電力が常時供給されており、発振回
路2が生成するクロックの供給を受けて動作する。ま
た、このCPU1は、クロック制御部3からリセット信
号が送信された後、その送信が終了したときに、内部状
態などを初期化するリセット処理を実行する。発振回路
2は、CPU1が動作するためのクロックを生成する
が、クロック制御部3からクロック生成の停止を指示す
る制御信号(クロック停止信号)が入力されているとき
は、そのクロックの生成が停止されるように構成されて
いる。また、クロック制御部3は、電源スイッチ4の操
作に応答して以下に示すようにCPU1および発振回路
2に制御信号を送信する。 (1)電源スイッチがオフされたとき 発振回路2に対するクロック停止信号の送信を開始する
とともに、CPU1に対するリセット信号の送信を開始
する。 (2)電源スイッチがオンされたとき 発振回路2に対するクロック停止信号の送信を終了し、
その終了から予め定められた期間が経過した後に、CP
U1に対するリセット信号の送信を終了する。
【0018】また、メモリ5も、CPU1と同様に、電
源からの電力が常時供給されており、電源スイッチ4が
オフの間も、たとえば作成中の文書などといった各種デ
ータを保持し続ける。
【0019】図2には、本実施形態の電源スイッチ
(a)、クロック(b)およびリセット信号(c)相互
間の関連が示されている。図2に示したように、電源ス
イッチ4がオフされたとき(図2の(1))、クロック
制御部3が発振回路2に対するクロック停止信号の送信
を開始することにより、クロックの生成は停止する。C
PU1は、CMOSで作成されるため、クロックの供給
を受けない静止状態での消費電力は非常に小さい。した
がって、CPU1に電力を常時供給し続ける構成であっ
ても、電源スイッチ4がオフとなっている間の消費電力
を大幅に低減することが可能となる。なお、このときク
ロック制御部3は、CPU1に対するリセット信号の送
信も開始する。
【0020】一方、電源スイッチ4がオンされたときに
は(図2の(2))、クロック制御部3が発振回路2に
対するクロック停止信号の送信を終了することにより、
クロックの生成が再開される。そして、その後、予め定
められた期間が経過したときに(図2の(3))、クロ
ック制御部3がCPU1に対するリセット信号の送信を
終了することにより、CPU1は、内部状態などを初期
化する処理の実行を開始する。発振回路2がクロックを
生成し始めてからしばらくの間は、不安定な状態のクロ
ックが生成されて出力されることになる。そこで、本実
施形態の携帯型情報機器では、クロック制御部3が、ク
ロック生成の開始後、所定の期間、リセット信号の供給
終了を待機させることによって、不安定な状態のクロッ
クでCPU1を動作させることを防止する。このリセッ
ト信号の供給終了を待機させる期間は、たとえばクロッ
ク制御部3が備える(あるいは参照可能な)レジスタな
どによって設定されるものである。したがって、CPU
1や発振回路2の種別、およびこれらの設置状態などに
応じて、常に適切な作業環境を得ることができるように
なっている。
【0021】このように、CPUに供給するクロックの
生成を制御することにより、電源からの電力が常時CP
Uに供給されるタイプの携帯型情報機器において、CP
Uが無駄に消費する電力を大幅に低減することが実現さ
れる。
【0022】なお、このリセット信号の送信開始のタイ
ミングを、電源スイッチがオンされたときとしても、同
様の効果を得ることができる。図3には、このときの電
源スイッチ(a)、クロック(b)およびリセット信号
(c)相互間の関連が示されている。
【0023】すなわち、電源スイッチ4がオンされたと
きに(図3の(1))、クロック制御部3が発振回路2
に対するクロック停止信号の送信を終了することによ
り、クロックの生成が再開されるが、そのとき同時に、
クロック制御部3は、CPU1に対するリセット信号の
送信も開始する。そして、その後、クロック制御部3が
予め定められた期間が経過したときに(図3の
(2))、CPU1に対するリセット信号の送信を終了
することにより、CPU1は、内部状態などを初期化す
る処理の実行を開始する。
【0024】これにより、CPU1は発振回路2が生成
するクロックが安定するまで処理を開始しないため、前
述と同様に不安定な状態のクロックで動作することによ
る誤動作などを防止することが可能となる。
【0025】(第2実施形態)次に、この発明の第2の
実施形態を説明する。図4には、本実施形態に係る携帯
型情報機器の概略構成の一部が示されている。
【0026】本実施形態の携帯型情報機器は、図1に示
した第1実施形態の携帯型情報機器の構成と比較して、
CPU1と発振回路2との間に論理ゲート6を介在させ
た点で相違する。また、第1実施形態の携帯型情報機器
では、クロック制御部3と発振回路2との間に制御信号
線が敷設されていたが、本実施形態の携帯型情報機器で
は、それに代わり、クロック制御部3と論理ゲート6と
の間に制御信号線が敷設される。
【0027】すなわち、本実施形態の発振回路2は、C
PU1が動作するためのクロックを常時生成し続けてお
り、論理ゲート6が、クロック制御部3から入力される
制御信号に応答して、この発振回路2の生成したクロッ
クのCPU1への供給/遮断を切り替える。したがっ
て、本実施形態のクロック制御部3は、電源スイッチ4
の操作に応答して以下に示すようにCPU1および論理
ゲート6に制御信号を送信する。 (1)電源スイッチがオフされたとき 論理ゲート6にクロックの遮断を指示する制御信号を送
信するとともに、CPU1に対するリセット信号の送信
を開始する。 (2)電源スイッチがオンされたとき 論理ゲート6にクロックの供給を指示する制御信号を送
信するとともに、CPU1に対するリセット信号の送信
を終了する。
【0028】これにより、第1実施形態と同様、電源ス
イッチ4がオフとなっている間はCPU1へのクロック
の供給を遮断することができ、CPU1が無駄に消費す
る電力を大幅に低減することが可能となる。
【0029】なお、本実施形態の発振回路2は、CPU
1が動作するためのクロックを常に生成し続けているた
め、クロック制御部3から論理ゲート6に対してクロッ
クの供給を示す制御信号が送信されたときに、即座に安
定したクロックがCPU1に供給されることになる。す
なわち、第1実施形態のように、クロックの安定を待機
するなどといったことを考慮する必要がない。したがっ
て、たとえば電源スイッチ4を操作したときに、CPU
1をリセットするかどうかをクロック制御部3が備える
(あるいは参照可能な)レジスタなどによって設定可能
としておけば、メモリ5に記憶されたデータの保持のみ
ならず、電源スイッチ4のオフによって中断された処理
(プログラムの実行)の継続実行なども可能となる。
【0030】(第3実施形態)次に、この発明の第3の
実施形態を説明する。図5には、本実施形態に係る携帯
型情報機器の概略構成の一部が示されている。
【0031】本実施形態の携帯型情報機器は、図1に示
した第1実施形態の携帯型情報機器の構成に、図3に示
した第2実施形態の携帯型情報機器の論理ゲート6(お
よびこの論理ゲート6とクロック制御部3との間の制御
信号線)を加えた構成としたものである。そして、本実
施形態の携帯型情報機器では、クロック制御部3が、電
源スイッチ4の操作に応答して以下に示すように発振回
路2および論理ゲート6に制御信号を送信する。 (1)電源スイッチがオフされたとき 発振回路2に対するクロック停止信号の送信を開始する
とともに、論理ゲート6にクロックの遮断を指示する制
御信号を送信する。 (2)電源スイッチがオンされたとき 発振回路2に対するクロック停止信号の送信を終了し、
その終了から予め定められた期間が経過した後に、論理
ゲート6にクロックの供給を指示する制御信号を送信す
る。
【0032】図6には、本実施形態の電源スイッチ
(a)、クロック(b)および論理ゲート制御信号
(c)相互間の関連が示されている。図6に示したよう
に、電源スイッチ4がオフされたとき(図6の
(1))、クロック制御部3が発振回路2に対するクロ
ック停止信号の送信を開始することにより、クロックの
生成は停止する。これにより、電源スイッチ4がオフと
なっている間のCPU1および発振回路2双方の消費電
力を大幅に低減する。そして、このときクロック制御部
3は、論理ゲート6に対してクロックの遮断を示す制御
信号を送信する。
【0033】一方、電源スイッチ4がオンされたときに
は(図6の(2))、クロック制御部3が発振回路2に
対するクロック停止信号の送信を終了することにより、
クロックの生成が再開される。そして、その後、予め定
められた期間が経過したときに(図6の(3))、クロ
ック制御部3が論理ゲート6に対してクロックの供給を
示す制御信号を送信する。
【0034】すなわち、本実施形態の携帯型情報機器
は、第2実施形態の携帯型情報機器と比較して、電源ス
イッチ4がオフのときに発振回路2のクロック生成を停
止させるため、より大幅な消費電力の低減が実現される
とともに、CPU1には安定したクロックのみが供給さ
れることになり、電源スイッチ4のオフによって中断さ
れた処理(プログラムの実行)の継続実行なども可能と
なる。
【0035】なお、本実施形態においても、電源スイッ
チ4の操作に応答してCPU1をリセットさせることは
有効であり、第2実施形態で示したように、電源スイッ
チ4を操作したときに、CPU1をリセットするかどう
かをクロック制御部3が備える(あるいは参照可能な)
レジスタなどによって設定可能としておけばよい。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、電源からの電力が常時CPUに供給されるタイプの
携帯型情報機器において、静止状態での消費電力が非常
に小さいといったCMOSの特徴を利用して、CPUへ
のクロックの供給を以下のように制御する。
【0037】(1)電源スイッチがオフされたときに、
発振回路のクロック生成を停止させるとともに、CPU
に対するリセット信号の送信を開始し、一方、電源スイ
ッチがオンされたときに、発振回路のクロック生成を開
始させ、その開始後予め定められた期間(発振回路が生
成し始めたクロックが安定するのに十分な期間)が経過
した後に、CPUに対するリセット信号の送信を終了す
る。
【0038】これにより、CPUおよび発信回路が電源
スイッチのオフ中に無駄に消費する電力を大幅に低減
し、かつ不安定なクロックでCPUを動作させることを
回避して、誤動作などを引き起こさせることを防止す
る。
【0039】(2)電源スイッチがオフされたときに、
発振回路が生成したクロックのCPUへの供給を遮断
し、一方、電源スイッチがオンされたときに、発振回路
が生成したクロックのCPUへの供給を再開する。
【0040】この場合、CPUが電源スイッチのオフ中
に無駄に消費する電力を大幅に低減するとともに、発信
回路は常時クロックを生成し続けているため、電源スイ
ッチがオンされたときには、即座に安定したクロックが
CPUに供給されることになり、中断された処理の継続
実行を可能とする。
【0041】(3)電源スイッチがオフされたときに、
発振回路のクロック生成を停止させるとともに、発振回
路が生成したクロックのCPUへの供給経路を遮断し、
一方、電源スイッチがオンされたときに、発振回路のク
ロック生成を開始させ、その開始後予め定められた期間
(発振回路が生成し始めたクロックが安定するのに十分
な期間)が経過した後に、発振回路が生成したクロック
のCPUへの供給経路の遮断を終了する。
【0042】これにより、CPUおよび発信回路の双方
が電源スイッチのオフ中に無駄に消費する電力を大幅に
低減するとともに、CPUには安定したクロックのみが
供給されるため、誤動作などを引き起こさせることを防
止し、かつ中断された処理の継続実行をも可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る携帯型情報機器
の概略構成の一部を示す図。
【図2】同実施形態の電源スイッチ(a)、クロック
(b)およびリセット信号(c)相互間の関連を示す
図。
【図3】同実施形態の電源スイッチ(a)、クロック
(b)およびリセット信号(c)相互間の関連を示す
図。
【図4】この発明の第2実施形態に係る携帯型情報機器
の概略構成の一部を示す図。
【図5】この発明の第3実施形態に係る携帯型情報機器
の概略構成の一部を示す図。
【図6】同実施形態の電源スイッチ(a)、クロック
(b)および論理ゲート制御信号(c)相互間の関連を
示す図。
【符号の説明】
1…CPU 2…発振回路 3…クロック制御部 4…電源スイッチ 5…メモリ 6…論理ゲート

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源からの電力が常時CPUに供給され
    る携帯型情報機器であって、 電源スイッチと、 前記CPUに供給するクロックを生成する発振回路と、 前記発振回路のクロック生成を停止させるためのクロッ
    ク停止信号を発生するクロック停止信号発生手段と、 前記CPUをリセットするためのリセット信号を発生す
    るリセット信号発生手段と、 前記電源スイッチがオフされたときに、前記クロック停
    止信号発生手段にクロック停止信号の発生を開始させる
    とともに、前記リセット信号発生手段にリセット信号の
    発生を開始させる第1のクロック制御手段と、 前記電源スイッチがオンされたときに、前記クロック停
    止信号発生手段にクロック停止信号の発生を終了させ、
    その終了から予め定められた期間が経過した後に、前記
    リセット信号発生手段にリセット信号の発生を終了させ
    る第2のクロック制御手段とを具備してなることを特徴
    とする携帯型情報機器。
  2. 【請求項2】 電源からの電力が常時CPUに供給され
    る携帯型情報機器であって、 電源スイッチと、 前記CPUに供給するクロックを生成する発振回路と、 前記発振回路のクロック生成を停止させるためのクロッ
    ク停止信号を発生するクロック停止信号発生手段と、 前記CPUをリセットするためのリセット信号を発生す
    るリセット信号発生手段と、 前記電源スイッチがオフされたときに、前記クロック停
    止信号発生手段にクロック停止信号の発生を開始させる
    第1のクロック制御手段と、 前記電源スイッチがオンされたときに、前記リセット信
    号発生手段にリセット信号の発生を開始させるととも
    に、前記クロック停止信号発生手段にクロック停止信号
    の発生を終了させ、その終了から予め定められた期間が
    経過した後に、前記リセット信号発生手段にリセット信
    号の発生を終了させる第2のクロック制御手段とを具備
    してなることを特徴とする携帯型情報機器。
  3. 【請求項3】 前記クロック停止信号発生手段にクロッ
    ク停止信号の発生を終了させてから前記リセット信号発
    生手段にリセット信号の発生を終了させるまでの期間を
    指定するデータを格納するレジスタを設け、 前記第2のクロック制御手段は、前記クロック停止信号
    の発生を終了させてから前記レジスタに格納されたデー
    タで指定された期間が経過した後に、前記リセット信号
    発生手段にリセット信号の発生を終了させることを特徴
    とする請求項1または2記載の携帯型情報機器。
  4. 【請求項4】 電源からの電力が常時CPUに供給され
    る携帯型情報機器であって、 電源スイッチと、 前記CPUに供給するクロックを生成する発振回路と、 前記CPUと発振回路との間に介在して設けられ、外部
    入力される制御信号に応答して前記発振回路が生成した
    クロックの前記CPUへの供給/遮断を切り替える論理
    ゲートと、 前記電源スイッチがオフされたときに、前記論理ゲート
    にクロックの遮断を指示する制御信号を入力し、前記電
    源スイッチがオンされたときに、前記論理ゲートにクロ
    ックの供給を指示する制御信号を入力するクロック制御
    手段とを具備してなることを特徴とする携帯型情報機
    器。
  5. 【請求項5】 電源からの電力が常時CPUに供給され
    る携帯型情報機器であって、 電源スイッチと、 前記CPUに供給するクロックを生成する発振回路と、 前記CPUと発振回路との間に介在して設けられ、外部
    入力される制御信号に応答して前記発振回路が生成した
    クロックの前記CPUへの供給/遮断を切り替える論理
    ゲートと、 前記CPUをリセットするためのリセット信号を発生す
    るリセット信号発生手段と、 前記電源スイッチがオフされたときに、前記論理ゲート
    にクロックの遮断を指示する制御信号を入力するととも
    に、前記リセット信号発生手段にリセット信号の発生を
    開始させる第1のクロック制御手段と、 前記電源スイッチがオンされたときに、前記論理ゲート
    にクロックの供給を指示する制御信号を入力するととも
    に、前記リセット信号発生手段にリセット信号の発生を
    終了させる第2のクロック制御手段とを具備してなるこ
    とを特徴とする携帯型情報機器。
  6. 【請求項6】 電源からの電力が常時CPUに供給され
    る携帯型情報機器であって、 電源スイッチと、 前記CPUに供給するクロックを生成する発振回路と、 前記CPUと発振回路との間に介在して設けられ、外部
    入力される制御信号に応答して前記発振回路が生成した
    クロックの前記CPUへの供給/遮断を切り替える論理
    ゲートと、 前記CPUをリセットするためのリセット信号を発生す
    るリセット信号発生手段と、 前記電源スイッチがオフされたときに、前記論理ゲート
    にクロックの遮断を指示する制御信号を入力する第1の
    クロック制御手段と、 前記電源スイッチがオンされたときに、前記リセット信
    号発生手段にリセット信号の発生を開始させるととも
    に、前記論理ゲートにクロックの供給を指示する制御信
    号を入力し、その入力後に前記リセット信号発生手段に
    リセット信号の発生を終了させる第2のクロック制御手
    段とを具備してなることを特徴とする携帯型情報機器。
  7. 【請求項7】 前記電源スイッチが操作されたときに前
    記CPUをリセットするか否か指定するデータを格納す
    るレジスタを設け、 前記第2のクロック制御手段は、前記レジスタに前記C
    PUをリセットする旨のデータが格納されたときにのみ
    前記リセット信号発生手段を駆動制御することを特徴と
    する請求項5または6記載の携帯型情報機器。
  8. 【請求項8】 電源からの電力が常時CPUに供給され
    る携帯型情報機器であって、 電源スイッチと、 前記CPUに供給するクロックを生成する発振回路と、 前記発振回路のクロック生成を停止させるためのクロッ
    ク停止信号を発生するクロック停止信号発生手段と、 前記CPUと発振回路との間に介在して設けられ、外部
    入力される制御信号に応答して前記発振回路が生成した
    クロックの前記CPUへの供給/遮断を切り替える論理
    ゲートと、 前記電源スイッチがオフされたときに、前記クロック停
    止信号発生手段にクロック停止信号の発生を開始させる
    とともに、前記論理ゲートにクロックの遮断を指示する
    制御信号を入力する第1のクロック制御手段と、 前記電源スイッチがオンされたときに、前記クロック停
    止信号発生手段にクロック停止信号の発生を終了させ、
    その終了から予め定められた期間が経過した後に、前記
    論理ゲートにクロックの供給を指示する制御信号を入力
    する第2のクロック制御手段とを具備してなることを特
    徴とする携帯型情報機器。
  9. 【請求項9】 前記CPUをリセットするためのリセッ
    ト信号を発生するリセット信号発生手段と、 前記電源スイッチが操作されたときに前記CPUをリセ
    ットするか否か指定するデータを格納するレジスタとを
    さらに具備し、 前記第2のクロック制御手段は、前記レジスタに前記C
    PUをリセットする旨のデータが格納されたときに、前
    記論理ゲートにクロックの供給を指示する制御信号を入
    力する前に前記リセット信号発生手段にリセット信号の
    発生を開始させ、前記論理ゲートにクロックの供給を指
    示する制御信号を入力した後に前記リセット信号発生手
    段にリセット信号の発生を終了させる手段を具備してな
    ることを特徴とする請求項8記載の携帯型情報機器。
  10. 【請求項10】 電源からの電力が常時CPUに供給さ
    れる携帯型情報機器であって、 前記CPUに供給するクロックを生成する発振回路と、 前記発振回路のクロック生成を停止させるためのクロッ
    ク停止信号を発生するクロック停止信号発生手段と、 前記CPUをリセットするためのリセット信号を発生す
    るリセット信号発生手段と、 システム停止要求が発生したときに、前記クロック停止
    信号発生手段にクロック停止信号の発生を開始させると
    ともに、前記リセット信号発生手段にリセット信号の発
    生を開始させる第1のクロック制御手段と、 システム開始要求が発生したときに、前記クロック停止
    信号発生手段にクロック停止信号の発生を終了させ、そ
    の終了から予め定められた期間が経過した後に、前記リ
    セット信号発生手段にリセット信号の発生を終了させる
    第2のクロック制御手段とを具備してなることを特徴と
    する携帯型情報機器。
  11. 【請求項11】 電源からの電力が常時CPUに供給さ
    れる携帯型情報機器であって、 前記CPUに供給するクロックを生成する発振回路と、 前記CPUと発振回路との間に介在して設けられ、外部
    入力される制御信号に応答して前記発振回路が生成した
    クロックの前記CPUへの供給/遮断を切り替える論理
    ゲートと、 システム停止要求が発生したときに、前記論理ゲートに
    クロックの遮断を指示する制御信号を入力し、システム
    開始要求が発生したときに、前記論理ゲートにクロック
    の供給を指示する制御信号を入力するクロック制御手段
    とを具備してなることを特徴とする携帯型情報機器。
  12. 【請求項12】 電源からの電力が常時CPUに供給さ
    れる携帯型情報機器であって、 前記CPUに供給するクロックを生成する発振回路と、 前記発振回路のクロック生成を停止させるためのクロッ
    ク停止信号を発生するクロック停止信号発生手段と、 前記CPUと発振回路との間に介在して設けられ、外部
    入力される制御信号に応答して前記発振回路が生成した
    クロックの前記CPUへの供給/遮断を切り替える論理
    ゲートと、 システム停止要求が発生したときに、前記クロック停止
    信号発生手段にクロック停止信号の発生を開始させると
    ともに、前記論理ゲートにクロックの遮断を指示する制
    御信号を入力する第1のクロック制御手段と、 システム開始要求が発生したときに、前記クロック停止
    信号発生手段にクロック停止信号の発生を終了させ、そ
    の終了から予め定められた期間が経過した後に、前記論
    理ゲートにクロックの供給を指示する制御信号を入力す
    る第2のクロック制御手段とを具備してなることを特徴
    とする携帯型情報機器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6694452B1 (en) 1998-12-25 2004-02-17 Nec Electronics Corporation Data processor and method of processing data
US6708279B1 (en) 1998-10-27 2004-03-16 Canon Kabushiki Kaisha Temperature sensor calibration during powersave mode by executing a control program in a control unit and lowering clock frequency after other devices are powered off
WO2004097608A1 (ja) * 2003-04-25 2004-11-11 Nec Corporation リセット回路とディジタル通信装置

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