JPH1097409A - 計算機 - Google Patents

計算機

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JPH1097409A
JPH1097409A JP25021596A JP25021596A JPH1097409A JP H1097409 A JPH1097409 A JP H1097409A JP 25021596 A JP25021596 A JP 25021596A JP 25021596 A JP25021596 A JP 25021596A JP H1097409 A JPH1097409 A JP H1097409A
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data
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memory
bit
area
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JP25021596A
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Akira Yasusato
彰 安里
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は計算機に関し、ピクセルデータの計算
過程で、データ型変換時に生じるオーバーヘッドを軽減
し、ピクセルデータ処理を簡単にする。 【解決手段】処理対象データを格納するレジスタ1と、
レジスタ1のデータをストアするためのメモリ5と、メ
モリ5上の8ビット領域をアドレス指定するアドレス計
算部4と、レジスタ1上の16ビット領域を指定するデ
コーダ2を備え、ストア指示の命令実行により、レジス
タ1上の有効桁の8ビットデータをメモリ5にストアす
る計算機であって、変換部3では、レジスタ1上のデー
タは符号付き整数、メモリ5上のデータは符号無し整数
と解釈して、レジスタ1上のデータが、8ビット符号無
し整数で表現可能な範囲を外れている場合には、表現可
能な最小値、又は最大値に変換して前記ストアを行うよ
うに構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種画像処理を行う
計算機に関する。特に本発明は、ピクセルデータに対す
るストア命令により、レジスタに格納されているピクセ
ルデータをメモリにストアする機能を備えた計算機(メ
ディア情報処理装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来例について説明する。従来、
各種計算機(コンピュータ)を利用した画像処理が知ら
れていた。前記画像処理の基本的なデータであるピクセ
ルデータは、通常の場合、8ビットで表現される0〜2
55の値(最小値=0〜最大値=255の範囲のピクセ
ル値)を持つ符号なし整数データである。前記計算機の
処理プログラムでは、ピクセルデータに対して係数を乗
じたり、ピクセルデータ間の差分をとる等の計算を行っ
ている。
【0003】そして、前記計算の過程において、ピクセ
ルデータは、255より大きい値や、負の値など、8ビ
ット符号なし整数が表現可能な範囲を越えた値をとる可
能性がある。このため、一旦、16ビット符号付き整数
などのデータ型に変換して計算を行い、最終結果を再び
8ビット符号なし整数としてメモリにストアする、とい
った手順が必要になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。すなわち、ピ
クセルデータの計算の過程において、ピクセルデータ
は、例えば、255より大きい値や、負の値など、8ビ
ット符号なし整数が表現可能な範囲を越えた値をとる可
能性がある。このため、従来の画像処理では、一旦、1
6ビット符号付き整数などのデータ型に変換して計算を
行い、最終結果を再び8ビット符号なし整数として、レ
ジスタ、或いはメモリにストアする、といった手順が必
要になる。
【0005】ここで問題となるのが、前記のようなデー
タ型変換のオーバーヘッドが生じる、ということであ
る。特に、16ビットから8ビットに変換する際には、
オーバーフローや、アンダーフローのチェックが必須と
なり、かなりのステップ数を費やすことになる。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決
し、ピクセルデータの計算過程において、データ型変換
時に生じるオーバーヘッドを軽減して、ピクセルデータ
の処理を簡単にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明は前記の目的を達成するため、次のよ
うに構成した。 (1) :処理対象データを格納するレジスタ1と、レジス
タ1のデータをストアするためのメモリ5と、メモリ5
上のmビット領域をアドレス指定するメモリアドレス指
定手段(例えば、アドレス計算部4)と、レジスタ1上
のnビット(n>m)領域を指定するレジスタ領域指定
手段(例えば、デコーダ2)を備え、ストア指示の命令
実行により、レジスタ1上の有効桁のmビットデータを
メモリ5にストアする計算機であって、前記レジスタ1
上のデータは符号付き整数、前記メモリ5上のデータは
符号無し整数と解釈して、レジスタ1上のデータが、m
ビット符号無し整数で表現可能な範囲を外れている場合
には、表現可能な最小値、又は最大値に変換して前記ス
トアを行う変換部3を備えた。
【0008】(2) :処理対象データを格納するレジスタ
1と、レジスタ1のデータをストアするためのメモリ5
と、メモリ5上のmビット領域をアドレス指定するメモ
リアドレス指定手段(例えば、アドレス計算部4)と、
レジスタ1上のnビット(n>m)領域を指定するレジ
スタ領域指定手段(例えば、デコーダ2)を備え、スト
ア指示の命令実行により、レジスタ1上の有効桁のmビ
ットデータをメモリ5にストアする計算機であって、前
記レジスタ1上のnビットの値を解釈する際の小数点位
置を任意に指定する小数点位置指定手段(変換部3内に
設けた手段)と、前記小数点位置指定手段で指定された
小数点位置に基づき、レジスタ1上のデータは符号付き
固定小数点数、メモリ5上のデータは符号無し固定小数
点数と解釈して、レジスタ1上のデータが、mビット符
号無し固定小数点数で表現可能な範囲を外れている場合
は、表現可能な最小値、又は最大値に変換して前記スト
アを行うストアデータ変換手段(変換部3内に設けた手
段)を備えた。
【0009】(3) :処理対象データを格納するレジスタ
1と、レジスタ1のデータをストアするためのメモリ5
と、メモリ5上のmビット領域をアドレス指定するメモ
リアドレス指定手段(例えば、アドレス計算部4)と、
レジスタ1上のnビット(n>m)領域を指定するレジ
スタ領域指定手段(例えば、デコーダ2)を備え、スト
ア指示の命令実行により、レジスタ1上の有効桁のmビ
ットデータをメモリ5にストアする計算機であって、メ
モリ5上のmビットデータで表現可能な範囲を任意に設
定できる範囲設定手段(変換部3内に設けた手段)と、
レジスタ1上のデータが前記範囲設定手段で設定した範
囲に入っているか否かを判定する判定手段(変換部3内
に設けた手段)と、前記判定手段の判定結果が前記設定
した範囲外だった場合に、前記範囲設定手段で設定した
範囲の最大値、又は最小値に変換して前記ストアを行う
ストアデータ変換手段(変換部3内に設けた手段)を備
えた。
【0010】(4) :前記(1) 〜(3) の計算機において、
メモリ5上の複数のmビット領域をアドレス指定する複
数アドレス指定手段(変換部3内に設けた手段)と、前
記メモリ上の領域と同数のレジスタ上のnビット領域を
指定する複数領域指定手段(変換部3内に設けた手段)
を備え、前記複数アドレス指定手段、及び複数領域指定
手段の指定情報に基づき、前記メモリとレジスタの対応
する複数の領域間で、それぞれレジスタ上の有効桁のm
ビットデータをメモリにストアするように構成した。な
お、前記(1) 〜(4) において、m、nは、例えば、m=
8、n=16であるが、それ以外の任意の整数(例え
ば、m=4、n=8、或いはm=16、n=32など)
で実施可能である。
【0011】(作用)前記構成に基づく本発明の作用
を、図1に基づいて説明する。 (a) :前記(1) の作用 レジスタ1に処理対象のデータが格納されている状態
で、デコーダ2が入力した命令コードをデコードし、そ
の命令コードがストア命令であったとする。この時、デ
コーダ2からレジスタ1に対して領域指定が行われる。
また、アドレス計算部4では、ストアされるメモリ5の
アドレスを計算し、そのアドレスをメモリ5に対して指
定する。この場合、アドレス計算には、必要に応じてレ
ジスタ1の値が使用される。
【0012】そして、変換部3により、ストアされるデ
ータがレジスタ1から読み出されてメモリ5に格納され
る。前記処理において、変換部3(例えば、ORゲート
7、8、ANDゲート9、およびインバータ10からな
る変換回路を含む)では、レジスタ1上のデータは符号
付き整数、前記メモリ5上のデータは符号無し整数と解
釈して、レジスタ1上のデータが、mビット符号無し整
数で表現可能な範囲を外れている場合には、表現可能な
最小値、又は最大値に変換して、メモリ5にストアす
る。
【0013】以上のようにすれば、ピクセルデータの計
算過程において、レジスタ1に格納されたピクセルデー
タをメモリ5にストアする際、データ型の変換を同時に
行うことができるので、データ型変換時に生じるオーバ
ーヘッドを軽減して、ピクセルデータの処理を簡単にす
ることができる。また、処理プログラムを簡単にするこ
とができる。
【0014】(b) :前記(2) の作用 レジスタ1に処理対象のデータが格納されている状態
で、デコーダ2が入力した命令コードをデコードし、そ
の命令コードがストア命令であったとする。この時、デ
コーダ2からレジスタ1に対して領域指定が行われる。
また、アドレス計算部4では、ストアされるメモリ5の
アドレスを計算し、そのアドレスをメモリ5に対して指
定する。この場合、アドレス計算には、必要に応じてレ
ジスタ1の値が使用される。
【0015】そして、変換部3により、ストアされるデ
ータがレジスタ1から読み出されてメモリ5に格納され
る。前記処理において、変換部3内の小数点位置指定手
段により、レジスタ1上のnビットの値を解釈する際の
小数点位置が指定される。そして、ストアデータ変換手
段では、前記小数点位置指定手段で指定された小数点位
置に基づき、レジスタ1上のデータは符号付き固定小数
点数、メモリ5上のデータは符号無し固定小数点数と解
釈して、レジスタ1上のデータが、mビット符号無し固
定小数点数で表現可能な範囲を外れている場合は、表現
可能な最小値、又は最大値に変換してメモリ5にストア
する。
【0016】以上のようにすれば、ピクセルデータの計
算過程において、レジスタ1に格納されたピクセルデー
タをメモリ5にストアする際、データ型の変換を同時に
行うことができるので、データ型変換時に生じるオーバ
ーヘッドを軽減して、ピクセルデータの処理を簡単にす
ることができる。また、処理プログラムを簡単にするこ
とができる。更に、レジスタ1上の任意の位置の有効デ
ータを対象として、メモリ5へストアすることが可能に
なる。
【0017】(c) :前記(3) の作用 レジスタ1に処理対象のデータが格納されている状態
で、デコーダ2が入力した命令コードをデコードし、そ
の命令コードがストア命令であったとする。この時、デ
コード2からレジスタ1に対して領域指定が行われる。
また、アドレス計算部4では、ストアされるメモリ5の
アドレスを計算し、そのアドレスをメモリ5に対して指
定する。この場合、アドレス計算には、必要に応じてレ
ジスタ1の値が使用される。
【0018】そして、変換部3により、ストアされるデ
ータがレジスタ1から読み出されてメモリ5に格納され
る。前記処理において、変換部3内の判定手段は、レジ
スタ1上のデータが前記範囲設定手段で設定した範囲に
入っているか否かを判定する。その結果、前記設定した
範囲外だった場合には、変換部3内のストアデータ変換
手段が、前記範囲設定手段で設定した範囲の最大値、又
は最小値に変換してメモリ5にストアする。
【0019】以上のようにすれば、ピクセルデータの計
算過程において、レジスタ1に格納されたピクセルデー
タをメモリ5にストアする際、データ型の変換を同時に
行うことができるので、データ型変換時に生じるオーバ
ーヘッドを軽減して、ピクセルデータの処理を簡単にす
ることができる。また、処理プログラムを簡単にするこ
とができる。更に、表現可能な最大値や最小値をオール
1やオール0とせずに、前記範囲設定手段に対してソフ
トで設定した任意の値によって定めることが可能にな
る。
【0020】(d) :前記(4) の作用 前記(a) 〜(c) において、変換部3は、前記複数アドレ
ス指定手段、及び複数領域指定手段の指定情報に基づ
き、メモリ5とレジスタ1の対応する複数の領域間で、
それぞれレジスタ1上の有効桁のmビットデータをメモ
リ5にストアする。
【0021】以上のようにすれば、ピクセルデータの計
算過程において、レジスタ1に格納されたピクセルデー
タをメモリ5にストアする際、データ型の変換を同時に
行うことができるので、データ型変換時に生じるオーバ
ーヘッドを軽減して、ピクセルデータの処理を簡単にす
ることができる。また、処理プログラムを簡単にするこ
とができる。更に、メモリ5上で連続する開く数のmビ
ット領域のデータを纏めて1個のストア命令で処理する
ことが可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。以下、画像処理機能を備えた
計算機(例えば、メディア情報処理装置)の例について
説明する。この計算機では、ピクセルストア命令を有
し、前記命令を実行することで、レジスタに格納されて
いるピクセルデータをメモリにストア(格納)する処理
を行う。
【0023】§1:例1の計算機装置の説明・・・図2
参照 図2は全体図(関連部分のみ)である。この装置は、処
理対象データを格納するレジスタ1と、レジスタ1のデ
ータをストアするためのメモリ5と、メモリ5上の8ビ
ット領域をアドレス指定するアドレス計算部4と、命令
コードをデコードすると共に、デコードした情報を基に
レジスタ1上の16ビット領域を指定するデコーダ2を
備え、ピクセルストア命令の実行により、レジスタ1上
の有効桁の8ビットデータをメモリ5にストアする計算
機である。
【0024】前記アドレス計算部4は、デコーダ2から
のデコード結果の情報を使用してメモリ5のアドレスを
計算するが、必要に応じてレジスタ1のデータも取り込
んでアドレス計算を行い、メモリ5に対し、アドレス指
定を行うものである。変換部3は、レジスタ1のデータ
に対し、データの型変換を行ってメモリ5にストアする
ものである。
【0025】ピクセルストア命令の実行による一般的な
ストア動作は次の通りである。デコーダ2に入力された
命令コードが、ピクセルストア命令であると解釈された
場合、アドレス計算部4では、ストアされるメモリ5の
アドレスを計算する。このアドレス計算には、必要に応
じてレジスタ1の値が使用される。また、変換部3によ
り、ストアされるデータがレジスタ1から読み出されて
メモリ5にストアされる。なお、前記変換部3以外の構
成は、従来の装置と同じである。
【0026】§2:例1の各部の詳細な説明・・・図
3、図4参照 図3は例1の説明図であり、A図はデータの対応説明
図、B図は変換部の構成例である。また、図4は例1の
変換部の詳細な説明図である。以下、図3、図4に基づ
き、レジスタ1、変換部3、及びメモリ5について詳細
に説明する。
【0027】(1) :構成の説明 変換部3には、ORゲート7、8、ANDゲート9、イ
ンバータ10からなる単位回路が8組(8ビット分)並
べて設けてある。この変換部3にはレジスタ1からの出
力データが入力するが、レジスタ1の16ビット出力を
in0〜in15(変換部3の入力データ)とし、メモ
リ5に書き込むデータをout0〜out7(変換部3
の出力データ)とする。
【0028】詳細に接続関係は図4に示した通りであ
る。すなわち、レジスタ1の符号ビット出力をin0と
して各単位回路のインバータ10に入力し、レジスタ1
の符号ビットを除く上位7ビットをin1〜7として各
単位回路のORゲート7に入力すると共に、レジスタ1
の下位8ビット(ピクセルデータとして有効なデータ)
をinK(K=8〜15)として各単位回路のANDゲ
ート8の一方の入力端子に入力する(有効桁である下位
8ビットを、各単位回路に1ビットずつ割り当てる)。
【0029】また、各単位回路では、ORゲート8には
前記inKのデータと、ORゲート7の出力データを入
力し、ANDゲート9には、インバータ10の出力デー
タとORゲート8の出力データを入力する。そして、A
NDゲート9の出力データをメモリ5へ出力する。
【0030】この場合、ANDゲート9の出力データを
out(K−8)としてメモリ5へ出力するが、K=8
〜15なので、K=8ならout(K−8)=out0
となり、メモリ5の指定された桁(図示のout0の位
置)に入力する。また、K=9ならout(K−8)=
out1となり、メモリ5の指定された桁(図示のou
t1の位置)に入力する。
【0031】以下同様にして、K=15ならout(K
−8)=out7となり、メモリ5の指定された桁(図
示のout7の位置)に入力する。このようにして、変
換部3の各単位回路から出力される8ビットのデータが
メモリ5にストアされる。
【0032】(2) :変換部3の変換によるデータの対応
の説明 この例では、ピクセルデータの表現可能なピクセル値を
0〜255とし、ピクセル値=0が最小値(表現できる
最小の値)、ピクセル値=255が最大値(表現できる
最大の値)とする。従って、ピクセル値=0〜255の
範囲を越えていた場合は、変換部3により、前記範囲の
データとなるようにデータを変換する必要がある。
【0033】すなわち、レジスタ1上のデータは符号付
き整数、メモリ5上のデータは符号なし整数と解釈し
て、レジスタ1上のデータが8ビット符号なし整数で表
現可能な値の範囲(0〜255)をはずれている場合
は、0(最小値)または255(最大値)で置き換えて
メモリ5にストアする。
【0034】図3のA図は、レジスタ1上の16ビット
符号付き整数データを、メモリ5の8ビット符号なし整
数データに変換してストアする場合のデータの対応を示
している。はレジスタ1上の符号ビット(in0)=
0、すなわち、正数で、かつ値が8ビットで表現可能な
範囲にある。このような場合は、単に、レジスタ1のL
SB側8ビット(有効データ)をそのままメモリ5に書
き込めば良い。
【0035】の場合、レジスタ1の符号ビットの値が
0であるから正数であるが、in1〜7の範囲に値1が
あり、8ビットで表現できる範囲を越えている。この場
合は、表現可能な最大値である、オール1をメモリ5に
ストアする(書き込む)。はレジスタ1上の符号ビッ
トの値が1であり、負数である。符号なし整数で負数は
表現できないので、この場合は、表現可能な最小値であ
る、オール0をメモリ5にストアする(書き込む)。
【0036】変換部3での動作は、次の表に示した通り
である。 (1) :in0=0の場合、ANDゲート9が開き、OR
ゲート8の出力がout(K−8)となる。従って、O
Rゲート7の入力がオール0であれば、inkがそのま
ま出力されout(k−8)となる。
【0037】(2) :in0=0の場合、ANDゲート9
が開き、ORゲート8の出力がout(K−8)とな
る。従って、ORゲート7の入力のいずれかか1であれ
ば、inkに関係なく、ORゲート7の出力=1(オー
ル1)がout(k−8)として出力される。
【0038】(3) :in0=1の場合、ANDゲート9
が閉じるため、他の入力に関係なく、out(k−8)
=0(オール0)として出力される。 §3:例2の説明・・・図5参照 図5は例2の説明図であり、A図はレジスタの説明図、
B図は変換部の構成例である。以下、図5に基づいて例
2を説明する。なお、例2でも変換部3以外の構成は例
1と同じである。
【0039】(1) :例2の基本的な説明 前記例1では、レジスタ1上のLSB側の8ビットを対
象として(有効ビットとして)メモリ5へのストアを行
ったが、例2は、レジスタ1上の別の位置の8ビットを
対象として(有効ビットとして)メモリ5へのストアを
行うようにした例である。すなわち、例2では、レジス
タ1上の16ビットの値を解釈する際の小数点位置を任
意に指定する手段を備え、変換部3での変換処理を、前
記指定された小数点位置に基づいて行うようにした。
【0040】このため、変換部3には、レジスタ1上の
nビットの値を解釈する際の小数点位置を任意に指定す
る小数点位置指定手段と、前記小数点位置指定手段で指
定された小数点位置に基づき、レジスタ1上のデータは
符号付き固定小数点数、メモリ5上のデータは符号無し
固定小数点数と解釈して、レジスタ1上のデータが、m
ビット符号無し固定小数点数で表現可能な範囲を外れて
いる場合は、表現可能な最小値、又は最大値に変換して
前記ストアを行うストアデータ変換手段を備えた。
【0041】一般に、長いビット長の領域中に限られた
有効桁数のデータを格納して、全体のビット長の演算を
行うと、データが有効桁を越えた範囲に広がることがあ
る。例えば、図5のA図に示したように、レジスタ1の
全体が16ビットで、図の陰をつけた8ビットの部分を
有効桁として演算を行った結果、左領域若しくは右領域
にデータが広がるケースがあり得る。
【0042】左領域にデータが広がった場合は、有効桁
数で表現可能な値の上限、または下限を越えたことを意
味し、右領域に広がったデータは、有効桁数で表せるデ
ータの刻み幅よりも細い値の余りが発生したことを意味
する。有効桁を越えて広がったデータは最終的にには有
効桁内に丸める必要があり、通常は左領域にデータが広
がった場合は最大値、または最小値で置き換え、右領域
に広がったデータは単に無視するのが一般的である。
【0043】なお、前記例1は、有効桁が全体16ビッ
トの内、右詰めの8ビットだった場合に相当するが、例
2ではそのような限定をせずに、設定によって任意の位
置を有効桁として扱う。
【0044】(2) :例2の変換部3の構成と動作の説明
・・・図5のB図参照 前記変換部3には、有効桁設定部11と、左領域判定回
路12と、有効桁抽出回路13と、最大値・最小値置き
換え回路14を設ける。前記有効桁設定部11は、レジ
スタ1に格納されたデータ全体のどの部分が有効桁なの
かを設定するものである。
【0045】この有効桁設定部11の制御により、有効
桁抽出回路13は、レジスタ1の値から有効桁の部分を
取り出し、左領域判定回路12は、左領域にデータが広
がってオーバーフロー、またはアンダーフローが発生し
ているかをチェックする。そして、有効桁抽出回路13
により抽出されたデータと、左領域判定回路12による
チェック結果が、最大値、最小値置き換え回路14に送
られて、最終的なメモリ5へのストアデータが出力され
る。
【0046】なお、前記小数点位置指定手段は有効桁設
定部11に対応し、ストアデータ変換手段は左領域判定
回路12と、有効桁抽出回路13と、最大値、最小値置
き換え回路14を含めた回路に対応する。
【0047】§4:例3の説明・・・図6参照 図6は例3の説明図であり、A図は数直線による説明
図、B図は変換部の構成例である。以下、図5に基づい
て例3を説明する。なお、例3でも変換部3以外の構成
は例1と同じである。
【0048】(1) :例3の基本的な説明 例3は、表現可能な最大、最小値をオール1やオール0
とせずに、ソフトで設定可能なレジスタの値によって定
める例である。そのため、メモリ5上の8ビットデータ
で表現可能な範囲を別に定める手段と、レジスタ1上の
データがその範囲に入っているかどうかを判定する手段
と、範囲外だった場合に最大値、または最小値で置き換
える手段を備え、それらを用いてメモリ5へのストアを
行うようにした。
【0049】すなわち、例3では、メモリ5上の8ビッ
トデータで表現可能な範囲を任意に設定できる範囲設定
手段と、レジスタ1上のデータが前記範囲設定手段で設
定した範囲に入っているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果が前記設定した範囲外だった場
合に、前記範囲設定手段で設定した範囲の最大値、又は
最小値に変換して前記ストアを行うストアデータ変換手
段を備えた。
【0050】そして、例3では、最終的な丸めを行う際
に、単純に有効桁数で表現可能な最大値/最小値を基準
にして行うのではなく、別に定める値の範囲に入るよう
な丸めを行う。この場合、図6のA図に示した数直線に
おいて、Aは、与えられた有効桁数で表現可能な最小
値、Dは、与えられた有効桁数で表現可能な最大値とす
る。
【0051】この場合、単純な丸め処理では、最小値A
より小さい値はAに、最大値Dより大きい値はDに変換
し、最小値A以上最大値D以下の値はそのままにする
が、ここでは別に設定可能な最大値、最小値としてB、
Cを与え、最小値Bより小さい値はBに、最大値Cより
大きい値はCに、B以下の値はそのままになるような丸
めを行う。
【0052】(2) :変換部3の構成と動作の説明 前記変換部3には、最小値レジスタ16と、最大値レジ
スタ17と、比較器18、19と、セレクタ20を備え
ている。設定可能な最大値/最小値(前記数直線上の
B、C)は、それぞれ最小値レジスタ16と、最大値レ
ジスタ17に設定する。すなわち、この例では、前記最
小値レジスタ16には最小値Bを設定し、最大値レジス
タ17には最大値Cを設定する。
【0053】比較器18は、入力されたレジスタ1の値
と最大値レジスタ17の値Cを比較し、入力されたレジ
スタ1の値が最大値レジスタ17の値よりも大きい場合
は最大値レジスタ17の値を、そうでない場合は入力値
をそのまま出力するものである。
【0054】比較器19は逆にレジスタ1からの入力値
と最小値レジスタ16の値Bを比較し、入力されたレジ
スタ1の値が最小値レジスタ16の値よりも小さい場合
は最小値レジスタ17の値を、そうでない場合は入力値
をそのまま出力するものである。セレクタ20では比較
器18の出力と比較器19の出力を入力し、適切な値を
選択してメモリ5へストアデータとして出力する。
【0055】なお、前記範囲設定手段は最小値レジスタ
16、及び最大値レジスタ17に対応し、前記判定手段
は比較器18、19に対応し、前記ストアデータ変換手
段はセレクタ20に対応する。
【0056】§5:例4の説明 例4は、前記例1〜例3の計算機において、メモリ5上
の複数の8ビット領域をアドレス指定する複数アドレス
指定手段(変換部3内に設けた手段)と、前記メモリ5
上の領域と同数のレジスタ上の16ビット領域を指定す
る複数領域指定手段(変換部3内に設けた手段)を備え
た例である。
【0057】そして、変換部3では、前記複数アドレス
指定手段、及び複数領域指定手段の指定情報に基づき、
前記メモリとレジスタの対応する複数の領域間で、それ
ぞれレジスタ上の有効桁の8ビットデータをメモリ5に
ストアするようにした。この場合、例1、例2、例3の
変換部3の回路を複数組設ければ、例4を実現すること
が可能である。
【0058】このようにすれば、メモリ5上で連続する
2個以上の8ビット領域のデータをまとめて1個のスト
ア命令で処理することが可能になる。従って、処理プロ
グラムも簡単になる。
【0059】(他の実施の形態)以上実施の形態につい
て説明したが、本発明は次のようにしても実施可能であ
る。
【0060】(1) :前記例1〜例4において、m、n
は、例えば、m=8、n=16であるが、それ以外の任
意の整数(例えば、m=4、n=8、或いはm=16、
n=32など)で実施可能である。
【0061】(2) :前記ピクセルストア命令によりレジ
スタ1のデータがストアされるメモリ5は、他のレジス
タに置き換えても実施可能である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) :ピクセルデータの計算過程において、レジスタに
格納されたピクセルデータをメモリにストアする際、デ
ータ型の変換を同時に行うことができるので、データ型
変換時に生じるオーバーヘッドを軽減して、ピクセルデ
ータの処理を簡単にすることができる。
【0063】(2) :ピクセルデータのストア処理が簡単
になることで、処理プログラムを簡単にすることができ
ると共に、画像データを扱うプログラムの性能向上が期
待できる。
【0064】前記効果の他、各請求項に対応して次のよ
うな効果がある。 (3) :請求項1では、変換部により、ストアされるデー
タがレジスタから読み出されてメモリにストアされる
際、変換部では、レジスタ上のデータは符号付き整数、
メモリ上のデータは符号無し整数と解釈して、レジスタ
上のデータが、mビット符号無し整数で表現可能な範囲
を外れている場合には、表現可能な最小値、又は最大値
に変換してメモリにストアする。
【0065】以上のようにすれば、レジスタに格納され
たピクセルデータをメモリにストアする際、データ型の
変換を同時に行うことができるので、データ型変換時に
生じるオーバーヘッドを軽減して、ピクセルデータの処
理を簡単にすることができる。また、処理プログラムを
簡単にすることができる。
【0066】(4) :請求項2では、変換部によりストア
されるデータがレジスタから読み出されてメモリにスト
アされる際、変換部内の小数点位置指定手段により、レ
ジスタ1上のnビットの値を解釈する際の小数点位置が
指定される。そして、ストアデータ変換手段では、小数
点位置指定手段で指定された小数点位置に基づき、レジ
スタ上のデータは符号付き固定小数点数、メモリ上のデ
ータは符号無し固定小数点数と解釈して、レジスタ上の
データが、mビット符号無し固定小数点数で表現可能な
範囲を外れている場合は、表現可能な最小値、又は最大
値に変換してメモリにストアする。
【0067】以上のようにすれば、レジスタに格納され
たピクセルデータをメモリにストアする際、データ型の
変換を同時に行うことができるので、データ型変換時に
生じるオーバーヘッドを軽減して、ピクセルデータの処
理を簡単にすることができる。また、処理プログラムを
簡単にすることができる。更に、レジスタ上の任意の位
置の有効データを対象として、メモリへストアすること
が可能になる。
【0068】(5) :請求項3では、変換部により、スト
アされるデータがレジスタから読み出されてメモリにス
トアされる際、判定手段はレジスタ上のデータが範囲設
定手段で設定した範囲に入っているか否かを判定する。
その結果、設定した範囲外だった場合には、ストアデー
タ変換手段が範囲設定手段で設定した範囲の最大値、又
は最小値に変換してメモリにストアする。
【0069】以上のようにすれば、レジスタに格納され
たピクセルデータをメモリにストアする際、データ型の
変換を同時に行うことができるので、データ型変換時に
生じるオーバーヘッドを軽減して、ピクセルデータの処
理を簡単にすることができる。また、処理プログラムを
簡単にすることができる。更に、表現可能な最大値や最
小値をオール1やオール0とせずに、前記範囲設定手段
に対してソフトで設定した任意の値によって定めること
が可能になる。
【0070】(6) :請求項4では、変換部は複数アドレ
ス指定手段及び複数領域指定手段の指定情報に基づき、
メモリとレジスタの対応する複数の領域間でそれぞれレ
ジスタ上の有効桁のmビットデータをメモリにストアす
る。
【0071】以上のようにすれば、レジスタに格納され
たピクセルデータをメモリにストアする際、データ型の
変換を同時に行うことができるので、データ型変換時に
生じるオーバーヘッドを軽減して、ピクセルデータの処
理を簡単にすることができる。また、処理プログラムを
簡単にすることができる。更に、メモリ上で連続する開
く数のmビット領域のデータを纏めて1個のストア命令
で処理することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施の形態における全体図である。
【図3】実施の形態における例1の説明図である。
【図4】実施の形態における例1の変換部の詳細説明図
である。
【図5】実施の形態における例2の説明図である。
【図6】実施の形態における例3の説明図である。
【符号の説明】 1 レジスタ 2 デコーダ 3 変換部 4 アドレス計算部 5 メモリ 7、8 ORゲート 9 ANDゲート 10 インバータ 11 有効桁設定部 12 左領域判定回路 13 有効桁抽出回路 14 最大値・最小値置き換え回路 16 最小値レジスタ 17 最大値レジスタ 18、19 比較器 20 セレクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理対象データを格納するレジスタと、前
    記レジスタのデータをストアするためのメモリと、前記
    メモリ上のmビット領域をアドレス指定するメモリアド
    レス指定手段と、前記レジスタ上のnビット(n>m)
    領域を指定するレジスタ領域指定手段を備え、ストア指
    示の命令実行により、前記レジスタ上の有効桁のmビッ
    トデータをメモリにストアする計算機であって、 前記レジスタ上のデータは符号付き整数、前記メモリ上
    のデータは符号無し整数と解釈して、レジスタ上のデー
    タが、mビット符号無し整数で表現可能な範囲を外れて
    いる場合には、表現可能な最小値、又は最大値に変換し
    て前記ストアを行う変換部を備えている、ことを特徴と
    する計算機。
  2. 【請求項2】処理対象データを格納するレジスタと、前
    記レジスタのデータをストアするためのメモリと、前記
    メモリ上のmビット領域をアドレス指定するメモリアド
    レス指定手段と、前記レジスタ上のnビット(n>m)
    領域を指定するレジスタ領域指定手段を備え、ストア指
    示の命令実行により、前記レジスタ上の有効桁のmビッ
    トデータをメモリにストアする計算機であって、 前記レジスタ上のnビットの値を解釈する際の小数点位
    置を任意に指定する小数点位置指定手段と、前記小数点
    位置指定手段で指定された小数点位置に基づき、レジス
    タ上のデータは符号付き固定小数点数、前記メモリ上の
    データは符号無し固定小数点数と解釈して、レジスタ上
    のデータが、mビット符号無し固定小数点数で表現可能
    な範囲を外れている場合は、表現可能な最小値、又は最
    大値に変換して前記ストアを行うストアデータ変換手段
    を備えている、ことを特徴とする計算機。
  3. 【請求項3】処理対象データを格納するレジスタと、前
    記レジスタのデータをストアするためのメモリと、前記
    メモリ上のmビット領域をアドレス指定するメモリアド
    レス指定手段と、前記レジスタ上のnビット(n>m)
    領域を指定するレジスタ領域指定手段を備え、ストア指
    示の命令実行により、前記レジスタ上の有効桁のmビッ
    トデータをメモリにストアする計算機であって、 前記メモリ上のmビットデータで表現可能な範囲を任意
    に設定できる範囲設定手段と、前記レジスタ上のデータ
    が前記範囲設定手段で設定した範囲に入っているか否か
    を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果が前記
    設定した範囲外だった場合に、前記範囲設定手段で設定
    した範囲の最大値、又は最小値に変換して前記ストアを
    行うストアデータ変換手段を備えている、ことを特徴と
    する計算機。
  4. 【請求項4】前記メモリ上の複数のmビット領域をアド
    レス指定する複数アドレス指定手段と、前記メモリ上の
    領域と同数のレジスタ上のnビット領域を指定する複数
    領域指定手段を備え、 前記複数アドレス指定手段、及び複数領域指定手段の指
    定情報に基づき、前記メモリとレジスタの対応する複数
    の領域間で、それぞれレジスタ上の有効桁のmビットデ
    ータをメモリにストアすることを特徴とした請求項1、
    又は2、又は3記載の計算機。
JP25021596A 1996-09-20 1996-09-20 計算機 Withdrawn JPH1097409A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006195313A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Sony Corp 焼き付き情報の保存方法、焼き付き情報の復元方法、焼き付き情報保存装置、焼き付き情報復元装置、自発光装置及びプログラム

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JP2006195313A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Sony Corp 焼き付き情報の保存方法、焼き付き情報の復元方法、焼き付き情報保存装置、焼き付き情報復元装置、自発光装置及びプログラム

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