JPH1097872A - 積層体および積層体の形成方法 - Google Patents
積層体および積層体の形成方法Info
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- JPH1097872A JPH1097872A JP8250748A JP25074896A JPH1097872A JP H1097872 A JPH1097872 A JP H1097872A JP 8250748 A JP8250748 A JP 8250748A JP 25074896 A JP25074896 A JP 25074896A JP H1097872 A JPH1097872 A JP H1097872A
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】方形断面をもつ積層体であり、かつ、この積層
体を構成するシート体のずれが生じにくいものを提供す
る。また、方形断面をもつ品質の良い積層体を、容易
に、かつ短時間で形成することができる形成方法を提供
する。 【解決手段】本発明の積層体は、第1帯状体がのれん状
とされて折り畳まれて形成されたものであって複数の第
1シート体からなる第1折り畳み体と、第2帯状体が折
り畳まれて形成されたものであって複数の第2シート体
からなる第2折り畳み体と、からなり、第1シート体と
第2シート体とが交互に積層して構成されている。ま
た、本発明の積層体の形成方法は、第1帯状体より第1
シート体を複数もつのれん状の板材を形成し、このシー
ト体を曲げて隣り合う第1シート体の境界部分で交互に
相反する方向に曲がり他方の側端部が開いたのれん状板
材とし、開いた側端部より第2帯状体を挿入し、その後
のれん状板材を閉じ第2帯状体がのれん状板材の各第1
シート体の間に位置する組み合わせ体を形成し、これを
折り曲げて蛇腹状折り曲げ体を形成し、両端から圧縮し
て積層体を形成する。
体を構成するシート体のずれが生じにくいものを提供す
る。また、方形断面をもつ品質の良い積層体を、容易
に、かつ短時間で形成することができる形成方法を提供
する。 【解決手段】本発明の積層体は、第1帯状体がのれん状
とされて折り畳まれて形成されたものであって複数の第
1シート体からなる第1折り畳み体と、第2帯状体が折
り畳まれて形成されたものであって複数の第2シート体
からなる第2折り畳み体と、からなり、第1シート体と
第2シート体とが交互に積層して構成されている。ま
た、本発明の積層体の形成方法は、第1帯状体より第1
シート体を複数もつのれん状の板材を形成し、このシー
ト体を曲げて隣り合う第1シート体の境界部分で交互に
相反する方向に曲がり他方の側端部が開いたのれん状板
材とし、開いた側端部より第2帯状体を挿入し、その後
のれん状板材を閉じ第2帯状体がのれん状板材の各第1
シート体の間に位置する組み合わせ体を形成し、これを
折り曲げて蛇腹状折り曲げ体を形成し、両端から圧縮し
て積層体を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種類の異なる方形
のシート体が交互に積み重ねられてなる積層体、および
その積層体の形成方法に関する。
のシート体が交互に積み重ねられてなる積層体、および
その積層体の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の積層体としては、例えば図1に示
されるような、帯状体1と帯状体2を積層した後、一端
より渦巻き状に所定回数巻いて筒状の渦巻き体3を形成
し、この筒状の渦巻き体を径方向に扁平させるなどして
形成した積層体がある。しかし、方形断面の四つ角の部
分に隙間4が生じており、方形断面に効率よく積層され
たものではない。
されるような、帯状体1と帯状体2を積層した後、一端
より渦巻き状に所定回数巻いて筒状の渦巻き体3を形成
し、この筒状の渦巻き体を径方向に扁平させるなどして
形成した積層体がある。しかし、方形断面の四つ角の部
分に隙間4が生じており、方形断面に効率よく積層され
たものではない。
【0003】また、方形断面の積層体としては、例えば
図2に示されるような、帯状材1と帯状材2をそれぞれ
方形のシート状に切断してシート体5とシート体6を形
成し、これらのシート体を交互に積層させて形成した積
層体7がある。しかし、この積層体はシート体の間でず
れが生じ易く、ずれが生じないようにするために取り扱
いが難しくなったり、このずれが生じることにより品質
が低下したりするなどの不具合がある。そこで、例えば
積層体を束ねられるもの等の固定具を用いてシート体を
互いに固定したり、あるいは接着材等を用いてシート体
を互いに接着するなどしてシート体のずれを防止するこ
とができるが、固定具や接着剤等によりこれらを含む積
層体全体の容積が大きくなったり、あるいは重量が大き
くなったりする不具合がある。
図2に示されるような、帯状材1と帯状材2をそれぞれ
方形のシート状に切断してシート体5とシート体6を形
成し、これらのシート体を交互に積層させて形成した積
層体7がある。しかし、この積層体はシート体の間でず
れが生じ易く、ずれが生じないようにするために取り扱
いが難しくなったり、このずれが生じることにより品質
が低下したりするなどの不具合がある。そこで、例えば
積層体を束ねられるもの等の固定具を用いてシート体を
互いに固定したり、あるいは接着材等を用いてシート体
を互いに接着するなどしてシート体のずれを防止するこ
とができるが、固定具や接着剤等によりこれらを含む積
層体全体の容積が大きくなったり、あるいは重量が大き
くなったりする不具合がある。
【0004】また、品質の良い積層体を形成するために
は、正確な寸法のシート体を1枚ずつ用意する必要があ
り、またこれらのシート体を正確に所定位置に積層する
必要がある。また積層中、すでに積層したシート体がず
れないように、支え等の補助具を用いたり、接着しなが
ら積層する等のずれ防止の工夫も必要である。従って、
前記のような従来の積層体の形成方法では、品質良く積
層体を形成するには手間と時間がかかり、積層体の生産
効率が低く、生産コストが高いという不具合がある。
は、正確な寸法のシート体を1枚ずつ用意する必要があ
り、またこれらのシート体を正確に所定位置に積層する
必要がある。また積層中、すでに積層したシート体がず
れないように、支え等の補助具を用いたり、接着しなが
ら積層する等のずれ防止の工夫も必要である。従って、
前記のような従来の積層体の形成方法では、品質良く積
層体を形成するには手間と時間がかかり、積層体の生産
効率が低く、生産コストが高いという不具合がある。
【0005】そこで、特開平7−57716号公報で開
示されているように、蛇腹状体の各凹部に方形のシート
体が1枚ずつ挿入されてなる積層体があるが、蛇腹状体
からなるシート状部分どうしのずれは解決されるもの
の、シート体の凹部からのずれが生じやすい点において
は、まだ問題があった。
示されているように、蛇腹状体の各凹部に方形のシート
体が1枚ずつ挿入されてなる積層体があるが、蛇腹状体
からなるシート状部分どうしのずれは解決されるもの
の、シート体の凹部からのずれが生じやすい点において
は、まだ問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであり、方形断面をもつ積層体であ
り、かつ、この積層体を構成するシート体のずれが生じ
にくいものを提供することを目的とする。また、方形断
面をもつ品質の良い積層体を、容易に、かつ短時間で形
成することができる形成方法を提供するものである。
みてなされたものであり、方形断面をもつ積層体であ
り、かつ、この積層体を構成するシート体のずれが生じ
にくいものを提供することを目的とする。また、方形断
面をもつ品質の良い積層体を、容易に、かつ短時間で形
成することができる形成方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、種類の異な
る第1帯状体と第2帯状体を準備し、まず第1帯状体の
一方の側端部を残して長手方向に所定ピッチで切断する
ことにより、所定間隔の切れ目をもち、切れ目と一方の
側端部とで囲まれる第1シート体を複数もつのれん状の
板材を形成した。続いて、これらのシート体を、一方の
側端部を軸芯にして交互に逆方向に曲げ、隣り合う第1
シート体の境界部分で交互に相反する方向に曲がり他方
の側端部が開いたのれん状板材とし、そののれん状板材
の開いた他方の側端部より第2帯状体を挿入し、その
後、のれん状板材の曲げた第1シート体を閉じて第2帯
状体がのれん状板材の各第1シート体の間に位置させて
のれん状板材と第2帯状体の組み合わせ体を形成した。
得られたこの組み合わせ体をのれん状の切れ目部分で両
方同時に曲げ方向を交互に変えて折り曲げ、蛇腹状の折
り曲げ体を形成した。最後に、折り曲げ体を長手方向の
両端から挟み込んで圧縮することにより積層体を形成し
た。本発明者は、この積層体が、方形断面をもち、かつ
これらのシート体のずれが生じにくいものであることを
見出し、また、この形成方法により、異なる種類の方形
のシート体が積層された品質の良い積層体を容易にかつ
短時間で形成することができることを見出し、本発明に
至ったものである。
る第1帯状体と第2帯状体を準備し、まず第1帯状体の
一方の側端部を残して長手方向に所定ピッチで切断する
ことにより、所定間隔の切れ目をもち、切れ目と一方の
側端部とで囲まれる第1シート体を複数もつのれん状の
板材を形成した。続いて、これらのシート体を、一方の
側端部を軸芯にして交互に逆方向に曲げ、隣り合う第1
シート体の境界部分で交互に相反する方向に曲がり他方
の側端部が開いたのれん状板材とし、そののれん状板材
の開いた他方の側端部より第2帯状体を挿入し、その
後、のれん状板材の曲げた第1シート体を閉じて第2帯
状体がのれん状板材の各第1シート体の間に位置させて
のれん状板材と第2帯状体の組み合わせ体を形成した。
得られたこの組み合わせ体をのれん状の切れ目部分で両
方同時に曲げ方向を交互に変えて折り曲げ、蛇腹状の折
り曲げ体を形成した。最後に、折り曲げ体を長手方向の
両端から挟み込んで圧縮することにより積層体を形成し
た。本発明者は、この積層体が、方形断面をもち、かつ
これらのシート体のずれが生じにくいものであることを
見出し、また、この形成方法により、異なる種類の方形
のシート体が積層された品質の良い積層体を容易にかつ
短時間で形成することができることを見出し、本発明に
至ったものである。
【0008】即ち、本発明の積層体は、第1帯状体が一
方の側端部を残して長手方向に所定間隔で複数の切れ目
をもつのれん状とされ、該切れ目を含む部分で折り曲げ
方向を交互に変えて折り畳まれて形成されたものであっ
て、該側端部でつながった複数の第1シート体からなる
第1折り畳み体と、第2帯状体が長手方向に前記所定間
隔と同じ間隔で折り曲げ方向を交互に変えて折り畳まれ
て形成されたものであって、折り曲げ部分で連結された
複数の第2シート体からなる第2折り畳み体と、からな
り、該第1シート体と該第2シート体とが交互に積層し
て構成されていることを特徴とする。
方の側端部を残して長手方向に所定間隔で複数の切れ目
をもつのれん状とされ、該切れ目を含む部分で折り曲げ
方向を交互に変えて折り畳まれて形成されたものであっ
て、該側端部でつながった複数の第1シート体からなる
第1折り畳み体と、第2帯状体が長手方向に前記所定間
隔と同じ間隔で折り曲げ方向を交互に変えて折り畳まれ
て形成されたものであって、折り曲げ部分で連結された
複数の第2シート体からなる第2折り畳み体と、からな
り、該第1シート体と該第2シート体とが交互に積層し
て構成されていることを特徴とする。
【0009】また、本発明の積層体の形成方法は、第1
帯状体の一方の側端部を残して長手方向に所定ピッチで
切断することにより、所定間隔の切れ目をもち、該切れ
目と該一方の側端部とで囲まれる第1シート体を複数も
つのれん状の板材を形成するのれん状板材形成工程と、
該のれん状板材の該シート体を、該一方の側端部を軸芯
にして交互に逆方向に曲げ、隣り合う該第1シート体の
境界部分で交互に相反する方向に曲がり他方の側端部が
開いたのれん状板材とするシート体曲げ工程と、該のれ
ん状板材の開いた該他方の側端部より第2帯状体を挿入
し、その後該のれん状板材を閉じ該第2帯状体が該のれ
ん状板材の各該第1シート体の間に位置する組み合わせ
体形成工程と、得られた該組み合わせ体を該のれん状の
切れ目部分で両方同時に曲げ方向を交互に変えて折り曲
げ、蛇腹状の折り曲げ体を形成する蛇腹状折り曲げ体形
成工程と、該折り曲げ体を長手方向の両端から挟み込ん
で圧縮することにより、積層体を形成する積層体形成工
程と、からなることを特徴とする。
帯状体の一方の側端部を残して長手方向に所定ピッチで
切断することにより、所定間隔の切れ目をもち、該切れ
目と該一方の側端部とで囲まれる第1シート体を複数も
つのれん状の板材を形成するのれん状板材形成工程と、
該のれん状板材の該シート体を、該一方の側端部を軸芯
にして交互に逆方向に曲げ、隣り合う該第1シート体の
境界部分で交互に相反する方向に曲がり他方の側端部が
開いたのれん状板材とするシート体曲げ工程と、該のれ
ん状板材の開いた該他方の側端部より第2帯状体を挿入
し、その後該のれん状板材を閉じ該第2帯状体が該のれ
ん状板材の各該第1シート体の間に位置する組み合わせ
体形成工程と、得られた該組み合わせ体を該のれん状の
切れ目部分で両方同時に曲げ方向を交互に変えて折り曲
げ、蛇腹状の折り曲げ体を形成する蛇腹状折り曲げ体形
成工程と、該折り曲げ体を長手方向の両端から挟み込ん
で圧縮することにより、積層体を形成する積層体形成工
程と、からなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の積層体は、第1折り畳み
体と第2折り畳み体とからなり、第1折り畳み体の第1
シート体と第2折り畳み体の第2シート体とが交互に積
層して構成されている。この積層体は方形断面をもつた
め角型の積層体となる。第1折り畳み体は、第1帯状体
が一方の側端部を残して長手方向に所定間隔で複数の切
れ目をもつのれん状とされ、該切れ目を含む部分で折り
曲げ方向を交互に変えて折り畳まれて形成されたもので
あって、該側端部でつながった複数の第1シート体から
なるものである。
体と第2折り畳み体とからなり、第1折り畳み体の第1
シート体と第2折り畳み体の第2シート体とが交互に積
層して構成されている。この積層体は方形断面をもつた
め角型の積層体となる。第1折り畳み体は、第1帯状体
が一方の側端部を残して長手方向に所定間隔で複数の切
れ目をもつのれん状とされ、該切れ目を含む部分で折り
曲げ方向を交互に変えて折り畳まれて形成されたもので
あって、該側端部でつながった複数の第1シート体から
なるものである。
【0011】第1帯状体の寸法および厚さ、並びに所定
間隔、切れ目の長さについては特に限定されるものでは
ないが、複数の第1シート体の形状、寸法、厚さおよび
枚数はこれらによって決まり、第1帯状体の寸法および
所定間隔の長さをそれぞれ選択することにより、所望の
形状、寸法、厚さおよび枚数とすることができる。ま
た、第1帯状体の材質についても特に限定されるもので
はないが、複数の第1シート体のもつ性質はこの材質に
よって決まり、第1帯状体の材質を選択することによ
り、第1シート体に所望の性質をもたせることができ
る。
間隔、切れ目の長さについては特に限定されるものでは
ないが、複数の第1シート体の形状、寸法、厚さおよび
枚数はこれらによって決まり、第1帯状体の寸法および
所定間隔の長さをそれぞれ選択することにより、所望の
形状、寸法、厚さおよび枚数とすることができる。ま
た、第1帯状体の材質についても特に限定されるもので
はないが、複数の第1シート体のもつ性質はこの材質に
よって決まり、第1帯状体の材質を選択することによ
り、第1シート体に所望の性質をもたせることができ
る。
【0012】第2折り畳み体は、第2帯状体が長手方向
に前記所定間隔と同じ間隔で折り曲げ方向を交互に変え
て折り畳まれて形成されたものであって、折り曲げ部分
で連結された複数の第2シート体からなるものである。
第2帯状体の寸法については限定されるものではない
が、第1折り畳み体の第1シート体と第2折り畳み体の
第2シート体とが同数であるものでは、その寸法は第1
帯状体の寸法と同じであることが望ましい。また、第2
帯状体の厚さについても特に限定されるものでないが、
第2シート体の厚さはこれによって決まり、第2帯状体
の厚さを選択することにより、所望の第2シート体とす
ることができる。
に前記所定間隔と同じ間隔で折り曲げ方向を交互に変え
て折り畳まれて形成されたものであって、折り曲げ部分
で連結された複数の第2シート体からなるものである。
第2帯状体の寸法については限定されるものではない
が、第1折り畳み体の第1シート体と第2折り畳み体の
第2シート体とが同数であるものでは、その寸法は第1
帯状体の寸法と同じであることが望ましい。また、第2
帯状体の厚さについても特に限定されるものでないが、
第2シート体の厚さはこれによって決まり、第2帯状体
の厚さを選択することにより、所望の第2シート体とす
ることができる。
【0013】また、第2帯状体の材質についても特に限
定されるものではないが、複数の第2シート体のもつ性
質はこの材質によって決まり、第2帯状体の材質を選択
することにより、第2シート体に所望の性質をもたせる
ことができる。さらに、第1帯状体の材質および第2帯
状体の材質を選択して第1シート体の性質と第2シート
体の性質のある一定の組み合わせとすることにより、あ
る種の特性を積層体にもたせることができ、これらの組
み合わせを選択することにより、所望の特性を積層体に
もたせることができる。
定されるものではないが、複数の第2シート体のもつ性
質はこの材質によって決まり、第2帯状体の材質を選択
することにより、第2シート体に所望の性質をもたせる
ことができる。さらに、第1帯状体の材質および第2帯
状体の材質を選択して第1シート体の性質と第2シート
体の性質のある一定の組み合わせとすることにより、あ
る種の特性を積層体にもたせることができ、これらの組
み合わせを選択することにより、所望の特性を積層体に
もたせることができる。
【0014】本発明の積層体では、前記第1シート体と
前記第2シート体の間にはセパレータが介在しているこ
とが望ましい。このセパレータにより、第1シート体と
前記第2シート体の間に生ずる化学的相互作用、電気的
相互作用等を制御することができ、さらに特殊な特性を
積層体にもたせることができる。化学的相互作用を制御
することとして例えば、このセパレータが第1シート体
と前記第2シート体の間で生じうるいくつかの種類の物
質の移動をある種の物質の移動のみに制限することによ
り、第1シート体と前記第2シート体で起こりうる化学
反応を限定することができる。また、電気的相互作用を
制御することとして例えば、このセパレータを絶縁体と
することにより第1シート体と前記第2シート体の間で
流れうる電気を絶縁することができる。
前記第2シート体の間にはセパレータが介在しているこ
とが望ましい。このセパレータにより、第1シート体と
前記第2シート体の間に生ずる化学的相互作用、電気的
相互作用等を制御することができ、さらに特殊な特性を
積層体にもたせることができる。化学的相互作用を制御
することとして例えば、このセパレータが第1シート体
と前記第2シート体の間で生じうるいくつかの種類の物
質の移動をある種の物質の移動のみに制限することによ
り、第1シート体と前記第2シート体で起こりうる化学
反応を限定することができる。また、電気的相互作用を
制御することとして例えば、このセパレータを絶縁体と
することにより第1シート体と前記第2シート体の間で
流れうる電気を絶縁することができる。
【0015】このとき、第1折り畳み体および第2折り
畳み体はそれぞれ電池の正負極であることが望ましい。
これにより、積層体を電池として機能させることができ
る。なお、このとき、第1折り畳み体および第2折り畳
み体の材質、並びにセパレータの材質を選択することに
より、特定の機能をもつ電池とすることができる。この
とき、特定の機能をもつ電池としては、リチウム二次電
池であることが望ましい。この場合、第1シート体と第
2シート体は、正極活物質を含む材質と負極活物質を含
む材質からなり、第1シート体と第2シート体の間でリ
チウムイオンが可逆的に移動することができることが必
要である。このとき正極活物質としてはリチウムマンガ
ン酸化物等を用いることができ、負極活物質としてはカ
ーボンを用いることができる。
畳み体はそれぞれ電池の正負極であることが望ましい。
これにより、積層体を電池として機能させることができ
る。なお、このとき、第1折り畳み体および第2折り畳
み体の材質、並びにセパレータの材質を選択することに
より、特定の機能をもつ電池とすることができる。この
とき、特定の機能をもつ電池としては、リチウム二次電
池であることが望ましい。この場合、第1シート体と第
2シート体は、正極活物質を含む材質と負極活物質を含
む材質からなり、第1シート体と第2シート体の間でリ
チウムイオンが可逆的に移動することができることが必
要である。このとき正極活物質としてはリチウムマンガ
ン酸化物等を用いることができ、負極活物質としてはカ
ーボンを用いることができる。
【0016】あるいは、第1折り畳み体および第2折り
畳み体はそれぞれコンデンサーの正負極であることが望
ましい。この場合、第1シート体と前記第2シート体は
それぞれ、電気抵抗率の低い導体からなることが好まし
く、例えば金属箔からなることが好ましい。本発明の積
層体の形成方法は、のれん状板材形成工程、シート体曲
げ工程、組み合わせ体形成工程、蛇腹状折り曲げ体形成
工程および積層体形成工程の5つの工程からなり、これ
らの工程がこの順に連続してなる形成方法である。
畳み体はそれぞれコンデンサーの正負極であることが望
ましい。この場合、第1シート体と前記第2シート体は
それぞれ、電気抵抗率の低い導体からなることが好まし
く、例えば金属箔からなることが好ましい。本発明の積
層体の形成方法は、のれん状板材形成工程、シート体曲
げ工程、組み合わせ体形成工程、蛇腹状折り曲げ体形成
工程および積層体形成工程の5つの工程からなり、これ
らの工程がこの順に連続してなる形成方法である。
【0017】のれん状板材形成工程は、第1帯状体の一
方の側端部を残して長手方向に所定ピッチで切断するこ
とにより、所定間隔の切れ目をもち、該切れ目と該一方
の側端部とで囲まれる第1シート体を複数もつのれん状
の板材を形成する工程である。この工程では、第1帯状
体の寸法および厚さ、並びに所定間隔、切れ目の長さに
ついては特に限定されるものではないが、該切れ目と該
一方の側端部とで囲まれる複数の第1シート体の形状、
寸法、厚さおよび枚数はこれらによって決まり、第1帯
状体の寸法および所定間隔の長さをそれぞれ選択するこ
とにより、所望の形状、寸法、厚さおよび枚数とするこ
とができる。また、第1帯状体の厚さ、材質等により切
断方法を選択する。
方の側端部を残して長手方向に所定ピッチで切断するこ
とにより、所定間隔の切れ目をもち、該切れ目と該一方
の側端部とで囲まれる第1シート体を複数もつのれん状
の板材を形成する工程である。この工程では、第1帯状
体の寸法および厚さ、並びに所定間隔、切れ目の長さに
ついては特に限定されるものではないが、該切れ目と該
一方の側端部とで囲まれる複数の第1シート体の形状、
寸法、厚さおよび枚数はこれらによって決まり、第1帯
状体の寸法および所定間隔の長さをそれぞれ選択するこ
とにより、所望の形状、寸法、厚さおよび枚数とするこ
とができる。また、第1帯状体の厚さ、材質等により切
断方法を選択する。
【0018】シート状部分曲げ工程は、該のれん状板材
の該シート体を、該一方の側端部を軸芯にして交互に逆
方向に曲げ、隣り合う該第1シート体の境界部分で交互
に相反する方向に曲がり他方の側端部が開いたのれん状
板材とする工程である。この工程では、曲げの程度は特
に限定されるものではないが、開いた側端部に所定厚さ
の第2帯状体を完全に挿入できる程度に少なくとも曲げ
る必要がある。
の該シート体を、該一方の側端部を軸芯にして交互に逆
方向に曲げ、隣り合う該第1シート体の境界部分で交互
に相反する方向に曲がり他方の側端部が開いたのれん状
板材とする工程である。この工程では、曲げの程度は特
に限定されるものではないが、開いた側端部に所定厚さ
の第2帯状体を完全に挿入できる程度に少なくとも曲げ
る必要がある。
【0019】また、この工程では、曲げる方法は特に限
定されないが、静電気、風圧等で該第1帯状体の各該第
1シート体を曲げることができる。中でも、のれん状板
材の各該第1シート体を風圧で曲げることが望ましい。
この風圧は、第1シート体の材質によらずどの材質の第
1シート体にも作用させることができ、また空気等の風
を吹き付けることができる簡単な装置を用いて作用させ
ることができる。従って、風圧を用いることにより第1
シート体を容易に曲げることができる。また、第1シー
ト体を傷つけることなく曲げることができる。さらに、
風を吹き付ける量を調節することで風圧の調整ができ、
曲げの程度を任意にとることができる。
定されないが、静電気、風圧等で該第1帯状体の各該第
1シート体を曲げることができる。中でも、のれん状板
材の各該第1シート体を風圧で曲げることが望ましい。
この風圧は、第1シート体の材質によらずどの材質の第
1シート体にも作用させることができ、また空気等の風
を吹き付けることができる簡単な装置を用いて作用させ
ることができる。従って、風圧を用いることにより第1
シート体を容易に曲げることができる。また、第1シー
ト体を傷つけることなく曲げることができる。さらに、
風を吹き付ける量を調節することで風圧の調整ができ、
曲げの程度を任意にとることができる。
【0020】組み合わせ体形成工程は、該のれん状板材
の開いた該他方の側端部より第2帯状体を挿入し、その
後該のれん状板材を閉じることにより、該第2帯状体が
該のれん状板材の各該第1シート体の間に位置する組み
合わせ体を形成する工程である。この工程では、挿入方
法は特に限定されるものではなく、第2帯状体を自在に
持ち運ぶことができるロボットを用いることにより、第
2帯状体を所定の挿入位置に設置することができる。
の開いた該他方の側端部より第2帯状体を挿入し、その
後該のれん状板材を閉じることにより、該第2帯状体が
該のれん状板材の各該第1シート体の間に位置する組み
合わせ体を形成する工程である。この工程では、挿入方
法は特に限定されるものではなく、第2帯状体を自在に
持ち運ぶことができるロボットを用いることにより、第
2帯状体を所定の挿入位置に設置することができる。
【0021】なお、前記のれん状板材形成工程におい
て、のれん状板材の切れ目の長さをできる限り大きくす
ることにより、横幅の大きい第2帯状体を使用すること
ができ、第2シート体の寸法を大きくすることができ
る。閉じる方法も特に限定されるものではないが、該の
れん状板材の各該第1シート体が弾性変形している場
合、シート体に作用させていた圧力を取り去ることによ
り、自然に閉じる。また、塑性変形している場合でも、
曲げの方向と反対の方向から風圧等を用いて圧力をかけ
ることにより、閉じさせることができる。
て、のれん状板材の切れ目の長さをできる限り大きくす
ることにより、横幅の大きい第2帯状体を使用すること
ができ、第2シート体の寸法を大きくすることができ
る。閉じる方法も特に限定されるものではないが、該の
れん状板材の各該第1シート体が弾性変形している場
合、シート体に作用させていた圧力を取り去ることによ
り、自然に閉じる。また、塑性変形している場合でも、
曲げの方向と反対の方向から風圧等を用いて圧力をかけ
ることにより、閉じさせることができる。
【0022】蛇腹状折り曲げ体形成工程は、得られた該
組み合わせ体を該のれん状の切れ目部分で両方同時に曲
げ方向を交互に変えて折り曲げ、蛇腹状の折り曲げ体を
形成する工程である。この工程では、折り曲げ方法は特
に限定されるものではないが、この正極用の帯状体と負
極用の帯状体の組み合わせ体の折り曲げ部を長手方向に
は可動であるが上下方向には固定できる状態で、上下い
ずれかの方向からシート体に圧力をかけ、同時に組み合
わせ体の長手方向より圧縮力を作用させて組み合わせ体
を蛇腹状に折り曲げることができる。
組み合わせ体を該のれん状の切れ目部分で両方同時に曲
げ方向を交互に変えて折り曲げ、蛇腹状の折り曲げ体を
形成する工程である。この工程では、折り曲げ方法は特
に限定されるものではないが、この正極用の帯状体と負
極用の帯状体の組み合わせ体の折り曲げ部を長手方向に
は可動であるが上下方向には固定できる状態で、上下い
ずれかの方向からシート体に圧力をかけ、同時に組み合
わせ体の長手方向より圧縮力を作用させて組み合わせ体
を蛇腹状に折り曲げることができる。
【0023】積層体形成工程は、該折り曲げ体を長手方
向の両端から挟み込んで圧縮することにより、積層体を
形成する工程である。この工程では、圧縮方法は特に限
定されるものではないが、折り曲げ体の長手方向の両端
に板等をあてがい、折り曲げ体を板等で挟み込んだ状態
で両側から圧縮することができる。
向の両端から挟み込んで圧縮することにより、積層体を
形成する工程である。この工程では、圧縮方法は特に限
定されるものではないが、折り曲げ体の長手方向の両端
に板等をあてがい、折り曲げ体を板等で挟み込んだ状態
で両側から圧縮することができる。
【0024】
【作用】本発明の積層体は、第1シート体と第2シート
体が方形であるため、方形断面をもち、積層密度の高い
形態のものである。また、第1折り畳み体と第2折り畳
み体とが、それぞれの切れ目と折り曲げ部分とでしっか
りと互いを固定して組み合わされているため、第1シー
ト体と第2シート体とのずれが生じにくい。従って、ず
れ防止の必要がなく、また取り扱いが容易である。
体が方形であるため、方形断面をもち、積層密度の高い
形態のものである。また、第1折り畳み体と第2折り畳
み体とが、それぞれの切れ目と折り曲げ部分とでしっか
りと互いを固定して組み合わされているため、第1シー
ト体と第2シート体とのずれが生じにくい。従って、ず
れ防止の必要がなく、また取り扱いが容易である。
【0025】さらに、本発明の積層体を角型のリチウム
二次電池の正負極に用いることにより、電池のエネルギ
ー密度を大きくすることができる。本発明の積層体の形
成方法では、各工程でなされる加工等を精度良く行える
ため、品質の良い積層体を形成することができる。具体
的には、次の2つが特筆される。1つは、第1帯状体お
よび第2帯状体の準備が、方形のシート体を1枚ずつ準
備するなどよりも寸法精度良く、容易に行えることであ
る。2つ目は、組み合わせ体形成工程で、のれん状板材
が第2帯状体を挟み込むようにそれぞれが互いにしっか
りと固定されて組み合わされるため、得られる組み合わ
せ体の第1シート体と第2シート体とのずれが生じにく
くなり、その後の工程において加工が容易にかつ精度良
く行えることである。
二次電池の正負極に用いることにより、電池のエネルギ
ー密度を大きくすることができる。本発明の積層体の形
成方法では、各工程でなされる加工等を精度良く行える
ため、品質の良い積層体を形成することができる。具体
的には、次の2つが特筆される。1つは、第1帯状体お
よび第2帯状体の準備が、方形のシート体を1枚ずつ準
備するなどよりも寸法精度良く、容易に行えることであ
る。2つ目は、組み合わせ体形成工程で、のれん状板材
が第2帯状体を挟み込むようにそれぞれが互いにしっか
りと固定されて組み合わされるため、得られる組み合わ
せ体の第1シート体と第2シート体とのずれが生じにく
くなり、その後の工程において加工が容易にかつ精度良
く行えることである。
【0026】また、各工程での加工内容は、切断、曲
げ、挿入、折り曲げ、圧縮など単純な機械加工ばかりで
あるため、簡単に工程を進めることができ、容易に積層
体を生産することができる。また、工程数が少なく、ま
た各工程において必要な所要時間が少ないため、短時間
で積層体を生産することができる。
げ、挿入、折り曲げ、圧縮など単純な機械加工ばかりで
あるため、簡単に工程を進めることができ、容易に積層
体を生産することができる。また、工程数が少なく、ま
た各工程において必要な所要時間が少ないため、短時間
で積層体を生産することができる。
【0027】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。 (実施例1)本実施例では、第1帯状体として負極活物
質を含むペーストが帯状の銅箔の両面に塗布されてなる
負極用の帯状体を用い、かつ第2帯状体として正極活物
質を含むペーストが帯状のアルミニウム箔の両面に塗布
されてなる正極用の帯状体を用いることにより、第1シ
ート体が負極板である第1折り曲げ体と、第2シート体
が正極板である第2折り曲げ体と、からなり、負極板と
正極板とが交互に積層されてなる角型のリチウム二次電
池の正負極として実施した。図3および図4に、このリ
チウム二次電池の正負極の平面図および右側面図を示
す。また、図5に、図3におけるA−A部分の断面図を
示す。
る。 (実施例1)本実施例では、第1帯状体として負極活物
質を含むペーストが帯状の銅箔の両面に塗布されてなる
負極用の帯状体を用い、かつ第2帯状体として正極活物
質を含むペーストが帯状のアルミニウム箔の両面に塗布
されてなる正極用の帯状体を用いることにより、第1シ
ート体が負極板である第1折り曲げ体と、第2シート体
が正極板である第2折り曲げ体と、からなり、負極板と
正極板とが交互に積層されてなる角型のリチウム二次電
池の正負極として実施した。図3および図4に、このリ
チウム二次電池の正負極の平面図および右側面図を示
す。また、図5に、図3におけるA−A部分の断面図を
示す。
【0028】本実施例では、銅箔12として、厚さ0.
018mm、横幅44mm、帯長590mmの寸法のも
のを用い、負極活物質を含むペースト14としてはカー
ボンとバインダーとからなるカーボンペーストを用い、
このカーボンペーストを0.07mmの厚さで銅箔に塗
布して負極用の帯状体を形成し、負極板16を複数もつ
折り畳み体を形成した。また、アルミニウム箔として、
厚さ0.02mm、横幅39mm、帯長556mmの寸
法のものを用い、正極活物質を含むペーストとしてはリ
チウムマンガン酸化物とバインダーとからなるリチウム
ペーストを用い、このリチウムペーストをアルミニウム
箔に0.13mmの厚さで塗布して正極用の帯状体を形
成し、正極板18を複数もつ折り畳み体を形成した。な
お、この正極板18をもつ折り畳み体は、ポリエチレン
からなるセパレータで完全に包まれているものとした。
018mm、横幅44mm、帯長590mmの寸法のも
のを用い、負極活物質を含むペースト14としてはカー
ボンとバインダーとからなるカーボンペーストを用い、
このカーボンペーストを0.07mmの厚さで銅箔に塗
布して負極用の帯状体を形成し、負極板16を複数もつ
折り畳み体を形成した。また、アルミニウム箔として、
厚さ0.02mm、横幅39mm、帯長556mmの寸
法のものを用い、正極活物質を含むペーストとしてはリ
チウムマンガン酸化物とバインダーとからなるリチウム
ペーストを用い、このリチウムペーストをアルミニウム
箔に0.13mmの厚さで塗布して正極用の帯状体を形
成し、正極板18を複数もつ折り畳み体を形成した。な
お、この正極板18をもつ折り畳み体は、ポリエチレン
からなるセパレータで完全に包まれているものとした。
【0029】このとき、負極用の帯状体の切れ目の長さ
を41.5mmとし、負極用および正極用の帯状体をそ
れぞれ32.8mmの所定間隔で折り曲げたものとする
ことにより、32.8mm×44mmのサイズの第1シ
ート体および第2シート体とがセパレータを介してそれ
ぞれ交互に35枚積層されてなる正負極の積層体とし
た。
を41.5mmとし、負極用および正極用の帯状体をそ
れぞれ32.8mmの所定間隔で折り曲げたものとする
ことにより、32.8mm×44mmのサイズの第1シ
ート体および第2シート体とがセパレータを介してそれ
ぞれ交互に35枚積層されてなる正負極の積層体とし
た。
【0030】このリチウム二次電池の正負極は以下のよ
うにして形成した。まず、負極用の帯状体を形成するた
め、図6に示すようにスリット穴22をもつ帯状の銅箔
24の両面にカーボンペースト26が塗布されてなる帯
状体を形成した。この帯状体は、横幅88mm、帯長5
90mmの帯状の銅箔を用意して両端部28、28を残
して所定間隔でスリット穴を設け、この銅箔の両面の両
端部28、28以外にカーボンペーストを塗布して形成
したものである。この帯状体を図7に示すように長手方
向に沿う中央部分で2分割し、複数のシート体30をも
つのれん状の負極用のれん状板材32をそれぞれ2枚形
成した。
うにして形成した。まず、負極用の帯状体を形成するた
め、図6に示すようにスリット穴22をもつ帯状の銅箔
24の両面にカーボンペースト26が塗布されてなる帯
状体を形成した。この帯状体は、横幅88mm、帯長5
90mmの帯状の銅箔を用意して両端部28、28を残
して所定間隔でスリット穴を設け、この銅箔の両面の両
端部28、28以外にカーボンペーストを塗布して形成
したものである。この帯状体を図7に示すように長手方
向に沿う中央部分で2分割し、複数のシート体30をも
つのれん状の負極用のれん状板材32をそれぞれ2枚形
成した。
【0031】また、横幅39mm、帯長556mmの帯
状のアルミニウム箔を2枚用意し、これらのアルミニウ
ム箔の両面にリチウムペーストを所定間隔の折り曲げ部
付近を残して塗布し、図8に示す正極用帯状体34を2
枚形成した。これらの正極用帯状体をそれぞれ83mm
×558mmのセパレータ36を2つ折りにしたものに
挿入し、図9に示すように帯状体周りのセパレータが重
なる部分38をセパレータ36どうしで融着して、正極
用帯状体34がセパレータに完全に包まれたものを2枚
形成した。
状のアルミニウム箔を2枚用意し、これらのアルミニウ
ム箔の両面にリチウムペーストを所定間隔の折り曲げ部
付近を残して塗布し、図8に示す正極用帯状体34を2
枚形成した。これらの正極用帯状体をそれぞれ83mm
×558mmのセパレータ36を2つ折りにしたものに
挿入し、図9に示すように帯状体周りのセパレータが重
なる部分38をセパレータ36どうしで融着して、正極
用帯状体34がセパレータに完全に包まれたものを2枚
形成した。
【0032】2枚の負極用のれん状板材32を、図10
に示すような中空の穴40を複数の所定箇所に有するパ
レット42の上に設置し、図11に示すように、曲げる
シート体が中空の穴40に重なるようにした。中空の穴
40の下方からエアブロー44を中空の穴40に重なっ
たシート体に吹き付け、図12に示すようにシート体を
その風圧で曲げ、負極用のれん状板材32の一方の側端
部を開けた。
に示すような中空の穴40を複数の所定箇所に有するパ
レット42の上に設置し、図11に示すように、曲げる
シート体が中空の穴40に重なるようにした。中空の穴
40の下方からエアブロー44を中空の穴40に重なっ
たシート体に吹き付け、図12に示すようにシート体を
その風圧で曲げ、負極用のれん状板材32の一方の側端
部を開けた。
【0033】続いて、図13に示すように、バキューム
チャック46の取り付けられたロボット47を用いるこ
とにより、正極用帯状体34をバキュームチャック46
で吸着、移動させ、負極用のれん状板材32の開いた側
端部48に挿入した。セパレータ36に包まれた正極用
の帯状体34からバキュームチャック46をはずし、正
極用帯状体34を開いた側端部48の所定位置に設置し
た後、エアブロー44をシート体に吹き付けるのを止め
て風圧で曲がっていたシート体を閉じさせ、図14に示
すように正極用帯状体34が負極用のれん状板材32に
挟み込まれた形態の組み合わせ体49を2つ形成した。
チャック46の取り付けられたロボット47を用いるこ
とにより、正極用帯状体34をバキュームチャック46
で吸着、移動させ、負極用のれん状板材32の開いた側
端部48に挿入した。セパレータ36に包まれた正極用
の帯状体34からバキュームチャック46をはずし、正
極用帯状体34を開いた側端部48の所定位置に設置し
た後、エアブロー44をシート体に吹き付けるのを止め
て風圧で曲がっていたシート体を閉じさせ、図14に示
すように正極用帯状体34が負極用のれん状板材32に
挟み込まれた形態の組み合わせ体49を2つ形成した。
【0034】この組み合わせ体49の折り曲げ部を、図
15に示すような水平方向には可動であるが上下方向に
は固定できる装置50を用い、この組み合わせ体をのれ
ん状の切れ目部分52で両方同時に曲げ方向を交互に変
えて折り曲げ、図16に示すような蛇腹状の折り曲げ体
60を2つ形成した。このとき使用した装置50は、折
り曲げ部52を1つおきにパレットに押し当てることが
できる押し当て体62と、この押し当て体62を伸縮に
より水平方向に動かすことができる伸縮体64と、この
押し当て体62を水平方向のみにスライドさせることが
できるガイドバー66と、からなり、図15に示すよう
に、パレット42の中空の穴40の下方から組み合わせ
体49に吹き付けるエアブロー44と連携させることに
より、下方からの風圧、並びに上方および横方向からの
押圧を同時に作用させて組み合わせ体49を蛇腹状に折
り曲げた。
15に示すような水平方向には可動であるが上下方向に
は固定できる装置50を用い、この組み合わせ体をのれ
ん状の切れ目部分52で両方同時に曲げ方向を交互に変
えて折り曲げ、図16に示すような蛇腹状の折り曲げ体
60を2つ形成した。このとき使用した装置50は、折
り曲げ部52を1つおきにパレットに押し当てることが
できる押し当て体62と、この押し当て体62を伸縮に
より水平方向に動かすことができる伸縮体64と、この
押し当て体62を水平方向のみにスライドさせることが
できるガイドバー66と、からなり、図15に示すよう
に、パレット42の中空の穴40の下方から組み合わせ
体49に吹き付けるエアブロー44と連携させることに
より、下方からの風圧、並びに上方および横方向からの
押圧を同時に作用させて組み合わせ体49を蛇腹状に折
り曲げた。
【0035】この蛇腹状の折り曲げ体60を、図17の
ように長手方向の両端に1枚の板70、70をそれぞれ
あてがい、この両端方向からこの板を介して圧縮するこ
とにより積層体72を2つ形成した。以上の形成方法に
より得られた積層体を正負極の積層体とした。 (実施例2)本実施例では、誘電体板をはさんで向き合
わせた2つの導体板が交互に積層されてなる角型のコン
デンサーとして実施した。このとき、第1帯状体および
第2帯状体としてアルミニウム箔からなる帯状体を用い
た。従って、第1シート体および第2シート体は、向き
合わせた2つの導体板にあたる。また、セパレータは誘
電体板にあたる。
ように長手方向の両端に1枚の板70、70をそれぞれ
あてがい、この両端方向からこの板を介して圧縮するこ
とにより積層体72を2つ形成した。以上の形成方法に
より得られた積層体を正負極の積層体とした。 (実施例2)本実施例では、誘電体板をはさんで向き合
わせた2つの導体板が交互に積層されてなる角型のコン
デンサーとして実施した。このとき、第1帯状体および
第2帯状体としてアルミニウム箔からなる帯状体を用い
た。従って、第1シート体および第2シート体は、向き
合わせた2つの導体板にあたる。また、セパレータは誘
電体板にあたる。
【0036】このコンデンサーの形成においては、アル
ミニウム箔からなり、厚さ0.018mm、横幅48m
m、帯長1530mmの寸法の同じ2つの第1帯状体お
よび第2帯状体を用いて正極用帯状体および負極用のれ
ん状板材を形成し、切れ目の長さを45mmとし、所定
間隔の長さを30mmとし、セパレータとしてポリプロ
ピレンからなる誘電体を用いる以外は、実施例1と同様
の形成方法により積層体を形成し、この積層体をコンデ
ンサーの正負極とした。
ミニウム箔からなり、厚さ0.018mm、横幅48m
m、帯長1530mmの寸法の同じ2つの第1帯状体お
よび第2帯状体を用いて正極用帯状体および負極用のれ
ん状板材を形成し、切れ目の長さを45mmとし、所定
間隔の長さを30mmとし、セパレータとしてポリプロ
ピレンからなる誘電体を用いる以外は、実施例1と同様
の形成方法により積層体を形成し、この積層体をコンデ
ンサーの正負極とした。
【0037】
【発明の効果】本発明の積層体により、方形断面をもつ
積層構造の製品に利用することができる。また、シート
体のずれが生じにくいため、積層構造の製品の品質を向
上させ、取り扱いが容易な製品とすることができる。特
に、本発明の積層体を用いた角型のリチウム二次電池
は、電池のエネルギー密度が大きいため、携帯用電気機
器や電気自動車等のバッテリーとして利用できる。
積層構造の製品に利用することができる。また、シート
体のずれが生じにくいため、積層構造の製品の品質を向
上させ、取り扱いが容易な製品とすることができる。特
に、本発明の積層体を用いた角型のリチウム二次電池
は、電池のエネルギー密度が大きいため、携帯用電気機
器や電気自動車等のバッテリーとして利用できる。
【0038】本発明の積層体の形成方法は、容易に、品
質良く、短時間で積層体を形成できるため、生産効率の
高い積層体の生産が可能となる。また、工程の自動化が
可能で、コンピューター制御等を用いることにより、歩
留まりの良い大量生産が可能となる。また、本発明の積
層体の形成方法では、原材料の準備が容易であるため、
材料費が安くなる。さらに、この形成方法で必要とする
設備機械は、自動化やコンピューター制御が可能な簡易
なものであるため、労務費、間接費等を安くすることが
できる。従って、このように材料費、労務費、間接費等
を安くすることができるため、生産コストを低くするこ
とができる。
質良く、短時間で積層体を形成できるため、生産効率の
高い積層体の生産が可能となる。また、工程の自動化が
可能で、コンピューター制御等を用いることにより、歩
留まりの良い大量生産が可能となる。また、本発明の積
層体の形成方法では、原材料の準備が容易であるため、
材料費が安くなる。さらに、この形成方法で必要とする
設備機械は、自動化やコンピューター制御が可能な簡易
なものであるため、労務費、間接費等を安くすることが
できる。従って、このように材料費、労務費、間接費等
を安くすることができるため、生産コストを低くするこ
とができる。
【図1】この図は、異なる種類の帯状体の筒状の渦巻き
体からなる従来技術の積層体の斜視図である。
体からなる従来技術の積層体の斜視図である。
【図2】この図は、異なる種類のシート体を交互に積層
させて形成した従来技術の積層体の斜視図である。
させて形成した従来技術の積層体の斜視図である。
【図3】この図は、実施例1のリチウム二次電池の正負
極の平面図である。
極の平面図である。
【図4】この図は、実施例1のリチウム二次電池の正負
極の右側面図である。
極の右側面図である。
【図5】この図は、実施例1のリチウム二次電池の正負
極の図3におけるA−A部分の断面図である。
極の図3におけるA−A部分の断面図である。
【図6】この図は、実施例1のスリット穴をもつ帯状の
銅箔の両面にカーボンペーストが塗布されてなる帯状体
を示す平面図である。
銅箔の両面にカーボンペーストが塗布されてなる帯状体
を示す平面図である。
【図7】この図は、実施例1ののれん状の負極用のれん
状板材を示す斜視図である。
状板材を示す斜視図である。
【図8】この図は、実施例1の正極用帯状体を示す平面
図である。
図である。
【図9】この図は、実施例1のセパレータに包まれた正
極用帯状体を示す平面図である。
極用帯状体を示す平面図である。
【図10】この図は、実施例1で使用する中空の穴を有
するパレットの斜視図である。
するパレットの斜視図である。
【図11】この図は、実施例1の負極用のれん状板材と
パレットを重ねた様子を示す斜視図である。
パレットを重ねた様子を示す斜視図である。
【図12】この図は、実施例1の負極用のれん状板材の
シート体を曲げている様子を示す斜視図である。
シート体を曲げている様子を示す斜視図である。
【図13】この図は、実施例1の正極用帯状体を負極用
のれん状板材の開いた側端部に挿入する様子を示す斜視
図である。
のれん状板材の開いた側端部に挿入する様子を示す斜視
図である。
【図14】この図は、実施例1の正極用帯状体と負極用
のれん状板材との組み合わせ体を示す斜視図である。
のれん状板材との組み合わせ体を示す斜視図である。
【図15】この図は、実施例1の組み合わせ体をのれん
状の切れ目部分で両方同時に曲げ方向を交互に変えて折
り曲げるときに使用する装置の正面図である。
状の切れ目部分で両方同時に曲げ方向を交互に変えて折
り曲げるときに使用する装置の正面図である。
【図16】この図は、実施例1の蛇腹状の折り曲げ体の
斜視図である。
斜視図である。
【図17】この図は、実施例1の蛇腹状の折り曲げ体を
長手方向の両端方向から圧縮した様子を示す斜視図であ
る。
長手方向の両端方向から圧縮した様子を示す斜視図であ
る。
12:銅箔 14:負極活物質を含むペースト 16:
負極板 18:正極板
負極板 18:正極板
Claims (7)
- 【請求項1】第1帯状体が一方の側端部を残して長手方
向に所定間隔で複数の切れ目をもつのれん状とされ、該
切れ目を含む部分で折り曲げ方向を交互に変えて折り畳
まれて形成されたものであって、該側端部でつながった
複数の第1シート体からなる第1折り畳み体と、 第2帯状体が長手方向に前記所定間隔と同じ間隔で折り
曲げ方向を交互に変えて折り畳まれて形成されたもので
あって、折り曲げ部分で連結された複数の第2シート体
からなる第2折り畳み体と、 からなり、該第1シート体と該第2シート体とが交互に
積層して構成されていることを特徴とする積層体。 - 【請求項2】前記第1シート体と前記第2シート体の間
にはセパレータが介在している請求項1に記載の積層
体。 - 【請求項3】前記第1折り畳み体および前記第2折り畳
み体はそれぞれ電池の正負極である請求項2に記載の積
層体。 - 【請求項4】該電池はリチウム二次電池である請求項3
に記載の積層体。 - 【請求項5】前記第1折り畳み体および前記第2折り畳
み体はそれぞれコンデンサーの正負極である請求項2に
記載の積層体。 - 【請求項6】第1帯状体の一方の側端部を残して長手方
向に所定ピッチで切断することにより、所定間隔の切れ
目をもち、該切れ目と該一方の側端部とで囲まれる第1
シート体を複数もつのれん状の板材を形成するのれん状
板材形成工程と、 該のれん状板材の該シート体を、該一方の側端部を軸芯
にして交互に逆方向に曲げ、隣り合う該第1シート体の
境界部分で交互に相反する方向に曲がり他方の側端部が
開いたのれん状板材とするシート体曲げ工程と、 該のれん状板材の開いた該他方の側端部より第2帯状体
を挿入し、その後該のれん状板材を閉じ該第2帯状体が
該のれん状板材の各該第1シート体の間に位置する組み
合わせ体形成工程と、 得られた該組み合わせ体を該のれん状板材の切れ目部分
で両方同時に曲げ方向を交互に変えて折り曲げ、蛇腹状
の折り曲げ体を形成する蛇腹状折り曲げ体形成工程と、 該折り曲げ体を長手方向の両端から挟み込んで圧縮する
ことにより、積層体を形成する積層体形成工程と、 からなることを特徴とする積層体の形成方法。 - 【請求項7】前記のれん状板材のシート体曲げ工程にお
いて、該のれん状板の各該第1シート状部分を風圧で曲
げる請求項6に記載の積層体の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8250748A JPH1097872A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 積層体および積層体の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8250748A JPH1097872A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 積層体および積層体の形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1097872A true JPH1097872A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17212459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8250748A Pending JPH1097872A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 積層体および積層体の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1097872A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013222601A (ja) * | 2012-04-17 | 2013-10-28 | Denso Corp | 積層電極体の製造方法および製造装置 |
| JP2013222602A (ja) * | 2012-04-17 | 2013-10-28 | Denso Corp | 積層型電池および積層電極体の製造方法 |
| JP2018018663A (ja) * | 2016-07-27 | 2018-02-01 | セイコーインスツル株式会社 | 電気化学セル及び電気化学セルの製造方法 |
| JP2019102258A (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-24 | 株式会社Gsユアサ | 蓄電素子 |
| JP2020126769A (ja) * | 2019-02-05 | 2020-08-20 | 本田技研工業株式会社 | 二次電池 |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP8250748A patent/JPH1097872A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013222601A (ja) * | 2012-04-17 | 2013-10-28 | Denso Corp | 積層電極体の製造方法および製造装置 |
| JP2013222602A (ja) * | 2012-04-17 | 2013-10-28 | Denso Corp | 積層型電池および積層電極体の製造方法 |
| JP2018018663A (ja) * | 2016-07-27 | 2018-02-01 | セイコーインスツル株式会社 | 電気化学セル及び電気化学セルの製造方法 |
| JP2019102258A (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-24 | 株式会社Gsユアサ | 蓄電素子 |
| JP2020126769A (ja) * | 2019-02-05 | 2020-08-20 | 本田技研工業株式会社 | 二次電池 |
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