JPH1099078A - R−(−)−マンデル酸モノオキシゲナーゼ遺伝子 - Google Patents
R−(−)−マンデル酸モノオキシゲナーゼ遺伝子Info
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- JPH1099078A JPH1099078A JP8258785A JP25878596A JPH1099078A JP H1099078 A JPH1099078 A JP H1099078A JP 8258785 A JP8258785 A JP 8258785A JP 25878596 A JP25878596 A JP 25878596A JP H1099078 A JPH1099078 A JP H1099078A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 以下の(a) 又は(b) のタンパク質をコー
ドする遺伝子。 (a) 配列番号2記載のアミノ酸配列からなるタンパク質 (b) 配列番号2記載のアミノ酸配列において一若しくは
数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ
酸配列からなり、かつR-(-)-マンデル酸モノオキシゲナ
ーゼ活性を有するタンパク質 【効果】 S-(+)-マンデル酸の効率的な生産を可能にす
るR-(-)-マンデル酸モノオキシゲナーゼ遺伝子を提供す
る。
ドする遺伝子。 (a) 配列番号2記載のアミノ酸配列からなるタンパク質 (b) 配列番号2記載のアミノ酸配列において一若しくは
数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ
酸配列からなり、かつR-(-)-マンデル酸モノオキシゲナ
ーゼ活性を有するタンパク質 【効果】 S-(+)-マンデル酸の効率的な生産を可能にす
るR-(-)-マンデル酸モノオキシゲナーゼ遺伝子を提供す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なR-(-)-マン
デル酸モノオキシゲナーゼ遺伝子に関する。この遺伝子
がコードするR-(-)-マンデル酸モノオキシゲナーゼは、
ラセミ体マンデル酸の中のR-(-)-マンデル酸のみを安息
香酸に変換する。従って、この酵素により、ラセミ体マ
ンデル酸からS-(+)-マンデル酸のみを特異的に精製する
ことができる。
デル酸モノオキシゲナーゼ遺伝子に関する。この遺伝子
がコードするR-(-)-マンデル酸モノオキシゲナーゼは、
ラセミ体マンデル酸の中のR-(-)-マンデル酸のみを安息
香酸に変換する。従って、この酵素により、ラセミ体マ
ンデル酸からS-(+)-マンデル酸のみを特異的に精製する
ことができる。
【0002】
【従来の技術】マンデル酸は、分子内に一つの不斉炭素
原子を持つ化合物であり、R-(-)-マンデル酸とS-(+)-マ
ンデル酸の2つの光学異性体がある。光学活性を有する
マンデル酸は、医薬合成品の原料として有用であるが、
効率的な合成方法等が開発されていないため、ラセミ体
マンデル酸が安価であるにもかかわらず、高価なものと
なっている。このため、従来から光学活性を有するマン
デル酸を効率的に合成又は精製するための様々な試みが
なされてきた。第一の方法は、異性体分離用カラムを用
いた方法である(例えば、パテントno.58177933)。し
かし、この方法では、光学的純度の高いものを得るのは
難しく、純度を上げると収量が減少する傾向がある。第
二の方法は、光学異性体を特異的に合成できる化学的方
法を用いるものである (Elliot,J.D. ら (1983)J.Org.C
hem.,46,2294)。
原子を持つ化合物であり、R-(-)-マンデル酸とS-(+)-マ
ンデル酸の2つの光学異性体がある。光学活性を有する
マンデル酸は、医薬合成品の原料として有用であるが、
効率的な合成方法等が開発されていないため、ラセミ体
マンデル酸が安価であるにもかかわらず、高価なものと
なっている。このため、従来から光学活性を有するマン
デル酸を効率的に合成又は精製するための様々な試みが
なされてきた。第一の方法は、異性体分離用カラムを用
いた方法である(例えば、パテントno.58177933)。し
かし、この方法では、光学的純度の高いものを得るのは
難しく、純度を上げると収量が減少する傾向がある。第
二の方法は、光学異性体を特異的に合成できる化学的方
法を用いるものである (Elliot,J.D. ら (1983)J.Org.C
hem.,46,2294)。
【0003】これらの化学的方法は純度や収率、コスト
の点で問題があり、それに代わる方法として、種々の酵
素学的方法による光学分割が提案されてきた。例えば、
ラセミ体マンデル酸あるいはその誘導体中のS-(+)-マン
デル酸(あるいはその誘導体)を微生物の酵素を用いて
選択的に除去する方法がある (Yamamoto,K. ら(1992)J.
Ferment.Bioeng.,73,425-430 、Mori,K. ら(1980)Tetra
hedron 36,91-96、Tuchiya,S ら(1992)Biotech.Lett.1
4,1137-1142 、Hosono,K. ら(1990) J.Biotech.14,149-
156 )。
の点で問題があり、それに代わる方法として、種々の酵
素学的方法による光学分割が提案されてきた。例えば、
ラセミ体マンデル酸あるいはその誘導体中のS-(+)-マン
デル酸(あるいはその誘導体)を微生物の酵素を用いて
選択的に除去する方法がある (Yamamoto,K. ら(1992)J.
Ferment.Bioeng.,73,425-430 、Mori,K. ら(1980)Tetra
hedron 36,91-96、Tuchiya,S ら(1992)Biotech.Lett.1
4,1137-1142 、Hosono,K. ら(1990) J.Biotech.14,149-
156 )。
【0004】YamazakiとMaeda は(Yamazaki,Y.,and Ma
eda,H.(1986) Arg.Biol.Chem.50,2621-2631 )、ベンゾ
イル蟻酸よりR-(-)-マンデル酸を生産する方法を報告し
ている。この方法は、ストレプトコッカス(Streptococc
us faecalis IFO 12964)のベンゾイル蟻酸還元酵素を用
いるものであり、細胞抽出液に、ベンゾイル蟻酸、ベン
ゾイル蟻酸還酵素、NADH及びNAH+ よりNADH
を再生産する系(例えばアルコールと脱水素酵素)を作
用させることによりほぼ純粋な(R)-(-)-マンデル酸を得
ている。また、1-フェニル-1,2-ジヒドロキシエタンの
酸化によって光学活性を持つマンデル酸を得る合成法も
提唱されている(Oda,S.ら(1992) Biosci.Biotech.Bioc
hem.56,1216-1220)。さらにα-ケトアルデヒドを原料
とした酵素的合成法も発表されている(Patterson,M.A.
ら(1981)J.Org.Chem.,46,4682-4685)。
eda,H.(1986) Arg.Biol.Chem.50,2621-2631 )、ベンゾ
イル蟻酸よりR-(-)-マンデル酸を生産する方法を報告し
ている。この方法は、ストレプトコッカス(Streptococc
us faecalis IFO 12964)のベンゾイル蟻酸還元酵素を用
いるものであり、細胞抽出液に、ベンゾイル蟻酸、ベン
ゾイル蟻酸還酵素、NADH及びNAH+ よりNADH
を再生産する系(例えばアルコールと脱水素酵素)を作
用させることによりほぼ純粋な(R)-(-)-マンデル酸を得
ている。また、1-フェニル-1,2-ジヒドロキシエタンの
酸化によって光学活性を持つマンデル酸を得る合成法も
提唱されている(Oda,S.ら(1992) Biosci.Biotech.Bioc
hem.56,1216-1220)。さらにα-ケトアルデヒドを原料
とした酵素的合成法も発表されている(Patterson,M.A.
ら(1981)J.Org.Chem.,46,4682-4685)。
【0005】YamazakiとMaeda の方法は、第一に基質
(ベンゾイル蟻酸)が高価であること、第二にこの反応
はNADHを消費するので、NADHをリサイクルする
方法をカップルさせなけらばならない等の欠点がある。
Oda らの方法は、(RS)-1-フェニル-1,2ジヒドロキシエ
タンを出発材料とし、これにペプトン等の培地で生育さ
せたBordetella paratertussis KPPA 20005を作用させ
ることにより、R-1-フェニル-1,2ジヒドロキシエタンの
みをR-(-)-マンデル酸に変換させるものである。この方
法の問題点は、菌をブロース等で培養しなければならな
いこと、この菌はR-(-)-マンデル酸脱水系酵素を持って
いるので、その発現を抑制するためにエタノールを適当
量加えなければならないこと等が挙げられる。
(ベンゾイル蟻酸)が高価であること、第二にこの反応
はNADHを消費するので、NADHをリサイクルする
方法をカップルさせなけらばならない等の欠点がある。
Oda らの方法は、(RS)-1-フェニル-1,2ジヒドロキシエ
タンを出発材料とし、これにペプトン等の培地で生育さ
せたBordetella paratertussis KPPA 20005を作用させ
ることにより、R-1-フェニル-1,2ジヒドロキシエタンの
みをR-(-)-マンデル酸に変換させるものである。この方
法の問題点は、菌をブロース等で培養しなければならな
いこと、この菌はR-(-)-マンデル酸脱水系酵素を持って
いるので、その発現を抑制するためにエタノールを適当
量加えなければならないこと等が挙げられる。
【0006】おそらく、最も有望なR-(-)-マンデル酸の
調整法はラセミ体マンデル酸中のS-(+)-マンデル酸をこ
の基質に特異的な脱水素酵素によって除去する方法であ
ろう。例えば、Evans,D.A.ら(1985)J.Am.Chem.Soc.107,
4346-4348 、Whitesides,G.M. ら(1981)J.Org.Chem.46,
4682-4685 、及びTakahashi E.らJ.Ferm.Bioeng 79,439
-442にその方法が述べられている。例えば、最近、Taka
hashi らは、Pseudomonas polycolor IFO 3918を用いる
ことにより、高純度のR-(-)-マンデル酸を高収率で得ら
れると報告している。ただし、この方法では、菌の培養
とR-(-)-マンデル酸の生産とは別れたステップであり、
また生産中にベンゾイルフォルメートの蓄積が起こり、
この中間物の完全分解には48時間を要するなどの欠点が
ある。Tuchiya らは、ラセミ体マンデル酸をほぼ完全に
R-(-)-マンデル酸に変換する方法を開発した。先ず、ラ
セミ体をアルカリゲネス(Alcaligenes brochisepticas
KU1201)の培養に加えると(S)-(+)-マンデル酸のみが特
異的にベンゾイル蟻酸に変換される。次に、ベンゾイル
蟻酸をストレプトコッカス(Streptococcus faecalis IF
O 12964)のベンゾイル蟻酸還元酵素を用いて、(R)-(-)-
マンデル酸に変換する方法である。しかし論文のデータ
によれば0.2%のマンデル酸を処理するのに、一週間を
要し、また、ベンゾイル蟻酸の還元は細胞抽出液を用
い、また、NADHを加えなければならないなどの理由
からYamazakiとMaeda の方法同様実用的なものではな
い。Oda らは、1-フェニル-1,2-エタンジオールより光
学純度の高いR-(-)-マンデル酸を醗酵によって作る方法
を提唱している。しかしその収量は低かった。一方、嶋
尾らは、マンデル酸分解菌であるPseudomonas putida A
10L株由来のマンデル酸ラセマーゼ欠損株を用いると、
ラセミ体マンデル酸中のS-(+)-マンデル酸のみが分解さ
れることを示し、この菌を用いたR-(-)-マンデル酸の光
学分割の可能性を示唆した(嶋尾ら、日本農芸化学会19
92年度大会講演要旨集、p551)。このように、 R-(-)-
マンデル酸の生産に関してはいくつかの方法が提案され
ているが、S-(+)-マンデル酸を光学分割によって得るこ
との出来る、安価な生物学的方法は示されていなかっ
た。
調整法はラセミ体マンデル酸中のS-(+)-マンデル酸をこ
の基質に特異的な脱水素酵素によって除去する方法であ
ろう。例えば、Evans,D.A.ら(1985)J.Am.Chem.Soc.107,
4346-4348 、Whitesides,G.M. ら(1981)J.Org.Chem.46,
4682-4685 、及びTakahashi E.らJ.Ferm.Bioeng 79,439
-442にその方法が述べられている。例えば、最近、Taka
hashi らは、Pseudomonas polycolor IFO 3918を用いる
ことにより、高純度のR-(-)-マンデル酸を高収率で得ら
れると報告している。ただし、この方法では、菌の培養
とR-(-)-マンデル酸の生産とは別れたステップであり、
また生産中にベンゾイルフォルメートの蓄積が起こり、
この中間物の完全分解には48時間を要するなどの欠点が
ある。Tuchiya らは、ラセミ体マンデル酸をほぼ完全に
R-(-)-マンデル酸に変換する方法を開発した。先ず、ラ
セミ体をアルカリゲネス(Alcaligenes brochisepticas
KU1201)の培養に加えると(S)-(+)-マンデル酸のみが特
異的にベンゾイル蟻酸に変換される。次に、ベンゾイル
蟻酸をストレプトコッカス(Streptococcus faecalis IF
O 12964)のベンゾイル蟻酸還元酵素を用いて、(R)-(-)-
マンデル酸に変換する方法である。しかし論文のデータ
によれば0.2%のマンデル酸を処理するのに、一週間を
要し、また、ベンゾイル蟻酸の還元は細胞抽出液を用
い、また、NADHを加えなければならないなどの理由
からYamazakiとMaeda の方法同様実用的なものではな
い。Oda らは、1-フェニル-1,2-エタンジオールより光
学純度の高いR-(-)-マンデル酸を醗酵によって作る方法
を提唱している。しかしその収量は低かった。一方、嶋
尾らは、マンデル酸分解菌であるPseudomonas putida A
10L株由来のマンデル酸ラセマーゼ欠損株を用いると、
ラセミ体マンデル酸中のS-(+)-マンデル酸のみが分解さ
れることを示し、この菌を用いたR-(-)-マンデル酸の光
学分割の可能性を示唆した(嶋尾ら、日本農芸化学会19
92年度大会講演要旨集、p551)。このように、 R-(-)-
マンデル酸の生産に関してはいくつかの方法が提案され
ているが、S-(+)-マンデル酸を光学分割によって得るこ
との出来る、安価な生物学的方法は示されていなかっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、異性体の混
合したラセミ体マンデル酸を出発材量として、簡単な発
酵方法を用いつつ、高純度のS-(+)-マンデル酸を得るこ
とを目的とする。
合したラセミ体マンデル酸を出発材量として、簡単な発
酵方法を用いつつ、高純度のS-(+)-マンデル酸を得るこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するため、鋭意検討を重ねた結果、P. putida A10L
株のDNA中にR-(-)-マンデル酸を酸素分子存在下で安
息香酸に変換する酵素をコードするDNA断片が存在す
ることを見出し、この知見に基づき本発明を完成した。
即ち、 本発明は、以下の(a) 又は(b) のタンパク質を
コードする遺伝子である。
解決するため、鋭意検討を重ねた結果、P. putida A10L
株のDNA中にR-(-)-マンデル酸を酸素分子存在下で安
息香酸に変換する酵素をコードするDNA断片が存在す
ることを見出し、この知見に基づき本発明を完成した。
即ち、 本発明は、以下の(a) 又は(b) のタンパク質を
コードする遺伝子である。
【0009】(a) 配列番号2記載のアミノ酸配列からな
るタンパク質 (b) 配列番号2記載のアミノ酸配列において一若しくは
数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ
酸配列からなり、かつR-(-)-マンデル酸モノオキシゲナ
ーゼ活性を有するタンパク質
るタンパク質 (b) 配列番号2記載のアミノ酸配列において一若しくは
数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ
酸配列からなり、かつR-(-)-マンデル酸モノオキシゲナ
ーゼ活性を有するタンパク質
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のR-(-)-マンデル酸モノオキシゲナーゼは、以下
の(a) 又は(b) のタンパク質をコードする。 (a) 配列番号2記載のアミノ酸配列からなるタンパク質 (b) 配列番号2記載のアミノ酸配列において一若しくは
数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ
酸配列からなり、かつR-(-)-マンデル酸モノオキシゲナ
ーゼ活性を有するタンパク質 ここでいう「欠失、置換若しくは付加」は、本願の出願
時において常用される技術、例えば、部位特異的変異誘
発法(Nucleic Acid Research, Vol.10,No.20,P6487-65
00(1982))により生じさせることができる。
本発明のR-(-)-マンデル酸モノオキシゲナーゼは、以下
の(a) 又は(b) のタンパク質をコードする。 (a) 配列番号2記載のアミノ酸配列からなるタンパク質 (b) 配列番号2記載のアミノ酸配列において一若しくは
数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ
酸配列からなり、かつR-(-)-マンデル酸モノオキシゲナ
ーゼ活性を有するタンパク質 ここでいう「欠失、置換若しくは付加」は、本願の出願
時において常用される技術、例えば、部位特異的変異誘
発法(Nucleic Acid Research, Vol.10,No.20,P6487-65
00(1982))により生じさせることができる。
【0011】本遺伝子は、以下の手順で得ることができ
る。まず、P. putida A10L株からDNAを抽出し、これ
を適当な制限酵素で部分分解する。得られたDNA断片
を適当なベクターにつなげ、これを用いて適当な宿主微
生物を形質転換し、P. putida A10L株由来のDNAライ
ブラリーを作成する。次に、配列番号1記載のDNAの
一部と同一のDNAを合成し、それを標識する。この標
識したDNAをプローブとして前記P. putida A10L株由
来のDNAライブラリーのスクリーニングを行い、プロ
ーブと強く結合する陽性クローンを選抜する。これによ
り、本遺伝子を得ることができる。ここで、抽出したD
NAを部分分解する制限酵素としては、例えば、Sau3AI
を用いることができるが、これに限定されるわけではな
い。DNA断片を挿入するベクターとしては、pLAFL3を
例示することができ、それを導入する宿主微生物として
は、大腸菌S17-1 株を例示することができる。
る。まず、P. putida A10L株からDNAを抽出し、これ
を適当な制限酵素で部分分解する。得られたDNA断片
を適当なベクターにつなげ、これを用いて適当な宿主微
生物を形質転換し、P. putida A10L株由来のDNAライ
ブラリーを作成する。次に、配列番号1記載のDNAの
一部と同一のDNAを合成し、それを標識する。この標
識したDNAをプローブとして前記P. putida A10L株由
来のDNAライブラリーのスクリーニングを行い、プロ
ーブと強く結合する陽性クローンを選抜する。これによ
り、本遺伝子を得ることができる。ここで、抽出したD
NAを部分分解する制限酵素としては、例えば、Sau3AI
を用いることができるが、これに限定されるわけではな
い。DNA断片を挿入するベクターとしては、pLAFL3を
例示することができ、それを導入する宿主微生物として
は、大腸菌S17-1 株を例示することができる。
【0012】また、本発明の遺伝子はPCRを利用して
得ることも可能である。例えば、P.putida A10L株から
抽出したDNAを鋳型とし、配列番号1に記載の塩基配
列の5'末端及び3'末端付近の塩基配列と同一又は相補的
なオリゴヌクレオチドを合成し、それらをプライマーと
して、PCRを行うことによっても本発明の遺伝子を得
ることができる。なお、本発明の遺伝子が導入された大
腸菌 JM101(pMS1638-42-6)は、工業技術院生命工学工
業技術研究所にFERM P-15884として寄託されている(寄
託日:平成8年9月26日)。本発明の遺伝子は、ラセミ
体マンデル酸中からR-(-)-マンデル酸のみを除去するこ
とのできるR-(-)-マンデル酸モノオキシゲナーゼをコー
ドするので、本遺伝子を利用することによりラセミ体マ
ンデル酸からS-(+)-マンデル酸を効率的に生産すること
ができる。
得ることも可能である。例えば、P.putida A10L株から
抽出したDNAを鋳型とし、配列番号1に記載の塩基配
列の5'末端及び3'末端付近の塩基配列と同一又は相補的
なオリゴヌクレオチドを合成し、それらをプライマーと
して、PCRを行うことによっても本発明の遺伝子を得
ることができる。なお、本発明の遺伝子が導入された大
腸菌 JM101(pMS1638-42-6)は、工業技術院生命工学工
業技術研究所にFERM P-15884として寄託されている(寄
託日:平成8年9月26日)。本発明の遺伝子は、ラセミ
体マンデル酸中からR-(-)-マンデル酸のみを除去するこ
とのできるR-(-)-マンデル酸モノオキシゲナーゼをコー
ドするので、本遺伝子を利用することによりラセミ体マ
ンデル酸からS-(+)-マンデル酸を効率的に生産すること
ができる。
【0013】
〔実施例1〕P. putida A10L株(Shimao,M. ら(1996)Bi
osci.Biotech.Biochem.60.1051-1055 )及びその変異体
であるP. putida A10L-168株(Shimao,M. ら(1996)Bios
ci.Biotech.Biochem.60.1051-1055 )を用いて、R-(-)-
マンデル酸モノオキシゲナーゼ遺伝子のクローニングを
行った。P. putida A10L株は、R-(-)-及びS-(+)-マンデ
ル酸を資化でき、その物質を唯一の炭素源として良好な
生育を示す。この菌では、マンデル酸は、図1に示すよ
うに、マンデル酸ラセマーゼ(MR)、マンデル酸脱水
素酵素(MDH)、ベンゾイル蟻酸脱炭酸酵素(BFD
C)、NAD+ −及びNADP+ −依存性ベンズアルデ
ヒド脱水素酵素(BDH)によって代謝される。
osci.Biotech.Biochem.60.1051-1055 )及びその変異体
であるP. putida A10L-168株(Shimao,M. ら(1996)Bios
ci.Biotech.Biochem.60.1051-1055 )を用いて、R-(-)-
マンデル酸モノオキシゲナーゼ遺伝子のクローニングを
行った。P. putida A10L株は、R-(-)-及びS-(+)-マンデ
ル酸を資化でき、その物質を唯一の炭素源として良好な
生育を示す。この菌では、マンデル酸は、図1に示すよ
うに、マンデル酸ラセマーゼ(MR)、マンデル酸脱水
素酵素(MDH)、ベンゾイル蟻酸脱炭酸酵素(BFD
C)、NAD+ −及びNADP+ −依存性ベンズアルデ
ヒド脱水素酵素(BDH)によって代謝される。
【0014】一方、P. putida A10Lに由来する突然変異
株P. putida A10L-168株は、親株と同様に(S)-(+)-マン
デル酸、ベンゾイル蟻酸、又はベズアルデヒドを唯一の
炭素源として生育したが、親株と異なり(R)-(-)-マンデ
ル酸を唯一の炭素源としては生育できなかった。このこ
とから、P. putida A10L-168株はMRに欠損を持つ突然
変異体であると推定された。実際この株より調整した粗
抽出液では、MDH、BFDC、BDHの活性が認めら
れたが、MRの活性は認められなかった。
株P. putida A10L-168株は、親株と同様に(S)-(+)-マン
デル酸、ベンゾイル蟻酸、又はベズアルデヒドを唯一の
炭素源として生育したが、親株と異なり(R)-(-)-マンデ
ル酸を唯一の炭素源としては生育できなかった。このこ
とから、P. putida A10L-168株はMRに欠損を持つ突然
変異体であると推定された。実際この株より調整した粗
抽出液では、MDH、BFDC、BDHの活性が認めら
れたが、MRの活性は認められなかった。
【0015】以下、クローニング工程について述べる。
P.putida A10L 株からMarmeer,J.(1961)J.Mol.Biol.3.2
08-218. 記載の方法によりDNAを抽出し、これをSau3
AI制限酵素で部分分解した。このDNA断片を、広宿主
域クローニングベクターであるpLAFL3にクローン化し、
大腸菌S17-1 株(Simon,R.ら(1983)Bio/Technology 1,7
84-790)を形質転換することによって、P.putida A10L
株遺伝子ライブラリーを作成した。このライブラリーの
プラスミドを、前記のSimon らの方法に従って、P.puti
da A10L-168 株に接合伝達し、これらを(R)-(-)-マンデ
ル酸を唯一の炭素源として含む培地で培養し、同培地で
生育できるものだけを選抜した。この結果、4株が選抜
された。選抜された菌株に導入されているプラスミドを
Sambrook,J. ら(1989)Molecular Cloning:A Laboratory
Manual,2nd Ed.,Cold Spring Harbor Laboratory Pres
s,Cold Spring harbor,new York で記載されている方法
で抽出し、制限酵素EcoRI 、HindIII 、BamHI 、BgIII
を用いて制限酵素地図を作成し、プラスミドの構造を解
析したところ、二つのタイプが存在することが判明し
た。第一のタイプは、MRをコードする遺伝子を有し、
P.putida A10L-168 株のMRをコードする遺伝子の欠損
を相補していた。第二のタイプは、MRをコードするD
NAを含んでおらず、予想されなかった形でMRをコー
ドする遺伝子の欠損を相補しているものと考えられた。
この第二のタイプに属するプラスミドの一つをpMS1638
と命名し、以下の解析に用いた。
P.putida A10L 株からMarmeer,J.(1961)J.Mol.Biol.3.2
08-218. 記載の方法によりDNAを抽出し、これをSau3
AI制限酵素で部分分解した。このDNA断片を、広宿主
域クローニングベクターであるpLAFL3にクローン化し、
大腸菌S17-1 株(Simon,R.ら(1983)Bio/Technology 1,7
84-790)を形質転換することによって、P.putida A10L
株遺伝子ライブラリーを作成した。このライブラリーの
プラスミドを、前記のSimon らの方法に従って、P.puti
da A10L-168 株に接合伝達し、これらを(R)-(-)-マンデ
ル酸を唯一の炭素源として含む培地で培養し、同培地で
生育できるものだけを選抜した。この結果、4株が選抜
された。選抜された菌株に導入されているプラスミドを
Sambrook,J. ら(1989)Molecular Cloning:A Laboratory
Manual,2nd Ed.,Cold Spring Harbor Laboratory Pres
s,Cold Spring harbor,new York で記載されている方法
で抽出し、制限酵素EcoRI 、HindIII 、BamHI 、BgIII
を用いて制限酵素地図を作成し、プラスミドの構造を解
析したところ、二つのタイプが存在することが判明し
た。第一のタイプは、MRをコードする遺伝子を有し、
P.putida A10L-168 株のMRをコードする遺伝子の欠損
を相補していた。第二のタイプは、MRをコードするD
NAを含んでおらず、予想されなかった形でMRをコー
ドする遺伝子の欠損を相補しているものと考えられた。
この第二のタイプに属するプラスミドの一つをpMS1638
と命名し、以下の解析に用いた。
【0016】pMS1638 プラスミドに含まれるDNA断片
を種々の制限酵素で切断し、pKT231(Bagdasarian,M. ら
(1981)Gene 16:237-247.)などの広宿主域クローニング
ベクターに挿入した。この組換えプラスミドをP.putida
A10L-168 株に導入し、その菌株が(R)-(-)-マンデル酸
を唯一の炭素源として含む培地で生育できるかどうかを
調べた。この結果、約1kbのEcoRI-HindIII 断片をサブ
クローン化したpKT231プラスミドを導入した場合に、P.
putida A10L-168 株は(R)-(-)-マンデル酸を資化できる
ようになることがわかった。そこで、このEcoRI-HindII
I 断片をpUC18ベクターにサブクローン化し、pMS1638-4
2-6プラスミドを作成した。このpMS1638-42-6プラスミ
ドにサブクローン化されたDNA断片をdye terminator
cycle sequencing kit(Perkin Elmer Japan) を用い、
塩基配列決定を行い、373A DNA sequencer(Perkin Elme
r Japan)で解析した。これを図3に示す。また、決定し
た塩基配列のOFR領域を配列番号1に、それから推定
されるアミノ酸配列を配列番号2に示す。配列番号2記
載のアミノ酸配列により表されるタンパク質の分子量は
28016.9 と計算された。
を種々の制限酵素で切断し、pKT231(Bagdasarian,M. ら
(1981)Gene 16:237-247.)などの広宿主域クローニング
ベクターに挿入した。この組換えプラスミドをP.putida
A10L-168 株に導入し、その菌株が(R)-(-)-マンデル酸
を唯一の炭素源として含む培地で生育できるかどうかを
調べた。この結果、約1kbのEcoRI-HindIII 断片をサブ
クローン化したpKT231プラスミドを導入した場合に、P.
putida A10L-168 株は(R)-(-)-マンデル酸を資化できる
ようになることがわかった。そこで、このEcoRI-HindII
I 断片をpUC18ベクターにサブクローン化し、pMS1638-4
2-6プラスミドを作成した。このpMS1638-42-6プラスミ
ドにサブクローン化されたDNA断片をdye terminator
cycle sequencing kit(Perkin Elmer Japan) を用い、
塩基配列決定を行い、373A DNA sequencer(Perkin Elme
r Japan)で解析した。これを図3に示す。また、決定し
た塩基配列のOFR領域を配列番号1に、それから推定
されるアミノ酸配列を配列番号2に示す。配列番号2記
載のアミノ酸配列により表されるタンパク質の分子量は
28016.9 と計算された。
【0017】〔実施例2〕pMS1638-42-6により大腸菌JM
101 株(宝酒造)を形質転換し、これを培養し、無細胞
抽出液を得た。この無細胞抽出液(10 mg protein/ml)
200 μl を100 μM の(R)-(-)-マンデル酸を含む1.8ml
のリン酸緩衝液(pH 7.0)に加え、30℃で一時間作用さ
せたところ、(R)-(-)-マンデル酸は完全に分解されてお
り、その代わりに約100 μM の安息香酸が生成してい
た。以上のことから、上記大腸菌の生産する酵素は、一
分子の(R)-(-)-マンデル酸と一分子の酸素を消費して一
分子の安息香酸を生成するものであり(図2)、(R)-
(-)-マンデル酸モノオキシゲナーゼと呼ばれるべきもの
である。
101 株(宝酒造)を形質転換し、これを培養し、無細胞
抽出液を得た。この無細胞抽出液(10 mg protein/ml)
200 μl を100 μM の(R)-(-)-マンデル酸を含む1.8ml
のリン酸緩衝液(pH 7.0)に加え、30℃で一時間作用さ
せたところ、(R)-(-)-マンデル酸は完全に分解されてお
り、その代わりに約100 μM の安息香酸が生成してい
た。以上のことから、上記大腸菌の生産する酵素は、一
分子の(R)-(-)-マンデル酸と一分子の酸素を消費して一
分子の安息香酸を生成するものであり(図2)、(R)-
(-)-マンデル酸モノオキシゲナーゼと呼ばれるべきもの
である。
【0018】〔実施例3〕pMS1638-42-6により大腸菌JM
101 株を形質転換した。この大腸菌を、(S)-(+)-マンデ
ル酸及び(R)-(-)-マンデル酸をそれぞれ1g/l 、ブトウ
糖を5mM、アンピシリン100 μg/mlを含む無機塩培地中
で培養した。一昼夜培養後、(S)-(+)-マンデル酸と(R)-
(-)-マンデル酸の残存量を計測したところ、培地中の
(R)-(-)-マンデル酸は完全に分解されたが、(S)-(+)-マ
ンデル酸の濃度は、培養初期のそれと同じであった。こ
の実験より、pMS1638-42-6を導入した大腸菌をラセミ体
マンデル酸に作用させることにより、(S)-(+)-マンデル
酸を容易に濃縮できることが示された。
101 株を形質転換した。この大腸菌を、(S)-(+)-マンデ
ル酸及び(R)-(-)-マンデル酸をそれぞれ1g/l 、ブトウ
糖を5mM、アンピシリン100 μg/mlを含む無機塩培地中
で培養した。一昼夜培養後、(S)-(+)-マンデル酸と(R)-
(-)-マンデル酸の残存量を計測したところ、培地中の
(R)-(-)-マンデル酸は完全に分解されたが、(S)-(+)-マ
ンデル酸の濃度は、培養初期のそれと同じであった。こ
の実験より、pMS1638-42-6を導入した大腸菌をラセミ体
マンデル酸に作用させることにより、(S)-(+)-マンデル
酸を容易に濃縮できることが示された。
【0019】
【発明の効果】本発明は、新規なR-(-)-マンデル酸モノ
オキシゲナーゼ遺伝子を提供する。この遺伝子がコード
するR-(-)-マンデル酸モノオキシゲナーゼは、ラセミ体
マンデル酸の中のR-(-)-マンデル酸のみを安息香酸に変
換するので、この酵素を利用すれば、ラセミ体マンデル
酸を原料としてS-(+)-マンデル酸を効率的に生産するこ
とができる。
オキシゲナーゼ遺伝子を提供する。この遺伝子がコード
するR-(-)-マンデル酸モノオキシゲナーゼは、ラセミ体
マンデル酸の中のR-(-)-マンデル酸のみを安息香酸に変
換するので、この酵素を利用すれば、ラセミ体マンデル
酸を原料としてS-(+)-マンデル酸を効率的に生産するこ
とができる。
【0020】
配列番号:1 配列の長さ:756 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 起源 生物名:シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putid
a) 株名 :A10L 配列 ATGATGACCGCAACGGAACAAAGCCTGCGCCAGGAGCTGGCCGCCTGCTATCGGCTGATCGCCCATTTCCGC ATGAGCGACCTGATATTCACCCATATTTCCCTGCGCCTGCCGGGGCCGGAGCACCACTTCCTGATCAACCCG TACGGCTTGCTGTTCGATGAGATCACGGCCTCCAGCCTGGTGAAGATCGACCTGCAAGGCCGGCCAGTGGAA GCGACGCCGCACCCGGTCAACCCGGCCGGTTTCGTCATCCACAGCGCCATCCATGCTGCCCGCGAGGATGCC CGTTGTGTGCTGCACACCCACACCCGGGCAGGTTGTGCGGTGGCGGCGCTGGAATGTGGGCTGCTGCCGCTC AATCAGATGTCCATGGAGTTTTATGGCAAGGTGGCGTACCACGCCTATGAAGGGATTGCGCTGGACATGGAT GAGCAGCGAAGGCTGGTAGCCGACCTGGGCGACAAGCCGGTGATGATCCTGCGTAACCATGGCCTGCTGACC ACCGGGCGCAGCGTGGCCGAAGCGTTCCTGCGCATGTACTACCTGGAGAAGGCGTGCGAGATCCAGTTGGCG GCACAGAGTGCCGGGCAGGTGATTTTACCGCCCGCCGAAGTGTGTAGGCATACCGAGCGGCAGTTCAATGAT CCGGGGCGGGGCTTGAAGCAGGGCGAGCTGGCGGATCCGGATGCGCTGCAGCTGGCGTGGGCGGCGTTGTTG CGGATGCTGGAAAGGGTGGCGCCTGGTTATCGGAAC
a) 株名 :A10L 配列 ATGATGACCGCAACGGAACAAAGCCTGCGCCAGGAGCTGGCCGCCTGCTATCGGCTGATCGCCCATTTCCGC ATGAGCGACCTGATATTCACCCATATTTCCCTGCGCCTGCCGGGGCCGGAGCACCACTTCCTGATCAACCCG TACGGCTTGCTGTTCGATGAGATCACGGCCTCCAGCCTGGTGAAGATCGACCTGCAAGGCCGGCCAGTGGAA GCGACGCCGCACCCGGTCAACCCGGCCGGTTTCGTCATCCACAGCGCCATCCATGCTGCCCGCGAGGATGCC CGTTGTGTGCTGCACACCCACACCCGGGCAGGTTGTGCGGTGGCGGCGCTGGAATGTGGGCTGCTGCCGCTC AATCAGATGTCCATGGAGTTTTATGGCAAGGTGGCGTACCACGCCTATGAAGGGATTGCGCTGGACATGGAT GAGCAGCGAAGGCTGGTAGCCGACCTGGGCGACAAGCCGGTGATGATCCTGCGTAACCATGGCCTGCTGACC ACCGGGCGCAGCGTGGCCGAAGCGTTCCTGCGCATGTACTACCTGGAGAAGGCGTGCGAGATCCAGTTGGCG GCACAGAGTGCCGGGCAGGTGATTTTACCGCCCGCCGAAGTGTGTAGGCATACCGAGCGGCAGTTCAATGAT CCGGGGCGGGGCTTGAAGCAGGGCGAGCTGGCGGATCCGGATGCGCTGCAGCTGGCGTGGGCGGCGTTGTTG CGGATGCTGGAAAGGGTGGCGCCTGGTTATCGGAAC
【0021】配列番号:2 配列の長さ:252 配列の型:アミノ酸 トポロジー:不明 配列の種類:タンパク質 起源 生物名:シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putid
a) 株名 :A10L 配列 MMTATEQSLRQELAACYRLIAHFRMSDLIFTHISLR
LPGPEHHFLINPYGLLFDEITASSLVKIDLQGRPVE ATPHPVNPAGFVIHSAIHAAREDARCVLHTHTRAGC
AVAALECGLLPLNQMSMEFYGKVAYHAYEGIALDMD EQRRLVADLGDKPVMILRNHGLLTTGRSVAEAFLRM
YYLEKACEIQLAAQSAGQVILPPAEVCRHTERQFND PGRGLKQGELADPDALQLAWAALLRMLERVAPGYRN
a) 株名 :A10L 配列 MMTATEQSLRQELAACYRLIAHFRMSDLIFTHISLR
LPGPEHHFLINPYGLLFDEITASSLVKIDLQGRPVE ATPHPVNPAGFVIHSAIHAAREDARCVLHTHTRAGC
AVAALECGLLPLNQMSMEFYGKVAYHAYEGIALDMD EQRRLVADLGDKPVMILRNHGLLTTGRSVAEAFLRM
YYLEKACEIQLAAQSAGQVILPPAEVCRHTERQFND PGRGLKQGELADPDALQLAWAALLRMLERVAPGYRN
【図1】P.putida A10L 株でのマンデル
酸の分解経路を示す図である。
酸の分解経路を示す図である。
【図2】R-(-)-マンデル酸モノオキシゲナーゼの作用機
作を示す図である。
作を示す図である。
【図3】R-(-)-マンデル酸モノオキシゲナーゼ遺伝子を
含むEcoRI-HindIII 断片の塩基配列を示す図である。
含むEcoRI-HindIII 断片の塩基配列を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C12R 1:40) (C12N 9/04 C12R 1:19) (C12P 41/00 C12R 1:19)
Claims (1)
- 【請求項1】 以下の(a) 又は(b) のタンパク質をコー
ドする遺伝子。 (a) 配列番号2記載のアミノ酸配列からなるタンパク質 (b) 配列番号2記載のアミノ酸配列において一若しくは
数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ
酸配列からなり、かつR-(-)-マンデル酸モノオキシゲナ
ーゼ活性を有するタンパク質
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8258785A JPH1099078A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | R−(−)−マンデル酸モノオキシゲナーゼ遺伝子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8258785A JPH1099078A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | R−(−)−マンデル酸モノオキシゲナーゼ遺伝子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1099078A true JPH1099078A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17325047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8258785A Pending JPH1099078A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | R−(−)−マンデル酸モノオキシゲナーゼ遺伝子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1099078A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100372926C (zh) * | 2005-06-23 | 2008-03-05 | 华东理工大学 | 恶臭假单胞菌及其在拆分扁桃酸外消旋体中的应用 |
| US7541168B2 (en) | 2000-07-18 | 2009-06-02 | National Research Council Of Canada | Recombinant cyclopentanone monooxygenase [cpmo] |
| WO2025253874A1 (ja) * | 2024-06-03 | 2025-12-11 | ニプロ株式会社 | マンデル酸の測定方法、及びそれに用いられる測定キット |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP8258785A patent/JPH1099078A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7541168B2 (en) | 2000-07-18 | 2009-06-02 | National Research Council Of Canada | Recombinant cyclopentanone monooxygenase [cpmo] |
| CN100372926C (zh) * | 2005-06-23 | 2008-03-05 | 华东理工大学 | 恶臭假单胞菌及其在拆分扁桃酸外消旋体中的应用 |
| WO2025253874A1 (ja) * | 2024-06-03 | 2025-12-11 | ニプロ株式会社 | マンデル酸の測定方法、及びそれに用いられる測定キット |
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