JPH1099256A - 熱交換装置 - Google Patents

熱交換装置

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JPH1099256A
JPH1099256A JP26179896A JP26179896A JPH1099256A JP H1099256 A JPH1099256 A JP H1099256A JP 26179896 A JP26179896 A JP 26179896A JP 26179896 A JP26179896 A JP 26179896A JP H1099256 A JPH1099256 A JP H1099256A
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JP
Japan
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tank
hot water
heat exchange
evaporator
water
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JP26179896A
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English (en)
Inventor
Motoki Nojiri
野尻  元己
Akihiko Hirano
明彦 平野
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
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    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L15/00—Washing or rinsing machines for crockery or tableware
    • A47L15/42—Details
    • A47L15/4291—Recovery arrangements, e.g. for the recovery of energy or water
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00—Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排湯を回収するタンク並びに熱交換パイプを
常に清浄に保つ。 【解決手段】 食器洗浄機1の排湯を貯留する排湯回収
タンク30内には、ヒートポンプ21の構成部品である
パイプ状の蒸発器27が、その内周面に沿って螺旋状に
巻装されている。蒸発器27の内側の略中央高さ部分に
は、モータ37で駆動されるプロペラ状の攪拌具36が
備えられるとともに、タンク30の底面には常開式の排
水弁40が設けられる。熱交換は、排水弁40を閉じる
とともに攪拌具36を駆動することで行われる。排湯全
体が攪拌されることで、排湯に混じった食品の残渣がタ
ンク30の内面や蒸発器27の表面に付着することが防
止される。熱交換が終了したら、タンク30の底面の排
水弁40が開いて排湯が排出され、排湯は慣性力により
渦流となって排出されるので、混じった残渣も渦流とと
もにすべて排出され、タンク30の底面に溜まることが
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生活排湯の排熱を
利用して水や冷媒等の流体を昇温する熱交換装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば食器洗浄機の分野においては、省
エネを図ってランニングコストを下げると言う観点か
ら、すすぎ完了後の排湯の熱を利用して新たに供給され
るすすぎ水を昇温するということが行われている。その
ための熱交換装置の一例として、特開平8−15010
7号公報に記載されたものが知られている。これは、図
10に示すように、食器洗浄機からの排湯を回収するタ
ンクa内に、すすぎ水の原水を給送する給送管bを設
け、原水を給送管bに給送する間に排湯と熱交換させて
原水を予熱するというものである。一方、食器洗浄機か
らの排湯には食品の残渣が混じっており、それが給送管
bに付着すると熱交換性能を劣化させたり、タンクaの
底に沈澱してこびり付くおそれがあるので、適宜に洗浄
する必要がある。そのため従来の装置では、排湯を排出
したのち、シャワー配管cから洗浄用水を噴射してタン
クa内に溜め、プロペラファンdを回して渦流を生じさ
せつつ洗浄するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のも
のは、給送管bの配管構造からプロペラファンdをタン
クaの底部に設けざるを得ず、そのためタンクa内の全
体に渦流を生じさせることが難しくて、給送管bに一旦
こびり付いた残渣を除去するのはなかなか困難であり、
また排出口eがタンクaの側面の底部に設けられている
ため、タンクaの底に沈澱した残渣を完全に排出するこ
とは難しかった。また、熱交換中にもプロペラファンd
を回すことで、食品の残渣が給送管bに付着するのを未
然に防ぐことも図られているが、上記のようにタンクa
内全体に渦流を生じさせることが難しいため、それも不
十分であった。すなわち従来のものでは、タンクa並び
に給送管bを清浄に保つことについては必ずしも満足の
いくものではなく、新たな装置の出現が切望されてい
た。本発明は上記のような要望に基づいて完成されたも
のであって、排湯を回収するタンク並びにその中に配管
された給送管を常に清浄に保つことができるようにした
熱交換装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、生活排湯を回収す
るタンク内に流体の給送管を熱交換可能に設けた熱交換
装置において、前記タンク内に回転駆動される攪拌具を
設けるとともに、前記タンクの底面に開閉可能な排出口
を設け、熱交換中には排出口を閉じて攪拌具を駆動する
ことによりタンク内に渦流を生じさせる構成としたとこ
ろに特徴を有する。請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記給送管がタンクの内面に沿うように回曲
して配管されている構成としたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明にお
いて、熱交換終了時には攪拌具の駆動を停止して排出口
を開くような構成としたところに特徴を有する。請求項
4の発明は、請求項1、請求項2または請求項3の発明
において、前記攪拌具には前記給送管の表面を拭うブラ
シが備えられている構成としたところに特徴を有する。
【0005】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>熱交換作業は、タンクの排出口を閉
じてその中に生活排湯を貯留し、攪拌具を回転させつつ
給送管に流体を給送することで行われる。この間、攪拌
具によりタンク内の生活排湯が全体にわたって渦流が生
ずるように攪拌されるので、流体との間の熱交換が大い
に促進される。それとともに、生活排湯に混じった汚物
がタンクの内面や給送管の表面に付着しようとするの
が、上記の渦流に伴う遠心力を受けて剥ぎ取られ、汚物
が付着することが未然に防止される。すなわち、熱交換
中に生活排湯に渦流が生ずることで、その中に混じった
汚物が給送管やタンク内面に付着することが防止され、
清浄に保たれて効率の良い熱交換を担保することがで
き、また異臭等を放つことのないクリーンな装置を実現
することができる。 <請求項2の発明>攪拌具を駆動した場合に渦流がより
できやすくなり、汚物の付着防止により効果的となる。 <請求項3の発明>排湯の排出に伴って液面が攪拌具の
位置まで下がったとき、すでに攪拌具が停止しているの
で、排湯が飛び散るおそれがない。 <請求項4の発明>攪拌具に備えられたブラシが給送管
を拭うので、給送管に汚物が付着することをより確実に
防止することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。ここでは、食器洗浄器で使用す
るすすぎ用の温水をヒートポンプを備えた温水生成装置
で生成する場合であって、そのヒートポンプを構成する
冷凍サイクルの蒸発器部分に流通する冷媒と、食器洗浄
機からの排湯とを熱交換する部分に本発明を適用した例
を示している。 <第1実施形態>まず、図1ないし図7によって本発明
の第1実施形態を説明する。図1において、符号1は食
器洗浄機であって、その側方に、ヒートポンプ21を装
備した温水生成装置20が設置される。まず食器洗浄機
1の構造について説明すると、その内部の上方側には、
図示しないラックを介して食器が出し入れ可能に収納さ
れる洗浄室2が形成されており、この洗浄室2の上面側
と下面側に、洗浄ノズル3とすすぎノズル4とが一対ず
つ配設されている。洗浄室2の底面の一側には、アルカ
リ洗剤の混入された洗浄水を貯留する洗浄タンク6が形
成され、そこに貯められた洗浄水は、洗浄ポンプ7によ
り汲み上げられて上記した洗浄ノズル3から食器に向け
て噴射され、そののち洗浄タンク6内に回収されるとい
ったように循環供給される。
【0007】洗浄タンク6の下方には、すすぎ用の温水
を貯留する貯湯タンク8が装備されている。この貯湯タ
ンク8内には、詳しくは後記するように温水生成装置2
0で生成された温水が、給湯弁9の介設された給水管1
0により供給されて貯留される。貯められた温水は、す
すぎポンプ11により汲み上げられてすすぎノズル4か
ら食器に向けて噴射され、上記の洗浄タンク6内に回収
される。洗浄タンク6にはオーバーフローパイプ13が
装備されており、このオーバーフローパイプ13は、洗
浄タンク6からオーバーフローした排湯を取り込んで、
排湯管14を通して温水生成装置20に設けられた排湯
回収タンク30内に排出するようになっている。なお、
洗浄タンク6と貯湯タンク8内にはそれぞれヒータ1
5,16と図示しないサーモスタットが装備されてい
て、洗浄水は約60℃に、すすぎ用の温水は約80℃に
保温されるようになっている。
【0008】すなわち食器が洗浄室2に収納されると、
洗浄ノズル3から洗浄水が噴射されて食器が洗浄され、
続いてすすぎノズル4から温水が噴射されてすすぎが行
われる。そして、洗浄タンク6に回収し切れずにオーバ
ーフローした排湯が温水生成装置20側に排出されて排
熱が回収され、その回収した熱が、給水管10に給送さ
れる水道水等の原水と熱交換されることで温水が生成さ
れて、上記した貯湯タンク8に供給されるようになって
いる。
【0009】続いて温水生成装置20について詳細に説
明する。この温水生成装置20はヒートポンプ21を備
えており、箱状をなすケーシング22内に収納されるよ
うになっている。ヒートポンプ21は、図6にも示すよ
うに、圧縮機24、凝縮器25、膨張弁26及び蒸発器
27が循環接続され、その中に冷媒であるフロンガス
(R−22)が流通可能に封入されることで冷凍サイク
ルを構成している。
【0010】圧縮機24は比較的大型のものであって、
図2,3に示すように、ケーシング22内の底面上に設
置されている。その圧縮機24の側方には蓋板31付き
の排湯回収タンク30が設置されている。この排湯回収
タンク30には、図4,5に示すように、上記の冷凍サ
イクルの構成部品であるパイプ状の蒸発器27が、その
内周面に沿って螺旋状に巻装されており、その入り口2
7aと出口27bとが蓋板31の上面に突出されて冷媒
配管21aと接続されている。排湯回収タンク30の上
部の一側には排湯の導入口32が設けられ、食器洗浄機
1における洗浄タンク6のオーバーフローパイプ13か
ら引き出された排湯管14と接続されており、洗浄タン
ク6からオーバーフローした排湯を導入し得るようにな
っている。他側には、排湯回収タンク30自身のオーバ
ーフロー水を排出する排出口33が設けられ、排水管3
4が接続されている。
【0011】排湯回収タンク30内には、図5に示すよ
うに、上記した蒸発器27の内側の略中央高さ部分に位
置するようにして、プロペラ状の攪拌具36が備えられ
ており、蓋板31上に設けられた駆動モータ37により
シャフト38を介して回転駆動されるようになってい
る。また、排湯回収タンク30の底面には排水弁40が
設けられている。この排水弁40は常開式のものであっ
て、蓋板31を貫通して上下動自由に装備されたロッド
41の先端に、底面に開口された弁口42の上面側に接
離して開閉する弁体43が設けられ、常にはロッド41
がばね部材44により上動付勢されて、図5の鎖線に示
すように弁体43が引き上げられることで弁口42が開
いており、蓋板31上にブラケット45を介して取り付
けられたソレノイド46の励磁力により、同図の実線に
示すようにロッド41並びに弁体43を付勢力に抗して
押し下げることで弁口42が閉じられるようになってい
る。この排水弁40は上記した排水管34に合流して接
続されている。また、排湯回収タンク30の蓋板31に
は、蒸発器27に向けて温水を散水することでそれを洗
浄するための2個の散水ノズル48が設けられている。
【0012】凝縮器25は大径のパイプ状に形成されて
おり、その中に、すすぎ水の原水を給送する給水管10
の途中部分が挿通され、熱交換を可能とした二重管部2
8が形成されている。この二重管部28が、図2,3に
示すように、ケーシング22の2つの側面の内側にわた
って回曲しつつ張り巡らされている。給水管10の出口
側は、上記のように食器洗浄機1の貯湯タンク8に接続
されている。また膨張弁26は、感温筒26aが付設さ
れた温度式のものである(図6参照)。なお、ケーシン
グ22内には、ヒートポンプ21の冷凍サイクルや給排
水等を制御するための装置を収納した制御ボックス49
が備えられている。
【0013】さらに図6によって冷凍サイクルについて
言及する。圧縮機24の高圧側と低圧側との間にはバイ
パス管51が設けられ、そこに容量調整弁52が設けら
れている。この容量調整弁52は、高圧側と低圧側の圧
力差が大きくなると開放して、高圧側のホットガスを低
圧側に流入させるように機能するものである。給水管1
0における二重管部28から出たところには、自動給水
弁53が設けられている。この自動給水弁53は、高圧
側の圧力を検知してそれに応じて給水量を調節し、高圧
側の圧力を一定に保つように機能する。それに伴い、略
一定温度の温水を取り出すことができる。給水管10に
おける自動給水弁53の上流側には、分流弁54を介設
した散水ホース55が分岐して接続され、この散水ホー
ス55が、前記した排湯回収タンク30の蓋板31に設
けられた散水ノズル48に接続されている。この分流弁
54は、運転の停止時に開弁することで、二重管部28
内に残っている温水を排出し、蒸発器27の洗浄に利用
するとともに、運転立上り時の過渡的な凝縮能力不足を
防止するように機能する。
【0014】凝縮器25の出口側の冷媒配管21aと、
原水の給水管10における二重管部28に入る手前側の
部分とが密着状に並列配管されることにより、第1の補
助熱交換部57が構成されている。この第1補助熱交換
部57は、凝縮器25から出た液冷媒とすすぎ水の原水
との間で熱交換させることによって、原水を予熱するよ
うに機能する。また、上記の第1補助熱交換部57を構
成する部分の下流側の冷媒配管21aと、蒸発器27の
出口側の冷媒配管21aとが同じく密着状に並列配管さ
れることで、第2の補助熱交換部58が構成されてい
る。この第2補助熱交換部58は、蒸発器27を経た低
温冷媒を凝縮器25から出た高温液冷媒で加熱すること
により、特に運転後半において圧縮機24側への液戻り
現象が起きるのを抑制し、併せて熱利用効率を高めるよ
うに機能する。
【0015】上記の第2補助熱交換部58を構成する部
分と、膨張弁26との間における冷媒配管21aにはレ
シーバ59が介設されている。このレシーバ59は、例
えば冷媒を過充填したときや、内部のバランスが崩れて
液冷媒が過剰となった場合にそれを溜め、凝縮器25に
液冷媒が滞留するのを防止するように機能する。レシー
バ59と膨張弁26との間には冷媒電磁弁60が介設さ
れている。この冷媒電磁弁60は、運転停止時に膨張弁
26から高圧ガスが低圧側に漏れることを防いで高圧力
を維持するように機能する。
【0016】本第1実施形態は上記のような構造であっ
て、続いてその作動を図7のタイミングチャートを参照
しつつ説明する。洗浄運転は、食器洗浄機1の洗浄タン
ク6と貯湯タンク8とが満水の状態から行われる。初め
に洗浄すべき食器をラックに収めて洗浄室2内に収容す
る(ラック作業)。ラック作業が完了すると洗浄サイク
ルが開始され、洗浄タンク6内の洗浄水が洗浄ポンプ7
で汲み上げられて洗浄ノズル3から噴出されるといった
洗浄作業が数十秒間にわたって行われる。5秒程度の停
止時間(水切り時間)があったのち、引き続いてすすぎ
サイクルが開始され、貯湯タンク8内の温水がすすぎポ
ンプ11で汲み上げられてすすぎノズル4から噴出され
るといったすすぎ作業が7秒程度行われる。そののち5
秒程度の停止時間(同じく水切り時間)が設定され、そ
れにより1回の洗浄工程が完了する。
【0017】上記において、すすぎサイクルが開始され
ると、貯湯タンク8内に備えられたフロートスイッチが
オフとなることで給湯弁9が開弁されるとともに、圧縮
機24がオンしてヒートポンプ21が稼働し始める。同
時に冷媒電磁弁60も開弁される。また、排湯回収タン
ク30に設けられたソレノイド46が励磁されて常開式
の排水弁40が閉弁されるとともに、攪拌具36が回転
駆動される。すすぎサイクルの開始後に洗浄タンク6か
らオーバーフローしてくる排湯は、少し遅れて排湯回収
タンク30に流入し、実際に蒸発器27が吸熱を始める
のは数秒後となる。
【0018】さて排湯回収タンク30では、食器洗浄機
1の洗浄タンク6からオーバーフローした排湯が少しず
つ(数十秒をかけて)取り込まれる。排湯の取り込みの
最中からヒートポンプ21はフル運転して蒸発器27に
液冷媒を供給し、攪拌具36により排湯が攪拌されて熱
交換が促進されつつ吸熱を始める。実際に吸熱に掛ける
ことのできる時間は数十秒であるため、膨張弁26は比
較的大きな流量(冷凍能力)のものが使用され、立上り
からすぐに多くの冷媒が供給される。その吸熱の最中
に、まず洗浄タンク6からのオーバーフローが終わり、
排湯回収タンク30が満水となる。吸熱はさらに継続さ
れるが、蒸発器27に冷媒が十分に行き届くと、感温筒
26aで検知される温度が低下することで膨張弁26が
閉じ始める。しかしながら、膨張弁26の流量制御のタ
イミングがどうしても遅れるので少し液戻りぎみにな
る。そのため、第2補助熱交換部58で加熱されること
で液戻りの抑制が図られ、それと併せて熱利用効率の向
上が図られる。またこの吸熱動作の間、上記のように攪
拌具36が回転して排湯に渦流を生じさせているので、
排湯に混じった食品の残渣が排湯回収タンク30の内面
や蒸発器27の表面に付着しようとするのが、上記の渦
流に伴う遠心力を受けて剥ぎ取られ、残渣が付着するこ
とが未然に防止される。
【0019】この間、給水管10に送給されたすすぎ水
の原水は、第1補助熱交換部57で予熱されたのち、二
重管部28において冷媒と熱交換されて昇温され、温水
となって給湯弁9を介して食器洗浄機1の貯湯タンク8
に次第に供給される。貯湯タンク8に所定量温水が溜ま
ってフロートスイッチがオンすると、圧縮機24がオフ
となるとともに、冷媒電磁弁60が閉弁してヒートポン
プ21の運転が停止される。また排湯回収タンク30の
排水弁40が開弁されるとともに、攪拌具36が停止さ
れる。これにより、排湯回収タンク30内の排湯が排出
されるが、排湯は慣性力により渦流となって排出される
ので、排湯中に混じった食品の残渣も渦流とともにすべ
て排出され、残渣がタンク30の底面に沈澱したまま残
るといったことがない。また上記のフロートスイッチが
オンすることに伴って分流弁54が10〜15秒間開弁
され、二重管部28内に残った温水が散水ホース55側
に分流される。その温水は、排湯回収タンク30の散水
ノズル48から蒸発器27に向けて散水され、蒸発器2
7の表面が洗浄される。そののち、排湯回収タンク30
の排湯が完全に排出され、食器洗浄機1がすすぎ可能な
状態とされる。以上のようにして、洗浄作業と温水の生
成とが繰り返し行われる。
【0020】このように本実施形態によれば、ヒートポ
ンプ21の蒸発器27内を流通する冷媒と、排湯回収タ
ンク30内に貯留された排湯とが熱交換される場合、排
湯回収タンク30内の略中央部分に設けられた攪拌具3
6が回転されるから、排湯全体が攪拌されることで熱交
換が促進されることに加えて、排湯全体に渦流が生じ
て、排湯に混じった食品の残渣が排湯回収タンク30の
内面や蒸発器27の表面に付着しようとするのが、渦流
に伴う遠心力を受けて剥ぎ取られ、残渣が付着すること
が未然に防止される。また熱交換が終了したら、排湯回
収タンク30の底面に設けられた排水弁40が開いて排
湯が排出され、その際、排湯は慣性力により渦流となっ
て排出されるので、排湯中に混じった食品の残渣も渦流
とともにすべて排出され、残渣がタンク30の底面に沈
澱したまま残るといったことがない。すなわち、排湯に
混じった食品の残渣が蒸発器27に付着したり、排湯回
収タンク30内に沈澱することが防止されて、常に清浄
に保たれ、排熱を効率良く回収して、ひいては温水を良
好に生成することが可能となり、また異臭等を放つこと
のないクリーンな装置を実現することができる。
【0021】<第2実施形態>図8及び図9は本発明の
第2実施形態を示す。この第2実施形態では、排湯回収
タンク部分の構造に改良が加えられている。ここでは、
ヒートポンプ21の冷凍サイクルの構成部品であるパイ
プ状の蒸発器27が、排湯回収タンク30の内面から離
間した位置において螺旋状に巻回されて設けられてい
る。蓋板31の中心には円形の開口62が形成され、そ
の開口62を跨ぐようにして取り付けられたブラケット
63に、攪拌棒64を駆動する駆動モータ37が設置さ
れている。この攪拌棒64は、下端側が螺旋状をなす蒸
発器27の内外両側を挟むようにヘアピン状に形成され
ており、このヘアピン部65の内面に、蒸発器27の表
面を拭うブラシ66が設けられている。この攪拌棒64
の上端が蓋板31の開口62を通してその上面に突出
し、直角曲げされた接続部67が、上記の駆動モータ3
7の出力軸37aと接続されている。したがって、駆動
モータ37が駆動されると、攪拌棒64のヘアピン部6
5が図8の矢線に示すように、蒸発器27に沿って円運
動し、併せてブラシ66が蒸発器27の表面を拭うよう
になっている。また、排湯回収タンク30の底面の中心
には、第1実施形態と同様の常開式の排水弁40が設け
られている。その他の構造は第1実施形態と同様であっ
て、同一機能を有する構成部品については同一符号を付
すことで重複した説明は省略する。
【0022】この第2実施形態の作動は以下のようであ
る。排熱の回収作業は、排水弁40が閉じられることで
排湯回収タンク30内に排湯が貯められ、攪拌棒64が
回転駆動されることで行われる。この間、攪拌棒64が
回転されることで排湯全体が攪拌され、蒸発器27内の
冷媒との熱交換が促進される。また、排湯全体に渦流が
生じて、排湯に混じった食品の残渣が排湯回収タンク3
0の内面や蒸発器27の表面に付着しようとするのが、
渦流に伴う遠心力を受けて剥ぎ取られ、さらに蒸発器2
7の表面がブラシ66で順次に拭われることによって、
残渣が付着することが未然に防止される。熱交換が終了
したら、排湯回収タンク30の底面に設けられた排水弁
40が開いて排湯が排出され、その際、排湯は慣性力に
より渦流となって排出されるので、排湯中に混じった残
渣も渦流とともにすべて排出され、残渣がタンク30の
底面に沈澱したまま残るといったこともない。このよう
にこの第2実施形態でも、排湯に混じった食品の残渣が
蒸発器27に付着したり、排湯回収タンク30内に沈澱
することが防止されて、常に清浄に保たれ、特に蒸発器
27の表面がブラシで拭われることによって、蒸発器2
7への残渣の付着がより確実に防止される。
【0023】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)第1実施形態の変形例として、図5の鎖線に示す
ように、攪拌具36の上方に水跳ね防止板70を設けて
おくと、例えば排湯の量が少なくて液面が回転する攪拌
具36の位置にあったような場合に、水跳ね防止板70
により排湯が飛び散ることを防止できる。 (2)本発明は、食器洗浄機からの排湯を回収するタン
ク内に、すすぎ水の原水を給送する給送管を設け、原水
を給送管に給送する間に排湯と熱交換させて原水を予熱
するようにして用いる熱交換装置にも同様に適用するこ
とができる。 (3)また本発明は、食器洗浄機の排湯に限らず、風呂
の残り水、流し台の排湯等、要は汚物が混じっているよ
うな生活排湯を用いて熱交換する装置全般に広く適用す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の全体構造を示す概略
図である。
【図2】 温水生成装置の上面から見た断面図である。
【図3】 その正面から見た断面図である。
【図4】 排湯回収タンクの上面から見た断面図であ
る。
【図5】 その正面から見た断面図である。
【図6】 ヒートポンプの冷凍サイクル図である。
【図7】 洗浄運転時のタイミングチャートである。
【図8】 第2実施形態に係る排湯回収タンクの平面図
である。
【図9】 その正面から見た断面図である。
【図10】 従来例の断面図である。
【符号の説明】
1…食器洗浄機 21…ヒートポンプ 27…蒸発器
30…排湯回収タンク 36…攪拌具 37…駆動モータ 40…排水弁 64
…攪拌棒 66…ブラシ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F28G 9/00 F24H 1/00 631G

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生活排湯を回収するタンク内に流体の給
    送管を熱交換可能に設けた熱交換装置において、 前記タンク内に回転駆動される攪拌具を設けるととも
    に、前記タンクの底面に開閉可能な排出口を設け、熱交
    換中には排出口を閉じて攪拌具を駆動することによりタ
    ンク内に渦流を生じさせる構成としたことを特徴とする
    熱交換装置。
  2. 【請求項2】 前記給送管がタンクの内面に沿うように
    回曲して配管されていることを特徴とする請求項1記載
    の熱交換装置。
  3. 【請求項3】 熱交換終了時には攪拌具の駆動を停止し
    て排出口を開くようにしたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の熱交換装置。
  4. 【請求項4】 前記攪拌具には前記給送管の表面を拭う
    ブラシが備えられていることを特徴とする請求項1、請
    求項2または請求項3記載の熱交換装置。
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