JPH1099366A - 発熱袋 - Google Patents
発熱袋Info
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- JPH1099366A JPH1099366A JP27871096A JP27871096A JPH1099366A JP H1099366 A JPH1099366 A JP H1099366A JP 27871096 A JP27871096 A JP 27871096A JP 27871096 A JP27871096 A JP 27871096A JP H1099366 A JPH1099366 A JP H1099366A
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- bag
- packaging material
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- heat
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気中の酸素と接触して発熱する発熱組成物
が通気性の袋に収納された発熱袋であって、使用時に細
菌類の増殖を生じない発熱袋を開発する。 【解決手段】 発熱袋の包装材および/または包装材に
塗布された粘着材に抗菌性物質を含む物を用いる。
が通気性の袋に収納された発熱袋であって、使用時に細
菌類の増殖を生じない発熱袋を開発する。 【解決手段】 発熱袋の包装材および/または包装材に
塗布された粘着材に抗菌性物質を含む物を用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発熱袋に関し、さら
に詳細には空気中の酸素と接触して発熱する発熱組成物
が通気性を有する袋に収納してなる発熱袋に関する。
に詳細には空気中の酸素と接触して発熱する発熱組成物
が通気性を有する袋に収納してなる発熱袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から鉄粉などの被酸化性金属を主成
分とし、空気中の酸素と接触して発熱する発熱組成物を
通気性を有する袋に収納した発熱袋がかいろなどとして
広く利用されている。これらの発熱袋の一般的な構造と
しては、通気性の袋に空気中の酸素と接触して発熱する
発熱組成物が収納されており、さらに使用される迄の期
間中保存のために、非通気性の袋に密封されているもの
である。また、人体に装着を容易にするために、発熱袋
の片面に粘着剤塗布層を設け、使用の際には肌着の上か
ら、あるいは直接肌に貼って使用できるようにした貼る
タイプの発熱袋も用いられている。
分とし、空気中の酸素と接触して発熱する発熱組成物を
通気性を有する袋に収納した発熱袋がかいろなどとして
広く利用されている。これらの発熱袋の一般的な構造と
しては、通気性の袋に空気中の酸素と接触して発熱する
発熱組成物が収納されており、さらに使用される迄の期
間中保存のために、非通気性の袋に密封されているもの
である。また、人体に装着を容易にするために、発熱袋
の片面に粘着剤塗布層を設け、使用の際には肌着の上か
ら、あるいは直接肌に貼って使用できるようにした貼る
タイプの発熱袋も用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの発熱袋は使用
中において発熱温度が50〜65℃に達することもある
が、その場合でも装着部分の衣類の温度は35〜40℃
程度となっている場合が多い。また、発熱袋が、通気性
の悪い条件で使用された場合、あるいは外気温度が低
く、装着される場所が保温性の悪い条件の場合、および
発熱の終了時においては発熱袋の表面温度が35〜40
℃となることがある。発熱袋には水分が多量に含まれて
おり、発熱中は水蒸気圧が高くなっており、水分が通気
孔を通じて揮散することから、発熱袋の使用されている
周囲は、湿度の高い条件になっている。
中において発熱温度が50〜65℃に達することもある
が、その場合でも装着部分の衣類の温度は35〜40℃
程度となっている場合が多い。また、発熱袋が、通気性
の悪い条件で使用された場合、あるいは外気温度が低
く、装着される場所が保温性の悪い条件の場合、および
発熱の終了時においては発熱袋の表面温度が35〜40
℃となることがある。発熱袋には水分が多量に含まれて
おり、発熱中は水蒸気圧が高くなっており、水分が通気
孔を通じて揮散することから、発熱袋の使用されている
周囲は、湿度の高い条件になっている。
【0004】このように発熱袋の装着部位周辺は雑菌の
繁殖し易い条件となっているために、着用している衣類
の雑菌が増殖するほか、発熱袋を装着部位から出し入れ
したり、あるいは手で揉んだり、装着部位を変更したり
する際に、手を通じて雑菌が発熱袋および装着部位に付
着するほか、それらの雑菌が増殖し、不衛生となる不都
合があった。以上のことから、使用中に雑菌類の増殖を
生じることがない発熱袋の開発が望まれていた。
繁殖し易い条件となっているために、着用している衣類
の雑菌が増殖するほか、発熱袋を装着部位から出し入れ
したり、あるいは手で揉んだり、装着部位を変更したり
する際に、手を通じて雑菌が発熱袋および装着部位に付
着するほか、それらの雑菌が増殖し、不衛生となる不都
合があった。以上のことから、使用中に雑菌類の増殖を
生じることがない発熱袋の開発が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題を解決すべく鋭意検討した結果、発熱袋に抗菌性を
付与することによりこれらの問題点を解決し得ることを
見い出し、本発明に到達した。すなわち本発明は、空気
中の酸素によって発熱する発熱組成物が、通気性を有す
る袋に収納してなる発熱袋において、該発熱袋を構成す
る包装材および/または該包装材に塗布された粘着剤の
少なくともその一部に抗菌性物質が含有されてなること
を特徴とする発熱袋である。
課題を解決すべく鋭意検討した結果、発熱袋に抗菌性を
付与することによりこれらの問題点を解決し得ることを
見い出し、本発明に到達した。すなわち本発明は、空気
中の酸素によって発熱する発熱組成物が、通気性を有す
る袋に収納してなる発熱袋において、該発熱袋を構成す
る包装材および/または該包装材に塗布された粘着剤の
少なくともその一部に抗菌性物質が含有されてなること
を特徴とする発熱袋である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の発熱袋は、通気性を有す
る袋に空気中の酸素と接触することによって発熱する発
熱組成物が封入され、その包装材および/または粘着剤
に抗菌性物質が含有された発熱袋であり、人体を保温す
るための発熱袋に適用される。該発熱組成物を構成する
主成分としては、被酸化性金属粉、活性炭、無機電解
質、水、保水剤などである。このほか、所望によりさら
に水素発生抑制剤、固結防止剤などを混合することもで
きる。
る袋に空気中の酸素と接触することによって発熱する発
熱組成物が封入され、その包装材および/または粘着剤
に抗菌性物質が含有された発熱袋であり、人体を保温す
るための発熱袋に適用される。該発熱組成物を構成する
主成分としては、被酸化性金属粉、活性炭、無機電解
質、水、保水剤などである。このほか、所望によりさら
に水素発生抑制剤、固結防止剤などを混合することもで
きる。
【0007】被酸化性金属粉としては、鉄粉、アルミニ
ウム粉などであるが、通常は鉄粉が用いられ、還元鉄
粉、アトマイズド鉄粉、電解鉄粉などである。活性炭
は、反応助剤のほかに保水剤としても作用し、通常は椰
子殻炭、木粉炭、ピート炭などが用いられる。
ウム粉などであるが、通常は鉄粉が用いられ、還元鉄
粉、アトマイズド鉄粉、電解鉄粉などである。活性炭
は、反応助剤のほかに保水剤としても作用し、通常は椰
子殻炭、木粉炭、ピート炭などが用いられる。
【0008】無機電解質としては、アルカリ金属、アル
カリ土類金属、重金属の塩化物、およびアルカリ金属の
硫酸塩などが好ましく、例えば、塩化ナトリウム、塩化
カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化第
二鉄、硫酸ナトリウムなどが用いられる。
カリ土類金属、重金属の塩化物、およびアルカリ金属の
硫酸塩などが好ましく、例えば、塩化ナトリウム、塩化
カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化第
二鉄、硫酸ナトリウムなどが用いられる。
【0009】保水剤としては、保水性の高いものである
とともに、発熱袋の長期保存中に変質を生じないもので
あれば特に限定されず、例えば真珠岩粉末、バーミキュ
ライト、木粉、高分子吸水剤などが用いられる。
とともに、発熱袋の長期保存中に変質を生じないもので
あれば特に限定されず、例えば真珠岩粉末、バーミキュ
ライト、木粉、高分子吸水剤などが用いられる。
【0010】発熱組成物の組成割合は、目的とする発熱
性能などによって異なり、一概には特定できないが、例
えば被酸化性金属粉100重量部に対し、活性炭2.0
〜35重量部、無機電解質0.5〜8.5重量部、水2
0〜50重量部であり、保水剤0.1〜20重量部であ
る。このほか、所望により、水素発生抑制剤、固結防止
剤等を加えることもできる。
性能などによって異なり、一概には特定できないが、例
えば被酸化性金属粉100重量部に対し、活性炭2.0
〜35重量部、無機電解質0.5〜8.5重量部、水2
0〜50重量部であり、保水剤0.1〜20重量部であ
る。このほか、所望により、水素発生抑制剤、固結防止
剤等を加えることもできる。
【0011】通気性を有する袋としては、発熱組成物を
袋の内部に保持するとともに、使用中に破袋を生じるこ
とがなく、発熱性能を得るために必要な通気性を有する
ものである。袋の包装材構成としては、袋の片面を通気
性包装材とし、片面を非通気性包装材とすることができ
るが、袋の両面に通気性包装材を用いることもできる。
袋の内部に保持するとともに、使用中に破袋を生じるこ
とがなく、発熱性能を得るために必要な通気性を有する
ものである。袋の包装材構成としては、袋の片面を通気
性包装材とし、片面を非通気性包装材とすることができ
るが、袋の両面に通気性包装材を用いることもできる。
【0012】通気性包装材としては、例えば微細な貫通
孔を有する多孔性フイルム単独、不織布にポリエチレン
フイルムなどがラミネートされた非通気性包装材に微細
な孔をあけて通気性を持たせたもの、多孔質フィルムに
不織布を貼り合わせたもの、あるいは繊維が積層され熱
圧着されて通気性を制御された不織布などが用いられ
る。
孔を有する多孔性フイルム単独、不織布にポリエチレン
フイルムなどがラミネートされた非通気性包装材に微細
な孔をあけて通気性を持たせたもの、多孔質フィルムに
不織布を貼り合わせたもの、あるいは繊維が積層され熱
圧着されて通気性を制御された不織布などが用いられ
る。
【0013】ここで、多孔質フィルムとはメタノールバ
ブリング法による最大孔径が0.001〜20μm程度
の微細な貫通孔を有するフィルムであり、例えば、合成
樹脂フィルムを二軸延伸することによって貫通孔を設け
たもの、あるいは溶融したポリエチレン、ポリプロピレ
ンなどに炭酸カルシウムなどの無機系微細粉末を分散さ
せた後、フィルム状に押出し、得られたフィルムをさら
に延伸させて、貫通孔を設けたものなどである。これら
多孔質フィルムの市販品としては、例えば(株)トクヤ
マ製のポーラムおよびNFシート、積水化学(株)製の
セルポア、日東電工(株)製のブレスロン、デュポン
(株)製のタイベックなどがある。
ブリング法による最大孔径が0.001〜20μm程度
の微細な貫通孔を有するフィルムであり、例えば、合成
樹脂フィルムを二軸延伸することによって貫通孔を設け
たもの、あるいは溶融したポリエチレン、ポリプロピレ
ンなどに炭酸カルシウムなどの無機系微細粉末を分散さ
せた後、フィルム状に押出し、得られたフィルムをさら
に延伸させて、貫通孔を設けたものなどである。これら
多孔質フィルムの市販品としては、例えば(株)トクヤ
マ製のポーラムおよびNFシート、積水化学(株)製の
セルポア、日東電工(株)製のブレスロン、デュポン
(株)製のタイベックなどがある。
【0014】非通気性包装材としては、ポリエチレン、
ポリプロピレンなどの非通気性フィルム、あるいはポリ
エチレンフィルムなどに不織布を貼りあわせたものなど
である。
ポリプロピレンなどの非通気性フィルム、あるいはポリ
エチレンフィルムなどに不織布を貼りあわせたものなど
である。
【0015】本発明における発熱組成物を収納する袋
は、通常はこれらの通気性包装材を二枚、あるいは通気
性包装材と非通気性包装材とを熱融着性を有する面が互
いに内側となるようにして重ねあわせ、周辺を加熱融着
して袋状に成形するとともに、発熱組成物を充填して発
熱袋とされる。発熱袋の大きさは、使用目的および発熱
袋の装着部位によって異なり、一概には特定できない
が、通常は名刺と同等程度の大きさから、郵便はがき、
あるいは郵便はがきの4倍程度の大きさまでのものが用
いられる。また発熱袋の形状としては、矩形状に限られ
ず、円形状、楕円形状、動物あるいは植物をかたどった
形状のものとすることもできる。
は、通常はこれらの通気性包装材を二枚、あるいは通気
性包装材と非通気性包装材とを熱融着性を有する面が互
いに内側となるようにして重ねあわせ、周辺を加熱融着
して袋状に成形するとともに、発熱組成物を充填して発
熱袋とされる。発熱袋の大きさは、使用目的および発熱
袋の装着部位によって異なり、一概には特定できない
が、通常は名刺と同等程度の大きさから、郵便はがき、
あるいは郵便はがきの4倍程度の大きさまでのものが用
いられる。また発熱袋の形状としては、矩形状に限られ
ず、円形状、楕円形状、動物あるいは植物をかたどった
形状のものとすることもできる。
【0016】さらに、発熱袋の使用時における装着性を
よくするために、発熱袋の片面に粘着剤を塗布し、衣類
あるいは肌に貼りつけられるようにすることもできる。
この場合の粘着剤の塗布は、通常は非通気性包装材面に
塗布されるが、通気性包装材面に塗布することもでき
る。通気性包装材面に塗布する場合は通気性を損なうこ
とのないような方法で塗布することが好ましい。包装材
への粘着剤の塗布は、塗布側面の全面でもよく、またそ
の一部でもよい。
よくするために、発熱袋の片面に粘着剤を塗布し、衣類
あるいは肌に貼りつけられるようにすることもできる。
この場合の粘着剤の塗布は、通常は非通気性包装材面に
塗布されるが、通気性包装材面に塗布することもでき
る。通気性包装材面に塗布する場合は通気性を損なうこ
とのないような方法で塗布することが好ましい。包装材
への粘着剤の塗布は、塗布側面の全面でもよく、またそ
の一部でもよい。
【0017】発熱袋に塗布される粘着剤は、発熱袋を衣
類あるいは肌に粘着固定することができ、被粘着面への
転着を生じることがなく、かつ発熱袋として使用される
までの長期保存中に変質することがなく、人体に悪影響
を及ぼさないものであればいかなるものでも用いること
ができ、例えばアクリル酸系ポリマーなどが用いられ
る。
類あるいは肌に粘着固定することができ、被粘着面への
転着を生じることがなく、かつ発熱袋として使用される
までの長期保存中に変質することがなく、人体に悪影響
を及ぼさないものであればいかなるものでも用いること
ができ、例えばアクリル酸系ポリマーなどが用いられ
る。
【0018】本発明は、発熱袋の形状として上記偏平状
物のほか、一枚の通気性包装材で発熱組成物を略球形状
に収納しクリップなどで結束したいわゆる巾着型発熱
袋、および四面体状の通気性袋に発熱組成物を収納した
いわゆるテトラパック型発熱袋、六面体状の通気性袋で
構成されたサイコロ型発熱袋など、いづれの形状におい
ても同様に適用することができる。
物のほか、一枚の通気性包装材で発熱組成物を略球形状
に収納しクリップなどで結束したいわゆる巾着型発熱
袋、および四面体状の通気性袋に発熱組成物を収納した
いわゆるテトラパック型発熱袋、六面体状の通気性袋で
構成されたサイコロ型発熱袋など、いづれの形状におい
ても同様に適用することができる。
【0019】本発明において、抗菌性物質とは雑菌の繁
殖を抑制および/又は殺菌し、その効果が継続的に持続
するものをいう。本発明で用いられる抗菌性物質として
は、人体の生理機能に影響を及ぼさず安全性が高いこ
と,発熱袋が廃棄された場合においても有害物質を生じ
ないものが用いられる。
殖を抑制および/又は殺菌し、その効果が継続的に持続
するものをいう。本発明で用いられる抗菌性物質として
は、人体の生理機能に影響を及ぼさず安全性が高いこ
と,発熱袋が廃棄された場合においても有害物質を生じ
ないものが用いられる。
【0020】抗菌性物質の種類としては無機系、第四ア
ンモニウム系、グアニジン系、フェノール系および天然
物系など各種のものを用いることができる。例えば、無
機系のものとしては銀や亜鉛などを無機担体に担持させ
た銀ゼオライト、亜鉛ゼオライト、銀リン酸ジルコニウ
ム、亜鉛・マグネシウム・リン酸カルシウム、銀アパタ
イトなどがある。 第四級アンモニウム塩系のものとし
ては、オクタデシル・ジメチル(3ートリメトキシシリ
ルプロピル)アンモニウムクロライド、ベンザルコニウ
ムクロライド、ポリオキシエチレントリメチルアンモニ
ウムクロライド、セチルジメチルベンジルアンモニウム
クロライドなどがある。
ンモニウム系、グアニジン系、フェノール系および天然
物系など各種のものを用いることができる。例えば、無
機系のものとしては銀や亜鉛などを無機担体に担持させ
た銀ゼオライト、亜鉛ゼオライト、銀リン酸ジルコニウ
ム、亜鉛・マグネシウム・リン酸カルシウム、銀アパタ
イトなどがある。 第四級アンモニウム塩系のものとし
ては、オクタデシル・ジメチル(3ートリメトキシシリ
ルプロピル)アンモニウムクロライド、ベンザルコニウ
ムクロライド、ポリオキシエチレントリメチルアンモニ
ウムクロライド、セチルジメチルベンジルアンモニウム
クロライドなどがある。
【0021】また、グアニジン系のものとしては、ポリ
ヘキサメチレンビグアニードハイドロクロライド、1,
1ーヘキサメチレンビス(5,4ークロロフェニル)ビ
グアニードなどがある。フェノール系としては、アルキ
レンビスフェノールナトリウム塩、アルキルジメチルア
ンモニウム塩、パラクロールメタキシレノールなどが用
いられる。脂肪酸エステル系では、グリセリン脂肪酸エ
ステル、プロピレングリコールモノ脂肪酸エステル、ウ
ンデシレン酸などである。
ヘキサメチレンビグアニードハイドロクロライド、1,
1ーヘキサメチレンビス(5,4ークロロフェニル)ビ
グアニードなどがある。フェノール系としては、アルキ
レンビスフェノールナトリウム塩、アルキルジメチルア
ンモニウム塩、パラクロールメタキシレノールなどが用
いられる。脂肪酸エステル系では、グリセリン脂肪酸エ
ステル、プロピレングリコールモノ脂肪酸エステル、ウ
ンデシレン酸などである。
【0022】銅化合物系では、フェノール系銅キレート
樹脂、硫化銅含有再生セルロースなどがある。天然物系
としては、キトサン、タンニン、ヒノキチオール、ワサ
ビオイル、竹エキス抽出物、キチンの塩酸塩、種子抽出
物の複合酢酸塩などがある。その他のものとして、アミ
ノグルコシツド、Pートルエンスルフォン酸メチルなど
がある。このほか無機金属塩を繊維に配位させたものと
して、例えば硫酸亜鉛配位アクリルポリマーなどを用い
ることもできる。さらに、再生繊維の製造工程で脱銅を
制御し、繊維中に銅化合物が微分散させた繊維を用いる
こともできる。
樹脂、硫化銅含有再生セルロースなどがある。天然物系
としては、キトサン、タンニン、ヒノキチオール、ワサ
ビオイル、竹エキス抽出物、キチンの塩酸塩、種子抽出
物の複合酢酸塩などがある。その他のものとして、アミ
ノグルコシツド、Pートルエンスルフォン酸メチルなど
がある。このほか無機金属塩を繊維に配位させたものと
して、例えば硫酸亜鉛配位アクリルポリマーなどを用い
ることもできる。さらに、再生繊維の製造工程で脱銅を
制御し、繊維中に銅化合物が微分散させた繊維を用いる
こともできる。
【0023】本発明において、これらの抗菌性物質はそ
の使用方法に応じて単独または各種組み合わせて使用す
ることができる。抗菌性物質は、発熱袋を構成する包装
材および該包装材に塗布された粘着剤の両方に付与して
もよく、包装材または該包装材に塗布された粘着剤のど
ちらか一方でもよい。また、包装材あるいは粘着剤の一
部に含有させてもよい。
の使用方法に応じて単独または各種組み合わせて使用す
ることができる。抗菌性物質は、発熱袋を構成する包装
材および該包装材に塗布された粘着剤の両方に付与して
もよく、包装材または該包装材に塗布された粘着剤のど
ちらか一方でもよい。また、包装材あるいは粘着剤の一
部に含有させてもよい。
【0024】抗菌性物質を発熱袋に含有させる方法とし
ては特に制限はないが、例えば、あらかじめ発熱袋を構
成する不織布の製造段階で抗菌性物質を練り込む方法
や、不織布に抗菌性物質を塗布または散布、あるいは含
浸させるなどの後加工によって付着させる方法、不織布
素材に無機塩が配位されたものを用いる方法、発熱袋に
塗工される粘着剤に抗菌性物質を添加する方法などがあ
る。
ては特に制限はないが、例えば、あらかじめ発熱袋を構
成する不織布の製造段階で抗菌性物質を練り込む方法
や、不織布に抗菌性物質を塗布または散布、あるいは含
浸させるなどの後加工によって付着させる方法、不織布
素材に無機塩が配位されたものを用いる方法、発熱袋に
塗工される粘着剤に抗菌性物質を添加する方法などがあ
る。
【0025】発熱袋の包装材および粘着剤に対する抗菌
性物質の使用量は、抗菌性物質の種類および使用方法な
どによって異なり一概には特定できないが、通常は単位
表面積当たり抗菌性物質の純分として0.0001〜1
0g/m2 程度である。ここで抗菌性物質の純分とは、
抗菌性を有する物質そのものをいい、例えば亜鉛ゼオラ
イトにあっては亜鉛、ウンデシレン酸にあってはウンデ
シレン酸、繊維中に銅化合物が微分散されたものにあっ
ては銅化合物をいう。
性物質の使用量は、抗菌性物質の種類および使用方法な
どによって異なり一概には特定できないが、通常は単位
表面積当たり抗菌性物質の純分として0.0001〜1
0g/m2 程度である。ここで抗菌性物質の純分とは、
抗菌性を有する物質そのものをいい、例えば亜鉛ゼオラ
イトにあっては亜鉛、ウンデシレン酸にあってはウンデ
シレン酸、繊維中に銅化合物が微分散されたものにあっ
ては銅化合物をいう。
【0026】また、抗菌性を付与した不織布が市販され
ていることから、それらの市販品を利用してもよく、例
えばナイロン不織布に抗菌性を付与した旭化成工業
(株)製の抗菌性不織布エルタス−AG、ポリエステル
とポリプロピレンの積層不織布に抗菌性を付与させたユ
ニセル(株)製のフレッシィ II 抗菌タイプ、レーヨン
不織布に抗菌性を付与させた富士紡績(株)製のキトポ
リィなどが挙げられる。
ていることから、それらの市販品を利用してもよく、例
えばナイロン不織布に抗菌性を付与した旭化成工業
(株)製の抗菌性不織布エルタス−AG、ポリエステル
とポリプロピレンの積層不織布に抗菌性を付与させたユ
ニセル(株)製のフレッシィ II 抗菌タイプ、レーヨン
不織布に抗菌性を付与させた富士紡績(株)製のキトポ
リィなどが挙げられる。
【0027】本発明、すなわち発熱袋の包装材または包
装材に塗布された粘着剤に抗菌性物質を添加することに
よって、発熱袋の発熱特性に悪影響を与えることなし
に、発熱袋の使用中は、発熱袋および発熱袋の装着部位
周辺において雑菌の繁殖を抑制および/又は殺菌するこ
とができる。また、本発明は種々の大きさの発熱袋、各
種の形状の発熱袋、粘着剤塗布層の有無など広い範囲の
発熱袋に容易にも適用することができる。
装材に塗布された粘着剤に抗菌性物質を添加することに
よって、発熱袋の発熱特性に悪影響を与えることなし
に、発熱袋の使用中は、発熱袋および発熱袋の装着部位
周辺において雑菌の繁殖を抑制および/又は殺菌するこ
とができる。また、本発明は種々の大きさの発熱袋、各
種の形状の発熱袋、粘着剤塗布層の有無など広い範囲の
発熱袋に容易にも適用することができる。
【0028】本発明の発熱袋はさらに非通気性の袋に密
封されて、使用される迄の間保存される。本発明の発熱
袋の例として、図1に平面図を、また図2にはA−A断
面図を示す。以下、本発明を実施例により具体的に説明
するが、これにより本発明が限定されるものではない。
封されて、使用される迄の間保存される。本発明の発熱
袋の例として、図1に平面図を、また図2にはA−A断
面図を示す。以下、本発明を実施例により具体的に説明
するが、これにより本発明が限定されるものではない。
【0029】
実施例1 無機系抗菌性物質を繊維に含有した坪量50g/m2 の
ナイロンスパンボンド不織布(旭化成工業(株)製、抗
菌性不織布エルタス−AG)と、厚さ105μm、透湿
度が280g/m2 ・24hのポリエチレン製多孔質フ
イルム((株)トクヤマ製、ポーラム100)を貼り合
わせ、抗菌性通気性包装材とした。
ナイロンスパンボンド不織布(旭化成工業(株)製、抗
菌性不織布エルタス−AG)と、厚さ105μm、透湿
度が280g/m2 ・24hのポリエチレン製多孔質フ
イルム((株)トクヤマ製、ポーラム100)を貼り合
わせ、抗菌性通気性包装材とした。
【0030】また、無機系抗菌性物質を繊維に含有した
坪量50g/m2 のナイロンスパンボンド不織布(旭化
成工業(株)製、抗菌性不織布エルタス−AG)と厚さ
50μmのポリエチレンフィルムを貼りあわせ、さらに
銀ゼオライトを1重量%含むアクリル酸系粘着剤を不織
布に25.8g/m2 の割合で塗布し、粘着剤塗布面に
シリコン処理した剥離紙を貼りあわせ、抗菌性非通気性
包装材とした。
坪量50g/m2 のナイロンスパンボンド不織布(旭化
成工業(株)製、抗菌性不織布エルタス−AG)と厚さ
50μmのポリエチレンフィルムを貼りあわせ、さらに
銀ゼオライトを1重量%含むアクリル酸系粘着剤を不織
布に25.8g/m2 の割合で塗布し、粘着剤塗布面に
シリコン処理した剥離紙を貼りあわせ、抗菌性非通気性
包装材とした。
【0031】次に、該抗菌通気性包装材と粘着剤付き抗
菌非通気性包装材をポリエチレンフィルム面が内側とな
るように重ね合わせ、長さ135mm×100mmの長
方形に切断し、周辺を加熱融着させて袋状に成形した。
なお、一袋当たりの粘着剤塗工パターンとしては長さ1
35mm×幅35mmの粘着剤塗工部が長さ135mm
×幅40mmの粘着剤未塗工部を中心に挟んで両側に位
置するように塗工した。
菌非通気性包装材をポリエチレンフィルム面が内側とな
るように重ね合わせ、長さ135mm×100mmの長
方形に切断し、周辺を加熱融着させて袋状に成形した。
なお、一袋当たりの粘着剤塗工パターンとしては長さ1
35mm×幅35mmの粘着剤塗工部が長さ135mm
×幅40mmの粘着剤未塗工部を中心に挟んで両側に位
置するように塗工した。
【0032】この袋の中に、鉄粉47.5重量%、活性
炭6.3重量%、塩化ナトリウム4.6重量%、水3
2.2重量%、バームキュライト粉末8.7重量%、お
よび高分子保水剤0.7重量%からなる発熱組成物を3
6.5gを充填し、通気性包装材側と非通気性包装材側
の両方が抗菌処理された発熱袋を作製した。このものを
さらに非通気性の外袋に密封保存した。
炭6.3重量%、塩化ナトリウム4.6重量%、水3
2.2重量%、バームキュライト粉末8.7重量%、お
よび高分子保水剤0.7重量%からなる発熱組成物を3
6.5gを充填し、通気性包装材側と非通気性包装材側
の両方が抗菌処理された発熱袋を作製した。このものを
さらに非通気性の外袋に密封保存した。
【0033】
【発明の効果】本発明により、発熱袋の使用中におい
て、発熱袋および発熱袋の装着されている周囲の衣類表
面における雑菌の繁殖を抑制および殺菌することができ
るようになった。
て、発熱袋および発熱袋の装着されている周囲の衣類表
面における雑菌の繁殖を抑制および殺菌することができ
るようになった。
【0034】
【図1】発熱袋の平面図である。
【図2】発熱袋のA−A断面図である。
1 発熱袋 2 通気性包装材 3 非通気性包装材 4 粘着剤 5 剥離紙 6 発熱組成物
Claims (1)
- 【請求項1】 空気中の酸素と接触して発熱する発熱組
成物が、通気性を有する袋に収納してなる発熱袋におい
て、発熱袋を構成する包装材および/または該包装材に
塗布された粘着剤の少なくともその一部に抗菌性物質が
含有されてなることを特徴とする発熱袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27871096A JPH1099366A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 発熱袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27871096A JPH1099366A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 発熱袋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1099366A true JPH1099366A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17601119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27871096A Pending JPH1099366A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 発熱袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1099366A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11354A (ja) * | 1997-04-16 | 1999-01-06 | Kiribai Kagaku Kk | 発熱体 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP27871096A patent/JPH1099366A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11354A (ja) * | 1997-04-16 | 1999-01-06 | Kiribai Kagaku Kk | 発熱体 |
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