JPH109967A - 基準電圧回路およびそれを用いた温度検知回路 - Google Patents
基準電圧回路およびそれを用いた温度検知回路Info
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- JPH109967A JPH109967A JP16192396A JP16192396A JPH109967A JP H109967 A JPH109967 A JP H109967A JP 16192396 A JP16192396 A JP 16192396A JP 16192396 A JP16192396 A JP 16192396A JP H109967 A JPH109967 A JP H109967A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】製造バラツキによって生じるリークパスのリー
ク電流のバラツキによる基準電圧出力の変動を抑制した
基準電圧回路を提供する。 【解決手段】演算増幅器61と、複数の抵抗62〜64
と、一つの半導体基板上に形成されたダイオード接続さ
れた複数のトランジスタ65〜70と、を備えた基準電
圧回路82において、上記基準電圧回路の出力電圧端と
接地端の間に接続された2個の抵抗77と78の直列回
路における接地端側の抵抗78の両端に、上記トランジ
スタを形成することによって寄生的に生じるリークパス
と同じ構造のリークパス79を接続した構造を有する基
準電圧回路。上記の構成により、製造バラツキに起因し
た不純物濃度のバラツキによってリークパスのリーク電
流にバラツキが生じてもダミーリークパスがこの影響を
打ち消し、リーク電流のバラツキによる基準電圧出力の
変動を低減できる。
ク電流のバラツキによる基準電圧出力の変動を抑制した
基準電圧回路を提供する。 【解決手段】演算増幅器61と、複数の抵抗62〜64
と、一つの半導体基板上に形成されたダイオード接続さ
れた複数のトランジスタ65〜70と、を備えた基準電
圧回路82において、上記基準電圧回路の出力電圧端と
接地端の間に接続された2個の抵抗77と78の直列回
路における接地端側の抵抗78の両端に、上記トランジ
スタを形成することによって寄生的に生じるリークパス
と同じ構造のリークパス79を接続した構造を有する基
準電圧回路。上記の構成により、製造バラツキに起因し
た不純物濃度のバラツキによってリークパスのリーク電
流にバラツキが生じてもダミーリークパスがこの影響を
打ち消し、リーク電流のバラツキによる基準電圧出力の
変動を低減できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板上に形
成される基準電圧回路およびそれを用いた温度検知回路
に関し、特に温度依存性の少ない回路の構成技術に関す
る。
成される基準電圧回路およびそれを用いた温度検知回路
に関し、特に温度依存性の少ない回路の構成技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】基準電圧回路を備え、その温度特性が重
要となる応用例として温度検知回路が挙げられる。以
下、温度検知回路を例に説明を行う。半導体基板上に形
成される従来の基準電圧回路を用いた温度検知回路とし
ては、図6に示すようなものがある。また、図7は図6
の回路各部の電圧の温度依存性を示す図である。以下、
図6と図7に基づいて従来例の回路構成および動作につ
いて説明する。この回路はバンドギャップレファレンス
(以下BGRとする)基準電圧回路を用いた温度検知回
路である。
要となる応用例として温度検知回路が挙げられる。以
下、温度検知回路を例に説明を行う。半導体基板上に形
成される従来の基準電圧回路を用いた温度検知回路とし
ては、図6に示すようなものがある。また、図7は図6
の回路各部の電圧の温度依存性を示す図である。以下、
図6と図7に基づいて従来例の回路構成および動作につ
いて説明する。この回路はバンドギャップレファレンス
(以下BGRとする)基準電圧回路を用いた温度検知回
路である。
【0003】まず回路構成を説明する。基準電圧回路2
1は、オペアンプ(演算増幅器)1と、抵抗2〜4と、
ダイオード接続されたエミッタ面積A1のNPNトラン
ジスタ(以下、トランジスタはTrと記す)5〜7と、
エミッタ面積A2のTr8〜10と、上記Trを構成する
ことによって寄生的に生ずるリークパス11〜16とか
ら成るBGR回路と、そのBGR出力(基準電圧出力)
を抵抗分割する抵抗17、18とによって構成される。
そして19は基準電圧出力端子、20は温度センス出力
端子である。なお、上記各Trは同一半導体基板に形成
され、かつ各抵抗は全て同じプロセスで製造されている
ものとする。上記の基準電圧回路21とコンパレータ
(比較器)22によって温度検知回路が構成されてい
る。
1は、オペアンプ(演算増幅器)1と、抵抗2〜4と、
ダイオード接続されたエミッタ面積A1のNPNトラン
ジスタ(以下、トランジスタはTrと記す)5〜7と、
エミッタ面積A2のTr8〜10と、上記Trを構成する
ことによって寄生的に生ずるリークパス11〜16とか
ら成るBGR回路と、そのBGR出力(基準電圧出力)
を抵抗分割する抵抗17、18とによって構成される。
そして19は基準電圧出力端子、20は温度センス出力
端子である。なお、上記各Trは同一半導体基板に形成
され、かつ各抵抗は全て同じプロセスで製造されている
ものとする。上記の基準電圧回路21とコンパレータ
(比較器)22によって温度検知回路が構成されてい
る。
【0004】次に、図7を用いて動作を説明する。ここ
では取敢えずリークパス11〜16の影響は無いものと
して説明する。図7において、縦軸は回路各部の電圧と
し、横軸はこの回路を内蔵している半導体基板の温度と
する。また、VbgrはBGR出力(≒3.6[V])であ
り、半導体基板温度に対しての依存性はない。aVbgr
はBGR出力を抵抗分圧した基準電圧出力〔分圧係数a
=R5/(R4+R5)〕であり、Vbgrと同様に半導体基
板温度に対しての依存性はない。Vfbは温度センス出力
であり、ダイオード接続されたTr8〜10のベースエ
ミッタ間電圧3つ分に相当し、通常は−6[mV/℃]
程度の温度依存性を持つ。よって抵抗17、18の値を
適当に選ぶことにより、或る温度でaVbgrとVfbが交
差する点を作り出すことができる。この点を検知温度T
xとし、これをコンパレータ22で検知すれば半導体基
板の温度がTxに達したことを検知することができる。
すなわち、Vfb>aVbgrの状態からVfb<aVbgrに変
化したときコンパレータ22の出力はLowレベルから
Hiレベルに変化する。
では取敢えずリークパス11〜16の影響は無いものと
して説明する。図7において、縦軸は回路各部の電圧と
し、横軸はこの回路を内蔵している半導体基板の温度と
する。また、VbgrはBGR出力(≒3.6[V])であ
り、半導体基板温度に対しての依存性はない。aVbgr
はBGR出力を抵抗分圧した基準電圧出力〔分圧係数a
=R5/(R4+R5)〕であり、Vbgrと同様に半導体基
板温度に対しての依存性はない。Vfbは温度センス出力
であり、ダイオード接続されたTr8〜10のベースエ
ミッタ間電圧3つ分に相当し、通常は−6[mV/℃]
程度の温度依存性を持つ。よって抵抗17、18の値を
適当に選ぶことにより、或る温度でaVbgrとVfbが交
差する点を作り出すことができる。この点を検知温度T
xとし、これをコンパレータ22で検知すれば半導体基
板の温度がTxに達したことを検知することができる。
すなわち、Vfb>aVbgrの状態からVfb<aVbgrに変
化したときコンパレータ22の出力はLowレベルから
Hiレベルに変化する。
【0005】回路各部の電圧を数式で示すと以下のよう
になる。なお、以下の説明すべてにおいてオペアンプ1
とコンパレータ22は理想状態(すなわち入力バイアス
電流および入力オフセット電圧はゼロの状態)で動作し
ているものとする。
になる。なお、以下の説明すべてにおいてオペアンプ1
とコンパレータ22は理想状態(すなわち入力バイアス
電流および入力オフセット電圧はゼロの状態)で動作し
ているものとする。
【0006】(1)BGR出力電圧Vbgr ダイオード接続されたTrをシリーズに3段接続した点
の電位Vfa、Vfbは、下記(数1)式、(数2)式に示
すように表わされる。
の電位Vfa、Vfbは、下記(数1)式、(数2)式に示
すように表わされる。
【0007】
【数1】
【0008】 ただし、k:ボルツマン定数 q:素電荷 T:温度 A1:Tr5〜6のエミッタ面積 Iso:逆飽和電流密度 A2:Tr8〜11のエミッタ面積 また、オペアンプ1のイマジナリーショートにより、抵
抗4(R3)の両端にかかる電圧ΔVfは、下記(数3)
式に示すようになる。 ΔVf=Vfa−Vfb …(数3) 上記(数3)式に、上記(数1)式と(数2)式を代入
すると下記(数4)式が得られる。
抗4(R3)の両端にかかる電圧ΔVfは、下記(数3)
式に示すようになる。 ΔVf=Vfa−Vfb …(数3) 上記(数3)式に、上記(数1)式と(数2)式を代入
すると下記(数4)式が得られる。
【0009】
【数4】
【0010】また、回路に流れる電流はオペアンプのイ
マジナリーショートにより、下記(数5)式、(数6)
式に示すようになる。 I1・R1=I2・R2 …(数5) I1=I2(R2/R1) …(数6) また、I2とΔVfには下記(数7)式に示すごとき関係
がある。 I2=ΔVf/R3 …(数7) BGR回路の出力電圧は、下記(数8)式で示される。 Vbgr=Vfa+I1・R1 …(数8) 上記(数8)式に前記(数1)式、(数4)式、(数
6)式、(数7)式を代入すると、下記(数9)式が得
られる。この(数9)式がBGR出力電圧Vbgrを示す
式である。
マジナリーショートにより、下記(数5)式、(数6)
式に示すようになる。 I1・R1=I2・R2 …(数5) I1=I2(R2/R1) …(数6) また、I2とΔVfには下記(数7)式に示すごとき関係
がある。 I2=ΔVf/R3 …(数7) BGR回路の出力電圧は、下記(数8)式で示される。 Vbgr=Vfa+I1・R1 …(数8) 上記(数8)式に前記(数1)式、(数4)式、(数
6)式、(数7)式を代入すると、下記(数9)式が得
られる。この(数9)式がBGR出力電圧Vbgrを示す
式である。
【0011】
【数9】
【0012】(2)基準電圧出力aVbgr 分圧係数aは、前記のごとくa=R5/(R4+R5)であ
るから、このaをVbgrに乗算することによって下記
(数10)式に示すように基準電圧出力aVbgrが得ら
れる。
るから、このaをVbgrに乗算することによって下記
(数10)式に示すように基準電圧出力aVbgrが得ら
れる。
【0013】
【数10】
【0014】(3)温度センス出力Vfb 温度センス出力Vfbは前記(数2)式で示した通りであ
る。
る。
【0015】次に、前述した回路を実際に半導体基板上
に構成した場合、構造的にできてしまう寄生デバイス
(リークパス)の影響について考慮しなければならな
い。以下、リークパスの影響について説明する。まず、
リークパス11〜16の構造について説明する。図8は
基準電圧回路で用いられているTrのデバイス構造の一
例を示す図である。図8において、Trは第1のP+拡散
領域30、31、32と第1のN+拡散領域33、34
とP−well領域35と第2のN+拡散領域36とN−wel
l領域37とN−埋め込み領域38とP−epi領域39と
P−sub領域40から構成され、第1のN+拡散領域33
がエミッタ領域、P−well領域35がベース領域、N−
well領域37がコレクタ領域に相当する。なお、P−su
b領域40とP−epi領域39はGND(接地)に接続さ
れている。このTrのベースとコレクタを接続すること
によってダイオードとして用いる。
に構成した場合、構造的にできてしまう寄生デバイス
(リークパス)の影響について考慮しなければならな
い。以下、リークパスの影響について説明する。まず、
リークパス11〜16の構造について説明する。図8は
基準電圧回路で用いられているTrのデバイス構造の一
例を示す図である。図8において、Trは第1のP+拡散
領域30、31、32と第1のN+拡散領域33、34
とP−well領域35と第2のN+拡散領域36とN−wel
l領域37とN−埋め込み領域38とP−epi領域39と
P−sub領域40から構成され、第1のN+拡散領域33
がエミッタ領域、P−well領域35がベース領域、N−
well領域37がコレクタ領域に相当する。なお、P−su
b領域40とP−epi領域39はGND(接地)に接続さ
れている。このTrのベースとコレクタを接続すること
によってダイオードとして用いる。
【0016】上記のデバイス構造の場合、コレクタ領域
とGNDである基板領域との間は、逆バイアスすること
によって接合分離されている。この部分がリークパスで
あり、リーク電流が存在する。半導体基板の温度が高く
なってくるとその値は増大し、回路電流I1、I2(図6
参照)の規模によっては無視できないものとなってく
る。上記のように図6の回路構成ではリークパス11〜
16が生ずる。
とGNDである基板領域との間は、逆バイアスすること
によって接合分離されている。この部分がリークパスで
あり、リーク電流が存在する。半導体基板の温度が高く
なってくるとその値は増大し、回路電流I1、I2(図6
参照)の規模によっては無視できないものとなってく
る。上記のように図6の回路構成ではリークパス11〜
16が生ずる。
【0017】なお、図9は、従来例においてTrおよび
リークパスを形成しているN−well領域群の配置の
一例を示す平面図である。図9において、51〜53は
Tr8〜10に対応し、54〜56はTr5〜7に対応
する。また、49は基準電圧回路の形成領域、50は温
度検知回路の形成領域である。
リークパスを形成しているN−well領域群の配置の
一例を示す平面図である。図9において、51〜53は
Tr8〜10に対応し、54〜56はTr5〜7に対応
する。また、49は基準電圧回路の形成領域、50は温
度検知回路の形成領域である。
【0018】次に、リークパス11〜16の影響を考慮
した場合の基準電圧回路の動作について説明する。説明
を進めるに当たり、まずリークパスを考慮した場合の各
部の電圧式を示す。
した場合の基準電圧回路の動作について説明する。説明
を進めるに当たり、まずリークパスを考慮した場合の各
部の電圧式を示す。
【0019】(1)BGR出力電圧Vbgr(リークパス
の影響がある場合) まず、ダイオード接続されたTrをシリーズに3段接続
した点の電位Vfa、Vfbは、下記(数11)式で示すよ
うになる。
の影響がある場合) まず、ダイオード接続されたTrをシリーズに3段接続
した点の電位Vfa、Vfbは、下記(数11)式で示すよ
うになる。
【0020】
【数11】
【0021】ここで、リークパス間の電圧は、検知温度
領域(例えば150〜200℃)において、リークパス
13でほぼ0.4[V]、リークパス11でほぼ1.2
[V]になり、リーク電流値としてはほぼ同じである。
よって、(数11)式でIx11=Ix12=Ix13=Ixaと
すれば、下記(数12)式に示すようになる。
領域(例えば150〜200℃)において、リークパス
13でほぼ0.4[V]、リークパス11でほぼ1.2
[V]になり、リーク電流値としてはほぼ同じである。
よって、(数11)式でIx11=Ix12=Ix13=Ixaと
すれば、下記(数12)式に示すようになる。
【0022】
【数12】
【0023】また、Tr形成領域のN−well群のリーク
電流密度をIxとし、Tr5〜7のN−well面積をAT1と
すれば、Ixa=IxAT1となる。したがってVfaは、下
記(数13)式で示すようになる。
電流密度をIxとし、Tr5〜7のN−well面積をAT1と
すれば、Ixa=IxAT1となる。したがってVfaは、下
記(数13)式で示すようになる。
【0024】
【数13】
【0025】なお、(数13)式において、下線部分が
リークパスの影響分を示す項であり、以下の式において
も同様に示す。
リークパスの影響分を示す項であり、以下の式において
も同様に示す。
【0026】一方、Vfbについて、Tr8〜10のN−w
ell面積をAT2とし、Ix21=Ix22=Ix23=IxAT2と
して、上記と同様に求めれば、下記(数14)式に示す
ようになる。
ell面積をAT2とし、Ix21=Ix22=Ix23=IxAT2と
して、上記と同様に求めれば、下記(数14)式に示す
ようになる。
【0027】
【数14】
【0028】オペアンプのイマジナリーショートによ
り、抵抗4(R3)の両端にかかる電圧ΔVfは、前記
(数3)式で示される。そして(数3)式に上記(数1
3)式、(数14)式を代入すると下記(数15)式が
得られる。
り、抵抗4(R3)の両端にかかる電圧ΔVfは、前記
(数3)式で示される。そして(数3)式に上記(数1
3)式、(数14)式を代入すると下記(数15)式が
得られる。
【0029】
【数15】
【0030】上記のごとき(数6)式、(数7)式、
(数8)式、(数15)式より、リークパスの影響を考
慮したVbgrは下記(数16)式のように表される。
(数8)式、(数15)式より、リークパスの影響を考
慮したVbgrは下記(数16)式のように表される。
【0031】
【数16】
【0032】(2)基準電圧回路出力aVbgr(リーク
パスの影響がある場合) 基準電圧回路出力aVbgrは、前記(数10)式と同じ
であるが、数式中のVbgrの内容が上記(数16)式に
なっている。
パスの影響がある場合) 基準電圧回路出力aVbgrは、前記(数10)式と同じ
であるが、数式中のVbgrの内容が上記(数16)式に
なっている。
【0033】(3)温度センス出力Vfb(リークパスの
影響がある場合) 温度センス出力Vfbは、前記(数14)式と同じであ
る。
影響がある場合) 温度センス出力Vfbは、前記(数14)式と同じであ
る。
【0034】ここで、リークパスなしの式とリークパス
ありの式とを比較すると、リークパスありの式のリーク
パス影響分の項を無視すると、リークパスなしの式と全
く同じ式となる。また、ダイオード接続されたTrのエ
ミッタ面積パラメータA1とA2の関係は、BGR回路で
はI1=I2とすれば、必ずA1<A2となる。これはBG
R回路を動作させるためには(数3)式のΔVfは正の
値しか有り得ない(図6参照)ためである。したがっ
て、通常チップ面積を最小とするためTr形成領域のN
−well面積パラメータAT1とAT2の関係は、AT1<AT2
となる。ここでAT2とAT1の比をmとすれば、m=AT2
/AT1である。
ありの式とを比較すると、リークパスありの式のリーク
パス影響分の項を無視すると、リークパスなしの式と全
く同じ式となる。また、ダイオード接続されたTrのエ
ミッタ面積パラメータA1とA2の関係は、BGR回路で
はI1=I2とすれば、必ずA1<A2となる。これはBG
R回路を動作させるためには(数3)式のΔVfは正の
値しか有り得ない(図6参照)ためである。したがっ
て、通常チップ面積を最小とするためTr形成領域のN
−well面積パラメータAT1とAT2の関係は、AT1<AT2
となる。ここでAT2とAT1の比をmとすれば、m=AT2
/AT1である。
【0035】次に、前記の各数式に基づいて、リーク電
流があった場合には、無い場合と比べて各部の電位がど
うなるかを以下の条件にて概算した結果を示す。 計算条件 T=175[℃] I1=I2=15[μA] Ix=160[μA/mm2] AT1=0.0025[mm2] AT2=0.0075[mm2] R2/R3=10 R4/R5=2/1 計算結果 Vbgrは135[mV]上がる aVbgrは45[mV]上がる Vfbは21[mV]下がる 上記の計算結果より、リーク電流が増えると基準電圧回
路の温度センス出力Vfbは下がり、Vbgrならびに基準
電圧回路の基準電圧出力aVbgrは上がることがわか
る。
流があった場合には、無い場合と比べて各部の電位がど
うなるかを以下の条件にて概算した結果を示す。 計算条件 T=175[℃] I1=I2=15[μA] Ix=160[μA/mm2] AT1=0.0025[mm2] AT2=0.0075[mm2] R2/R3=10 R4/R5=2/1 計算結果 Vbgrは135[mV]上がる aVbgrは45[mV]上がる Vfbは21[mV]下がる 上記の計算結果より、リーク電流が増えると基準電圧回
路の温度センス出力Vfbは下がり、Vbgrならびに基準
電圧回路の基準電圧出力aVbgrは上がることがわか
る。
【0036】上記の結果に基づいて温度検知回路として
の影響を図10で説明する。図10は回路各部の電圧の
温度依存性を示した図であり、縦軸は電圧、横軸はこの
回路を内蔵している半導体基板の温度である。温度が低
い範囲ではリーク電流は極めて小さく影響はほとんどみ
られないが、検知温度が設定されている温度範囲ではリ
ーク電流の影響が出てくる。図10に上記の計算結果を
あてはめると、リーク電流の増大は温度検知回路として
見た場合、検知温度の降下につながることがわかる。
の影響を図10で説明する。図10は回路各部の電圧の
温度依存性を示した図であり、縦軸は電圧、横軸はこの
回路を内蔵している半導体基板の温度である。温度が低
い範囲ではリーク電流は極めて小さく影響はほとんどみ
られないが、検知温度が設定されている温度範囲ではリ
ーク電流の影響が出てくる。図10に上記の計算結果を
あてはめると、リーク電流の増大は温度検知回路として
見た場合、検知温度の降下につながることがわかる。
【0037】なお、このリーク電流は製造バラツキによ
ってバラツキを生ずる。この製造バラツキとはリークパ
スを形成している領域の不純物濃度のバラツキである。
従って基準電圧回路の基準電圧出力にはリーク電流のバ
ラツキに起因したバラツキが発生する。同様に温度検知
回路として見た場合、或るリーク電流を想定して検知温
度を設定しても製造バラツキによって実際の検知温度に
はバラツキが発生することになる。
ってバラツキを生ずる。この製造バラツキとはリークパ
スを形成している領域の不純物濃度のバラツキである。
従って基準電圧回路の基準電圧出力にはリーク電流のバ
ラツキに起因したバラツキが発生する。同様に温度検知
回路として見た場合、或るリーク電流を想定して検知温
度を設定しても製造バラツキによって実際の検知温度に
はバラツキが発生することになる。
【0038】ここで検知温度がバラツキを持つと何故問
題かを以下に説明する。仮にこの検知温度バラツキの上
限がパッケージおよびボンディングワイヤーの限界温度
よりも高い場合には、温度検知回路の検出結果によって
半導体回路の温度が上昇したという出力を出す前にパッ
ケージやボンディングワイヤーに信頼性上の障害が発生
し、ICの機能が失われる可能性がある。また温度検知
回路を内蔵したICでは温度検知回路の出力を用いて、
本体回路の動作を停止もしくは制限することが一般的に
行われる。そのため、仮に検知温度バラツキの下限が本
体回路の動作温度範囲内であったとすると、正常動作す
べき温度にもかかわらず本体回路の動作が停止もしくは
制限されるといった事態が発生する。したがって温度検
知回路の検知温度は、パッケージやボンディングワイヤ
ーの限界温度より低く、かつ本体回路の動作温度範囲よ
り高くなければならない。すなわち検知温度のバラツキ
は極力押さえる必要があることが判る。
題かを以下に説明する。仮にこの検知温度バラツキの上
限がパッケージおよびボンディングワイヤーの限界温度
よりも高い場合には、温度検知回路の検出結果によって
半導体回路の温度が上昇したという出力を出す前にパッ
ケージやボンディングワイヤーに信頼性上の障害が発生
し、ICの機能が失われる可能性がある。また温度検知
回路を内蔵したICでは温度検知回路の出力を用いて、
本体回路の動作を停止もしくは制限することが一般的に
行われる。そのため、仮に検知温度バラツキの下限が本
体回路の動作温度範囲内であったとすると、正常動作す
べき温度にもかかわらず本体回路の動作が停止もしくは
制限されるといった事態が発生する。したがって温度検
知回路の検知温度は、パッケージやボンディングワイヤ
ーの限界温度より低く、かつ本体回路の動作温度範囲よ
り高くなければならない。すなわち検知温度のバラツキ
は極力押さえる必要があることが判る。
【0039】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の基準
電圧回路にあっては、製造バラツキによって生じるリー
クパスのリーク電流のバラツキにより基準電圧出力が変
動し、温度検知回路に用いた場合は検知温度がバラツキ
を持つという問題点があった。
電圧回路にあっては、製造バラツキによって生じるリー
クパスのリーク電流のバラツキにより基準電圧出力が変
動し、温度検知回路に用いた場合は検知温度がバラツキ
を持つという問題点があった。
【0040】本発明は、上記のごとき問題を解決するた
めになされたものであり、本発明の第1の目的は製造バ
ラツキによって生じるリークパスのリーク電流のバラツ
キによる基準電圧出力の変動を抑制した基準電圧回路を
提供することであり、第2の目的は上記と同じ理由によ
る検知温度のバラツキを抑制した温度検知回路を提供す
ることである。
めになされたものであり、本発明の第1の目的は製造バ
ラツキによって生じるリークパスのリーク電流のバラツ
キによる基準電圧出力の変動を抑制した基準電圧回路を
提供することであり、第2の目的は上記と同じ理由によ
る検知温度のバラツキを抑制した温度検知回路を提供す
ることである。
【0041】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、特許請求の範囲に記載するよう
に構成している。すなわち、請求項1においては、バン
ドギャップレファレンス型の基準電圧回路において、基
準電源電圧を抵抗分圧して基準電圧として出力する回路
であって、上記基準電圧回路の出力電圧端と接地端の間
に接続された2個の抵抗の直列回路における接地端側の
抵抗の両端に、基準電圧回路のトランジスタを形成する
ことによって寄生的に生じるリークパスと同じ構造のリ
ークパスを接続した構造を設けたものである。上記のよ
うに本発明においては、BGR出力を抵抗分圧した点に
BGR回路内のリークパスと同じ構造を有するダミーリ
ークパスを接続することにより、リークパスのリーク電
流に製造バラツキによって生じるバラツキがあっても、
ダミーリークパスがこの影響を打ち消すようにしたもの
である。
め、本発明においては、特許請求の範囲に記載するよう
に構成している。すなわち、請求項1においては、バン
ドギャップレファレンス型の基準電圧回路において、基
準電源電圧を抵抗分圧して基準電圧として出力する回路
であって、上記基準電圧回路の出力電圧端と接地端の間
に接続された2個の抵抗の直列回路における接地端側の
抵抗の両端に、基準電圧回路のトランジスタを形成する
ことによって寄生的に生じるリークパスと同じ構造のリ
ークパスを接続した構造を設けたものである。上記のよ
うに本発明においては、BGR出力を抵抗分圧した点に
BGR回路内のリークパスと同じ構造を有するダミーリ
ークパスを接続することにより、リークパスのリーク電
流に製造バラツキによって生じるバラツキがあっても、
ダミーリークパスがこの影響を打ち消すようにしたもの
である。
【0042】また、請求項2は、請求項1の具体的な構
成例を示すものであり、請求項2に記載のようにダミー
リークパスはリークパスと半導体基板上で近接した位置
に配置する。
成例を示すものであり、請求項2に記載のようにダミー
リークパスはリークパスと半導体基板上で近接した位置
に配置する。
【0043】また、請求項3は、請求項1、請求項2の
基準電圧回路を用いた温度検知回路の構成を示すもので
ある。上記請求項1〜請求項3の構成は、例えば後記図
1〜図5に示す第1の実施の形態に相当する。
基準電圧回路を用いた温度検知回路の構成を示すもので
ある。上記請求項1〜請求項3の構成は、例えば後記図
1〜図5に示す第1の実施の形態に相当する。
【0044】また、請求項4は、ヒステリシス回路を備
えた温度検知回路の構成を示すものであり、ヒステリシ
ス回路を構成する2個のMOSトランジスタとして同一
導電型を用い、それらのゲートの間に反転回路を挿入し
た構成を有するものである。上記請求項4の構成は、例
えば後記図12〜図14に示す第2の実施の形態に相当
する。
えた温度検知回路の構成を示すものであり、ヒステリシ
ス回路を構成する2個のMOSトランジスタとして同一
導電型を用い、それらのゲートの間に反転回路を挿入し
た構成を有するものである。上記請求項4の構成は、例
えば後記図12〜図14に示す第2の実施の形態に相当
する。
【0045】
【発明の効果】請求項1〜請求項3の発明においては、
基準電圧回路内のBGR出力を抵抗分圧した点にBGR
回路内のリークパスと同じ構造を持ち、かつリークパス
の近傍に配置したダミーリークパスを接続した構成とす
ることにより、製造バラツキに起因した不純物濃度のバ
ラツキによってリークパスのリーク電流にバラツキが生
じてもダミーリークパスがこの影響を打ち消し、リーク
電流のバラツキによる基準電圧出力の変動を低減すると
いう効果が得られる。そのため、その基準電圧回路を用
いた温度検知回路においては検知温度の変動を低減する
という効果が得られる。
基準電圧回路内のBGR出力を抵抗分圧した点にBGR
回路内のリークパスと同じ構造を持ち、かつリークパス
の近傍に配置したダミーリークパスを接続した構成とす
ることにより、製造バラツキに起因した不純物濃度のバ
ラツキによってリークパスのリーク電流にバラツキが生
じてもダミーリークパスがこの影響を打ち消し、リーク
電流のバラツキによる基準電圧出力の変動を低減すると
いう効果が得られる。そのため、その基準電圧回路を用
いた温度検知回路においては検知温度の変動を低減する
という効果が得られる。
【0046】また、請求項4の発明においては、ヒステ
リシス回路を構成する2個のMOSトランジスタとし
て、同一導電型で、しかもそのリークパス構造がBGR
回路内のリークパス構造と同じものを用いるように構成
したことにより、ヒステリシス回路を備えた温度検知回
路においても前記請求項1〜請求項3と同様の構成で製
造ばらつきによる検知温度の変動を有効に低減すること
が出来る、という効果が得られる。
リシス回路を構成する2個のMOSトランジスタとし
て、同一導電型で、しかもそのリークパス構造がBGR
回路内のリークパス構造と同じものを用いるように構成
したことにより、ヒステリシス回路を備えた温度検知回
路においても前記請求項1〜請求項3と同様の構成で製
造ばらつきによる検知温度の変動を有効に低減すること
が出来る、という効果が得られる。
【0047】
(第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態を示す回路図である。まず回路構成を説明する。前記
図6に示した従来例に比べて、構成上の違いは基準電圧
回路内にダミーリークパス79を設けた点である。基準
電圧回路82は、オペアンプ61と、抵抗62〜64
と、ダイオード接続されたエミッタ面積A1のTr65〜
67と、エミッタ面積A2(m=A2/A1)のTr68〜
70と、Trを構成することによって生ずるリークパス
71〜76とから成るBGR回路と、そのBGR出力V
bgr(基準電圧出力)を抵抗分割する抵抗77、78と
ダミーリークパス79によって構成され、基準電圧出力
端子80と温度センス出力端子81を持つ。なお、Tr
65〜70は全て同一半導体基板に形成され、かつ抵抗
は全て同じプロセスで作製されているものとする。
態を示す回路図である。まず回路構成を説明する。前記
図6に示した従来例に比べて、構成上の違いは基準電圧
回路内にダミーリークパス79を設けた点である。基準
電圧回路82は、オペアンプ61と、抵抗62〜64
と、ダイオード接続されたエミッタ面積A1のTr65〜
67と、エミッタ面積A2(m=A2/A1)のTr68〜
70と、Trを構成することによって生ずるリークパス
71〜76とから成るBGR回路と、そのBGR出力V
bgr(基準電圧出力)を抵抗分割する抵抗77、78と
ダミーリークパス79によって構成され、基準電圧出力
端子80と温度センス出力端子81を持つ。なお、Tr
65〜70は全て同一半導体基板に形成され、かつ抵抗
は全て同じプロセスで作製されているものとする。
【0048】上記の基準電圧回路82とコンパレータ8
3とによって温度検知回路が構成される。コンパレータ
83の出力は、半導体基板の温度が予め設定した検知温
度に達すると、すなわち、Vfb>aVbgrの状態からVf
b<aVbgrになるとLowレベルからHiレベルに変化
する。なお、コンパレータ83の+入力端子と−入力端
子を入れ替えても差し支えない。そのように接続した場
合には、コンパレータ83の出力は検知温度に達すると
HiレベルからLowレベルへ変化する。
3とによって温度検知回路が構成される。コンパレータ
83の出力は、半導体基板の温度が予め設定した検知温
度に達すると、すなわち、Vfb>aVbgrの状態からVf
b<aVbgrになるとLowレベルからHiレベルに変化
する。なお、コンパレータ83の+入力端子と−入力端
子を入れ替えても差し支えない。そのように接続した場
合には、コンパレータ83の出力は検知温度に達すると
HiレベルからLowレベルへ変化する。
【0049】次に、図2は、N−well領域(リークパス
領域)の配置の一例を示す平面図である。各TrのN−w
ell領域91〜96は図2に示すように接近した位置に
配置されており、ダミーリークパスであるN−well領域
97はその近傍に配置されている。なお、破線で示す位
置でもよい。なお、91〜93はTr68〜70に相当
し、94〜96はTr65〜67に相当する。また、8
9は基準電圧回路の形成領域、90は温度検知回路の形
成領域である。
領域)の配置の一例を示す平面図である。各TrのN−w
ell領域91〜96は図2に示すように接近した位置に
配置されており、ダミーリークパスであるN−well領域
97はその近傍に配置されている。なお、破線で示す位
置でもよい。なお、91〜93はTr68〜70に相当
し、94〜96はTr65〜67に相当する。また、8
9は基準電圧回路の形成領域、90は温度検知回路の形
成領域である。
【0050】また、図3に示すような配置をとってもよ
い。図3においてはN−well領域100〜103がTr
68〜70に相当し、104〜106がTr65〜67
に相当する。また107がダミーリークパスとなるN−
well領域を示す。また、99は基準電圧回路の形成領
域、100は温度検知回路の形成領域である。
い。図3においてはN−well領域100〜103がTr
68〜70に相当し、104〜106がTr65〜67
に相当する。また107がダミーリークパスとなるN−
well領域を示す。また、99は基準電圧回路の形成領
域、100は温度検知回路の形成領域である。
【0051】また、図4は、ダミーリークパスのデバイ
ス構造を示す断面図である。構造的には前記図8に示し
たTrの構成からベース領域とエミッタ領域を除いた形
である。図4において、200(30)、201(3
2)は第1のP+拡散領域、202(34)は第1のN+
拡散領域、203(36)は第2のN+拡散領域、20
4(37)はN−well領域、205(38)はN−埋め
込み領域、206(39)はP−epi領域、207(4
0)はP−sub領域である。なお、上記括弧内の数字は
前記図8の相当する部分の符号を示す。
ス構造を示す断面図である。構造的には前記図8に示し
たTrの構成からベース領域とエミッタ領域を除いた形
である。図4において、200(30)、201(3
2)は第1のP+拡散領域、202(34)は第1のN+
拡散領域、203(36)は第2のN+拡散領域、20
4(37)はN−well領域、205(38)はN−埋め
込み領域、206(39)はP−epi領域、207(4
0)はP−sub領域である。なお、上記括弧内の数字は
前記図8の相当する部分の符号を示す。
【0052】次に作用を説明する。まず、リークパスの
リーク電流とダミーリークパスのリーク電流との関係に
ついて説明する。リークパスのリーク電流のバラツキは
半導体基板上のリークパス構成領域の不純物濃度のバラ
ツキによって生ずることは前述した。図11は半導体ウ
ェハ上の不純物濃度の分布の一例を示す図である。図1
1に示すように、不純物濃度の分布はウエハ表面上では
2次元的にゆるやかに分布しており、ウェハ内の分布に
対してリークパスであるN−well領域群とその近傍に配
置されたダミーリークパスのN−well領域の不純物濃度
はほぼ同じといえる。従ってリーク電流の絶対値自体は
半導体ウェハ面内でバラツキを持ったとしてもリークパ
スであるN−well領域のリーク電流値とその近傍に配置
されたダミーリークパスのN−well領域のリーク電流値
の相対関係はウェハ内のどこでも同じとなる。
リーク電流とダミーリークパスのリーク電流との関係に
ついて説明する。リークパスのリーク電流のバラツキは
半導体基板上のリークパス構成領域の不純物濃度のバラ
ツキによって生ずることは前述した。図11は半導体ウ
ェハ上の不純物濃度の分布の一例を示す図である。図1
1に示すように、不純物濃度の分布はウエハ表面上では
2次元的にゆるやかに分布しており、ウェハ内の分布に
対してリークパスであるN−well領域群とその近傍に配
置されたダミーリークパスのN−well領域の不純物濃度
はほぼ同じといえる。従ってリーク電流の絶対値自体は
半導体ウェハ面内でバラツキを持ったとしてもリークパ
スであるN−well領域のリーク電流値とその近傍に配置
されたダミーリークパスのN−well領域のリーク電流値
の相対関係はウェハ内のどこでも同じとなる。
【0053】次に、本実施の形態における動作を説明す
る。図5は本実施の形態における各部の電圧の温度依存
性を表わした特性図である。前記図10に示した従来例
の特性と同様にマイナスの温度特性を持つVfbはリーク
が増えると電位は下がる。ここでaVbgrのノードに注
目してみる。前記従来例で説明したように、このノード
はリークが増えると電位が上がる方向に動く。一方ダミ
ーリークパスは前記リークパスのリーク電流と相対関係
をもったリーク電流が流れ、aVbgrのノードの電位を
下げるように作用する。このダミーリークの影響度を適
切に設定すれば、リーク電流の絶対値が変動しても基準
電圧出力の変動を低減できる。したがって温度検知回路
としてみれば、検知温度の変動はダミーリークパスの無
い従来例に比べ低減できることになる。
る。図5は本実施の形態における各部の電圧の温度依存
性を表わした特性図である。前記図10に示した従来例
の特性と同様にマイナスの温度特性を持つVfbはリーク
が増えると電位は下がる。ここでaVbgrのノードに注
目してみる。前記従来例で説明したように、このノード
はリークが増えると電位が上がる方向に動く。一方ダミ
ーリークパスは前記リークパスのリーク電流と相対関係
をもったリーク電流が流れ、aVbgrのノードの電位を
下げるように作用する。このダミーリークの影響度を適
切に設定すれば、リーク電流の絶対値が変動しても基準
電圧出力の変動を低減できる。したがって温度検知回路
としてみれば、検知温度の変動はダミーリークパスの無
い従来例に比べ低減できることになる。
【0054】更に、本実施の形態における効果を数式と
シミュレーション結果に基づいて説明する。まず各部の
電圧の式を以下に示す。 (1)BGR出力電圧Vbgr 前記従来例と同じ(数16)式で示される。 (2)温度センス出力Vfb 前記従来例と同じ(数14)式で示される。 (3)基準電圧出力aVbgr Tr形成領域のN−well群のリーク電流密度をIxとし、
ダミーリークパスN−well面積をAdとすると、基準電
圧出力aVbgrは下記(数17)式で示される。
シミュレーション結果に基づいて説明する。まず各部の
電圧の式を以下に示す。 (1)BGR出力電圧Vbgr 前記従来例と同じ(数16)式で示される。 (2)温度センス出力Vfb 前記従来例と同じ(数14)式で示される。 (3)基準電圧出力aVbgr Tr形成領域のN−well群のリーク電流密度をIxとし、
ダミーリークパスN−well面積をAdとすると、基準電
圧出力aVbgrは下記(数17)式で示される。
【0055】
【数17】
【0056】上記の数式から、本実施の形態と従来例と
の違いはaVbgrである。従来例(数10)式と上記
(数17)式とを比較してみると、従来例ではリークが
増えると単にaVbgrは上昇するが、本実施の形態では
リーク補正分があり、従来例に比べてリークの影響を低
減できることは明らかである。よってリークパスとダミ
ーリークパスの面積を表わすAT1およびAT2とAdとの
比、およびBGR出力を抵抗分圧するR4とR5の値を適
切な値とすれば、従来例に比べてリークによる基準電圧
出力の変動を低減できる。したがって、温度検知回路と
して見れば検知温度Txの変動を低減することが可能で
ある。
の違いはaVbgrである。従来例(数10)式と上記
(数17)式とを比較してみると、従来例ではリークが
増えると単にaVbgrは上昇するが、本実施の形態では
リーク補正分があり、従来例に比べてリークの影響を低
減できることは明らかである。よってリークパスとダミ
ーリークパスの面積を表わすAT1およびAT2とAdとの
比、およびBGR出力を抵抗分圧するR4とR5の値を適
切な値とすれば、従来例に比べてリークによる基準電圧
出力の変動を低減できる。したがって、温度検知回路と
して見れば検知温度Txの変動を低減することが可能で
ある。
【0057】次に、シミュレーション結果の一例を下記
(表1)に示す。なお、表1の結果は、検知温度とし
て、リーク電流が回路電流I1、I2に対して無視できな
い程度に大きくなる領域(150[℃]以上)であっ
て、かつ一般的な半導体パッケージの限界温度を考慮し
て175[℃]に設定し、またリーク電流密度が倍半分
ばらつく(中心値の50%〜200%の範囲でばらつ
く)として計算した。
(表1)に示す。なお、表1の結果は、検知温度とし
て、リーク電流が回路電流I1、I2に対して無視できな
い程度に大きくなる領域(150[℃]以上)であっ
て、かつ一般的な半導体パッケージの限界温度を考慮し
て175[℃]に設定し、またリーク電流密度が倍半分
ばらつく(中心値の50%〜200%の範囲でばらつ
く)として計算した。
【0058】
【表1】
【0059】ただし、シミュレーション条件は下記の通
りである。 T=175[℃] R1=152.5[kΩ]、R2=152.5[kΩ]、R
3=17.5[kΩ]、R4=550[kΩ]、R5=19
0[kΩ] Ix=160[μA/mm2]、AT1=0.0025[m
m2]、AT2=0.0075[mm2]、Ad=0.002
5[mm2] なお、Ixのばらつき範囲は、Ix=160[μA/mm
2]をセンター値とし、倍半分すなわち80〜320
[μA/mm2]の範囲でばらつくものとした。
りである。 T=175[℃] R1=152.5[kΩ]、R2=152.5[kΩ]、R
3=17.5[kΩ]、R4=550[kΩ]、R5=19
0[kΩ] Ix=160[μA/mm2]、AT1=0.0025[m
m2]、AT2=0.0075[mm2]、Ad=0.002
5[mm2] なお、Ixのばらつき範囲は、Ix=160[μA/mm
2]をセンター値とし、倍半分すなわち80〜320
[μA/mm2]の範囲でばらつくものとした。
【0060】上記シミュレーション結果から判るよう
に、本実施の形態では従来例に比べて検知温度バラツキ
が大幅に低減している。なお、本実施の形態ではダイオ
ード接続されたTrの段数を3段として説明してきた
が、他の段数でもパラメータの設定を最適にすれば同様
な効果が得られるのは言うまでもない。
に、本実施の形態では従来例に比べて検知温度バラツキ
が大幅に低減している。なお、本実施の形態ではダイオ
ード接続されたTrの段数を3段として説明してきた
が、他の段数でもパラメータの設定を最適にすれば同様
な効果が得られるのは言うまでもない。
【0061】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態について説明する。この実施の形態は、温度検知回
路において検知温度付近での温度検知出力を安定にする
ためにヒステリシス回路を付加した例に本発明を適用し
たものである。図15は、従来の温度検知回路にヒステ
リシス回路をつけた温度検知回路の回路図であり、図1
6は図15の回路の温度依存性を示す特性図である。以
下、図15と図16に基づいて従来例の回路構成および
動作について説明する。
形態について説明する。この実施の形態は、温度検知回
路において検知温度付近での温度検知出力を安定にする
ためにヒステリシス回路を付加した例に本発明を適用し
たものである。図15は、従来の温度検知回路にヒステ
リシス回路をつけた温度検知回路の回路図であり、図1
6は図15の回路の温度依存性を示す特性図である。以
下、図15と図16に基づいて従来例の回路構成および
動作について説明する。
【0062】まず回路構成を説明する。BGR回路は、
オペアンプ1と、抵抗2〜4(R1〜R3)と、ダイオー
ド接続されたエミッタ面積AT1のTr5〜7と、エミッ
タ面積AT2のTr8〜10と、Trを構成することによっ
て生ずるリークパス11〜16から成る。温度検知回路
は、このBGR回路と、抵抗301(R41)、302
(R42)、18(R5)と、P型MOS−Tr303とN
型MOS−Tr304と、コンパレータ22と、上記M
OS−Trを構成することによって生ずるリークパス3
05〜307から構成される。
オペアンプ1と、抵抗2〜4(R1〜R3)と、ダイオー
ド接続されたエミッタ面積AT1のTr5〜7と、エミッ
タ面積AT2のTr8〜10と、Trを構成することによっ
て生ずるリークパス11〜16から成る。温度検知回路
は、このBGR回路と、抵抗301(R41)、302
(R42)、18(R5)と、P型MOS−Tr303とN
型MOS−Tr304と、コンパレータ22と、上記M
OS−Trを構成することによって生ずるリークパス3
05〜307から構成される。
【0063】次に、図16を用いて動作を説明する。こ
こでは取敢えずリークパス11〜16、305〜307
の影響は無しとして説明する。図16において、縦軸は
電圧とし、横軸はこの回路を内蔵している半導体基板の
温度とする。回路の出力であるBGR出力Vbgrは、或
る一定の電圧(例えば約3.6[V])を出力し、半導
体基板温度に対しての依存性はない。なお、以下の説明
は、全てオペアンプ1とコンパレータ22は理想状態
(すなわち入力バイアス電流および入力オフセット電圧
はゼロの状態)で動作しているものとする。
こでは取敢えずリークパス11〜16、305〜307
の影響は無しとして説明する。図16において、縦軸は
電圧とし、横軸はこの回路を内蔵している半導体基板の
温度とする。回路の出力であるBGR出力Vbgrは、或
る一定の電圧(例えば約3.6[V])を出力し、半導
体基板温度に対しての依存性はない。なお、以下の説明
は、全てオペアンプ1とコンパレータ22は理想状態
(すなわち入力バイアス電流および入力オフセット電圧
はゼロの状態)で動作しているものとする。
【0064】半導体基板温度が低い場合(検知温度Tx
に達する前)は、温度検知出力であるコンパレータ22
の出力にはHiが出力され、P型MOS−Tr303は
オフ、N型MOS−Tr304はオンとなり、コンパレ
ータ22の−端子には図15中のaVbgr1の電位が入
力される。半導体基板の温度が上昇し、aVbgr1の電
位とダイオード3段分のVfであるVfbが交差したとこ
ろでコンパレータの出力はHiからLowへ変化し、あ
らかじめ設定された検知温度Txに達したことがわか
る。このときコンパレータ22の出力をうけてP型MO
S−Tr303はオン、N型MOS−Tr304はオフと
なり、コンパレータ22の−端子には図15中のaVbg
r2の電位が入力される。従って半導体基板の温度が下
降した際にコンパレータ22の出力が変化する点は復帰
温度Tyの点になり、温度検知出力にヒステリシス特性
がついたことになる。
に達する前)は、温度検知出力であるコンパレータ22
の出力にはHiが出力され、P型MOS−Tr303は
オフ、N型MOS−Tr304はオンとなり、コンパレ
ータ22の−端子には図15中のaVbgr1の電位が入
力される。半導体基板の温度が上昇し、aVbgr1の電
位とダイオード3段分のVfであるVfbが交差したとこ
ろでコンパレータの出力はHiからLowへ変化し、あ
らかじめ設定された検知温度Txに達したことがわか
る。このときコンパレータ22の出力をうけてP型MO
S−Tr303はオン、N型MOS−Tr304はオフと
なり、コンパレータ22の−端子には図15中のaVbg
r2の電位が入力される。従って半導体基板の温度が下
降した際にコンパレータ22の出力が変化する点は復帰
温度Tyの点になり、温度検知出力にヒステリシス特性
がついたことになる。
【0065】本回路を実際に半導体基板上に構成した場
合、前記第1の実施の形態で述べたように構造的にでき
てしまう寄生デバイス(リークパス)の影響について考
慮しなければならない。以下、本回路におけるリークパ
スについて説明する。BGR回路内にできるリークパス
11〜16の構造は前記第1の実施の形態と同じであ
る。一方、ヒステリシス回路においてリークパスが生じ
るところはP型MOS−Tr303とN型MOS−Tr3
04の部分である。
合、前記第1の実施の形態で述べたように構造的にでき
てしまう寄生デバイス(リークパス)の影響について考
慮しなければならない。以下、本回路におけるリークパ
スについて説明する。BGR回路内にできるリークパス
11〜16の構造は前記第1の実施の形態と同じであ
る。一方、ヒステリシス回路においてリークパスが生じ
るところはP型MOS−Tr303とN型MOS−Tr3
04の部分である。
【0066】図17は本回路のヒステリシス回路部分の
リークパスのデバイス断面構造を示す断面図である。図
17において、P型MOS−Tr303は、P−epi領域
319と、P−sub領域320と、第1のP+拡散領域3
09、310と、ゲート電極317と、第1のN+拡散
領域312と、第2のN+拡散領域315と、N−well
領域318と、N-埋め込み領域323とから構成さ
れ、第1のP+拡散領域309がドレイン、第1のP+拡
散領域310がソース、N−well領域318が基板領域
に相当する。
リークパスのデバイス断面構造を示す断面図である。図
17において、P型MOS−Tr303は、P−epi領域
319と、P−sub領域320と、第1のP+拡散領域3
09、310と、ゲート電極317と、第1のN+拡散
領域312と、第2のN+拡散領域315と、N−well
領域318と、N-埋め込み領域323とから構成さ
れ、第1のP+拡散領域309がドレイン、第1のP+拡
散領域310がソース、N−well領域318が基板領域
に相当する。
【0067】また、N型MOS−Tr304は、P−epi
領域319と、P−sub領域320と、第1のN+拡散領
域313、314と、ゲート電極316とから構成さ
れ、第1のN+拡散領域314がドレイン、第1のN+拡
散領域313がソース、P−epi領域319が基板領域
に相当する。なおP−sub領域320とP−epi領域31
9はGNDに接続されている。
領域319と、P−sub領域320と、第1のN+拡散領
域313、314と、ゲート電極316とから構成さ
れ、第1のN+拡散領域314がドレイン、第1のN+拡
散領域313がソース、P−epi領域319が基板領域
に相当する。なおP−sub領域320とP−epi領域31
9はGNDに接続されている。
【0068】このようなデバイス構造の場合、P型MO
S−Tr303おいてはN−well領域318(N-埋め込
み領域323も含む)とGNDであるP−epi領域31
9の間は逆バイアスすることによって接合分離されてお
り、N型MOS−Tr304おいてはドレイン313、
ソース314とGNDであるP−epi領域319の間は
同様に逆バイアスすることによって接合分離されてい
る。この部分がリークパスであり、リーク電流が存在す
る。そして半導体基板の温度が高くなってくるとリーク
電流の値は増大し、回路電流I1、I2(図15参照)の
規模によっては無視できないものとなってくる。
S−Tr303おいてはN−well領域318(N-埋め込
み領域323も含む)とGNDであるP−epi領域31
9の間は逆バイアスすることによって接合分離されてお
り、N型MOS−Tr304おいてはドレイン313、
ソース314とGNDであるP−epi領域319の間は
同様に逆バイアスすることによって接合分離されてい
る。この部分がリークパスであり、リーク電流が存在す
る。そして半導体基板の温度が高くなってくるとリーク
電流の値は増大し、回路電流I1、I2(図15参照)の
規模によっては無視できないものとなってくる。
【0069】上記のように、図15の回路構成では、B
GR回路ではリークパス11〜16が生じ、P型MOS
−Tr303においてはリークパス305が生じ、N型
MOS−Tr304おいてはリークパス306、307
が生じる。
GR回路ではリークパス11〜16が生じ、P型MOS
−Tr303においてはリークパス305が生じ、N型
MOS−Tr304おいてはリークパス306、307
が生じる。
【0070】図18は、上記の回路においてリークパス
となるBGR回路のTrのNwell領域並びにヒステリシ
ス回路のMOS−TrのN+領域のパターン配置の一例を
示す平面図である。図18において、333は温度検知
回路の形成領域、324〜326は図15のTr8〜1
0に相当し、327〜329はTr5〜7に相当し、3
30はP型MOS−Tr303に相当し、331と33
2はN型MOS−Tr304に相当する。
となるBGR回路のTrのNwell領域並びにヒステリシ
ス回路のMOS−TrのN+領域のパターン配置の一例を
示す平面図である。図18において、333は温度検知
回路の形成領域、324〜326は図15のTr8〜1
0に相当し、327〜329はTr5〜7に相当し、3
30はP型MOS−Tr303に相当し、331と33
2はN型MOS−Tr304に相当する。
【0071】上記のように従来の温度検知回路にヒステ
リシス回路を付加した場合、ヒステリシス回路のMOS
−Trにリークパスができる。ここで注目すべき点はP
型MOS−Tr303のリークパスは、前記第1の実施
の形態で述べたダミーリークパスと同じ構造(N−well
とP−subの間)であるのに対し、N型MOS−Tr30
4のリークパスは別の構造(N+とP−subの間)となっ
ている点である。
リシス回路を付加した場合、ヒステリシス回路のMOS
−Trにリークパスができる。ここで注目すべき点はP
型MOS−Tr303のリークパスは、前記第1の実施
の形態で述べたダミーリークパスと同じ構造(N−well
とP−subの間)であるのに対し、N型MOS−Tr30
4のリークパスは別の構造(N+とP−subの間)となっ
ている点である。
【0072】第1の実施の形態の考え方はBGR回路の
リークパスと同一構造のダミーリークパスを近傍に配置
することにより、両者に相対関係を持たせ、製造ばらつ
きによってリーク電流値の絶対値がばらついてもダミー
リークパスがこれをキャンセルする回路構成にするとい
うものであった。ところが本回路にこの考え方を当ては
めようとした場合、P型MOS−Tr303のリークパ
スは上記と同様のダミーリークパスになり得るの対し、
N型MOS−Tr304のリークパス(N+とP−subの
間)は全く別構造なのでその影響について新たに考慮し
なければならない。つまり第1の実施の形態では1種類
のリークパスについて考慮していたのに対し、本回路で
は2種類のリークパスついて考慮する必要がででくる。
リークパスと同一構造のダミーリークパスを近傍に配置
することにより、両者に相対関係を持たせ、製造ばらつ
きによってリーク電流値の絶対値がばらついてもダミー
リークパスがこれをキャンセルする回路構成にするとい
うものであった。ところが本回路にこの考え方を当ては
めようとした場合、P型MOS−Tr303のリークパ
スは上記と同様のダミーリークパスになり得るの対し、
N型MOS−Tr304のリークパス(N+とP−subの
間)は全く別構造なのでその影響について新たに考慮し
なければならない。つまり第1の実施の形態では1種類
のリークパスについて考慮していたのに対し、本回路で
は2種類のリークパスついて考慮する必要がででくる。
【0073】リークパスが2種類あることにおける問題
点を以下に述べる。ここでN−wellとP−sub間のリー
クパスをリークパス1とし、N+とP−sub間のリークパ
スをリークパス2とする。半導体基板上の或るポイント
に本回路を構成した場合、仮にリークパス1のリーク電
流値が設計typ値の半分だったとする。このときリー
クパス2のリーク電流値はリークパス1とは全く別構造
なので設計typ値の半分もしくは倍ということも有り
得る。つまりリークパス2の振る舞いをリークパス1と
関連づけることは困難である。すなわち本回路には2種
類のリークパスがあるので、その影響は非常に把握しに
くく、前記第1の実施の形態の考え方を用いた回路設計
は非常に困難になるという問題点があった。第2の実施
の形態は、上記の問題を解決したものである。
点を以下に述べる。ここでN−wellとP−sub間のリー
クパスをリークパス1とし、N+とP−sub間のリークパ
スをリークパス2とする。半導体基板上の或るポイント
に本回路を構成した場合、仮にリークパス1のリーク電
流値が設計typ値の半分だったとする。このときリー
クパス2のリーク電流値はリークパス1とは全く別構造
なので設計typ値の半分もしくは倍ということも有り
得る。つまりリークパス2の振る舞いをリークパス1と
関連づけることは困難である。すなわち本回路には2種
類のリークパスがあるので、その影響は非常に把握しに
くく、前記第1の実施の形態の考え方を用いた回路設計
は非常に困難になるという問題点があった。第2の実施
の形態は、上記の問題を解決したものである。
【0074】以下、第2の実施の形態を図面に基づいて
説明する。図12は、第2の実施の形態を示す回路図で
ある。図12の回路は、前記図15の回路において、ヒ
ステリシス回路を構成するN型MOS−Tr304の代
わりに、P型MOS−Tr321を用い、コンパレータ
22の出力端子とP型MOS−Tr321のゲートとの
間にインバータ(反転回路)322を設けたものであ
る。その他の部分は図15と同じであり、図15と同符
号は同じものを示す。上記のように図12においては、
ヒステリシス回路用のMOS−TrがBGR回路のリー
クパス構造と同じリークパス構造になるように、P型M
OS−Trのみを使用している。
説明する。図12は、第2の実施の形態を示す回路図で
ある。図12の回路は、前記図15の回路において、ヒ
ステリシス回路を構成するN型MOS−Tr304の代
わりに、P型MOS−Tr321を用い、コンパレータ
22の出力端子とP型MOS−Tr321のゲートとの
間にインバータ(反転回路)322を設けたものであ
る。その他の部分は図15と同じであり、図15と同符
号は同じものを示す。上記のように図12においては、
ヒステリシス回路用のMOS−TrがBGR回路のリー
クパス構造と同じリークパス構造になるように、P型M
OS−Trのみを使用している。
【0075】図13は、ヒステリシス用のP型MOS−
Tr303、321のデバイス構造を示す断面図であ
る。図13において、P型MOS−Tr303は、P−e
pi領域357と、P−sub領域358と、第1のP+拡散
領域341、342と、ゲート電極351と、第1のN
+拡散領域346と、第2のN+拡散領域348と、N−
well領域353と、N-埋め込み領域355とから構成
され、第1のP+拡散領域341がソース、第1のP+拡
散領域342がドレイン、N−well領域353が基板領
域に相当する。同様に、P型MOS−Tr321は、P
−epi領域357と、P−sub領域358と、第1のP+
拡散領域343、344と、ゲート電極352と、第1
のN+拡散領域347と、第2のN+拡散領域349と、
N−well領域354と、N-埋め込み領域356とから
構成され、第1のP+拡散領域343がソース、第1の
P+拡散領域344がドレイン、N−well領域354が
基板領域に相当する。図示のごとく、P型MOS−Tr
303と321は全く同じデバイス構造としている。
Tr303、321のデバイス構造を示す断面図であ
る。図13において、P型MOS−Tr303は、P−e
pi領域357と、P−sub領域358と、第1のP+拡散
領域341、342と、ゲート電極351と、第1のN
+拡散領域346と、第2のN+拡散領域348と、N−
well領域353と、N-埋め込み領域355とから構成
され、第1のP+拡散領域341がソース、第1のP+拡
散領域342がドレイン、N−well領域353が基板領
域に相当する。同様に、P型MOS−Tr321は、P
−epi領域357と、P−sub領域358と、第1のP+
拡散領域343、344と、ゲート電極352と、第1
のN+拡散領域347と、第2のN+拡散領域349と、
N−well領域354と、N-埋め込み領域356とから
構成され、第1のP+拡散領域343がソース、第1の
P+拡散領域344がドレイン、N−well領域354が
基板領域に相当する。図示のごとく、P型MOS−Tr
303と321は全く同じデバイス構造としている。
【0076】また、図14は、リークパスとなるBGR
回路内のNPN−Tr形成領域とP型MOS−Tr30
3、321の形成領域のパターン配置の一例を示す平面
図である。図14において、360〜362は図12の
Tr8〜10に相当し、363〜365はTr5〜7に相
当し、366と367はP型MOS−Tr303と32
1に相当する。また、368は温度検知回路の形成領域
である。図14に示すように、各リークパスを近接した
個所に配置すれば、前記第1の実施の形態で説明したよ
うに、各リークパスの間に相対関係が生まれる。
回路内のNPN−Tr形成領域とP型MOS−Tr30
3、321の形成領域のパターン配置の一例を示す平面
図である。図14において、360〜362は図12の
Tr8〜10に相当し、363〜365はTr5〜7に相
当し、366と367はP型MOS−Tr303と32
1に相当する。また、368は温度検知回路の形成領域
である。図14に示すように、各リークパスを近接した
個所に配置すれば、前記第1の実施の形態で説明したよ
うに、各リークパスの間に相対関係が生まれる。
【0077】次に、動作を説明する。温度が検知温度T
xに達する前は、コンパレータ22の温度検知出力はH
iが出力され、P型MOS−Tr303はオフとなる。
一方、P型MOS−Tr321はゲートの前にインバー
タ322が入っているのでオンとなる。この状態ではコ
ンパレータ22の−入力端子には、図12のaVbgr1
の電位が入力している。半導体基板の温度が上昇し、検
知温度Txに達するとコンパレータ22の出力はHiか
らLowへ変化する。これをうけてP型MOS−Tr3
03はオン、P型MOS−Tr321はオフとなり、コ
ンパレータ22の−入力端子には図12のaVbgr2の
電位が入力される。これにより半導体基板の温度が下降
した際にコンパレータ22の出力が変化する点は復帰温
度Ty(図16参照)のところになり、温度検知回路の
温度検知出力にヒステリシスがついたことになる。
xに達する前は、コンパレータ22の温度検知出力はH
iが出力され、P型MOS−Tr303はオフとなる。
一方、P型MOS−Tr321はゲートの前にインバー
タ322が入っているのでオンとなる。この状態ではコ
ンパレータ22の−入力端子には、図12のaVbgr1
の電位が入力している。半導体基板の温度が上昇し、検
知温度Txに達するとコンパレータ22の出力はHiか
らLowへ変化する。これをうけてP型MOS−Tr3
03はオン、P型MOS−Tr321はオフとなり、コ
ンパレータ22の−入力端子には図12のaVbgr2の
電位が入力される。これにより半導体基板の温度が下降
した際にコンパレータ22の出力が変化する点は復帰温
度Ty(図16参照)のところになり、温度検知回路の
温度検知出力にヒステリシスがついたことになる。
【0078】次に作用を説明する。図12の回路におい
ては、ヒステリシス用のMOS−TrをP型MOS−Tr
のみにしたので、リークパス構造は1種類となり、第1
の実施の形態の考え方を容易に導入できる。したがって
図15に示した従来例に比べて設計を容易に行うことが
可能となる。
ては、ヒステリシス用のMOS−TrをP型MOS−Tr
のみにしたので、リークパス構造は1種類となり、第1
の実施の形態の考え方を容易に導入できる。したがって
図15に示した従来例に比べて設計を容易に行うことが
可能となる。
【0079】なお、この実施の形態においてはP型MO
S−Tr303、321のしきい値電圧の設定に注意を
払う必要がある。以下、この理由について説明する。
S−Tr303、321のしきい値電圧の設定に注意を
払う必要がある。以下、この理由について説明する。
【0080】例えば、検知温度を175[℃]程度に設
定した場合(理由は前記第1の実施の形態を参照)、a
Vbgr1の電位は1.2[V]程度(図12に示すように
ダイオード3段づみのVf場合)になり、P型MOS−
Tr303のソースおよび基板電位はこれと同じにな
る。したがってP型MOS−Tr303をオンさせるた
めには、そのしきい値電圧はこの1.2[V]より低く
設定する必要がある。またP型MOS−Tr321につ
いても同様なことがいえる。
定した場合(理由は前記第1の実施の形態を参照)、a
Vbgr1の電位は1.2[V]程度(図12に示すように
ダイオード3段づみのVf場合)になり、P型MOS−
Tr303のソースおよび基板電位はこれと同じにな
る。したがってP型MOS−Tr303をオンさせるた
めには、そのしきい値電圧はこの1.2[V]より低く
設定する必要がある。またP型MOS−Tr321につ
いても同様なことがいえる。
【0081】以上、説明したように、第2の実施の形態
においては、ヒステリシス回路を構成する2個のMOS
−Trを同一導電型で形成するようにしたことにより、
ヒステリシス回路を有する温度検知回路においても前記
第1の実施の形態と同様の考え方でリークパスの影響を
軽減することが出来る。
においては、ヒステリシス回路を構成する2個のMOS
−Trを同一導電型で形成するようにしたことにより、
ヒステリシス回路を有する温度検知回路においても前記
第1の実施の形態と同様の考え方でリークパスの影響を
軽減することが出来る。
【図1】本発明の第1の実施の形態の回路図。
【図2】第1の実施の形態におけるN−well領域(リー
クパス領域)の配置の一例を示す平面図。
クパス領域)の配置の一例を示す平面図。
【図3】第1の実施の形態におけるN−well領域(リー
クパス領域)の配置の他の一例を示す平面図。
クパス領域)の配置の他の一例を示す平面図。
【図4】第1の実施の形態におけるダミーリークパスの
デバイス構造を示す断面図。
デバイス構造を示す断面図。
【図5】第1の実施の形態における温度検知回路の各部
の電圧の温度特性図。
の電圧の温度特性図。
【図6】従来装置の一例の回路図。
【図7】従来装置における温度検知回路の各部の電圧の
温度特性図。
温度特性図。
【図8】従来装置におけるトランジスタとリークパスの
デバイス構造を示す断面図。
デバイス構造を示す断面図。
【図9】従来装置におけるN−well領域(リークパス領
域)の配置の一例を示す平面図。
域)の配置の一例を示す平面図。
【図10】従来装置における回路各部の電圧の温度依存
性を示す図。
性を示す図。
【図11】半導体ウェハ上の不純物濃度の分布の一例を
示す図。
示す図。
【図12】本発明の第2の実施の形態の回路図。
【図13】第2の実施の形態におけるヒステリシス回路
を構成するP型MOS−Trの構造を示す断面図。
を構成するP型MOS−Trの構造を示す断面図。
【図14】第2の実施の形態におけるN−well領域(リ
ークパス領域)の配置の一例を示す平面図。
ークパス領域)の配置の一例を示す平面図。
【図15】ヒステリシス回路を備えた温度検知回路の従
来例の回路図。
来例の回路図。
【図16】図15の従来例における回路各部の電圧の温
度特性図。
度特性図。
【図17】図15の従来例におけるトランジスタとリー
クパスのデバイス構造を示す断面図。
クパスのデバイス構造を示す断面図。
【図18】図15の従来例におけるN−well領域(リー
クパス領域)の配置の一例を示す平面図。
クパス領域)の配置の一例を示す平面図。
1…オペアンプ 2〜4…抵抗 5〜10…NPNトランジスタ 11〜16…リーク
パス 17、18…抵抗 22…コン
パレータ 61…オペアンプ 62〜64…抵抗 65〜70…NPNトランジスタ 71〜76…リー
クパス 77、78…抵抗 79…ダミ
ーリークパス 80…基準電圧出力端子 81…温度センス
出力端子 82…基準電圧回路 83…コンパレー
タ 301、302…抵抗 303…
P型MOS−Tr 304…N型MOS−Tr 305〜307…リークパ
ス 321…P型MOS−Tr 322…インバー
タ
パス 17、18…抵抗 22…コン
パレータ 61…オペアンプ 62〜64…抵抗 65〜70…NPNトランジスタ 71〜76…リー
クパス 77、78…抵抗 79…ダミ
ーリークパス 80…基準電圧出力端子 81…温度センス
出力端子 82…基準電圧回路 83…コンパレー
タ 301、302…抵抗 303…
P型MOS−Tr 304…N型MOS−Tr 305〜307…リークパ
ス 321…P型MOS−Tr 322…インバー
タ
Claims (4)
- 【請求項1】一つの半導体基板上に基準電圧源と該基準
電圧源の出力電圧を抵抗によって分圧する分圧回路とを
有し、上記分圧回路で分圧した電圧を基準電圧として出
力する回路であって、 上記基準電圧源を形成することによって寄生的に生じる
接合分離面のリークパスと同じ構造のダミーリークパス
を上記分圧回路の分圧点と接地端との間に接続し、か
つ、上記基準電圧源のリークパスと上記ダミーリークパ
スとを上記半導体基板上で近接して配置したことを特徴
とする基準電圧回路。 - 【請求項2】一つの半導体基板上に、演算増幅器と、第
1〜第5の5個の抵抗と、n個のバイポーラトランジス
タからなる第1の素子と、n個のバイポーラトランジス
タからなり、上記第1の素子のA倍のエミッタ接合面積
を有する第2の素子と、を備え、 上記第1の素子および第2の素子の各バイポーラトラン
ジスタは、そのコレクタと上記半導体基板との間が接合
分離によって絶縁され、そのベースとコレクタが結線さ
れてダイオード接続され、一つのバイポーラトランジス
タのエミッタと次段のバイポーラトランジスタのコレク
タとが順次接続されてn段直列接続されたものであり、 上記演算増幅器の出力端子に、第1の抵抗と第2の抵抗
と第4の抵抗のそれぞれ一端を接続し、 上記第1の抵抗の他端と上記第1の素子の端部のコレク
タとを上記演算増幅器の非反転入力端子に接続し、 上記第2の抵抗の他端と第3の抵抗の一端とを上記演算
増幅器の反転入力端子に接続し、 上記第3の抵抗の他端に上記第2の素子の端部のコレク
タを接続し、 上記第4の抵抗の他端に第5の抵抗の一端と基準電圧出
力端子とを接続し、 上記第1の素子および第2の素子の端部のエミッタと上
記第5の抵抗の他端とを接地し、 上記第1の素子および第2の素子は、P型半導体基板上
に形成されたN型の第1領域と、該N型の第1領域内に
形成されたP型の第1領域と、該P型の第1領域内に形
成されたN型の第2領域とを有し、上記N型の第1領域
をコレクタ領域とし、上記P型の第1領域をベース領域
とし、上記N型の第2領域をエミッタ領域としたもので
あり、 さらに、上記第1の素子および第2の素子のコレクタと
上記半導体基板との間の接合分離部分と同じ構造を有す
る第3の素子を備え、 上記第3の素子において上記第1の素子および第2の素
子のコレクタ領域に相当する一端を上記基準電圧出力端
子に接続し、他端を接地し、 上記第1の素子と第2の素子と第3の素子のそれぞれの
形成領域を上記半導体基板上で近接して配置し、 上記第1の素子および第2の素子のコレクタと上記半導
体基板との間の接合分離構造のリーク電流の影響を、上
記第3の素子の接合分離構造のリーク電流の影響によっ
て低減するように構成したことを特徴とする基準電圧回
路。 - 【請求項3】請求項2に記載の基準電圧回路において、
比較器を備え、 上記第4の抵抗と上記第5の抵抗との接続点を上記比較
器の一方の入力端子に接続し、 上記第3の抵抗と上記第2の素子との接続点を上記比較
器の他方の入力端子に接続し、 上記比較器の出力の反転によって温度を検知するように
構成した温度検知回路。 - 【請求項4】一つの半導体基板上に、演算増幅器と、第
1〜第6の6個の抵抗と、n個のバイポーラトランジス
タからなる第1の素子と、n個のバイポーラトランジス
タからなり、上記第1の素子のA倍のエミッタ接合面積
を有する第2の素子と、を備え、上記半導体基板内で接
合分離によって絶縁された基板領域に形成された第1お
よび第2の2個の同一導電形のMOSトランジスタを備
え、さらに比較器と反転回路とを備え、 上記第1の素子および第2の素子の各バイポーラトラン
ジスタは、そのコレクタと上記半導体基板との間が接合
分離によって絶縁され、そのベースとコレクタが結線さ
れてダイオード接続され、一つのバイポーラトランジス
タのエミッタと次段のバイポーラトランジスタのコレク
タとが順次接続されてn段直列接続されたものであり、 上記演算増幅器の出力端子に、第1の抵抗と第2の抵抗
と第4の抵抗のそれぞれ一端を接続し、 上記第1の抵抗の他端と上記第1の素子の端部のコレク
タとを上記演算増幅器の非反転入力端子に接続し、 上記第2の抵抗の他端と第3の抵抗の一端とを上記演算
増幅器の反転入力端子に接続し、 上記第3の抵抗の他端に上記第2の素子の端部のコレク
タを接続し、 上記第4の抵抗の他端に第5の抵抗の一端を接続し、上
記第5の抵抗の他端に第6の抵抗を接続し、 上記第1の素子および第2の素子の端部のエミッタと上
記第6の抵抗の他端とを接地し、 上記第4の抵抗と上記第5の抵抗との接続点に上記第1
のMOSトランジスタのソースと上記第1のMOSトラ
ンジスタの基板領域とを接続し、 上記第5の抵抗と上記第6の抵抗との接続点に上記第2
のMOSトランジスタのソースと上記第2のMOSトラ
ンジスタの基板領域とを接続し、 上記第1と第2のMOSトランジスタのドレインを一つ
にして上記比較器の一方の入力端子に接続し、 上記第3の抵抗と上記第2の素子との接続点を上記比較
器の他方の入力端子に接続し、 上記比較器の出力を上記第1のMOSトランジスタのゲ
ートに接続し、 上記比較器の出力を上記反転回路を介して上記第2のM
OSトランジスタのゲートに接続し、 上記第1の素子および第2の素子は、P型半導体基板上
に形成されたN型の第1領域と、該N型の第1領域内に
形成されたP型の第1領域と、該P型の第1領域内に形
成されたN型の第2領域とを有し、上記N型の第1領域
をコレクタ領域とし、上記P型の第1領域をベース領域
とし、上記N型の第2領域をエミッタ領域としたもので
あり、 上記第1および第2のMOSトランジスタは、上記P型
半導体基板上に形成されたN型の第1領域と、上記N型
の第1領域内に形成されたP型の第1領域および第2領
域とを有し、上記N型の第1領域を基板領域とし、上記
P型の第1領域をソース領域とし、上記P型の第2領域
をドレイン領域としたものであり、 上記第1および第2のMOSトランジスタを形成した基
板領域と上記半導体基板との接合分離部分は、上記第1
の素子および上記第2の素子のバイポーラトランジスタ
におけるコレクタと上記半導体基板との間の接合分離部
分と同じ構造であり、 かつ、上記第1の素子と上記第2の素子のそれぞれの形
成領域と、上記第1および第2のMOSトランジスタの
形成領域とを上記半導体基板上で近接した位置に配置
し、 上記比較器の出力の反転によって温度を検知するように
構成した温度検知回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16192396A JPH109967A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 基準電圧回路およびそれを用いた温度検知回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16192396A JPH109967A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 基準電圧回路およびそれを用いた温度検知回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH109967A true JPH109967A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15744609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16192396A Pending JPH109967A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 基準電圧回路およびそれを用いた温度検知回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH109967A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-06-21 JP JP16192396A patent/JPH109967A/ja active Pending
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