JPH11100370A - 光学活性ピペラジン−2−カルボン酸誘導体の製造方法 - Google Patents

光学活性ピペラジン−2−カルボン酸誘導体の製造方法

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JPH11100370A
JPH11100370A JP9303270A JP30327097A JPH11100370A JP H11100370 A JPH11100370 A JP H11100370A JP 9303270 A JP9303270 A JP 9303270A JP 30327097 A JP30327097 A JP 30327097A JP H11100370 A JPH11100370 A JP H11100370A
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JP
Japan
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group
formula
carboxylic acid
carbon atoms
compound
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JP9303270A
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Yoshihiko Ito
嘉彦 伊藤
Ryoichi Kuwano
良一 桑野
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NICHIJUN KAGAKU KK
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  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 不斉水素化により光学活性ピペラジン−2
−カルボン酸誘導体をより穏和な条件でより高い反応率
と光学収率で製造する。 【構成】 本発明は下記一般式(化1)、(化2)、
(化3)、(化4)で表わされる2,2″−ビス(1−
(炭化水素残基置換)ホスフィン置換ジアルキル又はジ
アリール)−1,1″−ビフェロセン化合物、及びロジ
ウム化合物とを組み合わせだ触媒を用いて、1,4,
5,6−テトラヒドロピラジン−2−カルボン酸誘導体
を不斉水素化する。 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬中間原料などとし
て有用な光学活性ピペラジン−2−カルボン酸誘導体の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、不斉水素化による光学活性ピペラ
ジン−2−カルボン酸誘導体の製造方法として、メタロ
セニルホスフィン配位子を触媒として用いる方法〔特開
平8−319278〕及びビナフチルジフェニルホスフ
ィン配位子を触媒として用いる方法〔英国特許GB23
02690〕が知られている。また新規なキラルホスフ
ィン配位子としてパラシクロファン誘導体を用いる方法
〔J.Am.Chem.Soc.,119,6207
(1997)〕がある。
【0003】しかしながらこれらの方法は、工業的に容
易には製造され難い原料を使用していたり、水素圧が1
0気圧以上であるため高圧反応装置が必要であったり、
低圧であっても極端な低温が必要であるなど、いまだ満
足できるものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、触媒
を用いた1,4,5,6−テトラヒドロピラジン−2−
カルボン酸誘導体の不斉水素化による光学活性ピペラジ
ン−2−カルボン酸誘導体の製造において、より穏和な
条件でより高い反応率と光学収率を得ることができる光
学活性ピペラジン−2−カルボン酸誘導体の製造方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者らは請
求項1記載の光学活性ビフェロセン化合物を合成し〔O
rganometallics,14,4549(19
95)〕、不斉水素化に高活性なことを明らかにしてき
た〔J.Am.Chem.Soc.,117,9602
(1995)〕。そして光学活性ピペラジン−2−カル
ボン酸誘導体を工業的に容易に製造する方法を鋭意検討
した結果、光学活性ビフェロセン化合物を用いることに
より達成されることを見出し本発明に到達した。
【0006】本発明は下記一般式(化6)、(化7)、
(化8)又は(化9)(式中Rは水素原子、炭素数1
〜10のアルキル基又は炭素数3〜10のシクロアルキ
ル基を示し、R及びRはそれぞれ同一若しくは異な
る基であって、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数3
〜10のシクロアルキル基、フェニル基、ナフチル基、
炭素数1〜10のアルキル基及び/又はハロゲンで置換
されたフェニル基もしくはナフチル基を示し、且つ一般
式(化6)は(R,R)−(S,S)−体、一般式(化
7)は(S,S)−(S,S)−体、一般式(化8)は
(S,S)−(R,R)−体、一般式(化9)は(R,
R)−(R,R)−体を示す)で表わされる光学活性
2,2″−ビス(1−(炭化水素残基置換)ホスフィン
置換ジアルキル又はジアリール)−1,1″−ビフェロ
セン化合物
【化6】
【化7】
【化8】
【化9】 及びロジウム化合物の存在下、一般式(化10)(式中
及びRは、相互に独立であって、それぞれ、−O
X又は−Xであり、Xは水素原子、炭素数1〜10のア
ルキル基、フェニル基、ベンジル基、炭素数1〜10の
アルキル基で置換されたフェニル基を示し、Rは−O
Y又は−NHYであり、Yは水素原子、炭素数1〜10
のアルキル基、フェニル基、ベンジル基、炭素数1〜1
0のアルキル基で置換されたフェニル基を示す)で表わ
される1,4,5,6−テトラヒドロピラジン−2−カ
ルボン酸誘導体を、
【化10】 水素化することを特徴とする光学活性ピペラジン−2−
カルボン酸誘導体の製造方法である。
【0007】この光学活性ビフェロセン化合物が高い活
性を示す理由として、これまでの不斉水素化触媒と違っ
てロジウムに配位するリン原子がシス位ではなく、トラ
ンス位に位置していること、またこのビフェロセン化合
物の光学異性はリン原子が結合している炭素の不斉だけ
でなく、ビフェロセンの面に起因する不斉も組み合わさ
っていること等が挙げられる。
【0008】以下、本発明の構成を詳細に説明する。本
発明において用いる2,2″−ビス(1−(炭化水素残
基置換)ホスフィン置換ジアルキル又はジアリール)−
1,1″−ビフェロセン化合物としては、前記の一般式
(化6)、(化7)、(化8)又は(化9)で表わされ
るビフェロセン化合物(以下TRAPと略記する)から
選ばれるものである。(上記式中のRとしては、水素
原子、メチル基、エチル基、プロピル基、iso−プロ
ピル基、ブチル基、iso−ブチル基、sec−ブチル
基、tert−ブチル基、シクロヘキシル基等が例示さ
れる。またR及びRとしては、メチル基、エチル
基、プロピル基、iso−プロピル基、ブチル基、is
o−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル
基、シクロヘキシル基、フェニル基、トリル基、キシリ
ル基、メシチル基、エチルフェニル基、ナフチル基、メ
チルナフチル基、エチルナフチル基、クロロフェニル
基、クロロナフチル基等が挙げられる。)
【0009】これらTRAPには多くの光学異性体が存
在するが、本発明の製造方法において使用する異性体
は、(R,R)−(S,S)−体、(S,S)−(S,
S)−体、(S,S)−(R,R)−体又は(R,R)
−(R,R)−体である。
【0010】TRAPとしては、具体的には次のような
ものが挙げられる。すなわちそれぞれの化合物が(R,
R)−(S,S)−体、(S,S)−(S,S)−体、
(S,S)−(R,R)−体又は(R,R)−(R,
R)−体の立体配座を有する2,2″−ビス(1−(ジ
メチルホスフィノ)エチル)−1,1″−ビフェロセ
ン、2,2″−ビス(1−(ジエチルホスフィノ)エチ
ル)−1,1″−ビフェロセン、2,2″−ビス(1−
(ジ−n−プロピルホスフィノ)エチル)−1,1″−
ビフェロセン、2,2″−ビス(1−(ジイソプロピル
ホスフィノ)エチル)−1,1″−ビフェロセン、2,
2″−ビス(1−(ジ−n−ブチルホスフィノ)エチ
ル)−1,1″−ビフェロセン、2,2″−ビス(1−
(ジイソブチルホスフィノ)エチル)−1,1″−ビフ
ェロセン、2,2″−ビス(1−(ジ−sec−ブチル
ホスフィノ)エチル)−1,1″−ビフェロセン、2,
2″−ビス(1−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)
エチル)−1,1″−ビフェロセン、2,2″−ビス
(1−(ジシクロヘキシルホスフィノ)エチル)−1,
1″−ビフェロセン、2,2″−ビス(1−(ジフェニ
ルホスフィノ)エチル)−1,1″−ビフェロセン等で
ある。
【0011】本発明において用いるロジウム化合物とし
ては、有機溶媒中において前記TRAPとの共存下実質
的に溶解する化合物、又はTRAPとの反応物が有機溶
媒に溶解する化合物であるのが好ましい。特に例えば、
下記一般式(化11)で表わされるカチオン性ロジウム
錯化合物である。
【化11】〔Rh(L) (式中Bはオキソ酸のアニオン又は錯体酸のアニオン
を示し、オキソ酸のアニオンは、例えば、ClO
SO、CHSO 又はCFSO 等を示
し、錯体酸のアニオンは、BF 、PF 、AsF
、SbF 又はSbCl 等を示す。リガンド
Lは、例えば、ノルボルナジエン、1,5−シクロオク
タジエン、1,5−ヘキサジエン等を示す。)
【0012】更に例えば、下記一般式(化12)で表わ
されるジエン−TRAP−ロジウム(I)カチオン錯
体、又は下記一般式(化13)で表わされるTRAP−
ビス溶媒−ロジウム(I)カチオン錯体を単離して使用
する事もできる。
【化12】〔Rh(L)(TRAP)〕
【化13】〔Rh(TRAP)(溶媒) (式中BおよびLは前記一般式(化11)と同様であ
り、(溶媒)としては、後述する不斉水素化に適する
一般的な溶媒が示されるが、反応溶媒と同一でなくても
良い。例えばメタノールのようなアルコール類、アセト
ニトリルのような窒素化合物が挙げられる。)
【0013】本発明で用いる1,4,5,6−テトラヒ
ドロピラジン−2−カルボン酸誘導体は、前記一般式
(化10)で表わされる。(式中R及びRにおける
Xの具体例としては、水素原子、メチル基、エチル基、
プロピル基、iso−プロピル基、ブチル基、iso−
ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、フ
ェニル基、ベンジル基、トリル基、キシリル基、メシチ
ル基、エチルフェニル基等が挙げられる。Rは−OY
(すなわちカルボン酸及びエステルを意味する)又は−
NHY(すなわちアミドを意味する)であり、Yの具体
例としては、水素原子、メチル基、エチル基、プロピル
基、iso−プロピル基、ブチル基、iso−ブチル
基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、フェニル
基、ベンジル基、トリル基、キシリル基、メシチル基、
エチルフェニル基等が例示される。)
【0014】本発明の製造法によって得られる光学活性
ピペラジン−2−カルボン酸誘導体としては下記一般式
(化14)で表わされるR体又はS体の化合物が挙げら
れる。
【化14】 (式中のR、R及びRは前記一般式(化10)と
同様である。所望の光学異性体を得るには、用いる触媒
であるTRAP及びロジウム化合物と、原料である1,
4,5,6−テトラヒドロピラジン−2−カルボン酸誘
導体の種類、及び反応条件を適切に組み合わせればよ
い。)
【0015】本発明において用いられる溶媒は、不斉水
素化に適する一般的な溶媒が挙げられる。水、メタノー
ルのようなアルコール類、アセトンのようなケトン類、
ジエチルエーテルのようなエーテル類、アセトニトリル
のような窒素化合物、トルエンのような芳香族炭化水素
類、酢酸エチルのようなエステル類及びジクロロエタン
のようなハロゲン化炭化水素類等である。これらの溶媒
は単独でも、複数種組み合わせてもよい。
【0016】反応温度は0〜200℃、水素圧力は大気
圧〜200kg/cmで実施することができるが、大
気圧〜10kg/cmでも十分可能である。
【0017】ロジウム化合物の原料に対する比率は、
0.001〜10mol%、好ましくは0.01〜5m
ol%である。TRAPはロジウム化合物に対して等m
ol量あるいはそれ以上が好ましい。
【0018】不斉水素化反応終了後、常法により後処理
することによって、目的の光学活性ピペラジン−2−カ
ルボン酸誘導体を得ることができる。
【0019】
【実施例】以下本発明を実施例に基づいてさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0020】実施例1 回転子、セプタム及び三方コックを付けた500mlの
水素ホルダー用ガラス管を取り付けた10mlのシュレ
ンク管に、ビス(ノルボルナジエン)ロジウム(I)ヘ
キサフルオロリン酸塩0.00250mmol及び
(R,R)−(S,S)−体の2,2″−ビス(1−
(ジイソブチルホスフィノ)エチル)−1,1″−ビフ
ェロセン0.00275mmolを入れ、アルゴンガス
で十分に置換した後、あらかじめ脱気乾燥した1,2−
ジクロロエタンを1ml加えて10分間撹拌した。
【0021】そこへ基質の1−tert−ブチルオキシ
カルボニル−4−フェノキシカルボニル−1,4,5,
6−テトラヒドロピラジン−2−カルボン酸−tert
−ブチルアミド0.25mmolを加えてドライアイス
−アセトン浴で冷却し、アルゴンガスで置換した後、大
気圧の水素で十分に置換した。次いで、反応器を50℃
の恒温槽に入れ24時間撹拌した。反応混合物をシリカ
ゲルカラムで処理し、触媒を除いた後、1,2−ジクロ
ロエタンを留去して96.3mg(95%)の(S)−
1−tert−ブチルオキシカルボニル−4−フェノキ
シカルボニルピペラジン−2−カルボン酸−tert−
ブチルアミドを得だ。NMR分析による転化率は100
%であった。
【0022】光学純度の決定は、カラムにSUMICH
IRAL OA−2000 5μm4.6mmφ×25
cmを用い、ヘキサン/イソプロピルアルコール/メタ
ノール=90/10/0.5、流速1ml/min、2
5℃、UV254nmでHPLC法により行い、96%
eeであった。
【0023】実施例2 ロジウム化合物をビス(1,5−シクロオクタジエン)
ロジウム(I)ヘキサフルオロリン酸塩0.0050m
molとし、(R,R)−(S,S)−体の2,2″−
ビス(1−(ジイソブチルホスフィノ)エチル)−1,
1″−ビフェロセンの量を0.0055mmol及び反
応温度を60℃とした以外は実施例1と全く同様にして
反応を行った。分析の結果、転化率100%、(S)−
体が96%eeで得られた。
【0024】実施例3 ロジウム化合物をビス(1,5−シクロオクタジエン)
ロジウム(I)テトラフルオロホウ酸塩とした以外は実
施例2と全く同様にして反応を行った。分析の結果、転
化率100%、(S)−体が96%eeで得られた。
【0025】実施例4 ロジウム化合物をビス(1,5−シクロオクタジエン)
ロジウム(I)テトラフルオロメタンスルホン酸塩とし
た以外は実施例2と全く同様にして反応を行った。分析
の結果、転化率53%、(S)−体が93%eeで得ら
れた。
【0026】実施例5 基質を1−ベンジルオキシカルボニル−4−フェノキシ
カルボニル−1,4,5,6−テトラヒドロピラジン−
2−カルボン酸−tert−ブチルアミド0.25mm
olとし、ビス(1,5−シクロオクタジエン)ロジウ
ム(I)ヘキサフルオロリン酸塩0.00250mmo
l及び(R,R)−(S,S)−体の2,2″−ビス
(1−(ジイソブチルホスフィノ)エチル)−1,1″
−ビフェロセン0.00275mmolとし、反応温度
を60℃とした以外は実施例1と全く同様にして反応を
行った。分析の結果、転化率92%、(S)−1−ベン
ジルオキシカルボニル−4−フェノキシカルボニルピペ
ラジン−2−カルボン酸−tert−ブチルアミドが9
6%eeで得られた。
【0027】実施例6 基質を1−ベンジルオキシカルボニル−4−tert−
ブチルオキシカルボニル−1,4,5,6−テトラヒド
ロピラジン−2−カルボン酸−tert−ブチルアミド
0.25mmolとし、TRAPを(R,R)−(S,
S)−体の2,2″−ビス(1−(ジメチルホスフィ
ノ)エチル)−1,1″−ビフェロセン0.00275
mmolとした以外は実施例5と全く同様にして反応を
行った。分析の結果、転化率70%、(R)−1−ベン
ジルオキシカルボニル−4−tert−ブチルオキシカ
ルボニルピペラジン−2−カルボン酸−tert−ブチ
ルアミドが81%eeで得られた。
【0028】実施例7 TRAPを(S,S)−(R,R)−体の2,2″−ビ
ス(1−(ジイソブチルホスフィノ)エチル)−1,
1″−ビフェロセンとした以外は実施例1と全く同様に
して反応を行った。分析の結果、転化率100%、
(R)−1−tert−ブチルオキシカルボニル−4−
フェノキシカルボニルピペラジン−2−カルボン酸−t
ert−ブチルアミドが96%eeで得られた。
【0029】実施例8 基質を1−tert−ブチルオキシカルボニル−4−フ
ェノキシカルボニル−1,4,5,6−テトラヒドロピ
ラジン−2−カルボン酸−iso−ブチルエステル0.
25mmolとし、ビス(ノルボルナジエン)ロジウム
(I)ヘキサフルオロリン酸塩0.0050mmol及
び(R,R)−(S,S)−体の2,2″−ビス(1−
(ジイソブチルホスフィノ)エチル)−1,1″−ビフ
ェロセン0.0055mmolとした以外は実施例1と
全く同様にして反応を行った。分析の結果、転化率90
%、(S)−1−tert−ブチルオキシカルボニル−
4−フェノキシカルルニルピペラジン−2−カルボン酸
−iso−ブチルエステルが86%eeで得られた。
【0030】
【発明の効果】前記光学活性ビフェロセン化合物とロジ
ウム化合物とを組み合わせた触媒を用いて、1,4,
5,6−テトラヒドロピラジン−2−カルボン酸誘導体
を不斉水素化するので、光学活性ピペラジン−2−カル
ボン酸誘導体をより穏和な条件でより高い反応率と光学
収率で得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(化1)、(化2)、(化
    3)又は(化4)(式中Rは水素原子、炭素数1〜1
    0のアルキル基又は炭素数3〜10のシクロアルキル基
    を示し、R及びRはそれぞれ同一若しくは異なる基
    であって、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数3〜1
    0のシクロアルキル基、フェニル基、ナフチル基、炭素
    数1〜10のアルキル基及び/又はハロゲンで置換され
    たフェニル基もしくはナフチル基を示し、且つ一般式
    (化1)は(R,R)−(S,S)−体、一般式(化
    2)は(S,S)−(S,S)−体、一般式(化3)は
    (S,S)−(R,R)−体、一般式(化4)は(R,
    R)−(R,R)−体を示す)で表わされる光学活性
    2,2″−ビス(1−(炭化水素残基置換)ホスフィン
    置換ジアルキル又はジアリール)−1,1″−ビフェロ
    セン化合物 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】 及びロジウム化合物の存在下、一般式(化5)(式中R
    及びRは、相互に独立であって、それぞれ、−OX
    又は−Xであり、Xは水素原子、炭素数1〜10のアル
    キル基、フェニル基、ベンジル基、炭素数1〜10のア
    ルキル基で置換されたフェニル基を示し、Rは−OY
    又は−NHYであり、Yは水素原子、炭素数1〜10の
    アルキル基、フェニル基、ベンジル基、炭素数1〜10
    のアルキル基で置換されたフェニル基を示す)で表わさ
    れる1,4,5,6−テトラヒドロピラジン−2−カル
    ボン酸誘導体を、 【化5】 水素化することを特徴とする光学活性ピペラジン−2−
    カルボン酸誘導体の製造方法。
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