JPH11100584A - ガス化複合発電設備 - Google Patents
ガス化複合発電設備Info
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- JPH11100584A JPH11100584A JP26035897A JP26035897A JPH11100584A JP H11100584 A JPH11100584 A JP H11100584A JP 26035897 A JP26035897 A JP 26035897A JP 26035897 A JP26035897 A JP 26035897A JP H11100584 A JPH11100584 A JP H11100584A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E20/18—Integrated gasification combined cycle [IGCC], e.g. combined with carbon capture and storage [CCS]
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガス精製設備を出た精製ガスを十分昇温して
ガスタービン複合発電設備に供給することができ、かつ
内部の詰まりやダスト等のガスタービンへの供給のおそ
れがなく、更にコンパクト化が可能なガス化複合発電設
備を提供する。 【解決手段】 ガス化・冷却設備A、ガス精製設備B、
サチュレーション設備、及びガスタービン複合発電設備
Cを備え、更に、サチュレーション設備とガスタービン
複合発電設備Cの間に、精製ガスを更に高温水又は高温
蒸気で間接加熱する精製ガス加熱器21を備える。精製
ガス加熱器21の加熱源は、ガス化・冷却設備Aの蒸気
ドラム4で気水分離した飽和水又は飽和蒸気であり、こ
の飽和水又は飽和蒸気を熱交換後にエコノマイザ3aに
供給する。
ガスタービン複合発電設備に供給することができ、かつ
内部の詰まりやダスト等のガスタービンへの供給のおそ
れがなく、更にコンパクト化が可能なガス化複合発電設
備を提供する。 【解決手段】 ガス化・冷却設備A、ガス精製設備B、
サチュレーション設備、及びガスタービン複合発電設備
Cを備え、更に、サチュレーション設備とガスタービン
複合発電設備Cの間に、精製ガスを更に高温水又は高温
蒸気で間接加熱する精製ガス加熱器21を備える。精製
ガス加熱器21の加熱源は、ガス化・冷却設備Aの蒸気
ドラム4で気水分離した飽和水又は飽和蒸気であり、こ
の飽和水又は飽和蒸気を熱交換後にエコノマイザ3aに
供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭化水素系燃料を
ガス化してガスタービンの燃料にするガス化複合発電設
備に関する。
ガス化してガスタービンの燃料にするガス化複合発電設
備に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のガス化複合発電設備のフ
ロー図例である。この図において、Aはガス化・冷却設
備であり、ガス化炉1でガス化した粗ガスを輻射粗ガス
冷却器2と対流粗ガス冷却器3で冷却し、ガス精製設備
Bに供給する。対流粗ガス冷却器3は、エコノマイザ3
aとエバポレータ3bを有し、エコノマイザ3aで給水
を予熱して蒸気ドラム4で気水分離し、飽和水を粗ガス
冷却器2,3に供給すると共に余剰蒸気を排熱回収ボイ
ラ18に供給するようになっている。
ロー図例である。この図において、Aはガス化・冷却設
備であり、ガス化炉1でガス化した粗ガスを輻射粗ガス
冷却器2と対流粗ガス冷却器3で冷却し、ガス精製設備
Bに供給する。対流粗ガス冷却器3は、エコノマイザ3
aとエバポレータ3bを有し、エコノマイザ3aで給水
を予熱して蒸気ドラム4で気水分離し、飽和水を粗ガス
冷却器2,3に供給すると共に余剰蒸気を排熱回収ボイ
ラ18に供給するようになっている。
【0003】ガス精製設備Bは、高温スクラバー5、ヒ
ーター6、COS転換器7、サチュレータヒータ8、ノ
ックアウトドラム9,11、ボイラ水加熱器10、クー
ラー12、低温スクラバー13、及び脱硫塔14からな
り、脱塵、冷却、脱硫して粗ガスを湿式で精製するよう
になっている。Cはガスタービン複合発電設備であり、
ガスタービン17、排熱回収ボイラ18、蒸気タービン
19、及び煙突20からなり、精製ガスを燃焼させてガ
スタービン17と蒸気タービン19で複合発電するよう
になっている。
ーター6、COS転換器7、サチュレータヒータ8、ノ
ックアウトドラム9,11、ボイラ水加熱器10、クー
ラー12、低温スクラバー13、及び脱硫塔14からな
り、脱塵、冷却、脱硫して粗ガスを湿式で精製するよう
になっている。Cはガスタービン複合発電設備であり、
ガスタービン17、排熱回収ボイラ18、蒸気タービン
19、及び煙突20からなり、精製ガスを燃焼させてガ
スタービン17と蒸気タービン19で複合発電するよう
になっている。
【0004】上述したガス化複合発電設備では、ガス精
製設備Bとガスタービン複合発電設備Cの間にサチュレ
ーション設備(サチュレータ15)が設置される。この
サチュレータ15は、ガスと水が接触する多段接触塔と
熱水を循環させるポンプからなり、ガス精製設備Bから
比較的低温(例えば約40℃)で流入する精製ガスを熱
水を用いて約130℃前後(t5)まで加熱するととも
に、この温度における飽和点まで水蒸気を加湿してい
る。このように、サチュレータ15により精製ガスを昇
温及び加湿することにより、燃焼ガスの流量を増加させ
てガスタービン17の出力を増大させ、同時に加湿され
た水蒸気によりNOx 発生量を低減している。なお、本
出願における各温度の値は例示にすぎず、蒸気タービン
等の条件により種々に変化することは勿論である。
製設備Bとガスタービン複合発電設備Cの間にサチュレ
ーション設備(サチュレータ15)が設置される。この
サチュレータ15は、ガスと水が接触する多段接触塔と
熱水を循環させるポンプからなり、ガス精製設備Bから
比較的低温(例えば約40℃)で流入する精製ガスを熱
水を用いて約130℃前後(t5)まで加熱するととも
に、この温度における飽和点まで水蒸気を加湿してい
る。このように、サチュレータ15により精製ガスを昇
温及び加湿することにより、燃焼ガスの流量を増加させ
てガスタービン17の出力を増大させ、同時に加湿され
た水蒸気によりNOx 発生量を低減している。なお、本
出願における各温度の値は例示にすぎず、蒸気タービン
等の条件により種々に変化することは勿論である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】更に、サチュレータ1
5を出た精製ガスの温度は、約130℃前後(t5)で
あり、システム効率の向上のためには更に昇温すること
が望まれる。そのため、従来のガス化複合発電設備で
は、図10に示すように、ガス化・冷却設備Aとガス精
製設備Bの間に精製ガス加熱器16を設け、この加熱器
により、精製ガスを約160℃〜400℃(t6)まで
加熱してガスタービンへ供給し、システム効率の向上を
図っていた。なお、この図において、t1は1300〜
1500℃、t2は約260〜450℃、t3は約23
0℃、t4は約320℃、t7は約280℃である。
5を出た精製ガスの温度は、約130℃前後(t5)で
あり、システム効率の向上のためには更に昇温すること
が望まれる。そのため、従来のガス化複合発電設備で
は、図10に示すように、ガス化・冷却設備Aとガス精
製設備Bの間に精製ガス加熱器16を設け、この加熱器
により、精製ガスを約160℃〜400℃(t6)まで
加熱してガスタービンへ供給し、システム効率の向上を
図っていた。なお、この図において、t1は1300〜
1500℃、t2は約260〜450℃、t3は約23
0℃、t4は約320℃、t7は約280℃である。
【0006】精製ガス加熱器16は、シェルアンドチュ
ーブ型の熱交換器であり、そのチューブ側を粗ガスが流
れ、シェル側を精製ガスが流れる。しかし、かかる従来
のガス化複合発電設備には以下の問題点があった。 粗ガスには、ダストや煤埃が大量に含まれており、ダ
スト等が堆積・固着して発電設備の操業を停止させるお
それがある。また、この対策のため、スーツブロアを設
けたり流速を制御する等が不可欠となり、装置が複雑化
となる。高速ダストによりチューブに貫通穴ができる
おそれがあり、貫通穴ができるとダスト等ガスタービン
阻害成分がガスタービンに流入し、タービンブレード等
に致命的な損傷を与えるおそれがある。ガスガスの熱
交換器であるため、熱伝達率が小さく大型である。
ーブ型の熱交換器であり、そのチューブ側を粗ガスが流
れ、シェル側を精製ガスが流れる。しかし、かかる従来
のガス化複合発電設備には以下の問題点があった。 粗ガスには、ダストや煤埃が大量に含まれており、ダ
スト等が堆積・固着して発電設備の操業を停止させるお
それがある。また、この対策のため、スーツブロアを設
けたり流速を制御する等が不可欠となり、装置が複雑化
となる。高速ダストによりチューブに貫通穴ができる
おそれがあり、貫通穴ができるとダスト等ガスタービン
阻害成分がガスタービンに流入し、タービンブレード等
に致命的な損傷を与えるおそれがある。ガスガスの熱
交換器であるため、熱伝達率が小さく大型である。
【0007】本発明は上述した問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち本発明の目的は、ガス
精製設備Bを出た精製ガスを十分昇温してガスタービン
複合発電設備に供給することができ、かつ内部の詰まり
やダスト等のガスタービンへの流入のおそれがなく、更
に精製ガス加熱システムのコンパクト化が可能なガス化
複合発電設備を提供することにある。
創案されたものである。すなわち本発明の目的は、ガス
精製設備Bを出た精製ガスを十分昇温してガスタービン
複合発電設備に供給することができ、かつ内部の詰まり
やダスト等のガスタービンへの流入のおそれがなく、更
に精製ガス加熱システムのコンパクト化が可能なガス化
複合発電設備を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、燃料を
ガス化・冷却して粗ガスを生成するガス化・冷却設備A
と、粗ガスを湿式精製して精製ガスにするガス精製設備
Bと、精製ガスを燃焼させて複合発電するガスタービン
複合発電設備Cと、を備えたガス化複合発電設備におい
て、ガス精製設備Bとガスタービン複合発電設備Cの間
に、精製ガスを更に高温水又は高温蒸気で間接加熱する
精製ガス加熱器21を備えた、ことを特徴とするガス化
複合発電設備が提供される。
ガス化・冷却して粗ガスを生成するガス化・冷却設備A
と、粗ガスを湿式精製して精製ガスにするガス精製設備
Bと、精製ガスを燃焼させて複合発電するガスタービン
複合発電設備Cと、を備えたガス化複合発電設備におい
て、ガス精製設備Bとガスタービン複合発電設備Cの間
に、精製ガスを更に高温水又は高温蒸気で間接加熱する
精製ガス加熱器21を備えた、ことを特徴とするガス化
複合発電設備が提供される。
【0009】本発明のこの構成によれば、精製ガス加熱
器21が精製ガスを高温水又は高温蒸気で間接加熱する
液ガスの熱交換器(例えばシェルアンドチューブ型)で
あるので、高温水や高温蒸気をチューブおよびシェルの
いずれの側に通してもダスト等がないため、堆積・固着
等により発電設備を停止させるおそれがなく、かつスー
ツブロア等の複雑な装置が不要であり、更に、ダストが
含まれないのでチューブに貫通穴ができることがなく、
万が一貫通穴ができても高温水や高圧蒸気のほうが、圧
力を高くしてあるため、ガス側に漏れ出すことになり、
結果的に水分がガスタービンに供給されるだけで無害で
あり、タービンブレード等への影響がほとんどなく、更
に液ガスの熱交換器であるため、熱伝達率が大きくコン
パクト化できる。
器21が精製ガスを高温水又は高温蒸気で間接加熱する
液ガスの熱交換器(例えばシェルアンドチューブ型)で
あるので、高温水や高温蒸気をチューブおよびシェルの
いずれの側に通してもダスト等がないため、堆積・固着
等により発電設備を停止させるおそれがなく、かつスー
ツブロア等の複雑な装置が不要であり、更に、ダストが
含まれないのでチューブに貫通穴ができることがなく、
万が一貫通穴ができても高温水や高圧蒸気のほうが、圧
力を高くしてあるため、ガス側に漏れ出すことになり、
結果的に水分がガスタービンに供給されるだけで無害で
あり、タービンブレード等への影響がほとんどなく、更
に液ガスの熱交換器であるため、熱伝達率が大きくコン
パクト化できる。
【0010】また、万が一チューブに貫通穴ができて、
大量に水分が精製ガス側に流れても、精製ガス加熱器の
出口精製ガスの温度が下がってくることで、容易に検出
することができる。
大量に水分が精製ガス側に流れても、精製ガス加熱器の
出口精製ガスの温度が下がってくることで、容易に検出
することができる。
【0011】本発明の好ましい実施形態によれば、更
に、精製ガスと熱水を直接接触させて精製ガスを加熱す
るとともに加湿するサチュレーション設備を備え、該サ
チュレーション設備とガスタービン複合発電設備Cの間
に、前記精製ガス加熱器21を備える。
に、精製ガスと熱水を直接接触させて精製ガスを加熱す
るとともに加湿するサチュレーション設備を備え、該サ
チュレーション設備とガスタービン複合発電設備Cの間
に、前記精製ガス加熱器21を備える。
【0012】本発明の好ましい第1実施形態によれば、
前記精製ガス加熱器21の加熱源は、ガス化・冷却設備
Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和水であり、該飽和
水は熱交換後にエコノマイザ3aに供給される。この構
成により、蒸気ドラム4からの飽和水(t7:約320
℃)で約130℃前後(t5)の精製ガスを約305℃
(t6)まで加熱することができ、かつ約170℃(t
8)まで下がった水をエコノマイザ3aに供給すること
によりエコノマイザ3aの冷却能力を高め、対流粗ガス
冷却器3を出る粗ガス温度を約230℃(t2)まで下
げて、そのまま高温スクラバ5に供給することができ
る。
前記精製ガス加熱器21の加熱源は、ガス化・冷却設備
Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和水であり、該飽和
水は熱交換後にエコノマイザ3aに供給される。この構
成により、蒸気ドラム4からの飽和水(t7:約320
℃)で約130℃前後(t5)の精製ガスを約305℃
(t6)まで加熱することができ、かつ約170℃(t
8)まで下がった水をエコノマイザ3aに供給すること
によりエコノマイザ3aの冷却能力を高め、対流粗ガス
冷却器3を出る粗ガス温度を約230℃(t2)まで下
げて、そのまま高温スクラバ5に供給することができ
る。
【0013】本発明の好ましい第2実施形態によれば、
前記精製ガス加熱器21は、第1加熱器21aと第2加
熱器21bとからなり、第1加熱器21aの加熱源は、
排熱回収ボイラ18からの高温ボイラ水であり、該高温
ボイラ水は熱交換後にエコノマイザ3aに供給され、第
2加熱器21bの加熱源は、ガス化・冷却設備Aの蒸気
ドラム4で気水分離した飽和水であり、該飽和水は熱交
換後にエバポレータ3bに供給される。
前記精製ガス加熱器21は、第1加熱器21aと第2加
熱器21bとからなり、第1加熱器21aの加熱源は、
排熱回収ボイラ18からの高温ボイラ水であり、該高温
ボイラ水は熱交換後にエコノマイザ3aに供給され、第
2加熱器21bの加熱源は、ガス化・冷却設備Aの蒸気
ドラム4で気水分離した飽和水であり、該飽和水は熱交
換後にエバポレータ3bに供給される。
【0014】この構成によれば、約130℃前後(t
5)の精製ガスを2つの加熱器21a,21bを用いて
約305℃(t6)の高温まで加熱することができ、シ
ステム効率を最も高めることができる。また、排熱回収
ボイラ18からの高温ボイラ水(t3:約240℃)は
熱交換後に加熱器21を通らなかった高温ボイラ水と合
流して約205〜215℃(t7)でエコノマイザ3a
に供給されるので、エコノマイザ3aの冷却能力を高
め、対流粗ガス冷却器3を出る粗ガス温度を約230℃
(t2)まで下げて、そのまま高温スクラバ5に供給す
ることができる。また、第2加熱器21bの熱負荷は小
さくなっているので、蒸気ドラム4で気水分離した飽和
水(約321℃:t9)の熱交換後の温度が高く(約2
40〜300℃:t8)、これをエバポレータ3bに直
接供給することかできる。
5)の精製ガスを2つの加熱器21a,21bを用いて
約305℃(t6)の高温まで加熱することができ、シ
ステム効率を最も高めることができる。また、排熱回収
ボイラ18からの高温ボイラ水(t3:約240℃)は
熱交換後に加熱器21を通らなかった高温ボイラ水と合
流して約205〜215℃(t7)でエコノマイザ3a
に供給されるので、エコノマイザ3aの冷却能力を高
め、対流粗ガス冷却器3を出る粗ガス温度を約230℃
(t2)まで下げて、そのまま高温スクラバ5に供給す
ることができる。また、第2加熱器21bの熱負荷は小
さくなっているので、蒸気ドラム4で気水分離した飽和
水(約321℃:t9)の熱交換後の温度が高く(約2
40〜300℃:t8)、これをエバポレータ3bに直
接供給することかできる。
【0015】本発明の好ましい第3実施形態によれば、
前記精製ガス加熱器21の加熱源は、排熱回収ボイラ1
8からの高温ボイラ水であり、該高温ボイラ水は熱交換
後にエコノマイザ3aに供給される。この構成により、
排熱回収ボイラ18からの高温ボイラ水(t3:約30
6℃)を用いて、精製ガスを1つの加熱器で約290〜
310℃(t6)の高温まで加熱することができ、高温
ボイラ水の温度が高い場合に適したシンプルな構成とす
ることができる。
前記精製ガス加熱器21の加熱源は、排熱回収ボイラ1
8からの高温ボイラ水であり、該高温ボイラ水は熱交換
後にエコノマイザ3aに供給される。この構成により、
排熱回収ボイラ18からの高温ボイラ水(t3:約30
6℃)を用いて、精製ガスを1つの加熱器で約290〜
310℃(t6)の高温まで加熱することができ、高温
ボイラ水の温度が高い場合に適したシンプルな構成とす
ることができる。
【0016】本発明の好ましい第4実施形態によれば、
前記精製ガス加熱器21の加熱源は、ガス化・冷却設備
Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和水であり、該飽和
水は熱交換後にエコノマイザ3aに供給される。この構
成により、蒸気ドラム4からの飽和水(t7:約320
℃)で約40℃前後(t5)の精製ガスを約305℃
(t6)まで加熱することができ、かつ約80℃(t
8)まで下がった水をエコノマイザ3aに供給すること
によりエコノマイザ3aの冷却能力を高め、対流粗ガス
冷却器3を出る粗ガス温度を約230℃(t2)まで下
げて、そのまま高温スクラバ5に供給することができ
る。
前記精製ガス加熱器21の加熱源は、ガス化・冷却設備
Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和水であり、該飽和
水は熱交換後にエコノマイザ3aに供給される。この構
成により、蒸気ドラム4からの飽和水(t7:約320
℃)で約40℃前後(t5)の精製ガスを約305℃
(t6)まで加熱することができ、かつ約80℃(t
8)まで下がった水をエコノマイザ3aに供給すること
によりエコノマイザ3aの冷却能力を高め、対流粗ガス
冷却器3を出る粗ガス温度を約230℃(t2)まで下
げて、そのまま高温スクラバ5に供給することができ
る。
【0017】本発明の好ましい第5実施形態によれば、
前記精製ガス加熱器21は、第1加熱器21aと第2加
熱器21bとからなり、第1加熱器21aの加熱源は、
排熱回収ボイラ18からの高温ボイラ水であり、該高温
ボイラ水は熱交換後にエコノマイザ3aに供給され、第
2加熱器21bの加熱源は、ガス化・冷却設備Aの蒸気
ドラム4で気水分離した飽和水であり、該飽和水は熱交
換後にエバポレータ3bに供給される。
前記精製ガス加熱器21は、第1加熱器21aと第2加
熱器21bとからなり、第1加熱器21aの加熱源は、
排熱回収ボイラ18からの高温ボイラ水であり、該高温
ボイラ水は熱交換後にエコノマイザ3aに供給され、第
2加熱器21bの加熱源は、ガス化・冷却設備Aの蒸気
ドラム4で気水分離した飽和水であり、該飽和水は熱交
換後にエバポレータ3bに供給される。
【0018】この構成によれば、約40℃前後(t5)
の精製ガスを2つの加熱器21a,21bを用いて約3
05℃(t6)の高温まで加熱することができ、システ
ム効率を最も高めることができる。また、排熱回収ボイ
ラ18からの高温ボイラ水(t3:約240℃)は熱交
換後に加熱器21を通らなかった高温ボイラ水と合流し
て約180〜210℃(t7)でエコノマイザ3aに供
給されるので、エコノマイザ3aの冷却能力を高め、対
流粗ガス冷却器3を出る粗ガス温度を約230℃(t
2)まで下げて、そのまま高温スクラバ5に供給するこ
とができる。また、第2加熱器21bの熱負荷は小さく
なっているので、蒸気ドラム4で気水分離した飽和水
(約321℃:t9)の熱交換後の温度が高く(約24
0〜300℃:t8)、これをエバポレータ3bに直接
供給することかできる。
の精製ガスを2つの加熱器21a,21bを用いて約3
05℃(t6)の高温まで加熱することができ、システ
ム効率を最も高めることができる。また、排熱回収ボイ
ラ18からの高温ボイラ水(t3:約240℃)は熱交
換後に加熱器21を通らなかった高温ボイラ水と合流し
て約180〜210℃(t7)でエコノマイザ3aに供
給されるので、エコノマイザ3aの冷却能力を高め、対
流粗ガス冷却器3を出る粗ガス温度を約230℃(t
2)まで下げて、そのまま高温スクラバ5に供給するこ
とができる。また、第2加熱器21bの熱負荷は小さく
なっているので、蒸気ドラム4で気水分離した飽和水
(約321℃:t9)の熱交換後の温度が高く(約24
0〜300℃:t8)、これをエバポレータ3bに直接
供給することかできる。
【0019】本発明の好ましい第6実施形態によれば、
前記精製ガス加熱器21の加熱源は、排熱回収ボイラ1
8からの高温ボイラ水であり、該高温ボイラ水は熱交換
後にエコノマイザ3aに供給される。この構成により、
排熱回収ボイラ18からの高温ボイラ水(t3:約30
6℃)を用いて、精製ガスを1つの加熱器で約290〜
310℃(t6)の高温まで加熱することができ、高温
ボイラ水の温度が高い場合に適したシンプルな構成とす
ることができる。
前記精製ガス加熱器21の加熱源は、排熱回収ボイラ1
8からの高温ボイラ水であり、該高温ボイラ水は熱交換
後にエコノマイザ3aに供給される。この構成により、
排熱回収ボイラ18からの高温ボイラ水(t3:約30
6℃)を用いて、精製ガスを1つの加熱器で約290〜
310℃(t6)の高温まで加熱することができ、高温
ボイラ水の温度が高い場合に適したシンプルな構成とす
ることができる。
【0020】本発明の好ましい第7実施形態によれば、
前記精製ガス加熱器21の加熱用高温蒸気は、ガス化・
冷却設備Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和蒸気であ
り、該飽和蒸気は熱交換後に排熱回収ボイラ18のボイ
ラ水系統の適当な所に供給される。この構成により、蒸
気ドラム4からの飽和蒸気(t7:約320℃)で約1
30℃前後(t5)の精製ガスを約305℃(t6)ま
で加熱することができる。また、対流粗ガス冷却器3を
出る粗ガス温度を約230℃(t2)まで下げて、その
まま高温スクラバ5に供給することができる。
前記精製ガス加熱器21の加熱用高温蒸気は、ガス化・
冷却設備Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和蒸気であ
り、該飽和蒸気は熱交換後に排熱回収ボイラ18のボイ
ラ水系統の適当な所に供給される。この構成により、蒸
気ドラム4からの飽和蒸気(t7:約320℃)で約1
30℃前後(t5)の精製ガスを約305℃(t6)ま
で加熱することができる。また、対流粗ガス冷却器3を
出る粗ガス温度を約230℃(t2)まで下げて、その
まま高温スクラバ5に供給することができる。
【0021】本発明の好ましい第8実施形態によれば、
前記精製ガス加熱器21は、第1加熱器21aと第2加
熱器21bとからなり、第1加熱器21aの加熱源は、
排熱回収ボイラ18からの高温ボイラ水であり、該高温
ボイラ水は熱交換後にエコノマイザ3aに供給され、第
2加熱器21bの加熱用高温蒸気は、ガス化・冷却設備
Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和蒸気であり、該飽
和蒸気は熱交換後にエバポレータ3bに供給される。
前記精製ガス加熱器21は、第1加熱器21aと第2加
熱器21bとからなり、第1加熱器21aの加熱源は、
排熱回収ボイラ18からの高温ボイラ水であり、該高温
ボイラ水は熱交換後にエコノマイザ3aに供給され、第
2加熱器21bの加熱用高温蒸気は、ガス化・冷却設備
Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和蒸気であり、該飽
和蒸気は熱交換後にエバポレータ3bに供給される。
【0022】この構成によれば、約130℃前後(t
5)の精製ガスを2つの加熱器21a,21bを用いて
約305℃(t6)の高温まで加熱することができ、シ
ステム効率を最も高めることができる。また、排熱回収
ボイラ18からの高温ボイラ水(t3:約240℃)は
熱交換後に加熱器21を通らなかった高温ボイラ水と合
流して約205〜215℃(t7)でエコノマイザ3a
に供給されるので、エコノマイザ3aの冷却能力を高
め、対流粗ガス冷却器3を出る粗ガス温度を約230℃
(t2)まで下げて、そのまま高温スクラバ5に供給す
ることができる。
5)の精製ガスを2つの加熱器21a,21bを用いて
約305℃(t6)の高温まで加熱することができ、シ
ステム効率を最も高めることができる。また、排熱回収
ボイラ18からの高温ボイラ水(t3:約240℃)は
熱交換後に加熱器21を通らなかった高温ボイラ水と合
流して約205〜215℃(t7)でエコノマイザ3a
に供給されるので、エコノマイザ3aの冷却能力を高
め、対流粗ガス冷却器3を出る粗ガス温度を約230℃
(t2)まで下げて、そのまま高温スクラバ5に供給す
ることができる。
【0023】この他、サチュレーション設備がなく、蒸
気加熱によるケースにも適用できる。
気加熱によるケースにも適用できる。
【0024】本発明の好ましい第9実施形態によれば、
前記精製ガス加熱器21の加熱源は、排熱回収ボイラ1
8からの高温ボイラ水であり、該高温ボイラ水は熱交換
後にエコノマイザ3aに供給される。この構成により、
排熱回収ボイラ18からの高温ボイラ水(t3:約30
6℃)を用いて、精製ガスを1つの加熱器で約290〜
310℃(t6)の高温まで加熱することができ、高温
ボイラ水の温度が高い場合に適したシンプルな構成とす
ることができる。
前記精製ガス加熱器21の加熱源は、排熱回収ボイラ1
8からの高温ボイラ水であり、該高温ボイラ水は熱交換
後にエコノマイザ3aに供給される。この構成により、
排熱回収ボイラ18からの高温ボイラ水(t3:約30
6℃)を用いて、精製ガスを1つの加熱器で約290〜
310℃(t6)の高温まで加熱することができ、高温
ボイラ水の温度が高い場合に適したシンプルな構成とす
ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
図1は、本発明のガス化複合発電設備の第1実施形態を
示す全体フロー図である。この図において、本発明のガ
ス化複合発電設備は、燃料をガス化・冷却して粗ガスを
生成するガス化・冷却設備Aと、粗ガスを湿式精製して
精製ガスにするガス精製設備Bと、精製ガスと熱水を直
接接触させて精製ガスを加熱するとともに加湿するサチ
ュレーション設備15と、精製ガスを燃焼させて複合発
電するガスタービン複合発電設備Cとを備えている。ガ
ス化・冷却設備A、ガス精製設備B及びガスタービン複
合発電設備Cを構成する機器は、図10に示した従来の
ガス化複合発電設備と同様である。
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
図1は、本発明のガス化複合発電設備の第1実施形態を
示す全体フロー図である。この図において、本発明のガ
ス化複合発電設備は、燃料をガス化・冷却して粗ガスを
生成するガス化・冷却設備Aと、粗ガスを湿式精製して
精製ガスにするガス精製設備Bと、精製ガスと熱水を直
接接触させて精製ガスを加熱するとともに加湿するサチ
ュレーション設備15と、精製ガスを燃焼させて複合発
電するガスタービン複合発電設備Cとを備えている。ガ
ス化・冷却設備A、ガス精製設備B及びガスタービン複
合発電設備Cを構成する機器は、図10に示した従来の
ガス化複合発電設備と同様である。
【0026】図1において、本発明のガス化複合発電設
備は、サチュレーション設備15とガスタービン複合発
電設備Cの間に、精製ガスを更に高温水で間接加熱する
精製ガス加熱器21を備えている。この精製ガス加熱器
21は液ガスの熱交換器(例えばシェルアンドチューブ
型)である。更に、図に示すように、精製ガス加熱器2
1の加熱源は、ガス化・冷却設備Aの蒸気ドラム4で気
水分離した飽和水HW2であり、この飽和水を熱交換後
に水HW3としてエコノマイザ3aに供給するようにな
っている。
備は、サチュレーション設備15とガスタービン複合発
電設備Cの間に、精製ガスを更に高温水で間接加熱する
精製ガス加熱器21を備えている。この精製ガス加熱器
21は液ガスの熱交換器(例えばシェルアンドチューブ
型)である。更に、図に示すように、精製ガス加熱器2
1の加熱源は、ガス化・冷却設備Aの蒸気ドラム4で気
水分離した飽和水HW2であり、この飽和水を熱交換後
に水HW3としてエコノマイザ3aに供給するようにな
っている。
【0027】この構成における、高温水及び高温蒸気の
温度は、一例として行ったシステム計算の結果、t1:
1300〜1500℃、t2:約230℃、t3:約2
10℃、t4:約320℃、t5:約132℃、t6:
約305℃、t7:約321℃、t8:約170℃であ
る。
温度は、一例として行ったシステム計算の結果、t1:
1300〜1500℃、t2:約230℃、t3:約2
10℃、t4:約320℃、t5:約132℃、t6:
約305℃、t7:約321℃、t8:約170℃であ
る。
【0028】本発明のこの構成によれば、精製ガス加熱
器21が精製ガスを高温水で間接加熱する液ガスの熱交
換器(例えばシェルアンドチューブ型)であるので、例
えば、高温水をチューブに通してもダスト等がないた
め、堆積・固着等により発電設備を停止させるおそれが
なく、かつスーツブロア等の複雑な装置が不要であり、
更に、ダストが含まれないのでチューブに貫通穴ができ
ることがなく、万が一貫通穴ができても高温水や高圧蒸
気のほうが、圧力を高くしてあるため、ガス側に漏れ出
すことになり、結果的に水分がガスタービンに供給され
るだけで無害であり、タービンブレード等への影響がほ
とんどなく、更に液ガスの熱交換器であるため、熱伝達
率が大きくコンパクト化できる。
器21が精製ガスを高温水で間接加熱する液ガスの熱交
換器(例えばシェルアンドチューブ型)であるので、例
えば、高温水をチューブに通してもダスト等がないた
め、堆積・固着等により発電設備を停止させるおそれが
なく、かつスーツブロア等の複雑な装置が不要であり、
更に、ダストが含まれないのでチューブに貫通穴ができ
ることがなく、万が一貫通穴ができても高温水や高圧蒸
気のほうが、圧力を高くしてあるため、ガス側に漏れ出
すことになり、結果的に水分がガスタービンに供給され
るだけで無害であり、タービンブレード等への影響がほ
とんどなく、更に液ガスの熱交換器であるため、熱伝達
率が大きくコンパクト化できる。
【0029】また、万が一チューブに貫通穴ができて、
大量に水分が精製ガス側に流れても、精製ガス加熱器の
出口精製ガスの温度が下がってくることで、容易に検出
することができる。
大量に水分が精製ガス側に流れても、精製ガス加熱器の
出口精製ガスの温度が下がってくることで、容易に検出
することができる。
【0030】また、図1の第1実施形態により、蒸気ド
ラム4からの飽和水(t7:約320℃)で約130℃
前後(t5)の精製ガスを約305℃(t6)まで加熱
することができ、かつ約170℃(t8)まで下がった
水をエコノマイザ3aに供給することによりエコノマイ
ザ3aの冷却能力を高め、対流粗ガス冷却器3を出る粗
ガス温度を約230℃(t2)まで下げて、そのまま高
温スクラバ5に供給することができる。
ラム4からの飽和水(t7:約320℃)で約130℃
前後(t5)の精製ガスを約305℃(t6)まで加熱
することができ、かつ約170℃(t8)まで下がった
水をエコノマイザ3aに供給することによりエコノマイ
ザ3aの冷却能力を高め、対流粗ガス冷却器3を出る粗
ガス温度を約230℃(t2)まで下げて、そのまま高
温スクラバ5に供給することができる。
【0031】図2は、本発明のガス化複合発電設備の第
2実施形態を示す全体フロー図である。この図におい
て、精製ガス加熱器21は、直列に連結された第1加熱
器21aと第2加熱器21bの2台からなる。また、第
1加熱器21aの加熱源は、排熱回収ボイラ18からの
高温ボイラ水HW1であり、この高温ボイラ水を熱交換
後にボイラ水HW3としてエコノマイザ3aに供給す
る。更に、第2加熱器21bの加熱源は、ガス化・冷却
設備Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和水HW2であ
り、この飽和水を熱交換後に水HW4としてエバポレー
タ3bに供給するようになっている。その他の構成は図
1の第1実施形態と同様である。
2実施形態を示す全体フロー図である。この図におい
て、精製ガス加熱器21は、直列に連結された第1加熱
器21aと第2加熱器21bの2台からなる。また、第
1加熱器21aの加熱源は、排熱回収ボイラ18からの
高温ボイラ水HW1であり、この高温ボイラ水を熱交換
後にボイラ水HW3としてエコノマイザ3aに供給す
る。更に、第2加熱器21bの加熱源は、ガス化・冷却
設備Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和水HW2であ
り、この飽和水を熱交換後に水HW4としてエバポレー
タ3bに供給するようになっている。その他の構成は図
1の第1実施形態と同様である。
【0032】この構成における、高温水及び高温蒸気の
温度は、システム計算の結果、t1:1300〜150
0℃、t2:約230℃、t3:約240℃、t4:約
320℃、t5:約132℃、t6:約305℃、t
7:約205〜215℃、t8:約240〜300℃で
ある。
温度は、システム計算の結果、t1:1300〜150
0℃、t2:約230℃、t3:約240℃、t4:約
320℃、t5:約132℃、t6:約305℃、t
7:約205〜215℃、t8:約240〜300℃で
ある。
【0033】この構成によれば、約130℃前後(t
5)の精製ガスを2つの加熱器21a,21bを用いて
約305℃(t6)の高温まで加熱することができ、シ
ステム効率を最も高めることができる。また、排熱回収
ボイラ18からの高温ボイラ水(t3:約240℃)は
熱交換後に約205〜215℃(t7)でエコノマイザ
3aに供給されるので、エコノマイザ3aの冷却能力を
高め、対流粗ガス冷却器3を出る粗ガス温度を約230
℃(t2)まで下げて、そのまま高温スクラバ5に供給
することができる。また、第2加熱器21bの熱負荷は
小さくなっているので、蒸気ドラム4で気水分離した飽
和水(約321℃:t9)の熱交換後の温度が高く(約
240〜300℃:t8)、これをエバポレータ3bに
直接供給することができる。
5)の精製ガスを2つの加熱器21a,21bを用いて
約305℃(t6)の高温まで加熱することができ、シ
ステム効率を最も高めることができる。また、排熱回収
ボイラ18からの高温ボイラ水(t3:約240℃)は
熱交換後に約205〜215℃(t7)でエコノマイザ
3aに供給されるので、エコノマイザ3aの冷却能力を
高め、対流粗ガス冷却器3を出る粗ガス温度を約230
℃(t2)まで下げて、そのまま高温スクラバ5に供給
することができる。また、第2加熱器21bの熱負荷は
小さくなっているので、蒸気ドラム4で気水分離した飽
和水(約321℃:t9)の熱交換後の温度が高く(約
240〜300℃:t8)、これをエバポレータ3bに
直接供給することができる。
【0034】図3は、本発明のガス化複合発電設備の第
3実施形態を示す全体フロー図である。この図におい
て、精製ガス加熱器21の加熱源は、排熱回収ボイラ1
8からの高温ボイラ水HW1であり、この高温ボイラ水
を熱交換後にボイラ水HW2としてエコノマイザ3aに
供給するようになっている。その他の構成は図1の第1
実施形態と同様である。
3実施形態を示す全体フロー図である。この図におい
て、精製ガス加熱器21の加熱源は、排熱回収ボイラ1
8からの高温ボイラ水HW1であり、この高温ボイラ水
を熱交換後にボイラ水HW2としてエコノマイザ3aに
供給するようになっている。その他の構成は図1の第1
実施形態と同様である。
【0035】この構成における、高温水及び高温蒸気の
温度は、システム計算の結果、t1:1300〜150
0℃、t2:約290〜310℃、t3:約306℃、
t4:約320℃、t5:約132℃、t6:約290
℃、t7:約260〜280℃である。
温度は、システム計算の結果、t1:1300〜150
0℃、t2:約290〜310℃、t3:約306℃、
t4:約320℃、t5:約132℃、t6:約290
℃、t7:約260〜280℃である。
【0036】この構成により、排熱回収ボイラ18から
の高温ボイラ水(t3:約306℃)を用いて、精製ガ
スを1つの加熱器で約290〜310℃(t6)の高温
まで加熱することができ、高温ボイラ水の温度が高い場
合に適したシンプルな構成とすることができる。
の高温ボイラ水(t3:約306℃)を用いて、精製ガ
スを1つの加熱器で約290〜310℃(t6)の高温
まで加熱することができ、高温ボイラ水の温度が高い場
合に適したシンプルな構成とすることができる。
【0037】図4は、本発明のガス化複合発電設備の第
4実施形態を示す全体フロー図である。この図におい
て、本発明のガス化複合発電設備は、燃料をガス化・冷
却して粗ガスを生成するガス化・冷却設備Aと、粗ガス
を湿式精製して精製ガスにするガス精製設備Bと、精製
ガスを燃焼させて複合発電するガスタービン複合発電設
備Cとを備えている。ガス化・冷却設備A、ガス精製設
備B及びガスタービン複合発電設備Cを構成する機器
は、図10に示した従来のガス化複合発電設備と同様で
ある。
4実施形態を示す全体フロー図である。この図におい
て、本発明のガス化複合発電設備は、燃料をガス化・冷
却して粗ガスを生成するガス化・冷却設備Aと、粗ガス
を湿式精製して精製ガスにするガス精製設備Bと、精製
ガスを燃焼させて複合発電するガスタービン複合発電設
備Cとを備えている。ガス化・冷却設備A、ガス精製設
備B及びガスタービン複合発電設備Cを構成する機器
は、図10に示した従来のガス化複合発電設備と同様で
ある。
【0038】図4において、本発明のガス化複合発電設
備は、ガス精製設備Bとガスタービン複合発電設備Cの
間に、精製ガスを更に高温水で間接加熱する精製ガス加
熱器21を備えている。この精製ガス加熱器21は液ガ
スの熱交換器(例えばシェルアンドチューブ型)であ
る。更に、図に示すように、精製ガス加熱器21の加熱
源は、ガス化・冷却設備Aの蒸気ドラム4で気水分離し
た飽和水HW2であり、この飽和水を熱交換後に水HW
3としてエコノマイザ3aに供給するようになってい
る。
備は、ガス精製設備Bとガスタービン複合発電設備Cの
間に、精製ガスを更に高温水で間接加熱する精製ガス加
熱器21を備えている。この精製ガス加熱器21は液ガ
スの熱交換器(例えばシェルアンドチューブ型)であ
る。更に、図に示すように、精製ガス加熱器21の加熱
源は、ガス化・冷却設備Aの蒸気ドラム4で気水分離し
た飽和水HW2であり、この飽和水を熱交換後に水HW
3としてエコノマイザ3aに供給するようになってい
る。
【0039】この構成における、高温水及び高温蒸気の
温度は、一例として行ったシステム計算の結果、t1:
1300〜1500℃、t2:約230℃、t3:約2
10℃、t4:約320℃、t5:約40℃、t6:約
305℃、t7:約321℃、t8:約80℃である。
温度は、一例として行ったシステム計算の結果、t1:
1300〜1500℃、t2:約230℃、t3:約2
10℃、t4:約320℃、t5:約40℃、t6:約
305℃、t7:約321℃、t8:約80℃である。
【0040】本発明のこの構成によれば、精製ガス加熱
器21が精製ガスを高温水で間接加熱する液ガスの熱交
換器(例えばシェルアンドチューブ型)であるので、例
えば、高温水をチューブに通してもダスト等がないた
め、堆積・固着等により発電設備を停止させるおそれが
なく、かつスーツブロア等の複雑な装置が不要であり、
更に、ダストが含まれないのでチューブに貫通穴ができ
ることがなく、万が一貫通穴ができても高温水や高圧蒸
気のほうが、圧力を高くしてあるため、ガス側に漏れ出
すことになり、結果的に水分がガスタービンに供給され
るだけで無害であり、タービンブレード等への影響がほ
とんどなく、更に液ガスの熱交換器であるため、熱伝達
率が大きくコンパクト化できる。
器21が精製ガスを高温水で間接加熱する液ガスの熱交
換器(例えばシェルアンドチューブ型)であるので、例
えば、高温水をチューブに通してもダスト等がないた
め、堆積・固着等により発電設備を停止させるおそれが
なく、かつスーツブロア等の複雑な装置が不要であり、
更に、ダストが含まれないのでチューブに貫通穴ができ
ることがなく、万が一貫通穴ができても高温水や高圧蒸
気のほうが、圧力を高くしてあるため、ガス側に漏れ出
すことになり、結果的に水分がガスタービンに供給され
るだけで無害であり、タービンブレード等への影響がほ
とんどなく、更に液ガスの熱交換器であるため、熱伝達
率が大きくコンパクト化できる。
【0041】また、万が一チューブに貫通穴ができて、
大量に水分が精製ガス側に流れても、精製ガス加熱器の
出口精製ガスの温度が下がってくることで、容易に検出
することができる。
大量に水分が精製ガス側に流れても、精製ガス加熱器の
出口精製ガスの温度が下がってくることで、容易に検出
することができる。
【0042】また、図4の第4実施形態により、蒸気ド
ラム4からの飽和水(t7:約320℃)で約40℃前
後(t5)の精製ガスを約305℃(t6)まで加熱す
ることができ、かつ約80℃(t8)まで下がった水を
エコノマイザ3aに供給することによりエコノマイザ3
aの冷却能力を高め、対流粗ガス冷却器3を出る粗ガス
温度を約230℃(t2)まで下げて、そのまま高温ス
クラバ5に供給することができる。
ラム4からの飽和水(t7:約320℃)で約40℃前
後(t5)の精製ガスを約305℃(t6)まで加熱す
ることができ、かつ約80℃(t8)まで下がった水を
エコノマイザ3aに供給することによりエコノマイザ3
aの冷却能力を高め、対流粗ガス冷却器3を出る粗ガス
温度を約230℃(t2)まで下げて、そのまま高温ス
クラバ5に供給することができる。
【0043】図5は、本発明のガス化複合発電設備の第
5実施形態を示す全体フロー図である。この図におい
て、精製ガス加熱器21は、直列に連結された第1加熱
器21aと第2加熱器21bの2台からなる。また、第
1加熱器21aの加熱源は、排熱回収ボイラ18からの
高温ボイラ水HW1であり、この高温ボイラ水を熱交換
後にボイラ水HW3としてエコノマイザ3aに供給す
る。更に、第2加熱器21bの加熱源は、ガス化・冷却
設備Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和水HW2であ
り、この飽和水を熱交換後に水HW4としてエバポレー
タ3bに供給するようになっている。その他の構成は図
4の第4実施形態と同様である。
5実施形態を示す全体フロー図である。この図におい
て、精製ガス加熱器21は、直列に連結された第1加熱
器21aと第2加熱器21bの2台からなる。また、第
1加熱器21aの加熱源は、排熱回収ボイラ18からの
高温ボイラ水HW1であり、この高温ボイラ水を熱交換
後にボイラ水HW3としてエコノマイザ3aに供給す
る。更に、第2加熱器21bの加熱源は、ガス化・冷却
設備Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和水HW2であ
り、この飽和水を熱交換後に水HW4としてエバポレー
タ3bに供給するようになっている。その他の構成は図
4の第4実施形態と同様である。
【0044】この構成における、高温水及び高温蒸気の
温度は、システム計算の結果、t1:1300〜150
0℃、t2:約230℃、t3:約240℃、t4:約
320℃、t5:約40℃、t6:約305℃、t7:
約180〜210℃、t8:約240〜300℃であ
る。
温度は、システム計算の結果、t1:1300〜150
0℃、t2:約230℃、t3:約240℃、t4:約
320℃、t5:約40℃、t6:約305℃、t7:
約180〜210℃、t8:約240〜300℃であ
る。
【0045】この構成によれば、約40℃前後(t5)
の精製ガスを2つの加熱器21a,21bを用いて約3
05℃(t6)の高温まで加熱することができ、システ
ム効率を最も高めることができる。また、排熱回収ボイ
ラ18からの高温ボイラ水(t3:約240℃)は熱交
換後に約180〜210℃(t7)でエコノマイザ3a
に供給されるので、エコノマイザ3aの冷却能力を高
め、対流粗ガス冷却器3を出る粗ガス温度を約230℃
(t2)まで下げて、そのまま高温スクラバ5に供給す
ることができる。また、第2加熱器21bの熱負荷は小
さくなっているので、蒸気ドラム4で気水分離した飽和
水(約321℃:t9)の熱交換後の温度が高く(約2
40〜300℃:t8)、これをエバポレータ3bに直
接供給することかできる。
の精製ガスを2つの加熱器21a,21bを用いて約3
05℃(t6)の高温まで加熱することができ、システ
ム効率を最も高めることができる。また、排熱回収ボイ
ラ18からの高温ボイラ水(t3:約240℃)は熱交
換後に約180〜210℃(t7)でエコノマイザ3a
に供給されるので、エコノマイザ3aの冷却能力を高
め、対流粗ガス冷却器3を出る粗ガス温度を約230℃
(t2)まで下げて、そのまま高温スクラバ5に供給す
ることができる。また、第2加熱器21bの熱負荷は小
さくなっているので、蒸気ドラム4で気水分離した飽和
水(約321℃:t9)の熱交換後の温度が高く(約2
40〜300℃:t8)、これをエバポレータ3bに直
接供給することかできる。
【0046】図6は、本発明のガス化複合発電設備の第
6実施形態を示す全体フロー図である。この図におい
て、精製ガス加熱器21の加熱源は、排熱回収ボイラ1
8からの高温ボイラ水HW1であり、この高温ボイラ水
を熱交換後にボイラ水HW2としてエコノマイザ3aに
供給するようになっている。その他の構成は図5の第5
実施形態と同様である。
6実施形態を示す全体フロー図である。この図におい
て、精製ガス加熱器21の加熱源は、排熱回収ボイラ1
8からの高温ボイラ水HW1であり、この高温ボイラ水
を熱交換後にボイラ水HW2としてエコノマイザ3aに
供給するようになっている。その他の構成は図5の第5
実施形態と同様である。
【0047】この構成における、高温水及び高温蒸気の
温度は、システム計算の結果、t1:1300〜150
0℃、t2:約290〜310℃、t3:約306℃、
t4:約320℃、t5:約40℃、t6:約290
℃、t7:約250〜275℃である。
温度は、システム計算の結果、t1:1300〜150
0℃、t2:約290〜310℃、t3:約306℃、
t4:約320℃、t5:約40℃、t6:約290
℃、t7:約250〜275℃である。
【0048】この構成により、排熱回収ボイラ18から
の高温ボイラ水(t3:約306℃)を用いて、精製ガ
スを1つの加熱器で約290〜310℃(t6)の高温
まで加熱することができ、高温ボイラ水の温度が高い場
合に適したシンプルな構成とすることができる。
の高温ボイラ水(t3:約306℃)を用いて、精製ガ
スを1つの加熱器で約290〜310℃(t6)の高温
まで加熱することができ、高温ボイラ水の温度が高い場
合に適したシンプルな構成とすることができる。
【0049】図7は、本発明のガス化複合発電設備の第
7実施形態を示す全体フロー図である。この図におい
て、本発明のガス化複合発電設備は、燃料をガス化・冷
却して粗ガスを生成するガス化・冷却設備Aと、粗ガス
を湿式精製して精製ガスにするガス精製設備Bと、精製
ガスと熱水を直接接触させて精製ガスを加熱するととも
に加湿するサチュレーション設備15と、精製ガスを燃
焼させて複合発電するガスタービン複合発電設備Cとを
備えている。ガス化・冷却設備A、ガス精製設備B及び
ガスタービン複合発電設備Cを構成する機器は、図10
に示した従来のガス化複合発電設備と同様である。
7実施形態を示す全体フロー図である。この図におい
て、本発明のガス化複合発電設備は、燃料をガス化・冷
却して粗ガスを生成するガス化・冷却設備Aと、粗ガス
を湿式精製して精製ガスにするガス精製設備Bと、精製
ガスと熱水を直接接触させて精製ガスを加熱するととも
に加湿するサチュレーション設備15と、精製ガスを燃
焼させて複合発電するガスタービン複合発電設備Cとを
備えている。ガス化・冷却設備A、ガス精製設備B及び
ガスタービン複合発電設備Cを構成する機器は、図10
に示した従来のガス化複合発電設備と同様である。
【0050】図7において、本発明のガス化複合発電設
備は、サチュレーション設備15とガスタービン複合発
電設備Cの間に、精製ガスを更に高温蒸気で間接加熱す
る精製ガス加熱器21を備えている。この精製ガス加熱
器21は液ガスの熱交換器(例えばシェルアンドチュー
ブ型)である。更に、図に示すように、精製ガス加熱器
21の加熱用高温蒸気は、ガス化・冷却設備Aの蒸気ド
ラム4で気水分離した飽和蒸気HS1であり、この飽和
蒸気を熱交換後に凝縮水HW3として昇圧してエコノマ
イザ3aに供給するようになっている。
備は、サチュレーション設備15とガスタービン複合発
電設備Cの間に、精製ガスを更に高温蒸気で間接加熱す
る精製ガス加熱器21を備えている。この精製ガス加熱
器21は液ガスの熱交換器(例えばシェルアンドチュー
ブ型)である。更に、図に示すように、精製ガス加熱器
21の加熱用高温蒸気は、ガス化・冷却設備Aの蒸気ド
ラム4で気水分離した飽和蒸気HS1であり、この飽和
蒸気を熱交換後に凝縮水HW3として昇圧してエコノマ
イザ3aに供給するようになっている。
【0051】この構成における、高温水及び高温蒸気の
温度は、一例として行ったシステム計算の結果、t1:
1300〜1500℃、t2:約230℃、t3:約2
10℃、t4:約320℃、t5:約132℃、t6:
約305℃、t7:約321℃、t8:約170℃であ
る。
温度は、一例として行ったシステム計算の結果、t1:
1300〜1500℃、t2:約230℃、t3:約2
10℃、t4:約320℃、t5:約132℃、t6:
約305℃、t7:約321℃、t8:約170℃であ
る。
【0052】本発明のこの構成によれば、精製ガス加熱
器21が精製ガスを高温水で間接加熱する液ガスの熱交
換器(例えばシェルアンドチューブ型)であるので、例
えば、高温蒸気をチューブに通してもダスト等がないた
め、堆積・固着等により発電設備を停止させるおそれが
なく、かつスーツブロア等の複雑な装置が不要であり、
更に、ダストが含まれないのでチューブに貫通穴ができ
ることがなく、万が一貫通穴ができても高温水や高圧蒸
気のほうが、圧力を高くしてあるため、ガス側に漏れ出
すことになり、結果的に水分がガスタービンに供給され
るだけで無害であり、タービンブレード等への影響がほ
とんどなく、更に液ガスの熱交換器であるため、熱伝達
率が大きくコンパクト化できる。
器21が精製ガスを高温水で間接加熱する液ガスの熱交
換器(例えばシェルアンドチューブ型)であるので、例
えば、高温蒸気をチューブに通してもダスト等がないた
め、堆積・固着等により発電設備を停止させるおそれが
なく、かつスーツブロア等の複雑な装置が不要であり、
更に、ダストが含まれないのでチューブに貫通穴ができ
ることがなく、万が一貫通穴ができても高温水や高圧蒸
気のほうが、圧力を高くしてあるため、ガス側に漏れ出
すことになり、結果的に水分がガスタービンに供給され
るだけで無害であり、タービンブレード等への影響がほ
とんどなく、更に液ガスの熱交換器であるため、熱伝達
率が大きくコンパクト化できる。
【0053】また、万が一チューブに貫通穴ができて、
大量に水分が精製ガス側に流れても、精製ガス加熱器の
出口精製ガスの温度が下がってくることで、容易に検出
することができる。
大量に水分が精製ガス側に流れても、精製ガス加熱器の
出口精製ガスの温度が下がってくることで、容易に検出
することができる。
【0054】また、図7の第7実施形態により、蒸気ド
ラム4からの飽和蒸気(t7:約320℃)で約130
℃前後(t5)の精製ガスを約305℃(t6)まで加
熱することができ、かつ約170℃(t8)まで下がっ
た凝縮水をエコノマイザ3aに供給することによりエコ
ノマイザ3aの冷却能力を高め、対流粗ガス冷却器3を
出る粗ガス温度を約230℃(t2)まで下げて、その
まま高温スクラバ5に供給することができる。
ラム4からの飽和蒸気(t7:約320℃)で約130
℃前後(t5)の精製ガスを約305℃(t6)まで加
熱することができ、かつ約170℃(t8)まで下がっ
た凝縮水をエコノマイザ3aに供給することによりエコ
ノマイザ3aの冷却能力を高め、対流粗ガス冷却器3を
出る粗ガス温度を約230℃(t2)まで下げて、その
まま高温スクラバ5に供給することができる。
【0055】図8は、本発明のガス化複合発電設備の第
8実施形態を示す全体フロー図である。この図におい
て、精製ガス加熱器21は、直列に連結された第1加熱
器21aと第2加熱器21bの2台からなる。また、第
1加熱器21aの加熱源は、排熱回収ボイラ18からの
高温ボイラ水HW1であり、この高温ボイラ水を熱交換
後にボイラ水HW3としてエコノマイザ3aに供給す
る。更に、第2加熱器21bの加熱源は、ガス化・冷却
設備Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和蒸気HS1で
あり、この凝縮水を熱交換後に昇圧して水HW4として
エバポレータ3bに供給するようになっている。その他
の構成は図7の第7実施形態と同様である。
8実施形態を示す全体フロー図である。この図におい
て、精製ガス加熱器21は、直列に連結された第1加熱
器21aと第2加熱器21bの2台からなる。また、第
1加熱器21aの加熱源は、排熱回収ボイラ18からの
高温ボイラ水HW1であり、この高温ボイラ水を熱交換
後にボイラ水HW3としてエコノマイザ3aに供給す
る。更に、第2加熱器21bの加熱源は、ガス化・冷却
設備Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和蒸気HS1で
あり、この凝縮水を熱交換後に昇圧して水HW4として
エバポレータ3bに供給するようになっている。その他
の構成は図7の第7実施形態と同様である。
【0056】この構成における、高温水及び高温蒸気の
温度は、システム計算の結果、t1:1300〜150
0℃、t2:約230℃、t3:約240℃、t4:約
320℃、t5:約132℃、t6:約305℃、t
7:約205〜215℃、t8:約240〜300℃で
ある。
温度は、システム計算の結果、t1:1300〜150
0℃、t2:約230℃、t3:約240℃、t4:約
320℃、t5:約132℃、t6:約305℃、t
7:約205〜215℃、t8:約240〜300℃で
ある。
【0057】この構成によれば、約130℃前後(t
5)の精製ガスを2つの加熱器21a,21bを用いて
約305℃(t6)の高温まで加熱することができ、シ
ステム効率を最も高めることができる。また、排熱回収
ボイラ18からの高温ボイラ水(t3:約240℃)は
熱交換後に約205〜215℃(t7)でエコノマイザ
3aに供給されるので、エコノマイザ3aの冷却能力を
高め、対流粗ガス冷却器3を出る粗ガス温度を約230
℃(t2)まで下げて、そのまま高温スクラバ5に供給
することができる。また、第2加熱器21bの熱負荷は
小さくなっているので、蒸気ドラム4で気水分離した飽
和蒸気(約321℃:t9)の熱交換後の凝縮水の温度
が高く(約240〜300℃:t8)、これを昇圧して
エバポレータ3bに直接供給することができる。
5)の精製ガスを2つの加熱器21a,21bを用いて
約305℃(t6)の高温まで加熱することができ、シ
ステム効率を最も高めることができる。また、排熱回収
ボイラ18からの高温ボイラ水(t3:約240℃)は
熱交換後に約205〜215℃(t7)でエコノマイザ
3aに供給されるので、エコノマイザ3aの冷却能力を
高め、対流粗ガス冷却器3を出る粗ガス温度を約230
℃(t2)まで下げて、そのまま高温スクラバ5に供給
することができる。また、第2加熱器21bの熱負荷は
小さくなっているので、蒸気ドラム4で気水分離した飽
和蒸気(約321℃:t9)の熱交換後の凝縮水の温度
が高く(約240〜300℃:t8)、これを昇圧して
エバポレータ3bに直接供給することができる。
【0058】図9は、本発明のガス化複合発電設備の第
9実施形態を示す全体フロー図である。この図におい
て、精製ガス加熱器21の加熱用高温蒸気は、蒸気ドラ
ム4からの高温飽和蒸気HS1であり、この高温蒸気を
熱交換後にボイラ水として昇圧後エコノマイザ3aに供
給するようになっている。その他の構成は図7の第7実
施形態と同様である。
9実施形態を示す全体フロー図である。この図におい
て、精製ガス加熱器21の加熱用高温蒸気は、蒸気ドラ
ム4からの高温飽和蒸気HS1であり、この高温蒸気を
熱交換後にボイラ水として昇圧後エコノマイザ3aに供
給するようになっている。その他の構成は図7の第7実
施形態と同様である。
【0059】この構成における、高温水及び高温蒸気の
温度は、システム計算の結果、t1:1300〜150
0℃、t2:約290〜310℃、t3:約260〜2
90℃、t4:約320℃、t5:約132℃、t6:
約290℃、t7:約170℃である。
温度は、システム計算の結果、t1:1300〜150
0℃、t2:約290〜310℃、t3:約260〜2
90℃、t4:約320℃、t5:約132℃、t6:
約290℃、t7:約170℃である。
【0060】この構成により、蒸気ドラム4からの高温
蒸気(t4:約306℃)を用いて、精製ガスを1つの
加熱器で約290〜310℃(t6)の高温まで加熱す
ることができ、高温ボイラ水の温度が高い場合に適した
シンプルな構成とすることができる。
蒸気(t4:約306℃)を用いて、精製ガスを1つの
加熱器で約290〜310℃(t6)の高温まで加熱す
ることができ、高温ボイラ水の温度が高い場合に適した
シンプルな構成とすることができる。
【0061】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更でき
ることは勿論である。
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更でき
ることは勿論である。
【0062】
【発明の効果】上述したように、本発明の構成によれ
ば、精製ガス加熱器21が精製ガスを高温水又は高温蒸
気で間接加熱する液ガスの熱交換器(例えばシェルアン
ドチューブ型)であるので、例えば高温水をチューブに
通してもダスト等がないため、堆積・固着等により発電
設備を停止させるおそれがなく、かつスーツブロア等の
複雑な装置が不要であり、更に、ダストが含まれないの
でチューブに貫通穴ができることがなく、万が一貫通穴
ができても高温水や高圧蒸気のほうが、圧力を高くして
あるため、ガス側に漏れ出すことになり、結果的に水分
がガスタービンに供給されるだけで無害であり、タービ
ンブレード等への影響がほとんどなく、更に液ガスの熱
交換器であるため、熱伝達率が大きくコンパクト化でき
る。
ば、精製ガス加熱器21が精製ガスを高温水又は高温蒸
気で間接加熱する液ガスの熱交換器(例えばシェルアン
ドチューブ型)であるので、例えば高温水をチューブに
通してもダスト等がないため、堆積・固着等により発電
設備を停止させるおそれがなく、かつスーツブロア等の
複雑な装置が不要であり、更に、ダストが含まれないの
でチューブに貫通穴ができることがなく、万が一貫通穴
ができても高温水や高圧蒸気のほうが、圧力を高くして
あるため、ガス側に漏れ出すことになり、結果的に水分
がガスタービンに供給されるだけで無害であり、タービ
ンブレード等への影響がほとんどなく、更に液ガスの熱
交換器であるため、熱伝達率が大きくコンパクト化でき
る。
【0063】また、万が一チューブに貫通穴ができて、
大量に水分が精製ガス側に流れても、精製ガス加熱器の
出口精製ガスの温度が下がってくることで、容易に検出
することができる。
大量に水分が精製ガス側に流れても、精製ガス加熱器の
出口精製ガスの温度が下がってくることで、容易に検出
することができる。
【0064】従って、本発明のガス化複合発電設備は、
ガス精製設備を出た精製ガスを十分昇温してガスタービ
ン複合発電設備に供給することができ、かつ内部の詰ま
りやダスト等のガスタービンへの供給のおそれがなく、
更にコンパクト化が可能である、等の優れた効果を有す
る。
ガス精製設備を出た精製ガスを十分昇温してガスタービ
ン複合発電設備に供給することができ、かつ内部の詰ま
りやダスト等のガスタービンへの供給のおそれがなく、
更にコンパクト化が可能である、等の優れた効果を有す
る。
【図1】本発明のガス化複合発電設備の第1実施形態を
示す全体フロー図である。
示す全体フロー図である。
【図2】本発明のガス化複合発電設備の第2実施形態を
示す全体フロー図である。
示す全体フロー図である。
【図3】本発明のガス化複合発電設備の第3実施形態を
示す全体フロー図である。
示す全体フロー図である。
【図4】本発明のガス化複合発電設備の第4実施形態を
示す全体フロー図である。
示す全体フロー図である。
【図5】本発明のガス化複合発電設備の第5実施形態を
示す全体フロー図である。
示す全体フロー図である。
【図6】本発明のガス化複合発電設備の第6実施形態を
示す全体フロー図である。
示す全体フロー図である。
【図7】本発明のガス化複合発電設備の第7実施形態を
示す全体フロー図である。
示す全体フロー図である。
【図8】本発明のガス化複合発電設備の第8実施形態を
示す全体フロー図である。
示す全体フロー図である。
【図9】本発明のガス化複合発電設備の第9実施形態を
示す全体フロー図である。
示す全体フロー図である。
【図10】従来のガス化複合発電設備のフロー図であ
る。
る。
A ガス化・冷却設備 B ガス精製設備 C ガスタービン複合発電設備 1 ガス化炉 2 輻射粗ガス冷却器 3 対流粗ガス冷却器 3a エコノマイザ 3b エバポレータ 4 蒸気ドラム 5 高温スクラバー 6 ヒーター 7 COS転換器 8 サチュレータヒータ 9,11 ノックアウトドラム 10 ボイラ水加熱器 12 クーラー 13 低温スクラバー 14 脱硫塔 15 サチュレーション設備(サチュレータ) 16 精製ガス加熱器 17 ガスタービン 18 排熱回収ボイラ 19 蒸気タービン 20 煙突 21 精製ガス加熱器 21a 第1加熱器 21b 第2加熱器 22 ボイラ水加熱器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C10J 3/46 C10J 3/46 D F01K 23/10 F01K 23/10 U // F02C 3/28 F02C 3/28 (72)発明者 宇都宮 正治 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 古川 俊樹 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内
Claims (11)
- 【請求項1】 燃料をガス化・冷却して粗ガスを生成す
るガス化・冷却設備Aと、粗ガスを湿式精製して精製ガ
スにするガス精製設備Bと、精製ガスを燃焼させて複合
発電するガスタービン複合発電設備Cと、を備えたガス
化複合発電設備において、 ガス精製設備Bとガスタービン複合発電設備Cの間に、
精製ガスを更に高温水又は高温蒸気で間接加熱する精製
ガス加熱器21を備えた、ことを特徴とするガス化複合
発電設備。 - 【請求項2】 前記精製ガス加熱器21の加熱源は、ガ
ス化・冷却設備Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和水
であり、該飽和水は熱交換後にエコノマイザ3aに供給
される、ことを特徴とする請求項1に記載のガス化複合
発電設備。 - 【請求項3】 前記精製ガス加熱器21は、第1加熱器
21aと第2加熱器21bとからなり、第1加熱器21
aの加熱源は、排熱回収ボイラ18からの高温ボイラ水
であり、該高温ボイラ水は熱交換後にエコノマイザ3a
に供給され、第2加熱器21bの加熱源は、ガス化・冷
却設備Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和水であり、
該飽和水は熱交換後にエバポレータ3bに供給される、
ことを特徴とする請求項1に記載のガス化複合発電設
備。 - 【請求項4】 前記精製ガス加熱器21の加熱源は、排
熱回収ボイラ18からの高温ボイラ水であり、該高温ボ
イラ水は熱交換後にエコノマイザ3aに供給される、こ
とを特徴とする請求項1に記載のガス化複合発電設備。 - 【請求項5】 更に、精製ガスと熱水を直接接触させて
精製ガスを加熱するとともに加湿するサチュレーション
設備を備え、該サチュレーション設備とガスタービン複
合発電設備Cの間に、前記精製ガス加熱器21を備え
る、ことを特徴とする請求項1に記載のガス化複合発電
設備。 - 【請求項6】 前記精製ガス加熱器21の加熱源は、ガ
ス化・冷却設備Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和水
であり、該飽和水は熱交換後にエコノマイザ3aに供給
される、ことを特徴とする請求項5に記載のガス化複合
発電設備。 - 【請求項7】 前記精製ガス加熱器21は、第1加熱器
21aと第2加熱器21bとからなり、第1加熱器21
aの加熱源は、排熱回収ボイラ18からの高温ボイラ水
であり、該高温ボイラ水は熱交換後にエコノマイザ3a
に供給され、第2加熱器21bの加熱源は、ガス化・冷
却設備Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和水であり、
該飽和水は熱交換後にエバポレータ3bに供給される、
ことを特徴とする請求項5に記載のガス化複合発電設
備。 - 【請求項8】 前記精製ガス加熱器21の加熱源は、排
熱回収ボイラ18からの高温ボイラ水であり、該高温ボ
イラ水は熱交換後にエコノマイザ3aに供給される、こ
とを特徴とする請求項5に記載のガス化複合発電設備。 - 【請求項9】 前記精製ガス加熱器21の加熱源は、ガ
ス化・冷却設備Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和蒸
気であり、該飽和蒸気は熱交換後にエコノマイザ3aに
供給される、ことを特徴とする請求項5に記載のガス化
複合発電設備。 - 【請求項10】 前記精製ガス加熱器21は、第1加熱
器21aと第2加熱器21bとからなり、第1加熱器2
1aの加熱源は、排熱回収ボイラ18からの高温ボイラ
水であり、該高温ボイラ水は熱交換後にエコノマイザ3
aに供給され、第2加熱器21bの加熱源は、ガス化・
冷却設備Aの蒸気ドラム4で気水分離した飽和蒸気であ
り、この凝縮水は熱交換後に昇圧してエバポレータ3b
に供給される、ことを特徴とする請求項5に記載のガス
化複合発電設備。 - 【請求項11】 前記精製ガス加熱器21の加熱源は、
蒸気ドラム4からのからの高温飽和蒸気であり、該高温
蒸気は熱交換後にボイラ水として昇圧後エコノマイザ3
aに供給される、ことを特徴とする請求項5に記載のガ
ス化複合発電設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26035897A JPH11100584A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | ガス化複合発電設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26035897A JPH11100584A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | ガス化複合発電設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11100584A true JPH11100584A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17346845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26035897A Pending JPH11100584A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | ガス化複合発電設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11100584A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103194272A (zh) * | 2013-04-10 | 2013-07-10 | 山西鑫立能源科技有限公司 | 煤矸石热解气化荒煤气净化燃烧循环利用装置 |
| WO2016024447A1 (ja) * | 2014-08-11 | 2016-02-18 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ガス化複合発電設備、およびガス化複合発電設備の運転方法 |
-
1997
- 1997-09-25 JP JP26035897A patent/JPH11100584A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103194272A (zh) * | 2013-04-10 | 2013-07-10 | 山西鑫立能源科技有限公司 | 煤矸石热解气化荒煤气净化燃烧循环利用装置 |
| WO2016024447A1 (ja) * | 2014-08-11 | 2016-02-18 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ガス化複合発電設備、およびガス化複合発電設備の運転方法 |
| JP2016037951A (ja) * | 2014-08-11 | 2016-03-22 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ガス化複合発電設備、およびガス化複合発電設備の運転方法 |
| CN106662013A (zh) * | 2014-08-11 | 2017-05-10 | 三菱日立电力系统株式会社 | 煤气化复合发电设备及煤气化复合发电设备的运行方法 |
| CN106662013B (zh) * | 2014-08-11 | 2018-07-27 | 三菱日立电力系统株式会社 | 煤气化复合发电设备及煤气化复合发电设备的运行方法 |
| US10415467B2 (en) | 2014-08-11 | 2019-09-17 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Integrated gasification combined cycle and method for operating integrated gasification combined cycle |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070910 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080131 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |