JPH11100754A - テンプル装置 - Google Patents

テンプル装置

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Publication number
JPH11100754A
JPH11100754A JP27376697A JP27376697A JPH11100754A JP H11100754 A JPH11100754 A JP H11100754A JP 27376697 A JP27376697 A JP 27376697A JP 27376697 A JP27376697 A JP 27376697A JP H11100754 A JPH11100754 A JP H11100754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temple
ring
cover
woven fabric
needle
Prior art date
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Pending
Application number
JP27376697A
Other languages
English (en)
Inventor
Taku Shioda
卓 塩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tsudakoma Corp, Tsudakoma Industrial Co Ltd filed Critical Tsudakoma Corp
Priority to JP27376697A priority Critical patent/JPH11100754A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製織時、特によこ糸密度の大きな織布を製織
する際に、織布にリングテンプルの針による疵の発生を
防止する。 【解決手段】 リングテンプル2にテンプルカバー3を
被せるとともに、テンプルカバー3の内側に凸部23、
28を設け、これらの凸部23、28をリングテンプル
2のローラ5の溝7、またはリングテンプル2の隣り合
うリング6間に対向させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、織機用のテンプル装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図1ないし図5は、従来の一般的なテン
プル装置1を示している。テンプル装置1は、リングテ
ンプル2とテンプルカバー3とで組み立てられている。
リングテンプル2は、軸兼用のボルト4の先端部分に対
し回転自在に挿入されたローラ5、軸兼用のボルト4の
中間部分に回転可能な状態で挿入された複数のリング6
などによって構成されている。ローラ5は、円柱状であ
り、円周方向に沿って、複数の溝7を連続した状態で備
え、軸兼用のボルト4に固定されたベベルドディスク8
とヘッドピース9との間で回転可能な状態で取り付けら
れている。
【0003】また、リング6は、外周面で放射方向(半
径方向)の多数の針10を備えており、ベベルドディス
ク8とエンドセグメント11との間で、軸兼用のボルト
4に挿入された複数のセグメント12によって、回転可
能な状態で保持されている。それぞれのセグメント12
は、リングテンプル2の軸線に対して、所定の傾斜角θ
の軸部13を構成しており、その部分でリング6を回転
可能な状態で支持している。そして一般に、リングテン
プル2には、軸部13の傾斜角θが異なる数種類のセグ
メント12が組み込まれており、織布20の端部側ほど
傾斜角θは大きく設定されている。なお、軸兼用のボル
ト4は、テンプルブラケット15に対して取り付けられ
ている。
【0004】またテンプルカバー3は、リングテンプル
2の軸線方向に延び、その上側のほぼ半周面を覆ってお
り、リングテンプル2とテンプルカバー3の内面との間
で、織布20を案内する空間を形成している。なお、こ
のテンプルカバー3は、取り付けボルト17によってテ
ンプルカバーブラケット16に固定され、リングテンプ
ル2の上側に被せられている。
【0005】製織時に、よこ糸19は、たて糸18の開
口内によこ入れされ、筬21によって、織り口22に打
ち込まれ、織布20となる。この織布20は、左右のテ
ンプル装置1のテンプルカバー3の一方の端部に接して
屈曲し、リングテンプル2の針10に刺されたまま、リ
ングテンプル2の回転によって、テンプルカバー3の他
方の端部に接して、織布20の巻き取り方向に移動す
る。
【0006】よこ糸密度が高い織布の製織時において、
図5に示すように、よこ入れされたよこ糸19は、1回
の筬打ちで完全に密な織り組織とならないため、筬21
が後退すると、織り口22は、筬打ち点であるA点より
も筬側に位置するB点に形成される。その後の筬打ち動
作により、織り口22は、B点から筬打ち点であるA点
に移動する。
【0007】このため、織布20は、筬打ち点であるA
点の近くおよびリングテンプル2とテンプルカバー3と
の間の空間で緩み、波状に蛇行(蛇曲)する。筬打ち時
の織布20の緩みが大きくなると、織布20は、リング
テンプル2の針10から抜け出し、また次に筬21の後
退にともなって、たて糸18の張力によって、織布20
の緩みが解消されるため、織布20は、リングテンプル
2の針10に再度入り込む。このように、筬打ち毎に、
織布20が針10に対して繰り返し出入りするため、織
布20にはたて糸18やよこ糸19のフィラメント切れ
による布疵が発生し、織物の品質が損なわれるという問
題が生じる。
【0008】上記のような布疵の防止策として、(1)
リングテンプル2とテンプルカバー3の内面との隙間を
小さくする、(2)テンプルカバー3の筬打ち側の端部
を下げ、筬打ち点からリングテンプル2までの織布20
の長さを大きくし、織布20が緩んだとしても、織布2
0が迂曲(屈曲)しないようにする、などの対策が施さ
れている。しかし、そのような対策でも、上記の布疵は
充分に防止できない。
【0009】
【発明の目的】したがって、本発明の目的は、製織時、
特によこ糸密度の大きな織布を製織する際に、織布にリ
ングテンプルの針による疵の発生を防止することであ
る。
【0010】
【発明の解決手段】上記目的の下に、本発明は、リング
テンプルにテンプルカバーを被せるとともに、テンプル
カバーの内側に凸部を設け、これらの凸部をリングテン
プルのローラの溝、またはリングテンプルの隣り合うリ
ング間に対向させている。ここで、上記凸部は、テンプ
ルカバーの内面に、テンプルカバーと一体の部材によ
り、またはテンプルカバーと別部材のリングにより構成
する。また、上記凸部は、リングテンプルの円周方向で
連続した状態で、または不連続な状態で、全てのローラ
の溝、隣り合うリング間に対向して、あるいは特定のロ
ーラの溝、隣り合うリング間にのみ対向させて設けられ
ている。
【0011】このような構造によると、筬打ちのとき
に、リングテンプルと筬打ち点の間に織布に緩みが発生
しても、凸部は、織布をローラの溝、あるいは隣り合う
リングの間に押さえ込んでいる。このため、織布が針か
ら抜け出るのを防止でき、これによって布疵の発生を防
止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図6ないし図8、および図9ない
し図11は、それぞれ本発明の具体例を示している。こ
れらの図で、従来例のものと同じ部分には同一の符号が
付けられており、その同一部分の説明も省略されてい
る。
【0013】まず、図6、7において、本発明のテンプ
ル装置1は、従来例と同様に、リングテンプル2および
テンプルカバー3によって組み立てられている。テンプ
ルカバー3は、内面に凸部23を形成するための部材と
して、内面にテンプルカバーブッシュ24を有してい
る。すなわち、テンプルカバーブッシュ24は、リング
テンプル2と対応する面としての内面の円周方向に連続
する複数の凸部23を形成している。この凸部23は、
リングテンプルの円周方向に沿って連続し、ローラ5の
溝7に対向しており、また、隣り合うリング6の間で、
リング6の外径よりも小さなセグメント12の部分に対
向している。
【0014】なお、セグメント12の軸線は、リングテ
ンプル2の軸線に対して傾斜しており、セグメント12
が形成する円周は、リングテンプル2の軸線に対し傾斜
している。このため、セグメント12に対向して設けら
れ、セグメント12に沿って形成される凸部23は、リ
ングテンプル2の軸線に対し傾斜している円の円周方向
に沿って設けられることになる。ここで、凸部23は、
針10の先端よりもリングテンプル2の中心方向に入り
込んでおり、その入り込み量aは、織布20の緩み時に
おける織布20の針10からの抜け出しを防止するのに
適切な寸法に設定されている。
【0015】製織時に、織布20に緩みが発生し、緩み
状態の織布20がリングテンプル2の外周部分で波状に
蛇行(蛇曲)したとしても、ローラ5の溝7の位置や、
隣り合うリング6の間の位置で、凸部23が緩み状態の
織布20を押さえ込んで、それらの溝7や隣り合うリン
グ6の間のセグメント12の部分に押し当てているた
め、織布20は、その厚み以上の入り込み量aで針10
に入り込んでいる。したがって、織布20は、筬打ち時
の蛇行によっても、針10から抜け出し再び入り込むこ
ともなくなり、これによる織布20の針疵の発生が防止
できる。
【0016】なお、凸部23は、半円弧状のテンプルカ
バー3の円周方向に沿って連続していてもよく、あるい
は図8に示すように、円周方向に沿って例えば3つに分
割されて、不連続な状態として形成されていてもよい。
また、複数の凸部23は、全てのローラ6の溝7、隣り
合うリング6の間に対向して設けられていてもよく、ま
たそれらの特定のものにのみ対向した状態で設けられて
いてもよい。さらに、凸部23は、テンプルカバーブッ
シュ24を用いて形成しないで、テンプルカバー3の内
面に同一部材により直接形成してもよい。
【0017】次に、図9ないし図11は、本発明のテン
プル装置1の他の具体例を示している。テンプルカバー
3は、リングテンプル2の軸線方向に長い例えば2つの
切り欠き25を有しており、この位置でリングテンプル
2の軸線と平行なシャフト26によって、ローラ5の溝
7および隣り合うリング6の間に対応して、複数の布押
えリング27を支持している。
【0018】そして、この布押えリング27は、外径部
分で凸部28を構成している。もちろん、この凸部28
は、針10の針先よりもリングテンプル2の中心方向に
位置しており、前記と同様に、所定の入り込み量aに設
定されている。なお、シャフト26は、テンプルカバー
3の一部の切り起こしにより形成されたサポート29に
対し固定されており、また隣り合う布押えリング27
は、その間に挿入されたスペーサリング30によって所
定の間隔に保持されている。
【0019】筬打ち時に、筬打ち点Aとリングテンプル
2の間で織布20の緩みが発生するが、織布20は、ロ
ーラ5の溝7の位置および隣り合うリング6の間で、布
押えリング27の凸部28によって円周方向の2箇所で
押さえ込まれているため、針10から抜け出ない。した
がって、織布20の針10に対する入り込み・抜け出し
が筬打ち時に発生せず、それによる布疵の発生が確実に
防止できる。このとき布押えリング27は、織布20の
移動に伴って従動的に回転する。
【0020】なお、布押えリング27は、ローラ5の全
ての溝7および隣り合うすべてのリング7の間でなく、
それらのうち特定のものにのみ対応させて設けることも
できる。また、布押えリング27およびスペーサリング
30は、織布20の巻き取り移動とともに従動的に回転
すれば、布押えリング27と織布20との間に摩擦が発
生せず、布押えリング27の存在が織布20の巻き取り
の抵抗とならないので有利であるが、その摩擦抵抗が問
題とならないならば、布押えリング27およびスペーサ
リング30は、シャフト26に対して固定されていても
よい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、テンプルカバーの内側
に設けられた凸部が織布を押さえ込むため 、テンプル
装置の本来の機能すなわち織り幅縮みの防止、織成点の
変動の抑止を高めることができ、さらに筬打ちの際、リ
ングテンプルと筬打ち点で織布に緩みが発生しても、凸
部が織布を押さえ込んでいるため、織布が針から抜け出
るのを防止でき、布疵が発生しなくなる。これによっ
て、品質のよい織布の製織が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のテンプル装置の平面図である。
【図2】従来のテンプル装置の側面図である。
【図3】従来のテンプル装置の正面図である。
【図4】軸兼用のボルトに対するセグメントおよびリン
グの取り付け状態の断面図である
【図5】従来のテンプル装置を側面から見た動作説明図
である。
【図6】本発明のテンプル装置の正面図である。
【図7】本発明のテンプル装置の拡大正面図である。
【図8】本発明のテンプル装置の拡大断面図である。
【図9】本発明のテンプル装置の正面図である。
【図10】本発明のテンプル装置の側面図である。
【図11】本発明のテンプル装置を側面から見た動作説
明図である。
【符号の説明】
1 テンプル装置 2 リングテンプル 3 テンプルカバー 4 軸兼用のボルト 5 ローラ 6 リング 7 溝 8 ベベルドディスク 9 ヘッドピース 10 針 11 エンドセグメント 12 セグメント 13 軸部 15 テンプルブラケット 16 テンプルカバーブラケット 17 取り付けボルト 18 たて糸 19 よこ糸 20 織布 21 筬 22 織り口 23 凸部 24 テンプルカバーブッシュ 25 切り欠き 26 シャフト 27 布押えリング 28 凸部 29 サポート 30 スペーサリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リングテンプルにテンプルカバーを被せ
    るとともに、テンプルカバーの内側に複数の凸部を設
    け、これらの凸部をリングテンプルのローラの溝に対向
    させることを特徴とするテンプル装置。
  2. 【請求項2】 リングテンプルにテンプルカバーを被せ
    るとともに、テンプルカバーの内側に複数の凸部を設
    け、この凸部をリングテンプルの隣り合うリング間に対
    向させることを特徴とするテンプル装置。
  3. 【請求項3】 凸部をテンプルカバーの内側にリングテ
    ンプルの円周方向に沿ってテンプルカバーと一体的に設
    けることを特徴とする請求項1または請求項2記載のテ
    ンプル装置。
  4. 【請求項4】 凸部をテンプルカバーの内側にリングテ
    ンプルの軸方向に沿ってテンプルカバーと一体的に設け
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載のテン
    プル装置。
  5. 【請求項5】 凸部を布押えリングにより構成すること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のテンプル装
    置。
JP27376697A 1997-09-19 1997-09-19 テンプル装置 Pending JPH11100754A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27376697A JPH11100754A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 テンプル装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP27376697A JPH11100754A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 テンプル装置

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JPH11100754A true JPH11100754A (ja) 1999-04-13

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ID=17532288

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JP27376697A Pending JPH11100754A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 テンプル装置

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JP (1) JPH11100754A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007077514A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Katayama Co Ltd 斜め織り織機用のリングテンプル
CN105568521A (zh) * 2015-12-29 2016-05-11 约科布缪勒机械制造(中国)有限公司 一种针刺式边撑
WO2022077575A1 (zh) * 2020-10-14 2022-04-21 浙江贤天高科股份有限公司 应用于剑杆织机的转动辊

Cited By (3)

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JP2007077514A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Katayama Co Ltd 斜め織り織機用のリングテンプル
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