JPH11100830A - 水中仮締切り設備の設置方法及び水中仮締切り設備並びに水密金物 - Google Patents

水中仮締切り設備の設置方法及び水中仮締切り設備並びに水密金物

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JPH11100830A
JPH11100830A JP26194997A JP26194997A JPH11100830A JP H11100830 A JPH11100830 A JP H11100830A JP 26194997 A JP26194997 A JP 26194997A JP 26194997 A JP26194997 A JP 26194997A JP H11100830 A JPH11100830 A JP H11100830A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不陸整正作業を省略できる水中仮締切り設備
を提供すること。 【解決手段】 ダム堰体2の貯水池側コンクリート面2
aに設置するケーソン1と、ケーソン1の上面に取付け
る可動蓋4と、ケーソン1の脚部1aに設ける水密金物
16を備える。水密金物16は、コンクリート面2aと
の相対位置に合成ゴム17を設け、コンクリート面2a
との相対部分に注入する荷重伝達用モルタル10が、コ
ンクリート面2aに直接接触しないようにする。水密金
物16に取付けた水密金物固定材12に位置調整用ボル
ト14を突設し、位置調整用ボルト14によって間隔を
調整した水密金物固定材12とコンクリート面2aの間
にライナー15を介在させる。 【効果】 不陸整正作業を省略することができ、かつ、
コンクリート面の不陸への追従代を可及的に大きくとれ
ると共に、水中仮締切り設備を撤去した後に荷重伝達用
モルタルを削り取る必要がなくなり、設備コストが低減
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばダム施設の
改良工事を行うに際し、ダム堰体と貯水池とを分離すべ
く、ダム堰体に取付ける水中仮締切り設備の設置方法、
及び、水中仮締切り設備とこの水中仮締切り設備に適し
た水密金物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばダム施設の改良工事を行う場合、
工事に先立ち、貯水池側におけるダム堰体のコンクリー
ト面に、一時的に水中仮締切り設備を取付け、ダム堰体
における工事部分と貯水池とを分離する。以下、従来の
水中仮締切り設備を図7〜図10に基づいて説明する。
【0003】図7〜図10において、1はケーソンであ
り、ダム堰体2の貯水池側のコンクリート面2aに、何
らかの作業空間を確保するために取付けられる箱型の構
造物である。このケーソン1は、平面的に「コ」の字型
のラーメン構造で、高さ方向に、複数のブロックに水平
分割して搬入する。
【0004】ケーソン1は、前記コンクリート面2aに
予め据付けられた底蓋3上に設置し、底蓋3、ケーソン
1の最上位のブロックの上面に取付けられる可動蓋4及
びコンクリート面2aの戸当たりと一体化して水密を保
ち、内部に作業空間を確保している。なお、このケーソ
ン1に作用する水圧荷重は、ラーメン構造の脚部1aを
介してコンクリート面2aに伝達される。
【0005】5は設備の自重や前記ケーソン1に作用す
る浮力を支える支持架構であり、これら自重や浮力を、
PCアンカー6(図8参照)を介して前記コンクリート
面2aに伝達している。7は前記ケーソン1の据付け
後、ケーソン1内部を排水する前に、ケーソン1の最上
位のブロックと支持架構5との間に挿入される浮き上り
防止材であり、ケーソン1内部の排水に伴う浮力を圧縮
力として支持架構5に伝達する。
【0006】8は前記支持架構5と底蓋3の間を連結す
る吊金物であり、底蓋3の自重と、底蓋3上に作用する
重量(ケーソン1、可動蓋4、浮き上り防止材7の自
重)を引張り力として支持架構5に伝達する。
【0007】前記した底蓋3は、吊金物8を介して支持
架構5と連結された後は、底蓋3より上方に位置する構
造物の全重量を支え、一方、ケーソン1内部の排水時に
は底面に作用する水圧(浮力)をケーソン1に伝達す
る。また、可動蓋4は水位が上昇する虞のある場合には
事前に閉鎖し、水位がケーソン1の天端以上まで上昇し
た場合に、ケーソン1内部への水の侵入を防止する。
【0008】上記した構造の水中仮締切り設備において
は、コンクリート面2aと対向配置される水密金物9
は、その支承面が水中仮締切り設備からの水圧荷重を受
け、荷重伝達用モルタル10を介してコンクリート面2
aに伝達されるようになっており、また、荷重伝達用モ
ルタル10の注入時におけるモルタル10の流出を防止
するために、図14及び図15に示すように、出代調整
用枕13を介して水密金物9の内部両側に設けられた非
膨潤ゴム11a・水膨潤ゴム11bによって、コンクリ
ート面2aにおける不陸に追従し、荷重伝達用モルタル
10の注入用空間を水密する。
【0009】そして、この水密金物9の、コンクリート
面2aの不陸に対する追従代は、水密金物9の内部両側
に設けられた水膨潤ゴム11bの伸び量と、コンクリー
ト面2aにべた付け状態で取付けられる水密金物固定材
12からの水膨潤ゴム11bの出入り調整量を合せた量
であり、従来は、75mm程度であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した構
造の水密金物9を備えた従来の水中仮締切り設備を設置
するに際しては、この水中仮締切り設備を設置するコン
クリート面2aに、前記追従代を超えた不陸が存在した
り、左右に設置ラインの捩じれがある場合には、水中仮
締切り設備の設置に先立ってこれを整正していたので、
多大なコストを必要としていた。
【0011】また、上記した構造の水密金物9では、水
密ゴムとして使用する非膨潤ゴム11a・水膨潤ゴム1
1bが高価であり、水中仮締切り設備を撤去した後にコ
ンクリート面2aを設備設置前の状態に復元するには、
水密金物9の撤去と併せて、荷重伝達用モルタル10を
も削り取る必要があった。
【0012】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、不陸整正作業を省略することがで
き、かつ、コンクリート面の不陸への追従代を可及的に
大きくとれる水中仮締切り設備の設置方法及び水中仮締
切り設備、並びに、この水中仮締切り設備に適した水密
金物を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、水密金物の外部両側に取付ける水
密金物固定材とコンクリート面の間を位置調整ボルトで
調整した後、この間にライナーを介設することとしてい
る。そして、このようにすることで、不陸整正作業を省
略することができ、かつ、コンクリート面の不陸への追
従代を可及的に大きくできる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の水中仮締切り設備の設置
方法は、ダム堰体の貯水池側のコンクリート面に作業空
間を確保する水中仮締切り設備を設置する方法におい
て、コンクリート面の不陸を計測した後、この計測結果
に基づいて水中仮締切り設備の水密金物における前記コ
ンクリート面と相対する端面を、コンクリート面と端面
間の距離が所定の範囲となるように切断し、次に、水密
金物の内部両側に出代調整用枕、非膨潤ゴムを介して設
ける水膨潤ゴムと前記コンクリート面との間の距離が、
水膨潤ゴムの膨潤代以内となるような高さの出代調整用
枕を設置すると共に、同じく水密金物の外部両側に取付
ける水密金物固定材と前記コンクリート面との間の距離
が、水膨潤ゴムの膨潤代以内となるように水密金物固定
材を設置し、次に、この水密金物固定材とコンクリート
面の間を位置調整ボルトで調整した後、この間にライナ
ーを介設し、最後に、水密金物内に荷重伝達用モルタル
を注入するものである。
【0015】本発明の水中仮締切り設備の設置方法にお
けるコンクリート面と端面間の距離は、膨潤代を考慮し
た水膨潤ゴムの高さから水膨潤ゴムを支持するのに必要
な長さを減じた長さ以下である。
【0016】また、本発明の水中仮締切り設備は、少な
くともダム堰体の貯水池側のコンクリート面に設置され
るケーソンと、このケーソンの上面に取付けられる可動
蓋と、前記ケーソンの脚部に設けられる水密金物を備
え、水密金物は、前記コンクリート面との相対位置に合
成ゴムを設け、コンクリート面との相対部分に注入され
る荷重伝達用モルタルが、コンクリート面に直接接触し
ないようにすると共に、水密金物に取付けた水密金物固
定材に位置調整用ボルトを突設し、この位置調整用ボル
トによって間隔を調整した水密金物固定材とコンクリー
ト面の間にライナーを介在させたものである。
【0017】また、本発明の水密金物は、ダム堰体の貯
水池側のコンクリート面に作業空間を確保する水中仮締
切り設備に設置される水密金物であって、前記コンクリ
ート面と相対する面を、コンクリート面との相対部分に
注入される荷重伝達用モルタルが、コンクリート面に直
接接触しないように、合成ゴムで覆うと共に、水密金物
に取付ける水密金物固定材は、荷重伝達用モルタルの注
入時にコンクリート面に接触しないような高さ位置に設
置したものである。
【0018】本発明によれば、位置調整ボルトで調整し
た水密金物固定材とコンクリート面の間にライナーを介
設するので、コンクリート面の不陸整正作業を省略する
ことができると共に、不陸への追従代も大きくなる。加
えて、本発明の水密金物を備えた水中仮締切り設備で
は、荷重伝達用モルタルがコンクリート面に直接接触し
ないので、水中仮締切り設備を撤去した後にコンクリー
ト面を設備設置前の状態に復元するに際し、荷重伝達用
モルタルを削り取る必要がなくなる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の水中仮締切り設備の設置方法
を図1〜図6に示す一実施例に基づいて、また、本発明
の水中仮締切り設備を図7〜図10に示す一実施例に基
づいて、また、本発明の水密金物を図11及び図12に
示す実施例に基づいて説明する。図1は水密金物におけ
るコンクリート面と相対する端面の切断加工例の説明
図、図2は高さ調整した出代調整用枕の設置例の説明
図、図3は水密金物固定材の設置例の説明図、図4は本
発明の水中仮締切り設備の設置時における水密金物とコ
ンクリート面との位置関係を示す図、図5は水密金物の
断面、水膨潤ゴム、水密金物固定材とコンクリート面と
の相対距離の関係を示す図、図6は水密金物固定材とコ
ンクリート面の間に介在させるライナーの説明図で、
(a)は側面図、(b)はライナーの平面図、図7は本
発明の水中仮締切り設備の正面図、図8は図7の側面
図、図9は水密金物の正面図、図10は図9の側面図、
図11は本発明の水密金物の説明図で、(a)は断面
図、(b)は合成ゴムの取付け状態を示す側面図、図1
2は本発明の水密金物の他の実施例の断面図である。
【0020】先ず、本発明の水中仮締切り設備の設置方
法を図1〜図6に示す一実施例に基づいて説明する。本
発明の水中仮締切り設備の設置方法では、先ず、水中仮
締切り設備を設置して作業空間を確保すべきダム堰体2
の貯水池側のコンクリート面2aの不陸を計測する。
【0021】そして、この計測結果に基づいて水中仮締
切り設備の水密金物9における前記コンクリート面2a
と相対する端面9aを、コンクリート面2aと端面9a
間の距離dが所定の範囲となるように、例えば図1に示
すように切断する。なお、この時、隣合う水密金物9
は、水密金物9の水平部材9bが、図1〜図3に示すよ
うに、直線状となるように位置決めしておくことは言う
までもない。
【0022】このコンクリート面2aと端面9a間の距
離d(図5参照)は、例えば水膨潤ゴム11bの高さを
60mm、水膨潤ゴム11bの膨潤代を25mm、水膨
潤ゴム11bを支持するのに必要な長さaを10mmと
すると、水膨潤ゴム11bの高さに水膨潤ゴム11bの
膨潤代を足した長さから水膨潤ゴム11bを支持するの
に必要な長さaを引いた長さ(75mm)から水膨潤ゴ
ム11bの膨潤代より若干少ない長さ、例えば20mm
程度とする。
【0023】次に、水密金物9の内部両側に出代調整用
枕13、非膨潤ゴム11aを介して設ける水膨潤ゴム1
1bと前記コンクリート面2aとの間の距離b(図5参
照)が、水膨潤ゴム11bの膨潤代、例えば25mm以
内となるように、所定高さの出代調整用枕13を、例え
ば図2に示すように設置する。
【0024】同様に、水密金物9の外部両側に取付ける
水密金物固定材12と前記コンクリート面2aとの間の
距離c(図5参照)は、位置調整ボルト14による調整
時に、水密金物固定材12がコンクリート面2aと干渉
しないよう、例えば10mm以上となるよう、例えば図
3に示すように、水密金物固定材12を設置する。
【0025】次に、この水密金物固定材12とコンクリ
ート面2aの間を、例えば図6に示すように、位置調整
ボルト14で調整した後、この間にライナー15を介設
する。これにより、コンクリート面2aの不陸整正作業
を行うことなく、水密金物9内の荷重伝達用モルタル1
0の注入空間が水密されることになる。そして、最後
に、水密金物9内に荷重伝達用モルタル10を注入する
ことで、水密金物9の支承面がケーソン1などからの水
圧荷重を受けて、モルタル10を介してコンクリート面
2aに荷重を伝達することになる。
【0026】上記した本発明の水中仮締切り設備の設置
方法によれば、位置調整ボルト14で調整した水密金物
固定材12とコンクリート面2aの間にライナー15を
介設するので、不陸整正作業を省略することができると
共に、コンクリート面2aの不陸への追従代も大きくな
る。
【0027】次に、本発明の水密金物を備えた本発明の
水中仮締切り設備を図7〜図12に示す実施例に基づい
て説明する。図11において、16は本発明の水密金物
であって、ダム堰体2の貯水池側のコンクリート面2a
と相対する面を、コンクリート面2aとの相対部分に注
入されるモルタル10が、コンクリート面2aに直接接
触しないように、合成ゴム17で覆っているのである。
【0028】図11に示す実施例では、合成ゴム17は
ゴム押えボルト19によって水密金物16に対しゴム押
え板18で挟持状に取付けられたものを示しているが、
接着剤などの手段で取付けても良い。また、合成ゴム1
7はモルタル10がコンクリート面2aに直接接触しな
いようにできれば良いので、図12に示すような、中空
状のものでも良い。
【0029】また、本発明の水密金物16では、水密金
物16に取付ける水密金物固定材12が、位置調整ボル
ト14で調整する時に、コンクリート面2aに接触しな
いような高さ位置となるように設置しているのである。
【0030】そして、本発明の水中仮締切り設備では、
ダム堰体2の貯水池側のコンクリート面2aに据付けら
れる底蓋3上に設置するケーソン1の脚部1aに、上記
した構成の本発明の水密金物16を備え、この水密金物
16に取付けられた水密金物固定材12とコンクリート
面2aの間を、例えば図6に示すように、位置調整ボル
ト14で調整し、この間にライナー15を介在させるの
である。これにより、水密金物16内の荷重伝達用モル
タル10の注入空間が水密されることになる。そして、
水密金物16内に注入された荷重伝達用モルタル10
が、水密金物16の支承面がケーソン1などからの水圧
荷重を受けて、モルタル10を介してコンクリート面2
aに荷重を伝達することになる。
【0031】本発明の水密金物16を備えた本発明の水
中仮締切り設備によれば、位置調整ボルト14で調整し
た水密金物固定材12とコンクリート面2aの間にライ
ナー15を介設するので、不陸整正作業を省略すること
ができると共に、コンクリート面2aの不陸への追従代
が大きくなるのに加えて、モルタル10がコンクリート
面2aに直接接触しないので、水中仮締切り設備を撤去
した後にコンクリート面2aを設備設置前の状態に復元
するに際し、モルタル10を削り取る必要もなくなる。
さらに、コンクリート面2aの不陸への追従が合成ゴム
17だけで行えるので、設備コストも低減できる。
【0032】なお、本発明は、上記した実施例に限るも
のではなく、図13に示すような、底面で自重を支持す
る形式の水中仮締切り設備にも適用が可能であることは
言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
不陸整正作業を省略することができると共に、コンクリ
ート面の不陸への追従代も大きくなる。また、本発明の
水密金物を備えた本発明の水中仮締切り設備によれば、
水中仮締切り設備を撤去した後にコンクリート面を設備
設置前の状態に復元するに際し、モルタルを削り取る必
要もなくなると共に、コンクリート面の不陸への追従が
合成ゴムだけで行えるので、設備コストが低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】水密金物におけるコンクリート面と相対する端
面の切断加工例の説明図である。
【図2】高さ調整した出代調整用枕の設置例の説明図で
ある。
【図3】水密金物固定材の設置例の説明図である。
【図4】本発明の水中仮締切り設備の設置時における水
密金物とコンクリート面との位置関係を示す図である。
【図5】水密金物の断面、水膨潤ゴム、水密金物固定材
とコンクリート面との相対距離の関係を示す図である。
【図6】水密金物固定材とコンクリート面の間に介在さ
せるライナーの説明図で、(a)は側面図、(b)はラ
イナーの平面図である。
【図7】本発明の水中仮締切り設備の正面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】水密金物の正面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】本発明の水密金物の説明図で、(a)は断面
図、(b)は合成ゴムの取付け状態を示す側面図であ
る。
【図12】本発明の水密金物の他の実施例の断面図であ
る。
【図13】本発明を適用する水中仮締切り設備の他の例
を示した図である。
【図14】従来の水密金物の断面図である。
【図15】図14の要部を拡大した図で、(a)は水膨
潤ゴムの膨潤前、(b)は水膨潤ゴムの膨潤後を示す図
である。
【符号の説明】
1 ケーソン 1a 脚部 2 ダム堰体 2a コンクリート面 3 底蓋 4 可動蓋 5 支持架構 7 浮き上り防止材 8 吊金物 9 水密金物 9a 端面 10 荷重伝達用モルタル 11b 水膨潤ゴム 12 水密金物固定材 13 出代調整用枕 14 位置調整枕 15 ライナー 16 水密金物 17 合成ゴム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダム堰体の貯水池側のコンクリート面に
    作業空間を確保する水中仮締切り設備を設置する方法に
    おいて、コンクリート面の不陸を計測した後、この計測
    結果に基づいて水中仮締切り設備の水密金物における前
    記コンクリート面と相対する端面を、コンクリート面と
    端面間の距離が所定の範囲となるように切断し、次に、
    水密金物の内部両側に出代調整用枕、非膨潤ゴムを介し
    て設ける水膨潤ゴムと前記コンクリート面との間の距離
    が、水膨潤ゴムの膨潤代以内となるような高さの出代調
    整用枕を設置すると共に、同じく水密金物の外部両側に
    取付ける水密金物固定材と前記コンクリート面との間の
    距離が、水膨潤ゴムの膨潤代以内となるように水密金物
    固定材を設置し、次に、この水密金物固定材とコンクリ
    ート面の間を位置調整ボルトで調整した後、この間にラ
    イナーを介設し、最後に、水密金物内に荷重伝達用モル
    タルを注入することを特徴とする水中仮締切り設備の設
    置方法。
  2. 【請求項2】 少なくともダム堰体の貯水池側のコンク
    リート面に設置されるケーソンと、このケーソンの上面
    に取付けられる可動蓋と、前記ケーソンの脚部に設けら
    れる水密金物を備え、水密金物は、前記コンクリート面
    との相対位置に合成ゴムを設け、コンクリート面との相
    対部分に注入される荷重伝達用モルタルが、コンクリー
    ト面に直接接触しないようにすると共に、水密金物に取
    付けた水密金物固定材に位置調整用ボルトを突設し、こ
    の位置調整用ボルトによって間隔を調整した水密金物固
    定材とコンクリート面の間にライナーを介在させること
    を特徴とする水中仮締切り設備。
  3. 【請求項3】 ダム堰体の貯水池側のコンクリート面に
    作業空間を確保する水中仮締切り設備に設置される水密
    金物であって、前記コンクリート面と相対する面を、コ
    ンクリート面との相対部分に注入される荷重伝達用モル
    タルが、コンクリート面に直接接触しないように、合成
    ゴムで覆うと共に、水密金物に取付ける水密金物固定材
    は、荷重伝達用モルタルの注入時にコンクリート面に接
    触しないような高さ位置に設置したことを特徴とする水
    密金物。
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