JPH11101624A - 欠陥評価装置およびその方法並びに半導体の製造方法 - Google Patents
欠陥評価装置およびその方法並びに半導体の製造方法Info
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- JPH11101624A JPH11101624A JP9264512A JP26451297A JPH11101624A JP H11101624 A JPH11101624 A JP H11101624A JP 9264512 A JP9264512 A JP 9264512A JP 26451297 A JP26451297 A JP 26451297A JP H11101624 A JPH11101624 A JP H11101624A
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- G01N21/88—Investigating the presence of flaws or contamination
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Abstract
(57)【要約】
【課題】欠陥のサイズと深さ位置との関係を明らかにで
きるようにした欠陥評価装置およびその方法並びに半導
体の製造方法を提供することにある。 【解決手段】本発明は、固体1の表面に複数の波長の光
λ1、λ2を照射し、少なくともその固体中の欠陥から
散乱光を検出することによって固体内部欠陥を評価する
装置において、上記固体への侵入深さが異なる少なくと
も2つの波長の照射光を照射する照射光学系15a、1
5bと、該照射光学系によって照射された少なくとも2
つの波長の照射光によって発生する欠陥からの波長の短
い方の散乱光強度と波長の長い方の散乱光強度とを検出
する検出光学系16と、該検出光学系によって検出され
た波長の短い方の散乱光強度と波長の長い方の散乱光強
度とを用いて欠陥のサイズに対応する値と欠陥の深さに
対応する値とを算出する算出手段17と、該算出手段で
算出された欠陥サイズに対応する値と欠陥深さに対応す
る値とに基づいて欠陥のサイズと欠陥の深さとの関係を
示す分布を表示する表示手段20とを備えたことを特徴
とする欠陥評価装置およびその方法である。
きるようにした欠陥評価装置およびその方法並びに半導
体の製造方法を提供することにある。 【解決手段】本発明は、固体1の表面に複数の波長の光
λ1、λ2を照射し、少なくともその固体中の欠陥から
散乱光を検出することによって固体内部欠陥を評価する
装置において、上記固体への侵入深さが異なる少なくと
も2つの波長の照射光を照射する照射光学系15a、1
5bと、該照射光学系によって照射された少なくとも2
つの波長の照射光によって発生する欠陥からの波長の短
い方の散乱光強度と波長の長い方の散乱光強度とを検出
する検出光学系16と、該検出光学系によって検出され
た波長の短い方の散乱光強度と波長の長い方の散乱光強
度とを用いて欠陥のサイズに対応する値と欠陥の深さに
対応する値とを算出する算出手段17と、該算出手段で
算出された欠陥サイズに対応する値と欠陥深さに対応す
る値とに基づいて欠陥のサイズと欠陥の深さとの関係を
示す分布を表示する表示手段20とを備えたことを特徴
とする欠陥評価装置およびその方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコン等のウエ
ハ中の析出物や積層欠陥などの結晶欠陥や表面の加工に
起因する欠陥や表面に付着した異物等の欠陥等を検出し
て評価できるようにした欠陥評価装置およびその方法並
びに半導体の製造方法に関する。
ハ中の析出物や積層欠陥などの結晶欠陥や表面の加工に
起因する欠陥や表面に付着した異物等の欠陥等を検出し
て評価できるようにした欠陥評価装置およびその方法並
びに半導体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の欠陥を計測する方法としては、シ
リコンを透過する赤外線を照射し、散乱光を検出する方
法が行われている。この様な計測方法では、欠陥サイズ
や欠陥の深さ位置などの計測が必要である。なぜなら
ば、デバイスに与える効果は、欠陥サイズや深さ位置に
よって変わるからである。従来の欠陥計測技術として
は、シリコン基板をへき開し、その断面方向(試料の表
面法線方向と垂直な方向)からSi結晶を透過する赤外
線を照射し、Si結晶中の微小欠陥からの散乱光像をカ
メラで撮影する方法がある。本方法は赤外線散乱トモグ
ラフィー法と呼ばれ、例えば ジャーナル オブ クリ
スタル グロース誌 第88巻(1988年)332ペ
ージに詳しい。本計測においては微小領域の欠陥の存在
分布を知ることができるが、試料をへき開することが必
要であり、破壊計測であり試料準備に時間がかかる。こ
の技術では、ビームを検出方向と垂直な方向から照射し
走査するので照射ビーム径によって深さ分解能を得る。
その分解能は、照射光波長程度(約1μm)が限界であ
る。
リコンを透過する赤外線を照射し、散乱光を検出する方
法が行われている。この様な計測方法では、欠陥サイズ
や欠陥の深さ位置などの計測が必要である。なぜなら
ば、デバイスに与える効果は、欠陥サイズや深さ位置に
よって変わるからである。従来の欠陥計測技術として
は、シリコン基板をへき開し、その断面方向(試料の表
面法線方向と垂直な方向)からSi結晶を透過する赤外
線を照射し、Si結晶中の微小欠陥からの散乱光像をカ
メラで撮影する方法がある。本方法は赤外線散乱トモグ
ラフィー法と呼ばれ、例えば ジャーナル オブ クリ
スタル グロース誌 第88巻(1988年)332ペ
ージに詳しい。本計測においては微小領域の欠陥の存在
分布を知ることができるが、試料をへき開することが必
要であり、破壊計測であり試料準備に時間がかかる。こ
の技術では、ビームを検出方向と垂直な方向から照射し
走査するので照射ビーム径によって深さ分解能を得る。
その分解能は、照射光波長程度(約1μm)が限界であ
る。
【0003】特開平5−264468号公報において赤
外線を試料に斜入射し、試料内部からの散乱像を赤外線
カメラで二次元的に観察することにより、散乱像の各部
分の深さをその視野における位置と対応させて欠陥の深
さ位置を求める方法が述べられている。この場合の深さ
分解能は光学的結像性能(焦点深度)で決まり、波長と
屈折率の積程度であるので高々4μmである。特開平7
−294422号公報で示されている従来の方法は、波
長の異なるレーザー光を、同一表面位置からシリコンウ
エハに入射し、波長に応じて侵入深さが異なるので、そ
れぞれ波長で検出した欠陥数の差で、欠陥の深さ分布を
得る方法である。即ち、例えば二波長の場合、ある欠陥
について侵入深さの大きい方の波長で検出できる場合こ
の侵入深さ以内の欠陥であるが、別の侵入深さの短い方
の波長では検出不可能な場合その侵入深さより深い欠陥
であるといった結果を得る方法である。
外線を試料に斜入射し、試料内部からの散乱像を赤外線
カメラで二次元的に観察することにより、散乱像の各部
分の深さをその視野における位置と対応させて欠陥の深
さ位置を求める方法が述べられている。この場合の深さ
分解能は光学的結像性能(焦点深度)で決まり、波長と
屈折率の積程度であるので高々4μmである。特開平7
−294422号公報で示されている従来の方法は、波
長の異なるレーザー光を、同一表面位置からシリコンウ
エハに入射し、波長に応じて侵入深さが異なるので、そ
れぞれ波長で検出した欠陥数の差で、欠陥の深さ分布を
得る方法である。即ち、例えば二波長の場合、ある欠陥
について侵入深さの大きい方の波長で検出できる場合こ
の侵入深さ以内の欠陥であるが、別の侵入深さの短い方
の波長では検出不可能な場合その侵入深さより深い欠陥
であるといった結果を得る方法である。
【0004】特開平6−50902号公報で示された半
導体ウエハ表面の欠陥計測の従来方法では、ウエハ表面
に対してレーザ光を照射する。この時、ウエハを回転し
てウエハ表面からの散乱光をレンズで集光し検出器で検
出する。得られた検出信号を、高周波数帯域、中間周波
数、および低周波数帯域に分割する周波数帯域別分割回
路と、分割された各欠陥検出信号をそれぞれデジタル化
する複数のA/D変換回路、ならびにデジタル化された
各欠陥検出信号を、欠陥データとして各欠陥の検出位置
に対するアドレスに記憶する複数のメモリとを設ける。
各欠陥データをデータ処理部により処理して、帯域別に
プリンタにマップ表示し、各マップ表示の欠陥データに
より、欠陥の種類を区別して評価する。この方法は、時
間的にパルス状に発生する散乱光検出信号の周波数帯域
をもとに欠陥の形状やサイズなどを区別する方法であ
る。この計測を含め表面異物検査を目的とした計測で
は、一般に一つの波長の散乱光強度によって表面異物の
サイズを評価している。この原理を内部欠陥サイズ評価
に適用すると、同一サイズの欠陥であっても欠陥の深さ
位置によって散乱光強度が減衰するので欠陥サイズが評
価できないという問題がある。
導体ウエハ表面の欠陥計測の従来方法では、ウエハ表面
に対してレーザ光を照射する。この時、ウエハを回転し
てウエハ表面からの散乱光をレンズで集光し検出器で検
出する。得られた検出信号を、高周波数帯域、中間周波
数、および低周波数帯域に分割する周波数帯域別分割回
路と、分割された各欠陥検出信号をそれぞれデジタル化
する複数のA/D変換回路、ならびにデジタル化された
各欠陥検出信号を、欠陥データとして各欠陥の検出位置
に対するアドレスに記憶する複数のメモリとを設ける。
各欠陥データをデータ処理部により処理して、帯域別に
プリンタにマップ表示し、各マップ表示の欠陥データに
より、欠陥の種類を区別して評価する。この方法は、時
間的にパルス状に発生する散乱光検出信号の周波数帯域
をもとに欠陥の形状やサイズなどを区別する方法であ
る。この計測を含め表面異物検査を目的とした計測で
は、一般に一つの波長の散乱光強度によって表面異物の
サイズを評価している。この原理を内部欠陥サイズ評価
に適用すると、同一サイズの欠陥であっても欠陥の深さ
位置によって散乱光強度が減衰するので欠陥サイズが評
価できないという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】LSIにおけるデバイ
スはシリコン表面から0.5μm程度以内の領域に形成
されることが多い。この領域に欠陥が形成されるとデバ
イス不良率が高くなるが、これより深い領域に欠陥が発
生しても、デバイス不良とは無関係なことが多い。した
がって、欠陥計測の深さ分解能としては0.5μm程度
以下が必要である。また、欠陥のサイズによって、デバ
イスに対する影響が異なることからサイズ評価が可能で
なければならない。従来の面盤欠陥装置の様にウエハに
吸収される一つの波長の光を照射し、欠陥からの散乱光
を検出する場合は、散乱光強度は欠陥の深さ位置と欠陥
サイズによって変化するのでサイズも深さ位置も得られ
ないという課題がある。また、侵入深さの異なる波長で
の欠陥の検出数の差から深さ分布を求める場合は、欠陥
サイズによって検出可能な深さが変化する効果によって
正しい結果が得られないという課題がある。また、深さ
によって欠陥のサイズ分布が変化するので、深さ別欠陥
サイズも知らなければ正しい欠陥の測定は行われない。
スはシリコン表面から0.5μm程度以内の領域に形成
されることが多い。この領域に欠陥が形成されるとデバ
イス不良率が高くなるが、これより深い領域に欠陥が発
生しても、デバイス不良とは無関係なことが多い。した
がって、欠陥計測の深さ分解能としては0.5μm程度
以下が必要である。また、欠陥のサイズによって、デバ
イスに対する影響が異なることからサイズ評価が可能で
なければならない。従来の面盤欠陥装置の様にウエハに
吸収される一つの波長の光を照射し、欠陥からの散乱光
を検出する場合は、散乱光強度は欠陥の深さ位置と欠陥
サイズによって変化するのでサイズも深さ位置も得られ
ないという課題がある。また、侵入深さの異なる波長で
の欠陥の検出数の差から深さ分布を求める場合は、欠陥
サイズによって検出可能な深さが変化する効果によって
正しい結果が得られないという課題がある。また、深さ
によって欠陥のサイズ分布が変化するので、深さ別欠陥
サイズも知らなければ正しい欠陥の測定は行われない。
【0006】本発明の目的は、欠陥のサイズと深さ位置
との関係を明らかにできるようにした欠陥評価装置およ
びその方法を提供することにある。また、本発明の他の
目的は、シリコンウエハなどの半導体基板における0.
5μm程度の深さまでに生じる結晶欠陥をサイズと深さ
との関係で計測して評価できるようにした欠陥評価装置
およびその方法を提供することにある。また、本発明の
他の目的は、半導体基板における欠陥のサイズと深さ位
置との関係を明らかに評価し、該評価された半導体基板
に半導体を作り込むことによって半導体の歩留まりおよ
び信頼性を向上させることができるようにした半導体の
製造方法を提供することになる。
との関係を明らかにできるようにした欠陥評価装置およ
びその方法を提供することにある。また、本発明の他の
目的は、シリコンウエハなどの半導体基板における0.
5μm程度の深さまでに生じる結晶欠陥をサイズと深さ
との関係で計測して評価できるようにした欠陥評価装置
およびその方法を提供することにある。また、本発明の
他の目的は、半導体基板における欠陥のサイズと深さ位
置との関係を明らかに評価し、該評価された半導体基板
に半導体を作り込むことによって半導体の歩留まりおよ
び信頼性を向上させることができるようにした半導体の
製造方法を提供することになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、固体表面に複数の波長の光を照射し、少
なくともその固体中の欠陥から散乱光を検出することに
よって固体内部欠陥を評価する装置およびその方法にお
いて、上記固体への侵入深さが異なる少なくとも2つの
波長の照射光を照射する照射光学系と、該照射光学系に
よって照射された少なくとも2つの波長の照射光によっ
て発生する欠陥からの波長の短い方の散乱光強度と波長
の長い方の散乱光強度とを検出する検出光学系と、該検
出光学系によって検出された波長の短い方の散乱光強度
と波長の長い方の散乱光強度とを用いて欠陥のサイズに
対応する値と欠陥の深さに対応する値とを算出する算出
手段と、該算出手段で算出された欠陥サイズに対応する
値と欠陥深さに対応する値とに基づいて欠陥のサイズと
欠陥の深さとの関係を示す分布を表示する表示手段とを
備えたことを特徴とする。また、本発明は、固体表面に
複数の波長の光を照射し、少なくともその固体中の欠陥
から散乱光を検出することによって固体内部欠陥を評価
する装置およびその方法において、上記固体への侵入深
さが異なる少なくとも2つの波長の照射光を照射する照
射光学系と、該照射光学系によって照射された少なくと
も2つの波長の照射光によって発生する欠陥からの波長
の短い方の散乱光強度と波長の長い方の散乱光強度とを
検出する検出光学系と、該検出光学系によって検出され
た波長の短い方の散乱光強度と波長の長い方の散乱光強
度とを用いて欠陥のサイズに対応する値と欠陥の深さに
対応する値とを算出する算出手段と、該算出手段で算出
された欠陥サイズに対応する値と欠陥深さに対応する値
とに基づいて欠陥サイズ別深さ分布を表示する表示手段
とを備えたことを特徴とする。
に、本発明は、固体表面に複数の波長の光を照射し、少
なくともその固体中の欠陥から散乱光を検出することに
よって固体内部欠陥を評価する装置およびその方法にお
いて、上記固体への侵入深さが異なる少なくとも2つの
波長の照射光を照射する照射光学系と、該照射光学系に
よって照射された少なくとも2つの波長の照射光によっ
て発生する欠陥からの波長の短い方の散乱光強度と波長
の長い方の散乱光強度とを検出する検出光学系と、該検
出光学系によって検出された波長の短い方の散乱光強度
と波長の長い方の散乱光強度とを用いて欠陥のサイズに
対応する値と欠陥の深さに対応する値とを算出する算出
手段と、該算出手段で算出された欠陥サイズに対応する
値と欠陥深さに対応する値とに基づいて欠陥のサイズと
欠陥の深さとの関係を示す分布を表示する表示手段とを
備えたことを特徴とする。また、本発明は、固体表面に
複数の波長の光を照射し、少なくともその固体中の欠陥
から散乱光を検出することによって固体内部欠陥を評価
する装置およびその方法において、上記固体への侵入深
さが異なる少なくとも2つの波長の照射光を照射する照
射光学系と、該照射光学系によって照射された少なくと
も2つの波長の照射光によって発生する欠陥からの波長
の短い方の散乱光強度と波長の長い方の散乱光強度とを
検出する検出光学系と、該検出光学系によって検出され
た波長の短い方の散乱光強度と波長の長い方の散乱光強
度とを用いて欠陥のサイズに対応する値と欠陥の深さに
対応する値とを算出する算出手段と、該算出手段で算出
された欠陥サイズに対応する値と欠陥深さに対応する値
とに基づいて欠陥サイズ別深さ分布を表示する表示手段
とを備えたことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、固体表面に複数の波長の
光を照射し、少なくともその固体中の欠陥から散乱光を
検出することによって固体内部欠陥を評価する装置およ
びその方法において、上記固体への侵入深さが異なる少
なくとも2つの波長の照射光を照射する照射光学系と、
該照射光学系によって照射された少なくとも2つの波長
の照射光によって発生する欠陥からの波長の短い方の散
乱光強度と波長の長い方の散乱光強度とを検出する検出
光学系と、該検出光学系によって検出された波長の短い
方の散乱光強度と波長の長い方の散乱光強度とを用いて
二次元分布を算出する算出手段と、該算出手段で算出さ
れた二次元分布に基づいて欠陥のサイズと欠陥の深さと
の関係を示す分布を表示する表示手段とを備えたことを
特徴とする。また、本発明は、固体表面に複数の波長の
光を照射し、少なくともその固体中の欠陥から散乱光を
検出することによって固体内部欠陥を評価する装置およ
びその方法において、上記固体への侵入深さが異なる少
なくとも2つの波長の照射光を照射する照射光学系と、
該照射光学系によって照射された少なくとも2つの波長
の照射光によって発生する欠陥からの波長の短い方の散
乱光強度と波長の長い方の散乱光強度とを検出する検出
光学系と、該検出光学系によって検出された波長の短い
方の散乱光強度と波長の長い方の散乱光強度とを用いて
二次元分布を算出する算出手段と、該算出手段で算出さ
れた二次元分布に基づいて欠陥サイズ別深さ分布を表示
する表示手段とを備えたことを特徴とする。
光を照射し、少なくともその固体中の欠陥から散乱光を
検出することによって固体内部欠陥を評価する装置およ
びその方法において、上記固体への侵入深さが異なる少
なくとも2つの波長の照射光を照射する照射光学系と、
該照射光学系によって照射された少なくとも2つの波長
の照射光によって発生する欠陥からの波長の短い方の散
乱光強度と波長の長い方の散乱光強度とを検出する検出
光学系と、該検出光学系によって検出された波長の短い
方の散乱光強度と波長の長い方の散乱光強度とを用いて
二次元分布を算出する算出手段と、該算出手段で算出さ
れた二次元分布に基づいて欠陥のサイズと欠陥の深さと
の関係を示す分布を表示する表示手段とを備えたことを
特徴とする。また、本発明は、固体表面に複数の波長の
光を照射し、少なくともその固体中の欠陥から散乱光を
検出することによって固体内部欠陥を評価する装置およ
びその方法において、上記固体への侵入深さが異なる少
なくとも2つの波長の照射光を照射する照射光学系と、
該照射光学系によって照射された少なくとも2つの波長
の照射光によって発生する欠陥からの波長の短い方の散
乱光強度と波長の長い方の散乱光強度とを検出する検出
光学系と、該検出光学系によって検出された波長の短い
方の散乱光強度と波長の長い方の散乱光強度とを用いて
二次元分布を算出する算出手段と、該算出手段で算出さ
れた二次元分布に基づいて欠陥サイズ別深さ分布を表示
する表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、上記欠陥評価装置および
その方法における照明光学系において、少なくとも2つ
の波長は、互いに固体への侵入深さが3倍以上異なるこ
とを特徴とする。また、本発明は、上記欠陥評価装置お
よびその方法における表示装置において、固体表面を認
識できるものを表示するように構成したことを特徴とす
る。また、本発明は、上記欠陥評価装置およびその方法
における表示装置において、波長の長い方の散乱光強度
の対数に比例する値をX軸とし、欠陥からの波長の長い
方の散乱光強度の対数に比例する値をY軸として欠陥分
布を表示するように構成したことを特徴とする。また、
本発明は、上記欠陥評価装置およびその方法における表
示装置において、波長の長い方の散乱光強度の1/6乗
した量に比例する値をX軸とし、欠陥からの波長の長い
方の散乱光強度の対数に比例する値をY軸として欠陥分
布を表示するように構成したことを特徴とする。
その方法における照明光学系において、少なくとも2つ
の波長は、互いに固体への侵入深さが3倍以上異なるこ
とを特徴とする。また、本発明は、上記欠陥評価装置お
よびその方法における表示装置において、固体表面を認
識できるものを表示するように構成したことを特徴とす
る。また、本発明は、上記欠陥評価装置およびその方法
における表示装置において、波長の長い方の散乱光強度
の対数に比例する値をX軸とし、欠陥からの波長の長い
方の散乱光強度の対数に比例する値をY軸として欠陥分
布を表示するように構成したことを特徴とする。また、
本発明は、上記欠陥評価装置およびその方法における表
示装置において、波長の長い方の散乱光強度の1/6乗
した量に比例する値をX軸とし、欠陥からの波長の長い
方の散乱光強度の対数に比例する値をY軸として欠陥分
布を表示するように構成したことを特徴とする。
【0010】また、本発明は、上記欠陥評価装置および
その方法における表示装置において、波長の長い方の散
乱光強度の1/6乗した量に比例する値をX軸とし、欠
陥からの波長の長い方の散乱光強度と波長の短い方散乱
光強度との比の対数をY軸として欠陥分布を表示するよ
うに構成したことを特徴とする。また、本発明は、加工
が施された固体表面に複数の波長の光を照射し、少なく
ともその固体中の欠陥から散乱光を検出することによっ
て固体内部欠陥を評価する装置において、上記固体表面
の加工起因による欠陥であるか、固体中の欠陥であるか
を判定できる欠陥に関する情報を表示装置に表示する手
段を備えたことを特徴とする欠陥評価装置である。ま
た、本発明は、半導体ウエハの内部あるいは表面上の欠
陥を計測する装置において、ウエハ表面の加工起因によ
る欠陥であるか、ウエハ中の欠陥であるかを判定できる
欠陥に関する情報を表示装置に表示する手段を備えたこ
とを特徴とする欠陥評価装置である。また、本発明は、
上記欠陥評価装置における手段において、表示装置に表
示する欠陥に関する情報として欠陥サイズ別深さ分布で
あることを特徴とする。また、本発明は、固体表面に固
体に吸収される光を照射し、散乱光の計測によって固体
表面あるいは固体中の欠陥を検出して評価する欠陥評価
装置において、欠陥のサイズ別に欠陥の深さ位置を導出
してその結果を表示装置に表示する手段を備えたことを
特徴とする欠陥評価装置である。また、本発明は、固体
表面に固体に吸収される光を照射し、散乱光の計測によ
って固体表面あるいは固体中の欠陥を検出して評価する
欠陥評価装置において、深さ別に欠陥サイズを表示する
表示装置を備えたことを特徴とする欠陥評価装置であ
る。
その方法における表示装置において、波長の長い方の散
乱光強度の1/6乗した量に比例する値をX軸とし、欠
陥からの波長の長い方の散乱光強度と波長の短い方散乱
光強度との比の対数をY軸として欠陥分布を表示するよ
うに構成したことを特徴とする。また、本発明は、加工
が施された固体表面に複数の波長の光を照射し、少なく
ともその固体中の欠陥から散乱光を検出することによっ
て固体内部欠陥を評価する装置において、上記固体表面
の加工起因による欠陥であるか、固体中の欠陥であるか
を判定できる欠陥に関する情報を表示装置に表示する手
段を備えたことを特徴とする欠陥評価装置である。ま
た、本発明は、半導体ウエハの内部あるいは表面上の欠
陥を計測する装置において、ウエハ表面の加工起因によ
る欠陥であるか、ウエハ中の欠陥であるかを判定できる
欠陥に関する情報を表示装置に表示する手段を備えたこ
とを特徴とする欠陥評価装置である。また、本発明は、
上記欠陥評価装置における手段において、表示装置に表
示する欠陥に関する情報として欠陥サイズ別深さ分布で
あることを特徴とする。また、本発明は、固体表面に固
体に吸収される光を照射し、散乱光の計測によって固体
表面あるいは固体中の欠陥を検出して評価する欠陥評価
装置において、欠陥のサイズ別に欠陥の深さ位置を導出
してその結果を表示装置に表示する手段を備えたことを
特徴とする欠陥評価装置である。また、本発明は、固体
表面に固体に吸収される光を照射し、散乱光の計測によ
って固体表面あるいは固体中の欠陥を検出して評価する
欠陥評価装置において、深さ別に欠陥サイズを表示する
表示装置を備えたことを特徴とする欠陥評価装置であ
る。
【0011】また、本発明は、固体表面に固体に吸収さ
れる光を照射し、散乱光の計測によって固体表面あるい
は固体中の欠陥を検出して評価する欠陥評価方法におい
て、欠陥のサイズ別に欠陥の深さ位置を導出してその結
果を表示装置に表示することを特徴とする欠陥評価方法
である。また、本発明は、固体表面に固体に吸収される
光を照射し、散乱光の計測によって固体表面あるいは固
体中の欠陥を検出して評価する欠陥評価方法において、
深さ別に欠陥サイズを表示装置に表示することを特徴と
する欠陥評価方法である。
れる光を照射し、散乱光の計測によって固体表面あるい
は固体中の欠陥を検出して評価する欠陥評価方法におい
て、欠陥のサイズ別に欠陥の深さ位置を導出してその結
果を表示装置に表示することを特徴とする欠陥評価方法
である。また、本発明は、固体表面に固体に吸収される
光を照射し、散乱光の計測によって固体表面あるいは固
体中の欠陥を検出して評価する欠陥評価方法において、
深さ別に欠陥サイズを表示装置に表示することを特徴と
する欠陥評価方法である。
【0012】また、本発明は、半導体基板の表面に半導
体基板に吸収される光を照射し、半導体基板から得られ
る散乱光を計測し、該計測された散乱光強度に基づいて
深さ別に欠陥サイズを表示装置に表示して半導体基板の
表面あるいは半導体基板中の欠陥を評価し、該評価結果
に基づいて支障のない半導体基板に対して半導体を作り
込むことを特徴とする半導体の製造方法である。
体基板に吸収される光を照射し、半導体基板から得られ
る散乱光を計測し、該計測された散乱光強度に基づいて
深さ別に欠陥サイズを表示装置に表示して半導体基板の
表面あるいは半導体基板中の欠陥を評価し、該評価結果
に基づいて支障のない半導体基板に対して半導体を作り
込むことを特徴とする半導体の製造方法である。
【0013】また、本発明は、欠陥の深さを計測するた
めの標準試料としてエピウエハを用いることを特徴とす
る欠陥計測方法である。
めの標準試料としてエピウエハを用いることを特徴とす
る欠陥計測方法である。
【0014】以上説明したように、前記構成によれば、
シリコンウエハなどの半導体基板における0.5μm程
度の深さまでに生じる結晶欠陥をサイズと深さとの関係
で計測して評価でき、その結果不良の基板上に高集積化
された半導体を作り込むことを防止して、高集積化され
た半導体の歩留まりと半導体としての信頼性を向上させ
ることができる。また、前記構成によれば、半導体を製
造する際、試料(固体)の内部も含めて支障のある欠陥
などか詳細に評価することができ、もし、試料が不良の
場合、不良原因を究明することを容易にして、不良対策
を迅速、かつ容易にして試料の歩留まりを著しく向上さ
せることが可能となる。
シリコンウエハなどの半導体基板における0.5μm程
度の深さまでに生じる結晶欠陥をサイズと深さとの関係
で計測して評価でき、その結果不良の基板上に高集積化
された半導体を作り込むことを防止して、高集積化され
た半導体の歩留まりと半導体としての信頼性を向上させ
ることができる。また、前記構成によれば、半導体を製
造する際、試料(固体)の内部も含めて支障のある欠陥
などか詳細に評価することができ、もし、試料が不良の
場合、不良原因を究明することを容易にして、不良対策
を迅速、かつ容易にして試料の歩留まりを著しく向上さ
せることが可能となる。
【0015】また、前記構成によれば、例えば、シリコ
ンウエハに高集積化されたLSI(大規模集積回路)を
作り込む場合、LSIを構成するMOS(Metal
Oxide Semiconductor)トランジス
タの不良に起因した良品取得率と信頼性とを向上させる
ことができる。MOSトランジスタの不良の原因として
は、ゲート酸化膜の絶縁破壊及び接合のリーク電流過多
が代表的な問題である。これらMOSトランジスタの不
良の多くは、直接もしくは間接的にシリコン基板中の結
晶欠陥に起因している。すなわち、LSI製造工程にお
いて、酸化によりシリコン酸化膜に変換されるシリコン
基板の表面領域に結晶欠陥が存在すると、シリコン酸化
膜に構造欠陥が形成されLSI動作時に絶縁破壊が生じ
る。また、接合の空乏層に結晶欠陥が存在すると、リー
ク電流が多量に発生する。このように、シリコン基板内
において素子が形成されている表面領域に結晶欠陥が形
成されると、MOSトランジスタの不良が発生するので
好ましくない。ところが、本発明によれば、欠陥のサイ
ズと深さ位置との関係を明らかにすることができること
によって、半導体基板の表面領域に存在する結晶欠陥を
忠実に評価できることによって、高集積化された半導体
の不良を低減すると共に信頼性を向上させることができ
る。
ンウエハに高集積化されたLSI(大規模集積回路)を
作り込む場合、LSIを構成するMOS(Metal
Oxide Semiconductor)トランジス
タの不良に起因した良品取得率と信頼性とを向上させる
ことができる。MOSトランジスタの不良の原因として
は、ゲート酸化膜の絶縁破壊及び接合のリーク電流過多
が代表的な問題である。これらMOSトランジスタの不
良の多くは、直接もしくは間接的にシリコン基板中の結
晶欠陥に起因している。すなわち、LSI製造工程にお
いて、酸化によりシリコン酸化膜に変換されるシリコン
基板の表面領域に結晶欠陥が存在すると、シリコン酸化
膜に構造欠陥が形成されLSI動作時に絶縁破壊が生じ
る。また、接合の空乏層に結晶欠陥が存在すると、リー
ク電流が多量に発生する。このように、シリコン基板内
において素子が形成されている表面領域に結晶欠陥が形
成されると、MOSトランジスタの不良が発生するので
好ましくない。ところが、本発明によれば、欠陥のサイ
ズと深さ位置との関係を明らかにすることができること
によって、半導体基板の表面領域に存在する結晶欠陥を
忠実に評価できることによって、高集積化された半導体
の不良を低減すると共に信頼性を向上させることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係る欠陥評価方法および
その装置の実施の形態について、図を用いて説明する。
図1は、本発明に係る欠陥評価装置の一実施の形態の概
略構成を示した図である。1は、0.5μm程度の深さ
までに生じる酸素析出物(SiO2粒子)や転移等の結
晶欠陥をサイズと深さとの関係で計測する試料で、シリ
コンウエハやGaAsウエハなどの半導体基板からな
る。なお、この欠陥計測の深さ分解能として0.5μm
程度以下が必要であるのは、LSIにおけるデバイスは
基板表面から0.5μm程度以内の領域に形成されるこ
とが多いことによる。即ち、この領域に欠陥が形成され
るとデバイス不良率が高くなるが、これより深い領域に
欠陥が発生しても、デバイス不良とは無関係なことが多
い。2a、2bは、試料1に吸収され、互いに侵入深さ
Γ1とΓ2とが3倍以上異なる波長の光λ1、λ2を発
する光源で、例えば半導体レーザ光源で構成される。こ
の光源2a,2bは、少なくとも2つの光源で構成して
もよく、また少なくとも二波長光λ1、λ2を同時に発
する光源でよい。また、波長可変の光源でもよい。15
a、15bは、それぞれの波長の光λ1、λ2を試料1
に照射する照射光学系で、各々は、光源2a、2bから
出射された光をほぼ平行ビームにするレンズ3a、3b
と、ミラー12a、12bと、それぞれの波長の光λ
1、λ2を試料1の表面に対して入射角θで照射するた
めのミラー13a、13bと、それぞれの波長の光λ
1、λ2を試料1の表面の近接した個所の各々に集光し
て照射する集光レンズ4a、4bとで構成される。該集
光レンズ4a、4bによって、それぞれの波長の光λ
1、λ2を試料1の表面の近接した個所(図2に示す点
P1、P2)の各々に集光して照射するのは、互いの照
射光間の干渉が生じるのを防止するためである。また、
光源として、少なくとも二波長光λ1、λ2を同時に発
する光源の場合には、2つの波長に分離してそれぞれの
波長λ1、λ2の各光を各々の照射光学系15a、15
bにより試料1の表面の近接した個所(図2に示す点P
1、P2)の各々に集光して照射することが望まれる。
その回転方向の距離をΔLとする。14a、14bは、
光源2a、2bから出射され、ハーフミラー11a、1
1bで反射される照射光の強度を検出するセンサであ
る。そして、該センサ14a、14bの各々で検出され
る照射光の強度が一定になるように光源2a、2bが制
御される。これにより、試料1上に照射される照射光の
強度I1、I2は、常に一定に保たれることになる。な
お、上記センサ14a、14bをミラー12a、12b
の背後に置いて、ミラー12a、12bを透過した照射
光の強度を検出してもよい。
その装置の実施の形態について、図を用いて説明する。
図1は、本発明に係る欠陥評価装置の一実施の形態の概
略構成を示した図である。1は、0.5μm程度の深さ
までに生じる酸素析出物(SiO2粒子)や転移等の結
晶欠陥をサイズと深さとの関係で計測する試料で、シリ
コンウエハやGaAsウエハなどの半導体基板からな
る。なお、この欠陥計測の深さ分解能として0.5μm
程度以下が必要であるのは、LSIにおけるデバイスは
基板表面から0.5μm程度以内の領域に形成されるこ
とが多いことによる。即ち、この領域に欠陥が形成され
るとデバイス不良率が高くなるが、これより深い領域に
欠陥が発生しても、デバイス不良とは無関係なことが多
い。2a、2bは、試料1に吸収され、互いに侵入深さ
Γ1とΓ2とが3倍以上異なる波長の光λ1、λ2を発
する光源で、例えば半導体レーザ光源で構成される。こ
の光源2a,2bは、少なくとも2つの光源で構成して
もよく、また少なくとも二波長光λ1、λ2を同時に発
する光源でよい。また、波長可変の光源でもよい。15
a、15bは、それぞれの波長の光λ1、λ2を試料1
に照射する照射光学系で、各々は、光源2a、2bから
出射された光をほぼ平行ビームにするレンズ3a、3b
と、ミラー12a、12bと、それぞれの波長の光λ
1、λ2を試料1の表面に対して入射角θで照射するた
めのミラー13a、13bと、それぞれの波長の光λ
1、λ2を試料1の表面の近接した個所の各々に集光し
て照射する集光レンズ4a、4bとで構成される。該集
光レンズ4a、4bによって、それぞれの波長の光λ
1、λ2を試料1の表面の近接した個所(図2に示す点
P1、P2)の各々に集光して照射するのは、互いの照
射光間の干渉が生じるのを防止するためである。また、
光源として、少なくとも二波長光λ1、λ2を同時に発
する光源の場合には、2つの波長に分離してそれぞれの
波長λ1、λ2の各光を各々の照射光学系15a、15
bにより試料1の表面の近接した個所(図2に示す点P
1、P2)の各々に集光して照射することが望まれる。
その回転方向の距離をΔLとする。14a、14bは、
光源2a、2bから出射され、ハーフミラー11a、1
1bで反射される照射光の強度を検出するセンサであ
る。そして、該センサ14a、14bの各々で検出され
る照射光の強度が一定になるように光源2a、2bが制
御される。これにより、試料1上に照射される照射光の
強度I1、I2は、常に一定に保たれることになる。な
お、上記センサ14a、14bをミラー12a、12b
の背後に置いて、ミラー12a、12bを透過した照射
光の強度を検出してもよい。
【0017】23は、試料1を載置し、該試料1を照射
光に対して走査するステージで、コンピュータ17から
の制御指令に基づいてドライバ22によって駆動される
回転ステージと移動ステージ等から構成される。回転ス
テージは試料1を回転させるものであり、移動ステージ
は試料1を半径方向に移動させるものである。このよう
に、ステージ23を回転ステージと移動ステージとで構
成することによって、試料上において照射光を螺旋状に
走査することが可能となる。上記は、試料1を照射光に
対して走査するように構成したが、照射光学系および検
出光学系を移動させて照射光を試料1に対して走査する
ように構成してもよい。しかしながら、ステージ23を
移動させたほうが、制御性の点で好ましい。また、ステ
ージ23には、回転ステージの回転変位量を検出する回
転エンコーダ(図示せず)および移動ステージの移動変
位量を検出する並進エンコーダ(図示せず)が設置さ
れ、試料固定治具51の座標、即ち図2に示すように試
料1上の欠陥の検出の座標(半径R、回転角Θ)を検出
(モニタ)してコンピュータ17に入力されるように構
成されている。なお、半径Rに関係せずに、角速度(d
ω/dt)を一定に制御した場合には、信号S1とS2
との時間差Δtは、Rに反比例する。また、半径Rに関
係せずに、線速度(V)を一定に制御した場合には、Δ
tは一定となる。
光に対して走査するステージで、コンピュータ17から
の制御指令に基づいてドライバ22によって駆動される
回転ステージと移動ステージ等から構成される。回転ス
テージは試料1を回転させるものであり、移動ステージ
は試料1を半径方向に移動させるものである。このよう
に、ステージ23を回転ステージと移動ステージとで構
成することによって、試料上において照射光を螺旋状に
走査することが可能となる。上記は、試料1を照射光に
対して走査するように構成したが、照射光学系および検
出光学系を移動させて照射光を試料1に対して走査する
ように構成してもよい。しかしながら、ステージ23を
移動させたほうが、制御性の点で好ましい。また、ステ
ージ23には、回転ステージの回転変位量を検出する回
転エンコーダ(図示せず)および移動ステージの移動変
位量を検出する並進エンコーダ(図示せず)が設置さ
れ、試料固定治具51の座標、即ち図2に示すように試
料1上の欠陥の検出の座標(半径R、回転角Θ)を検出
(モニタ)してコンピュータ17に入力されるように構
成されている。なお、半径Rに関係せずに、角速度(d
ω/dt)を一定に制御した場合には、信号S1とS2
との時間差Δtは、Rに反比例する。また、半径Rに関
係せずに、線速度(V)を一定に制御した場合には、Δ
tは一定となる。
【0018】16は、試料表面あるいは内部の欠陥から
発生したレーリー散乱光を照射波長別に分離して集光
し、波長毎に各光検出器9a、9bで検出して電気信号
D1(S1)、D2(S2)に変換する検出光学系で、
対物レンズ5と、ダイクロイックミラー等で構成された
照射波長別に分離する波長分離光学系7と、該波長分離
光学系7で照射波長別に分離された各レーリー散乱光を
集光する集光レンズ8a、8bと、該各集光レンズ8
a、8bで集光されたレーリー散乱光を受光して散乱光
強度信号S1、S2を出力する光検出器9a、9bとで
構成される。波長分離光学系7としては、2つの光路に
分岐するハーフミラーと、各々の光路に設置された波長
λ2による散乱光を遮光するフィルタおよび波長λ1に
よる散乱光を遮光するフィルタとによって構成すること
も可能である。10a、10bは、おのおのアンプおよ
びA/Dコンバータで構成され、光検出器9a、9bの
各々から出力される散乱光強度信号D1、D2を増幅
し、デジタル信号に変換して出力させるものである。ま
た、欠陥計測中試料1の表面の高さを検出する手段とし
て、例えばギャップセンサ(図示せず)を対物レンズ5
の近傍に設け、該手段によって検出される試料1の表面
の高さ情報に基づいて得られるコンピュータ17からの
制御指令に基づいてピエゾ素子ドライバー26によって
駆動されるピエゾ素子25を利用したサーボ機構を制御
して試料1を固定した試料固定治具51を上下に微動さ
せることによって、試料1の表面の高さの変動を対物レ
ンズ5の焦点深度以内に制御するように構成した。
発生したレーリー散乱光を照射波長別に分離して集光
し、波長毎に各光検出器9a、9bで検出して電気信号
D1(S1)、D2(S2)に変換する検出光学系で、
対物レンズ5と、ダイクロイックミラー等で構成された
照射波長別に分離する波長分離光学系7と、該波長分離
光学系7で照射波長別に分離された各レーリー散乱光を
集光する集光レンズ8a、8bと、該各集光レンズ8
a、8bで集光されたレーリー散乱光を受光して散乱光
強度信号S1、S2を出力する光検出器9a、9bとで
構成される。波長分離光学系7としては、2つの光路に
分岐するハーフミラーと、各々の光路に設置された波長
λ2による散乱光を遮光するフィルタおよび波長λ1に
よる散乱光を遮光するフィルタとによって構成すること
も可能である。10a、10bは、おのおのアンプおよ
びA/Dコンバータで構成され、光検出器9a、9bの
各々から出力される散乱光強度信号D1、D2を増幅
し、デジタル信号に変換して出力させるものである。ま
た、欠陥計測中試料1の表面の高さを検出する手段とし
て、例えばギャップセンサ(図示せず)を対物レンズ5
の近傍に設け、該手段によって検出される試料1の表面
の高さ情報に基づいて得られるコンピュータ17からの
制御指令に基づいてピエゾ素子ドライバー26によって
駆動されるピエゾ素子25を利用したサーボ機構を制御
して試料1を固定した試料固定治具51を上下に微動さ
せることによって、試料1の表面の高さの変動を対物レ
ンズ5の焦点深度以内に制御するように構成した。
【0019】コンピュータ17は、アンプおよびA/D
コンバータ10bから入力される二波長のうち特定の一
波長λ2の散乱光強度信号D2に対して、図3に示すよ
うにノイズ成分の誤検出をさけるために閾値THを設
け、該散乱光強度信号D2が閾値THを越えたとき発生
させるトリガー信号に基づいて、該デジタル化された散
乱光強度信号S2の例えばピーク値を、検出位置座標
(半径R,回転角Θ+ΔΘ)と共に取り込んで内部メモ
リまたは外部記憶装置21に記憶させ、アンプおよびA
/Dコンバータ10aから入力される他の波長λ1の散
乱光強度信号D1に対して、上記トリガー信号に基づい
て散乱光強度信号S2のピーク位置(中心位置)から回
転角ΔΘ遅れて発生するデジタル化された散乱光強度信
号S1の例えばピーク値を、検出位置座標(半径R,回
転角Θ+ΔΘ)として取り込んで内部メモリまたは外部
記憶装置21に記憶させる。要するに、光の干渉を防止
するために、波長λ1、λ2の各光を各々の照射光学系
15a、15bにより試料1の表面の近接した個所(点
P1、P2)の各々に集光して照射するためである。ま
た、閾値THを設定することによって、試料1の表面か
ら発生する散乱光強度変動(ノイズ成分)を欠陥を示す
信号として検出されるのを防止することが可能となる。
また、散乱光強度信号S2のピーク位置(中心位置)と
散乱光強度信号S1のピーク位置(中心位置)との関係
は、ΔLで決められているので、散乱光強度信号S2の
強度値と散乱光強度信号S1の強度値とを同じ座標位置
(半径R,回転角Θ+ΔΘ)で算出することが可能とな
る。
コンバータ10bから入力される二波長のうち特定の一
波長λ2の散乱光強度信号D2に対して、図3に示すよ
うにノイズ成分の誤検出をさけるために閾値THを設
け、該散乱光強度信号D2が閾値THを越えたとき発生
させるトリガー信号に基づいて、該デジタル化された散
乱光強度信号S2の例えばピーク値を、検出位置座標
(半径R,回転角Θ+ΔΘ)と共に取り込んで内部メモ
リまたは外部記憶装置21に記憶させ、アンプおよびA
/Dコンバータ10aから入力される他の波長λ1の散
乱光強度信号D1に対して、上記トリガー信号に基づい
て散乱光強度信号S2のピーク位置(中心位置)から回
転角ΔΘ遅れて発生するデジタル化された散乱光強度信
号S1の例えばピーク値を、検出位置座標(半径R,回
転角Θ+ΔΘ)として取り込んで内部メモリまたは外部
記憶装置21に記憶させる。要するに、光の干渉を防止
するために、波長λ1、λ2の各光を各々の照射光学系
15a、15bにより試料1の表面の近接した個所(点
P1、P2)の各々に集光して照射するためである。ま
た、閾値THを設定することによって、試料1の表面か
ら発生する散乱光強度変動(ノイズ成分)を欠陥を示す
信号として検出されるのを防止することが可能となる。
また、散乱光強度信号S2のピーク位置(中心位置)と
散乱光強度信号S1のピーク位置(中心位置)との関係
は、ΔLで決められているので、散乱光強度信号S2の
強度値と散乱光強度信号S1の強度値とを同じ座標位置
(半径R,回転角Θ+ΔΘ)で算出することが可能とな
る。
【0020】次に、コンピュータ17は、内部メモリま
たは外部記憶装置21に記憶された侵入深さΓ1が長い
波長λ1による欠陥からのデジタル化された散乱光強度
から欠陥サイズに対応する値を算出し、内部メモリまた
は外部記憶装置21に記憶された二波長λ1、λ2に基
づく散乱光強度を用いて欠陥の深さ位置Zに対応する値
を導出し、表示装置20に対して、サイズ別深さ分布で
欠陥の二次元表示を行う。特に、本発明は表示装置20
に対して、サイズ別深さ分布で欠陥の二次元表示を行う
ことに特徴を有する。これらのことについては、詳しく
後述する。次に、上記装置における作用について説明す
る。即ち、光源2aから出射される例えば波長λ1=8
10nmの半導体レーザ光および光源2bから出射され
る例えば波長λ2=532nmのYAGレーザの第2次
高調光(SHG)を試料1の表面に対してp偏光方向
で、それぞれレンズ3a及び3bによってビームを平行
化し、ミラー12a及び12bとレンズ4a及び4bに
て集光し、試料1の表面に照射する。この場合、試料1
の走査に伴なって時間的に波長532nmが波長810
nmよりも先に欠陥に照射される様に照射位置P2、P
1を照射ビーム径(約5μm)の数倍程度の距離だけず
らして計測する。欠陥の検出は、波長λ2=532nm
の散乱光強度信号(D2)がある設定した閾値THを越
えた場合にのみ、波長λ2=532nmと波長λ1=8
10nmとの各々による両信号S2、S1を取り込む様
にする。但し、閾値THは,試料1の表面から発生する
散乱光強度変動(ノイズ成分)が信号として検出されな
いように設定する。
たは外部記憶装置21に記憶された侵入深さΓ1が長い
波長λ1による欠陥からのデジタル化された散乱光強度
から欠陥サイズに対応する値を算出し、内部メモリまた
は外部記憶装置21に記憶された二波長λ1、λ2に基
づく散乱光強度を用いて欠陥の深さ位置Zに対応する値
を導出し、表示装置20に対して、サイズ別深さ分布で
欠陥の二次元表示を行う。特に、本発明は表示装置20
に対して、サイズ別深さ分布で欠陥の二次元表示を行う
ことに特徴を有する。これらのことについては、詳しく
後述する。次に、上記装置における作用について説明す
る。即ち、光源2aから出射される例えば波長λ1=8
10nmの半導体レーザ光および光源2bから出射され
る例えば波長λ2=532nmのYAGレーザの第2次
高調光(SHG)を試料1の表面に対してp偏光方向
で、それぞれレンズ3a及び3bによってビームを平行
化し、ミラー12a及び12bとレンズ4a及び4bに
て集光し、試料1の表面に照射する。この場合、試料1
の走査に伴なって時間的に波長532nmが波長810
nmよりも先に欠陥に照射される様に照射位置P2、P
1を照射ビーム径(約5μm)の数倍程度の距離だけず
らして計測する。欠陥の検出は、波長λ2=532nm
の散乱光強度信号(D2)がある設定した閾値THを越
えた場合にのみ、波長λ2=532nmと波長λ1=8
10nmとの各々による両信号S2、S1を取り込む様
にする。但し、閾値THは,試料1の表面から発生する
散乱光強度変動(ノイズ成分)が信号として検出されな
いように設定する。
【0021】試料1の表面を照射領域が走査するのに伴
い、照射領域を試料内の欠陥が通過した瞬間に欠陥から
発生するレーリー散乱光の検出によって、試料中に含ま
れる例えば酸素析出物(SiO2粒子)や転移等の結晶
欠陥が検出される。欠陥からの散乱光6を対物レンズ5
を用いて集光し、波長分離光学系6によって波長810
nmと532nmの散乱光を分離し、レンズ8a及び8
bで各々集光し、光検出器9a及び9bで波長別に検出
する。それぞれの検出信号はそれぞれアンプ10a及び
10bによって増幅し、A/Dコンバータ10aおよび
10bでデジタル化してコンピュータ17に取り込む。
一方、コンピュ−タ17よりドライバ22を用いてステ
−ジ23を回転方向(Θ方向)及び半径方向(R方向)
に走査しながら、回転エンコーダ及び並進エンコーダに
よって検出される試料上の座標(R,Θ)をモニターし
ながら散乱光計測を行い、欠陥から散乱光が発生した瞬
間の座標(R,Θ+ΔΘ)を散乱光強度信号D2、D1
とともにコンピュータ17に取り込む。測定中試料1の
表面の高さを、対物レンズ5の近傍15に設けた例えば
ギャップセンサ(図示せず)で検出し、この検出された
試料の表面の高さ情報に基づいてピエゾ素子ドライバー
26を駆動してピエゾ素子25を利用したサーボ機構に
よって試料1の表面の高さ変動を対物レンズ5の焦点深
度以内に制御する。
い、照射領域を試料内の欠陥が通過した瞬間に欠陥から
発生するレーリー散乱光の検出によって、試料中に含ま
れる例えば酸素析出物(SiO2粒子)や転移等の結晶
欠陥が検出される。欠陥からの散乱光6を対物レンズ5
を用いて集光し、波長分離光学系6によって波長810
nmと532nmの散乱光を分離し、レンズ8a及び8
bで各々集光し、光検出器9a及び9bで波長別に検出
する。それぞれの検出信号はそれぞれアンプ10a及び
10bによって増幅し、A/Dコンバータ10aおよび
10bでデジタル化してコンピュータ17に取り込む。
一方、コンピュ−タ17よりドライバ22を用いてステ
−ジ23を回転方向(Θ方向)及び半径方向(R方向)
に走査しながら、回転エンコーダ及び並進エンコーダに
よって検出される試料上の座標(R,Θ)をモニターし
ながら散乱光計測を行い、欠陥から散乱光が発生した瞬
間の座標(R,Θ+ΔΘ)を散乱光強度信号D2、D1
とともにコンピュータ17に取り込む。測定中試料1の
表面の高さを、対物レンズ5の近傍15に設けた例えば
ギャップセンサ(図示せず)で検出し、この検出された
試料の表面の高さ情報に基づいてピエゾ素子ドライバー
26を駆動してピエゾ素子25を利用したサーボ機構に
よって試料1の表面の高さ変動を対物レンズ5の焦点深
度以内に制御する。
【0022】次に、本発明に係るシリコンウエハやGa
Asウエハ等の試料内に発生する結晶欠陥をサイズと深
さとの関係で計測して評価する原理について説明する。
即ち、試料物質の波長λにおける屈折率をn、消衰率を
kとすれば、照射光の振幅が表面の値の1/eになる侵
入深さΓは次に示す[数1]式で与えられる。
Asウエハ等の試料内に発生する結晶欠陥をサイズと深
さとの関係で計測して評価する原理について説明する。
即ち、試料物質の波長λにおける屈折率をn、消衰率を
kとすれば、照射光の振幅が表面の値の1/eになる侵
入深さΓは次に示す[数1]式で与えられる。
【0023】
【数1】 Γ=λ/(2πk) したがって、空気中より入射角θで物質に入射した照射
光強度は、表面からの深さZのところでは、例えば試料
中の屈折角θ2が arcsin((sinθ)/n)である事を考慮す
ると、exp[(−2Z/Γ)・cos(arcsin((sinθ)/
n))]=exp[(−2Z/Γ)・cosθ2]だけ表面より減
衰することになる。次に、図4に示すように空気中より
試料1の表面に光が入射角θで入射し、その照射光が試
料1の内部の欠陥により試料1の表面方向へ散乱された
光を対物レンズ5によりある立体角で検出する場合を考
える。その検出立体角についての欠陥の積分散乱断面積
をσ、照射光強度をI、照射光の入射角θでの試料内部
の透過率をTi、欠陥からの散乱光の試料内部から大気
中への透過率Tsとしたとき、物質表面より深さZの位
置にある欠陥からの散乱光強度Sは、照射光の減衰と散
乱光の減衰の両方を考慮して次に示す[数2]式のよう
表わすことができる。
光強度は、表面からの深さZのところでは、例えば試料
中の屈折角θ2が arcsin((sinθ)/n)である事を考慮す
ると、exp[(−2Z/Γ)・cos(arcsin((sinθ)/
n))]=exp[(−2Z/Γ)・cosθ2]だけ表面より減
衰することになる。次に、図4に示すように空気中より
試料1の表面に光が入射角θで入射し、その照射光が試
料1の内部の欠陥により試料1の表面方向へ散乱された
光を対物レンズ5によりある立体角で検出する場合を考
える。その検出立体角についての欠陥の積分散乱断面積
をσ、照射光強度をI、照射光の入射角θでの試料内部
の透過率をTi、欠陥からの散乱光の試料内部から大気
中への透過率Tsとしたとき、物質表面より深さZの位
置にある欠陥からの散乱光強度Sは、照射光の減衰と散
乱光の減衰の両方を考慮して次に示す[数2]式のよう
表わすことができる。
【0024】
【数2】 S=Ti・Ts・I・σ・exp[−(2Z/Γ)(1+1
/{cos(arcsin((sinθ)/n))})]=Ti・Ts・I・σ・exp
[−(2Z/Γ)(1+1/{cosθ2})] 試料の波長λ1及びλ2に対する屈折率を各々n1、n2、
侵入深さを各々Γ1、Γ2、照射光強度を各々I1、I2、
測定される散乱光強度を各々S1、S2、積分散乱断面積
を各々σ1、σ2、、照射光透過率をそれぞれTi1、Ti
2、散乱光透過率Ts1、Ts2とすると以下の[数3]式
および[数4]式の関係が成り立つ。
/{cos(arcsin((sinθ)/n))})]=Ti・Ts・I・σ・exp
[−(2Z/Γ)(1+1/{cosθ2})] 試料の波長λ1及びλ2に対する屈折率を各々n1、n2、
侵入深さを各々Γ1、Γ2、照射光強度を各々I1、I2、
測定される散乱光強度を各々S1、S2、積分散乱断面積
を各々σ1、σ2、、照射光透過率をそれぞれTi1、Ti
2、散乱光透過率Ts1、Ts2とすると以下の[数3]式
および[数4]式の関係が成り立つ。
【0025】
【数3】 S1=Ti1・Ts1・I1・σ1・exp[−(2Z/Γ1)
(1+1/{cos(arcsin(sinθ/n1))})]
(1+1/{cos(arcsin(sinθ/n1))})]
【0026】
【数4】 S2=Ti2・Ts2・I2・σ2・exp[−(2Z/Γ2)
(1+1/{cos(arcsin((sinθ)/n2))})] ただし、Γ1>Γ2とする。欠陥が位置する深さZは、
[数3]式と[数4]式との関係より次に示す[数5]
式で示される。
(1+1/{cos(arcsin((sinθ)/n2))})] ただし、Γ1>Γ2とする。欠陥が位置する深さZは、
[数3]式と[数4]式との関係より次に示す[数5]
式で示される。
【0027】
【数5】 Z=C1・ln[C2・(S1/S2)・(σ2/σ1)] 但し、C1とC2は装置定数と試料の光学定数からなり、
以下の[数6]式および[数7]式で定義される。
以下の[数6]式および[数7]式で定義される。
【0028】
【数6】 C1=1/[(2/Γ2)(1+1/{cos(arcs
in(sinθ/n2))})−(2/Γ1)(1+1/{cos(arcs
in(sinθ/n1))})]
in(sinθ/n2))})−(2/Γ1)(1+1/{cos(arcs
in(sinθ/n1))})]
【0029】
【数7】 C2=(I2/I1)・((Ti2・Ts2)/(Ti
1・Ts1)) C1とC2は装置定数であるので、(S1/S2)・(σ2/σ
1)が分かれば、[数5]式の関係から欠陥が位置する深
さZが求まる。
1・Ts1)) C1とC2は装置定数であるので、(S1/S2)・(σ2/σ
1)が分かれば、[数5]式の関係から欠陥が位置する深
さZが求まる。
【0030】ここでS1/S2は欠陥によって測定される
散乱光信号強度の比であり,コンピュータ17は、光検
出器9a、9bで検出される測定量から求めることがで
きる。これに対して、σ2/σ1を求める方法を以下に説
明する。σ1およびσ2は、欠陥の粒径よりMie散乱理
論(例えば M.ボルン、E.ウォルフ著、光学の原理
3、(東海大学出版、1975年)902〜971頁)
および吸収媒体中に於ける散乱理論(Peter Ch
ylek著、ジャーナルオプチカル ソサエティー オブ
アメリカ 第67巻561頁から563頁に記載されて
いる理論)を用いて算出されるので、まず粒径計測の原
理について述べる。散乱光強度信号S2で検出される侵
入深さΓ2以内に存在する欠陥の散乱光強度信号S1につ
いて考える。Γ1>>Γ2が成り立つ場合、このS1は深
さによる減衰因子は1となり減衰について無視すること
ができる。何故なら、検出される欠陥の深さ位置Zは、
Z<Γ2の条件を満足するからである。この関係を以下
に定量的に記述する。
散乱光信号強度の比であり,コンピュータ17は、光検
出器9a、9bで検出される測定量から求めることがで
きる。これに対して、σ2/σ1を求める方法を以下に説
明する。σ1およびσ2は、欠陥の粒径よりMie散乱理
論(例えば M.ボルン、E.ウォルフ著、光学の原理
3、(東海大学出版、1975年)902〜971頁)
および吸収媒体中に於ける散乱理論(Peter Ch
ylek著、ジャーナルオプチカル ソサエティー オブ
アメリカ 第67巻561頁から563頁に記載されて
いる理論)を用いて算出されるので、まず粒径計測の原
理について述べる。散乱光強度信号S2で検出される侵
入深さΓ2以内に存在する欠陥の散乱光強度信号S1につ
いて考える。Γ1>>Γ2が成り立つ場合、このS1は深
さによる減衰因子は1となり減衰について無視すること
ができる。何故なら、検出される欠陥の深さ位置Zは、
Z<Γ2の条件を満足するからである。この関係を以下
に定量的に記述する。
【0031】欠陥サイズを例えば10%以内の精度で計
測するためには、信号強度S1の深さによる減衰をどの
程度にしなければならないかを考える。実際の計測では
欠陥が粒径0.1μm以下の場合が殆どであるため、欠
陥による散乱現象は、散乱光強度Sが次に[数8]式に
示すように粒径dの6乗に比例し、波長λのマイナス4
乗に比例するレーリー散乱として取り扱える。
測するためには、信号強度S1の深さによる減衰をどの
程度にしなければならないかを考える。実際の計測では
欠陥が粒径0.1μm以下の場合が殆どであるため、欠
陥による散乱現象は、散乱光強度Sが次に[数8]式に
示すように粒径dの6乗に比例し、波長λのマイナス4
乗に比例するレーリー散乱として取り扱える。
【0032】
【数8】 S=A・d6/λ4 ただし、Aは比例定数とする。
【0033】図5は、粒径dが波長λより十分小さくレ
ーリー散乱領域である場合における粒径計測精度と散乱
光強度計測精度との関係を示したものである。この関係
は、粒径dが波長λより十分小さくレーリー散乱として
取り扱えるため、散乱光強度Sが粒径dの6乗に比例す
る関係である。そこで、図5に示す関係から、粒径計測
精度として10%以内を確保するためには、散乱光強度
計測精度として50%必要である事が分かる。即ち、こ
のことは、相対粒径が1から0.9になったとき、相対
散乱光強度が1から0.5になることからわかる。
ーリー散乱領域である場合における粒径計測精度と散乱
光強度計測精度との関係を示したものである。この関係
は、粒径dが波長λより十分小さくレーリー散乱として
取り扱えるため、散乱光強度Sが粒径dの6乗に比例す
る関係である。そこで、図5に示す関係から、粒径計測
精度として10%以内を確保するためには、散乱光強度
計測精度として50%必要である事が分かる。即ち、こ
のことは、相対粒径が1から0.9になったとき、相対
散乱光強度が1から0.5になることからわかる。
【0034】ところで、Γ2以内で検出された欠陥の信
号S1について、[数3]式でZ=Γ2を代入すれば次に
示す[数9]式に基づく図6に示す如くΓ1/Γ2と相対
散乱光強度との関係が得られる。
号S1について、[数3]式でZ=Γ2を代入すれば次に
示す[数9]式に基づく図6に示す如くΓ1/Γ2と相対
散乱光強度との関係が得られる。
【0035】
【数9】 S1=Ti1・Ts1・I1・σ1・exp[−(2Γ2/Γ
1)(1+1/{cos(arcsin(sinθ1/n1))})] これにより深さによる減衰率が50%以下(相対散乱光
強度が0.5以上)であるための条件として、Γ1/Γ2
>3という条件が得られる。いずれにしても、Γ1/Γ2
>3という条件は、上記[数1]式の関係から、照射す
る2つの光の波長λ1、λ2と対象とする試料物質の消
衰率kとの関係から決定されることになる。
1)(1+1/{cos(arcsin(sinθ1/n1))})] これにより深さによる減衰率が50%以下(相対散乱光
強度が0.5以上)であるための条件として、Γ1/Γ2
>3という条件が得られる。いずれにしても、Γ1/Γ2
>3という条件は、上記[数1]式の関係から、照射す
る2つの光の波長λ1、λ2と対象とする試料物質の消
衰率kとの関係から決定されることになる。
【0036】上記実施の形態で説明した波長λ1=81
0nmと波長λ2=532nmとの組み合わせを用いた
場合、侵入深さの比Γ1/Γ2は約10であり、上記粒径
計測精度として10%以内を確保するための条件(Γ1
/Γ2>3)を十分満足している。また、レーリー散乱
の場合、σ2/σ1は欠陥の粒径に依存しない量にな
り、次の[数10]式で示すように照射波長にのみ依存
する量になる。
0nmと波長λ2=532nmとの組み合わせを用いた
場合、侵入深さの比Γ1/Γ2は約10であり、上記粒径
計測精度として10%以内を確保するための条件(Γ1
/Γ2>3)を十分満足している。また、レーリー散乱
の場合、σ2/σ1は欠陥の粒径に依存しない量にな
り、次の[数10]式で示すように照射波長にのみ依存
する量になる。
【0037】
【数10】 σ2/σ1=(λ1/λ2)4 従って、上記[数10]式を、[数5]式に代入するこ
とによって、コンピュータ17において、欠陥の深さZ
を算出するための式が[数11]式および[数12]式
に示すように単純になる。
とによって、コンピュータ17において、欠陥の深さZ
を算出するための式が[数11]式および[数12]式
に示すように単純になる。
【0038】
【数11】 Z=C1・ln(S1/S2)+C0 但し、C0は次式で示されるように装置定数となる。
【0039】
【数12】 C0=C1・ln[C2・(λ1/λ2)4] また、コンピュータ17において算出するための粒径d
については、S1がdの6乗に比例するので次に示す
[数13]式のように表わせる。
については、S1がdの6乗に比例するので次に示す
[数13]式のように表わせる。
【0040】
【数13】 ln(d)=(1/6)ln(S1)+C3 但し、C3は、波長λ1と検出角度(対物レンズ5によ
る検出立体角度)と照射強度I1の関数であり装置定数
である。以上説明したように、コンピュータ17は、欠
陥の深さZについて、欠陥による散乱光強度信号の比
(S1/S2)を算出することによって上記[数11]式
に基づいて算出することができ、欠陥のサイズ(粒径)
dについて、散乱光強度信号(S1)より上記[数1
3]式に基づいて算出することができる。
る検出立体角度)と照射強度I1の関数であり装置定数
である。以上説明したように、コンピュータ17は、欠
陥の深さZについて、欠陥による散乱光強度信号の比
(S1/S2)を算出することによって上記[数11]式
に基づいて算出することができ、欠陥のサイズ(粒径)
dについて、散乱光強度信号(S1)より上記[数1
3]式に基づいて算出することができる。
【0041】次に、本発明の特徴とするコンピュータ1
7が表示装置20に対して表示する欠陥分布の二次元表
示について説明する。実際のシリコンやGaAs中欠陥
はレーリー散乱領域である場合が多いので、欠陥の深さ
Zの計測については[数11]式、欠陥のサイズ(粒
径)dの計測については[数13]式を用いて以下説明
する。ところで、[数11]式より次に示す[数14]
式が得られる。
7が表示装置20に対して表示する欠陥分布の二次元表
示について説明する。実際のシリコンやGaAs中欠陥
はレーリー散乱領域である場合が多いので、欠陥の深さ
Zの計測については[数11]式、欠陥のサイズ(粒
径)dの計測については[数13]式を用いて以下説明
する。ところで、[数11]式より次に示す[数14]
式が得られる。
【0042】
【数14】 Z=−C1・ln(S2)+C1・ln(S1)+C
0 まず、コンピュータ17が表示装置20に対して表示す
る粒径別深さ分布表示の第1の実施例について、図7を
用いて説明する。ここで、[数14]式の関係から、ln
(S1)=X、ln(S2)=Yとおいた場合の欠陥の二次元
表示(プロット1)は、次の[数15]式に従うことに
なる。
0 まず、コンピュータ17が表示装置20に対して表示す
る粒径別深さ分布表示の第1の実施例について、図7を
用いて説明する。ここで、[数14]式の関係から、ln
(S1)=X、ln(S2)=Yとおいた場合の欠陥の二次元
表示(プロット1)は、次の[数15]式に従うことに
なる。
【0043】
【数15】 Y=X+(C0−Z)/C1 従って、コンピュータ17は、表示装置20の画面に対
して、横軸(X軸)としてlog(欠陥サイズ)に比例
した(欠陥サイズに対応した)ln(S1)の値を設定し、
縦軸(Y軸)として欠陥の深さZに比例したln(S2)の
値を設定することによって、図7に示すような欠陥の二
次元表示(プロット1)を行なって評価することが可能
となる。
して、横軸(X軸)としてlog(欠陥サイズ)に比例
した(欠陥サイズに対応した)ln(S1)の値を設定し、
縦軸(Y軸)として欠陥の深さZに比例したln(S2)の
値を設定することによって、図7に示すような欠陥の二
次元表示(プロット1)を行なって評価することが可能
となる。
【0044】ところで、図7に示すような欠陥の二次元
表示(プロット1)において、[数13]式より、深さ
Z=0である表面ラインは次の[数16]式で表わすこ
とが可能となる。なお、表示装置20の画面に表示され
る欠陥の二次元表示(プロット1)と共に表示される試
料の表面を示す次の[数16]式で表される表面ライン
は、ラインである必要はなく、試料の表面を認識できる
ものであれば、記号でも、濃淡でも、色でもなんでもよ
い。
表示(プロット1)において、[数13]式より、深さ
Z=0である表面ラインは次の[数16]式で表わすこ
とが可能となる。なお、表示装置20の画面に表示され
る欠陥の二次元表示(プロット1)と共に表示される試
料の表面を示す次の[数16]式で表される表面ライン
は、ラインである必要はなく、試料の表面を認識できる
ものであれば、記号でも、濃淡でも、色でもなんでもよ
い。
【0045】
【数16】 Y=X+(C0/C1) また、深さがZの欠陥は、表面を表わす[数16]のラ
インからYのマイナス方向にZ/C1だけ平行移動した
ライン上に分布することが分かる。
インからYのマイナス方向にZ/C1だけ平行移動した
ライン上に分布することが分かる。
【0046】そこで、コンピュータ17は、A/Dコン
バータ10aから得られるデジタル化された散乱光強度
信号D1に対して閾値THを施すことによって得られる
欠陥を示す散乱光強度信号のピーク値S1に対して対数
をとることによって、log(欠陥サイズ)に比例した
値(欠陥サイズに対応した値)として算出し、 A/D
コンバータ10bから得られるデジタル化された散乱光
強度信号D2に対して閾値THを施すことによって得ら
れる欠陥を示す散乱光強度信号のピーク値S2に対して
対数をとることによって、欠陥の深さZに比例した値
(欠陥深さに対応した値)を算出し、これら算出された
X軸およびY軸の値を、表示装置20の画面上に設定さ
れたX軸、Y軸からなる座標位置にプロットすることに
よって、粒径別深さ分布からなる欠陥の二次元表示(プ
ロット1)を行なって評価することができる。
バータ10aから得られるデジタル化された散乱光強度
信号D1に対して閾値THを施すことによって得られる
欠陥を示す散乱光強度信号のピーク値S1に対して対数
をとることによって、log(欠陥サイズ)に比例した
値(欠陥サイズに対応した値)として算出し、 A/D
コンバータ10bから得られるデジタル化された散乱光
強度信号D2に対して閾値THを施すことによって得ら
れる欠陥を示す散乱光強度信号のピーク値S2に対して
対数をとることによって、欠陥の深さZに比例した値
(欠陥深さに対応した値)を算出し、これら算出された
X軸およびY軸の値を、表示装置20の画面上に設定さ
れたX軸、Y軸からなる座標位置にプロットすることに
よって、粒径別深さ分布からなる欠陥の二次元表示(プ
ロット1)を行なって評価することができる。
【0047】次に、コンピュータ17が表示装置20に
対して表示する粒径別深さ分布表示の第2の実施例につ
いて、図8を用いて説明する。ここで、[数14]式の
関係から、−ln(S1/S2)=Y’、ln(S1)=X’と
おいた場合の欠陥の二次元表示(プロット2)は、次の
[数17]式に従うことになる。
対して表示する粒径別深さ分布表示の第2の実施例につ
いて、図8を用いて説明する。ここで、[数14]式の
関係から、−ln(S1/S2)=Y’、ln(S1)=X’と
おいた場合の欠陥の二次元表示(プロット2)は、次の
[数17]式に従うことになる。
【0048】
【数17】 Z=−C1・Y’+C0 従って、コンピュータ17は、表示装置20の画面に対
して、横軸(X‘軸)としてlog(欠陥サイズ)に比
例した(欠陥サイズに対応した)ln(S1)の値を設定
し、縦軸(Y’軸)として欠陥の深さZに比例したln
(S2/S1)の値を設定することによって、図8に示す
ような欠陥の二次元表示(プロット2)を行なって評価
することが可能となる。
して、横軸(X‘軸)としてlog(欠陥サイズ)に比
例した(欠陥サイズに対応した)ln(S1)の値を設定
し、縦軸(Y’軸)として欠陥の深さZに比例したln
(S2/S1)の値を設定することによって、図8に示す
ような欠陥の二次元表示(プロット2)を行なって評価
することが可能となる。
【0049】ところで、図8に示すような欠陥の二次元
表示(プロット1)において、[数17]式より、深さ
Z=0である表面ラインは次の[数18]式で表わすこ
とが可能となる。なお、表示装置20の画面に表示され
る欠陥の二次元表示(プロット2)と共に表示される試
料の表面を示す次の[数18]式で表わされる表面ライ
ンは、ラインである必要はなく、試料の表面を認識でき
るものであれば、記号でも、濃淡でも、色でもなんでも
よい。
表示(プロット1)において、[数17]式より、深さ
Z=0である表面ラインは次の[数18]式で表わすこ
とが可能となる。なお、表示装置20の画面に表示され
る欠陥の二次元表示(プロット2)と共に表示される試
料の表面を示す次の[数18]式で表わされる表面ライ
ンは、ラインである必要はなく、試料の表面を認識でき
るものであれば、記号でも、濃淡でも、色でもなんでも
よい。
【0050】
【数18】 Y’=C1/C0 また、深さZにおいて欠陥が分布するラインはY’=
(C0−Z)/C1であらわされることになる。
(C0−Z)/C1であらわされることになる。
【0051】そこで、コンピュータ17は、A/Dコン
バータ10aから得られるデジタル化された散乱光強度
信号D1に対して閾値THを施すことによって得られる
欠陥を示す散乱光強度信号のピーク値S1に対して対数
をとることによって、log(欠陥サイズ)に比例した
値(欠陥サイズに対応した値)として算出し、A/Dコ
ンバータ10bから得られるデジタル化された散乱光強
度信号D2に対して閾値THを施すことによって得られ
る欠陥を示す散乱光強度信号のピーク値S2と上記散乱
光強度信号のピーク値S1との比(S2/S1)に対し
て対数をとることによって、欠陥の深さZに比例した値
(欠陥深さに対応した値)を算出し、これら算出された
X軸およびY軸の値を、表示装置20の画面上に設定さ
れたX軸、Y軸からなる座標位置にプロットすることに
よって、粒径別深さ分布からなる欠陥の二次元表示(プ
ロット2)を行なって評価することができる。
バータ10aから得られるデジタル化された散乱光強度
信号D1に対して閾値THを施すことによって得られる
欠陥を示す散乱光強度信号のピーク値S1に対して対数
をとることによって、log(欠陥サイズ)に比例した
値(欠陥サイズに対応した値)として算出し、A/Dコ
ンバータ10bから得られるデジタル化された散乱光強
度信号D2に対して閾値THを施すことによって得られ
る欠陥を示す散乱光強度信号のピーク値S2と上記散乱
光強度信号のピーク値S1との比(S2/S1)に対し
て対数をとることによって、欠陥の深さZに比例した値
(欠陥深さに対応した値)を算出し、これら算出された
X軸およびY軸の値を、表示装置20の画面上に設定さ
れたX軸、Y軸からなる座標位置にプロットすることに
よって、粒径別深さ分布からなる欠陥の二次元表示(プ
ロット2)を行なって評価することができる。
【0052】以上説明したことから、プロット1(第1
の実施例)の方式による二次元表示は、各座標軸が各散
乱光強度に対応するために信号強度の大小関係と欠陥の
サイズ別深さ分布を同時に確認して評価することができ
る長所があるが、表面ラインが斜めに表示される点があ
る。プロット2(第2の実施例)の方式による二次元表
示は、深さが水平に表示できるので直感的で評価できる
という長所があるが、各信号強度の大小関係が把握しに
くい点がある。図7及び図8に示す二次元グラフにおい
て、コンピュータ17は、表示装置20の画面に対し
て、欠陥サイズに対応する値を表示するX軸として、S
1の(1/6)乗に比例する値に設定し、S1に対して
(1/6)乗の演算を施してその値をX座標にプロット
することによって、X軸として欠陥サイズ(粒径)に比
例する目盛りで表示することができる。
の実施例)の方式による二次元表示は、各座標軸が各散
乱光強度に対応するために信号強度の大小関係と欠陥の
サイズ別深さ分布を同時に確認して評価することができ
る長所があるが、表面ラインが斜めに表示される点があ
る。プロット2(第2の実施例)の方式による二次元表
示は、深さが水平に表示できるので直感的で評価できる
という長所があるが、各信号強度の大小関係が把握しに
くい点がある。図7及び図8に示す二次元グラフにおい
て、コンピュータ17は、表示装置20の画面に対し
て、欠陥サイズに対応する値を表示するX軸として、S
1の(1/6)乗に比例する値に設定し、S1に対して
(1/6)乗の演算を施してその値をX座標にプロット
することによって、X軸として欠陥サイズ(粒径)に比
例する目盛りで表示することができる。
【0053】なお、上記C1とC0等の装置定数は、予
め、コンピュータ17において、複数の粒径の標準試料
と深さの標準試料とを用いて次のようにして決定する。
即ち、予め、表面に既知の複数種類の粒径d0、d1を
有する標準粒子を付着させた複数の粒径の標準試料を試
料固定治具51に取付けて、ステージ23上に載置し、
波長λ1に対応した散乱光強度信号D1と波長λ2に対
応した散乱光強度信号D2とを検出し、コンピュータ1
7において既知の粒径d0、d1に対応したln(S1(d
0))、ln(S1(d1))の値若しくは(S1(d0))の(1
/6)乗、(S1(d1))の(1/6)乗の値を算出すると
共にln(S2(d0))、ln(S2(d1))の値若しくはln
(S2(d0)/S1(d0))、ln(S2(d1)/S1(d
1))の値を算出する。これら算出された既知の粒径d
0、d1に対するln(S1)の値若しくは(S1)の(1/
6)乗の値とln(S2)の値若しくはln(S2/S1)との
関係から図9若しくは図10において横軸に対する表面
ラインが設定されることになる。更に表面に欠陥のない
既知の厚さの層Z0を形成した深さの標準試料を試料固
定治具51に取付けて、ステージ23上に載置し、波長
λ1に対応した散乱光強度信号D1と波長λ2に対応し
た散乱光強度信号D2とを検出し、コンピュータ17に
おいてln(S2)の値若しくはln(S2/S1)の値を算出
する。これら算出された既知の厚さZ0に対するln(S
2)の値若しくはln(S2/S1)の値から図9若しくは
図10において縦軸の値が設定される。
め、コンピュータ17において、複数の粒径の標準試料
と深さの標準試料とを用いて次のようにして決定する。
即ち、予め、表面に既知の複数種類の粒径d0、d1を
有する標準粒子を付着させた複数の粒径の標準試料を試
料固定治具51に取付けて、ステージ23上に載置し、
波長λ1に対応した散乱光強度信号D1と波長λ2に対
応した散乱光強度信号D2とを検出し、コンピュータ1
7において既知の粒径d0、d1に対応したln(S1(d
0))、ln(S1(d1))の値若しくは(S1(d0))の(1
/6)乗、(S1(d1))の(1/6)乗の値を算出すると
共にln(S2(d0))、ln(S2(d1))の値若しくはln
(S2(d0)/S1(d0))、ln(S2(d1)/S1(d
1))の値を算出する。これら算出された既知の粒径d
0、d1に対するln(S1)の値若しくは(S1)の(1/
6)乗の値とln(S2)の値若しくはln(S2/S1)との
関係から図9若しくは図10において横軸に対する表面
ラインが設定されることになる。更に表面に欠陥のない
既知の厚さの層Z0を形成した深さの標準試料を試料固
定治具51に取付けて、ステージ23上に載置し、波長
λ1に対応した散乱光強度信号D1と波長λ2に対応し
た散乱光強度信号D2とを検出し、コンピュータ17に
おいてln(S2)の値若しくはln(S2/S1)の値を算出
する。これら算出された既知の厚さZ0に対するln(S
2)の値若しくはln(S2/S1)の値から図9若しくは
図10において縦軸の値が設定される。
【0054】以上により、コンピュータ17は、C1と
C0等の装置定数を決定して、装置としての校正が行わ
れ、外部記憶装置21に登録されることになる。前述し
たように、光源2a、2bから出射される照射光の強度
I1、I2は、一定に保持されるので、この校正作業は
頻繁にする必要はなく、保守点検時に行なえばよい。上
記校正作業の場合、粒径の標準粒子としてはウエハ表面
上に付着させた粒径d0、d1が既知のポリスチレン粒
子が適当であり、深さの標準試料としてはエピタキシャ
ル層の厚さZ0が既知のエピタキシャルウエハが適当で
ある。エピタキシャルウエハが深さの標準試料になる理
由は、エピタキシャル層内の欠陥密度がエピタキシャル
層下の基板内欠陥密度に比べて非常に小さいため、欠陥
密度の深さ分布の標準試料として利用できる。
C0等の装置定数を決定して、装置としての校正が行わ
れ、外部記憶装置21に登録されることになる。前述し
たように、光源2a、2bから出射される照射光の強度
I1、I2は、一定に保持されるので、この校正作業は
頻繁にする必要はなく、保守点検時に行なえばよい。上
記校正作業の場合、粒径の標準粒子としてはウエハ表面
上に付着させた粒径d0、d1が既知のポリスチレン粒
子が適当であり、深さの標準試料としてはエピタキシャ
ル層の厚さZ0が既知のエピタキシャルウエハが適当で
ある。エピタキシャルウエハが深さの標準試料になる理
由は、エピタキシャル層内の欠陥密度がエピタキシャル
層下の基板内欠陥密度に比べて非常に小さいため、欠陥
密度の深さ分布の標準試料として利用できる。
【0055】図11は、コンピュータ17が未処理CZ
シリコンウエハの欠陥計測の結果を、上記説明したプロ
ット1(第1の実施例)の方式で表示装置20の画面に
表示したものである。なお、表面ラインも表示すると試
料の表面がX−Yg座標系でどの位置かを認識すること
が容易となる。波長λ1=810nmと波長λ2=53
2nmでは、シリコン結晶に対する侵入深さが約10倍
ほど異なるため、波長532nmの侵入深さ以内では、
波長810nmの光の減衰は無視できる。したがって、
810nmの散乱光強度S1から直接、散乱体(欠陥)
のサイズを求める事ができる。横軸に810nmの散乱
光強度の対数(lnS1)をとり、縦軸に532nmの散
乱光強度の対数(lnS2)をとって、欠陥を二次元表示
したものである。このグラフは、[数13]より横軸を
欠陥サイズ(粒径)の対数に比例する量、散乱光強度は
欠陥の深さZで対数的に減衰するので縦軸が欠陥の深さ
に比例する量と考えることができる。これら(lnS1)
と欠陥サイズとの相対関係および(lnS2)と欠陥深さ
Zとの相対関係は、標準試料を用いて校正する際、コン
ピュータ17は、把握することが可能である。従って、
横軸(X軸)を直接欠陥サイズの値若しくは欠陥サイズ
に対応した値で表示し、縦軸(Y軸)を直接欠陥深さの
値若しくは欠陥深さに対応する値で表示することが可能
となる。図12は、コンピュータ17が同じデータをプ
ロット2(第2の実施例)の方式で表示装置20の画面
に表示したものである。なお、この場合も、表面ライン
も表示すると試料の表面がX−Y座標系でどの位置かを
認識することが容易となる。ところで、図11と図12
との間において、M,Nがそれぞれ対応する。
シリコンウエハの欠陥計測の結果を、上記説明したプロ
ット1(第1の実施例)の方式で表示装置20の画面に
表示したものである。なお、表面ラインも表示すると試
料の表面がX−Yg座標系でどの位置かを認識すること
が容易となる。波長λ1=810nmと波長λ2=53
2nmでは、シリコン結晶に対する侵入深さが約10倍
ほど異なるため、波長532nmの侵入深さ以内では、
波長810nmの光の減衰は無視できる。したがって、
810nmの散乱光強度S1から直接、散乱体(欠陥)
のサイズを求める事ができる。横軸に810nmの散乱
光強度の対数(lnS1)をとり、縦軸に532nmの散
乱光強度の対数(lnS2)をとって、欠陥を二次元表示
したものである。このグラフは、[数13]より横軸を
欠陥サイズ(粒径)の対数に比例する量、散乱光強度は
欠陥の深さZで対数的に減衰するので縦軸が欠陥の深さ
に比例する量と考えることができる。これら(lnS1)
と欠陥サイズとの相対関係および(lnS2)と欠陥深さ
Zとの相対関係は、標準試料を用いて校正する際、コン
ピュータ17は、把握することが可能である。従って、
横軸(X軸)を直接欠陥サイズの値若しくは欠陥サイズ
に対応した値で表示し、縦軸(Y軸)を直接欠陥深さの
値若しくは欠陥深さに対応する値で表示することが可能
となる。図12は、コンピュータ17が同じデータをプ
ロット2(第2の実施例)の方式で表示装置20の画面
に表示したものである。なお、この場合も、表面ライン
も表示すると試料の表面がX−Y座標系でどの位置かを
認識することが容易となる。ところで、図11と図12
との間において、M,Nがそれぞれ対応する。
【0056】図13は、図11に示す粒径別深さ分布に
おいて、横軸を欠陥サイズ(ポリスチレン換算粒径)で
表示したものである。ポリスチレン換算粒径は、前述し
た粒径の標準試料を用いて校正された際、欠陥からの8
10nmの散乱光強度に等しい散乱光強度を発生させる
ウエハ表面に付着させたポリスチレン粒子のサイズに基
づいて得られるものである。即ち、横軸(X軸)を81
0nmの散乱光強度S1の1/6乗した量とし、この横
軸のスケールは、前述した粒径の標準試料を用いて校正
された際、粒径の既知のポリスチレン粒子をウエハ表面
に付着させたウエハを測定した得られる粒径分布のピー
ク位置を既知のポリスチレン換算粒径として目盛りを入
れれば良い。これは図12に示す横軸についても同様に
して表示することが可能である。深さ(縦軸)の目盛り
は、前述した深さの標準試料を用いて校正された際、エ
ピタキシャル層の厚さが例えば、Z0=0.3μmのエ
ピタキシャルウエハの測定した欠陥の深さ分布で密度が
急激に変化する深さを0.3μmとしてきめた。
おいて、横軸を欠陥サイズ(ポリスチレン換算粒径)で
表示したものである。ポリスチレン換算粒径は、前述し
た粒径の標準試料を用いて校正された際、欠陥からの8
10nmの散乱光強度に等しい散乱光強度を発生させる
ウエハ表面に付着させたポリスチレン粒子のサイズに基
づいて得られるものである。即ち、横軸(X軸)を81
0nmの散乱光強度S1の1/6乗した量とし、この横
軸のスケールは、前述した粒径の標準試料を用いて校正
された際、粒径の既知のポリスチレン粒子をウエハ表面
に付着させたウエハを測定した得られる粒径分布のピー
ク位置を既知のポリスチレン換算粒径として目盛りを入
れれば良い。これは図12に示す横軸についても同様に
して表示することが可能である。深さ(縦軸)の目盛り
は、前述した深さの標準試料を用いて校正された際、エ
ピタキシャル層の厚さが例えば、Z0=0.3μmのエ
ピタキシャルウエハの測定した欠陥の深さ分布で密度が
急激に変化する深さを0.3μmとしてきめた。
【0057】また、図11または図12または図13で
深さとサイズで領域を限定して表示した深さ分布が図1
4と図15であり、粒径分布が図16と図17である。
即ち、図14は、欠陥サイズが100〜105nmのも
のについて、欠陥の深さ(μm)と8インチウエハから
計測される個数との関係を示したものである。図15
は、欠陥サイズが120〜125nmのものについて、
欠陥の深さ(μm)と8インチウエハから計測される個
数との関係を示したものである。図16は、欠陥の深さ
位置が0.25〜0.3μmにおいて、欠陥サイズ(n
m)と8インチウエハから計測される個数との関係を示
したものである。図17は、欠陥の深さ位置が0.5〜
0.55μmにおいて、欠陥サイズ(nm)と8インチ
ウエハから計測される個数との関係を示したものであ
る。図14と図15とに示す関係から欠陥のサイズによ
って計測して評価可能な深さ範囲が変わり、図16と図
17とに示す関係から計測する深さによって計測して評
価可能な欠陥のサイズが変化する。
深さとサイズで領域を限定して表示した深さ分布が図1
4と図15であり、粒径分布が図16と図17である。
即ち、図14は、欠陥サイズが100〜105nmのも
のについて、欠陥の深さ(μm)と8インチウエハから
計測される個数との関係を示したものである。図15
は、欠陥サイズが120〜125nmのものについて、
欠陥の深さ(μm)と8インチウエハから計測される個
数との関係を示したものである。図16は、欠陥の深さ
位置が0.25〜0.3μmにおいて、欠陥サイズ(n
m)と8インチウエハから計測される個数との関係を示
したものである。図17は、欠陥の深さ位置が0.5〜
0.55μmにおいて、欠陥サイズ(nm)と8インチ
ウエハから計測される個数との関係を示したものであ
る。図14と図15とに示す関係から欠陥のサイズによ
って計測して評価可能な深さ範囲が変わり、図16と図
17とに示す関係から計測する深さによって計測して評
価可能な欠陥のサイズが変化する。
【0058】図19は欠陥からの532nmの散乱光強
度の1/6乗の量のヒストグラム分布を欠陥のサイズ分
布とした表示であり、これは試料に吸収される一波長の
散乱光を検出する従来の異物検査装置で欠陥を検出した
場合に得られる粒径分布に対応する。この分布は、欠陥
のサイズ分布と深さ分布による散乱光強度減衰減衰の効
果が混ざった分布として観察される。この様に、試料に
吸収される波長の光の散乱により欠陥を計測する場合
は、欠陥サイズと深さの分離は必要不可欠である。その
為には欠陥サイズと深さを分離して計測する為には、侵
入深さが少なくとも3倍異なる二波長の照射光が必要で
ある。
度の1/6乗の量のヒストグラム分布を欠陥のサイズ分
布とした表示であり、これは試料に吸収される一波長の
散乱光を検出する従来の異物検査装置で欠陥を検出した
場合に得られる粒径分布に対応する。この分布は、欠陥
のサイズ分布と深さ分布による散乱光強度減衰減衰の効
果が混ざった分布として観察される。この様に、試料に
吸収される波長の光の散乱により欠陥を計測する場合
は、欠陥サイズと深さの分離は必要不可欠である。その
為には欠陥サイズと深さを分離して計測する為には、侵
入深さが少なくとも3倍異なる二波長の照射光が必要で
ある。
【0059】シリコンウエハ計測用として侵入深さの比
が3倍以上異なる照射波長の組み合わせについて例を挙
げてみると、(λ1=352nmとλ2=380nmよ
り長波長)、(442nmと500nmより長波長)、
(488nmと580nmより長波長)、(515nm
と620nmより長波長)、(532nmと650nm
より長波長)等が考えられる。波長の組み合わせは、計
測する深さや測定する結晶の種類によって変える必要が
ある。本特許内容はシリコンに限定するものではなく、
他の材料(GaAsなどの化合物半導体、金属、有機物
など)についても適用できる。例えばGaAs結晶の場
合は、GaAs結晶にたいする各波長の侵入深さによっ
て波長を決定すればよい。この場合もλ1とλ2の侵入
深さの比は3以上として波長を選択するのが望ましい。
他の材料についても同様に波長を決定するのが望まし
い。この様にすれば他の材料についても同様に、粒径別
深さ分布の二次元表示が可能である。
が3倍以上異なる照射波長の組み合わせについて例を挙
げてみると、(λ1=352nmとλ2=380nmよ
り長波長)、(442nmと500nmより長波長)、
(488nmと580nmより長波長)、(515nm
と620nmより長波長)、(532nmと650nm
より長波長)等が考えられる。波長の組み合わせは、計
測する深さや測定する結晶の種類によって変える必要が
ある。本特許内容はシリコンに限定するものではなく、
他の材料(GaAsなどの化合物半導体、金属、有機物
など)についても適用できる。例えばGaAs結晶の場
合は、GaAs結晶にたいする各波長の侵入深さによっ
て波長を決定すればよい。この場合もλ1とλ2の侵入
深さの比は3以上として波長を選択するのが望ましい。
他の材料についても同様に波長を決定するのが望まし
い。この様にすれば他の材料についても同様に、粒径別
深さ分布の二次元表示が可能である。
【0060】つぎに、半導体ウエハ等の表面研磨等の加
工起因の欠陥か結晶中欠陥かを判断することについて説
明する。欠陥測定の結果を粒径別深さ分布表示を行う
と、結晶内部の欠陥は深い領域に結晶欠陥特有のサイズ
分布でほぼ均一に分布するが、表面加工起因の欠陥は内
部の結晶欠陥に比較して広い範囲の粒径に渡って表面近
傍に分布することがこれまでの研究で判明した。図18
は、表面加工起因のあるウエハをステージ上に搭載し、
波長λ1、λ2の照射光によるレーリー散乱光強度S
1、S2を検出し、コンピュータ17がプロット1(第
1の実施例)の方式によって表示装置20の画面に表示
したグラフである。表面加工起因のあるウエハであるた
め、表面近傍に粒径が広い範囲にわたって内部欠陥より
高密度に分布していることが分かる。そこで、コンピュ
ータ17は、ある一定の浅い深さ以内で、欠陥サイズ分
布と欠陥密度分布とについて閾値191を設定し、それ
を表示装置20の画面に表示することによって、計測者
がその閾値191を越える試料であるかどうか判断し、
表面加工由来の欠陥と判定することができる。また、コ
ンピュータ17は、ある一定の浅い深さ以内で、欠陥サ
イズ分布と欠陥密度とについて閾値191を設定し、該
閾値を越える粒径別深さ分布を算出してその分布の二次
元表示を表示装置20の画面に表示することによって、
計測者が表面加工由来の欠陥と判定することができる。
また、コンピュータ17は、ある一定の浅い深さ以内
で、欠陥サイズ分布と欠陥密度とについて閾値191を
設定し、該閾値を越える粒径別深さ分布を算出し、算出
された閾値を越える粒径別深さ分布から表面加工由来の
欠陥に関する情報を抽出し、その情報を表示装置20に
出力することも可能である。
工起因の欠陥か結晶中欠陥かを判断することについて説
明する。欠陥測定の結果を粒径別深さ分布表示を行う
と、結晶内部の欠陥は深い領域に結晶欠陥特有のサイズ
分布でほぼ均一に分布するが、表面加工起因の欠陥は内
部の結晶欠陥に比較して広い範囲の粒径に渡って表面近
傍に分布することがこれまでの研究で判明した。図18
は、表面加工起因のあるウエハをステージ上に搭載し、
波長λ1、λ2の照射光によるレーリー散乱光強度S
1、S2を検出し、コンピュータ17がプロット1(第
1の実施例)の方式によって表示装置20の画面に表示
したグラフである。表面加工起因のあるウエハであるた
め、表面近傍に粒径が広い範囲にわたって内部欠陥より
高密度に分布していることが分かる。そこで、コンピュ
ータ17は、ある一定の浅い深さ以内で、欠陥サイズ分
布と欠陥密度分布とについて閾値191を設定し、それ
を表示装置20の画面に表示することによって、計測者
がその閾値191を越える試料であるかどうか判断し、
表面加工由来の欠陥と判定することができる。また、コ
ンピュータ17は、ある一定の浅い深さ以内で、欠陥サ
イズ分布と欠陥密度とについて閾値191を設定し、該
閾値を越える粒径別深さ分布を算出してその分布の二次
元表示を表示装置20の画面に表示することによって、
計測者が表面加工由来の欠陥と判定することができる。
また、コンピュータ17は、ある一定の浅い深さ以内
で、欠陥サイズ分布と欠陥密度とについて閾値191を
設定し、該閾値を越える粒径別深さ分布を算出し、算出
された閾値を越える粒径別深さ分布から表面加工由来の
欠陥に関する情報を抽出し、その情報を表示装置20に
出力することも可能である。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、半導体ウエハ等の欠陥
のサイズ別深さ分布の表示が可能となり、表面加工由来
の欠陥と内部欠陥とを分離計測して評価することが可能
となる効果を奏する。また、本発明によれば、半導体ウ
エハ等の欠陥のサイズ別深さ分布の表示が可能となり、
半導体ウエハ内に生じる結晶欠陥と他の欠陥とを分離計
測して評価することが容易になる効果を奏する。また、
本発明によれば、シリコンウエハなどの半導体基板にお
ける0.5μm程度の深さまでに生じる結晶欠陥をサイ
ズと深さとの関係で計測して評価でき、その結果不良の
基板上に高集積化された半導体を作り込むことを防止し
て、高集積化された半導体の歩留まりと半導体としての
信頼性を向上させることができる効果を奏する。また、
本発明によれば、欠陥のサイズと深さ位置との関係を明
らかにすることができ、高集積化された半導体を製造す
る際、試料(固体)の内部も含めて支障のある欠陥など
か詳細に評価することができ、もし、試料が不良の場
合、不良原因を究明することを容易にして、不良対策を
迅速、かつ容易にして試料の歩留まりを著しく向上させ
ることが可能となる効果を奏する。
のサイズ別深さ分布の表示が可能となり、表面加工由来
の欠陥と内部欠陥とを分離計測して評価することが可能
となる効果を奏する。また、本発明によれば、半導体ウ
エハ等の欠陥のサイズ別深さ分布の表示が可能となり、
半導体ウエハ内に生じる結晶欠陥と他の欠陥とを分離計
測して評価することが容易になる効果を奏する。また、
本発明によれば、シリコンウエハなどの半導体基板にお
ける0.5μm程度の深さまでに生じる結晶欠陥をサイ
ズと深さとの関係で計測して評価でき、その結果不良の
基板上に高集積化された半導体を作り込むことを防止し
て、高集積化された半導体の歩留まりと半導体としての
信頼性を向上させることができる効果を奏する。また、
本発明によれば、欠陥のサイズと深さ位置との関係を明
らかにすることができ、高集積化された半導体を製造す
る際、試料(固体)の内部も含めて支障のある欠陥など
か詳細に評価することができ、もし、試料が不良の場
合、不良原因を究明することを容易にして、不良対策を
迅速、かつ容易にして試料の歩留まりを著しく向上させ
ることが可能となる効果を奏する。
【図1】本発明に係る欠陥計測装置の一実施の形態の概
略構成を示した図である。
略構成を示した図である。
【図2】図1に示す装置で2つの波長の照射光が試料上
に照射される状態を示す図である。
に照射される状態を示す図である。
【図3】図1に示す装置で2つの波長の照射光の試料へ
の照射によって生じる散乱光を検出することによって得
られる散乱光強度信号D1、D2を示す図である。
の照射によって生じる散乱光を検出することによって得
られる散乱光強度信号D1、D2を示す図である。
【図4】本発明に係る2つの波長の照射光の試料への照
射によって生じる散乱光を検出することによって欠陥計
測を行なう原理を説明するための図である。
射によって生じる散乱光を検出することによって欠陥計
測を行なう原理を説明するための図である。
【図5】粒径測定精度と散乱光測定精度との関係を説明
する図である。
する図である。
【図6】二波長の侵入深さの比と粒径を決めるための散
乱光強度の深さによる減衰割合を示す図である。
乱光強度の深さによる減衰割合を示す図である。
【図7】本発明に係る表示装置の画面に粒径別深さ分布
からなる欠陥の二次元表示を行なう第1の実施例である
プロット1の方式を説明するための原理図である。
からなる欠陥の二次元表示を行なう第1の実施例である
プロット1の方式を説明するための原理図である。
【図8】本発明に係る表示装置の画面に粒径別深さ分布
からなる欠陥の二次元表示を行なう第2の実施例である
プロット2の方式を説明するための原理図である。
からなる欠陥の二次元表示を行なう第2の実施例である
プロット2の方式を説明するための原理図である。
【図9】第1の実施例であるプロット1の方式におい
て、横軸(欠陥サイズに応じた値)および縦軸(深さに
応じた値)の値(目盛り)の設定の仕方を説明するため
の図である。
て、横軸(欠陥サイズに応じた値)および縦軸(深さに
応じた値)の値(目盛り)の設定の仕方を説明するため
の図である。
【図10】第2の実施例であるプロット2の方式におい
て、横軸(欠陥サイズに応じた値)および縦軸(深さに
応じた値)の値(目盛り)の設定の仕方を説明するため
の図である。
て、横軸(欠陥サイズに応じた値)および縦軸(深さに
応じた値)の値(目盛り)の設定の仕方を説明するため
の図である。
【図11】本発明に係る第1の実施例であるプロット1
の方式による未処理CZシリコンウエハ中の欠陥表示例
を示す図である。
の方式による未処理CZシリコンウエハ中の欠陥表示例
を示す図である。
【図12】本発明に係る第2の実施例であるプロット2
の方式による未処理CZシリコンウエハ中の欠陥表示例
を示す図である。
の方式による未処理CZシリコンウエハ中の欠陥表示例
を示す図である。
【図13】図11のプロットの横軸をポリスチレン換算
粒径(欠陥サイズ)とした表示例を示す図である。
粒径(欠陥サイズ)とした表示例を示す図である。
【図14】図11または図12または図13のプロット
のなかで欠陥サイズ範囲を限定して表示した深さ分布表
示例を示す図である。
のなかで欠陥サイズ範囲を限定して表示した深さ分布表
示例を示す図である。
【図15】図14より欠陥サイズが大きい範囲の深さ分
布表示例を示す図である。
布表示例を示す図である。
【図16】図11または図12または図13のプロット
のなかで深さ位置範囲を限定して表示した粒径分布表示
例を示す図である。
のなかで深さ位置範囲を限定して表示した粒径分布表示
例を示す図である。
【図17】図16より深さ位置が深い範囲の粒径分布表
示例を示す図である。
示例を示す図である。
【図18】表面加工由来の欠陥が存在するウエハの欠陥
のプロット1の方式による表示例を示す図である。
のプロット1の方式による表示例を示す図である。
【図19】従来の一波長の光散乱による異物検査方式に
よる欠陥粒径表示例を示す図である。
よる欠陥粒径表示例を示す図である。
1…試料、2a、2b…光源、3a、3b…レンズ、4
a、4b…レンズ、5…対物レンズ、6…対欠陥からの
散乱光、7…波長分離光学系、8a…光検出器(810nm
用)、8b…光検出器(532nm用)、10a,10b…
アンプおよびA/Dコンバータ、14a、14b…照射
光強度検出器、15a、15…照射光学系、16…検出
光学系、17…コンピュータ、20…表示装置、21…
外部記憶装置、22…ステージドライバ、23…ステー
ジ、25…ピエゾ素子、51…試料固定治具。
a、4b…レンズ、5…対物レンズ、6…対欠陥からの
散乱光、7…波長分離光学系、8a…光検出器(810nm
用)、8b…光検出器(532nm用)、10a,10b…
アンプおよびA/Dコンバータ、14a、14b…照射
光強度検出器、15a、15…照射光学系、16…検出
光学系、17…コンピュータ、20…表示装置、21…
外部記憶装置、22…ステージドライバ、23…ステー
ジ、25…ピエゾ素子、51…試料固定治具。
フロントページの続き (72)発明者 簑和 恭子 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地株 式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 前嶋 宗郎 茨城県ひたちなか市市毛882番地株式会社 日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 松井 繁 茨城県ひたちなか市市毛882番地株式会社 日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 松田 安司 東京都小平市上水本町五丁目20番1号株式 会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 清水 博文 東京都小平市上水本町五丁目20番1号株式 会社日立製作所半導体事業部内
Claims (18)
- 【請求項1】固体表面に複数の波長の光を照射し、少な
くともその固体中の欠陥から散乱光を検出することによ
って固体内部欠陥を評価する装置において、上記固体へ
の侵入深さが異なる少なくとも2つの波長の照射光を照
射する照射光学系と、該照射光学系によって照射された
少なくとも2つの波長の照射光によって発生する欠陥か
らの波長の短い方の散乱光強度と波長の長い方の散乱光
強度とを検出する検出光学系と、該検出光学系によって
検出された波長の短い方の散乱光強度と波長の長い方の
散乱光強度とを用いて欠陥のサイズに対応する値と欠陥
の深さに対応する値とを算出する算出手段と、該算出手
段で算出された欠陥サイズに対応する値と欠陥深さに対
応する値とに基づいて欠陥のサイズと欠陥の深さとの関
係を示す分布を表示する表示手段とを備えたことを特徴
とする欠陥評価装置。 - 【請求項2】固体表面に複数の波長の光を照射し、少な
くともその固体中の欠陥から散乱光を検出することによ
って固体内部欠陥を評価する装置において、上記固体へ
の侵入深さが異なる少なくとも2つの波長の照射光を照
射する照射光学系と、該照射光学系によって照射された
少なくとも2つの波長の照射光によって発生する欠陥か
らの波長の短い方の散乱光強度と波長の長い方の散乱光
強度とを検出する検出光学系と、該検出光学系によって
検出された波長の短い方の散乱光強度と波長の長い方の
散乱光強度とを用いて欠陥のサイズに対応する値と欠陥
の深さに対応する値とを算出する算出手段と、該算出手
段で算出された欠陥サイズに対応する値と欠陥深さに対
応する値とに基づいて欠陥サイズ別深さ分布を表示する
表示手段とを備えたことを特徴とする欠陥評価装置。 - 【請求項3】固体表面に複数の波長の光を照射し、少な
くともその固体中の欠陥から散乱光を検出することによ
って固体内部欠陥を評価する装置において、上記固体へ
の侵入深さが異なる少なくとも2つの波長の照射光を照
射する照射光学系と、該照射光学系によって照射された
少なくとも2つの波長の照射光によって発生する欠陥か
らの波長の短い方の散乱光強度と波長の長い方の散乱光
強度とを検出する検出光学系と、該検出光学系によって
検出された波長の短い方の散乱光強度と波長の長い方の
散乱光強度とを用いて二次元分布を算出する算出手段
と、該算出手段で算出された二次元分布に基づいて欠陥
のサイズと欠陥の深さとの関係を示す分布を表示する表
示手段とを備えたことを特徴とする欠陥評価装置。 - 【請求項4】固体表面に複数の波長の光を照射し、少な
くともその固体中の欠陥から散乱光を検出することによ
って固体内部欠陥を評価する装置において、上記固体へ
の侵入深さが異なる少なくとも2つの波長の照射光を照
射する照射光学系と、該照射光学系によって照射された
少なくとも2つの波長の照射光によって発生する欠陥か
らの波長の短い方の散乱光強度と波長の長い方の散乱光
強度とを検出する検出光学系と、該検出光学系によって
検出された波長の短い方の散乱光強度と波長の長い方の
散乱光強度とを用いて二次元分布を算出する算出手段
と、該算出手段で算出された二次元分布に基づいて欠陥
サイズ別深さ分布を表示する表示手段とを備えたことを
特徴とする欠陥評価装置。 - 【請求項5】請求項1または2または3または4記載の
照明光学系において、少なくとも2つの波長は、互いに
固体への侵入深さが3倍以上異なることを特徴とする欠
陥評価装置。 - 【請求項6】請求項1または2または3または4または
5記載の表示装置において、固体表面を認識できるもの
を表示するように構成したことを特徴とする欠陥評価装
置。 - 【請求項7】請求項1または2または3または4または
5または6記載の表示装置において、波長の長い方の散
乱光強度の対数に比例する値をX軸とし、欠陥からの波
長の長い方の散乱光強度の対数に比例する値をY軸とし
て欠陥分布を表示するように構成したことを特徴とする
欠陥評価装置。 - 【請求項8】請求項1または2または3または4または
5または6記載の表示装置において、波長の長い方の散
乱光強度の1/6乗した量に比例する値をX軸とし、欠
陥からの波長の長い方の散乱光強度の対数に比例する値
をY軸として欠陥分布を表示するように構成したことを
特徴とする欠陥評価装置。 - 【請求項9】請求項1または2または3または4または
5または6記載の表示装置において、波長の長い方の散
乱光強度の1/6乗した量に比例する値をX軸とし、欠
陥からの波長の長い方の散乱光強度と波長の短い方散乱
光強度との比の対数をY軸として欠陥分布を表示するよ
うに構成したことを特徴とする欠陥評価装置。 - 【請求項10】加工が施された固体表面に複数の波長の
光を照射し、少なくともその固体中の欠陥から散乱光を
検出することによって固体内部欠陥を評価する装置にお
いて、上記固体表面の加工起因による欠陥であるか、固
体中の欠陥であるかを判定できる欠陥に関する情報を表
示装置に表示する手段を備えたことを特徴とする欠陥評
価装置。 - 【請求項11】半導体ウエハの内部あるいは表面上の欠
陥を計測する装置において、ウエハ表面の加工起因によ
る欠陥であるか、ウエハ中の欠陥であるかを判定できる
欠陥に関する情報を表示装置に表示する手段を備えたこ
とを特徴とする欠陥評価装置。 - 【請求項12】請求項10または11記載の手段におい
て、表示装置に表示する欠陥に関する情報として欠陥サ
イズ別深さ分布であることを特徴とする欠陥評価装置。 - 【請求項13】固体表面に固体に吸収される光を照射
し、散乱光の計測によって固体表面あるいは固体中の欠
陥を検出して評価する欠陥評価装置において、欠陥のサ
イズ別に欠陥の深さ位置を導出してその結果を表示装置
に表示する手段を備えたことを特徴とする欠陥評価装
置。 - 【請求項14】固体表面に固体に吸収される光を照射
し、散乱光の計測によって固体表面あるいは固体中の欠
陥を検出して評価する欠陥評価装置において、深さ別に
欠陥サイズを表示する表示装置を備えたことを特徴とす
る欠陥評価装置。 - 【請求項15】固体表面に固体に吸収される光を照射
し、散乱光の計測によって固体表面あるいは固体中の欠
陥を検出して評価する欠陥評価方法において、欠陥のサ
イズ別に欠陥の深さ位置を導出してその結果を表示装置
に表示することを特徴とする欠陥評価方法。 - 【請求項16】固体表面に固体に吸収される光を照射
し、散乱光の計測によって固体表面あるいは固体中の欠
陥を検出して評価する欠陥評価方法において、深さ別に
欠陥サイズを表示装置に表示することを特徴とする欠陥
評価方法。 - 【請求項17】半導体基板の表面に半導体基板に吸収さ
れる光を照射し、半導体基板から得られる散乱光を計測
し、該計測された散乱光強度に基づいて深さ別に欠陥サ
イズを表示装置に表示して半導体基板の表面あるいは半
導体基板中の欠陥を評価し、該評価結果に基づいて支障
のない半導体基板に対して半導体を作り込むことを特徴
とする半導体の製造方法。 - 【請求項18】欠陥の深さを計測するための標準試料と
してエピウエハを用いることを特徴とする欠陥計測方
法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9264512A JPH11101624A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 欠陥評価装置およびその方法並びに半導体の製造方法 |
| US09/161,393 US6226079B1 (en) | 1997-09-29 | 1998-09-29 | Defect assessing apparatus and method, and semiconductor manufacturing method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9264512A JPH11101624A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 欠陥評価装置およびその方法並びに半導体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11101624A true JPH11101624A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17404282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9264512A Pending JPH11101624A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 欠陥評価装置およびその方法並びに半導体の製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6226079B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11101624A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6191849B1 (en) * | 1997-12-26 | 2001-02-20 | Hitachi, Ltd. | Wafer inspecting apparatus |
| JP2001053005A (ja) * | 1999-08-06 | 2001-02-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 化合物半導体エピタキシャルウェハおよびその製造方法 |
| JP2005038641A (ja) * | 2003-07-16 | 2005-02-10 | Jeol Ltd | 収差制御装置を備えた荷電粒子ビーム装置 |
| KR101203210B1 (ko) | 2010-09-27 | 2012-11-20 | 주식회사 쓰리비 시스템 | 결함 검사장치 |
| JP2014173901A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Canon Inc | 計測装置及び物品の製造方法 |
| US9176074B2 (en) | 2013-01-28 | 2015-11-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Pattern inspection method and pattern inspection apparatus |
| JP2016531313A (ja) * | 2013-07-09 | 2016-10-06 | ヘレウス・クアルツグラース・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディット・ゲゼルシャフトHeraeus Quarzglas GmbH & Co. KG | Euvリソグラフィ用チタンドープシリカガラスのミラー基板ブランクの製造方法及びブランク中の欠陥の位置を決定するためのシステム |
| WO2024058243A1 (ja) * | 2022-09-14 | 2024-03-21 | 三菱ケミカル株式会社 | 導電膜の製造方法、マスクの製造方法、半導体デバイスの製造方法、導電膜の欠陥検査方法、及び欠陥検査装置 |
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| US6597448B1 (en) * | 1999-08-24 | 2003-07-22 | Hitachi, Ltd. | Apparatus and method of inspecting foreign particle or defect on a sample |
| JP4303120B2 (ja) * | 2001-12-17 | 2009-07-29 | サイバーオプティクス セミコンダクタ インコーポレイテッド | 半導体ウェハキャリア用マッピングセンサ |
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-
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|---|---|
| US6226079B1 (en) | 2001-05-01 |
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