JPH11101862A - 微小領域観察装置 - Google Patents

微小領域観察装置

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JPH11101862A
JPH11101862A JP26247597A JP26247597A JPH11101862A JP H11101862 A JPH11101862 A JP H11101862A JP 26247597 A JP26247597 A JP 26247597A JP 26247597 A JP26247597 A JP 26247597A JP H11101862 A JPH11101862 A JP H11101862A
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sensor
measured
micro
distance
observation apparatus
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JP26247597A
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English (en)
Inventor
Narikazu Odawara
成計 小田原
Toshimitsu Morooka
利光 師岡
Satoru Nakayama
哲 中山
Kazuo Kayane
一夫 茅根
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第一のセンサーと被測定物を非接触で接近さ
せることができ、かつ第一のセンサーの角度を一定に保
つことができる微小領域観察装置の提供。 【解決手段】 測定室に第一のセンサー11とマイクロ
カンチレバー81、スキャナー70、走査ステージ4
1、を設置する。走査ステージ41上に被測定物20を
設置し、マイクロカンチレバー81にて被測定物20と
の間隔を検出し、スキャナー70で前記間隔が一定とな
るように距離制御し、第一のセンサー11が被測定物2
0を非接触に走査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁性材料や半導
体材料、超伝導材料などの表面を走査し、被測定物から
発生する磁気や電荷等の物性を検出して分布を表示する
微小領域観察装置に関し、被測定物と物性を検出するセ
ンサーとの距離制御機構とその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁性材料などの被測定物に欠陥が存在す
ると、被測定物表面の磁束密度が変化する。そのため、
被測定物の表面付近を磁気センサーで走査して磁束密度
を計測することにより、被測定物の欠陥部位を検出する
ことができる。被測定物から出力される磁気や電荷など
の信号を、第一のセンサーを用いて検出する場合、空間
分解能やSN比を向上させるために、被測定物と第一の
センサーとの間の距離を近く設定する必要性がある。従
来の微小領域観察装置は、被測定物と第一のセンサーを
接触させ、被測定物の凹凸により第一のセンサーが上下
可能な構成としていた。
【0003】図2は第一のセンサーとして超伝導磁気セ
ンサー(SQUID)を用いた従来の微小領域観察装置
の一例を示した構成図である。微小領域観察装置は少な
くともSQUID11、プローブ31、走査ステージ4
1、 クライオスタット51、解析表示システム60、
で構成される。クライオスタット51は真空断熱層を有
し、冷媒52を保持する容器である。クライオスタット
51内にSQUID11を保持するプローブ31を挿入
することでSQUID11を超伝導状態に保つことがで
きる装置である。
【0004】解析表示システム60は、SQUID11
を用いて計測した磁束密度データを、平均やフーリエ変
換などによる解析を行い、表示するシステムである。走
査ステージ41は被測定物20を載せて走査する装置で
ある。走査ステージ41はSQUID11と被測定物2
0との相対位置を変えるための機構である。XY方向で
はSQUID11で被測定物20の任意の範囲を走査す
るために用い、またZ軸方向は個々の被測定物20の厚
さにより変化するSQUID11と被測定物20との間
隔を調整するために用いる。
【0005】走査ステージコントローラ42は、走査ス
テージ41の動作を制御する装置である。プローブ31
へのSQUID11の装着は、プローブ31に固定して
いる蝶番36にSQUID11を固定することで行う。
蝶番36はバネ37に接触しており、被測定物20の表
面形状により角度が変わる。
【0006】第一のセンサー用駆動装置12はSQUI
D11を駆動し、検出した磁気信号を電圧信号として出
力する装置である。被測定物20の測定は、被測定物表
面をSQUID11で走査して行う。走査は被測定物の
表面にSQUID11を接触させて行う。被測定物20
の表面に傾きや凹凸が有る場合でも、SQUID11を
固定している蝶番の角度が変わることにより、常に被測
定物20とSQUID11が接触する構造となってい
る。
【0007】得られたデータを解析表示システム60で
解析表示することで、被測定物20の欠陥を検出する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の微小領域
観察装置では、被測定物と第一のセンサーが接触するた
め、被測定物や第一のセンサーが損傷する可能性があっ
た。また、被測定物の傾きや凹凸により生じる被測定物
と第一のセンサー間距離を蝶番の角度変化により相殺す
るために、被測定物に対する第一のセンサーの角度が被
測定物の部位により変化し、第一のセンサーの検出感度
が変わるという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(第1の手段)本発明は、上記の課題を解決するため
に、第一のセンサーと被測定物間の距離を計測する第二
のセンサーおよびプローブの移動機構を設置し、第一の
センサーと被測定物との間隔を非接触に制御可能な構造
とした。 (第2の手段)第1の手段にさらに、第一のセンサーと
第二のセンサーの相対位置を自動で調整する機構を設置
する構造とした。 (第3の手段)第二のセンサーと第一のセンサーを一体
形成とした。 (第4の手段)第一のセンサーに穴を設け、磁性体で作
製した第二のセンサーを第一のセンサーの穴に通して設
置する構造とした。
【0010】第1の手段による微小領域観察装置の構造
によれば、第一のセンサーと被測定物間の距離を計測
し、距離が一定となるように制御することが可能となる
ため、第一のセンサーは被測定物を非接触で走査でき、
第一のセンサーおよび被測定物を損傷させることなく高
空間分解能で被測定物の物性を計測することが可能であ
る。また、被測定物の表面形状に傾きや凹凸が存在して
も、移動機構により第一のセンサーを垂直移動すること
で常に第一のセンサーと被測定物間の距離を一定にする
ため、被測定物に対する第一のセンサーの角度が変化す
ることがなく、被測定物のどの位置においても同一の感
度で計測することができる。
【0011】第2の手段により、手動では困難な微小な
相対位置を調整することが可能となる。また、例えば極
低温などの測定環境下でも、被測定物に対する第一のセ
ンサーおよび第二のセンサーの間隔を等しくすることが
できるため、第一のセンサーと第二のセンサーとの熱収
縮率が異なる場合などでも、第一のセンサーと被測定物
間の間隔を正確に計測制御することが可能となる。
【0012】第3の手段により、距離計測と物性検出を
同じ位置で行うため、被測定物と第一のセンサーの間隔
を常に正確に一定に保つことができ、第一のセンサーお
よび被測定物を損傷させることなく高空間分解能で物性
を計測することが可能である。第4の手段により、第一
のセンサーとして磁気センサーを用いた場合、前記磁気
センサーの検出部が大きい場合や前記磁気センサーと被
測定物間の間隔が開いた場合でも、被測定物から発生す
る磁束が第二のセンサーの内部を通るため、結果として
前記磁気センサーに磁束が通ることになり、高感度、高
空間分解能で測定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例について図
面を参照して説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1を示す微小領域観
察装置の構造を示した図である。第一のセンサーとして
はSQUIDを使用したが、超伝導磁気抵抗素子や電荷
センサーなど他のセンサーでも良い。
【0014】クライオスタット51は真空断熱層を有し
た容器で、冷媒52を保持するとともに冷媒中にSQU
ID11や被測定物20、走査ステージ41などを挿入
し保持する装置である。SQUID11にはNb系のL
ow−Tc−SQUIDを用い、クライオスタット51
に冷媒52として液体ヘリウムを溜めることでSQUI
D11を超伝導状態に保つ。ただし、SQUID11に
はイットリウム系等のHi−Tc−SQUIDを用いて
も良く、その際は、冷媒52として液体窒素を用いるこ
ともできる。
【0015】第一のセンサー用駆動装置には、SQUI
D11を駆動し検出した磁気信号を電圧信号として出力
する装置である。解析表示システム60は、第一のセン
サー用駆動装置12から出力される電圧信号を解析して
表示する装置である。クライオスタット内部には測定室
32が設置されている。測定室32はクライオスタット
上部に固定したフランジ53から吊された構造である。
測定室32は天井部分33と側面部分34とで分割が
可能である。天井部分33と側面部分34との接続部
は、測定室内に大気および液体ヘリウムが侵入しないよ
うに真空封止が可能である。真空バルブ38は測定室3
2の真空引きやHeガスの挿入を行うバルブである。測
定室32の内部には被測定物20を固定し移動させる走
査ステージ41が設けられている。
【0016】走査ステージ41は測定室32の天井部分
33より吊されて固定される。クライオスタット51お
よび測定室32の材料にはステンレスを用いているが、
アルミニウムやFRPなどの材料でもよい。プローブ3
1の上端にはZ軸移動機構35が設けられている。Z軸
移動機構35はモーターと回転−直動変換機構で構成さ
れる。モーターの回転軸は回転−直動変換機構に接続
し、回転−直動変換機構はプローブ31に接続してい
る。モーターを回転させると回転−直動変換機構により
回転が直動に変換され、プローブ31が上下に移動する
構造となっている。
【0017】プローブ31の下端にはスキャナー70が
接続され、スキャナー70にはSQUID11およびマ
イクロカンチレバー81が固定されている。スキャナー
70は圧電アクチュエータであり、 SQUID11お
よびマイクロカンチレバー81を最大数十μmの範囲で
nmの分解能で走査させることができる。走査ステージ
コントローラ42は走査ステージ41およびスキャナー
70の動作を制御する装置である。
【0018】マイクロカンチレバー81とレーザー発信
器91とレーザー検出器92を組み合わせて第二のセン
サーとして用いている。マイクロカンチレバー81は先
端に微小な針を備えた片持ち梁である。被測定物と微小
な針との間に生じる力によってマイクロカンチレバー8
1は変形するため、前記変形を検出することでマイクロ
カンチレバー81と被測定物間の距離を検出することが
できる。マイクロカンチレバー81には鏡面が設けられ
ており、前記鏡面にレーザー発信器91でレーザー光を
照射し、反射光をレーザー検出器92で検出することで
マイクロカンチレバー81の変位を測定する。
【0019】測定は以下の手順で実施する。測定室32
の側面部分34を天井部分33から外し、被測定物20
を走査ステージ41上に設置する。 Z軸移動機構35
でSQUID11と被測定物20の間隔を粗く調整した
後、測定室32の天井部分33と側面部分34を接続す
る。真空バルブ38より測定室32の真空引きを行った
後、Heガスを挿入する。クライオスタット51に測定
室32を設置し、クライオスタット51内に冷媒52の
液体Heを移送して測定室32の冷却を行う。
【0020】液体Heの移送後レーザー光の光軸合わせ
を行い、Z軸移動機構35およびスキャナー70にて被
測定物20とSQUID11の間隔を縮めていく。マイ
クロカンチレバー81の変位が一定となるようにスキャ
ナー70にてZ軸制御を行う。マイクロカンチレバーと
被測定物20の間隔を一定に保ったままSQUID11
で被測定物20を走査し信号検出を行う。
【0021】(実施例2)図3(a)は本発明の実施例
2を示す微小領域観察装置の構造を示した図である。図
3(b)は本発明の実施例2の微小領域観察装置で用い
る第一のセンサーと第二のセンサーの構造を示した図で
ある。第一のセンサーと被測定物の間の距離検出方法以
外は実施例1となんら変わるところはない。
【0022】第一のセンサーと被測定物間の距離を計測
する第二のセンサーは、バイモルフ82と水晶振動子8
3を組み合わせて構成する。微小探針84を水晶振動子
83に接触させ、水晶振動子83をバイモルフ82上に
固定する。水晶振動子83がバイモルフ82により共振
された状態で、微小探針84を被測定物20に近づける
と、微小探針84と被測定物の間に生じる力により水晶
振動子83の共振周波数に変化が生じる。前記共振周波
数を検出することで被測定物と微小探針84の間隔を計
測することができる。前記共振周波数を一定に保つよう
に被測定物と微小探針84の間隔をスキャナー70で制
御することで、第一のセンサーと被測定物間の距離を一
定にする。
【0023】被測定物と微小探針84の間隔はZ軸移動
機構35で制御することもできる。微小探針84は無く
とも水晶振動子83の共振周波数の変化は得られるた
め、微小探針84を用いずに水晶振動子83を直接、被
測定物20に近づけても良い。 (実施例3)図4は本発明の実施例3の微小領域観察装
置で用いる第一のセンサーと第二のセンサーの相対位置
調整機構の構造を示した図である。第二のセンサーと第
一のセンサーの相対位置調整を行う変位調整機構を有す
る以外は実施例2となんら変わるところはない。
【0024】第二のセンサーとSQUID11の相対位
置の調整を行うために、変位調整機構90を設け、変位
調整機構90にバイモルフ82と水晶振動子83と微小
探針84を組み合わせた物からなる第二のセンサーを固
定する。変位調整機構90は圧電素子で作製されてい
る。相対位置の調整方法は、変位調整機構90を伸ばし
てSQUID11より微小探針84が被測定物に近い状
態で、スキャナー70を徐々に延ばしていく。微小探針
84が被測定物に接触しようとした場合、変位調整機構
90を収縮させることで微小探針84と被測定物が接触
することを防ぐ。SQUID11と被測定物が接触しよ
うとする状態を、微小探針84と被測定物間に生じる力
の変化で検出する。SQUID11を予め被測定物に接
触させた状態で変位調整機構90を用いて微小探針84
が被測定物に接近する位置まで伸ばす方法でも良い。ま
た、微小探針84とSQUID11を顕微鏡で観察しな
がら変位調整機構にて変位を調整しても良い。
【0025】前記圧電素子の代わりにモータとネジで構
成される変位調整機構などを用いても良い。 (実施例4)図5は本発明の実施例4の微小領域観察装
置で用いる第一のセンサーと第二のセンサーの構造を示
した図である。第一のセンサーとして電荷センサーを用
い、第二のセンサーに第一のセンサーを実装している以
外は実施例2となんら変わるところはない。
【0026】バイモルフ82に固定した水晶振動子83
に第一のセンサーとしての電荷センサー13を実装して
いる。電荷センサー13は電界に非常に敏感なシングル
エレクトロントランジスタなどを用いる。性能を出すた
めには数Kの極低温で駆動する必要がある。距離検出方
法としては実施例2と同様である。バイモルフ82で共
振させた水晶振動子83の共振周波数を計測しながら、
電荷センサー13を被測定物20に近づけると、電荷セ
ンサー13と被測定物20が近接した際に前記共振周波
数が変化する。前記共振周波数が一定となるようにスキ
ャナー70で距離制御を行うことで、電荷センサー13
と被測定物20間の間隔を近接に保つことが出来る。
【0027】第一のセンサーとして電荷センサー13を
用いているが、SQUIDやその他の物性検出センサー
でも良い。 (実施例5)図6は本発明の実施例5の微小領域観察装
置で用いる第一のセンサーと第二のセンサーの構造を示
した図である。第一のセンサーの実装方法以外は実施例
4となんら変わるところはない。
【0028】バイモルフ82に固定した水晶振動子83
に光ファイバー85を接触し、光ファイバー85に第一
のセンサーとしての電荷センサー13を実装している。
距離検出方法としては実施例4と同様である。バイモル
フ82で共振させた水晶振動子83の共振周波数を計測
しながら、電荷センサー13を被測定物20に近づける
と、電荷センサー13と被測定物20が近接した際に前
記共振周波数が変化する。前記共振周波数が一定となる
ようにスキャナー70で距離制御を行うことで、電荷セ
ンサー13と被測定物20間の間隔を近接に保つことが
出来る。
【0029】ここでは光ファイバー85を用いている
が、ガラスやサファイアの小片などを用いることもでき
る。また第一のセンサーとしては、SQUIDやその他
の物性検出センサーでも良い。 (実施例6)図7は本発明の実施例6の微小領域観察装
置で用いる第一のセンサーと第二のセンサーの構造を示
した図である。水晶振動子に微小磁性探針86を接触さ
せ、第一のセンサーであるSQUID11の信号検出部
分に穴を設け、そこに微小磁性探針86を通した構造で
あること以外は実施例2となんら変わるところはない。
【0030】距離検出方法としては実施例2と同じくバ
イモルフ82と水晶振動子83を用いて水晶振動子83
の共振周波数を計測することで検出している。微小磁性
探針86は鉄ニッケル合金製であるが、その他の磁性材
料でも良く、また、光ファイバーにNi等の磁性膜をコ
ーティングした針等でも良い。 (実施例7)図8は本発明の実施例7の微小領域観察装
置で用いる第一のセンサーと第二のセンサーの構造を示
した図である。第一のセンサーと被測定物の間の距離検
出方法として、第二のセンサー部の電極と被測定物間の
静電容量を計測して行うこと以外は実施例2となんら変
わるところはない。
【0031】第一のセンサーであるSQUID11の近
傍に微小電極87を設置し、微小電極87と被測定物2
0の間の静電容量を計測、制御して微小電極87と被測
定物間の距離制御を行い測定する。第一のセンサーとし
ては、電荷センサーやその他の物性検出センサーでも良
い。
【0032】(実施例8)図9は本発明の実施例8の微
小領域観察装置で用いる第一のセンサーと第二のセンサ
ーの構造を示した図である。第一のセンサーと被測定物
の間の距離検出方法以外は実施例1となんら変わるとこ
ろはない。第二のセンサーはマイクロカンチレバー81
と歪み抵抗素子89とで構成される。歪み抵抗素子89
をマイクロカンチレバー81に設置し、被測定物とマイ
クロカンチレバーが接近した際に生じる力で起きるマイ
クロカンチレバーの変形を歪み抵抗素子89で検出して
スキャナー70で距離制御を行い測定する。
【0033】第一のセンサーとしてはSQUIDを用い
ているが、電荷センサーやその他の物性検出センサーで
も良い。 (実施例9)図10は本発明の実施例9の微小領域観察
装置で用いる第一のセンサーと第二のセンサーの構造を
示した図である。第一のセンサーと被測定物の間の距離
検出方法以外は実施例1となんら変わるところはない。
【0034】第二のセンサーは水晶振動子83のみで構
成される。水晶振動子83に交流信号を入力して振動さ
せて出力信号を計測する。被測定物に接近した時の出力
信号の振幅の変化を検出して距離検出を行う。第一のセ
ンサーとしてはSQUIDを用いているが、電荷センサ
ーやその他の物性検出センサーでも良い。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、第一のセンサーと被測
定物を非接触で一定距離に接近させることができ、かつ
第一のセンサーの角度を一定に保つことができるため、
第一のセンサーおよび被測定物を損傷することなく常に
同一感度、高い空間分解能で測定することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す微小領域観察装置を表
した図である。
【図2】従来のSQUIDを用いた微小領域観察装置を
表した図である。
【図3】(a)本発明の実施例2を示す微小領域観察装
置を表した図である。 (b)本発明の実施例2の微小領域観察装置で用いる第
一のセンサーと第二のセンサーの構造を示した図であ
る。
【図4】本発明の実施例3の微小領域観察装置で用いる
第一のセンサーと第二のセンサーの構造を示した図であ
る。
【図5】本発明の実施例4の微小領域観察装置で用いる
第一のセンサーと第二のセンサーの構造を示した図であ
る。
【図6】本発明の実施例5の微小領域観察装置で用いる
第一のセンサーと第二のセンサーの構造を示した図であ
る。
【図7】本発明の実施例6の微小領域観察装置で用いる
第一のセンサーと第二のセンサーの構造を示した図であ
る。
【図8】本発明の実施例7の微小領域観察装置で用いる
第一のセンサーと第二のセンサーの構造を示した図であ
る。
【図9】本発明の実施例8の微小領域観察装置で用いる
第一のセンサーと第二のセンサーの構造を示した図であ
る。
【図10】本発明の実施例9の微小領域観察装置で用い
る第一のセンサーと第二のセンサーの構造を示した図で
ある。
【符号の説明】
11 SQUID 12 第一のセンサー用駆動装置 13 電荷センサー 20 被測定物 31 プローブ 32 測定室 33 天井部分 34 側面部分 35 Z軸移動機構 36 蝶番 37 バネ 38 真空バルブ 41 走査ステージ 42 走査ステージコントローラ 51 クライオスタット 52 冷媒 53 フランジ 60 解析表示装置 70 スキャナー 81 マイクロカンチレバー 82 バイモルフ 83 水晶振動子 84 微小探針 85 光ファイバー 86 微小磁性探針 87 微小電極 89 歪み抵抗素子 90 変位調整機構 91 レーザー発信器 92 レーザー検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茅根 一夫 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物の物性を検出する第一のセンサ
    ーと、前記第一のセンサーと被測定物間の距離を変える
    移動機構を有する装置において、前記第一のセンサーと
    被測定物間の距離を検出する第二のセンサーを有するこ
    とを特徴とする微小領域観察装置。
  2. 【請求項2】 前記第一のセンサーと第二のセンサーと
    が別体であることを特徴とする請求項1記載の微小領域
    観察装置。
  3. 【請求項3】 前記第一のセンサーと第二のセンサーと
    が一体であることを特徴とする請求項1記載の微小領域
    観察装置。
  4. 【請求項4】 前記第一のセンサーと前記第二のセンサ
    ーがクライオスタット内に設置されることを特徴とする
    請求項1記載の微小領域観察装置。
  5. 【請求項5】 前記第二のセンサーとしてマイクロカン
    チレバーと前記マイクロカンチレバーの変形検出手段を
    組み合わせて用いたことを特徴とする請求項2記載の微
    小領域観察装置。
  6. 【請求項6】 前記変形検出手段として光てこ方式を用
    いたことを特徴とする請求項5記載の微小領域観察装
    置。
  7. 【請求項7】 前記変形検出手段として水晶振動子と振
    動素子を組み合わせて用いたことを特徴とする請求項5
    記載の微小領域観察装置。
  8. 【請求項8】 前記変形検出手段として歪み抵抗素子を
    用いたことを特徴とする請求項5記載の微小領域観察装
    置。
  9. 【請求項9】 前記第二のセンサーとして微小電極を用
    い、前記微小電極と被測定物間の静電容量により距離の
    検出を行う請求項2記載の微小領域観察装置。
  10. 【請求項10】 前記第二のセンサーとして水晶振動子
    を用いたことを特徴とする請求項2記載の微小領域観察
    装置。
  11. 【請求項11】 前記第二のセンサーとして前記水晶振
    動子と振動素子を組み合わせて用い、前記第一のセンサ
    ーを前記水晶振動子に実装したことを特徴とする請求項
    3記載の微小領域観察装置。
  12. 【請求項12】 前記第二のセンサーとして前記水晶振
    動子に微小探針を実装したことを特徴とする請求項10
    記載の微小領域観察装置。
  13. 【請求項13】 前記水晶振動子に微小探針を実装し、
    前記微小探針に前記第一のセンサーを実装したことを特
    徴とする請求項11記載の微小領域観察装置。
  14. 【請求項14】 前記第一のセンサーと前記第二のセン
    サーとの相対位置調整機構を有することを特徴とする請
    求項2記載の微小領域観察装置。
  15. 【請求項15】 前記第一のセンサーが超伝導量子干渉
    素子である請求項4記載の微小領域観察装置。
  16. 【請求項16】 前記第一のセンサーの信号検出部分に
    穴を設け、前記微小探針を前記穴部分に挿入することを
    特徴とする請求項12記載の微小領域観察装置。
  17. 【請求項17】 前記微小探針が磁性体であることを特
    徴とする請求項16記載の微小領域観察装置。
  18. 【請求項18】 前記第一のセンサーが電荷センサーで
    あることを特徴とする請求項4記載の微小領域観察装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100400755B1 (ko) * 2001-11-08 2003-10-08 엘지전자 주식회사 보조센서에 의한 squid 센서
KR100812317B1 (ko) 2006-08-25 2008-03-10 한국표준과학연구원 자장기울기 분포 측정 장치

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