JPH11101926A - 光モジュール - Google Patents

光モジュール

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JPH11101926A
JPH11101926A JP26118197A JP26118197A JPH11101926A JP H11101926 A JPH11101926 A JP H11101926A JP 26118197 A JP26118197 A JP 26118197A JP 26118197 A JP26118197 A JP 26118197A JP H11101926 A JPH11101926 A JP H11101926A
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JP
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optical
optical waveguide
light
concave
element mounting
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JP26118197A
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English (en)
Inventor
Yasubumi Yamada
泰文 山田
Masahiro Yanagisawa
雅弘 柳澤
Yasuyuki Inoue
靖之 井上
Toshikazu Hashimoto
俊和 橋本
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NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 屈折率不連続部で反射された漏れ光が半導体
光素子に入射されるのを防止した光モジュールを提供す
る。 【解決手段】 コア2aを十分な厚さのクラッド層2b
で埋め込んだ形状の埋め込み型光導波路2を有する光導
波路基板1上に、半導体光素子30,31,32が前記
光導波路と光学的な結合を保って搭載される光モジュー
ルにおいて、前記光導波路基板に、前記光導波路を除去
して形成される凹状部であって、前記半導体光素子が搭
載される凹状光素子搭載部15を設け、且つ、前記凹状
光素子搭載部の後方側壁150を、前記半導体光素子の
光軸に対して垂直にならないように形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の半導体光素
子が光導波路基板上に搭載されるハイブリッド型光モジ
ュールに関し、特に、半導体光素子間のクロストーク光
の小さい光モジュールに適用して有効な技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、光加入者系システムの構築に向け
て、低コストな光モジュール開発の必要性が広く認識さ
れてきた。特に、1.3μm/1.55μm光信号を合
分波するとともに、1.3μmの双方向送受信を行うW
DM光送受信モジュールの経済化は重要である。
【0003】この光モジュールの低コスト化を図るため
に、下記文献(I)に記載されているように、石英系光
導波路基板上にレーザダイオード(以下、単にLDと称
する。)、フォトダイオード(以下、単にPDと称す
る。)等を直接搭載するハイブリッド集積型光モジュー
ルの開発が進められている。 (I)山田他、1996年春期電子通信学会予稿 図12は、従来の光モジュールの概略構成を示す図であ
り、同図(a)は斜視図、同図(b)は、光導波路の構
成を示す要部断面図である。なお、この図12に示す光
モジュールは、前記文献(I)に記載されているもので
あり、本発明者らによって開発されたものである。
【0004】この図12に示す光モジュールでは、基板
として凹凸を設けたシリコン(以下、単にSiと称す
る。)基板1上に、石英系光導波路2が形成されてお
り、これをプラットフォームと称する。このプラットフ
ォームのSi凹部上にはコア2aを十分な厚さのクラッ
ド層2bで埋め込んだ形態の埋め込み型石英系光導波路
2が形成されている。この光導波路2を用いて、1.3
μm/1.55μmを合分波する波長合分波回路(WD
M回路)101と1.3μm光に対するY分岐回路10
2とが形成されている。
【0005】波長合分波回路(WDM回路)101とし
ては、光導波路回路途中に形成された溝中に挿入された
干渉膜フィルタ10により合分波機能を実現している。
さらに、Y分岐回路102の2本の入出力導波路の端部
近傍に設けたSiテラス上には、光導波路基板12を凹
状に除去して形成された凹状光素子搭載部15が設けら
れ、この凹状光素子搭載部15にLD30の半導体チッ
プ、モニタ用PD31の半導体チップおよび受信用PD
32の半導体チップが直接搭載されている。
【0006】このような構成により、光モジュールを構
成する部品点数を大幅に削減することが可能となった。
なお、図12において、4は光ファイバ接続部、4a,
4bは光ファイバである。
【0007】ところで、この光モジュールにおいては、
図12(b)に示すように、コア2aを十分な厚さのク
ラッド層2bで埋め込んだ埋め込み型光導波路2が採用
されている。そのため、LD30からの出力光のうち光
導波路2に結合しなかった成分が漏れ光としてクラッド
層内2bを伝搬し、これが光ファイバ4bに漏れ込み
1.55μmポートの雑音の要因となっており、その対
策が求められていた。即ち、LD30からの1.3μm
出力光が1.55μm出力光の光ファイバ4bに漏れ込
むことにより発生するクロストーク光を低減することが
求められていた。
【0008】この対策として、コア2aの近傍を残して
不要部分のクラッド層2bを除去した遮光領域を設ける
ことが有効である(特願平7−151641号;照井他
「光導波回路」)。
【0009】図13は、このような遮光領域を設けた光
モジュールの一例の概略構成を示す平面図であり、凹状
光素子搭載部15の前方に、コア2a領域の近傍を残
し、不要領域のクラッド層2bを除去した遮光領域20
を設けたものである。このような構成にすると、LD3
0からの漏れ光が1.55μm出力光の光ファイバ4b
に到達することを防ぐことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図13に示す光モジュ
ールは、同一基板上にLD30の半導体チップと受信用
PD32の半導体チップとが搭載されているが、通常の
使用法においては、LD30と受信用PD32とが同時
に駆動されることはないので、LD30から受信用PD
32への光の回り込みは問題にならない。
【0011】しかしながら、LD30と受信用PD32
とを同時に駆動しようとすると、埋め込み型光導波路2
を用いた光モジュールでは大きな問題が発生する。それ
は、LD30と受信用PD32とが基板上で近傍して配
置されるために、LD30からの出力光が受信用PD3
2に漏れ込み、これが受光された光信号に対する雑音と
なることである。通常の使用法において、LD30自体
は+10〜+20dBmの強度の光を出力する。一方、
受信用PD32においては−30dBm以下の微弱な光
信号を受光することが要求される。したがって、このよ
うな微弱な光信号を受光する場合に、LD30からの漏
れ光の存在は、深刻な問題であった。
【0012】このようなLD30から受信用PD32へ
の光の漏れ込み経路は、従来から、図14の実線に示す
ように、LD30の前方および後方出力光のうち、光導
波路2に結合しなかった放射光成分が受信用PD32へ
直接入力する経路が主要なものと考えられており、この
漏れ光成分に対しては、図13に示すように、LD30
と受信用PD32との配置を工夫して、LD30からの
出力光の放射角内に受信用PD32が入らないように配
置することにより、LD30からの放射光成分が直接受
信用PD32に入射することを防ぐことができると期待
されていた。
【0013】本発明者らは、これに加えて、図14の点
線に示すように、第2および第3の漏れ光発生経路が存
在することを見いだした。
【0014】第2の漏れ光発生箇所は、凹状光素子搭載
部15の後方側壁からの反射である。即ち、LD30か
らの後方出力光が、凹状光素子搭載部15の後方側壁1
50および光導波路基板端部151で反射され、この一
部が受信用PD32に入射する経路である。
【0015】第3の漏れ光発生経路は、遮光領域20そ
れ自体が原因となるものである。即ち、遮光領域20の
LD30に近い側の側壁201でLD30からの出力光
が反射し、これが受信用PD32に入射する経路であ
る。この経路は、一見したところ遮光領域20に光吸収
剤を充填すれば防ぐことができるように思われるが、実
は光吸収剤を充填したとしても、光導波路クラッド層2
bと吸収剤の屈折率差がある限り必ず発生するものなの
である。
【0016】以上説明したように、第2および第3の漏
れ光発生経路は、漏れ光が屈折率不連続部で反射するこ
とにより形成されるもので、その根本原因は共通であ
る。
【0017】この第2および第3の経路による漏れ光
は、発光素子以外の光素子への漏れ光となり雑音を引き
起こすと同時に、発光素子自身にも漏れ光となって再入
射する。その結果、この戻り光強度が強い場合には、発
光素子自身の戻り光雑音の原因にもなるという問題点が
あった。
【0018】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、光モジ
ュールにおいて、屈折率不連続部で反射された漏れ光が
半導体光素子に入射されるのを防止することが可能とな
る技術を提供することにある。
【0019】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0021】コアを十分な厚さのクラッド層で埋め込ん
だ形状の埋め込み型光導波路を有する光導波路基板上
に、半導体光素子が前記光導波路と光学的な結合を保っ
て搭載される光モジュールにおいて、前記光導波路基板
に、前記光導波路を除去して形成される凹状部であっ
て、前記半導体光素子が搭載される凹状光素子搭載部を
設け、且つ、前記凹状光素子搭載部の後方側壁を、前記
半導体光素子の光軸に対して垂直にならないように形成
したことを特徴とする。
【0022】コアを十分な厚さのクラッド層で埋め込ん
だ形状の埋め込み型光導波路を有する光導波路基板上
に、半導体光素子が前記埋め込み型光導波路と光学的な
結合を保って搭載される光モジュールにおいて、前記光
導波路基板に、前記光導波路を除去して形成される凹状
部であって、前記半導体光素子が搭載される凹状光素子
搭載部と、前記凹状光素子搭載部の前方または後方に、
前記光導波路を分断しないように前記光導波路のコア近
傍を除き、前記光導波路のクラッド層を除去して形成さ
れる遮光領域とを設け、且つ、前記遮光領域の側壁を、
前記半導体光素子の光軸に対して垂直にならないように
形成したことを特徴とする。
【0023】コアを十分な厚さのクラッド層で埋め込ん
だ形状の埋め込み型光導波路を有する光導波路基板上
に、複数の半導体光素子が前記埋め込み型光導波路と光
学的な結合を保って搭載される光モジュールにおいて、
前記光導波路基板に、前記光導波路を除去して形成され
る複数の凹状部であって、前記複数の半導体光素子が搭
載される複数の凹状光素子搭載部と、前記複数の凹状光
素子搭載部の中で、少なくとも前記光導波路の長手方向
に並ぶように配置された凹状光素子搭載部の間に、前記
光導波路を分断しないように前記光導波路のコア近傍を
除き、前記光導波路のクラッド層が除去されて形成され
る遮光領域とを設けたことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0025】なお、実施の形態を説明するための全図に
おいて、同一機能を有するものは同一符号を付け、その
繰り返しの説明は省略する。
【0026】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1の光モジュールの概略構成を示す図であり、同図
(a)は斜視図、同図(b)は平面図である。
【0027】本実施の形態の光モジュールは、シリコン
(Si)基板1上に形成されたクラッド層2bおよびコ
ア2aからなる埋め込み型石英系光導波路2と、Si基
板1上に搭載されたLD30の半導体チップ、モニタ受
信用PD31の半導体チップおよび受信用PD32の半
導体チップから構成される。光導波路2は、2本の直線
導波路で形成されており、その端部には光ファイバ接続
部4により、2本の光ファイバ(4a,4b)が接続さ
れている。
【0028】ここで、光導波路2は、コア2aを十分な
厚さのクラッド層2bで埋め込んだ埋め込み型光導波路
2であり、ここでいう「十分な厚さのクラッド層」と
は、コア2aを伝搬する光がクラッド層2bにしみ出す
深さより厚く設定するという意味であり、通常はコア寸
法と同等以上の厚さを必要とする。
【0029】3つの半導体光素子(30,31,32)
は、ともに、光導波路2(コア2aおよびクラッド層2
b)を凹状に除去した凹状光素子搭載部15上に搭載さ
れている。LD30からの出力光が直接受信用PD32
に漏れ込むことを防ぐために、受信用PD32がLD3
0からの後方出力光の放射角内に入らないように、受信
用PD32を配置する。
【0030】本実施の形態において特徴的なことは、凹
状光素子搭載部15の後方側壁150を斜めに配置した
ことである。本実施の形態では、LD30からの後方出
力光の光軸に対して概ね80°(LD30からの後方出
力光の光軸との垂線とは概ね10°)の角度を設けてあ
る。この結果、LD30からの後方出力光が、凹状光素
子搭載部15の後方側壁150で反射したのち、受信用
PD32に漏れ込むことを防止することができる。本実
施の形態の光モジュールでは、LD30からの受信用P
D32へのクロストーク光は、−30dB程度であっ
た。
【0031】比較の意味で、図2に示すような公知技術
に基づく光モジュールを製作し、そのクロストーク光も
測定した。この比較例では、LD30と受信用PD32
とは同一の凹状光素子搭載部15に配置され、かつ、凹
状光素子搭載部15の後方側壁150は、光軸に対して
概ね直角である。この公知技術に基づくモジュールで
は、凹状光素子搭載部15の後方側壁150からの反射
により、LD30からの後方出力光の一部が受信用PD
32に漏れ込むために、LD30からの受信用PD32
へのクロストーク光は−25〜−27dB程度であっ
た。以上の比較から、本実施の形態の光回路構成の効果
が明らかである。
【0032】次に、図3を用いて本実施の形態の光モジ
ュールの作製法の一例について簡単に説明する。まず、
平坦なSi基板1をパターン化して、LD30の半導体
チップ、モニタ受信用PD31の半導体チップおよび受
信用PD32の半導体チップが搭載されるSiテラス5
0以外の部分を約30μmの深さエッチングする。この
上に下部クラッド層51となるガラス層を火炎堆積法で
形成する(図3a)。この後、Siテラス50の表面が
露出するまで平坦化研磨を行う(図3b)。この面が、
LD30の半導体チップ、モニタ受信用PD31の半導
体チップおよび受信用PD32の半導体チップを実装す
る場合の光導波路2に対する高さ基準面になる。
【0033】続いて高さ調整層となる高さ調整用クラッ
ド層(第2下部クラッド層)52を設ける。次に、コア
層53を約7μm堆積する(図3c)。コア層を光導波
路パターンにエッチング加工した後、上部クラッド層5
4を堆積する(図3d)。ここでは全てクラッド層およ
びコア層の堆積は火炎堆積法を用いた。引き続き、Si
テラス50が再度露出するまで、当該Siテラス50の
みをエッチングする。最後にLD30、モニタ受信用P
D31および受信用PD32の電極配線および搭載用半
田55を堆積する(図3e)。
【0034】[実施の形態2]図4は、本発明の実施の
形態2の光モジュールの概略構成を示す平面図である。
本実施の形態において、凹状光素子搭載部15の近傍の
構造は実施の形態1と同じであるが、本実施の形態のモ
ジュールは、凹状光素子搭載部15の前方に遮光領域2
0を設けた点で、前記実施の形態1と相違する。
【0035】この遮光領域20は、LD30からの前方
出力光が光ファイバ4bに漏れ込むことを防ぐために設
けられる。本実施の形態において特徴的なことは、この
遮光領域20のLD30側の側壁201をLD30の前
方出力光の光軸に対して概ね70°傾けたことにある。
この結果、LD30からの前方出力光に起因した漏れ光
が、遮光領域20の側壁201で反射して、受信用PD
32に漏れ込む経路を断つことができた。製作した本実
施の形態の光モジュールでは、LD30から受信用PD
32へのクロストーク光は、−30dB以下であった。
【0036】比較の意味で、図5に示すような公知技術
に基づく光モジュールを製作し、そのクロストーク光も
測定した。この比較例では、凹状光素子搭載部15の後
方側壁150および遮光領域20の側壁201をとも
に、LD30の光軸に対して概ね直角に配置してある。
この結果、この公知技術に基づくモジュールでは、LD
30から受信用PD32へのクロストーク光は−20〜
−24dB程度にまで低下し、反射光によるクロストー
ク光劣化の効果が明確である。以上の比較から、本実施
の形態の光回路構成の効果が明らかである。
【0037】[実施の形態3]図6は、本発明の実施の
形態3の光モジュールの概略構成を示す平面図である。
本実施の形態の基本構造は、前記実施の形態1と同じで
あるが、本実施の形態の光モジュールは、(1)凹状光
素子搭載部15に透明樹脂5を充填しポッティング封止
を行ったこと、(2)凹状光素子搭載部15の後方側壁
150はLD30からの後方出力光の光軸に対して概ね
直角に設定したこと、(3)さらに、最も特徴的な構造
として、凹状光素子搭載部15の後方に遮光領域21を
設け黒色の光吸収物質を充填するとともに、その側壁2
11を斜めに設定した点で、前記実施の形態1と相違す
る。
【0038】本実施の形態で、凹状光素子搭載部15の
後方側壁150を斜め配置にしなかったのは、凹状光素
子搭載部15に透明樹脂5を充填したため、側壁での屈
折率不連続さによる反射が無視できるほど小さくなるか
らである。しかし、この場合には、光導波路端部での反
射が問題になり、ここからの反射による漏れ光経路が発
生する。これを防ぐために、凹状光素子搭載部15の後
方に遮光領域21を配置したのである。この結果、LD
30から受信用PD32へのクロストーク光として−3
0〜−33dB程度の値が得られた。
【0039】[実施の形態4]図7は、本発明の実施の
形態4の光モジュールの概略構成を示す図であり、同図
(a)は斜視図、同図(b)は平面図である。本実施の
形態の光モジュールは、Si基板1上に形成したクラッ
ド層2b及びコア2aからなる埋め込み型石英系光導波
路2を有する光導波路2と、Si基板1上に搭載された
LD30の半導体チップ、モニタ用PD31の半導体チ
ップおよび受信用PD32の半導体チップから構成され
ている。
【0040】光導波路2は、2本の直線導波路で形成さ
れており、その端部には光ファイバ4a,4bが接続さ
れている。LD30およびモニタ受信用PD31は、光
導波路2(クラッド層2b)を凹状に除去した凹状光素
子搭載部15上に搭載されており、また、受信用PD3
2は、光導波路2(クラッド層2b)を凹状に除去した
凹状光素子搭載部16上に搭載されている。さらに、凹
状光素子搭載部15と凹状光素子搭載部16の間には、
コア2a近傍を除き、クラッド層2bを除去して形成し
た遮光領域20が設けられている。
【0041】この遮光領域20の内部には吸収材料を充
填してもよいし、また、遮光領域20の側壁に不透明の
金属膜等を形成してもよい。本実施の形態では、遮光領
域20側壁に金薄膜を形成した。
【0042】本実施の形態において特徴的なことは、L
D30と受信用PD32が、各々別の凹状光素子搭載部
(15,16)に配置されるとともに、これらの間に遮
光領域20を設け、かつ、その側壁のうち、LD30の
出力端に近い方の側壁201が、LD30の前方出力光
の光軸に対して70°の角度をもった斜め配置とした点
にある。また、LD30が搭載される凹状光素子搭載部
15の後方側壁150は斜め配置としてある。
【0043】この結果、LD30からの前方出力光のう
ち、光導波路2に結合しない成分は遮光領域20の側壁
201にあたって反射する。この際、側壁201はLD
30の前方出力光の光軸に対して70°の角度が設けて
あるので、反射後に光の経路が大きく変えられ、この結
果、反射光が再びLD30及びモニタ受信用PD32に
結合することを防ぐことができる。LD30からの後方
出力光は、凹状光素子搭載部15の後方側壁150を斜
め面としたので、LD30およびモニタ受信用PD32
に漏れ込むことを防止できる。さらに、LD30から受
信用PD32および受信用PD32側の光ファイバ4b
に漏れ込む光信号も遮光領域20のために、防止するこ
とができる。
【0044】実際、本実施の形態の光モジュールでは、
LD30から受信用PD32へのクロストーク光は、−
35dB程度であった。また、LD30から受信用光フ
ァイバ4bへのクロストーク光は−50dBであった。
【0045】本実施の形態のように、LD30と受信用
PD32とを有する光送受信モジュールでは、受信用P
D32を前方に、LD30を後方に配置し、かつ、その
間に斜め面を有する遮光領域を設けると、1つの遮光領
域で素子間漏れ光抑制、および、光ファイバへの漏れ光
抑制の2つの効果を発揮することが出来る。
【0046】[実施の形態5]図8は、本発明の実施の
形態5の光モジュールの概略構成を示す平面図である。
本実施の形態は、前記実施の形態4と同様、LD30と
受信用PD32とが別個の凹状光素子搭載部(15,1
6)に配置される。しかしながら、本実施の形態では、
LD30が受信用PD32より前方(すなわち、光ファ
イバ接続部4側)に配置されていること、および、凹状
光素子搭載部(15,16)に透明樹脂5を充填しポッ
ティング封止した点で、前記実施の形態4と相違する。
【0047】このような構成にすると、LD30からの
前方出力光のうち光導波路2に結合しなかった成分が光
ファイバ4bに漏れ込むと同時に、LD30からの後方
出力光が受信用PD32に漏れ込む恐れが生ずる。そこ
で、これらの漏れ光が受信用光ファイバ(2b)および
受信用PD32に漏れ込むことを防ぐために、LD30
が搭載された凹状光素子搭載部15の前方および後方に
それぞれ遮光領域21および遮光領域20を設けるよう
にしたものである。
【0048】さらに、これら遮光領域(20,21)の
LD30よりの側壁211および側壁201は、それぞ
れ曲面および斜め面と設定した。また、本実施の形態で
は、遮光領域(20,21)の内部には黒色の充填剤を
入れることにより漏れ光を吸収するようにした。
【0049】本実施の形態では、このように遮光領域
(20,21)の側壁(201,211)を曲面および
斜め面としたために、LD30の前方および後方出力光
が、遮光領域(20,21)の側壁(201,211)
で反射されたのち再びLD30に戻り光となって結合し
たり、あるいは、光ファイバ2bおよび受信用PD32
に漏れ込むことを防止できる。
【0050】本実施の形態では、このような漏れ光対策
を講じたために、LD30から受信用PD32へのクロ
ストーク光を−35dB以下にまで低減することができ
た。
【0051】[実施の形態6]図9は、本発明の実施の
形態6の光モジュールの概略構成を示す平面図である。
同図において、34は4チャネルのLDアレイであり、
35は光変調器アレイである。そしてこれらの半導体光
素子間および光ファイバ4a間が、埋め込み型光導波路
2で接続されている。
【0052】本実施の形態のような光モジュールでは、
LDアレイ34のLDからの漏れ光が光変調器アレイ3
5のコア以外の領域に入射すると、非変調光となって光
ファイバ4aに漏れ込み、雑音の原因となる。即ち、導
波モードとして光変調器アレイ35に入射した光は光変
調器アレイ35により変調がかけられるが、放射モード
として入射した光成分は変調されないまま、その一部が
光ファイバ4aに漏れ込むのである。この漏れ光は、光
モジュールの変調信号の消光比、すなわち、光変調器ア
レイ35がonのときの光強度とoffのときの光強度
の差を小さくすることになる。
【0053】この漏れ光による消光比低下を防止するた
めに、本実施の形態では、LDアレイ34と光変調器ア
レイ35との間に遮光領域22を設け、しかもその側壁
を斜め面としたのである。このような構造とすることに
より、LDアレイ34のLDから前方出力光の中で光導
波路2に結合しなかった光成分が光変調器アレイ35に
到達することを防ぐことができる。これに加えて、遮光
領域22の側壁で反射した漏れ光が、再びLDアレイ3
4のLDに再結合することを防ぐことができる。
【0054】[実施の形態7]図10は、本発明の実施
の形態7の光モジュールの概略構成を示す平面図であ
る。本実施の形態の光モジュールの基本構造は、概ね前
記実施の形態6と同様である。ただし、本実施の形態で
は、LDアレイ34が搭載される凹状光素子搭載部15
の後方側壁150を斜め配置とした点で、前記実施の形
態6と相違する。このような構造とした結果、LDアレ
イ34のLD自身への凹状光素子搭載部15の後方側壁
150からの戻り光を抑制できるので、極めて安定なL
Dアレイ34の動作が可能となる。
【0055】[実施の形態8]図11は、本発明の実施
の形態8の光モジュールの概略構成を示す平面図であ
る。本実施の形態の光モジュールは、石英系光導波路2
と干渉膜フィルタ10とで構成された1.3μm/1.
55μm合分波回路と、凹状光素子搭載部15に搭載さ
れた1.55μmLD30の半導体チップと、そのモニ
タ受信用PD31の半導体チップ、および凹状光素子搭
載部16に搭載された1.3μm受信用PD32の半導
体チップとで構成される。
【0056】LD30からの前方出力光が受信用PD3
2に漏れ込むことを防止するために、遮光領域200が
設けられており、また、その遮光領域200の界面での
反射を防止するために、遮光領域200の側壁201は
斜め配置となっている。また、干渉膜フィルタ10部で
の不要な反射光がLD30に戻らないようにするため
に、遮光領域21の後方側壁202も斜め配置としてい
る。
【0057】さらに、LD30からの後方出力光がLD
30自身に戻ることを防止するために、凹状光素子搭載
部15の後方側面を斜め配置とし、また、この一部が光
ファイバ4aに漏れ込まないように、凹状光素子搭載部
15の後方に遮光領域21を設け、その側壁211も斜
め配置として、界面での反射を防止している。
【0058】このように、本実施の形態では、光モジュ
ール内の反射によるクロストーク光を防止するように、
斜め側壁を有する遮光領域(21,200)および凹状
光素子搭載部15を用いたので、LD30から受信用P
D32へのクロストーク光−45dB以下を実現した。
【0059】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明
は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その要
旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは
勿論である。
【0060】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
【0061】(1)本発明によれば、光モジュールにお
いて、光導波路における屈折率不連続部の存在に起因し
た漏れ光の発生を含めた、すべての漏れ光発生経路を断
ち切り、漏れ光によるクロストーク光雑音を低減するこ
とができる。
【0062】(2)本発明によれば、発光素子からの漏
れ光が、同一光導波路基板上の他の光素子に入射して雑
音が発生するのを防止できるとともに、発光素子自身に
戻り光雑音が発生するのも防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の光モジュールの概略構
成を示す図である。
【図2】本実施の形態1の光モジュールと比較するため
に、公知技術に基づいて作製された光モジュールの概略
構成を示す平面図である。
【図3】本実施の形態1の光モジュールの作製法の一例
を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2の光モジュールの概略構
成を示す平面図である。
【図5】本実施の形態2の光モジュールと比較するため
に、公知技術に基づいて作製された光モジュールの概略
構成を示す平面図である。
【図6】本発明の実施の形態3の光モジュールの概略構
成を示す平面図である。
【図7】本発明の実施の形態4の光モジュールの概略構
成を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態5の光モジュールの概略構
成を示す平面図である。
【図9】本発明の実施の形態6の光モジュールの概略構
成を示す平面図である。
【図10】本発明の実施の形態7の光モジュールの概略
構成を示す平面図である。
【図11】本発明の実施の形態8の光モジュールの概略
構成を示す平面図である。
【図12】従来の光モジュールの概略構成を示す図であ
る。
【図13】遮光領域を設けた従来の光モジュールの一例
の概略構成を示す平面図である。
【図14】従来の光モジュールにおける漏れ光発生経路
を説明するための図である。
【符号の説明】
1…シリコン基板、2…光導波路、2a…コア、2b…
クラッド層、4…光ファイバ接続部、4a,4b…光フ
ァイバ、5…透明樹脂、10…干渉膜フィルタ、15,
16…凹状光素子搭載部、20,21,22,200…
遮光領域、101…波長合分波回路(WDM回路)、1
02…Y分岐回路、150…凹状光素子搭載部の後方側
壁、151…光導波路基板端部、201,202,21
1…遮光領域の側壁、30,31,32,34,35…
半導体光素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 俊和 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアを十分な厚さのクラッド層で埋め込
    んだ形状の埋め込み型光導波路を有する光導波路基板上
    に、半導体光素子が前記光導波路と光学的な結合を保っ
    て搭載される光モジュールにおいて、 前記光導波路基板に、前記光導波路を除去して形成され
    る凹状部であって、前記半導体光素子が搭載される凹状
    光素子搭載部を設け、 且つ、前記凹状光素子搭載部の後方側壁を、前記半導体
    光素子の光軸に対して垂直にならないように形成したこ
    とを特徴とする光モジュール。
  2. 【請求項2】 コアを十分な厚さのクラッド層で埋め込
    んだ形状の埋め込み型光導波路を有する光導波路基板上
    に、半導体光素子が前記埋め込み型光導波路と光学的な
    結合を保って搭載される光モジュールにおいて、 前記光導波路基板に、前記光導波路を除去して形成され
    る凹状部であって、前記半導体光素子が搭載される凹状
    光素子搭載部と、 前記凹状光素子搭載部の前方または後方に、前記光導波
    路を分断しないように前記光導波路のコア近傍を除き、
    前記光導波路のクラッド層を除去して形成される遮光領
    域とを設け、 且つ、前記遮光領域の側壁を、前記半導体光素子の光軸
    に対して垂直にならないように形成したことを特徴とす
    る光モジュール。
  3. 【請求項3】 コアを十分な厚さのクラッド層で埋め込
    んだ形状の埋め込み型光導波路を有する光導波路基板上
    に、複数の半導体光素子が前記埋め込み型光導波路と光
    学的な結合を保って搭載される光モジュールにおいて、 前記光導波路基板に、前記光導波路を除去して形成され
    る複数の凹状部であって、前記複数の半導体光素子が搭
    載される複数の凹状光素子搭載部と、 前記複数の凹状光素子搭載部の中で、少なくとも前記光
    導波路の長手方向に並ぶように配置された凹状光素子搭
    載部の間に、前記光導波路を分断しないように前記光導
    波路のコア近傍を除き、前記光導波路のクラッド層が除
    去されて形成される遮光領域とを設けたことを特徴とす
    る光モジュール。
  4. 【請求項4】 前記遮光領域の側壁を、前記半導体光素
    子の光軸に対して直交しないように形成したことを特徴
    とする請求項3に記載された光モジュール。
  5. 【請求項5】 前記凹状光素子搭載部の後方側壁を、前
    記半導体光素子の光軸に対して垂直にならないように形
    成したことを特徴とする請求項2ないし請求項4のいず
    れか1項に記載された光モジュール。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6501876B1 (en) 1998-04-20 2002-12-31 Sharp Kabushiki Kaisha Bidirectional optical communication device and bidirectional optical communication apparatus
JP2004198579A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Sony Corp 光導波路アレイおよび光素子表面実装装置
JP2005532592A (ja) * 2002-07-03 2005-10-27 タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション 真位置ベンチ
JP2009169001A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Fujitsu Ltd 光コネクタ及び評価方法
JP2015504182A (ja) * 2012-01-19 2015-02-05 イクスブルー 横断する減衰域を含む光集積回路

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Effective date: 20040330