JPH11102710A - 薄型電極を用いた非水電解液電池 - Google Patents
薄型電極を用いた非水電解液電池Info
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- JPH11102710A JPH11102710A JP9259787A JP25978797A JPH11102710A JP H11102710 A JPH11102710 A JP H11102710A JP 9259787 A JP9259787 A JP 9259787A JP 25978797 A JP25978797 A JP 25978797A JP H11102710 A JPH11102710 A JP H11102710A
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Abstract
型電極と、アルカリ金属イオンを含む非水電解液を有す
る非水電解液電池において、金属薄膜からなる集電体を
用いた非水電解液電池の高率放電特性を向上させる。 【解決手段】電極が正極および/または負極であり、集
電体表面に、活物質が配される部分と、活物質が配され
ない部分が存在し、その活物質が配されない部分から導
出又は接続されたタブ端子が、直接あるいは間接的に電
池外部端子に接続され、活物質が配される部分の集電体
厚みを活物質が配されない部分の集電体厚みよりも薄く
する。
Description
非水電解液電池に関するものである。
次電池、リチウム二次電池等が実用化されている。これ
らの電池のうちリチウム二次電池は、一般的に集電体と
して金属薄膜を使用している。非水電解液は、水溶液系
に比べイオン導電率が低い。そのため電極自体を薄型化
することで電解液との接触面積を大きくする必要があ
り、電極の集電体も一般に薄い金属薄膜が使用されてき
た。
電体としての金属薄膜は、薄くするに従いその断面積が
小さくなるため、電極の集電効率が低下し、高率充放電
時の電池容量が小さくなる傾向があった。一方集電体を
厚くするに従い、電極の集電効率は向上するものの、電
極中に占める集電体の体積が増大し、単位体積中の電池
容量が減少する。また活物質以外の電池材料の重量が増
加するため一定重量中の電池容量も減少するという問題
点があった。本発明が解決しようとする課題は、金属薄
膜からなる二次元集電体表面に配された活物質からなる
薄型電極を用いた非水電解液電池の高率放電特性を向上
させることである。
に、本発明の二次元集電体表面に配された活物質からな
る薄型電極と、アルカリ金属イオンを含む非水電解液を
有する非水電解液電池は、前記電極が正極および/また
は負極であり、前記集電体表面に、活物質が配される部
分と、活物質が配されない部分が存在し、その活物質が
配されない部分から導出又は接続されたタブ端子が、直
接あるいは間接的に電池外部端子に接続され、前記活物
質が配される部分の集電体厚みt1が、前記活物質が配
されない部分の集電体厚みt2よりも薄いことを特徴と
する。集電体の活物質が配されていない箇所は、一般的
に電池外部へのタブ端子接続部であり電力集中が起こる
箇所であるため、集電体の活物質が配されている箇所よ
りも電気抵抗を低くする(つまりt2>t1とする)こ
とにより電極の集電効率を向上できる。また電池の製造
における、タブ端子取り扱い時にはタブ端子への力学的
負荷がかかるため、集電体又はタブ端子が裂けるおそれ
がある。またそれが原因で電極の集電性が低下するおそ
れがある。このような不具合は特に集電体の活物質が配
されていない箇所にタブ端子部材を溶接等の手段で接続
されている形態の電極の場合に顕著である。その理由
は、集電体の活物質が配されていない箇所はタブ端子接
続部となり、そこでの接続操作が必須であるためであ
る。前記接続操作は他のタブ端子取り扱い操作に比して
タブ端子への力学的負荷が大きい。またタブ端子と集電
体との溶接部の接触が不十分となるおそれもある。よっ
て活物質が配されていない箇所の集電体を、活物質が配
されている箇所の集電体よりも厚くする(つまりt2>
t1とする)ことによりt2部分の剛性が増し、このよ
うな問題を克服することができる。
電性の箔や膜や板等である。また上記二次元集電体は、
穿孔板等でも良い。また上記薄型電極とは前記二次元集
電体を用いた薄い電極である。
極性の電極に適用する必要はない。片方の極性の電極に
適用するだけでも十分に高率放電特性向上効果は得られ
る。つまり、正極集電体あるいは負極集電体のどちらか
が本発明に係る二次元集電体を用いていれば、他方の極
性の集電体は三次元集電体等の二次元集電体以外でもよ
い。一般に非水電解液電池は負極活物質よりも正極活物
質の方が導電性に乏しい。従って仮に一方の極性の電極
のみに本発明の構成を適用するならば、正極に適用する
ことが好ましい。もちろん本例のように両極性の電極に
本発明の構成を適用することが最も好ましいことは言う
までもない。また集電体の活物質が配されない部分は、
電極幅方向又は長さ方向の端部全域に亘り存在すること
が電極作製工程が簡易化される点で好ましいが、特に限
定されない。
電体部材の一部をタブ端子形状に切り出したものでも良
いし、集電体の活物質が配されていない箇所にタブ端子
部材を溶接等の手段で接続されているものでも良い。ま
たタブ端子と外部集電端子とは、直接に溶接等の手段で
接続されていても良いし、タブ端子と外部集電端子との
間が、PTC素子等の機能部材を介しながら間接的に接
続されていても良い。上記t2をt1よりも厚くする方
法としては、全面がt1である集電体の一部に金属箔を
超音波接合したり同種金属を電析し、その部分をt2と
する方法等がある。
ていない箇所にタブ端子部材を溶接等の手段で接続され
ている形態の集電体の場合、前記タブ端子部材そのもの
を集電体の活物質が配されていない箇所とは定義しな
い。
えないことにより、電池の体積エネルギー密度が低下せ
ず、好ましい。このように「t2が、t1と活物質厚み
との和を越えないこと」を論じるときのt2は、集電体
部材の一部をタブ端子形状に切り出した形態の集電体を
用いた電極の場合、そのままt2と表現する。また集電
体の活物質が配されていない箇所(面)にタブ端子部材
を溶接等の手段で接続されている形態の集電体を用いた
電極の場合、集電体の活物質が配されていない箇所の厚
みは、t2とタブ端子部材厚みとの和としてt2’と以
下表現する。
して、いわゆるリチウムイオン二次電池を例に本発明の
実施の形態を説明する。図1に本発明に係る非水電解液
電池用負極の一例の断面および平面図を示す。1はt1
=10μmの銅製の負極集電体であり、その活物質が配
されていない箇所の両面にそれぞれ30μmの銅箔2が
超音波接合され、t2の厚さ90μmの負極集電体とな
っている。3は炭素材料と結着剤のポリフッ化ビニリデ
ンとの混合物である活物質合剤であり、負極集電体1の
片面につき70μmずつ、両面に塗着されている。4は
銅製のタブ端子(厚み80μm)で銅箔2に超音波接合
されている。
用正極の一例の断面および平面図を示す。5は厚さt1
=20μmの正極集電体であり、その活物質が配されて
いない箇所の両面にそれぞれ20μmのアルミニウム箔
6が超音波接合され、t2の厚さ60μmの正極集電体
となっている。7はLiMn2O4と導電剤の炭素材料と
結着剤のポリフッ化ビニリデンとの混合物である活物質
合剤であり、正極集電体5の片面につき85μmずつ、
両面に塗着されている。8はアルミニウム製のタブ端子
(厚み100μm)でアルミニウム箔6に超音波接合さ
れている。
ータを介して捲回し、渦巻状の電極群を作製した。この
電極群を金属製の18650型電池容器に挿入したの
ち、負極タブ端子4を電池容器に溶接し、正極タブ端子
8を電池蓋を兼ねる正極外部端子に溶接した。電解液は
エチレンカーボネートとジメチルカーボネートの混合溶
媒にLiPF6(溶質)を溶解し、電池容器内に注入し
た。電解液注入後、電池蓋で電池容器を密閉した。
しているが、電池系は特に限定されない。また本例のよ
うにリチウムイオン二次電池を対象にした場合、正極活
物質、負極活物質については適宜変更可能である。正極
活物質としてはコバルト酸リチウムやニッケル酸リチウ
ム等の層間化合物、あるいはこれら活物質元素の他元素
による部分置換材料等も使用可能である。負極活物質と
しては炭素材料(黒鉛を含む)以外にも、リチウムを電
気化学的に挿入・脱離可能な金属カルコゲン化物等が使
用可能である。但し非水電解液電池の正極活物質が、本
例のようにコバルト酸リチウムよりも低コストのマンガ
ン酸リチウム(他元素による部分置換材料も含む)であ
る場合、あるいは含む場合、特に本発明はその効力を発
揮すると考えられる。その理由は、一般にマンガン酸リ
チウムはコバルト酸リチウムやニッケル酸リチウム等に
比して電子伝導性が低く、それを含む電極の導電性を向
上させることが期待されているためである。また集電体
の材質、集電タブの材質、集電体の活物質が配されてい
ない箇所へ配置する材料の材質についても、本例で用い
たもの以外のものが適宜使用可能である。またt2>t
1とする手段としては、本例以外ではt1部分のエッチ
ングや、機械的研削、t2部分への同種金属の電析等が
考えられる。t1部分のエッチングや、機械的研削(サ
ンドブラスト等)を採用するとt1部分が粗面化され、
集電体/活物質の密着性が向上し、さらに電池の高率放
電性能が向上することが考えられる。また、集電体のt
1部分を直接的あるいは間接的に圧延する手段も考えら
れる。また本例では両極性の電極に対してt2>t1の
構成を適用したが、一方の極性の電極のみにt2>t1
の構成を適用しても高率放電特性は向上する。また本例
ではタブ端子を集電体とは別の部材としたが、タブ端子
は集電体から導出、つまり集電体部材の一部をタブ端子
形状に切り出したものでも良い。また本例ではタブ端子
と外部集電端子とは直接に接続されているが、タブ端子
と外部集電端子との間が、PTC素子等の機能部材等を
介しながら間接的に接続されていても良い。
和(t2’)は、活物質が配されている電極の厚み以下
であることが好ましい。その理由は、電極を積層あるい
は捲回した電極群により電池を構成する場合、t2’に
相当する箇所が電極群の形状を変化させるおそれがある
ためである。電極群の形状が変化すると電池の作製(特
に電池容器への電極群の挿入工程)を困難にしたり、電
池内での電極間距離を局部的に大きくして電池の内部抵
抗を増大させ、電池の体積当たりのエネルギー密度を低
下させ、不利な要因を生み出すおそれがある。当然タブ
端子が集電体から導出、つまり集電体部材の一部をタブ
端子形状に切り出した形態の電極を用いた場合は、t2
が活物質が配されている電極の厚み以下であることが好
ましいことになる。
電池を以下の条件により作製し、比較検討した。 (実施例1の電池の作製)発明の実施の形態に記載した
条件により作製した。
以外は実施例1の電池と同条件で作製した。
以外は実施例1の電池と同条件で作製した。
けない以外は実施例1の電池と同条件で作製した。
て放電容量を測定した。その結果を図3に示す。
池は、放電率の小さい条件では放電容量に差はみられな
かったが、1CmA以上の放電率では実施例1〜3の電
池が従来例の電池よりも明らかに高容量だった。実施例
1〜3の電池は放電率が大きくなるほど従来例の電池と
の放電容量差が大きくなっている。このことから正極集
電体あるいは負極集電体の活物質合剤を塗着した箇所の
集電体厚みt1より活物質合剤が塗着されていない箇所
の集電体厚みt2を厚くすることにより、電気抵抗を小
さくして高率放電特性を向上することができたことがわ
かる。また図3の実施例3の電池と従来例の電池を比較
すると、0.5CmAより小さい放電率においては従来
例の電池の方が実施例3の電池よりも放電容量が大きい
ことがわかる。これは実施例3の電池の負極のt2が、
t1と活物質厚みとの和を越えたため、捲回電極群形状
が微妙に変形し、電池内の電極間距離が局部的に広が
り、僅かに電池内部抵抗が大きかったためと考えられ
る。しかし1CmA以上の放電率では実施例3の電池が
従来例の電池よりも高容量だった。これはこのような高
率での放電条件では、僅かな電池内部抵抗の差に起因す
る放電容量差よりも集電体の集電効率に起因する放電容
量差の方が大きいためと考えられる。
のみを変化させたが、正極集電体のt2のみを同様に変
化させた場合でも、図3に示す実施例1〜3の電池の放
電容量差と同様の傾向がみられた。
れた活物質からなる薄型電極と、アルカリ金属イオンを
含む非水電解液を有する非水電解液電池において、金属
薄膜からなる集電体を用いた非水電解液電池の高率放電
特性を向上させることができた。
よび平面概略図である。
び平面概略図である。
電容量変化を示した図である。
Claims (3)
- 【請求項1】二次元集電体表面に配された活物質からな
る薄型電極と、アルカリ金属イオンを含む非水電解液を
有する非水電解液電池において、 前記電極が正極および/または負極であり、前記集電体
表面に、活物質が配される部分と、活物質が配されない
部分が存在し、その活物質が配されない部分から導出又
は接続されたタブ端子が、直接あるいは間接的に電池外
部端子に接続され、 前記活物質が配される部分の集電体厚みt1が、前記活
物質が配されない部分の集電体厚みt2よりも薄いこと
を特徴とする薄型電極を用いた非水電解液電池。 - 【請求項2】t2が、t1と活物質厚みとの和を越えな
い請求項1記載の薄型電極を用いた非水電解液電池。 - 【請求項3】電極が正極であり、正極活物質がマンガン
酸リチウムを含む請求項1又は2記載の薄型電極を用い
た非水電解液電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25978797A JP3412473B2 (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 薄型電極を用いた非水電解液電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25978797A JP3412473B2 (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 薄型電極を用いた非水電解液電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11102710A true JPH11102710A (ja) | 1999-04-13 |
| JP3412473B2 JP3412473B2 (ja) | 2003-06-03 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25978797A Expired - Fee Related JP3412473B2 (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 薄型電極を用いた非水電解液電池 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3412473B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011077025A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Samsung Sdi Co Ltd | 電極組立体及びこれを有する二次電池 |
| JP2011077026A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Samsung Sdi Co Ltd | 二次電池 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001176489A (ja) | 1999-12-22 | 2001-06-29 | Hitachi Maxell Ltd | 渦巻電極体に用いる正極板、その製造方法および上記正極板を用いた渦巻電極体 |
-
1997
- 1997-09-25 JP JP25978797A patent/JP3412473B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
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| JP2011077026A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Samsung Sdi Co Ltd | 二次電池 |
| JP2011077025A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Samsung Sdi Co Ltd | 電極組立体及びこれを有する二次電池 |
| JP2013235841A (ja) * | 2009-10-01 | 2013-11-21 | Samsung Sdi Co Ltd | 電極組立体及びこれを有する二次電池 |
| US8765298B2 (en) | 2009-10-01 | 2014-07-01 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Electrode assembly having electrode plate with cutoff portion and rechargeable battery having the same |
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|---|---|
| JP3412473B2 (ja) | 2003-06-03 |
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