JPH11103180A - スライドレール及び電子機器装置 - Google Patents
スライドレール及び電子機器装置Info
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- JPH11103180A JPH11103180A JP26356297A JP26356297A JPH11103180A JP H11103180 A JPH11103180 A JP H11103180A JP 26356297 A JP26356297 A JP 26356297A JP 26356297 A JP26356297 A JP 26356297A JP H11103180 A JPH11103180 A JP H11103180A
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- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
かつ不必要に大きな力を加えなくても十分な固定力が得
られる。 【解決手段】 アウターチャンネル11、インターチャ
ンネル12及びインナーチャンネル13の3連式の構成
となる。各チャンネル間には、複数のボールベアリング
14a、15aを回転可能に支持するリテーナ14、1
5が介在している。アウターチャンネル11及びインタ
ーチャンネル12の上側には、それぞれボールベアリン
グ14a、15aに対応してスライド方向に複数のロッ
ク用爪11a、12aが設けられている。インターチャ
ンネル12またはインナーチャンネル13が引き出され
ると、ボールベアリング14aまたは15aがそれぞれ
ロック用爪11aまたは12aを1つずつ越え、引き出
されたインターチャンネル12またはインナーチャンネ
ル13が戻らないように固定する力が加わる。この力は
チャンネルの引き出し程度に従って大きくなる。
Description
び電子機器装置に関し、特に引き出し方向に複数のボー
ルロック機構を設けることで、引き出し時の固定を確実
にすることができるスライドレール、及びこのスライド
レールを備える電子機器装置に関する。
末は、故障時の保守やプリンタ用紙の補充のため、顧客
の照合を行うためのカードリーダや出力結果を印字する
ためのプリンタを収納するユニット部が引き出し可能に
構成されている。このようなシステムでのユニット部の
引き出しのために、一般に、スライドレールが用いられ
ている。
適用されているスライドレールの構成を示す斜視図であ
る。図9は、図8のC−C断面図である。これらの図に
示すように、従来のスライドレールは、アウターチャン
ネル51と、このアウターチャンネル51の内側に嵌合
し、アウターチャンネル51に対してスライド可能に構
成されたインターチャンネル52と、このインターチャ
ンネル52の内側に嵌合し、インターチャンネル52に
対してスライド可能に構成されたインナーチャンネル5
3とから構成されている。
ネル52との間には、上下にそれぞれ複数個のボールベ
アリング54aを回転可能に支持するリテーナ54が介
在している。インターチャンネル52とインナーチャン
ネル53との間には、上下にそれぞれ複数個のボールベ
アリング55aを回転可能に支持するリテーナ55が介
在している。そして、ボールベアリング54a、55a
の作用によってインターチャンネル52及びインナーチ
ャンネル53が円滑にスライドし、インナーチャンネル
53に取り付けられたユニット部を引き出して、開くこ
とができるようにするものである。
を用いた貸出管理システム用端末では、ユニット部を引
き出すと、不安定な状態となってしまう。このとき、ユ
ニット部に触れるなどして外力を加えるとユニット部が
閉じてしまうことがあり、ユニット部内のプリンタに用
紙を補充するなどの作業に困難を来す。このような作業
の困難をさけるためには、用紙の補充作業を行っている
以外の者がユニット部が閉じてしまわないように押さえ
ていなければならない。
た状態で設置する場合には、ボールベアリング54a、
55aの作用によって各レール間に生じる摩擦力が小さ
いために、引き出したユニット部が自然と閉じてしまう
こととなる。このため、ユニット部内のプリンタの用紙
の補充などの作業を一人の作業者で行うことは、完全に
不可能なものとなっていた。
は、レールの移動を防止するため、外側のレールにボー
ルベアリングを押圧するためのロック用爪(当該公報で
は、ボールロック部と称する)を設けたスライドレール
を備える磁気ディスク装置が開示されている。すなわ
ち、この磁気ディスク装置では、磁気ヘッド円盤等を収
納するユニット部(当該公報では、機構部デッキと称す
る)を引き出したときに、ロック用爪がボールベアリン
グを押圧する力によってスライドレールがふらつかない
ように固定しようとするものである。
スライドレールは、スライドレールに取り付けられたユ
ニット部の重量を考慮したものではない。すなわち、ス
ライドレールを傾斜して取り付けた場合に、ユニット部
の重量によって生じる力が、ロック用爪がボールベアリ
ングを押圧する力を越えると、ユニット部が閉じてしま
うことがある。このため、ユニット部の重量が収納する
部材によって変化する場合には、このスライドレールは
十分な効果を発揮し得ない。これに対して、ボールベア
リングを押圧する力が大きくなるようにロック用爪の大
きさ、形状を調整することも考えられるが、こうした場
合には、ユニット部の重量が軽い場合であっても、ユニ
ット部の開閉に不必要に強い力を要することとなる。
術の問題点を解消するためになされたものであり、例え
ば、スライドレールに従って引き出されるユニット内の
重量に関わらず、引き出し時の固定を確実にすることが
でき、かつ不必要に大きな力を加えなくても十分な固定
力が得られるスライドレール、及びこのスライドレール
を備える電子機器装置を提供することを目的とする。
め、本発明の第1の観点にかかるスライドレールは、外
側レールと、この外側レールに嵌合し、前記外側レール
に対してスライド可能に構成された内側レールと、前記
外側レールと前記内側レールとの間に介在し、前記内側
レールのスライド方向に沿って配置され、それぞれ前記
外側レール及び前記内側レールに係合する複数のボール
を回転可能に支持する支持部材とを備え、前記支持部材
に支持されている複数のボールは、スライド方向に沿っ
て実質的に等間隔で配置され、前記外側レールは、スラ
イド方向に沿って前記ボールの間隔と実質的に同じ間隔
で配置され、前記内側レールの側に突出する複数の爪部
が前記複数のボールに対応する位置に形成されている、
ことを特徴とする。
観点にかかるスライドレールは、外側レールと、この外
側レールに嵌合し、前記外側レールに対してスライド可
能に構成された内側レールと、前記外側レールと前記内
側レールとの間に介在し、前記内側レールのスライド方
向に沿って配置され、それぞれ前記外側レール及び前記
内側レールに係合する複数のボールを回転可能に支持す
る支持部材とを備え、前記支持部材に支持されている複
数のボールは、スライド方向に沿って実質的に等間隔で
配置され、前記内側レールは、スライド方向に沿って前
記ボールの間隔と実質的に同じ間隔で配置され、前記外
側レールの側に突出する複数の爪部が前記複数のボール
に対応する位置に形成されている、ことを特徴とする。
レールにおいて、前記複数の爪部は、当接した前記ボー
ルを押圧可能に構成されたものである。
レールでは、嵌合している外側レールまたは内側レール
を引き出すと、前記複数のボールが1つずつ前記複数の
爪部を越えていき、当接される。すなわち、外側レール
または内側レールを引き出せば引き出すほど、爪部を越
えるボールの数が多くなる。そして、爪部が前記ボール
を押圧する力が徐々に強くなっていく。このため、引き
出しの長さに従ってスライドレールをより強く固定する
ことができる。また、不必要に強い力を以て外側レール
または内側レールを引き出さなくても、十分な固定力を
得られる。
レールにおいて、前記複数の爪部のうち、嵌合するレー
ルとの嵌合側の最も端に形成されている爪部は、他の爪
部よりも前記ボールを強く押圧することができるように
構成されていることを好適とする。
最大限に引き出したときは、レールの固定力がいっそう
強くなる。従って、最大限に引き延ばしたときの固定力
によって、加えられる外力によって容易に引き込まない
ように固定される。
ライドレールは、外側レールのさらに外側に同様のレー
ルと、その間に介在するボールを保持する支持部材とを
備えるものとしてもよい。そして、このような構成は、
何段にも亘ってすることができる。すなわち、本発明
は、2連式以上のあらゆる他連式のスライドレールに適
用することができる。
観点にかかる電子機器装置は、外側レールと、この外側
レールに嵌合し、前記外側レールに対してスライド可能
に構成された内側レールと、前記外側レールと前記内側
レールとの間に介在し、前記内側レールのスライド方向
に沿って配置され、それぞれ前記外側レール及び前記内
側レールに係合する複数のボールを回転可能に支持する
支持部材とを有するスライドレールと、前記外側レール
または前記内側レールのいずれか一方に固着され、前記
スライドレールに沿って筐体から引き出し可能に構成さ
れた、電子機器を収納するユニット部と、を備え、前記
支持部材に支持されている複数のボールは、スライド方
向に沿って実質的に等間隔で配置され、前記外側レール
は、スライド方向に沿って前記ボールの間隔と実質的に
同じ間隔で配置され、前記内側レールの側に突出する複
数の爪部が前記複数のボールに対応する位置に形成され
ている、ことを特徴とする。
観点にかかる電子機器装置は、外側レールと、この外側
レールに嵌合し、前記外側レールに対してスライド可能
に構成された内側レールと、前記外側レールと前記内側
レールとの間に介在し、前記内側レールのスライド方向
に沿って配置され、それぞれ前記外側レール及び前記内
側レールに係合する複数のボールを回転可能に支持する
支持部材とを有するスライドレールと、前記外側レール
または前記内側レールのいずれか一方に固着され、前記
スライドレールに沿って筐体から引き出し可能に構成さ
れた、電子機器を収納するユニット部と、を備え、前記
支持部材に支持されている複数のボールは、スライド方
向に沿って実質的に等間隔で配置され、前記内側レール
は、スライド方向に沿って前記ボールの間隔と実質的に
同じ間隔で配置され、前記外側レールの側に突出する複
数の爪部が前記複数のボールに対応する位置に形成され
ている、ことを特徴とする。
置において、前記ユニット部は、収納する電子機器を変
更可能に構成されているものとすることができる。
が変更可能に構成されている場合は、ユニット部全体で
の重量も当然変化する。ここで、ユニット部全体の重量
が重いときは、ユニット部を最大限に引き出して、スラ
イドレールを最大限に引き延ばすことで、大きな固定力
が得られる。一方、ユニット部全体の重量が軽いときに
は、ユニット部が外力によってふらつかないように十分
な力が与えられるように、爪部がボールを押圧する力が
得られるだけ、スライドレールを引き延ばせばよい。こ
のため、不必要に大きな力を以てユニット部を引き出さ
なくても、ユニット部の固定に十分なものとなる。
明の実施の形態について説明する。
形態のスライドレール1が取り付けられた図書館の貸出
管理システム用端末を示す斜視図である。この図では、
ユニット部2を引き出した状態を示している。
合を行うためのカードリーダ21や出力結果を印字する
ためのプリンタ22を収納するユニット部2を備えてい
る。ユニット部2は、スライドレール1に沿ってスライ
ドするように構成されており、矢印Aで示す方向に引き
出せるようになっている。プリンタ22は、ジャムが発
生した用紙を取り除くために開閉できるカバー23を備
える。なお、この貸出管理システム用端末は、必要とな
る機能に応じてユニット部2内に収納する機器が変更で
きるように構成されている。すなわち、ユニット部2の
重量は、その構成に応じて変化する。なお、スライドレ
ール1は、筐体側に向かって下がるように傾斜して取り
付けられており、ユニット部2を開いたときは、スライ
ドレール1に沿った下向きの力が加わることとなる。
適用されているスライドレール1の構成を示す斜視図で
ある。図3は、図2のA−A断面図である。図4は、図
2のB−B断面図である。
1は、アウターチャンネル11と、このアウターチャン
ネル11の内側に嵌合し、アウターチャンネル11に対
してスライド可能に構成されたインターチャンネル12
と、このインターチャンネル12の内側に嵌合し、イン
ターチャンネル12に対してスライド可能に構成された
インナーチャンネル13とから構成されている。インタ
ーチャンネル12の長さは、アウターチャンネル11の
長さよりもわずかに短く、インナーチャンネル13の長
さはインターチャンネル12の長さよりもわずかに短
い。各チャンネル11、12、13は、それぞれ金属製
の薄板から構成されている。インナーチャンネル13
は、第1の実施の形態の場合と同様にユニット部2に取
り付けられている。
ネル12との間には、上下にそれぞれ複数個のボールベ
アリング14aを回転可能に支持するリテーナ14が介
在している。インターチャンネル12とインナーチャン
ネル13との間には、上下にそれぞれ複数個のボールベ
アリング15aを回転可能に支持するリテーナ15が介
在している。ボールベアリング14a、15aは、上下
側ともスライド方向に沿って等間隔で複数配されてい
る。各チャンネル11、12、13は、それぞれボール
ベアリング14a、15aと係合するように湾曲された
形状で上下が折り曲げられている。
ネル13は、それぞれのスライド方向内側端部に、最大
引き出し時にそれぞれリテーナ14、15に当接し、そ
れぞれアウターチャンネル11、インターチャンネル1
2からはずれないようにするストッパ12a、13aを
備えている。
ーチャンネル12の上側の折り曲げ部のスライド方向外
側端部には、それぞれボールベアリング14a、15b
に対応する位置でスライド方向に等間隔で形成された複
数のロック用爪11a、12aが設けられている。これ
らロック用爪11a、12aの大きさ及び形状は、ユニ
ット部2の引き出しが無理なく行え、かつユニット部2
を引き出したときにインターチャンネル12またはイン
ナーチャンネル13がスライド移動しないように固定で
きる適当な状態に調整されている。特に、それぞれのチ
ャンネルで一番外側(図の左側)にあるロック用爪11
a、12aの大きさ及び形状は、ユニット部がかなりの
重量となってもインターチャンネル12或いはインナー
チャンネル13がスライド移動して戻らないようにすべ
く他のロック用爪よりも大きくなっており、ボールベア
リング14a、15aを固定する力が大きい。
ト部2を図1の矢印Aの方向に引くと、まず、インナー
チャンネル13がスライド移動し始める。そして、イン
ナーチャンネル13の内側端部がインターチャンネル1
2の中腹辺りまで到達すると、インターチャンネル12
がスライド移動し始める。こうして、ユニット部2がス
ライドレール1に沿って引き出される。
によるロック作用について、図5(A)〜(D)を参照
して説明する。ここでは、インナーチャンネル13とイ
ンターチャンネル12との間でのロック作用について説
明するが、インターチャンネル12とアウターチャンネ
ル11との間でのロック作用についても同様である。
図1の矢印Aの方向に引き出すことによって、インナー
チャンネル13をインターチャンネル12から引き出し
ても、ボールベアリング15aがロック用爪12aを越
えるまでは、インナーチャンネル13は、ボールベアリ
ング15aの潤滑作用によって滑らかにスライドさせら
れる。
ット部2を図1の矢印Aの方向に引き出すことによっ
て、図5(B)に示すように図の1番左上側のボールベ
アリング14aが1番右上側のロック用爪12aを越え
る。このとき、スライドレール1が傾斜して取り付けら
れていることから、インナーチャンネル13は、ユニッ
ト部2の重量によって加えられる力によって引き戻され
ようとする。しかしながら、図の矢印で示すように、1
番右上側のロック用爪12aが1番左上側のボールベア
リング14aを押圧する。これにより、1番左上側のボ
ールベアリング14aとインターチャンネル12または
インナーチャンネル13との間に働く摩擦力が増大す
る。これによって、インナーチャンネル13が引き戻さ
れないように固定され、ユニット部2が閉じないように
なる。
部2にわずかな外力が加わったり、ユニット部2の重量
が増加することによって、摩擦力によって固定する力が
ユニット部2の重量によってインナーチャンネル13が
引き戻される力を越えてしまうことがある。このとき、
さらに力を加えてユニット部2を図1の矢印Aの方向に
引き出すことによって、図5(C)に示すように、図の
1番左上側のボールベアリング14aが上側右から2番
目のロック用爪12aを越える。これと共に、図の上側
左から2番目のボールベアリング14aが1番右上側の
ロック用爪12aを越える。
番右上側のロック用爪12aが上側左から2番目のボー
ルベアリング14aを押圧すると共に、上側左から2番
目のロック用爪12aが1番左上側のボールベアリング
14aを押圧する。このため、生じる摩擦力が図5
(B)の場合のほぼ2倍となり、より強い力を以てイン
ナーチャンネル13が引き戻されないように固定され
る。
を引き出すことによって、1番左上側のボールベアリン
グ14aが1番左上側のロック用爪12aを越える。こ
の1番左側のロック用爪12aは、他のロック用爪より
もボールベアリング14aを押圧する力が大きいため、
ボールベアリング14aとインターチャンネル12或い
はインナーチャンネル13との間に働く摩擦力が非常に
大きくなる。さらには、左から2番目、3番目のロック
用爪12aによる摩擦力も加わって、インナーチャンネ
ル13を固定する力は、非常に大きなものとなる。従っ
て、ユニット部2の重量が相当重くなっても、或いはユ
ニット部2に対して相当大きな外力が加わっても、ユニ
ット部2がふらついたり、自然に閉じてしまうというこ
とを防ぐことができる。
き出した量に応じた力で閉じればよい。すなわち、ユニ
ット部2がふらついたり閉じてしまったりしないだけの
十分な長さで引き出しておけば、ユニット部2を閉じる
ときも不必要に大きな力を必要としない。
ライドレール1では、ユニット部2を引き出す量によっ
て、インナーチャンネル13をインターチャンネル12
に、或いはインターチャンネル12をアウターチャンネ
ル11に固定する力が大きくなる。このため、ユニット
部2の重量に応じて、適切な大きさの力でユニット部2
を引き出せば、ユニット部2を十分に固定することがで
きる。すなわち、ユニット部2の引き出しに不必要に大
きい力を加える必要がない。
は、スライドレールを構成する各レールで互いに嵌合す
るレールのうち、外側になるレール(アウターレール1
1及びインターレール12)にロック用爪11a、12
aを設けた場合について説明したが、この実施の形態で
は、内側になるレールにロック用爪を設けた場合につい
て説明する。
の構成を示す断面図であり、図2のB−B線に対応する
位置での断面を示すものである。図示するように、この
実施の形態のスライドレールは、アウターチャンネル1
6と、このアウターチャンネル16の内側に嵌合し、ア
ウターチャンネル16に対してスライド可能に構成され
たインナーチャンネル17とから構成されている。イン
ナーチャンネル17の長さは、アウターチャンネル16
の長さよりもわずかに短い。アウターチャンネル16及
びインナーチャンネル17は、それぞれ金属製の薄板か
ら構成されている。インナーチャンネル17は、第1の
実施の形態の場合と同様にユニット部に取り付けられて
いる。
ネル17との間には、上下にそれぞれ等間隔で複数個の
ボールベアリング18aを回転可能に支持するリテーナ
18が介在している。アウターチャンネル16とインナ
ーチャンネル17は、それぞれボールベアリング18a
と係合するように湾曲された形状で上下が折り曲げられ
ている。アウターチャンネル16のスライド方向外側端
部には、最大引き出し時にリテーナ18に当接し、イン
ナーチャンネル17がアウターチャンネル16からはず
れないようにするストッパ16aが設けられている。
の折り曲げ部のスライド方向内側端部には、ボールベア
リング18aに対応する位置でスライド方向に等間隔で
形成された複数のロック用爪17aが設けられている。
ボールベアリング18aは、上下側ともスライド方向に
沿って複数配されている。これらロック用爪17aの大
きさ及び形状は、インナーチャンネル17に取り付けら
れたユニット部の引き出しが無理なく行え、かつユニッ
ト部を引き出したときにインナーチャンネル16がスラ
イド移動しないように固定できる適当な状態に調整され
ている。特に、一番外側(図の右側)にあるロック用爪
17aの大きさ及び形状は、ユニット部がかなりの重量
となってもインナーチャンネル17がスライド移動して
戻らないようにすべく他のロック用爪よりも大きくなっ
ており、ボールベアリング18aを固定する力が大き
い。
よるロック作用について、図7(A)、(B)を参照し
て説明する。やや強めに力を加えてインナーチャンネル
17をアウターチャンネル16から引き出すと、図7
(A)に示すように、図の1番右側(上下とも)のボー
ルベアリング18aが1番左側(上下とも)のロック用
爪17aを越える。このとき、インナーチャンネル17
をアウターチャンネル16内に引き戻そうとする外力が
加わっても、1番左側のロック用爪17aが1番右側の
ボールベアリング18aを押圧することによってボール
ベアリング18aとインナーチャンネル17或いはアウ
ターチャンネル16との間に比較的大きな摩擦力が加わ
り、インナーチャンネル17がアウターチャンネル16
の中に引き戻されない。すなわち、このスライドレール
は固定された状態となる。
チャンネル17に加わる外力が大きくなると、インナー
チャンネル17はアウターチャンネル16の中に引き戻
されてしまう。そこで、インナーチャンネル17を引き
出す量を大きくすれば、ロック用爪17aを越えるボー
ルベアリング18aの数が増え、それに従ってスライド
レールの固定力も大きくなる。
を加えてインナーチャンネル17をアウターチャンネル
16から引き出すと、1番右側(上下とも)のボールベ
アリング18aが1番右側(上下とも)のロック用爪1
7aを越える。この1番右側のロック用爪17aは、他
のロック用爪よりもボールベアリング18aを押圧する
力が大きいため、ボールベアリング18aとインナーチ
ャンネル17或いはアウターチャンネル16との間に働
く摩擦力が非常に大きくなる。さらには、左から3つ
(上下とも)のロック用爪12aによる摩擦力も加わっ
て、インナーチャンネル17を固定する力が非常に大き
なものとなり、さらにインターチャンネル17aをアウ
ターチャンネル16から引き出すのが困難となる。
ライドレールでは、ロック用爪17aを内側に嵌合する
インナーチャンネル17にスライド方向に沿って複数設
けたことによって、引き出し長さを大きくするほどスラ
イドレールの固定力が大きくなる。さらに、インナーチ
ャンネル17の嵌合側(図の右側)に設けたロック用爪
がボールベアリング18aを押圧する力を大きくしたこ
とで、インナーチャンネル17がアウターチャンネル1
6から容易に抜けないようになる。一方、インナーチャ
ンネル17の端部にストッパを設けていないので、かな
り大きな力を以てインナーチャンネル17をアウターチ
ャンネル16から引き出せば、インナーチャンネル17
をアウターチャンネル16から取り外すことも可能とな
る。
形態では、アウターチャンネル11及びインターチャン
ネル12のそれぞれの上側にロック用爪11a、12a
を設けた場合について説明した。上記の第2の実施の形
態では、インナーチャンネル17の上下両側にロック用
爪17aを設けた場合について説明した。しかしなが
ら、本発明は、スライドレールの引き出し方向に複数の
ロック用爪を設けているのであれば、ボールベアリング
が配された場所に対応するいずれか1カ所以上にロック
用爪が設けられていればよい。
ライドレール1について、第2の実施の形態では、2連
式のスライドレールについて説明したが、本発明は4連
式以上のスライドレールにも適用することができる。ま
た、本発明は、実開平1−103093号公報に記載さ
れた磁気ディスク装置に適用されているスライドレール
のように、2連式のスライドレースを組み合わせること
によって実質的に3連式とするようなスライドレールに
も適用することができる。さらには、それぞれ円筒形の
外側レールと内側レールとで構成され、レールのスライ
ド方向に複数設けられたボールベアリングを支持するリ
テーナとで構成されるスライドレールなどにも本発明を
適用することができる。
レール1を図書館の貸出管理システム用の端末に適用し
た場合について説明した。しかしながら、本発明は、磁
気ディスク装置などのコンピュータ周辺装置や、銀行の
オンラインシステム端末などのあらゆる電子機器装置に
適用することが可能である。また、このような電子機器
装置ばかりでなく、ビジネスデスクの引き出しなど、引
き出し機構部を備えるあらゆるものに適用することがで
きる。
レールによれば、引き出しの長さに従ってスライドレー
ルをより強く固定することができる。また、不必要に強
い力を以て外側レールまたは内側レールを引き出さなく
ても、十分な固定力を得られる。
量に応じてユニット部を引き出すことで、スライドレー
ルに十分な固定力が得られる。また、不必要な力を以て
ユニット部を引き出す必要がない。
けられた図書館の貸出管理システム用端末を示す斜視図
である。
構成を示す斜視図である。
よるロック作用を説明する図である。
構成を示す断面図である。
よるロック作用を説明する図である。
ある。
Claims (7)
- 【請求項1】 外側レールと、この外側レールに嵌合
し、前記外側レールに対してスライド可能に構成された
内側レールと、前記外側レールと前記内側レールとの間
に介在し、前記内側レールのスライド方向に沿って配置
され、それぞれ前記外側レール及び前記内側レールに係
合する複数のボールを回転可能に支持する支持部材とを
備えるスライドレールであって、 前記支持部材に支持されている複数のボールは、スライ
ド方向に沿って実質的に等間隔で配置され、 前記外側レールは、スライド方向に沿って前記ボールの
間隔と実質的に同じ間隔で配置され、前記内側レールの
側に突出する複数の爪部が前記複数のボールに対応する
位置に形成されている、 ことを特徴とするスライドレール。 - 【請求項2】 外側レールと、この外側レールに嵌合
し、前記外側レールに対してスライド可能に構成された
内側レールと、前記外側レールと前記内側レールとの間
に介在し、前記内側レールのスライド方向に沿って配置
され、それぞれ前記外側レール及び前記内側レールに係
合する複数のボールを回転可能に支持する支持部材とを
備えるスライドレールであって、 前記支持部材に支持されている複数のボールは、スライ
ド方向に沿って実質的に等間隔で配置され、 前記内側レールは、スライド方向に沿って前記ボールの
間隔と実質的に同じ間隔で配置され、前記外側レールの
側に突出する複数の爪部が前記複数のボールに対応する
位置に形成されている、 ことを特徴とするスライドレール。 - 【請求項3】 前記複数の爪部は、当接した前記ボール
を押圧可能に構成されている、 ことを特徴とする請求項1または2に記載のスライドレ
ール。 - 【請求項4】 前記複数の爪部のうち、嵌合するレール
との嵌合側の最も端に形成されている爪部は、他の爪部
よりも前記ボールを強く押圧することができるように構
成されている、 ことを特徴とする請求項3に記載のスライドレール。 - 【請求項5】 外側レールと、この外側レールに嵌合
し、前記外側レールに対してスライド可能に構成された
内側レールと、前記外側レールと前記内側レールとの間
に介在し、前記内側レールのスライド方向に沿って配置
され、それぞれ前記外側レール及び前記内側レールに係
合する複数のボールを回転可能に支持する支持部材とを
有するスライドレールと、 前記外側レールまたは前記内側レールのいずれか一方に
固着され、前記スライドレールに沿って筐体から引き出
し可能に構成された、電子機器を収納するユニット部
と、を備える電子機器装置であって、 前記支持部材に支持されている複数のボールは、スライ
ド方向に沿って実質的に等間隔で配置され、 前記外側レールは、スライド方向に沿って前記ボールの
間隔と実質的に同じ間隔で配置され、前記内側レールの
側に突出する複数の爪部が前記複数のボールに対応する
位置に形成されている、 ことを特徴とする電子機器装置。 - 【請求項6】 外側レールと、この外側レールに嵌合
し、前記外側レールに対してスライド可能に構成された
内側レールと、前記外側レールと前記内側レールとの間
に介在し、前記内側レールのスライド方向に沿って配置
され、それぞれ前記外側レール及び前記内側レールに係
合する複数のボールを回転可能に支持する支持部材とを
有するスライドレールと、 前記外側レールまたは前記内側レールのいずれか一方に
固着され、前記スライドレールに沿って筐体から引き出
し可能に構成された、電子機器を収納するユニット部
と、を備える電子機器装置であって、 前記支持部材に支持されている複数のボールは、スライ
ド方向に沿って実質的に等間隔で配置され、 前記内側レールは、スライド方向に沿って前記ボールの
間隔と実質的に同じ間隔で配置され、前記外側レールの
側に突出する複数の爪部が前記複数のボールに対応する
位置に形成されている、 ことを特徴とする電子機器装置。 - 【請求項7】 前記ユニット部は、収納する電子機器を
変更可能に構成されている、 ことを特徴とする請求項5または6に記載の電子機器装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26356297A JP3667505B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | スライドレール及び電子機器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26356297A JP3667505B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | スライドレール及び電子機器装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11103180A true JPH11103180A (ja) | 1999-04-13 |
| JP3667505B2 JP3667505B2 (ja) | 2005-07-06 |
Family
ID=17391278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26356297A Expired - Fee Related JP3667505B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | スライドレール及び電子機器装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3667505B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006158409A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | ショーケースの商品陳列棚 |
| JP2014020544A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-03 | Nitto Kogyo Co Ltd | 盤用機器取付金具 |
| CN109072975A (zh) * | 2016-04-13 | 2018-12-21 | 阿库瑞德国际有限公司 | 一种使用保持条的滑动支撑配件 |
| JP2019166005A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-03 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
| JP2019219000A (ja) * | 2018-06-19 | 2019-12-26 | アイセル株式会社 | 直動ガイド装置 |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP26356297A patent/JP3667505B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006158409A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | ショーケースの商品陳列棚 |
| JP2014020544A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-03 | Nitto Kogyo Co Ltd | 盤用機器取付金具 |
| CN109072975A (zh) * | 2016-04-13 | 2018-12-21 | 阿库瑞德国际有限公司 | 一种使用保持条的滑动支撑配件 |
| JP2019166005A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-03 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
| JP2019219000A (ja) * | 2018-06-19 | 2019-12-26 | アイセル株式会社 | 直動ガイド装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3667505B2 (ja) | 2005-07-06 |
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