JPH11105132A - 熱成形用積層シートの製造方法 - Google Patents
熱成形用積層シートの製造方法Info
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- JPH11105132A JPH11105132A JP9291572A JP29157297A JPH11105132A JP H11105132 A JPH11105132 A JP H11105132A JP 9291572 A JP9291572 A JP 9291572A JP 29157297 A JP29157297 A JP 29157297A JP H11105132 A JPH11105132 A JP H11105132A
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Abstract
泡シート層の内外両無発泡フィルム層を積層した筒状積
層体を得、次いで筒状積層体の内面側を円柱状冷却ドラ
ム周面に接触させて冷却した後、切り開いて積層シート
を得る方法において、筒状積層体の内面側のフィルム層
と円柱状冷却ドラム表面との間の滑りが円滑でないため
に、筒状積層体が円柱状冷却ドラムに引掛かってスムー
ズな引き取りが行えないとともに製品表面の外観が悪化
するという問題があった。 【解決手段】 共押出インフレーション法によって、密
度0.5〜0.1g/cm3 、厚み0.5〜5.0mm
のポリプロピレン系樹脂発泡シート層の両面に、ポリプ
ロピレン系樹脂無発泡フィルム層が積層した積層シート
を得る際に、押出機から押出された筒状積層体の円柱状
冷却ドラムと接する側のフィルム層用原料に、無機フィ
ラーを含有させる。
Description
熱成形品を成形するために用いる熱成形用積層シートの
製造方法に関する。
とを積層した積層シートを製造する方法として、別々の
工程で製造した合成樹脂発泡シートと合成樹脂フィルム
とを、それぞれロール状に巻いてから積層工程に移送
し、当該工程において合成樹脂発泡シートと合成樹脂フ
ィルムとをロールから展開しながら積層する方法(オフ
ラインラミネート法)や、合成樹脂発泡シート製造ライ
ンで製造された発泡シートに、合成樹脂フィルム製造ラ
インで製造された合成樹脂フィルムを直ちに積層する方
法(オンラインラミネート法)が知られている。しかし
ながら、オフラインラミネート法は別々の工程で製造し
た合成樹脂発泡シートと合成樹脂フィルムとを、積層工
程に移送して積層する方法であるため、一旦製造した発
泡シートやフィルムを一時的に保管したり、積層工程に
移送するための手間がかかるとともに、保管場所の確保
が必要であり、積層シートの製造効率も低く、製造コス
トが高くつくという問題があった。一方、オンラインラ
ミネート法は発泡シートやフィルムの製造工程と、これ
らの積層工程とを連続して行うことができるため、オフ
ラインラミネート法よりも積層シートの製造効率が高い
利点がある。しかしながらオンラインラミネート法で
は、発泡シート製造用の押出機から押出された発泡シー
トと、フィルム製造用の押出機から押出されたフィルム
とを重ね合わせてラミネートロール間を通過させて積層
する方法であるため、発泡シート製造用のダイスと、フ
ィルム製造用のダイスとがそれぞれ必要であるととも
に、製造ラインの長さも長くなり、特に発泡シートの両
面にフィルムを積層する場合には更に長い製造ラインを
必要とするため、設備コストが高くつくという問題があ
った。
脂フィルム用原料とを、それぞれ押出機に供給し、環状
ダイス内で両原料を合流させた後、環状ダイスから押出
して発泡シート用原料を発泡させ、発泡シート層とフィ
ルム層とが積層一体化した積層シートを得る方法(以
下、共押出インフレーション法と呼ぶ。)も種々提案さ
れており(例えば特開昭61−130025号、特開平
5−208442号、特公昭48−37752号、特公
平5−2502号)、共押出インフレーション法によれ
ばオフラインラミネート法やオンラインラミネート法の
上記した欠点を解決することができる。
に積層シートを、容器やトレー等の熱成形用として用い
る場合、発泡シートの両面にフィルムが積層されている
と、発泡シート内のガスが抜け難く、熱成形時の発泡シ
ートの二次発泡倍率が高くなるため好ましい。即ち、熱
成形時に積層シートは引き伸ばされて、シートの厚みが
薄くなる傾向にあり、特に深絞り成形を行う場合にはこ
の傾向は顕著となって、極端な場合には成形品に穴が開
いたりする虞れがあるが、発泡シートの二次発泡性が高
いと熱成形時のシートの厚み減少を少なくするこができ
る。また熱成形用積層シートとしては、上記と同様の理
由で発泡シート層の厚みが0.5〜5.0mm程度のも
のが好適に用いられる。上記共押出インフレーション法
によって環状ダイスから筒状に押出して発泡シート用原
料を発泡させるとともに発泡シート層とフィルム層とを
積層一体化して得られた筒状積層体は、通常、外気によ
って冷却された後、シート状に切り開かれるが、熱成形
用積層シートの場合、上記したように発泡シート層の厚
みが0.5〜3.0mm程度必要であるために、筒状積
層体の内面側の冷却が不十分となり易い。このため共押
出インフレーション法によって熱成形用積層シートを製
造する場合には、筒状積層体の内面側を円柱状冷却ドラ
ムに接触させて冷却することが望ましい。しかしなが
ら、発泡シートの両面にフィルムを積層した積層シート
を製造する場合、筒状積層体内面側のフィルム層が円柱
状冷却ドラム表面に粘着して、安定した製造が行い難く
なるとともに、得られた積層シートの円柱状冷却ドラム
と接触した側の面の表面が凹凸となって外観が低下する
という問題があった。
べくなされたもので、共押出しによるインフレーション
法において、ポリプロピレン系樹脂発泡層の両面にポリ
プロピレン系樹脂無発泡層が積層された積層シートを得
るに際し、共押出された筒状積層体と円柱状冷却ドラム
表面との滑り性に優れ、外観良好な積層シートを安定し
て製造することができる方法を提供することを目的とす
るものである。本発明者らは、上記課題を解決すべく研
究した結果、円柱状冷却ドラムと接する側のフィルム層
を形成する原料中に、10重量%以上の無機フィラーを
含有させることにより、これらの問題点を解決しうるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
形用積層シートの製造方法は、〔1〕ポリプロピレン系
樹脂発泡シート層を形成する原料とポリプロピレン系樹
脂無発泡フィルム層を形成する原料とをそれぞれ押出機
に供給し、これらをダイス内部で合流した後環状ダイス
より押出して、発泡シート層を形成する原料を発泡さ
せ、発泡シート層の両面に無発泡フィルム層を積層した
筒状の積層体を形成し、次いで筒状積層体の内面側を円
柱状冷却ドラム周面に接触させて引取りながら冷却し、
切り開いてシート状とし、密度が0.5乃至0.1g/
cm3 及び厚みが0.5〜5.0mmのポリプロピレン
系樹脂発泡シート層の両面にポリプロピレン系樹脂無発
泡フィルム層が積層して一体化された熱成形用積層シー
トの製造方法において、少なくとも円柱状冷却ドラムと
接する側のポリプロピレン系樹脂無発泡フィルム層を形
成する原料中に10重量%以上の無機フィラーが含有さ
れていることを特徴とする熱成形用積層シートの製造方
法、〔2〕円柱状冷却ドラムと接する側のポリプロピレ
ン系樹脂無発泡フィルム層を形成する原料中に15重量
%以上の無機フィラーが含有されていることを特徴とす
る上記〔1〕記載の熱成形用積層シートの製造方法、
〔3〕筒状積層体の外側に位置するポリプロピレン系樹
脂無発泡フィルム層を形成する原料中に、10重量%以
上の無機フィラーが含有されていることを特徴とする上
記〔1〕または〔2〕記載の熱成形用積層シートの製造
方法、〔4〕無機フィラーを含有するポリプロピレン系
樹脂無発泡フィルム層を形成する原料中に、下記式
(1)にて示される範囲の量の無機フィラーを含有する
上記〔1〕〜〔3〕のいずれか記載の熱成形用積層シー
トの製造方法を要旨とする。
系樹脂発泡シート層(以下「発泡シート層」という。)
を形成する原料(以下「発泡シート層用原料」とい
う。)とポリプロピレン系樹脂無発泡フィルム層(以下
「無発泡フィルム層」という。)を形成する原料(以下
「無発泡フィルム層用原料」という。)に用いるポリプ
ロピレン系樹脂としては、いずれもプロピレンホモポリ
マーやプロピレンと他のオレフィン系モノマーとの共重
合体が用いられる。共重合体としては、ブロック共重合
体、ランダム共重合体のいずれも用いることができる。
更に二元系または三元系共重合体であっても良い。
の共重合体をポリプロピレン系樹脂原料として用いる場
合、他のオレフィン系モノマーは共重合体中に、ランダ
ム共重合体の場合には5.0重量%以下、ブロック共重
合体の場合には20.0重量%以下の割合で用いるのが
好ましい。共重合体中の他のオレフィン系モノマーがこ
れより多いと、ポリプロピレン本来の透明性、剛性、表
面光沢、耐熱性等の特性が損なわれてしまうため好まし
くない。
系モノマーとしては、エチレン、1−ブテン、イソブチ
レン、1−ペンテン、3−メチル−1−ヘキセン、3,
4−ジメチル−1−ブテン、1−ヘプテン、3−メチル
−1−ヘキセン等が挙げられる。上記ポリプロピレン系
樹脂のなかでも、耐熱性、低温での耐衝撃性に優れたプ
ロピレン─エチレンブロック共重合体が特に好ましい。
用いるのみならず、2種以上を混合して用いることもで
きる。更に、ポリプロピレン系樹脂原料には、前記した
ようにポリプロピレン本来の特性が損なわれない範囲
で、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状
低密度ポリエチレン、直鎖状超低密度ポリエチレン、エ
チレン−ブテン共重合体、エチレン−無水マレイン酸共
重合体等のエチレン系樹脂、ブテン系樹脂、ポリ塩化ビ
ニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル
系樹脂、スチレン系樹脂等を加えることもできる。無発
泡フィルム層用原料と発泡シート層用原料は同一であっ
ても、異なっていてもよい。また内外の無発泡フィルム
層用原料も同一であっても、相互に異なっていてもよ
い。
料としては、通常、粒子状に成形されたものを用いる
が、その具体的な形状は特に限定されない。球状、円柱
状、楕円球状、不定形状等の任意の形状の樹脂粒子を使
用することができる。
原料とをそれぞれ押出機に供給し、発泡シート層の両面
に無発泡フィルム層が一体化するように、環状ダイス内
部で両原料を合流し積層させた後、環状ダイスより筒状
に共押出し発泡シート層用原料を発泡させ、発泡シート
層の内外面に無発泡フィルム層を有する筒状の積層体を
得るが、その際に発泡シート層の密度が0.5〜0.1
g/cm3 で厚みが0.5〜5.0mmとなるように発
泡を行う。発泡シート層の密度や厚みは、発泡剤の添加
量、押出温度、単位時間当りの押出量、積層シートの引
き取り速度等によって調整することができる。次いで筒
状の積層体内面側を円筒状冷却ドラムに接触させながら
引き取り、冷却した後、切り開いて積層シートとする
が、本発明では、筒状積層体の少なくとも円柱状冷却ド
ラムと接する側の無発泡フィルム層用原料中に、10重
量%以上の無機フィラーが含有されていることが必要で
ある。無機フィラーはさらに15重量%以上含有されて
いるのが好ましい。無発泡フィルム層用原料中の無機フ
ィラー含有量が10重量%に満たないと、筒状積層体の
内表面が円柱状冷却ドラム表面にべたついてしまうので
筒状積層体が円柱状冷却ドラム上を通過する際にスムー
スな移送が行われず、筒状積層体の円柱状冷却ドラム側
の表面には許容できないひどい凹凸が形成されてしまう
結果となる。また、無機フィラーの上記含有量を15重
量%以上にした場合には、筒状積層体が円柱状冷却ドラ
ム上を通過する際によりスムースな移送が行われうるの
で、筒状積層体の円柱状冷却ドラム側の表面が非常に平
滑となる。さらによりスムースな移送が可能になる結
果、筒状積層体の円柱状冷却ドラム上を通過するスピー
ドを速くしても良好な表面状態の熱成形用積層シートが
製造できるので、単位時間当りの押出量を向上させるこ
とができる。
柱状冷却ドラム側と接触する側の無発泡フィルム層用原
料に加えるのみならず、外側のポリプロピレン系樹脂無
発泡フィルム層を形成する原料中にも加えることができ
る。外側の無発泡フィルム層用原料中への無機フィラー
の添加量は、10重量%以上、好ましくは15重量%以
上である。外側の無発泡フィルム層用原料に無機フィラ
ーを加えた場合には、熱成形用積層シート、ひいてはそ
の積層シートから得られる熱成形品の耐熱性及び剛性が
いっそう高まるという効果が得られる。
用原料中の無機フィラー含有量は、上記したように10
重量%以上であることが必要であり、特に15重量%以
上であることが好ましいが、無機フィラーの添加量が多
すぎると発泡シート層と無発泡フィルム層とが剥離し易
くなる傾向になる。本発明者等の研究によると発泡シー
ト層と無発泡フィルム層との剥離が生じないような無機
フィラーの添加量と、発泡シート層の密度との間に特定
の関係が成り立つことが判明した。即ち、下記(1)式
で示す関係が成り立つ範囲内で無機フィラーを添加する
ことにより、発泡シート層と無発泡フィルム層とが強固
に積層一体化され、外観良好な積層シートを確実且つ容
易に得ることができる。
に示すものであり、下記(2)式で示す曲線が、図1に
おける曲線Aである。曲線Aよりも上側は発泡シート層
と無発泡フィルム層との剥離が生じ易くなる範囲を示
し、曲線Aよりも下側は外観良好な積層シートが容易に
得られる範囲を示す。
シリカ、炭酸カルシウム、クレー、ゼオライト、アルミ
ナ、硫酸バリウム等が挙げられる。これら無機フィラー
の形状は、特に限定されないが、平均粒径が1〜70μ
mのものが好ましい。
系樹脂には、押出機内で発泡剤を添加して溶融混練す
る。発泡剤として、無機系発泡剤、揮発性発泡剤、分解
型発泡剤が用いられ、これらは混合して用いることがで
きる。無機系発泡剤としては、例えば二酸化炭素、空
気、窒素等が挙げられる。
ン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、シクロブタン、シク
ロペンタン等の脂肪族炭化水素類及び環式脂肪族炭化水
素類が、モノクロロジフロロメタン、トリクロロフロロ
メタン、ジクロロジフロロメタン、ジクロロテトラフロ
ロエタン、メチルクロライド、エチルクロライド、メチ
レンクロライド、等のハロゲン化炭化水素類が挙げられ
る。分解型発泡剤としては、例えばアゾジカルボンアミ
ド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、アゾビスイ
ソブチロニトリル、P,P′−オキシビスベンゼンスル
ホニルヒドラジド、重炭酸ナトリウム等を用いることが
できる。
合は、樹脂の種類、使用する発泡剤の種類や得ようとす
る発泡倍率等により異なるが、例えば、発泡剤にブタン
を用いた場合、密度0.5〜0.1g/cm3 の発泡体
を得るための発泡剤の混合割合はポリプロピレン系樹脂
100重量部に対して、通常0.2〜5.0重量部であ
る。各無発泡フィルム層の好ましい厚みは、通常30〜
300μm、好ましくは50〜200μmである。
る。
da Inc.の製造に係るポリプロピレン:グレード
名「PF814」100重量部に対し、気泡調節剤とし
てクエン酸モノナトリウム塩を0.2重量部含有させて
使用した。一方、無発泡フィルム層用原料として、内外
層共に日本ポリオレフィン株式会社の製造に係るタルク
を40重量%含有するポリプロピレン:グレード名「C
140Y」を単独で使用するか、或いは、無発泡フィル
ム層中のタルク添加量(wt%)が表1に記載の通りに
なるように、上記「C140Y」に、Montell
Canada Inc.の製造に係るタルクを含有しな
いポリプロピレン:グレード名「SD632」を添加し
て使用した。上記の組成の原料を円柱状冷却ドラムを付
設した三層共押出装置の各押出機内に供給し、発泡シー
ト層用原料中に押出機の途中から発泡剤となるブタンを
上記「PF814」100重量部に対し表1に示す割合
で注入し、それぞれを溶融混練した後、各々の押出機よ
り押出して、環状ダイス内で各原料を合流させた後、環
状ダイスより筒状に押出した。次いで筒状積層体の内側
を円柱状冷却ドラムに接触させて引取りながら冷却し、
切断刃により押出方向に切り開いて積層シートを得た。
み、発泡シート層密度を測定すると共に、外観を観察し
た。これらの結果を表1に示す。尚、坪量と厚みについ
ては、全体及び三層各層につき測定した。
に対し長さ10cmに切り出して重量を測定する。その
結果をもとに1m2 当たりの重量に換算した値をもって
全体の坪量とした。 ・無発泡フィルム層:各層の原料密度と後述の厚み測定
で得られた各層の厚みから1m2 当たりの重量に換算し
て無発泡フィルム層各層の坪量とした。 ・発泡シート層:全体の坪量から無発泡フィルム層の坪
量を引いた値を発泡シート層の坪量とした。
もって全体の厚みとした。 ・各層:積層シートを任意の箇所で厚み方法に切断す
る。その切断面を顕微鏡で10倍に拡大して各層に対し
て無作為に10か所選んで厚みを測定し、各々相加平均
して各層の厚みとした。
坪量と上記厚みから発泡シート層の密度を算出した。
面)については、その外観を目視にて観察して次の基準
により判定した。 〇:平滑性に優れ、良好。 △:平滑性にやや劣るが、許容範囲内。 ×:全面に凹凸が激しく生じ、部分的に無発泡層の捲れ
が生じている。
層シートの製造方法は、ポリプロピレン系樹脂発泡シー
ト層を形成する原料とポリプロピレン系樹脂無発泡フィ
ルム層を形成する原料とをそれぞれ押出機に供給し、こ
れらをダイス内部で合流した後に環状ダイスより大気中
に押出して発泡シート層用原料を発泡させ、発泡シート
層の両面に無発泡フィルム層が積層した筒状の積層体を
得、次いで筒状積層体内面を円柱状冷却ドラム周面に接
触させて引き取り、切り開いてシート状として、密度が
0.5乃至0.1g/cm3 及び厚みがが0.5〜5.
0mmのポリプロピレン系樹脂発泡シート層の両面にポ
リプロピレン系樹脂無発泡フィルム層が一体化された熱
成形用積層シートの製造方法において、少なくとも円柱
状冷却用ドラム側に位置するポリプロピレン系樹脂無発
泡フィルム層を形成する原料中には10重量%以上、好
ましくは15重量%以上の無機フィラーが含有されてい
ることにより、押出された筒状積層体の内側の無発泡フ
ィルム層が円柱状冷却用ドラム表面に引っ掛かることが
なく、スムーズに引き取りが行える。その結果、得られ
た積層シートは、一定した安定な品質を持った製品にな
ると共に、外観形状に優れる。また本発明により得られ
る積層シートは、熱成形を行った場合には、剛性や耐熱
性等に優れた製品を得ることができる。
置するポリプロピレン系樹脂無発泡フィルム層を形成す
る原料中に、10重量%以上、好ましくは15重量%以
上の無機フィラーを含有させることにより、熱成形用積
層シート、ひいてはその積層シートから得られる熱成形
品の耐熱性及び剛性が一層高まる。
ラーを含有する場合には、表面に凹凸のない極めて外観
が美麗で良好な積層シートが得られると共に、無発泡フ
ィルム層と発泡シート層との融着が強固で、両者の間に
は剥離も起こらず、強固に一体化した積層シートが得ら
れる。
ン系樹脂無発泡フィルム層への無機フィラーの最大添加
量のポリプロピレン系樹脂発泡シート層の密度の違いに
よる変化を示すグラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】 ポリプロピレン系樹脂発泡シート層を形
成する原料とポリプロピレン系樹脂無発泡フィルム層を
形成する原料とをそれぞれ押出機に供給し、これらをダ
イス内部で合流した後環状ダイスより押出して、発泡シ
ート層を形成する原料を発泡させ、発泡シート層の両面
に無発泡フィルム層を積層した筒状の積層体を形成し、
次いで筒状積層体の内面側を円柱状冷却ドラム周面に接
触させて引取りながら冷却し、切り開いてシート状と
し、密度が0.5乃至0.1g/cm3 及び厚みが0.
5〜5.0mmのポリプロピレン系樹脂発泡シート層の
両面にポリプロピレン系樹脂無発泡フィルム層が積層し
て一体化された熱成形用積層シートの製造方法におい
て、少なくとも円柱状冷却ドラムと接する側のポリプロ
ピレン系樹脂無発泡フィルム層を形成する原料中に10
重量%以上の無機フィラーが含有されていることを特徴
とする熱成形用積層シートの製造方法。 - 【請求項2】 円柱状冷却ドラムと接する側のポリプロ
ピレン系樹脂無発泡フィルム層を形成する原料中に15
重量%以上の無機フィラーが含有されていることを特徴
とする請求項1記載の熱成形用積層シートの製造方法。 - 【請求項3】 筒状積層体の外側に位置するポリプロピ
レン系樹脂無発泡フィルム層を形成する原料中に、10
重量%以上の無機フィラーが含有されていることを特徴
とする請求項1または2記載の熱成形用積層シートの製
造方法。 - 【請求項4】 無機フィラーを含有するポリプロピレン
系樹脂無発泡フィルム層を形成する原料中に、下記式
(1)にて示される範囲の量の無機フィラーを含有する
請求項1乃至3のいずれか記載の熱成形用積層シートの
製造方法。 【数1】 10≦f (X) ≦−277X2 +244X−3.09 ・・・(1) 但し、f(X) :無機フィラーの含有量〔重量%〕 X :発泡シート層の密度〔g/cm3 〕
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|---|---|---|---|
| JP29157297A JP3797639B2 (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 熱成形用積層シートの製造方法 |
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|---|---|---|---|
| JP29157297A JP3797639B2 (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 熱成形用積層シートの製造方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11105132A true JPH11105132A (ja) | 1999-04-20 |
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|---|---|---|---|
| JP29157297A Expired - Fee Related JP3797639B2 (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 熱成形用積層シートの製造方法 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3797639B2 (ja) |
Cited By (4)
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-
1997
- 1997-10-08 JP JP29157297A patent/JP3797639B2/ja not_active Expired - Fee Related
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