JPH11105296A - キャビティプレートの製造方法及びインクジェットヘッド - Google Patents
キャビティプレートの製造方法及びインクジェットヘッドInfo
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Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
さの溝部を形成したインクジェットヘッド及びインクジ
ェットヘッド製造方法を提供する。 【解決手段】 インク滴を噴射するノズル9と、前記ノ
ズルと連通する圧力室3と、前記圧力室と連通する共通
インク室5と、前記圧力室と共通インク室とを結ぶ連通
路に設けられた絞り部7のうち少なくとも2個所以上の
深さの異なる凹部が形成されたキャビティプレート13
からなるインクジェットヘッドの製造方法であって、前
記キャビティプレート13は、一枚のプレートに対し
て、形成すべき前記凹部各部位の深さに応じて異なるパ
ターンを有する複数のレジストマスク31、33、35
を用いてショットブラスト加工されることにより、前記
凹部が形成される。
Description
るインクジェットヘッド及びそのインクジェットヘッド
を構成するキャビティプレートの製造方法に関する。
えば、圧電セラミックスの変形や電気−熱変換素子の加
熱によって圧力室内のインク圧力を変化させ、圧力室内
のインクをノズルから液滴として噴射するようにしたも
のがある。そして、所要の印字データに従って所要の位
置のノズルからインク滴を噴射させることにより、イン
クジェットヘッドと対向する紙面上等に文字や画像を形
成するものである。
例としては、図5に示すごとく、複数の圧力室101が
一面に溝状に列をなして形成されたキャビティプレート
103に対して、その各圧力室101が開口する側に圧
電素子105を接着剤などで接合して圧力室101を覆
い、キャビティプレート101の一側端に各圧力室10
1と連通する共通インク室109が形成されている共通
インク室部材111が接着剤などで接合されて構成され
ていた。共通インク室109は、図示しないインク供給
装置からインクが供給され、各圧力室101にインクを
供給する。更に、インク流路を絞って安定したインク吐
出を行うために所定の径孔を備えたノズルプレート10
7が、前記圧力室101の端部に連通するように接着剤
などで接合されていた。
ィ(圧力室)は、インクジェットヘッドの記録密度及び
インク液滴の吐出特性に大きな影響を与えるものであ
り、キャビティの製造精度がインクジェットヘッドの印
字品質を左右するものである。よって、より精密な製造
方法が望まれてきた。
する方法としては、ダイサー等の機械加工による工法も
しくは感光性樹脂にエッチングを施す工法や樹脂成形に
よる工法等により加工されてきた。
ようなエッチングを施す工法や射出成形等の一体成形に
よる加工は、加工できる材料が感光性材料や熱可塑性樹
脂を含むものに限定されてしまい、セラミックや金属材
料には不向きであった。
ッドを射出成形により形成するには、細密な金型が必要
とされる上、成形ムラができないようにその細密な金型
に過不足無く材料を充填する特殊な技法が必要となり、
手間とコストがかかってしまう。また、成形加工につき
もののバリの発生により、ヘッド内部のインク流路やノ
ズルが不均一になったり、目詰まりを起こしたりして、
成形後にバリ除去処理としてエッチング処理等をせねば
ならず、結局、精度の良いインクジェットヘッドの形成
が困難であった。
法では、加工対象の材質はあまり問わないが、基本的に
直線的な加工しかできず、形成できるキャビティ部の形
状も制限される。
インク室109の形成方法において、前記キャビティプ
レート103における圧力室形成部分、または前記共通
インク室部材111における共通インク室形成部分を除
く部分にレジストマスクを設け、セラミック等の微粒子
を高速で前記キャビティプレート103、または共通イ
ンク室部材111に噴射する、いわゆるショットブラス
ト加工を用いたものがある。
一部材に前記圧力室101と共通インク室109を形成
しようとした場合、同じ深さの溝しか形成することがで
きない。しかし、前記共通インク室109の深さを前記
圧力室101の深さより十分大きくしないと隣接したチ
ャンネルへの圧力の影響が大きくなってしまうという問
題がある。
ビティプレート103、共通インク室部材111等、複
数の部材の接合でインクジェットヘッドを形成してい
た。よって、その組み付けのために、例えば、各部材の
位置合わせ等の多くの手間とコストを費やしていた。
になされたものであり、加工対象の材質を選ばず、ま
た、多数の部材を組み付ける必要のないキャビティプレ
ートの製造方法及びそのキャビティプレートを有する高
精度・高品質のインクジェットヘッドを提供することを
目的とするものである。
に、請求項1記載のキャビティプレートの製造方法は、
インクジェットヘッドを構成し、複数の圧力室と該圧力
室の各々と連通する共通インク室とを少なくともなす2
段階以上の深さを有する凹部が形成されたキャビティプ
レートの製造方法であって、前記キャビティプレートと
なるワークに対して、形成すべき前記凹部各位の深さに
応じて異なるパターンを有する複数のレジストマスクを
用意し、その各レジストマスクを介して前記ワークにシ
ョットブラスト加工を順次行うことにより前記凹部を形
成することを特徴とする。
方法によれば、深さの異なる凹部のそれぞれの部分をい
ずれも前記ショットブラスト加工で形成するため、設備
の共用が可能となりコストダウンが図れる。また、前記
ショットブラスト加工により形成することから、加工速
度が速く、しかも、微細な砥粒を用いることにより精度
の高い溝加工が可能となり、結果、低コストで良好なイ
ンク吐出性能を有するインクジェットヘッドが得られ
る。また、凹部内面に粗面処理を施すことも可能とな
る。
造方法は、請求項1のキャビティプレートの製造方法に
おいて、前記ショットブラスト加工は、前記レジストマ
スクを凹部のより深い部位を加工するためのレジストマ
スクから順に配して加工していくことを特徴とする。
方法によれば、より深い溝深さを所望する溝部から加工
していき、先に加工した部分と一部同じパターンをもつ
レジストマスクを用いて、先に加工した部分も同時に加
工しながら、順により浅い溝深さを所望する溝部を形成
していくことにより、加工に要する総時間を短縮するこ
とが可能である。
造方法は、請求項1のキャビティプレートの製造方法に
おいて、前記ショットブラスト加工は、前記レジストマ
スクを加工部領域が大きいレジストマスクから順に配し
て加工していくことを特徴とする。
方法によれば、より大きな溝形状を所望する溝部から加
工していき、先に加工した部分と一部同じパターンをも
つレジストマスクを用いて、先に加工した部分も同時に
加工しながら、順により小さな溝形状を所望する溝部を
形成していくことにより、加工に要する総時間を短縮す
ることが可能である。
造方法は、請求項1乃至請求項3のいずれかのキャビテ
ィプレートの製造方法において、前記ショットブラスト
加工は、径が3〜10μmである微粒子を噴射するもの
であることを特徴とする。
方法によれば、微粒子の径を上記のようにすることで、
加工精度を損ねないと共に、加工作業が効率的になされ
るようになり、キャビティプレートに適正な形状を有す
る凹溝を速やかに高精度に形成することができる。
造方法は、請求項1乃至請求項4のいずれかのキャビテ
ィプレートの製造方法において、前記ショットブラスト
加工において、前記凹部の前記圧力室と外部とを連通す
るノズルが形成されるようなパターンを有するマスクを
用いることを特徴とする。
方法によれば、前記ノズルを前記圧力室と一体的に形成
していることから、ノズルプレートが不要になるととも
に、ノズルプレートの接合工程が削除されるためコス
ト、製造工程を削減することができる。
造方法は、請求項1乃至5のいずれかのキャビティプレ
ートの製造方法において、前記ショットブラスト加工に
おいて、前記凹部の前記圧力室と前記共通インク室とを
結ぶ連通路に相当する部位に、絞り部をなす段差が形成
されるようなパターンを有するマスクを用いることを特
徴とする。
方法によれば、前記絞り部を設けることにより、前記ノ
ズルからのインクの吐出量と、前記共通インク室から前
記圧力室へのインクの供給量のバランスを調節すること
ができ、安定したインクの吐出特性を実現できるキャビ
ティプレートを提供する。
載のインクジェットヘッドは、複数のノズルと、前記ノ
ズルと連通する複数の圧力室と、前記圧力室のそれぞれ
に対応して設けられた吐出エネルギー発生手段と、前記
各圧力室と連通し各圧力室にインクを供給する共通イン
ク室とを有し、前記吐出エネルギー発生手段により前記
圧力室内のインクに圧力変動を与えて前記ノズルよりイ
ンク液滴を吐出することで記録を行うものであって、シ
ョットブラスト加工により形成された少なくとも前記圧
力室と前記共通インク室とをなす少なくとも2つ以上の
深さを呈する凹部を有するキャビティプレートを備え
る。
れば、それぞれの部分をいずれも前記ショットブラスト
加工で形成するため、設備の共用が可能となりコストダ
ウンが図れる。また、前記ショットブラスト加工により
形成することから、加工速度が速く、しかも、微細な砥
粒を用いることにより精度の高い溝加工が可能となり、
結果、低コストで良好なインク吐出性能を有するインク
ジェットヘッドが得られる。
は、請求項7のインクジェットヘッドにおいて、前記凹
部には、前記ショットブラスト加工により、前記ノズル
をなす段部が形成されていることを特徴とする。
れば、前記ノズルを前記圧力室と一体的に形成している
ことから、ノズルプレートが不要になるとともに、ノズ
ルプレートの接合工程が削除されるため、コスト、製造
工程を削減することができる。
は、請求項7または請求項8のインクジェットヘッドに
おいて、前記凹部の前記圧力室と前記共通インク室とを
結ぶ連通路に相当する部位には、前記ショットブラスト
加工により、絞り部をなす段部が形成されていることを
特徴とする。
れば、前記絞り部を設けることにより、前記ノズルから
のインクの吐出量と、前記共通インク室から前記圧力室
へのインクの供給量のバランスを調節することができ、
安定したインクの吐出特性を実現できる。
て図面を参照して説明する。
ジェットヘッド1の構成を示し、図1は圧力室3の軸方
向に沿って切断した縦断面図を表し、図2は圧力室3の
軸方向に直角なX−X’線に沿って切断した面の一部を
拡大して示す縦断面図である。
面側に、側壁21により仕切られて溝状に形成されてい
る。圧力室3は、それぞれに外部と連通するノズル9が
設けられており、ここから内部のインクを吐出する。一
方、圧力室3のそれぞれは共通インク室5と連通してい
る。共通インク室5は、圧力室3のそれぞれにインクを
過不足無く供給する。尚、本実施の形態のインクジェッ
トヘッド1には、圧力室3と共通インク室5とを結ぶ連
通路に段部が設けられて、意図的に通路が狭まっている
絞り部7が形成されている。この絞り部7を設けること
により、前記ノズル9からのインクの吐出量と、前記共
通インク室5から前記圧力室3へのインクの供給量のバ
ランスを調節することができ、安定したインクの吐出特
性を実現できる。
している側には、圧電素子11がその一面側で接合され
て塞がれている。キャビティプレート13とは反対側の
圧電素子11の外面23には、圧力室3に対応する位置
と隣接する圧力室3の間に対応する位置とにそれぞれ外
部電極14、17が設けられている。また、キャビティ
プレート13に接合している側の圧電素子11の表面2
5にも、前記外面側の外部電極14、17に対応した位
置に、それぞれ外部電極15、19が設けられている。
そして、駆動電圧は圧力室3に対応する外部電極14、
15にプラス、その間の外部電極17、19にはマイナ
スが印加される。
おり(図中上向き)、この構成は、電界方向が分極方向
と交叉する方向(ここでは直交する方向)となるように配
置され、いわゆるシェアモードタイプの構成となってい
る。
ち、プラスの外部電極14、15とマイナスの外部電極
17、19との間に挟まれた部分27、29は図2
(b)に示すように厚みすべりを生じて変形し、圧電素
子11のうち、外部電極14、15が存在する部分が、
圧力室3側に凸となるように変形する。このことによ
り、圧力室3の容積が減少してインクの圧力が高まり、
ノズル9からインクが外部に噴射される。
(b)の状態から圧力室3の容積が元に戻って図2
(a)の状態となる。このとき、圧力室3内のインクの
圧力が低下し、共通インク室5からインクを圧力室3に
吸引する。
のような工程でなされる。
とく、PZT系セラミック板製キャビティプレート13
を焼成し、圧電素子11との接合面37を研磨して平滑
面とする。その後、最も溝深さの深い共通インク室5の
みを加工するために、図3(a)または図4(a)斜線
部に示すようなパターンを残した共通インク室形成用レ
ジストマスク31を形成する。レジストマスク31の形
成方法としては、まず、キャビティプレート13の圧電
素子11との接合面37上に一様に感光性レジストを塗
布する。次に、ショットブラスト加工で研削する共通イ
ンク室5以外の部分を、マスクを用いて露光し、硬化さ
せる。その後、未露光部分、すなわち共通インク室5の
部分の感光性レジストを除去する。
粒を圧縮空気で吹き付けて研削加工を行う。十分な厚さ
のレジストマスクを設けることで、共通インク室形成用
レジストマスク31が被覆された部分は研削されず、レ
ジストマスクが被覆されていない共通インク室5だけが
図3(b)に示すように集中的に研削される。また、砥
粒として、本実施の形態においては、直径3〜10μm
のSiC粒またはアルミナ粒を用いる。加工後、アルカ
リ溶液を用いて、前記共通インク室形成用レジストマス
ク31を除去する。尚、ショットブラスト加工にはそれ
以外に、ジルコニア、炭化崩素、ステンレスやあるいは
それらの混合物を用いてもよい。一般に、ショットブラ
スト加工に用いられる砥粒の粒径は比較的大径である
が、本実施の形態のような高密度マルチノズル型のイン
クジェットヘッドを加工するような場合には、特に、ノ
ズルピッチが150dpi以上であるような場合には、
3μm〜10μm程度の砥粒を用いて高精度に加工する
のが好ましい。但し、その分粒径の大きいものと比較し
て加工速度は低下する。
様にして図3(b)及び図4(b)に示すごとく圧力室
形成用レジストマスク33を形成した後、ショットブラ
スト機により研削加工を行う。このとき、圧力室形成用
レジストマスク33は、前記共通インク室形成用レジス
トマスク31と同様に共通インク室5にはレジストマス
クが被覆されていないために、圧力室3を研削すると同
時に、さらに共通インク室5も研削する。加工後、アル
カリ溶液を用いて、前記圧力室形成用レジストマスク3
3を除去する。
び第2工程と同様にして、図3(c)及び図4(c)に
示すごとく絞り部・ノズル形成用レジストマスク35を
形成した後、ショットブラスト機により研削加工を行
う。このとき、絞り部・ノズル形成用レジストマスク3
5は、前記圧力室形成用レジストマスク33と同様に共
通インク室5及び圧力室3にはレジストマスクが被覆さ
れていないために、絞り部7、ノズル9を研削すると同
時に、さらに共通インク室5及び圧力室3も研削する。
加工後、アルカリ溶液を用いて、絞り部・ノズル形成用
レジストマスク35を除去する。
に、それぞれ深さ及び形状の異なる溝部をいずれもショ
ットブラスト加工によって同一部材に形成することが可
能となる。
溝深さは、砥粒を吹き付ける時間及び砥粒の粒径を調節
することによって高精度に制御することができるので、
先の工程では後の工程で研削される深さ分も考慮するこ
とによって、最終的に所望する溝深さを高精度に加工す
ることができる。
素子11を接着剤などで接合することでインクジェット
ヘッド1が形成されるが、圧力室3、共通インク室5、
ノズル9を同一部材に形成しているので生産性も良く、
図5に示したノズルプレート107を接合する工程が削
除され、更に、前記ノズルプレート107を精度良く接
合するための、接合面の仕上げ加工も削除される。
の異なる溝部の段差部あるいは角部に、適度にR部が形
成され緩やかな傾斜で連続するために、インクを吐出し
た後メニスカスの後退時に気泡の巻き込みがなくなり、
安定したインクの供給を可能にして、インク吐出特性の
向上が達成できる。
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々の変更を加えることが可能である。例えば、キャビ
ティプレート13はPZT系のセラミックプレートとし
ているが、POM(ポリアセタール)に代表されるよう
な樹脂材料であっても良いし、また、金属やセラミック
スなど別の材料であってもよい。
が圧電素子であり、電界方向が分極方向と交叉する方向
(ここでは直交する方向)となるように配置された、い
わゆるシェアモードタイプであるが、電界方向と分極方
向が一致している、いわゆるユニモルフタイプの構成で
も良いし、複数の圧電素子を分極方向に積層させた積層
タイプの構成でもよいし、または、それらの複合タイプ
の構成でも良いし、また、隣接する圧力室を隔てている
側壁を圧電素子にして側壁の変形(例えば、特開平2−
150355号公報に示すようなシェアモードタイプ等
で)によりインクを吐出させるような構成でもよいし、
別の構成でも良い。また、インク加圧手段は、圧電素子
のみでなく、発熱素子を用いたものでもよい。
ズルを同一部材に形成しているが、ノズル部を形成せず
にノズルプレートを接合する構成でも良いし、絞り部が
ない構成でも良いし、前記各部位のうち少なくとも2個
所以上の深さの異なる凹部が形成された構成でも良い。
ただ、ノズル部を同一部材にて形成した方がインクジェ
ットヘッドの構成が簡易になり、また、ノズルプレート
の形成や接合に係る手間やコストが係らないといったメ
リットはある。
求項1記載のインクジェットヘッドの製造方法によれ
ば、深さの異なる凹部のそれぞれの部分をいずれも前記
ショットブラスト加工で形成するため、設備の共用が可
能となりコストダウンが図れる。また、前記ショットブ
ラスト加工により形成することから、材質を問わない加
工が出来、加工速度が速く、しかも、微細な砥粒を用い
ることにより精度の高い溝加工が可能となり、結果、低
コストで良好なインク吐出性能を有するインクジェット
ヘッドが得られる。また、凹部内面に粗面処理を施すこ
とも可能となる。
方法によれば、より深い溝深さを所望する溝部から加工
していき、先に加工した部分と一部同じパターンをもつ
レジストマスクを用いて、先に加工した部分も同時に加
工しながら、順により浅い溝深さを所望する溝部を形成
していくことにより、加工に要する総時間を短縮するこ
とが可能である。
方法によれば、より大きな溝形状を所望する溝部から加
工していき、先に加工した部分と一部同じパターンをも
つレジストマスクを用いて、先に加工した部分も同時に
加工しながら、順により小さな溝形状を所望する溝部を
形成していくことにより、加工に要する総時間を短縮す
ることが可能である。
方法によれば、微粒子の径を3μm〜10μmにするこ
とで、加工精度を損ねないと共に、加工作業が効率的に
なされるようになり、キャビティプレートに適正な形状
を有する凹溝を速やかに高精度に形成することができ
る。
方法によれば、前記ノズルを前記圧力室と一体的に形成
していることから、ノズルプレートが不要になるととも
に、ノズルプレートの接合工程が削除されるためコス
ト、製造工程を削減することができる。
方法によれば、前記絞り部を設けることにより、前記ノ
ズルからのインクの吐出量と、前記共通インク室から前
記圧力室へのインクの供給量のバランスを調節すること
ができ、安定したインクの吐出特性を実現できるキャビ
ティプレートを提供する。
れば、それぞれの部分をいずれも前記ショットブラスト
加工で形成するため、設備の共用が可能となりコストダ
ウンが図れる。また、前記ショットブラスト加工により
形成することから、広い範囲の材質よりキャビティプレ
ートを形成でき、加工速度が速く、しかも、微細な砥粒
を用いることにより精度の高い溝加工が可能となり、結
果、低コストで良好なインク吐出性能を有するインクジ
ェットヘッドが得られる。
れば、前記ノズルを前記圧力室と一体的に形成している
ことから、ノズルプレートが不要になるとともに、ノズ
ルプレートの接合工程が削除されるため、コスト、製造
工程を削減することができる。
れば、前記絞り部を設けることにより、前記ノズルから
のインクの吐出量と、前記共通インク室から前記圧力室
へのインクの供給量のバランスを調節することができ、
安定したインクの吐出特性を実現できる。
ける圧力室の軸方向に沿って切断した縦断面図である。
であり、(a)は図1のX−X’線における拡大縦断面
図であり、(b)は駆動電圧印加時の動作説明図であ
る。
る。
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 インクジェットヘッドを構成し、複数の
圧力室と該圧力室の各々と連通する共通インク室とを少
なくともなす2段階以上の深さを有する凹部が形成され
たキャビティプレートの製造方法において、 前記キャビティプレートとなるワークに対して、形成す
べき前記凹部各位の深さに応じて異なるパターンを有す
る複数のレジストマスクを用意し、その各レジストマス
クを介して前記ワークにショットブラスト加工を順次行
うことにより前記凹部を形成することを特徴とするキャ
ビティプレートの製造方法。 - 【請求項2】 前記ショットブラスト加工は、前記レジ
ストマスクを凹部のより深い部位を加工するためのレジ
ストマスクから順に配して加工していくことを特徴とす
る請求項1に記載のキャビティプレートの製造方法。 - 【請求項3】 前記ショットブラスト加工は、前記レジ
ストマスクを加工部領域が大きいレジストマスクから順
に配して加工していくことを特徴とする請求項1に記載
のキャビティプレートの製造方法。 - 【請求項4】 前記ショットブラスト加工は、径が3〜
10μmである微粒子を噴射するものであることを特徴
とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のキャビテ
ィプレートの製造方法。 - 【請求項5】 前記ショットブラスト加工において、前
記凹部の前記圧力室と外部とを連通するノズルが形成さ
れるようなパターンを有するマスクを用いることを特徴
とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のキャビテ
ィプレートの製造方法。 - 【請求項6】 前記ショットブラスト加工において、前
記凹部の前記圧力室と前記共通インク室とを結ぶ連通路
に相当する部位に、絞り部をなす段差が形成されるよう
なパターンを有するマスクを用いることを特徴とする請
求項1乃至5のいずれか1つに記載のキャビティプレー
トの製造方法。 - 【請求項7】 複数のノズルと、前記ノズルと連通する
複数の圧力室と、前記圧力室のそれぞれに対応して設け
られた吐出エネルギー発生手段と、前記各圧力室と連通
し各圧力室にインクを供給する共通インク室とを有し、
前記吐出エネルギー発生手段により前記圧力室内のイン
クに圧力変動を与えて前記ノズルよりインク液滴を吐出
することで記録を行うインクジェットヘッドにおいて、 ショットブラスト加工により形成された少なくとも前記
圧力室と前記共通インク室とをなす少なくとも2つ以上
の深さを呈する凹部を有するキャビティプレートを備え
ることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項8】 前記凹部には、前記ショットブラスト加
工により、前記ノズルをなす段部が形成されていること
を特徴とする請求項7に記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項9】 前記凹部の前記圧力室と前記共通インク
室とを結ぶ連通路に相当する部位には、前記ショットブ
ラスト加工により、絞り部をなす段部が形成されている
ことを特徴とする請求項7または請求項8に記載のイン
クジェットヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9269752A JPH11105296A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | キャビティプレートの製造方法及びインクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9269752A JPH11105296A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | キャビティプレートの製造方法及びインクジェットヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11105296A true JPH11105296A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17476671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9269752A Pending JPH11105296A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | キャビティプレートの製造方法及びインクジェットヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11105296A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1997
- 1997-10-02 JP JP9269752A patent/JPH11105296A/ja active Pending
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