JPH1110637A - ワイヤソーの電力供給装置 - Google Patents
ワイヤソーの電力供給装置Info
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- JPH1110637A JPH1110637A JP16888697A JP16888697A JPH1110637A JP H1110637 A JPH1110637 A JP H1110637A JP 16888697 A JP16888697 A JP 16888697A JP 16888697 A JP16888697 A JP 16888697A JP H1110637 A JPH1110637 A JP H1110637A
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- motor
- power supply
- power
- wire
- wire saw
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- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】モータの消費電力量を抑制することが可能なワ
イヤソーの電力供給装置を提供すること。 【解決手段】回生ブレーキユニット78のP−N間の直
流電圧が所定値以上になる場合は、オペアンプOPの出
力端子が「H」となり、トランジスタTrが「ON」と
なり、余剰の回生電力を回生抵抗Rにて消費させる。一
方、直流電圧が所定値以下の場合は、オペアンプOPの
出力端子が「L」となり、トランジスタTrが「OF
F」になる。その結果、P−N間の直流電圧は回生抵抗
Rに流れることはなく、回生電力のすべてがトラバース
用モータや張力付与モータ等によって消費される。
イヤソーの電力供給装置を提供すること。 【解決手段】回生ブレーキユニット78のP−N間の直
流電圧が所定値以上になる場合は、オペアンプOPの出
力端子が「H」となり、トランジスタTrが「ON」と
なり、余剰の回生電力を回生抵抗Rにて消費させる。一
方、直流電圧が所定値以下の場合は、オペアンプOPの
出力端子が「L」となり、トランジスタTrが「OF
F」になる。その結果、P−N間の直流電圧は回生抵抗
Rに流れることはなく、回生電力のすべてがトラバース
用モータや張力付与モータ等によって消費される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体材料、磁性
材料、セラミック等の硬脆材料のワークを切削加工する
ためのワイヤソーに関し、より詳しくはモータに回生電
力を供給するためのワイヤソーの電力供給装置に関する
ものである。
材料、セラミック等の硬脆材料のワークを切削加工する
ためのワイヤソーに関し、より詳しくはモータに回生電
力を供給するためのワイヤソーの電力供給装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ワイヤソーにおいては、複数の加工用ロ
ーラが所定間隔おきに配設され、加工用ローラには、そ
のローラを正回転及び逆回転させるための走行用モータ
が連結される。また、加工用ローラの外周には複数の環
状溝が所定ピッチで形成され、各加工用ローラ間におい
て、環状溝には1本のワイヤが順に巻回されている。そ
して、制御部からの制御信号によりモータが正回転及び
逆回転されることによってワイヤが一定量前進されると
ともに、一定量後退され、全体として歩進的に前進す
る。このとき、そのワイヤ上に遊離砥粒を含む水性また
は油性のスラリが供給され、この状態でワイヤに対しワ
ークが押し付け接触されて、そのワークが切削されてウ
ェハ状にスライス加工される。
ーラが所定間隔おきに配設され、加工用ローラには、そ
のローラを正回転及び逆回転させるための走行用モータ
が連結される。また、加工用ローラの外周には複数の環
状溝が所定ピッチで形成され、各加工用ローラ間におい
て、環状溝には1本のワイヤが順に巻回されている。そ
して、制御部からの制御信号によりモータが正回転及び
逆回転されることによってワイヤが一定量前進されると
ともに、一定量後退され、全体として歩進的に前進す
る。このとき、そのワイヤ上に遊離砥粒を含む水性また
は油性のスラリが供給され、この状態でワイヤに対しワ
ークが押し付け接触されて、そのワークが切削されてウ
ェハ状にスライス加工される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、モータの回
転を切り換えるためには、モータを一旦停止状態まで減
速させる必要がある。そのため、モータに回生制動を付
与させてモータを減速させる。このとき、走行用モータ
は発電機となり電力を発生する。そして、従来、発生し
た電力は回生抵抗によって消費させていた。そのため、
モータを停止状態から加速させるためには、走行用モー
タに大電力を供給しなければならない。その結果、頻繁
に正回転及び逆回転を繰り返すワイヤソーにおいては、
走行用モータで消費される電力量が多かった。なお、こ
の問題は、加工用ローラに連結される走行用モータだけ
の問題ではなく、他の機構に連結されるモータ(例えば
ワイヤをリールに巻き取るリール回転用モータ等)にお
いても同様であった。
転を切り換えるためには、モータを一旦停止状態まで減
速させる必要がある。そのため、モータに回生制動を付
与させてモータを減速させる。このとき、走行用モータ
は発電機となり電力を発生する。そして、従来、発生し
た電力は回生抵抗によって消費させていた。そのため、
モータを停止状態から加速させるためには、走行用モー
タに大電力を供給しなければならない。その結果、頻繁
に正回転及び逆回転を繰り返すワイヤソーにおいては、
走行用モータで消費される電力量が多かった。なお、こ
の問題は、加工用ローラに連結される走行用モータだけ
の問題ではなく、他の機構に連結されるモータ(例えば
ワイヤをリールに巻き取るリール回転用モータ等)にお
いても同様であった。
【0004】また、停電等によって走行用モータに供給
される電力が停止されると、走行用モータを制御してい
るサーボアンプから走行用モータに対して制御信号が送
出されなくなる。すると、ワイヤソーに配設されている
各モータの動作が同期せず、モータは自身の慣性力等に
よって互いに独立して回転する。その結果、加工用ロー
ラに巻回されているワイヤが切れたり、緩んだりするお
それが発生する。このため、ワイヤソーの電力供給装置
には、無停電電源装置を備えたものがある。しかしなが
ら、前記のようにモータを正回転及び逆回転させるため
には、大電力が必要であるため、無停電電源装置も大型
化することになる。
される電力が停止されると、走行用モータを制御してい
るサーボアンプから走行用モータに対して制御信号が送
出されなくなる。すると、ワイヤソーに配設されている
各モータの動作が同期せず、モータは自身の慣性力等に
よって互いに独立して回転する。その結果、加工用ロー
ラに巻回されているワイヤが切れたり、緩んだりするお
それが発生する。このため、ワイヤソーの電力供給装置
には、無停電電源装置を備えたものがある。しかしなが
ら、前記のようにモータを正回転及び逆回転させるため
には、大電力が必要であるため、無停電電源装置も大型
化することになる。
【0005】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたもので、その目的は、モー
タの消費電力量を抑制することが可能なワイヤソーの電
力供給装置を提供すること、及びワイヤソーの電力供給
装置に備えられる無停電電源装置を小型化することにあ
る。
る問題点に着目してなされたもので、その目的は、モー
タの消費電力量を抑制することが可能なワイヤソーの電
力供給装置を提供すること、及びワイヤソーの電力供給
装置に備えられる無停電電源装置を小型化することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、複数の加工用ローラ間に所定ピッチで巻回さ
れたワイヤを正回転及び逆回転方向に往復走行させなが
ら、そのワイヤ上に遊離砥粒を含むスラリを供給し、ワ
イヤに対しワークを接触させて、切削を施すワイヤソー
の電力供給装置において、ワークを切削するための複数
のモータと、各モータを制御する複数のサーボアンプ
と、この複数のサーボアンプ間を接続する共通の直流母
線とを備え、各サーボアンプは、共通の直流母線を介し
て他のサーボアンプに直流電力を供給する。
おいては、複数の加工用ローラ間に所定ピッチで巻回さ
れたワイヤを正回転及び逆回転方向に往復走行させなが
ら、そのワイヤ上に遊離砥粒を含むスラリを供給し、ワ
イヤに対しワークを接触させて、切削を施すワイヤソー
の電力供給装置において、ワークを切削するための複数
のモータと、各モータを制御する複数のサーボアンプ
と、この複数のサーボアンプ間を接続する共通の直流母
線とを備え、各サーボアンプは、共通の直流母線を介し
て他のサーボアンプに直流電力を供給する。
【0007】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載のワイヤソーの電力供給装置において、前記サ
ーボアンプは、三相交流を直流に変換するためのコンバ
ータ部と、コンバータ部で変換された直流電圧を平滑
し、且つ蓄積するための平滑手段と、平滑手段で平滑さ
れた直流を三相交流に変換するインバータ部とから構成
される。
1に記載のワイヤソーの電力供給装置において、前記サ
ーボアンプは、三相交流を直流に変換するためのコンバ
ータ部と、コンバータ部で変換された直流電圧を平滑
し、且つ蓄積するための平滑手段と、平滑手段で平滑さ
れた直流を三相交流に変換するインバータ部とから構成
される。
【0008】請求項3に記載の発明においては、請求項
1または請求項2に記載のワイヤソーの電力供給装置に
おいて、前記複数のモータは、減速時に回生電力を発生
するモータと、その回生電力で駆動されるモータとを含
む。
1または請求項2に記載のワイヤソーの電力供給装置に
おいて、前記複数のモータは、減速時に回生電力を発生
するモータと、その回生電力で駆動されるモータとを含
む。
【0009】請求項4に記載の発明においては、請求項
3に記載のワイヤソーの電力供給装置において、異なる
定格出力のモータを備えた。請求項5に記載の発明にお
いては、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のワ
イヤソーの電力供給装置において、前記複数のサーボア
ンプが接続され、各モータの回転を制御するための制御
手段と、停電時に、前記制御手段に停電検出信号を送出
するとともに、各サーボアンプへ制御用の電力を供給す
る電力供給手段を備えた。
3に記載のワイヤソーの電力供給装置において、異なる
定格出力のモータを備えた。請求項5に記載の発明にお
いては、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のワ
イヤソーの電力供給装置において、前記複数のサーボア
ンプが接続され、各モータの回転を制御するための制御
手段と、停電時に、前記制御手段に停電検出信号を送出
するとともに、各サーボアンプへ制御用の電力を供給す
る電力供給手段を備えた。
【0010】請求項6に記載の発明においては、請求項
1〜請求項5のいずれか1項に記載のワイヤソーの電力
供給装置において、前記共通の直流母線にそれぞれ接続
され、モータの回生制動を行う回生制動手段と、余剰の
回生電力を消費する電力消費手段と、モータの減速時に
発生する回生電力を蓄積する電力蓄積手段とを備えた。
1〜請求項5のいずれか1項に記載のワイヤソーの電力
供給装置において、前記共通の直流母線にそれぞれ接続
され、モータの回生制動を行う回生制動手段と、余剰の
回生電力を消費する電力消費手段と、モータの減速時に
発生する回生電力を蓄積する電力蓄積手段とを備えた。
【0011】請求項7に記載の発明においては、一対の
ワイヤを有するリールを正回転及び逆回転させるリール
回転用モータと、ワイヤをリールに対して上下動させる
トラバース用モータと、ワイヤを走行させる加工用ロー
ラを正回転及び逆回転させる走行用モータと、ワイヤに
ワークを接触させるワーク昇降用モータと、ワイヤに張
力を付与させる張力付与モータと、各モータを制御する
複数のサーボアンプと、この複数のサーボアンプ間を接
続する共通の直流母線とを備え、リール回転用モータま
たは走行用モータの減速時に発生する回生電力を前記直
流母線を介して少なくとも張力付与モータに供給する。
ワイヤを有するリールを正回転及び逆回転させるリール
回転用モータと、ワイヤをリールに対して上下動させる
トラバース用モータと、ワイヤを走行させる加工用ロー
ラを正回転及び逆回転させる走行用モータと、ワイヤに
ワークを接触させるワーク昇降用モータと、ワイヤに張
力を付与させる張力付与モータと、各モータを制御する
複数のサーボアンプと、この複数のサーボアンプ間を接
続する共通の直流母線とを備え、リール回転用モータま
たは走行用モータの減速時に発生する回生電力を前記直
流母線を介して少なくとも張力付与モータに供給する。
【0012】請求項8に記載の発明においては、一対の
ワイヤを有するリールを正回転及び逆回転させるリール
回転用モータと、ワイヤをリールに対して上下動させる
トラバース用モータと、ワイヤを走行させる加工用ロー
ラを正回転及び逆回転させる走行用モータと、ワイヤに
ワークを接触させるワーク昇降用モータと、ワイヤに張
力を付与させる張力付与モータと、各モータを制御する
複数のサーボアンプと、この複数のサーボアンプ間を接
続する共通の直流母線とを備え、リール回転用モータま
たは走行用モータの減速時に発生する回生電力を前記直
流母線を介して少なくともトラバース用モータに供給す
る。
ワイヤを有するリールを正回転及び逆回転させるリール
回転用モータと、ワイヤをリールに対して上下動させる
トラバース用モータと、ワイヤを走行させる加工用ロー
ラを正回転及び逆回転させる走行用モータと、ワイヤに
ワークを接触させるワーク昇降用モータと、ワイヤに張
力を付与させる張力付与モータと、各モータを制御する
複数のサーボアンプと、この複数のサーボアンプ間を接
続する共通の直流母線とを備え、リール回転用モータま
たは走行用モータの減速時に発生する回生電力を前記直
流母線を介して少なくともトラバース用モータに供給す
る。
【0013】なお、以下に述べる発明の実施の形態にお
いて、特許請求の範囲または課題を解決するための手段
に記載の「制御手段」は制御部76に相当し、同じく
「電力供給手段」はUPS74に相当し、同じく「回生
制動手段」は回生ブレーキユニット78に相当し、同じ
く「電力消費手段」は回生抵抗Rに相当し、同じく「電
力蓄積手段」はコンデンサC1に相当し、同じく「平滑
手段」はコンデンサCに相当する。
いて、特許請求の範囲または課題を解決するための手段
に記載の「制御手段」は制御部76に相当し、同じく
「電力供給手段」はUPS74に相当し、同じく「回生
制動手段」は回生ブレーキユニット78に相当し、同じ
く「電力消費手段」は回生抵抗Rに相当し、同じく「電
力蓄積手段」はコンデンサC1に相当し、同じく「平滑
手段」はコンデンサCに相当する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態について図面を用いて説明する。先ず、ワイヤソー
の構成について説明する。
形態について図面を用いて説明する。先ず、ワイヤソー
の構成について説明する。
【0015】図1及び図2に示すように、切断機構10
は装置基台11上に立設されたコラム12に装設されて
いる。この切断機構10は平行に延びる加工用駆動ロー
ラ13,14及び加工用被動ローラ15,16を備え、
それらの外周には環状溝13a〜16aが所定ピッチで
形成されている。なお、図面においては理解を容易にす
るために、環状溝13a〜16aの数を実際よりも少な
く描いてある。
は装置基台11上に立設されたコラム12に装設されて
いる。この切断機構10は平行に延びる加工用駆動ロー
ラ13,14及び加工用被動ローラ15,16を備え、
それらの外周には環状溝13a〜16aが所定ピッチで
形成されている。なお、図面においては理解を容易にす
るために、環状溝13a〜16aの数を実際よりも少な
く描いてある。
【0016】1本の線材よりなるワイヤ17は前記加工
用ローラ13〜16の各環状溝13a〜16aに連続的
に巻回されている。ワイヤ走行用モータ18,19は装
置基台11上に配設され、このモータ18,19により
加工用駆動ローラ13,14が直接回転されると、ワイ
ヤ17を介して加工用被動ローラ14,15が回転され
る。そして、これらの加工用ローラ13〜16の回転に
よって、ワイヤ17が所定の走行速度で走行される。こ
のワイヤ17の走行は、一定量前進(例えば10m)及
び一定量後退(例えば9m)を繰り返し、全体として歩
進的に前進するように行われる。
用ローラ13〜16の各環状溝13a〜16aに連続的
に巻回されている。ワイヤ走行用モータ18,19は装
置基台11上に配設され、このモータ18,19により
加工用駆動ローラ13,14が直接回転されると、ワイ
ヤ17を介して加工用被動ローラ14,15が回転され
る。そして、これらの加工用ローラ13〜16の回転に
よって、ワイヤ17が所定の走行速度で走行される。こ
のワイヤ17の走行は、一定量前進(例えば10m)及
び一定量後退(例えば9m)を繰り返し、全体として歩
進的に前進するように行われる。
【0017】ワーク支持機構20は前記切断機構10の
上方に位置するように、装置基台11上に立設されたコ
ラム12に上下動可能に支持され、その下部には硬脆材
料よりなるワーク21が着脱自在にセットされる。ワー
ク昇降用モータ22はコラム12上に配設され、このモ
ータ22により図示しないボールスクリュー等を介して
ワーク支持機構20が上下動される。
上方に位置するように、装置基台11上に立設されたコ
ラム12に上下動可能に支持され、その下部には硬脆材
料よりなるワーク21が着脱自在にセットされる。ワー
ク昇降用モータ22はコラム12上に配設され、このモ
ータ22により図示しないボールスクリュー等を介して
ワーク支持機構20が上下動される。
【0018】スラリ貯留タンク23は、遊離砥粒(例え
ばSiC等)を含む水性または油性のスラリを貯留し、
装置基台11内に収容されている。スラリ供給機構30
は切断機構10の上方に対向配置され、加工用ローラ1
5,16と平行に延び、ワーク21の前後両側に位置し
ている。
ばSiC等)を含む水性または油性のスラリを貯留し、
装置基台11内に収容されている。スラリ供給機構30
は切断機構10の上方に対向配置され、加工用ローラ1
5,16と平行に延び、ワーク21の前後両側に位置し
ている。
【0019】そして、このワイヤソーの運転時には、ワ
イヤ17が切断機構10の加工用ローラ13〜16間で
走行されながら、ワーク支持機構20が切断機構10に
向かって下降される。このとき、スラリ貯留タンク23
内のスラリがスラリ供給機構30を介してワイヤ17上
へ供給されるとともに、そのワイヤ17に対しワーク2
1が押し付け接触され、ラッピング作用によってワーク
21がウェハ状にスライス加工される。
イヤ17が切断機構10の加工用ローラ13〜16間で
走行されながら、ワーク支持機構20が切断機構10に
向かって下降される。このとき、スラリ貯留タンク23
内のスラリがスラリ供給機構30を介してワイヤ17上
へ供給されるとともに、そのワイヤ17に対しワーク2
1が押し付け接触され、ラッピング作用によってワーク
21がウェハ状にスライス加工される。
【0020】リール機構40は前記装置基台11上に装
設され、ワイヤ17を繰り出すための繰出しリール41
と、ワイヤ17を巻き取るための巻取りリール42とを
備えている。回転方向及び回転速度を変更可能なサーボ
モータよりなる一対のリール回転用モータ43,44は
装置基台11に配設され、それらのモータ軸には図示し
ない伝達機構を介してリール41,42が連結されてい
る。
設され、ワイヤ17を繰り出すための繰出しリール41
と、ワイヤ17を巻き取るための巻取りリール42とを
備えている。回転方向及び回転速度を変更可能なサーボ
モータよりなる一対のリール回転用モータ43,44は
装置基台11に配設され、それらのモータ軸には図示し
ない伝達機構を介してリール41,42が連結されてい
る。
【0021】トラバース機構50は前記リール機構40
に隣接して装置基台11上に装設され、繰出しリール4
1からのワイヤ17の繰出し及び巻取りリール42への
ワイヤ17の巻取りを、トラバース用モータ51,52
により、上下にトラバースしながら案内する。そして、
前記リール機構40の両リール41,42の回転によ
り、繰出しリール41から切断機構10へワイヤ17が
繰り出されるとともに、加工後のワイヤ17が巻取りリ
ール42に巻き取られる。
に隣接して装置基台11上に装設され、繰出しリール4
1からのワイヤ17の繰出し及び巻取りリール42への
ワイヤ17の巻取りを、トラバース用モータ51,52
により、上下にトラバースしながら案内する。そして、
前記リール機構40の両リール41,42の回転によ
り、繰出しリール41から切断機構10へワイヤ17が
繰り出されるとともに、加工後のワイヤ17が巻取りリ
ール42に巻き取られる。
【0022】張力付与機構60は、前記リール機構40
と切断機構10との間に配設されている。そして、切断
機構10の加工用ローラ13〜16間に巻回されたワイ
ヤ17の両端が、各ガイドローラ61を介して張力付与
機構60に掛装されている。この状態で、張力付与機構
60の張力付与モータ62,63により、加工用ローラ
13〜16間のワイヤ17に所定の張力が付与される。
と切断機構10との間に配設されている。そして、切断
機構10の加工用ローラ13〜16間に巻回されたワイ
ヤ17の両端が、各ガイドローラ61を介して張力付与
機構60に掛装されている。この状態で、張力付与機構
60の張力付与モータ62,63により、加工用ローラ
13〜16間のワイヤ17に所定の張力が付与される。
【0023】次に、ワイヤソーに電力を供給する電力供
給装置70について、図面を用いて説明する。図3に示
すように、三相交流200Vの電源には主配線用遮断器
(MCB;Moulded Case Circuit Breaker)71が接続
され、その主MCB71には電磁継電器(MC;Elctro
magnetic Contactor)(図示略)のa接点72aが接続
されている。a接点72aには各回路用のMCB43
c,51c,19c,18c,22c,52c,44c
が接続され、その各MCB43c,51c,19c,1
8c,22c,52c,44cには交流リアクトル(A
CL)43b,51b,19b,18b,22b,52
b,44bを介して、張力付与機構60の張力付与モー
タ62,63を制御するサーボアンプ62a,63aを
除く各サーボアンプ(AMP)43a,51a,19
a,18a,22a,52a,44aが接続されてい
る。
給装置70について、図面を用いて説明する。図3に示
すように、三相交流200Vの電源には主配線用遮断器
(MCB;Moulded Case Circuit Breaker)71が接続
され、その主MCB71には電磁継電器(MC;Elctro
magnetic Contactor)(図示略)のa接点72aが接続
されている。a接点72aには各回路用のMCB43
c,51c,19c,18c,22c,52c,44c
が接続され、その各MCB43c,51c,19c,1
8c,22c,52c,44cには交流リアクトル(A
CL)43b,51b,19b,18b,22b,52
b,44bを介して、張力付与機構60の張力付与モー
タ62,63を制御するサーボアンプ62a,63aを
除く各サーボアンプ(AMP)43a,51a,19
a,18a,22a,52a,44aが接続されてい
る。
【0024】主MCB71とa接点72aとの間の3線
から選択された2線には、MCB73を介して単相の無
停電電源装置(UPS)74が接続されている。UPS
74には、a接点75aを介して各サーボアンプ43
a,51a,62a,19a,18a,22a,63
a,52a,44aが接続されている。また、停電時に
は、UPS74から制御部76へ停電検出信号が送出さ
れる。
から選択された2線には、MCB73を介して単相の無
停電電源装置(UPS)74が接続されている。UPS
74には、a接点75aを介して各サーボアンプ43
a,51a,62a,19a,18a,22a,63
a,52a,44aが接続されている。また、停電時に
は、UPS74から制御部76へ停電検出信号が送出さ
れる。
【0025】各サーボアンプ43a,51a,62a,
19a,18a,22a,63a,52a,44aに
は、ワイヤソーを動作させるための各モータ43,5
1,62,19,18,22,63,52,44が接続
されている。また、各サーボアンプ43a,51a,6
2a,19a,18a,22a,63a,52a,44
aには、共通の直流母線77が接続されている。その直
流母線77には、回生ブレーキユニット78と回生抵抗
Rと電力蓄積ユニット79とが接続されている。
19a,18a,22a,63a,52a,44aに
は、ワイヤソーを動作させるための各モータ43,5
1,62,19,18,22,63,52,44が接続
されている。また、各サーボアンプ43a,51a,6
2a,19a,18a,22a,63a,52a,44
aには、共通の直流母線77が接続されている。その直
流母線77には、回生ブレーキユニット78と回生抵抗
Rと電力蓄積ユニット79とが接続されている。
【0026】次に、前記各装置等の機能について説明す
る。主MCB71に過電流が流れると、電磁力によって
瞬時に主MCB71内の接点(図示略)が開かれ、電源
供給装置70全体の保護が行われる。a接点72a,7
5aは、電源供給装置70の回路の開閉を行う。各MC
B43c,51c,19c,18c,22c,52c,
44cに過電流が流れると、電磁力によって瞬時に接点
(図示略)が開かれ、各モータ43,51,19,1
8,22,52,44の保護が行われる。各交流リアク
トル(ACL)43b,51b,19b,18b,22
b,52b,44bは、各モータ43,51,19,1
8,22,52,44の力率を改善するためのものであ
る。
る。主MCB71に過電流が流れると、電磁力によって
瞬時に主MCB71内の接点(図示略)が開かれ、電源
供給装置70全体の保護が行われる。a接点72a,7
5aは、電源供給装置70の回路の開閉を行う。各MC
B43c,51c,19c,18c,22c,52c,
44cに過電流が流れると、電磁力によって瞬時に接点
(図示略)が開かれ、各モータ43,51,19,1
8,22,52,44の保護が行われる。各交流リアク
トル(ACL)43b,51b,19b,18b,22
b,52b,44bは、各モータ43,51,19,1
8,22,52,44の力率を改善するためのものであ
る。
【0027】MCB73に過電流が流れると、電磁力に
よって瞬時に接点(図示略)が開かれ、UPS74の保
護が行われる。UPS74は停電時に各サーボアンプ4
3a,51a,62a,19a,18a,22a,63
a,52a,44aの演算処理部80の制御電源に電力
を供給するとともに、図4に示す制御部76へ停電検出
信号を送出する。制御部76は、停電検出信号を受け取
ると、すぐに各サーボアンプ43a,51a,62a,
19a,18a,22a,63a,52a,44aの演
算処理部80に対し、各モータ各モータ43,51,6
2,19,18,22,63,52,44の停止指令を
送出する等の制御を行う。ここで、制御部76の制御と
は、各モータ43,51,19,18,22,52,4
4間の同期をとること等を含む。
よって瞬時に接点(図示略)が開かれ、UPS74の保
護が行われる。UPS74は停電時に各サーボアンプ4
3a,51a,62a,19a,18a,22a,63
a,52a,44aの演算処理部80の制御電源に電力
を供給するとともに、図4に示す制御部76へ停電検出
信号を送出する。制御部76は、停電検出信号を受け取
ると、すぐに各サーボアンプ43a,51a,62a,
19a,18a,22a,63a,52a,44aの演
算処理部80に対し、各モータ各モータ43,51,6
2,19,18,22,63,52,44の停止指令を
送出する等の制御を行う。ここで、制御部76の制御と
は、各モータ43,51,19,18,22,52,4
4間の同期をとること等を含む。
【0028】回生ブレーキユニット78は各モータ4
3,51,19,18,22,52,44の回生制動を
行う。回生抵抗Rは回生ブレーキユニット78によっ
て、回生制動を行った際に発生する余剰の回生電力を熱
として消費させる。
3,51,19,18,22,52,44の回生制動を
行う。回生抵抗Rは回生ブレーキユニット78によっ
て、回生制動を行った際に発生する余剰の回生電力を熱
として消費させる。
【0029】次に、各サーボアンプ、回生ブレーキユニ
ット78、回生抵抗R及び電力蓄積ユニット79の詳細
について図4を用いて説明をする。なお、図4には各サ
ーボアンプの代表として1つのサーボアンプ18a、回
生ブレーキユニット78、回生抵抗R及び電力蓄積ユニ
ット79を示している。
ット78、回生抵抗R及び電力蓄積ユニット79の詳細
について図4を用いて説明をする。なお、図4には各サ
ーボアンプの代表として1つのサーボアンプ18a、回
生ブレーキユニット78、回生抵抗R及び電力蓄積ユニ
ット79を示している。
【0030】図4に示すように、サーボアンプ18a
は、制御部76からの制御信号に基づいて、走行用モー
タ18を制御する。サーボアンプ18aは演算処理部8
0、コンバータ部81、インバータ部82及びコンデン
サCから構成されている。演算処理部80は制御部76
からの制御信号に基づいて、走行用モータ18を制御す
るための演算処理を行う。コンバータ部81は三相交流
200Vの電圧を直流電圧に変換する。インバータ部8
2はコンバータ部81からの直流電圧を三相電圧に変換
する。コンデンサCはコンバータ部81によって変換さ
れた直流電圧を平滑するとともに、その直流電圧を電荷
として蓄積する。なお、ここで直流電圧とは直流電圧に
交流電圧が重畳された脈流電圧を含むものとする。ま
た、サーボアンプ18aは直流母線77を介して他のサ
ーボアンプに直流電力を供給する。
は、制御部76からの制御信号に基づいて、走行用モー
タ18を制御する。サーボアンプ18aは演算処理部8
0、コンバータ部81、インバータ部82及びコンデン
サCから構成されている。演算処理部80は制御部76
からの制御信号に基づいて、走行用モータ18を制御す
るための演算処理を行う。コンバータ部81は三相交流
200Vの電圧を直流電圧に変換する。インバータ部8
2はコンバータ部81からの直流電圧を三相電圧に変換
する。コンデンサCはコンバータ部81によって変換さ
れた直流電圧を平滑するとともに、その直流電圧を電荷
として蓄積する。なお、ここで直流電圧とは直流電圧に
交流電圧が重畳された脈流電圧を含むものとする。ま
た、サーボアンプ18aは直流母線77を介して他のサ
ーボアンプに直流電力を供給する。
【0031】回生ブレーキユニット78は、抵抗R2〜
R6、サーマルリレーTHR、トランジスタTr、オペ
アンプOP及び定電圧電源83から構成されている。抵
抗R2,R3は、定電圧電源83の入力電圧を分圧して
いる。抵抗R4,R5は、抵抗R2で分圧された電圧を
さらに分圧してオペアンプOPの非反転入力端子に入力
させている。すなわち、抵抗R4,R5はオペアンプO
Pの計測対象電圧である。
R6、サーマルリレーTHR、トランジスタTr、オペ
アンプOP及び定電圧電源83から構成されている。抵
抗R2,R3は、定電圧電源83の入力電圧を分圧して
いる。抵抗R4,R5は、抵抗R2で分圧された電圧を
さらに分圧してオペアンプOPの非反転入力端子に入力
させている。すなわち、抵抗R4,R5はオペアンプO
Pの計測対象電圧である。
【0032】そして、定電圧電源83からの出力電圧を
可変抵抗である抵抗R6によって分圧して、これを基準
電圧としてオペアンプOPの反転入力端子に入力させて
いる。従って、抵抗R4,R5によって分圧された電圧
が抵抗R6の基準電圧値より高くなると、オペアンプO
Pの出力端子が「H(High)」となり、トランジスタT
rが「ON」状態になり、回生抵抗Rが働く。その結
果、P−N間の直流電圧が回生抵抗Rによって消費され
る。
可変抵抗である抵抗R6によって分圧して、これを基準
電圧としてオペアンプOPの反転入力端子に入力させて
いる。従って、抵抗R4,R5によって分圧された電圧
が抵抗R6の基準電圧値より高くなると、オペアンプO
Pの出力端子が「H(High)」となり、トランジスタT
rが「ON」状態になり、回生抵抗Rが働く。その結
果、P−N間の直流電圧が回生抵抗Rによって消費され
る。
【0033】一方、抵抗R6によって分圧された定電圧
電源の出力電圧が基準電圧値以下の場合には、オペアン
プOPの出力端子が「L(Low)」となり、トランジス
タTrが「OFF」になる。その結果、P−N間の直流
電圧は回生抵抗Rに流れることはない。
電源の出力電圧が基準電圧値以下の場合には、オペアン
プOPの出力端子が「L(Low)」となり、トランジス
タTrが「OFF」になる。その結果、P−N間の直流
電圧は回生抵抗Rに流れることはない。
【0034】サーマルリレーTHRは、回生抵抗Rが所
定値以上に温度上昇したことを検知して、回生抵抗Rの
回路を開放するとともに、温度上昇した旨を制御部76
に送出する。
定値以上に温度上昇したことを検知して、回生抵抗Rの
回路を開放するとともに、温度上昇した旨を制御部76
に送出する。
【0035】電力蓄積ユニット79はダイオードD1、
抵抗R1及びコンデンサC1から構成されている。抵抗
R1はコンデンサC1に電荷を蓄積する電流を制限する
ためのものである。ダイオードD1はコンデンサC1に
蓄積された電荷を電流としてP−N間に送出する際、蓄
積された電荷が抵抗R1で消費されないようにするため
ものである。
抵抗R1及びコンデンサC1から構成されている。抵抗
R1はコンデンサC1に電荷を蓄積する電流を制限する
ためのものである。ダイオードD1はコンデンサC1に
蓄積された電荷を電流としてP−N間に送出する際、蓄
積された電荷が抵抗R1で消費されないようにするため
ものである。
【0036】次に、このように構成された電力供給装置
70において、ワーク21を切削する場合の動作につい
て説明する。ワーク支持機構20の降下に伴って、ワー
ク21がワイヤ17に接触してワーク21の切削が開始
される。このとき、ワイヤ17は走行用モータ18,1
9によって、正回転及び逆回転し、全体として歩進的に
前進する。すなわち、ワイヤ17は走行用モータ18,
19によって一定量前進(正回転)した後、一定量後退
(逆回転)する。この反転の際に、走行用モータ18,
19の減速、加速が行われる。その結果、各走行用モー
タ18,19が減速しているとき、走行用モータ18,
19は発電機となり、発生した電力(回生電力)がサー
ボアンプ18a,19aに供給される。この回生電力が
は直流母線77を介して、他のモータ、例えば張力付与
モータ62,63や特に定格出力の小さいトラバース用
モータ51,52等のサーボアンプ51a,52aに供
給される。
70において、ワーク21を切削する場合の動作につい
て説明する。ワーク支持機構20の降下に伴って、ワー
ク21がワイヤ17に接触してワーク21の切削が開始
される。このとき、ワイヤ17は走行用モータ18,1
9によって、正回転及び逆回転し、全体として歩進的に
前進する。すなわち、ワイヤ17は走行用モータ18,
19によって一定量前進(正回転)した後、一定量後退
(逆回転)する。この反転の際に、走行用モータ18,
19の減速、加速が行われる。その結果、各走行用モー
タ18,19が減速しているとき、走行用モータ18,
19は発電機となり、発生した電力(回生電力)がサー
ボアンプ18a,19aに供給される。この回生電力が
は直流母線77を介して、他のモータ、例えば張力付与
モータ62,63や特に定格出力の小さいトラバース用
モータ51,52等のサーボアンプ51a,52aに供
給される。
【0037】このとき、回生ブレーキユニット78のP
−N間の直流電圧が所定値(例えば253V*2**1
/2≒360V)以上になる場合は、オペアンプOPの
出力端子が「H」となり、トランジスタTrが「ON」
となり、余剰の回生電力を回生抵抗Rにて消費させる。
なお、ここで*は積を示し、**はべき乗を示してい
る。
−N間の直流電圧が所定値(例えば253V*2**1
/2≒360V)以上になる場合は、オペアンプOPの
出力端子が「H」となり、トランジスタTrが「ON」
となり、余剰の回生電力を回生抵抗Rにて消費させる。
なお、ここで*は積を示し、**はべき乗を示してい
る。
【0038】一方、直流電圧が所定値(360V)以下
の場合は、オペアンプOPの出力端子が「L(Low)」
となり、トランジスタTrが「OFF」になる。その結
果、P−N間の直流電圧は回生抵抗Rに流れることはな
く、回生電力のすべてがトラバース用モータ51,52
や張力付与モータ62,63等によって消費される。
の場合は、オペアンプOPの出力端子が「L(Low)」
となり、トランジスタTrが「OFF」になる。その結
果、P−N間の直流電圧は回生抵抗Rに流れることはな
く、回生電力のすべてがトラバース用モータ51,52
や張力付与モータ62,63等によって消費される。
【0039】すなわち、張力付与モータ62,63はワ
イヤ17の進行方向(正回転及び逆回転)とは、無関係
に常にワイヤ17に張力を付与させる。ところが、張力
付与モータ62,63及びワーク昇降用モータ22を除
く他のリール回転用モータ43,44及びトラバース用
モータ51,52の回転動作は、走行用モータ18,1
9と同期している。換言すれば、走行用モータ18,1
9が正回転から逆回転した場合、リール回転用モータ4
3,44及びトラバース用モータ51,52も走行用モ
ータ18,19の回転方向と同方向に回転しなければ、
ワイヤ17が切れたり、両リール41,42の正規の位
置に巻き取られなくなったりする。
イヤ17の進行方向(正回転及び逆回転)とは、無関係
に常にワイヤ17に張力を付与させる。ところが、張力
付与モータ62,63及びワーク昇降用モータ22を除
く他のリール回転用モータ43,44及びトラバース用
モータ51,52の回転動作は、走行用モータ18,1
9と同期している。換言すれば、走行用モータ18,1
9が正回転から逆回転した場合、リール回転用モータ4
3,44及びトラバース用モータ51,52も走行用モ
ータ18,19の回転方向と同方向に回転しなければ、
ワイヤ17が切れたり、両リール41,42の正規の位
置に巻き取られなくなったりする。
【0040】また、ワーク昇降用モータ22はワーク2
1を支持するとともに、ワイヤ17に対して一定の速度
でワーク21を下降させており、一般的に張力付与モー
タ62,63と同様に走行用モータ18,19よりも小
さい定格出力のモータが用いられる。従って、定格出力
の大きな走行用モータ18,19から回生電力を得て、
定格出力の小さいトラバース用モータ51,52や張力
付与モータ62,63やワーク昇降用モータ22等に供
給して省エネルギー化を図っている訳である。
1を支持するとともに、ワイヤ17に対して一定の速度
でワーク21を下降させており、一般的に張力付与モー
タ62,63と同様に走行用モータ18,19よりも小
さい定格出力のモータが用いられる。従って、定格出力
の大きな走行用モータ18,19から回生電力を得て、
定格出力の小さいトラバース用モータ51,52や張力
付与モータ62,63やワーク昇降用モータ22等に供
給して省エネルギー化を図っている訳である。
【0041】次に、ワイヤソーの動作中に停電が発生し
た場合について説明する。ワイヤソーの動作中に停電が
発生すると、各モータ43,51,62,19,18,
22,63,52,44に対する三相交流200Vの供
給が停止される。
た場合について説明する。ワイヤソーの動作中に停電が
発生すると、各モータ43,51,62,19,18,
22,63,52,44に対する三相交流200Vの供
給が停止される。
【0042】ところが、停電発生により、UPS74か
ら制御部76へ停電検出信号が送出されるが、制御部7
6が短時間に、この信号を検出できないことがあるた
め、各モータ43,51,62,19,18,22,6
3,52,44の演算処理部80へ停止指令が送出され
るまでには、所定時間(例えば15msec)がかかる。
ら制御部76へ停電検出信号が送出されるが、制御部7
6が短時間に、この信号を検出できないことがあるた
め、各モータ43,51,62,19,18,22,6
3,52,44の演算処理部80へ停止指令が送出され
るまでには、所定時間(例えば15msec)がかかる。
【0043】従って、この所定時間、各モータ43,5
1,62,19,18,22,63,52,44に対し
ては電力が供給されないことになる。このため、各モー
タ43,51,62,19,18,22,63,52,
44は、自身の慣性力で回転し続けようとする。その結
果、ワイヤ17が切れたり、緩んだりするおそれが発生
する。
1,62,19,18,22,63,52,44に対し
ては電力が供給されないことになる。このため、各モー
タ43,51,62,19,18,22,63,52,
44は、自身の慣性力で回転し続けようとする。その結
果、ワイヤ17が切れたり、緩んだりするおそれが発生
する。
【0044】これを防止するために、停電発生前までに
各コンデンサCに蓄積された電荷としての直流電圧をイ
ンバータ部82で三相交流に変換して各モータ43,5
1,62,19,18,22,63,52,44に電力
を供給して、停止指令による減速開始までの時間をかせ
いでいる。また、コンデンサCに蓄積された電荷だけの
電力では足りない場合のために、本実施形態では、回生
ブレーキユニット78のP−N間に電力蓄積ユニット7
9を追加している。すなわち、停電発生前までに抵抗R
1を介してコンデンサC1に蓄積された電荷をダイオー
ドD1を介してP−N間に直流電圧として供給する。P
−N間に供給された直流電圧は、共通の直流母線77を
介して各サーボアンプ43a,51a,62a,19
a,18a,22a,63a,52a,44aに供給さ
れる。
各コンデンサCに蓄積された電荷としての直流電圧をイ
ンバータ部82で三相交流に変換して各モータ43,5
1,62,19,18,22,63,52,44に電力
を供給して、停止指令による減速開始までの時間をかせ
いでいる。また、コンデンサCに蓄積された電荷だけの
電力では足りない場合のために、本実施形態では、回生
ブレーキユニット78のP−N間に電力蓄積ユニット7
9を追加している。すなわち、停電発生前までに抵抗R
1を介してコンデンサC1に蓄積された電荷をダイオー
ドD1を介してP−N間に直流電圧として供給する。P
−N間に供給された直流電圧は、共通の直流母線77を
介して各サーボアンプ43a,51a,62a,19
a,18a,22a,63a,52a,44aに供給さ
れる。
【0045】そして、供給された直流電圧は、各サーボ
アンプ43a,51a,62a,19a,18a,22
a,63a,52a,44aのインバータ82によっ
て、三相交流に変換されて各モータ43,51,62,
19,18,22,63,52,44に供給される。
アンプ43a,51a,62a,19a,18a,22
a,63a,52a,44aのインバータ82によっ
て、三相交流に変換されて各モータ43,51,62,
19,18,22,63,52,44に供給される。
【0046】そして、制御部76が停電検出信号を検出
し、各モータ43,51,62,19,18,22,6
3,52,44の演算処理部80へ停止指令が送出され
ると、各モータ43,51,62,19,18,22,
63,52,44は、それぞれ減速を開始する。減速が
開始されると、発生する回生電力により、各モータ4
3,51,62,19,18,22,63,52,44
に対し、前述と同様に、直流母線77を介して電力の授
受が行われ、回生電流の発生しない張力付与モータ6
2,63等に電力が供給される。よって、各モータ4
3,51,19,18,22,52,44の減速が確実
に行われ、正常に停止させることができる。
し、各モータ43,51,62,19,18,22,6
3,52,44の演算処理部80へ停止指令が送出され
ると、各モータ43,51,62,19,18,22,
63,52,44は、それぞれ減速を開始する。減速が
開始されると、発生する回生電力により、各モータ4
3,51,62,19,18,22,63,52,44
に対し、前述と同様に、直流母線77を介して電力の授
受が行われ、回生電流の発生しない張力付与モータ6
2,63等に電力が供給される。よって、各モータ4
3,51,19,18,22,52,44の減速が確実
に行われ、正常に停止させることができる。
【0047】以上、詳述したように本実施形態によれ
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 ・定格出力の小さいワーク昇降用モータ22、トラバー
ス用モータ51,52及び張力付与モータ62,63
は、定格出力の大きな走行用モータ18,19からの回
生電力によって駆動されている。このため、本来張力付
与モータ62,63に供給すべき電力は消費されること
がない。従って、電力供給装置70から各モータ43,
51,62,19,18,22,63,52,44に供
給する電力の省エネルギー化を図ることができるととも
に、回生電力を有効利用することができる。故に、ワイ
ヤソー全体としても省エネルギー化を図ることができ
る。
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 ・定格出力の小さいワーク昇降用モータ22、トラバー
ス用モータ51,52及び張力付与モータ62,63
は、定格出力の大きな走行用モータ18,19からの回
生電力によって駆動されている。このため、本来張力付
与モータ62,63に供給すべき電力は消費されること
がない。従って、電力供給装置70から各モータ43,
51,62,19,18,22,63,52,44に供
給する電力の省エネルギー化を図ることができるととも
に、回生電力を有効利用することができる。故に、ワイ
ヤソー全体としても省エネルギー化を図ることができ
る。
【0048】・各サーボアンプ43a,51a,62
a,19a,18a,22a,63a,52a,44a
の演算処理部80と制御部76とにのみ、UPS74を
介した制御用の電力が供給されている。このため、停電
が発生した場合であっても、各サーボアンプ43a,5
1a,62a,19a,18a,22a,63a,52
a,44aと制御部76とが動作不能に陥ることはな
く、UPS74を小型化することができる。
a,19a,18a,22a,63a,52a,44a
の演算処理部80と制御部76とにのみ、UPS74を
介した制御用の電力が供給されている。このため、停電
が発生した場合であっても、各サーボアンプ43a,5
1a,62a,19a,18a,22a,63a,52
a,44aと制御部76とが動作不能に陥ることはな
く、UPS74を小型化することができる。
【0049】・回生ブレーキユニット78により、各モ
ータ43,51,62,19,18,22,63,5
2,44をより素早く停止させることができるととも
に、余剰に発生した回生電力を回生抵抗Rで消費させる
ことができる。また、回生ブレーキユニット78には、
回生抵抗Rの温度上昇を監視するサーマルリレーTHR
が備えられているため、回生抵抗Rが所定値以上に温度
上昇しても、サーマルリレーTHRにより回路が開放さ
れるともに、温度上昇した旨が制御部76に送出され
る。このため、必要以上に回生電力が発生した場合であ
っても、回生抵抗Rを保護することができるとともに、
その旨を制御部76に表示させることができる。
ータ43,51,62,19,18,22,63,5
2,44をより素早く停止させることができるととも
に、余剰に発生した回生電力を回生抵抗Rで消費させる
ことができる。また、回生ブレーキユニット78には、
回生抵抗Rの温度上昇を監視するサーマルリレーTHR
が備えられているため、回生抵抗Rが所定値以上に温度
上昇しても、サーマルリレーTHRにより回路が開放さ
れるともに、温度上昇した旨が制御部76に送出され
る。このため、必要以上に回生電力が発生した場合であ
っても、回生抵抗Rを保護することができるとともに、
その旨を制御部76に表示させることができる。
【0050】・各サーボアンプ43a,51a,62
a,19a,18a,22a,63a,52a,44a
は、共通の直流母線77を介して相互に接続されている
ため、走行用モータ18,19以外の各モータ43,5
1,52,44間で回生電力の授受が行われ、回生電力
の発生しない張力付与モータ62,63等に対しても電
力を供給することができる。
a,19a,18a,22a,63a,52a,44a
は、共通の直流母線77を介して相互に接続されている
ため、走行用モータ18,19以外の各モータ43,5
1,52,44間で回生電力の授受が行われ、回生電力
の発生しない張力付与モータ62,63等に対しても電
力を供給することができる。
【0051】・停電発生後、各モータが減速開始される
までの所定時間(例えば15msec)、コンデンサC及び
コンデンサC1に蓄積された電荷によって各モータを回
転させることができる。減速が開始されると、各モータ
43,51,62,19,18,22,63,52,4
4から発生する回生電力によって駆動されるため、減速
動作を最後まで確実に行うことができる。このため、停
電が発生した場合であってもワイヤ17が切れたり、緩
んだりすることなく、安全に各モータ43,51,6
2,19,18,22,63,52,44を停止させる
ことができる。従って、UPS74は、各サーボアンプ
43a,51a,62a,19a,18a,22a,6
3a,52a,44aの演算処理部80と制御部76と
に、制御用の電力を供給するのみでよく、大型のUPS
は不必要である。よって、UPS74を小型化でき、安
価に構成できる。
までの所定時間(例えば15msec)、コンデンサC及び
コンデンサC1に蓄積された電荷によって各モータを回
転させることができる。減速が開始されると、各モータ
43,51,62,19,18,22,63,52,4
4から発生する回生電力によって駆動されるため、減速
動作を最後まで確実に行うことができる。このため、停
電が発生した場合であってもワイヤ17が切れたり、緩
んだりすることなく、安全に各モータ43,51,6
2,19,18,22,63,52,44を停止させる
ことができる。従って、UPS74は、各サーボアンプ
43a,51a,62a,19a,18a,22a,6
3a,52a,44aの演算処理部80と制御部76と
に、制御用の電力を供給するのみでよく、大型のUPS
は不必要である。よって、UPS74を小型化でき、安
価に構成できる。
【0052】なお、前記実施形態は次のように変更して
具体化することも可能である。 ・力率改善用の交流リアクトルは、直流リアクトルで代
用しても良い。 ・張力付与モータ62,63にも、他のモータと同様に
三相交流を供給するように構成しても良い。このように
構成しても、走行用モータ18,19の回生電力は張力
付与モータ62,63に供給される。すなわち、張力付
与モータ62,63の定格出力は、走行用モータ18,
19の定格出力に対して小さいため、回生電力も小さ
い。従って、走行用モータ18,19は、張力付与モー
タ62,63に対して、回生電力を供給することができ
る。
具体化することも可能である。 ・力率改善用の交流リアクトルは、直流リアクトルで代
用しても良い。 ・張力付与モータ62,63にも、他のモータと同様に
三相交流を供給するように構成しても良い。このように
構成しても、走行用モータ18,19の回生電力は張力
付与モータ62,63に供給される。すなわち、張力付
与モータ62,63の定格出力は、走行用モータ18,
19の定格出力に対して小さいため、回生電力も小さ
い。従って、走行用モータ18,19は、張力付与モー
タ62,63に対して、回生電力を供給することができ
る。
【0053】・サーボアンプに比較的容量の大きいコン
デンサCを用いることにより、電力蓄積ユニット79を
省略すること。さらに、本実施形態から把握される請求
項以外の技術的思想について、その効果とともに以下に
記載する。
デンサCを用いることにより、電力蓄積ユニット79を
省略すること。さらに、本実施形態から把握される請求
項以外の技術的思想について、その効果とともに以下に
記載する。
【0054】・請求項6に記載のワイヤソーの電力供給
装置において、回生制動手段は、電力消費手段を保護す
る機能を備えるとともに、制御手段に保護機能が動作し
た旨の信号が送出されるワイヤソーの電力供給装置。
装置において、回生制動手段は、電力消費手段を保護す
る機能を備えるとともに、制御手段に保護機能が動作し
た旨の信号が送出されるワイヤソーの電力供給装置。
【0055】このように構成すれば、電力消費手段を確
実に保護することができるとともに、制御手段にも保護
機能が動作した旨が知らさせる。従って、制御手段にそ
の旨を表示させることができる。
実に保護することができるとともに、制御手段にも保護
機能が動作した旨が知らさせる。従って、制御手段にそ
の旨を表示させることができる。
【0056】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、モータの回転方向が変化したときに発生する
回生電力を制御手段に接続されている母線を介して供給
することができる。従って、モータの消費電力量を抑制
することができる。
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、モータの回転方向が変化したときに発生する
回生電力を制御手段に接続されている母線を介して供給
することができる。従って、モータの消費電力量を抑制
することができる。
【0057】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、平滑手段は、コンバータ
部で変換された直流を平滑するとともに、停電発生時に
は双方向モータが回生電力を発生するまでの間、モータ
に電力を供給する。従って、ワイヤが切れたり、緩んだ
りすることなく、モータを安全に停止させることができ
る。
に記載の発明の効果に加えて、平滑手段は、コンバータ
部で変換された直流を平滑するとともに、停電発生時に
は双方向モータが回生電力を発生するまでの間、モータ
に電力を供給する。従って、ワイヤが切れたり、緩んだ
りすることなく、モータを安全に停止させることができ
る。
【0058】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または請求項2に記載の発明の効果に加えて、回生電力
を無駄に消費させることなく、有効利用することができ
る。請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の
発明の効果に加えて、定格出力の大きいモータの回生電
力を定格出力の小さなモータの駆動電力として確実に供
給することができる。
または請求項2に記載の発明の効果に加えて、回生電力
を無駄に消費させることなく、有効利用することができ
る。請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の
発明の効果に加えて、定格出力の大きいモータの回生電
力を定格出力の小さなモータの駆動電力として確実に供
給することができる。
【0059】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項4のいずれか1項に記載の発明の効果に加え
て、制御手段には電力供給手段を介した電力が常に供給
される。このため、停電が発生した場合であっても、制
御手段が動作不能に陥ることがなく、電力供給手段を小
型化することができる。
〜請求項4のいずれか1項に記載の発明の効果に加え
て、制御手段には電力供給手段を介した電力が常に供給
される。このため、停電が発生した場合であっても、制
御手段が動作不能に陥ることがなく、電力供給手段を小
型化することができる。
【0060】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項5のいずれか1項に記載の発明の効果に加え
て、回生制動手段によってより素早くモータを停止させ
ることができるとともに、余剰の回生電力が電力消費手
段によって消費することができる。また、電力蓄積手段
に蓄積された電力をモータに供給することができる。
〜請求項5のいずれか1項に記載の発明の効果に加え
て、回生制動手段によってより素早くモータを停止させ
ることができるとともに、余剰の回生電力が電力消費手
段によって消費することができる。また、電力蓄積手段
に蓄積された電力をモータに供給することができる。
【0061】請求項7に記載の発明によれば、回転方向
が変化するときに発生する回生電力を直流母線を介して
張力付与モータに供給することができる。請求項8に記
載の発明によれば、回転方向が変化するときに発生する
回生電力を直流母線を介してトラバース用モータに供給
することができる。
が変化するときに発生する回生電力を直流母線を介して
張力付与モータに供給することができる。請求項8に記
載の発明によれば、回転方向が変化するときに発生する
回生電力を直流母線を介してトラバース用モータに供給
することができる。
【図1】一実施形態を示すワイヤソーの正面図。
【図2】同じく、そのワイヤソーの平面図。
【図3】同じく、電源供給装置を示すブロック図。
【図4】同じく、回生ブレーキユニットと電力蓄積ユニ
ットとを示す説明図。
ットとを示す説明図。
13,14…加工用ローラとしての加工用駆動ローラ、
15,16…加工用ローラとしての加工用被動ローラ、
17…ワイヤ、18,19…走行用モータ、22…ワー
ク昇降用モータ、41…リールとしての繰出しリール、
42…リールとしての巻取りリール、43,44…リー
ル回転用モータ、51,52…トラバース用モータ、6
2,63…張力付与モータ、18a,19a,22a,
43a,44a,51a,52a,62a,63a…制
御手段を構成するサーボアンプ、74…電力供給手段と
しての無停電電源装置(UPS)、76…制御手段を構
成する制御部、78…回生制動手段としての回生ブレー
キユニット、77…直流母線、81…コンバータ部、8
2…インバータ部、C…平滑手段としてのコンデンサ、
C1…電力蓄積手段としてのコンデンサ、R…電力消費
手段としての回生抵抗。
15,16…加工用ローラとしての加工用被動ローラ、
17…ワイヤ、18,19…走行用モータ、22…ワー
ク昇降用モータ、41…リールとしての繰出しリール、
42…リールとしての巻取りリール、43,44…リー
ル回転用モータ、51,52…トラバース用モータ、6
2,63…張力付与モータ、18a,19a,22a,
43a,44a,51a,52a,62a,63a…制
御手段を構成するサーボアンプ、74…電力供給手段と
しての無停電電源装置(UPS)、76…制御手段を構
成する制御部、78…回生制動手段としての回生ブレー
キユニット、77…直流母線、81…コンバータ部、8
2…インバータ部、C…平滑手段としてのコンデンサ、
C1…電力蓄積手段としてのコンデンサ、R…電力消費
手段としての回生抵抗。
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の加工用ローラ間に所定ピッチで巻
回されたワイヤを正回転及び逆回転方向に往復走行させ
ながら、そのワイヤ上に遊離砥粒を含むスラリを供給
し、ワイヤに対しワークを接触させて、切削を施すワイ
ヤソーの電力供給装置において、 ワークを切削するための複数のモータと、 各モータを制御する複数のサーボアンプと、 この複数のサーボアンプ間を接続する共通の直流母線と
を備え、 各サーボアンプは、共通の直流母線を介して他のサーボ
アンプに直流電力を供給するワイヤソーの電力供給装
置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のワイヤソーの電力供給
装置において、 前記サーボアンプは、三相交流を直流に変換するための
コンバータ部と、 コンバータ部で変換された直流電圧を平滑し、且つ蓄積
するための平滑手段と、 平滑手段で平滑された直流を三相交流に変換するインバ
ータ部とから構成されるワイヤソーの電力供給装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のワイヤ
ソーの電力供給装置において、 前記複数のモータは、減速時に回生電力を発生するモー
タと、その回生電力で駆動されるモータとを含むワイヤ
ソーの電力供給装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載のワイヤソーの電力供給
装置において、 異なる定格出力のモータを備えたワイヤソーの電力供給
装置。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記
載のワイヤソーの電力供給装置において、 前記複数のサーボアンプが接続され、各モータの回転を
制御するための制御手段と、 停電時に、前記制御手段に停電検出信号を送出するとと
もに、各サーボアンプへ制御用の電力を供給する電力供
給手段を備えたワイヤソーの電力供給装置。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記
載のワイヤソーの電力供給装置において、 前記共通の直流母線にそれぞれ接続され、モータの回生
制動を行う回生制動手段と、 余剰の回生電力を消費する電力消費手段と、 モータの減速時に発生する回生電力を蓄積する電力蓄積
手段とを備えたワイヤソーの電力供給装置。 - 【請求項7】 一対のワイヤを有するリールを正回転及
び逆回転させるリール回転用モータと、 ワイヤをリールに対して上下動させるトラバース用モー
タと、 ワイヤを走行させる加工用ローラを正回転及び逆回転さ
せる走行用モータと、 ワイヤにワークを接触させるワーク昇降用モータと、 ワイヤに張力を付与させる張力付与モータと、 各モータを制御する複数のサーボアンプと、 この複数のサーボアンプ間を接続する共通の直流母線と
を備え、 リール回転用モータまたは走行用モータの減速時に発生
する回生電力を前記直流母線を介して少なくとも張力付
与モータに供給するワイヤソーの電力供給装置。 - 【請求項8】 一対のワイヤを有するリールを正回転及
び逆回転させるリール回転用モータと、 ワイヤをリールに対して上下動させるトラバース用モー
タと、 ワイヤを走行させる加工用ローラを正回転及び逆回転さ
せる走行用モータと、 ワイヤにワークを接触させるワーク昇降用モータと、 ワイヤに張力を付与させる張力付与モータと、 各モータを制御する複数のサーボアンプと、 この複数のサーボアンプ間を接続する共通の直流母線と
を備え、 リール回転用モータまたは走行用モータの減速時に発生
する回生電力を前記直流母線を介して少なくともトラバ
ース用モータに供給するワイヤソーの電力供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16888697A JPH1110637A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | ワイヤソーの電力供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16888697A JPH1110637A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | ワイヤソーの電力供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1110637A true JPH1110637A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15876397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16888697A Pending JPH1110637A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | ワイヤソーの電力供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1110637A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009202275A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Shigiya Machinery Works Ltd | 工作機械 |
| JP2009261161A (ja) * | 2008-04-18 | 2009-11-05 | Kyoto Denkiki Kk | 瞬時電圧低下保護装置 |
| JP2011218520A (ja) * | 2010-04-14 | 2011-11-04 | Toyo Advanced Technologies Co Ltd | ワイヤソーの電力供給装置 |
| JP2020127357A (ja) * | 2012-05-29 | 2020-08-20 | 三菱電機株式会社 | 充放電装置及び電源切替システム |
-
1997
- 1997-06-25 JP JP16888697A patent/JPH1110637A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009202275A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Shigiya Machinery Works Ltd | 工作機械 |
| JP2009261161A (ja) * | 2008-04-18 | 2009-11-05 | Kyoto Denkiki Kk | 瞬時電圧低下保護装置 |
| JP2011218520A (ja) * | 2010-04-14 | 2011-11-04 | Toyo Advanced Technologies Co Ltd | ワイヤソーの電力供給装置 |
| JP2020127357A (ja) * | 2012-05-29 | 2020-08-20 | 三菱電機株式会社 | 充放電装置及び電源切替システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040928 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050208 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |