JPH11107049A - ポリエステル系熱接着性複合繊維 - Google Patents
ポリエステル系熱接着性複合繊維Info
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- JPH11107049A JPH11107049A JP26953497A JP26953497A JPH11107049A JP H11107049 A JPH11107049 A JP H11107049A JP 26953497 A JP26953497 A JP 26953497A JP 26953497 A JP26953497 A JP 26953497A JP H11107049 A JPH11107049 A JP H11107049A
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- aliphatic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 良好な弾性性能を呈し、瞬間反発弾性、耐久
性に優れ、永久圧縮歪が抑制された不織布やクッション
を構成する熱接着性複合繊維を提供する。 【解決手段】 融点が220℃以上の熱可塑性ポリエス
テル成分と、融点が160〜200℃のポリエステルエ
ステルブロック共重合体成分とからなる複合繊維であっ
て、溶融紡糸温度下、剪断速度103 sec-1における
熱可塑性ポリエステル成分の溶融粘度(MV1)とポリ
エステルエステルブロック共重合体成分の溶融粘度(M
V2)の比MV2/MV1≧0.8であり、MV1≧1
500(ポイズ)を満足し、かつ、該ポリエステルエス
テルブロック共重合体成分が繊維表面の50%以上を占
めることを特徴とするポリエステル系熱接着性複合繊
維。
性に優れ、永久圧縮歪が抑制された不織布やクッション
を構成する熱接着性複合繊維を提供する。 【解決手段】 融点が220℃以上の熱可塑性ポリエス
テル成分と、融点が160〜200℃のポリエステルエ
ステルブロック共重合体成分とからなる複合繊維であっ
て、溶融紡糸温度下、剪断速度103 sec-1における
熱可塑性ポリエステル成分の溶融粘度(MV1)とポリ
エステルエステルブロック共重合体成分の溶融粘度(M
V2)の比MV2/MV1≧0.8であり、MV1≧1
500(ポイズ)を満足し、かつ、該ポリエステルエス
テルブロック共重合体成分が繊維表面の50%以上を占
めることを特徴とするポリエステル系熱接着性複合繊
維。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリエステル系熱接
着性複合繊維に関するものである。詳細には、熱接着性
複合繊維を使用して得られた不織布やクッションは、良
好な弾性性能を呈し、瞬間反発弾性、耐久性に優れ、永
久圧縮歪が抑制される。
着性複合繊維に関するものである。詳細には、熱接着性
複合繊維を使用して得られた不織布やクッションは、良
好な弾性性能を呈し、瞬間反発弾性、耐久性に優れ、永
久圧縮歪が抑制される。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル繊維詰綿は繊維や構造が固
定されていないため、使用中に形が崩れたり、繊維が移
動したり捲縮がへたったりして嵩や反発性が大きく低下
する問題があった。また、ポリエステル繊維を樹脂や低
い融点ポリマ−で接着した樹脂綿や固綿等では接着力が
弱い、接着部の耐久性が低く使用中に接着が破壊され形
態や反発性が大きく低下する、接着剤が固く成形される
ためクッション性の乏しいものしか得られない等の問題
点がある。また、このような問題を解決するために、低
融点のポリエ−テルエステルエラストマ−を表面に有す
るポリエステル系熱接着性複合繊維が提案されている
が、かかるエラストマ−は他の成分である熱可塑性ポリ
エステルとの溶融紡糸温度における溶融粘度差が大き
く、すなわち、該エラストマ−の溶融紡糸温度における
溶融粘度低下が大きく、熱可塑性ポリマ−との複合紡糸
が困難であり、両ポリマ−の界面で剥離が生じる問題が
あった。
定されていないため、使用中に形が崩れたり、繊維が移
動したり捲縮がへたったりして嵩や反発性が大きく低下
する問題があった。また、ポリエステル繊維を樹脂や低
い融点ポリマ−で接着した樹脂綿や固綿等では接着力が
弱い、接着部の耐久性が低く使用中に接着が破壊され形
態や反発性が大きく低下する、接着剤が固く成形される
ためクッション性の乏しいものしか得られない等の問題
点がある。また、このような問題を解決するために、低
融点のポリエ−テルエステルエラストマ−を表面に有す
るポリエステル系熱接着性複合繊維が提案されている
が、かかるエラストマ−は他の成分である熱可塑性ポリ
エステルとの溶融紡糸温度における溶融粘度差が大き
く、すなわち、該エラストマ−の溶融紡糸温度における
溶融粘度低下が大きく、熱可塑性ポリマ−との複合紡糸
が困難であり、両ポリマ−の界面で剥離が生じる問題が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題に鑑み、優れたクッション性を有し、その耐久
性、安定性に優れ、しかも通気性が高いクッション材を
簡単な工程で斑なく製造するに適したポリエステル系熱
接着性複合繊維を提供することを目的とする。
術の問題に鑑み、優れたクッション性を有し、その耐久
性、安定性に優れ、しかも通気性が高いクッション材を
簡単な工程で斑なく製造するに適したポリエステル系熱
接着性複合繊維を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成するために鋭意検討を行った結果、溶融紡糸温度
で特定の溶融粘度を有するポリエステルエステルエラス
トマ−を熱接着性成分とする熱接着性複合繊維をクッシ
ョン材に適用することにより、前記特性に優れたクッシ
ョン材が得られることを見出だした。
を達成するために鋭意検討を行った結果、溶融紡糸温度
で特定の溶融粘度を有するポリエステルエステルエラス
トマ−を熱接着性成分とする熱接着性複合繊維をクッシ
ョン材に適用することにより、前記特性に優れたクッシ
ョン材が得られることを見出だした。
【0005】すなわち、本発明は、融点が220℃以上
の熱可塑性ポリエステル成分と、融点が160〜200
℃のポリエステルエステルブロック共重合体成分とから
なる複合繊維であって、該ポリエステルエステルブロッ
ク共重合体成分の重量分率が30〜95重量%であり、
溶融紡糸温度下、剪断速度103 sec-1における熱可
塑性ポリエステル成分の溶融粘度(MV1)とポリエス
テルエステルブロック共重合体成分の溶融粘度(MV
2)の比がMV2/MV1≧0.8であり、MV1≧1
500(ポイズ)を満足し、かつ該ポリエステルエステ
ルブロック共重合体成分が繊維表面の50%以上を占め
ることを特徴とするポリエステル系熱接着性複合繊維で
ある。
の熱可塑性ポリエステル成分と、融点が160〜200
℃のポリエステルエステルブロック共重合体成分とから
なる複合繊維であって、該ポリエステルエステルブロッ
ク共重合体成分の重量分率が30〜95重量%であり、
溶融紡糸温度下、剪断速度103 sec-1における熱可
塑性ポリエステル成分の溶融粘度(MV1)とポリエス
テルエステルブロック共重合体成分の溶融粘度(MV
2)の比がMV2/MV1≧0.8であり、MV1≧1
500(ポイズ)を満足し、かつ該ポリエステルエステ
ルブロック共重合体成分が繊維表面の50%以上を占め
ることを特徴とするポリエステル系熱接着性複合繊維で
ある。
【0006】
【発明の実施形態】本発明の複合繊維の一成分を構成す
る熱可塑性ポリエステルは、融点が220℃以上であっ
て繊維形成性を有するものであればとくに限定する必要
はないが、なかでもポリエチレンテレフタレ−ト、ポリ
ブチレンテレフタレ−ト、これらに少量の第3成分を共
重合した共重合ポリエステルが好ましい。
る熱可塑性ポリエステルは、融点が220℃以上であっ
て繊維形成性を有するものであればとくに限定する必要
はないが、なかでもポリエチレンテレフタレ−ト、ポリ
ブチレンテレフタレ−ト、これらに少量の第3成分を共
重合した共重合ポリエステルが好ましい。
【0007】好ましく用いられる第3成分としては、た
とえばイソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、フタル
酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、5−ナトリウム
スルホイソフタル酸等のジカルボン酸成分、プロピレン
グリコ−ル、ジエチレングリコ−ル、ネオペンチルグリ
コ−ル、ポリエチレングリコ−ル、1,4−シクロヘキ
サンジメタノ−ル、5−ナトリウムスルホレゾルシン等
のジオ−ル成分、トリメリット酸、ピロメリット酸等の
多官能ジカルボン酸、p−オキシ安息香酸、p−オキシ
エトキシ安息香酸等のオキシカルボン酸などを挙げるこ
とができる。
とえばイソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、フタル
酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、5−ナトリウム
スルホイソフタル酸等のジカルボン酸成分、プロピレン
グリコ−ル、ジエチレングリコ−ル、ネオペンチルグリ
コ−ル、ポリエチレングリコ−ル、1,4−シクロヘキ
サンジメタノ−ル、5−ナトリウムスルホレゾルシン等
のジオ−ル成分、トリメリット酸、ピロメリット酸等の
多官能ジカルボン酸、p−オキシ安息香酸、p−オキシ
エトキシ安息香酸等のオキシカルボン酸などを挙げるこ
とができる。
【0008】また、本発明の複合繊維の他方成分を構成
するポリエステルエステルブロック共重合体は、該複合
繊維の溶融紡糸温度で、剪断速度103 sec-1におけ
る溶融粘度(MV2)がMV2≧1200(ポイズ)、
好ましくはMV2≧1500(ポイズ)を満足するブロ
ック共重合体であればよい。具体的には、(i)芳香族
ポリエステルセグメント(A)および脂肪族ポリエステ
ルセグメント(B)からなっていて、(a)芳香族ポリ
エステルセグメント(A)がジカルボン酸単位およびジ
オ−ル単位から主としてなり、該ジカルボン酸単位の7
0モル%以上が芳香族ジカルボン酸単位であって、かつ
該ジオ−ル単位の70モル%以上が炭素数2〜4の脂肪
族α,ω−ジオ−ル単位および1,4−シクロヘキサン
ジメタノ−ル単位から選ばれる少なくとも1種のジオ−
ル単位であり、(b)脂肪族ポリエステルセグメント
(B)がジカルボン酸単位およびジオ−ル単位から主と
してなる脂肪族ポリエステルセグメント(B1)および
ヒドロキシカルボン酸単位から主としてなる脂肪族ポリ
エステルセグメント(B2)の少なくとも一方からな
り、該脂肪族ポリエステルセグメント(B1)における
ジカルボン酸単位の60モル%以上が炭素数6〜14の
飽和脂肪族ジカルボン酸単位であってかつジオ−ル単位
の70モル%以上が炭素数5〜12の脂肪族ジオ−ル単
位であり、そして該脂肪族ポリエステルセグメント(B
2)におけるヒドロキシカルボン酸単位の60モル%以
上が炭素数6〜10の飽和脂肪族ヒドロキシカルボン酸
単位であり、(ii)前記芳香族ポリエステルセグメント
(A)/脂肪族ポリエステルセグメント(B)が重量比
で95/5〜30/70であり、(iii)水酸基濃度が1
0μ当量/g以下であり、そして、(iv)カルボキシル
基濃度が20μ当量/g以下であるブロック共重合体で
ある。
するポリエステルエステルブロック共重合体は、該複合
繊維の溶融紡糸温度で、剪断速度103 sec-1におけ
る溶融粘度(MV2)がMV2≧1200(ポイズ)、
好ましくはMV2≧1500(ポイズ)を満足するブロ
ック共重合体であればよい。具体的には、(i)芳香族
ポリエステルセグメント(A)および脂肪族ポリエステ
ルセグメント(B)からなっていて、(a)芳香族ポリ
エステルセグメント(A)がジカルボン酸単位およびジ
オ−ル単位から主としてなり、該ジカルボン酸単位の7
0モル%以上が芳香族ジカルボン酸単位であって、かつ
該ジオ−ル単位の70モル%以上が炭素数2〜4の脂肪
族α,ω−ジオ−ル単位および1,4−シクロヘキサン
ジメタノ−ル単位から選ばれる少なくとも1種のジオ−
ル単位であり、(b)脂肪族ポリエステルセグメント
(B)がジカルボン酸単位およびジオ−ル単位から主と
してなる脂肪族ポリエステルセグメント(B1)および
ヒドロキシカルボン酸単位から主としてなる脂肪族ポリ
エステルセグメント(B2)の少なくとも一方からな
り、該脂肪族ポリエステルセグメント(B1)における
ジカルボン酸単位の60モル%以上が炭素数6〜14の
飽和脂肪族ジカルボン酸単位であってかつジオ−ル単位
の70モル%以上が炭素数5〜12の脂肪族ジオ−ル単
位であり、そして該脂肪族ポリエステルセグメント(B
2)におけるヒドロキシカルボン酸単位の60モル%以
上が炭素数6〜10の飽和脂肪族ヒドロキシカルボン酸
単位であり、(ii)前記芳香族ポリエステルセグメント
(A)/脂肪族ポリエステルセグメント(B)が重量比
で95/5〜30/70であり、(iii)水酸基濃度が1
0μ当量/g以下であり、そして、(iv)カルボキシル
基濃度が20μ当量/g以下であるブロック共重合体で
ある。
【0009】以下、本発明に係わるポリエステルエステ
ルブロック共重合体について説明する。該共重合体を構
成する芳香族ポリエステルセグメント(A)において、
芳香族ジカルボン酸単位の割合が、芳香族ポリエステル
セグメント(A)を構成する全ジカルボン酸単位に基づ
いて70モル%未満であると、ポリエステルエステルブ
ロック共重合体の耐熱性が低下して物性の良好なポリエ
ステルエステルブロック共重合体を得ることができず、
ひいては該ポリエステルエステルブロック共重合体を一
成分とする複合繊維を満足に溶融紡糸することができに
くくなる。該ポリエステルエステルブロック共重合体の
耐熱性を良好なものとし、該共重合体を一成分とする複
合繊維を満足に溶融紡糸するためには、ジカルボン酸単
位の80モル%以上が芳香族ジカルボン酸単位であるこ
とが好ましく、90モル%以上が芳香族ジカルボン酸単
位であることがより好ましい。
ルブロック共重合体について説明する。該共重合体を構
成する芳香族ポリエステルセグメント(A)において、
芳香族ジカルボン酸単位の割合が、芳香族ポリエステル
セグメント(A)を構成する全ジカルボン酸単位に基づ
いて70モル%未満であると、ポリエステルエステルブ
ロック共重合体の耐熱性が低下して物性の良好なポリエ
ステルエステルブロック共重合体を得ることができず、
ひいては該ポリエステルエステルブロック共重合体を一
成分とする複合繊維を満足に溶融紡糸することができに
くくなる。該ポリエステルエステルブロック共重合体の
耐熱性を良好なものとし、該共重合体を一成分とする複
合繊維を満足に溶融紡糸するためには、ジカルボン酸単
位の80モル%以上が芳香族ジカルボン酸単位であるこ
とが好ましく、90モル%以上が芳香族ジカルボン酸単
位であることがより好ましい。
【0010】かかる芳香族ジカルボン酸単位としては、
分子量が400以下の芳香族ジカルボン酸に由来する芳
香族ジカルボン酸単位であればいずれでもよく、とくに
制限されるものではない。具体的にはフタル酸、テレフ
タル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ビフ
ェニルジカルボン酸、ジフェニルエ−テルジカルボン
酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェニルケト
ンジカルボン酸、スルホイソフタル酸ナトリウム等の芳
香族ジカルボン酸に由来する単位を挙げることができ
る。これらの芳香族ジカルボン酸は1種または2種以上
を併用することもできる。上述の芳香族ポリエステルセ
グメント(A)は、必要に応じて、30モル%未満、好
ましくは20モル%以下、より好ましくは10モル%以
下の他のジカルボン酸単位、たとえば1,4−シクロヘ
キサンジカルボン酸単位等の脂環式ジカルボン酸単位、
琥珀酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバ
シン酸等の脂肪族ジカルボン酸よりなる脂肪族ジカルボ
ン酸単位の1種または2種以上を併用することもでき
る。
分子量が400以下の芳香族ジカルボン酸に由来する芳
香族ジカルボン酸単位であればいずれでもよく、とくに
制限されるものではない。具体的にはフタル酸、テレフ
タル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ビフ
ェニルジカルボン酸、ジフェニルエ−テルジカルボン
酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェニルケト
ンジカルボン酸、スルホイソフタル酸ナトリウム等の芳
香族ジカルボン酸に由来する単位を挙げることができ
る。これらの芳香族ジカルボン酸は1種または2種以上
を併用することもできる。上述の芳香族ポリエステルセ
グメント(A)は、必要に応じて、30モル%未満、好
ましくは20モル%以下、より好ましくは10モル%以
下の他のジカルボン酸単位、たとえば1,4−シクロヘ
キサンジカルボン酸単位等の脂環式ジカルボン酸単位、
琥珀酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバ
シン酸等の脂肪族ジカルボン酸よりなる脂肪族ジカルボ
ン酸単位の1種または2種以上を併用することもでき
る。
【0011】また、芳香族ポリエステルセグメント
(A)において、炭素数2〜4の脂肪族α,ω−ジオ−
ル単位および1,4−シクロヘキサンジメタノ−ル単位
から選択される少なくとも1種のジオ−ル単位の割合
が、芳香族ポリエステルセグメント(A)を構成する全
ジオ−ル単位に基づいて、70モル%未満であると、ポ
リエステルエステルブロック共重合体の耐熱性が低下す
るとともに、複合繊維の強度、伸縮性等が低下すること
になる。かかる点において、炭素数2〜4の脂肪族α,
ω−ジオ−ル単位および1,4−シクロヘキサンジメタ
ノ−ル単位から選択される少なくとも1種のジオ−ル単
位の割合が芳香族ポリエステルセグメント(A)を構成
する全ジオ−ル単位の80モル%以上であることが好ま
しく、とくに90モル%以上であることが好ましい。
(A)において、炭素数2〜4の脂肪族α,ω−ジオ−
ル単位および1,4−シクロヘキサンジメタノ−ル単位
から選択される少なくとも1種のジオ−ル単位の割合
が、芳香族ポリエステルセグメント(A)を構成する全
ジオ−ル単位に基づいて、70モル%未満であると、ポ
リエステルエステルブロック共重合体の耐熱性が低下す
るとともに、複合繊維の強度、伸縮性等が低下すること
になる。かかる点において、炭素数2〜4の脂肪族α,
ω−ジオ−ル単位および1,4−シクロヘキサンジメタ
ノ−ル単位から選択される少なくとも1種のジオ−ル単
位の割合が芳香族ポリエステルセグメント(A)を構成
する全ジオ−ル単位の80モル%以上であることが好ま
しく、とくに90モル%以上であることが好ましい。
【0012】炭素数2〜4の脂肪族α,ω−ジオ−ル単
位としては、1,4−ブタンジオ−ル、1,3−プロパ
ンジオ−ル、1,2−エチレングリコ−ルからなる単位
を挙げることができる。芳香族ポリエステルセグメント
(A)はこれらのジオ−ル単位および1,4−シクロヘ
キサンジメタノ−ル単位のうちの1種のみを有していて
も、2種以上を有していてもよい。
位としては、1,4−ブタンジオ−ル、1,3−プロパ
ンジオ−ル、1,2−エチレングリコ−ルからなる単位
を挙げることができる。芳香族ポリエステルセグメント
(A)はこれらのジオ−ル単位および1,4−シクロヘ
キサンジメタノ−ル単位のうちの1種のみを有していて
も、2種以上を有していてもよい。
【0013】さらに、芳香族ポリエステルセグメント
(A)は必要に応じて、30モル%未満、好ましくは2
0モル%以下、より好ましくは10モル%以下の他のジ
オ−ル単位、たとえば1,5−ペンタンジオ−ル、1,
6−ヘキサンジオ−ル、ネオペンチルグリコ−ル、3−
メチル−1,5−ペンタンジオ−ル、2−メチル−1,
8オクタンジオ−ル、1,9−ノナンジオ−ル、1,1
0−デカンジオ−ル等の脂肪族ジオ−ル;シクロヘキサ
ンジオ−ル等の脂環式ジオ−ル;1,4−ビス(β−ヒ
ドロキシエトキシ)ベンゼン、p−キシレングリコ−ル
等の芳香族ジオ−ルなどからなるジオ−ル単位の1種ま
たは2種以上を併用してもよい。また芳香族ポリエステ
ルセグメント(A)は少量(好ましくは全ポリオ−ルの
1モル%以下)であれば、必要に応じて、トリメチロ−
ルエタン、トリメチロ−ルプロパン、グリセリン、1,
2−ヘキサントリオ−ル、ペンタエリスリト−ル等の多
価アルコ−ルからなる単位を含んでいてもよい。
(A)は必要に応じて、30モル%未満、好ましくは2
0モル%以下、より好ましくは10モル%以下の他のジ
オ−ル単位、たとえば1,5−ペンタンジオ−ル、1,
6−ヘキサンジオ−ル、ネオペンチルグリコ−ル、3−
メチル−1,5−ペンタンジオ−ル、2−メチル−1,
8オクタンジオ−ル、1,9−ノナンジオ−ル、1,1
0−デカンジオ−ル等の脂肪族ジオ−ル;シクロヘキサ
ンジオ−ル等の脂環式ジオ−ル;1,4−ビス(β−ヒ
ドロキシエトキシ)ベンゼン、p−キシレングリコ−ル
等の芳香族ジオ−ルなどからなるジオ−ル単位の1種ま
たは2種以上を併用してもよい。また芳香族ポリエステ
ルセグメント(A)は少量(好ましくは全ポリオ−ルの
1モル%以下)であれば、必要に応じて、トリメチロ−
ルエタン、トリメチロ−ルプロパン、グリセリン、1,
2−ヘキサントリオ−ル、ペンタエリスリト−ル等の多
価アルコ−ルからなる単位を含んでいてもよい。
【0014】本発明に係わるポリエステルエステルブロ
ック共重合体は、その芳香族ポリエステルセグメント
(A)がポリ(テトラメチレンテレフタレ−ト)セグメ
ント、ポリ(テトラメチレン−2,6−ナフタレンジカ
ルボキシレ−ト)セグメントおよびポリ(1,4−シク
ロヘキサンジメチレンテレフタレ−ト)セグメントのう
ちの1種または2種以上から構成されていることが、該
共重合体の紡糸性の点で好ましい。
ック共重合体は、その芳香族ポリエステルセグメント
(A)がポリ(テトラメチレンテレフタレ−ト)セグメ
ント、ポリ(テトラメチレン−2,6−ナフタレンジカ
ルボキシレ−ト)セグメントおよびポリ(1,4−シク
ロヘキサンジメチレンテレフタレ−ト)セグメントのう
ちの1種または2種以上から構成されていることが、該
共重合体の紡糸性の点で好ましい。
【0015】そして、該共重合体では、その脂肪族ポリ
エステルセグメント(B)がジカルボン酸単位およびジ
オ−ル単位から主としてなる脂肪族ポリエステルセグメ
ント(B1)、およびヒドロキシカルボン酸単位から主
としてなる脂肪族ポリエステルセグメント(B2)の少
なくとも一方からなることにも特徴を有する。
エステルセグメント(B)がジカルボン酸単位およびジ
オ−ル単位から主としてなる脂肪族ポリエステルセグメ
ント(B1)、およびヒドロキシカルボン酸単位から主
としてなる脂肪族ポリエステルセグメント(B2)の少
なくとも一方からなることにも特徴を有する。
【0016】該脂肪族ポリエステルセグメント(B1)
において、炭素数6〜14の飽和脂肪族ジカルボン酸の
割合が、脂肪族ポリエステルセグメント(B1)を構成
する全ジカルボン酸単位に基づいて60モル%未満であ
ると、ポリエステルエステルブロック共重合体の弾性回
復性が低下するとともに、該共重合体を一成分とする複
合繊維の熱接着性、弾性性能が不良となる。270℃以
上での高温下での溶融滞留時におけるブロック共重合構
造のランダム構造化の抑制効果の点、該共重合体の弾性
性能、熱接着性等の点で、炭素数6〜14の飽和脂肪族
ジカルボン酸単位の割合は70モル%以上であることが
好ましく、80モル%以上であることがより好ましい。
において、炭素数6〜14の飽和脂肪族ジカルボン酸の
割合が、脂肪族ポリエステルセグメント(B1)を構成
する全ジカルボン酸単位に基づいて60モル%未満であ
ると、ポリエステルエステルブロック共重合体の弾性回
復性が低下するとともに、該共重合体を一成分とする複
合繊維の熱接着性、弾性性能が不良となる。270℃以
上での高温下での溶融滞留時におけるブロック共重合構
造のランダム構造化の抑制効果の点、該共重合体の弾性
性能、熱接着性等の点で、炭素数6〜14の飽和脂肪族
ジカルボン酸単位の割合は70モル%以上であることが
好ましく、80モル%以上であることがより好ましい。
【0017】また、脂肪族ポリエステルセグメント(B
1)における炭素数6〜14の飽和脂肪族ジカルボン酸
単位としては、たとえばアジピン酸、ピメリン酸、スベ
リン酸、アゼライン酸、セバシン酸、モノデカン二酸、
ドデカン二酸、トリデカン二酸、テトラデカン二酸等の
飽和脂肪族ジカルボン酸からなる単位を挙げることがで
き、脂肪族ポリエステルセグメント(B1)はこれらの
飽和脂肪族ジカルボン酸単位の1種または2種以上を併
用することができる。
1)における炭素数6〜14の飽和脂肪族ジカルボン酸
単位としては、たとえばアジピン酸、ピメリン酸、スベ
リン酸、アゼライン酸、セバシン酸、モノデカン二酸、
ドデカン二酸、トリデカン二酸、テトラデカン二酸等の
飽和脂肪族ジカルボン酸からなる単位を挙げることがで
き、脂肪族ポリエステルセグメント(B1)はこれらの
飽和脂肪族ジカルボン酸単位の1種または2種以上を併
用することができる。
【0018】また、脂肪族ポリエステルセグメント(B
1)は、必要に応じて40モル%未満、好ましくは30
モル%以下、より好ましくは20モル%以下の他のジカ
ルボン酸単位、たとえばシクロヘキサンジカルボン酸等
の飽和脂環式ジカルボン酸;フタル酸、テレフタル酸、
イソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸;マレイン酸、フ
ナ−ル酸、イタコン酸等の不飽和脂肪族ジカルボン酸;
テトラブロモフタル酸等のハロゲン含有ジカルボン酸な
どからなるジカルボン酸単位の1種または2種以上を有
していることができる。該脂肪族ポリエステルセグメン
ト(B1)は、上記したジカルボン酸単位と共に少量
(好ましくは全酸単位の1モル%以下)であればトリメ
リット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸、トリカルバ
リル酸等の多価カルボン酸からなる単位を含んでいても
よい。
1)は、必要に応じて40モル%未満、好ましくは30
モル%以下、より好ましくは20モル%以下の他のジカ
ルボン酸単位、たとえばシクロヘキサンジカルボン酸等
の飽和脂環式ジカルボン酸;フタル酸、テレフタル酸、
イソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸;マレイン酸、フ
ナ−ル酸、イタコン酸等の不飽和脂肪族ジカルボン酸;
テトラブロモフタル酸等のハロゲン含有ジカルボン酸な
どからなるジカルボン酸単位の1種または2種以上を有
していることができる。該脂肪族ポリエステルセグメン
ト(B1)は、上記したジカルボン酸単位と共に少量
(好ましくは全酸単位の1モル%以下)であればトリメ
リット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸、トリカルバ
リル酸等の多価カルボン酸からなる単位を含んでいても
よい。
【0019】さらに該脂肪族ポリエステルセグメント
(B1)において、炭素数5〜12の脂肪族ジオ−ル単
位の割合が、脂肪族ポリエステルセグメント(B1)を
構成する全ジオ−ル単位に基づいて70モル%未満であ
ると、270℃以上の高温下での溶融滞留時におけるブ
ロック共重合構造のランダム構造化の抑制効果が低下
し、しかもポリエステルブロック共重合体の弾性回復
性、強伸度等が低下するとともに、該共重合体を一成分
とする複合繊維の強伸度、伸長回復性が低下して、高温
時の溶融粘度低下が大きくなり、複合紡糸工程性が低下
することになる。かかる点より、炭素数5〜12の脂肪
族ジオ−ル単位の割合が80モル%以上であることが好
ましく、90モル%以上であることがより好ましい。
(B1)において、炭素数5〜12の脂肪族ジオ−ル単
位の割合が、脂肪族ポリエステルセグメント(B1)を
構成する全ジオ−ル単位に基づいて70モル%未満であ
ると、270℃以上の高温下での溶融滞留時におけるブ
ロック共重合構造のランダム構造化の抑制効果が低下
し、しかもポリエステルブロック共重合体の弾性回復
性、強伸度等が低下するとともに、該共重合体を一成分
とする複合繊維の強伸度、伸長回復性が低下して、高温
時の溶融粘度低下が大きくなり、複合紡糸工程性が低下
することになる。かかる点より、炭素数5〜12の脂肪
族ジオ−ル単位の割合が80モル%以上であることが好
ましく、90モル%以上であることがより好ましい。
【0020】該炭素数5〜12の脂肪族ジオ−ル単位と
しては、たとえば1,5−ペンタンジオ−ル、1,6−
ヘキサンジオ−ル、1,7−ヘプタンジオ−ル、1,8
−オクタンジオ−ル、1,9−ノナンジオ−ル、1,1
0−デカンジ−ル、1,11−モノデカンジオ−ル、
1,12−ドデカンジオ−ルからなる直鎖状の脂肪族ジ
オ−ル単位;ネオペンチルグリコ−ル、2,2−ジエチ
ル−1,3−プロパンジオ−ル、2−ブチル−2−エチ
ル−1,3−プロパンジオ−ル、3−メチル−1,5−
ペンタンジオ−ル、2−メチル−1,8−オクタンジオ
−ル等の分岐を有する脂肪族ジオ−ル単位を挙げること
ができ、脂肪族ポリエステルセグメント(B1)は前記
した脂肪族ジオ−ル単位の1種のみを有していても、ま
たは2種以上を有していてもよい。ポリエステルエステ
ルブロック共重合体の弾性回復性、耐寒性、伸度等の性
質を良好なものとし、該共重合体を一成分とする複合繊
維の熱接着性、伸長回復性、耐久性等をより良好なもの
とするために、該炭素数5〜12の脂肪族ジオ−ル単位
のうち、分岐を有する炭素数5〜12の脂肪族ジオ−ル
単位の割合が30モル%以上であることが好ましく、4
0モル%以上、とくに50モル%以上であることが好ま
しい。
しては、たとえば1,5−ペンタンジオ−ル、1,6−
ヘキサンジオ−ル、1,7−ヘプタンジオ−ル、1,8
−オクタンジオ−ル、1,9−ノナンジオ−ル、1,1
0−デカンジ−ル、1,11−モノデカンジオ−ル、
1,12−ドデカンジオ−ルからなる直鎖状の脂肪族ジ
オ−ル単位;ネオペンチルグリコ−ル、2,2−ジエチ
ル−1,3−プロパンジオ−ル、2−ブチル−2−エチ
ル−1,3−プロパンジオ−ル、3−メチル−1,5−
ペンタンジオ−ル、2−メチル−1,8−オクタンジオ
−ル等の分岐を有する脂肪族ジオ−ル単位を挙げること
ができ、脂肪族ポリエステルセグメント(B1)は前記
した脂肪族ジオ−ル単位の1種のみを有していても、ま
たは2種以上を有していてもよい。ポリエステルエステ
ルブロック共重合体の弾性回復性、耐寒性、伸度等の性
質を良好なものとし、該共重合体を一成分とする複合繊
維の熱接着性、伸長回復性、耐久性等をより良好なもの
とするために、該炭素数5〜12の脂肪族ジオ−ル単位
のうち、分岐を有する炭素数5〜12の脂肪族ジオ−ル
単位の割合が30モル%以上であることが好ましく、4
0モル%以上、とくに50モル%以上であることが好ま
しい。
【0021】また、脂肪族ポリエステルセグメント(B
1)は必要に応じて、30モル%未満、好ましくは20
モル%以下、とくに10モル%以下の他のジオ−ル単位
の1種または2種以上を有していてもよくい。他にジオ
−ル単位としてはシクロヘキサンジオ−ル、シクロヘキ
サンジメタノ−ル等の脂環式ジオ−ル;1,4−ビス
(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、p−キシレング
リコ−ル等の芳香族ジオ−ルなどからなるジオ−ル単位
を挙げることができる。
1)は必要に応じて、30モル%未満、好ましくは20
モル%以下、とくに10モル%以下の他のジオ−ル単位
の1種または2種以上を有していてもよくい。他にジオ
−ル単位としてはシクロヘキサンジオ−ル、シクロヘキ
サンジメタノ−ル等の脂環式ジオ−ル;1,4−ビス
(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、p−キシレング
リコ−ル等の芳香族ジオ−ルなどからなるジオ−ル単位
を挙げることができる。
【0022】脂肪族ポリエステルセグメント(B2)に
おいては、炭素数6〜10の飽和脂肪族ヒドロキシカル
ボン酸単位の割合が、脂肪族ポリエステルセグメント
(B2)を構成する全ヒドロキシカルボン酸単位に基づ
いて60モル%未満であると、ポリエステルエステルブ
ロック共重合体の弾性回復性が低下するとともに、該共
重合体を一成分とする複合繊維の熱接着性、弾性性能、
伸長回復性等も低下する。270℃以上の高温下での溶
融滞留時におけるブロック共重合体構造のランダム構造
化の抑制効果の点、上述の該共重合体および複合繊維の
諸物性の改良の点において、炭素数6〜10の飽和脂肪
族ヒドロキシカルボン酸単位の割合が80モル%以上、
とくに90モル%以上であることが好ましい。
おいては、炭素数6〜10の飽和脂肪族ヒドロキシカル
ボン酸単位の割合が、脂肪族ポリエステルセグメント
(B2)を構成する全ヒドロキシカルボン酸単位に基づ
いて60モル%未満であると、ポリエステルエステルブ
ロック共重合体の弾性回復性が低下するとともに、該共
重合体を一成分とする複合繊維の熱接着性、弾性性能、
伸長回復性等も低下する。270℃以上の高温下での溶
融滞留時におけるブロック共重合体構造のランダム構造
化の抑制効果の点、上述の該共重合体および複合繊維の
諸物性の改良の点において、炭素数6〜10の飽和脂肪
族ヒドロキシカルボン酸単位の割合が80モル%以上、
とくに90モル%以上であることが好ましい。
【0023】脂肪族ポリエステルセグメント(B2)に
おける炭素数6〜10の飽和脂肪族ヒドロキシカルボン
酸単位としては、ε−ヒドロキシカプロン酸、6−ヒド
ロキシエナント酸、7−ヒドロキシカプリル酸等の飽和
脂肪族ヒドロキシカルボン酸から誘導される単位を挙げ
ることができ、脂肪族ポリエステルセグメント(B2)
はこれらの飽和脂肪族ヒドロキシカルボン酸単位の1種
または2種以上を有していることができる。
おける炭素数6〜10の飽和脂肪族ヒドロキシカルボン
酸単位としては、ε−ヒドロキシカプロン酸、6−ヒド
ロキシエナント酸、7−ヒドロキシカプリル酸等の飽和
脂肪族ヒドロキシカルボン酸から誘導される単位を挙げ
ることができ、脂肪族ポリエステルセグメント(B2)
はこれらの飽和脂肪族ヒドロキシカルボン酸単位の1種
または2種以上を有していることができる。
【0024】そして、上記脂肪族ポリエステルセグメン
ト(B)は、上述した脂肪族ポリエステルセグメント
(B1)のみであっても、脂肪族ポリエステルセグメン
ト(B2)のみであっても、または脂肪族ポリエステル
セグメント(B1)と脂肪族ポリエステルセグメント
(B2)の両方から構成されていてもよく、脂肪族ポリ
エステルセグメント(B1)を有していることが高温下
で熱分解しにくい点で好ましい。
ト(B)は、上述した脂肪族ポリエステルセグメント
(B1)のみであっても、脂肪族ポリエステルセグメン
ト(B2)のみであっても、または脂肪族ポリエステル
セグメント(B1)と脂肪族ポリエステルセグメント
(B2)の両方から構成されていてもよく、脂肪族ポリ
エステルセグメント(B1)を有していることが高温下
で熱分解しにくい点で好ましい。
【0025】また、脂肪族ポリエステルセグメント
(B)は少量(好ましくは全ポリオ−ルの1モル%以
下)であれば必要に応じて、トリメチロ−ルエタン、ト
リメチロ−ルプロパン、グリセリン、1,2−ヘキサン
トリオ−ル、ペンタエリスリト−ル等の多価アルコ−ル
からなる単位を含んでいてもよい。
(B)は少量(好ましくは全ポリオ−ルの1モル%以
下)であれば必要に応じて、トリメチロ−ルエタン、ト
リメチロ−ルプロパン、グリセリン、1,2−ヘキサン
トリオ−ル、ペンタエリスリト−ル等の多価アルコ−ル
からなる単位を含んでいてもよい。
【0026】そして、本発明に係わるポリエステルエス
テルブロック共重合体は、上述した芳香族ポリエステル
セグメント(A)/脂肪族ポリエステルセグメント
(B)の割合が重量比で、前者/後者=95/5〜30
/70であることが必要である。芳香族ポリエステルセ
グメント(A)の割合が95重量%を越えると、該共重
合体の弾性性能が劣る上に、該共重合体を一成分とする
複合繊維の弾性性能が劣ったものとなる。一方、芳香族
ポリエステルセグメント(A)の割合が30重量%未満
になると、該共重合体の耐熱性が劣ったものとなり、ひ
いては該共重合体を一成分とする複合繊維の溶融紡糸性
が劣ったものとなる。かかる点より芳香族ポリエステル
セグメント(A)/脂肪族ポリエステルセグメント
(B)の割合は、前者/後者=90/10〜40/60
(重量比)であることが好ましく、とくに80/20〜
40/60(重量比)であることが好ましい。
テルブロック共重合体は、上述した芳香族ポリエステル
セグメント(A)/脂肪族ポリエステルセグメント
(B)の割合が重量比で、前者/後者=95/5〜30
/70であることが必要である。芳香族ポリエステルセ
グメント(A)の割合が95重量%を越えると、該共重
合体の弾性性能が劣る上に、該共重合体を一成分とする
複合繊維の弾性性能が劣ったものとなる。一方、芳香族
ポリエステルセグメント(A)の割合が30重量%未満
になると、該共重合体の耐熱性が劣ったものとなり、ひ
いては該共重合体を一成分とする複合繊維の溶融紡糸性
が劣ったものとなる。かかる点より芳香族ポリエステル
セグメント(A)/脂肪族ポリエステルセグメント
(B)の割合は、前者/後者=90/10〜40/60
(重量比)であることが好ましく、とくに80/20〜
40/60(重量比)であることが好ましい。
【0027】さらに、本発明の複合繊維の熱接着性、接
着処理製品の弾性特性等の品質を確保するためには、該
共重合体を構成する芳香族ポリエステルセグメント
(A)の数平均分子量が約500〜10000、脂肪族
ポリエステルセグメント(B)の数平均分子量が約50
0〜10000であることが好ましい。
着処理製品の弾性特性等の品質を確保するためには、該
共重合体を構成する芳香族ポリエステルセグメント
(A)の数平均分子量が約500〜10000、脂肪族
ポリエステルセグメント(B)の数平均分子量が約50
0〜10000であることが好ましい。
【0028】また、該共重合体の固有粘度は、フェノ−
ル/テトラクロロエタン混合溶媒(等重量比)中、30
℃で測定したときに、1.0dl/g以上であることが
好ましく、1.2dl/g以上、とくに1.4dl/g
以上であることが好ましい。
ル/テトラクロロエタン混合溶媒(等重量比)中、30
℃で測定したときに、1.0dl/g以上であることが
好ましく、1.2dl/g以上、とくに1.4dl/g
以上であることが好ましい。
【0029】上記のポリエステルエステルブロック共重
合体はその水酸基濃度が10μ当量/g以下であること
が極めて重要な特徴である。該共重合体の水酸基濃度が
10μ当量/gを越えると、270℃以上の高温で溶融
滞留させた際に、芳香族ポリエステルセグメント(A)
と脂肪族ポリエステルセグメント(B)との間のエステ
ル交換反応が生じて、そのブロック共重合構造が失われ
てランダム構造化し、ポリエステルエステルブロック共
重合体本来の特性が失われ、該共重合体を一成分とする
複合繊維の上記特性が失われる。高温で溶融状態に滞留
させた際のブロック共重合構造の消失を一層効果的に抑
制するためには該共重合体の水酸基濃度が5μ当量/g
以下であることが好ましく、とくに3μ当量/g以下で
あることが好ましい。なお、本発明でいう「水酸基濃
度」とは下記に示す実施例に記載した方法によって測定
した水酸基濃度をいう。
合体はその水酸基濃度が10μ当量/g以下であること
が極めて重要な特徴である。該共重合体の水酸基濃度が
10μ当量/gを越えると、270℃以上の高温で溶融
滞留させた際に、芳香族ポリエステルセグメント(A)
と脂肪族ポリエステルセグメント(B)との間のエステ
ル交換反応が生じて、そのブロック共重合構造が失われ
てランダム構造化し、ポリエステルエステルブロック共
重合体本来の特性が失われ、該共重合体を一成分とする
複合繊維の上記特性が失われる。高温で溶融状態に滞留
させた際のブロック共重合構造の消失を一層効果的に抑
制するためには該共重合体の水酸基濃度が5μ当量/g
以下であることが好ましく、とくに3μ当量/g以下で
あることが好ましい。なお、本発明でいう「水酸基濃
度」とは下記に示す実施例に記載した方法によって測定
した水酸基濃度をいう。
【0030】さらに、上述の共重合体はそのカルボキシ
ル基濃度が20μ当量/g以下であることも重要な特徴
である。該共重合体のカルボキシル基濃度が20μ当量
/gを越えると、高温で溶融状態に滞留させた際に、芳
香族ポリエステルセグメント(A)と脂肪族ポリエステ
ルセグメント(B)との間のエステル交換反応が助長さ
れる傾向にあり、該共重合体の本来の特性が失われ、該
共重合体を一成分とする複合繊維の上記特性が失われ
る。しかも、カルボキシル基濃度が20μ当量/gを越
えると、該共重合体の耐加水分解性等の耐久性も低下す
る。かかる点より該共重合体のカルボキシル基濃度は1
0μ当量/g以下、とくに5μ当量/g以下であること
が好ましい。なお、本発明でいう「カルボキシル基濃
度」とは下記に示す実施例に記載した方法によって測定
したカルボキシル基濃度をいう。
ル基濃度が20μ当量/g以下であることも重要な特徴
である。該共重合体のカルボキシル基濃度が20μ当量
/gを越えると、高温で溶融状態に滞留させた際に、芳
香族ポリエステルセグメント(A)と脂肪族ポリエステ
ルセグメント(B)との間のエステル交換反応が助長さ
れる傾向にあり、該共重合体の本来の特性が失われ、該
共重合体を一成分とする複合繊維の上記特性が失われ
る。しかも、カルボキシル基濃度が20μ当量/gを越
えると、該共重合体の耐加水分解性等の耐久性も低下す
る。かかる点より該共重合体のカルボキシル基濃度は1
0μ当量/g以下、とくに5μ当量/g以下であること
が好ましい。なお、本発明でいう「カルボキシル基濃
度」とは下記に示す実施例に記載した方法によって測定
したカルボキシル基濃度をいう。
【0031】本発明に係わるポリエステルエステルブロ
ック共重合体は上述したように(i)〜(iv)の要件を
満足していることが重要であり、かかる要件を満足する
ことによって該共重合体を一成分とする複合繊維、とく
に融点が220℃以上の熱可塑性ポリエステルと高温下
で複合紡糸しても、ブロック共重合構造が保持されてラ
ンダム構造化せず、したがって該複合繊維は良好な熱接
着性、接着処理製品の弾性特性等の品質を確保すること
ができるのである。
ック共重合体は上述したように(i)〜(iv)の要件を
満足していることが重要であり、かかる要件を満足する
ことによって該共重合体を一成分とする複合繊維、とく
に融点が220℃以上の熱可塑性ポリエステルと高温下
で複合紡糸しても、ブロック共重合構造が保持されてラ
ンダム構造化せず、したがって該複合繊維は良好な熱接
着性、接着処理製品の弾性特性等の品質を確保すること
ができるのである。
【0032】本発明に係わるポリエステルエステルブロ
ック共重合体は芳香族ポリエステルおよび脂肪族ポリエ
ステルをエステル交換反応させることにより得られる
が、芳香族ポリエステルおよび脂肪族ポリエステルの少
なくとも一方にシュウ酸チタンカリウムを触媒として用
いて製造されたポリエステルを使用すると、耐加水分解
性等の耐久性や色調に優れたポリエステルエステルブロ
ック共重合体が得られる。ひいては耐久性の向上した、
該共重合体を一成分とする複合繊維を得ることができる
のである。とくに、芳香族ポリエステルとしてポリブチ
レンテレフタレ−トを用いる場合には、シュウ酸チタン
カリウムを触媒として用いて製造されたものを使用する
ことにより、より一層の効果に優れたポリエステルエス
テルブロック共重合体、該共重合体を一成分とする複合
繊維を得ることができるのである。
ック共重合体は芳香族ポリエステルおよび脂肪族ポリエ
ステルをエステル交換反応させることにより得られる
が、芳香族ポリエステルおよび脂肪族ポリエステルの少
なくとも一方にシュウ酸チタンカリウムを触媒として用
いて製造されたポリエステルを使用すると、耐加水分解
性等の耐久性や色調に優れたポリエステルエステルブロ
ック共重合体が得られる。ひいては耐久性の向上した、
該共重合体を一成分とする複合繊維を得ることができる
のである。とくに、芳香族ポリエステルとしてポリブチ
レンテレフタレ−トを用いる場合には、シュウ酸チタン
カリウムを触媒として用いて製造されたものを使用する
ことにより、より一層の効果に優れたポリエステルエス
テルブロック共重合体、該共重合体を一成分とする複合
繊維を得ることができるのである。
【0033】上記ポリエステルエステルブロック共重合
体の融点は160〜200℃であることが必要である。
融点が200℃を越える場合には、不織布やクッション
材等を製造する時の処理温度を200℃以上にしなけれ
ばならず、かかる熱処理時に該ブロック共重合体の熱分
解が生じ、得られる接着処理製品の力学的特性や弾性性
能が低下することがある。また融点が160℃未満の場
合には、一般的にブロック共重合体の耐酸化劣化性が溶
融状態でより劣るため、通常接着処理に採用される18
0℃の熱処理温度の場合でも酸化分解を起こして目的と
する弾性性能や力学的特性を有する最終製品を得ること
ができない。これを防ぐために熱処理温度を下げること
も考えられるが、本発明の複合繊維を他種の繊維と混合
して使用する場合、該複合繊維の接着性が低下して本発
明の目的が達成されない場合がある。
体の融点は160〜200℃であることが必要である。
融点が200℃を越える場合には、不織布やクッション
材等を製造する時の処理温度を200℃以上にしなけれ
ばならず、かかる熱処理時に該ブロック共重合体の熱分
解が生じ、得られる接着処理製品の力学的特性や弾性性
能が低下することがある。また融点が160℃未満の場
合には、一般的にブロック共重合体の耐酸化劣化性が溶
融状態でより劣るため、通常接着処理に採用される18
0℃の熱処理温度の場合でも酸化分解を起こして目的と
する弾性性能や力学的特性を有する最終製品を得ること
ができない。これを防ぐために熱処理温度を下げること
も考えられるが、本発明の複合繊維を他種の繊維と混合
して使用する場合、該複合繊維の接着性が低下して本発
明の目的が達成されない場合がある。
【0034】上記のポリエステルエステルブロック共重
合体は、従来公知の、通常の共重合ポリエステルの製造
方法により得ることができる。具体的には原料を反応器
に入れ、触媒の存在下又は不存在下でエステル交換反応
あるいはエステル化反応を行い、序で触媒の存在下高真
空で重縮合反応を行い、所望の重合度に上げる方法であ
る。この際、必要に応じて酸化防止剤を添加することが
できる。
合体は、従来公知の、通常の共重合ポリエステルの製造
方法により得ることができる。具体的には原料を反応器
に入れ、触媒の存在下又は不存在下でエステル交換反応
あるいはエステル化反応を行い、序で触媒の存在下高真
空で重縮合反応を行い、所望の重合度に上げる方法であ
る。この際、必要に応じて酸化防止剤を添加することが
できる。
【0035】なお、本発明においては、かかるポリエス
テルエステルブロック共重合体に、通常のポリエステル
と同じく、艶消剤、顔料、紫外線吸収剤、架橋剤等の添
加剤を含有させてもさしつかえない。
テルエステルブロック共重合体に、通常のポリエステル
と同じく、艶消剤、顔料、紫外線吸収剤、架橋剤等の添
加剤を含有させてもさしつかえない。
【0036】本発明のポリエステル系熱接着性複合繊維
は、上述の融点が220℃以上の熱可塑性ポリエステル
と、融点が160〜200℃のポリエステルエステルブ
ロック共重合体とを複合紡糸したもである。かかる場合
複合比率はとくに限定されないが、複合繊維表面の50
%以上を占めていることが必要であり、たとえばサイド
バイサイド型、芯鞘型、それを偏芯させた偏芯芯鞘型等
の複合繊維を挙げることができる。中でも偏芯芯鞘型複
合繊維は熱処理等により容易に捲縮を発現させることが
できるので、カ−ド工程通過性が向上し好ましい。
は、上述の融点が220℃以上の熱可塑性ポリエステル
と、融点が160〜200℃のポリエステルエステルブ
ロック共重合体とを複合紡糸したもである。かかる場合
複合比率はとくに限定されないが、複合繊維表面の50
%以上を占めていることが必要であり、たとえばサイド
バイサイド型、芯鞘型、それを偏芯させた偏芯芯鞘型等
の複合繊維を挙げることができる。中でも偏芯芯鞘型複
合繊維は熱処理等により容易に捲縮を発現させることが
できるので、カ−ド工程通過性が向上し好ましい。
【0037】また、本発明のポリエステル系熱接着性複
合繊維は、たとえば紡糸速度が1000m/分の場合に
は3.0〜3.5倍に延伸された繊維であることが好ま
しい。延伸された繊維により構成されたクッション材
は、未延伸の繊維により構成されたクッション材に比較
して弾力性に優れ、ヘタリも少ない。この理由は定かで
はないが、延伸された繊維が弛緩状態で熱処理されるこ
とにより、ブロック共重合体の非晶部分の緩和が生じて
より弾性特性に優れたポリマ−構造になるものと推定さ
れる。
合繊維は、たとえば紡糸速度が1000m/分の場合に
は3.0〜3.5倍に延伸された繊維であることが好ま
しい。延伸された繊維により構成されたクッション材
は、未延伸の繊維により構成されたクッション材に比較
して弾力性に優れ、ヘタリも少ない。この理由は定かで
はないが、延伸された繊維が弛緩状態で熱処理されるこ
とにより、ブロック共重合体の非晶部分の緩和が生じて
より弾性特性に優れたポリマ−構造になるものと推定さ
れる。
【0038】さらには、本発明の複合繊維は熱収縮率が
低いことが好ましい。収縮率が高いと熱接着加工時に収
縮が過度に生じ、繊維間の熱接着効率が低下して得られ
るクッション材の反発性が低下するだけでなく、風合の
硬いものとなる。
低いことが好ましい。収縮率が高いと熱接着加工時に収
縮が過度に生じ、繊維間の熱接着効率が低下して得られ
るクッション材の反発性が低下するだけでなく、風合の
硬いものとなる。
【0039】本発明の複合繊維は、単独で不織布、クッ
ション材等の繊維集合体にしてもよいが、該複合繊維を
30重量%以上含む他の繊維との集合体として使用して
もよい。なかでも混合繊維として、ポリエチレンテレフ
タレ−ト、ポリブチレンテレフタレ−ト等のポリエステ
ル繊維を用いる場合には、本発明の複合繊維同士の接着
だけでなく、かかるポリエステル繊維との接着性も良好
となるので好ましい。
ション材等の繊維集合体にしてもよいが、該複合繊維を
30重量%以上含む他の繊維との集合体として使用して
もよい。なかでも混合繊維として、ポリエチレンテレフ
タレ−ト、ポリブチレンテレフタレ−ト等のポリエステ
ル繊維を用いる場合には、本発明の複合繊維同士の接着
だけでなく、かかるポリエステル繊維との接着性も良好
となるので好ましい。
【0040】本発明の複合繊維を含有する繊維集合体を
加熱処理して一体化する温度は、上述のポリエステルエ
ステルブロック共重合体の融点より20〜40℃高い温
度であり、該複合繊維が他の繊維と混合されている場合
には、該他の繊維の融点より低い温度であることが好ま
しい。この加熱処理温度が低いと、交絡部がうまく結合
することができなくなり、繊維の交絡部を融着一体化す
る数が減って、たとえばクッション材等の繊維集合体の
反発性が低下する。
加熱処理して一体化する温度は、上述のポリエステルエ
ステルブロック共重合体の融点より20〜40℃高い温
度であり、該複合繊維が他の繊維と混合されている場合
には、該他の繊維の融点より低い温度であることが好ま
しい。この加熱処理温度が低いと、交絡部がうまく結合
することができなくなり、繊維の交絡部を融着一体化す
る数が減って、たとえばクッション材等の繊維集合体の
反発性が低下する。
【0041】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳述するが、本
発明はこれら実施例により何等限定されることはない。
なお、実施例中の測定値は以下の方法により測定算出さ
れた値である。 (1)固有粘度 フェノ−ル/テトラクロロエタン等重量混合溶媒中に
て、30℃で測定した値である。 (2)水酸基濃度(μ当量/g) 該共重合体の水酸基濃度を、プロトンNMR[日本電子
社製、JEOLGX−500NMR]の測定により求め
た。 (3)カルボキシル基濃度(μ当量/g) 該共重合体のペレットを乾燥し、ベンジルアルコ−ルに
215℃の温度で3分間かけて溶解させ、溶解後にクロ
ロホルムを溶解液に投入した後、水酸化カリウムのメタ
ノ−ル溶液を用いてフェノ−ルレッドを指示薬として滴
定を行って中和点を求め、カルボキシル基濃度を算出し
た。
発明はこれら実施例により何等限定されることはない。
なお、実施例中の測定値は以下の方法により測定算出さ
れた値である。 (1)固有粘度 フェノ−ル/テトラクロロエタン等重量混合溶媒中に
て、30℃で測定した値である。 (2)水酸基濃度(μ当量/g) 該共重合体の水酸基濃度を、プロトンNMR[日本電子
社製、JEOLGX−500NMR]の測定により求め
た。 (3)カルボキシル基濃度(μ当量/g) 該共重合体のペレットを乾燥し、ベンジルアルコ−ルに
215℃の温度で3分間かけて溶解させ、溶解後にクロ
ロホルムを溶解液に投入した後、水酸化カリウムのメタ
ノ−ル溶液を用いてフェノ−ルレッドを指示薬として滴
定を行って中和点を求め、カルボキシル基濃度を算出し
た。
【0042】(4)融点(℃) 示差走査熱量計(メトラ−社製、DSC30型)を使用
し、昇温速度20℃/分で測定し、融解ピ−ク温度を求
めた。 (5)圧縮残留歪み(%) JIS K 6401に準拠して、70℃における圧縮
残留歪み、および常温での繰り返し圧縮残留歪みを測定
した。
し、昇温速度20℃/分で測定し、融解ピ−ク温度を求
めた。 (5)圧縮残留歪み(%) JIS K 6401に準拠して、70℃における圧縮
残留歪み、および常温での繰り返し圧縮残留歪みを測定
した。
【0043】参考例1 窒素気流下に、炭素数が10であるセバシン酸(Sb
A)20.2kgおよび炭素数が6である3−メチル−
1,5ペンタンジオ−ル(MPD)14.2kgを反応
器に仕込み、常圧下に200℃の温度で生成する水を系
外に留去しながらエステル化反応を行った。反応物の酸
価が10以下になった時点で、シュウ酸チタンカリウム
触媒11gを加えて250℃の温度で、200mmHg
から100mmHgまで徐々に減圧しながら反応を続け
た。反応物の酸価が1.0になった時点で真空ポンプで
徐々に真空度を上げて反応を完結させた(ポリエステル
と略称する)。固有粘度0.80のポリブチレンテレフ
タレ−ト3000gと上述のポリエステル7000g、
セバシン酸(SbA)20gおよびカルボジイミド化合
物 [住友バイエルウレタン株式会社製、「Stabaxol
I」]50gを用いて240℃の温度で0.3mmHg
の減圧下に150分間反応させた後、固相重合して表1
に示されるように、固有粘度1.9dl/g、水酸基濃
度3μ当量/g、カルボキシル基濃度5μ当量/gのポ
リエステルエステルブロック共重合体を得た。
A)20.2kgおよび炭素数が6である3−メチル−
1,5ペンタンジオ−ル(MPD)14.2kgを反応
器に仕込み、常圧下に200℃の温度で生成する水を系
外に留去しながらエステル化反応を行った。反応物の酸
価が10以下になった時点で、シュウ酸チタンカリウム
触媒11gを加えて250℃の温度で、200mmHg
から100mmHgまで徐々に減圧しながら反応を続け
た。反応物の酸価が1.0になった時点で真空ポンプで
徐々に真空度を上げて反応を完結させた(ポリエステル
と略称する)。固有粘度0.80のポリブチレンテレフ
タレ−ト3000gと上述のポリエステル7000g、
セバシン酸(SbA)20gおよびカルボジイミド化合
物 [住友バイエルウレタン株式会社製、「Stabaxol
I」]50gを用いて240℃の温度で0.3mmHg
の減圧下に150分間反応させた後、固相重合して表1
に示されるように、固有粘度1.9dl/g、水酸基濃
度3μ当量/g、カルボキシル基濃度5μ当量/gのポ
リエステルエステルブロック共重合体を得た。
【0044】参考例2〜4 表1に示す芳香族ポリエステルセグメントおよび脂肪族
ポリエステルセグメントを用いた以外は参考例1と同様
にしてポリエステルエステルブロック共重合体を得た。
得られた共重合体の固有粘度、水酸基濃度、カルボキシ
ル基濃度を表1に示す。ただし、参考例2においては芳
香族ポリエステルとしてポリエチレンテレフタレ−トを
使用しているので、共重合体を重合する温度を265℃
とし、反応時間を適宜変更して表1に示す物性のブロッ
ク共重合体を得た。
ポリエステルセグメントを用いた以外は参考例1と同様
にしてポリエステルエステルブロック共重合体を得た。
得られた共重合体の固有粘度、水酸基濃度、カルボキシ
ル基濃度を表1に示す。ただし、参考例2においては芳
香族ポリエステルとしてポリエチレンテレフタレ−トを
使用しているので、共重合体を重合する温度を265℃
とし、反応時間を適宜変更して表1に示す物性のブロッ
ク共重合体を得た。
【0045】参考例5 ジメチルテレフタレ−ト、テトラメチレングリコ−ル、
数平均分子量2000のポリテトラメチレングリコ−ル
および触媒としてテトライソプロピルチタネ−トを反応
器に仕込みエステル化反応を行った後、減圧下で重縮合
反応を行い、固相重合して表1に示すポリエ−テルエス
テルエラストマ−を得た。
数平均分子量2000のポリテトラメチレングリコ−ル
および触媒としてテトライソプロピルチタネ−トを反応
器に仕込みエステル化反応を行った後、減圧下で重縮合
反応を行い、固相重合して表1に示すポリエ−テルエス
テルエラストマ−を得た。
【0046】実施例1 参考例1で得られたポリエステルエステルブロック共重
合体(TPEE−1と略称する)と、固有粘度0.65
のポリエチレンタレフタレ−ト(PETと略称する)を
別々の押出機で溶融押出し、TPEE−1/PET=5
0/50(重量比)となるようにそれぞれギアポンプで
計量した後、紡糸パック内に供給し、口金温度290℃
で吐出し、1000m/分の速度で巻き取った。ついで
60℃の浴温で3.5倍に延伸し、仕上げ油剤を付与し
た後、クリンパ−にて機械捲縮を付与し、カッタ−に供
給して51mmの長さに切断し、4デニ−ルの熱接着性
複合短繊維を作成した。この繊維の断面は、サイドバイ
サイド型(最長/最短=1)断面構造とした。紡糸性、
延伸性は良好で問題はなかった。得られた複合繊維を乾
燥後51mmに切断した。この複合短繊維30重量%、
常法により得られた単繊維12デニ−ル、繊維長さ51
mmのポリエチレンテレフタレ−ト短繊維70重量%と
をカ−ドにより混綿しウエッブを得た。このウエッブを
重ね、密度0.035g/cm3 になるように平板型の
型に入れ、220℃で5分間熱処理を施し、平板型のク
ッション材を得た。得られたクッション材の特性を表2
に示す。
合体(TPEE−1と略称する)と、固有粘度0.65
のポリエチレンタレフタレ−ト(PETと略称する)を
別々の押出機で溶融押出し、TPEE−1/PET=5
0/50(重量比)となるようにそれぞれギアポンプで
計量した後、紡糸パック内に供給し、口金温度290℃
で吐出し、1000m/分の速度で巻き取った。ついで
60℃の浴温で3.5倍に延伸し、仕上げ油剤を付与し
た後、クリンパ−にて機械捲縮を付与し、カッタ−に供
給して51mmの長さに切断し、4デニ−ルの熱接着性
複合短繊維を作成した。この繊維の断面は、サイドバイ
サイド型(最長/最短=1)断面構造とした。紡糸性、
延伸性は良好で問題はなかった。得られた複合繊維を乾
燥後51mmに切断した。この複合短繊維30重量%、
常法により得られた単繊維12デニ−ル、繊維長さ51
mmのポリエチレンテレフタレ−ト短繊維70重量%と
をカ−ドにより混綿しウエッブを得た。このウエッブを
重ね、密度0.035g/cm3 になるように平板型の
型に入れ、220℃で5分間熱処理を施し、平板型のク
ッション材を得た。得られたクッション材の特性を表2
に示す。
【0047】実施例2 ポリエステルエステルブロック共重合体として表1に示
されるTPEE−2を使用した以外は、実施例1と同様
にして紡糸、延伸、切断を施し、クッション剤を作製し
た。紡糸性、延伸性は問題はなかった。得られたクッシ
ョン材の特性を表2に示す。
されるTPEE−2を使用した以外は、実施例1と同様
にして紡糸、延伸、切断を施し、クッション剤を作製し
た。紡糸性、延伸性は問題はなかった。得られたクッシ
ョン材の特性を表2に示す。
【0048】実施例3 ポリエステルエステルブロック共重合体として表1に示
されるTPEE−3を使用した以外は、実施例1と同様
にして紡糸、延伸、切断を施し、クッション材を作製し
た。紡糸性、延伸性は問題はなかったが、連続紡糸性は
実施例1および2に比較すると多少劣ってはいたが、実
際的な問題はなかった。得られたクッション材の特性を
表2に示す。
されるTPEE−3を使用した以外は、実施例1と同様
にして紡糸、延伸、切断を施し、クッション材を作製し
た。紡糸性、延伸性は問題はなかったが、連続紡糸性は
実施例1および2に比較すると多少劣ってはいたが、実
際的な問題はなかった。得られたクッション材の特性を
表2に示す。
【0049】実施例4 糸条の断面をサイドバイサイド型偏平(最長/最短=
4)断面構造とした以外は実施例1と同様にして紡糸、
延伸、切断を施し、クッション材を作製した。紡糸性、
延伸性は問題はなかったが、連続紡糸性は実施例1およ
び2に比較すると多少劣ってはいたが、実際的な問題は
なかった。得られたクッション材の特性を表2に示す。
4)断面構造とした以外は実施例1と同様にして紡糸、
延伸、切断を施し、クッション材を作製した。紡糸性、
延伸性は問題はなかったが、連続紡糸性は実施例1およ
び2に比較すると多少劣ってはいたが、実際的な問題は
なかった。得られたクッション材の特性を表2に示す。
【0050】実施例5 糸条の断面を偏芯芯鞘型(繊維表面は100%ブロック
共重合体)断面構造とした以外は実施例1と同様にして
紡糸、延伸を施し、クッション材を作製した。紡糸性、
延伸性は問題はなかったが、連続紡糸性は実施例1およ
び2に比較すると多少劣ってはいたが、実際的な問題は
なかった。得られたクッション材の特性を表2に示す。
共重合体)断面構造とした以外は実施例1と同様にして
紡糸、延伸を施し、クッション材を作製した。紡糸性、
延伸性は問題はなかったが、連続紡糸性は実施例1およ
び2に比較すると多少劣ってはいたが、実際的な問題は
なかった。得られたクッション材の特性を表2に示す。
【0051】比較例1 ポリエステルエステルブロック共重合体として表1に示
されるTPEE−4を使用した以外は、実施例1と同様
にして紡糸を行ったところ、断糸が頻繁に生じ、満足な
糸条を得ることができなかった。また糸条が得られたと
しても繊維間の膠着が激しかった。複合繊維を構成する
TPEE−4について、NMRで構造解析を行ったとこ
ろ、ポリマ−のランダム化がかなり進行しており、ラン
ダムポリマ−に近い構造に変化しており、また熱分析に
よる結晶化ピ−クはほとんど存在しなかった。
されるTPEE−4を使用した以外は、実施例1と同様
にして紡糸を行ったところ、断糸が頻繁に生じ、満足な
糸条を得ることができなかった。また糸条が得られたと
しても繊維間の膠着が激しかった。複合繊維を構成する
TPEE−4について、NMRで構造解析を行ったとこ
ろ、ポリマ−のランダム化がかなり進行しており、ラン
ダムポリマ−に近い構造に変化しており、また熱分析に
よる結晶化ピ−クはほとんど存在しなかった。
【0052】比較例2 ポリエステルエステルブロック共重合体として表1に示
されるTPEE−5(通常使用されるポリエ−テルエス
テルエラストマー)を使用した以外は、実施例1と同様
にして紡糸、延伸を行い、クッション材を作製した。紡
糸性は短時間では問題はなかったが、長時間になると紡
糸性は悪いものであったが、延伸性は問題はなかった。
得られたクッション材は圧縮残留歪みに劣るものであっ
た。
されるTPEE−5(通常使用されるポリエ−テルエス
テルエラストマー)を使用した以外は、実施例1と同様
にして紡糸、延伸を行い、クッション材を作製した。紡
糸性は短時間では問題はなかったが、長時間になると紡
糸性は悪いものであったが、延伸性は問題はなかった。
得られたクッション材は圧縮残留歪みに劣るものであっ
た。
【0053】
【表1】
【0054】
【表2】
【0055】
【発明の効果】本発明の複合繊維からなる繊維集合体
は、加熱によって繊維間が熱融着され、この融着点は特
定の性能を有するポリエステルエステルブロック共重合
体から形成されているため、接着処理工程での弾性性能
や力学的特性等の特性の低下がなく、繊維集合体の強度
および弾性等の特性が極めて優れている。また繊維間の
接着性も良好なため、変形時の接着部分の破壊が少な
く、変形しやすいが回復性も良好である。
は、加熱によって繊維間が熱融着され、この融着点は特
定の性能を有するポリエステルエステルブロック共重合
体から形成されているため、接着処理工程での弾性性能
や力学的特性等の特性の低下がなく、繊維集合体の強度
および弾性等の特性が極めて優れている。また繊維間の
接着性も良好なため、変形時の接着部分の破壊が少な
く、変形しやすいが回復性も良好である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 佳貫 岡山県倉敷市酒津1621番地 株式会社クラ レ内
Claims (2)
- 【請求項1】融点が220℃以上の熱可塑性ポリエステ
ル成分と、融点が160〜200℃のポリエステルエス
テルブロック共重合体成分とからなる複合繊維であっ
て、溶融紡糸温度下、剪断速度103 sec-1における
熱可塑性ポリエステル成分の溶融粘度(MV1)とポリ
エステルエステルブロック共重合体成分の溶融粘度(M
V2)の比MV2/MV1≧0.8であり、MV1≧1
500(ポイズ)を満足し、かつ、該ポリエステルエス
テルブロック共重合体成分が繊維表面の50%以上を占
めることを特徴とするポリエステル系熱接着性複合繊
維。 - 【請求項2】ポリエステルエステルブロック共重合体
が、(i)芳香族ポリエステルセグメント(A)および
脂肪族ポリエステルセグメント(B)からなっていて、 (a)芳香族ポリエステルセグメント(A)がジカルボ
ン酸単位およびジオ−ル単位から主としてなり、該ジカ
ルボン酸単位の70モル%以上が芳香族ジカルボン酸単
位であって、かつ該ジオ−ル単位の70モル%以上が炭
素数2〜4の脂肪族α,ω−ジオ−ル単位および1,4
−シクロヘキサンジメタノ−ル単位から選ばれる少なく
とも1種のジオ−ル単位であり、 (b)脂肪族ポリエステルセグメント(B)がジカルボ
ン酸単位およびジオ−ル単位から主としてなる脂肪族ポ
リエステルセグメント(B1)およびヒドロキシカルボ
ン酸単位から主としてなる脂肪族ポリエステルセグメン
ト(B2)の少なくとも一方からなり、該脂肪族ポリエ
ステルセグメント(B1)におけるジカルボン酸単位の
60モル%以上が炭素数6〜14の飽和脂肪族ジカルボ
ン酸単位であってかつジオ−ル単位の70モル%以上が
炭素数5〜12の脂肪族ジオ−ル単位であり、そして該
脂肪族ポリエステルセグメント(B2)におけるヒドロ
キシカルボン酸単位の60モル%以上が炭素数6〜10
の飽和脂肪族ヒドロキシカルボン酸単位であり、(ii)
前記芳香族ポリエステルセグメント(A)/脂肪族ポリ
エステルセグメント(B)が重量比で95/5〜30/
70であり、(iii)水酸基濃度が10μ当量/g以下で
あり、そして、(iv)カルボキシル基濃度が20μ当量
/g以下であることを特徴とする請求項1記載のポリエ
ステル系熱接着性複合繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26953497A JPH11107049A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | ポリエステル系熱接着性複合繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26953497A JPH11107049A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | ポリエステル系熱接着性複合繊維 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11107049A true JPH11107049A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17473730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26953497A Pending JPH11107049A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | ポリエステル系熱接着性複合繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11107049A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100329033B1 (en) * | 2000-11-21 | 2002-03-18 | Kolon Inc | Sea-island type conjugate fiber for raised warp knit fabric and production thereof |
| KR100408557B1 (ko) * | 2001-05-23 | 2003-12-06 | 주식회사 코오롱 | 기모 경편지용 해도형 복합섬유 |
| KR100408560B1 (ko) * | 2001-05-23 | 2003-12-06 | 주식회사 코오롱 | 기모 편물용 해도형 복합섬유 |
| WO2017065260A1 (ja) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | 東洋紡株式会社 | 耐加水分解性に優れた網状構造体およびその製造方法 |
| CN115968416A (zh) * | 2020-07-01 | 2023-04-14 | 韩国商东丽先端素材股份有限公司 | 热粘合性复合纤维、其制备方法、包括其的纤维集合体及无纺布 |
-
1997
- 1997-10-02 JP JP26953497A patent/JPH11107049A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100329033B1 (en) * | 2000-11-21 | 2002-03-18 | Kolon Inc | Sea-island type conjugate fiber for raised warp knit fabric and production thereof |
| WO2002042529A1 (en) * | 2000-11-21 | 2002-05-30 | Kolon Industries, Inc | A sea-island type composite fiber for raised warp knit fabric, and a process of preparing for the same |
| KR100408557B1 (ko) * | 2001-05-23 | 2003-12-06 | 주식회사 코오롱 | 기모 경편지용 해도형 복합섬유 |
| KR100408560B1 (ko) * | 2001-05-23 | 2003-12-06 | 주식회사 코오롱 | 기모 편물용 해도형 복합섬유 |
| WO2017065260A1 (ja) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | 東洋紡株式会社 | 耐加水分解性に優れた網状構造体およびその製造方法 |
| CN108138409A (zh) * | 2015-10-16 | 2018-06-08 | 东洋纺株式会社 | 耐水解性优异的网状结构体和其制造方法 |
| JPWO2017065260A1 (ja) * | 2015-10-16 | 2018-08-02 | 東洋紡株式会社 | 耐加水分解性に優れた網状構造体およびその製造方法 |
| JP2023014248A (ja) * | 2015-10-16 | 2023-01-26 | 東洋紡株式会社 | 網状構造体 |
| CN115968416A (zh) * | 2020-07-01 | 2023-04-14 | 韩国商东丽先端素材股份有限公司 | 热粘合性复合纤维、其制备方法、包括其的纤维集合体及无纺布 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Effective date: 20050125 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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|
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