JPH11107275A - 杭端取付け具及びこれを使用した管杭 - Google Patents

杭端取付け具及びこれを使用した管杭

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JPH11107275A
JPH11107275A JP28611397A JP28611397A JPH11107275A JP H11107275 A JPH11107275 A JP H11107275A JP 28611397 A JP28611397 A JP 28611397A JP 28611397 A JP28611397 A JP 28611397A JP H11107275 A JPH11107275 A JP H11107275A
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JP
Japan
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pipe
pile
fitting
stopper
stopper portion
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JP28611397A
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Yoshiharu Uchihashi
義晴 内橋
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Heiwa Giken Co Ltd
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Heiwa Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が安価で組立容易、更には従来の使用済
のパイプも使用できる杭端取付け具及びこれを使用した
管杭を提供する。 【解決手段】 杭として使用するパイプ11の端部に取
付ける杭端取付け具12、13であって、パイプ11の
端部に密接嵌入する嵌入部14、20と、嵌入部14、
20に一体的に連接し、パイプ11の内径より大きいス
トッパー部15、21と、ストッパー部15、21に連
結される作用部16、22とを有し、しかも、嵌入部1
4、20の周囲には窪み17、23が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築工事や土木工
事等で使用される管杭及びこれに使用する杭端取付け具
に関する。
【0002】
【従来の技術】土木工事現場や建築工事現場において立
入り禁止の柵を設ける場合には、多数の杭を連続的に地
面に打ち込み、これらをチェーンや別のパイプ等で連結
することが行われている。従来、この杭に使用する材料
としては、使用済のパイプを適当長さに切断したものが
使用されている。ところが、端部を切断した状態のパイ
プをそのまま杭として使用すると、最初に地中に打ち込
む場合は特に支障なく打ち込むことができるが、2回目
からはパイプの中に土砂が嵌入し、地中に打ち込むこと
は極めて困難であるという問題があった。そこで、図6
に示すように杭の両端に尖り部50とヘッダー部51を
備えた金属製杭52が提案されている。この金属製杭5
2は金属製パイプ53の両端を徐々に縮径し、その先部
に先端が尖った尖り部50と、頂部が平たくなったヘッ
ダー部51を溶接固定したものである。なお、図6にお
いて56、57は溶接部を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
に係る金属製杭52の製作にあっては、金属製パイプ5
3の両端近傍部54、55を徐々に絞る加工と、更に尖
り部50及びヘッダー部51を溶接する必要があったの
で、製造に極めて手間がかかり高価になるという問題が
あった。また、従来のように使い捨てのパイプをそのま
ま利用することができず、メーカーで製造したものを購
入する必要があるという問題があった。本発明はかかる
事情に鑑みてなされたもので、製造が安価で組立容易、
更には従来の使用済のパイプも使用できる杭端取付け具
及びこれを使用した管杭を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の杭として使用するパイプの端部に取付ける杭端取
付け具であって、前記パイプの端部に密接嵌入する嵌入
部と、該嵌入部に一体的に連接し、前記パイプの内径よ
り大きいストッパー部と、該ストッパー部に連結される
作用部とを有し、しかも、前記嵌入部の周囲には窪みが
設けられている。また、請求項2記載の杭端取付け具
は、請求項1記載の杭端取付け具において、前記窪みは
環状窪みからなっている。請求項3記載の杭端取付け具
は、請求項1又は2記載の杭端取付け具において、前記
作用部は先方に縮径する尖り部からなっている。請求項
4記載の杭端取付け具は、請求項1又は2記載の杭端取
付け具において、前記作用部は衝撃荷重を受けるヘッダ
ー部からなっている。請求項5記載の管杭は、所定長さ
のパイプと、該パイプの下端に取付ける杭先取付け具
と、該パイプの上端に取付ける杭頭取付け具からなる管
杭であって、前記杭先取付け具は、前記パイプの下端に
密着嵌入する第1の嵌入部と、該第1の嵌入部に一体的
に連接し、前記パイプの内径より大きい第1のストッパ
ー部と、該第1のストッパー部に連結され先方に縮径す
る尖り部とを有し、前記杭頭取付け具は、前記パイプの
上端に密着嵌入する第2の嵌入部と、該第2の嵌入部に
一体的に連接し、前記パイプの内径より大きい第2のス
トッパー部と、該第2のストッパー部に連結されて衝撃
荷重を受けるヘッダー部とを有し、しかも、前記第1、
第2の嵌入部の周囲には第1、第2の窪みがそれぞれ設
けられ、前記パイプの内壁が前記第1及び第2の窪みに
それぞれ食い込んでいる。そして、請求項6記載の管杭
は、請求項5記載の管杭において、前記窪みは環状窪み
からなっている。
【0005】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る管杭の断面図、図2は同実施の形態に係る管杭
の杭先取付け具の平面図、図3はその正面図、図4は同
実施の形態に係る管杭の杭頭取付け具の斜視図、図5は
同正面図である。
【0006】図1〜図5に示すように、本発明の一実施
の形態に係る管杭10は、所定(例えば、1m〜2m)
の長さを有するパイプ11と、パイプ11の下端に取付
けられる杭端取付け具の一例である鋳鋼又は鋳鉄製の杭
先取付け具12と、パイプ11の上端に取付けられる杭
端取付け具の一例である鋳鋼又は鋳鉄製の杭頭取付け具
13とを有している。以下、これらについて詳しく説明
する。
【0007】前記パイプ11は新品のパイプであっても
よいが、通常は建築現場等で足場材として使用された使
用済のパイプを使用するのが好ましく、その外径はこの
実施の形態では48.6mmのガス管又は一般構造用鋼
管である。このパイプ11の下部に装着する杭先取付け
具12は、パイプ11の下端に密着嵌入する第1の嵌入
部14と、第1の嵌入部14に一体的に連接し、パイプ
11の内径より大きい第1のストッパー部15と、第1
のストッパー部15に一体的に連結され先方に縮径する
尖り部16(作用部の一例)とを有している。前記第1
の嵌入部14はパイプ11の内径と同一かあるいは1m
m以内の範囲でその外径が小径となって、その長さは2
5mm程度となっている。
【0008】この嵌入部14には窪みの一例である第1
の環状窪み17が形成されている。この第1の環状窪み
17の幅は約10mmとなって、その断面は深さが約4
〜5mmのU状溝となっている。前記第1のストッパー
部15は尖り部16の基端側に形成されて、その最大外
径は48.6mmとなって、パイプ11に円滑に連結す
るようになっている。尖り部16は頂角が約30度の円
錐状となって、地中に嵌入し易くなっていると共に、全
体の重量を軽減するため、この杭先取付け具12の内部
には中空部18が形成されている。そして、この杭先取
付け具12のパイプ11への固定は、杭先取付け具12
をパイプ11の下端に装着した後、環状窪み17の部分
に相当するパイプ11の内壁19を窪ませることによっ
て固定している。
【0009】一方、杭頭取付け具13は、パイプ11の
上端に密着嵌入する第2の嵌入部20と、第2の嵌入部
20に一体的に連接し、パイプ11の内径より大きい第
2のストッパー部21と、第2のストッパー部21に連
結されて衝撃荷重を受けるヘッダー部22(作用部の一
例)とを有している。前記第2の嵌入部20の周囲に
は、窪みの一例である第2の環状窪み23が設けられて
いる。この第2の環状窪み23の断面形状は、前記第1
の環状窪み17の断面形状と同一となって、パイプ11
に装着した後、この第2の環状窪み23に対応するパイ
プ11の内壁24を内側に突出させることによって、杭
頭取付け具13をパイプ11に固定している。なお、全
体の重量を減らすために、第2の嵌入部20の内側は中
空部25が形成され、ヘッダー部22の周囲には複数の
切り込み26が形成されている。
【0010】以上のように、本発明の一実施の形態に係
る管杭10においては、杭先取付け具12と、杭頭取付
け具13を予め用意しておき、適当長さに切断したパイ
プ11の両端に杭先取付け具12及び杭頭取付け具13
をそれぞれ嵌入させて、第1、第2の環状窪み17、2
3が内側に位置するパイプ11の表面をハンマー等で叩
くことによって、パイプ11の内壁19、24を窪ませ
て取付ける。ここで、パイプ11の内壁19、24が第
1、第2の環状窪み17、23に嵌入すると、杭先取付
け具12及び杭頭取付け具13はパイプ11から極めて
外れにくくなるので、杭先取付け具12及び杭頭取付け
具13をパイプ11に溶接することなく、繰り返し杭と
して使用できる。
【0011】この実施の形態においては、具体的に数字
を用いて説明したが、パイプ11の内径、外径及び長さ
を変更する場合も本発明は適当される。また、この実施
の形態においては、尖り部16は円錐形状としたが、角
錐形状、あるいは周囲に適当に羽根が突出する形状であ
っても本発明は適用される。更には、窪みは環状ではな
くスポット状に設ける場合も本発明は適用される。
【0012】
【発明の効果】請求項1〜4記載の杭端取付け具は以上
の説明からも明らかなように、パイプの端部に密接嵌入
する嵌入部と、該嵌入部に一体的に連接し、パイプの内
径より大きいストッパー部と、該ストッパー部に連結さ
れる作用部とを有し、しかも、嵌入部の周囲には窪みが
設けられているので、パイプに嵌入部を挿入して簡単に
杭端取付け具をパイプの端部に固定できる。特に、請求
項2記載の杭端取付け具は、窪みは環状窪みからなって
いるので、パイプの周囲の任意の角度位置からハンマー
等によって叩くことによって、環状窪みに噛み込む内側
凸部を形成できる。従って、作業性が向上する。請求項
3記載の杭端取付け具においては、作用部は先方に縮径
する尖り部からなるので、パイプの下端に取付けること
によって、容易に地中内に嵌入する杭とすることができ
る。請求項4記載の杭端取付け具においては、作用部は
衝撃荷重を受けるヘッダー部からなるので、パイプの上
端に取付けることによって、ハンマーで繰り返し叩くこ
とのできる杭とすることができる。また、請求項5、6
記載の管杭は、杭先取付け具は、パイプの下端に密着嵌
入する第1の嵌入部と、該第1の嵌入部に一体的に連接
し、パイプの内径より大きい第1のストッパー部と、該
第1のストッパー部に連結され先方に縮径する尖り部と
を有し、杭頭取付け具は、パイプの上端に密着嵌入する
第2の嵌入部と、該第2の嵌入部に一体的に連接し、パ
イプの内径より大きい第2のストッパー部と、該第2の
ストッパー部に連結されて衝撃荷重を受けるヘッダー部
とを有し、しかも、第1、第2の嵌入部の周囲には第1
及び第2の窪みがそれぞれ設けられ、パイプの内壁が第
1及び第2の窪みにそれぞれ食い込んでいるので、繰り
返し管杭を使用できる。そして、パイプ自体には絞り加
工や溶接作業をする必要はないので、極めて安価に製造
できるという利点がある。特に、請求項6記載の管杭
は、窪みは環状窪みからなっているので、現場での組立
が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る管杭の断面図であ
る。
【図2】同実施の形態に係る管杭の杭先取付け具の平面
図である。
【図3】同正面図である。
【図4】同実施の形態に係る杭頭取付け具の斜視図であ
る。
【図5】同正面図である。
【図6】従来例に係る管杭の正面図である。
【符号の説明】
10 管杭 11 パイプ 12 杭先取付け具(杭端取付け具) 13 杭頭取付け具(杭端取付け具) 14 第1の嵌
入部(嵌入部) 15 第1のストッパー部(ストッパー部) 16 尖り部(作用部) 17 第1の環
状窪み(窪み) 18 中空部 19 内壁 20 第2の嵌入部(嵌入部) 21 第2のストッパー部(ストッパー部) 22 ヘッダー部(作用部) 23 第2の環
状窪み(窪み) 24 内壁 25 中空部 26 切り込み

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 杭として使用するパイプの端部に取付け
    る杭端取付け具であって、 前記パイプの端部に密接嵌入する嵌入部と、該嵌入部に
    一体的に連接し、前記パイプの内径より大きいストッパ
    ー部と、該ストッパー部に連結される作用部とを有し、
    しかも、前記嵌入部の周囲には窪みが設けられているこ
    とを特徴とする杭端取付け具。
  2. 【請求項2】 前記窪みは環状窪みからなっている請求
    項1記載の杭端取付け具。
  3. 【請求項3】 前記作用部は先方に縮径する尖り部から
    なる請求項1又は2記載の杭端取付け具。
  4. 【請求項4】 前記作用部は衝撃荷重を受けるヘッダー
    部からなる請求項1又は2記載の杭端取付け具。
  5. 【請求項5】 所定長さのパイプと、該パイプの下端に
    取付ける杭先取付け具と、該パイプの上端に取付ける杭
    頭取付け具からなる管杭であって、 前記杭先取付け具は、前記パイプの下端に密着嵌入する
    第1の嵌入部と、該第1の嵌入部に一体的に連接し、前
    記パイプの内径より大きい第1のストッパー部と、該第
    1のストッパー部に連結され先方に縮径する尖り部とを
    有し、 前記杭頭取付け具は、前記パイプの上端に密着嵌入する
    第2の嵌入部と、該第2の嵌入部に一体的に連接し、前
    記パイプの内径より大きい第2のストッパー部と、該第
    2のストッパー部に連結されて衝撃荷重を受けるヘッダ
    ー部とを有し、 しかも、前記第1、第2の嵌入部の周囲には第1及び第
    2の窪みがそれぞれ設けられ、前記パイプの内壁が前記
    第1及び第2の窪みにそれぞれ食い込んでいることを特
    徴とする管杭。
  6. 【請求項6】 前記窪みは環状窪みからなっている請求
    項5記載の管杭。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011241672A (ja) * 2010-04-24 2011-12-01 Noboru Niiyama 建築物の立体トラス構造を応用した軸組や架構と高床式杭免震構造
JP2016084587A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 光明 新井 杭(くい)及びその製造方法

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