JP2000220138A - 管端取付け具及びこれを用いた管杭 - Google Patents

管端取付け具及びこれを用いた管杭

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JP2000220138A
JP2000220138A JP11021162A JP2116299A JP2000220138A JP 2000220138 A JP2000220138 A JP 2000220138A JP 11021162 A JP11021162 A JP 11021162A JP 2116299 A JP2116299 A JP 2116299A JP 2000220138 A JP2000220138 A JP 2000220138A
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fitting
annular groove
attached
pile
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JP11021162A
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Yoshiharu Uchihashi
義晴 内橋
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Heiwa Giken Co Ltd
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Heiwa Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が安価で組立容易、更には従来の使用済
のパイプも使用できる管端取付け具及びこれを使用した
管杭を提供する。 【解決手段】 パイプ11の端部に固定する管端取付け
具12、13及び、これを用いた管杭10であって、パ
イプ11の端部に密接嵌入し、周囲には環状溝18、2
9が形成されている嵌入部15、26と、嵌入部15、
26に一体的に連接し、パイプ11の内径より大きいス
トッパー部16、27と、環状溝18、29に装着さ
れ、パイプ11に嵌入部15、26を装着した状態で
は、環状溝18、29から突出し、パイプ11の内端部
に噛み込む掛止突起21〜23を備えたかしめ部材14
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、パイプの
端部に取付ける管端取付け具、及びこれを用いた建築工
事や土木工事等で使用される管杭に関する。
【0002】
【従来の技術】土木工事現場や建築工事現場において立
入り禁止の柵を設ける場合には、多数の杭を連続的に地
面に打ち込み、これらをチェーンや別のパイプ等で連結
することが行われている。従来、この杭に使用する材料
としては、使用済のパイプを適当長さに切断したものが
使用されている。ところが、端部を切断した状態のパイ
プをそのまま杭として使用すると、最初に地中に打ち込
む場合は特に支障なく打ち込むことができるが、2回目
からはパイプの中に土砂が嵌入し、地中に打ち込むこと
は極めて困難であるという問題があった。そこで、図7
に示すように杭の両端に尖り部80とヘッダー部81を
備えた金属製杭82が提案されている。この金属製杭8
2は金属製パイプ83の両端を徐々に縮径し、その先部
に先端が尖った尖り部80と、頂部が平たくなったヘッ
ダー部81を溶接固定したものである。なお、図7にお
いて86、87は溶接部を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
に係る金属製杭82の製作にあっては、金属製パイプ8
3の両端近傍部84、85を徐々に絞る加工と、更に尖
り部80及びヘッダー部81を溶接する必要があったの
で、製造に極めて手間がかかり高価になるという問題が
あった。そこで、本出願人は先に特願平9−28611
3号に示すように、パイプの端部に嵌入する嵌入部に環
状溝を形成して、嵌入部をパイプに装着した後には、周
囲のパイプをハンマー等で叩いて環状溝に向けて凹ま
せ、装着するヘッダー金物や尖り部を有する金物をパイ
プから取れないようにした管杭を提案した。ところが、
この管杭においては嵌入部の環状溝の位置が正確に分か
らないので、金物のセットに支障があり、パイプの表面
に窪み疵が付くので、外観が悪いという問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、製造が安
価で組立容易、更には従来の使用済のパイプも使用でき
る管端取付け具及びこれを用いた管杭を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う第1の発
明に係る管端取付け具は、パイプの端部に固定する管端
取付け具であって、前記パイプの端部に密接嵌入し、周
囲には1又は2以上の掛止突起が形成されている嵌入部
と、該嵌入部に一体的に連接し、前記パイプの内径より
大きいストッパー部とを有し、前記パイプに前記嵌入部
を装着した状態では、前記掛止突起が前記パイプの内側
に噛み込むように構成されている。ここで、第1の発明
に係る管端取付け具において、前記掛止突起が嵌入方向
に徐々にその高さが低くなった抜け止め掛止突起によっ
て形成されているのが好ましい。また、第2の発明に係
る管端取付け具は、パイプの端部に固定する管端取付け
具であって、前記パイプの端部に密接嵌入し、周囲には
環状溝が形成されている嵌入部と、該嵌入部に一体的に
連接し、前記パイプの内径より大きいストッパー部と、
前記環状溝に装着され、前記パイプに前記嵌入部を装着
した状態では、前記環状溝から突出し、前記パイプの内
端部に噛み込む掛止突起を備えたかしめ部材とを有して
いる。なお、ここで、第2の本発明の具体例としては以
下のようなものがある。 (1)前記かしめ部材は、前記環状溝内を180度を超
えて225度の範囲で覆う円弧状部を有し、前記掛止突
起は、該円弧状部の端部及び中間部に設けられている管
端取付け具。 (2)前記掛止突起は、装着方向にその半径方向の幅が
徐々に縮小したテーパー部を備えている管端取付け具。 次に、前記目的に沿う第3の発明に係る管杭は、所定長
さのパイプと、該パイプの下端に装着された第1の管端
取付け具と、該パイプの上端に装着された第2の管端取
付け具を有する管杭であって、前記第1の管端取付け具
は、前記パイプの端部に密接嵌入し、周囲には1又は2
以上の第1の抜け止め掛止突起が設けられている第1の
嵌入部と、該第1の嵌入部に一体的に連接し、前記パイ
プの内径より大きい第1のストッパー部とを有し、前記
第2の管端取付け具は、前記パイプの端部に密接嵌入
し、周囲には1又は2以上の第2の抜け止め掛止突起が
形成されている第2の嵌入部と、該第2の嵌入部に一体
的に連接し、前記パイプの内径より大きい第2のストッ
パー部とを有している。
【0005】そして、第4の発明に係る管杭は、所定長
さのパイプと、該パイプの下端に装着された第1の管端
取付け具と、該パイプの上端に装着された第2の管端取
付け具を有する管杭であって、前記第1の管端取付け具
は、前記パイプの端部に密接嵌入し、周囲には第1の環
状溝が形成されている第1の嵌入部と、該第1の嵌入部
に一体的に連接し、前記パイプの内径より大きい第1の
ストッパー部と、該第1のストッパー部に連結され先方
に縮径する尖り部と、前記第1の環状溝に装着され、前
記パイプに前記第1の嵌入部を装着した状態では、前記
第1の環状溝から突出し、前記パイプの内端部に噛み込
む掛止突起を備えた第1のかしめ部材とを有し、前記第
2の管端取付け具は、前記パイプの端部に密接嵌入し、
周囲には第2の環状溝が形成されている第2の嵌入部
と、該第2の嵌入部に一体的に連接し、前記パイプの内
径より大きい第2のストッパー部と、該第2のストッパ
ー部に連結されるヘッダー部と、前記第2の環状溝に装
着され、前記パイプに前記第2の嵌入部を装着した状態
では、前記第2の環状溝から突出し、前記パイプの内端
部に噛み込む掛止突起を備えた第2のかしめ部材とを有
している。この第4の発明においては、前記第1、第2
の環状溝に装着される第1、第2のかしめ部材は、前記
それぞれの環状溝内を180度を超えて225度の範囲
で覆う円弧状部を有し、前記掛止突起は、該円弧状部の
端部及び中間部に設けられ、しかも、前記掛止突起は、
装着方向にその半径方向幅が徐々に縮小したテーパー部
を備えているのが好ましい。なお、かしめ部材の円弧状
部が環状溝を180度以下で覆う場合は、一旦装着した
かしめ部材が外れやすく、255度を超えるとかしめ部
材の装着が困難となる。
【0006】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る管端取付け具を適用した管杭の断面図、図2は
同管杭の杭先取付け具の説明図、図3はこれに使用する
かしめ部材の平面図、図4は同かしめ部材を装着した管
杭の断面図、図5は前記管杭の頭部に取付けられた杭頭
取付け具の説明図、図6は本発明の他の実施の形態に係
る管端取付け具を適用した管杭の断面図である。
【0007】図1〜図5に示すように、本発明の一実施
の形態に係る管杭10は、所定(例えば、1m〜2m)
の長さを有するパイプ11と、パイプ11の下端に取付
けられる鋳鋼又は鋳鉄製の杭先取付け具(第1の管端取
付け具の一例)12と、パイプ11の上端に取付けられ
る鋳鋼又は鋳鉄製の杭頭取付け具(第2の管端取付け具
の一例)13と、杭先取付け具12及び杭頭取付け具1
3にそれぞれ装着されるかしめ部材14(第1、第2の
かしめ部材の一例)とを有している。以下、これらにつ
いて詳しく説明する。
【0008】前記パイプ11は新品のパイプであっても
よいが、通常は建築現場等で足場材として使用された使
用済のパイプを使用するのが好ましく、その外径はこの
実施の形態では48.6mmのガス管又は一般構造用鋼
管である。図1、図2に示すように、このパイプ11の
下部に装着する杭先取付け具12は、パイプ11の下端
に密着嵌入する第1の嵌入部15と、第1の嵌入部15
に一体的に連接し、パイプ11の内径より大きい第1の
ストッパー部16と、第1のストッパー部16に一体的
に連結され先方に縮径する尖り部17とを有している。
前記第1の嵌入部15はパイプ11の内径と同一かある
いは1mm以内の範囲でその外径が小径となって、その
長さは25mm程度となっている。
【0009】第1の嵌入部15の周囲には第1の環状溝
18が形成されている。この第1の環状溝18の幅は約
10mmとなって、その断面は深さが約4〜5mmのU
状溝となっている。前記第1のストッパー部16は尖り
部17の基端側に形成されて、その最大外径は48.6
mmとなって、パイプ11に円滑に連結するようになっ
ている。尖り部17は頂角が約30度の円錐状となっ
て、地中に嵌入し易くなっていると共に、全体の重量を
軽減するため、この杭先取付け具12の内部には図示し
ない中空部19(図1参照)が形成されている。前記第
1の環状溝18に装着されるかしめ部材14は、図2、
図3に示すように、板バネ材からなって、その円弧角α
が180度を超え225度以内の円弧状部20とその両
側に設けられている掛止突起21、22と中央に設けら
れている掛止突起23とを備えている。かしめ部材14
の円弧状部20の半径は、環状溝18の溝底の半径と略
同一程度となっている。
【0010】前記掛止突起21、22は、十分強度を有
する円弧状になった板バネ材の端部を外側に折り曲げて
形成されているが、その端部には、杭先取付け具12の
挿入方向にその突出長さ(半径方向の幅)が徐々に短く
なるテーパー部24、25を備えている。このテーパー
部24、25の勾配は、この実施の形態では約2〜10
度程度となっている。一方、掛止突起23は、板バネ材
を半円状に曲げて形成されて、上下方向にはストレート
となっているが、掛止突起21、22と同様に挿入方向
にその突出幅を短くすることもできる。図4に示すよう
に、この掛止突起21〜23の外端を通る円の直径は、
パイプ11の内径より1〜4mm程度大きくなって、図
1に示すように、一旦挿入した掛止突起21〜23がパ
イプ11の内側部分に噛み込むようになっている。
【0011】一方、杭頭取付け具13は、図5に示すよ
うに、パイプ11の上端に密着嵌入する第2の嵌入部2
6と、第2の嵌入部26に一体的に連接し、パイプ11
の外径と同一径の第2のストッパー部27と、第2のス
トッパー部27に連結されて衝撃荷重を受けるヘッダー
部28とを有している。前記第2の嵌入部26の周囲に
は、第2の環状溝29が設けられている。この第2の環
状溝29の断面形状は、前記第1の環状溝18の断面形
状と同一となって、前記したかしめ部材14が装着でき
るようになっている。このかしめ部材14の装着にあっ
ては、杭頭取付け具13の挿入方向に、各掛止突起2
1、22(場合によっては、23)の突出長さが短くな
る方向に装着する。これによって、掛止突起21〜23
がパイプ11の内側に噛み込み、装着した杭頭取付け具
13が抜けなくなる。なお、全体の重量を減らすため
に、第2の嵌入部26の内側に中空部30(図1参照)
が形成されているのが好ましい。
【0012】以上のように、本発明の一実施の形態に係
る管杭10においては、それぞれかしめ部材14が第
1、第2の環状溝18、29に装着された杭先取付け具
12と、杭頭取付け具13を予め用意しておき、適当長
さに切断したパイプ11の両端に杭先取付け具12及び
杭頭取付け具13を、ハンマー等によって叩き込むこと
によって、かしめ部材14の掛止突起21〜23をパイ
プ11の内側に噛み込ませている。そして、杭先取付け
具12及び杭頭取付け具13をパイプ11内に装着した
後は、かしめ部材14の掛止突起21、22が進入方向
にその突出長さが短くなるテーパー状に形成されている
ので、パイプ11内に確実に掛止して抜けなくなり、こ
の管杭10を繰り返し使用できる。
【0013】続いて、図6に示す本発明の他の実施の形
態に係る管杭50を示すが、図に示すように、所定長さ
のパイプ11と、パイプ11の下端及び上端に装着され
た杭先取付け具(第1の管端取付け具の一例)51及び
杭頭取付け具(第2の管端取付け具の一例)52とを有
している。杭先取付け具51及び杭頭取付け具52の材
質は、前記杭先取付け具12及び杭頭取付け具13と同
様である。杭先取付け具51は、パイプ11の下端部に
密接嵌入する第1の嵌入部54と、第1の嵌入部54の
下方に一体的に連接し、パイプの内径より大きい第1の
ストッパー部55と、第1のストッパー部55と一体的
に連結形成され、先方に縮径する尖り部56とを有して
いる。この第1の嵌入部54の周囲には、1又は複数の
第1の抜け止め掛止突起(掛止突起の一例)57が形成
されている。この第1の抜け止め掛止突起57は嵌入方
向にその高さが低くなって、第1の嵌入部の54をパイ
プ11に、例えば、叩き込む等して容易に装着できるが
一旦装着した後は、取り外しができないようになってい
る。この第1の抜け止め掛止突起57の高さはパイプ1
1の内径やパイプ11の種類によっても変わり、パイプ
11の外径が48.6mmの場合には、通常は最大高さ
部分で1〜3mm程度で、勾配が1/5〜1程度となっ
ている。第1の抜け止め掛止突起57の個数は、第1の
嵌入部に対して1つでも良いが、対称に複数個設けるの
が好ましい。なお、58は中空部を示す。
【0014】一方、杭頭取付け具52は、パイプ11の
上端部に密接嵌入する第2の嵌入部59と、第2の嵌入
部59の上部に一体的に連接し、パイプ11の内径より
大きい第2のストッパー部60とを有し、その上にヘッ
ダー部61が形成されている。第2の嵌入部59の周囲
には、1又は複数の第2の抜け止め掛止突起(掛止突起
の一例)62が形成されている。この第2の抜け止め掛
止突起62は、前記第1の抜け止め掛止突起57と同一
の大きさとなっている。なお、第1、第2の嵌入部5
4、59の外径は、パイプ11の内径より、0.1〜
0.5mm程度の範囲で小さくなっていると共に、その
嵌入方向先部には、面取りが成されている。なお、63
は中空部を示す。
【0015】従って、管杭50の製造にあっては、中古
又は新品のパイプ11を所定長さに切断し、このパイプ
11の内径に合う杭先取付け具51、杭頭取付け具52
を用意し、これをパイプ11の両端に叩き込むことによ
って完成する。一旦これらを装着した後は、第1、第2
の嵌入部54、59にそれぞれ形成されている第1、第
2の抜け止め掛止突起57、62の後端が食い込んだパ
イプ11の内側に引っ掛かって容易に抜けないことにな
る。
【0016】この実施の形態においては、説明を容易に
するため、具体的に数字を用いて説明したが、この数字
に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない
程度の設計変更を行う場合も、本発明は適用される。更
に、この実施の形態においては、管端取付け具をパイプ
11の端部に取付ける杭先取付け具12、51、杭頭取
付け具13、52に適用した場合について説明したが、
管端に固定して取付けるものではあれば、他の用途(例
えば、パイプ連結具、手摺り、欄干等)にも適用可能で
なる。
【0017】
【発明の効果】請求項1、2記載の管端取付け具は、以
上の説明からも明らかなように、嵌入部の周囲に1又は
2以上の掛止突起が形成されているので、一旦装着すれ
ば、パイプの内側に噛み込み、パイプから容易に抜けな
いことになる。特に、請求項2記載の管端取付け具は、
掛止突起が嵌入方向に徐々にその高さが低くなった抜け
止め掛止突起によって形成されているので、パイプの内
側に強固に噛み込み、逆方向には掛かりとなって極めて
抜けにくいという利点がある。請求項3〜5記載の管端
取付け具は以上の説明からも明らかなように、パイプの
端部に嵌入する嵌入部の環状溝にかしめ部材を挿入し、
管端取付け具をパイプに装着する場合には、かしめ部材
の掛止突起がパイプの内側に噛み込むようにしているの
で、パイプの端部に容易に装着することができ、しか
も、装着した管端取付け具が容易に抜けないという利点
がある。特に、請求項4記載の管端取付け具において、
かしめ部材は、環状溝内を180度を超えて225度の
範囲で覆う円弧状部を有しているので、一旦環状溝に装
着したかしめ部材が自重等によって抜けないので、管端
取付け具のパイプへの装着作業が容易になる。そして、
掛止突起は、該円弧状部の端部及び中間部に設けられて
いるので、パイプの内部の複数箇所に係合して噛み込ま
せることができ、これによって、十分な強度を有して管
端取付け具を取付けることができる。また、請求項5記
載の管端取付け具においては、掛止突起は、装着方向に
その半径方向の幅が徐々に縮小したテーパー部を備えて
いるので、管端取付け具のパイプへの取付けが容易にな
ると共に、一旦装着した管端取付け具がパイプから外れ
にくいという利点がある。
【0018】そして、請求項6記載の管杭においては、
第1の管端取付け具は、パイプの端部に密接嵌入し、周
囲には1又は2以上の第1の抜け止め掛止突起が設けら
れている第1の嵌入部を有し、第2の管端取付け具は、
パイプの端部に密接嵌入し、周囲には1又は2以上の第
2の抜け止め掛止突起が形成されている第2の嵌入部を
有しているので、一旦装着した第1、第2の管端取付け
具は容易に抜けず、従って、複数回の使用ができる。請
求項7、8記載の管杭にあっては、所定長さのパイプの
上下に取付ける第1、第2の管端取付け具に装着時に半
径方向外側に弾性的に突出して、パイプの内側に噛み込
む掛止突起を有するので、第1、第2の管端取付け具の
装着が極めて容易となる。これによって、新品のパイプ
のみならず中古のパイプを使用して、現場で容易かつ安
価に管杭を製造することができる。特に、請求項8記載
の管端取付け具においては、第1、第2の環状溝に装着
される第1、第2のかしめ部材は、それぞれの環状溝内
を180度を超えて225度の範囲で覆う円弧状部を有
し、掛止突起は、該円弧状部の端部及び中間部に設けら
れ、しかも、掛止突起は、装着方向にその半径方向幅が
徐々に縮小したテーパー部を備えているので、第1、第
2のかしめ部材の取付けが容易になると共に、一旦パイ
プに装着した第1、第2の管端取付け具が極めて抜けに
くく、この管杭を繰り返し使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る管端取付け具を適
用した管杭の断面図である。
【図2】同管杭の杭先取付け具の説明図である。
【図3】これに使用するかしめ部材の平面図である。
【図4】同かしめ部材を装着した管杭の断面図である。
【図5】前記管杭の頭部に取付けられた杭頭取付け具の
説明図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係る管端取付け具を
適用した管杭の断面図である。
【図7】従来例に係る管杭の側面図である。
【符号の説明】
10:管杭、11:パイプ、12:杭先取付け具(第1
の管端取付け具)、13:杭頭取付け具(第2の管端取
付け具)、14:かしめ部材、15:第1の嵌入部、1
6:第1のストッパー部、17:尖り部、18:第1の
環状溝、19:中空部、20:円弧状部、21:掛止突
起、22:掛止突起、23:掛止突起、24:テーパー
部、25:パーパー部、26:第2の嵌入部、27:第
2のストッパー部、28:ヘッダー部、29:第2の環
状溝、30:中空部、50:管杭、51:杭先取付け
具、52:杭頭取付け具、54:第1の嵌入部、55:
第1のストッパー部、56:尖り部、57:第1の抜け
止め掛止突起、58:中空部、59:第2の嵌入部、6
0:第2のストッパー部、61:ヘッダー部、62:第
2の抜け止め掛止突起、63:中空部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプの端部に固定する管端取付け具で
    あって、前記パイプの端部に密接嵌入し、周囲には1又
    は2以上の掛止突起が形成されている嵌入部と、該嵌入
    部に一体的に連接し、前記パイプの内径より大きいスト
    ッパー部とを有し、前記パイプに前記嵌入部を装着した
    状態では、前記掛止突起が前記パイプの内側に噛み込む
    ことを特徴とする管端取付け具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の管端取付け具において、
    前記掛止突起が嵌入方向に徐々にその高さが低くなった
    抜け止め掛止突起によって形成されていることを特徴と
    する管端取付け具。
  3. 【請求項3】 パイプの端部に固定する管端取付け具で
    あって、前記パイプの端部に密接嵌入し、周囲には環状
    溝が形成されている嵌入部と、該嵌入部に一体的に連接
    し、前記パイプの内径より大きいストッパー部と、前記
    環状溝に装着され、前記パイプに前記嵌入部を装着した
    状態では、前記環状溝から突出し、前記パイプの内端部
    に噛み込む掛止突起を備えたかしめ部材とを有すること
    を特徴とする管端取付け具。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の管端取付け具において、
    前記かしめ部材は、前記環状溝内を180度を超えて2
    25度の範囲で覆う円弧状部を有し、前記掛止突起は、
    該円弧状部の端部及び中間部に設けられていることを特
    徴とする管端取付け具。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の管端取付け具にお
    いて、前記掛止突起は、装着方向にその半径方向の幅が
    徐々に縮小したテーパー部を備えていることを特徴とす
    る管端取付け具。
  6. 【請求項6】 所定長さのパイプと、該パイプの下端に
    装着された第1の管端取付け具と、該パイプの上端に装
    着された第2の管端取付け具を有する管杭であって、前
    記第1の管端取付け具は、前記パイプの端部に密接嵌入
    し、周囲には1又は2以上の第1の抜け止め掛止突起が
    設けられている第1の嵌入部と、該第1の嵌入部に一体
    的に連接し、前記パイプの内径より大きい第1のストッ
    パー部とを有し、前記第2の管端取付け具は、前記パイ
    プの端部に密接嵌入し、周囲には1又は2以上の第2の
    抜け止め掛止突起が形成されている第2の嵌入部と、該
    第2の嵌入部に一体的に連接し、前記パイプの内径より
    大きい第2のストッパー部とを有していることを特徴と
    する管杭。
  7. 【請求項7】 所定長さのパイプと、該パイプの下端に
    装着された第1の管端取て、前記第1の管端取付け具
    は、前記パイプの端部に密接嵌入し、周囲には第1の環
    状溝が形成されている第1の嵌入部と、該第1の嵌入部
    に一体的に連接し、前記パイプの内径より大きい第1の
    ストッパー部と、該第1のストッパー部に連結され先方
    に縮径する尖り部と、前記第1の環状溝に装着され、前
    記パイプに前記第1の嵌入部を装着した状態では、前記
    第1の環状溝から突出し、前記パイプの内端部に噛み込
    む掛止突起を備えた第1のかしめ部材とを有し、前記第
    2の管端取付け具は、前記パイプの端部に密接嵌入し、
    周囲には第2の環状溝が形成されている第2の嵌入部
    と、該第2の嵌入部に一体的に連接し、前記パイプの内
    径より大きい第2のストッパー部と、該第2のストッパ
    ー部に連結されるヘッダー部と、前記第2の環状溝に装
    着され、前記パイプに前記第2の嵌入部を装着した状態
    では、前記第2の環状溝から突出し、前記パイプの内端
    部に噛み込む掛止突起を備えた第2のかしめ部材とを有
    していることを特徴とする管杭。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の管杭において、前記第
    1、第2の環状溝に装着される第1、第2のかしめ部材
    は、前記それぞれの環状溝内を180度を超えて225
    度の範囲で覆う円弧状部を有し、前記掛止突起は、該円
    弧状部の端部及び中間部に設けられ、しかも、前記掛止
    突起は、装着方向にその半径方向幅が徐々に縮小したテ
    ーパー部を備えていることを特徴とする管杭。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016211369A (ja) * 2011-08-25 2016-12-15 株式会社日本住宅保証検査機構 水硬性固化材液置換コラムの築造方法

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