JPH11107783A - 分配型燃料噴射ポンプの噴射時期調整装置 - Google Patents
分配型燃料噴射ポンプの噴射時期調整装置Info
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- JPH11107783A JPH11107783A JP27254097A JP27254097A JPH11107783A JP H11107783 A JPH11107783 A JP H11107783A JP 27254097 A JP27254097 A JP 27254097A JP 27254097 A JP27254097 A JP 27254097A JP H11107783 A JPH11107783 A JP H11107783A
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- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低圧室に空気が入った場合、タイマ特性を素
早く本来の特性に戻すことができる分配型燃料噴射ポン
プの噴射時期調整装置を提供する。 【解決手段】 当接部31には、シム16の外径よりも
外側にオリフィス53に連通する環状溝51が形成さ
れ、この環状溝51に矢印Z方向最上部で連通するオリ
フィス52が形成されている。上記の構成により、第1
低圧室28と第2低圧室29とは、矢印Z方向最上部で
環状溝51とオリフィス52とオリフィス53とにより
連通している。このため、組付け時、あるいはサーボバ
ルブタイマ1の修理による再組付け時、第2低圧室29
に空気が入った場合、この空気は、バルブストッパ13
の組付け後の一回目の摺動で、第2低圧室29からオリ
フィス53、環状溝51、オリフィス52を経由して第
1低圧室28のフィードポンプ側へ抜ける。したがっ
て、タイマ特性を確実に素早く本来のタイマ特性に戻す
ことができる。
早く本来の特性に戻すことができる分配型燃料噴射ポン
プの噴射時期調整装置を提供する。 【解決手段】 当接部31には、シム16の外径よりも
外側にオリフィス53に連通する環状溝51が形成さ
れ、この環状溝51に矢印Z方向最上部で連通するオリ
フィス52が形成されている。上記の構成により、第1
低圧室28と第2低圧室29とは、矢印Z方向最上部で
環状溝51とオリフィス52とオリフィス53とにより
連通している。このため、組付け時、あるいはサーボバ
ルブタイマ1の修理による再組付け時、第2低圧室29
に空気が入った場合、この空気は、バルブストッパ13
の組付け後の一回目の摺動で、第2低圧室29からオリ
フィス53、環状溝51、オリフィス52を経由して第
1低圧室28のフィードポンプ側へ抜ける。したがっ
て、タイマ特性を確実に素早く本来のタイマ特性に戻す
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分配型燃料噴射ポ
ンプの噴射時期調整装置に関する。
ンプの噴射時期調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼル機関の分配型燃料噴射ポンプ
の噴射時期を制御する油圧式タイマの一つにサーボバル
ブタイマが知られている。サーボバルブタイマとして
は、ポンプ室に供給される燃料の圧力が所定圧力よりも
高くなると、タイマのサーボバルブによりポンプ室と圧
力室とを連通し、圧力室と低圧室とを遮断することによ
り圧力室にポンプ室から燃料を供給し、タイマピストン
を進角側に移動し、ポンプ室に供給される燃料の圧力が
所定圧力よりも低くなると、サーボバルブにより圧力室
と低圧室とを連通し、圧力室とポンプ室とを遮断し、圧
力室の燃料が低圧室に流れてタイマピストンを遅角側に
移動するものが知られている。
の噴射時期を制御する油圧式タイマの一つにサーボバル
ブタイマが知られている。サーボバルブタイマとして
は、ポンプ室に供給される燃料の圧力が所定圧力よりも
高くなると、タイマのサーボバルブによりポンプ室と圧
力室とを連通し、圧力室と低圧室とを遮断することによ
り圧力室にポンプ室から燃料を供給し、タイマピストン
を進角側に移動し、ポンプ室に供給される燃料の圧力が
所定圧力よりも低くなると、サーボバルブにより圧力室
と低圧室とを連通し、圧力室とポンプ室とを遮断し、圧
力室の燃料が低圧室に流れてタイマピストンを遅角側に
移動するものが知られている。
【0003】従来より、このようなサーボバルブタイマ
のタイマピストンに付勢力を作用させるばね定数の異な
る二種類のばねを設け、機関回転数とピストン移動量特
性を変化させるサーボバルブタイマが知られている。
のタイマピストンに付勢力を作用させるばね定数の異な
る二種類のばねを設け、機関回転数とピストン移動量特
性を変化させるサーボバルブタイマが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとす課題】ところが、上記のサーボ
バルブタイマを備えた噴射時期調整装置では、機関回転
数の所定の範囲においてタイマピストンの位置が変化し
ないいわゆるフラット特性をもつ構成を成立させること
ができず、機関回転数に応じて階段状のタイマ特性を成
立させることはできなかった。このため、内燃機関の中
速域において進角度を一定にし、内燃機関の回転数を増
減することはできなかった。
バルブタイマを備えた噴射時期調整装置では、機関回転
数の所定の範囲においてタイマピストンの位置が変化し
ないいわゆるフラット特性をもつ構成を成立させること
ができず、機関回転数に応じて階段状のタイマ特性を成
立させることはできなかった。このため、内燃機関の中
速域において進角度を一定にし、内燃機関の回転数を増
減することはできなかった。
【0005】そこで、上述の欠点を解決したサーボバル
ブタイマとして、所定範囲の機関回転数においてフラッ
トなタイマ特性をもたせ、機関回転数に応じて階段状の
タイマ特性をもたせた2ステージサーボタイマが知られ
ている。このような2ステージサーボタイマを備えた噴
射時期調整装置では、内燃機関の中速域において機関回
転数が上昇しても燃料噴射時期を一定の進角値に保持す
ることができ、内燃機関の加速騒音の低減と排ガス性能
を向上することができる。
ブタイマとして、所定範囲の機関回転数においてフラッ
トなタイマ特性をもたせ、機関回転数に応じて階段状の
タイマ特性をもたせた2ステージサーボタイマが知られ
ている。このような2ステージサーボタイマを備えた噴
射時期調整装置では、内燃機関の中速域において機関回
転数が上昇しても燃料噴射時期を一定の進角値に保持す
ることができ、内燃機関の加速騒音の低減と排ガス性能
を向上することができる。
【0006】しかしながら、2ステージサーボタイマを
備えた噴射時期調整装置においては、組付け時、あるい
はサーボバルブタイマの修理による再組付け時、ポンプ
ハウジング内のフィードポンプの吸入側に設けられた低
圧室に空気が入る場合がある。低圧室に空気が入った場
合、この空気は、低圧室からフィードポンプ側へ抜け難
く、低圧室に溜まった状態になる。低圧室に空気が溜ま
ると、空気自体がばねと同様の働きをするため、タイマ
特性が本来の特性から変化するという問題があった。こ
の変化したタイマ特性は、燃料噴射ポンプの運転により
サーボバルブタイマ内の摺動部材が複数回摺動し、低圧
室に溜まった空気が低圧室から徐々に抜けるまで本来の
特性に戻らなかった。
備えた噴射時期調整装置においては、組付け時、あるい
はサーボバルブタイマの修理による再組付け時、ポンプ
ハウジング内のフィードポンプの吸入側に設けられた低
圧室に空気が入る場合がある。低圧室に空気が入った場
合、この空気は、低圧室からフィードポンプ側へ抜け難
く、低圧室に溜まった状態になる。低圧室に空気が溜ま
ると、空気自体がばねと同様の働きをするため、タイマ
特性が本来の特性から変化するという問題があった。こ
の変化したタイマ特性は、燃料噴射ポンプの運転により
サーボバルブタイマ内の摺動部材が複数回摺動し、低圧
室に溜まった空気が低圧室から徐々に抜けるまで本来の
特性に戻らなかった。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、低圧室に空気が入った場合、タ
イマ特性を素早く本来の特性に戻すことができる分配型
燃料噴射ポンプの噴射時期調整装置を提供することを目
的とする。
になされたものであり、低圧室に空気が入った場合、タ
イマ特性を素早く本来の特性に戻すことができる分配型
燃料噴射ポンプの噴射時期調整装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の分配型燃
料噴射ポンプの噴射時期調整装置によると、タイマピス
トンとサーボバルブとバルブストッパと第1付勢手段と
第2付勢手段と当接部とを備え、この当接部は、バルブ
ストッパの遅角側への移動を規制し、第1付勢手段が収
容される第1低圧室と、第2付勢手段が収容される第2
低圧室とを組付け時におけるそれぞれの重力方向最上部
で連通する連通路を有している。このため、第2低圧室
に空気が入った場合、この空気は、バルブストッパの組
付け後の1回目の摺動で、第2低圧室から第2低圧室の
内壁とバルブストッパとのクリアランス、連通路ならび
に第1低圧室を経由してフィードポンプ側へ抜ける。し
たがって、タイマ特性を素早く本来の特性に戻すことが
できる。さらに、所定範囲の機関回転数においてフラッ
トなタイマ特性をもたせることができるため、内燃機関
の中速域において進角度を一定にし、内燃機関の回転数
を増減できるので、加速騒音を効果的に低減できる。
料噴射ポンプの噴射時期調整装置によると、タイマピス
トンとサーボバルブとバルブストッパと第1付勢手段と
第2付勢手段と当接部とを備え、この当接部は、バルブ
ストッパの遅角側への移動を規制し、第1付勢手段が収
容される第1低圧室と、第2付勢手段が収容される第2
低圧室とを組付け時におけるそれぞれの重力方向最上部
で連通する連通路を有している。このため、第2低圧室
に空気が入った場合、この空気は、バルブストッパの組
付け後の1回目の摺動で、第2低圧室から第2低圧室の
内壁とバルブストッパとのクリアランス、連通路ならび
に第1低圧室を経由してフィードポンプ側へ抜ける。し
たがって、タイマ特性を素早く本来の特性に戻すことが
できる。さらに、所定範囲の機関回転数においてフラッ
トなタイマ特性をもたせることができるため、内燃機関
の中速域において進角度を一定にし、内燃機関の回転数
を増減できるので、加速騒音を効果的に低減できる。
【0009】請求項2記載の分配型燃料噴射ポンプの噴
射時期調整装置によると、連通路は、環状溝と、この環
状溝に組付け時における重力方向最上部で連通するオリ
フィスとからなるので、低圧室に空気が入った場合、タ
イマ特性を確実に素早く本来の特性に戻すことができ
る。請求項3記載の分配型燃料噴射ポンプの噴射時期調
整装置によると、第1低圧室の内壁の組付け時における
重力方向最上部に連通路に連通する第1溝を形成し、第
2低圧室の内壁の組付け時における重力方向最上部に連
通路に連通する第2溝を形成したので、低圧室に空気が
入った場合、タイマ特性を確実に素早く本来の特性に戻
すことができる。
射時期調整装置によると、連通路は、環状溝と、この環
状溝に組付け時における重力方向最上部で連通するオリ
フィスとからなるので、低圧室に空気が入った場合、タ
イマ特性を確実に素早く本来の特性に戻すことができ
る。請求項3記載の分配型燃料噴射ポンプの噴射時期調
整装置によると、第1低圧室の内壁の組付け時における
重力方向最上部に連通路に連通する第1溝を形成し、第
2低圧室の内壁の組付け時における重力方向最上部に連
通路に連通する第2溝を形成したので、低圧室に空気が
入った場合、タイマ特性を確実に素早く本来の特性に戻
すことができる。
【0010】請求項4記載の分配型燃料噴射ポンプの噴
射時期調整装置によると、バルブストッパは第1低圧室
と第2低圧室とを連通するオリフィスを有する。このた
め、低圧室に空気が入った場合、この空気は、第2低圧
室からバルブストッパのオリフィス、連通路ならびに第
1低圧室を経由してフィードポンプ側へ抜ける。したが
って、タイマ特性をさらに確実に素早く本来の特性に戻
すことができる。
射時期調整装置によると、バルブストッパは第1低圧室
と第2低圧室とを連通するオリフィスを有する。このた
め、低圧室に空気が入った場合、この空気は、第2低圧
室からバルブストッパのオリフィス、連通路ならびに第
1低圧室を経由してフィードポンプ側へ抜ける。したが
って、タイマ特性をさらに確実に素早く本来の特性に戻
すことができる。
【0011】請求項5記載の分配型燃料噴射ポンプの噴
射時期調整装置によると、第1付勢手段の他端に第1付
勢手段の設定圧を調節する第1調節部材を設けたので、
第1調節部材を交換することで、簡単に低速域の進角特
性を変更することができる。請求項6記載の分配型燃料
噴射ポンプの噴射時期調整装置によると、当接部のバル
ブストッパ側の端部に遅角状態の弁部材とバルブストッ
パとの離間距離を調節する第2調節部材を設けたので、
第2調節部材を交換することで、簡単に中速域のフラッ
ト進角特性を変更することができる。
射時期調整装置によると、第1付勢手段の他端に第1付
勢手段の設定圧を調節する第1調節部材を設けたので、
第1調節部材を交換することで、簡単に低速域の進角特
性を変更することができる。請求項6記載の分配型燃料
噴射ポンプの噴射時期調整装置によると、当接部のバル
ブストッパ側の端部に遅角状態の弁部材とバルブストッ
パとの離間距離を調節する第2調節部材を設けたので、
第2調節部材を交換することで、簡単に中速域のフラッ
ト進角特性を変更することができる。
【0012】請求項7記載の分配型燃料噴射ポンプの噴
射時期調整装置によると、ポンプハウジングの反タイマ
ピストン側の端部に第2付勢手段の設定圧を調節する第
3調節部材を設けたので、第3調節部材を交換すること
で、簡単に高速域の進角特性を変更することができる。
射時期調整装置によると、ポンプハウジングの反タイマ
ピストン側の端部に第2付勢手段の設定圧を調節する第
3調節部材を設けたので、第3調節部材を交換すること
で、簡単に高速域の進角特性を変更することができる。
【0013】
【発明の実施例の形態】以下、本発明の複数の実施例を
図面に基づいて説明する。 (第1実施例)ディーゼル機関用分配型燃料噴射ポンプ
の噴射時期調整装置に本発明を適用した第1実施例のサ
ーボバルブタイマを図1、図2および図3に示す。な
お、図1、図2および図3に示した矢印Zは、第1実施
例のサーボバルブタイマの組付け時における重力鉛直上
方向を示す。
図面に基づいて説明する。 (第1実施例)ディーゼル機関用分配型燃料噴射ポンプ
の噴射時期調整装置に本発明を適用した第1実施例のサ
ーボバルブタイマを図1、図2および図3に示す。な
お、図1、図2および図3に示した矢印Zは、第1実施
例のサーボバルブタイマの組付け時における重力鉛直上
方向を示す。
【0014】この分配型噴射ポンプは、インナカム式の
回転運動するロータを用いた噴射ポンプ、あるいはロー
タとプランジャとが一体品でこのプランジャを往復かつ
回転運動させるフェイスカム式噴射ポンプのいずれであ
っても良い。分配型燃料噴射ポンプは、プランジャの往
復運動により燃料を加圧し、この加圧された燃料をロー
タまたはプランジャの回転位置に応じて所定の分配通路
から対応する気筒に燃料を分配圧送する。
回転運動するロータを用いた噴射ポンプ、あるいはロー
タとプランジャとが一体品でこのプランジャを往復かつ
回転運動させるフェイスカム式噴射ポンプのいずれであ
っても良い。分配型燃料噴射ポンプは、プランジャの往
復運動により燃料を加圧し、この加圧された燃料をロー
タまたはプランジャの回転位置に応じて所定の分配通路
から対応する気筒に燃料を分配圧送する。
【0015】そして図3に示すように、インナカムまた
はフェイスカムのカム位置は、ローラリング40および
スライドピン20を介してサーボバルブタイマ1により
制御される。サーボバルブタイマ1は、円筒状のハウジ
ング2と円筒状のタイマボディ3と一方の端部のカバー
4と他方の端部のシム5との内部に、タイマピストン
7、サーボバルブ10、アウタスプリング11、第1圧
縮コイルスプリング12、バルブストッパ13、第2圧
縮コイルスプリング15が収容されている。ここで、ハ
ウジング2と、タイマボディ3と、カバー4と、シム5
とは、特許請求の範囲に記載されたポンプハウジングに
相当する。
はフェイスカムのカム位置は、ローラリング40および
スライドピン20を介してサーボバルブタイマ1により
制御される。サーボバルブタイマ1は、円筒状のハウジ
ング2と円筒状のタイマボディ3と一方の端部のカバー
4と他方の端部のシム5との内部に、タイマピストン
7、サーボバルブ10、アウタスプリング11、第1圧
縮コイルスプリング12、バルブストッパ13、第2圧
縮コイルスプリング15が収容されている。ここで、ハ
ウジング2と、タイマボディ3と、カバー4と、シム5
とは、特許請求の範囲に記載されたポンプハウジングに
相当する。
【0016】ハウジング2の内部にはタイマピストン7
が図3に示す左右方向に往復摺動可能に収容されてお
り、このタイマピストン7のピン穴21にローラリング
40を介して図示しないカム部材と連結されるスライド
ピン20が嵌合される。タイマピストン7は、図3では
最も右位置にある状態であり、この位置で最遅角位置状
態である。このタイマピストン7の位置から左方向にタ
イマピストン7が移動すると、ピン穴21に嵌合するス
ライドピン20が移動してこの移動に伴いローラリング
40およびカム部材が進角側に移動する。一方、タイマ
ピストン7の通孔23には図示しないポンプ室の圧力が
導入され、後述するサーボバルブ10の弁部材9の位置
に応じて通孔23と通孔24とが連通状態または遮断状
態となる。通孔24の反サーボバルブ側はタイマピスト
ン7の一端側端面に開口し、この開口部にカバー4の内
壁面とタイマピストン7の端面とハウジング2の内周壁
面とでタイマピストン7の一端側に面する圧力室37が
形成される。この圧力室37の圧力が上昇すると、タイ
マピストン7は図3で左方向に移動する。
が図3に示す左右方向に往復摺動可能に収容されてお
り、このタイマピストン7のピン穴21にローラリング
40を介して図示しないカム部材と連結されるスライド
ピン20が嵌合される。タイマピストン7は、図3では
最も右位置にある状態であり、この位置で最遅角位置状
態である。このタイマピストン7の位置から左方向にタ
イマピストン7が移動すると、ピン穴21に嵌合するス
ライドピン20が移動してこの移動に伴いローラリング
40およびカム部材が進角側に移動する。一方、タイマ
ピストン7の通孔23には図示しないポンプ室の圧力が
導入され、後述するサーボバルブ10の弁部材9の位置
に応じて通孔23と通孔24とが連通状態または遮断状
態となる。通孔24の反サーボバルブ側はタイマピスト
ン7の一端側端面に開口し、この開口部にカバー4の内
壁面とタイマピストン7の端面とハウジング2の内周壁
面とでタイマピストン7の一端側に面する圧力室37が
形成される。この圧力室37の圧力が上昇すると、タイ
マピストン7は図3で左方向に移動する。
【0017】サーボバルブ10は弁部材9とブッシング
8とからなり、弁部材9はブッシング8の筒穴内壁26
に軸方向に移動可能に嵌合している。ブッシング8の側
壁には、通孔24に連通する通孔36が形成されてい
る。弁部材9のタイマボディ3側端部にばね座27が弁
部材9に一体に形成されている。図1に示すように、弁
部材9のばね座27とバルブストッパ13とハウジング
2の内周壁面とタイマボディ3の内周壁面とでタイマピ
ストン7の他端側に面する第1低圧室28が形成され、
この第1低圧室28に第1付勢手段としての第1圧縮コ
イルスプリング12が収容されている。この第1圧縮コ
イルスプリング12は、アウタスプリング11および第
2圧縮コイルスプリング15のばね力よりも十分に小さ
なばね力をもっている。第1圧縮コイルスルプイング1
2の一端12aは弁部材9のばね座27に当接し、他端
12bはバルブストッパ13の一端側の第1調節部材と
してのシム39に当接している。
8とからなり、弁部材9はブッシング8の筒穴内壁26
に軸方向に移動可能に嵌合している。ブッシング8の側
壁には、通孔24に連通する通孔36が形成されてい
る。弁部材9のタイマボディ3側端部にばね座27が弁
部材9に一体に形成されている。図1に示すように、弁
部材9のばね座27とバルブストッパ13とハウジング
2の内周壁面とタイマボディ3の内周壁面とでタイマピ
ストン7の他端側に面する第1低圧室28が形成され、
この第1低圧室28に第1付勢手段としての第1圧縮コ
イルスプリング12が収容されている。この第1圧縮コ
イルスプリング12は、アウタスプリング11および第
2圧縮コイルスプリング15のばね力よりも十分に小さ
なばね力をもっている。第1圧縮コイルスルプイング1
2の一端12aは弁部材9のばね座27に当接し、他端
12bはバルブストッパ13の一端側の第1調節部材と
してのシム39に当接している。
【0018】アウタスプリング11は、圧縮コイルスプ
リングからなるもので、一端11aがタイマピストン7
に固定されるばね座30に当接し、他端11bがタイマ
ボディ3の内部に収容される円環状の当接部31に当接
している。バルブストッパ13は、小径部13aと大径
部13bとからなり、タイマボディ3の内部に軸方向に
摺動可能に設けられている。バルブストッパ13は、図
1に示す最遅角位置状態で当接部31のバルブストッパ
13側端部に設けられた第2調節部材としてのシム16
に当接している。この最遅角位置状態で、小径部13a
は第1低圧室28に収容され、大径部13bは後述する
第2低圧室29に収容されている。大径部13bの端面
には、シム16の外径よりも外側に軸方向に貫通するオ
リフィス53が複数形成されている。バルブストッパ1
3は、複数のオリフィス53のうちの一つが組付け時に
おける重力方向最上部、すなわち矢印Z方向最上部の近
辺となるようにサーボバルブタイマ1に組付けられる。
リングからなるもので、一端11aがタイマピストン7
に固定されるばね座30に当接し、他端11bがタイマ
ボディ3の内部に収容される円環状の当接部31に当接
している。バルブストッパ13は、小径部13aと大径
部13bとからなり、タイマボディ3の内部に軸方向に
摺動可能に設けられている。バルブストッパ13は、図
1に示す最遅角位置状態で当接部31のバルブストッパ
13側端部に設けられた第2調節部材としてのシム16
に当接している。この最遅角位置状態で、小径部13a
は第1低圧室28に収容され、大径部13bは後述する
第2低圧室29に収容されている。大径部13bの端面
には、シム16の外径よりも外側に軸方向に貫通するオ
リフィス53が複数形成されている。バルブストッパ1
3は、複数のオリフィス53のうちの一つが組付け時に
おける重力方向最上部、すなわち矢印Z方向最上部の近
辺となるようにサーボバルブタイマ1に組付けられる。
【0019】バルブストッパ13とシム5とタイマボデ
ィ3の内周壁面とで第1低圧室28に隣接する第2低圧
室29が形成され、この第2低圧室29に第2付勢手段
としての第2圧縮コイルスプリング15が収容されてい
る。この第2圧縮コイルスプリング15は、一端15a
がバルブストッパ13のシム5側端部に当接し、他端1
5bがシム5に当接している。ここで、シム5は、ポン
プハウジングの反タイマピストン側の端部を構成してい
る。またシム5は、特許請求の範囲に記載された第3調
節部材に相当する。
ィ3の内周壁面とで第1低圧室28に隣接する第2低圧
室29が形成され、この第2低圧室29に第2付勢手段
としての第2圧縮コイルスプリング15が収容されてい
る。この第2圧縮コイルスプリング15は、一端15a
がバルブストッパ13のシム5側端部に当接し、他端1
5bがシム5に当接している。ここで、シム5は、ポン
プハウジングの反タイマピストン側の端部を構成してい
る。またシム5は、特許請求の範囲に記載された第3調
節部材に相当する。
【0020】カバー4とハウジング2との間はOリング
33が介装され、ハウジング2とタイマボディ3との間
はOリング34が介装され、ハウジング3とシム5との
間はOリング35が介装されて、ハウジング2およびタ
イマボディ3の内部が液密に保持されている。図2に示
すように、当接部31には、シム16の外径よりも外側
にオリフィス53に連通する環状溝51が形成され、こ
の環状溝51に矢印Z方向最上部で連通するオリフィス
52が形成されている。このため、第1低圧室28と第
2低圧室29とは、矢印Z方向最上部で環状溝51とオ
リフィス52とオリフィス53とにより連通している。
ここで、環状溝51とオリフィス52とは、連通路を構
成している。
33が介装され、ハウジング2とタイマボディ3との間
はOリング34が介装され、ハウジング3とシム5との
間はOリング35が介装されて、ハウジング2およびタ
イマボディ3の内部が液密に保持されている。図2に示
すように、当接部31には、シム16の外径よりも外側
にオリフィス53に連通する環状溝51が形成され、こ
の環状溝51に矢印Z方向最上部で連通するオリフィス
52が形成されている。このため、第1低圧室28と第
2低圧室29とは、矢印Z方向最上部で環状溝51とオ
リフィス52とオリフィス53とにより連通している。
ここで、環状溝51とオリフィス52とは、連通路を構
成している。
【0021】上記の構成により、組付け時、あるいはサ
ーボバルブタイマ1の修理による再組付け時、第2低圧
室29に空気が入った場合、この空気は、バルブストッ
パ13の組付け後の一回目の摺動で、図2の矢印に示す
ように、第2低圧室29からオリフィス53、環状溝5
1、オリフィス52を経由して第1低圧室28へ抜け、
最終的に図示しないフィードポンプ側へ抜ける。
ーボバルブタイマ1の修理による再組付け時、第2低圧
室29に空気が入った場合、この空気は、バルブストッ
パ13の組付け後の一回目の摺動で、図2の矢印に示す
ように、第2低圧室29からオリフィス53、環状溝5
1、オリフィス52を経由して第1低圧室28へ抜け、
最終的に図示しないフィードポンプ側へ抜ける。
【0022】次に、このサーボバルブタイマ1の作動に
ついて説明する。タイマピストン7の通孔23に分配型
噴射ポンプのポンプ室の圧力が導かれている。このポン
プ室の圧力は、基本的には、図示しない機関駆動力によ
り同期して回転駆動される燃料ポンプの回転数の上昇に
応じて増大する。図3に示す初期状態において、通孔2
3の圧力が増大すると、第1圧縮コイルスプリング12
に抗してブッシング8内の弁部材9が図3で左方向に押
され、通孔23と通孔36とが連通し、通孔24を経由
して圧力室37の圧力が上昇する。すると、ピストン7
がアウタスプリング11に抗して図3で左方向に移動す
る。この状態では、圧力室37の圧力が上昇し、弁部材
9がバルブストッパ13に当接するまでタイマピストン
7は図3で左方向に移動する。
ついて説明する。タイマピストン7の通孔23に分配型
噴射ポンプのポンプ室の圧力が導かれている。このポン
プ室の圧力は、基本的には、図示しない機関駆動力によ
り同期して回転駆動される燃料ポンプの回転数の上昇に
応じて増大する。図3に示す初期状態において、通孔2
3の圧力が増大すると、第1圧縮コイルスプリング12
に抗してブッシング8内の弁部材9が図3で左方向に押
され、通孔23と通孔36とが連通し、通孔24を経由
して圧力室37の圧力が上昇する。すると、ピストン7
がアウタスプリング11に抗して図3で左方向に移動す
る。この状態では、圧力室37の圧力が上昇し、弁部材
9がバルブストッパ13に当接するまでタイマピストン
7は図3で左方向に移動する。
【0023】弁部材9がバルブストッパ13に当接した
後、ポンプ回転数が増大し、それにともないポンプ室の
圧力が上昇しても一定の圧力値までは圧力室37の圧力
は上昇せず、タイマピストン7は弁部材9がバルブスト
ッパ13に当接した位置に保持され、これによりタイマ
進角値は一定値となる。その後、更に回転数が上昇する
と、ポンプ室の圧力も増大し、それにともない第2圧縮
コイルスプリング15に抗してバルブストッパ13およ
び弁部材9がさらに左方向位置に移動する。このとき、
圧力室37の圧力が上昇し、その圧力値に比例してタイ
マピストン7は左方向すなわち進角側に移動する。
後、ポンプ回転数が増大し、それにともないポンプ室の
圧力が上昇しても一定の圧力値までは圧力室37の圧力
は上昇せず、タイマピストン7は弁部材9がバルブスト
ッパ13に当接した位置に保持され、これによりタイマ
進角値は一定値となる。その後、更に回転数が上昇する
と、ポンプ室の圧力も増大し、それにともない第2圧縮
コイルスプリング15に抗してバルブストッパ13およ
び弁部材9がさらに左方向位置に移動する。このとき、
圧力室37の圧力が上昇し、その圧力値に比例してタイ
マピストン7は左方向すなわち進角側に移動する。
【0024】次に、図4に示す第1特性、フラット
部特性および第2特性の各状態の作動について説明す
る。 第1特性 第1特性Aでは、サーボバルブ10が開状態となりポン
プ室の圧力を通孔23、通孔36および通孔24を通し
て圧力室37に導入し、ポンプ室の圧力と第1圧縮コイ
ルスプリング12の設定圧の釣り合いを保つ部位置にサ
ーボバルブ10を開状態あるいは閉状態に移動させ、そ
の位置でタイマピストン7が保持される。第1圧縮コイ
ルスプリング12の荷重調整はシム39により行われ
る。
部特性および第2特性の各状態の作動について説明す
る。 第1特性 第1特性Aでは、サーボバルブ10が開状態となりポン
プ室の圧力を通孔23、通孔36および通孔24を通し
て圧力室37に導入し、ポンプ室の圧力と第1圧縮コイ
ルスプリング12の設定圧の釣り合いを保つ部位置にサ
ーボバルブ10を開状態あるいは閉状態に移動させ、そ
の位置でタイマピストン7が保持される。第1圧縮コイ
ルスプリング12の荷重調整はシム39により行われ
る。
【0025】フラット部特性 フラット部特性Bでは、弁部材9がバルブストッパ13
に当接し、弁部材9のリフトを抑制する。この状態では
第2圧縮コイルスプリング15のセット荷重がポンプ室
の圧力とバルブ有効断面積との積の値より大きな値であ
るため、ポンプ室の圧力が変動してもタイマピストン7
の位置が中速の所定位置に保持される。このタイマピス
トン7の位置調整は、シム16により行われる。
に当接し、弁部材9のリフトを抑制する。この状態では
第2圧縮コイルスプリング15のセット荷重がポンプ室
の圧力とバルブ有効断面積との積の値より大きな値であ
るため、ポンプ室の圧力が変動してもタイマピストン7
の位置が中速の所定位置に保持される。このタイマピス
トン7の位置調整は、シム16により行われる。
【0026】第2特性 第2特性Cでは、弁部材9とバルブストッパ13とが当
接しており、この当接している状態で圧力室37の圧力
と第2圧縮コイルスプリング15の設定圧との釣り合い
位置によりタイマピストン7の位置が決まる。第2圧縮
コイルスプリング15の荷重の調整は、シム5により行
われる。ここで、当接部31に環状溝とオリフィスとが
形成されておらず、第2低圧室29に空気が入った場
合、この空気は第2低圧室29に溜まった状態になり、
第2低圧室29から抜け難い。空気が第2低圧室29に
溜まった状態になった場合、タイマ特性は点線Dで示す
ようになる。点線Dで示すタイマ特性は、第2低圧室2
9に溜まった空気がばねと同様の働きをし、本来の第2
特性Cから変化している。しかしながら第1実施例で
は、第2低圧室29に空気が入った場合、この空気は素
早く第2低圧室29から抜け出るので、タイマ特性を確
実に素早く本来のタイマ特性に戻すことができる。した
がって、第1実施例では、タイマ特性が本来の第2特性
Cから変化するのを防止することができる。
接しており、この当接している状態で圧力室37の圧力
と第2圧縮コイルスプリング15の設定圧との釣り合い
位置によりタイマピストン7の位置が決まる。第2圧縮
コイルスプリング15の荷重の調整は、シム5により行
われる。ここで、当接部31に環状溝とオリフィスとが
形成されておらず、第2低圧室29に空気が入った場
合、この空気は第2低圧室29に溜まった状態になり、
第2低圧室29から抜け難い。空気が第2低圧室29に
溜まった状態になった場合、タイマ特性は点線Dで示す
ようになる。点線Dで示すタイマ特性は、第2低圧室2
9に溜まった空気がばねと同様の働きをし、本来の第2
特性Cから変化している。しかしながら第1実施例で
は、第2低圧室29に空気が入った場合、この空気は素
早く第2低圧室29から抜け出るので、タイマ特性を確
実に素早く本来のタイマ特性に戻すことができる。した
がって、第1実施例では、タイマ特性が本来の第2特性
Cから変化するのを防止することができる。
【0027】第1実施例では、第2特性における内燃機
関の高速域において、エンジンの出力要求に応じて迅速
にタイマ進角させて所望のエンジン出力を的確にかつ迅
速に得ることができる。さらに第1実施例においては、
機関の中速域においてタイマ特性としてポンプ回転数が
ある値で変化してもタイマ進角値が一定となるフラット
部を有する特性になる。したがって、例えば、内燃機関
の中速域などで加速する場合、加速騒音を低減すること
ができ、またディーゼル機関の排ガス性能を向上するこ
とができる。
関の高速域において、エンジンの出力要求に応じて迅速
にタイマ進角させて所望のエンジン出力を的確にかつ迅
速に得ることができる。さらに第1実施例においては、
機関の中速域においてタイマ特性としてポンプ回転数が
ある値で変化してもタイマ進角値が一定となるフラット
部を有する特性になる。したがって、例えば、内燃機関
の中速域などで加速する場合、加速騒音を低減すること
ができ、またディーゼル機関の排ガス性能を向上するこ
とができる。
【0028】さらにまた、第1実施例においては、第1
特性、フラット部特性ならびに第2特性等を、第1特性
Aではシム39、フラット部特性Bではシム16、第2
特性Cではシム5により容易に各特性の調整を行うこと
ができる。(第2実施例)本発明のディーゼル機関用分
配型燃料噴射ポンプの噴射時期調整装置に適用した第2
実施例のサーボバルブタイマを図5および図6に示す。
なお、図5および図6に示した矢印Zは、第2実施例の
サーボバルブタイマの組付け時における重力鉛直上方向
を示す。第1実施例と実質的に同一部分に同一符号を付
す。
特性、フラット部特性ならびに第2特性等を、第1特性
Aではシム39、フラット部特性Bではシム16、第2
特性Cではシム5により容易に各特性の調整を行うこと
ができる。(第2実施例)本発明のディーゼル機関用分
配型燃料噴射ポンプの噴射時期調整装置に適用した第2
実施例のサーボバルブタイマを図5および図6に示す。
なお、図5および図6に示した矢印Zは、第2実施例の
サーボバルブタイマの組付け時における重力鉛直上方向
を示す。第1実施例と実質的に同一部分に同一符号を付
す。
【0029】第2実施例においては、図5および図6に
示すように、当接部31の矢印Z方向最上部に連通路5
5を形成し、第1低圧室28の内壁の矢印Z方向最上部
に連通路55に連通する第1溝56を形成し、第2低圧
室29の内壁の矢印Z方向最上部に連通路55に連通す
る第2溝57を形成している。また、バルブストッパ1
3の大径部13bの側面に径方向に貫通するオリフィス
54を形成し、オリフィス54が矢印Z方向最上部の近
辺となるようにバルブストッパ13を組付ける。このた
め、第1低圧室28と第2低圧室29とは、矢印Z方向
最上部で第1溝56と連通路55と第2溝57とオリフ
ィス54とにより連通している。このため、組付け時、
あるいは修理による再組付け時、第2低圧室29に空気
が入った場合、この空気は、バルブストッパ13の組付
け後の一回目の摺動で、第2低圧室29からオリフィス
54、第2溝57、連通路55、第1溝56を経由して
第1低圧室28へ抜け、最終的に図示しないフィードポ
ンプ側へ抜ける。したがって、第2実施例では、第2低
圧室29に空気が入った場合、この空気は素早く第2低
圧室29から抜け出るので、タイマ特性を確実に素早く
本来のタイマ特性に戻すことができる。
示すように、当接部31の矢印Z方向最上部に連通路5
5を形成し、第1低圧室28の内壁の矢印Z方向最上部
に連通路55に連通する第1溝56を形成し、第2低圧
室29の内壁の矢印Z方向最上部に連通路55に連通す
る第2溝57を形成している。また、バルブストッパ1
3の大径部13bの側面に径方向に貫通するオリフィス
54を形成し、オリフィス54が矢印Z方向最上部の近
辺となるようにバルブストッパ13を組付ける。このた
め、第1低圧室28と第2低圧室29とは、矢印Z方向
最上部で第1溝56と連通路55と第2溝57とオリフ
ィス54とにより連通している。このため、組付け時、
あるいは修理による再組付け時、第2低圧室29に空気
が入った場合、この空気は、バルブストッパ13の組付
け後の一回目の摺動で、第2低圧室29からオリフィス
54、第2溝57、連通路55、第1溝56を経由して
第1低圧室28へ抜け、最終的に図示しないフィードポ
ンプ側へ抜ける。したがって、第2実施例では、第2低
圧室29に空気が入った場合、この空気は素早く第2低
圧室29から抜け出るので、タイマ特性を確実に素早く
本来のタイマ特性に戻すことができる。
【図1】本発明の第1実施例のサーボバルブタイマを示
すものであって、図3の主要部拡大図である。
すものであって、図3の主要部拡大図である。
【図2】本発明の第1実施例のサーボバルブタイマを示
すものであって、図3のII部分拡大図である。
すものであって、図3のII部分拡大図である。
【図3】本発明の分配型燃料噴射ポンプの噴射時期調整
装置に適用した第1実施例のサーボバルブタイマを示す
断面図である。
装置に適用した第1実施例のサーボバルブタイマを示す
断面図である。
【図4】本発明の第1実施例によるタイマ特性を示す特
性図である。
性図である。
【図5】本発明の分配型燃料噴射ポンプの噴射時期調整
装置に適用した第2実施例のサーボバルブタイマを示す
断面図である。
装置に適用した第2実施例のサーボバルブタイマを示す
断面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
1 サーボバルブタイマ 2 ハウジング(ポンプハウジング) 3 タイマボディ(ポンプハウジング) 4 カバー 5 シム(第3調整部材) 7 タイマピストン 8 ブッシング 9 弁部材 10 サーボバルブ 11 アウタスプリング 12 第1圧縮コイルスプリング(第1付勢手段) 13 バルブストッパ 15 第2圧縮コイルスプリング(第2付勢手段) 16 シム(第2調整部材) 28 第1低圧室 29 第2低圧室 31 当接部 37 圧力室 39 シム(第1調節部材) 51 環状溝(連通路) 52 オリフィス(連通路) 53、54 オリフィス 55 連通路 56 第1溝 57 第2溝
Claims (7)
- 【請求項1】 分配型燃料噴射ポンプの噴射時期を調節
するカム部材を駆動し、ポンプハウジング内に摺動可能
に設けられるタイマピストンと、前記ポンプハウジング
に形成され送油ポンプから燃料が供給されるポンプ室の
圧力が所定圧力よりも高いとき、前記ポンプ室から、前
記ポンプハウジングに形成され前記タイマピストンの一
端側に面する圧力室へ供給される燃料の通路を開き、前
記ポンプ室の圧力が所定圧力よりも低いとき、前記圧力
室と、前記ポンプハウジングに形成され前記タイマピス
トンの他端側に面する第1低圧室とを連通し、前記ポン
プ室から前記圧力室へ供給される燃料の通路を閉じるサ
ーボバルブと、 前記圧力室の圧力が所定値以上になったとき、前記サー
ボバルブの弁部材と当接可能なバルブストッパと、 前記第1低圧室に収容され、一端が前記弁部材に当接
し、他端が前記バルブストッパの一端に当接し、前記サ
ーボバルブを閉側に付勢する第1付勢手段と、 前記ポンプハウジングに前記バルブストッパを隔てて前
記第1低圧室に隣接して形成される第2低圧室に収容さ
れ、一端が前記バルブストッパの他端に当接し、他端が
前記ポンプハウジングの反タイマピストン側の端部に当
接し、前記バルブストッパの進角側への移動を規制する
第2付勢手段と、 前記ポンプハウジングに設けられ、前記第1低圧室と前
記第2低圧室とを組付け時におけるそれぞれの重力方向
最上部で連通する連通路を有し、前記バルブストッパが
当接することにより前記バルブストッパの遅角側への移
動を規制する当接部と、 を備えたことを特徴とする分配型燃料噴射ポンプの噴射
時期調整装置。 - 【請求項2】 前記連通路は、環状溝と、前記環状溝に
組付け時における重力方向最上部で連通するオリフィス
とからなることを特徴とする請求項1記載の分配型燃料
噴射ポンプの噴射時期調整装置。 - 【請求項3】 前記第1低圧室の内壁の組付け時におけ
る重力方向最上部に前記連通路に連通する第1溝を形成
し、前記第2低圧室の内壁の組付け時における重力方向
最上部に前記連通路に連通する第2溝を形成したことを
特徴とする請求項1記載の分配型燃料噴射ポンプの噴射
時期調整装置。 - 【請求項4】 前記バルブストッパは、前記第1低圧室
と前記第2低圧室とを連通するオリフィスを有すること
を特徴とする請求項1、2または3記載の分配型燃料噴
射ポンプの噴射時期調整装置。 - 【請求項5】 前記第1付勢手段の他端に前記第1付勢
手段の設定圧を調節する第1調節部材を設けたことを特
徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の分配型燃料
噴射ポンプの噴射時期調整装置。 - 【請求項6】 前記当接部の前記バルブストッパ側の端
部に遅角状態の前記弁部材と前記バルブストッパとの離
間距離を調節する第2調節部材を設けたことを特徴とす
る請求項1〜5のいずれか一項記載の分配型燃料噴射ポ
ンプの噴射時期調整装置。 - 【請求項7】 前記ポンプハウジングの端部に前記第2
付勢手段の設定圧を調節する第3調節部材を設けたこと
を特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の分配型
燃料噴射ポンプの噴射時期調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27254097A JPH11107783A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 分配型燃料噴射ポンプの噴射時期調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27254097A JPH11107783A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 分配型燃料噴射ポンプの噴射時期調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11107783A true JPH11107783A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17515330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27254097A Pending JPH11107783A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 分配型燃料噴射ポンプの噴射時期調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11107783A (ja) |
-
1997
- 1997-10-06 JP JP27254097A patent/JPH11107783A/ja active Pending
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