JPH1110791A - 片面金属張り積層板製造用接合材 - Google Patents
片面金属張り積層板製造用接合材Info
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Abstract
形することができ、しかもこの積層板を剥離するときに
は積層板に樹脂層の樹脂が転写されて残ったりすること
がない片面金属張り積層板製造用接合材を提供する。 【解決手段】 両面にプリプレグ3を介して金属箔4を
配置すると共にこれを加熱加圧することによって、片面
金属張り積層板5を両面に接合させて成形するために用
いられる接合材Aに関する。金属材1の表面にそれぞれ
エポキシ樹脂とメラミン樹脂を混合した熱硬化性樹脂か
らなる樹脂層2を設けて上記の接合材Aを形成する。
Description
板として使用される片面金属張り積層板を製造する際に
用いられる接合材に関するものである。
金属箔張り積層板を製造するにあたって、特開平7−2
73424号公報等で提供されるような、接合材を用い
る方法がある。すなわちこの接合材としては、例えば、
基材の両面にエポキシ樹脂とシリコン樹脂の混合樹脂を
塗布した離型材や、フッ素樹脂系フィルム離型材や、ト
リアセテートフィルム離型材などが用いられるものであ
り、図2(a)のように接合材Aの両側にそれぞれ複数
枚のプリプレグ3を重ね、さらに各プリプレグ3の最外
層に銅箔等の金属箔4を重ね、これを加熱加圧すること
によって接合材Aの両面にそれぞれ接合させた状態で図
2(b)のように片面金属張り積層板5を成形すること
ができるものである。
て、2枚の片面金属張り積層板5を同時に成形すること
ができるものであり、生産性高く片面金属張り積層板5
を製造することができるものである。そして各片面金属
張り積層板5を接合材Aから剥がして、各片面金属張り
積層板5に個別に回路印刷、エッチング、ドリル加工等
を行なって、片面プリント配線板に加工することができ
るが、接合材Aの両面にそれぞれ片面金属張り積層板5
を接合した上記のものを1セットとして、回路印刷、エ
ッチング、ドリル加工等を行なうことによって、接合材
Aの両面の片面金属張り積層板5を同時に片面プリント
配線板に加工することができるものであり、従ってこの
場合には、加工効率を高く得ることがきるものである。
て従来から使用されている上記のものを用いると、接合
材Aに対する片面金属張り積層板5の密着性が不十分で
あり、プリント加工の工程中に接合材Aから片面金属張
り積層板5が剥離したり、また接合材Aと片面金属張り
積層板5の間にエッチング液がしみ込んで片面金属張り
積層板5の基板10の裏面にエッチング液が残ったりす
る等の問題があった。
あり、密着性高く接合して片面金属張り積層板を成形す
ることができ、しかもこの積層板を剥離するときには積
層板に樹脂層の樹脂が転写されて残ったりすることがな
い片面金属張り積層板製造用接合材を提供することを目
的とするものである。
片面金属張り積層板製造用接合材は、両面にプリプレグ
3を介して金属箔4を配置すると共にこれを加熱加圧す
ることによって、片面金属張り積層板5を両面に接合さ
せて成形するために用いられる接合材Aにおいて、金属
材1の両側の表面にそれぞれエポキシ樹脂とメラミン樹
脂を混合した熱硬化性樹脂からなる樹脂層2を設けて成
ることを特徴とするものである。
て、エポキシ樹脂としてビスフェノールA型エポキシ樹
脂を用い、エポキシ樹脂100重量部に対してメラミン
樹脂を1〜100重量部混合して成ることを特徴とする
ものである。本発明の請求項3に係る片面金属張り積層
板製造用接合材は、両面にプリプレグ3を介して金属箔
4を配置すると共にこれを加熱加圧することによって、
片面金属張り積層板5を両面に接合させて成形するため
に用いられる接合材Aにおいて、金属材1の両側の表面
にそれぞれエポキシ樹脂とメラミン樹脂とアクリル・ブ
タジエン・メタクリル酸共重合物とポリエステル系樹脂
を混合した熱硬化性樹脂からなる樹脂層2を設けて成る
ことを特徴とするものである。
て、エポキシ樹脂としてビスフェノールA型エポキシ樹
脂を用い、エポキシ樹脂100重量部に対してメラミン
樹脂を1〜100重量部混合して成ることを特徴とする
ものである。また請求項5の発明は、請求項1乃至4に
おいて、樹脂層2は熱硬化性樹脂をCステージ状態に硬
化させて形成されていることを特徴とするものである。
おいて、樹脂層2の厚みが0.1〜10μmであること
を特徴とするものである。また請求項7の発明は、請求
項1乃至6において、金属材1がアルミニウム箔である
ことを特徴とするものである。
する。本発明の接合材Aは、芯材となる金属材1の両面
に樹脂層2,2を設けて形成されるものであり、金属材
1としては、アルミニウム箔や銅箔などの金属箔を用い
ることができる。金属材1としてこのように金属箔を用
いる場合には、アルミニウム箔を使用するのが好まし
い。この金属材1は片面金属張り積層板の製造に一般に
用いられる銅箔に熱膨張が近く、表面が平滑なものが適
している。金属材1として銅箔を使用する場合、厚みの
薄いものを使用するには電解銅箔を使用する必要がある
が、電解銅箔は片面が粗面に形成されており、不適であ
る。これに対してアルミニウム箔は厚みが薄く表面が平
滑化されたものが汎用されており、熱膨張も銅箔に近い
ために、適しているものである。
エポキシ樹脂とメラミン樹脂からなる熱硬化性樹脂を用
いるものである。エポキシ樹脂とメラミン樹脂を混合し
てブレンド熱硬化性樹脂として使用することができるも
のである。エポキシ樹脂としてはビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂を用いるのが好ましい。片面金属張り積層板
の製造に使用されるプリプレグは一般にエポキシ樹脂で
作製されているが、このエポキシ樹脂にはビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂が使用されることが多く、プリプレ
グの樹脂との接合性から樹脂層2を形成する樹脂のエポ
キシ樹脂としてはビスフェノールA型エポキシ樹脂が好
ましいのである。エポキシ樹脂とメラミン樹脂の混合量
は、エポキシ樹脂としてビスフェノールA型エポキシ樹
脂を用いる場合、エポキシ樹脂100重量部に対して、
メラミン樹脂1〜100重量部の範囲が好ましい。メラ
ミン樹脂の混合量が1重量部未満であると、樹脂層2が
硬く脆くなり、後述のように成形した片面金属張り積層
板5の基板10に樹脂が転写し易くなる。逆にメラミン
樹脂の混合量が100重量部を超えると、樹脂層2の耐
熱性や耐溶剤性が悪くなり、同様に片面金属張り積層板
5の基板10に樹脂が転写し易くなる。
とし、さらに剥離強度をコントロールするために、アク
リル・ブタジエン・メタクリル酸共重合物とポリエステ
ル系樹脂を混合して調製した熱硬化性樹脂を用いること
もできる。アクリル・ブタジエン・メタクリル酸共重合
物としては、各共重合成分の重量比率が、アクリル1に
対して、ブタジエンが1〜4、メタクリル酸が0.1〜
2の範囲のものが好ましい。またポリエステル系樹脂と
しては後述する化学構造式(D)のものなどの熱可塑性
ポリエステル樹脂を用いることができる。これらの配合
量は、エポキシ樹脂としてビスフェノールA型エポキシ
樹脂を用いる場合、エポキシ樹脂100重量部に対し
て、メラミン樹脂1〜100重量部の範囲が好ましく、
さらにアクリル・ブタジエン・メタクリル酸共重合物は
0〜10重量部、ポリエステル系樹脂は0〜1重量部の
範囲が好ましい。
性樹脂を塗布して樹脂層2,2を形成することによっ
て、接合材Aを作製することができるものである。形成
する樹脂層2の厚みは、0.1〜10μmの範囲が好ま
しい。樹脂層2の厚みをこの範囲に設定することによっ
て、金属材1への樹脂層2の密着性が良好になり、樹脂
層2が金属材1から剥離して後述のように成形した片面
金属張り積層板5の基板10に樹脂が転写し難くなるも
のである。
脂を加熱することによって、樹脂層2をCステージ状態
にまで完全に硬化させるようにするのが好ましい。樹脂
層2が半硬化のBステージ状態であると、後述のように
接合材Aに接合させて成形した片面金属張り積層板5を
接合材Aから剥離する際の剥離性が悪くなると共に片面
金属張り積層板5の基板10の背面に樹脂層2が転写す
るおそれがあるので、樹脂層2はCステージ状態に硬化
させて形成するのが好ましい。
いて片面金属張り積層板5を製造するにあたっては、図
1(a)に示すように、接合材Aの両面に複数枚のプリ
プレグ3を重ねると共に、このプリプレグ3の外側に銅
箔などの金属箔4を重ね、これを加熱加圧成形すること
によって、図1(b)のように、プリプレグ3による基
板10の片側表面に金属箔4が積層された2枚の片面金
属張り積層板5を接合材Aの両面に成形することができ
るものであり、各片面金属張り積層板5は接合材Aの表
面に接合されて一体化された状態で成形されるものであ
る。
ぞれ片面金属張り積層板5を接合したものを1セットと
して、各片面金属張り積層板5に回路印刷、エッチン
グ、ドリル加工等を行なうことによって、接合材Aの両
面の片面金属張り積層板5を同時に片面プリント配線板
に加工することができるものである。このようにプリン
ト加工するにあたって、接合材Aの表面にはエポキシ樹
脂とメラミン樹脂をベースとする樹脂層2が形成してあ
り、接合材Aの表面と片面金属張り積層板5との間の密
着性を高く得ることができる。従って、プリント加工の
工程中に接合材Aから片面金属張り積層板5が剥離した
り、また接合材Aと片面金属張り積層板5の間にエッチ
ング液がしみ込んで片面金属張り積層板5の基板10の
裏面にエッチング液が残ったりするようなことを防ぐこ
とができるものである。またエポキシ樹脂とメラミン樹
脂をベースとする樹脂層2は片面金属張り積層板5の剥
離性も良好であり、片面プリント配線板に加工した後の
片面金属張り積層板5を接合材Aから剥離する際に、樹
脂層2の樹脂が片面金属張り積層板5の基板10の背面
に転写して付着するようなことがなくなるものである。
従って、片面プリント配線板に加工した片面金属張り積
層板5の基板10の背面にシルクスクーン印刷等するに
あたって、片面金属張り積層板5の基板10に対するイ
ンクの密着性に問題が生じることがなくなり、また片面
プリント配線板に加工した片面金属張り積層板5を二次
成形して多層プリント配線板などの多層板を製造するに
あたって、層間引き剥がし強度に問題が生じることがな
くなるものである。
る。 (実施例1)ビスフェノールA型エポキシ樹脂(化学構
造式(A)のもの、平均分子量14900)100重
量、メラミン樹脂(化学構造式(B)のもの、平均分子
量241)50重量部を混合して熱硬化性樹脂を調製し
た。
IS H 4160 A1N30H18)を金属材1と
して用い、その両面にグラビアロールコート法で上記の
熱硬化性樹脂をコーティングし、170℃のオーブンで
1分間加熱乾燥することによって、Cステージ状態の厚
み1μmの樹脂層2を金属材1の両面に設けた接合材A
を作製した。
ルA型エポキシ樹脂100重量、実施例1と同じメラミ
ン樹脂5重量部を混合して熱硬化性樹脂を調製した。こ
の熱硬化性樹脂を用いて、後は実施例1と同様にして、
金属材1の両面にCステージ状態の厚み3μmの樹脂層
2を設けた接合材Aを作製した。
ルA型エポキシ樹脂100重量、実施例1と同じメラミ
ン樹脂85重量部を混合して熱硬化性樹脂を調製した。
この熱硬化性樹脂を用いて、後は実施例1と同様にし
て、金属材1の両面にCステージ状態の厚み2μmの樹
脂層2を設けた接合材Aを作製した。
ルA型エポキシ樹脂100重量、実施例1と同じメラミ
ン樹脂50重量部、アクリル・ブタジエン・メタクリル
酸共重合物(化学構造式(C)のもの、平均分子量30
00)0.4重量部、熱可塑性飽和共重合ポリエステル
樹脂(化学構造式(D)のもの、平均分子量3000)
0.13重量部を混合して熱硬化性樹脂を調製した。こ
の熱硬化性樹脂を用いて、後は実施例1と同様にして、
金属材1の両面にCステージ状態の厚み4μmの樹脂層
2を設けた接合材Aを作製した。
ルA型エポキシ樹脂100重量、実施例1と同じメラミ
ン樹脂50重量部、実施例4と同じアクリル・ブタジエ
ン・メタクリル酸共重合物2.1重量部、実施例4と同
じ熱可塑性飽和共重合ポリエステル樹脂0.63重量部
を混合して熱硬化性樹脂を調製した。この熱硬化性樹脂
を用いて、後は実施例1と同様にして、金属材1の両面
にCステージ状態の厚み1μmの樹脂層2を設けた接合
材Aを作製した。
ルA型エポキシ樹脂100重量、実施例1と同じメラミ
ン樹脂50重量部、実施例4と同じアクリル・ブタジエ
ン・メタクリル酸共重合物4.2重量部、実施例4と同
じ熱可塑性飽和共重合ポリエステル樹脂1.25重量部
を混合して熱硬化性樹脂を調製した。この熱硬化性樹脂
を用いて、後は実施例1と同様にして、金属材1の両面
にCステージ状態の厚み8μmの樹脂層2を設けた接合
材Aを作製した。
ルA型エポキシ樹脂100重量、実施例1と同じメラミ
ン樹脂0.5重量部を混合して熱硬化性樹脂を調製し
た。この熱硬化性樹脂を用いて、後は実施例1と同様に
して、金属材1の両面にCステージ状態の厚み6μmの
樹脂層2を設けた接合材Aを作製した。
ルA型エポキシ樹脂100重量、実施例1と同じメラミ
ン樹脂120重量部を混合して熱硬化性樹脂を調製し
た。この熱硬化性樹脂を用いて、後は実施例1と同様に
して、金属材1の両面にCステージ状態の厚み15μm
の樹脂層2を設けた接合材Aを作製した。
ルA型エポキシ樹脂100重量、シリコーン樹脂(ビッ
クケミ−ジャパン(株)製「Byk−306)1重量
部、シリカ10重量部を混合して熱硬化性樹脂を調製し
た。この熱硬化性樹脂を用いて、後は実施例1と同様に
して、金属材1の両面にCステージ状態の厚み5μmの
樹脂層2を設けた接合材Aを作製した。
た接合材Aを用い、片面金属箔張り積層板5を製造し
た。すなわち、まずガラス基材(日東紡績社製、WEA
116E S136)にエポキシ樹脂を含浸乾燥し
て、樹脂量42重量%、硬化時間140秒のエポキシ樹
脂プリプレグ3を調製し、接合材Aの両面にこのプリプ
レグ3をそれぞれ2枚重ね、さらに接合材Aの両面のプ
リプレグ3の外側に厚み35μmの銅箔からなる金属箔
4を重ねた。そしてこの構成物の上下にプレートやクッ
ション材をセットし、成形プレス装置で、温度180
℃、圧力40kg/cm2 、時間90分の条件で加熱加
圧成形することによって、板厚2.0mmの2枚の片面
金属張り積層板5を接合材Aの両面に接合させた状態で
製造した。
状態で製造した片面金属張り積層板5について、接合材
Aと片面金属張り積層板5との引き剥がし強さを測定し
た。結果を表1に示す。次に、このように接合材Aの両
面にそれぞれ片面金属張り積層板5を接合したものを1
セットとしてエッチング液で処理し、各片面金属張り積
層板5の金属箔4をエッチングした。このようにエッチ
ング処理を行なった際に、実施例1〜8のものは接合材
Aから片面金属張り積層板5が剥離することはなく、接
合材Aと片面金属張り積層板5の基板10との間にエッ
チング液がしみ込むこともなかったが、比較例1のもの
では接合材Aから片面金属張り積層板5が剥離し、また
接合材Aと片面金属張り積層板5の基板10との間にエ
ッチング液がしみ込むものであった。
に、接合材Aから片面金属張り積層板5を剥がし、片面
金属張り積層板5の基板10の裏面(接合材A側の面)
に樹脂層2の樹脂が転写して付着しているか否を観察し
た。またこのように接合材Aから剥がした片面金属張り
積層板5の基板10の裏面にUV硬化インクをシルクス
クリーン印刷し、基板10のインク密着性を評価した。
インク密着性の評価は、基板10にUVインクをシルク
スクリーンで印刷して照射することによって硬化させ、
硬化させたUVインクに縦横1mm間隔の碁盤目の切り
込みを入れ、粘着テープ(セロテープ)を貼って剥がす
試験を行ない、粘着テープへのUVインクの転写量を測
定することによって行なった。そして転写10%以下を
「○」、転写10〜50%を「△」、転写50%以上を
「×」と判定した。さらに、接合材Aから剥がした片面
金属張り積層板5の両面に上記のエポキシ樹脂プリプレ
グを2枚ずつ重ねると共にその外側に厚み35μmの銅
箔を重ね、温度172℃、圧力40kg/cm2 、時間
90分の条件で加熱加圧して二次成形することによっ
て、板厚0.6mmの3層構成の多層板を製造した。こ
の多層板について層間接着強度を測定した。これらの結
果を表1に示す。
のは、接合材Aと金属張り積層板5の引き剥がし強度が
高く、エッチング後に接合材Aからの剥離やエッチング
液のしみ込みがなく、多層板の層間接着強度が高いもの
であった。また実施例1〜6のものは、接合材Aから剥
がした積層板5に接合材Aの樹脂層2の樹脂が転写して
付着することがなく、インクの密着性にも問題がない
が、樹脂層2におけるエポキシ樹脂に対するメラミン樹
脂の配合量が多い実施例7や少ない実施例8のものは、
樹脂層2の樹脂の転写やインクの密着性に問題があっ
た。
グを介して金属箔を配置すると共にこれを加熱加圧する
ことによって、片面金属張り積層板を両面に接合させて
成形するために用いられる接合材を、金属材の表面にそ
れぞれエポキシ樹脂とメラミン樹脂を混合した熱硬化性
樹脂からなる樹脂層を設けて形成するようにしたので、
エポキシ樹脂とメラミン樹脂からなる樹脂層によって、
接合材と片面金属張り積層板との間の密着性を高く得る
ことができ、プリント加工の工程中に接合材から片面金
属張り積層板が剥離したり、接合材と片面金属張り積層
板の間にエッチング液がしみ込んだりすることを防ぐこ
とができるものであり、またエポキシ樹脂とメラミン樹
脂からなる樹脂層は片面金属張り積層板の剥離性も良好
であって、加工した後の片面金属張り積層板を接合材か
ら剥離する際に、樹脂層の樹脂が片面金属張り積層板に
転写して付着するようなことがなくなり、片面金属張り
積層板の背面に対するインクの密着性に問題が生じるこ
とがなくなると共に加工した片面金属張り積層板を二次
成形して多層板を製造するにあたって、層間引き剥がし
強度に問題が生じることがなくなるものである。
金属箔を配置すると共にこれを加熱加圧することによっ
て、片面金属張り積層板を両面に接合させて成形するた
めに用いられる接合材を、金属材の表面にそれぞれエポ
キシ樹脂とメラミン樹脂とアクリル・ブタジエン・メタ
クリル酸共重合物とポリエステル系樹脂を混合した熱硬
化性樹脂からなる樹脂層を設けて形成するようにしたの
で、エポキシ樹脂とメラミン樹脂とアクリル・ブタジエ
ン・メタクリル酸共重合物とポリエステル系樹脂からな
る樹脂層によって、接合材と片面金属張り積層板との間
の密着性を高く得ることができ、プリント加工の工程中
に接合材から片面金属張り積層板が剥離したり、接合材
と片面金属張り積層板の間にエッチング液がしみ込んだ
りすることを防ぐことができるものであり、またエポキ
シ樹脂とメラミン樹脂とアクリル・ブタジエン・メタク
リル酸共重合物とポリエステル系樹脂からなる樹脂層は
片面金属張り積層板の剥離性も良好であって、加工した
後の片面金属張り積層板を接合材から剥離する際に、樹
脂層の樹脂が片面金属張り積層板に転写して付着するよ
うなことがなくなり、片面金属張り積層板の背面に対す
るインクの密着性に問題が生じることがなくなると共に
加工した片面金属張り積層板を二次成形して多層板を製
造するにあたって、層間引き剥がし強度に問題が生じる
ことがなくなるものである。
(a),(b)はそれぞれ断面図である。
(b)はそれぞれ断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 両面にプリプレグを介して金属箔を配置
すると共にこれを加熱加圧することによって、片面金属
張り積層板を両面に接合させて成形するために用いられ
る接合材において、金属材の両側の表面にそれぞれエポ
キシ樹脂とメラミン樹脂を混合した熱硬化性樹脂からな
る樹脂層を設けて成ることを特徴とする片面金属張り積
層板製造用接合材。 - 【請求項2】 エポキシ樹脂としてビスフェノールA型
エポキシ樹脂を用い、エポキシ樹脂100重量部に対し
てメラミン樹脂を1〜100重量部混合して成ることを
特徴とする請求項1に記載の片面金属張り積層板製造用
接合材。 - 【請求項3】 両面にプリプレグを介して金属箔を配置
すると共にこれを加熱加圧することによって、片面金属
張り積層板を両面に接合させて成形するために用いられ
る接合材において、金属材の両側の表面にそれぞれエポ
キシ樹脂とメラミン樹脂とアクリル・ブタジエン・メタ
クリル酸共重合物とポリエステル系樹脂を混合した熱硬
化性樹脂からなる樹脂層を設けて成ることを特徴とする
片面金属張り積層板製造用接合材。 - 【請求項4】 エポキシ樹脂としてビスフェノールA型
エポキシ樹脂を用い、エポキシ樹脂100重量部に対し
てメラミン樹脂を1〜100重量部混合して成ることを
特徴とする請求項3に記載の片面金属張り積層板製造用
接合材。 - 【請求項5】 樹脂層は熱硬化性樹脂をCステージ状態
に硬化させて形成されていることを特徴とする請求項1
乃至4のいずれかに記載の片面金属張り積層板製造用接
合材。 - 【請求項6】 樹脂層の厚みが0.1〜10μmである
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の片
面金属張り積層板製造用接合材。 - 【請求項7】 金属材がアルミニウム箔であることを特
徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の片面金属張
り積層板製造用接合材。
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| JP16918097A JP3698863B2 (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 片面金属張り積層板製造用接合材 |
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