JPH11108146A - 動力伝達装置 - Google Patents
動力伝達装置Info
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- JPH11108146A JPH11108146A JP26891297A JP26891297A JPH11108146A JP H11108146 A JPH11108146 A JP H11108146A JP 26891297 A JP26891297 A JP 26891297A JP 26891297 A JP26891297 A JP 26891297A JP H11108146 A JPH11108146 A JP H11108146A
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Abstract
動による異音の発生や焼きつきを防止する。 【構成】 ハブ6の第2ボール保持穴6cにボール8を
嵌合係止した状態で、プーリ1の円錐状第1ボール保持
穴1dの斜面にボール8を接触させ、圧縮機3の通常運
転時には、皿バネ9によりボール8にバネ力を作用して
ボール8を第1ボール保持穴1dの斜面に所定の荷重で
押しつけて、プーリ1からハブ6に動力を伝達する。一
方、過負荷時には、第1ボール保持穴1dの斜面からボ
ール8に加わる軸方向荷重により皿バネ9の形状をボー
ル8から離れる方向に反転させ、ボール8が保持穴1d
の斜面から離脱し、ハブ6への動力伝達が遮断される。
Description
ミッターとしての機能を備えた動力伝達装置に関するも
ので、自動車用空調装置の冷凍サイクルの圧縮機駆動用
動力伝達装置として好適なものである。
として、0容量付近まで容量を変化させることができる
可変容量圧縮機を用いる場合には、冷凍サイクルの能力
制御のために、圧縮機を断続作動させる必要がなくな
る。従って、このような可変容量圧縮機を用いるもので
は、エンジンから圧縮機への動力伝達を断続するための
クラッチ機構が不要となる。
機ロック等の異常が発生した時には、圧縮機駆動機構の
ベルトに過大なトルクが加わり、ベルトが切損する事態
が起こる。特に、自動車の圧縮機駆動機構では、圧縮機
以外の種々な補機(バッテリ充電発電機、エンジン冷却
水用ウォータポンプ、パワーステアリング用油圧ポンプ
等)と共通のベルトにて、エンジンからの動力が伝達さ
れるようになっているので、駆動ベルトが一旦切損する
と、自動車の走行不能という重大な故障を引き起こすこ
とになる。
トルクが設定値以上に上昇すると、この伝達トルクの上
昇に対応して、圧縮機への動力伝達経路を遮断するトル
クリミッター機能を付加したものが特開平8−2102
50号公報にて提案されている。この公報記載の中の1
つの従来技術では、ベルトが係合され、エンジンの駆動
力により回転するプーリに連結された連結基板と、圧縮
機回転軸に連結された駆動力受承体とを所定間隔をおい
て対向配置するとともに、プーリ側の連結基板と、圧縮
機側の駆動力受承体にそれぞれ凹部を形成し、この連結
基板の凹部と駆動力受承体の凹部との間にボールを配置
している。
に押しつけるバネ力を作用させる弾性手段(圧縮バネ)
をプーリ側の連結基板に配設している。通常運転時に
は、上記両凹部の間にボールを収容した状態を保持する
ことにより、このボールを介して、プーリ側の連結基板
から圧縮機側の駆動力受承体に動力が伝達されて圧縮機
が作動する。
ルクが設定値以上に上昇すると、上記弾性手段のバネ力
に抗して、負荷トルクの軸方向成分によりボールが駆動
力受承体の凹部から離脱する。すると、このボールと圧
縮機側の駆動力受承体との係合状態が解除され、プーリ
側の連結基板が空回りするようになり、この結果、圧縮
機への動力伝達が遮断される。
術では、圧縮機への動力伝達の遮断後の状態において、
空回りするプーリ側の連結基板上をボールが摺動するの
で、このボールの摺動部から異音が発生したり、ボール
がプーリ側の連結基板に焼きつく恐れもある。本発明は
上記点に鑑みてなされたもので、圧縮機等の従動側機器
への動力伝達の遮断後の状態において、ボールの摺動に
起因する異音の発生やボールの焼きつきを防止すること
を目的とする。
め、請求項1〜4記載の発明では、駆動側回転部材
(1、11、12)の側板部(1c、11a)と従動側
回転部材(6)の側板部(6b)とのいずれか一方の円
周方向に、複数の円錐状の第1ボール保持穴(1d、6
e)を設け、両側板部(1c、11a)、(6b)の他
方の円周方向には、第1ボール保持穴(1d、6e)に
対応して、複数の第2ボール保持穴(6c、1g)を設
け、この第2ボール保持穴(1g)に対してボール
(8)を嵌合係止した状態で、第1ボール保持穴(1
d、6e)の傾斜壁面にボール(8)を接触させるよう
にし、両側板部(1c、11a)、(6b)のうち、第
2ボール保持穴(6c、1g)が設けられる側板部に、
所定の荷重が加わると形状が反転する弾性部材(9)を
備え、従動側機器(3)の通常運転時には、弾性部材
(9)により複数のボール(8)にバネ力を作用して複
数のボール(8)をそれぞれ第1ボール保持穴(1d、
6e)の傾斜壁面に所定の荷重で押しつけることによ
り、駆動側回転部材(1、11、12)から複数のボー
ル(8)の嵌合部を経て従動側回転部材(6)に動力が
伝達され、一方、従動側機器(3)の過負荷時には、第
1ボール保持穴(1d、6e)の傾斜壁面からボール
(8)に加わる軸方向荷重が弾性部材(9)の所定荷重
を上回ることにより、弾性部材(9)の形状がボール
(8)から離れる方向に反転して、ボール(8)が第1
ボール保持穴(1d、6e)の傾斜壁面から離脱し、駆
動側回転部材(1、11、12)から従動側回転部材
(6)への動力伝達が遮断されるようにしたことを特徴
としている。
時には弾性部材(9)の形状の反転作用により、ボール
(8)に作用するバネ力を完全に解放することができ、
そのため、動力伝達の遮断作用(トルクリミッター)作
用を設定トルクにて確実に行うことができる。しかも、
ボール(8)に作用するバネ力の完全解放により、ボー
ル(8)を円錐状の第1ボール保持穴(1d、6e)の
傾斜壁面から離脱させることができるので、動力伝達の
遮断後の状態においては、ボール(8)の摺動状態が発
生せず、そのため、従来技術のようなボール(8)の摺
動状態に起因する焼きつきや異音の発生がなく、実用上
極めて有利である。
転部材(6)の側板部(6b)に、弾性部材(9)を配
置する凹溝(6d)を形成し、従動側機器(3)の過負
荷時には、円錐状の第1ボール保持穴(1d、6e)の
傾斜壁面から離脱したボール(8)を従動側回転部材
(6)の凹溝(6d)内に移動するようにしたことを特
徴としている。
おいては、停止状態にある従動側回転部材(6)の凹溝
(6d)内にボール(8)を保持することができ、ボー
ル(8)の保持を安定に行うことができる。なお、本発
明は請求項3のように、駆動側回転部材(1、11、1
2)の側板部(1c、11a)に、弾性部材(9)を配
置する凹溝(1f)を形成し、従動側機器(3)の過負
荷時には、円錐状の第1ボール保持穴(1d、6e)の
傾斜壁面から離脱したボール(8)を駆動側回転部材
(1、11、12)の凹溝(1f)内に移動するように
してもよい。
転部材を、回転駆動源からの回転力がベルトを介して伝
達され回転するプーリ(1)と、このプーリ(1)の内
周側に間隔をおいて配置された円筒状のロータ(11)
と、このプーリ(1)とロータ(11)との間を一体に
連結する弾性変形可能なゴム部材(12)とにより構成
することを特徴としている。
形により圧縮機等の従動側機器(3)のトルク変動を吸
収できる。従って、トルクリミッター機能とトルク変動
吸収機能とを両立させることができる。また、弾性部材
(9)は請求項5のように皿バネで構成することができ
る。なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施
形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
基づいて説明する。 (第1実施形態)図1〜図6は本発明を自動車空調用圧
縮機の動力伝達装置に適用した第1実施形態を示すもの
であり、図1は通常の動力伝達状態を示し、図6は過負
荷時の動力伝達遮断状態を示している。1は駆動側回転
部材をなすプーリで、図示しないベルトを介して自動車
エンジン(回転駆動源)から回転力を受けて回転するも
のである。
であって、プーリ1には多重Vベルトが係合される多重
V溝を持ったプーリ部1aと、内周円筒部1bと、プー
リ部1aと内周円筒部1bの間で半径方向に延びる側板
部1cが一体に備えられている。プーリ1の内周円筒部
1bにはベアリング2が配置され、このベアリング2に
よりプーリ1は圧縮機(従動側機器)3のフロントハウ
ジング4の円筒突出部4a上に回転自在に支持されてい
る。
置で、圧縮機3のフロントハウジング4の円筒突出部4
aの内周側と回転軸5との間に配置され、圧縮機3の内
部から外部へ冷媒が漏れるのを防止するためのものであ
る。6は従動側回転部材をなすハブで、内周円筒部6a
と、この内周円筒部6aの一端部(反圧縮機側の端部)
から半径方向外側へ延びる円板状の側板部6bとを有す
る形状に鉄系金属で形成されている。このハブ6の内周
円筒部6aは回転軸5に対してインボリュートスプライ
ン結合等により回転方向に回り止めして嵌合し、かつボ
ルト7により回転軸5の先端部に一体に締結されてい
る。
6bに対向するように配置され、この側板部1cには図
3に拡大図示するように円錐状の第1ボール保持穴1d
が形成されている。このボール保持穴1dの円錐形はハ
ブ6の側板部6b側の径が大きく、圧縮機3側へ行くに
つれて小さくなるように設定されている。このボール保
持穴1dは金属製のボール8を保持するもので、ボール
保持穴1dの円錐形の最大径はボール8の径より若干大
きく設定され、円錐形の傾斜壁面の途中部位(図3参
照)にボール8が接触する。
5を中心とする円周方向に略等間隔で複数(本例では8
個)配置されており、従って、第1ボール保持穴1dも
ボール8に対応してプーリ1の側板部1cの円周方向に
複数(本例では8個)配置されている。一方、ハブ6の
側板部6bの外周側部位は厚肉状に形成されており、こ
の側板部6bの外周側厚肉部には、前記した第1ボール
保持穴1dと半径方向の同一位置(図1の半径rの位
置)に、第1ボール保持穴1dと対向するように円筒状
の第2ボール保持穴6cが開けてある。この第2ボール
保持穴6cもボール8に対応してハブ6の側板部6bの
円周方向に複数(本例では8個)配置されている。この
円筒状の第2ボール保持穴6cの内径は図3に拡大図示
するように金属製のボール8の外径より若干大きくし
て、ボール8を嵌合係止できるようにしてある。
保持穴6cの背面側(反圧縮機側)に環状の凹溝6dが
形成されており、この環状の凹溝6dの半径方向の幅寸
法は図3に示すようにボール8の径より十分大きくして
ある。そして、この環状の凹溝6d内には所定の荷重に
て反転する特性を持つ弾性部材として皿バネ9が配置さ
れている。この皿バネ9の内周部はサークリップ10に
て環状の凹溝6d内周部に位置決めして保持されてい
る。また、皿バネ9の外周部はボール8に圧接してボー
ル8を第1ボール保持穴1dの傾斜壁面(円錐面)に所
定のバネ荷重Fsにて押しつけるようになっている。
部側(小径側)には円筒状穴1e(図3)が形成してあ
る。この円筒状穴1eは、ボール8の球面形状が第1ボ
ール保持穴1dの円錐頂部側に小面積で当接するのを防
止するためのものである。次に、上記構成において第1
実施形態の作動を説明する。車両エンジンが運転される
と、車両エンジンのクランクプーリからの駆動力が図示
しないベルトを介してプーリ1に伝達され、プーリ1が
ベアリング2上で回転する。ここで、ボール8が皿バネ
9のバネ荷重Fsにて第1ボール保持穴1dの傾斜壁面
に押しつけられているので、ハブ6の側板部6bの円筒
状の第2ボール保持穴6c内にボール8が嵌合係止され
た状態が保持される。
8の嵌合係止部を経てハブ6に伝達され、ハブ6から回
転軸5に伝達されて圧縮機3が作動する。ところで、ボ
ール8には図3に示すように、エンジンからの駆動トル
クTに応じて第1ボール保持穴1dの傾斜壁面で発生す
る軸方向成分の荷重Fboと、円錐バネ9によるバネ荷
重Fsが作用する。
Fboとし、全体の軸方向荷重をFbとし、円錐状穴6
cの壁面の傾斜角をθとし、円錐状穴6cの傾斜壁面に
よる回転方向成分の荷重をFtとし、ボール8の数をN
とすると、軸方向荷重FboおよびFbは次の数式1で
表すことができる。
部位の半径であるピッチ半径をr(図1参照)とする
と、次の数式2で表すことができる。
所定の荷重Fmを越えた荷重が作用すると、その皿形状
が反転する特性を有するものであり、本例の皿バネ9は
図5に示すように、所定の荷重Fm=60Kgf以上の
荷重が作用すると、皿形状が反転して大きく変形するよ
うに設定されている。また、ボール8の直径は、本例で
は、皿バネ9の荷重特性が図5において負の特性となる
領域、具体的には、図5のD点で示す3mm設定されて
いる。
皿バネ9の変形量を約0.5mmとして、皿バネ9に5
0Kgfの荷重(図5のA点)を与えるようにしておけ
ば、通常の運転状態では、ボール8は図4(a)に示す
ように、皿バネ9のバネ荷重Fsにて第1ボール保持穴
1dの傾斜壁面に押しつけられ、ボール8を介してプー
リ1からハブ6に動力が伝達される。
過大な負荷トルクがボール8の嵌合部に作用すると、第
1ボール保持穴1dの傾斜壁面で発生する軸方向成分の
荷重Fbが皿バネ9の反転荷重の設定値Fm(60Kg
f)を上回るので、この軸方向荷重Fbにより皿バネ9
が反転する。この皿バネ9の反転状態は図5ではC点と
なる。
8は図4(a)の状態から図4(b)、図4(c)の中
間状態を経由して最終的には図6に示すように、第1、
第2ボール保持穴1d、6cから完全に離脱して、ハブ
6の環状凹溝6d内に落ち込む。この結果、ボール8を
介したプーリ1とハブ6との円周方向の係止状態が解除
されるため、プーリ1がハブ6から離脱して空転し、ハ
ブ6側への動力伝達が遮断される。
は、ハブ6は停止状態となり、この停止状態のハブ6の
環状凹溝6d内にボール8が保持されるので、動力伝達
の遮断状態を以後確実に維持できるとともに、ボール8
は回転状態を保つプーリ1側から完全に離脱しているの
で、ボール8の焼きつき等の恐れが全くない。また、ボ
ール8の摺動による異音を発生することもない。
1d、6c、皿バネ9等の表面には、錆付き防止、耐食
性向上、摩擦低減等の目的のために、適宜の表面処理
(例えば、フッ素樹脂コーティング等)を施してもよ
い。 (第2実施形態)図7は第2実施形態を示すもので、第
2実施形態では、第1実施形態のプーリ1を、プーリ1
と円筒形状のロータ11に分割し、プーリ1のプーリ部
1aの内周側に所定間隔を開けてロータ11を同心状に
配置するとともに、このプーリ1のプーリ部1aの内周
側とロータ11の外周側との間を、弾性変形可能なゴム
部材12により一体に連結している。
がった形状でも、円周方向に複数に分割された形状でも
よく、ゴム部材12はプーリ部1aの内周側とロータ1
1の外周側に焼き付き接着等の方法で固着されている。
このゴム部材12の弾性変形により圧縮機3のトルク変
動を減衰、吸収し、騒音を低減する。そして、第2実施
形態では、ロータ11の半径方向内側に延びる側板部1
1aに、第1実施形態の円錐状の第1ボール保持穴1
d、円筒状穴1eを設けて、サークリップ10により保
持した皿バネ9のバネ荷重Fsにてボール8をプーリ1
側の円錐状の第1ボール保持穴1dの傾斜壁面に押しつ
ける点は第1実施形態と同じである。
形態と同じ作動機構にて圧縮機3の過負荷時のトルクリ
ミッター機能を果たすことができ、しかも、圧縮機3の
通常運転時にはゴム部材12の弾性変形によりトルク変
動吸収機能をも発揮できる。よって、第2実施形態で
は、圧縮機ロックのような過負荷時のトルクリミッター
機能と、通常運転時におけるトルク変動吸収機能とを両
立することができる。
すもので、ハブ6の環状凹溝6dの外周部をテーパ面1
3としている。このテーパ面13はプーリ1側から遠ざ
かるにつれて径寸法が大きくなるように傾斜している。
これにより、動力伝達の遮断時に、図8の上側位置から
下側位置に落下したボール8をテーパ面13の傾斜に沿
って反プーリ1側へ移行させて、ボール8を図8の下側
に示すように皿バネ9の外周先端部とテーパ面13との
間で挟み込むことができる。これにより、ボール8のが
たつきを確実に防止するようにしたものである。
すもので、ハブ6の環状凹溝6dの外周部にサークリッ
プ14を配置することにより、動力伝達の遮断時に、図
9の上側位置から下側位置に落下したボール8をサーク
リップ14と環状凹溝6dの底面部との間で保持して、
ボール8のがたつきを確実に防止するようにしたもので
ある。
形態を示すもので、皿バネ9の先端部とボール8との間
にリング状の保持板15を介在するようにしたもので、
この保持板15にはボール8を押圧する部位に、ボール
8の半径と同一半径を有する球面状の凹部15aを形成
し、この球面状の凹部15aがボール8の表面に面接触
するようにしたものである。これにより、ボール8表面
での接触部の面圧を低下できるので、トルクリミッタ作
動の信頼性を向上できる。
形態を示すもので、上記した各実施形態ではいずれもハ
ブ6側に環状凹溝6dを形成して、この環状凹溝6d内
に皿バネ9を配置しているが、第6実施形態ではプーリ
1の側板部1cに環状凹溝1fを形成し、このプーリ1
側の環状凹溝1f内に皿バネ9をサークリップ10によ
り位置決めして配置するとともに、プーリ1の側板部1
cに円筒状のボール保持穴1g(上述の円筒状の第2ボ
ール保持穴6cに相当)を設けている。また、環状凹溝
1fの外周部には第3実施形態と同様のテーパ面13を
設けている。
ボール保持穴6e(上述の円錐状の第1ボール保持穴1
dに相当)および円筒状穴6f(上述の円筒状穴1eに
相当)を設けている。第6実施形態によると、圧縮機ロ
ック時等の過負荷時には、皿バネ9の反転によりボール
8がプーリ1の環状凹溝1f内に落ち込んで、プーリ1
からハブ6への動力伝達が遮断される。動力伝達の遮断
後、ボール8は回転状態にあるプーリ1側に保持される
ので、ボール8は遠心力にて環状凹溝1f内の外周部に
付着する。そして、ボール8は、環状凹溝1f内の外周
部のテーパ面13に沿ってハブ6から遠ざかる方向へ移
動するので、第3実施形態と同様に、皿バネ9の外周先
端部とテーパ面13との間でボール8を挟み込むことが
できる。これにより、ボール8のがたつきを確実に防止
できる。
は、いずれも反転作用を有する弾性部材として皿バネ9
を用いているが、皿バネ9に限らず、反転作用を有する
弾性部材であれば、どのようなものでも使用できる。ま
た、本発明は自動車用空調装置の圧縮機への動力伝達装
置に限らず、種々な用途のものに広く適用可能である。
運転時の状態を示す。
トルクリミッタ−作動の経過を説明する説明図である。
ある。
ミッタ−作動後の動力遮断状態を示す縦断面図である。
運転時の状態を示す。
クリミッタ−作動後の動力遮断状態を示す。
クリミッタ−作動後の動力遮断状態を示す。
常運転時の状態を示す。
である。
常運転時の状態を示す。
6e…円錐状の第1ボール保持穴、、3…圧縮機、5…
回転軸、6…ハブ(従動側回転部材)、6b…側板部、
6c、1g…円筒状の第2ボール保持穴、6d、1f…
凹溝、8…ボール、9…皿バネ(弾性手段)。
Claims (5)
- 【請求項1】 回転駆動源からの回転力を受けて回転す
る駆動側回転部材(1、11、12)に半径方向に延び
る側板部(1c、11a)を備えるとともに、 従動側機器(3)の回転軸(5)に連結される従動側回
転部材(6)に、半径方向に延びる側板部(6b)を備
え、 前記両側板部(1c、11a)、(6b)のいずれか一
方の円周方向に複数の円錐状の第1ボール保持穴(1
d、6e)を設け、 前記両側板部(1c、11a)、(6b)の他方の円周
方向には、前記複数の第1ボール保持穴(1d、6e)
に対応して、複数の第2ボール保持穴(6c、1g)を
設け、 さらに、この第2ボール保持穴(1g)に対して嵌合係
止した状態で、前記第1ボール保持穴(1d、6e)の
傾斜壁面に接触可能な複数のボール(8)を備え、 前記両側板部(1c、11a)、(6b)のうち、前記
第2ボール保持穴(6c、1g)が設けられる側板部
に、所定の荷重が加わると形状が反転する弾性部材
(9)を備え、 前記従動側機器(3)の通常運転時には、前記弾性部材
(9)により前記複数のボール(8)にバネ力を作用し
て前記複数のボール(8)をそれぞれ前記第1ボール保
持穴(1d、6e)の傾斜壁面に所定の荷重で押しつけ
ることにより、前記駆動側回転部材(1、11、12)
から前記複数のボール(8)の嵌合部を経て前記従動側
回転部材(6)に動力が伝達され、 一方、前記従動側機器(3)の過負荷時には、前記第1
ボール保持穴(1d、6e)の傾斜壁面から前記ボール
(8)に加わる軸方向荷重が前記弾性部材(9)の所定
荷重を上回ることにより、前記弾性部材(9)の形状が
前記ボール(8)から離れる方向に反転して、前記ボー
ル(8)が前記第1ボール保持穴(1d、6e)の傾斜
壁面から離脱し、前記駆動側回転部材(1、11、1
2)から前記従動側回転部材(6)への動力伝達が遮断
されるようにしたことを特徴とする動力伝達装置。 - 【請求項2】 前記従動側回転部材(6)の前記側板部
(6b)に、前記弾性部材(9)を配置する凹溝(6
d)を形成し、 前記従動側機器(3)の過負荷時には、前記円錐状の第
1ボール保持穴(1d、6e)の傾斜壁面から離脱した
前記ボール(8)が前記凹溝(6d)内に移動するよう
にしたことを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装
置。 - 【請求項3】 前記駆動側回転部材(1、11、12)
の側板部(1c、11a)に、前記弾性部材(9)を配
置する凹溝(1f)を形成し、 前記従動側機器(3)の過負荷時には、前記円錐状の第
1ボール保持穴(1d、6e)の傾斜壁面から離脱した
前記ボール(8)が前記凹溝(1f)内に移動するよう
にしたことを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装
置。 - 【請求項4】 前記駆動側回転部材は、回転駆動源から
の回転力がベルトを介して伝達され回転するプーリ
(1)と、このプーリ(1)の内周側に間隔をおいて配
置された円筒状のロータ(11)と、このプーリ(1)
とロータ(11)との間を一体に連結する弾性変形可能
なゴム部材(12)とからなることを特徴とする請求項
1ないし3のいずれか1つに記載の動力伝達装置。 - 【請求項5】 前記弾性部材(9)は皿バネであること
を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の
動力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26891297A JP3915193B2 (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26891297A JP3915193B2 (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 動力伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11108146A true JPH11108146A (ja) | 1999-04-20 |
| JP3915193B2 JP3915193B2 (ja) | 2007-05-16 |
Family
ID=17465005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26891297A Expired - Fee Related JP3915193B2 (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 動力伝達装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3915193B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002227875A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Moric Co Ltd | トルクリミッタ |
| JP2005282603A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Fujikin Inc | トルクリミッター付きハンドル及びこのハンドルを備えた流体制御器 |
| JP2009264491A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Sanden Corp | 動力伝達装置 |
| JP2012047249A (ja) * | 2010-08-26 | 2012-03-08 | Tok Bearing Co Ltd | トルクリミッタ |
| CN102996403A (zh) * | 2012-12-07 | 2013-03-27 | 苏州蓝王机床工具科技有限公司 | 一种空压机飞轮与机身的连接机构 |
-
1997
- 1997-10-01 JP JP26891297A patent/JP3915193B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP3915193B2 (ja) | 2007-05-16 |
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