JPH11108712A - 流体の流量計測装置 - Google Patents
流体の流量計測装置Info
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- JPH11108712A JPH11108712A JP26627897A JP26627897A JPH11108712A JP H11108712 A JPH11108712 A JP H11108712A JP 26627897 A JP26627897 A JP 26627897A JP 26627897 A JP26627897 A JP 26627897A JP H11108712 A JPH11108712 A JP H11108712A
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Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】流体の流速が急激に変化しても、その変化する
流量を応答性良く確実に計測できる。 【解決手段】流体の全圧を第1圧力センサ21が検出
し、流体の静圧を1又は2以上の第2圧力センサ22,
23が検出する。第1圧力センサ21は管19内を流れ
る流体の流れ方向に平行に挿入された棒状体24の両端
のうち流体の流れ方向に対向する端面に設けられ、第2
圧力センサ22,23は棒状体24の周面に設けられ
る。
流量を応答性良く確実に計測できる。 【解決手段】流体の全圧を第1圧力センサ21が検出
し、流体の静圧を1又は2以上の第2圧力センサ22,
23が検出する。第1圧力センサ21は管19内を流れ
る流体の流れ方向に平行に挿入された棒状体24の両端
のうち流体の流れ方向に対向する端面に設けられ、第2
圧力センサ22,23は棒状体24の周面に設けられ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の流量を計測
する装置に関する。更に詳しくは、エンジンの吸気管内
を流れる吸気の流量を計測するのに適した流量計測装置
に関するものである。
する装置に関する。更に詳しくは、エンジンの吸気管内
を流れる吸気の流量を計測するのに適した流量計測装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の流量計側装置として図4
に示すように、車両のエンジンの吸気マニホルド1と吸
気管2との間に介装され所定の孔面積となるように細く
絞られた短管3と、この短管3の外周面から挿入された
支持パイプ4と、この支持パイプ4の先端に取付けられ
たヒータ5と、支持パイプ4の先端のうちヒータ5より
吸気の下流側に取付けられた温度センサ6とを備える。
ヒータ5にはヒータ線(図示せず)が内蔵され、温度セ
ンサ6はヒータ線の発熱温度を検出する熱電対型の温度
センサである。温度センサ6の検出出力はコントローラ
7の制御入力に接続され、コントローラ7の制御出力は
増幅回路8を介して上記ヒータ線と被制御部9にそれぞ
れ接続される。ヒータ線には所定の電力が供給され、被
制御部9は燃料噴射ポンプの燃料の噴射量を調整する電
子ガバナである。またコントローラ7にはメモリ7aが
設けられ、このメモリ7aには上記温度センサ6の検出
する温度に対する吸気の流速がマップとして記憶され
る。具体的には上記マップは予めヒータ線に所定の電力
を供給している状態で短管3内に既知の流速の吸気を流
し、このときの温度センサ6が検出する温度を測定し、
更に吸気の流速を変えたときの温度センサ6が検出する
温度の変化を示すグラフである。
に示すように、車両のエンジンの吸気マニホルド1と吸
気管2との間に介装され所定の孔面積となるように細く
絞られた短管3と、この短管3の外周面から挿入された
支持パイプ4と、この支持パイプ4の先端に取付けられ
たヒータ5と、支持パイプ4の先端のうちヒータ5より
吸気の下流側に取付けられた温度センサ6とを備える。
ヒータ5にはヒータ線(図示せず)が内蔵され、温度セ
ンサ6はヒータ線の発熱温度を検出する熱電対型の温度
センサである。温度センサ6の検出出力はコントローラ
7の制御入力に接続され、コントローラ7の制御出力は
増幅回路8を介して上記ヒータ線と被制御部9にそれぞ
れ接続される。ヒータ線には所定の電力が供給され、被
制御部9は燃料噴射ポンプの燃料の噴射量を調整する電
子ガバナである。またコントローラ7にはメモリ7aが
設けられ、このメモリ7aには上記温度センサ6の検出
する温度に対する吸気の流速がマップとして記憶され
る。具体的には上記マップは予めヒータ線に所定の電力
を供給している状態で短管3内に既知の流速の吸気を流
し、このときの温度センサ6が検出する温度を測定し、
更に吸気の流速を変えたときの温度センサ6が検出する
温度の変化を示すグラフである。
【0003】このように構成された流量計測装置では、
吸気の流速に応じて温度センサ6が検出する温度が変化
するので、コントローラ7がその検出温度をメモリ7a
のマップと比較して吸気の流速を算出し、この流速に短
管3内の孔面積を乗じることにより吸気の流量を求める
ことができる。この結果、コントローラ7は上記吸気の
流量に基づいて電子ガバナ9を制御することによりエン
ジン1への燃料噴射量を最適に制御できるので、エンジ
ン1の性能を向上できる。
吸気の流速に応じて温度センサ6が検出する温度が変化
するので、コントローラ7がその検出温度をメモリ7a
のマップと比較して吸気の流速を算出し、この流速に短
管3内の孔面積を乗じることにより吸気の流量を求める
ことができる。この結果、コントローラ7は上記吸気の
流量に基づいて電子ガバナ9を制御することによりエン
ジン1への燃料噴射量を最適に制御できるので、エンジ
ン1の性能を向上できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の流
量計測装置では、ヒータ線の熱容量が大き過ぎるため応
答性が悪く、車両加速時等のエンジン過渡運転時の流速
変化には追従できない不具合があった。この点を解消す
るために、車両のアクセルペダルの踏込み量を検出する
アクセルセンサの検出出力を上記従来の流量計測装置の
コントローラの制御入力に取込むことにより、エンジン
過渡運転時のエンジンへの燃料噴射量を制御する方法が
考えられる。しかし、この方法では、エンジン過渡運転
時の吸気流量を直接計測しないため、エンジンへの燃料
噴射量を最適に制御することは困難である。本発明の目
的は、流体の流速が急激に変化しても、その変化する流
量を応答性良く確実に計測できる、流体の流量計測装置
を提供することにある。
量計測装置では、ヒータ線の熱容量が大き過ぎるため応
答性が悪く、車両加速時等のエンジン過渡運転時の流速
変化には追従できない不具合があった。この点を解消す
るために、車両のアクセルペダルの踏込み量を検出する
アクセルセンサの検出出力を上記従来の流量計測装置の
コントローラの制御入力に取込むことにより、エンジン
過渡運転時のエンジンへの燃料噴射量を制御する方法が
考えられる。しかし、この方法では、エンジン過渡運転
時の吸気流量を直接計測しないため、エンジンへの燃料
噴射量を最適に制御することは困難である。本発明の目
的は、流体の流速が急激に変化しても、その変化する流
量を応答性良く確実に計測できる、流体の流量計測装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1に示すように、流体の全圧を検出する第1圧力セン
サ21と、流体の静圧を検出する1又は2以上の第2圧
力センサ22,23とを備えた流体の流量計測装置であ
る。この請求項1に記載された流体の流量計側装置で
は、第1圧力センサ21により流体の全圧が検出され、
第2圧力センサ22,23により流体の静圧が検出され
るので、これらの圧力センサ21〜23の検出した各圧
力に基づいて次式(1)により流体の流量が求められ
る。上記流体の流速が急激に変化するときであっても、
上記圧力センサ21〜23は流体の圧力の変化に追従し
て速やかに流体の全圧及び静圧を時々刻々と検出し続け
ることができる。
図1に示すように、流体の全圧を検出する第1圧力セン
サ21と、流体の静圧を検出する1又は2以上の第2圧
力センサ22,23とを備えた流体の流量計測装置であ
る。この請求項1に記載された流体の流量計側装置で
は、第1圧力センサ21により流体の全圧が検出され、
第2圧力センサ22,23により流体の静圧が検出され
るので、これらの圧力センサ21〜23の検出した各圧
力に基づいて次式(1)により流体の流量が求められ
る。上記流体の流速が急激に変化するときであっても、
上記圧力センサ21〜23は流体の圧力の変化に追従し
て速やかに流体の全圧及び静圧を時々刻々と検出し続け
ることができる。
【0006】
【数1】
【0007】上記式(1)において、Qは流体の流量で
あり、Sは流体の流路断面積であり、ζは棒状体24の
形状や圧力センサ22,23の取付位置等で決定される
係数であってピトー管係数に相当するものであり、ρは
流体の密度であり、更にP1,P2は第1及び第2圧力セ
ンサの検出した圧力である。なお、上記式(1)におい
て第2圧力センサが2個以上のときは、P2は2個以上
の第2圧力センサの検出出力の平均値である。
あり、Sは流体の流路断面積であり、ζは棒状体24の
形状や圧力センサ22,23の取付位置等で決定される
係数であってピトー管係数に相当するものであり、ρは
流体の密度であり、更にP1,P2は第1及び第2圧力セ
ンサの検出した圧力である。なお、上記式(1)におい
て第2圧力センサが2個以上のときは、P2は2個以上
の第2圧力センサの検出出力の平均値である。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明であって、更に図1に示すように、第1圧力センサ2
1が管19内を流れる流体の流れ方向に平行に挿入され
た棒状体24の両端のうち流体の流れ方向に対向する端
面に設けられ、第2圧力センサ22,23が棒状体24
の周面に設けられたところにある。この請求項2に記載
された流体の流量計測装置では、流体が管19内を通過
すると、この管19内に挿入された棒状体24に取付け
られた第1圧力センサ21及び第2圧力センサ22,2
3により流体の全圧及び静圧が検出されるので、これら
のセンサ21〜23の検出した各圧力に基づいて上記式
(1)により流体の流量が求められる。
明であって、更に図1に示すように、第1圧力センサ2
1が管19内を流れる流体の流れ方向に平行に挿入され
た棒状体24の両端のうち流体の流れ方向に対向する端
面に設けられ、第2圧力センサ22,23が棒状体24
の周面に設けられたところにある。この請求項2に記載
された流体の流量計測装置では、流体が管19内を通過
すると、この管19内に挿入された棒状体24に取付け
られた第1圧力センサ21及び第2圧力センサ22,2
3により流体の全圧及び静圧が検出されるので、これら
のセンサ21〜23の検出した各圧力に基づいて上記式
(1)により流体の流量が求められる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図3に示すように、車両のディーゼ
ルエンジン11の吸気マニホルド12には吸気管13を
介してエアクリーナ14に接続され、排気マニホルド1
6には排気管17が接続される。本発明の流量計測装置
18は吸気マニホルド12と吸気管13との間に介装さ
れた短管19内に設けられ(図3)、短管19内を流れ
る吸入空気、即ち吸気の流れ方向に平行に挿入された棒
状体24と、棒状体24の両端のうち吸気の流れ方向に
対向する端面に埋設された第1圧力センサ21と、棒状
体24の周面に埋設された一対の第2圧力センサ22,
23とを備える(図1及び図2)。
基づいて説明する。図3に示すように、車両のディーゼ
ルエンジン11の吸気マニホルド12には吸気管13を
介してエアクリーナ14に接続され、排気マニホルド1
6には排気管17が接続される。本発明の流量計測装置
18は吸気マニホルド12と吸気管13との間に介装さ
れた短管19内に設けられ(図3)、短管19内を流れ
る吸入空気、即ち吸気の流れ方向に平行に挿入された棒
状体24と、棒状体24の両端のうち吸気の流れ方向に
対向する端面に埋設された第1圧力センサ21と、棒状
体24の周面に埋設された一対の第2圧力センサ22,
23とを備える(図1及び図2)。
【0010】図1及び図2に詳しく示すように、短管1
9内は所定の孔面積となるように細く絞られる。また棒
状体24は吸気を乱さないように流線形に形成され、こ
の棒状体24には板状の脚部26が突設される。脚部2
6の下部は短管19の周壁に形成された取付孔19aに
挿入可能に形成され、短管19の外周面のうち取付孔1
9aの周囲にはリブ19bが突設される。脚部19の下
部を取付孔19aに挿入した状態で脚部26の下端をリ
ブ19bとともにボルト27を挿通してナット28を螺
合することにより、棒状体24の軸心が短管19の孔心
に一致するように短管19に固定される。
9内は所定の孔面積となるように細く絞られる。また棒
状体24は吸気を乱さないように流線形に形成され、こ
の棒状体24には板状の脚部26が突設される。脚部2
6の下部は短管19の周壁に形成された取付孔19aに
挿入可能に形成され、短管19の外周面のうち取付孔1
9aの周囲にはリブ19bが突設される。脚部19の下
部を取付孔19aに挿入した状態で脚部26の下端をリ
ブ19bとともにボルト27を挿通してナット28を螺
合することにより、棒状体24の軸心が短管19の孔心
に一致するように短管19に固定される。
【0011】第2圧力センサ22,23のうち一方の第
2圧力センサ22は棒状体24の外周面のうちの一方の
側面に埋設され、他方の第2圧力センサ23は棒状体2
4の外周面のうちの他方の側面に埋設される(図2)。
第1圧力センサ21は短管19内を流れる吸気の全圧を
検出し、一対の第2圧力センサ22,23は吸気の静圧
を検出するように構成される。第1及び第2圧力センサ
21〜23はこの実施の形態ではひずみゲージ式の圧力
センサであり、例えばPSS−02KAF(定格負荷1
9.61kPa(0.2kgf/cm2)、(株)共和
電業製)やPSS−05KAF(定格負荷49.03k
Pa(0.5kgf/cm2)、(株)共和電業製)等
の圧力センサを用いることが好ましい。これらのセンサ
21〜23では0.05〜49.3kPa(0.005
〜5kgf/cm2)と極めて小さい圧力を検出可能で
ある。また脚部26の両端縁のうち吸気の流れ方向に対
向する端面には吸気の温度を検出する温度センサ29が
埋設される。この温度センサ29は熱電対型の温度セン
サである。
2圧力センサ22は棒状体24の外周面のうちの一方の
側面に埋設され、他方の第2圧力センサ23は棒状体2
4の外周面のうちの他方の側面に埋設される(図2)。
第1圧力センサ21は短管19内を流れる吸気の全圧を
検出し、一対の第2圧力センサ22,23は吸気の静圧
を検出するように構成される。第1及び第2圧力センサ
21〜23はこの実施の形態ではひずみゲージ式の圧力
センサであり、例えばPSS−02KAF(定格負荷1
9.61kPa(0.2kgf/cm2)、(株)共和
電業製)やPSS−05KAF(定格負荷49.03k
Pa(0.5kgf/cm2)、(株)共和電業製)等
の圧力センサを用いることが好ましい。これらのセンサ
21〜23では0.05〜49.3kPa(0.005
〜5kgf/cm2)と極めて小さい圧力を検出可能で
ある。また脚部26の両端縁のうち吸気の流れ方向に対
向する端面には吸気の温度を検出する温度センサ29が
埋設される。この温度センサ29は熱電対型の温度セン
サである。
【0012】上記棒状体24及び脚部26はアルミ合金
等のダイカスト鋳造法又は樹脂の射出成形法等により一
体的に形成されることが好ましい。また第1及び第2圧
力センサ21〜23及び温度センサ29はリード線21
a〜23a,29aとともに上記棒状体24及び脚部2
6の成形時又は成形後に棒状体24及び脚部26にそれ
ぞれ埋設してもよく、或いはリード線21a〜23a,
29aのみを棒状体24及び脚部26の成形時に棒状体
24及び脚部26に埋設し成形後に上記センサ21〜2
3,29を棒状体24及び脚部29にそれぞれ埋設して
もよい。
等のダイカスト鋳造法又は樹脂の射出成形法等により一
体的に形成されることが好ましい。また第1及び第2圧
力センサ21〜23及び温度センサ29はリード線21
a〜23a,29aとともに上記棒状体24及び脚部2
6の成形時又は成形後に棒状体24及び脚部26にそれ
ぞれ埋設してもよく、或いはリード線21a〜23a,
29aのみを棒状体24及び脚部26の成形時に棒状体
24及び脚部26に埋設し成形後に上記センサ21〜2
3,29を棒状体24及び脚部29にそれぞれ埋設して
もよい。
【0013】第1及び第2圧力センサ21〜23及び温
度センサ29の各検出出力はコントローラ31の制御入
力にそれぞれ接続され、コントローラ31の制御出力は
増幅回路32を介して被制御部33に接続される(図
1)。被制御部33はこの実施の形態では燃料噴射ポン
プ(図示せず)の燃料の噴射量を調整する電子ガバナで
ある。コントローラ31は短管19内の孔面積をS(m
2)とし、吸気の密度をρ(kg/m3)とし、第1圧力
センサ、一方の第2圧力センサ及び他方の第2圧力セン
サ21,22,23の検出した圧力をそれぞれP1,P
21及びP22(Pa)としたときに、吸気の流量Q(m3
/秒)を次式(2)
度センサ29の各検出出力はコントローラ31の制御入
力にそれぞれ接続され、コントローラ31の制御出力は
増幅回路32を介して被制御部33に接続される(図
1)。被制御部33はこの実施の形態では燃料噴射ポン
プ(図示せず)の燃料の噴射量を調整する電子ガバナで
ある。コントローラ31は短管19内の孔面積をS(m
2)とし、吸気の密度をρ(kg/m3)とし、第1圧力
センサ、一方の第2圧力センサ及び他方の第2圧力セン
サ21,22,23の検出した圧力をそれぞれP1,P
21及びP22(Pa)としたときに、吸気の流量Q(m3
/秒)を次式(2)
【0014】
【数2】
【0015】により求めるように構成される。なお、上
記式(2)のζは棒状体24の形状や圧力センサ22,
23の取付位置等で決定される係数であってピトー管係
数に相当するものである。上記式(2)においてカッコ
内の(P21+P22)/2より吸気の静圧の平均値P2が
算出され、カッコ内全体から吸気の動圧P1が算出され
る。またルート内を計算して得られた値の平方根をとる
と吸気の流速が算出され、この吸気の流速に短管19内
の孔面積を乗じることにより吸気の流量が算出される。
記式(2)のζは棒状体24の形状や圧力センサ22,
23の取付位置等で決定される係数であってピトー管係
数に相当するものである。上記式(2)においてカッコ
内の(P21+P22)/2より吸気の静圧の平均値P2が
算出され、カッコ内全体から吸気の動圧P1が算出され
る。またルート内を計算して得られた値の平方根をとる
と吸気の流速が算出され、この吸気の流速に短管19内
の孔面積を乗じることにより吸気の流量が算出される。
【0016】一方、吸気の密度は吸気の温度t(℃)に
より変化するので、コントローラ31は温度センサ29
の検出出力t(℃)に基づいて密度ρ(kg/m3)を
次式(3) ρ=ρ0×[273/(273+t)] (3) により求めて式(2)に代入する。ここで、ρ0は標準
状態(0℃,1気圧)の空気の密度である。またコント
ローラ31にはメモリ31aが設けられ、このメモリ3
1aには上記吸気の流量に対する最適なエンジン11へ
の燃料噴射量がマップとして記憶される。
より変化するので、コントローラ31は温度センサ29
の検出出力t(℃)に基づいて密度ρ(kg/m3)を
次式(3) ρ=ρ0×[273/(273+t)] (3) により求めて式(2)に代入する。ここで、ρ0は標準
状態(0℃,1気圧)の空気の密度である。またコント
ローラ31にはメモリ31aが設けられ、このメモリ3
1aには上記吸気の流量に対する最適なエンジン11へ
の燃料噴射量がマップとして記憶される。
【0017】なお、この実施の形態ではエンジンとして
車両のディーゼルエンジンを挙げたが、車両のガソリン
エンジン、或いは船舶や建設機械等のディーゼルエンジ
ン又はガソリンエンジンでもよい。また、この実施の形
態では一対、即ち2個の第2圧力センサを用いたが、1
個又は3個以上の第2圧力センサを用いてもよい。ま
た、この実施の形態では、棒状体を短管内に挿入した
が、棒状体を直接吸気管内に挿入してもよく、また流体
として吸気管内を流れる吸気を挙げたが、管内を流れる
吸気以外の気体又は液体でもよい。また、この実施の形
態では第1及び第2圧力センサとしてひずみゲージ式の
圧力センサを用いたが、0.05〜49.3kPa
(0.005〜5kgf/cm2)という極めて小さい
圧力を検出できれば圧電式の圧力センサを用いてもよ
い。
車両のディーゼルエンジンを挙げたが、車両のガソリン
エンジン、或いは船舶や建設機械等のディーゼルエンジ
ン又はガソリンエンジンでもよい。また、この実施の形
態では一対、即ち2個の第2圧力センサを用いたが、1
個又は3個以上の第2圧力センサを用いてもよい。ま
た、この実施の形態では、棒状体を短管内に挿入した
が、棒状体を直接吸気管内に挿入してもよく、また流体
として吸気管内を流れる吸気を挙げたが、管内を流れる
吸気以外の気体又は液体でもよい。また、この実施の形
態では第1及び第2圧力センサとしてひずみゲージ式の
圧力センサを用いたが、0.05〜49.3kPa
(0.005〜5kgf/cm2)という極めて小さい
圧力を検出できれば圧電式の圧力センサを用いてもよ
い。
【0018】また、この実施の形態では温度センサとし
て熱電対型の温度センサを用いたが、サーミスタ型の温
度センサを用いてもよい。更に、この実施の形態では被
制御部として電子ガバナを挙げたが、排気再循環装置
(EGR装置)を有するエンジン、即ち排気管及び吸気
管がEGRパイプによりエンジンをバイパスして接続さ
れかつこのEGRパイプに電子式のEGRバルブが設け
られたエンジンでは、被制御部が上記EGRバルブであ
ってもよい。この場合、本発明の流量計測装置は吸気管
のうちEGRパイプが接続された部分より吸気下流側に
設けられる。
て熱電対型の温度センサを用いたが、サーミスタ型の温
度センサを用いてもよい。更に、この実施の形態では被
制御部として電子ガバナを挙げたが、排気再循環装置
(EGR装置)を有するエンジン、即ち排気管及び吸気
管がEGRパイプによりエンジンをバイパスして接続さ
れかつこのEGRパイプに電子式のEGRバルブが設け
られたエンジンでは、被制御部が上記EGRバルブであ
ってもよい。この場合、本発明の流量計測装置は吸気管
のうちEGRパイプが接続された部分より吸気下流側に
設けられる。
【0019】このように構成された流体の流量計測装置
の動作を説明する。ディーゼルエンジン11が作動する
と、エアクリーナ14を介して吸気管13内に吸入空
気、即ち吸気が流入し、この吸気は短管19及び吸気マ
ニホルド12を介してエンジン11のシリンダ(図示せ
ず)内に流入する。上記吸気が短管19内を通過する
と、温度センサ29により吸気の温度が検出され、第1
圧力センサ21により吸気の全圧が検出され、更に一対
の第2圧力センサ22,23により吸気の静圧がそれぞ
れ検出される。先ずコントローラ31は温度センサ29
の検出した吸気の温度に基づいて上記式(3)により吸
気の密度を求め、この吸気の密度及び第1及び第2圧力
センサ21〜23の検出した各圧力に基づいて上記式
(2)により吸気の流量を求める。次にコントローラ3
1はメモリ31aに記憶されたマップから上記吸気の流
量に対するエンジン11への最適な燃料噴射量を求め、
上記最適な量の燃料をエンジン11に噴射するように電
子ガバナ33を制御する。
の動作を説明する。ディーゼルエンジン11が作動する
と、エアクリーナ14を介して吸気管13内に吸入空
気、即ち吸気が流入し、この吸気は短管19及び吸気マ
ニホルド12を介してエンジン11のシリンダ(図示せ
ず)内に流入する。上記吸気が短管19内を通過する
と、温度センサ29により吸気の温度が検出され、第1
圧力センサ21により吸気の全圧が検出され、更に一対
の第2圧力センサ22,23により吸気の静圧がそれぞ
れ検出される。先ずコントローラ31は温度センサ29
の検出した吸気の温度に基づいて上記式(3)により吸
気の密度を求め、この吸気の密度及び第1及び第2圧力
センサ21〜23の検出した各圧力に基づいて上記式
(2)により吸気の流量を求める。次にコントローラ3
1はメモリ31aに記憶されたマップから上記吸気の流
量に対するエンジン11への最適な燃料噴射量を求め、
上記最適な量の燃料をエンジン11に噴射するように電
子ガバナ33を制御する。
【0020】また車両を加速するためにアクセルペダル
を急激に踏込むと、エンジン11の吸気の流速が急激に
増大する。このとき温度センサ29は吸気の温度の変化
に追従して速やかに吸気の温度を時々刻々と検出し続
け、かつ第1及び第2圧力センサ21〜23は吸気の圧
力の変化に追従して速やかに吸気の全圧及び静圧を時々
刻々と検出し続けるので、コントローラ31はこれらの
検出出力に基づいて式(3)及び式(2)から吸気の流
量を次々と求め、順次エンジン11に最適な量の燃料を
エンジン11に噴射するように電子ガバナ33を制御し
続ける。この結果、エンジン11の過渡運転時であって
も、エンジン11への燃料噴射量を最適に制御できるの
で、エンジン11の性能を向上できる。
を急激に踏込むと、エンジン11の吸気の流速が急激に
増大する。このとき温度センサ29は吸気の温度の変化
に追従して速やかに吸気の温度を時々刻々と検出し続
け、かつ第1及び第2圧力センサ21〜23は吸気の圧
力の変化に追従して速やかに吸気の全圧及び静圧を時々
刻々と検出し続けるので、コントローラ31はこれらの
検出出力に基づいて式(3)及び式(2)から吸気の流
量を次々と求め、順次エンジン11に最適な量の燃料を
エンジン11に噴射するように電子ガバナ33を制御し
続ける。この結果、エンジン11の過渡運転時であって
も、エンジン11への燃料噴射量を最適に制御できるの
で、エンジン11の性能を向上できる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、流
体の全圧を第1圧力センサが検出し、流体の静圧を1又
は2以上の第2圧力センサが検出するので、これらの圧
力センサの検出した各圧力に基づいて流体の流量が求め
られる。この結果、流体の流速が急激に変化するときで
あっても、上記圧力センサは流体の圧力の変化に追従し
て速やかに流体の全圧及び静圧を時々刻々と検出し続け
ることができ、その変化する流量を応答性良く確実に計
測できる。また第1圧力センサを棒状体の両端のうち流
体の流れ方向に対向する端面に設け、第2圧力センサを
棒状体の周面に設ければ、これらの圧力センサにより流
体の全圧及び静圧がそれぞれ検出されるので、上記と同
様に流体の流量を求めることができる。この結果、上記
と同様の効果を奏する。
体の全圧を第1圧力センサが検出し、流体の静圧を1又
は2以上の第2圧力センサが検出するので、これらの圧
力センサの検出した各圧力に基づいて流体の流量が求め
られる。この結果、流体の流速が急激に変化するときで
あっても、上記圧力センサは流体の圧力の変化に追従し
て速やかに流体の全圧及び静圧を時々刻々と検出し続け
ることができ、その変化する流量を応答性良く確実に計
測できる。また第1圧力センサを棒状体の両端のうち流
体の流れ方向に対向する端面に設け、第2圧力センサを
棒状体の周面に設ければ、これらの圧力センサにより流
体の全圧及び静圧がそれぞれ検出されるので、上記と同
様に流体の流量を求めることができる。この結果、上記
と同様の効果を奏する。
【図1】本発明実施形態の流体の流量計測装置を示す図
3のA−A線断面図。
3のA−A線断面図。
【図2】図1のB−B線断面図。
【図3】その流量計測装置を含むエンジンの平面図。
【図4】従来の流量計測装置を示す図1に対応する断面
図。
図。
18 流量計測装置 19 短管(管) 21 第1圧力センサ 22,23 第2圧力センサ
Claims (2)
- 【請求項1】 流体の全圧を検出する第1圧力センサ(2
1)と、 前記流体の静圧を検出する1又は2以上の第2圧力セン
サ(22,23)とを備えた流体の流量計測装置。 - 【請求項2】 第1圧力センサ(21)が管(19)内を流れる
流体の流れ方向に平行に挿入された棒状体(24)の両端の
うち前記流体の流れ方向に対向する端面に設けられ、 前記第2圧力センサ(22,23)が前記棒状体(24)の周面に
設けられた請求項1記載の流体の流量計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26627897A JPH11108712A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 流体の流量計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26627897A JPH11108712A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 流体の流量計測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11108712A true JPH11108712A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17428745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26627897A Pending JPH11108712A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 流体の流量計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11108712A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005291946A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Masaki Esashi | 光ファイバセンサ |
| DE102007034158A1 (de) * | 2007-07-21 | 2009-01-22 | Brita Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur indirekten Messung der Erschöpfung des Filtermittels eines Filters |
| JP2012228631A (ja) * | 2011-04-25 | 2012-11-22 | Chugai Ro Co Ltd | 落下式粉体処理装置 |
| US11513033B2 (en) * | 2019-02-21 | 2022-11-29 | Rolls-Royce Corporation | Gas turbine engine system with health monitoring of fuel pump condition |
| US12258911B2 (en) | 2023-08-21 | 2025-03-25 | Rolls-Royce Corporation | Fuel unit health monitoring system |
| US12345211B2 (en) | 2023-08-21 | 2025-07-01 | Rolls-Royce North American Technologies, Inc. | Uncommanded or uncontrollable high thrust detection and mitigation |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26627897A patent/JPH11108712A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005291946A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Masaki Esashi | 光ファイバセンサ |
| DE102007034158A1 (de) * | 2007-07-21 | 2009-01-22 | Brita Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur indirekten Messung der Erschöpfung des Filtermittels eines Filters |
| DE102007034158B4 (de) * | 2007-07-21 | 2012-11-08 | Brita Gmbh | Vorrichtung zur indirekten Messung der Erschöpfung des Filtermittels eines Filters |
| DE102007034158B9 (de) * | 2007-07-21 | 2013-01-24 | Brita Gmbh | Vorrichtung zur indirekten Messung der Erschöpfung des Filtermittels eines Filters |
| JP2012228631A (ja) * | 2011-04-25 | 2012-11-22 | Chugai Ro Co Ltd | 落下式粉体処理装置 |
| US11513033B2 (en) * | 2019-02-21 | 2022-11-29 | Rolls-Royce Corporation | Gas turbine engine system with health monitoring of fuel pump condition |
| US12258911B2 (en) | 2023-08-21 | 2025-03-25 | Rolls-Royce Corporation | Fuel unit health monitoring system |
| US12345211B2 (en) | 2023-08-21 | 2025-07-01 | Rolls-Royce North American Technologies, Inc. | Uncommanded or uncontrollable high thrust detection and mitigation |
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