JPH11109145A - プラスチック光ファイバ - Google Patents
プラスチック光ファイバInfo
- Publication number
- JPH11109145A JPH11109145A JP10188921A JP18892198A JPH11109145A JP H11109145 A JPH11109145 A JP H11109145A JP 10188921 A JP10188921 A JP 10188921A JP 18892198 A JP18892198 A JP 18892198A JP H11109145 A JPH11109145 A JP H11109145A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- plastic optical
- core
- resin composition
- curable resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 可視域又は近赤外域の光に対して伝送損失を
十分に低減させることができ、光通信等の分野において
も使用できるプラスチック光ファイバを提供することを
目的とする。 【解決手段】 本発明のプラスチック光ファイバ5は、
プラスチックからなるコア1と、コア1の外側に設けら
れ、分子量270〜500でかつ融点60〜150℃の
光重合開始剤を1〜5重量%含有する液状の紫外線硬化
型樹脂組成物4に紫外線を照射することにより形成され
るクラッドとを備えることを特徴とする。
十分に低減させることができ、光通信等の分野において
も使用できるプラスチック光ファイバを提供することを
目的とする。 【解決手段】 本発明のプラスチック光ファイバ5は、
プラスチックからなるコア1と、コア1の外側に設けら
れ、分子量270〜500でかつ融点60〜150℃の
光重合開始剤を1〜5重量%含有する液状の紫外線硬化
型樹脂組成物4に紫外線を照射することにより形成され
るクラッドとを備えることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック光フ
ァイバに係り、特に、プラスチックのコアの外側に紫外
線の照射により形成されたプラスチッククラッドが設け
られるプラスチック光ファイバに関する。
ァイバに係り、特に、プラスチックのコアの外側に紫外
線の照射により形成されたプラスチッククラッドが設け
られるプラスチック光ファイバに関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック光ファイバとして、例えば
特開平8−53519号公報に記載されるように、コア
がポリメチルメタクリレート(PMMA)等で構成さ
れ、クラッドが紫外線硬化型樹脂組成物の紫外線照射に
より形成されるものがある。この紫外線硬化型樹脂組成
物には、含フッ素重合体と、フッ素系反応性モノマーと
が含有され、その他非フッ素系モノマー、添加剤、光重
合開始剤等が添加される。このような光重合開始剤とし
ては、溶解の容易性などの点から、分子量が260以下
のもの又は分子量が260を超えるものについては常温
で液体のもの(例えばベンゾフェノン、アセトフェノ
ン、ベンゾイン、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイ
ンイソブチルエーテル、ベンジルメチルケタール、アゾ
ビスイソブチロニトリル、1−ヒドロキシシクロヘキシ
ルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2メチルプロパン
−1−オン、1−(4'−イソプロピルフェニル)−2
−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−
(4'−ドデシル−フェニル)−2−ヒドロキシ−2−
メチルプロパン−1−オンなど)などが用いられてい
た。
特開平8−53519号公報に記載されるように、コア
がポリメチルメタクリレート(PMMA)等で構成さ
れ、クラッドが紫外線硬化型樹脂組成物の紫外線照射に
より形成されるものがある。この紫外線硬化型樹脂組成
物には、含フッ素重合体と、フッ素系反応性モノマーと
が含有され、その他非フッ素系モノマー、添加剤、光重
合開始剤等が添加される。このような光重合開始剤とし
ては、溶解の容易性などの点から、分子量が260以下
のもの又は分子量が260を超えるものについては常温
で液体のもの(例えばベンゾフェノン、アセトフェノ
ン、ベンゾイン、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイ
ンイソブチルエーテル、ベンジルメチルケタール、アゾ
ビスイソブチロニトリル、1−ヒドロキシシクロヘキシ
ルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2メチルプロパン
−1−オン、1−(4'−イソプロピルフェニル)−2
−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−
(4'−ドデシル−フェニル)−2−ヒドロキシ−2−
メチルプロパン−1−オンなど)などが用いられてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の紫外硬化型樹脂組成物を用いたプラスチック光
ファイバにおいては、その伝送損失が可視域の波長(例
えば約650nm)に対して256〜315dB/km
となり、この伝送損失値は、コアを構成する材料として
PMMAが用いられるプラスチック光ファイバにおいて
達成可能な伝送損失値約100dB/km(伝送波長6
50nm)に比べて相当高いものであった。このため、
紫外線硬化型樹脂組成物を用いたプラスチック光ファイ
バは、光通信等の分野においては不向きであった。
た従来の紫外硬化型樹脂組成物を用いたプラスチック光
ファイバにおいては、その伝送損失が可視域の波長(例
えば約650nm)に対して256〜315dB/km
となり、この伝送損失値は、コアを構成する材料として
PMMAが用いられるプラスチック光ファイバにおいて
達成可能な伝送損失値約100dB/km(伝送波長6
50nm)に比べて相当高いものであった。このため、
紫外線硬化型樹脂組成物を用いたプラスチック光ファイ
バは、光通信等の分野においては不向きであった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、紫外線硬化型樹脂組成物を用いた場合であっ
ても、可視域又は近赤外域の光に対して伝送損失を十分
に低減させることができ、光通信等の分野においても使
用できるプラスチック光ファイバを提供することを目的
とする。
たもので、紫外線硬化型樹脂組成物を用いた場合であっ
ても、可視域又は近赤外域の光に対して伝送損失を十分
に低減させることができ、光通信等の分野においても使
用できるプラスチック光ファイバを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、液状の紫外線硬化
型樹脂組成物中に光重合開始剤が含有される場合に、そ
の光重合開始剤がプラスチック光ファイバの伝送損失の
増減に影響を与えること、特に光重合開始剤の分子量及
び融点が伝送損失の増減に影響を与えることを見出し、
従来は溶解性の観点からクラッド形成用光重合開始剤と
しては用いられていなかった光重合開始剤をあえて用い
ることによって上記課題が解決されることを見出して本
発明を完成するに至った。
を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、液状の紫外線硬化
型樹脂組成物中に光重合開始剤が含有される場合に、そ
の光重合開始剤がプラスチック光ファイバの伝送損失の
増減に影響を与えること、特に光重合開始剤の分子量及
び融点が伝送損失の増減に影響を与えることを見出し、
従来は溶解性の観点からクラッド形成用光重合開始剤と
しては用いられていなかった光重合開始剤をあえて用い
ることによって上記課題が解決されることを見出して本
発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明は、プラスチックからなるコ
アと、コアの外側に設けられ、分子量270〜500で
かつ融点60〜150℃の光重合開始剤を1〜5重量%
含有する紫外線硬化型樹脂組成物に紫外線を照射するこ
とにより形成されるクラッドとを備えることを特徴とす
る。
アと、コアの外側に設けられ、分子量270〜500で
かつ融点60〜150℃の光重合開始剤を1〜5重量%
含有する紫外線硬化型樹脂組成物に紫外線を照射するこ
とにより形成されるクラッドとを備えることを特徴とす
る。
【0007】本発明によれば、液状の紫外線硬化型樹脂
組成物がコアの外側に塗布される場合において、紫外線
硬化型樹脂組成物中の光重合開始剤の分子量が270未
満でかつ融点が60℃未満であるときには、紫外線硬化
型樹脂組成物中から光重合開始剤がコアに移行すること
に起因して光の伝送損失が光通信には不適当な程度まで
増大する。光重合開始剤の分子量が500を超えかつ融
点が150℃を超えると、光重合開始剤の組成物中への
溶解に手間がかかり作業性が悪くなる。さらに、光重合
開始剤は、紫外線硬化型樹脂組成物に対して1重量%未
満であると硬化不足が生じ、5重量%を超えると光重合
開始剤の組成物中への溶解性が悪化して光重合開始剤が
一部析出してしまう。
組成物がコアの外側に塗布される場合において、紫外線
硬化型樹脂組成物中の光重合開始剤の分子量が270未
満でかつ融点が60℃未満であるときには、紫外線硬化
型樹脂組成物中から光重合開始剤がコアに移行すること
に起因して光の伝送損失が光通信には不適当な程度まで
増大する。光重合開始剤の分子量が500を超えかつ融
点が150℃を超えると、光重合開始剤の組成物中への
溶解に手間がかかり作業性が悪くなる。さらに、光重合
開始剤は、紫外線硬化型樹脂組成物に対して1重量%未
満であると硬化不足が生じ、5重量%を超えると光重合
開始剤の組成物中への溶解性が悪化して光重合開始剤が
一部析出してしまう。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係るプラスチック光ファ
イバにおいては、可視光に対する伝送損失を低減させる
材料であれば特に制限されないが、透明性が高いことか
ら、コアを構成する材料(以下、コア材料という)の主
成分が以下のポリマーであることが好ましい。即ち、コ
ア材料の主成分は、メタクリル酸エステル、フッ素化メ
タクリル酸エステル、α−フルオロアクリル酸エステ
ル、スチレン若しくはこれらのモノマーに含まれる水素
を重水素に置換したものの単独重合により形成されるホ
モポリマー、又は上記モノマーのうちの2種以上のモノ
マーの共重合により形成されるコポリマーであることが
好ましい。
イバにおいては、可視光に対する伝送損失を低減させる
材料であれば特に制限されないが、透明性が高いことか
ら、コアを構成する材料(以下、コア材料という)の主
成分が以下のポリマーであることが好ましい。即ち、コ
ア材料の主成分は、メタクリル酸エステル、フッ素化メ
タクリル酸エステル、α−フルオロアクリル酸エステ
ル、スチレン若しくはこれらのモノマーに含まれる水素
を重水素に置換したものの単独重合により形成されるホ
モポリマー、又は上記モノマーのうちの2種以上のモノ
マーの共重合により形成されるコポリマーであることが
好ましい。
【0009】メタクリル酸エステルとしては、メタクリ
ル酸メチル(MMA)、メタクリル酸エチル、メタクリ
ル酸n−プロピル、メタクリル酸i−プロピル、メタク
リル酸n−プロピル、メタクリル酸i−プロピル、メタ
クリル酸s−プロピル、メタクリル酸t−プロピル、メ
タクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸ベンジル、メ
タクリル酸フェニルなどが用いられる。コア材料の主成
分は、このうちのメタクリル酸メチル、重水素化したメ
タクリル酸メチルのポリマーであるポリメタクリル酸メ
チル(PMMA)、又は重水素化したポリメタクリル酸
メチルなどであることが好ましい。光ファイバが可視光
及び近赤外の波長領域で用いられる場合、コア材料の主
成分としては、伝送損失のさらなる低減を図る観点か
ら、P(MMA−d8)等の重水素化されたPMMAを
用いることが好ましい。
ル酸メチル(MMA)、メタクリル酸エチル、メタクリ
ル酸n−プロピル、メタクリル酸i−プロピル、メタク
リル酸n−プロピル、メタクリル酸i−プロピル、メタ
クリル酸s−プロピル、メタクリル酸t−プロピル、メ
タクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸ベンジル、メ
タクリル酸フェニルなどが用いられる。コア材料の主成
分は、このうちのメタクリル酸メチル、重水素化したメ
タクリル酸メチルのポリマーであるポリメタクリル酸メ
チル(PMMA)、又は重水素化したポリメタクリル酸
メチルなどであることが好ましい。光ファイバが可視光
及び近赤外の波長領域で用いられる場合、コア材料の主
成分としては、伝送損失のさらなる低減を図る観点か
ら、P(MMA−d8)等の重水素化されたPMMAを
用いることが好ましい。
【0010】また、フッ素化メタクリル酸エステルとし
ては、メタクリル酸2,2,2−トリフルオロエチル、
メタクリル酸テトラフルオロプロピル、メタクリル酸
1,1−ジハイドロパーフルオロプロピル、メタクリル
酸2,2,3,4,4,4−ヘキサフルオロブチル、メ
タクリル酸2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフ
ルオロペンチル(8FMA)、メタクリル酸(パーフル
オロオクチル)エチル(17FMA)などが用いられ
る。
ては、メタクリル酸2,2,2−トリフルオロエチル、
メタクリル酸テトラフルオロプロピル、メタクリル酸
1,1−ジハイドロパーフルオロプロピル、メタクリル
酸2,2,3,4,4,4−ヘキサフルオロブチル、メ
タクリル酸2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフ
ルオロペンチル(8FMA)、メタクリル酸(パーフル
オロオクチル)エチル(17FMA)などが用いられ
る。
【0011】また、α−フルオロアクリル酸エステルと
しては、2−フルオロアクリル酸メチル、2−フルオロ
アクリル酸2,2,2−トリフルオロエチル、2−フル
オロアクリル酸テトラフルオロプロピル、2−フルオロ
アクリル酸1,1−ジハイドロパーフルオロプロピル、
2−フルオロアクリル酸ヘキサフルオロイソプロピル、
2−フルオロアクリル酸2,2−ビス(トリフルオロメ
チル)プロピル、2−フルオロアクリル酸ノナフルオロ
t−ブチル、2−フルオロアクリル酸2,2,3,3,
4,4,5,5−オクタフルオロペンチル(8FFA)
などが用いられる。
しては、2−フルオロアクリル酸メチル、2−フルオロ
アクリル酸2,2,2−トリフルオロエチル、2−フル
オロアクリル酸テトラフルオロプロピル、2−フルオロ
アクリル酸1,1−ジハイドロパーフルオロプロピル、
2−フルオロアクリル酸ヘキサフルオロイソプロピル、
2−フルオロアクリル酸2,2−ビス(トリフルオロメ
チル)プロピル、2−フルオロアクリル酸ノナフルオロ
t−ブチル、2−フルオロアクリル酸2,2,3,3,
4,4,5,5−オクタフルオロペンチル(8FFA)
などが用いられる。
【0012】上記のコアの主成分となる材料は、コア材
料に対して60重量%以上含有されることが好ましい。
また、コア材料には、PMMA等以外に必要に応じてn
−ブチルメルカプタン等の連鎖移動剤や安息香酸ベンジ
ル、ジフェニルスルフィド等の可塑剤、添加剤等が含有
される。
料に対して60重量%以上含有されることが好ましい。
また、コア材料には、PMMA等以外に必要に応じてn
−ブチルメルカプタン等の連鎖移動剤や安息香酸ベンジ
ル、ジフェニルスルフィド等の可塑剤、添加剤等が含有
される。
【0013】また、本発明に係るプラスチック光ファイ
バのクラッドは、液状の紫外線硬化型樹脂組成物の紫外
線照射により硬化されて形成されるものである。紫外線
硬化型樹脂組成物をコアの外側に塗布する際には、例え
ば液状の紫外線硬化型樹脂組成物を含む貯槽にコアを連
続的に浸漬して引き上げたり、又は紫外線硬化型樹脂組
成物を連続的に供給できるダイスにコアを通して連続的
に塗布したりすることにより行われる。このとき、液状
の紫外線硬化型樹脂組成物の温度は、コアを構成する材
料に応じて選択されるが、コアを構成する材料として例
えばPMMAが用いられる場合は、25〜45℃である
ことが好ましい。
バのクラッドは、液状の紫外線硬化型樹脂組成物の紫外
線照射により硬化されて形成されるものである。紫外線
硬化型樹脂組成物をコアの外側に塗布する際には、例え
ば液状の紫外線硬化型樹脂組成物を含む貯槽にコアを連
続的に浸漬して引き上げたり、又は紫外線硬化型樹脂組
成物を連続的に供給できるダイスにコアを通して連続的
に塗布したりすることにより行われる。このとき、液状
の紫外線硬化型樹脂組成物の温度は、コアを構成する材
料に応じて選択されるが、コアを構成する材料として例
えばPMMAが用いられる場合は、25〜45℃である
ことが好ましい。
【0014】また、紫外線を照射するための光源として
は、特に制限されないが、殺菌灯、紫外線用蛍光灯、カ
ーボンアーク、キセノンランプ、複写用高圧水銀灯、超
高圧水銀灯、メタルハライドランプ等が用いられる。
は、特に制限されないが、殺菌灯、紫外線用蛍光灯、カ
ーボンアーク、キセノンランプ、複写用高圧水銀灯、超
高圧水銀灯、メタルハライドランプ等が用いられる。
【0015】紫外線硬化型樹脂組成物を構成する成分と
しては、紫外線硬化型のオリゴマー、フッ素反応系モノ
マー、光重合開始剤等が挙げられる。紫外線硬化型樹脂
組成物の主成分としては、紫外線硬化型のオリゴマーが
用いられ、このオリゴマーとしては、液状の紫外線硬化
型樹脂組成物の粘度を高くする点からウレタンアクリレ
ートオリゴマーが好ましい。このウレタンアクリレート
オリゴマーとしては、例えばジイソシアネートとポリオ
ールおよびヒドロキシアルキルアクリレートとを反応さ
せたものが挙げられる。
しては、紫外線硬化型のオリゴマー、フッ素反応系モノ
マー、光重合開始剤等が挙げられる。紫外線硬化型樹脂
組成物の主成分としては、紫外線硬化型のオリゴマーが
用いられ、このオリゴマーとしては、液状の紫外線硬化
型樹脂組成物の粘度を高くする点からウレタンアクリレ
ートオリゴマーが好ましい。このウレタンアクリレート
オリゴマーとしては、例えばジイソシアネートとポリオ
ールおよびヒドロキシアルキルアクリレートとを反応さ
せたものが挙げられる。
【0016】上記ジイソシアネートとしては、イソホロ
ンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネー
ト又はヘキサメチレンジイソシアネートが挙げられ 、
ポリオールとしては、例えば数平均分子量1000以上
のポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリ
コール或いは上記ポリオールとアジピン酸等の二塩基酸
とのポリエステルポリオールが挙げられる。また、ヒド
ロキシアルキルアクリレートとしては、例えば2−ヒド
ロキシエチルアクリレート及び2−ヒドロキシプロピル
アクリレートが挙げられる。このようなウレタンアクリ
レートオリゴマーとしては、その分子量が1000〜1
0000の範囲のものが好ましい。なお、このような紫
外線硬化型樹脂組成物の主成分となる材料は、紫外線硬
化型樹脂組成物に対して20〜70重量%含有されるこ
とが好ましい。
ンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネー
ト又はヘキサメチレンジイソシアネートが挙げられ 、
ポリオールとしては、例えば数平均分子量1000以上
のポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリ
コール或いは上記ポリオールとアジピン酸等の二塩基酸
とのポリエステルポリオールが挙げられる。また、ヒド
ロキシアルキルアクリレートとしては、例えば2−ヒド
ロキシエチルアクリレート及び2−ヒドロキシプロピル
アクリレートが挙げられる。このようなウレタンアクリ
レートオリゴマーとしては、その分子量が1000〜1
0000の範囲のものが好ましい。なお、このような紫
外線硬化型樹脂組成物の主成分となる材料は、紫外線硬
化型樹脂組成物に対して20〜70重量%含有されるこ
とが好ましい。
【0017】フッ素系反応性モノマーとしては、例えば
1,1,2,2−テトラフルオロプロピルアクリレー
ト、1,1,2,2−テトラフルオロプロピルメタクリ
レート、2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフル
オロペンチルアクリレート、2,2,3,3,4,4,
5,5−オクタフルオロペンチルメタクリレート等のポ
リフルオロアルキル(メタ)アクリレートが挙げられ
る。このようなフッ素系反応性モノマーは、紫外線硬化
型樹脂組成物に対して好ましくは5〜50重量%、より
好ましくは10〜30重量%含有される。これは、フッ
素系反応性モノマーの含有量が5重量%未満であるとコ
アとクラッドとの間に十分な屈折率差が得られなくなる
傾向があるからである。また、フッ素系反応性モノマー
の含有量が50重量%を超えると、コアの外側にクラッ
ドが塗布される際に、フッ素系反応性モノマーのフッ素
原子に起因してコアとクラッドとの相溶性が悪くなり、
その結果界面不整が発生しコアとクラッドとの界面に光
重合開始剤が析出して伝送損失を増加させる傾向にある
からである。
1,1,2,2−テトラフルオロプロピルアクリレー
ト、1,1,2,2−テトラフルオロプロピルメタクリ
レート、2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフル
オロペンチルアクリレート、2,2,3,3,4,4,
5,5−オクタフルオロペンチルメタクリレート等のポ
リフルオロアルキル(メタ)アクリレートが挙げられ
る。このようなフッ素系反応性モノマーは、紫外線硬化
型樹脂組成物に対して好ましくは5〜50重量%、より
好ましくは10〜30重量%含有される。これは、フッ
素系反応性モノマーの含有量が5重量%未満であるとコ
アとクラッドとの間に十分な屈折率差が得られなくなる
傾向があるからである。また、フッ素系反応性モノマー
の含有量が50重量%を超えると、コアの外側にクラッ
ドが塗布される際に、フッ素系反応性モノマーのフッ素
原子に起因してコアとクラッドとの相溶性が悪くなり、
その結果界面不整が発生しコアとクラッドとの界面に光
重合開始剤が析出して伝送損失を増加させる傾向にある
からである。
【0018】また、紫外線硬化型樹脂組成物は、硬化し
た状態で、コアを構成する材料の屈折率よりも低い屈折
率を有することが好ましい。ここで、「硬化状態」と
は、以下の測定方法で測定したゲル分率が90%以上と
なる状態をいう。即ち、ゲル分率の測定方法は、ソクス
レー抽出器によりMEK(メチルエチルケトン)を溶剤
として、摂氏60度にて16時間可溶成分の抽出作業を
行い、ゲル分率を以下の式: ゲル分率(%)=抽出後の可溶成分の重量/抽出前の可
溶成分の重量×100 で求めるものである。
た状態で、コアを構成する材料の屈折率よりも低い屈折
率を有することが好ましい。ここで、「硬化状態」と
は、以下の測定方法で測定したゲル分率が90%以上と
なる状態をいう。即ち、ゲル分率の測定方法は、ソクス
レー抽出器によりMEK(メチルエチルケトン)を溶剤
として、摂氏60度にて16時間可溶成分の抽出作業を
行い、ゲル分率を以下の式: ゲル分率(%)=抽出後の可溶成分の重量/抽出前の可
溶成分の重量×100 で求めるものである。
【0019】この場合、紫外線硬化型樹脂組成物の屈折
率が硬化過程で上昇しても、硬化状態の樹脂組成物がコ
ア材料の屈折率よりも低ければ、クラッドの屈折率がコ
ア材料の屈折率以上になることがない。即ち、光導波条
件が満たされることとなる。
率が硬化過程で上昇しても、硬化状態の樹脂組成物がコ
ア材料の屈折率よりも低ければ、クラッドの屈折率がコ
ア材料の屈折率以上になることがない。即ち、光導波条
件が満たされることとなる。
【0020】また、本発明において用いられる光重合開
始剤は、分子量が270〜500でかつ融点60〜15
0℃のものであり、分子量300〜400でかつ融点8
5〜120℃のものがより好ましい。光重合開始剤の分
子量が270未満である場合、光重合開始剤は、紫外線
硬化型樹脂組成物からコアに移行することに起因して光
の伝送損失が光通信には不適当な程度まで増大し、光重
合開始剤の分子量が500を超えると光重合開始剤の組
成物中への溶解性が悪化するので好ましくない。また、
光重合開始剤の融点が60℃未満である場合、光重合開
始剤は、紫外線硬化型樹脂組成物からコアに移行するこ
とに起因して光の伝送損失が光通信には不適当な程度ま
で増大し、また、光重合開始剤の融点が150℃を超え
ると溶解に時間がかかり作業性が悪くなってしまう。ま
た、このような光重合開始剤としては、光照射による重
合の制御性を高める点から、熱によってラジカルを発生
しないものであることが好ましく、また、コアとクラッ
ドとの界面不整を防止する点からコアとの相溶性がよい
ものであることが好ましい。
始剤は、分子量が270〜500でかつ融点60〜15
0℃のものであり、分子量300〜400でかつ融点8
5〜120℃のものがより好ましい。光重合開始剤の分
子量が270未満である場合、光重合開始剤は、紫外線
硬化型樹脂組成物からコアに移行することに起因して光
の伝送損失が光通信には不適当な程度まで増大し、光重
合開始剤の分子量が500を超えると光重合開始剤の組
成物中への溶解性が悪化するので好ましくない。また、
光重合開始剤の融点が60℃未満である場合、光重合開
始剤は、紫外線硬化型樹脂組成物からコアに移行するこ
とに起因して光の伝送損失が光通信には不適当な程度ま
で増大し、また、光重合開始剤の融点が150℃を超え
ると溶解に時間がかかり作業性が悪くなってしまう。ま
た、このような光重合開始剤としては、光照射による重
合の制御性を高める点から、熱によってラジカルを発生
しないものであることが好ましく、また、コアとクラッ
ドとの界面不整を防止する点からコアとの相溶性がよい
ものであることが好ましい。
【0021】このような光重合開始剤としては、例えば
下記化合物が挙げられる。即ち、2メチル−1−[4−
(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノプロパノン
−1−オン(商品名:イルガキュア907、分子量27
9.4、融点63〜76℃)、2,4,6−トリメチル
ベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド(商品名
ルシリン(BASF社製)、分子量348.4、融点8
7〜93℃)、4−ベンゾイル−4'−メチルジフェニ
ルサルファイド(商品名:カンタキュア−BMS、分子
量304、融点74〜76℃)。なお、光重合開始剤を
紫外線硬化型樹脂組成物中に添加する場合には、1種類
の光重合開始剤に限らず、複数種類の光重合開始剤が同
時に添加されてもよい。
下記化合物が挙げられる。即ち、2メチル−1−[4−
(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノプロパノン
−1−オン(商品名:イルガキュア907、分子量27
9.4、融点63〜76℃)、2,4,6−トリメチル
ベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド(商品名
ルシリン(BASF社製)、分子量348.4、融点8
7〜93℃)、4−ベンゾイル−4'−メチルジフェニ
ルサルファイド(商品名:カンタキュア−BMS、分子
量304、融点74〜76℃)。なお、光重合開始剤を
紫外線硬化型樹脂組成物中に添加する場合には、1種類
の光重合開始剤に限らず、複数種類の光重合開始剤が同
時に添加されてもよい。
【0022】このような光重合開始剤は、紫外線硬化型
樹脂組成物に対して1〜5重量%含有される。これは、
1重量%未満であると硬化不足が生じ、5重量%を超え
ると光重合開始剤の組成物中への溶解性が悪化して光重
合開始剤が析出してしまうからである。
樹脂組成物に対して1〜5重量%含有される。これは、
1重量%未満であると硬化不足が生じ、5重量%を超え
ると光重合開始剤の組成物中への溶解性が悪化して光重
合開始剤が析出してしまうからである。
【0023】なお、上記紫外線硬化型樹脂組成物には、
必要に応じて、2−エチルヘキシルアクリレ−ト、1,
4−ブタンジオールジアクリレート、シクロヘキシルア
クリレート、ジシクロペンタニルメタクリレート等のア
クリレートが含有されてもよい。この場合、このアクリ
レートは、1〜50重量%含有されることが好ましい。
その他、上記の紫外線硬化型樹脂組成物には、紫外線吸
収剤、酸化防止剤、フィラー等の各種添加剤が含有され
てもよい。
必要に応じて、2−エチルヘキシルアクリレ−ト、1,
4−ブタンジオールジアクリレート、シクロヘキシルア
クリレート、ジシクロペンタニルメタクリレート等のア
クリレートが含有されてもよい。この場合、このアクリ
レートは、1〜50重量%含有されることが好ましい。
その他、上記の紫外線硬化型樹脂組成物には、紫外線吸
収剤、酸化防止剤、フィラー等の各種添加剤が含有され
てもよい。
【0024】次に、本発明の内容を実施例によってさら
に具体的に説明する。
に具体的に説明する。
【0025】
(実施例1)直径20mmのステップインデックス型の
屈折率分布を有するPMMAロッド(屈折率1.49)
を200℃の加熱炉内に通して5m/分の線引速度で溶
融線引することにより外径500μmのコアを作製した
(図1参照)。次いでこのコア1を、35℃に加熱され
かつ紫外線硬化型樹脂組成物を連続的に供給できるダイ
ス3に形成された直径0.8mmの挿通孔2に通すこと
によりコア1の外側に紫外線硬化型樹脂組成物4を塗布
した。このとき、紫外線硬化型樹脂組成物4は、下記
(1)〜(5)の化合物を混合して得た。
屈折率分布を有するPMMAロッド(屈折率1.49)
を200℃の加熱炉内に通して5m/分の線引速度で溶
融線引することにより外径500μmのコアを作製した
(図1参照)。次いでこのコア1を、35℃に加熱され
かつ紫外線硬化型樹脂組成物を連続的に供給できるダイ
ス3に形成された直径0.8mmの挿通孔2に通すこと
によりコア1の外側に紫外線硬化型樹脂組成物4を塗布
した。このとき、紫外線硬化型樹脂組成物4は、下記
(1)〜(5)の化合物を混合して得た。
【0026】(1)ウレタンアクリレートオリゴマー
(日本合成化学製商品名UV−4200B)60重量部
(52.6重量%)、 (2)1,1,2,2−テトラフルオロプロピルアクリ
レート30重量部(263重量%)、 (3)2−エチルヘキシルアクリレート20重量部(1
7.5重量%)、 (4)2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニ
ル]−2−モノホリノプロパノン−1−オン(商品名イ
ルガキュア907、分子量279.4、融点63〜76
℃)2重量部(1.8重量%)(光重合開始剤) (5)2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフ
ォスフィンオキサイド(商品名:ルシリン、分子量34
8.4、融点87〜93℃)2重量部(1.8重量%)
(光重合開始剤) そして、コア1に塗布された紫外線硬化型樹脂組成物4
に対し、挿通孔2から80cm離隔された位置に、メタ
ルハライドランプ(Fusion社製)7により波長3
60nmの紫外線(放射光強度50W/cm)を0.5
秒間照射し、外径750μmのプラスチック光ファイバ
5を作製した。
(日本合成化学製商品名UV−4200B)60重量部
(52.6重量%)、 (2)1,1,2,2−テトラフルオロプロピルアクリ
レート30重量部(263重量%)、 (3)2−エチルヘキシルアクリレート20重量部(1
7.5重量%)、 (4)2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニ
ル]−2−モノホリノプロパノン−1−オン(商品名イ
ルガキュア907、分子量279.4、融点63〜76
℃)2重量部(1.8重量%)(光重合開始剤) (5)2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフ
ォスフィンオキサイド(商品名:ルシリン、分子量34
8.4、融点87〜93℃)2重量部(1.8重量%)
(光重合開始剤) そして、コア1に塗布された紫外線硬化型樹脂組成物4
に対し、挿通孔2から80cm離隔された位置に、メタ
ルハライドランプ(Fusion社製)7により波長3
60nmの紫外線(放射光強度50W/cm)を0.5
秒間照射し、外径750μmのプラスチック光ファイバ
5を作製した。
【0027】このようにして作製されたプラスチック光
ファイバ5について、白色光源(安藤電気社製、AQ−
4303B、図示せず)及びスペクトルアナライザ(安
藤電気社製、AQ−6315B、図示せず)を用いて伝
送損失を測定したところ、その伝送損失は波長650n
mの光に対し180dB/kmとなり、良好な伝送特性
が得られた。
ファイバ5について、白色光源(安藤電気社製、AQ−
4303B、図示せず)及びスペクトルアナライザ(安
藤電気社製、AQ−6315B、図示せず)を用いて伝
送損失を測定したところ、その伝送損失は波長650n
mの光に対し180dB/kmとなり、良好な伝送特性
が得られた。
【0028】(比較例1)光重合開始剤として、(6)
2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン
−1−オン(商品名ダロキュア1173、分子量16
4.2、融点4℃)を用いた以外は実施例1と同様にし
て外径750μmのプラスチック光ファイバを作製し
た。
2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン
−1−オン(商品名ダロキュア1173、分子量16
4.2、融点4℃)を用いた以外は実施例1と同様にし
て外径750μmのプラスチック光ファイバを作製し
た。
【0029】このようにして作製されたプラスチック光
ファイバについて実施例1と同様に伝送損失を測定した
ところ、その伝送損失は波長650nmの光に対し30
0dB/kmとなり、良好な伝送特性が得られなかっ
た。
ファイバについて実施例1と同様に伝送損失を測定した
ところ、その伝送損失は波長650nmの光に対し30
0dB/kmとなり、良好な伝送特性が得られなかっ
た。
【0030】(実施例2)光重合開始剤として、上記
(5)の2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニル
フォスフィンオキサイドのみを用い、その含有量を紫外
線硬化型樹脂組成物に対し3重量部とした以外は実施例
1と同様にして外径750μmのプラスチック光ファイ
バを作製した。
(5)の2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニル
フォスフィンオキサイドのみを用い、その含有量を紫外
線硬化型樹脂組成物に対し3重量部とした以外は実施例
1と同様にして外径750μmのプラスチック光ファイ
バを作製した。
【0031】このようにして作製されたプラスチック光
ファイバについて実施例1と同様にして伝送損失を測定
したところ、その伝送損失は波長650nmの光に対し
160dB/kmとなり、良好な伝送特性が得られた。
ファイバについて実施例1と同様にして伝送損失を測定
したところ、その伝送損失は波長650nmの光に対し
160dB/kmとなり、良好な伝送特性が得られた。
【0032】(比較例2)光重合開始剤として、上記
(5)の2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニル
フォスフィンオキサイドに代えて、(7)1−ヒドロキ
シシクロヘキシルフェニルケトン(商品名イルガキュア
184、分子量204.3、融点45〜49℃)を用
い、その含有量を3重量部とした以外は実施例2と同様
にして外径750μmのプラスチック光ファイバを作製
した。
(5)の2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニル
フォスフィンオキサイドに代えて、(7)1−ヒドロキ
シシクロヘキシルフェニルケトン(商品名イルガキュア
184、分子量204.3、融点45〜49℃)を用
い、その含有量を3重量部とした以外は実施例2と同様
にして外径750μmのプラスチック光ファイバを作製
した。
【0033】このようにして作製されたプラスチック光
ファイバについて実施例1と同様に伝送損失を測定した
ところ、その伝送損失は波長650nmの光に対し25
0dB/kmとなり、良好な伝送特性が得られなかっ
た。
ファイバについて実施例1と同様に伝送損失を測定した
ところ、その伝送損失は波長650nmの光に対し25
0dB/kmとなり、良好な伝送特性が得られなかっ
た。
【0034】(実施例3)コアを構成する材料として、
重水素化されたPMMA−d8を用いた以外は、実施例
2と同様にして直径750μmのプラスチック光ファイ
バを作製した。
重水素化されたPMMA−d8を用いた以外は、実施例
2と同様にして直径750μmのプラスチック光ファイ
バを作製した。
【0035】このようにして作製されたプラスチック光
ファイバについて実施例1と同様に伝送損失を測定した
ところ、その伝送損失は波長650nmの光に対し50
dB/kmとなり、極めて良好な伝送特性が得られた。
ファイバについて実施例1と同様に伝送損失を測定した
ところ、その伝送損失は波長650nmの光に対し50
dB/kmとなり、極めて良好な伝送特性が得られた。
【0036】(比較例3)上記(5)の光重合開始剤を
(6)の光重合開始剤とした以外は、実施例3と同様に
して外径750μmのプラスチック光ファイバを作製し
た。
(6)の光重合開始剤とした以外は、実施例3と同様に
して外径750μmのプラスチック光ファイバを作製し
た。
【0037】このようにして作製されたプラスチック光
ファイバについて伝送損失を測定したところ、その伝送
損失は波長650nmの光に対し150dB/kmとな
り、実施例3と比較して良好な伝送特性は得られなかっ
た。
ファイバについて伝送損失を測定したところ、その伝送
損失は波長650nmの光に対し150dB/kmとな
り、実施例3と比較して良好な伝送特性は得られなかっ
た。
【0038】(実施例4)上記(1)のウレタンアクリ
レートオリゴマーを40重量部(38.5重量%)、
(2)の1,1,2,2−テトラフルオロプロピルアク
リレートを50重量部(48.1重量%)、(3)の2
−エチルヘキシルアクリレートを10重量部(9.6重
量%)とし、(4)の2−メチル−1−[4−(メチル
チオ)フェニル]−2−モノホリノプロパノン−1−オ
ンを1重量部(1.0重量%)、(5)の2,4,6−
トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイ
ドを3重量部(2.8重量%)とした以外は実施例1と
同様にして外径750μmのプラスチック光ファイバを
作製した。
レートオリゴマーを40重量部(38.5重量%)、
(2)の1,1,2,2−テトラフルオロプロピルアク
リレートを50重量部(48.1重量%)、(3)の2
−エチルヘキシルアクリレートを10重量部(9.6重
量%)とし、(4)の2−メチル−1−[4−(メチル
チオ)フェニル]−2−モノホリノプロパノン−1−オ
ンを1重量部(1.0重量%)、(5)の2,4,6−
トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイ
ドを3重量部(2.8重量%)とした以外は実施例1と
同様にして外径750μmのプラスチック光ファイバを
作製した。
【0039】このようにして作製されたプラスチック光
ファイバについて実施例1と同様に伝送損失を測定した
ところ、その伝送損失は波長650nmの光に対し20
0dB/kmとなり、比較的良好な伝送特性が得られ
た。
ファイバについて実施例1と同様に伝送損失を測定した
ところ、その伝送損失は波長650nmの光に対し20
0dB/kmとなり、比較的良好な伝送特性が得られ
た。
【0040】(実施例5)コアを構成する材料として、
メタクリル酸2,2,2−トリフルオロエチルアクリレ
ートを用いた以外は、実施例1と同様にして直径750
μmのプラスチック光ファイバを作製した。
メタクリル酸2,2,2−トリフルオロエチルアクリレ
ートを用いた以外は、実施例1と同様にして直径750
μmのプラスチック光ファイバを作製した。
【0041】このようにして作製されたプラスチック光
ファイバについて実施例1と同様に伝送損失を測定した
ところ、その伝送損失は波長650nmの光に対し80
dB/kmとなり、良好な伝送特性が得られた。
ファイバについて実施例1と同様に伝送損失を測定した
ところ、その伝送損失は波長650nmの光に対し80
dB/kmとなり、良好な伝送特性が得られた。
【0042】(比較例5)上記(5)の光重合開始剤を
(6)の光重合開始剤とした以外は、実施例5と同様に
して外径750μmのプラスチック光ファイバを作製し
た。
(6)の光重合開始剤とした以外は、実施例5と同様に
して外径750μmのプラスチック光ファイバを作製し
た。
【0043】このようにして作製されたプラスチック光
ファイバについて実施例1と同様に伝送損失を測定した
ところ、その伝送損失は波長650nmの光に対し19
0dB/kmとなり、実施例5と比較して良好な伝送特
性は得られなかった。
ファイバについて実施例1と同様に伝送損失を測定した
ところ、その伝送損失は波長650nmの光に対し19
0dB/kmとなり、実施例5と比較して良好な伝送特
性は得られなかった。
【0044】(実施例6)コアを構成する材料として、
2−フルオロアクリル酸メチルアクリレートと2フルオ
ロアクリル酸2,2,2−トリフルオロエチルアクリレ
ートの重量比が1:1であるコポリマーを用いた以外
は、実施例1と同様にしてプラスチック光ファイバを作
製した。
2−フルオロアクリル酸メチルアクリレートと2フルオ
ロアクリル酸2,2,2−トリフルオロエチルアクリレ
ートの重量比が1:1であるコポリマーを用いた以外
は、実施例1と同様にしてプラスチック光ファイバを作
製した。
【0045】このようにして作製されたプラスチック光
ファイバについて実施例1と同様に伝送損失を測定した
ところ、その伝送損失は波長650nmの光に対し11
0dB/kmとなり、良好な伝送特性をもつことを確認
した。
ファイバについて実施例1と同様に伝送損失を測定した
ところ、その伝送損失は波長650nmの光に対し11
0dB/kmとなり、良好な伝送特性をもつことを確認
した。
【0046】(比較例6)上記(5)の光重合開始剤を
(6)の光重合開始剤とした以外は、実施例6と同様に
して外径750μmのプラスチック光ファイバを作製し
た。
(6)の光重合開始剤とした以外は、実施例6と同様に
して外径750μmのプラスチック光ファイバを作製し
た。
【0047】このようにして作製されたプラスチック光
ファイバについて実施例1と同様に伝送損失を測定した
ところ、その伝送損失は波長650nmの光に対し29
0dB/kmとなり、実施例6と比較して良好な伝送特
性は得られなかった。
ファイバについて実施例1と同様に伝送損失を測定した
ところ、その伝送損失は波長650nmの光に対し29
0dB/kmとなり、実施例6と比較して良好な伝送特
性は得られなかった。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、プラ
スチックコアの外側に液状の紫外線硬化型樹脂組成物と
して分子量が270〜500でかつ融点が60〜150
℃の光重合開始剤を含有したものを用いることによっ
て、紫外線硬化型樹脂組成物から光重合開始剤のコアへ
の移行が抑制され、作製されたプラスチック光ファイバ
のコアにおいて伝送波長の吸収する要因となる光重合開
始剤が残留することが十分に防止される。従って、伝送
損失を十分に低減させることができる。
スチックコアの外側に液状の紫外線硬化型樹脂組成物と
して分子量が270〜500でかつ融点が60〜150
℃の光重合開始剤を含有したものを用いることによっ
て、紫外線硬化型樹脂組成物から光重合開始剤のコアへ
の移行が抑制され、作製されたプラスチック光ファイバ
のコアにおいて伝送波長の吸収する要因となる光重合開
始剤が残留することが十分に防止される。従って、伝送
損失を十分に低減させることができる。
【図1】本発明に係るプラスチック光ファイバの製造方
法に使用される装置の一例を示す断面図である。
法に使用される装置の一例を示す断面図である。
1…コア、2…挿通孔、3…ダイス、4…紫外線硬化型
樹脂組成物、5…プラスチック光ファイバ。
樹脂組成物、5…プラスチック光ファイバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 隆志 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 松田 裕男 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内
Claims (5)
- 【請求項1】 プラスチックからなるコアと、 前記コアの外側に設けられ、分子量270〜500でか
つ融点60〜150℃の光重合開始剤を1〜5重量%含
有する液状の紫外線硬化型樹脂組成物に紫外線を照射す
ることにより形成されるクラッドと、を備えることを特
徴とするプラスチック光ファイバ。 - 【請求項2】 前記光重合開始剤が分子量300〜40
0でかつ融点85〜120℃であることを特徴とする請
求項1に記載のプラスチック光ファイバ。 - 【請求項3】 前記コアを構成する材料の主成分が、メ
タクリル酸エステル、フッ素化メタクリル酸エステル、
α−フルオロアクリル酸エステル及びこれらに含まれる
水素原子を重水素に置換したものからなる群より選ばれ
る少なくとも1種のモノマーの重合により形成されるポ
リマーであることを特徴とする請求項1又は2に記載の
プラスチック光ファイバ。 - 【請求項4】 前記クラッドを構成すべき前記紫外線硬
化型樹脂組成物の主成分がウレタンアクリレートオリゴ
マーでありその紫外線硬化型樹脂組成物にフッ素系反応
性モノマーが5〜50重量%含有されていることを特徴
とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のプラスチッ
ク光ファイバ。 - 【請求項5】 前記紫外線硬化型樹脂組成物が、硬化し
た状態で前記コアを構成する材料の屈折率よりも低い屈
折率を有することを特徴とする請求項4に記載のプラス
チック光ファイバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10188921A JPH11109145A (ja) | 1997-08-06 | 1998-07-03 | プラスチック光ファイバ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-211867 | 1997-08-06 | ||
| JP21186797 | 1997-08-06 | ||
| JP10188921A JPH11109145A (ja) | 1997-08-06 | 1998-07-03 | プラスチック光ファイバ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11109145A true JPH11109145A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=26505219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10188921A Pending JPH11109145A (ja) | 1997-08-06 | 1998-07-03 | プラスチック光ファイバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11109145A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024037906A (ja) * | 2019-07-29 | 2024-03-19 | サン-ゴバン セラミックス アンド プラスティクス,インコーポレイティド | プラスチック波長シフトファイバおよびその作製方法 |
-
1998
- 1998-07-03 JP JP10188921A patent/JPH11109145A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024037906A (ja) * | 2019-07-29 | 2024-03-19 | サン-ゴバン セラミックス アンド プラスティクス,インコーポレイティド | プラスチック波長シフトファイバおよびその作製方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5696865A (en) | Optical waveguide having two or more refractive indices and method of manufacturing same | |
| EP0521360B1 (en) | Process and composition for cladding optic fibres | |
| CN1141088A (zh) | 制造锥形的光聚合波导阵列的方法 | |
| US5690863A (en) | Curable inter-polymer optical fiber cladding compositions | |
| JPS603026B2 (ja) | 光学繊維をコーテイングする方法 | |
| EP0301912B1 (en) | Cladding material for optical fiber | |
| DE3724749C2 (de) | Lichtwellenleiter, faseroptisches Element und Bildsichtgerät | |
| KR100265105B1 (ko) | 광파이버 클래드용 경화성 조성물 및 그것을 사용한 광파이버 | |
| WO2001078972A2 (en) | Method and apparatus for manufacturing plastic optical transmission medium | |
| JPH11109145A (ja) | プラスチック光ファイバ | |
| JPH01106001A (ja) | 光フアイバー鞘材用樹脂組成物 | |
| JPH09281346A (ja) | プラスチッククラッド光ファイバ | |
| JP2676618B2 (ja) | 樹脂組成物及び光ファイバ用コーティング剤 | |
| JP2000352628A (ja) | プラスチック光ファイバの製造方法 | |
| JPH01109308A (ja) | 光フアイバー用耐熱鞘材組成物 | |
| JP2541159B2 (ja) | 光伝送ファイバ― | |
| JP2002318319A (ja) | 屈折率分布を有するフィルムの製造法 | |
| JP2005258000A (ja) | 光導波路形成用感光性組成物および光導波路 | |
| US5491770A (en) | Copolymers for optical fibers | |
| EP0488189A1 (en) | Plastic-clad silica (PCS) fibers and methods and apparatuses for producing the same | |
| JP2651700B2 (ja) | 透明混合樹脂組成物 | |
| JP2711853B2 (ja) | 透明混合樹脂組成物の製法 | |
| JPS63249112A (ja) | 光フアイバ | |
| JPH01108247A (ja) | 透明樹脂組成物 | |
| JPH0854521A (ja) | プラスチック光ファイバ |