JPH1110963A - プリンタおよびその制御方法 - Google Patents

プリンタおよびその制御方法

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JPH1110963A
JPH1110963A JP9168457A JP16845797A JPH1110963A JP H1110963 A JPH1110963 A JP H1110963A JP 9168457 A JP9168457 A JP 9168457A JP 16845797 A JP16845797 A JP 16845797A JP H1110963 A JPH1110963 A JP H1110963A
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JP
Japan
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band
time
page
gap
raster data
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Application number
JP9168457A
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English (en)
Inventor
Takahiro Saito
崇弘 斎藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の質を落とさず、かつ、膨大なメモリバ
ッファを必要とせずに印刷を行う。 【解決手段】 印刷可能性判定部20cは、バンド展開
予測時間、バンドバッファ数、1バンドあたりのデータ
転送時間から印刷可能かどうかを判別する。印刷が可能
と判断された場合には展開制御部20a、転送制御部2
0b、ギャップ計算部20dをイネーブルにする。ギャ
ップ計算部20dは、バンド展開予測時間と、印刷対象
ページの前ページの展開終了時刻と、前ページのラスタ
データの転送終了時刻と、1バンドあたりの転送時間
と、バンドバッファ数とに基づいて、各バンドの展開終
了時刻が、対応するバンドのラスタデータの転送時刻に
間に合うようにするページ間ギャップを計算する。計算
されたページ間ギャップはプリンタ18のページ間ギャ
ップ設定部18aに送られ、プリンタ18は、ページ間
ギャップに応じたタイミングで紙送りを開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化データやペ
ージ記述言語のファイルなどをラスタデータに展開して
印刷を行うプリンタおよびその制御方法に関し、とくに
バンドバッファを用いてラスタデータを一時記憶しつつ
印刷するプリンタ技術に関する。
【従来の技術】電子写真方式における印字装置は複写機
を始めとして広く普及している。電子写真方式は複写機
のみならず、コンピュータに接続されて、画像を印字す
るプリンタにも広く用いられている。このようなプリン
タとしてレーザビームプリンタがある。レーザビームプ
リンタは、コード化された画像データあるいは圧縮され
た画像データを1画素ごとの画像データ(ラスタデー
タ)に展開してデータを印字する。従来のモノクロのレ
ーザプリンタの構成の概略を図20を用いて説明する。
レーザプリンタ101は、電気信号に変換された画像デ
ータが画像処理系(IPS)より入力され、走査光学系
(ROS)100の半導体レーザからレーザビームが出
力されて感光体ドラム4上に照射する。レーザビームの
照射により感光体ドラム4に静電潜像が形成され、この
静電潜像にトナーを付着させて現像し、次いで感光体ド
ラム4上のトナーを用紙に転写した後、定着器103に
よりトナーを用紙に定着させる。プリンタが印刷命令を
受けると、用紙は図中の破線で示すように搬送される。
図示しない搬送系は一定の速度で用紙を搬送し、通常は
用紙の搬送中にその速度を変更したり、あるいは、回転
ドラム4で現像中の用紙を停止させたりすることはでき
ない。図21に従来のプリンタの制御方法を示す。図2
1に示されているように、プリンタ制御部20は、符号
データ蓄積部10、符号データ展開部(展開器)12、
複数の(本例では2個)のバンドバッファを有するバン
ドバッファ部14、およびプリンタインタフェース16
の動作を制御する。印刷されるべき画像は符号化され
て、あるいはPDL(ページ記述言語)のファイルのま
まディスクなどの符号データ蓄積部10に格納されてい
る。印刷命令が出されると、符号データ蓄積部10に格
納された符号データはプリンタ制御部20の制御に基づ
いて符号データ展開部12に送られ画像データの展開が
なされる。符号データ蓄積部10に蓄積されていた画像
データはプリンタで印刷することができるラスタ画像デ
ータに変換される。符号データ展開部12で展開された
画像データは、ページを複数のバンドに分割しないので
あれば、1ページ分のバッファメモリ(図示せず)に格
納された後、プリンタインタフェース16を介して、順
次プリンタに出力される。しかし、この方法では1ペー
ジ分のデータを展開するのに時間がかかり過ぎて効率的
ではないし、また用意すべきバッファメモリの容量も膨
大なものとなってしまう。そこで、バンディング制御と
いう制御方法が採用されている。バンディング制御は、
1ページをプリンタの主走査方向に沿う複数の帯状のバ
ンドに分割し、バンド毎に画像データの展開を行う方法
である。展開を終えた画像データはバンド毎にバンドバ
ッファ部14の一つのバンドバッファに格納される。バ
ンドバッファ部14のバンドバッファに格納されている
1バンド分の画像データは、その後、そのバンドバッフ
ァから読み出され、プリンタインターフェース16を介
してプリンタ18に転送される。転送が終了したバンド
バッファには次のバンドを展開した画像データが格納さ
れる。従って、連続して画像データの展開および転送を
行う場合には、最低2バンド分のバンドバッファを必要
とする。この方法によれば一回あたりに展開する画像デ
ータの量が1ページ全体を展開する場合に比べて格段に
少なくなるために、効率的にデータ展開および転送を行
うことができるようになる。しかし、一般にレーザビー
ムプリンタの制御においては、1ページ分の画像データ
を印刷し終わるまで用紙の搬送を止めることができな
い。すなわち、用紙をバンド毎に止めることはできな
い。従って、バンド毎のデータの展開等に合わせて用紙
の搬送をさせるのではなく、バンド毎のデータ展開およ
びその後のプリンタインターフェースからプリンタへの
画像データの転送を、一定の速度で送られてくる用紙の
進行に合わせるように制御する必要がある。このときの
データ展開時間とデータ転送時間との関係を図22に示
す。ここでは、1ページを10個のバンドに分割し、ま
た、展開されたデータを格納するバンドバッファは2つ
あるものとしている。図22の横軸は時間を表してお
り、線分100はバンドデータの展開(以下、バンド展
開という)がなされる時間を示している。10個のバン
ドに分割されたページはバンド毎に時系列的に展開され
る 例えば線分100の時間101でバンド番号として”
1”が付けられたバンド(以下、バンド1という)の画
像データが展開され、時間102ではバンド番号とし
て”2”が付けられたバンド(以下、バンド2という)
の画像データが展開される。同様にして、時間103は
バンド3、時間104はバンド4の画像データ展開時間
に相当し、時間110がバンド10の画像データ展開時
間となる。これらのバンドのデータが展開されるとバン
ド毎にバンドバッファに蓄積される。ここでは、バンド
バッファは2つ存在するとしているので、線分100に
示すように、奇数番のバンドの展開データについてはバ
ッファ番号Iを有するバンドバッファに、偶数番のバン
ドの展開データについてはバッファ番号IIを有するバ
ンドバッファにそれぞれ格納される。ここでは、ページ
内におけるn番目のバンドについてはバンドn(nをア
ラビア数字で表記する)といい、m番目のバンドバッフ
ァについてはバンドバッファm(mをローマ数字で表記
する)ということにする。バンドバッファ部14に格納
されたデータはプリンタインタフェース16によりバン
ド毎にプリンタ18に転送される(以下、バンド転送と
いう)。このタイミングを線分120で表す。ここで、
印刷命令が発行された時刻t0からt1までの間は展開さ
れたデータの転送は行われない。用紙が所定の印刷位置
まで送られる時間が必要だからである。しかし、線分1
00に示すようにこの時間を利用してバンド1、バンド
2の分のデータの展開をすることは可能であるから、こ
れらのバンドの画像データは展開されて予めバンドバッ
ファI、バンドバッファIIにそれぞれ格納される。そ
の後、時間t1で紙が所定の印刷位置まで到達すると、
バンドバッファIに格納されたバンド1の画像データが
転送される。バンドバッファIに格納された画像データ
を転送し終えた後は、バンドバッファIIに格納された
ハンド2のデータが時間t2で転送される。バンドバッ
ファIは時刻t1〜t2のバンド転送によって空きになる
ので、時刻t2以降でバンド3の画像データが展開され
てバンドバッファIに格納される。新たにバンドバッフ
ァIに格納されたバンド3のデータはバンドバッファI
Iに格納されているバンド2の画像データの転送が終了
した時刻であるt3から転送が開始される。以上のよう
に、順次バンドバッファに展開されたデータの格納、転
送がなされる。これによって、バンディング制御方法に
おいては搬送系での用紙の搬送速度を一定にしつつ、1
ページ分の画像データの印刷を行う。このときのプリン
タの制御方法のフローを図23に示す。印刷開始が指令
されると、プリンタ制御部20はプリンタ16の電源が
オンになっている等、印刷が可能かどうかを確認するス
テップS210を行う。このステップで印刷が可能でな
ければ、プリンタ制御部20はステップS220へ移行
してエラーとして処理を終了する。印刷が可能であれ
ば、プリンタ制御部20は用紙のフィードを指示するス
テップS230を行う。次に、最初に展開されるべきバ
ンド番号1を設定すべく、iを1に設定するステップS
240を実行し、1バンド目のデータを展開して、所定
のバンドバッファに格納するステップS250が開始す
る。1バンド目のデータが展開された後は、バンドバッ
ファの数に応じて並列的な処理ステップS260が行わ
れる。並列的な処理ステップS260では、バンド番号
1が1つずつインクリメントされるステップS261が
なされた後に、インクリメントされた番号に係わるバン
ドの画像データを展開して所定のバンドバッファに格納
するステップS262が行われる。並列的な処理ステッ
プS260に最初に入ったときは、インクリメントされ
るステップにおいてi=2となり、2バンド目が展開さ
れる。また、インクリメントされるステップS261お
よび展開されるステップS262と並列に1バンド目が
バンドバッファから転送されるステップS263が行わ
れる。並列的な処理ステップS260に最初に入ったと
きは、転送されるバンドは1番目のバンドの画像データ
である。並列的に処理されるステップS260の後は、
バンド番号1がインクリメントされたことによって1ペ
ージあたりの設定バンド数に達していないかどうかを判
断するために、iが最終バンドに係わる番号かどうかを
判別するステップS270が行われる。iが最終バンド
に係わる番号でないときは、並列的な処理ステップS2
60に戻り、同様の処理ステップが行われる。もし、i
が最終バンドに係わる番号であったときは、最終バンド
の画像データが転送されるステップS280が行われ、
印刷は終了する。ところで、一般的には、バンドごとの
データ展開時間が、常にプリンタの転送時間に間に合う
とは限らない。バンドに含まれる情報の質によっては、
データ量が多く、展開に時間がかかる場合があるからで
ある。このような場合は、展開するデータの量を少なく
してデータを転送するか、1ページ分のバッファを用意
して印刷するのが一般的である。展開するデータの量を
少なくするという前者の方法は、結局、画像の質を落と
して印刷することに他ならない。従って、このような方
法でデータ展開時間とデータ転送時間を整合させる方法
は、特に精密な印刷を要求される用途には適当ではな
い。1ページ分のバッファを用意して印刷するという後
者の方法は、従来の白黒2値のプリンタ(例えば、30
0dpi(dot/25.4mm)、10ppm(pa
ge/minute)/A4とする)に適用する限りに
おいては問題とならない。なぜならば、このようなプリ
ンタの場合は、データ量が約1MB、転送速度が0.2
MB/s程度であるので、システムメモリ上のメモリに
1ページ分の画像データ全てを展開してから印刷して
も、さほど時間がかからないからである。しかし、白黒
印刷の場合でも高速に印刷を行わせようとすると弊害が
生じる。仮にA4の印刷速度が120ppmで、解像度
が600dpi、256階調であれば、要求される転送
速度が69MB/sになる。しかし、ページ毎にデータ
をシステムメモリ上に展開するために膨大な時間がかか
り、要求される転送速度を実現できない。これを解決す
るために専用のハードウェアを備えたり、あるいは、展
開されたデータを格納するための膨大なメモリを備えた
りするとコスト高になってしまう。カラープリンタであ
っても、特開平04−326372号公報に記載された
発明のように単色分のページバッファを持ってその色に
係わるデータを全て展開し終えるまで待ち、色成分毎に
転送するものがある。このような方式のカラープリンタ
においても1ページ分のバッファを用意して印刷すると
いう方法は時間の上でさほど問題にならない。しかし、
高速レーザプリンタのように、転送を止めることができ
ない方式であると1ページ分のバッファを用意して印刷
するという方法は弊害を生じる。例えば、600dpi
−256階調4色であると仮定すると、A4サイズのデ
ータ量は1ページあたり約138MBにも達する。さら
に異なる画像を高速に印刷しようとすると、2ページ分
以上のページバッファが必要となってくる。サイズがA
3となるとこの倍のバッファが必要となる。
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、以上
の事情を考慮してなされたものであり、画像の質を落と
さず、かつ、膨大なメモリバッファを必要とせずに印刷
しようとする場合に適したプリンタ技術を提供すること
を目的としている。
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
目的を達成するために、プリンタに、1ページ分の非ラ
スタデータ型の印刷データを複数のバンドに分割し、バ
ンドごとに前記印刷データをラスタデータに展開する手
段と、前記バンドごとに展開されたラスタデータを一時
記憶する複数のバンドバッファと、ラスタデータに基づ
いて印刷処理を行うとともに、ページ送りタイミングを
調整してページ間のギャップを変更できる印刷手段と、
前記バンドのラスタデータを前記印刷手段に印刷させる
タイミングで前記バンドバッファから転送する手段と、
転送済みラスタデータを記憶しているバンドバッファに
前記展開されたラスタデータを更新書き込みする手段
と、ページの直前のギャップを、当該ページの各バンド
の展開終了時刻が、対応するバンドのラスタデータの転
送時刻に間に合うように設定する手段とを設けるように
している。この構成においては、ページ間ギャップを調
節することにより、本来、ラスタデータの展開が転送に
間に合わない場合でも、そのような不具合を解決するこ
とができ、小さなバッファ容量で高画質の印刷を行え
る。また、本発明によれば、上述の目的を達成するため
に、ページを複数のバンドに分割し、前記バンド毎に非
ラスタデータ型の印刷データをラスタデータに展開して
複数のバンドバッファのいずれかに格納し、前記バンド
毎に前記バンドバッファから順次に前記ラスタデータを
読み出して印刷手段に転送して印刷を行うとともに、ペ
ージ単位に用紙送りタイミングを調整できるプリンタを
制御する方法において、前記印刷対象のページの各バン
ドの展開終了時刻が、対応するバンドのラスタデータの
転送時刻に間に合うようにするページ間ギャップを計算
するステップと、前記ページ間ギャップに基づいて用紙
送りタイミングを決定するステップとを実行するように
している。この構成においても、小さなバッファ容量で
高画質の印刷を行える。また、この構成において、前記
バンド毎のラスタデータへの展開時間が一定として、前
記ページ間ギャップを計算するようにしてもよい。さら
に、前記一定の展開時間を基準展開時間に所定の倍率を
乗算して決定してもよい。また、本発明によれば、上述
の目的を達成するために、ページを複数のバンドに分割
し、前記バンド毎に非ラスタデータ型の印刷データをラ
スタデータに展開して複数のバンドバッファのいずれか
に格納し、前記バンド毎に前記バンドバッファから順次
に前記ラスタデータを読み出して印刷手段に転送して印
刷を行うとともに、ページ単位に用紙送りタイミングを
調整できるプリンタを制御する方法において、印刷対象
のページについて、前記バンドの前記印刷データの展開
に要する展開予測時間と、前記バンドバッファの数と、
前記印刷手段への1バンドの転送時間とから、プリント
可能かどうかを判断するステップと、プリント可能であ
ると判断した場合に、前記印刷対象のページの各バンド
の展開終了時刻が、対応するバンドのラスタデータの転
送時刻に間に合うようにするページ間ギャップを計算す
るステップと、前記ページ間ギャップに基づいて用紙送
りタイミングを決定するステップとを実行するようにし
ている。この構成においても、小さなバッファ容量で高
画質の印刷を行える。また、実際の印刷に先立って印刷
可能かどうかを判別するので、印刷不可能な場合に、無
駄な時間を消費することがない。なお、印刷不可能な場
合には、ラスタの解像度を選択しなおしたり、他の記憶
リソースを利用したりして、再度、印刷可能かどうかを
判断してもよい。また、展開予測時間は、ポストスクリ
プト等のページ記述言語や静止画像圧縮技術によるJP
EG(Joint Photographic Exp
ertsGroup)等の符号データの制御手段により
把握される。また、この構成において、前記ページ間ギ
ャップを計算するステップは、前記印刷対象のページが
第2ページまたはそれ以降ページの場合に、前記印刷対
象のページの各バンドの印刷データの展開に要する展開
予測時間と、前記印刷対象のページの前ページの前記印
刷データの展開が終了する時刻と、前記前ページのラス
タデータの前記印刷手段への転送が終了する時刻と、前
記印刷手段への1バンドあたりの転送時間と、前記バン
ドバッファの数とから、各バンドの展開終了時刻が、対
応するバンドのラスタデータの転送時刻に間に合うよう
にするページ間ギャップを計算するようにしてもよい。
また、前記ページ間ギャップを計算するステップは、前
記印刷対象のページが1ページ目である場合に、前記印
刷対象のページの各バンドの印刷データの展開に要する
展開予測時間と、前記印刷対象ページの展開が開始され
る時刻と、前記印刷対象ページのラスタデータが前記印
刷手段に転送開始される時刻と、が終了する時刻と、前
記印刷手段への1バンドあたりの転送時間と、前記バン
ドバッファの数とから、各バンドの展開終了時刻が、対
応するバンドのラスタデータの転送時刻に間に合うよう
にするページ間ギャップを計算するようにしてもよい。
また、プリント可能かどうかを判断するステップは、当
該ページのバンドの各々について、当該バンドの直前の
バンドの展開終了時刻とバンドバッファが1つ空く時刻
とのうち遅いほうに、当該バンドの展開時間を加えた時
刻が、当該バンドの転送開始時刻より、早いことを確認
するようにして行うことができる。また、前記ページ間
ギャップを計算するステップは、当該ページのバンドの
各々について、その印刷順に、当該バンドの直前のバン
ドの展開終了時刻とバンドバッファが1つ空く時刻の遅
いほうに当該バンドの展開時間を加えた時刻が、当該バ
ンドの転送開始時刻より遅いかどうかを判断し、遅い場
合には、両時刻の差分を直前のページ間ギャップに加え
ていき、当該ページのページ間ギャップを計算するよう
にして行うことができる。また、前記プリンタがタンデ
ムカラープリンタの場合には、最も大きなページ間ギャ
ップになった色成分に合わせて、ページ間ギャップを決
めるようにしてもよい。また、トレイを用いることな
く、連続的に表面および裏面を印刷して両面印刷を行う
場合に、ページ間ギャップとしてと表のページ間ギャッ
プおよび裏のページ間ギャップのうち大きいほうを選択
するようにしてもよい。
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。 [実施例1]まず、本発明の実施例1について説明す
る。この実施例においては、ページ間ギャップを調整す
るという環境下で印刷が可能(調整せずに印刷可能な場
合も含む)かどうかを判別する。印刷が可能な場合に
は、さらに、各ページの各バンドの実際の展開終了時刻
を順次求める。そして、この展開終了時刻が、対応する
バンドのラスタデータ転送時刻に時間的に先行するよう
に、各ページのページ間ギャップを順次に決定してい
く。ここでは、まず、以下の説明で用いる主たる記号に
ついて定義しておく。
【数1】 N: 1ページのバンド数 b: 展開した画像データのバンドバッファ数 Tdi: iバンド目の展開時間 Tdei: iバンド目の展開終了時刻(Tdebは、bバン
ド目の展開終了時刻) Tt: 1バンドの転送時間 Tpg: 標準ページ間ギャップの時間(最短のページ
間ギャップ)印刷可能条件 まず、印刷を可能にする条件について考える。ページ間
ギャップを調節すると(長くすると)、通常のページ間
ギャップでは印刷が不可能な場合でも印刷が可能になる
ことがある。これは、ページ間ギャップの間に、次ペー
ジの先頭の1または複数のバンドを予めラスタデータに
展開してバンドバッファに記憶しておき、バンドの展開
に余裕を持たせることができるからである。通常では、
所定のバンドの展開終了時刻が当該バンドのラスタデー
タの転送開始時刻に間に合わない場合でも、予め1また
は複数のバンドの展開しておいて、その分時間的な余裕
を持たせ、展開終了時刻が転送開始時刻に間に合うよう
にしているのである。ところで、ページ間ギャップで展
開時間に余裕を持たせるといっても限界がある。すなわ
ち、バンドバッファの個数に限界があり、すべてのバン
ドバッファにラスタデータを展開してしまった後に、い
くら残りのページ間ギャップが継続しても、何ら展開時
間に余裕をもたらさない。換言すると、すべてのバンド
バッファに予めバンドのデータを展開して記憶させてお
き、その後、バンドバッファからラスタデータの転送を
行っても、以降のいずれかのバンドの展開が当該バンド
のラスタデータの転送タイミングに間に合わない場合に
は、どのようにページギャップを長くしても印刷は可能
にならない。そこで、すべてのバンドバッファに予めデ
ータを展開して記憶しておいた場合にすべてのバンドの
展開終了時刻が当該バンドの転送開始時刻に間にあるか
どうかをチェックし、いずれかのバンドの条件が満たさ
れない場合には、ページ間ギャップの調整を行っても印
刷不可能であると判断する。なお、すべてのバンドバッ
ファ(1〜b)が未転送のデータ(1番目からb番目の
バンドのラスタデータ)で満たされている場合には、新
たにバンド(b+1番目)を展開することはできない。
すなわち、(b+1)番目のバンドの展開は、バッファ
1からラスタデータが転送終了するまで開始することが
できない。したがって、1番目のラスタデータの転送開
始時刻を、すべてのバンドバッファにラスタデータが書
き込まれる前、すなわち、b番目のバンドのラスタデー
タの展開が終了するまえに開始して、(b+1)番目の
バンドの展開開始時刻(すなわちb番目のバンドの展開
終了時刻)と1番目のバンドのラスタバッファの転送終
了時刻とが同一になるようにしてもよい。この場合、転
送の開始に先立った最長のリードタイムをとりながら、
(b+1)番目以降のバンドの展開およびすべてのバン
ドのラスタデータの転送を一番早いタイミングで行うこ
とができる。以下、バンドバッファにできる限りラスタ
データを展開しておき、かつ、(b+1)番目のバンド
の展開開始時刻(すなわちb番目のバンドの展開終了時
刻)と1番目のバンドのラスタバッファの転送終了時刻
とが同一になることを前提にする。そして、この前提の
下で、(b+1)番目以降のバンドの展開終了時刻が当
該バンドのラスタデータの転送開始時刻に間に合わなけ
ればならないという条件を検討する。なお、以下の説明
に関連して、図1のN=10、b=4の例を参照された
い。さて、i(b+1≦i≦N)バンド目の展開終了時
刻Tdei(図1の時刻)は、(1)式で表せる。
【数2】 Tdei=max(Tde(i-1),Tdeb+Tt×(i−b−1))+Tdi ・・・(1 ) ここで、max(A,B)は、AかBの大きい方の値を
とるものとする。この式の第1項目のTde(i-1)(時刻
)は、(i−1)バンド目、すなわち、前のバンドの
展開が終了する時刻、Tdeb+Tt×(i−b−1)(時
刻)は、1つの空きバンドが生じる時刻を示してお
り、max()で示される項は、iバンド目の展開を開
始できる時刻を示している。それに、展開時間Tdi(時
間間隔)を加えた値がiバンド目の展開終了時刻とな
る。このバンド展開終了時刻が、iバンド目のバンド転
送開始時刻すなわちTdeb+Tt×(i−2)に間に合え
ば、プリント可能である。この関係を式に表すと、
(2)式になる。
【数3】Tdei≦Tdeb+Tt×(i−2)・・・(2) ただし、b+1≦i≦Nの全てのiに対し、(2)式を
満たす必要がある。1≦i≦bの場合には、前もって展
開することにより、展開終了時刻を1バンド転送終了以
前に終わらせることができるので、プリント可能かどう
かの判断を行う必要がない。ここで計算した展開終了時
刻Tdeiは、実際の展開終了時刻ではなく、プリント可
能かどうかを判断するためのものである。図1に、
(1)(2)式の関係を表した、N=10,b=4,i
=6の例を示す。また、(1)、(2)において、T
deb=0としても、(2)式の条件判断には変化がおき
ないので次のように計算することも可能である。
【数4】 Tdei=max(Tde(i-1),Tt×(i−b−1))+Tdi・・・(1)’ Tdei≦Tt×(i−2)・・・(2)’展開終了時刻 (2)または(2)’式を満たす場合すなわちページ間
ギャップの調整によりすべてのバンドの展開が当該バン
ドのラスタデータの転送に間に合う場合には、次に実際
の展開終了時刻を求める。以下の説明では図2を適宜参
照されたい。まず、それぞれの概念を以下のように定義
する。
【数5】 p: 対象とするページ TDE(p-1): 前ページの最終バンドの展開終了時刻 TTE(p-1): 前ページの最終バンドの転送終了時刻 Tpg: 標準のページ間ギャップ Gpi: iバンド目までに必要なページ間ギャッ
プ(初期値Gp0=0とする) 次に(3)、(4)、(5)式を用いて、i(1≦i≦
N)バンド目のバンド展開終了時刻を求める。
【数6】i=1バンド目の場合 Tdei=max(TDE(p-1),TTE(p-1)−Tt×(b−i))+Tdi・・・(3) この式の第1項目のTDE(p-1)は、前ページのバンドの
展開が終了する時刻、TTE(p-1)−Tt×(b−i)は、
1つの空きバンドが生じる時刻を示しており、ma
x()で示される項は、1バンド目の展開を開始できる
時刻を示している。それに、展開時間Tdiを加えた値が
1バンド目の展開終了時刻となる。
【数7】2≦i≦bバンド目の場合 Tdei=max(Tde(i-1),TTE(p-1)−Tt×(b−i))+Tdi・・・(4) この式の第1項目のTde(i-1)は、(i−1)バンド
目、すなわち、前のバンドの展開が終了する時刻、T
TE(p-1)+Tt×(b−i)は、1つの空きバンドが生じ
る時刻を示しており、max()で示される項は、iバ
ンド目の展開を開始できる時刻を示している。それに、
展開時間Tdiを加えた値がiバンド目の展開終了時刻と
なる。
【数8】b+1≦i≦Nバンド目の場合 Tdei=max(Tde(i-1),TTE(p-1)+Tpg+Gp(i-1)+Tt×(i−b))+ Tdi・・・(5) この式の第1項目のTde(i-1)は、(4)式と同様前の
バンドの展開が終了する時刻、TTE(p-1)+Tpg+G
p(i-1)+Tt×(i−b)は、1つの空きバンドが生じ
る時刻を示しており、max()で示される項、およ
び、Tdiも(4)式と同様である。ページ間ギャップの計算 所定のバンドの展開が終了するまえに当該バンドのラス
タデータを転送することができないから、所定のバンド
の展開は、対応するラスタデータの転送開始前に終了し
ていなければならない。このような条件が満たされない
場合には、ページ間ギャップを加えて、ラスタデータの
転送開始前にバンドの展開が終了するように調整する。
すなわち、バンドiに対して(6)式が成り立てば、必
要なページ間ギャップは0となる。
【数9】 Tdei≦TTE(p-1)+Tpg+Gp(i-1)+Tt×(i−1)・・・(6) 他方、(6)式が成り立たなければ、必要なページ間ギ
ャップを
【数10】 Gpi=Gp(i-1)+Tdei−(TTE(p-1)+Tpg+Gp(i-1)+Tt×(i−1)) =Tdei−(TTE(p-1)+Tt×(i−1))・・・(7) とする。(6)、(7)式は(3)、(4)、(5)式
で計算したiに対して順番に適用し、最終的にi=Nま
での(7)式で求められるページ間ギャップ以上のギャ
ップを空けて制御する。図2に(3)、(4)、
(6)、(7)式の関係の例を示す。また、図3に
(7)式を最終バンドまで適用した例を示す。ただし、
(7)式で求められる以上のページ間ギャップを空ける
場合には、正確な(b+1)バンド目以降のTdeiを求
めるためには、(5)式を計算し直す必要がある。 1ページ目の転送開始時刻の調整 また、1ページ目の場合には、まず、それぞれの概念を
以下のように定義する。
【数11】 TDS1: 1ページ目の展開開始時刻 TTS1: 1ページ目の転送開始時刻 TDS1とTTS1の関係としては、例えば、用紙フィードを
要求する時刻とデータ転送が開始される時刻の関係など
がある。次に(8)(9)(10)式を用いて、i(1
≦i≦N)バンド目のバンド展開終了時刻を求める。
【数12】i=1バンド目の場合 Tdei=TDS1+Tdi・・・(8) 2≦i≦bバンド目の場合 Tdei=Tde(i-1)+Tdi・・・(9) b+1≦i≦Nバンド目の場合 Tdei=max(Tde(i-1),TTS1+Gp(i-1)+Tt×(i−b))+Tdi・・・ (10) この式の第1項目のTde(i-1)は、(i−1)バンド
目、すなわち、前のバンドの展開が終了する時刻、T
TS1+Gp(i-1)+Tt×(i−b)は、1つの空きバンド
が生じる時刻を示しており、max()で示される項
は、iバンド目の展開を開始できる時刻を示している。
それに、展開時間Tdiを加えた値がiバンド目の展開終
了時刻となる。図4に(8)、(9)、(10)式の関
係の例を示す。次にそのiに対して(11)式が成り立
てば、必要なページ間ギャップは0となる。必要なペー
ジ間ギャップ(1ページ目の場合にはページ間ギャップ
という言葉はふさわしくないが、TTS1を遅らせること
である)は0となる。
【数13】 Tdei≦TTS1+Gp(i-1)+Tt×(i−1)・・・(11) 成り立たなければ、必要なページ間ギャップを
【数14】 Gpi=Gp(i-1)+Tdei−(TTS1+Gp(i-1)+Tt×(i−1)) =Tdei−(TTS1+Tt×(i−1))・・・(12) とする。(11)、(12)式は(8)、(9)、(1
0)式で計算したiに対して順番に適用し、最終的にi
=Nまでの(12)式で求められるページ間ギャップ以
上のギャップを空けて制御する。図4に(8)、
(9)、(10)、(11)式の関係の例を示す。ま
た、図3に(12)式を最終バンドまで適用した例を示
す。ただし、(12)式で求められる以上のページ間ギ
ャップを空ける場合には、正確な(b+1)バンド目以
降のTdeiを求めるためには、(10)式を計算し直す
必要がある。タンデムカラープリンタ 図6に示すようなタンデムカラープリンタの場合には、
各色のb+1≦i≦Nバンドが全て(2)式を満たすこ
とができれば、プリント可能である。タンデムカラープ
リンタの特徴として、用紙がフィードされると各色間で
用紙が止められないことが挙げられる。また、図7に示
すように各色の各バンドの展開時間が揃っていることは
ない。この場合には、ページ間ギャップは、それぞれの
色成分で計算したページ間ギャップをGp[1],G
p[2],...,Gp[n]とすると、(13)式で表
されるように、最も大きい色成分のページ間ギャップ以
上を空けることで、プリントすることができる。(図
8)
【数15】 Gp=max(Gp[1],Gp[2],...,Gp[n])・・・(13)両面プリンタ 図9に示すような両面トレイが存在せず、すぐに裏面を
印刷するために反転の機構が設けられた両面プリンタの
場合は、タンデムカラープリンタと同様な問題が生じ
る。この場合には、ページ間ギャップは、表面、裏面で
計算したページ間ギャップをGp[表],Gp[裏]とす
ると、(14)式で表されるように、大きい面のページ
間ギャップ以上を空けることで、プリントすることがで
きる。
【数16】 Gp=max(Gp[表],Gp[裏])・・・(14)具体的な構成例 図10は、この実施例の具体的な構成例を示しており、
この図において、図10と対応する個所には対応する符
号を付して詳細な説明を省略する。図10において、プ
リンタ制御部20には、展開制御部20a、転送制御部
20b、印刷可能性判定部20c、およびギャップ計算
部20dが含まれている。印刷可能性判定部20cは、
(2)式または(2)’式に基づいてページの印刷が可
能かどうかを判定するものである。印刷が可能と判断さ
れた場合には展開制御部20a、転送制御部20b、ギ
ャップ計算部20dをイネーブルにする。印刷が不可能
と判断された場合には、例外処理を行う。例えば、印刷
中止の処理を行ったり、展開のコストが少なくなる手法
を採用して印刷可能かどうかを再度チェックし、その手
法で印刷可能となれば、その手法で当該ページの印刷を
継続する。または、他にバンドバッファ用に流用できる
メモリ資源を活用してもよい。印刷可能と判断された場
合には、ギャップ計算部20dが(7)式または(1
2)式からページ間ギャップを計算する。計算されたペ
ージ間ギャップはプリンタ18のページ間ギャップ設定
部18aに送られ、プリンタ18のページ間ギャップが
設定される。プリンタ18は、ページ間ギャップに応じ
たタイミングで紙送りを開始する。また、展開制御部2
0aは次に示すように展開開始タイミングTdsを決定
し、このタイミングで符号データ蓄積部10の符号デー
タを展開開始して対応するバンドバッファ14に書き込
んでいく。
【数17】i=1バンド目の場合 Tdsi=max(TDE(p-1),TTE(p-1)−Tt×(b−
i)) 2≦i≦bバンド目の場合 Tdsi=max(Tde(i-1),TTE(p-1)−Tt×(b−
i)) b+1≦i≦Nバンド目の場合 Tdsi=max(Tde(i-1),TTE(p-1)+Tpg+G
p(i-1)+Tt×(i−b)) なお、第1ページ目の展開開始タイミングTdsiは、つ
ぎのとおりである。
【数18】i=1の場合 Tdsi=TDS1 2≦i≦bバンド目の場合 Tdsi=Tde(i-1) b+1≦i≦Nバンド目の場合 Tdsi=max(Tde(i-1),TTS1+Gp(i-1)+Tt×
(i−b)) また、転送制御部20bはページ間ギャップで決定され
た時刻からTtの時間間隔で順次にバンドバッファ14
からプリンタ18にラスタデータを転送していく。以上
のようにすることにより、符号データが順次にラスタデ
ータに展開されてバンドバッファ14に一時記憶され、
かつ一時記憶されたラスタデータが滞ることなくプリン
タ18に供給されて印刷が正常に行われる。 [具体例1]つぎに、図1、図2、図3の例を用いて、
実際に(1)〜(7)式を当てはめてみる。まず、
(1)、(2)式よりプリントが可能であるかの判断を
行う。ここでは、以下の値をとるものとする。
【数19】N=10,b=4,Tt=0.6,TTE(p-1)
=10.0,TDE(p-1)=9.1,Tpg=0.6,Tdeb
=0.0,Tdi={0.9,1.0,1.0,0.6,
0.5,1.0,0.5,0.9,0.8,0.8}
(1≦i≦10) まず、(1)式よりTdei((2)式の左辺の値)=
{0.5,1.6,2.1,3.0,3.8,4.6}
(5≦i≦10)となる。また、(2)式の右辺の値を
計算すると、{1.8,2.4,3.0,3.6,4.
2,4.8}(5≦i≦10)であり、全てのiに対し
て(2)式の左辺の値が、(2)式の右辺の値より小さ
くなっているので、プリントが可能であることがわか
る。次に(3)、(4)、(5)式を用いて、Tdei
計算していき、(6)式にてチェックを行い、(7)式
にてGpを計算する。図2の場合には、(3)、(4)
式にて計算したTdeiについて、i=3のところで
(6)式が成り立たない。すなわち、Tdei((6)式
の左辺)={10.0,11.0,12.0}(1≦i
≦3)であり、他方、(6)式の右辺は、{10.6,
11.2,11.8}(1≦i≦3)となり、i=3の
ときに(6)式が成立しなくなる(12.0>11.
8)。そこで、(7)式により、Gp=12.0−1
1.8=0.2とする。さらにi=4から(4)、
(5)式の計算を続けると、i=6で(6)式が成り立
たない。すなわち、(4)、(5)式から、T
dei((6)式の左辺)={12.6,13.1,1
4.1}(4≦i≦6)であり、他方、(6)式の右辺
は、{12.6,13.2,13.8}(4≦i≦6)
となる。i=6のとき(6)式が成立しなくなる(1
4.1>13.8)。そこで、(7)式により、Gp
0.2+(14.1−13.8)=0.5となる。さら
に、i=7から(5)式の計算を続けると、前記のよう
に、i=8,9,10で(6)式が成り立たず、最終的
には、Gp10=1.1(i=10)となる。 [具体例2]図4、図5の例を用いて、実際に(8)〜
(12)式を当てはめてみる。まず、具体例1と同じペ
ージの例で考える。なお、第1のページであるので、T
DS1=0.0,TTS1=2.0は具体例1の対象外であ
る。
【数20】N=10,b=4,Tt=0.6,TDS1
0.0,TTS1=2.0,Tpg=0.6,Tdi={0.
9,1.0,1.0,0.6,0.5,1.0,0.
5,0.9,0.8,0.8}(1≦i≦10) 以上の条件下では、(1)’(2)’式よりプリントが
可能である。(具体例1と同様である) 次に(8)、(9)、(10)式を用いて、Tdeiを計
算していき、(11)式にてチェックを行い、(12)
式にてGpを計算する。図4の場合には、(8)、
(9)、(10)式にて計算した、i=8のところで
(11)式が成り立たない。すなわちTdei={0.
9,1.9,2.9,3.5,4.0,5.0,5.
5,6.4}(1≦i≦ 8)であり、他方、(11)
式の右辺は、{2.0,2.6,3.2,3.8,4.
4,5.0,5.6,6.2}(1≦i≦8)である。
したがって、(7)式により、Gp8=0.2とする。
さらに、i=9から(10)式の計算を続けると、i=
9でも(11)式が成り立たない。すなわち、Tde9
=7.2であり、他方、(11)式の右辺は、7.0と
なる。したがって、(12)式により、Gp9=0.4
となる。さらに、i=10でも(11)式が成り立た
ず、Gp10=0.6となる。 [具体例3]図7、図8の例を用いて、実際に(13)
式を当てはめてみる。まず、それぞれK,Y,M,Cの
値を以下のようなものとし、1ページ目を考えるものと
する。共通のものとして、
【数21】 N=10,b=4,Tt=0.5,TDS1=0.0 Kに関するものとして、
【数22】TTS1=1.0 Tdi={0.7,0.7,0.7,0.4,0.4,
0.6,0.4,0.6,0.6,0.6}(1≦i≦
10) Yに関するものとして、
【数23】TTS1=3.5 Tdi={0.7,0.5,0.8,0.7,0.4,
0.5,0.4,0.5,0.6,0.6}(1≦i≦
10) Mに関するものとして、
【数24】TTS1=6.0 Tdi={0.5,0.5,0.5,0.5,0.5,
0.5,0.4,0.5,0.6,0.6}(1≦i≦
10) Cに関するものとして、
【数25】TTS1=8.5 Tdi={0.5,0.5,0.4,0.9,0.7,
0.7,0.4,0.4,0.5,0.4}(1≦i≦
10) とすると、(1)’(2)’式よりプリントが可能であ
る。次に(8)、(9)、(10)式を用いて、Tdei
を計算していき、(11)式にてチェックを行い、(1
2)式にてGpを計算する。
【数26】Kに関しては、Gp10=0.2 Yに関しては、Gp10=0.0 Mに関しては、Gp10=0.0 Cに関しては、Gp10=0.0 となり、(13)式により、Gp=0.2とすること
で、図8のようになり、プリントが可能である。[実施
例2]つぎに本発明の実施例2について説明する。この
実施例においては、同一ページ内の各バンドの展開時間
を同一として構成を簡略化したものである。この実施例
においてもつぎのような定義を用いる。
【数27】 N: 1ページのバンド数 b: バンドバッファ数 Td: 1バンドの基準展開時間 Tt: lバンドの転送時間 Tpg: 標準のページ間ギャップの時間(最短のペー
ジ間ギャップ) 本実施例によるプリンタの制御方法では、1ページのバ
ンド数N、バンド展開予想時間、1バンドの基準展開時
間Td、1バンドの転送時間Tt、およびバンドバッファ
数bとから、1ページ単位のページ間ギャップを計算
し、このページ間ギャップを空けることを指示し、印刷
を行わせるようにすることを特徴としている。nページ
目のバンド展開時間の基準展開時間に対する最大倍率a
nはN>b≧2のとき、(21)式で表すことができ
る。
【数28】 an≦(N−2)×Tt/((N−b)×Td)・・・(21) 式(21)はバンドのデータ展開時間が基準展開時間T
dに対して倍率anを乗じた範囲内にあれば、1バンドの
データ転送時間との関係で展開が転送に間に合うことを
示している。式(21)の意味を図11を用いてさらに
詳しく説明する。この図では、N=10、b=4を前提
とする。図11はバンド展開とバンド転送に必要な時間
を示しており、図11の横軸は時間を表している。図1
1では、(N−2)バンドを転送する時間(N−2)×
tが(N−b)バンドをバンド展開するための基準時
間(N−b)×Tdに最大倍率anを乗じたものに等しい
状態を示している。全てのバンド展開は最終バンド(バ
ンド10)の転送を開始する前に終了している必要があ
るのと、1バンド目の転送が終了しないとバンドバッフ
ァの空きが生じないので、b+1バンド目、つまり図1
1のバンド5の展開が行えないので、結局、1ページ分
の全バンド数Nから2バンド分(バンド1およびバンド
10)を減じた(N−2)バンド数分の転送時間(N−
2)×Ttを問題とする。また、(N−b)バンドをバ
ンド展開するための時間(N−b)×Td×anは、展開
すべきN個(10個)分のバンドのうち、b個分(本例
ではバンド1〜バンド4の4個分)のバンドのデータが
既に展開されてバンドバッファに格納された状態以降バ
ンド転送が開始されるので、bバンド分のバンド展開時
間を考慮する必要がなく、従って、バンド転送のための
時間で問題となるのは(N−b)個分のバンドの展開時
間であることから規定される。例えば、式(21)によ
れば、バンドバッファ数bを増加させれば、式(21)
右辺分母が小さくなるので、anが大きくなり、その結
果、一つのページに存在する実際のバンドの展開時間の
最大値を増加させることができる。N=bのときは、1
ページ分のバッファを備えることになり、どのような展
開時間のものでも印刷可能となる。バンドの展開時間が
正規分布になるとし、例えば、Tt−Td=σ(標準偏
差)となるようにすれば、バンドバッファの数b=2で
あってもページ間ギャップを空けずに約85%の展開を
行える。また、Tt=0.ls、Td=0.08s、σ=
0.02、N=16、b=6という条件を設定すると、
n=1.75倍の展開時間、すなわち、1バンド当た
りの展開時間にするとan×Td=0.14s(3σ)ま
での展開時間を必要とするバンドについて、99.9%
のバンド展開を行うことができるようになる。なお、a
n×Tdは、予め展開予測時間として把握しておく。展開
予測時間は、ポストスクリプト等のページ記述言語や静
止画像圧縮技術によるJPEG等の符号データに基づい
て制御部により把握されるが、その方法については、種
々の手法を採用可能である。対象とするプリンタが何ら
かの方法で、ページ間にギャップを与えられるものとす
れば、対象ページの前のページ間ギャップの増加時間分
をGf、対象ページの後ろのページ間ギャップの増加時
間分をGrとすると以下の式(22)、式(23)で得
られる値より大きなページ間ギャップを空けるようにす
れば、印刷を連続して行うことができるようになる。
【数28】 Gf=max(N×an×Td−(N+b−2)×Tt−Tpg,0)・・(22) Gr=max(0,min(N×an×Td−N×Tt−Gf−Tpg,N×an×Td +b×an+1×Td−(N+b)×Tt−Gf−2×Tpg))・・・(23) 式(22)、式(23)において、max(A,B)
は、AまたはBのいずれか大きい方の値を取るものとす
る。また、min(A,B)はAまたはBのうちいずれ
か小さい方の値を取るものとする。式(22)で定義し
たページ前側のページ間ギャップの増加時間分Gfを設
けると、連続的に印刷を行うことができる理由を図1
2、図13を用いて説明する。式(21)により、プリ
ント可能かどうかの判断ができる。図12、図13の例
も図11の設例と同様、1ページのバンド数N=10、
バンドバッファ数b=4とする。図12は通常通りのペ
ージ間ギャップの時間Tpgだけが与えられた場合の印刷
例を示す図である。図12ではアラビア数字で1ページ
内のバンドの番号を、ローマ数字でバンドバッファの番
号を示す。まず、バンド1は時間201にバンド展開を
終え、展開されたデータがバンドバッファIに格納され
る。同様に、バンド2、バンド3、バンド4はそれぞれ
時間202、203、204にバンド展開を終え、展開
されたデータはそれぞれバンドバツフアII、バンドバ
ツフアIII、バンドバツファIVに格納される。バン
ドバッファIに格納されたバンド1のデータは図示した
時間211にバンド転送され、空になったバンドバッフ
ァIには、その後の時間205でバンド展開されるバン
ド5のデータが格納される。同様にして、順次空になっ
たバンドバッファに次のバンドの展開されたバンドデー
タが格納されていく。ところが、このように順次バンド
展開とバンド転送とが連続的に行われていくと、バンド
9の展開が終了する時間209よりの前に、バンド9の
データを転送すべき時刻(図中×印)が来てしまう。従
って、ラス夕画像データが転送できなくなり、印刷に失
敗する。そこで、このような印刷の失敗を生じさせない
ように標準のページ間ギャップの時間Tpgより、印刷し
ようとしているページの前側のページ間ギャップを大き
くとるようにして、時間211の開始を遅らせるように
する。このため標準のページ間ギャップの時間Tpgに加
えるべき対象ページの前側のページ間ギャップの増加時
間分Gfを式(22)から求める。上記の式(22)は
対象ページ前側のページ間ギャップの増加時間分Gf
N×an×Td−(N+b−2)×Tt−Tpg、または、
0のいずれかの大きな方の値として定まることを示して
いる。N×an×Td−(N+b−2)×Tt−Tpgの項
のうち、N×an×Tdの項は図13の線分301に示す
ように、ページのバンド全てを展開するために必要な時
間である。(N+b−2)×Ttの項は、(b−1)×
tで示される前のページのバンドを転送する時間30
3と(N−1)×Ttで示される対象ページのバンドを
転送する時間304との和である。また、プリンタの機
構上不可欠なページ間ギャップの時間Tpg305も考慮
に入れる必要がある。従って、これらの不可欠な時間を
展開のために必要な時間から減じた時間Gfがページ前
側のページ間ギャップの増加時間分306である。とこ
ろで、N×an×Td−(N+b−2)×Tt−Tpgの項
は、(N+b−2)×Tt、Tp8の値によっては負に
なる場合があるが、式(22)より、Gf=0となり、
標準のページ間ギャップの時間Tpgさえ確保すれば、失
敗することなく印刷できることになる。次に、式(2
3)について図14、図15を用いて説明する。まず、
図14はページ後側にページ間ギャップを開ける必要性
を説明する図である。線分401で示すように、n番目
のページとn+1番目のページを印刷することを考え
る。設定条件は、N=10、b=4である。図14に示
すように、nページでは式(22)に基づいてページ間
ギャップの時間Tpg403にページ間ギャップの増加時
間分Gf404を付加する。この付加により、nページ
目は問題なく印刷することができる。そこで、n+1ペ
ージの前側においても同様に、ページ間ギャップの時間
Tps405にページ間ギャップの増加時間分Gf40
6を付加する(an+1=anとしている)。しかし、バン
ド当たりの展開時間よりもバンド当たりの転送時間の方
が小さいので、5バンド目のバンド転送を行うときに5
バンド目のバンド展開が終了していないという事態に陥
る(×印)。従って、ここでラスタ画像データが転送で
きなくなり、印刷に失敗する。このことは、ページ(用
紙)の前側にページ間ギャップの増加時間分Grを設け
るのみでは十分ではない、ということを示唆している。
そこで、印刷したページ(nページ)の後側にもページ
間ギャップの増加時間分Grを設けることにより、次ペ
ージ(n+1ページ)での印刷失敗を防止させるように
する。このために、上記の式(23)を用いる。式(2
3)を図15を用いて説明する。式(23)は、0とm
in(N×an×Td−N×Tt−Gr−Tpg,N×an×
d+b×an+1×Td−(N+b)×Tt−Gf−2×T
pg)のうちの大きい方をGrとして採用すべきことを示
している。式(23)では、N×an×Td−N×Tt
f−Tp公または、N×an×Td+b×an+1×Td
(N+b)×Tt−Gf−2×Tpgのうちいずれか小さな
方が選択されるべきことを規定している。まず、N×a
n×Td−N×Tt−Gf−Tpgの項について説明する。ま
ず、緑分501に示されるN×an×Tdは対象ページ
(nページ)の全バンドを展開するために必要な時間5
03である。次に、N×Ttはバンド転送のために実際
に必要な時間であり、線分511のうち、(b−1)×
t(時間505)、および(N−(b−1))×T
t(時間506)の和である。これに、ページ間ギャッ
プの時間Tps(時間507)とページの前側のページ
間ギャップの増加時間分Gf508を合わせると、nペ
ージのバンド転送がすべて終了するために必要な時間と
なる。そこで、nページのバンドを展開するための時間
N×an×Tdからこれらをすべて減じたものであるN×
n×Td−N×Tt−Gf−Tpgが後側のページ間ギャッ
プの増加時間分Gr509となる。従って、Gr509を
そのページの印刷が終了する時点(つまり、後側)のペ
ージ間ギャップの増加時間分Gr513として、ページ
間ギャップの時間Tpg514および次ページ(n+1ペ
ージ)の前側のページ間ギャップの増加時間分Gr51
5に加えるようにする。これに対して、バンド展開に要
する時間がバンド転送に要する時間に比べて相対的に短
い場合には、後側のページ間ギャップの増加時間分Gr
をさらに縮めて、効率的な印刷を行うことが可能とな
る。このときのページ後側のページ間ギャップの増加時
間分Grが式(23)の頃N×an×Td+b×an+1×
d−(N+b)×Tt−Gf−2×Tpgで表されてい
る。この場合のGrについて図16を用いて説明する。
まず、加算される項N×an×Td+b×an+1×Tdは、
印刷の対象となるページ(nページ)の全バンドを展開
するための時間N×an×Td(時間603)と、次のペ
ージ(n+1ページ)のバンドバッファ数分のバンドを
展開するための時間b×an+1×Td(時間604)との
和である。次に、減算される第1の項である(N+b)
×Ttは線分610に示した時間のうち、印刷の対象と
なるページの前のページ(n−1ページ)のバンドバッ
ファ数分から1を減じた分のバンドを転送するために必
要な時間(b−1)×Tt(時間613)と印刷の対象
となるページ(nページ)の全バンドを転送するために
必要な時間N×Tt(時間614)と印刷の対象となる
ページの次のページ(n+1ページ)の最初のバンドを
転送するための時間Tt(時間615)との和である。
減算される第2の項であるGfは印刷の対象となるペー
ジ(nページ)の前側のページ間ギャップの増加時間分
f616である。減算される第3の項である2Tpg
印刷の対象となるページの前のページ(n−1ページ)
と印刷の対象となるページ(nページ)との間のページ
間ギャップの時間Tpg617と印刷の対象となるページ
(nページ)と印刷の対象となるページの後のページ
(n+1ページ)との間のページ間ギャップの時間Tpg
618との和である。これらを上述した展開のために必
要な全時間N×an×Td+b×an+1×Tdから減じるこ
とによって、線分610に示すように、後側のページ間
ギャップの増加時間分Gr619を求めることができ
る。このようにして求めた後側のページ間ギャップの増
加時間分Grを連続したページ間に挿入した場合を図1
7に示す。図17は印刷失敗が生じた図14のケースに
rのみを追加したものである。図17に示すように、
連続したページ間のページ間ギャップは、
【数29】 Gr(n)+Tpg+Gf(n+1)・・・(24) で与えられる。ここで、Gr(n)はnページ目の後側
のページ間ギャップの増加時間分、Gf(n+1)はn
+1ページ目の前側のページ間ギャップの増加時間分で
ある。Grを挿入することによって図14で失敗を生じ
ていたn+1ページ目の4バンド目と5バンド目の転送
のタイミング(○印で示す)が正常になり、かつ、その
後のバンドについてもバンド展開が終了してからバンド
転送が行われるという正常なタイミングとなっている。
次に、本実施例によるプリンタの制御方法の具体的適用
例を以下に説明する。以下に説明する具体例では1バン
ドの転送時間Tt=0.ls、1バンドの基準展開時間
d=0.08s、1ページのバンド数N=16、バン
ドバッファ数b=6とする。このとき、(21)式から
n≦1.75となる。 [具体例1]展開時間の基準展開時間に対する最大倍率
を最大のan=1.75と設定した場合のページ間ギャ
ップの増加時間分を(22)式、(23)式に当てはめ
て求めると、
【数30】 Gf=max(N×an×Td−(N+b−2)×Tt−Tpg,0) =max(0.14,0) =0.14 Gr=max(0,min(N×an×Td−N×Tt−Gf−Tpg,N×an×Td +b×an+1×Td−(N+b)×Tt−Gf−2×Tpg)) =max(0,min(0.4,0.18)) =0.18 このときのバンド展開時間と転送時間、ページ間ギャッ
プの関係は、図18のようになる。 [具体例2]本例ではanを最大にとらず、an=1.5
と設定する。このときのページ間ギャップの増加時間分
を(22)式、(23)式に当てはめて求めると、
【数31】 Gr=max(N×an×Td−(N+b−2)×Tt−Tpg,0) =max(−0.18,0) =0 Gr=max(0,min(N×an×Td−N×Tt−Gf−Tpg,N×an×Td +b×an+1×Td−(N+b)×Tt−Gf−2×Tpg)) =max(0,min(0.22,0)) =0 したがって、Gf=0,Gr=0となる。このときのバン
ド展開時間と転送時間、ページ間ギャップの関係は、図
19のようになる。この実施例では、ページの各バンド
の展開時間にばらつきがない場合に、印刷可能性の判別
やページ間ギャップの計算を簡易に行うことができる。
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、各バンド
展開予想時間、1バンドの転送時間、バンドバッファ
数、標準ページ間ギャップの時間から、1ページ単位の
ページ間ギャップを計算可能となり、プリント可能な画
像を特定できるようになる。また、そのため最適なバン
ドメモリサイズや展開装置の速度を最適化し、プリント
制御装置のコストを低減できるようになる。また、カラ
ータンデムプリンタや両面用のトレイを持たない両面プ
リンタにも応用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1において印刷可能性を判別
するために用いる(1)、(2)式を説明する模式図で
ある。
【図2】 本発明の実施例1においてバンド展開終了時
刻およびページ間ギャップを算出すたための(3)、
(4)、(6)、(7)式を説明する模式図である。
【図3】 (7)式を適用してページ間ギャップを最終
バンドまで算出した例を示す図である。
【図4】 本発明の実施例1において1ページ目のバン
ド展開終了時刻および転送開始時刻(ページ間ギャッ
プ)を算出するための(8)、(9)、(10)、(1
1)式を説明する模式図である。
【図5】 (12)式を転送開始時刻を最終バンドまで
算出した例を示す図である。
【図6】 本発明が適用可能なタンデムカラープリンタ
を示す図である。
【図7】 タンデムカラープリンタにおけるページ間ギ
ャップを算出する(13)式を説明する図である。
【図8】 図7に(13)式を当てはめた例を示す図で
あう。
【図9】 本発明が適用可能な両面プリンタを示す図で
ある。
【図10】 本発明の実施例1の具体的な構成例を示す
図である。
【図11】 本発明の実施例2における(11)式を説
明する模式図である。
【図12】 本発明の実施例2における(12)式を説
明する模式図である。
【図13】 本発明の実施例2における(12)式を説
明する模式図である。
【図14】 本発明の実施例2における(13)式を説
明する模式図である。
【図15】 本発明の実施例2における(13)式を説
明する模式図である。
【図16】 本発明の実施例2における(13)式を説
明する模式図である。
【図17】 本発明の実施例2における(14)式を説
明する模式図である。
【図18】 本発明の実施例2における具体例1を説明
する模式図である。
【図19】 本発明の実施例2における具体例2を説明
する模式図である。
【図20】 従来のモノクロプリンタの構造を説明する
図である。
【図21】 従来の印刷の制御方法を示すブロック図で
ある。
【図22】 従来のバンディング方式におけるバンド展
開時間、バンド転送時間、バンド番号、バンドバッファ
番号の関係を示す図である。
【図23】 従来のバンディング方式における印刷の処
理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 感光体ドラム 10 符号データ蓄積部 12 符号データ展開部 14 バンドバッファ部 16 プリンタインタフェース 18 プリンタ 18a ページ間ギャップ設定部 20 プリンタ制御部 20a 展開制御部 20b 転送制御部 20c 印刷可能性判定部 20d ギャップ計算部 100 走査光学系 103 定着器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ページ分の非ラスタデータ型の印刷デ
    ータを複数のバンドに分割し、バンドごとに前記印刷デ
    ータをラスタデータに展開する手段と、 前記バンドごとに展開されたラスタデータを一時記憶す
    る複数のバンドバッファと、 ラスタデータに基づいて印刷処理を行うとともに、ペー
    ジ送りタイミングを調整してページ間のギャップを変更
    できる印刷手段と、 前記バンドのラスタデータを前記印刷手段に印刷させる
    タイミングで前記バンドバッファから転送する手段と、 転送済みラスタデータを記憶しているバンドバッファに
    前記展開されたラスタデータを更新書き込みする手段
    と、 ページの直前のギャップを、当該ページの各バンドの展
    開終了時刻が、対応するバンドのラスタデータの転送時
    刻に間に合うように設定する手段とを有することを特徴
    とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 ページを複数のバンドに分割し、前記バ
    ンド毎に非ラスタデータ型の印刷データをラスタデータ
    に展開して複数のバンドバッファのいずれかに格納し、
    前記バンド毎に前記バンドバッファから順次に前記ラス
    タデータを読み出して印刷手段に転送して印刷を行うと
    ともに、ページ単位に用紙送りタイミングを調整できる
    プリンタを制御する方法において、 前記印刷対象のページの各バンドの展開終了時刻が、対
    応するバンドのラスタデータの転送時刻に間に合うよう
    にするページ間ギャップを計算するステップと、 前記ページ間ギャップに基づいて用紙送りタイミングを
    決定するステップとを有することを特徴とするプリンタ
    の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記バンド毎のラスタデータへの展開時
    間が一定として、前記ページ間ギャップを計算する請求
    項2記載のプリンタの制御方法。
  4. 【請求項4】 前記一定の展開時間は基準展開時間に所
    定の倍率を乗算して決定する請求項3記載のプリンタの
    制御方法。 【請求項4】 ページを複数のバンドに分割し、前記バ
    ンド毎に非ラスタデータ型の印刷データをラスタデータ
    に展開して複数のバンドバッファのいずれかに格納し、
    前記バンド毎に前記バンドバッファから順次に前記ラス
    タデータを読み出して印刷手段に転送して印刷を行うと
    ともに、ページ単位に用紙送りタイミングを調整できる
    プリンタを制御する方法において、 印刷対象のページについて、前記バンドの前記印刷デー
    タの展開に要する展開予測時間と、前記バンドバッファ
    の数と、前記印刷手段への1バンドの転送時間とから、
    プリント可能かどうかを判断するステップと、 プリント可能であると判断した場合に、前記印刷対象の
    ページの各バンドの展開終了時刻が、対応するバンドの
    ラスタデータの転送時刻に間に合うようにするページ間
    ギャップを計算するステップと、 前記ページ間ギャップに基づいて用紙送りタイミングを
    決定するステップとを有することを特徴とするプリンタ
    の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記ページ間ギャップを計算するステッ
    プは、前記印刷対象のページが第2ページまたはそれ以
    降ページの場合に、前記印刷対象のページの各バンドの
    印刷データの展開に要する展開予測時間と、前記印刷対
    象のページの前ページの前記印刷データの展開が終了す
    る時刻と、前記前ページのラスタデータの前記印刷手段
    への転送が終了する時刻と、前記印刷手段への1バンド
    あたりの転送時間と、前記バンドバッファの数とから、
    各バンドの展開終了時刻が、対応するバンドのラスタデ
    ータの転送時刻に間に合うようにするページ間ギャップ
    を計算する請求項4記載のプリンタの制御方法。
  6. 【請求項6】 前記ページ間ギャップを計算するステッ
    プは、前記印刷対象のページが1ページ目である場合
    に、前記印刷対象のページの各バンドの印刷データの展
    開に要する展開予測時間と、前記印刷対象ページの展開
    が開始される時刻と、前記印刷対象ページのラスタデー
    タが前記印刷手段に転送開始される時刻と、が終了する
    時刻と、前記印刷手段への1バンドあたりの転送時間
    と、前記バンドバッファの数とから、各バンドの展開終
    了時刻が、対応するバンドのラスタデータの転送時刻に
    間に合うようにするページ間ギャップを計算する請求項
    4または5記載のプリンタの制御方法。
  7. 【請求項7】 プリント可能かどうかを判断するステッ
    プは、当該ページのバンドの各々について、当該バンド
    の直前のバンドの展開終了時刻とバンドバッファが1つ
    空く時刻とのうち遅いほうに、当該バンドの展開時間を
    加えた時刻が、当該バンドの転送開始時刻より、早いこ
    とを確認する請求項5または6記載のプリンタの制御方
    法。
  8. 【請求項8】 前記ページ間ギャップを計算するステッ
    プは、当該ページのバンドの各々について、その印刷順
    に、当該バンドの直前のバンドの展開終了時刻とバンド
    バッファが1つ空く時刻の遅いほうに当該バンドの展開
    時間を加えた時刻が、当該バンドの転送開始時刻より遅
    いかどうかを判断し、遅い場合には、両時刻の差分を直
    前のページ間ギャップに加えていき、当該ページのペー
    ジ間ギャップを計算する請求項5、6または7記載のプ
    リンタの制御方法。
  9. 【請求項9】 前記プリンタはタンデムカラープリンタ
    であり、最も大きなページ間ギャップになった色成分に
    合わせて、ページ間ギャップを決める請求項2、3、
    4、5、6、7または8記載のプリンタの制御方法。
  10. 【請求項10】 トレイを用いることなく、連続的に表
    面および裏面を印刷して両面印刷を行う場合に、ページ
    間ギャップとしてと表のページ間ギャップおよび裏のペ
    ージ間ギャップのうち大きいほうを選択する請求項2、
    3、4、5、6、7、8または9記載のプリンタの制御
    方法。
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