JPH11109781A - 画像形成装置と画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置と画像形成方法

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JPH11109781A
JPH11109781A JP9267221A JP26722197A JPH11109781A JP H11109781 A JPH11109781 A JP H11109781A JP 9267221 A JP9267221 A JP 9267221A JP 26722197 A JP26722197 A JP 26722197A JP H11109781 A JPH11109781 A JP H11109781A
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temperature
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fixing
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Fumito Ide
文人 井出
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、ヒートローラ35aの温度分布
を一定範囲に押え、部分的な定着不良やコピー用紙の紙
しわ等の発生を防止することができる。 【解決手段】 この発明は、ヒートローラ35aの中央
部と端部とに設けた温度センサ41、42により検知さ
れる温度が正常な動作温度T1以上T3以下で、かつ中
央部と端部との温度差が、所定の温度差以上になった際
に、コピー動作を中断するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば定着器
を用いる電子複写機などの画像形成装置と画像形成方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置は、トナー像が形成
された用紙を加圧加熱することにより用紙上に定着させ
るヒートローラを有する定着器が設けられている。この
定着器の温度制御として、第1の温度制御方法は、定着
器に1つ以上の温度センサを設け、それらの温度センサ
の検知温度が所定の温度T1以下になった場合に、画像
形成動作を一旦中断し、温度センサの検知温度が所定の
温度T2に復帰した場合に画像形成動作を再開するとい
う制御を行うものがある。これは、用紙に熱が奪われ、
定着温度低下による定着不良を防止するものである。
【0003】また、第2の温度制御方法は、定着器に1
つ以上の温度センサを設け、その温度センサの検知温度
が所定の(異常と判断できる)温度T3以上になった場
合に画像形成動作を中止し、ヒータをオフするという制
御を行うものがある。これは、高温による装置の破壊を
防止するものである。
【0004】図10は、コピー動作の中断を行わずに、
ヒータの温度制御のみで、A4−Rサイズのように幅の
せまい用紙を低温環境で通した際の温度変化を示してい
る。このような場合、用紙によりセンター部の熱が奪わ
れ温度は低下し、端部は用紙に熱が奪われることがない
ので、中央部の温度を上げるためヒータにより熱を配熱
すると、さらに、温度が上昇する。
【0005】図11は、上記第1の温度制御方法に基づ
くもので、従来の制御によるA4−Rの用紙の連続コピ
ー時のヒートローラの温度変化を示す図である。この場
合、中央部の温度は低下していくが、X1の時点で温度
T1以下を検知すると、ヒートローラを空回転させたま
まコピー動作を中断する。ヒートローラの中央部は、コ
ピー動作が中断されると、熱が奪われなくなるため、Y
2で示すように温度上昇を始める。これにより、中央部
の温度低下が止まるため、温度比較回路によるヒータの
点灯時間が短くなり、端部は逆に中央部に熱を奪われ、
Y1で示すように温度がさがる。X2の時点で中央部の
温度が復帰すると、コピー動作を再開するため、中央部
は再び、温度低下を始め、端部は温度上昇する。
【0006】図12は、従来の制御によるB5−Rの用
紙の連続コピー時のヒートローラの温度変化を示す図で
ある。この場合、A4−Rに比較してB5−Rの用紙が
小さいため、奪われる熱が少ないので、中央部の温度が
T1を下回ることがなく、コピー中断することなく端部
の温度のみ上昇する。
【0007】図13は、従来の制御によるA4の用紙の
連続コピー時のヒートローラの温度変化を示す図であ
る。この場合、A4の用紙の幅が広いため、中央部およ
び端部ともに、熱が奪われるが、中央部に比較してヒー
トローラが直接あたためられない方の端部は、熱の供給
量が少ないため、特にコピー動作の開始時には、十分暖
まっていないため、一旦大きく温度低下する。その後、
そのままコピー動作を継続していくと、ヒートローラの
直接あたためられない方もあたためられるようになる。
【0008】このように定着器に対する第1の温度制御
や第2の温度制御は、低温での定着不良防止、高温の装
置破壊防止という定着器の温度異常に対する防衛的なも
のであり、積極的に定着性の均一化を行うものではな
い。このため、定着器の温度分布を一定の範囲内に押え
て温度分布の不均一による、部分的な定着不良、あるい
は温度差による紙しわ等の発生を防止することができる
定着器を有する画像形成装置が要望されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、定着
器の温度分布を一定の範囲内に押えて温度分布の不均一
による部分的な定着不良、あるいは温度差による紙しわ
等の発生を防止することができるものが要望されている
もので、定着器の温度分布を一定の範囲内に押えて温度
分布の不均一による部分的な定着不良、あるいは温度差
による紙しわ等の発生を防止することができる画像形成
装置と画像形成方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、画像情報に応じた現像剤像を被画像形成媒体上に付
与する付与手段、この付与手段による被画像形成媒体を
搬送する搬送手段、発熱体を内蔵する定着ローラを有
し、上記搬送手段により搬送される被画像形成媒体に対
して加熱することにより、被画像形成媒体上の現像剤を
被画像形成媒体に定着させる定着手段、上記定着ローラ
の別々の部位の表面温度をそれぞれ検知する第1、第2
の検知手段、少なくとも第1の検知手段による検知温度
に基づいて、上記発熱体への電源供給を制御することに
より、上記定着ローラの表面温度を制御する制御手段、
および上記第1、第2の検知手段による検知温度の温度
差が所定値以上となった際に、上記定着手段への上記搬
送手段による被画像形成媒体の搬送を停止する停止手段
から構成されている。
【0011】この発明の画像形成装置は、画像情報に応
じた現像剤像を被画像形成媒体上に付与する付与手段、
この付与手段による被画像形成媒体を搬送する搬送手
段、発熱体を内蔵する定着ローラを有し、上記搬送手段
により搬送される被画像形成媒体に対して加熱すること
により、被画像形成媒体上の現像剤を被画像形成媒体に
定着させる定着手段、上記定着ローラの別々の部位の表
面温度をそれぞれ検知する第1、第2の検知手段、少な
くとも第1の検知手段による検知温度に基づいて、上記
発熱体への電源供給を制御することにより、上記定着ロ
ーラの表面温度を制御する制御手段、上記第1、第2の
検知手段による検知温度の温度差が第1の温度差以上と
なった際に、上記搬送手段による上記定着手段への被画
像形成媒体の搬送を停止する停止手段、および上記停止
手段による停止後、上記第1、第2の検知手段により検
知温度の温度差が第2の温度差以下となった際、上記搬
送手段による上記定着手段への被画像形成媒体の搬送を
再開する再開手段から構成されている。
【0012】この発明の画像形成装置は、画像情報に応
じた現像剤像を被画像形成媒体上に付与する付与手段、
この付与手段による被画像形成媒体を搬送する搬送手
段、発熱体を内蔵する定着ローラを有し、上記搬送手段
により搬送される被画像形成媒体に対して加熱すること
により、被画像形成媒体上の現像剤を被画像形成媒体に
定着させる定着手段、上記定着ローラの別々の部位の表
面温度をそれぞれ検知する第1、第2の検知手段、少な
くとも第1の検知手段による検知温度に基づいて、上記
発熱体への電源供給を制御することにより、上記定着ロ
ーラの表面温度を制御する制御手段、上記搬送手段によ
り搬送される被画像形成媒体の幅が上記定着ローラの幅
よりも狭く、かつ所定の幅以下であるか否かを判断する
判断手段、および上記第1、第2の検知手段による検知
温度の温度差が所定値以上となり、かつ上記判断手段に
より被画像形成媒体が所定の幅以上と判断された際に、
上記搬送手段による上記定着手段への被画像形成媒体の
搬送を停止する停止手段から構成されている。
【0013】この発明の画像形成装置は、画像情報に応
じた現像剤像を被画像形成媒体上に付与する付与手段、
この付与手段による被画像形成媒体を搬送する搬送手
段、発熱体を内蔵する定着ローラを有し、上記搬送手段
により搬送される被画像形成媒体に対して加熱すること
により、被画像形成媒体上の現像剤を被画像形成媒体に
定着させる定着手段、上記定着ローラの別々の部位の表
面温度をそれぞれ検知する第1、第2の検知手段、少な
くとも第1の検知手段による検知温度に基づいて、上記
発熱体への電源供給を制御することにより、上記定着ロ
ーラの表面温度を制御する制御手段、上記搬送手段によ
り搬送される被画像形成媒体の幅が上記定着ローラの幅
よりも狭く、かつ所定の幅以下であるか否かを判断する
判断手段、上記第1、第2の検知手段による検知温度の
温度差が第1の温度差以上となり、かつ上記判断手段に
より被画像形成媒体が所定の幅以上と判断された際に、
上記搬送手段による上記定着手段への被画像形成媒体の
搬送を停止する停止手段、および上記停止手段による停
止後、上記第1、第2の検知手段により検知温度の温度
差が第2の温度差以下となった際、上記搬送手段による
上記定着手段への被画像形成媒体の搬送を再開する再開
手段から構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1はこの発明に係る画
像形成装置としての電子複写機1における本体11の内
部構成を示すもので、その本体11内の略中央部には感
光ドラム12が回転自在に設けられている。
【0015】この感光ドラム12の周囲部にはその回転
方向に沿って順次、帯電チャージャ13、LEDアレイ
31、露光部14、現像器15、転写チャージャ(転写
手段)17、剥離チャージャ18、クリーナ19および
除電器20が配設されている。
【0016】また、本体11内の上部には露光系21が
設けられている。この露光系21は露光ランプ22、第
1から第3の反射ミラー23、24、25、変倍用レン
ズブロック26、第4から第6の反射ミラー27、2
8、29によって構成されている。
【0017】また、本体11の一側部には、給紙カセッ
ト30a,30b,30cと1000枚以上の大容量供
給手段である大容量給紙カセット(LCF)30dとが
設けられている。
【0018】給紙カセット30a,30b,30cある
いは大容量カセット30dから給紙された用紙(被画像
形成媒体)Pは本体11内に設けられた用紙搬送路32
に沿って搬送されるようになっている。
【0019】前記用紙搬送路32には用紙Pの搬送方向
に沿って順次、レジストローラ33、転写、剥離チャー
ジャ17、18、搬送ベルト34、定着器35、排紙ロ
ーラ対36が配設されている。
【0020】さらに、本体11の上面部には原稿載置台
38が設けられている。しかして、通常のコピー時に
は、原稿載置台38に載置された原稿Oに露光系21に
より、光が走査され、その反射光が帯電チャージャ13
により表面が帯電された感光ドラム12上に結像されて
静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器15によ
り現像剤が供給されることにより顕像化される。このと
き、給紙カセット30a,30b,30c、あるいは大
容量カセット30dから用紙Pが供給されることによ
り、感光ドラム12と転写チャージャ17との間の画像
転写部12aに用紙Pが送られて感光ドラム12上の顕
像が用紙Pに転写される。この画像が転写された用紙P
は剥離チャージャ18の作用により、感光ドラム12か
ら剥離され、搬送ベルト34により、定着手段としての
定着器35へと送られ画像が定着される。この画像が定
着された用紙Pは排紙ローラ対36を介して排出される
ことになる。
【0021】また、両面コピーする場合には、ゲート手
段37が反転給紙部39に切換わることにより、用紙P
が反転給紙部39に導かれ、表裏が反転された後、再び
用紙搬送路32に沿って搬送され、裏面側に画像が転写
され、定着されて排出される。
【0022】図3は、定着器35の概略構成を示すもの
である。定着器35は、円筒形のヒートローラ35a、
その下に平行して接触する位置にあってヒートローラ3
5aと共に用紙P上のトナーを熱及び圧力により定着す
るプレスローラ35b、ヒートローラ35aの内部にあ
ってその表面に熱を供給する加熱手段としての1本のハ
ロゲンランプ等のヒータランプ35cとから構成されて
いる。
【0023】ヒートローラ35aの長手方向の中央部
(センタ)には、ヒートローラ35aの表面に接触して
取付けられた温度検知用の温度センサ(第1の検知手
段)41が設けられており、ヒートローラ35aの長手
方向の端部には、同じくヒートローラ35aの表面に接
触して取付けられた温度検知用の温度センサ(第2の検
知手段)42が設けられている。
【0024】次に、図2は、画像形成装置の制御系の要
部の構成を示すブロック図である。すなわち、装置全体
を制御するマイクロコンピュータ40、上記ヒートロー
ラ35aの端部に設けられる温度センサ41、ヒートロ
ーラ35aの中央部に設けられる温度センサ42、コピ
ー開始の指示やコピー枚数などの種々設定がなされる操
作部43、種々のデータが記憶されるRAM44、制御
プログラムなどが記憶されているROM45、上記温度
センサ41および上記温度センサ42により検知された
温度を比較する温度比較部46、ヒータランプ35cを
オンオフ制御するドライバ(ヒータランプドライバ)4
7、およびヒータランプ35cから構成されている。
【0025】上記温度比較部46は、温度センサ41、
あるいは温度センサ42の検知温度に基づいてヒートロ
ーラ35aの表面温度をドライバ47によりヒータラン
プ35cをオンオフすることにより制御するものであ
る。
【0026】また、図4は、上記ヒータランプ35cに
よりヒートローラ35aに供給される熱の配熱分布を示
すものである。図4に示すように、ヒートローラ35a
の端部では、中央部に供給する熱と比較して、熱が片側
からしか供給されないため配熱する熱の供給量を多くし
ている。
【0027】次に、コピー動作の中断が判断された際の
制御について図5に示すフローチャートを参照しつつ説
明する。すなわち、利用者が、操作部43によりコピー
枚数等の条件を入力し、コピー開始を指示すると、操作
部43からマイクロコンピュータ40にコピーの条件と
コピー開始を示す信号が送られる。これにより、マイク
ロコンピュータ40は、コピー開始が指示されたことを
判断する(ステップS1)。すると、マイクロコンピュ
ータ40は、図示しない複数のプロセス制御によりコピ
ー動作を行う(ステップS2)。さらに、コピーが1枚
終わるごとに、マイクロコンピュータ40は、上記温度
センサ41、および上記温度センサ42の検知温度に基
づいて、コピー動作を中断するか否かを判断する(ステ
ップS3)。この判断により、コピー動作を中断しない
と判断した際、上記ステップS2に戻り、コピー動作を
継続する。また、コピー中断を判断した際、マイクロコ
ンピュータ40によりコピーの再開が判断されるまで、
コピー動作を中断し(ステップS5)、コピー動作の再
開が判断されると、上記ステップS2に戻り、コピー動
作を再開する。
【0028】次に、図6〜図8に示すヒートローラ35
aの温度変化について説明する。図6は、A4−Rサイ
ズの連続コピー時におけるヒートローラ35aの温度変
化を示すものである。コピー開始後、中央部の温度が正
常に定着可能な限界温度値T1を下回るより前のX3の
時点で、中央部の温度と端部の温度(端部温度)との温
度差が温度差A(第1の温度差)になっている。このX
3の時点でコピー動作を中断すると、ヒートローラ35
aの中央部は、コピー用紙に熱が奪われることがなくな
るため、温度が上昇を始める。この時、ヒートローラ3
5aの端部は、逆に中央部に熱が奪われ温度が下がる。
そして、コピー動作中断後、中央部と端部との温度差が
X4の時点で温度差B(第2の温度差)よりも小さくな
る。このX4の時点で、コピー動作を再開すると、中央
部は再び温度が低下し、端部の温度は上昇する。
【0029】図7は、B5−Rサイズのコピー用紙の連
続コピー時におけるヒートローラの温度変化を示すもの
である。図7に示すように、A4−Rサイズの連続コピ
ー時に比べ、B5−Rサイズの用紙が小さいため用紙に
奪われる熱量が少なく、ヒータローラ35aの中央部と
端部との温度差が温度差Aに達するX5までに長くかか
り、このX5の時点でコピー動作を中断してから、中央
部と端部との温度差が温度差Bに達するまでの時間が短
くなる。
【0030】図8は、A4サイズのコピー用紙の連続コ
ピー時におけるヒートローラ35aの温度変化を示すも
のである。この場合、A4サイズの用紙がA4−RやB
5−Rに比べてヒートローラ35aに接する部分が広い
ため、中央部および端部ともに同様に熱が奪われる。こ
のため、中央部温度に比較してヒートローラ35aに直
接あたためられない(片側からしか熱が供給されない)
端部の温度は、特にコピー動作開始時には、熱の供給量
が少なくため、ヒートローラが十分あたたまっていない
ので、一旦大きく温度低下する。図8に示すように、A
4サイズの連続コピーで、コピー開始時に、端部温度が
大きく温度低下し、端部温度と中央部温度の温度差がX
7の時点で温度差C(第1の温度差)になる。このX7
の時点で、コピー動作を中断すると、ヒートローラ35
aの熱が奪われなくなり、中央部温度と端部温度の温度
差がX8の時点で温度差D(第2の温度差)になる。こ
のX8の時点で、コピー動作を再開するすると、ヒート
ローラ35aは十分あたためられており、図4に示すよ
うに配熱分布の熱が供給されるため、図8に示すよう
に、中央部温度と端部温度とが変化する。
【0031】次に、温度センサ41と温度センサ42と
の温度差による定着温度制御について図9に示すフロー
チャートを参照しつつ説明する。すなわち、コピーが開
始されると、マイクロコンピュータ40は、ドライバ4
7によりヒータランプ35cを点灯する。これにより、
ヒートローラ35aの表面温度が温度センサ41、42
により検知され、温度比較回路46により所定の温度に
なるように、ヒータランプ35cがオンオフ制御され
る。この温度比較回路46によるヒータランプ35cの
オンオフ制御は、マイクロコンピュータ40によりコピ
ーの終了が指示されるまで行われる。この状態で、マイ
クロコンピュータ40は、温度センサ41による検知結
果に基づいてヒータローラ35aの中央部の温度が正常
に定着可能な限界値T1以下か否かを判断する(ステッ
プS10)。この判断によりヒートローラ35aの中央
部の温度がT1以下であると判断されると、コピー動作
を中断(待機)し(ステップS11)、ヒートローラ3
5aを空回転させる(ステップS12)。ここで、中央
部の温度が定着器の動作異常動作を示すT3以下である
か否かを判断し(ステップS13)、T3以下でない、
つまりT3以上であると判断すると定着器の異常動作で
あると判断し、異常な高温による機器のメルトダウンな
どをさけるために装置を停止させる。また、T3以下で
あれば、中央部の温度がT2以上か否かを判断する(ス
テップS14)、この判断により中央部の温度がT2以
上でないと判断した場合には、上記ステップS12〜こ
のステップS14までの処理を繰り返し、中央部の温度
がT2以上であると判断した際、コピー動作が可能とな
ったことを判断してコピー動作の再開(開始)を判断
し、上記ステップS10に戻る。
【0032】また、上記ステップS10で、中央部の温
度がT1以下でない(T1以上)と判断した際、マイク
ロコンピュータ40は、温度センサ41と温度センサ4
2との検知温度を比較し、中央部温度が端部温度よりも
低いか否かを判断する(ステップS20)。この判断に
より中央部温度が端部温度よりも低いと判断された際、
中央部温度と端部温度との温度差が、端部温度よりも中
央部温度が高い場合のコピー動作の中断を示す温度差C
以上か否かを判断する(ステップS21)。この判断に
より。中央部と端部との温度差が温度差C以上でない場
合、定着温度が正常であることを判断し、上記ステップ
10へ戻り、コピー動作を継続する。
【0033】上記ステップS21で、中央部と端部との
温度差が温度差C以下であると判断された際、マイクロ
コンピュータ40は、コピー用紙の幅が所定の用紙幅
(ここでは、B5−Rサイズ)より幅がせまい用紙か否
かを判断する(ステップS22)。このような所定の用
紙幅よりも幅がせまい用紙でコピー動作を続けると、用
紙幅がせまいためにヒートローラ35aの端部の熱は奪
われず、端部の温度が高くなる。このため、上記ステッ
プS22で、コピー用紙が所定の用紙幅よりもせまい用
紙であると判断した際、温度差Cによるヒートローラ3
5aの温度制御を行わずに、上記ステップS10へ戻り
コピー動作を継続する。なお、上記ステップS22の所
定の用紙幅のサイズをA4−Rサイズなどにしても良
い。
【0034】また、上記ステップS22で所定の用紙幅
よりも広いサイズであると判断した際、コピー動作を中
断し(ステップS23)、ヒートローラ35aを空回転
させる(ステップS24)。そして、中央部と端部との
温度差が定着器の異常動作を示す温度差E以上か否かを
判断し(ステップS25)、さらに、中央部の温度が高
い場合のコピー動作を再開する温度差D以下か否かを判
断する(ステップ26)。この判断により温度差が所定
値D以下でない(D以上)と判断した際、上記ステップ
S24に戻り、上記ステップS26で、温度差が温度差
D以下と判断した際に(ステップS26)、コピー動作
を再開して上記ステップS10に戻る。また、上記ステ
ップS20で、中央部温度が端部温度よりも低いと判断
された際、温度差が端部温度が高い場合のコピー動作を
中断する温度差A以上か否かを判断する(ステップS3
0)。この判断により中央部と端部との温度差が温度差
A以上でない場合、上記ステップ10に戻りコピー動作
を継続する。温度差が温度差A以上であると判断した
際、コピー動作を中断し(ステップS31)、ヒートロ
ーラ35aを空回転させる(ステップS32)。さら
に、マイクロコンピュータ40は、定着器の異常を示す
温度差F以上か否かを判断し(ステップS33)、コピ
ー動作を再開する温度差B以下か否かを判断する(ステ
ップS34)。これにより、温度差が所定の温度差B以
下でないと判断された際、上記ステップ32に戻り、コ
ピー動作の中断を継続する。温度差がB以下であると判
断された際、コピー動作を再開し(ステップS35)、
上記ステップS10に戻り、コピー動作が終了まで温度
制御を繰り返す。
【0035】上記のように、ヒートローラの中央部と端
部とに設けた温度センサにより検知される温度が正常な
動作温度T1以上T3以下で、かつ中央部と端部との温
度差が、所定の温度差以上になった際に、コピー動作を
中断するようにしたものである。
【0036】これにより、ヒートローラの温度分布を一
定範囲に押え、コピー用紙への部分的な定着不良や紙し
わ等の発生を防止することができる。また、ヒートロー
ラの中央部と端部とに設けた温度センサにより検知され
る温度が正常な動作温度T1以上T3以下で、かつ中央
部と端部との温度差が所定の温度差A(あるいは温度差
C)以上になった際に、コピー動作を中断し、その後
に、中央部と端部との温度差が所定の温度差B(あるい
は温度差D)以下になった際にコピー動作を再開するよ
うにしたものである。これにより、ヒートローラの温度
分布を一定範囲に押え、コピー用紙への部分的な定着不
良や紙しわ等の発生を防止しすることができる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、定着器の温度分布を一定の範囲内に押えて温度分布
の不均一による部分的な定着不良、あるいは温度差によ
る紙しわ等の発生を防止することができる画像形成装置
と画像形成方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態としてのディジタル複写
機の内部構成を示す図。
【図2】ディジタル複写機の制御系の要部を示すブロッ
ク図。
【図3】定着器の構成を示す外観図。
【図4】ヒートローラに供給される熱の配熱分布を示す
図。
【図5】コピー動作制御を説明するためのフローチャー
ト。
【図6】A4−Rサイズの用紙の連続コピー持のヒート
ローラの温度変化を示す図。
【図7】B5−Rサイズの用紙の連続コピー時のヒート
ローラの温度変化を示す図。
【図8】A4サイズの用紙の連続コピー時のヒートロー
ラの温度変化を示す図。
【図9】定着器の温度制御を説明するためのフローチャ
ート。
【図10】従来の温度制御のみによるA4−Rサイズの
用紙の連続コピー時のヒートローラの温度変化を示す
図。
【図11】従来の制御によるA4−Rサイズの用紙の連
続コピー時のヒートローラの温度変化を示す図。
【図12】従来の制御によB5−Rサイズの用紙の連続
コピー時のヒートローラの温度変化を示す図。
【図13】従来の制御によるA4サイズの用紙の連続コ
ピー時のヒートローラの温度変化を示す図。
【符号の説明】
1…画像形成装置 35…定着器 35a…ヒートローラ 35c…ヒータランプ 41、42…温度センサ 40…マイクロコンピュータ 46…温度比較部 47…ヒータランプドライバ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に応じた現像剤像を被画像形成
    媒体上に付与する付与手段と、 この付与手段による被画像形成媒体を搬送する搬送手段
    と、 発熱体を内蔵する定着ローラを有し、上記搬送手段によ
    り搬送される被画像形成媒体に対して加熱することによ
    り、被画像形成媒体上の現像剤を被画像形成媒体に定着
    させる定着手段と、 上記定着ローラの別々の部位の表面温度をそれぞれ検知
    する第1、第2の検知手段と、 少なくとも第1の検知手段による検知温度に基づいて、
    上記発熱体への電源供給を制御することにより、上記定
    着ローラの表面温度を制御する制御手段と、 上記第1、第2の検知手段による検知温度の温度差が所
    定値以上となった際に、上記定着手段への上記搬送手段
    による被画像形成媒体の搬送を停止する停止手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像情報に応じた現像剤像を被画像形成
    媒体上に付与する付与手段と、 この付与手段による被画像形成媒体を搬送する搬送手段
    と、 発熱体を内蔵する定着ローラを有し、上記搬送手段によ
    り搬送される被画像形成媒体に対して加熱することによ
    り、被画像形成媒体上の現像剤を被画像形成媒体に定着
    させる定着手段と、 上記定着ローラの別々の部位の表面温度をそれぞれ検知
    する第1、第2の検知手段と、 少なくとも第1の検知手段による検知温度に基づいて、
    上記発熱体への電源供給を制御することにより、上記定
    着ローラの表面温度を制御する制御手段と、 上記第1、第2の検知手段による検知温度の温度差が第
    1の温度差以上となった際に、上記搬送手段による上記
    定着手段への被画像形成媒体の搬送を停止する停止手段
    と、 上記停止手段による停止後、上記第1、第2の検知手段
    により検知温度の温度差が第2の温度差以下となった
    際、上記搬送手段による上記定着手段への被画像形成媒
    体の搬送を再開する再開手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像情報に応じた現像剤像を被画像形成
    媒体上に付与する付与手段と、 この付与手段による被画像形成媒体を搬送する搬送手段
    と、 発熱体を内蔵する定着ローラを有し、上記搬送手段によ
    り搬送される被画像形成媒体に対して加熱することによ
    り、被画像形成媒体上の現像剤を被画像形成媒体に定着
    させる定着手段と、 上記定着ローラの別々の部位の表面温度をそれぞれ検知
    する第1、第2の検知手段と、 少なくとも第1の検知手段による検知温度に基づいて、
    上記発熱体への電源供給を制御することにより、上記定
    着ローラの表面温度を制御する制御手段と、 上記搬送手段により搬送される被画像形成媒体の幅が上
    記定着ローラの幅よりも狭く、かつ所定の幅以下である
    か否かを判断する判断手段と、 上記第1、第2の検知手段による検知温度の温度差が所
    定値以上となり、かつ上記判断手段により被画像形成媒
    体が所定の幅以上と判断された際に、上記搬送手段によ
    る上記定着手段への被画像形成媒体の搬送を停止する停
    止手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像情報に応じた現像剤像を被画像形成
    媒体上に付与する付与手段と、 この付与手段による被画像形成媒体を搬送する搬送手段
    と、 発熱体を内蔵する定着ローラを有し、上記搬送手段によ
    り搬送される被画像形成媒体に対して加熱することによ
    り、被画像形成媒体上の現像剤を被画像形成媒体に定着
    させる定着手段と、 上記定着ローラの別々の部位の表面温度をそれぞれ検知
    する第1、第2の検知手段と、 少なくとも第1の検知手段による検知温度に基づいて、
    上記発熱体への電源供給を制御することにより、上記定
    着ローラの表面温度を制御する制御手段と、 上記搬送手段により搬送される被画像形成媒体の幅が上
    記定着ローラの幅よりも狭く、かつ所定の幅以下である
    か否かを判断する判断手段と、 上記第1、第2の検知手段による検知温度の温度差が第
    1の温度差以上となり、かつ上記判断手段により被画像
    形成媒体が所定の幅以上と判断された際に、上記搬送手
    段による上記定着手段への被画像形成媒体の搬送を停止
    する停止手段と、 上記停止手段による停止後、上記第1、第2の検知手段
    により検知温度の温度差が第2の温度差以下となった
    際、上記搬送手段による上記定着手段への被画像形成媒
    体の搬送を再開する再開手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像情報に応じた現像剤像を被画像形成
    媒体上に付与する付与手段と、 この付与手段による被画像形成媒体を搬送する搬送手段
    と、 発熱体を内蔵する定着ローラを有し、上記搬送手段によ
    り搬送される被画像形成媒体に対して加熱することによ
    り、被画像形成媒体上の現像剤を被画像形成媒体に定着
    させる定着手段と、 上記定着ローラの別々の部位の表面温度をそれぞれ検知
    する第1、第2の検知手段とを具備する画像形成装置に
    おいて、 少なくとも第1の検知手段による検知温度に基づいて、
    上記発熱体への電源供給を制御することにより、上記定
    着ローラの表面温度を制御し、 上記第1、第2の検知手段による検知温度の温度差が所
    定値以上となった際に、上記定着手段への上記搬送手段
    による被画像形成媒体の搬送を停止する、 ことを特徴とする画像形成方法。
  6. 【請求項6】 画像情報に応じた現像剤像を被画像形成
    媒体上に付与する付与手段と、 この付与手段による被画像形成媒体を搬送する搬送手段
    と、 発熱体を内蔵する定着ローラを有し、上記搬送手段によ
    り搬送される被画像形成媒体に対して加熱することによ
    り、被画像形成媒体上の現像剤を被画像形成媒体に定着
    させる定着手段と、 上記定着ローラの別々の部位の表面温度をそれぞれ検知
    する第1、第2の検知手段とを具備することを特徴とす
    る画像形勢装置において、 少なくとも第1の検知手段による検知温度に基づいて、
    上記発熱体への電源供給を制御することにより、上記定
    着ローラの表面温度を制御し、 上記第1、第2の検知手段による検知温度の温度差が第
    1の温度差以上となった際に、上記搬送手段による上記
    定着手段への被画像形成媒体の搬送を停止し、 上記搬送手段による上記定着手段への被画像形成媒体の
    搬送を停止後、上記第1、第2の検知手段により検知温
    度の温度差が第2の温度差以下となった際、上記搬送手
    段による上記定着手段への被画像形成媒体の搬送を再開
    することを特徴とする画像形成方法。
  7. 【請求項7】 画像情報に応じた現像剤像を被画像形成
    媒体上に付与する付与手段と、 この付与手段による被画像形成媒体を搬送する搬送手段
    と、 発熱体を内蔵する定着ローラを有し、上記搬送手段によ
    り搬送される被画像形成媒体に対して加熱することによ
    り、被画像形成媒体上の現像剤を被画像形成媒体に定着
    させる定着手段と、 上記定着ローラの別々の部位の表面温度をそれぞれ検知
    する第1、第2の検知手段とを具備する画像形成装置に
    おいて、 少なくとも第1の検知手段による検知温度に基づいて、
    上記発熱体への電源供給を制御することにより、上記定
    着ローラの表面温度を制御し、 上記搬送手段により搬送される被画像形成媒体の幅が上
    記定着ローラの幅よりも狭く、かつ所定の幅以下である
    か否かを判断し、 上記第1、第2の検知手段による検知温度の温度差が所
    定値以上となり、かつ被画像形成媒体が所定の幅以上と
    判断された際に、上記搬送手段による上記定着手段への
    被画像形成媒体の搬送を停止する、 ことを特徴とする画像形成方法。
  8. 【請求項8】 画像情報に応じた現像剤像を被画像形成
    媒体上に付与する付与手段と、 この付与手段による被画像形成媒体を搬送する搬送手段
    と、 発熱体を内蔵する定着ローラを有し、上記搬送手段によ
    り搬送される被画像形成媒体に対して加熱することによ
    り、被画像形成媒体上の現像剤を被画像形成媒体に定着
    させる定着手段と、 上記定着ローラの別々の部位の表面温度をそれぞれ検知
    する第1、第2の検知手段とを具備する画像形成装置に
    おいて、 少なくとも第1の検知手段による検知温度に基づいて、
    上記発熱体への電源供給を制御することにより、上記定
    着ローラの表面温度を制御し、 上記搬送手段により搬送される被画像形成媒体の幅が上
    記定着ローラの幅よりも狭く、かつ所定の幅以下である
    か否かを判断し、 上記第1、第2の検知手段による検知温度の温度差が第
    1の温度差以上となり、かつ上記被画像形成媒体が所定
    の幅以上と判断された際に、上記搬送手段による上記定
    着手段への被画像形成媒体の搬送を停止し、 上記搬送手段による上記定着手段への被画像形成媒体の
    搬送を停止後、上記第1、第2の検知手段により検知温
    度の温度差が第2の温度差以下となった際、上記搬送手
    段による上記定着手段への被画像形成媒体の搬送を再開
    する、 ことを特徴とする画像形成方法。
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