JPH11110116A - 光学式位置検出装置 - Google Patents
光学式位置検出装置Info
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- JPH11110116A JPH11110116A JP25422097A JP25422097A JPH11110116A JP H11110116 A JPH11110116 A JP H11110116A JP 25422097 A JP25422097 A JP 25422097A JP 25422097 A JP25422097 A JP 25422097A JP H11110116 A JPH11110116 A JP H11110116A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 指示物にて形成される座標面での走査光の遮
断範囲を計測することにより、座標面上への指示を行な
う指またはペン等の特定の指示物を判別し、その指示位
置を正確に検出する光学式位置検出装置を提供する。 【解決手段】 座標面となる四辺形の表示画面10の少
なくとも3辺(例えば左右及び下の辺)の外側に再帰性
反射シート7を設け、表示画面と実質的に平行である面
内で光を角的に走査する光走査部材、及び、その光の再
帰性反射シート7による反射光を受光する受光部材を有
する2つの光送受ユニット1a,1bを表示画面10の
上辺の両隅の外側に配置する。受光部材での受光レベル
の立ち上がりと立ち下がりとのタイミングにおける走査
光の角度に基づいて、指示物である指によるる遮断範囲
を、dθ=θ2−θ1,dφ=φ2−φ1として求め
る。求めた遮断範囲に応じて、指示物の種類を判定す
る。
断範囲を計測することにより、座標面上への指示を行な
う指またはペン等の特定の指示物を判別し、その指示位
置を正確に検出する光学式位置検出装置を提供する。 【解決手段】 座標面となる四辺形の表示画面10の少
なくとも3辺(例えば左右及び下の辺)の外側に再帰性
反射シート7を設け、表示画面と実質的に平行である面
内で光を角的に走査する光走査部材、及び、その光の再
帰性反射シート7による反射光を受光する受光部材を有
する2つの光送受ユニット1a,1bを表示画面10の
上辺の両隅の外側に配置する。受光部材での受光レベル
の立ち上がりと立ち下がりとのタイミングにおける走査
光の角度に基づいて、指示物である指によるる遮断範囲
を、dθ=θ2−θ1,dφ=φ2−φ1として求め
る。求めた遮断範囲に応じて、指示物の種類を判定す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示画面等の座標
面上での指示した位置を光学的に検出する光学式位置検
出装置に関する。
面上での指示した位置を光学的に検出する光学式位置検
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の画面に表示
された情報に対してタッチ方式にて入力操作を行なう場
合には、その表示画面上での接触位置(指示位置)を高
精度に検出する必要がある。このような座標面となる表
示画面上の指示位置を検出する方法として、「キャロル
方式」(米国特許4,267,443号)が知られてい
る。この方法は、表示画面の前面の枠に発光素子と受光
素子とを対向配置させることによって表示画面の前面に
光のマトリックスを構成し、指またはペンの接触による
光の遮断位置を検出している。この方法では、高いS/
Nが得られて大型の表示装置に適用を拡張させることも
可能であるが、発光素子及び受光素子の配置間隔に検出
の分解能が比例するので、検出の分解能を高めるために
はその配置間隔を狭くする必要がある。従って、大画面
に対してペン先等のような細い物で接触した場合にもそ
の接触位置を精度良く検出するためには、配置すべき発
光素子及び受光素子の数が増大し、構成が大嵩になると
共に、信号処理も複雑になるという問題がある。
された情報に対してタッチ方式にて入力操作を行なう場
合には、その表示画面上での接触位置(指示位置)を高
精度に検出する必要がある。このような座標面となる表
示画面上の指示位置を検出する方法として、「キャロル
方式」(米国特許4,267,443号)が知られてい
る。この方法は、表示画面の前面の枠に発光素子と受光
素子とを対向配置させることによって表示画面の前面に
光のマトリックスを構成し、指またはペンの接触による
光の遮断位置を検出している。この方法では、高いS/
Nが得られて大型の表示装置に適用を拡張させることも
可能であるが、発光素子及び受光素子の配置間隔に検出
の分解能が比例するので、検出の分解能を高めるために
はその配置間隔を狭くする必要がある。従って、大画面
に対してペン先等のような細い物で接触した場合にもそ
の接触位置を精度良く検出するためには、配置すべき発
光素子及び受光素子の数が増大し、構成が大嵩になると
共に、信号処理も複雑になるという問題がある。
【0003】また、他の光学的な位置検出方法が、特開
昭57−211637号公報に開示されている。この方
法は、レーザ光線のような絞った光を表示画面の外側か
ら角的に走査し、反射手段を有する専用ペンからの反射
光の2つのタイミングから専用ペンが存在する角度をそ
れぞれ求め、求めた角度を三角測量の原理にあてはめて
位置座標を計算にて検出する。この方法では、部品点数
を大幅に削減でき、また、高い分解能を有することも可
能である。しかしながら、専用の反射ペンを利用しなけ
ればならない等、操作性に問題があり、また、指,任意
のペン等の位置は検出することができない。
昭57−211637号公報に開示されている。この方
法は、レーザ光線のような絞った光を表示画面の外側か
ら角的に走査し、反射手段を有する専用ペンからの反射
光の2つのタイミングから専用ペンが存在する角度をそ
れぞれ求め、求めた角度を三角測量の原理にあてはめて
位置座標を計算にて検出する。この方法では、部品点数
を大幅に削減でき、また、高い分解能を有することも可
能である。しかしながら、専用の反射ペンを利用しなけ
ればならない等、操作性に問題があり、また、指,任意
のペン等の位置は検出することができない。
【0004】更に他の光学的な位置検出方法が、特開昭
62−5428号公報に提案されている。この方法は、
表示画面の両側枠に光再帰性反射体を配置し、角的に走
査した光線のこの光再帰性反射体からの戻り光を検知
し、指またはペンによって光線が遮断されるタイミング
から指またはペンの存在角度を求め、求めた角度から三
角測量の原理にて位置座標を検出する。この方法では、
部品点数が少なくて検出精度を維持でき、指,任意のペ
ン等の位置も検出できる。
62−5428号公報に提案されている。この方法は、
表示画面の両側枠に光再帰性反射体を配置し、角的に走
査した光線のこの光再帰性反射体からの戻り光を検知
し、指またはペンによって光線が遮断されるタイミング
から指またはペンの存在角度を求め、求めた角度から三
角測量の原理にて位置座標を検出する。この方法では、
部品点数が少なくて検出精度を維持でき、指,任意のペ
ン等の位置も検出できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
62−5428号公報に示されている方式では、遮断物
の大きさまたは位置の影響を受けて、検出された接触位
置が実際に接触された位置とずれてしまうことがある。
また、指の接触位置を検出する場合、指以外の手または
肘を突いてしまったときには、その手または肘の位置を
接触位置と誤検出し、指の位置を特定できないという問
題がある。
62−5428号公報に示されている方式では、遮断物
の大きさまたは位置の影響を受けて、検出された接触位
置が実際に接触された位置とずれてしまうことがある。
また、指の接触位置を検出する場合、指以外の手または
肘を突いてしまったときには、その手または肘の位置を
接触位置と誤検出し、指の位置を特定できないという問
題がある。
【0006】また、従来のこの種の装置では、走査光を
発光する発光手段が、それが発光する光の光軸が走査面
と平行になるように配置されている場合が多く、また反
射してきた走査光を受光する受光手段も、その受光する
光の指向方向が走査面と平行になるように配置されてい
る場合が多かった。このため、光送受手段が比較的大型
化して装置全体の小型化の障害となっている場合が多か
った。
発光する発光手段が、それが発光する光の光軸が走査面
と平行になるように配置されている場合が多く、また反
射してきた走査光を受光する受光手段も、その受光する
光の指向方向が走査面と平行になるように配置されてい
る場合が多かった。このため、光送受手段が比較的大型
化して装置全体の小型化の障害となっている場合が多か
った。
【0007】更に、表示画面は一般的には矩形(長方
形)であり、この種の装置の走査領域も表示画面に合わ
せて設計される場合が多いが、その場合に表示画面の縁
辺に発光手段,受光手段,光走査手段等を平行に配列し
た配置を採ることにより、装置の小型化が図られること
が多かった。しかし、そのような配置を採る場合には、
光走査手段による走査光が発光手段,受光手段等に遮ら
れて十分な走査角を得ることが出来ないという問題が生
じる。
形)であり、この種の装置の走査領域も表示画面に合わ
せて設計される場合が多いが、その場合に表示画面の縁
辺に発光手段,受光手段,光走査手段等を平行に配列し
た配置を採ることにより、装置の小型化が図られること
が多かった。しかし、そのような配置を採る場合には、
光走査手段による走査光が発光手段,受光手段等に遮ら
れて十分な走査角を得ることが出来ないという問題が生
じる。
【0008】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、光の遮断物(指示物)の大きさを判定すること
により、座標面上への指示を行なった指示物の位置を正
確に検出することができる光学式位置検出装置を提供す
ることを目的とする。
であり、光の遮断物(指示物)の大きさを判定すること
により、座標面上への指示を行なった指示物の位置を正
確に検出することができる光学式位置検出装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】本発明の他の目的は、指またはペンを使っ
て位置を指示する際に、手または肘を突いた場合にはそ
の検出位置を無効にすることにより、指またはペンでの
正しい指示位置を検出できる光学式位置検出装置を提供
することにある。
て位置を指示する際に、手または肘を突いた場合にはそ
の検出位置を無効にすることにより、指またはペンでの
正しい指示位置を検出できる光学式位置検出装置を提供
することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、走査光を発光す
る発光手段が、それが発光する光の光軸が走査面と交叉
するように配置し、また反射してきた走査光を受光する
受光手段も、その受光する光の指向方向が走査面と交叉
するように配置することにより、光送受手段の小型化、
ひいては全体を小型化することが可能な光学式位置検出
装置の提供にある。
る発光手段が、それが発光する光の光軸が走査面と交叉
するように配置し、また反射してきた走査光を受光する
受光手段も、その受光する光の指向方向が走査面と交叉
するように配置することにより、光送受手段の小型化、
ひいては全体を小型化することが可能な光学式位置検出
装置の提供にある。
【0011】本発明の更に他の目的は、一般的には矩形
の表示画面の縁辺から発光手段よりも受光手段及び光走
査手段が遠ざかるようにした配置を採ることにより、光
走査手段による走査光が発光手段,受光手段等に遮られ
ることを防止し、十分な走査角を得ることが出来る光学
式位置検出装置の提供を目的とする。
の表示画面の縁辺から発光手段よりも受光手段及び光走
査手段が遠ざかるようにした配置を採ることにより、光
走査手段による走査光が発光手段,受光手段等に遮られ
ることを防止し、十分な走査角を得ることが出来る光学
式位置検出装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の光学式位置検
出装置は、指示物で指示された座標面上の位置を光学的
に検出する装置において、座標面の外側に設けた光再帰
性反射手段と、座標面と実質的に平行である面内で光を
角的に走査する光走査手段、及び光走査手段により走査
される光の光再帰性反射手段による反射光を受光する受
光手段を有する少なくとも2組の光送受手段と、光走査
手段での走査角度及び受光手段での受光結果に基づい
て、指示物にて形成される座標面での走査光の遮断範囲
を計測する計測手段とを備えることを特徴とする。
出装置は、指示物で指示された座標面上の位置を光学的
に検出する装置において、座標面の外側に設けた光再帰
性反射手段と、座標面と実質的に平行である面内で光を
角的に走査する光走査手段、及び光走査手段により走査
される光の光再帰性反射手段による反射光を受光する受
光手段を有する少なくとも2組の光送受手段と、光走査
手段での走査角度及び受光手段での受光結果に基づい
て、指示物にて形成される座標面での走査光の遮断範囲
を計測する計測手段とを備えることを特徴とする。
【0013】請求項2の光学式位置検出装置は、請求項
1において、座標面が四辺形の表示画面であり、光再帰
性反射手段が表示画面の少なくとも3辺の外側において
光の走査面に対してその光の反射面を実質的に垂直方向
として配置されており、2組の光送受手段が座標面の光
再帰性反射手段が配置されていない1辺の外側に配置さ
れていることを特徴とする。
1において、座標面が四辺形の表示画面であり、光再帰
性反射手段が表示画面の少なくとも3辺の外側において
光の走査面に対してその光の反射面を実質的に垂直方向
として配置されており、2組の光送受手段が座標面の光
再帰性反射手段が配置されていない1辺の外側に配置さ
れていることを特徴とする。
【0014】請求項3の光学式位置検出装置は、請求項
2において、2組の光送受手段の中心を結ぶ線分と、2
組の光送受手段が配置されている座標面の1辺との間の
距離dが下記式 d≧dθ×L/4δ 但し、dθ:測定精度(走査光の拡がり角度) δ:検出精度 L:基準線長(両光送受ユニット間の距離) を満足するように設定されていることを特徴とする。
2において、2組の光送受手段の中心を結ぶ線分と、2
組の光送受手段が配置されている座標面の1辺との間の
距離dが下記式 d≧dθ×L/4δ 但し、dθ:測定精度(走査光の拡がり角度) δ:検出精度 L:基準線長(両光送受ユニット間の距離) を満足するように設定されていることを特徴とする。
【0015】請求項4の光学式位置検出装置は、請求項
2において、光再帰性反射手段の一部または全てが、2
組の光送受手段からの投射光に対してより垂直になるよ
うに鋸歯状に配置されていることを特徴とする。
2において、光再帰性反射手段の一部または全てが、2
組の光送受手段からの投射光に対してより垂直になるよ
うに鋸歯状に配置されていることを特徴とする。
【0016】請求項5の光学式位置検出装置は、請求項
2において、座標面は長方形であり、2組の光送受手段
が座標面のいずれかの短辺に沿って配置されていること
を特徴とする。
2において、座標面は長方形であり、2組の光送受手段
が座標面のいずれかの短辺に沿って配置されていること
を特徴とする。
【0017】請求項6の光学式位置検出装置は、請求項
1乃至5のいずれかにおいて、計測した遮断範囲におけ
る特定点を用いて指示物による指示位置を算出する手段
を備えることを特徴とする。
1乃至5のいずれかにおいて、計測した遮断範囲におけ
る特定点を用いて指示物による指示位置を算出する手段
を備えることを特徴とする。
【0018】請求項7の光学式位置検出装置は、請求項
1乃至6のいずれかにおいて、光走査手段の走査時間の
情報から走査角度の情報を得るように構成したことを特
徴とする。
1乃至6のいずれかにおいて、光走査手段の走査時間の
情報から走査角度の情報を得るように構成したことを特
徴とする。
【0019】請求項8の光学式位置検出装置は、請求項
7において、計測した遮断範囲と算出した指示位置とに
基づいて、指示物の断面長を算出する手段を備えること
を特徴とする。
7において、計測した遮断範囲と算出した指示位置とに
基づいて、指示物の断面長を算出する手段を備えること
を特徴とする。
【0020】請求項9の光学式位置検出装置は、請求項
8において、複数種の物体の大きさ情報を記憶する手段
と、算出した断面長から得られる指示物の大きさ情報、
及び、記憶した複数種の物体の大きさ情報を比較する比
較手段と、比較手段の比較結果に応じて指示物の種類を
判定する判定手段とを備えることを特徴とする。
8において、複数種の物体の大きさ情報を記憶する手段
と、算出した断面長から得られる指示物の大きさ情報、
及び、記憶した複数種の物体の大きさ情報を比較する比
較手段と、比較手段の比較結果に応じて指示物の種類を
判定する判定手段とを備えることを特徴とする。
【0021】請求項10の光学式位置検出装置は、請求
項9において、判定手段により特定の指示物以外の指示
物と判定された場合に、計測した遮断範囲及び算出した
指示位置を無効とする手段を備えることを特徴とする。
項9において、判定手段により特定の指示物以外の指示
物と判定された場合に、計測した遮断範囲及び算出した
指示位置を無効とする手段を備えることを特徴とする。
【0022】請求項11の光学式位置検出装置は、請求
項1乃至10のいずれかにおいて、座標面の近傍に設け
られ、光走査手段からの走査光を受光する少なくとも2
つの受光素子を備え、受光素子が走査光を受光したタイ
ミングを、座標面に対する光走査の開始及び/又は終了
のタイミングとするように構成したことを特徴とする。
項1乃至10のいずれかにおいて、座標面の近傍に設け
られ、光走査手段からの走査光を受光する少なくとも2
つの受光素子を備え、受光素子が走査光を受光したタイ
ミングを、座標面に対する光走査の開始及び/又は終了
のタイミングとするように構成したことを特徴とする。
【0023】請求項12の光学式位置検出装置は、請求
項1乃至11のいずれかにおいて、座標面の近傍に設け
られ、光走査手段からの走査光を受光手段に向けて反射
する反射手段を備え、反射手段からの反射光を受光手段
で受光したタイミングを、座標面に対する光走査の開始
及び/又は終了のタイミングとするように構成したこと
を特徴とする。
項1乃至11のいずれかにおいて、座標面の近傍に設け
られ、光走査手段からの走査光を受光手段に向けて反射
する反射手段を備え、反射手段からの反射光を受光手段
で受光したタイミングを、座標面に対する光走査の開始
及び/又は終了のタイミングとするように構成したこと
を特徴とする。
【0024】請求項13の光学式位置検出装置は、請求
項2乃至11のいずれかにおいて、座標面の光再帰性反
射手段が配置されていない1辺に臨む光再帰性反射手段
の端部での反射光量の変化を、座標面に対する光走査の
1周期の開始及び/又は終了のタイミングとするように
構成したことを特徴とする。
項2乃至11のいずれかにおいて、座標面の光再帰性反
射手段が配置されていない1辺に臨む光再帰性反射手段
の端部での反射光量の変化を、座標面に対する光走査の
1周期の開始及び/又は終了のタイミングとするように
構成したことを特徴とする。
【0025】請求項14の光学式位置検出装置は、請求
項1乃至11のいずれかにおいて、座標面の周囲の座標
面と光再帰性反射手段との間に、指示物が入れない領域
を設けるように構成したことを特徴とする。
項1乃至11のいずれかにおいて、座標面の周囲の座標
面と光再帰性反射手段との間に、指示物が入れない領域
を設けるように構成したことを特徴とする。
【0026】請求項15の光学式位置検出装置は、請求
項1乃至14のいずれかにおいて、走査光はパルス光で
あって、光走査手段は、パルス発光を制御する制御手段
を有することを特徴とする。
項1乃至14のいずれかにおいて、走査光はパルス光で
あって、光走査手段は、パルス発光を制御する制御手段
を有することを特徴とする。
【0027】請求項16の光学式位置検出装置は、請求
項15において、走査光が、必要な分解能に対して十分
に短い周期のパルス光であることを特徴とする。
項15において、走査光が、必要な分解能に対して十分
に短い周期のパルス光であることを特徴とする。
【0028】請求項17の光学式位置検出装置は、請求
項15において、制御手段は、走査光の1回あたりの発
光時間、1回あたりの発光強度及び発光周期のうちの少
なくとも1つのパラメータを調整する手段を有すること
を特徴とする。
項15において、制御手段は、走査光の1回あたりの発
光時間、1回あたりの発光強度及び発光周期のうちの少
なくとも1つのパラメータを調整する手段を有すること
を特徴とする。
【0029】請求項18の光学式位置検出装置は、請求
項15において、制御手段は、光走査開始のタイミング
を調整する手段を有することを特徴とする。
項15において、制御手段は、光走査開始のタイミング
を調整する手段を有することを特徴とする。
【0030】請求項19の光学式位置検出装置は、請求
項1または2において、光走査手段により走査される光
の断面形状が偏平であることを特徴とする。
項1または2において、光走査手段により走査される光
の断面形状が偏平であることを特徴とする。
【0031】請求項20の光学式位置検出装置は、請求
項1または2において、光走査手段により走査される光
の断面形状が、座標面と平行な方向に偏平であることを
特徴とする。
項1または2において、光走査手段により走査される光
の断面形状が、座標面と平行な方向に偏平であることを
特徴とする。
【0032】請求項21の光学式位置検出装置は、請求
項1または2において、2組の光送受手段の一方の光走
査手段から走査された光を他方の受光手段に入射させな
いための遮光部材を備えたことを特徴とする。
項1または2において、2組の光送受手段の一方の光走
査手段から走査された光を他方の受光手段に入射させな
いための遮光部材を備えたことを特徴とする。
【0033】請求項22の光学式位置検出装置は、請求
項1または2において、2組の光送受手段それぞれの受
光手段による受光量を一定に制御する受光量制御手段を
備えたことを特徴とする。
項1または2において、2組の光送受手段それぞれの受
光手段による受光量を一定に制御する受光量制御手段を
備えたことを特徴とする。
【0034】請求項23の光学式位置検出装置は、請求
項22において、受光量制御手段は、受光手段による受
光量を一定にすべく、光走査手段により走査される光の
強度を制御すべくなしてあることを特徴とする。
項22において、受光量制御手段は、受光手段による受
光量を一定にすべく、光走査手段により走査される光の
強度を制御すべくなしてあることを特徴とする。
【0035】請求項24の光学式位置検出装置は、請求
項22において、受光量制御手段は、受光手段による受
光量を一定にすべく、受光手段の受光信号のレベルの増
幅率を制御すべくなしてあることを特徴とする。
項22において、受光量制御手段は、受光手段による受
光量を一定にすべく、受光手段の受光信号のレベルの増
幅率を制御すべくなしてあることを特徴とする。
【0036】請求項25の光学式位置検出装置は、請求
項1または2において、2組の光送受手段それぞれの受
光手段による初期状態における受光量の情報を記憶する
記憶手段と、該記憶手段に記憶された受光量の情報と受
光手段による受光量とを比較する比較手段とを備えたこ
とを特徴とする。
項1または2において、2組の光送受手段それぞれの受
光手段による初期状態における受光量の情報を記憶する
記憶手段と、該記憶手段に記憶された受光量の情報と受
光手段による受光量とを比較する比較手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0037】請求項26の光学式位置検出装置は、請求
項1または2において、2組の光送受手段それぞれの受
光手段による初期状態における受光量の情報をデジタル
信号で記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されたデ
ジタル信号をアナログ信号に変換する変換手段と、受光
手段による受光量と変換手段による変換結果のアナログ
信号とを比較する比較手段とを備えたことを特徴とす
る。
項1または2において、2組の光送受手段それぞれの受
光手段による初期状態における受光量の情報をデジタル
信号で記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されたデ
ジタル信号をアナログ信号に変換する変換手段と、受光
手段による受光量と変換手段による変換結果のアナログ
信号とを比較する比較手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0038】請求項27の光学式位置検出装置は、請求
項1または2において、光走査手段により走査される光
の強度を少なくとも2段階に切り換える切り換え手段を
備え、光走査手段により走査される光の走査角度に応じ
て切り換え手段を制御すべくなしてあることを特徴とす
る。
項1または2において、光走査手段により走査される光
の強度を少なくとも2段階に切り換える切り換え手段を
備え、光走査手段により走査される光の走査角度に応じ
て切り換え手段を制御すべくなしてあることを特徴とす
る。
【0039】請求項28の光学式位置検出装置は、請求
項1または2において、光走査手段により走査される光
が走査開始時に再帰性反射手段を経由せずに直接受光手
段に入射すべく構成されており、受光手段による受光量
信号を比較的大なる第1の基準値と比較する第1の比較
手段と、比較的小なる第2の基準値と比較する第2の比
較手段とを備え、第1の比較手段による比較結果出力を
走査開始のタイミングとすべくなしてあることを特徴と
する。
項1または2において、光走査手段により走査される光
が走査開始時に再帰性反射手段を経由せずに直接受光手
段に入射すべく構成されており、受光手段による受光量
信号を比較的大なる第1の基準値と比較する第1の比較
手段と、比較的小なる第2の基準値と比較する第2の比
較手段とを備え、第1の比較手段による比較結果出力を
走査開始のタイミングとすべくなしてあることを特徴と
する。
【0040】請求項29の光学式位置検出装置は、請求
項28において、少なくとも2つ以上の計時手段を備
え、第1の比較手段による比較結果出力である走査開始
のタイミングを計時手段の起動トリガとし、計時手段が
所定の時間を計時した時点において切り換え手段を切り
換えるべくなしてあることを特徴とする。
項28において、少なくとも2つ以上の計時手段を備
え、第1の比較手段による比較結果出力である走査開始
のタイミングを計時手段の起動トリガとし、計時手段が
所定の時間を計時した時点において切り換え手段を切り
換えるべくなしてあることを特徴とする。
【0041】請求項30の光学式位置検出装置は、請求
項28において、第1の比較手段による比較結果出力で
ある走査開始のタイミングを起動トリガとする少なくと
も4つの計時手段を備え、第2の比較手段の出力が真か
ら偽に変化するタイミングにおいて4つ計時手段の内の
2つの計時手段を停止させ、第2の比較手段の出力が偽
から真に変化するタイミングにおいて他の2つの計時手
段を停止させるべくなしてあることを特徴とする。
項28において、第1の比較手段による比較結果出力で
ある走査開始のタイミングを起動トリガとする少なくと
も4つの計時手段を備え、第2の比較手段の出力が真か
ら偽に変化するタイミングにおいて4つ計時手段の内の
2つの計時手段を停止させ、第2の比較手段の出力が偽
から真に変化するタイミングにおいて他の2つの計時手
段を停止させるべくなしてあることを特徴とする。
【0042】請求項31の光学式位置検出装置は、請求
項28において、第2の比較手段の出力が偽から真に変
化するタイミングを起動トリガとする4つの計時手段を
備え、第2の比較手段の出力が真から偽に変換するタイ
ミングにおいて4つの計時手段の内の2つの計時手段を
停止させ、第2の比較手段の出力が偽から真に変化する
タイミングにおいて他の2つの計時手段を停止させるべ
くなしてあることを特徴とする。
項28において、第2の比較手段の出力が偽から真に変
化するタイミングを起動トリガとする4つの計時手段を
備え、第2の比較手段の出力が真から偽に変換するタイ
ミングにおいて4つの計時手段の内の2つの計時手段を
停止させ、第2の比較手段の出力が偽から真に変化する
タイミングにおいて他の2つの計時手段を停止させるべ
くなしてあることを特徴とする。
【0043】請求項32の光学式位置検出装置は、請求
項30または31のいずれかにおいて、第1の比較手段
による比較結果出力である走査開始のタイミングの間隔
を計時する少なくとも2つの計時手段を備え、4つの計
時手段による計時結果を少なくとも2つの計時手段によ
る計時結果で補正すべくなしてあることを特徴とする。
項30または31のいずれかにおいて、第1の比較手段
による比較結果出力である走査開始のタイミングの間隔
を計時する少なくとも2つの計時手段を備え、4つの計
時手段による計時結果を少なくとも2つの計時手段によ
る計時結果で補正すべくなしてあることを特徴とする。
【0044】請求項33の光学式位置検出装置は、フラ
ットディスプレイの表示画面上を指示物でタッチし、そ
のタッチ位置を光学的に検出する装置であって、表示画
面の3辺の外側に配置した光再帰性反射手段と、表示画
面の光再帰性反射手段が配置されていない1辺の外側に
配置され、表示画面と実質的に平行である面内で光を角
的に走査する光走査手段、及び該光走査手段により走査
される光の光再帰性反射手段による反射光を受光する受
光手段を有する少なくとも2組の光送受手段と、光走査
手段での走査角度及び受光手段での受光結果に基づい
て、指示物にて形成される表示画面での走査光の遮断範
囲を計測する計測手段とを備えることを特徴とする。
ットディスプレイの表示画面上を指示物でタッチし、そ
のタッチ位置を光学的に検出する装置であって、表示画
面の3辺の外側に配置した光再帰性反射手段と、表示画
面の光再帰性反射手段が配置されていない1辺の外側に
配置され、表示画面と実質的に平行である面内で光を角
的に走査する光走査手段、及び該光走査手段により走査
される光の光再帰性反射手段による反射光を受光する受
光手段を有する少なくとも2組の光送受手段と、光走査
手段での走査角度及び受光手段での受光結果に基づい
て、指示物にて形成される表示画面での走査光の遮断範
囲を計測する計測手段とを備えることを特徴とする。
【0045】請求項34の光学式位置検出装置は、請求
項33において、フラットディスプレイがプラズマディ
スプレイであることを特徴とする。
項33において、フラットディスプレイがプラズマディ
スプレイであることを特徴とする。
【0046】請求項35の光学式位置検出装置は、指示
物で指示された座標面上の位置を光学的に検出する装置
であって、座標面の外側に設けた光再帰性反射手段と、
発光手段と、この発光手段が発光する光を座標面と実質
的に平行である面内で光を角的に走査する光走査手段
と、この光走査手段により走査される光の光再帰性反射
手段による反射光を受光する受光手段とをそれぞれ有す
る少なくとも2組の光送受手段と、光走査手段での走査
角度及び受光手段での受光結果に基づいて、指示物にて
形成される座標面での走査光の遮断範囲を計測する計測
手段とを備え、発光手段は、それが発光する光の光軸が
光走査手段による光の走査面に対して交叉するように配
置されており、受光手段は、それが受光する光の指向性
の方向が光走査手段による光の走査面に対して交叉する
ように配置されていることを特徴とする。
物で指示された座標面上の位置を光学的に検出する装置
であって、座標面の外側に設けた光再帰性反射手段と、
発光手段と、この発光手段が発光する光を座標面と実質
的に平行である面内で光を角的に走査する光走査手段
と、この光走査手段により走査される光の光再帰性反射
手段による反射光を受光する受光手段とをそれぞれ有す
る少なくとも2組の光送受手段と、光走査手段での走査
角度及び受光手段での受光結果に基づいて、指示物にて
形成される座標面での走査光の遮断範囲を計測する計測
手段とを備え、発光手段は、それが発光する光の光軸が
光走査手段による光の走査面に対して交叉するように配
置されており、受光手段は、それが受光する光の指向性
の方向が光走査手段による光の走査面に対して交叉する
ように配置されていることを特徴とする。
【0047】請求項36の光学式位置検出装置は、指示
物で指示された座標面上の位置を光学的に検出する装置
であって、座標面の外側に設けた光再帰性反射手段と、
発光手段と、この発光手段が発光する光を座標面と実質
的に平行である面内で光を角的に走査する光走査手段
と、この光走査手段により走査される光の光再帰性反射
手段による反射光を受光する受光手段とをそれぞれ有す
る少なくとも2組の光送受手段と、光走査手段での走査
角度及び受光手段での受光結果に基づいて、指示物にて
形成される座標面での走査光の遮断範囲を計測する計測
手段とを備え、発光手段は、それが発光する光の光走査
手段への経路が発光手段側に近い部分において座標面の
縁から遠ざかるように配置されており、受光手段は、そ
れが受光する光の指向性の方向が受光手段側に近い部分
において座標面の縁から遠ざかるように配置されている
ことを特徴とする。
物で指示された座標面上の位置を光学的に検出する装置
であって、座標面の外側に設けた光再帰性反射手段と、
発光手段と、この発光手段が発光する光を座標面と実質
的に平行である面内で光を角的に走査する光走査手段
と、この光走査手段により走査される光の光再帰性反射
手段による反射光を受光する受光手段とをそれぞれ有す
る少なくとも2組の光送受手段と、光走査手段での走査
角度及び受光手段での受光結果に基づいて、指示物にて
形成される座標面での走査光の遮断範囲を計測する計測
手段とを備え、発光手段は、それが発光する光の光走査
手段への経路が発光手段側に近い部分において座標面の
縁から遠ざかるように配置されており、受光手段は、そ
れが受光する光の指向性の方向が受光手段側に近い部分
において座標面の縁から遠ざかるように配置されている
ことを特徴とする。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面を参照して具体的に説明する。
示す図面を参照して具体的に説明する。
【0049】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態による光学式位置検出装置(以下、本発
明装置と言う)の基本構成を示す模式図である。
1の実施の形態による光学式位置検出装置(以下、本発
明装置と言う)の基本構成を示す模式図である。
【0050】図1において参照符号10は、パーソナル
コンピュータ等の電子機器におけるCRTまたはフラッ
トディスプレイパネル(PDP,LCD,EL等),投
射型映像表示装置等の表示画面であり、本実施の形態で
は横方向92.0cm×縦方向51.8cmで対角10
5.6cmの表示寸法を有するPDP(プラズマディス
プレイ)の表示画面として構成されている。後述するよ
うに第1の座標面となるこの長方形の表示画面10の一
つの短辺(本実施の形態では右側の辺)の両隅の外側に
は、発光素子,受光素子,ポリゴンミラー等を含む光学
系を内部に有する光送受ユニット1a,1bがそれぞれ
設けられている。また、表示画面10の右側の辺を除く
3辺、つまり、上下両側の辺及び左側の辺の外側には再
帰性反射シート7が設けられている。これらの部品は筐
体の前面側に設置されている後述する庇状の遮蔽体51
により遮蔽された状態で配置されている。
コンピュータ等の電子機器におけるCRTまたはフラッ
トディスプレイパネル(PDP,LCD,EL等),投
射型映像表示装置等の表示画面であり、本実施の形態で
は横方向92.0cm×縦方向51.8cmで対角10
5.6cmの表示寸法を有するPDP(プラズマディス
プレイ)の表示画面として構成されている。後述するよ
うに第1の座標面となるこの長方形の表示画面10の一
つの短辺(本実施の形態では右側の辺)の両隅の外側に
は、発光素子,受光素子,ポリゴンミラー等を含む光学
系を内部に有する光送受ユニット1a,1bがそれぞれ
設けられている。また、表示画面10の右側の辺を除く
3辺、つまり、上下両側の辺及び左側の辺の外側には再
帰性反射シート7が設けられている。これらの部品は筐
体の前面側に設置されている後述する庇状の遮蔽体51
により遮蔽された状態で配置されている。
【0051】なお、参照符号70は光遮蔽部材である。
この光遮蔽部材70は、両光送受ユニット1a,1b間
で直接光が入射されないように、具体的には光送受ユニ
ット1aから投射された光が光送受ユニット1bへ入射
されないように、また逆に光送受ユニット1bから投射
された光が光送受ユニット1aへ入射されないように、
両光送受ユニット1a,1bを結ぶ線上に設けられてい
る。またこの光遮蔽部材70は、光の反射率が実用上”
0”である物体で、再帰性反射シート7の高さとほぼ同
じ程度の高さに構成されている。
この光遮蔽部材70は、両光送受ユニット1a,1b間
で直接光が入射されないように、具体的には光送受ユニ
ット1aから投射された光が光送受ユニット1bへ入射
されないように、また逆に光送受ユニット1bから投射
された光が光送受ユニット1aへ入射されないように、
両光送受ユニット1a,1bを結ぶ線上に設けられてい
る。またこの光遮蔽部材70は、光の反射率が実用上”
0”である物体で、再帰性反射シート7の高さとほぼ同
じ程度の高さに構成されている。
【0052】また、参照符号Sは遮断物(指示物)とし
ての人の指の断面を示している。
ての人の指の断面を示している。
【0053】図2は、光送受ユニット1a,1bの内部
構成及び光路を示す模式図である。両光送受ユニット1
a,1bは、赤外線レーザを出射するレーザダイオード
からなる発光素子11a,11bと、発光素子11a,
11bからのレーザ光を平行光にするためのコリメータ
レンズ12a,12bと、再帰性反射シート7からの反
射光を受光する受光素子13a,13bと、受光素子1
3a,13bに入射される表示画面,照明灯等からの外
部光の可視光成分を遮断する可視光カットフィルタ14
a,14bと、反射光を受光素子13a,13bに導く
ためのハーフミラー15a,15bと、発光素子11
a,11bからのレーザ光を角的に走査するための本実
施の形態では4角形のポリゴンミラー16a,16bと
等を有する。
構成及び光路を示す模式図である。両光送受ユニット1
a,1bは、赤外線レーザを出射するレーザダイオード
からなる発光素子11a,11bと、発光素子11a,
11bからのレーザ光を平行光にするためのコリメータ
レンズ12a,12bと、再帰性反射シート7からの反
射光を受光する受光素子13a,13bと、受光素子1
3a,13bに入射される表示画面,照明灯等からの外
部光の可視光成分を遮断する可視光カットフィルタ14
a,14bと、反射光を受光素子13a,13bに導く
ためのハーフミラー15a,15bと、発光素子11
a,11bからのレーザ光を角的に走査するための本実
施の形態では4角形のポリゴンミラー16a,16bと
等を有する。
【0054】発光素子11a,11bから出射されたレ
ーザ光が、コリメータレンズ12a,12bにて平行光
にされてハーフミラー15a,15bを透過した後、ポ
リゴンミラー16a,16bの回転によって表示画面1
0と実質的に平行である面内を角的に走査されて再帰性
反射シート7に投射される。そして、再帰性反射シート
7からの反射光が、ポリゴンミラー16a,16b及び
ハーフミラー15a,15bにて反射された後、可視光
カットフィルタ14a,14bを通って、受光素子13
a,13bに入射される。但し、投射光の光路に遮断物
(指示物)が存在する場合には投射光が遮断されるた
め、反射光は受光素子13a,13bに入射されること
はない。なお、ポリゴンミラー16a,16bの回転に
より、90度以上のレーザ光の角的走査が実現される。
ーザ光が、コリメータレンズ12a,12bにて平行光
にされてハーフミラー15a,15bを透過した後、ポ
リゴンミラー16a,16bの回転によって表示画面1
0と実質的に平行である面内を角的に走査されて再帰性
反射シート7に投射される。そして、再帰性反射シート
7からの反射光が、ポリゴンミラー16a,16b及び
ハーフミラー15a,15bにて反射された後、可視光
カットフィルタ14a,14bを通って、受光素子13
a,13bに入射される。但し、投射光の光路に遮断物
(指示物)が存在する場合には投射光が遮断されるた
め、反射光は受光素子13a,13bに入射されること
はない。なお、ポリゴンミラー16a,16bの回転に
より、90度以上のレーザ光の角的走査が実現される。
【0055】各光送受ユニット1a,1bには、発光素
子11a,11bを駆動する発光素子駆動回路2a,2
bと、受光素子13a,13bの受光量を電気信号に変
換する受光信号検出回路3a,3bと、ポリゴンミラー
16a,16bの動作を制御するポリゴン制御回路4と
が接続されている。また、参照符号5は指,ペン等の遮
断物(指示物)Sの位置,大きさを計測演算すると共
に、装置全体の動作を制御するMPUであり、6はMP
Uでの計測結果等を表示する表示装置である。
子11a,11bを駆動する発光素子駆動回路2a,2
bと、受光素子13a,13bの受光量を電気信号に変
換する受光信号検出回路3a,3bと、ポリゴンミラー
16a,16bの動作を制御するポリゴン制御回路4と
が接続されている。また、参照符号5は指,ペン等の遮
断物(指示物)Sの位置,大きさを計測演算すると共
に、装置全体の動作を制御するMPUであり、6はMP
Uでの計測結果等を表示する表示装置である。
【0056】このような本発明装置においては、図1に
示されているように、たとえば光送受ユニット1bに関
して説明すると、光送受ユニット1bからの投射光は、
まず光遮蔽部材70により遮蔽される位置から図1上で
反時計方向回りに走査され、再帰性反射シート7の先端
部分で反射される位置(Ps)に至って走査開始位置に
なる。そして、遮断物Sの一端に至る位置(P1)にい
たるまでは再帰性反射シート7により反射されるが、遮
断物Sの他端に至る位置(P2)までの間は遮断物Sに
よって遮断され、その後の走査終了位置(Pe)に至る
までは再帰性反射シート7により反射される。
示されているように、たとえば光送受ユニット1bに関
して説明すると、光送受ユニット1bからの投射光は、
まず光遮蔽部材70により遮蔽される位置から図1上で
反時計方向回りに走査され、再帰性反射シート7の先端
部分で反射される位置(Ps)に至って走査開始位置に
なる。そして、遮断物Sの一端に至る位置(P1)にい
たるまでは再帰性反射シート7により反射されるが、遮
断物Sの他端に至る位置(P2)までの間は遮断物Sに
よって遮断され、その後の走査終了位置(Pe)に至る
までは再帰性反射シート7により反射される。
【0057】但し、光送受ユニット1aでは、図1上で
時計方向回りに光の走査が行なわれる。ここで、光送受
ユニット1aは図1上で時計回り方向に表示画面10の
下辺側を走査開始方向とし、逆に光送受ユニット1bは
図1上で反時計回り方向に表示画面10の上辺側を走査
開始方向とする理由について説明する。
時計方向回りに光の走査が行なわれる。ここで、光送受
ユニット1aは図1上で時計回り方向に表示画面10の
下辺側を走査開始方向とし、逆に光送受ユニット1bは
図1上で反時計回り方向に表示画面10の上辺側を走査
開始方向とする理由について説明する。
【0058】たとえば光送受ユニット1bの場合には、
表示画面10の上辺側または左辺側のいずれを走査開始
方向としてもよいが、光送受ユニット1bから見た場
合、表示画面10の上辺の方が下辺よりも距離的に近い
ために反射光量が大であること、及び再帰性反射シート
7の反射面が表示画面10の上辺ではほぼ直角であるた
めに反射光量が大であることにより、表示画面10の上
辺側を走査開始方向としている。換言すれば、光送受ユ
ニット1bの場合に表示画面10の下辺側を走査開始方
向とすると、表示画面10の下辺の方が上辺よりも距離
的に遠いため、走査開始時点の反射光量が小さくなり、
また再帰性反射シート7の反射面が湾曲しているために
反射光量が小さくなる。但し、再帰性反射シート7の湾
曲に関しては本質的な問題ではなく、湾曲させないよう
な構成を採ることも勿論可能である。
表示画面10の上辺側または左辺側のいずれを走査開始
方向としてもよいが、光送受ユニット1bから見た場
合、表示画面10の上辺の方が下辺よりも距離的に近い
ために反射光量が大であること、及び再帰性反射シート
7の反射面が表示画面10の上辺ではほぼ直角であるた
めに反射光量が大であることにより、表示画面10の上
辺側を走査開始方向としている。換言すれば、光送受ユ
ニット1bの場合に表示画面10の下辺側を走査開始方
向とすると、表示画面10の下辺の方が上辺よりも距離
的に遠いため、走査開始時点の反射光量が小さくなり、
また再帰性反射シート7の反射面が湾曲しているために
反射光量が小さくなる。但し、再帰性反射シート7の湾
曲に関しては本質的な問題ではなく、湾曲させないよう
な構成を採ることも勿論可能である。
【0059】ところで、上述の図2は両光送受ユニット
1a,1bにおける光路及び動作を説明するための模式
図であって、本発明装置では両光送受ユニット1a(1
b)は実際には図41の模式的平面図,図42の模式的
側面図及び図43の模式的斜視図に示されているように
構成されている。
1a,1bにおける光路及び動作を説明するための模式
図であって、本発明装置では両光送受ユニット1a(1
b)は実際には図41の模式的平面図,図42の模式的
側面図及び図43の模式的斜視図に示されているように
構成されている。
【0060】光送受ユニット1a(1b)は、筐体10
a(10b)内部に半導体レーザ発生装置等の発光素子
11a(11b)と、再帰性反射シート7からの反射光
を受光する受光素子13a(13b)とを収納してお
り、上面には発光素子11a(11b)の直上部分にプ
リズムミラー17a,17bが配置されており、受光素
子13a(13b)の直上部分にはハーフミラー15a
(15b)が配置されている。更に、筐体10a(10
b)の上面のハーフミラー15a(15b)を挟んでプ
リズムミラー17a(17b)の逆側の部分にはポリゴ
ンミラー16a(16b)が図示しないパルスモータの
文字に取りつけられている。
a(10b)内部に半導体レーザ発生装置等の発光素子
11a(11b)と、再帰性反射シート7からの反射光
を受光する受光素子13a(13b)とを収納してお
り、上面には発光素子11a(11b)の直上部分にプ
リズムミラー17a,17bが配置されており、受光素
子13a(13b)の直上部分にはハーフミラー15a
(15b)が配置されている。更に、筐体10a(10
b)の上面のハーフミラー15a(15b)を挟んでプ
リズムミラー17a(17b)の逆側の部分にはポリゴ
ンミラー16a(16b)が図示しないパルスモータの
文字に取りつけられている。
【0061】なお、図41,図42及び図43では図2
に示されているコリメータレンズ12a,12b及び可
視光カットフィルタ14a,14bは省略してあり、以
下の説明においても省略する。
に示されているコリメータレンズ12a,12b及び可
視光カットフィルタ14a,14bは省略してあり、以
下の説明においても省略する。
【0062】以上のような光送受ユニット1a(1b)
の構成により、発光素子11a(11b)から発光され
たレーザ光はプリズムミラー17a(17b)により屈
折してハーフミラー15a(15b)を通過してポリゴ
ンミラー16a(16b)で反射し、再帰性反射シート
7へ投射される。再帰性反射シート7で反射された光は
ポリゴンミラー16a(16b)へ戻って反射し、ハー
フミラー15a(15b)に入射し、最後に受光素子1
3a(13b)に受光される。
の構成により、発光素子11a(11b)から発光され
たレーザ光はプリズムミラー17a(17b)により屈
折してハーフミラー15a(15b)を通過してポリゴ
ンミラー16a(16b)で反射し、再帰性反射シート
7へ投射される。再帰性反射シート7で反射された光は
ポリゴンミラー16a(16b)へ戻って反射し、ハー
フミラー15a(15b)に入射し、最後に受光素子1
3a(13b)に受光される。
【0063】ことろで、上述の図41乃至図43におい
て示されているように、本発明装置の光送受ユニット1
a(1b)では、発光素子11a(11b)はそれから
ポリゴンミラー16a(16b)に至る光路が発光素子
11a(11b)側で表示画面10の縁辺からより遠ざ
かるように、また受光素子13a(13b)はそれにポ
リゴンミラー16a(16b)から至る光路が受光素子
13a(13b)側で表示画面10の縁辺からより遠ざ
かるようにそれぞれ筐体10a(10b)に配置されて
いる。
て示されているように、本発明装置の光送受ユニット1
a(1b)では、発光素子11a(11b)はそれから
ポリゴンミラー16a(16b)に至る光路が発光素子
11a(11b)側で表示画面10の縁辺からより遠ざ
かるように、また受光素子13a(13b)はそれにポ
リゴンミラー16a(16b)から至る光路が受光素子
13a(13b)側で表示画面10の縁辺からより遠ざ
かるようにそれぞれ筐体10a(10b)に配置されて
いる。
【0064】このような発光素子11a(11b)及び
受光素子13a(13b)の配置は、ポリゴンミラー1
6a(16b)による走査光がハーフミラー15a(1
5b)及びプリズムミラー17a(17b)に遮られて
表示画面10方向へ十分に走査されないという問題を解
決するために採られている。
受光素子13a(13b)の配置は、ポリゴンミラー1
6a(16b)による走査光がハーフミラー15a(1
5b)及びプリズムミラー17a(17b)に遮られて
表示画面10方向へ十分に走査されないという問題を解
決するために採られている。
【0065】更に、本発明装置の光送受ユニット1a
(1b)では、発光素子11a(11b)はそのレーザ
光の発光方向が表示画面10と、換言すればポリゴンミ
ラー16a(16b)による走査面と直交するように筐
体10a(10b)内に配置されており、また受光素子
13a(13b)もその受光の指向性の方向が表示画面
10と、換言すればポリゴンミラー16a(16b)に
よる走査面と直交するように筐体10a(10b)内に
配置されている。
(1b)では、発光素子11a(11b)はそのレーザ
光の発光方向が表示画面10と、換言すればポリゴンミ
ラー16a(16b)による走査面と直交するように筐
体10a(10b)内に配置されており、また受光素子
13a(13b)もその受光の指向性の方向が表示画面
10と、換言すればポリゴンミラー16a(16b)に
よる走査面と直交するように筐体10a(10b)内に
配置されている。
【0066】このような発光素子11a(11b)及び
受光素子13a(13b)の配置は、発光素子11a
(11b)をそのレーザ光の発光方向が表示画面10
と、換言すればポリゴンミラー16a(16b)による
走査面と平行になるように筐体10a(10b)上に配
置するよりも、また受光素子13a(13b)をその受
光の指向性の方向が表示画面10と、換言すればポリゴ
ンミラー16a(16b)による走査面と平行になるよ
うに筐体10a(10b)上に配置するよりも、光送受
ユニット1a(1b)を小型化するために効果を奏す
る。
受光素子13a(13b)の配置は、発光素子11a
(11b)をそのレーザ光の発光方向が表示画面10
と、換言すればポリゴンミラー16a(16b)による
走査面と平行になるように筐体10a(10b)上に配
置するよりも、また受光素子13a(13b)をその受
光の指向性の方向が表示画面10と、換言すればポリゴ
ンミラー16a(16b)による走査面と平行になるよ
うに筐体10a(10b)上に配置するよりも、光送受
ユニット1a(1b)を小型化するために効果を奏す
る。
【0067】なお、本発明装置では上述の如く、発光素
子11a(11b)はそのレーザ光の発光方向がポリゴ
ンミラー16a(16b)による走査面と直交するよう
に、また受光素子13a(13b)もその受光の指向性
の方向がポリゴンミラー16a(16b)による走査面
と直交するようにそれぞれ配置されているが、ある程度
の角度、たとえば60°等の角度で交叉するように配置
しても同様の効果が発揮されることは言うまでもない。
子11a(11b)はそのレーザ光の発光方向がポリゴ
ンミラー16a(16b)による走査面と直交するよう
に、また受光素子13a(13b)もその受光の指向性
の方向がポリゴンミラー16a(16b)による走査面
と直交するようにそれぞれ配置されているが、ある程度
の角度、たとえば60°等の角度で交叉するように配置
しても同様の効果が発揮されることは言うまでもない。
【0068】ところで、図1に示されているように、再
帰性反射シート7は両光送受ユニット1a,1bが配置
されている辺を開口部とし、表示画面10を囲むように
して”U”字状に配置されている。更に、参照符号7
a,7bにて示されているように、両光送受ユニット1
a,1bから再帰性反射シート7への光の投射角度が小
さくなる部分、具体的には両光送受ユニット1a,1b
が配置されている辺と直交する2辺(図1上では上側の
辺と下側の辺)の両光送受ユニット1a,1bから遠い
部分には鋸歯状に再帰性反射シートが設置されている。
帰性反射シート7は両光送受ユニット1a,1bが配置
されている辺を開口部とし、表示画面10を囲むように
して”U”字状に配置されている。更に、参照符号7
a,7bにて示されているように、両光送受ユニット1
a,1bから再帰性反射シート7への光の投射角度が小
さくなる部分、具体的には両光送受ユニット1a,1b
が配置されている辺と直交する2辺(図1上では上側の
辺と下側の辺)の両光送受ユニット1a,1bから遠い
部分には鋸歯状に再帰性反射シートが設置されている。
【0069】このような再帰性反射シートの鋸歯状部分
7a,7bにより、たとえば光送受ユニット1bからの
投射光はPsの位置から再帰性反射シートの鋸歯状部分
7bの一端の位置P3まで走査が進むに伴って再帰性反
射シート7への入射角度が次第に小さくなるため反射光
量もそれに伴って低下する。しかし、再帰性反射シート
の鋸歯状部分7bの一端の位置P3から他端の位置P4
までの間は再帰性反射シートの鋸歯状部分7bにほぼ直
角に入射するので再帰性反射率のそれ以上の低下が回避
される。
7a,7bにより、たとえば光送受ユニット1bからの
投射光はPsの位置から再帰性反射シートの鋸歯状部分
7bの一端の位置P3まで走査が進むに伴って再帰性反
射シート7への入射角度が次第に小さくなるため反射光
量もそれに伴って低下する。しかし、再帰性反射シート
の鋸歯状部分7bの一端の位置P3から他端の位置P4
までの間は再帰性反射シートの鋸歯状部分7bにほぼ直
角に入射するので再帰性反射率のそれ以上の低下が回避
される。
【0070】図3は、MPU5と他の回路との関係を示
すブロック図である。ポリゴン制御回路4は、ポリゴン
ミラー16a,16bを回転させるパルスモータ21
と、パルスモータ21を駆動するパルスモータ駆動回路
22と、ポリゴンミラー16a,16bの回転角度のエ
ンコード信号を検出するエンコーダ23a,23bとを
有する。
すブロック図である。ポリゴン制御回路4は、ポリゴン
ミラー16a,16bを回転させるパルスモータ21
と、パルスモータ21を駆動するパルスモータ駆動回路
22と、ポリゴンミラー16a,16bの回転角度のエ
ンコード信号を検出するエンコーダ23a,23bとを
有する。
【0071】MPU5は、発光素子駆動回路2a,2b
に駆動制御信号を送り、その駆動制御信号に応じて発光
素子駆動回路2a,2bが駆動されて、発光素子11
a,11bの発光動作が制御される。受光信号検出回路
3a,3bは、受光素子13a,13bでの反射光の受
光信号をMPU5へ送る。また、MPU5は、パルスモ
ータ21を駆動するための駆動制御信号をパルスモータ
駆動回路22へ送る。エンコーダ23a,23bは、ポ
リゴンミラー16a,16bの回転角度のエンコード信
号を検出して、MPU5へ送る。MPU5は、受光素子
13a,13bからの受光信号及びエンコーダ23a,
23bからのエンコード信号に基づいて、遮断物(指示
物)の位置,大きさを計測し、その計測結果を表示装置
6に表示する。なお、表示装置6は表示画面10を兼用
することも可能である。
に駆動制御信号を送り、その駆動制御信号に応じて発光
素子駆動回路2a,2bが駆動されて、発光素子11
a,11bの発光動作が制御される。受光信号検出回路
3a,3bは、受光素子13a,13bでの反射光の受
光信号をMPU5へ送る。また、MPU5は、パルスモ
ータ21を駆動するための駆動制御信号をパルスモータ
駆動回路22へ送る。エンコーダ23a,23bは、ポ
リゴンミラー16a,16bの回転角度のエンコード信
号を検出して、MPU5へ送る。MPU5は、受光素子
13a,13bからの受光信号及びエンコーダ23a,
23bからのエンコード信号に基づいて、遮断物(指示
物)の位置,大きさを計測し、その計測結果を表示装置
6に表示する。なお、表示装置6は表示画面10を兼用
することも可能である。
【0072】また、MPU5は、計時機能を有する2つ
のタイマ(第1タイマ24aと第2タイマ24b)、及
び、想定される遮断物(指示物)の大きさの情報を記憶
しておくための読出し専用メモリ(ROM)25と書き
込み可能なメモリ(RAM)26とを内蔵している。
のタイマ(第1タイマ24aと第2タイマ24b)、及
び、想定される遮断物(指示物)の大きさの情報を記憶
しておくための読出し専用メモリ(ROM)25と書き
込み可能なメモリ(RAM)26とを内蔵している。
【0073】次に、本発明装置による位置検出動作につ
いて、その原理を示す図4の模式図を参照して説明す
る。但し、図4では光送受ユニット1a,1b、再帰性
反射シート7,表示画面10以外の構成部材は図示を省
略している。また、指示物として指を用いた場合を示し
ている。
いて、その原理を示す図4の模式図を参照して説明す
る。但し、図4では光送受ユニット1a,1b、再帰性
反射シート7,表示画面10以外の構成部材は図示を省
略している。また、指示物として指を用いた場合を示し
ている。
【0074】MPU5はポリゴン制御回路4を制御する
ことにより、光送受ユニット1a,1b内のポリゴンミ
ラー16a,16bを回転させて、発光素子11a,1
1bからのレーザ光を角的に走査する。この結果、再帰
性反射シート7からの反射光が受光素子13a,13b
に入射する。このようにして受光素子13a,13bに
入射した光の受光量は受光信号検出回路3a,3bの出
力である受光信号として得られる。なお、図4におい
て、θ0,φ0は両光送受ユニット1a,1bを結ぶ基
準線から再帰性反射シート7の端部までの角度を、θ
1,φ1は基準線から遮断物(指示物)の基準線側端部
までの角度を、θ2,φ2は基準線から遮断物(指示
物)の基準線と逆側端部までの角度をそれぞれ示してい
る。
ことにより、光送受ユニット1a,1b内のポリゴンミ
ラー16a,16bを回転させて、発光素子11a,1
1bからのレーザ光を角的に走査する。この結果、再帰
性反射シート7からの反射光が受光素子13a,13b
に入射する。このようにして受光素子13a,13bに
入射した光の受光量は受光信号検出回路3a,3bの出
力である受光信号として得られる。なお、図4におい
て、θ0,φ0は両光送受ユニット1a,1bを結ぶ基
準線から再帰性反射シート7の端部までの角度を、θ
1,φ1は基準線から遮断物(指示物)の基準線側端部
までの角度を、θ2,φ2は基準線から遮断物(指示
物)の基準線と逆側端部までの角度をそれぞれ示してい
る。
【0075】図5のタイミングチャートに、受光素子1
3a,13bでの受光信号の波形を示す。走査光の光路
に遮断物(指示物)が存在しないときには、再帰性反射
シート7からの反射光が受光素子13a,13bに入射
され、その光路に遮断物(指示物)が存在するときに
は、その反射光が受光素子13a,13bに入射されな
い。従って、図4に示されているような状態では,走査
角度が0°からθ0までの間では受光素子13aには反
射光は入射されず、走査角度がθ0からθ1までの間で
は受光素子13aに反射光が入射され、走査角度がθ1
からθ2までの間では受光素子13aに反射光が入射さ
れない。
3a,13bでの受光信号の波形を示す。走査光の光路
に遮断物(指示物)が存在しないときには、再帰性反射
シート7からの反射光が受光素子13a,13bに入射
され、その光路に遮断物(指示物)が存在するときに
は、その反射光が受光素子13a,13bに入射されな
い。従って、図4に示されているような状態では,走査
角度が0°からθ0までの間では受光素子13aには反
射光は入射されず、走査角度がθ0からθ1までの間で
は受光素子13aに反射光が入射され、走査角度がθ1
からθ2までの間では受光素子13aに反射光が入射さ
れない。
【0076】同様に、走査角度が0°からφ0までの間
では受光素子13bには反射光は入射されず、走査角度
がφ0からφ1までの間では受光素子13bに反射光が
入射され、走査角度がφ1からφ2までの間では受光素
子13bに反射光が入射されない。このような角度は、
受光信号の立ち上がりまたは立ち下がりのタイミングか
ら求められる(図5参照)。従って、指示物としての人
の指による遮断範囲を、dθ=θ2−θ1,dφ=φ2
−φ1として求めることができる。
では受光素子13bには反射光は入射されず、走査角度
がφ0からφ1までの間では受光素子13bに反射光が
入射され、走査角度がφ1からφ2までの間では受光素
子13bに反射光が入射されない。このような角度は、
受光信号の立ち上がりまたは立ち下がりのタイミングか
ら求められる(図5参照)。従って、指示物としての人
の指による遮断範囲を、dθ=θ2−θ1,dφ=φ2
−φ1として求めることができる。
【0077】なお、θ0及びφ0は、両光送受ユニット
1a,1bを結ぶ基準線と再帰性反射シート7の端部の
位置関係から既知であることは言うまでもない。
1a,1bを結ぶ基準線と再帰性反射シート7の端部の
位置関係から既知であることは言うまでもない。
【0078】次に、このようにして求めた遮断範囲か
ら、指示物(本例では指)の中心位置(指示位置)の座
標を求める処理について説明する。まず、三角測量に基
づく角度から直交座標への変換を説明する。図6に示す
ように、光送受ユニット1aの位置を原点O、表示画面
10の上辺,左辺をX軸,Y軸に設定し、基準線の長さ
(光送受ユニット1a,1b間の距離)をLとする。ま
た、光送受ユニット1bの位置をBとする。表示画面1
0上の指示物が指示した中心点P(Px,Py)が、光
送受ユニット1a,1bからX軸に対してθ,φの角度
でそれぞれ位置している場合、点PのX座標Px,Y座
標Pyの値は、三角測量の原理により、それぞれ以下の
(1),(2)式のように求めることができる。
ら、指示物(本例では指)の中心位置(指示位置)の座
標を求める処理について説明する。まず、三角測量に基
づく角度から直交座標への変換を説明する。図6に示す
ように、光送受ユニット1aの位置を原点O、表示画面
10の上辺,左辺をX軸,Y軸に設定し、基準線の長さ
(光送受ユニット1a,1b間の距離)をLとする。ま
た、光送受ユニット1bの位置をBとする。表示画面1
0上の指示物が指示した中心点P(Px,Py)が、光
送受ユニット1a,1bからX軸に対してθ,φの角度
でそれぞれ位置している場合、点PのX座標Px,Y座
標Pyの値は、三角測量の原理により、それぞれ以下の
(1),(2)式のように求めることができる。
【0079】 Px=(tanφ)÷(tanθ+tanφ)×L …(1) Py=(66nθ・tanφ)÷(tanθ+tanφ)×L …(2)
【0080】ところで、遮断物(指)には大きさがある
ので、検出した受光信号の立ち上がり/立ち上がりのタ
イミングでの検出角度を採用した場合、図7に示すよう
に、遮断物(指)Sのエッジ部の4点(図7のP1〜P
4)を検出することになる。これらの4点は何れも指示
した中心点(図7のPc)とは異なっている。そこで、
以下のようにして 中心点Pcの座標(Pcx,Pc
y)を求める。Px=Px(θ,φ),Py=Py
(θ,φ)とした場合に、Pcx,Pcyは、それぞれ
以下の(3),(4)式のように表せる。
ので、検出した受光信号の立ち上がり/立ち上がりのタ
イミングでの検出角度を採用した場合、図7に示すよう
に、遮断物(指)Sのエッジ部の4点(図7のP1〜P
4)を検出することになる。これらの4点は何れも指示
した中心点(図7のPc)とは異なっている。そこで、
以下のようにして 中心点Pcの座標(Pcx,Pc
y)を求める。Px=Px(θ,φ),Py=Py
(θ,φ)とした場合に、Pcx,Pcyは、それぞれ
以下の(3),(4)式のように表せる。
【0081】 Pcx=Pcx(θ1+dθ/2,φ1+dφ/2) …(3) Pcy=Pcy(θ1+dθ/2,φ1+dφ/2) …(4)
【0082】そこで、(3),(4)式で表されるθ1
+dθ/2,φ1+dφ/2を上記(1),(2)式の
θ,φとして代入することにより、指示された中心点P
cの座標を求めることができる。
+dθ/2,φ1+dφ/2を上記(1),(2)式の
θ,φとして代入することにより、指示された中心点P
cの座標を求めることができる。
【0083】なお、上述した例では、最初に角度の平均
値を求め、その角度の平均値を三角測量の変換式
(1),(2)に代入して、指示位置である中心点Pc
の座標を求めるようにしたが、最初に三角測量の変換式
(1),(2)に従って走査角度から4点P1〜P4の
直交座標を求め、求めた4点の座標値の平均を算出し
て、中心点Pcの座標を求めるようにすることも可能で
ある。また、視差、及び、指示位置の見易さを考慮し
て、指示位置である中心点Pcの座標を決定することも
可能である。
値を求め、その角度の平均値を三角測量の変換式
(1),(2)に代入して、指示位置である中心点Pc
の座標を求めるようにしたが、最初に三角測量の変換式
(1),(2)に従って走査角度から4点P1〜P4の
直交座標を求め、求めた4点の座標値の平均を算出し
て、中心点Pcの座標を求めるようにすることも可能で
ある。また、視差、及び、指示位置の見易さを考慮し
て、指示位置である中心点Pcの座標を決定することも
可能である。
【0084】ポリゴンミラー16a,16bの回転の走
査角速度が一定であれば、その走査角度は回転時間に比
例するので、時間を計時することにより走査角度の情報
を得ることができる。図8は、受光信号検出回路3aか
らの受光信号と、ポリゴンミラー16aの走査角度θ及
び走査時間Tとの関係を示すタイミングチャートであ
る。ポリゴンミラー16aの走査角速度が一定である場
合、その走査角速度をωとすると、走査角度θ及び走査
時間Tには、下記(5)式に示すような比例関係が成り
立つ。
査角速度が一定であれば、その走査角度は回転時間に比
例するので、時間を計時することにより走査角度の情報
を得ることができる。図8は、受光信号検出回路3aか
らの受光信号と、ポリゴンミラー16aの走査角度θ及
び走査時間Tとの関係を示すタイミングチャートであ
る。ポリゴンミラー16aの走査角速度が一定である場
合、その走査角速度をωとすると、走査角度θ及び走査
時間Tには、下記(5)式に示すような比例関係が成り
立つ。
【0085】θ=ω×T …(5)
【0086】よって、受光信号の立ち下がり,立ち上が
り時の角度θ1,θ2は、それぞれの走査時間t1,t
2と下記(6),(7)式の関係が成り立つ。
り時の角度θ1,θ2は、それぞれの走査時間t1,t
2と下記(6),(7)式の関係が成り立つ。
【0087】θ1=ω×t1 …(6) θ2=ω×t2 …(7)
【0088】従って、ポリゴンミラー16a,16bの
走査角速度が一定である場合には、時間情報を用いて、
指示物(指)の遮断範囲及び座標位置を計測することが
可能である。
走査角速度が一定である場合には、時間情報を用いて、
指示物(指)の遮断範囲及び座標位置を計測することが
可能である。
【0089】図9は、反射光が低レベルである時間間隔
を、MPU5に内蔵した第1タイマ24a及び第2タイ
マ24bを用いて測定する際のMPU5でのアルゴリズ
ムの一例を示すフローチャートである。MPU5は受光
信号検出回路3a,3bからの受光信号の変化を検知
し、そのレベルが低下するとこれらのタイマ24a,2
4bを起動させて計時動作を開始し、そのレベルが回復
するとタイマ24a,24bを停止させて計時動作を終
了する。
を、MPU5に内蔵した第1タイマ24a及び第2タイ
マ24bを用いて測定する際のMPU5でのアルゴリズ
ムの一例を示すフローチャートである。MPU5は受光
信号検出回路3a,3bからの受光信号の変化を検知
し、そのレベルが低下するとこれらのタイマ24a,2
4bを起動させて計時動作を開始し、そのレベルが回復
するとタイマ24a,24bを停止させて計時動作を終
了する。
【0090】MPU5はまず、受光信号検出回路3a,
3bからの受光信号の変化を調べ(ステップS1)、受
光信号検出回路3aからの受光信号に変化が生じたか否
かを判断する(ステップS2)。変化が生じていなけれ
ば(ステップS2でNO)、ステップS6に処理が進
む。変化が生じている場合には(ステップS2でYE
S)、MPU5はその受光信号のレベルが低いか否かを
判断し(ステップS3)、低いときには(ステップS3
でYES)第1タイマ24aを起動させ(ステップS
4)、高いときには(ステップS3でNO)第1タイマ
24aを停止させて(ステップS5)、ステップS6に
処理を進める。ステップS6においては、MPU5は受
光信号検出回路3bからの受光信号に変化が生じたか否
かを判断する。変化が生じていなければ(ステップS6
でNO)、処理はリターンする。変化が生じている場合
には(ステップS6でYES)、MPU5はその受光信
号のレベルが低いか否かを判断し(ステップS7)、低
いときには(ステップS7でYES)第2タイマ24b
を起動させ(ステップS8)、高いときには(ステップ
S7でNO)第2タイマ24bを停止させて(ステップ
S9)、処理はリターンする。
3bからの受光信号の変化を調べ(ステップS1)、受
光信号検出回路3aからの受光信号に変化が生じたか否
かを判断する(ステップS2)。変化が生じていなけれ
ば(ステップS2でNO)、ステップS6に処理が進
む。変化が生じている場合には(ステップS2でYE
S)、MPU5はその受光信号のレベルが低いか否かを
判断し(ステップS3)、低いときには(ステップS3
でYES)第1タイマ24aを起動させ(ステップS
4)、高いときには(ステップS3でNO)第1タイマ
24aを停止させて(ステップS5)、ステップS6に
処理を進める。ステップS6においては、MPU5は受
光信号検出回路3bからの受光信号に変化が生じたか否
かを判断する。変化が生じていなければ(ステップS6
でNO)、処理はリターンする。変化が生じている場合
には(ステップS6でYES)、MPU5はその受光信
号のレベルが低いか否かを判断し(ステップS7)、低
いときには(ステップS7でYES)第2タイマ24b
を起動させ(ステップS8)、高いときには(ステップ
S7でNO)第2タイマ24bを停止させて(ステップ
S9)、処理はリターンする。
【0091】また、本発明の装置では、計測した遮断範
囲から遮断物(指示物)の断面長を求めることも可能で
ある。図10は、この断面長計測の原理を示す模式図で
ある。図10において、D1,D2はそれぞれ光送受ユ
ニット1a,1bから見た遮断物Sの断面長である。ま
ず、光送受ユニット1a,1bの位置O(0,0),B
(L,0)から遮断物Sの中心点Pc(Pcx,Pc
y)までの距離OPc(r1),BPc(r2)が、下
記(8),(9)式の如く求められる。 OPc=r1=(Pcx2 +Pcy2 )1/2 …(8) BPc=r2={(L−Pcx)2 +Pcy2 }1/2 …(9)
囲から遮断物(指示物)の断面長を求めることも可能で
ある。図10は、この断面長計測の原理を示す模式図で
ある。図10において、D1,D2はそれぞれ光送受ユ
ニット1a,1bから見た遮断物Sの断面長である。ま
ず、光送受ユニット1a,1bの位置O(0,0),B
(L,0)から遮断物Sの中心点Pc(Pcx,Pc
y)までの距離OPc(r1),BPc(r2)が、下
記(8),(9)式の如く求められる。 OPc=r1=(Pcx2 +Pcy2 )1/2 …(8) BPc=r2={(L−Pcx)2 +Pcy2 }1/2 …(9)
【0092】断面長は距離と遮断角度の正弦値との積で
近似できるので、各断面長D1,D2は、下記(1
0),(11)式に従って計測可能である。
近似できるので、各断面長D1,D2は、下記(1
0),(11)式に従って計測可能である。
【0093】 D1=r1・sindθ =(Pcx2 +Pcy2 )1/2 ・sindθ …(10) D2=r2・sindφ ={(L−Pcx)2 +Pcy2 }1/2 ・sindφ …(11)
【0094】なお、θ,φ≒0である場合には、sin
dθ≒dθ≒tandθ,sindφ≒dφ≒tand
φと近似できるので、(10),(11)式においてs
indθ,sindφの代わりに、dθまたはtand
θ,dφまたはtandφとしても良い。
dθ≒dθ≒tandθ,sindφ≒dφ≒tand
φと近似できるので、(10),(11)式においてs
indθ,sindφの代わりに、dθまたはtand
θ,dφまたはtandφとしても良い。
【0095】ところで、1本の指またはペンにて位置指
定を行なっている場合に、誤って複数の指,手または肘
を表示画面10に突くことがある。このような場合に
は、誤検出として処理する必要がある。そこで、本発明
では、計測した断面長から遮断物の大きさ情報を求め、
求めた大きさ情報に基づいて、その遮断物が何であるか
を判定できるようにしている。図11は、遮断物の種類
を判定するアルゴリズムの一例を示すフローチャートで
ある。実際の算出した遮断物の大きさ情報と予め想定し
た複数の遮断物の大きさ情報とを比較することにより、
遮断物の種類を判定する。そして、その遮断物が1本の
指またはペン以外であることを判定した場合には、警告
フラグをオンにする。なお、想定した複数の遮断物の大
きさ情報は前述の如く、MPU5に内蔵されたROM2
5及びRAM26に予め格納されている。
定を行なっている場合に、誤って複数の指,手または肘
を表示画面10に突くことがある。このような場合に
は、誤検出として処理する必要がある。そこで、本発明
では、計測した断面長から遮断物の大きさ情報を求め、
求めた大きさ情報に基づいて、その遮断物が何であるか
を判定できるようにしている。図11は、遮断物の種類
を判定するアルゴリズムの一例を示すフローチャートで
ある。実際の算出した遮断物の大きさ情報と予め想定し
た複数の遮断物の大きさ情報とを比較することにより、
遮断物の種類を判定する。そして、その遮断物が1本の
指またはペン以外であることを判定した場合には、警告
フラグをオンにする。なお、想定した複数の遮断物の大
きさ情報は前述の如く、MPU5に内蔵されたROM2
5及びRAM26に予め格納されている。
【0096】まずMPU5は現在の遮断物の大きさ情報
を取得し(ステップS11)、その大きさが10cm以
下であるか否かを判断する(ステップS12)。10c
mより大きい場合には(ステップS12でNO)、MP
U5は手であると判定し(ステップS16)、警告フラ
グをオンにし(ステップS21)、処理はリターンす
る。10cm以下であれば(ステップS12でYE
S)、MPU5はその大きさが5cm以下であるか否か
を判断する(ステップS13)。5cmより大きい場合
には(ステップS13でNO)、MPU5は遮断物が握
りこぶしまたは肘であると判定し(ステップS17)、
警告フラグをオンにし(ステップS21)、処理はリタ
ーンする。5cm以下であれば(ステップS13でYE
S)、MPU5はその大きさが2cm以下であるか否か
を判断する(ステップS14)。2cmより大きい場合
には(ステップS14でNO)、MPU5は複数の指を
まとめていると判定し(ステップS18)、警告フラグ
をオンにし(ステップS21)、処理はリターンする。
2cm以下であれば(ステップS14でYES)、MP
U5はその大きさが0.5cm以下であるか否かを判断
する(ステップS15)。MPU5は、0.5cmより
大きい場合には(ステップS15でNO)、1本の指で
あると判定し(ステップS19)、0.5cm以下であ
る場合には(ステップS15でYES)、ペンであると
判定し(ステップS20)、処理はリターンする。
を取得し(ステップS11)、その大きさが10cm以
下であるか否かを判断する(ステップS12)。10c
mより大きい場合には(ステップS12でNO)、MP
U5は手であると判定し(ステップS16)、警告フラ
グをオンにし(ステップS21)、処理はリターンす
る。10cm以下であれば(ステップS12でYE
S)、MPU5はその大きさが5cm以下であるか否か
を判断する(ステップS13)。5cmより大きい場合
には(ステップS13でNO)、MPU5は遮断物が握
りこぶしまたは肘であると判定し(ステップS17)、
警告フラグをオンにし(ステップS21)、処理はリタ
ーンする。5cm以下であれば(ステップS13でYE
S)、MPU5はその大きさが2cm以下であるか否か
を判断する(ステップS14)。2cmより大きい場合
には(ステップS14でNO)、MPU5は複数の指を
まとめていると判定し(ステップS18)、警告フラグ
をオンにし(ステップS21)、処理はリターンする。
2cm以下であれば(ステップS14でYES)、MP
U5はその大きさが0.5cm以下であるか否かを判断
する(ステップS15)。MPU5は、0.5cmより
大きい場合には(ステップS15でNO)、1本の指で
あると判定し(ステップS19)、0.5cm以下であ
る場合には(ステップS15でYES)、ペンであると
判定し(ステップS20)、処理はリターンする。
【0097】このようにして、遮断物の種類が判定さ
れ、位置指定を行なう1本の指またはペン以外の遮断物
であることが判明すると警告フラグがオンとなってその
フラグ情報がMPU5から表示装置6へ転送される。こ
のフラグ情報が転送されると、MPU5から表示装置6
へ送られる検出位置のデータが無効にされると共に、表
示装置6の画面に警告マークが表示される。また、判定
した種類の結果を表示装置6に表示するようにした構成
も可能である。
れ、位置指定を行なう1本の指またはペン以外の遮断物
であることが判明すると警告フラグがオンとなってその
フラグ情報がMPU5から表示装置6へ転送される。こ
のフラグ情報が転送されると、MPU5から表示装置6
へ送られる検出位置のデータが無効にされると共に、表
示装置6の画面に警告マークが表示される。また、判定
した種類の結果を表示装置6に表示するようにした構成
も可能である。
【0098】なお、警告フラグがオンとなった際に、ブ
ザー音が鳴るような構成にしても良い。また、この際の
検出位置のデータの無効化の他の手法として、1本の指
またはペン以外の遮断物を判定した際に、MPU5から
表示装置6へ検出位置のデータを出力しないように制御
することも可能である。
ザー音が鳴るような構成にしても良い。また、この際の
検出位置のデータの無効化の他の手法として、1本の指
またはペン以外の遮断物を判定した際に、MPU5から
表示装置6へ検出位置のデータを出力しないように制御
することも可能である。
【0099】(第2の実施の形態)図12は、本発明装
置の第2の実施の形態の基本構成を示す模式図、また図
13はこの第2の実施の形態のブロック図である。図1
2,図13において、図1,図3と同一番号を付した部
分は同一の部材を示す。なお、図12においては、発光
素子駆動回路2a,2b、受光信号検出回路3a,3
b、ポリゴン制御回路4、表示装置6は図示を省略して
いる。
置の第2の実施の形態の基本構成を示す模式図、また図
13はこの第2の実施の形態のブロック図である。図1
2,図13において、図1,図3と同一番号を付した部
分は同一の部材を示す。なお、図12においては、発光
素子駆動回路2a,2b、受光信号検出回路3a,3
b、ポリゴン制御回路4、表示装置6は図示を省略して
いる。
【0100】本発明装置の第2の実施の形態では、表示
画面10上の検出すべき走査領域に対して、表示画面1
0に極めて近接させて、光送受ユニット1aについて2
個のタイミング検出用の受光素子31a及び32aと、
光送受ユニット1bについて2個のタイミング検出用の
受光素子31b及び32bとがそれぞれ設けられてい
る。なお、受光素子31a及び32aの受光面はそれぞ
れ光送受ユニット1a側に、受光素子31b及び32b
の受光面はそれぞれ光送受ユニット1b側に向けられて
いる。
画面10上の検出すべき走査領域に対して、表示画面1
0に極めて近接させて、光送受ユニット1aについて2
個のタイミング検出用の受光素子31a及び32aと、
光送受ユニット1bについて2個のタイミング検出用の
受光素子31b及び32bとがそれぞれ設けられてい
る。なお、受光素子31a及び32aの受光面はそれぞ
れ光送受ユニット1a側に、受光素子31b及び32b
の受光面はそれぞれ光送受ユニット1b側に向けられて
いる。
【0101】また、これらの各受光素子31a,32
a,31b,32bの受光量を電気信号に変換する受光
信号検出回路33a,34a,33b,34bが備えら
れている。なお、第2の実施の形態におけるポリゴン制
御回路4は、第1の実施の形態のようなエンコーダ23
a,23bを有しておらず、パルスモータ21及びパル
スモータ駆動回路22から構成されている。
a,31b,32bの受光量を電気信号に変換する受光
信号検出回路33a,34a,33b,34bが備えら
れている。なお、第2の実施の形態におけるポリゴン制
御回路4は、第1の実施の形態のようなエンコーダ23
a,23bを有しておらず、パルスモータ21及びパル
スモータ駆動回路22から構成されている。
【0102】検出すべき走査領域に入る直前に、光送受
ユニット1a,1bからのレーザ光が、走査方向上流側
に位置するタイミング検出用の受光素子31a,31b
に入射され、また、検出すべき走査領域から出た直後
に、光送受ユニット1a,1bからのレーザ光が、走査
方向下流側に位置するタイミング検出用の受光素子32
a,32bに入射される。
ユニット1a,1bからのレーザ光が、走査方向上流側
に位置するタイミング検出用の受光素子31a,31b
に入射され、また、検出すべき走査領域から出た直後
に、光送受ユニット1a,1bからのレーザ光が、走査
方向下流側に位置するタイミング検出用の受光素子32
a,32bに入射される。
【0103】このように、第2の実施の形態では、2個
1組の受光素子により、位置検出の開始及び終了のタイ
ミングを決定して、第1の実施の形態でのエンコーダ2
3a,23bがなくてもレーザ光の走査角度を検知でき
るようにしている。
1組の受光素子により、位置検出の開始及び終了のタイ
ミングを決定して、第1の実施の形態でのエンコーダ2
3a,23bがなくてもレーザ光の走査角度を検知でき
るようにしている。
【0104】図14は、本発明装置の第2の実施の形態
の動作を説明するためのタイミングチャートであり、図
14(a)は光送受ユニット1aの発光素子11aの発
光動作を、図14(b)は走査方向上流側に位置するタ
イミング検出用の受光素子31aでの受光量を表す受光
信号検出回路33aの受光信号を、図14(c)は光送
受ユニット1aの受光素子13aでの受光量を表す受光
信号検出回路3aの受光信号を、図14(d)は走査方
向下流側に位置するタイミング検出用の受光素子32a
での受光量を表す受光信号検出回路34aの受光信号
を、図14(e)はMPU5に内蔵したタイマの計時動
作をそれぞれ表している。
の動作を説明するためのタイミングチャートであり、図
14(a)は光送受ユニット1aの発光素子11aの発
光動作を、図14(b)は走査方向上流側に位置するタ
イミング検出用の受光素子31aでの受光量を表す受光
信号検出回路33aの受光信号を、図14(c)は光送
受ユニット1aの受光素子13aでの受光量を表す受光
信号検出回路3aの受光信号を、図14(d)は走査方
向下流側に位置するタイミング検出用の受光素子32a
での受光量を表す受光信号検出回路34aの受光信号
を、図14(e)はMPU5に内蔵したタイマの計時動
作をそれぞれ表している。
【0105】時点t0は電源をオンにしてポリゴンミラ
ー16aが回転を開始したタイミング、時点t1は発光
素子11aの発光動作を開始させたタイミング、時点t
2は受光素子31aにてレーザ光を受光し終えたタイミ
ング、時点t3は受光素子32aにてレーザ光を受光し
始めたタイミングである。時点t2,時点t3はそれぞ
れ走査開始,走査終了のタイミングとなり、時点t2か
ら受光素子13aの受光レベルは高くなり、時点t3で
そのレベルは低くなる。また、タイマは時点t2でカウ
ントを開始して時点t3でカウントを終了する。なお、
時点t4は遮断物(指示物)によって受光素子13aの
受光レベルが立ち下がるタイミング、時点t5はレーザ
光が遮断範囲を抜けて受光素子13aの受光レベルが立
ち上がるタイミングである。
ー16aが回転を開始したタイミング、時点t1は発光
素子11aの発光動作を開始させたタイミング、時点t
2は受光素子31aにてレーザ光を受光し終えたタイミ
ング、時点t3は受光素子32aにてレーザ光を受光し
始めたタイミングである。時点t2,時点t3はそれぞ
れ走査開始,走査終了のタイミングとなり、時点t2か
ら受光素子13aの受光レベルは高くなり、時点t3で
そのレベルは低くなる。また、タイマは時点t2でカウ
ントを開始して時点t3でカウントを終了する。なお、
時点t4は遮断物(指示物)によって受光素子13aの
受光レベルが立ち下がるタイミング、時点t5はレーザ
光が遮断範囲を抜けて受光素子13aの受光レベルが立
ち上がるタイミングである。
【0106】ポリゴンミラー16aの回転が安定した状
態で発光素子11aを駆動させ、光送受ユニット1aに
よって走査されたレーザ光が検出すべき領域に差しかか
るタイミングを受光素子31aでの受光タイミング(時
点t2)で検出し、その走査レーザ光が検出すべき領域
から抜け出るタイミングを受光素子32aでの受光タイ
ミング(時点t3)として検出する。受光素子31a,
32aの設置位置は既知であるので、この間で走査レー
ザ光を遮断する指またはペン等の遮断物(指示物)の位
置も計測できる。つまり、図14において、この時点t
2と時点t3との間で、受光素子13aの受光レベルが
立ち下がるタイミング(時点t4)から次の受光レベル
が立ち上がるタイミング(時点t5)までのタイマのカ
ウント値により、遮断領域及び遮断物(指示物)の中心
位置を計測できる。
態で発光素子11aを駆動させ、光送受ユニット1aに
よって走査されたレーザ光が検出すべき領域に差しかか
るタイミングを受光素子31aでの受光タイミング(時
点t2)で検出し、その走査レーザ光が検出すべき領域
から抜け出るタイミングを受光素子32aでの受光タイ
ミング(時点t3)として検出する。受光素子31a,
32aの設置位置は既知であるので、この間で走査レー
ザ光を遮断する指またはペン等の遮断物(指示物)の位
置も計測できる。つまり、図14において、この時点t
2と時点t3との間で、受光素子13aの受光レベルが
立ち下がるタイミング(時点t4)から次の受光レベル
が立ち上がるタイミング(時点t5)までのタイマのカ
ウント値により、遮断領域及び遮断物(指示物)の中心
位置を計測できる。
【0107】なお、光送受ユニット1b側での処理動作
は、上述した光送受ユニット1a側での処理動作と同様
であるので、その説明は省略する。
は、上述した光送受ユニット1a側での処理動作と同様
であるので、その説明は省略する。
【0108】(第3の実施の形態)図15は、本発明装
置の第3の実施の形態の基本構成を示す図である。図1
5において、図1と同一番号を付した部分は同一の部材
を示す。なお、発光素子駆動回路2a,2b、受光信号
検出回路3a,3b、ポリゴン制御回路4、MPU5、
表示装置6は図示を省略している。
置の第3の実施の形態の基本構成を示す図である。図1
5において、図1と同一番号を付した部分は同一の部材
を示す。なお、発光素子駆動回路2a,2b、受光信号
検出回路3a,3b、ポリゴン制御回路4、MPU5、
表示装置6は図示を省略している。
【0109】第3の実施の形態では、表示画面10上の
検出すべき走査領域に対して、表示画面10に極めて近
接させて、光送受ユニット1aについて2個のタイミン
グ検出用の再帰性反射体41a及び42aと、光送受ユ
ニット1bについて2個のタイミング検出用の再帰性反
射体41b及び42bとがそれぞれ設けられている。こ
れらの再帰性反射体41a,42a,41b,42b
は、再帰性反射シート7と同材質である。
検出すべき走査領域に対して、表示画面10に極めて近
接させて、光送受ユニット1aについて2個のタイミン
グ検出用の再帰性反射体41a及び42aと、光送受ユ
ニット1bについて2個のタイミング検出用の再帰性反
射体41b及び42bとがそれぞれ設けられている。こ
れらの再帰性反射体41a,42a,41b,42b
は、再帰性反射シート7と同材質である。
【0110】検出すべき走査領域に入る直前に、光送受
ユニット1a,1bからのレーザ光が、走査方向上流側
に位置するタイミング検出用の再帰性反射体41a,4
1bに反射され、その反射光が受光素子13a,13b
に入射され、また、検出すべき走査領域から出た直後
に、光送受ユニット1a,1bからのレーザ光が、走査
方向下流側に位置するタイミング検出用の再帰性反射体
42a,42bに反射され、その反射光が受光素子13
a,13bに入射される。
ユニット1a,1bからのレーザ光が、走査方向上流側
に位置するタイミング検出用の再帰性反射体41a,4
1bに反射され、その反射光が受光素子13a,13b
に入射され、また、検出すべき走査領域から出た直後
に、光送受ユニット1a,1bからのレーザ光が、走査
方向下流側に位置するタイミング検出用の再帰性反射体
42a,42bに反射され、その反射光が受光素子13
a,13bに入射される。
【0111】このように、第3の実施の形態では、2個
1組の再帰性反射体により、位置検出の開始及び終了の
タイミングを決定して、第1の実施の形態でのエンコー
ダ23a,23bがなくてもレーザ光の走査角度を検知
できるようにしている。なおこの際、これらの再帰性反
射体41a,41b,42a,42bは光送受ユニット
1a,1bに近接して設けられているので、これらから
の反射光は、再帰性反射シート7からの反射光に比べて
光の減衰が少なく、受光素子13a,13bにおける受
光レベルも大きくなる。
1組の再帰性反射体により、位置検出の開始及び終了の
タイミングを決定して、第1の実施の形態でのエンコー
ダ23a,23bがなくてもレーザ光の走査角度を検知
できるようにしている。なおこの際、これらの再帰性反
射体41a,41b,42a,42bは光送受ユニット
1a,1bに近接して設けられているので、これらから
の反射光は、再帰性反射シート7からの反射光に比べて
光の減衰が少なく、受光素子13a,13bにおける受
光レベルも大きくなる。
【0112】図16は、本発明装置の第3の実施の形態
のブロック図である。参照符号43は遮断検出用の第1
比較器であり、受光素子13aでの受光量を表す受光信
号検出回路3aからの受信信号のレベルを第1閾値レベ
ルと比較して、その比較結果を2値の信号でMPU5に
出力する。参照符号44は走査開始/終了検出用の第2
比較器であり、受光信号検出回路3aからの受信信号の
レベルを第1閾値レベルより高い第2閾値レベルと比較
して、その比較結果を2値の信号でMPU5に出力す
る。
のブロック図である。参照符号43は遮断検出用の第1
比較器であり、受光素子13aでの受光量を表す受光信
号検出回路3aからの受信信号のレベルを第1閾値レベ
ルと比較して、その比較結果を2値の信号でMPU5に
出力する。参照符号44は走査開始/終了検出用の第2
比較器であり、受光信号検出回路3aからの受信信号の
レベルを第1閾値レベルより高い第2閾値レベルと比較
して、その比較結果を2値の信号でMPU5に出力す
る。
【0113】図17は、本発明装置の第3の実施の形態
の動作を説明するためのタイミングチャートであり、図
17(a)は受光素子13aでの受光量を表す受光信号
検出回路3aからの受信信号、図17(b)は第1比較
器43の出力信号、図17(c)は第2比較器44の出
力信号をそれぞれ表している。また、破線W1は第1閾
値レベル、破線W2は第2閾値レベルを示す。
の動作を説明するためのタイミングチャートであり、図
17(a)は受光素子13aでの受光量を表す受光信号
検出回路3aからの受信信号、図17(b)は第1比較
器43の出力信号、図17(c)は第2比較器44の出
力信号をそれぞれ表している。また、破線W1は第1閾
値レベル、破線W2は第2閾値レベルを示す。
【0114】時点t0は再帰性反射体41aからの反射
光の受光を開始したタイミング、時点t1は再帰性反射
体41aからの反射光の受光が終了して再帰性反射シー
ト7からの反射光の受光を開始したタイミング、時点t
2は再帰性反射シート7からの反射光の受光が終了して
再帰性反射体42aからの反射光の受光を開始したタイ
ミング、時点t3は再帰性反射体42aからの反射光の
受光を終了したタイミングである。また、時点t4は遮
断物(指示物)によって受光素子13aの受光レベルが
立ち下がるタイミング、時点t5は走査レーザ光が遮断
範囲を抜けて受光素子13aの受光レベルが立ち上がる
タイミングである。時点t1,時点t2はそれぞれ走査
開始,走査終了のタイミングとなる。このような各タイ
ミングは、受光信号のレベルと第1閾値レベルW1及び
第2閾値レベルW2との比較結果に基づいて検出され
る。
光の受光を開始したタイミング、時点t1は再帰性反射
体41aからの反射光の受光が終了して再帰性反射シー
ト7からの反射光の受光を開始したタイミング、時点t
2は再帰性反射シート7からの反射光の受光が終了して
再帰性反射体42aからの反射光の受光を開始したタイ
ミング、時点t3は再帰性反射体42aからの反射光の
受光を終了したタイミングである。また、時点t4は遮
断物(指示物)によって受光素子13aの受光レベルが
立ち下がるタイミング、時点t5は走査レーザ光が遮断
範囲を抜けて受光素子13aの受光レベルが立ち上がる
タイミングである。時点t1,時点t2はそれぞれ走査
開始,走査終了のタイミングとなる。このような各タイ
ミングは、受光信号のレベルと第1閾値レベルW1及び
第2閾値レベルW2との比較結果に基づいて検出され
る。
【0115】なお、光送受ユニット1a側での処理動作
について説明したが、光送受ユニット1b側での処理動
作は、この光送受ユニット1a側での処理動作と同様で
あるので、その説明は省略する。
について説明したが、光送受ユニット1b側での処理動
作は、この光送受ユニット1a側での処理動作と同様で
あるので、その説明は省略する。
【0116】なお、上述した例では、距離の違いによる
光減衰の差に応じて、再帰性反射体41a,41b,4
2a,42bからの反射光と再帰性反射シート7からの
反射光とを区別するようにしたが、再帰性反射体41
a,42a,41b,42bの反射率を再帰性反射シー
ト7の反射率より高く設定しておくようにして、これら
の反射光をより明確に区別することも可能である。
光減衰の差に応じて、再帰性反射体41a,41b,4
2a,42bからの反射光と再帰性反射シート7からの
反射光とを区別するようにしたが、再帰性反射体41
a,42a,41b,42bの反射率を再帰性反射シー
ト7の反射率より高く設定しておくようにして、これら
の反射光をより明確に区別することも可能である。
【0117】このように本発明装置の第3の実施の形態
では、受光素子13a,13bでの受光量の変化を調べ
ることにより、走査開始と走査終了とのタイミングの基
準信号を生成することができ、検出素子を新たに増やす
ことなく、分解能を一定に保つことができる。
では、受光素子13a,13bでの受光量の変化を調べ
ることにより、走査開始と走査終了とのタイミングの基
準信号を生成することができ、検出素子を新たに増やす
ことなく、分解能を一定に保つことができる。
【0118】(第4の実施の形態)図18(a)は、本
発明装置の第4の実施の形態の基本構成を示す平面図、
図18(b)は図18(a)のA−A′線における断面
図である。図18において、図1と同一番号を付した部
分は同一の部材を示す。なお、発光素子駆動回路2a,
2b、受光信号検出回路3a,3b、ポリゴン制御回路
4、MPU5、表示装置6は図示を省略している。
発明装置の第4の実施の形態の基本構成を示す平面図、
図18(b)は図18(a)のA−A′線における断面
図である。図18において、図1と同一番号を付した部
分は同一の部材を示す。なお、発光素子駆動回路2a,
2b、受光信号検出回路3a,3b、ポリゴン制御回路
4、MPU5、表示装置6は図示を省略している。
【0119】第4の実施の形態では、表示画面10の外
側に再帰性反射シート7を覆うように、庇状の遮蔽体5
1を、表示画面10の視野が妨げられない位置まで設け
ている。これによって、この庇状の遮蔽体51と再帰性
反射シート7との間に、指等の遮断物(指定物)が入れ
ない遮断不可能領域Dが形成される。このような構成に
より、表示画面10の辺縁部を含む如何なる位置に遮断
物(指定物)が存在していても、この遮断不可能領域D
からの反射光の受光タイミングを、走査開始/終了の基
準タイミングとすることができる。
側に再帰性反射シート7を覆うように、庇状の遮蔽体5
1を、表示画面10の視野が妨げられない位置まで設け
ている。これによって、この庇状の遮蔽体51と再帰性
反射シート7との間に、指等の遮断物(指定物)が入れ
ない遮断不可能領域Dが形成される。このような構成に
より、表示画面10の辺縁部を含む如何なる位置に遮断
物(指定物)が存在していても、この遮断不可能領域D
からの反射光の受光タイミングを、走査開始/終了の基
準タイミングとすることができる。
【0120】ところで、図18(b)に参照符号Pで示
されているのは光送受ユニット1aから投射されたレー
ザービームの断面である。ここに示されているように、
本発明装置では、光送受ユニット1a,1bから投射さ
れるレーザービームは表示画面10の表面に平行な方向
(走査方向)に偏平な、たとえば表示画面10の表面に
平行な方向を長軸とする楕円形状の断面を有する。その
理由は、再帰性反射シート7の構成にある。
されているのは光送受ユニット1aから投射されたレー
ザービームの断面である。ここに示されているように、
本発明装置では、光送受ユニット1a,1bから投射さ
れるレーザービームは表示画面10の表面に平行な方向
(走査方向)に偏平な、たとえば表示画面10の表面に
平行な方向を長軸とする楕円形状の断面を有する。その
理由は、再帰性反射シート7の構成にある。
【0121】図19(a)は再帰性反射シート7の反射
面側の構成を示す模式図である。ここに示されているよ
うに、再帰性反射シート7の反射面は多数の球レンズ7
00が表示画面10の表面と平行な方向、即ちレーザー
ビームの走査方向に配列して構成されており、これらの
各球レンズ700は図19(b)に示されているような
入射角度と相対反射率との関係を有しているため、両光
送受ユニット1a,1bから投射されるレーザービーム
の走査方向の幅がある程度以上に大きくない場合には有
効な反射光量が得られないためである。
面側の構成を示す模式図である。ここに示されているよ
うに、再帰性反射シート7の反射面は多数の球レンズ7
00が表示画面10の表面と平行な方向、即ちレーザー
ビームの走査方向に配列して構成されており、これらの
各球レンズ700は図19(b)に示されているような
入射角度と相対反射率との関係を有しているため、両光
送受ユニット1a,1bから投射されるレーザービーム
の走査方向の幅がある程度以上に大きくない場合には有
効な反射光量が得られないためである。
【0122】但し、再帰性反射シート7の各球レンズ7
00が十分に小さい場合には逆に、レーザービームの走
査方向の幅を小さくして解像度を高くすることも可能で
ある。しかしそのような場合にも、十分な反射光量を得
るためにはレーザービームの断面積を大きくする必要が
あるので、走査方法と直交する方向(表示画面10の表
面と直交する方向)の幅を大きくした偏平断面のレーザ
ービームを使用することが望ましい。
00が十分に小さい場合には逆に、レーザービームの走
査方向の幅を小さくして解像度を高くすることも可能で
ある。しかしそのような場合にも、十分な反射光量を得
るためにはレーザービームの断面積を大きくする必要が
あるので、走査方法と直交する方向(表示画面10の表
面と直交する方向)の幅を大きくした偏平断面のレーザ
ービームを使用することが望ましい。
【0123】図20は、第4の実施の形態における受光
素子13aでの受光量を表す受光信号検出回路3aから
の受信信号の例を示すタイミングチャートである。
素子13aでの受光量を表す受光信号検出回路3aから
の受信信号の例を示すタイミングチャートである。
【0124】図20(a)は遮断物(指定物)が存在し
ない場合の受信信号、図20(b)は遮断物(指定物)
が表示画面10の辺縁部(図18(a)でC1の領域)
に存在する場合の受信信号、図20(c)は遮断物(指
定物)が表示画面10の中央部(図18(a)でC2の
領域)に存在する場合の受信信号、図20(d)は遮断
物(指定物)が表示画面10の辺縁部(図18(a)で
C3の領域)に存在する場合の受信信号をそれぞれ表
す。表示画面10の辺縁部に遮断物(指定物)が存在す
る場合においても、受信信号には確実に立ち上がりと立
ち下がりとが存在することを示している。なお、受光素
子13bを有する光送受ユニット1b側での処理動作
は、上述した受光素子13aを有する光送受ユニット1
a側での処理動作と同様であるので、その説明は省略す
る。
ない場合の受信信号、図20(b)は遮断物(指定物)
が表示画面10の辺縁部(図18(a)でC1の領域)
に存在する場合の受信信号、図20(c)は遮断物(指
定物)が表示画面10の中央部(図18(a)でC2の
領域)に存在する場合の受信信号、図20(d)は遮断
物(指定物)が表示画面10の辺縁部(図18(a)で
C3の領域)に存在する場合の受信信号をそれぞれ表
す。表示画面10の辺縁部に遮断物(指定物)が存在す
る場合においても、受信信号には確実に立ち上がりと立
ち下がりとが存在することを示している。なお、受光素
子13bを有する光送受ユニット1b側での処理動作
は、上述した受光素子13aを有する光送受ユニット1
a側での処理動作と同様であるので、その説明は省略す
る。
【0125】また、この第4の実施の形態に示したよう
な庇状の遮蔽体51を設けることにより、再帰性反射シ
ート7からの乱反射光の成分を低減する効果、及び、外
乱光の反射光が受光素子13a,13bへ入射すること
を低減する効果も期待できる。
な庇状の遮蔽体51を設けることにより、再帰性反射シ
ート7からの乱反射光の成分を低減する効果、及び、外
乱光の反射光が受光素子13a,13bへ入射すること
を低減する効果も期待できる。
【0126】(第5の実施の形態)図21は、本発明装
置の第5の実施の形態のブロック図である。図21にお
いて、図3,図13と同一部分には同一番号を付してそ
の説明を省略する。受光素子13aと受信信号検出回路
3aとの間、受光素子13bと受信信号検出回路3bと
の間にACカップリング61a,61bを設けている。
また、発光素子駆動回路2aと受信信号検出回路3aと
の間、発光素子駆動回路2bと受信信号検出回路3bと
の間にXOR(排他的論理和)回路62a,62bを設
けている。
置の第5の実施の形態のブロック図である。図21にお
いて、図3,図13と同一部分には同一番号を付してそ
の説明を省略する。受光素子13aと受信信号検出回路
3aとの間、受光素子13bと受信信号検出回路3bと
の間にACカップリング61a,61bを設けている。
また、発光素子駆動回路2aと受信信号検出回路3aと
の間、発光素子駆動回路2bと受信信号検出回路3bと
の間にXOR(排他的論理和)回路62a,62bを設
けている。
【0127】第5の実施の形態では、受光素子13a,
13bで検出する反射光の受光信号をAC結合にするよ
うにしたので、このAC結合によって定常光成分を取り
除くため、外乱ノイズに強い構成を実現できる。また、
発光パルス信号と反射光の受信信号とのXOR(排他的
論理和)をとるようにしたので、遮断範囲のみの受信パ
ルス信号を検出することができ、このパルス信号をカウ
ントして遮断時間を計測することができる。
13bで検出する反射光の受光信号をAC結合にするよ
うにしたので、このAC結合によって定常光成分を取り
除くため、外乱ノイズに強い構成を実現できる。また、
発光パルス信号と反射光の受信信号とのXOR(排他的
論理和)をとるようにしたので、遮断範囲のみの受信パ
ルス信号を検出することができ、このパルス信号をカウ
ントして遮断時間を計測することができる。
【0128】図22は、第5の実施の形態の動作を説明
するためのタイミングチャートであり、図22(a)は
走査方向上流側に位置するタイミング検出用の受光素子
31aの受光量を表す受光信号検出回路33aの受信信
号、図22(b)は走査方向下流側に位置するタイミン
グ検出用の受光素子32aの受光量を表す受光信号検出
回路34aの受信信号、図22(c)は発光素子11a
の発光パルス信号、図22(d)は受光素子13aの受
光量を表す受光信号検出回路3aの受光信号、図22
(e)はXOR回路62aの出力信号をそれぞれ表して
いる。
するためのタイミングチャートであり、図22(a)は
走査方向上流側に位置するタイミング検出用の受光素子
31aの受光量を表す受光信号検出回路33aの受信信
号、図22(b)は走査方向下流側に位置するタイミン
グ検出用の受光素子32aの受光量を表す受光信号検出
回路34aの受信信号、図22(c)は発光素子11a
の発光パルス信号、図22(d)は受光素子13aの受
光量を表す受光信号検出回路3aの受光信号、図22
(e)はXOR回路62aの出力信号をそれぞれ表して
いる。
【0129】受光信号検出回路33aの受信信号の高レ
ベルに応じて走査開始のタイミングを検出してパルス駆
動を開始し、そのパルス数を計数する。また、受光信号
検出回路34aの受信信号の高レベルに応じて走査終了
のタイミングを検出してパルス駆動を停止する。そし
て、XOR回路62aの出力信号のパルス数を計数する
ことにより、遮断範囲を計測することができる。
ベルに応じて走査開始のタイミングを検出してパルス駆
動を開始し、そのパルス数を計数する。また、受光信号
検出回路34aの受信信号の高レベルに応じて走査終了
のタイミングを検出してパルス駆動を停止する。そし
て、XOR回路62aの出力信号のパルス数を計数する
ことにより、遮断範囲を計測することができる。
【0130】例えば、表示画面10が対角40インチ相
当である場合、対角線で100cm先での分解能を0.
5cm程度とすると、必要な角度分解能は5mradで
ある。ここで、5角形のポリゴンミラーを使用する場
合、最大でも144度の走査角度となる。よって、1回
の走査あたりの分割数は、下記(12)式のように求ま
る。 {(π/2)/0.005}×(144/90)=502 …(12) そして、1秒間に200ポイントずつの検出を行なうた
めの最低周波数は、下記(13)式のように求まる。 502×200=100400(Hz)=100.4(kHz)…(13) この条件を満足すれば、パルス数と走査角度とが1対1
で対応することになり、所望の分解能での角度検出処理
を単純化できる。
当である場合、対角線で100cm先での分解能を0.
5cm程度とすると、必要な角度分解能は5mradで
ある。ここで、5角形のポリゴンミラーを使用する場
合、最大でも144度の走査角度となる。よって、1回
の走査あたりの分割数は、下記(12)式のように求ま
る。 {(π/2)/0.005}×(144/90)=502 …(12) そして、1秒間に200ポイントずつの検出を行なうた
めの最低周波数は、下記(13)式のように求まる。 502×200=100400(Hz)=100.4(kHz)…(13) この条件を満足すれば、パルス数と走査角度とが1対1
で対応することになり、所望の分解能での角度検出処理
を単純化できる。
【0131】次に、発光素子11a,11bでのパルス
発光の制御について説明する。MPU5から発光素子駆
動回路2a,2bに送る駆動制御信号のパルスの空白時
間を制御することにより、発光素子11a,11bから
の平均放射エネルギを少なくできる。図23は、パルス
発光のタイミング信号を示すタイミングチャートであ
り、図23(a)に示す例では図23(b)に示す例に
比べてパルスの空白時間が長い。また、図24(a),
(b)に、図23(a),(b)のそれぞれのパルスパ
ターンにおける走査レーザ光の放射状態を示す。パルス
発光の空白時間を広げるようにすれば、デューティ比が
下がり、平均放射エネルギを少なくできる。
発光の制御について説明する。MPU5から発光素子駆
動回路2a,2bに送る駆動制御信号のパルスの空白時
間を制御することにより、発光素子11a,11bから
の平均放射エネルギを少なくできる。図23は、パルス
発光のタイミング信号を示すタイミングチャートであ
り、図23(a)に示す例では図23(b)に示す例に
比べてパルスの空白時間が長い。また、図24(a),
(b)に、図23(a),(b)のそれぞれのパルスパ
ターンにおける走査レーザ光の放射状態を示す。パルス
発光の空白時間を広げるようにすれば、デューティ比が
下がり、平均放射エネルギを少なくできる。
【0132】また、発光素子11a,11bでのパルス
発光の平均放射エネルギを少なくできる他の制御例のタ
イミングチャートを図25に示す。図25(a)は、標
準状態のパルス発光のタイミング信号を示す。図25
(b)は、周期は変えずに1回の発光時間を少なくした
例である。また、図25(c)は、周期は変えずに1回
の発光強度を小さくした例である。
発光の平均放射エネルギを少なくできる他の制御例のタ
イミングチャートを図25に示す。図25(a)は、標
準状態のパルス発光のタイミング信号を示す。図25
(b)は、周期は変えずに1回の発光時間を少なくした
例である。また、図25(c)は、周期は変えずに1回
の発光強度を小さくした例である。
【0133】次に、発光素子11a,11bでのパルス
発光の開始タイミングをずらせる制御例について、図2
6のタイミングチャートを参照して説明する。例えば、
最初のレーザ光走査では図26(a)に示すようなタイ
ミングで走査を行ない、次のレーザ光走査では、図26
(b)に示すように周期は同じであるが開始タイミング
を前回よりTd分だけ遅らせたタイミングで走査を行な
う。図27に、図26(a),(b)のそれぞれのパル
スパターンにおける走査レーザ光の放射状態を合成して
示す。時間的にTd分だけすらせているので、ポリゴン
ミラーの走査角速度をωとした場合に、dθ=ω・Td
だけずれた走査角度を実現できる。このようなタイミン
グずれを設定することにより、レーザ光走査がまばらに
なった場合にも、遮断物(指示物)を検出できない領域
をなくして高い検出精度を保つことができる。
発光の開始タイミングをずらせる制御例について、図2
6のタイミングチャートを参照して説明する。例えば、
最初のレーザ光走査では図26(a)に示すようなタイ
ミングで走査を行ない、次のレーザ光走査では、図26
(b)に示すように周期は同じであるが開始タイミング
を前回よりTd分だけ遅らせたタイミングで走査を行な
う。図27に、図26(a),(b)のそれぞれのパル
スパターンにおける走査レーザ光の放射状態を合成して
示す。時間的にTd分だけすらせているので、ポリゴン
ミラーの走査角速度をωとした場合に、dθ=ω・Td
だけずれた走査角度を実現できる。このようなタイミン
グずれを設定することにより、レーザ光走査がまばらに
なった場合にも、遮断物(指示物)を検出できない領域
をなくして高い検出精度を保つことができる。
【0134】次に、走査パルスの周波数を、遮断物(指
示物)の存在の有無に応じてダイナミックに変化させる
制御例について説明する。一定時間内に遮断物(指示
物)の存在を検出しないうちは、発光時間を一定に保ち
ながら走査パルスの周波数を1/2に低下させる。一
方、遮断物(指示物)を検出すると、発光時間を一定に
保ちながら走査パルスの周波数を2倍に上げる。このよ
うな制御を繰り返すことにより、遮断物(指示物)の有
無に応じて、発光のデューティ比を1/2倍または2倍
ずつ変化させていく。但し、走査パルスの最小周波数は
最低分解能8cm相当の6.25kHz、その最大周波
数は最低分解能0.25cm相当の200kHzとし
て、これらの最小周波数及び最大周波数を超えることが
ないようにしている。
示物)の存在の有無に応じてダイナミックに変化させる
制御例について説明する。一定時間内に遮断物(指示
物)の存在を検出しないうちは、発光時間を一定に保ち
ながら走査パルスの周波数を1/2に低下させる。一
方、遮断物(指示物)を検出すると、発光時間を一定に
保ちながら走査パルスの周波数を2倍に上げる。このよ
うな制御を繰り返すことにより、遮断物(指示物)の有
無に応じて、発光のデューティ比を1/2倍または2倍
ずつ変化させていく。但し、走査パルスの最小周波数は
最低分解能8cm相当の6.25kHz、その最大周波
数は最低分解能0.25cm相当の200kHzとし
て、これらの最小周波数及び最大周波数を超えることが
ないようにしている。
【0135】図28は、このような走査パルスの周波数
制御のアルゴリズムを示すフローチャートである。ま
ず、一定時間内に遮断物(指示物)を検出したか否かを
判断する(ステップS31)。検出した場合には(ステ
ップS31でYES)、発光時間を一定に保ったまま現
在の走査パルスの周波数を2倍にして(ステップS3
2)、ステップS34に処理が進む。一方、検出しなか
った場合には(ステップS31でNO)、発光時間を一
定に保ったまま現在の走査パルスの周波数を1/2倍に
して(ステップS33)、ステップS34に処理が進
む。変更後の周波数が6.25kHzより小さいか否か
を判断する(ステップS34)。6.25kHzより小
さい場合には(ステップS34でYES)、周波数を
6.25kHzに設定して(ステップS36)、リター
ンする。6.25kHz以上である場合には(ステップ
S34でNO)、変更後の周波数が200kHzより大
きいか否かを判断する(ステップS35)。200kH
zより大きい場合には(ステップS35でYES)、周
波数を200kHzに設定して(ステップS37)、リ
ターンする。200kHz以下である場合には(ステッ
プS35でNO)、そのままリターンする。
制御のアルゴリズムを示すフローチャートである。ま
ず、一定時間内に遮断物(指示物)を検出したか否かを
判断する(ステップS31)。検出した場合には(ステ
ップS31でYES)、発光時間を一定に保ったまま現
在の走査パルスの周波数を2倍にして(ステップS3
2)、ステップS34に処理が進む。一方、検出しなか
った場合には(ステップS31でNO)、発光時間を一
定に保ったまま現在の走査パルスの周波数を1/2倍に
して(ステップS33)、ステップS34に処理が進
む。変更後の周波数が6.25kHzより小さいか否か
を判断する(ステップS34)。6.25kHzより小
さい場合には(ステップS34でYES)、周波数を
6.25kHzに設定して(ステップS36)、リター
ンする。6.25kHz以上である場合には(ステップ
S34でNO)、変更後の周波数が200kHzより大
きいか否かを判断する(ステップS35)。200kH
zより大きい場合には(ステップS35でYES)、周
波数を200kHzに設定して(ステップS37)、リ
ターンする。200kHz以下である場合には(ステッ
プS35でNO)、そのままリターンする。
【0136】以上のような発光素子11a,11bでの
パルス発光の制御を行なうことによって、本発明の光学
式位置検出装置では、必要に応じた検出分解能を達成で
きると共に、低消費電力化を実現できる。
パルス発光の制御を行なうことによって、本発明の光学
式位置検出装置では、必要に応じた検出分解能を達成で
きると共に、低消費電力化を実現できる。
【0137】ところで、上述の各実施例において共通の
構成であるが、両光送受ユニット1a,1bは表示画面
10の短辺に沿って、且つある程度距離を置いて配置さ
れている。以下にそれらの理由について説明する。
構成であるが、両光送受ユニット1a,1bは表示画面
10の短辺に沿って、且つある程度距離を置いて配置さ
れている。以下にそれらの理由について説明する。
【0138】三角測量においては一般的には測量の基準
線が長ければ長いほど、精度は向上することが知られて
いる。しかし、測量対象が極めて遠い場合または逆に極
めて近い場合には誤差が大きいことも事実である。測量
対象が極めて遠い場合には基準線を長くすることにより
精度が向上するが、測量対象が極めて近い場合には基準
線を逆に短くすることにより精度が向上する。本発明装
置では、このような三角測量の欠点に鑑み、両光送受ユ
ニット1a,1bを結ぶ基準線を表示画面10の辺から
ある程度離すこと、また表示画面10以上の遠方の測量
を行なう必要はないので、近い部分の測量精度を向上さ
せる目的で表示画面10の短辺に沿って両光送受ユニッ
ト1a,1bを配置している。
線が長ければ長いほど、精度は向上することが知られて
いる。しかし、測量対象が極めて遠い場合または逆に極
めて近い場合には誤差が大きいことも事実である。測量
対象が極めて遠い場合には基準線を長くすることにより
精度が向上するが、測量対象が極めて近い場合には基準
線を逆に短くすることにより精度が向上する。本発明装
置では、このような三角測量の欠点に鑑み、両光送受ユ
ニット1a,1bを結ぶ基準線を表示画面10の辺から
ある程度離すこと、また表示画面10以上の遠方の測量
を行なう必要はないので、近い部分の測量精度を向上さ
せる目的で表示画面10の短辺に沿って両光送受ユニッ
ト1a,1bを配置している。
【0139】ところで、両光送受ユニット1a,1bを
結ぶ基準線と表示画面10の一辺(本発明装置では表示
画面10の短辺)との間の距離dは下記(14)式を満
足するように設定する。
結ぶ基準線と表示画面10の一辺(本発明装置では表示
画面10の短辺)との間の距離dは下記(14)式を満
足するように設定する。
【0140】 dθ≦4δd(1/(L2 +2δL)) ・・・(14) 但し、dθ:測定精度(ビームの拡がり角度) δ:検出精度(本発明装置では5mm) L:基準線長(両光送受ユニット間の距離)
【0141】式(14)をdに関して変形すると下記
(15)式が求まる。
(15)式が求まる。
【0142】d≧dθ×L2 /4δ ・・・(15)
【0143】本発明装置では、検出精度δは5mm程度、
基準線長Lは500mm程度、測定精度dθは受光信号の
AD変換のクロックで決定されるが2.5ミリラジアン
程度になり、結果的にはdは10mm程度が適正な値とな
る。但し、この値は表示画面10の大きさ、ビームの拡
がり角度、換言すればどの程度の測定精度を要求するか
等に依存することは言うまでもない。
基準線長Lは500mm程度、測定精度dθは受光信号の
AD変換のクロックで決定されるが2.5ミリラジアン
程度になり、結果的にはdは10mm程度が適正な値とな
る。但し、この値は表示画面10の大きさ、ビームの拡
がり角度、換言すればどの程度の測定精度を要求するか
等に依存することは言うまでもない。
【0144】前述のように本発明装置においては、両光
送受ユニット1a,1bから遠く且つ再帰性反射シート
7への投射光の入射角度が小さくなる部分には鋸歯状部
分7a,7bを設けて反射効率の向上を図っている。し
かし、両光送受ユニット1a,1bから再帰性反射シー
ト7までは距離が一定でないこと、及び上述のような再
帰性反射シート7に鋸歯状部分7a,7bがあること、
更に湾曲部分もあること等の理由により、両受光素子1
3a,13bの受光量は一定にはならない。しかし、両
受光素子13a,13bでの受光量は可能な限り一定で
あることがその5の信号処理においても望ましいし、消
費電力削減の見地からも好ましい。
送受ユニット1a,1bから遠く且つ再帰性反射シート
7への投射光の入射角度が小さくなる部分には鋸歯状部
分7a,7bを設けて反射効率の向上を図っている。し
かし、両光送受ユニット1a,1bから再帰性反射シー
ト7までは距離が一定でないこと、及び上述のような再
帰性反射シート7に鋸歯状部分7a,7bがあること、
更に湾曲部分もあること等の理由により、両受光素子1
3a,13bの受光量は一定にはならない。しかし、両
受光素子13a,13bでの受光量は可能な限り一定で
あることがその5の信号処理においても望ましいし、消
費電力削減の見地からも好ましい。
【0145】このような観点から、受光素子13a,1
3bに入力される受光量を一定するための構成について
説明する。
3bに入力される受光量を一定するための構成について
説明する。
【0146】図29は、受光素子13a(13b)によ
る受光量を一定に制御するために、発光素子11a(1
1b)による発光強度を制御する構成例を示すブロック
図である。具体的には、発光素子11a(11b)によ
る発光強度を、反射光量が多い走査角においては小さく
し、反射光量が少ない走査角においては大きくする。
る受光量を一定に制御するために、発光素子11a(1
1b)による発光強度を制御する構成例を示すブロック
図である。具体的には、発光素子11a(11b)によ
る発光強度を、反射光量が多い走査角においては小さく
し、反射光量が少ない走査角においては大きくする。
【0147】図29において、受光素子13a(13
b)で受光された反射光はその光量に応じた信号は受光
信号検出回路3a(3b)によりデジタル信号に変換さ
れてMPU5に入力される。MPU5は、この受光信号
検出回路3a(3b)から入力されたデジタル信号の値
を予め定められている閾値と比較し、受光信号検出回路
3a(3b)から入力されたデジタル信号の値が閾値よ
り大である場合には発光素子11a(11b)からの発
光強度を低下させる制御信号CSを、逆に受光信号検出
回路3a(3b)から入力されたデジタル信号の値が閾
値より小である場合には発光素子11a(11b)から
の発光強度を増大させる制御信号CSを出力する。
b)で受光された反射光はその光量に応じた信号は受光
信号検出回路3a(3b)によりデジタル信号に変換さ
れてMPU5に入力される。MPU5は、この受光信号
検出回路3a(3b)から入力されたデジタル信号の値
を予め定められている閾値と比較し、受光信号検出回路
3a(3b)から入力されたデジタル信号の値が閾値よ
り大である場合には発光素子11a(11b)からの発
光強度を低下させる制御信号CSを、逆に受光信号検出
回路3a(3b)から入力されたデジタル信号の値が閾
値より小である場合には発光素子11a(11b)から
の発光強度を増大させる制御信号CSを出力する。
【0148】上述のMPU5から出力される制御信号C
Sは勿論デジタル信号であるので、これを電流変換回路
51a(51b)によりアナログの駆動信号DCに変換
して安定電流回路52a(52b)に供給して安定化
し、発光素子11a(11b)を発光させる。なお、電
流変換回路51a(51b)及び安定電流回路52a
(52b)により発光素子11a(11b)の駆動回路
50a(50b)が構成される。
Sは勿論デジタル信号であるので、これを電流変換回路
51a(51b)によりアナログの駆動信号DCに変換
して安定電流回路52a(52b)に供給して安定化
し、発光素子11a(11b)を発光させる。なお、電
流変換回路51a(51b)及び安定電流回路52a
(52b)により発光素子11a(11b)の駆動回路
50a(50b)が構成される。
【0149】以上のようなMPU5による制御により、
受光素子13a(13b)での受光量が所定値になるよ
うに常時発光素子11a(11b)からの発光強度が制
御される。
受光素子13a(13b)での受光量が所定値になるよ
うに常時発光素子11a(11b)からの発光強度が制
御される。
【0150】図30は発光素子11a(11b)の発光
強度を制御する他の構成例を示すブロック図である。こ
の構成例では、MPU5から制御信号CSを出力して駆
動回路50a(50b)を制御し、発光素子11a(1
1b)の発光強度を制御することは同様である。しか
し、上述の構成例では受光信号検出回路3a(3b)で
の受光量をモニタしてフィードバック制御しているのに
対して、この構成例ではポリゴンミラー16a(16
b)の回転角同期信号発生回路49a(49b)が発生
する回転角同期信号ASに対応して発光素子11a(1
1b)の発光強度を制御する。
強度を制御する他の構成例を示すブロック図である。こ
の構成例では、MPU5から制御信号CSを出力して駆
動回路50a(50b)を制御し、発光素子11a(1
1b)の発光強度を制御することは同様である。しか
し、上述の構成例では受光信号検出回路3a(3b)で
の受光量をモニタしてフィードバック制御しているのに
対して、この構成例ではポリゴンミラー16a(16
b)の回転角同期信号発生回路49a(49b)が発生
する回転角同期信号ASに対応して発光素子11a(1
1b)の発光強度を制御する。
【0151】具体的には、MPU5は、図31のタイミ
ングチャートに示されているように、回転角同期信号発
生回路49a(49b)が発生する回転角同期信号AS
を読み込み、光送受ユニット1a,1bから遠い部分を
走査する角度である期間には発光素子11a(11b)
での発光強度を大きくするような御信号CSを出力し、
光送受ユニット1a,1bから近い部分を走査する角度
である期間には発光素子11a(11b)での発光強度
を小さくするような御信号CSを出力する。このような
MPU5による制御により、受光素子13a(13b)
での受光量がほぼ一定値になるように発光素子11a
(11b)からの発光強度が制御される。
ングチャートに示されているように、回転角同期信号発
生回路49a(49b)が発生する回転角同期信号AS
を読み込み、光送受ユニット1a,1bから遠い部分を
走査する角度である期間には発光素子11a(11b)
での発光強度を大きくするような御信号CSを出力し、
光送受ユニット1a,1bから近い部分を走査する角度
である期間には発光素子11a(11b)での発光強度
を小さくするような御信号CSを出力する。このような
MPU5による制御により、受光素子13a(13b)
での受光量がほぼ一定値になるように発光素子11a
(11b)からの発光強度が制御される。
【0152】上述のような発光素子11a(11b)の
発光強度を制御する構成に変えて、受光素子13a(1
3b)での受光量を増幅する構成も可能である。図32
はそのような場合の構成例を示すブロック図である。
発光強度を制御する構成に変えて、受光素子13a(1
3b)での受光量を増幅する構成も可能である。図32
はそのような場合の構成例を示すブロック図である。
【0153】この構成例では、受光素子13a(13
b)による受光量の信号(アナログ信号)をアンプ53
a(53b)により増幅して受光信号検出回路3a(3
b)に与えるように構成されている。なお、アンプ53
a(53b)の増幅率はMPU5から制御信号CS1を
与えることにより制御可能である。また、MPU5には
回転角同期信号発生回路49a(49b)が出力する回
転角同期信号ASも与えられている。
b)による受光量の信号(アナログ信号)をアンプ53
a(53b)により増幅して受光信号検出回路3a(3
b)に与えるように構成されている。なお、アンプ53
a(53b)の増幅率はMPU5から制御信号CS1を
与えることにより制御可能である。また、MPU5には
回転角同期信号発生回路49a(49b)が出力する回
転角同期信号ASも与えられている。
【0154】このような構成では、上述の図31に示さ
れている構成と同様に、MPU5は、回転角同期信号発
生回路49a(49b)が発生する回転角同期信号AS
を読み込み、光送受ユニット1a,1bから遠い部分を
走査する角度である期間にはアンプ53a(53b)で
の増幅率を大きくするような御信号CS1を出力し、光
送受ユニット1a,1bから近い部分を走査する角度で
ある期間にはアンプ53a(53b)での増幅率を小さ
くするような御信号CS1を出力する。このようなMP
U5による制御により、受光信号検出回路3a(3b)
に入力される受光信号のレベルがほぼ一定値になる。
れている構成と同様に、MPU5は、回転角同期信号発
生回路49a(49b)が発生する回転角同期信号AS
を読み込み、光送受ユニット1a,1bから遠い部分を
走査する角度である期間にはアンプ53a(53b)で
の増幅率を大きくするような御信号CS1を出力し、光
送受ユニット1a,1bから近い部分を走査する角度で
ある期間にはアンプ53a(53b)での増幅率を小さ
くするような御信号CS1を出力する。このようなMP
U5による制御により、受光信号検出回路3a(3b)
に入力される受光信号のレベルがほぼ一定値になる。
【0155】ところで、上述の図30及び図32に示さ
れている構成例では、図31に示されているような比較
的単純なパターンを使用して発光素子11a(11b)
の発光強度またはアンプ53a(53b)の増幅率を制
御しているが、表示画面10上に遮断物Sが無い状態で
の受光素子13a(13b)による実際の反射光量をモ
ニタしてそのポリゴンミラー16a(16b)の回転角
との対応をパターン化して予め記憶しておき、爾後はこ
の記憶されたパターンと受光素子13a(13b)での
実際の受光量とを比較し、差分の情報を得ることにより
遮断物Sの検出を行なうようにしてもよい。
れている構成例では、図31に示されているような比較
的単純なパターンを使用して発光素子11a(11b)
の発光強度またはアンプ53a(53b)の増幅率を制
御しているが、表示画面10上に遮断物Sが無い状態で
の受光素子13a(13b)による実際の反射光量をモ
ニタしてそのポリゴンミラー16a(16b)の回転角
との対応をパターン化して予め記憶しておき、爾後はこ
の記憶されたパターンと受光素子13a(13b)での
実際の受光量とを比較し、差分の情報を得ることにより
遮断物Sの検出を行なうようにしてもよい。
【0156】図33はそのような構成例を示すブロック
図である。図33において、受光素子13a(13b)
での受光量は受光信号検出回路3a(3b)によりデジ
タル信号に変換される。MPU5はこの受光信号検出回
路3a(3b)による変換結果を回転角同期信号発生回
路49a(49b)が発生する回転角同期信号ASに同
期して受光量パターンメモリ54に記憶させる。この受
光量パターンメモリ54は図3に示されているRAM2
6を使用してもよい。
図である。図33において、受光素子13a(13b)
での受光量は受光信号検出回路3a(3b)によりデジ
タル信号に変換される。MPU5はこの受光信号検出回
路3a(3b)による変換結果を回転角同期信号発生回
路49a(49b)が発生する回転角同期信号ASに同
期して受光量パターンメモリ54に記憶させる。この受
光量パターンメモリ54は図3に示されているRAM2
6を使用してもよい。
【0157】このような構成では、回転角同期信号発生
回路49a(49b)が発生する回転角同期信号ASを
基準として受光素子13a(13b)での1走査の間の
受光量のデジタルデータが受光量パターンとして得ら
れ、それが受光量パターンメモリ54に記憶される。従
って、たとえば本発明装置の電源が投入された場合等の
表示画面10上に遮断物Sが無い状態における受光量パ
ターンを受光量パターンメモリ54に記憶しておき、爾
後の受光素子13a(13b)での受光量を受光信号検
出回路3a(3b)でデジタル化したデータと比較して
差分を検出することにより、遮断物Sの存在を検出する
ことが可能になる。
回路49a(49b)が発生する回転角同期信号ASを
基準として受光素子13a(13b)での1走査の間の
受光量のデジタルデータが受光量パターンとして得ら
れ、それが受光量パターンメモリ54に記憶される。従
って、たとえば本発明装置の電源が投入された場合等の
表示画面10上に遮断物Sが無い状態における受光量パ
ターンを受光量パターンメモリ54に記憶しておき、爾
後の受光素子13a(13b)での受光量を受光信号検
出回路3a(3b)でデジタル化したデータと比較して
差分を検出することにより、遮断物Sの存在を検出する
ことが可能になる。
【0158】更に、図34に示されているような構成を
採ることも可能である。この構成例では、上述同様に、
たとえば本発明装置の電源が投入された場合等の表示画
面10上に遮断物Sが無い状態における受光量パターン
を受光量パターンメモリ54に記憶しておく。そして、
爾後の受光素子13a(13b)での受光量を比較器5
5a(55b)に与えると共に、MPU5は受光量パタ
ーンメモリ54に記憶されている受光量パターンのデー
タをA/Dコンバータ56a(56b)によりアナログ
信号に変換して比較器55a(55b)に与える。この
結果、比較器55a(55b)では、受光素子13a
(13b)からの受光信号と受光量パターンメモリ54
から読み出された受光量パターンのデータをアナログ信
号に変換した信号とが比較され、その差分がMPU5に
入力される。
採ることも可能である。この構成例では、上述同様に、
たとえば本発明装置の電源が投入された場合等の表示画
面10上に遮断物Sが無い状態における受光量パターン
を受光量パターンメモリ54に記憶しておく。そして、
爾後の受光素子13a(13b)での受光量を比較器5
5a(55b)に与えると共に、MPU5は受光量パタ
ーンメモリ54に記憶されている受光量パターンのデー
タをA/Dコンバータ56a(56b)によりアナログ
信号に変換して比較器55a(55b)に与える。この
結果、比較器55a(55b)では、受光素子13a
(13b)からの受光信号と受光量パターンメモリ54
から読み出された受光量パターンのデータをアナログ信
号に変換した信号とが比較され、その差分がMPU5に
入力される。
【0159】従って、MPU5は比較器55a(55
b)から与えられる差分の信号に従って遮断物Sの存在
を検出することが可能になる。
b)から与えられる差分の信号に従って遮断物Sの存在
を検出することが可能になる。
【0160】ところで、本発明装置では前述のように再
帰性反射シート7からの反射光量が少ない走査角度があ
るが、上述のような発光素子11a,11bの発光強度
を制御する手法を採ることによりその解決が可能であ
る。しかし、安全性の問題から発光素子11a,11b
の発光強度を上げられない場合もある。そこで、以下で
は発光素子11a,11bの発光強度を通常の状態とそ
の約半分に低下させた状態とに切り換える場合について
説明する。
帰性反射シート7からの反射光量が少ない走査角度があ
るが、上述のような発光素子11a,11bの発光強度
を制御する手法を採ることによりその解決が可能であ
る。しかし、安全性の問題から発光素子11a,11b
の発光強度を上げられない場合もある。そこで、以下で
は発光素子11a,11bの発光強度を通常の状態とそ
の約半分に低下させた状態とに切り換える場合について
説明する。
【0161】また、前述の図2に示されているように、
本発明装置では光送受ユニット1a(又は1b)におい
て、発光素子11a(又は11b)から投射されたレー
ザービームはポリゴンミラー16a(又は16b)で反
射されて受光素子13a(又は13b)に直接入力され
るタイミングがある。これを利用することにより、走査
開始の検出に特別な手段が不要になるので、コストダウ
ンが可能になる。
本発明装置では光送受ユニット1a(又は1b)におい
て、発光素子11a(又は11b)から投射されたレー
ザービームはポリゴンミラー16a(又は16b)で反
射されて受光素子13a(又は13b)に直接入力され
るタイミングがある。これを利用することにより、走査
開始の検出に特別な手段が不要になるので、コストダウ
ンが可能になる。
【0162】具体的には、直接受光素子13a(13
b)に入射する走査光は光強度が高いので、比較レベル
の違う2 つ以上の比較手段を用意して受光素子13a
(13b)の出力を比較し、比較的高レベルの比較手段
の比較結果出力を走査開始信号として利用する。走査光
が遮断された時間を計測するためには、走査開始信号を
時間計測の開始トリガとする時間計測手段を設ける。ま
たは、受光素子13a(13b)の出力を比較的低レベ
ルの比較手段の比較結果出力に応じて時間計測を開始す
る。
b)に入射する走査光は光強度が高いので、比較レベル
の違う2 つ以上の比較手段を用意して受光素子13a
(13b)の出力を比較し、比較的高レベルの比較手段
の比較結果出力を走査開始信号として利用する。走査光
が遮断された時間を計測するためには、走査開始信号を
時間計測の開始トリガとする時間計測手段を設ける。ま
たは、受光素子13a(13b)の出力を比較的低レベ
ルの比較手段の比較結果出力に応じて時間計測を開始す
る。
【0163】走査速度の変動が誤差の原因となるため、
その解消は重要な課題である。走査速度変動の影響を無
くすためには、走査開始信号のインターバルを計測する
手段を設け、計測したインタバルを基準として走査光の
遮断時間を補正することにより誤差を解消する。
その解消は重要な課題である。走査速度変動の影響を無
くすためには、走査開始信号のインターバルを計測する
手段を設け、計測したインタバルを基準として走査光の
遮断時間を補正することにより誤差を解消する。
【0164】以下、具体的に説明する。図35に発光素
子11a(11b)の駆動回路50a(50b)の構成
を示すブロック図を示す。駆動回路50a(50b)は
高レベル駆動のドライバ50H,低レベル駆動のドライ
バ50L及びスイッチ50Sから構成されている。MP
U5からON/OFF信号が両ドライバ50H,50L
に与えられ、発光強度切り換え信号SSがスイッチ50
Sに与えられる。このような構成により、発光素子11
a(11b)の駆動電流のオン/オフと発光強度の2段
階の切り換えとが制御される。なお、この図35に示さ
れている構成は公知の回路にて構成することができる。
子11a(11b)の駆動回路50a(50b)の構成
を示すブロック図を示す。駆動回路50a(50b)は
高レベル駆動のドライバ50H,低レベル駆動のドライ
バ50L及びスイッチ50Sから構成されている。MP
U5からON/OFF信号が両ドライバ50H,50L
に与えられ、発光強度切り換え信号SSがスイッチ50
Sに与えられる。このような構成により、発光素子11
a(11b)の駆動電流のオン/オフと発光強度の2段
階の切り換えとが制御される。なお、この図35に示さ
れている構成は公知の回路にて構成することができる。
【0165】図36に発光強度切り替えによるマージン
の増加(S/Nの向上)の例を説明するための波形図を
示す。図36(a)は発光素子11a(11b)の発光
強度の切り換えを行なわずに常時同一発光強度で走査を
行なった場合の受光素子13a(13b)での受信信号
のレベルを、図36(b)は発光素子11a(11b)
の発光強度の切り換えを上述の構成により2段階で行な
って走査を行なった場合の受光素子13a(13b)で
の受信信号のレベルをそれぞれ示している。
の増加(S/Nの向上)の例を説明するための波形図を
示す。図36(a)は発光素子11a(11b)の発光
強度の切り換えを行なわずに常時同一発光強度で走査を
行なった場合の受光素子13a(13b)での受信信号
のレベルを、図36(b)は発光素子11a(11b)
の発光強度の切り換えを上述の構成により2段階で行な
って走査を行なった場合の受光素子13a(13b)で
の受信信号のレベルをそれぞれ示している。
【0166】発光強度を切り換えない図36(a)に示
されている場合は再帰性反射体からの反射光量が次第に
低下し、やがて上昇する。ここで、ほぼ中央部において
大きくレベルが低下している部分が遮断物Sに起因する
波形である。ここで注意すべきは、遮断物Sにより受光
素子13a(13b)での受光信号レベルが低下してい
るが、その”0”レベルに対するマージンM1は極めて
小さい(S/Nが悪い)ことである。
されている場合は再帰性反射体からの反射光量が次第に
低下し、やがて上昇する。ここで、ほぼ中央部において
大きくレベルが低下している部分が遮断物Sに起因する
波形である。ここで注意すべきは、遮断物Sにより受光
素子13a(13b)での受光信号レベルが低下してい
るが、その”0”レベルに対するマージンM1は極めて
小さい(S/Nが悪い)ことである。
【0167】一方、発光強度を切り換える図36(b)
に示されている場合は再帰性反射体からの反射光量が次
第に低下し、やがて上昇すること自体は同様であるが、
反射光量が最も低下する部分までのL1で示されている
区間は低レベル駆動のドライバ50Lによる走査が行な
われ、反射光量が最も低下するHで示されている区間は
高レベル駆動のドライバ50Hによる走査が行なわれ、
その後のL2で示されている区間は低レベル駆動のドラ
イバ50Lによる走査が行なわれる。従って、Hで示さ
れている反射光量が最も低下するが高レベル駆動のドラ
イバ50Hによる走査が行なわれる区間に遮断物Sが存
在する場合には、高レベル駆動のドライバ50Hの走査
による高い受光信号レベルにおいて図36(a)とほぼ
同程度のレベルの低下が生じる。しかしここで注意すべ
きは、図36(b)では、遮断物Sにより受光信号レベ
ルの低下の際の”0”レベルに対するマージン2は図3
6(a)の場合に比してかなり大きい(S/Nが良い)
ことである。
に示されている場合は再帰性反射体からの反射光量が次
第に低下し、やがて上昇すること自体は同様であるが、
反射光量が最も低下する部分までのL1で示されている
区間は低レベル駆動のドライバ50Lによる走査が行な
われ、反射光量が最も低下するHで示されている区間は
高レベル駆動のドライバ50Hによる走査が行なわれ、
その後のL2で示されている区間は低レベル駆動のドラ
イバ50Lによる走査が行なわれる。従って、Hで示さ
れている反射光量が最も低下するが高レベル駆動のドラ
イバ50Hによる走査が行なわれる区間に遮断物Sが存
在する場合には、高レベル駆動のドライバ50Hの走査
による高い受光信号レベルにおいて図36(a)とほぼ
同程度のレベルの低下が生じる。しかしここで注意すべ
きは、図36(b)では、遮断物Sにより受光信号レベ
ルの低下の際の”0”レベルに対するマージン2は図3
6(a)の場合に比してかなり大きい(S/Nが良い)
ことである。
【0168】図37に受光信号検出回路3a(3b)の
構成例のブロック図を示す。受光素子13a(13b)
からの受光信号は受光信号検出回路3a(3b)のアン
プ57で増幅された後に二つのコンパレータ58H,5
8Lに与えられる。これらのコンパレータ58H,58
Lは比較基準が異なる。コンパレータ58Hは比較的高
い基準電圧VHを有し、その出力は走査開始信号SSS
としてMPU5に与えられる。一方、コンパレータ58
Lは比較的低い基準電圧VLを有し、その出力は光走査
遮断検出信号SCSとしてMPU5に与えられる。
構成例のブロック図を示す。受光素子13a(13b)
からの受光信号は受光信号検出回路3a(3b)のアン
プ57で増幅された後に二つのコンパレータ58H,5
8Lに与えられる。これらのコンパレータ58H,58
Lは比較基準が異なる。コンパレータ58Hは比較的高
い基準電圧VHを有し、その出力は走査開始信号SSS
としてMPU5に与えられる。一方、コンパレータ58
Lは比較的低い基準電圧VLを有し、その出力は光走査
遮断検出信号SCSとしてMPU5に与えられる。
【0169】前述のように、また図2に示されているよ
うに、本発明装置では光送受ユニット1a,1bの配置
はそれぞれの走査光が走査開始時に再帰性反射シート7
を経由せずに直接自身の受光素子13a,13bに入射
するタイミングがある。従って、図38(a)の受光信
号レベルのタイミングチャートに示すように、ポリゴン
ミラー16a,16bを回転させて光走査する場合、走
査光がポリゴンミラー16a,16bで反射して直接受
光素子13a,13bに入射した場合の反射光量は発光
素子11a,11bからの投射光量のほぼ80%であ
る。
うに、本発明装置では光送受ユニット1a,1bの配置
はそれぞれの走査光が走査開始時に再帰性反射シート7
を経由せずに直接自身の受光素子13a,13bに入射
するタイミングがある。従って、図38(a)の受光信
号レベルのタイミングチャートに示すように、ポリゴン
ミラー16a,16bを回転させて光走査する場合、走
査光がポリゴンミラー16a,16bで反射して直接受
光素子13a,13bに入射した場合の反射光量は発光
素子11a,11bからの投射光量のほぼ80%であ
る。
【0170】これに対して、同じく図38(a)に示さ
れているように、再帰性反射シート7で一旦反射した後
に受光素子13a,13bに入射した場合の投射光量は
発光素子11a,11bからの投射光量のほぼ30%で
ある。このような観点から、コンパレータ58H基準電
圧VLを発光素子11a,11bからの投射光量の80
%と30%との中間に設定すれば、図38(a)に示さ
れているような閾値THが設定されることになるので、
閾値THより高いレベルの部分を検出することにより、
図38(b)に示されているように、発光素子11a,
11bからの投射光のポリゴンミラー16a,16bで
の直接の反射光を走査開始信号として得ることが可能に
なる。
れているように、再帰性反射シート7で一旦反射した後
に受光素子13a,13bに入射した場合の投射光量は
発光素子11a,11bからの投射光量のほぼ30%で
ある。このような観点から、コンパレータ58H基準電
圧VLを発光素子11a,11bからの投射光量の80
%と30%との中間に設定すれば、図38(a)に示さ
れているような閾値THが設定されることになるので、
閾値THより高いレベルの部分を検出することにより、
図38(b)に示されているように、発光素子11a,
11bからの投射光のポリゴンミラー16a,16bで
の直接の反射光を走査開始信号として得ることが可能に
なる。
【0171】図39に1つの光走査遮断時間計測系の時
間設定・時間計測部の構成例のブロック図を示す。この
例では、3つの時間測定用のタイマ(第1測定タイマ5
9a,第3測定タイマ59b,第3測定タイマ59c)
と2つの時間設定用タイマ(第1設定タイマ59d,第
2設定タイマ59d)が備えられており、それぞれに対
してMPU5により測定時間の読み出し、時間設定等の
制御が行われる。
間設定・時間計測部の構成例のブロック図を示す。この
例では、3つの時間測定用のタイマ(第1測定タイマ5
9a,第3測定タイマ59b,第3測定タイマ59c)
と2つの時間設定用タイマ(第1設定タイマ59d,第
2設定タイマ59d)が備えられており、それぞれに対
してMPU5により測定時間の読み出し、時間設定等の
制御が行われる。
【0172】走査開始信号SSSは第1測定タイマ59
aに入力され、走査開始信号SSSのインターバル時間
を測定する。光走査遮断検出信号SCSは第2測定タイ
マ59b及び第3測定タイマ59cに入力され、非遮断
時間と遮断時間とを測定する。第1設定タイマ59d及
び第2設定タイマ59eの出力は前述の図35に示され
ているように駆動回路50a(50b)に与えられて発
光強度切り換え信号SSとなる。
aに入力され、走査開始信号SSSのインターバル時間
を測定する。光走査遮断検出信号SCSは第2測定タイ
マ59b及び第3測定タイマ59cに入力され、非遮断
時間と遮断時間とを測定する。第1設定タイマ59d及
び第2設定タイマ59eの出力は前述の図35に示され
ているように駆動回路50a(50b)に与えられて発
光強度切り換え信号SSとなる。
【0173】図40は、1回の光走査のタイミングにつ
いての時間の関係を示すタイミングチャートである。な
お、原理的にはtx(x=1,2…)を使用して本発明
装置による種々の測定が行なわれるが、tx' またはt
x''で代用することも可能である。
いての時間の関係を示すタイミングチャートである。な
お、原理的にはtx(x=1,2…)を使用して本発明
装置による種々の測定が行なわれるが、tx' またはt
x''で代用することも可能である。
【0174】(1)走査開始周期(測定:t1) ポリゴンミラー16a,16bの、換言すればそれらを
回転させているモーターの回転変動を補正するために、
1回の光走査の周期が測定される。但し、t1,t1'
またはt1'' の内のいずれかを測定できればよい。 t1:走査開始信号SSSのLレベルの時間 t1' :走査開始信号SSSの1周期の時間 t1'':走査光が再帰性反射シート7での反射の開始か
ら終了までの時間
回転させているモーターの回転変動を補正するために、
1回の光走査の周期が測定される。但し、t1,t1'
またはt1'' の内のいずれかを測定できればよい。 t1:走査開始信号SSSのLレベルの時間 t1' :走査開始信号SSSの1周期の時間 t1'':走査光が再帰性反射シート7での反射の開始か
ら終了までの時間
【0175】(2)遮断物Sの位置(測定:t2) 光走査開始から遮断物Sの位置までの時間。但し、t2
またはt2' の内のいずれかを測定できればよい。 t2:走査光が再帰性反射シート7で反射を開始してか
ら遮断物Sの位置までの時間 t2' :走査開始信号SSSから遮断物Sの位置までの
時間
またはt2' の内のいずれかを測定できればよい。 t2:走査光が再帰性反射シート7で反射を開始してか
ら遮断物Sの位置までの時間 t2' :走査開始信号SSSから遮断物Sの位置までの
時間
【0176】(3)遮断物Sの幅(測定:t3) 遮断物Sの幅の時間。 t3:走査光が遮断物Sにより遮光されている時間 t3' :走査光が再帰性反射シート7で反射を開始して
から遮断物Sによる遮光終了までの時間 t3'':走査開始信号SSSから遮断物Sによる遮光終
了までの時間
から遮断物Sによる遮光終了までの時間 t3'':走査開始信号SSSから遮断物Sによる遮光終
了までの時間
【0177】(4)レーザーパワーアップ(出力:t
4) 走査開始から走査光のパワー(発光強度)をハイレベル
に上げるまでの時間 t4:走査開始信号SSSをトリガとして測定を開始 t4' :走査光の再帰性反射シート7による反射の開始
をトリガとして測定を開始する
4) 走査開始から走査光のパワー(発光強度)をハイレベル
に上げるまでの時間 t4:走査開始信号SSSをトリガとして測定を開始 t4' :走査光の再帰性反射シート7による反射の開始
をトリガとして測定を開始する
【0178】(5)レーザーパワーダウン(出力:t
5) 走査光のパワー(発光強度)をハイレベルに上げてから
ローレベルに下げるまでの時間 t5:t4終了時をトリガとして測定を開始する t5' :走査光の再帰性反射シート7による反射の開始
をトリガとして測定を開始する t5'':走査開始信号SSSをトリガとして測定を開始
する
5) 走査光のパワー(発光強度)をハイレベルに上げてから
ローレベルに下げるまでの時間 t5:t4終了時をトリガとして測定を開始する t5' :走査光の再帰性反射シート7による反射の開始
をトリガとして測定を開始する t5'':走査開始信号SSSをトリガとして測定を開始
する
【0179】ポリゴンミラー16a,16bの回転変動
に関しては以下に示す方法で補正を行う。
に関しては以下に示す方法で補正を行う。
【0180】(1)走査開始から遮断物Sの検出までの
時間 t2(t2' )/t1(t1' ort1'')×k(定数)
時間 t2(t2' )/t1(t1' ort1'')×k(定数)
【0181】(2)遮断物Sの幅の時間 t3((t3' −t2)or(t3''−t2' ))/t1
(t1' ort1'') × k(定数)
(t1' ort1'') × k(定数)
【0182】以上のようにして本発明装置では、走査開
始を検出する特別な検出手段を使用することなしに、種
々の時間情報を得ることが可能であり、これらから遮断
物Sによる遮断位置,大きさ等を求めることが可能にな
る。
始を検出する特別な検出手段を使用することなしに、種
々の時間情報を得ることが可能であり、これらから遮断
物Sによる遮断位置,大きさ等を求めることが可能にな
る。
【0183】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の光学式位
置検出装置では、指示物によって生じる走査光の遮断範
囲を計測するようにしたので、指示物の大きさを考慮し
た正しい指示位置を精度良く検出できる、指示物の種類
を判定して、所定の指示物ではない物体による誤検出を
防止できる等、本発明は優れた効果を奏する。
置検出装置では、指示物によって生じる走査光の遮断範
囲を計測するようにしたので、指示物の大きさを考慮し
た正しい指示位置を精度良く検出できる、指示物の種類
を判定して、所定の指示物ではない物体による誤検出を
防止できる等、本発明は優れた効果を奏する。
【0184】また、本発明の光学式位置検出装置によれ
ば、発光手段及び受光手段の配置が、光走査手段による
走査光が発光手段及び受光手段に付随する構成要素に遮
られれないように考慮されているため、光走査手段によ
る走査光が走査領域方向へ十分に走査される。
ば、発光手段及び受光手段の配置が、光走査手段による
走査光が発光手段及び受光手段に付随する構成要素に遮
られれないように考慮されているため、光走査手段によ
る走査光が走査領域方向へ十分に走査される。
【0185】更に、本発明の光学式位置検出装置によれ
ば、発光手段及び受光手段の配置が、発光手段をその発
光方向が光走査手段による走査面と交叉するように、ま
た受光手段もその受光の指向性の方向が光走査手段によ
る走査面と交叉するように共に考慮されているため、光
送受手段の小型化に効果を奏する。
ば、発光手段及び受光手段の配置が、発光手段をその発
光方向が光走査手段による走査面と交叉するように、ま
た受光手段もその受光の指向性の方向が光走査手段によ
る走査面と交叉するように共に考慮されているため、光
送受手段の小型化に効果を奏する。
【図1】本発明の光学式位置検出装置(第1の実施の形
態)の基本構成を示す模式図である。
態)の基本構成を示す模式図である。
【図2】光送受ユニットの内部構成及び光路を示す模式
図である。
図である。
【図3】本発明の光学式位置検出装置(第1の実施の形
態)のブロック図である。
態)のブロック図である。
【図4】本発明の光学式位置検出装置(第1の実施の形
態)の実施状態を示す模式図である。
態)の実施状態を示す模式図である。
【図5】受光信号のレベル変化を示すタイミングチャー
トである。
トである。
【図6】座標検出のための三角測量の原理を示す模式図
である。
である。
【図7】遮断物及び遮断範囲を示す模式図である。
【図8】受光信号と走査角度と走査時間との関係を示す
タイミングチャートである。
タイミングチャートである。
【図9】遮断時間計測のアルゴリズムを示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図10】断面長計測の原理を示す模式図である。
【図11】遮断物の種類決定のアルゴリズムを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図12】本発明の光学式位置検出装置(第2の実施の
形態)の基本構成を示す模式図である。
形態)の基本構成を示す模式図である。
【図13】本発明の光学式位置検出装置(第2の実施の
形態)のブロック図である。
形態)のブロック図である。
【図14】本発明の光学式位置検出装置(第2の実施の
形態)の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
形態)の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図15】本発明の光学式位置検出装置(第3の実施の
形態)の基本構成を示す模式図である。
形態)の基本構成を示す模式図である。
【図16】本発明の光学式位置検出装置(第3の実施の
形態)のブロック図である。
形態)のブロック図である。
【図17】本発明の光学式位置検出装置(第3の実施の
形態)の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
形態)の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図18】本発明の光学式位置検出装置(第4の実施の
形態)の基本構成を示す模式的平面図及び模式的断面図
である。
形態)の基本構成を示す模式的平面図及び模式的断面図
である。
【図19】再帰性反射シートの構成を示す模式図及びそ
の入射角度と相対反射率との関係を示すグラフである。
の入射角度と相対反射率との関係を示すグラフである。
【図20】受光信号のレベル変化を示すタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図21】本発明の光学式位置検出装置(第5の実施の
形態)のブロック図である。
形態)のブロック図である。
【図22】本発明の光学式位置検出装置(第5の実施の
形態)の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
形態)の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図23】パルス発光のタイミング信号を示すタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図24】走査光の放射状態を示す模式図である。
【図25】パルス発光のタイミング信号を示すタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図26】パルス発光のタイミング信号を示すタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図27】走査光の放射状態を示す模式図である。
【図28】走査パルスの周波数制御のアルゴリズムを示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図29】受光量を一定に制御するための構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図30】受光量を一定に制御するための構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図31】受光量を一定に制御する際のタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図32】受光量を一定に制御するための構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図33】受光量をモニタ結果と比較するための構成例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図34】受光量をモニタ結果と比較するための構成例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図35】発光素子の駆動回路の構成を示すブロック図
である。
である。
【図36】発光強度切り替えによるマージンの増加(S
/Nの向上)の例を説明するための波形図である。
/Nの向上)の例を説明するための波形図である。
【図37】受光信号検出回路の構成例のブロック図であ
る。
る。
【図38】受光信号レベルのタイミングチャートであ
る。
る。
【図39】光走査遮断時間計測系の時間設定・時間計測
部の構成例のブロック図である。
部の構成例のブロック図である。
【図40】1回の光走査のタイミングについての時間の
関係を示すタイミングチャートである。
関係を示すタイミングチャートである。
【図41】光送受ユニットの構成例を示す模式的平面図
である。
である。
【図42】光送受ユニットの構成例を示す模式的側面図
である。
である。
【図43】光送受ユニットの構成例を示す模式的斜視図
である。
である。
1a,1b 光送受ユニット 2a,2b 発光素子駆動回路 3a,3b 受光信号検出回路 4 ポリゴン制御回路 5 MPU 6 表示装置 7 再帰性反射シート 7a,7b 再帰性反射シートの鋸歯状部分 10 表示画面(座標面) 11a,11b 発光素子 13a,13b 受光素子 16a,16bポリゴンミラー 21 パルスモータ 22 パルスモータ駆動回路 23a,23b エンコーダ 24a 第1タイマ 24b 第2タイマ 25 ROM 26 RAM 31a,32a,31b,32b 受光素子 33a,34a,33b,34b 受光信号検出回路 41a,42a,41b,42b 再帰性反射体 43 第1比較器 44 第2比較器 51 遮蔽体 62a,62b XOR回路 70 光遮蔽部材
フロントページの続き (72)発明者 飯田 安津夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 山口 伸康 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 安部 文隆 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内
Claims (36)
- 【請求項1】 指示物で指示された座標面上の位置を光
学的に検出する装置において、 前記座標面の外側に設けた光再帰性反射手段と、 前記座標面と実質的に平行である面内で光を角的に走査
する光走査手段、及び該光走査手段により走査される光
の前記光再帰性反射手段による反射光を受光する受光手
段を有する少なくとも2組の光送受手段と、 前記光走査手段での走査角度及び前記受光手段での受光
結果に基づいて、前記指示物にて形成される前記座標面
での走査光の遮断範囲を計測する計測手段とを備えるこ
とを特徴とする光学式位置検出装置。 - 【請求項2】 前記座標面が四辺形の表示画面であり、 前記光再帰性反射手段が前記表示画面の少なくとも3辺
の外側において前記光の走査面に対してその光の反射面
を実質的に垂直方向として配置されており、 前記2組の光送受手段が前記座標面の前記光再帰性反射
手段が配置されていない1辺の外側に配置されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項3】 前記2組の光送受手段の中心を結ぶ線分
と、前記2組の光送受手段が配置されている前記座標面
の1辺との間の距離dが下記式 d≧dθ×L2 /4δ 但し、dθ:測定精度(走査光の拡がり角度) δ:検出精度 L:基準線長(両光送受ユニット間の距離) を満足するように設定されていることを特徴とする請求
項2に記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項4】 前記光再帰性反射手段の一部または全て
が、前記2組の光送受手段から投射される光に対してよ
り垂直になるように鋸歯状に配置されていることを特徴
とする請求項2に記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項5】 前記座標面は長方形であり、前記2組の
光送受手段が前記座標面のいずれかの短辺に沿って配置
されていることを特徴とする請求項2に記載の光学式位
置検出装置。 - 【請求項6】 前記計測手段が計測した前記遮断範囲に
おける特定点を用いて前記指示物による指示位置を算出
する指示位置算出手段を備えることを特徴とする請求項
1乃至5のいずれかに記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項7】 前記光走査手段の走査時間の情報から前
記走査角度の情報を得るように構成したことを特徴とす
る請求項1乃至6のいずれかに記載の光学式位置検出装
置。 - 【請求項8】 前記計測手段が計測した遮断範囲と前記
指示位置算出手段が算出した指示位置とに基づいて、前
記指示物の断面長を算出する断面長算出手段を備えるこ
とを特徴とする請求項7に記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項9】 複数種の物体の大きさ情報を記憶する大
きさ情報記憶手段と、 前記断面長算出手段が算出した断面長から得られる前記
指示物の大きさ情報、及び、前記大きさ情報記憶手段が
記憶している複数種の物体の大きさ情報を比較する比較
手段と、 該比較手段の比較結果に応じて前記指示物の種類を判定
する判定手段とを備えることを特徴とする請求項8に記
載の光学式位置検出装置。 - 【請求項10】 前記判定手段により特定の指示物以外
の指示物と判定された場合に、前記計測手段が計測した
遮断範囲及び前記指示位置算出手段が算出した指示位置
を無効とする無効化手段を備えることを特徴とする請求
項9に記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項11】 前記座標面の近傍に設けられ、前記光
走査手段からの走査光を受光する少なくとも2つの受光
素子を備え、該受光素子が前記走査光を受光したタイミ
ングを、前記座標面に対する光走査の開始及び/又は終
了のタイミングとするように構成したことを特徴とする
請求項1乃至10のいずれかに記載の光学式位置検出装
置。 - 【請求項12】 前記座標面の近傍に設けられ、前記光
走査手段からの走査光を前記受光手段に向けて反射する
反射手段を備え、該反射手段からの反射光を前記受光手
段で受光したタイミングを、前記座標面に対する光走査
の開始及び/又は終了のタイミングとするように構成し
たことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載
の光学式位置検出装置。新規 - 【請求項13】 前記座標面の前記光再帰性反射手段が
配置されていない1辺に臨む前記光再帰性反射手段の端
部での反射光量の変化を、前記座標面に対する光走査の
1周期の開始及び/又は終了のタイミングとするように
構成したことを特徴とする請求項2乃至11のいずれか
に記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項14】 前記座標面の周囲の該座標面と前記光
再帰性反射手段との間に、前記指示物が入れない領域を
設けるように構成したことを特徴とする請求項1乃至1
1のいずれかに記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項15】 前記走査光はパルス光であって、前記
光走査手段は、パルス発光を制御する制御手段を有する
ことを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載の
光学式位置検出装置。 - 【請求項16】 前記走査光が、必要な分解能に対して
十分に短い周期のパルス光であることを特徴とする請求
項15に記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項17】 前記制御手段は、前記走査光の1回あ
たりの発光時間、1回あたりの発光強度及び発光周期の
うちの少なくとも1つのパラメータを調整する手段を有
することを特徴とする請求項15に記載の光学式位置検
出装置。 - 【請求項18】 前記制御手段は、光走査開始のタイミ
ングを調整する手段を有することを特徴とする請求項1
5に記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項19】 前記光走査手段により走査される光の
断面形状が偏平であることを特徴とする請求項1または
2に記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項20】 前記光走査手段により走査される光の
断面形状が、前記座標面と平行な方向に偏平であること
を特徴とする請求項1または2に記載の光学式位置検出
装置。 - 【請求項21】 前記2組の光送受手段の一方の光走査
手段から走査された光を他方の受光手段に入射させない
ための遮光部材を備えたことを特徴とする請求項1また
は2に記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項22】 前記2組の光送受手段それぞれの受光
手段による受光量を一定に制御する受光量制御手段を備
えたことを特徴とする請求項1または2に記載の光学式
位置検出装置。 - 【請求項23】 前記受光量制御手段は、前記受光手段
による受光量を一定にすべく、前記光走査手段により走
査される光の強度を制御すべくなしてあることを特徴と
する請求項22に記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項24】 前記受光量制御手段は、前記受光手段
による受光量を一定にすべく、前記受光手段の受光信号
のレベルの増幅率を制御すべくなしてあることを特徴と
する請求項22に記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項25】 前記2組の光送受手段それぞれの受光
手段による初期状態における受光量の情報を記憶する記
憶手段と、該記憶手段に記憶された受光量の情報と前記
受光手段による受光量とを比較する比較手段とを備えた
ことを特徴とする請求項1または2に記載の光学式位置
検出装置。 - 【請求項26】 前記2組の光送受手段それぞれの受光
手段による初期状態における受光量の情報をデジタル信
号で記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されたデジ
タル信号をアナログ信号に変換する変換手段と、前記受
光手段による受光量と前記変換手段による変換結果のア
ナログ信号とを比較する比較手段とを備えたことを特徴
とする請求項1または2に記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項27】 前記光走査手段により走査される光の
強度を少なくとも2段階に切り換える切り換え手段を備
え、前記光走査手段により走査される光の走査角度に応
じて前記切り換え手段を制御すべくなしてあることを特
徴とする請求項1または2に記載の光学式位置検出装
置。 - 【請求項28】 前記光走査手段により走査される光が
走査開始時に前記再帰性反射手段を経由せずに直接前記
受光手段に入射すべく構成されており、前記受光手段に
よる受光量信号を比較的大なる第1の基準値と比較する
第1の比較手段と、比較的小なる第2の基準値と比較す
る第2の比較手段とを備え、前記第1の比較手段による
比較結果出力を走査開始のタイミングとすべくなしてあ
ることを特徴とする請求項1または2に記載の光学式位
置検出装置。 - 【請求項29】 少なくとも2つ以上の計時手段を備
え、前記第1の比較手段による比較結果出力である走査
開始のタイミングを前記計時手段の起動トリガとし、前
記計時手段が所定の時間を計時した時点において前記切
り換え手段を切り換えるべくなしてあることを特徴とす
る請求項28に記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項30】 前記第1の比較手段による比較結果出
力である走査開始のタイミングを起動トリガとする少な
くとも4つの計時手段を備え、前記第2の比較手段の出
力が真から偽に変化するタイミングにおいて前記4つ計
時手段の内の2つの計時手段を停止させ、前記第2の比
較手段の出力が偽から真に変化するタイミングにおいて
他の2つの計時手段を停止させるべくなしてあることを
特徴とする請求項28に記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項31】 前記第2の比較手段の出力が偽から真
に変化するタイミングを起動トリガとする4つの計時手
段を備え、前記第2の比較手段の出力が真から偽に変換
するタイミングにおいて前記4つの計時手段の内の2つ
の計時手段を停止させ、前記第2の比較手段の出力が偽
から真に変化するタイミングにおいて他の2つの計時手
段を停止させるべくなしてあることを特徴とする請求項
28に記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項32】 前記第1の比較手段による比較結果出
力である走査開始のタイミングの間隔を計時する少なく
とも2つの計時手段を備え、前記4つの計時手段による
計時結果を前記少なくとも2つの計時手段による計時結
果で補正すべくなしてあることを特徴とする請求項30
または31のいずれかに記載の光学式位置検出装置。 - 【請求項33】 フラットディスプレイの表示画面上を
指示物でタッチし、そのタッチ位置を光学的に検出する
装置において、 前記表示画面の3辺の外側に配置した光再帰性反射手段
と、 前記表示画面の前記光再帰性反射手段が配置されていな
い1辺の外側に配置され、前記表示画面と実質的に平行
である面内で光を角的に走査する光走査手段、及び該光
走査手段により走査される光の前記光再帰性反射手段に
よる反射光を受光する受光手段を有する少なくとも2組
の光送受手段と、 前記光走査手段での走査角度及び前記受光手段での受光
結果に基づいて、前記指示物にて形成される前記表示画
面での走査光の遮断範囲を計測する計測手段とを備える
ことを特徴とする光学式位置検出装置。 - 【請求項34】 前記フラットディスプレイがプラズマ
ディスプレイであることを特徴とする請求項33に記載
の光学式位置検出装置。 - 【請求項35】 指示物で指示された座標面上の位置を
光学的に検出する装置において、 前記座標面の外側に設けた光再帰性反射手段と、 発光手段と、該発光手段が発光する光を前記座標面と実
質的に平行である面内で光を角的に走査する光走査手段
と、該光走査手段により走査される光の前記光再帰性反
射手段による反射光を受光する受光手段とをそれぞれ有
する少なくとも2組の光送受手段と、 前記光走査手段での走査角度及び前記受光手段での受光
結果に基づいて、前記指示物にて形成される前記座標面
での走査光の遮断範囲を計測する計測手段とを備え、 前記発光手段は、それが発光する光の光軸が前記光走査
手段による光の走査面に対して交叉するように配置され
ており、 前記受光手段は、それが受光する光の指向性の方向が前
記光走査手段による光の走査面に対して交叉するように
配置されていることを特徴とする光学式位置検出装置。 - 【請求項36】 指示物で指示された座標面上の位置を
光学的に検出する装置において、 前記座標面の外側に設けた光再帰性反射手段と、 発光手段と、該発光手段が発光する光を前記座標面と実
質的に平行である面内で光を角的に走査する光走査手段
と、該光走査手段により走査される光の前記光再帰性反
射手段による反射光を受光する受光手段とをそれぞれ有
する少なくとも2組の光送受手段と、 前記光走査手段での走査角度及び前記受光手段での受光
結果に基づいて、前記指示物にて形成される前記座標面
での走査光の遮断範囲を計測する計測手段とを備え、 前記発光手段は、それが発光する光の前記光走査手段へ
の経路が前記発光手段側に近い部分において前記座標面
の縁から遠ざかるように配置されており、 前記受光手段は、それが受光する光の指向性の方向が前
記受光手段側に近い部分において前記座標面の縁から遠
ざかるように配置されていることを特徴とする光学式位
置検出装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25422097A JPH11110116A (ja) | 1997-08-07 | 1997-09-02 | 光学式位置検出装置 |
| US09/061,274 US6480187B1 (en) | 1997-08-07 | 1998-04-17 | Optical scanning-type touch panel |
| DE69838535T DE69838535T2 (de) | 1997-08-07 | 1998-04-17 | Optisch abtastende berührungsempfindliche Tafel |
| EP98302978A EP0897161B1 (en) | 1997-08-07 | 1998-04-17 | Optical scanning-type touch panel |
| CNB981066852A CN1152345C (zh) | 1997-08-07 | 1998-04-20 | 光扫描型触摸屏 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21333597 | 1997-08-07 | ||
| JP9-213335 | 1997-08-07 | ||
| JP25422097A JPH11110116A (ja) | 1997-08-07 | 1997-09-02 | 光学式位置検出装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004059222A Division JP4001585B2 (ja) | 1997-08-07 | 2004-03-03 | 光走査型タッチパネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11110116A true JPH11110116A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=26519739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25422097A Pending JPH11110116A (ja) | 1997-08-07 | 1997-09-02 | 光学式位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11110116A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6492633B2 (en) | 1998-08-18 | 2002-12-10 | Fujitsu Limited | Optical scanning-type touch panel |
| US6498602B1 (en) * | 1999-11-11 | 2002-12-24 | Newcom, Inc. | Optical digitizer with function to recognize kinds of pointing instruments |
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