JPH1111011A - インクジェット記録シート及びその製造方法 - Google Patents
インクジェット記録シート及びその製造方法Info
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- JPH1111011A JPH1111011A JP9170173A JP17017397A JPH1111011A JP H1111011 A JPH1111011 A JP H1111011A JP 9170173 A JP9170173 A JP 9170173A JP 17017397 A JP17017397 A JP 17017397A JP H1111011 A JPH1111011 A JP H1111011A
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Abstract
なインクジェット記録シート及びその製造方法を提供す
ること。 【解決手段】支持体上にキャストコーティング法により
塗被組成物が塗設されてなるインクジェット記録用紙で
ある。該塗被組成物はカチオン性コロイド粒子及びカチ
オン性ラテックスを必須成分としてなり、該塗被組成物
を特定の温度に加熱した鏡面ロールに圧接することによ
り目的とするインクジェット記録シート及びその製造方
法を得ることができる。
Description
録方式を利用したプリンターやプロッターに適用される
インクジェット記録シート及びその製造方法に関するも
のであり、特に、市販のキャスト紙に匹敵した光沢を有
するインクジェット記録シート及び該記録シートの品質
を安定的に供給するための製造方法に関するものであ
る。
小液滴を種々の作動原理により飛翔させて紙等の記録シ
ートに付着させ、画像・文字等の記録を行なうものであ
る。該記録方式は、高速、低騒音、多色化が容易、記録
パターンの融通性が大きい、現像及び定着が不要等の特
徴があり、漢字を含め各種図形及びカラー画像等の記録
装置として、種々の用途において急速に普及している。
更に、多色インクジェット方式により形成される画像
は、解像度及び色再現範囲の拡大により、製版方式によ
る多色印刷やカラー写真方式による印画に比較して遜色
のない記録を得ることが可能であり、作成部数が少なく
て済む用途では写真技術によるよりも安価であることか
らフルカラー画像記録分野にまで広く応用されつつあ
る。
リンターやプロッターは、市場からの更なる画像の品質
向上に対する要求のために、高解像度化、色再現範囲の
拡大が図られており、インクの吐出量を多くして対応を
行っている。従って、該吐出量に見合ったインク受理容
量の増大が該記録シートの重要な技術課題となってお
り、高いインク受理容量の確保や発色性の良好な塗層の
塗設が不可欠となっている。加えて、光沢、剛直、色相
等の外観も銀塩写真や印刷用紙に類似することが要望さ
れ、従来からある上質紙や塗工紙のインクジェット記録
シートではこれらの要望には応えられなくなっている。
インクジェット記録シートに要求される重要な特性であ
るインク吸収性が欠如してしまう問題が付随して生じ
る。該吸収を確保するには、空隙量の大きな塗層を設け
る必要があり、該塗層の塗被組成物には、顔料として2
次粒子或いは3次粒子として存在する粒子径の大きな多
孔性顔料を適用してきたが、塗層表面は該粒子の影響を
受けて粗い状態となるため、光沢の低い、所謂マット調
のものしか出来なかった。
ー、グロスカレンダー等のカレンダー装置を用い、圧力
や温度をかけたロール間に通紙することで塗層表面を平
滑化する方法が一般的である。しかしながら、インクジ
ェット記録シートに光沢を付与する目的で、高線圧下で
カレンダー処理を行うと、光沢は向上するが、塗層の空
隙が減少し、インクの吸収が遅くなり、又、吸収容量の
不足からインクのあふれが発生してしまう問題がある。
このことから、カレンダー処理は、許容されるインク吸
収容量の範囲内で条件を選択せざるを得ず、インクの吸
収と光沢を得るには、現状の技術での対応は難しいのが
現状である。
みとして、フィルム或いは樹脂をラミネートした基材の
上に、CMCやゼラチン等の極めて小さな空隙を有する
塗層を設ける方法があり、飛翔するインクが少量の記録
装置には有効であるが、インク量の多い記録装置や各イ
ンクが混ざり合いインク量が多くなる混色部では、イン
クの滲み出しや溢れが生じて充分なインク吸収性を確保
することが難しい。
吸収性と光沢を両立させるために、塗層に強光沢を付与
することが可能なキャストコーティング法と称される方
法で、インクジェット記録シートを製造することが提案
されている。例えば、特開昭63-265680号公報には、凝
集粒子として存在するシリカと接着剤を主成分とする塗
被組成物をキャストコーティングする方法、特開平2-27
4587号公報には、合成シリカとコロイダルシリカを主と
する顔料及び接着剤からなる塗被組成物を塗布後、カチ
オン性高分子電解質で処理し、キャストコーティングす
る方法、特開平5-59694号公報には、炭酸カルシウム複
合シリカを主成分とする塗被組成物をキャストコーティ
ングする方法が開示されている。
多いインクジェットプリンターやプロッターには、相反
する特性であるインク吸収性と光沢を両立させることが
難しく、インク吸収性を重視した設計を行うと強光沢が
得難くなるし、光沢を重視するとインク吸収性の確保が
難しくなり、一方の特性の低下を容認する必要がある。
即ち、従来の技術では、相反する特性であるインク吸収
性と光沢を両立することが難しいのが現状である。
ット記録シートに発色性の高い塗層を塗設する必要があ
る。該塗層には、光の散乱を抑制し透明性を持たせるこ
と、表面にインクを多く分布させることが必要となる。
この要求に対して、特開昭60-232990号公報、同60-2455
88号公報、特開平2-276670号公報、同3-215082号公報、
同4-67986号公報、同5-16517号公報、同6-199034号公
報、同7-82694号公報等に記載されているようにカチオ
ン性コロイド粒子であるアルミナゾルを支持体上に塗布
してインクジェット記録シートを得る方法が開示されて
いる。
保するために塗工量を多くする必要がある。又、塗工量
増による光沢の向上は、表面が必然的に密になるため吸
収速度が遅くなり、インクジェット方式により記録され
る際には、インク吐出量を制限する必要があった。その
対策のため、特開平6-48016号公報ではインクを吸収す
るためアルミナゾルと多孔質シリカを混在させる方法が
開示されているが、該シリカの混合比率に比例して光沢
が低下し、光沢とインク吸収性の相反する関係を回避す
ることは困難である。
ための本発明は、光沢と色再現範囲を有し、特に印刷用
キャスト紙に匹敵した光沢、高いインク吸収性及び印字
部の発色が高いインクジェット記録シートを提供するこ
と及び該記録シートの品質を安定的に供給するための製
造方法を提供することにある。
な問題点を解決するため鋭意研究の結果、以下の発明に
至った。
クジェット記録シートであって、該層がキャストコーテ
ィング法により塗設されたインクジェット記録シートに
おいて、該層がカチオン性コロイド粒子及びカチオン性
ラテックスを必須成分とする塗被組成物からなり、該ラ
テックスのガラス転移温度より高い温度でキャストコー
ティングさせてなることを特徴とするインクジェット記
録シートの発明である。
60℃以上であると、キャストコーティング時の可塑化
による光沢の向上が大きいので好ましい。
に隣接してインク受理層を設けることにより、キャスト
コーティング時の鏡面ロールとの密着性が向上するため
光沢の向上が得られ、隣接する塗層が多孔質顔料を主体
成分とする塗被組成物からなるものであるとインク吸収
性が高まるので好ましい。
或いは数次の凝集体となる多孔質構造を有する粒子であ
ると、該粒子自身にインク吸収性を付与することができ
るので、インク吸収性が高まるので好ましい。
ンクジェット記録シートの製造方法であって、キャスト
コーティング法によりインク受理層を塗設するインクジ
ェット記録シートの製造方法において、該層をカチオン
性コロイド粒子及びカチオン性ラテックスを必須成分と
する塗被組成物により形成させ、次いで鏡面ロールの表
面温度を該ラテックスのガラス転移温度より高く、且つ
該表面温度を80〜125℃の範囲で保持し、該層と該
ロールを圧接することを特徴とするインクジェット記録
シートの製造方法の発明である。
明する。
した光沢を有するインクジェット記録シート及び該記録
シートの品質を安定的に効率よく供給する製造方法を提
供するものであり、特にインク吸収性と発色性の高いイ
ンクジェット記録シート及びその製造方法を提供するこ
とである。
いて特定の塗被組成物を支持体上に塗設することによ
り、上述した光沢とインク吸収性の相反する特性を回避
しすること、さらには特定のキャストコーティング法を
用いることにより安定した品質の得られる製造方法を見
い出し、本発明の完成に至った。
は、一般に印刷用キャストコート紙と同じ製造方法であ
り、直接法、凝固法、再湿潤法(リウエット法)、プレ
キャスト法が挙げられる。特に本発明で云うインクジェ
ット記録シートに係るキャストコーティング法とは、イ
ンク受理層を構成する塗被組成物を支持体上に塗設し、
塗設面が湿潤状態にある間に、塗設面を加熱した鏡面ロ
ールに接触、圧着、乾燥させ剥離し、塗設面に鏡面ロー
ル表面のレプリカを形成させる方法であり、直接法又は
再湿潤法を指す。直接法は、該層を塗設後、未乾燥の状
態(湿潤状態)で加熱された鏡面ロールに圧接し乾燥す
る方法であり、再湿潤法は、該層を塗設し乾燥後、水を
主体とする液にて該層を再湿潤させ、加熱された鏡面に
圧接し乾燥する方法である。該法に係る該鏡面ロールの
表面粗度、直径、圧接時の圧力(線圧)、塗工速度は、
市販のキャストコート紙の製造条件と同様に適宜選択す
ることが可能である。
は、水中に懸濁分散してコロイド状をなしているもので
あり、該粒子表面が正に帯電した粒子を指し、例えばベ
ーマイト、擬ベーマイト等のアルミナゾル、コロイダル
アルミナ、カチオン性アルミニウム酸化物又はその水和
物、或いはコロイド状シリカ粒子表面をアルミナコーテ
ィングした粒子等が挙げられる。
り、インクジェット記録方式に使用されるインクの染料
成分である水溶性直接染料や水溶性酸性染料中のスルホ
ン酸基、カルボキシル基、アミノ基等を捕獲するため、
該粒子を含む塗被組成物を記録シートの表面に塗設する
ことにより、発色性を高めることができる。
を付与するためには可塑性の欠如があり、該粒子を含む
塗被組成物が乾燥するとキャストコーティング時におけ
る鏡面ロールと該組成物との密着が阻害され、光沢の向
上が少なくなる。このことから、可塑化する成分の混在
が不可欠であり、特にカチオン性コロイド粒子に対して
は、可塑化成分としてカチオン性ラテックスが必要であ
る。該ラテックスがアニオン性の場合は、該顔料との混
和性が欠如し、該粒子と該ラテックス間で凝集が生じ、
塗被組成物がゲル化したり、肥大化した凝集物により、
キャストコーティング処理を行ってもマット調の表面と
なるばかりでなく、不透明性(光散乱)が増大して、発
色性が大きく低下することになる。
の適用が考えられるが、ラテックスが塗層の中で点在す
るのに対して、該ポリマーは比較的大きな面積で分布す
るため可塑化は図れても、該ポリマーが障害となって、
インクの吸収速度を低下させるため、インク吸収性の低
下が生じることになる。
カチオン性或いはカチオン化修飾されたラテックスを指
す。例えば、スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメ
タクリレート−ブタジエン共重合体等の共役ジエン系共
重合体ラテックス;アクリル酸エステル及びメタクリル
酸エステルの重合体又は共重合体、アクリル酸及びメタ
クリル酸の重合体又は共重合体等のアクリル系重合体ラ
テックス;エチレン酢酸ビニル共重合体等のビニル系重
合体ラテックス等にカチオン基を用いてカチオン化した
もの、カチオン性界面活性剤にてラテックス表面をカチ
オン化したもの、カチオン性ポリビニルアルコール下で
重合しラテックス表面に該ポリビニルアルコールを分布
させたもの、上述のカチオン性コロイド粒子の懸濁分散
液中化で重合を行い、ラテックス表面に該粒子が分布し
ているもの等が挙げられる。
(以下に、最表層と略す)の塗被組成物に配合されるラ
テックスの配合量は、カチオン性コロイド粒子100重
量部に対して、2〜70重量部、好ましくは、3〜30
重量部であり、2重量部未満では、塗層強度が不足し、
キャストコーティング時に鏡面ロール側に塗層が転移し
てしまう問題が生じる場合がある。又、70重量部を超
えるとインクの吸収性が低下する。該表層の塗工量とし
ては、該粒子や該ラテックスの種類及び量、インクジェ
ット記録装置の種類により異なるが、2g/m2以上、好ま
しくは4〜25g/m2の範囲である。
カチオン性ラテックスを主体成分とする塗被組成物から
なり、キャストコーティング時の温度を特定化すること
により、発明の目的とするインクジェット記録シートが
得られる。該塗被組成物には、後記の顔料も混合できる
が、不透明性の発現による発色性の低下が生じるため、
その量は求める発色性やインクジェット記録装置の種類
によって適宜調整する必要がある。
味からカチオン性ラテックスを用いるが、該ラテックス
は接着剤としての機能も有しており、接着効果をさらに
補完するために後記の接着剤のうち、カチオン性或いは
ノニオン性の接着剤も使用できる。但し、例えば硬膜性
の高い澱粉類は可塑化を阻害するため、その量は求める
光沢により適宜調整する必要がある。
面温度とは、塗層がキャストコーティングされる際の鏡
面ロールの表面温度を指す。該ロールの表面粗度、直
径、圧接時の圧力(線圧)、塗工速度は、市販のキャス
トコート紙の製造条件と同様に適宜選択することが可能
であるが、該表面温度のみ留意する必要があり、該ラテ
ックスのガラス転移温度よりも高くしなければならな
い。
こと、インクジェット記録においては、インクが面方向
に拡散して、ドットの肥大が生じて、高い解像度を有す
る画像が得られなくなる。光沢は、該ラテックスの可塑
性に依存し、該表面温度がガラス転移温度より低いと可
塑性が促進されず低くなる。一方、インクの拡散は、該
ラテックスによる塗層の可塑化が欠如することにより、
表面の平滑性のみならず塗層密度も減少するため、イン
クが塗層の間隙に沿って拡がるためと考えられる。特に
該ラテックスの可塑化により、塗層の間隙に沿ったイン
クの拡散を抑制することにより、カチオン性コロイド粒
子がインクを捕獲できることになるため、最表面に該粒
子を配置することにより、インクは最表層に分布するこ
とになるから高い発色性が得られることになる。
インク吸収速度の低下が現れることがあり、インクの種
類によってはインク吸収性の低下となる場合があるの
で、光沢の向上とインク吸収性の低下を回避するために
は、該ラテックスのガラス転移温度が60℃以上とする
ことが好ましい。
しており、平均粒子径が300nm以下、好ましくは2
00nm以下、さらに好ましくは100nm以下であると
不透明性の発現による発色性の低下が少ない。
塗設されるインク受理層には以下の顔料或いは粒子を1
種以上用いることができる。例えば、軽質炭酸カルシウ
ム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、カオリ
ン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チ
タン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイ
ト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、
珪酸マグネシウム、合成非晶質シリカ、コロイダルシリ
カ、アルミナ、コロイダルアルミナ、擬ベーマイト、水
酸化アルミニウム、リトポン、ゼオライト、加水ハロイ
サイト、水酸化マグネシウム等の白色無機顔料、スチレ
ン系プラスチックピグメント、アクリル系プラスチック
ピグメント、ポリエチレン、マイクロカプセル、尿素樹
脂、メラミン樹脂等の有機顔料等が挙げられる。上記の
中でもインク受理層中に主体成分として含有する顔料と
しては、多孔性無機顔料が好ましく、多孔性合成非晶質
シリカ、多孔性炭酸マグネシウム、多孔性アルミナ等が
挙げられ、特に、細孔容積の大きい多孔性合成非晶質シ
リカが好ましい。
を挟んだインク受理層の反対面にバックコート層を塗設
する場合には、顔料として、平板状顔料や加水ハロイサ
イトが好ましい。又、インクジェット記録シートに要求
される鮮鋭性や色彩性により異なるが、インク受理層
に、2級アミン、3級アミン、4級アンモニウム塩から
なるカチオン性染料定着剤を併用すると鮮鋭性、色彩性
が向上し、本発明の目的を更に満足させる。
に配合される接着剤には、酸化澱粉、エーテル化澱粉、
リン酸エステル化澱粉等の澱粉誘導体;カルボキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロ
ース誘導体;カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、ポリビニ
ルアルコール又はその誘導体;ポリビニルピロリドン、
無水マレイン酸樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、
メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体等の共役ジ
エン系共重合体ラテックス;アクリル酸エステル及びメ
タクリル酸エステルの重合体又は共重合体等のアクリル
系重合体等のアクリル系重合体ラテックス;エチレン酢
酸ビニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス;或は
これら各種重合体のカルボキシ基等の官能基含有単量体
による官能基変性重合体ラテックス;メラミン樹脂、尿
素樹脂等の熱硬化合成樹脂等の水性接着剤;ポリメチル
メタクリレート等のアクリル酸エステル;メタクリル酸
エステルの重合体又は共重合体樹脂;ポリウレタン樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル
コポリマー、ポリビニルブチラール、アルキッド樹脂等
の合成樹脂系接着剤等を挙げることができる。
料100重量部に対して、5〜70重量部、好ましく
は、10〜50重量部であり、5重量部未満では、該イ
ンク受理層中の塗層強度が不足するし、70重量部を超
えるとインクの吸収性が低下する。又、該インク受理層
の塗工量としては、該インク受理層に適用する顔料や水
溶性接着剤の種類及び量、インクジェット記録装置の種
類により異なるが、2g/m2以上、好ましくは4〜20g/
m2の範囲である。さらに、本発明のインクジェット記録
シートにおいては、該インク受理層と支持体の間に、更
に1層以上の塗層を設けても構わない。
は、カチオン性コロイド粒子が2次或いは3次以上の凝
集粒子として塗層中に存在することにより、該粒子によ
り形成される空隙中にインクを滞留させ、捕獲すること
が可能となるので、多孔質構造を有するカチオン性コロ
イド粒子が好ましい。
受理層には、その他の添加剤として、顔料分散剤、増粘
剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、
浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収
剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化剤、湿潤紙
力増強剤、乾燥紙力増強剤、染料定着剤等を適宜配合す
ることもできる。
KP、NBKP等の化学パルプ、GP、PGW、RM
P、TMP、CTMP、CMP、CGP等の機械パル
プ、DIP等の古紙パルプ、等の木材パルプ、ケナフ、
バカス、コットン等の非木材パルプ、と従来公知の顔料
を主成分として、バインダー及びサイズ剤や定着剤、歩
留まり向上剤、カチオン化剤、紙力増強剤等の各種添加
剤を1種以上用いて混合し、長網抄紙機、円網抄紙機、
ツインワイヤー抄紙機等の各種装置で製造された原紙、
更に原紙に、澱粉、ポリビニルアルコール等でのサイズ
プレスやアンカーコート層を設けた原紙や、それらの上
にコート層を設けたアート紙、コート紙、キャストコー
ト紙等の塗工紙も含まれる。この様な原紙及び塗工紙
に、そのまま本発明に係る塗層を設けても良いし、平坦
化をコントロールする目的で、マシンカレンダー、TG
カレンダー、ソフトカレンダー等のカレンダー装置を使
用しても良い。また、該支持体の坪量としては、通常4
0〜300g/m2であるが、特に制限されるものではな
い。
る方法は、各種ブレードコータ、ロールコータ、エアー
ナイフコータ、バーコータ、ロッドブレードコータ、カ
ーテンコータ、ショートドウェルコータ、サイズプレス
等の各種装置をオンマシン或いはオフマシンで用いるこ
とができる。
は、インクジェット記録シートとしての使用に留まら
ず、記録時に液状であるインクを使用するどのような記
録シートとして用いてもかまわない。例えば、熱溶融性
物質、染顔料等を主成分とする熱溶融性インクを樹脂フ
ィルム、高密度紙、合成紙等の薄い支持体上に塗布した
インクシートを、その裏面より加熱し、インクを溶融さ
せて転写する熱転写記録用受像シート、熱溶融性インク
を加熱溶融して微小液滴化、飛翔記録するインクジェッ
ト記録シート、油溶性染料を溶媒に溶解したインクを用
いたインクジェト記録シート、光重合型モノマー及び無
色又は有色の染顔料を内包したマイクロカプセルを用い
た感光感圧型ドナーシートに対応する受像シート等が挙
げられる。
インクが液体状態である点である。液状インクは、硬
化、固化又は定着までに、記録シートのインク受理層の
深さ方向又は水平方向に対して浸透又は広がっていく。
上述した各種記録シートはそれぞれの方式に応じた吸収
性を必要とするもので、本発明のインクジェット記録シ
ートを上述した各種の記録シートとして利用しても何ら
構わない。更に、複写機・プリンター等に広く使用され
ている電子写真記録方式のトナーを加熱定着する記録シ
ートとして、本発明におけるインクジェット記録シート
を使用しても構わないし、粘着剤層を設けて、ラベル用
途に使用することも可能である。
層を湿潤状態におき、加熱した鏡面ロールに該層を圧接
して、該ロールの鏡面を該層に転写して光沢を得る方法
であり、該層は該ロールと接している間に乾燥されるこ
とになる。しかし、乾燥が不十分の場合には、該ロール
からの該層の離型が悪化し、該層が該ロール側へ付着
し、該層の表面状態が悪化し高い光沢を得ることができ
ない。従って、キャストコーティング時の速度を落とす
こと、該ロールの表面温度を上昇させることにより対応
することが考えられる。しかし、速度の低下及び該温度
の上昇は、品質の低下の原因となり、必ずしも生産性の
向上にはならない。
吸収性に優れたインクジェット記録シートを安定的に効
率良く提供するために、本発明者等は以下のインクジェ
ット記録シートの製造方法を見いだした。
ク受理層を塗設するインクジェット記録シートの製造方
法において、該層をカチオン性コロイド粒子及びカチオ
ン性ラテックスを必須成分とする塗被組成物により形成
させ、次いで鏡面ロールの表面温度を該ラテックスのガ
ラス転移温度より高く、且つ、該表面温度を80〜12
5℃の範囲で保持し、該層と該ロールを圧接することを
特徴とするインクジェット記録シートの製造方法の発明
である。
加味して、キャストコーティングにおける鏡面ロール温
度を特定化したものである。即ち、塗設される塗被組成
物をカチオン性コロイド粒子とカチオン性ラテックスを
主体成分とすることで、該粒子が有する自己会合性と、
該ラテックスが有する可塑性を利用し、鏡面ロールの表
面温度を特定化することで良好な光沢、発色性、インク
吸収性を安定的に効率よく得ることが出来る。
測される。本発明のインクジェット記録シートの中で、
カチオン性コロイド粒子の自己会合性を抑制し、カチオ
ン性ラテックスによる可塑化を進めることにより、光
沢、発色性、インク吸収性の良好なインクジェット記録
シートが得られることを述べた。さらに該シートを安定
的に効率よく得るためには、該ロールの表面温度を適正
な範囲に設定することが必要である。キャストコーティ
ング法は、塗被組成物を乾燥する場所が該ロールである
ことから、該表面温度は乾燥度合いを示すことになる。
該表面温度が低い場合には、該ロールから離される際
に、未乾燥となり剥離が潤滑に行えず、該ロールに該組
成物が残されることがあり、その結果、該記録シートの
表面は損傷して光沢が得られないことになるため、該表
面ロール温度は高くなければならない。
表面の状態が悪化することがある。この理由は定かでな
いが、該ロール側への該層の付着がないことから、該ロ
ールとの圧接により一度は平坦な光沢を有する塗層表面
が得られるものの、該ロールからの加熱により、湿潤さ
れた塗層内で水分が煮沸し、該層の内部から構造破壊が
生じて、該表面の状態を悪化させ、光沢を低下させるも
のと推測される。
組成物の固形分濃度や塗工量、キャストコーティング速
度や該ロールの大きさ等にも影響されるが、本発明が目
的とする光沢、発色性、インク吸収性を満足するために
は、該表面温度が支配的因子となっており、適正な範囲
が存在し、満足する品質を得るためには、ラテックスの
ガラス転移温度より高いこと、さらに安定的な品質を効
率よく得るためには、該表面温度が80〜125℃の範
囲とすることが必要であることを見いだした。
ク吸収性が相反する特性となっており、本発明はこの両
立が目的でもある。しかし、該表面温度が80℃未満で
は、該組成物を十分乾燥させるためにはキャストコーテ
ィング速度を低下させることが必要となり、効率的な製
造ができない。さらには該速度が低下することにより、
該ロールとの圧接時間が伸びるため、光沢は僅かに向上
するが、相対的にインク吸収性が悪化する。これは、該
記録シート表面の可塑化が促進されるよりも該表面に分
布する該ラテックスのフィルム化が大きく、相対的にイ
ンク吸収性の悪化となることを示唆している。
ストコーティング速度の増大が可能となるが、乾燥時に
発生する水分の蒸発により、該記録シートの表面が構造
破壊され光沢の低下となるばかりでなく、該破壊によ
り、表面に間隙が生じてインクの拡散が大きくなり画質
の低下を示すことになる。
方法であって、キャストコーティング時に特定の塗被組
成物と特定の製造方法を示したものである。従って、特
定されていない部分、例えば該記録シートを構成する原
紙及びその製造方法、さらに該記録シートの製造前の原
反の構成及びその製造方法、本発明の製造方法により製
造されたインクジェット記録シートの用途などは、適宜
選択することが可能であり、前述のインクジェット記録
シートに記載した例を適用することができる。
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
又、実施例において示す部及び%は、特に明示しない限
り重量部及び重量%を示す。
の通り作製した。LBKP(濾水度400mlcfs)
90部とNBKP(濾水度450mlcfs)10部か
ら成る木材パルプ100部に対して、軽質炭酸カルシウ
ム5部、市販のアルキルケテンダイマー0.1部、市販
のカチオン性アクリルアミド0.05部、市販のカチオ
ン化澱粉1.0部を調成後、長網抄紙機を用いて坪量1
25g/m2を抄造した後、オンマシンのインクラインド
サイズプレス装置で酸化澱粉(MS3800:日本食品
加工社製)を付着させ、坪量127g/m2の支持体を得
た。
される平均粒子径が50nmのアルミナゾルをカチオン
性コロイド粒子A(以下、コロイド粒子Aと略す)とし
た。 (カチオン性コロイド粒子B)動的光散乱法により測定
される平均粒子径が10nmのアルミナゾルに苛性ソー
ダを添加し、アルミナゾルを凝集させ、凝集粒子の平均
粒子径を100nmに調整し得たものをカチオン性コロ
イド粒子B(以下、コロイド粒子Bと略す)とした。
移温度の異なるカチオン性ラテックスA〜Cを以下の通
りに作製した。メチルメタアクリレート、ブチルアクリ
レートの比率を変量し、カチオン性界面活性剤を用い
て、これらのモノマーを共重合してラテックスA〜Cを
得た。カチオン性ラテックスA(以下、ラテックスAと
略す)は、ガラス転移温度が26℃である。カチオン性
ラテックスB(以下、ラテックスBと略す)は、ガラス
転移温度が61℃である。カチオン性ラテックスC(以
下、ラテックスCと略す)は、ガラス転移温度が102
℃である。尚、ガラス転移温度は、JIS K−712
1に基づき、DTA曲線より求めた。
塗設した。該組成物は、コロイド粒子Aを100部、ラ
テックスAを20部、市販のカチオン性ポリビニルアル
コールを3部、増粘剤として市販のカチオン性ポリマー
を5部、離型剤として市販のノニオン性オレイン酸乳化
物1部を調合して得た。該組成物の固形分濃度は12%
である。該組成物をダイコータで絶乾塗工量20g/m2と
なるように支持体上に塗工し、表面温度が50℃に保た
れた鏡面ロールに塗工速度5m/分で圧接し乾燥して、
実施例1のインクジェット記録シートを得た。
ータで絶乾塗工量20g/m2となるように支持体上に塗工
し、表面温度が135℃に保たれた鏡面ロールに塗工速
度30m/分で圧接し乾燥して、実施例2のインクジェ
ット記録シートを得た。
塗設した。該組成物は、コロイド粒子Aを100部、ラ
テックスBを20部、実施例1と同じポリビニリアルコ
ールを3部、増粘剤として実施例1と同じカチオン性ポ
リマーを5部、離型剤として実施例1と同じノニオン性
オレイン酸乳化物1部を調合して得た。該組成物の固形
分濃度は12%である。該組成物をダイコータで絶乾塗
工量20g/m2となるように支持体上に塗工し、表面温度
が65℃に保たれた鏡面ロールに塗工速度10m/分で
圧接し乾燥して、実施例3のインクジェット記録シート
を得た。
とした以外の条件は実施例3と同じにして実施例4のイ
ンクジェット記録シートを得た。
分とした以外の条件は実施例3と同じにして実施例5の
インクジェット記録シートを得た。
分とした以外の条件は実施例3と同じにして実施例6の
インクジェット記録シートを得た。
塗設した。該組成物は、コロイド粒子Aを100部、ラ
テックスCを20部、実施例1と同じポリビニリアルコ
ールを5部、増粘剤として実施例1と同じカチオン性ポ
リマーを3部、離型剤として実施例1と同じノニオン性
オレイン酸乳化物1部を調合して得た。該組成物の固形
分濃度は12%である。該組成物をダイコータで絶乾塗
工量20g/m2となるように支持体上に塗工し、表面温度
が125℃に保たれた鏡面ロールに塗工速度20m/分
で圧接し乾燥して、実施例7のインクジェット記録シー
トを得た。
分とした以外の条件は実施例7と同じにして実施例8の
インクジェット記録シートを得た。
設して塗層Aを得た後、該層上にさらに塗被組成物Bを
キャストコーティング法により塗設した。塗被組成物A
は、多孔質顔料として市販の非晶質シリカ(ミズカシル
P78D:水沢化学社製)を100部、接着剤として市
販のポリビニルアルコール(PVA117:クラレ社
製)40部を調合して得た。該組成物の固形分濃度は1
7%である。該組成物をエアーナイフコータで絶乾塗工
量10g/m2となるように支持体上に塗工し乾燥して塗層
Aを得た。
コーティング法により塗設した。該組成物は実施例5と
同じように得た。該組成物をエアーナイフコータで絶乾
塗工量5g/m2となるように塗層A上に塗工し、表面温度
が125℃に保たれた鏡面ロールに塗工速度20m/分
で圧接し乾燥して、実施例9のインクジェット記録シー
トを得た。
塗設した。該組成物は、コロイド粒子Bを100部、ラ
テックスBを20部、実施例1と同じポリビニリアルコ
ールを3部、増粘剤として実施例1と同じカチオン性ポ
リマーを5部、離型剤として実施例1と同じノニオン性
オレイン酸乳化物1部を調合して得た。該組成物の固形
分濃度は12%である。該組成物をダイコータで絶乾塗
工量20g/m2となるように支持体上に塗工し、表面温度
が125℃に保たれた鏡面ロールに塗工速度20m/分
で圧接し乾燥して、実施例10のインクジェット記録シ
ートを得た。
分、鏡面ロールの表面温度を65℃とし、他のキャスト
コーティング条件は実施例3と同じとして実施例11の
インクジェット記録シートを得た。
/分とした以外のキャストコーティング条件は実施例6
と同じとして実施例12のインクジェット記録シートを
得た。
スYL:日産化学工業社製)を100部、ラテックスA
を20部、実施例1と同じポリビニリアルコールを3
部、増粘剤として実施例1と同じカチオン性ポリマーを
5部、離型剤として実施例1と同じノニオン性オレイン
酸乳化物1部を調合したが、該コロイド粒子と他の素材
の添加した際に凝集が生じて、塗工可能な液とならなか
った。
ニオン性ラテックス(モビニール8030:ヘキスト合
成社製)を20部、実施例1と同じポリビニリアルコー
ルを3部、増粘剤として実施例1と同じカチオン性ポリ
マーを5部、離型剤として実施例1と同じノニオン性オ
レイン酸乳化物1部を調合したが、該ラテックスと他の
素材の添加の際に凝集が生じて、塗工可能な液とならな
かった。
ータで絶乾塗工量20g/m2となるように支持体に塗工
し、表面温度が50℃に保たれた鏡面ロールに塗工速度
5m/分で圧接乾燥して、比較例3のインクジェット記
録シートを得た。
ータで絶乾塗工量20g/m2となるように支持体に塗工
し、表面温度が80℃に保たれた鏡面ロールに塗工速度
15m/分で圧接乾燥して、比較例4のインクジェット
記録シートを得た。
塗設した。該組成物は、比較例1と同じアニオン性コロ
イド粒子を100部、比較例2と同じラテックスを20
部、離型剤として実施例1と同じノニオン性オレイン酸
乳化物1部を調合して得た。該組成物の固形分濃度は3
0%である。該組成物をダイコータで絶乾塗工量20g/
m2となるように支持体上に塗工し、表面温度が80℃に
保たれた鏡面ロールに塗工速度15m/分で圧接し乾燥
して、比較例5のインクジェット記録シートを得た。
品質評価を表1に示す。尚、表1に示す評価は以下の方
法により行った。
ー(Picty300;フォトインクカートリッジ搭
載:日本電気社製)を用いて、ブラックインクのベタ印
字を行い、ベタ部の光学反射濃度をマクベス濃度計(R
D−919)で測定した。
ーを用いて、シアンインクとマゼンタインクからなる混
色ベタパターン中に白線(非印字部)の格子パターンを
作成し、格子へのインクの滲み出しを以下の基準で目視
判定した。評価Dは実用上問題となるレベルである。 A:格子がクリアーである。 B:格子が狭くなっているが、クリアーである。 C:格子が狭くなり、僅かにインクの滲み出しが観られ
る。 D:インクの滲み出しにより、格子が一部で欠如してい
る。
られた面の75度鏡面光沢度を光沢度計(ディジタル光
沢計 GM−260D型:村上色彩技術研究所社製)で
測定した。光沢感は白紙光沢度として、70%以上ある
ことが好ましい。
た面の状態を、以下の基準で目視評価した。実用上、面
質の悪化が問題となるのは評価Dである。 A:均一な鏡面である。 B:小さなうねりが観られるが均一な鏡面である。 C:微細な光沢変動があり、真珠調の光沢感である。 D:表面に光沢の低い部分が点在している。
組成物をカチオン性コロイド粒子及びカチオン性ラテッ
クスを主成分とし、該ラテックスのガラス転移温度より
高い鏡面ロールに圧接するキャストコーティング法によ
りなるインクジェット記録シートは、発色性、インク吸
収性、白紙光沢及び面質が良好であることが判る。又、
実施例5、9及び10より、最表層に隣接して多孔質顔
料を主成分とするインク受理層を塗設すること及びカチ
オン性コロイド粒子が多孔質顔料であるとインク吸収性
の向上が確認できる。
方法としては、実施例3、4、11、12が示すよう
に、該ガラス転移温度よりも高く、80〜125℃の鏡
面ロール表面に圧接することにより、面質の良好なイン
クジェット記録シートを効率よく製造できることが判
る。
カチオン性コロイド粒子及びカチオン性ラテックスを必
須成分とする塗被組成物を提供し、特定の条件でキャス
トコーティング処理することにより、発色性、インク吸
収性に優れ、高い光沢や面質を有するインクジェット記
録シート及びその製造方法を提供できる。
Claims (5)
- 【請求項1】 インク受理層がキャストコーティング法
により塗設されてなるインクジェット記録シートにおい
て、該層がカチオン性コロイド粒子及びカチオン性ラテ
ックスを必須成分とする塗被組成物からなり、該ラテッ
クスのガラス転移温度より高い温度でキャストコーティ
ングされてなることを特徴とするインクジェット記録シ
ート。 - 【請求項2】 カチオン性ラテックスのガラス転移温度
が、60℃以上であることを特徴とする請求項1記載の
インクジェット記録シート。 - 【請求項3】 支持体上に2層以上のインク受理層が塗
設され、最表層がキャストコーティングされてなり、該
層に隣接するインク受理層が多孔質顔料を主成分とする
塗被組成物からなることを特徴とする請求項1又は2記
載のインクジェット記録シート。 - 【請求項4】 カチオン性コロイド粒子が多孔質構造を
有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記
載のインクジェット記録シート。 - 【請求項5】 キャストコーティング法によりインク受
理層を塗設するインクジェット記録シートの製造方法に
おいて、該層をカチオン性コロイド粒子及びカチオン性
ラテックスを必須成分とする塗被組成物により形成さ
せ、次いで鏡面ロールを表面温度が該ラテックスのガラ
ス転移温度より高く、且つ該表面温度を80〜125℃
の範囲で保持し、該層と該ロールを圧接させることを特
徴とするインクジェット記録シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17017397A JP3728062B2 (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | インクジェット記録シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17017397A JP3728062B2 (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | インクジェット記録シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1111011A true JPH1111011A (ja) | 1999-01-19 |
| JP3728062B2 JP3728062B2 (ja) | 2005-12-21 |
Family
ID=15900054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17017397A Expired - Lifetime JP3728062B2 (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | インクジェット記録シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3728062B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005110767A1 (ja) | 2004-05-18 | 2005-11-24 | Mitsui Chemicals, Inc. | インクジェット記録シート用有機粒子及びその記録シート |
| JP2007091990A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 無機物粒子含有メタクリル樹脂の製造法 |
| JP2008162239A (ja) * | 2007-01-05 | 2008-07-17 | Oji Paper Co Ltd | インクジェット記録用紙 |
| JP2016210977A (ja) * | 2015-04-30 | 2016-12-15 | 理想科学工業株式会社 | 多孔質吸音材用表面処理液、多孔質吸音材用水性インクジェットインク、及びそれらの利用 |
-
1997
- 1997-06-26 JP JP17017397A patent/JP3728062B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005110767A1 (ja) | 2004-05-18 | 2005-11-24 | Mitsui Chemicals, Inc. | インクジェット記録シート用有機粒子及びその記録シート |
| JP2007091990A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 無機物粒子含有メタクリル樹脂の製造法 |
| JP2008162239A (ja) * | 2007-01-05 | 2008-07-17 | Oji Paper Co Ltd | インクジェット記録用紙 |
| JP2016210977A (ja) * | 2015-04-30 | 2016-12-15 | 理想科学工業株式会社 | 多孔質吸音材用表面処理液、多孔質吸音材用水性インクジェットインク、及びそれらの利用 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3728062B2 (ja) | 2005-12-21 |
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