JPH11110408A - 情報検索装置および方法 - Google Patents

情報検索装置および方法

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JPH11110408A
JPH11110408A JP9274323A JP27432397A JPH11110408A JP H11110408 A JPH11110408 A JP H11110408A JP 9274323 A JP9274323 A JP 9274323A JP 27432397 A JP27432397 A JP 27432397A JP H11110408 A JPH11110408 A JP H11110408A
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JP
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search
character string
morpheme
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processing
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JP9274323A
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Toshikazu Nagaie
利和 長家
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報群中で関連する情報を検索するために入
力される検索語句について、これと関連する語句を生成
し検索語句とするような情報検索装置および方法を提供
する。 【解決手段】 入力部101を介して情報を検索するた
めに入力された検索要求語句は検索要求文字列バッファ
102に一旦ストアされて、自然言語解析部104によ
り形態素列に分解されて、形態素リストバッファ106
にストアされる。検索処理部103はバッファ106中
の各形態素の表記上の各文字列を検索パターン生成部1
07により処理して新たに検索語句を生成し検索語リス
トバッファ108にストアする。これにより、入力され
た検索要求語句に関連して生成される各種の検索語句に
よりデータベース111が検索されて検索要求語句に該
当する情報が検索されて出力部112から出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は情報検索装置およ
び方法に関し、特に、キーワードを入力してデータベー
スまたは文書情報を検索し、関連する情報を出力する情
報検索装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報検索装置では、オペレータが
入手したい情報が含むであろうキーワードや任意の文字
列を入力すると、それに適合した情報が提示される。入
力するキーワードあるいは任意文字列は、それぞれ単独
の語句を適宜に区切って入力する方法だけでなく、自然
言語によって文として入力する方法をとるものもある。
後者の場合にはそれを自然言語解析処理して検索語句に
展開し、それに適合する情報が提示される。
【0003】どのような方法にしても検索処理の結果と
して提示される情報は、検索語句(前述のキーワードや
任意文字列、あるいは自然言語解析処理して得られた検
索語句)にマッチしたものであり、それらを含まないも
のは提示されない。
【0004】そこで、投入された検索語句に関して、そ
れと関連のある関連語句に展開して、それをも自動的に
検索語句として扱い処理することで、オペレータの意図
をより満足する情報の提示が行なわれる。
【0005】この際、展開される関連語句は辞書情報と
して予め保存された情報から、検索語句に関連するもの
が採用される。
【0006】特開平5−342255号公報には、自然
言語の形でデータベース内に保存されたすべての文を対
象とする文書検索システムにおいて、検索語句と検索対
象文書の双方を文単位で形態素解析処理し、さらに構文
上の解析を行なって単語間の近接度を求めるとともに、
加えて文中の各単語から展開可能な関連語句を収めた辞
書情報を用いて単語を拡張し、それらを用いて検索する
ことで検索漏れを防ぐ技術が開示される。
【0007】特開平7−210565号公報には、キー
ワードとして入力された検索語句を連想語辞書(1つの
語に対して、それから連想される複数の語を対応させた
辞書)を参照し関連語句に展開し、その内容をもってデ
ータベースを検索する技術が開示される。
【0008】特開平8−137898号公報には、キー
ワードとして入力された語句がいかなる概念の語である
かを保存した概念辞書を参照し検索語句の概念と関連の
ある別概念の語句を得て、これによって検索語句を拡張
し、文書データベースを検索する技術が開示される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術における検
索のためのキーワードとなる検索語句の拡張のためには
辞書情報が必須となっている。また関連語句の辞書情報
(それらは、各技術によって呼称が相違する。特開平5
−342255号公報では類義語辞書、特開平7−21
0565号公報では連想語辞書、特開平8−13789
8号公報では概念辞書と呼ばれる)は、語単位について
対応する語を複数個用意しなければ効果が得られず、辞
書情報の容量が膨大なものになってしまう。
【0010】また、1つの語に1つの語を対応させる構
成をとる(対応する語を複数個列挙することはある)こ
とから、複数の語(形態素)の組合せと1つの語の対応
(たとえば「新しい車」→「新車」)、あるいは反対に
1つの語から複数の語への対応(たとえば「新車」→
「新しい車」)が表現できないので、そのような対応関
係での検索語句の拡張ができない。
【0011】それゆえにこの発明の目的は、情報を検索
するためのキーワードとして入力される検索要求文字列
について、辞書を用いずこれと関連する文字列を複数個
生成し、これも情報検索のための検索要求文字列とする
情報検索装置および方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報検
索装置は、検索要求文字列を用いて、これに適合する情
報をデータベース中から検索し提示する装置であって、
検索要求文字列を入力するための入力手段と、入力され
た検索要求文字列を単語句である形態素の列に解析する
形態素解析手段と、形態素列における形態素のそれぞれ
について、所定手順に従ってその文字列を操作して相互
に結合し、新たな検索要求文字列として生成する生成手
段とを備えて構成される。
【0013】したがって、形態素解析手段により得られ
た各形態素の文字列を所定手順に従って操作し相互に結
合することにより新たな検索要求文字列が生成されるの
で、関連語句に関する辞書情報を用いることなく検索要
求語句の拡張を伴った情報検索が可能となって、辞書に
関するコストを抑制することができる。また、生成手段
による検索要求文字列の生成は語と語の1対1の変換で
はなく文字列の操作および結合による多様な検索要求文
字列の生成なので、検索者の意図をより満足する検索結
果を得ることのできる検索要求文字列を準備することが
できる。
【0014】請求項2に記載の情報検索装置は、請求項
1に記載の装置の生成手段における所定手順が、体言の
修飾語句となる形態素については、その頭部文字列を隣
接する形態素の文字列に結合させる第1手順を含んで構
成される。
【0015】したがって、漢字の持つ意味を基礎にした
熟語の構成や語の結合による造語/省略語生成において
重要な働きを持っている形容詞、形容動詞および連体詞
などの体言修飾語について、その頭部の文字列を隣接す
る形態素の文字列に結合して新たな検索要求文字列を生
成できるので、関連語句に関する辞書情報を用いること
なく検索要求文字列の拡張を伴った検索が可能となって
辞書情報に関するコストを抑制することができる。ま
た、語と語の1対1の変換だけでないより正確な検索要
求文字列の拡張を伴った検索を可能にするので、検索者
の意図をより満足する検索結果を得ることができる。
【0016】請求項3に記載の情報検索装置は、請求項
2に記載の装置の所定手順における第1手順は、体言の
修飾語句となる形態素については、その漢字からなる頭
部文字列を隣接する形態素の文字列に結合させるよう構
成される。
【0017】したがって、漢字の持つ意味を基礎にした
熟語の構成や語の結合による造語/省略語生成において
重要な働きを持っている形容詞、形容動詞および連体詞
などの体言修飾語について、その頭部の漢字部分を隣接
する形態素の文字列に結合して新たな検索要求文字列を
生成しこれを用いた検索を可能としている。それゆえ
に、関連語句に関する辞書情報を用いることなく検索要
求文字列の拡張を可能にしているので、該装置における
辞書に関するコストを抑制しながら多様な検索要求文字
列を用いた検索が可能となる。また、検索要求文字列が
拡張されることにより、検索者の意図をより満足する検
索結果を得ることができる。
【0018】請求項4に記載の情報検索装置は請求項2
または3に記載の装置における生成手段の所定手順の第
1手順が、体言の修飾語句となる形態素の頭部文字列を
隣接する形態素の文字列に結合させるときに、この結合
が可能か否かに関する情報を参照するよう構成される。
【0019】したがって、漢字の持つ意味を基礎にした
熟語の構成や語の結合による造語/省略語生成において
重要な働きを持っている形容詞、形容動詞および連体詞
などの体言修飾語に関してその頭部文字列が隣接する形
態素の文字列に結合が可能かどうかに関する情報を参照
しながら結合して新たな検索要求文字列を生成し、これ
らを用いて検索を行なっているので、体言修飾語に関し
て、その頭部文字列を単純に隣接する形態素の文字列と
結合させるよりも精度の高い検索要求文字列を生成する
ことができて、検索者の意図をより満足する検索結果を
得ることができる。
【0020】請求項5に記載の情報検索装置は、請求項
1に記載の生成手段の所定手順は、体言となる形態素に
ついては、その頭部文字列を隣接する形態素の文字列に
結合させる第2手順を含んで構成される。
【0021】したがって、生成手段において、特に漢字
の持つ意味を基礎にした熟語の構成や語の結合による造
語/省略語生成において重要な働きを持っている名詞句
などの体言について、その頭部の文字を結合して新たな
検索要求文字列を生成し検索が行なわれるので、関連語
句に関する辞書情報を用いないで多様な検索要求文字列
の拡張を伴った検索が可能になって、該装置における辞
書情報に関するコストを抑制しながらより検索者の意図
を満足する検索結果を得ることができる。
【0022】請求項6に記載の情報検索方法は検索要求
文字列を用いて、これに適合する情報をデータベース中
から検索し提示する方法であり、検索要求文字列を入力
するための入力ステップと、入力された検索要求文字列
を単語句である形態素の列に解析する形態素解析ステッ
プと、形態素列における形態素のそれぞれについて、所
定手順に従ってその文字列を操作して相互に結合し、新
たな検索要求文字列として生成する生成ステップとを備
えて構成される。
【0023】したがって、入力された検索要求文字列の
各形態素の文字列を操作および結合することで、多様な
検索要求文字列が新たに生成されるので、関連語句に関
する辞書情報を用いることなく検索要求文字列の拡張を
伴った検索が可能となって、辞書情報に関するコストを
抑制しながら検索者の意図をより満足する検索結果を得
ることができる。
【0024】上述の情報検索方法は、生成ステップの所
定手順が、体言の修飾語となる形態素については、その
頭部文字列を隣接する形態素の文字列に結合させる第1
手順を含んでもよい。
【0025】したがって、漢字の持つ意味を基礎にした
熟語の構成や語の結合による造語/省略語生成において
重要な働きを持っている形容詞、形容動詞および連体詞
などの体言修飾語について、その頭部の文字列を隣接す
る形態素の文字列に結合して新たな検索要求文字列を生
成し検索を行なう際、関連語句に関する辞書情報を用い
ないで検索要求文字列の拡張を伴った検索が可能となっ
て、辞書情報に関するコストが抑制される。また、正確
な検索要求文字列の拡張を伴った検索が可能となって、
検索者の意図をより満足する検索結果を得ることができ
る。
【0026】また、前述の第1手順は、体言の修飾語か
らなる形態素については、その漢字からなる頭部文字列
を隣接する形態素の文字列に結合させるように構成され
てもよい。
【0027】したがって、漢字の持つ意味を基礎にした
熟語の構成や語の結合による造語/省略語生成において
重要な働きを持っている形容詞、形容動詞ならびに連体
詞などの体言修飾語の頭部の漢字部分を隣接する形態素
の文字列に結合して新たな検索要求文字列を生成し検索
を行なう際、関連語句に関する辞書情報を用いないで検
索要求文字列の拡張を伴った検索が可能となる。これに
より、辞書情報に関するコストを抑制できる。さらに、
多様な検索要求文字列の拡張を伴った検索が可能となっ
て検索者の意図をより満足した検索結果を得ることがで
きる。
【0028】また、前述の第1手順は、体言修飾語とな
る形態素の頭部文字列を隣接する形態素の文字列に結合
させるときに、結合が可能か否かに関する情報を参照す
るようにしてもよい。
【0029】したがって、漢字の持つ意味を基礎にした
熟語の構成や語の結合による造語/省略語生成において
重要な働きを持っている形容詞、形容動詞および連体詞
などの体言修飾語に関しては、その頭部文字列が隣接す
る形態素の文字列に結合可能か否かに関する情報が参照
されながら、これらの結合が行なわれて新たな検索要求
文字列が生成され検索が行なわれるので、体言修飾語に
関して、その頭部文字列を単純に隣接する形態素の文字
列と結合を行なうよりも精度の高い検索要求文字列の生
成が可能となるので、検索者の意図をより満足する検索
結果を得ることができる。
【0030】また、前述の生成ステップにおける所定手
順は、体言となる形態素については、その頭部文字列を
隣接する形態素の文字列に結合させる第2手順を含んで
もよい。
【0031】したがって、漢字の持つ意味を基礎にした
熟語の構成や語の結合による造語/省略語生成において
重要な働きを持っている名詞句となる体言の形態素の頭
部文字列を隣接する形態素の文字列と結合して新たな検
索要求文字列を生成し検索を行なう場合に、関連語句に
関する辞書情報を用いずに検索要求文字列の拡張を伴っ
た検索が可能となる。これにより辞書情報に関するコス
トを抑制しながら多様な検索要求文字列の拡張が可能と
なる。また、これを用いて検索することにより、検索者
の意図をより満足する検索結果を得ることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照し説明する。この実施の形態では複数の
異なる情報が格納されたデータベースから所望の情報の
検索を要求する場合に、キーワードを示す文字列(以
下、検索要求語句という)を入力すると、この検索要求
語句に関連する複数の語句が生成されて(以下、検索語
句という)、これも検索のためのキーワードに用いられ
て、データベースの検索がおこなわれる。このとき検索
語句の生成は、後述するように漢字の持つ意味を基礎に
した熟語の構成や語の結合による造語または省略語生成
機能などに着目して、入力された検索要求語句の文字列
を操作することにより行なわれる。
【0033】図1はこの発明の実施の形態による情報検
索装置の機能構成図である。図において装置は外部から
与えられる検索要求語句を入力するための入力部10
1、入力された検索要求語句を格納する検索要求文字列
バッファ102、入力された検索要求語句をもとにデー
タベースを検索してその結果を出力するための検索処理
部103、入力された自然言語による検索要求語句を解
析するための自然言語解析部104、自然言語解析部1
04が自然言語を解析する際に参照する情報を格納した
解析用辞書105、自然言語解析部104が解析結果と
して生成する形態素情報を格納するための形態素リスト
バッファ106、自然言語解析部104の処理結果に基
づき検索語句を生成するための検索パターン生成部10
7、検索パターン生成部107が生成する検索語句を格
納するための検索語リストバッファ108、検索パター
ン生成部107が検索語句を生成する際に参照する所定
情報が格納された検索パターン生成用プロファイル10
9、検索パターン生成部107が検索語句を生成する際
に参照する辞書情報を格納した検索パターン生成用辞書
110、検索対象となる情報を格納したデータベース1
11、検索処理部103がデータベース111中を検索
して得られた情報を出力するための出力部112、およ
び修飾語タイプリスト113を含む。検索パターン生成
用辞書110は形容詞系修飾語辞書114および頭部文
字列辞書115を含む。なお、修飾語タイプリスト11
3、形容詞系修飾語辞書114および頭部文字列辞書1
15の詳細は後述する。
【0034】図2は図1の形態素リストバッファ106
の構成例の図である。図2では形態素リストバッファ1
06に格納される自然言語解析部104の解析結果であ
る形態素情報の形式が示される。形態素リストバッファ
106では各形態素の情報がレコードRi(i=1、
2、3、…)に格納される。レコードRiのそれぞれは
フィールドF1〜F3を含み、フィールドF1には形態
素の品詞情報I1、フィールドF2には位置情報I2お
よびフィールドF3には長さ情報I3が格納される。品
詞情報I1は対応する形態素の品詞(名詞、形容詞な
ど)を示す情報であり、位置情報I2は対応する形態素
が検索要求文字列バッファ102中で存在する箇所を特
定するためのバッファ102先頭からのバイトオフセッ
ト情報である。長さ情報I3は対応する形態素がバッフ
ァ102内で占有するバイト長情報である。
【0035】図3は、図1の検索語リストバッファ10
8の構成例の図である。図3では検索語リストバッファ
108に格納される検索パターン生成部107の処理結
果である検索語句の情報の形式が示される。検索語リス
トバッファ108には検索語句のそれぞれについて不定
長のレコードRi(i=1、2、3、…)が設けられ
る。レコードRiのそれぞれはフィールドF1およびF
2を含む。フィールドF1には長さ情報I4が格納され
て、情報I4は対応する検索語句の長さ、即ち対応する
フィールドF2の文字列情報I5の長さを示す。文字列
情報I5は対応する検索語句の実際の文字列を示す。
【0036】図4は図1の検索パターン生成用プロファ
イル109の構成例の図である。図4の検索パターン生
成用プロファイル109には、形容詞系修飾語の頭部処
理の方法を示す設定情報と名詞系修飾語の頭部処理の方
法を示す設定情報が格納される。ここで「形容詞系修飾
語」とは形容詞、形容動詞および連体詞などの体言修飾
機能を有する自立語と定義する。また「名詞系修飾語」
とは単独の名詞または助詞「の」を伴った名詞であると
定義する。「頭部」とはそれぞれの語の先頭から始まる
部分文字列であると定義する。
【0037】形容詞系修飾語の頭部処理の方法には、
「無条件に処理」、「形容詞系修飾語頭部辞書を参照し
て処理」、「頭部文字列辞書を参照して処理」および
「漢字部分のみ処理」の方法があるものとし、それぞれ
を値0,1,2,3で表現して図4の形容詞系修飾語の
頭部処理の方法としていずれかの値を設定情報として格
納する。図4の例では形容詞系修飾語の頭部処理の方法
が無条件に処理に設定されている。また、名詞系修飾語
の頭部処理の方法には、「すべての字種を処理」、「漢
字のみを処理」の各方法があるものとして、それぞれを
値0,1で表現して図4の名詞系修飾語の頭部処理の方
法としていずれかの値を設定情報として格納する。図4
の例では名詞系修飾語の頭部処理の方法はすべての字種
を処理に設定されている。
【0038】図5は、図1の検索パターン生成部107
のブロック図である。検索パターン生成部107は検索
パターンである検索語句を生成する処理を実行する処理
部501および処理部501がその処理中に再帰的処理
を行なう際に利用するワーク領域である再帰テーブル5
02を含む。
【0039】図6は図5の再帰テーブル502の構成例
の図である。図において再帰テーブル502は再帰テー
ブルポインタtabpで指示されるレコードRiを含
む。レコードRiのそれぞれは図2に示された形態素リ
ストバッファ106中の各形態素に対応して設けられ
る。再帰テーブル502の各レコードには対応する形態
素の形態素リストバッファ106中でのレコード位置を
示すレコード位置情報pos、対応する形態素の長さを
示す形態素長さ情報len、再帰処理中での対応する形
態素についての現在処理中の頭部の長さを示す現在処理
中の頭部長さ情報curおよび対応する形態素の修飾語
タイプ(本実施の形態の場合、形容詞系修飾語および名
詞系修飾語のいずれかのタイプ)を示す形態素の修飾語
タイプ情報typeを含む。
【0040】次に、オペレータにより入力部101から
検索要求語句として「新しい税制の研究会」という文字
列が入力されたとして、一連の処理の流れを説明する。
【0041】図7は、図1の検索処理部103の処理の
フローチャートである。図8は、図1の検索要求文字列
バッファ102の構成例の図である。図9は、図1の形
態素リストバッファ106の内容の一例を示す図であ
る。
【0042】図7において、まず、検索要求語句の入力
を入力部101に対して要求し、その入力を待って検索
要求語句を獲得する(S701)。今の場合、「新しい
税制の研究会」という文字列が検索要求文字列バッファ
102に格納される。図8にその状態が示される。
【0043】次に、入力された検索要求語句の文字列に
対して自然言語解析処理を行なうように自然言語解析部
104に処理が要求される(S702)。今の場合は、
自然言語解析処理として形態素解析処理が行なわれると
する。形態素解析処理は一般に行なわれる方法が採用さ
れるので説明は省略する。
【0044】自然言語解析部104の処理の結果は形態
素リストバッファ106に図2に示される形式で格納さ
れる。今の場合の形態素リストバッファ106の内容が
図9に示される。図9では形態素レコードポインタ1r
pで指示される形態素「新しい」、「税制」、「の」、
「研究」、「会」に分割、認識されて先に説明した内容
に従って各形態素に対応して情報I1〜I3が格納され
る。図9中の位置情報I2の値が図8での各形態素の開
始位置に相当する。なお、図9中の右端の()の内容は
対応する形態素がどれであるかをわかりやすく示すため
に便宜的に付与したものである。
【0045】自然言語解析部104によって検索要求語
句が形態素に分割、認識された後、それをもとに検索語
句の生成を行なうように検索パターン生成部107に処
理が要求される(S703)。その結果は検索語リスト
バッファ108の図3に示した形式で検索語句のリスト
として生成されるので、それをもとにデータベース11
1に対して検索を要求し(S704)、その結果を出力
部112に出力する(S705)。なお、データベース
111への検索の要求および出力部112への出力方法
は一般的な方法であればよいので説明は省略する。
【0046】図10は図1の検索パターン生成部107
の処理のフローチャートである。検索パターン生成部1
07の処理前の状態として形態素リストバッファ106
に図9のようなデータが設定されている。まず、処理対
象となる形態素リストバッファ106のレコードRi
(形態素)を示す形態素レコードポインタlrpを形態
素リストバッファ106の先頭レコードを指すように初
期化する(S1001)。
【0047】次にポインタlrpの指すレコードRiか
ら対応する形態素は付属語であるかどうかを品詞情報I
1から判断する(S1002)。付属語である場合はポ
インタlrpを次のレコードRiを指すように更新し
て、次の形態素の処理を行なう準備をし(S100
4)、付属語でない場合は後続の処理(S1003)を
行なう。今の場合、ポインタlrpの指すレコードRi
の形態素「新しい」は付属語でないので後続の処理(S
1003)が行なわれる。
【0048】形態素が付属語でない場合には検索語句を
生成する処理が行なわれ(S1003)、その結果は検
索語リストバッファ108に格納される。その後、形態
素が最後のものであるかどうかをチェックして(S10
05)、次の形態素があれば処理をS1002に戻して
ループする。形態素が最後のものであれば処理は終了す
る。
【0049】図11は図10の検索語生成処理のフロー
チャートである。検索語生成処理開始直前の状態では、
形態素レコードポインタlrpが処理すべき形態素に対
応する形態素リストバッファ106中のレコードRiを
指している。
【0050】まず、再帰テーブル502の初期セットが
行なわれる(S1101)。再帰テーブル502の初期
セットが終了すると、図6において再帰テーブル502
の対応するレコードRiのレコード位置情報pos、形
態素長さ情報lenおよび形態素の修飾語タイプ情報t
ypeの値が形態素リストバッファ106の対応するレ
コードRiの内容に基づいて設定される。再帰テーブル
502のレコード位置情報posには対応する形態素の
レコードRiが形態素リストバッファ106(図9参
照)のどのレコードRiに対応するかを示し、情報le
nは対応する形態素の長さ情報I3を示し、情報typ
eは対応する形態素の修飾語タイプ(今の場合、形容詞
系修飾語は1、名詞系修飾語は2で表現するものとす
る)を示す。再帰テーブル502の最後のレコードRi
のレコード位置情報posの値は−1であり、テーブル
502の終端を示す。
【0051】再帰テーブル502の初期セットが終了す
ると、次に再帰テーブル502のレコードRiを指す再
帰テーブルポインタtabpがテーブル502の先頭レ
コードを指すように初期化される(S1102)。ここ
から、再帰テーブル502中の各形態素について繰返し
検索語の生成処理が行なわれる。
【0052】まず、テーブルポインタtabpの指すレ
コードRiの現在処理中の頭部長さ情報curを0で初
期化し(S1103)、次にテーブルポインタtabp
の指すレコードRiの情報typeによってその修飾語
タイプをチェックする(S1104)。その修飾語タイ
プによって、名詞系修飾語であれば名詞系修飾語処理
を、形容詞系修飾語であれば形容詞系修飾語処理が行な
われる(S1105、S1106)。これらの処理を終
えた段階では、処理対象の形態素の頭部の処理のための
文字列として選択された文字数がテーブルポインタta
bpによって示されるレコードRiの現在処理中の頭部
長さ情報curにセットされる。情報curの値が−1
であるときには選択すべき頭部の処理がなかったことを
示す。各処理が終了するとテーブルポインタtabpの
示すレコードの現在処理中の頭部長さ情報curの値に
よって頭部文字列が選択されたかどうかがチェックされ
る(S1107)。
【0053】処理対象となっている形態素について頭部
文字列が選択されたならば、テーブルポインタtabp
の指す次のレコードRiを参照して、そのレコードRi
が再帰テーブル502の最終レコードであるかどうかに
よって次の形態素が存在するかどうか確認する(S11
08)。次の形態素が存在するならば、テーブルポイン
タtabpを1つ進め(S1109)、次の形態素を処
理する準備を行なって処理S1103に戻る。
【0054】次の形態素が存在しないのならば、1つの
検索語句の生成が終了したので、検索語リストバッファ
108に生成された検索語句をセットして(S111
0)、セットできれば処理S1104に戻り、セットで
きなければエラーとして処理を終了するため処理S11
14に進む(S1111)。
【0055】処理S1107において頭部文字列の選択
処理が終了したという状態が検知されると、テーブルポ
インタtabpを1つ前のレコードRiに戻し(S11
12)、処理S1104に戻る。
【0056】テーブルポインタtabpが既に再帰テー
ブル502の先頭のレコードを指しており戻せないとき
は処理全体を終了するため、形態素レコードポインタl
rpを検索語生成処理で処理対象にしていた形態素列が
最後の形態素に対応するレコードRiを指すようにセッ
トし(S1114)、処理を終了する。
【0057】図12は図11の再帰テーブル初期セット
処理のフローチャートである。図13は図1の修飾語タ
イプリストの構成例の図である。
【0058】図12の再帰テーブル初期セット処理にお
いては処理のため再帰テーブルポインタtabpが初期
化され(S1201)、作業用形態素リストポインタp
が初期化される(S1202)。次に、ポインタpの指
す形態素の品詞を修飾語タイプリスト113中から検索
し、そこに示された修飾語タイプを取得する(S120
3)。修飾語タイプリスト113は図13に示されるよ
うに品詞と修飾語タイプの対応表である。
【0059】得られた修飾語タイプに従って処理を分岐
し(S1204)、名詞系修飾、形容詞系修飾の場合は
それぞれの値をテーブルポインタtabpの指すレコー
ドRiの形態素の修飾語タイプ情報typeにセットす
る(S1205、S1206)。名詞系修飾および形容
詞系修飾のいずれでもない場合には次の形態素について
処理するため処理S1209に移行する。
【0060】対応する形態素が名詞系修飾および形容詞
系修飾のいずれかの修飾語であった場合には、テーブル
ポインタtabpが指すレコードRiのレコード位置情
報posおよび形態素長さ情報lenのセットが行なわ
れ(S1207、S1208)、次の形態素の処理のた
めポインタlrpおよびtabpを1つ進め(S120
9)、形態素の存在を確認すれば(S1210)、処理
S1203に戻る。
【0061】最後の形態素が存在しないときは、終端を
示す値−1をテーブルポインタtabpにセットして
(S1211)、処理を終了する。
【0062】図14は図11の名詞系修飾語処理のフロ
ーチャートである。図14の名詞系修飾語処理の開始時
点での再帰テーブルポインタtabpが指すレコードR
iの頭部長さ情報curの値を1だけ加算し(S140
1)、その値と対応する形態素長さ情報lenの値を比
較する(S1402)。長さ情報curが長さ情報le
nを超えていれば処理を終了するため処理S1405へ
移行する。
【0063】長さ情報curが長さ情報lenを超えて
いなければ、次に検索パターン生成用プロファイル10
9の内容から名詞系修飾語の頭部処理の方法を確認し処
理を分岐させる(S1403)。
【0064】確認された頭部処理の方法が「すべての字
種を処理」の場合にはそのまま処理を終了するが、「漢
字のみを処理」の場合には形態素の対応する頭部長さ情
報cur−1文字目(文字列中の文字の位置は0から数
えるとする)が漢字か否かをチェックする(S140
4)。漢字であれば頭部として選択する意味でそのまま
処理を終了するが、漢字でなければこれ以上頭部を選択
できないことを意味するため現在処理中の頭部長さ情報
curに−1をセットして(S1405)、処理を終了
する。
【0065】図15は図11の形容詞系修飾語処理のフ
ローチャートである。図16は、図1の形容詞系修飾語
辞書の構成例の図である。図15において形容詞系修飾
語処理の開始時点での再帰テーブルポインタtabpが
指すレコードRiの現在処理中の頭部長さ情報curの
値を1だけ加算し(S1501)、その値と対応する形
態素長さ情報lenの値を比較する(S1502)、長
さ情報curが長さ情報lenを超えていれば処理を終
了するため処理S1506へ移行する。
【0066】長さを超えていなければ、次に、検索パタ
ーン生成用プロファイル109の内容から形容詞系修飾
語の頭部処理の方法を確認し処理を分岐させる(S15
03)。この場合「無条件に処理」の場合はそのまま処
理を終了するが「形容詞系修飾語辞書を参照して処理」
と「頭部文字列辞書を参照して処理」と「漢字部分のみ
処理」の場合は次のように処理される。
【0067】まず、「形容詞系修飾語辞書を参照して処
理」の場合、処理中の形態素が形容詞系修飾語辞書11
4に存在するかどうか確認する(S1504)。形容詞
系修飾語辞書は図16に示されるような形態素Bと頭部
文字列として有効な最大長さLの対応を保持した辞書情
報である。処理中の形態素が辞書114に存在しない場
合は、頭部選択処理の終了を意味するため再帰テーブル
ポインタtabpの指すレコードRiの現在処理中の頭
部長さ情報curの値に−1をセットして(S150
6)、処理を終了する。
【0068】「漢字部分のみ処理」の場合、現在処理対
象としている形態素の頭部の漢字が連接する長さを求め
てそれを有効頭部最大長として保持し(S1508)、
有効頭部最大長と現在の頭部中の比較処理を行ない(S
1505)、超えていなければそのまま処理を終了し、
超えていれば頭部選択処理の終了を意味するため再帰テ
ーブルポインタtabpの指すレコードRiの現在処理
中の頭部長さ情報curに−1をセットして(S150
6)、処理を終了する。
【0069】図17は図11の検索語リストセット処理
のフローチャートである。図18は図6の再帰テーブル
502の内容の一例を示す図である。図19は図3の検
索語リストバッファ108の内容の一例を示す図であ
る。図20は図3の検索語リストバッファ108の内容
のその他の例を示す図である。図21は図3の検索語リ
ストバッファ108の内容のさらなるその他の例を示す
図である。
【0070】図17の検索語リストセット処理におい
て、まず、作業用の再帰テーブルポインタpを再帰テー
ブル502の先頭レコードを指すようにセットする(S
1701)。次にポインタpが示すレコードRiがテー
ブル502の最終のレコードであるかどうかをチェック
し(S1702)、最終レコードなら処理を終了する
が、最終レコードでなければ、ポインタpの指すレコー
ドRiの現在処理中の頭部長さ情報curを利用して形
態素の先頭から情報cur−1文字目までの文字列を検
索語リストバッファ108に出力する(S1703)。
検索語リストバッファ108への出力のは図3に示され
た構成で検索語句を追加していく単純な処理なので説明
は省略する。出力後、ポインタpを進めて処理S170
2に戻り、すべての形態素について処理を繰返す。
【0071】上述した検索語生成処理がどのように働く
か、「新しい税制の研究会」が投入された場合で解説す
る。なお、検索パターン生成用プロファイル109の内
容は図4に示された状態、すなわち名詞系修飾語の頭部
処理の方法は「すべての字種を処理」および形容詞系修
飾語の頭部処理の方法は「無条件に処理」が設定されて
いるものとする。
【0072】検索語生成処理開始直前の状態では、形態
素レコードポインタlrpが処理すべき形態素に対応す
る形態素リストバッファ106中のレコードRiを指し
示している。今の場合、図2の最初のレコードR0、す
なわち「新しい」に対応するレコードR0を指してい
る。
【0073】まず、再帰テーブル502の初期セットが
行なわれ(S1101)、図9の内容から図18に示さ
れたように設定される。
【0074】なお、図18において右端の( )内は対
応する形態素がどれであるかをわかりやすく示すために
便宜的に付与されたものである。処理S1102および
S1103と進み、処理S1104において対応の形態
素の修飾語タイプがチェックされる。今の場合は形態素
「新しい」の品詞情報I1は形容詞を示すので、再帰テ
ーブル初期セット処理中で参照される修飾語タイプリス
ト113から得られる情報として、(図18にあるよう
に)その修飾語タイプは「形容詞系修飾語」と設定され
ているので、形容詞系修飾語処理が行なわれる(S11
06)。検索パターン生成用プロファイル109の形容
詞系修飾語の頭部処理の方法が「無条件に処理」に設定
されているので、形容詞系修飾語処理において再帰テー
ブル502の現在処理中の頭部長さ情報curの値が1
を加えた値になって戻ってくる(S1501)。その
後、処理はS1107、S1108およびS1109と
進みテープポインタtabpが次の形態素のレコードR
iを指すようになり、処理S1104に戻る。
【0075】次に示される新しい形態素「税制」は名詞
系修飾語であることが同様にその品詞情報I1と修飾語
タイプリスト113から判明し、名詞系修飾語処理が行
なわれる(S1105)。
【0076】検索パターン生成用プロファイル109の
名詞系修飾語の頭部処理の方法が「すべての字種を処
理」に設定されているので、名詞系修飾語処理において
再帰テーブル502の対応する長さ情報curの値が1
を加えられた値になって戻ってくる(S1401)。先
ほどと同様に処理がS1107、S1108およびS1
109と進み、テーブルポインタtabpが次の形態素
のレコードRiを指し示すようになり、処理S1104
に戻る。
【0077】次の新しい形態素「研究」も名詞系修飾語
であることが同様にその品詞情報I1と修飾語タイプリ
スト113から判明し、名詞系修飾語処理が行なわれる
(S1105)。
【0078】検索パターン生成用プロファイル109の
名詞系修飾語の頭部処理の方法が「すべての字種を処
理」に設定されてるので、名詞系修飾語処理において再
帰テーブル502の対応するレコードR2の現在処理中
の頭部長さ情報curの値が1を加えた値になって戻っ
てくる(S1401)。先ほどと同様に処理がS110
7およびS1108と進む。このとき、次の形態素がな
いことがわかるので(次のレコードR3のレコード位置
情報posにテーブル502の終端を意味する−1が格
納されているので)、処理S1110に進んで、検索語
リストセット処理が行なわれる。
【0079】再帰テーブル502の各形態素(各レコー
ドR0〜R2のそれぞれ)の現在処理中の頭部長さ情報
curの値は、それぞれ「1」、「1」、「1」となっ
ており、ここから検索語である文字列「新税研」を得る
ことができる。そのときの検索語リストバッファ108
の内容が図19に示される。
【0080】その後、処理S1111からS1104に
戻るが、この時点でのテーブルポインタtabpは再帰
テーブル502の最初に登録された形態素「研究」のレ
コードR2を指したままであり、対応の現在処理中の頭
部長さ情報curの値も「1」のままなので、処理S1
105において長さ情報curが「2」になって戻って
くる。以降は同様に処理S1107およびS1108と
進み、やはり最後に登録された形態素であるので検索語
句が出力されるが、今回は再帰テーブル502の各形態
素の各レコードRiの頭部長さ情報curの値は、それ
ぞれ「1」、「1」、「2」となっており、ここから検
索語句として文字列「新税研究」を得ることができる。
そのときの検索語リストバッファ108の状態が図20
に示される。
【0081】さらにもう一度処理を繰返すと、今回は形
態素「研究」の形態素長さ情報lenは2を示すことか
ら、処理S1401で加算された現在処理中の頭部長さ
情報curの値(=3)が長さ情報len(=2)の値
を超えてしまい、頭部選択処理の終了を意味するように
現在処理中の頭部長さ情報curに値−1がセットされ
て処理S1107に戻る。したがって、検索語は出力さ
れず処理S1112においてテーブルポインタtabp
が1つ前のレコードR1を指すように戻され、処理対象
の形態素が「税制」となって、同様にして処理S110
4から処理が開始される。
【0082】この時点では、テーブルポインタtabp
が指すレコードR1の現在処理中の頭部長さ情報cur
の値は「1」のままで、これが処理S1105において
加算されて値「2」になることから、形態素「税制」か
ら頭部の2文字が選択されることになり、先ほどと同様
に形態素「研究」について繰返し処理をすることによ
り、検索語として文字列「新税制研」および「新税制研
究」を得ることができる。
【0083】この時点で処理S1107で同様に対象と
する形態素が1つ戻り、形態素「新しい」のレコードR
0を指すようにテーブルポインタtabpがセットされ
る。その後は、同様に後続の形態素について処理が続
き、最後に「新しい」について処理が続けられなくな
り、加えてテーブルポインタtabpが前に戻せなくな
るまで処理が続いて、最終的に図21に示されるような
検索語生成結果を得ることができる。
【0084】以上述べてきたように、入力された図8の
検索要求語句から図21に示された多くの検索語句を生
成することができる。
【0085】次に、図4に示された検索パターン生成用
プロファイル109の形容詞系修飾語の頭部処理の方法
が「無条件に処理」でなく、「形容詞系修飾語辞書を参
照して処理」に設定されている場合について説明する。
【0086】この場合、前述の処理の流れとほとんど変
わるところはないが、図15に示された形容詞系修飾語
処理の中で、形容詞系修飾語辞書114を参照するよう
になる(S1504)。形容詞系修飾語辞書114は図
16に示されたような内容であったとすると、形態素
「新しい」では有効頭部最大長が「1」となっているこ
とから、対応の現在処理中の頭部長さ情報curの値が
1以外のとき(たとえば2または3)は、検索語の頭部
処理が終了したものとする情報が与えられるので、図2
1中の検索語「新し税研」または「新しい税研」は出力
されない。
【0087】同様に、図4に示された検索パターン生成
用プロファイル109の形容詞系修飾語の頭部処理の方
法が「無条件に処理」でなく、「頭部文字列辞書を参照
して処理」に設定されている場合、前述の処理の流れと
ほとんど変わるところがないが、図15に示された形容
詞系修飾語処理の中で、頭部文字列辞書115を参照す
るようになる(S1507)。頭部文字列辞書115は
前述のように頭部として有効な文字列を列挙した単純な
辞書であるので、たとえば「新」が存在し、「新し」や
「新しい」が頭部文字列辞書115に存在しなければ、
図21中の検索語「新し税研」または「新しい税研」が
出力されない。
【0088】同様に、図4に示された検索パターン生成
用プロファイル109の形容詞系修飾語の頭部処理の方
法が、「無条件に処理」でなく、「漢字部分のみ処理」
に設定されている場合、前述の処理の流れとほとんど変
わるところがないが、図15に示された形容詞系修飾語
処理の中で、形態素の頭部の漢字連接数を有効頭部長と
して処理する(S1505)。これにより、たとえば形
態素「新しい」については「新」は有効であるが、「新
し」や「新しい」は有効でないので、図21中の検索語
「新し税研」または「新しい税研」は出力されない。
【0089】上述したように、本実施の形態において検
索要求語句から漢字の持つ意味を基礎にした熟語の構成
や語の結合による造語または省略語生成機能などによ
り、検索要求語句の文字列が操作された多様な検索語句
が生成される。それは、たとえばこれ以外にも、「日本
弁護士連合会」→「日弁連」、「特別な委員会」→「特
別委員会」、「大蔵省の原案」→「大蔵原案」など、略
語や省略語、または「新しい車」→「新車」などの漢字
の意味を基礎にした熟語などを生成することができる。
【0090】なお、本実施の形態で通常の類義辞書や概
念辞書を併用してさらに検索語句を拡張するようにして
もよい。
【0091】図22は、この発明の実施の形態による情
報検索装置のハードウェア構成図である。
【0092】図22において情報検索装置は装置全体の
制御を司るCPU(中央処理装置)2201、装置に検
索要求語句を含む各種指示を入力するためのキーボード
2202、プログラムや静的データを格納する不揮発性
メモリであるROM2203、演算データや生成データ
を格納する揮発性メモリであるRAM2204、ハード
ディスクなどの外部記憶装置2205、表示のための情
報を展開するVRAM2206、および情報を表示する
ためのCRT2207を含む。
【0093】CPU2201は図1の検索処理部10
3、自然言語解析部104および検索パターン生成部1
07として機能する。キーボード2202は図1の入力
部101として機能する。ROM2203は解析用辞書
105、検索パターン生成用プロファイル109、検索
パターン生成用辞書110として機能する。RAM22
04は検索要求文字列バッファ102、形態素リストバ
ッファ106および検索語リストバッファ108として
機能する。外部記憶装置2205はデータベース111
として機能する。外部記憶装置2205は場合によって
は、解析用辞書105、検索パターン生成用プロファイ
ル109および検索パターン生成用辞書110として機
能してもよい。VRM2206およびCRT2207は
図1の出力部112として機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態による情報検索装置の機
能構成図である。
【図2】図1の形態素リストバッファの構成例の図であ
る。
【図3】図1の検索語リストバッファの構成例の図であ
る。
【図4】図1の検索パターン生成用プロファイルの構成
例の図である。
【図5】図1の検索パターン生成部のブロック図であ
る。
【図6】図5の再帰テーブルの構成例の図である。
【図7】図1の検索処理部の処理のフローチャートであ
る。
【図8】図1の検索要求文字列バッファの構成例の図で
ある。
【図9】図1の形態素リストバッファの内容の一例を示
す図である。
【図10】図1の検索パターン生成部の処理のフローチ
ャートである。
【図11】図10の検索語生成処理のフローチャートで
ある。
【図12】図11の再帰テーブル初期セット処理のフロ
ーチャートである。
【図13】図1の修飾語タイプリストの構成例の図であ
る。
【図14】図11の名詞系修飾語処理のフローチャート
である。
【図15】図11の形容詞系修飾語処理のフローチャー
トである。
【図16】図1の形容詞系修飾語辞書の構成例の図であ
る。
【図17】図11の検索語リストセット処理のフローチ
ャートである。
【図18】図6の再帰テーブルの内容の一例を示す図で
ある。
【図19】図3の検索語リストバッファの内容の一例を
示す図である。
【図20】図3の検索語リストバッファの内容のその他
の例を示す図である。
【図21】図3の検索語リストバッファの内容のさらな
るその他の例を示す図である。
【図22】この発明の実施の形態による情報検索装置の
ハードウェア構成図である。
【符号の説明】
101 入力部 102 検索要求文字列バッファ 103 検索処理部 104 自然言語解析部 106 形態素リストバッファ 107 検索パターン生成部 108 検索語リストバッファ 109 検索パターン生成用プロファイル 110 検索パターン生成用辞書 112 出力部 113 修飾語タイプリスト なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索要求文字列を用いて、これに適合す
    る情報をデータベース中から検索し提示する情報検索装
    置であって、 前記検索要求文字列を入力するための入力手段と、 入力された前記検索要求文字列を単語句である形態素の
    列に解析する形態素解析手段と、 前記形態素列における前記形態素のそれぞれについて、
    所定手順に従ってその文字列を操作して相互に結合し、
    新たな前記検索要求文字列として生成する生成手段とを
    備えた、情報検索装置。
  2. 【請求項2】 前記所定手順は、 体言の修飾語句となる前記形態素については、その頭部
    文字列を隣接する前記形態素の文字列に結合させる第1
    手順を含む、請求項1に記載の情報検索装置。
  3. 【請求項3】 前記頭部文字列は漢字からなることを特
    徴とする、請求項2に記載の情報検索装置。
  4. 【請求項4】 前記第1手順では、前記頭部文字列を前
    記隣接する形態素の文字列に結合させるときに、該結合
    が可能か否かに関する情報が参照されることを特徴とす
    る、請求項2または3に記載の情報検索装置。
  5. 【請求項5】 前記所定手順は、 体言となる前記形態素については、その頭部文字列を隣
    接する前記形態素の文字列に結合させる第2手順を含
    む、請求項1〜4のいずれかに記載の情報検索装置。
  6. 【請求項6】 検索要求文字列を用いて、これに適合す
    る情報をデータベース中から検索し提示する情報検索方
    法であって、 前記検索要求文字列を入力するための入力ステップと、 入力された前記検索要求文字列を単語句である形態素の
    列に解析する形態素解析ステップと、 前記形態素列における前記形態素のそれぞれについて、
    所定手順に従ってその文字列を操作して相互に結合し、
    新たな前記検索要求文字列として生成する生成ステップ
    とを備えた、情報検索方法。
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