JPH11110565A - 動き検出装置 - Google Patents

動き検出装置

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JPH11110565A
JPH11110565A JP26612997A JP26612997A JPH11110565A JP H11110565 A JPH11110565 A JP H11110565A JP 26612997 A JP26612997 A JP 26612997A JP 26612997 A JP26612997 A JP 26612997A JP H11110565 A JPH11110565 A JP H11110565A
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JP
Japan
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image
pixel
motion
field
motion detection
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Application number
JP26612997A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Suga
和幸 菅
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウェア等の構成が複雑化することな
く、又ぶれ部分の動き検出に漏れがなく、さらにエッジ
部分を動き部分として誤検出することもないような極め
て的確で精度の良い動き検出を行なうようにする。 【解決手段】 インターレース走査による奇数フィール
ド画像及び偶数フィールド画像の2枚のフィールド画像
からなるフレーム画像から画像内の動き領域を検出する
動き領域検出装置において、動き領域検出装置は、動き
点であることを判別しようとする所定の注目画素に対し
て、フレーム画像内で注目画素とその注目画素の上部隣
接画素とその注目画素の下部隣接画素の3つの画素デー
タに対して可変閾値による2値化処理を行う2値化処理
手段と、2値化処理に基づいた2値画像に従って動き画
素であるかどうかを判定する動き画素判定手段を有し、
動き検出を極めて精度良く、低コストで実施することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターレス走査
方法を用い、静止画の表示が可能なビデオテープレコー
ダや高画質テレビ等における画像の動き検出装置に関す
る。
【0002】さらには、インターレス走査方法を用いた
ビデオ画像等の連続画像から、静止画像を印刷するため
のビデオプリンタシステムを含む画像出力システムに関
する。
【0003】
【従来の技術】ビデオテープレコーダや高画質テレビ等
にはインターレス走査方式が採用されており、又静止画
像表示機能が設けられているのが一般的である。また今
般、ビデオテープレコーダや高画質テレビ等には、ビデ
オプリンタ等の画像出力装置が接続でき、連続画像から
静止画像を印刷することも行われている。
【0004】ここでインターレース走査とは、1枚のフ
レーム画像を時間の異なる2枚のフィールド画像に分
け、1回目の走査の軌跡の間を2回目の走査が埋めるよ
うに即ち奇数走査と偶数走査の2回に分けて走査して映
像を映しだす走査方法であり、人間の視覚特性上の残像
効果により、2回に分けて映し出される2枚の画像(フ
ィールド画像)が、1枚の画像(フレーム画像)として
認識される。
【0005】しかしながらインターレース走査を適用し
ている装置において、2回に分けて送られた当該2枚の
フィールド画像をそのままフレーム画像に変換して静止
画を作成する場合、例えばカメラおよび被写体が完全に
静止していれば問題ないが、いずれかが移動している
と、フィールド画像間の時間上のずれにより、画像の奇
数走査線と偶数走査線との間で画像の連続性が損なわ
れ、第1フィールドの画像と第2フィールドの画像との
間にずれが生じることとなり、結果として表示画像の品
質が低下することになる。また静止画像の画質が低下し
た場合、同様にしてビデオプリンタ等の画像出力結果も
低品位のものとなる。なお、静止画の表示と印刷は同様
に議論できるので、以下は表示に絞って説明を行なう。
【0006】そこで例えば一般的なビデオテープレコー
ダや高画質テレビ等において静止画を表示する場合、2
枚のフィールド画像のうちの1枚のフィールド画像のみ
を補間処理してフレーム画像を生成することにより静止
画を表示していた。
【0007】しかし、この場合、半分の走査線のデータ
を補間して1枚のフレーム画像にしていることから元の
情報量が半減し、カメラおよび被写体が完全に静止して
いる状態で撮影された2枚のフィールド画像からなるフ
レーム画像と比較すると画質の劣化は避けられないこと
となる。
【0008】従って、画像内の静止部分についてはその
ままフレーム画像として扱い、画像内の動き部分につい
ては第1フィールドまたは第2フィールドのいずれか1
枚のフィールド画像をもとにフレーム画像を導くことが
行われてきているが、この場合は画像内の動き部分と静
止部分を分離する必要が生じていた。
【0009】そこで、動き部分の検出方法として図5に
示すように2枚のフレーム画像を使用し、第1フィール
ド同士、第2フィールド同士で画素の輝度レベル差をと
ることにより、それぞれで動き点を検出してから両者の
論理和をとるものが提案されている。
【0010】第1フィールドと第2フィールドではイン
ターレース走査により位置的に垂直方向にずれがあるた
め単純に差をとることは適当ではないが、この場合は第
1フィールド同士と第2フィールド同士で差をとってい
るので、第1フィールドと第2フィールドの差をとるこ
とと比較すると妥当であると考えられるが、フレーム画
像を2枚(フィールド画像を4枚)使用することにな
り、例えばフレーム画像用の一時記録手段(メモリ等)
が2倍必要となることから、ハードウェアコストの大幅
な上昇を招く問題点がある。
【0011】またこの場合、4枚の連続したフィールド
画像のうちで隣り合った2枚のフィールド画像を組み合
わせ、その画像の中で静止部分として検出された部分に
ついてはフレーム画像を構成することになるが、1つお
きのフィールド画像間で動き検出を行えば、フィールド
画像間で更なる時間上のずれが発生し、画像の動きによ
っては当該検出にミスが発生することが考えられる。
【0012】そこで、以上の問題点を解決するために提
案されたのが特開平6-141283号公報に記載されている方
法であり、図6に示すように、フレーム画像を1枚のみ
使用し、第1フィールド(基準映像信号)の各画素の輝
度レベルとそれに対応する第2フィールド(動き検出映
像信号)の各画素の輝度レベルを比較し、これら画素間
の輝度レベル差が所定の閾値よりも小さい場合は、当該
画素が静止部分であると判定して第2フィールド画像部
分をそのまま読み出し、輝度レベル差が所定の閾値より
も大きい場合は動き部分と判断して第1フィールド画像
を補間して第2フィールドの代わりに出力するものであ
る。
【0013】また同公報においては、第1フィールド画
像の各画素に対応する第2フィールド画像の各画素とし
て、図7に示すように第1フィールド画像の注目画素
(i行j列)に対して上下の位置に隣接している第2フ
ィールド画像のi−1行j列とi+1行j列の2画素の
平均値とすることができる旨の記載がある。
【0014】さらに、フィールド内で近接する複数の画
素をまとめてブロックを構成し、このブロック間で対応
する画素の輝度レベルの差の絶対総和を算出し、所定の
閾値と比較することが開示されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−14128
3号公報に記載の方法によれば、動き判定を行なうため
に1枚のフレーム画像のみを使用し、第1フィールド画
像のある画素と、対応する第2フィールド画像の画素の
輝度レベル差を算出し、当該輝度レベル差が所定の閾値
よりも小さい場合は静止部分と判断して第2フィールド
画像をそのまま出力し、所定の閾値よりも大きい場合は
第1フィールド画像を補間して第2フィールド画像の代
わりに出力することを特徴としており、所定の範囲が静
止画の場合はそのまま表示するので解像度の劣化を防止
でき、所定範囲が動き部分の場合は補間した映像信号を
用いるのでフィールドフリッカ(ちらつき)を防止しな
がら静止画像を表示することができ、さらにハードウェ
アコストの上昇を最小限にすることができるという点で
有効である。
【0016】また、比較する画素間の輝度レベル差が、
所定の閾値より小さい場合に静止部分であると判定する
ことにより、誤判定を防止する思想が開示されている。
【0017】さらに、対応するブロック間で輝度レベル
差を求め、その絶対値総和がある閾値を越えない場合は
静止部分と判定することによって、微少な範囲の輝度レ
ベル差に対してノイズの影響を受けにくくなる旨の記載
がある。
【0018】ところが上述の1枚のフレーム画像を使用
した従来技術では正確な動き検出が必ずしも行われない
ことが多い。例えば第1フィールドのある画素(X
(0))を基準にし、第2フィールドの隣接した上下の
2画素(X(−1)、X(+1))の平均値との差を所
定の閾値と比較することで動き検出する場合を考える
と、図8のような鮮明なエッジ部分に対して、X(0)
と(X(−1)+X(+1))/2の各値は計算上かな
り差があることが予想される。つまり、X(0)はX
(−1)又はX(+1)のいずれかに近い濃度であるの
にも関わらず、X(−1)とX(+1)の平均値と差を
とった結果の値はある程度大きなものとなり、固定され
た所定の閾値と比較するだけでは、上述のような単なる
エッジ部分を動き部分であると誤判定してしまい、的確
な動き検出ができないこととなる。
【0019】従って、静止部分をフレーム画像扱いする
ための動き検出処理であるにもかかわらず、画像として
重要性の高いエッジ部分が誤検出されてしまい、静止画
作成処理時に、画像の平坦部分は動き判定結果よりフレ
ーム画像扱いとなる一方で、エッジ部分が動き部分とし
て誤検出されることによりフィールド内補間されること
から、動き検出を行なわずに単にフィールド画像のみか
ら合成されたフレーム画像と視覚上は大差がなく、画質
の向上はほとんど期待できないことになるといった問題
点があった。
【0020】また、例えば背景との濃度差が小さい領域
での実際のぶれ部分では、注目画素と比較画素の輝度レ
ベル差が比較的小さい値となってしまうが、ノイズ等で
の誤判定を防止するために固定された所定の閾値に大き
い値を設定した場合、動き部分を検出漏れしてしまい、
結果的に動き部分を静止部分であると誤判定してしまう
という問題があった。
【0021】また同公報には、近接する複数の画素をま
とめてブロック化し、ブロック間で対応する各画素の輝
度レベル差の絶対値総和を所定の閾値と比較することに
より、ノイズの影響を受けにくい動き検出が実現できる
旨の記載があるが、この場合においても例えばブロック
領域内で微少な動きがあった場合は、各画素の輝度レベ
ル差がブロック内で相殺されて絶対値総和が所定の閾値
以下となり、結果的に検出漏れが発生する恐れがある。
【0022】さらに、ブロック毎で動き検出すると、動
き検出のための処理時間が長くなったり、ブロック分の
画素データを一時記憶するための記憶手段が別途必要に
なってハード構成が複雑になり製造コストが高くなった
り、処理プログラムが煩雑になるといった問題もある。
【0023】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであって、簡単なアルゴリズム又は小規模なハード
ウェア構成で、あらゆる種類のフレーム画像に対して的
確な動き検出を行なうことのできる動き検出装置を提供
することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の動き検出
装置は、インターレース走査による奇数フィールド画像
及び偶数フィールド画像の2枚のフィールド画像からな
るフレーム画像から画像内の動き領域を検出する動き検
出装置において、動き検出装置は、動き点であることを
判別しようとする所定の注目画素に対して、フレーム画
像内で注目画素と注目画素の上部隣接画素と注目画素の
下部隣接画素の3つの画素データに基づき可変閾値によ
る2値化処理を行う2値化処理手段と、2値化処理に基
づいた2値画像に従って動き画素であるかどうかを判定
する動き画素判定手段を有することを特徴とする。
【0025】請求項1記載の動き検出装置によれば、動
き検出を極めて精度良く行うことができる。
【0026】すなわち本発明では、3つの画素(注目画
素とその上下隣接画素)の輝度レベル等の画素データに
基づいて閾値を可変的に設定できるので、動き検出の際
に注目画像周辺の画素に応じた可変の閾値と比較するこ
とができ、注目画像毎に適切な閾値を適宜設定すること
ができる。
【0027】そして、閾値が固定値ではないので、ノイ
ズの影響を避けるために画像ブロック毎で動き検出する
必要がなくなり、動き検出のための処理時間が長くなっ
たり、処理プログラムやハード構成が複雑になるといっ
たことがない。
【0028】さらに可変閾値に基づいた2値画像に従
い、2値化処理を行って動き検出するので、従来技術で
は動き部分であると誤検出していた画像のエッジ部分を
動き部分であると検出することがない。すなわち従来技
術では、閾値を低くすれば静止エッジ部分の誤検出が増
えてしまう問題があったのに対して極めて有利である。
【0029】また、同様にして2値化処理に基づいた2
値画像に従って動き画素であるかどうかを判定している
ので、背景の濃度差が小さい領域即ち微少な濃度差の変
化であっても動き検出することができ、ぶれ部分の動き
検出漏れがなくなる。
【0030】そして、従来技術では動き検出のため同種
フィールド同士で差を取る2フレーム使用方式のものが
あるが、本発明では1フレーム方式なので、使用フレー
ムメモリを1枚に抑えることができ、製造コストの上昇
はない。
【0031】請求項2記載の動き検出装置は、請求項1
において2値化処理手段は、注目画素と該注目画素の上
部隣接画素と該注目画素の下部隣接画素の3つの画素デ
ータの平均値を閾値として2値化することを特徴とす
る。
【0032】すなわち請求項2記載の発明によれば、3
つの画素データにより画像の動き部分の情報を常に失わ
ずに2値化できる上に、閾値の設定に複雑な処理が必要
でなく、比較的簡単な装置構成と処理方法により、極め
て良好な動き検出結果を得ることができる。
【0033】従って簡単なアルゴリズム又は小規模なハ
ードウェア構成で、あらゆる種類のフレーム画像に対し
て的確な動き検出を行なうことのできる動き検出装置を
提供することが可能となる。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下に図面を参照して詳細に説明する。特に図1は本発明
の実施例にかかる動き領域検出装置の構成を示すブロッ
ク図、図2は該動き領域検出装置により動き検出される
画素周辺を表す説明図、図3は動きのある2枚のフィー
ルド画像をそのまま合成して得られるフレーム画像を表
す図、図4は動きのある部分について片側のフィールド
のみを用いてフレーム画像を補間合成する説明図であ
る。
【0035】まず、図1から図4に従って、本発明の実
施例にかかる画像の動き検出装置について説明すると、
図1に示すように、本実施形態にかかる画像の動き領域
検出装置100は、入力ビデオ信号Piを入力し、この
入力ビデオ信号Piをデジタル化して画像データDを生
成するA/Dコンバータ(analog digita
l converter)101と、A/Dコンバータ
101によりデジタル化して得られた1フレーム分の画
像データDを蓄えるためのフレームメモリ102と、後
述するCPU(Central Processing
Unit)104の制御の下にA/Dコンバータ10
1およびフレームメモリ102の動作を制御するコント
ローラ103とA/Dコンバータ101によりデジタル
化してフレームメモリ102に格納された画像データD
の動き検出判定にかかる演算処理等を実行すると共に前
記フレームメモリ102およびコントローラ103の動
作を制御するCPU104とを具備して構成されてい
る。
【0036】なお、例えばCPU104には、図示しな
いRAM(random access memor
y)および制御プログラムを格納したROM(read
only memory)を内蔵したものを採用する
ものを説明しているが、上記のRAM、ROMはCPU
104に対して外付けされても良い。
【0037】図2において、画像の動き検出装置100
は、1枚のフィールド画像すなわち「…、i−1、i+
1、…」の行の画素データを基準として、他方のフィー
ルド画像すなわち「…、i−2、i、i+2、…」の行
の画素データが動き点か静止点かを判定するものであ
る。ここでは、図に示す第i行j列の画素の画素データ
を動き点か静止点かを判定する場合について説明する。
【0038】まず、図1において、入力されたビデオ信
号PiはA/Dコンバータ101によってデジタルデー
タである画像データDのうち1フレーム分の画像データ
がコントローラ103の制御によりフレームメモリ10
2に入力される。
【0039】フレームメモリ102は入力した1フレー
ム分の画像データのうち、例えば第1フィールドを構成
する画素データを奇数行アドレスに、また第2フィール
ドを構成する画像データを偶数行アドレスに対応づけて
格納する。
【0040】次に、図1に示すCPU104はフレーム
メモリ102から図2に示すX(−1)、X(0)、X
(+1)の3点の入力画像データを読み出す。ここでX
(−1)、X(0)、X(+1)は、図2に示すように
それぞれフレーム画像における位置[j,i−1]、
[j,i]、[j,i+1]に存在する画素データに相
当する。
【0041】ここで、3個の画素X(―1)、X
(0)、X(+1)の平均値pをCPU104内部で計
算する。式で表せば平均値pは次のように表される。
【0042】 p=|X(―1)+X(0)+X(+1)|/3 そしてpを閾値として、p、X(−1)、X(0)、X
(+1)を比較して2値化を行い、その結果をそれぞれ
Y(−1)、Y(0)、Y(+1)とする。すなわち、
X(n)>pならばY(n)=1、X(n)≦pならば
Y(n)=0とする(ここでnは−1、0、+1のいず
れかである)。このように、3画素からなる部分画像は
動き判定のための情報を保ったまま2値化される。
【0043】なお、上記方法では2値化の手法として3
つの画素の平均値を閾値とする方法を使用しているが、
周辺の平均的な濃度を参照して適応的な2値化を行うの
ならば、手法は特に限定はしない。例えば、位置[j,
i−1]、…、[j,i+1]の水平および垂直方向に
画素を増やしてこれらの平均値を参照してもよい。
【0044】次いで、これらのY(−1)、Y(0)、
Y(+1)に対して論理演算を行って、動き部分かどう
かを判定する。動き部分と考えられるのは、2つのフィ
ールド間の時間差により走査線間に不連続が生じてしま
ったために、X(−1)とX(+1)がほぼ同じ画素デ
ータである一方で、X(0)のみが異なる場合と考えら
れる。
【0045】すなわち、走査線1本分が画素1ドットに
相当するものであるとすると、画像に動きのある場合、
2つのフィールド画像をそのまま合成してフレーム画像
を構成するとフィールド間の時間差から図3のように走
査線毎にずれた画像となってしまうことから、動き部分
は第1フィールドと第2フィールドの隣接画素の輝度デ
ータ等が互い違いに変化する部分であると考えられる。
【0046】そこで、2値画像で表せば、Y(−1)=
1、Y(0)=0、Y(+1)=1である場合と、Y
(−1)=0、Y(0)=1、Y(+1)=0である場
合のいずれかとなる場合が動き部分の端部であると考え
られるので、この2つの条件を満たすときのみX(0)
を動き点とし、そうでないときは静止点とする。
【0047】なお、画像のエッジ部分例えば図8の場合
は、上述の方法で2値化するとX(−1)=0、X
(0)=0、X(+1)=1となることから、上述の動
き判定条件に合致せず、動き部分と判断されないことに
なり、動き部分の検出の精度が大幅に向上する。
【0048】また、閾値pに適当な値を加えることによ
り、X(0)がX(−1)及びX(+1)に対してほん
のわずか異なるような場合は動き部分として無視するよ
うに出来るため、ノイズ等による動き部分としての誤検
出を防ぐことも可能である。
【0049】このように濃淡画像を2値画像化してから
論理判断によって動き部分の判定を行うようにしたため
に、動き検出をハードウェア的にも簡単で低コストに実
現することが出来、さらに、エッジ部分の誤判定も防止
することが出来る。
【0050】さらに、2値化処理も全画像を固定閾値で
行えば、画像情報が失われてしまう部分も少なくない
が、本発明では注目画素とその上部隣接画素、下部隣接
画素に基づいて閾値を求めており、注目画素毎で閾値を
可変とできるので、例えば、注目画素を中心とした3点
の平均値を閾値に選ぶことにより、細部の微妙な動き部
分の情報が失われずに全画像を2値化でき、結果として
動き部分の検出漏れがほとんど無くなる。
【0051】そして、この動き検出を使用して、例えば
動きのある2つのフィールド画像からぶれの無いフレー
ム静止画像を構成することが出来る。
【0052】さて、上述の通り、画像に動きのある場
合、2つのフィールド画像をそのまま合成してフレーム
画像を構成するとフィールド間の時間差から図3のよう
に走査線毎にずれた画像となってしまう。
【0053】これを避けるためには、動きのある部分
は、2つのフィールドのうち片側のフィールドのみを用
いて図4のようにフレーム画像を補間合成すればよい。
【0054】本実施例を上記のフレーム画像合成に適用
すると、注目画素X(0)が本発明の方法により動き点
と判定された場合はフレーム画像上の[j,i]点には
X(0)を用いず、X(0)とは別のフィールドにある
X(−1)とX(+1)を用いて補間合成すればよい。
【0055】すなわち、X(0)が動き点の場合は、
[j,i]画素=(X(−1)+X(+1))/2、X
(0)が静止点の場合は[j,i]画素=X(0)とす
る。このようにすることで、例えば図4の移動物体端部
の画像ズレ部分(ぶれ)は、上下隣接画像の平均値に置
き換えられるので、ズレのないエッジのある画像とな
る。
【0056】なお、以上の計算処理はCPU104によ
り実行される。
【0057】同様にして、処理の対象とする画素を移動
して、…、i−2、i、i+2、…行のすべての画素が
処理されると、フレーム画像上のデータはぶれのない高
画質な静止画像が生成されることになる。
【0058】以上、本発明は上述し且つ図面に示した実
施の形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱し
ない範囲で適宜変形して実施できることは勿論である。
例えば本実施形態例の動き検出装置100を構成するC
PU104は、内部のROMに格納されたプログラムに
従って動き検出判定計算等を実行するものとなっている
が、本発明の本質はこの計算の実行手段に制約されるも
のではなく、この計算処理を他のハードウェアによって
実現してもよく、また、パソコンやワークステーション
によりソフトウェアで同様の動き検出処理をすべて実行
するように構成してもよい。
【0059】また本実施例では、良好な静止画像を表示
するための動き検出装置について説明しているが、例え
ばインターレス走査方法を用いたビデオ画像等の連続画
像から、静止画像を印刷するためのビデオプリンタシス
テムを含む画像出力システムについて同様に適用できる
ことは勿論である。
【0060】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、動き検出
を極めて精度良く行うことが出来る。
【0061】すなわち本発明では、3つの画素(注目画
素とその上下隣接画素)の輝度レベル等の画素データに
基づいて閾値を可変的に設定できるので、動き検出の際
に注目画像周辺の画素に応じた可変の閾値と比較するこ
とができ、注目画像毎に適切な閾値を適宜設定すること
ができる。
【0062】そして、閾値が固定値ではないので、ノイ
ズの影響を避けるために画像ブロック毎で動き検出する
必要がなくなり、動き検出のための処理時間が長くなっ
たり、処理プログラムやハード構成が複雑になるといっ
たことがない。
【0063】さらに可変閾値に基づいた2値画像に従
い、2値化処理を行って動き検出するので、従来技術で
は動き部分であると誤検出していた画像のエッジ部分を
動き部分であると検出することがない。すなわち従来
は、閾値を低くすれば静止エッジ部分の誤検出が増えて
しまう問題があったのに対して極めて有利である。
【0064】また、同様にして2値化処理に基づいた2
値画像に従って動き画素であるかどうかを判定している
ので、背景の濃度差が小さい領域即ち微少な濃度差の変
化であっても動き検出することができ、ぶれ部分の動き
検出漏れがなくなる。
【0065】そして、従来技術では動き検出のため同種
フィールド同士で差を取る2フレーム使用方式のものが
あるが、本発明では1フレーム方式なので、使用フレー
ムメモリを1枚に抑えることができ、製造コストの上昇
はない。
【0066】一方、請求項2記載の発明によれば、画像
の動き部分の情報を常に失わずに2値化でき、結果とし
て良好な動き検出結果を得ることが出来る。
【0067】すなわち、3つの画素データにより画像の
動き部分の情報を常に失わずに2値化できる上に、閾値
の設定に複雑な処理が必要でなく、比較的簡単な装置構
成と処理方法により、極めて良好な動き検出結果を得る
ことができる。
【0068】従って簡単なアルゴリズム又は小規模なハ
ードウェア構成で、あらゆる種類のフレーム画像に対し
て的確な動き検出を行なうことのできる動き検出装置を
提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例にかかる動き検出装置を利
用した静止画像作成装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施形態例にかかる動き検出装置によ
り動き検出される画素を中心とする2値化処理による動
き検出を説明するための図である。
【図3】動きのある2枚のフィールド画像をそのまま合
成して得られるフレーム画像を表す説明図である。
【図4】動きのある部分について片側のフィールドのみ
を用いてフレーム画像を補間により合成する説明図であ
る。
【図5】従来の技術を説明するための2枚のフレーム画
像を使用する動き検出方法を説明する図である。
【図6】従来の技術を説明するための1枚のフレーム画
像を使用する動き検出方法を説明する図である。
【図7】従来の技術を説明するための1枚のフレーム画
像を使用する動き検出方法の補間方法を説明する図であ
る。
【図8】従来の技術を説明するための1枚のフレーム画
像を使用する動き検出方法の問題点を説明する図であ
る。
【符号の説明】
100 動き領域検出装置 101 A/Dコンバータ 102 フレームメモリ 103 コントローラ 104 CPU

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターレース走査による奇数フィール
    ド画像及び偶数フィールド画像の2枚のフィールド画像
    からなるフレーム画像から画像内の動き領域を検出する
    動き検出装置において、 該動き検出装置は、動き点であることを判別しようとす
    る所定の注目画素に対して、該フレーム画像内で該注目
    画素と該注目画素の上部隣接画素と該注目画素の下部隣
    接画素の3つの画素データに基づき可変閾値による2値
    化処理を行う2値化処理手段と、該2値化処理に基づい
    た該2値画像に従って動き画素であるかどうかを判定す
    る動き画素判定手段を有することを特徴とする画像の動
    き検出装置。
  2. 【請求項2】 前記2値化処理手段は、注目画素と該注
    目画素の上部隣接画素と該注目画素の下部隣接画素の3
    つの画素データの平均値を閾値として2値化することを
    特徴とする請求項1記載の画像の動き検出装置。
JP26612997A 1997-09-30 1997-09-30 動き検出装置 Pending JPH11110565A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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